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宮原&青柳組が初防衛 アブドーラ小林との再戦は…

全日本後楽園大会 試合後バックステージで にらみ合う宮原健斗(左)とアブドーラ・小林(撮影・松熊洋介)

<全日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

世界タッグ選手権試合は、88代王者の宮原健斗(31)、青柳優馬(25)が、アブドーラ・小林(44)、関本大介(40)組を破り、初防衛に成功した。

宮原は因縁の相手、小林をゴング直後から痛めつけた。膝蹴り、頭突きで顔面を出血させた後も容赦なく襲いかかった。その後165キロの巨体の突進を受け、一時意識朦朧に。終盤青柳に背中をたたかれ、目を覚ました宮原は、小林の後ろに付くと、ジャーマンスープレックスで豪快にぶん投げ、3カウントを奪った。勝利後小林から「これで1勝1敗だ。これが戻ってくる時は、お前がターゲットだ」と今後の対戦を要求されたが、恨みは晴れていないのか、無視してリングを去った。

昨年11月の最強タッグ決定リーグの初戦で2人にいきなりの敗戦。宮原は「2020年最大の汚点」と悔しがった。同リーグを優勝後、今年1月にタイトルを奪取したが、挑戦表明に現れたのはまさかの小林、関本組だった。宮原は顔を合わせるのも嫌なほどの小林と20日に前哨戦。反則勝ちとなったものの、スパナ、ジュラルミンケースで痛めつけられ、最後はテーピングで首を絞め上げるなどの屈辱を受けた。

27日に32歳の誕生日を迎える宮原。31歳最後の試合で因縁の相手に勝利し、ベルトを守ったが、ライバル視されるのに抵抗があるという。「1勝1敗って紙面とかに書くなよ。その感じやめてくれ。競っているみたいに思われるだろ」とバックステージで報道陣に要求。その後現れた小林から「防衛は認める。だが1勝1敗だ」と再度忠告され、バトルは今後も継続していく様相。認めたくはないが、遺恨が残ってる以上、自らの手で勝ち越し勝利を手にし、抗争に終止符を打つしかない。【松熊洋介】

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諏訪魔V6「あんなに強い人が」同年代佐藤たたえる

全日本後楽園大会 6度目の3冠ヘビー級防衛に成功した諏訪魔(撮影・松熊洋介)

<全日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級選手権は、王者・諏訪魔(44)が挑戦者・佐藤耕平(43=フリー)に勝利し、6度目の防衛に成功した。

「馬力もあったし、骨が折れるかと思った」と言うほどの強烈なラリアットを受け、意識が飛びそうになったが、終盤連続バックドロップで逆転。右手を大きく突き上げ、勝利を確信した諏訪魔はラリアットからのバックドロップホールドで沈めた。

同年代の佐藤との対戦を心待ちにしていた。お互いに小細工などせず、1つ1つの技を確かめ合うようにぶつかり合った。「対戦できて良かった。あんなに強い人がいると思ったら、日本のプロレス界も捨てたもんじゃない」とたたえた。

08年に初のベルトを手にし、昨年3月43歳で史上最多7度目の戴冠となり、故・三沢さんや川田の5度を超えた。頂点に立ち続ける今も「3冠は特別な空間。強い相手とやる夢のような時間」とベルトの重みを感じ取りながらリングに立ち、若手にも背中で存在感を見せつける。1月の4度目の防衛戦では、25歳青柳優馬の史上最年少の三冠ヘビー級王座と5冠獲得を阻止。同24日には31歳芦野を26分を超える戦いで退けた。「今年は次世代の若い力が出てくると」と若手の台頭を望みながらも、ベルトを守り続ける闘志と覚悟も見せる。

ファンの前で「これを巻いたのが3月(23日)。1年間王者であり続けたい」と誓う。次期挑戦者に名乗りを上げたヨシタツには現在3連敗中だが「(3連敗は)俺にとっても汚点だ。3冠戦で払拭(ふっしょく)してやる」と受けて立つ意志を見せ、3月中の対戦が濃厚となった。リングでファンと交わした約束は7度目の防衛で必ず守る。【松熊洋介】

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諏訪魔5度目防衛「芦野またやろうぜ。待ってるぞ」

防衛に成功しポーズを決める諏訪魔(撮影・滝沢徹郎)

<全日本:後楽園大会>◇24日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー選手権は第63代王者諏訪魔(44)が、挑戦者の芦野祥太郎(31)に勝利し、5度目の防衛に成功した。

13歳下の若手の挑戦を退けた。序盤から左足を集中的に狙う芦野の作戦に苦しめられた。レフェリーに「ギブアップか」と聞かれるも首を縦に振らず、観客の拍手に後押しを受け、ロープをつかみ、回避した。力と力のぶつかり合いは26分に及び、諏訪魔がバックドロップホールドを決め、ようやく決着を付けた。「芦野、お前のハートが一番俺は大好きだよ。足壊れちゃったけど俺はうれしい。またやろうぜ。それまで三冠のベルトをずっと巻いているからな。待ってるぞ」とコーナーに座り込む芦野に言葉をかけた。

デビュー17年目を迎えたが、若手には、まだまだ負けられない。今月3日に行われた4度目の防衛戦では青柳優馬の史上最年少の三冠ヘビー級王座と5冠獲得を阻止。「まだまだ伸びしろがある」とエールを送った。この日勝利した芦野にも「今年は次世代の若い力が出てくると思う。その中でも気持ちが強くて、これから三冠ヘビーや世界タッグを間違いなく取る人間」と評価。若手の実力を認めながらも、ベルトを守り、タイトルの重みを体で教えた。

昨年3月に同タイトル史上最多7度目の戴冠を果たした。その後コロナ禍で無観客試合を経験。納得のパフォーマンスができない中でも3冠ベルトだけは渡さなかった。「これを巻いたのが3月。緊急事態の中、1年間は王者であり続けたい」とさらなる防衛に意欲を見せる。試合後には43歳の佐藤耕平が名乗りを挙げた。「師匠でもある橋本真也も巻いたことのある強さの象徴のベルト。挑戦を受けていただきたい」。諏訪魔も「ものすごい強敵。実績も申し分ない」と承諾した。おじさんレスラー2人が、真っ向勝負で最強ベルトの価値を高める。

芦野祥太郎(上)にバックドロップを見舞う諏訪魔(撮影・滝沢徹郎)
試合後、挑戦者として名乗りを上げた佐藤耕平(奥)は諏訪魔と握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)

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王者諏訪魔「強かったよ」青柳の挑戦退け4度目防衛

三冠ヘビー級タイトル防衛に成功しポーズを決める諏訪魔(撮影・中島郁夫)

<全日本:後楽園大会>◇3日◇後楽園ホール

3冠ヘビー級選手権試合は、第63代王者の諏訪魔(44)が青柳優馬(25)の挑戦を退け、4度目の防衛に成功した。

何度フォールしてもカウント2で粘る相手をバックドロップとラリアットの応酬で沈めた。

青柳の史上最年少での3冠ヘビーと史上最年少5冠獲得を阻止。試合後は肩で息をしながら「(青柳は)強かったよ。急成長している。首や腕がしびれている。まだまだ伸びしろがある。今年1発目が青柳でよかった」と伸び盛りの25歳をたたえた。

前日の借りを返した。2日の世界タッグ選手権試合では、石川と組んで青柳、宮原組に敗れ、ベルトを失った。最後、諏訪魔は青柳にフロントヘッドロックから絞められレフェリーストップとなる屈辱を味わい、敗戦によって石川との「暴走大巨人」も解散に追いやられた。

デビューから16年。昨年3月には最多7度目の3冠ヘビー級王座戴冠。長年いる全日本プロレスへのこだわりも強く「全日本にかけている。気持ちの差だと思う」と勝因を口にした。44歳のベテランだが、体力も気持ちも衰えていない。試合後には次の防衛戦の相手に、以前から気になっていた31歳の芦野を指名。「今年は次世代の若い力が出てくると思う。その中でも芦野はハートが良くて筋が通っている」と年齢がひと回り以上下の若手に諏訪魔のプロレスを見せつける。

全日本は来年50周年の節目を迎える。「それまでチャンピオンで居続けたい。俺は全盛期だ」と拳を突き上げて締めた。

団体を支えてきた大学の先輩でもある故ジャンボ鶴田さんの背中を追いかけながら、諏訪魔が今年も全日本を引っ張っていく。

青柳(下)に逆エビ固めを決める諏訪魔(撮影・中島郁夫)
青柳(右)にバックドロップを決める諏訪魔(撮影・中島郁夫)
青柳(下)にラリアット決める諏訪魔(撮影・中島郁夫)
青柳(右)にフィニッシュのバックドロップを決める諏訪魔(撮影・中島郁夫)

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青と赤に染まった青柳&宮原組が逆転勝利 全日本

全日本後楽園大会 世界最強タッグ決定リーグ戦で初勝利を挙げた宮原健斗(右)と青柳優馬(撮影:松熊洋介)

<全日本:世界最強タッグ決定リーグ公式戦>◇23日◇後楽園ホール

青柳優馬(25)、宮原健斗(31)組が、田中将人(47)、TAJIRI(50)組を破り、初勝利を挙げた。

終盤場外で倒れ込んだ青柳はTAJIRIにリング下に引きずり込まれ、青い毒霧を噴射された。さらに反対サイドでテーブルを出し、田中を寝かせて、試合を決めようとした宮原もTAJIRIの奇襲に遭い「何も見えなくなった」と顔を真っ赤に染められ、動けなくなった。万事休すかと思われたが、青柳が首を痛めているTAJIRIにエンドゲームで逆転勝利した。

宮原は、終盤テーブルクラッシャーを初めて食らったが「あの衝撃はバカにできない。本当に息ができない。回復までに時間がかかった。もう食らいたくない」と苦笑い。先に仕掛けてしまい、逆襲にあったが「足元救われた。慣れないことをしちゃうとダメだよ。人生も同じじゃないですか。でも後半戦に向けていい勉強になった」と反省した。

1月に宮原はユニット「NEXTREAM」を「卒業」したが、関係を修復させ今月から復活。連敗続きだったが、3戦目で初勝利となった。青柳は「復活したからには優勝は最低条件」と自信をのぞかせた。宮原も「2020年を締めくくるのは、ノーベルトの男、宮原健斗。俺が締めるしかないだろ。連敗だったけど、ここから逆襲が始まる」と言い放った。青と赤に染まった2人の「鬼」が、次戦からもレスラーたちに襲いかかる。

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延期の全日本チャンピオンカーニバル9・12開幕

全日本プロレスは8日、今年のチャンピオンカーニバルの出場者と日程を発表した。春恒例のシングルリーグ戦だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。

10人で以下の2ブロックに分かれ、リーグ戦を実施する。Aブロック 諏訪魔(4年連続15度目)、ゼウス(7年連続7度目)、ジェイク・リー(2年連続4度目)、黒潮“イケメン”二郎(初出場)、熊嵐(初出場)

Bブロック 宮原健斗(7年連続7度目)、石川修司(4年連続4度目)、ヨシタツ(3年連続3度目)、青柳優馬(2年連続2度目)、芦野祥太郎(初出場)

9月12日に愛知・名古屋国際会議場で開幕し、10月5日東京・後楽園ホールで優勝決定戦が行われる。

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宮原健斗がV10達成「まぎれもなく歴史上最高」

最多タイとなる10度目の防衛に成功した3冠ヘビー級王者宮原健斗

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が青柳優馬(24)を下し、川田利明が持つ10度の最多防衛記録に並んだ。

青柳に3連続ジャーマンをくらうなど苦戦も、以前の必殺技ブレーブハートを決め、シャットダウンスープレックスホールドでとどめ。自身のデビュー12周年記念日を勝利で飾った。

これで故三沢光晴が持つ21の通算防衛記録まであと1つ。宮原がマイクで「まぎれもなく全日本の歴史上最高の王者は俺だ。文句があるやつは出てこい」と叫ぶと、諏訪魔(43)が登場。「おれが記録をストップしてやる」と挑戦表明を受けると、宮原は満員の客席に「宮原と諏訪魔どちらを求めるんだ」と質問。両者の名を呼ぶ声が入り混じる中、「おもしれえじゃねえか。勝負だ」と挑戦を受け入れた。

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青柳優馬が宮原健斗を奇襲!3冠ヘビー級会見後に

3冠ヘビー級選手権に向けた会見を行った王者宮原健斗(右)と挑戦者青柳優馬

全日本プロレスの3冠ヘビー級選手権(2月11日、後楽園ホール)に向けた会見が4日、横浜市内で行われた。試合日2月11日は王者宮原健斗(30)のデビュー12周年記念日。宮原は「プロレスの神様からの運命」ととらえ、「歴史をつくっているのはこの俺。最高のチャンピオンだということを証明します」と最多防衛タイとなるV10達成を堂々と宣言した。

一方、3冠初挑戦の青柳優馬(24)は史上最年少戴冠記録がかかる。青柳はまず、「プロレス界のチャンピオンの年齢が高すぎる」と業界全体の高齢化を指摘。「今年は五輪イヤー。五輪競技のトップでは、僕より若いか、同じぐらいの選手が活躍している。今(王者になるのが)最低ライン」と焦りを口にした。しばらく宮原の“子分”としてセコンドにつき、タッグも組んできたが、1月3日の3冠戦後に王者宮原をリング上で投げとばし、反旗を翻した。この日も会見後の記念撮影中にたまらず宮原を奇襲。机に激しくたたきつけ、若手におさえられながら「見てろよ」と鋭い目で宮原をにらみつけた。

3冠ヘビー級選手権に向けた会見後、王者宮原健斗(右)を襲撃した青柳優馬

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石川&諏訪魔組がラグビー代表から閃いた新技披露

世界最強タッグ決定リーグ戦で白星発進した石川修司、諏訪魔組(撮影・高場泉穂)

<全日本:後楽園大会>◇11日◇東京・後楽園ホール

全日本プロレスの世界最強タッグリーグが11日開幕し、昨年覇者の“暴走大巨人”こと石川修司(44)、諏訪魔(42)組が3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)、青柳優馬(24)組を下し、2年ぶりの優勝へ白星発進した。

ラグビー日本代表からインスピレーションを受けた新技をさく裂させた。その名も「ロケット・ブロッサム」。若手青柳に狙いを定め、左右から同時にドロップキック。188キロ120キロの諏訪魔、195センチ130キロの石川がダブルタックルのように力を合わせ、青柳をふっとばした。最後は、何度も起き上がる青柳に諏訪魔がラストライドを決めて勝利。17、18年とプロレス大賞で年間タッグをとった名タッグの力を見せつけた。

石川は「青柳しつこかったな。成長を感じた」と相手のしぶとさを認めつつ、「この世界タッグに向けて新しい技を開発したチームはあるか? 俺たちが優勝するの当たり前だろ」。諏訪魔は「ラグビー日本代表にぶちこむしかない」と新技の威力に自信ありの様子だった。今年は3月に世界タッグに返り咲き、3度防衛したが、9月に崔領二、ゼウス組に敗れ、陥落。歴史あるこのリーグ戦を制し、19年を締めくくる。

その他はKAI、TAJIRI組は現世界タッグ王者の崔領二、ゼウス組と戦い、KAIが毒霧からの首固めで勝利。ギアニー・ヴァレッタ、吉田隆司がボディー・ガー、関本大介組に勝利。それぞれ勝ち点2を手にした。

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全日本チャンピオンカーニバル出場者と組分け発表

宮原健斗(右)と諏訪魔(2019年1月29日)

全日本プロレスは25日、春のシングルリーグ戦チャンピオンカーニバルのメンバーと組分けを発表した。

Aブロックは宮原健斗、ゼウス、石川修司、青柳優馬、崔領二、真霜拳號、ディラン・ジェームス、ギアニー・バレッタ、岡林裕二(大日本)。

Bブロックは諏訪魔、野村直矢、ジェイク・リー、ジョー・ドーリング、ヨシタツ、橋本大地(大日本)、サム・アドニス、ジョエル・レッドマン、吉田隆司(ドラゴンゲート)。

初出場は青柳、バレッタ、アドニス、レッドマン、吉田の5人。4月4日に後楽園ホールで開幕し、同29日に同所で優勝決定戦を行う。

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大日グレート小鹿会長「全日との全面戦争宣言する」

大日本組のアジアタッグ王座奪取失敗後に会見し、全日本との全面戦争を宣言した大日本のグレート小鹿会長

<全日本プロレス:後楽園大会>◇7日◇後楽園ホール

大日本プロレスのグレート小鹿会長が、全日本との全面戦争を宣言した。

セミのアジアタッグ選手権で、青柳優馬、野村直矢の王者組に、大日本の菊田一美、河上隆一組が挑戦。試合は一進一退の攻防の後、河上が青柳の顔面に塩を投げ付け王者組を追い詰めた。しかし、菊田が一瞬のスキを突かれ、野村のマキシマムに沈み惜敗した。セコンドとしてリング下から試合を見届けた小鹿会長は「大日本は、全日本との全面戦争を宣言する。これからとことん、アジアタッグを追いかける。今日の試合で初めて菊田と河上が挑戦したが、まだまだチャンピオンチームが上だった。だけど、我々には30人近くの選手がいて、その中から選んでベルトを取りにいきます。これから全日本を巻き込んで、大日本は業界2位の地位を目指す」と息巻いた。24日の横浜文化体育館大会では、大日本の世界タッグ王者関本大介、岡林裕二組が、全日本の崔領二、ジェイク・リー組の挑戦を受ける。「まずは、関本、岡林にベルトを防衛してもらって、全日本から全てのベルトを取ってやる!」と野望を口にした。

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野村直矢、青柳優馬組がアジアタッグ2度目の防衛

野村直矢

<全日本:後楽園大会>◇10日◇東京・後楽園ホール

アジアタッグ選手権は、野村直矢、青柳優馬の王者組が、大森隆男、ブラックめんそーれの挑戦者組を破り、2度目の防衛を果たした。

ブラックめんそーれの予想以上の奮闘もあり、拮抗(きっこう)した試合展開となった。しかし、大森、ブラックにつかまった野村が、ロープに飛ばされながら大森にカウンターのタックルを見舞い状況は一変。リズムをつかんだ王者組が、大森組を追い詰め、最後は野村がブラックにマキシマムを決め勝利した。

野村は、アジアタッグ王座に執念を燃やす大森に対し「今日は大森さんから直接取れれば納得したが、取れなかった。本人も納得していないと思う。今度挑戦してきたら、大森さんの息の根を止めてやりますよ」と豪語した。一方、青柳は「オレたちはここで止まっていられない。アジアチャンピンとして最強タッグを取りにいきます」と宣言していた。

青柳優馬

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11人出場ロイヤルランブル、野村直矢がV 全日本

王道トーナメント前哨戦のロイヤルランブルに優勝した全日本の若手、野村直矢

<全日本:新木場大会>◇29日◇新木場1st Ring

9月15に開幕する王道トーナメントの前哨戦となる11人出場のロイヤルランブルで、野村直矢(24)が優勝した。

2人で試合を開始し、90秒ごとに1人ずつ入場。フォールかトップロープを越えて場外に落ちた場合に敗退が決まるルールで試合は展開。3番目に入場した野村は、ベテラン、若手が入り交じり、手を組んだり、裏切られたりの消耗戦をしぶとく生き残った。

諏訪魔、宮原健斗、ジェイクリーとともに4人にしぼられた終盤も、巧みに多数派に加わり、最後はジェイクリーとの一騎打ちに。相手の突進をロープ際でうまくかわし、落ちそうになったところを、タックルで場外に落とし勝利した。9月17日、後楽園大会での王道トーナメント1回戦で、3冠ヘビー級王者ゼウスと対戦する野村は「1回戦でゼウスさんに勝ったら、3冠ヘビー級王者に挑戦する権利がある。そのまま決勝まで進んで、決勝では青柳優馬と戦って優勝したい。決勝では野村と青柳の2人が、新しい全日本を見せる」と豪語していた。

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秋山&永田組が2度目防衛も若手の手応えのなさ嘆く

永田(左)、秋山組は野村、青柳組を破りアジアタッグ王座2度目の防衛に成功した(撮影・足立雅史)

<全日本:後楽園大会>◇12日◇後楽園ホール

 アジアタッグ選手権は、秋山準、永田裕志(新日本)の王者組が、青柳優馬、野村直矢組の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。

 50歳になった永田と、48歳の秋山が、全日本の次世代を担うホープの壁になった。場外戦では、秋山が青柳を鉄柵に連続してたたきつけるなど、厳しい攻めで奮起を促すシーンも。永田も、野村と激しい打撃戦から、容赦のないキックやエルボーをたたき込む。若手コンビも何度かチャンスをつかんだが、ベテランコンビの気合が上回った。最後は、永田が21分34秒、バックドロップホールドで野村から3カウントを奪い試合を決めた。

 秋山は「あいつら大丈夫か? あれが元気かよ。48、50のおっさんにあれだけやられて」と若手のふがいなさにあきれた表情で言った。永田も「このままいけば、我々のベルトは安泰でしょう。若い力より、我々のエネルギーにお客さんが引かれていた。それを彼らがどう感じるか」と、若手コンビの手応えのなさを嘆いていた。

永田(上)は白目をむきながら青柳の腕を絞め上げる(撮影・足立雅史)

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