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内藤哲也「好きなので」MSGでの飯伏幸太戦快諾

内藤哲也(右)と飯伏幸太(2019年3月8日撮影)

<新日本:長岡大会>◇24日◇新潟・アオーレ長岡

新日本プロレス初のマディソンスクエアガーデン(MSG)大会での内藤飯伏戦が浮上した。

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)と飯伏幸太(36)は8人タッグで対戦。

試合後、内藤への挑戦を希望している飯伏が「(内藤が昨日)場所を選べ、と。僕が選んでいいんですか。じゃあ、この先1番のビッグマッチ、僕もやったことのないMSGでぜひ試合をしたい」と要求。直後にそれを伝え聞いた内藤は「俺は想像のななめ上、つくばカピオを選択してくれるかと思ったけどね」とまっとうな会場チョイスにがっかりしつつも、「飯伏がMSGでやりたいというなら、断る理由はないね。基本的に飯伏と試合するのは好きなので」と快諾した。

この日はキレのある連続攻撃で攻められただけに「2倍、3倍にしてお返ししますよ。飯伏をしっかり沈めてやるよ、カブロン」と宣言。3月10日のニュージャパン杯1回戦に続く激戦となりそうだ。

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長州力が因縁伊橋にリキラリアット DDT初参戦

DDT後楽園大会で、伊橋剛太に頭突きを連発した長州力

<DDT:後楽園大会>◇21日◇東京・後楽園ホール◇観客1433人(満員札止め)

6月に引退を迎える長州力(67)がDDTに初参戦した。

スペシャル6人タッグ戦で樋口和貞、上野勇希と組み、KUDO、坂口征夫、伊橋剛太組と対戦した。伊橋とは昨年1月の自身のプロデュース興行のメインで飯伏幸太とともに初めてタッグチームを結成。あまりの動けなさに、試合後「お前はプロレスを辞めたほうがいい」とキレて、波紋を呼んだ。それから1年。必死に練習を積んできた伊橋にエルボーで攻められると、強烈な頭突きを連発。さらにリキラリアットを決め、厳しさを体で教えた。

この1年間の伊橋の変化を問われると「本人にきけばいいでしょ」と素っ気なく答え、「やっぱりこのリングあがったってのはしんどかったな、いろんな意味で。やっぱり違うよな」とこれまで味わったことのない異色のリングに違和感を感じた様子だった。

DDT後楽園大会で、伊橋剛太にリキラリアットを見舞った長州力

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内藤哲也に新たな敵「近いうちに」指で数え嬉しそう

「そのうち動き出しますよ」と今後のプランを語った内藤哲也

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

IWGPインターコンチネンタル王者内藤哲也(36)が次なるプランのヒントを口にした。

内藤はIWGPヘビー級との2冠を目指し、ニュージャパン杯に出場したが、10日の1回戦で飯伏幸太(36)に敗れた。この日は8人タッグ戦で鷹木、BUSHI、EVILと組み、SHO、YOH、海野翔太、飯伏と対戦。ヤングライオンの海野や宿敵飯伏らと激しい攻防を繰り広げた。「いまニュージャパン杯開催中ですから、他の話題をごちゃごちゃ口に出すのは失礼な話だと思うので、明言は避けたいと思いますが、まぁ俺のターゲットは、やりたいなぁと思う相手は何人か見つかったかな」と指で数えながら、うれしそうに新たな敵の存在を明かした。

「まだ大きな動きはしたくないと思ってますが、近いうちに動きだしますよ。いつまでも1回戦敗退したからってこの場にとどまっておくわけにはいかない。そして、何よりもみなさまが、その場にとどまっている内藤哲也を見たくないでしょう。まぁ、そのうちに動きますよ。楽しみに待っててください。アディオス」と、近く前に踏み出すことを予告した。

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飯伏幸太、完敗も「こんなとこじゃ終わんないっす」

ザック・セイバーJr.(右)の腕ひしぎ逆十字固めから逃げる飯伏(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

ニュージャパン杯2回戦で飯伏幸太(36)が前回覇者ザック・セイバーJr.(31)の関節技にギブアップし、敗れた。

飯伏はムーンサルトプレスなど身体能力を生かした多彩な技を駆使したが、ザックにすぐグラウンドに持ち込まれ苦戦。最後はカミゴェにいくも避けられ、そのまま足を締め上げられて、16分7秒で力尽きた。「自分の意思でタップしてしまった。あそこから粘って自分の体が耐えられるとは思わなかった」と完敗を認めた。

1月4日の東京ドーム大会オスプレイ戦で脳振とうを起こし、約2カ月間欠場。IWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)への挑戦権をかけたこのニュージャパン杯で復帰し、一気にトップへ駆け上がるプランを描いていた。10日の1回戦で内藤哲也との激戦を制し勢いにのっていたが、昨年準々決勝で敗れたザックに道を阻まれた。

ただ、息をきらしながら取材の場にたどりついた飯伏の目は、まだ輝きを失っていなかった。「まだまだこんなとこじゃ終わんないっすよ。もう切り替えないと。ザックにはいつか絶対にリベンジしたい。やりますよ。やってやりますよ」と力強く語った。

ザック・セイバーJr.に敗れた飯伏(撮影・中島郁夫)

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飯伏幸太が内藤哲也下し2回戦進出「このまま優勝」

<新日本:尼崎大会>◇10日◇兵庫・ベイコム総合体育館

ニュージャパン杯1回戦で、飯伏幸太(36)が内藤哲也(36)との再注目カードを制し、2回戦に進出した。

1月4日の東京ドーム大会オスプレイ戦で脳振とうを起こし、8日の後楽園大会で約2カ月ぶりに復帰。感覚が戻らない不安を口にしていた通り、病み上がりの頭部、特に首を内藤にしつこく攻められた。だが、激戦を楽しむように笑みを浮かべると、反撃へ。内藤得意のディスティーノをこらえ、逆にハイキックを見舞う。そこにコーナーからボマイェで内藤に膝を突き刺す。勝利を確信したように両手を広げ、タイガードライバー91で内藤をマットに突き刺し、さらに強烈なカミゴェで20分38秒の激闘を制した。

リングでは「2019年から新しい飯伏幸太を見せます。このまま優勝するぞ」と力強く宣言した。

田口隆祐、棚橋弘至、ザック・セイバーJrも16日の後楽園大会での2回戦に進んだ。

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飯伏幸太2カ月ぶり復帰戦で敗れ猛省「焦りすぎた」

敗れた飯伏(手前)を見下しながら踏む内藤(撮影・垰建太)

<新日本:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール◇観客1688人(満員札止め)

1月4日東京ドーム大会のオスプレイ戦で脳振とうになって以降欠場していた飯伏幸太(36)が第4試合の6人タッグ戦で2カ月ぶりに復帰した。

SHO、後藤洋央紀と組み、内藤哲也、SANADA、鷹木信悟のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。ニュージャパン杯1回戦(10日、尼崎大会)で当たる内藤と先発で相対し、素早いロープワークで互いの出方を伺いながら、火花を散らした。だが、内藤は「トランキーロ」とつぶやきながら、すぐSANADAにタッチした。

飯伏は内藤とSANADAに同時にオーバーヘッドキックを見舞うなど、持ち前の身体能力もみせたが試合後は「だめだ…」と猛省。「感覚がまだ戻っていない。焦りすぎた。1日で何とかします。15年もプロレスをやってきたので、大丈夫です」と10日の決戦に向け、自分に言い聞かせるように話した。

内藤(左)に蹴りを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
SANADA(右)に飛び蹴りを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
試合後にらみ合う内藤(右)と飯伏(撮影・垰建太)

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飯伏幸太は新日専念 棚橋に言われた覚悟の意味理解

2カ月ぶりの復帰戦に向け抱負を語った新日本プロレス飯伏(撮影・江口和貴)

ゴールデンスターこと飯伏幸太(36)が8日、新日本プロレス後楽園ホール大会で2カ月ぶりに実戦復帰する。注目される内藤哲也とのニュージャパンカップ初戦への意気込み、専念すると決断した新日本での今後の野望などを聞いた。

「心身ともに万全。試合に飢えてます」。ギラギラした飯伏が新日本のリングに帰ってくる。1月4日の東京ドーム大会ではウィル・オスプレイとの激戦の末、敗退。脳振とうを起こして欠場していた。久しぶりに公の場に現れたのは2月11日の大阪大会。スーツ姿で登場し、リング上で「どこにも行きません」と宣言。相棒だったケニー・オメガが米国の新団体AEWへと移り、飯伏も移るのでは…とささやかれていただけに、その残留宣言で会場は大いに沸いた。

DDTと新日本のダブル所属だった飯伏は16年に「飯伏プロレス研究所」を設立。フリーの立場を守りながら、新日本で活動し続けてきたが、もう研究所は「終わりです」。新日マットに専念すると決めた。「2、3年前から棚橋さんに『覚悟』という言葉を言われてきましたが、何をもって覚悟か分からなかった。でも、やっとその覚悟の本当の意味が分かりました」。

年明けにオメガやKUSHIDAら人気選手が続々と退団。その中で飯伏は、新日本の勢いは止まるどころか加速すると信じている。「16年に中邑(真輔)さん、AJ(スタイルズ)らが大量離脱したときも変わらなかった。むしろプラスの流れになった。今回も同じようにプラスの流れにしたい」。目指すのは地上波テレビでの中継。「新日本プロレスの名前は世間に広まってきていますが、昔ゴールデンで放送されていたころと比べると、まだ劣る。自分の体で表現して、放送させるレベルまで人気を持っていく。その自信もありますね」と堂々と語った。

まず焦点を定めるのは、10日尼崎大会でのニュージャパンカップ初戦。いきなり同級生のライバル内藤哲也とぶつかる。過去のシングル対戦成績は3勝2敗。互角の戦いを繰り広げてきたが、飯伏は「いまは僕が劣っている」と話す。「年が重なるにつれ負けてきた。勝敗も、内容も。地位も、格も。そこを埋めていきたい。だからやりがいがある。自分のためにも内藤さんはどんどん上がり続けてほしいんですよ」。内藤戦では「なにかをやってみたい。そのチャンス」と、温めてきた新技を出す可能性もあると明かした。

ニュージャパンカップで優勝すれば、4月の米マディソンスクエアガーデンのメインでIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦できる。現段階でそれが新日本の至宝に届く近道だ。「一番発言力があるのがIWGP(ヘビー級)のベルト。それを取り、やばい発言をしたい。王者になってやりたいことがいろいろあります。新日本プロレスを、より爆発させたい」。覚悟と野望を胸に飯伏幸太の新たなステージが始まる。【取材・構成=高場泉穂】

◆飯伏幸太(いぶし・こうた)1982年(昭57)5月21日生まれ、鹿児島県姶良市出身。04年7月、DDTでデビュー。11年6月に新日本のIWGPジュニアヘビー級王座獲得。13年10月にDDTと新日本とのダブル所属契約を発表。15年3月のニュージャパン杯で初優勝。16年2月にDDT、新日本からの退団を発表し、同3月に飯伏プロレス研究所設立。181センチ、90キロ。得意技はフェニックス・スプラッシュ。

2カ月ぶりの復帰戦に向け抱負を語った新日本プロレス飯伏(撮影・江口和貴)
15年8月、内藤(左)にエルボーを見舞う飯伏

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内藤が王者として6年ぶり参戦 ニュージャパン杯

IWGPヘビー級挑戦権をかけたニュージャパン杯の出場を宣言した内藤哲也(撮影・高場泉穂)

新日本プロレスは25日、3月8日から始まる春のシングルトーナメント戦ニュージャパン杯の組み合わせを発表した。今年は史上最多の32人が参戦。優勝者は、4月のマディソンスクエアガーデン(MSG)大会でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦する。

1回戦の注目カードは、3月10日尼崎大会の内藤哲也(36)と飯伏幸太(36)戦。IWGPインターコンチネンタル王者で、同ヘビー級との史上初2冠を目指す内藤は同王者として6年ぶりの参戦が決まった。一方、1・4のオスプレイ戦で脳振とうを起こし欠場していた飯伏はこれが2カ月ぶりの復帰戦。野望を掲げ1歩踏み出した内藤と、新日本残留を宣言し、覚悟を決めて復帰戦に臨む飯伏。1回戦屈指の対決は互いのプライドをかけた熱戦となりそうだ。

復帰を宣言した飯伏幸太(2019年2月11日撮影)

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飯伏幸太「どこにも行きません」新日本離脱の噂に幕

復帰を宣言した飯伏幸太(撮影・宮崎幸一)

<新日本:大阪大会>◇11日◇エディオンアリーナ大阪

人気レスラーの飯伏幸太(36)が、新日本プロレス残留を宣言した。

元盟友のケニー・オメガがこのほど新日本を離脱、米国の新団体AEW入りを表明したことで流れた「飯伏離脱」のうわさに終止符を打った。

飯伏はこの日の第4試合後、私服でリングに登場した。1・4東京ドーム大会で脳振とうを起こし、病院搬送となって以降初となる公の場。「今日はみんなに話したいことがあって、出てきました」と切り出すと、観客席は緊張の沈黙に包まれたが「僕は新日本プロレスに残ります。僕はどこにも行きません」と宣言するや、弾けるように大歓声と飯伏コールがわき起こった。

取材に対応した飯伏は「いろいろ考えたけど、僕の中で(残留の気持ちは)ブレなかった。2019年も20年も21年もそれ以降も、ここ(新日本)でやっていきたい。すごい影響力を持つ新日本で、プロレスを広めたい」。心配された体調も、約2週間前からリハビリを始めている。「このまま順調なら、確実に3月に復帰できます」。復帰の舞台は、3月8日開幕のニュージャパンカップになる。

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飯伏幸太「必ず復活」脳しんとう搬送も意識ハッキリ

首を固定され運ばれる飯伏(2019年1月4日撮影)

新日本プロレスの1月4日東京ドーム大会でウィル・オスプレイ戦で敗れ、脳しんとうにより担架で搬送された飯伏幸太(36)が7日、自身のツイッターを更新し、無事を報告した。

「東京ドーム大会試合後に脳震盪ということで…ごめんなさい。今意識はハッキリしています。対戦してくれたオスプレイ選手全力で勝ちに来てくれてありがとう!レフェリーの迅速な判断で大事に至らず良かった。自分の力不足。ただ、場所が場所なだけに少し時間をください。必ず復活しますので。待ってて」とつづった。

この日、新日本プロレスも都内で会見を行い、飯伏幸太(36)の次期シリーズ欠場した。

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脳しんとうで担架搬送の飯伏は次期シリーズを欠場

首を固定され運ばれる飯伏(2019年1月4日撮影)

新日本プロレスは7日、都内で会見を行い、1月4日東京ドーム大会ウィル・オスプレイ戦で敗れ、脳しんとうにより担架で運ばれた飯伏幸太(36)が次期シリーズを欠場すると発表した。現段階で、復帰時期は未定という。

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飯伏幸太陥落、倒れたまま動けず頭固定で担架退場

首を固定され運ばれる飯伏(撮影・中島郁夫)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

新旧のハイフライヤー対決となった注目の第1試合、NEVER無差別級選手権で王者飯伏が、オスプレイに敗れた。

怒りむき出しの激しい攻防となり、最後はオスプレイのストームブレイカーで決着。マットに倒れ、鼻から血を流し、視線を一方にすえたまま動けなかった。首を痛めたとみられ、頭部を固定され担架で退場。無言でリングを去った。飯伏を「アイドル」と慕うオスプレイと、そのオスプレイを「10年前の自分を見ているよう」と表現した飯伏。最後は壮絶な結末。飯伏の症状、状態について発表はなかった。

オスプレイ(左)にマットに沈められる飯伏(撮影・林敏行)

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飯伏幸太、15年中邑と死闘「すっきり」/ドーム連載

練習拠点のリングで、柔らかな表情を見せる飯伏(撮影・林敏行)

<俺の平成ベスト1・4(2)>

日本プロレス界の最大級のイベント、新日本プロレスの1月4日の東京ドーム大会「レッスル・キングダム」まであと10日とせまった。平成最後の記念すべき一戦を前に「俺の平成ベスト1・4」と題し、注目カードに登場する4選手に平成時代の1・4ベストバウトを挙げてもらった。

  ◇   ◇   ◇  

飯伏幸太(36)が選んだのは、現在WWEで活躍する中邑真輔と激闘を演じた15年の一戦だ。

「東京ドームは広すぎて歓声が聞こえづらいんです。これは盛り上がるだろう、的な動きをした後でも、5秒ぐらい遅れて声が届く。僕は気持ちでプロレスが左右される部分があるので煮え切らないことが多く、好きだけど不安な場所です」。でも15年の中邑戦の時は違った。声がずっと「鳴りやまなかった」と振り返る。

飯伏、中邑の2人がキレて、全身全霊でぶつかる。「技とかそういうのではなくて、体力、精神、すべてを出し切ったという感じ。中邑さんもそうだったと思う。やっていて感じました。出し切って負けたので、ものすごいすっきりしました」。この試合と、13年のG1公式戦、過去2度しかない中邑とのシングル戦が「14年間のプロレス人生のベストバウト」という。

来年1月4日は、中邑戦に匹敵する熱戦が見られるかもしれない。第1試合でNEVER無差別級王者として、挑戦を受けるのはウィル・オスプレイ。超人的な身体能力を誇る2人の一戦への注目は高く、飯伏自身も「メインイベントと同じぐらい価値がある」と話す。相手オスプレイを「10年前の自分を見ているよう」。跳躍技をどんどん繰り出す“ハイフライヤー対決”とみられるが、「実は僕の中ではそこが似ている部分ではない」と話す。「ちょっとむちゃをする、というか。のしあがるために頑張ってしまう部分の感情がすごく分かる。その部分を見るまま、感じて、楽しんでほしい」と見どころを熱弁した。

自由でいるため、16年から「飯伏プロレス研究所」を立ち上げ、フリーで活動する。新日本のリングに多く立つのは最も注目される場で「プロレスを広める」という夢への近道だからだ。「自分でも読めない」というオスプレイとの一戦でさらに自分の価値を高める。【高場泉穂】

◆15年1月5日IWGPインターコンチネンタル選手権 中邑真輔(王者)対飯伏幸太(挑戦者) 序盤は中邑ペースで進むも、中盤に顔面蹴りの連打を受けた飯伏がキレたような表情を浮かべて覚醒。中邑の得意技ボマイェを決めると、今度は中邑もヒートアップ。顔面に拳を連打し、最後はボマイェを飯伏の後頭部にたたき込んだ。試合後、飯伏は「本当に全部出し切った」。中邑は「もう少しで真っ白い灰になるところだった。あんなにヤバイ相手はいない」とコメント。

15年1月、東京ドーム大会で中邑(右)は飯伏をボマイェで破り、タイトルを防衛する

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オメガ&飯伏が1・4前哨戦勝利、Xマス曲熱唱締め

ケニー・オメガ(右)と飯伏幸太(2018年11月3日撮影)

<新日本:後楽園大会>◇15日◇後楽園ホール

年内最終戦となるタッグ戦が最高の盛り上がりをみせた。ケニー・オメガ(35)飯伏幸太(36)組が、ウィル・オスプレイ(25)棚橋弘至(42)組を撃破。激しい空中戦の展開に満員の観客は熱狂。最後は「ゴールデン☆ラヴァーズ」ことオメガと飯伏が、ゴールデン☆トリガーでオスプレイを倒した。

来年1月4日東京ドーム大会で行われるIWGPヘビー級選手権でオメガが棚橋、NEVER無差別級王座戦で飯伏がオスプレイをそれぞれ迎え撃つ。この日のダブル前哨戦を終え、飯伏は「(1月4日のオスプレイ戦)は絶対に絶対にいい試合になる」と熱戦を約束。雪がリングに舞い散る演出の中、オメガは「ホワイトクリスマス」を熱唱し、1年の終わりを締めくくった。

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1・4前哨戦で棚橋組V「全力でベルト取りにいく」

試合後、満足そうに笑顔をみせる棚橋弘至

新日本プロレスの後楽園大会が14日行われ、プロレス大賞4度目のMVPを獲得した棚橋弘至(42)が、来年1・4東京ドーム大会の前哨戦で勝利した。

棚橋は、ウィル・オスプレイ(25)、真壁刀義(46)、矢野通(40)とのカルテットで、1・4東京ドームで戦うIWGPヘビー級ケニー・オメガ(35)、飯伏幸太(36)、高橋裕二郎(37)、チェーズ・オーエンズ(28)組と対戦。途中、宿敵オメガとエルボーを打ち合うなど火花を散らした。最後は棚橋がオーエンズを倒したところに、オスプレイがストームブレイカーでとどめを刺し、14分57秒で決着した。

棚橋は満員の観客に向かって4度目のMVPを報告するとともに、1・4で「8度目のIWGPチャンピオンになります」とタイトル奪還を宣言。エアギターパフォーマンスの要望には「ごめん。ギター忘れてきちゃった」とおどけ、「俺が勝つときにしかやらないから」と出し惜しみした。

その後のインタビューでは「年内残すところ、あと1試合…。あちこち全国をまわって、いろんな場所で(ファンに)会えることがすごくうれしいし、プロレスラーになってよかったと思う」と充実の1年を満足そうに振り返った。さらに「この挑戦権も、G1クライマックス優勝も、映画の主演も、『情熱大陸』(出演)も、MVPも、俺が、力で、勝ち取ったから」と声を強め、「必ずドームも全力でベルト取りにいきます」と力強く締めくくった。

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SANADA組が2連覇 現IWGPタッグ王者倒す

SANADA(2016年8月12日撮影)

<新日本:岩手大会>◇9日◇岩手産業文化センター・アピオ

新日本プロレスは9日に岩手大会を行い、ワールドタッグリーグ優勝決定戦でEVIL、SANADA組が現IWGPタッグ王者タンガ・ロア、タマ・トンガ組との昨年と同カードの戦いを制し2連覇を達成した。

セコンドの邪道の介入をふりきり、最後はSANADAがタマをラウンディングボディープレスでピンフォールし、勝負を決めた。NEVER無差別級選手権では、挑戦者の飯伏幸太が、王者後藤洋央紀に得意技カミゴェをさく裂させ、新王者となった。

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後藤洋央紀「うまくいくとは」思惑通り飯伏と王座戦

後藤洋央紀(2018年11月3日撮影)

新日本プロレスは19日、12月9日の岩手大会の追加カードを発表し、NEVER無差別選手権として、王者後藤洋央紀と飯伏幸太の試合が組まれた。

11月3日の大阪大会でベルトを奪還した後藤は、その直後に次期挑戦者に今夏のG1クライマックスで敗れていた飯伏を指名。ところが、飯伏はそのラブコールをSNS上で散々「却下」してきていた。事態が急変したのは、18日の後楽園大会。6人タッグ戦でまみえた2人。試合後にマイクを握った後藤が「次の、NEVER無差別級タイトルマッチ…」と切り出し、あらためてリングで対戦要求すると思いきや、長い間を置いて「諦めるよ…」。意外な断念に会場が騒然とする中、最も混乱したのは飯伏。「ちょ、ちょっと待って。ちょっと待って下さい。なんで諦めるんですか!」と投げかけると、思わず「やりましょう…」と逆提案してしまった。

これが後藤のわなだった。「押してダメなら、引いてみなって言葉があるけどね、こうもうまくいくとは思ってなかったですよ」とニヤリとして見せた。飯伏は「やりますよ」と渋々応じていた。

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棚橋「百聞は一見に」G1制覇後、オメガと初対戦

棚橋に失望感を示したオメガ。左は飯伏(撮影・阿部健吾)

<新日本:大阪大会>◇3日◇エディオンアリーナ大阪

新日本プロレス最大の祭典、1月4日東京ドーム大会のメインで争う2人の前哨戦がいよいよ幕を開けた。

IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ、挑戦者棚橋弘至。棚橋が夏のG1クライマックスを制覇して挑戦権利証を獲得してから初めての対戦が、第4試合のタッグ戦で組まれた。

ゴング前から言い合い状態で、そのままエルボー合戦に。互いのプライドをぶつけ合う両雄の2カ月間にわたる長く熱いせめぎ合いが始まった瞬間、会場は一気にヒートアップした。

試合はオメガが「ゴールデン☆ラヴァーズ」を組む飯伏幸太との熟練の連係で、棚橋の相棒のデビット・フィンレーを追い詰める。棚橋もオメガの片翼の天使を回避して、ツイスト&シャウト、さらに連係技を断ち切るボディーアタックなど随所に見せ場を作った。

最後は9分47秒、オメガ組のゴールデン☆トリガーがフィンレーにさく裂し、勝負あり。オメガは棚橋の持参した挑戦権利証入りのブリーフケースを奪うと、「これがほしいのか」とばかりに挑発的にベルトを揺らしてみせた。

試合後には、自ら批判に言及。大阪大会に至るまでの地方などを巡るシリーズを欠場してきたことに対し、「いろいろな人に言われた、小さいショーには出ないのかと。でも、これは戦略でもあるんだ。チャレンジャーをしっかりと強い男に見せる作戦でもある」と狙いを述べた。「なのに、あの男は…。また黒星をつけられただろ。挑戦する男に見えるか、見えないだろ。このザマとはどういうことだ!」と憤った。

棚橋は「百聞は一見にしかず、じゃないけども、いない相手を戦うより、1回ケニーに触った方が分かることがたくさんある。何が分かったかっていうと、まだまだケニー・オメガっていうレスラーの引き出し、底はもっと奥が深いと思う。ケニーごと飲み込んで、包み込む、俺には武器がある。それを証明する」と豪語した。

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後藤洋央紀が4度目戴冠、次戦G1で苦杯の飯伏指名

後藤は飯伏を挑戦者に指名

<新日本:大阪大会>◇3日◇エディオンアリーナ大阪

NEVER無差別級選手権試合で、後藤洋央紀が4度目の戴冠4度目の戴冠を果たした。初防衛を狙った王者タイチを15分2秒、GTRからの片エビ固めで下した。

試合前に背を向けていた後藤に、タイチがバックドロップを仕掛ける奇襲でスタート。いきなりグロッギー状態にされた後藤は辛くも3カウントを逃れると、徐々に反撃に。牛殺しをカウンターで決めて流れをつかむと、ベルトでの殴打を狙ったタイチの横暴も許さずに、この日2発目の牛殺しを食らわせ、最後は昇天・改からGTRにつないでフィニッシュした。

本来は挑戦者はウィル・オスプレイのはずだったが、直前で負傷。1度は中止となったところで、先月27日の後楽園大会で後藤が挑戦表明していた。同じ「CHAOS」所属のオスプレイの無念を晴らす意味でも、勝利を誓っていた。

試合後には「見ただろ、俺とNEVERは相思相愛なんだよ。次、チャレンジャー、オスプレイ、来いよ、って言いたいところだけど、しっかりケガを治せよ。次、飯伏幸太、指名させてもらいますよ。NEVERにも新しい刺激が必要だ。彼は一番適任かな。良い返事を待ってますよ」と、夏のG1クライマックスで負けた飯伏を指名した。

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棚橋弘至「業界に友だちはいらない」飯伏組に勝利

<新日本:後楽園大会>◇16日◇後楽園ホール◇観衆1632人(満員)

1・4東京ドーム大会で、IWGPヘビー級王者ケニー・オメガに挑戦する棚橋弘至が、6人タッグで飯伏幸太組に勝利した。飯伏と激しい戦いを演じ、最後はチェーズ・オーエンズをハイフライフローで沈めた。

オカダとの戦いで、挑戦権利証を守り、すでに1・4東京ドーム行きを決めていたが、この日もあえて権利証の入ったスーツケースを持って登場。棚橋は「もう、1・4東京ドームは決まっているから、本当は必要ないが、あえて持ってアピールする。オレが持っていた方が、あれっ? 何? ってなるから」と本意を説明した。さらに「いろいろ言いたいことはあるけど、一番いいたいことは、オレはプロレスラーである限り、この業界に友だちはいらない。同じ志を持った仲間はいっぱいいる。でも、オレが知っているレスラーは、みんな1番になりたいやつらばかりだから」と意味深な発言をした。

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