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阿炎とキャバクラ同行は極芯道、2場所出場停止処分

極芯道(19年1月13日)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、4日までに引退届を提出していた阿炎(26=錣山)について、引退届を未受理とし、出場停止3場所および5カ月50%の報酬減額の懲戒処分を決定し、本人に通知したことを発表した。

   ◇   ◇   ◇

阿炎とキャバクラに出入りしていた幕下力士が極芯道であると発表され、2場所の出場停止となった。3日までに進退伺を提出していたが、過去の処分歴がないことも考慮された。十両経験者の極芯道は右膝の負傷で初場所から休場中。5月に手術を受け、師匠の錦戸親方(元関脇水戸泉)の配慮で幕下でありながら療養のため個室が与えられていたが、夜間に部屋を抜け出して不要不急の外出を繰り返していた。錦戸親方は「けん責」処分に。

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阿炎の引退届を受理せず…今後迷惑かけたら即引退

阿炎(2020年7月24日撮影)

日本相撲協会は6日、東京・両国国技館で理事会を開き、4日までに引退届を提出していた阿炎(26=錣山)について、引退届を未受理とし、出場停止3場所および5カ月50%の報酬減額の懲戒処分を決定し、本人に通知したことを発表した。

今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には、預かっている引退届を受理することと、またそのことを了承する旨の誓約書を提出すること、住居を錣山部屋に移し、師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の監督下に入ることを条件とした。阿炎は当面日常生活に支障のある場合をのぞき、外出禁止とした。

師匠の錣山親方は指導監督に重大な不足があったとして、6カ月20%の報酬減額となった。

阿炎は不要不急の外出自粛が求められている中、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚。師匠の判断で7日目から休場していた。阿炎はさらにコンプライアンス委員会の聴取に対して「場所前と場所中に2回」と報告していたが、実際は場所前から複数回出入りしており、虚偽の報告をしていた。また同席していた幕下以下の力士に、出入りした回数などについて口裏合わせを指示していた。

また、阿炎に同行してキャバクラに出入りした幕下極芯道(錦戸)には出場停止2場所の処分が決定した。極芯道は3日までに協会に進退伺を提出していた。師匠の錦戸親方(元関脇水戸泉)にはけん責の処分が通知された。

◆阿炎の不適切行動と発言 昨年11月に十両若元春の手足をテープで縛った動画を自身のインスタグラムに投稿。“悪ふざけ”動画はSNSで拡散され、ネット上で「暴力を連想させる」など批判を浴びた。協会から口頭で厳重注意を受け、反省文を提出。さらに今年2月の全協会員を対象とした研修会終了後、会場を引き揚げる際に報道陣の取材に対して「爆睡していた」「寝ていたので何も聞いていない」と発言。翌日に師匠と協会を訪れて謝罪し、鏡山コンプライアンス部長から厳重注意を受けた。

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希善龍ら引退力士を発表 秋場所番付編成会議

日本相撲協会は5日、大相撲秋場所(9月13日初日、東京・両国国技館)の番付編成会議を開き、以下の引退力士を発表した。

希善龍(木瀬)、寺尾(錣山)、青狼(錣山)、徳真鵬(木瀬)、豪頂山(峰崎)、荒虎(伊勢ノ海)、白虎(東関)、旭勇幸(中川)、倉橋(浅香山)、駒木龍(木瀬)、勝武士(高田川)、阿光(阿武松)、萬國(木瀬)、琴陸山(佐渡ケ嶽)、栄富士(境川)、照道(伊勢ケ浜)、貴正樹(千賀ノ浦)、龍雅(錦戸)、峰雲(峰崎)、旭勝力(友綱)、若青雲(千賀ノ浦)、山川(田子ノ浦)

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照ノ富士は玉鷲に勝てば役力士戦へ 審判長が示唆

懸賞金を手に土俵を引き揚げる照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲7月場所>◇11日目◇29日◇東京・両国国技館

幕内後半戦の錦戸審判長(元関脇水戸泉)が、1敗を守った東前頭17枚目照ノ富士(28=伊勢ケ浜)について「玉鷲に勝てば三役に持っていかないと」と、12日目の玉鷲戦に勝てば役力士との対戦を組むことを示唆した。

幕尻の照ノ富士は10勝1敗で横綱白鵬、新大関の朝乃山と優勝争いのトップに並んでいる。12日目の取組次第では単独トップに立つ可能性もある。

優勝争いは1敗の3人を、6人の3敗勢が追うかたちになっている。錦戸審判長は「3敗は(優勝の可能性は)いかないと思う。1敗か2敗。白鵬が崩れないし、朝乃山も崩れない。3人かなと思う」。45度目の優勝を目指す白鵬、朝乃山、序二段から幕内復帰を果たした照ノ富士の争いになると予想した。

照ノ富士(左)は寄り切りで栃ノ心を破る(撮影・足立雅史)

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新入幕の琴勝峰5連勝 錦戸親方「久々の大器だ」

松鳳山を破って新入幕で5連勝とした琴勝峰(撮影・丹羽敏通)

<大相撲7月場所>◇5日目◇23日◇東京・両国国技館

新入幕の東前頭15枚目琴勝峰(20=佐渡ケ嶽)が、無傷で序盤5日間を終えた。西前頭12枚目松鳳山を小手投げ。

左差しで寄られたが、土俵際で冷静に対応した。新入幕の初日からの5連勝は、14年秋場所に13勝を挙げた逸ノ城以来、平成以降では10人目。関取最年少の大器が、4カ月ぶりの本場所で旋風を巻き起こす。琴勝峰を含め、横綱白鵬、新大関の朝乃山ら5人が初日から5連勝とした。

   ◇   ◇   ◇

土俵際まで攻め込まれたが、新入幕離れした余裕が琴勝峰にはあった。小柄ながら素早い松鳳山に左四つで寄られたものの、懐が深い。右から豪快に小手で振った。「立ち合いは悪かったけど、土俵をうまく使えたので良かった」。スケールの大きい相撲内容に、幕内後半の審判長を務めた錦戸親方(元関脇水戸泉)も「臆することがない。久々の大器だ」とうなった。

191センチ、165キロの恵まれた体格で、組んで良し、離れて良し。3年前の入門時から身長が3センチ伸びるなど、肉体的にも成長が止まらない。序盤5日間を勝ちっ放しで終えて「焦ることなく相撲が取れている」と、貫禄たっぷりにうなずいた。

秀才型の大器だ。学生時代は相撲だけでなく学業も優秀。中学時代は相撲に打ち込む一方でオール5を取ったこともあり、高校進学時には慶応義塾高から誘いを受けた。それでも埼玉栄高の山田道紀監督から熱心な勧誘を受け、高校相撲の名門校に入学すると、1年時からレギュラーに抜てき。17年九州場所に鳴り物入りで佐渡ケ嶽部屋に入門し、序ノ口デビューから所要14場所で幕内まで駆け上がった。

刺激し合える存在が身近にいる。2学年上の琴ノ若は相撲を始めた柏市相撲少年団、高校が同じで、プロ入り後も常に背中を追いかけてきた。その兄弟子は新入幕の春場所で勝ち越し。「すごく刺激をいただいている。ありがたいこと」。佐渡ケ嶽部屋の幕内力士は今場所5人。恵まれた環境で力を蓄えてきた。

新入幕の初日から5連勝は、14年秋場所で優勝争いに絡んだ逸ノ城以来。「(序盤5日を全勝で終える想像は)全然していなかった。勝ち負けというか、気持ちだけしっかり持って行こうと思っている」。未来の角界を背負う20歳が、堂々と連勝街道を突っ走る。【佐藤礼征】

◆琴勝峰吉成(ことしょうほう・よしなり)本名・手計(てばかり)富士紀。1999年(平11)8月26日、千葉県柏市生まれ。小1で地元柏市相撲少年団で相撲を始め、中3で全国都道府県優勝。埼玉栄高から17年九州場所に初土俵。19年九州場所が新十両。20年春場所で十両優勝し、同年7月場所が新入幕。得意は右四つ、寄り。191センチ、165キロ。血液型O。家族は両親と弟。実家は柏市で居酒屋「達磨(だるま)」を経営している。

◆新入幕の初日から5連勝 昭和以降では27人目、平成以降では10人目になる。今場所の琴勝峰は14年秋場所で13勝した逸ノ城以来。逸ノ城を含め、09年初場所の把瑠都、91年九州場所の貴ノ浪と大関経験者もいる。ちなみに1場所15日制が定着した49年夏場所以降では、60年初場所の大鵬の11連勝が最多。

琴勝峰(左)は松鳳山を小手投げで下す(撮影・小沢裕)

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朝乃山が大関昇進へ、富山県出身力士111年ぶり

朝乃山(左)は貴景勝を押し倒しで破る(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇22日◇エディオンアリーナ大阪

関脇朝乃山(26=高砂)の大関昇進が事実上、決まった。

横綱、大関の昇進をあずかる日本相撲協会審判部の錦戸副部長(元関脇水戸泉)は全取組終了後、八角理事長(元横綱北勝海)に、場所後の25日に朝乃山の大関昇進をはかる臨時理事会の招集を要請。これを快諾された。境川部長代理(元小結両国)が明かした。

この臨時理事会で承認され、その後の大相撲夏場所(5月10日初日、両国国技館)番付編成会議をへて、正式に大関昇進が決まる。

朝乃山は千秋楽で大関貴景勝に勝ち11勝4敗で今場所を終えた。大関昇進の目安とされる三役で3場所通算33勝には1勝届かないが、33勝というのはあくまでも数字上の目安。相撲内容や安定した取り口などが評価され、審判部内の総意で推薦することで意見が一致した。

~朝乃山が大関になると~

◆新大関誕生 19年夏場所の貴景勝(千賀ノ浦)以来、平成以降では27人目。

◆富山県出身 1909年6月の太刀山(元横綱)以来、111年ぶり。

◆高砂部屋 02年秋場所の朝青龍以来となる。

◆学生相撲出身 豊山、輪島、朝潮、武双山、出島、雅山、琴光喜に続き8人目で、近大出身では師匠の高砂親方(元朝潮)以来2人目になる。

◆付け出し 豊山(幕下10枚目)輪島(幕下60枚目格)朝潮(同)武双山(同)出島(同)雅山(同)琴光喜(同)に続き、三段目100枚目格では初めて。

◆三役通過 昇進目安の番付を「3場所連続三役」とすれば、新三役から所要3場所で大関昇進は00年名古屋場所の雅山以来約20年ぶり。

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八角理事長「見たことない」2敗白鵬の心の乱れ驚く

2敗目を喫した白鵬は無言で報道陣の前を引き揚げる(撮影・小沢裕)

<大相撲春場所>◇12日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(35=宮城野)の“ご乱心”? を協会上層部は首をかしげた。

過去の対戦成績9勝1敗で、本場所以外では横審総見や出稽古でも「稽古台」のような存在だった関脇正代(28=時津風)相手に、心の変調ぶりを露呈した。立ち合い、右で張った。ここまでは、よくある白鵬の姿だが、その張り手が決まって押し込んでも、さらに張り続けた。2発目、3発目が不発に終わり、4発目は何とか当たったがバランスを崩し上体が起き、正代に脇をつかれ二本差しを許した。なすすべなく寄り切られ2敗目。優勝争いでトップの座を平幕で1敗キープの碧山(33=春日野)に譲り渡し、横綱鶴竜、関脇朝乃山にも並ばれた。

協会トップの八角理事長(元横綱北勝海)は「らしくない。興奮して気持ちを抑えられなかったのか。最初から冷静さを欠いて、2発目に空振りしてバランスを崩した」と話した。さらに「気持ちが整ってなかったのか。どうしちゃったんだろう、勝負を早く決めたかったのかもしれないが、こうゆうの(白鵬の姿)は見たことがない」と心の乱れに驚きを隠せなかった様子だ。13日目は大関とりの朝乃山と対戦するが、この日の相撲の影響について「あるでしょう。ただ(単に)負けたのではなく、自分から墓穴を掘った。気持ちを立て直せるかだろう」と話した。

また土俵下で審判長を務めた審判部の錦戸副部長(元関脇水戸泉)も、変調ぶりを取組前の所作の一端から、垣間見たようだ。「いつも塩を取りに行く時、サーッと走るのに、今日はちゅうちょしていた」。さらに立ってからも「張り手の時は、張って差すか、まわしを取るかだけど、今日は張り手しかやってない」と二の矢が出なかった異変を察知。「今日は少し高かった。いつも脇を締めているのに、振りかぶっていた」と、自滅した横綱の相撲を振り返った。

正代(左)に寄り切りで敗れる白鵬(撮影・渦原淳)

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朝乃山「イメージできない」無観客に戸惑い隠せず

夜のトレーニング後、取材に応じる朝乃山(撮影・実藤健一)

春場所で大関とりに挑む関脇朝乃山が「無観客」を受け止めた。

「理事会で決まったことなんで。挑む気持ちでとっていきたい。初日に向けて体を作っていくだけです」と話す一方で、「(無観客は)イメージできないですよ」と戸惑いも隠せなかった。

この日朝は錦戸部屋に出稽古で関取衆と14番で13勝1敗と大事な場所に向けて状態を上げてきている。館内ファンの声援が力になるだけに「イメージできない」は本音の部分。それでも「テレビの前で自分の相撲を応援してくれる人がいる。自信を持って臨むべきと思っている」と語った。

新型コロナウイルスという目に見えない敵との闘いになる。くしくもこの日は26歳の誕生日。「協会員に1人でも(感染者が)出たら中止になる。自分としては手洗い、うがいをしっかりしていきたい」。観客に見守られない中での大関とり。だれも経験のない未知との遭遇に朝乃山は挑む。

新型コロナウイルスの感染拡大により無観客開催となったエディオンアリーナ大阪の玄関に貼られ張り紙(撮影・上山淳一)
無観客で開催されることになったエディオンアリーナ大阪(撮影・上山淳一)

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振分親方が東関部屋継承へ、30日承認なら新師匠に

振分親方(2018年3月28日撮影)

元小結高見盛の振分親方(43)が東関部屋を継承する見通しであることが29日、分かった。30日の日本相撲協会理事会で承認されれば、名跡を「東関」に変更して新師匠になる。

元幕内潮丸の先代師匠は昨年12月13日に血管肉腫のために41歳で死去。師匠不在となり、当面は同じ高砂一門の「八角部屋預かり」となっていた。他の部屋への移籍や、一門内からの新師匠の抜てきなども案として浮上した。だが東京・柴又に部屋を新設してから約2年しかたっていないこともあり、東関部屋関係者は存続の道を探っていた。

振分親方は、先代が入院していることが多かった昨年、師匠代理として稽古場で指導。師匠会にも代理として出席するなど、継承するには最適の立場だった。慎重な性格もあって悩み抜いたが、周囲のサポートもあり、育った部屋の存続を優先。初場所中の高砂一門会でも、振分親方が継承することで話がまとまった。錦戸親方(元関脇水戸泉)は「どうなるか決まった。(発表は)場所後になる」と話していた。力士は環境を変えることなく、新生東関部屋として春場所を迎えることになる。

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師匠不在の東関部屋「決まった」発表は初場所後

2019年12月、東関親方死去に伴い部屋で報道対応する振分親方

高砂一門は20日、都内で一門会を開き、初場所後に開催される日本相撲協会の役員候補選挙で現職理事の八角親方(元横綱北勝海)を擁立することを決めた。副理事候補には若松親方(元前頭朝乃若)を立てる。

昨年12月の前東関親方(元前頭潮丸)の死去により、師匠が不在となっている東関部屋について錦戸親方(元関脇水戸泉)は「どうなるか決まった。(発表は)場所後になる」と話した。現在東関部屋の力士らは、八角部屋の一時預かりとなっている。

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大鵬の孫納谷が今場所初黒星「雑に当たった」反省

納谷(奥)は極芯道に押し出しで敗れる(撮影・柴田隆二)

<大相撲初場所>◇5日目◇16日◇東京・両国国技館

来場所の新十両昇進を目指す元横綱大鵬の孫、東幕下5枚目納谷(19=大嶽)が今場所初黒星を喫した。関取経験者の西幕下8枚目極芯道(23=錦戸)の両腕を抱えて前に出たが、左に逃れられると体勢を崩し、押し出され2勝1敗となった。

相手は頭をつけて長い相撲に持ち込む展開が得意で「(極芯道と組まれた)割を見てやりづらいなと思ってしまった。今日はちょっと雑に当たってしまった」と反省した。

成績次第では新十両昇進の可能性がある今場所。「今場所はもともと調子がいい。(残り4番で)自分の相撲を取りきりたい」と力を込めた。

納谷(右)は極芯道の押しに耐える(撮影・山崎安昭)

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幕下北の若が白星デビュー「自分らしい相撲取れた」

<大相撲初場所>◇初日◇12日◇東京・両国国技館

元高校横綱の東幕下57枚目北の若(19=八角)が、幕下デビューを白星で飾った。1番相撲で西幕下57枚目鳴滝(21=伊勢ノ海)を上手投げ。小柄で動きのいい相手に対し「バタバタせずに取れた。自分らしい相撲が取れた」と納得の表情を見せた。

昨年夏場所の序ノ口デビューから4場所連続の勝ち越しで、今場所が新幕下。「強い相手の方がワクワクする。楽しいと言うと語弊があるけど、思い切って相撲が取れている」と何度もうなずいた。

埼玉栄高3年だった18年に全国高校総体の個人で優勝した実績を持つ。場所前には部屋からほど近い錦戸部屋の十両水戸龍、関取経験者の幕下極芯道と肌を合わせたという。「いろんな人と相撲を取ることが増えてきた。貴重な経験だった」。焦らず出世街道を歩む。「日々の積み重ねが大事。早いとか遅いとかはない」と、地に足をつけていた。

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高安が西関脇、栃ノ心は西前頭6枚目に 新番付

高安

日本相撲協会は24日、来年1月の大相撲初場所(12日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表した。降下、改名、引退などの力士、年寄など協会関係者は以下の通り。

【降下】

〈大関から三役〉

高安(29=田子ノ浦)西大関→西関脇

〈三役から平幕〉

遠藤(29=追手風)西小結→東前頭筆頭

北勝富士(27=八角)東小結→東前頭2枚目

御嶽海(26=出羽海)東関脇→西前頭2枚目

栃ノ心(32=春日野)西関脇→西前頭6枚目

〈幕内から十両〉

友風(25=尾車)西前頭3枚目→東十両筆頭

大翔丸(28=追手風)東前頭15枚目→東十両3枚目

錦木(29=伊勢ノ海)西前頭14枚目→西十両4枚目

若隆景(25=荒汐)東前頭16枚目→東十両5枚目

大翔鵬(25=追手風)西前頭15枚目→西十両5枚目

逸ノ城(26=湊)東前頭12枚目→東十両7枚目

〈十両から幕下〉

魁勝(24=浅香山)東十両11枚目→東幕下筆頭

若元春(26=荒汐)西十両11枚目→西幕下筆頭

明瀬山(34=木瀬)東十両14枚目→東幕下4枚目

一山本(26=二所ノ関)西十両6枚目→西幕下5枚目

臥牙丸(32=木瀬)西十両12枚目→東幕下9枚目

【改名<1>】(しこ名の上の部分)

〈幕下〉

本多→若ノ海(わかのうみ=錦戸)

〈三段目〉

和蔵山→和山(わやま=武蔵川)

田子ノ藤→明石富士(あかしふじ=田子ノ浦)

剛竜→萬國(ばんこく=木瀬)

【改名<2>】(しこ名の下の部分も含める)

田子ノ藤大介→明石富士恋次郎(あかしふじ・こいじろう)

和蔵山勇武→和山勇次(わやま・ゆうじ)

剛竜和紀→萬國一(ばんこく・はじめ)

【出身地変更】

〈幕下〉狼雅(二子山)モンゴル→ロシア

【退職】

拓郎(立呼び出し)

【死亡】

羽黒海憲司(世話人)

【引退】

貴ノ富士、淡路海、千代天勝、雷雅、嶋風、朱鷺、遠山、山本桜、鯱ノ富士、今野

大関栃ノ心(2019年1月16日)

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現役最年長の豊ノ島がヌケヌケ2勝2敗「仕方ない」

豊ノ島(2018年9月14日撮影)

<大相撲九州場所>◇4日目◇13日◇福岡国際センター

現役最年長関取で西十両8枚目の豊ノ島(36=時津風)が、一進一退の星並びで2勝2敗の五分に戻された。

モンゴル出身で腕力には定評のある同9枚目の水戸龍(25=錦戸)と対戦。立ち合いは圧力負けして後退したが、右からうまくいなして185キロと腰の重い相手を、横向きに泳がせた。西土俵へ追い込み、さあここから押して出よう…というところで足がそろってしまう。体を右に開かれると、左膝から崩れ最後は両手からバッタリ。初日から○●○と続いた星並びは、規則正しく? ●と、いわゆるヌケヌケとなってしまった。

約2年ぶりの関取復帰を果たした、昨年のこの九州場所でも水戸龍と十両で対戦。得意のもろ差しから寄り切りで勝ったが、その再現とはならなかった。ただ場所前、痛めた右足の不安から稽古も満足に出来なかった状態を考えれば、この日も足の運びには問題なさそう。「まあ仕方ない。これを引きずらないこと。押し込まれても(いなした)体の反応は良かったと思えばいい。場所前のことを考えたら、よく動いているし全然、相撲を取れている。これはこれで、また明日からね」と切り替えの速さも経験を積んだベテランならではだ。3日目まで3人しかいない幕内の全勝力士のうち豊山、正代と時津風部屋の弟弟子が2人もいる。「2人に置いて行かれないように頑張ります」と5日目からの巻き返しを誓っていた。

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北勝富士ライオンキング婚、男気でシンバ級勇ましさ

デートを重ねた舞台「ライオンキング」のポーズでおどける北勝富士(左)と婚約者の中山真美さん(撮影・小沢裕)

大相撲の前頭北勝富士(27=)が1日、東京・墨田区の部屋で会見を行い、婚約を発表した。

相手は大阪府枚方市出身の中山真美さん(まなみ、31)。北勝富士は「真面目で何事にも一生懸命でストイック。将来を考える上でこの人となら絶対うまくいくと確信した」と話し、真美さんも「普段と変わらず真面目で心優しいし、とても面白くてユーモアな一面もある」と互いの印象を語った。

出会いは新弟子だった15年春場所、新序出世披露で真美さんに写真撮影を求められたことがきっかけだった。当時「きれいな人だな」と好印象を抱き、2カ月後、稽古後に都内の部屋近くで偶然遭遇した。真美さんは当時大阪で暮らしていたが、八角部屋からほど近い錦戸部屋の後援者と知り合いで、この日はたまたま東京に足を運んで錦戸部屋の朝稽古を見学した直後だった。真美さんの姿を発見した北勝富士は「気持ちが止まらなかった。押し相撲なので」と、自身の取り口ばりの猛アプローチで電話番号を交換。そこからほどなく交際が始まったという。

“ライオンキング婚”だ。「劇団四季大好き力士」を自称する北勝富士だが、劇団四季が好きな真美さんに影響を受けてのめり込むようになったと明かした。ライオンキングは全7度鑑賞し、いずれも2人で鑑賞。プロポーズも7度目の鑑賞を終えた直後だった。秋場所前の9月4日。「大好きなライオンキングを見終わってキャストの方々にあいさつをして、お客さんがいなくなった会場内のロビーで伝えました。2人だけの舞台でした」。給料3カ月分という指輪を手渡し「結婚してください」と伝えると、真美さんも「よろしくお願いします」と答えたという。

内面だけでなく、料理の腕前にも惚れ込んでいる。「とても料理が得意で、しっかり胃袋をつかまれました」。北勝富士との交際が始まると、真美さんは料理教室や食生活アドバイザーのもとに通うようになったという。北勝富士は「彼女は体に悪いものを嫌う。インスタントのものは使わないし、僕も外食はかなり減った。お店で食べるとしてもベジタブルファーストになった」と、食生活でも影響を受けた。来年の20年1月上旬に婚姻届を出す予定で「2020年は節目で数えやすい。今後はより一層相撲に集中できる。もし子どもができたら守るものも増えるし、頑張っていきたい」と、笑顔を絶やさず話した。

婚約会見で互いに見つめ合う婚約者の中山真美さん(左)と北勝富士(撮影・小沢裕)
婚約会見で指輪を披露する婚約者の中山真美さん(左)と北勝富士(撮影・小沢裕)

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出羽海親方が休養、名古屋場所担当代理に尾車親方

出羽海親方(2019年4月24日撮影)

名古屋場所責任者を務める出羽海担当部長(元前頭小城ノ花)が、体調不良のため当面は休養することが分かった。

状況を見て職務復帰の見込み。代理は尾車事業部長(元大関琴風)が務め、6日の土俵祭りも出席する。また審判部の錦戸副部長(元関脇水戸泉)が、体調面を考慮して控えていた審判長の職務に復帰。高田川副部長(元関脇安芸乃島)と、隔日交代で十両以上の審判長に当たる。

尾車親方(2019年5月7日撮影)

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元朝青龍関「先生、さようなら」床寿さん通夜に参列

4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの通夜を訪れた後、記者に思い出を語る元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(撮影・狩俣裕三)

4月30日に肺炎のため75歳で死去した元特等床山、床寿の日向端隆寿(ひなはた・たかじゅ)さんの通夜が5日、東京・江戸川区内の葬儀所で営まれた。

入門から約半世紀にわたり、角界を裏方として支えてきた。大銀杏(おおいちょう)を結う速さ、出来栄えの美しさなどから「伝説の床山」とさえ言われた。所属した高砂部屋の富士桜、高見山、朝潮、小錦らを手がけたほか、高い技術で部屋の枠を超え、同じ高砂一門の横綱千代の富士、横綱曙らの大銀杏(おおいちょう)も結った。

通夜には、その高砂一門で日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、高砂親方(元大関朝潮)、九重親方(元大関千代大海)、錦戸親方(元関脇水戸泉)、振分親方(元関脇高見盛)ら親方衆はじめ、一門の枠を超えた現役の床山ら関係者が多数、参列した。

その中の1人が、日向端さんを「日本のお父さん」と慕っていた元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏だ。遺族の意向で「指名焼香」し、親族が終わった後、一般参列者の中でいの一番に焼香した。

最後まで遺族に付き添ったダグワドルジ氏は「まさかこんなに早いとは思ってなく突然のニュースでした。最後のひと言は『床寿先生、さようなら』。もう少し生きてほしかった」と惜しんだ。「お相撲さんと違って床山さんは、侍たちのヘアスタイル(を手がける)」とし、一番印象に残っている言葉に「力士の顔と体つきに合わせて大銀杏を結うんだ、ということを言っていた」と述懐した。

「癖のある自分を直すために、いろいろ言ってくれた。平成の元で出会った2人が令和で別れた」。物静かな穏やかな口調で、恩人の死を悼んだ。6日午後1時から同所(セレモ江戸川ホール=東京都江戸川区谷河内1の1の16)で葬儀が営まれる。喪主は日向端育子さん。

4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの通夜を訪れた後、記者に思い出を語る元横綱・朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジさん(撮影・狩俣裕三)
4月30日に亡くなった大相撲の元特等床山、床寿の日向端隆寿さんの祭壇(撮影・狩俣裕三)

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錦戸亮似のパッキャオ刺客が暴露「会ったことない」

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、那須川天心(20)の対戦相手、ボクシングWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオの刺客フリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)が衝撃の事実を明かした。

ボクシングで6階級制覇した自国スーパースター、パッキャオの推薦により今回のRIZIN初参戦が決まった。9日の対戦発表時には、パッキャオは「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター」と推薦文をよせていた。

“パッキャオお墨付きの格闘家”という最高の肩書を持っての来日だが、ビアグタンはパッキャオとは「1度も会ったことはありません」と暴露。さらに「なぜ推薦されたか正直分かりません」と思わずこぼした。

この日来日したパッキャオと初対面する予定で「これからアドバイスをもらいたいと思います」と関ジャニ錦戸亮似のまぶしい笑顔でうれしそうに話した。

ビアグタンにとってはこの対戦は神様のプレゼントだった。相手の那須川天心は「私のアイドル」。インスタグラムをフォローする憧れの対象だが、対戦するからには「サプライズにしたい」と番狂わせを狙う。

「私の家は貧しいのでこれは神様が与えてくれたチャンスだと思っている」。この一戦を成り上がりの一歩にするつもりだ。

ビアグタンの総合格闘技戦歴は4勝1敗。心もとない成績だが、キックボクサーの父を持つなどあなどれない部分もある。

迎える那須川は「フィリピンはレベルが高い」と警戒しつつも、「触らせないし、ダメージ負いたくない。すべてをコントロールして、全局面で圧倒する」と完勝宣言した。

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)
ファイティングポーズするフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

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友風、照強、大翔鵬が新入幕 豊ノ島と石浦が再入幕

友風(2019年2月15日撮影)

日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月10日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

新入幕は3人が名を連ねた。3人以上の新入幕が出たのは13年夏場所(この時は4人)以来となる。友風(24=尾車)は、尾車部屋としては現師匠(元大関琴風)の部屋創設後で先場所の矢後以来、7人目の幕内力士となった。神奈川県からは朝乃翔以来、戦後9人目。学生相撲出身では、矢後以来94人目、日体大からは16年九州場所の北勝富士以来7人目。初土俵から所要11場所はスピード4位タイ(58年以降初土俵で幕下付け出しは除く。1位は常幸龍=木瀬=の9場所)の記録となった。

照強(24=伊勢ケ浜)も幕内力士の座を射止めた。伊勢ケ浜部屋からは14年春場所の照ノ富士以来で、兵庫県からは17年初場所の貴景勝以来、戦後25人目の新入幕を果たした。モンゴル出身の大翔鵬(24=追手風)は現師匠(元前頭大翔山)の部屋創設後では、大奄美(西十両3枚目)以来8人目で、外国出身では16年秋場所の千代翔馬以来48人目の幕内力士で、モンゴル出身では25人目となる。

再入幕は2人。豊ノ島(35=時津風)は、ケガをして全休した16年名古屋場所以来、16場所ぶりの幕内復帰。関脇経験者が幕下に陥落した後、幕内に復帰するのは80年初場所の琴風(元大関=現尾車親方)、88年九州場所の鳳凰に続き、昭和以降3人目の復活劇となった。石浦(29=宮城野)は昨年秋場所以来、3場所ぶりに幕内に戻った。

十両昇進は4人で、晴れて関取の座を射止めた新十両は、若元春(25=荒汐)と霧馬山(22=陸奥)の2人だ。若元春は、現師匠(元小結大豊)の部屋創設後では蒼国来、若隆景以来3人目の関取。福島県からは若隆景以来、戦後12人目。その若隆景は弟で、昨年春場所の貴公俊(現貴ノ富士)・貴源治以来、史上20組目の兄弟関取となった。モンゴル出身の霧馬山は、陸奥部屋からは08年初場所の霧の若以来の関取誕生。昨年初場所の水戸龍(錦戸)以来、外国出身では67人目、モンゴル出身では34人目の新十両となった。再十両は、1年ぶり十両復帰の貴ノ富士(21=千賀ノ浦)と8場所ぶり復帰の大成道(26=木瀬)の2人。

春場所は、3月8日の取組編成会議で初日、2日目の対戦相手が決定。10日の初日を迎える。

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稀勢の里、豪風ら21人 引退力士発表

元稀勢の里の荒磯親方

日本相撲協会は30日、年寄荒磯を襲名した元稀勢の里、年寄押尾川を襲名した元豪風、元前頭貴ノ岩ら21人の引退を発表した。

<引退が発表された力士>

▽稀勢の里(田子ノ浦)豪風(尾車)貴ノ岩、舛天隆、渡井(以上千賀ノ浦)諫誠(境川)朝日龍(朝日山)琴鳳(佐渡ケ嶽)彩翁、伊那の富士(以上錦戸)笹山(木瀬)栃港(春日野)北勝花(八角)大翔虎(追手風)伊勢ノ花、辰ノ富士、大一心(以上伊勢ケ浜)白海竜(宮城野)若小山(西岩)井口(玉ノ井)畠山(尾上)

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