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高安に大歓声「懐かしい」父親の地元水戸で春巡業

相撲を取る高安(左)

 大相撲の春巡業は21日、水戸市で行われ、地元茨城県出身の関脇高安(27=田子ノ浦)が大歓声を浴びた。

 父親の地元で、幼少期には数年間、住んだこともあるという水戸での巡業。偶然にも、前夜に宿泊したホテルの目の前はかつて、両親がレストランを開いていた場所で、当時は記憶も定かでない幼稚園の前の時代だが「懐かしい。思い出しますね。何となく覚えている。思い出すのは、父親と散歩したことかな」と懐かしんだ。

 この日は「もう少しやりたかった」と稽古は横綱、大関が入ってきたこともあってわずか6番で終わったが、その後はぶつかり稽古で幕内宇良に胸を出して約5分間、鍛えた。「胸を出すことは大事。相手のためにもなりますけど、1番は自分のため」と、期待の宇良を鍛えつつ、自らの足腰にも力をつけようとしていた。

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高安「昔だったら考えられない」日馬富士の指名感謝

日馬富士(右)と三番稽古をする高安(撮影・佐々木隆史)

 大相撲の春巡業は20日、千葉県柏市で行われ、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)で大関とりを狙う関脇高安(27=田子ノ浦)が、横綱日馬富士と三番稽古を行った。

 日馬富士の指名で土俵に上がり8番取って1勝。数回、右四つからつり上げるなど、力強さを見せる場面もあり「ああいうのもいいですね。つり寄りっていうか。あれができれば最高」と内容を重視した。横綱からの指名に「僕が関取になる前から稀勢の里関と稽古してるの見ていた。昔だったら考えられない。本当にありがたかったです」と感謝した。

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高安「僕も貢献」地元茨城の魅力度アップへ意欲

子どもとの稽古で、勢いよくぶつかってきた子どもを、サッと避ける高安(撮影・今村健人)

 関脇高安が地元の魅力度アップに尽力する。

 茨城・常陸大宮市で16日に行われた春巡業では子どもとの稽古に登場し、会場を盛り上げた。地元茨城県は都道府県魅力度ランキングで4年連続最下位だが「横綱も出て番付は上がるんじゃないか。相撲は出身地が読み上げられる独特の文化。僕も貢献できるようになりたい」。兄弟子稀勢の里に続いて夏場所で大関とりがかなえば、貢献度は大だ。

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嘉風トーナメントV 賞金は愛息と約束のおもちゃに

 大相撲の春巡業は8日、神奈川県藤沢市内で行われ、幕内のトーナメントでは35歳の嘉風(尾車)が優勝した。

 初戦から関脇高安、幕内逸ノ城に勝ち、準決勝では横綱鶴竜を撃破。「横綱に勝って、決勝で負けたら…とかネガティブな感情も出たけど、それも受け入れてしっかり相撲を取ろうと思った」と、決勝で貴ノ岩を寄り切った。「トーナメントで優勝したのは久しぶり。(日体大時代の)大学のとき以来です」と懐かしんだ。

 優勝賞金の使い道については、良き父親らしき顔が…。2日に行われた伊勢神宮の土俵入りでは長男凌聖(りょうせい)くんと土俵入り。その際、最後まで大泣きしていた昨年と違い、今年は急に「やる!」と「おりこうさんになった」(嘉風)という。そこで「ご褒美に何か買ってあげるね」と約束していたこともあって「おもちゃを買ってあげます」とあらためて約束していた。

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高安2度目の大関とり挑戦へ「準備していきたい」

 大相撲の春巡業が3日、愛知県小牧市で行われ、関取衆の本格的な稽古が始まった。

 5月の夏場所で2度目の大関とりに挑む関脇高安は「体がなまっているので、徐々に調子を上げて準備していきたい」と表情を引き締めた。

 ぶつかり稽古では胸を出し、申し合いは幕内の宇良や石浦らと13番取った。体調がよく、場所前に良い稽古ができて迎えた先場所は12勝を挙げて殊勲賞を受賞した。高安は「質のいい稽古をしていきたい」と話した。

 春巡業は2日からスタートし、先場所で負傷しながらも優勝した稀勢の里と白鵬の両横綱や、照ノ富士と豪栄道の2大関はけがで休場している。

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高安、大関とりへ兄弟子稀勢の里から刺激「自分も」

幕内力士トーナメントで気合の入った表情で取組を行う高安(左)

 大相撲夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)で2度目の大関とりに挑む関脇高安(27=田子ノ浦)が全勝を宣言した。2日、春巡業が三重県伊勢市の伊勢神宮で始まった。

 高安は春場所12勝を挙げ、大関とりの目安とされる直近3場所の合計33勝まで残り10勝と迫った。だが意識はその先に向いていた。「全勝できたらいいですね。というか全部勝ちたいです」と力強く宣言した。兄弟子稀勢の里の春場所優勝で「自分もできるんだという気持ちを持って準備していきたい」と意欲は高まってきた。

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関脇高安「全部勝ちたい」大関とりの夏場所全勝宣言

巡業最後に行われた幕内力士トーナメントで気合の入った表情で取組を行う高安(撮影・佐々木隆史)

 大相撲の春巡業が2日、三重県伊勢市の伊勢神宮で始まり、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)で大関とりがかかる関脇高安(27=田子ノ浦)から全勝宣言が飛び出した。

 初場所11勝、春場所12勝で大関とりの目安とされる、直近3場所の合計33勝まで残り10勝と迫った。

 だが「全勝できたらいいですね。というか全部勝ちたいです」と力強く宣言。「部屋の横綱の優勝を間近で見て感化されました」と兄弟子稀勢の里の2場所連続優勝の姿に、意欲が高まっていた。

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高安、兄弟子Vに感動号泣 大関昇進で恩返しだ

オープンカーに高安(左)と乗り、ファンに手を振りパレードする稀勢の里(撮影・外山鉄司)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇高安(27=田子ノ浦)が、大関取りへの強力な足固めになる12勝目を挙げた。関脇玉鷲を寄り切り、3度目の殊勲賞を獲得。初場所の11勝を加えると、大関昇進の目安となる「三役で直近3場所33勝」へ、あと10勝。夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)での悲願成就に近づいた。

 涙が止まらなかった。取組を終え、西の支度部屋で高安がむせび泣いた。目の前のテレビに映っていたのは、痛みに耐え奇跡の逆転優勝を遂げた兄弟子の姿。誰よりも近くで、その苦闘を見てきた。「すごいのひと言です。報われて良かった…」。目を真っ赤にしてこぼした。初場所に続いて稀勢の里の優勝を目の当たりにして「本当に感動しました。もう1回、いい景色を見させてもらった。ありがたいです」。声を震わせ、言葉を絞り出した。

 本割を前にした兄弟子へ、勇気を与える白星だった。稀勢の里が土俵下で見守る中、前に前に攻めて玉鷲を撃破した。「勝って終われて良かった」。来場所後に大関の座をつかむためには、この日の結果が重要になることも十分に分かっていた。

 初日から10連勝も11日目から3連敗。だが、終盤の連勝で白星を上積みした。昨年秋場所では10勝しながら最後に3連敗し、翌九州での昇進失敗につながった。「今場所もズルズルいったら今までと変わらないから、絶対に止めたい気持ちがあった」。強い覚悟で盛り返し、精神的な成長を示した。大きな感動をもらった兄弟子へ、夏場所では高安が大関昇進で恩返しする。【木村有三】

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高安、稀勢の里Vに涙止まらず「報われて良かった」

オープンカーに高安(左)と乗り、ファンに手を振りパレードする稀勢の里(撮影・外山鉄司)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇高安(27=田子ノ浦)が、兄弟子の新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)の劇的な逆転優勝に感動の涙を流した。

 関脇玉鷲(32=片男波)を寄り切りで下した後、西の支度部屋で兄弟子の激闘をテレビ観戦。優勝決定戦を制すると、おえつして号泣し「すごいのひと言です。報われて良かった」と感激した。

 自身もこの日の白星で12勝目となり、夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)での大関取りに弾みをつけた。「今場所もけがなく、しっかり相撲を取りきって終われたんで。また来場所も序盤からいい気持ちで取れると思います」とやる気を見せていた。

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稀勢の里、横綱初&2連続V 照ノ富士と決定戦制す

内閣総理大臣杯を受け取る時、顔をゆがめる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇千秋楽◇26日◇エディオンアリーナ大阪

 手負いの新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が優勝決定戦で、大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)を小手投げで下し2場所連続優勝を果たした。

 稀勢の里は照ノ富士を1差で追う展開だったが、本割で照ノ富士を突き落として13勝2敗で並んで優勝決定戦へ持ち込んだ。

 稀勢の里は13日目、日馬富士戦で左肩付近を痛めながら強行出場。横綱昇進後最初の場所で意地を見せ、昇進後初優勝を決めた。新横綱の優勝は貴乃花以来22年ぶりとなる。

 また、関脇高安(27=田子ノ浦)が3度目の殊勲賞。貴景勝(20=貴乃花)は11勝を挙げ、初の三賞となる敢闘賞を獲得した。技能賞は6場所ぶりに該当者なしだった。

 十両は元幕内の豊響(32=境川)が3人のともえ戦による優勝決定戦を制して3度目の優勝。序二段は若山(阿武松)、幕下は元十両の阿炎(錣山)、三段目は玉金剛(片男波)、序ノ口は一山本(二所ノ関)が優勝を決めている。

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強行出場の稀勢の里2連敗!照ノ富士トップ1敗守る

鶴竜(右)の立ち会いを左肩で受ける稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇14日目◇25日◇エディオンアリーナ大阪

 13日目の日馬富士戦で左肩から胸付近を負傷し、強行出場となった新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は、横綱鶴竜(31=井筒)に立ち合いもろ差しを許し、寄り切られて2敗目を喫した。稀勢の里は逆転優勝の望みを懸けて千秋楽で1敗の大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)と対戦する。

 横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)は、関脇玉鷲(32=片男波)に寄り倒され4敗目。玉鷲は5場所連続の勝ち越しを決めた。

 大関照ノ富士は、立ち合い右に変化する注文相撲で関脇琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)をはたき込んで13勝目。琴奨菊は6敗目で10勝に届かず、来場所の大関復帰はなくなった。

 関脇高安(27=田子ノ浦)は、前頭3枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)を押し出して11勝目、自身の連敗を3で止めた。宝富士は8敗目で負け越し。

 小結御嶽海(24=出羽海)は、前頭6枚目千代の国(26=九重)を押し出して8勝目、昨年11月の九州場所以来、2度目の三役で初の勝ち越しとなった。

 前頭10枚目栃煌山(31=春日野)は、同13枚目貴景勝(20=貴乃花)にはたき込まれて12日目から3連敗で10勝4敗。貴景勝は2桁10勝目。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(26=追手風)は、同9枚目輝(22=高田川)に押し出され7敗目。同じく新入幕の前頭12枚目宇良(24=木瀬)も、同16枚目錦木 (26=伊勢ノ海)に押し出されて7敗目、ともに千秋楽に勝ち越しを懸ける。

 14日目を終え1敗は照ノ富士、2敗で稀勢の里となった。

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照ノ富士びっくりトップタイ「最後まで頑張るだけ」

鶴竜(左)を寄り切りで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇13日目◇24日◇エディオンアリーナ大阪

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が、15年秋場所の優勝決定戦を含めて過去11戦3勝と合口の悪かった横綱鶴竜(31=井筒)を破って12勝目を挙げ、兄弟子の横綱日馬富士が土をつけた横綱稀勢の里と1敗で並んだ。関脇の高安と平幕の栃煌山がともに3敗目を喫して後退し、15年夏場所以来2度目の優勝の好機が到来した。

 止められる者はもういないのか。照ノ富士は立ち合いで鶴竜に踏み込まれてもろ差しを許した。いったん外四つから巻き替えて左四つになるも巻き替えられ、再びもろ差しを許した。だが、今場所は不利な体勢からでも強い。足を踏み出して両上手を引き、体を密着させて強引に寄り切った。

 過去11戦3勝と合口の悪かった横綱に完勝。支度部屋で「全力でやってるだけなので何とも言えないでず。精いっぱいやるだけです」と息を切らしながら話した。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「前かがみになって圧力をかけられた」と勝因を分析した。

 髪を結ってもらっている時に、テレビの大相撲中継の音声で結びの一番での異変に気がついた。「あれどうしたの?」と記者に質問し、負傷した稀勢の里の状況をうなずきもせずに聞いた。「最後まで頑張るだけです。一番一番ですよ」と浮かれなかった。

 15年夏場所以来の優勝が手の届くところにきた。兄弟子の十両安美錦が優勝パレードの旗手を務めたい、と話していたと伝え聞くと「やってもらいたいです」。だが、すぐに「まだそこまでは」と全く気を緩めなかった。【佐々木隆史】

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稀勢の里が初黒星、照ノ富士と1敗で並ぶ 春場所

日馬富士(左)に寄り倒しで敗れ、土俵下に激しく落ちる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇13日目◇24日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は、日馬富士(32=伊勢ケ浜)に寄り倒しで敗れ今場所初黒星を喫した。土俵から落ちた稀勢の里は、左肩を押さえ花道をさがった。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、横綱鶴竜(31=井筒)を寄り切って1敗を守り12勝1敗とした。

 2敗の関脇高安(27=田子ノ浦)は、前頭4枚目嘉風(35=尾車)に寄り切りで敗れ、10連勝のあと3連敗となった。嘉風は8勝5敗で勝ち越しを決めた。

 10勝で大関復帰となる関脇琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)は、小結正代(25=時津風)を、押し出して8勝5敗とし大関復帰へ踏みとどまった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(26=追手風)は、前頭10枚目栃煌山(31=春日野)を押し出し7勝6敗。栃煌山は3敗目を喫した。

 新入幕の前頭12枚目宇良(24=木瀬)は、同7枚目千代翔馬(25=九重)を寄り切って7勝6敗。

 13日目を終え全勝はいなくなり、1敗で稀勢の里、照ノ富士となった。

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照ノ富士Vへ1差、本調子でなく「我慢しながら」

照ノ富士(右)は遠藤を浴びせ倒しで破った(撮影・宮崎幸一)

<大相撲春場所>◇12日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)が、3連敗中と苦手にしていた東前頭5枚目の遠藤(26=追手風)を浴びせ倒して1敗を守った。昨年初場所途中休場の原因となった、左膝半月板の内視鏡手術から1年。自身4度目のかど番も9日目に脱出して復調ぶりを見せている。関脇高安、平幕栃煌山が敗れ、ともに2敗に後退。照ノ富士が15年夏場所以来2度目の優勝へ向けて全勝の横綱稀勢の里を追いかける。

 強い照ノ富士が戻ってきた。左を張って右のかち上げを遠藤に食らわせた立ち合い。左下手を狙ったがかわされて、もろ差しを許して土俵際に追い込まれた。万事休す、と思われたが右上手1本で一瞬つり上げて押し返し、右に回りながら自らの体と一緒に浴びせ倒した。「つかんでなかったら危なかった。(上手を)取れば持ち上げられると思った」と勝因を話した。

 弟弟子の照強を相手にしたこの日の朝稽古。いつもなら寄り切りや上手投げで汗を流すのがルーティンだが、左張り手からの右のかち上げを入念に繰り返していた。支度部屋では「流れですよ。流れ流れ」とけむに巻いたが、ここまで4戦1勝と苦手にしていた相手に対策は練っていた。

 どん底の1年だった。16年初場所を途中休場し、左膝半月板を手術。同年春場所から出場するも、思うように動けず最高でも8勝止まり。かど番も3度経験した。今場所も4度目のかど番だったが自己最速の9日目で脱出し、15年秋場所以来の2桁勝利。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「前に出られている。前に出れば力がある」とケガからの復調気配にに目を細めた。

 実際は「我慢しながらやってる」と本調子ではない。だが「ケガしてから一番稽古ができた」と場所前の稽古量に手応えを感じていた。さらに新横綱稀勢の里の誕生に「俺も頑張ろうと思った」と刺激を受けた。15年夏場所以来、自身2度目の優勝へ、心も体も準備はできている。【佐々木隆史】

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高安、日馬に翻弄され2敗目「ベスト尽くすだけ」

<大相撲春場所>◇12日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪

 高安は日馬富士のスピードに翻弄(ほんろう)されて2敗に後退した。

 朝は「大事な一番には変わりない。でも、大事と思わず、自分のベストを尽くすだけ」と話していたが、横綱に前まわしを引きつけられて左足をすくわれた。横綱戦は2連敗。たたきつけられた土俵でしばらく顔を上げられず、支度部屋では唇をかみしめていた。

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日馬富士、また左目充血「あと3日なのでしっかり」

日馬富士(右)は高安を小股すくいで下す(撮影・宮崎幸一)

<大相撲春場所>◇12日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪

 日馬富士は横綱の意地を見せた。1敗の高安に頭からぶつかり、右の下手を深くつかむと、左手で相手の左足を取るように小股すくいを決めた。

 場所序盤に痛めた左目は、激しい当たりで再び充血したが「あと3日なので1日一番、しっかり務めたい」ときっぱり。今日13日目の稀勢の里戦へ調子を上げてきた。

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稀勢の里、全勝守る 横綱同士の対決へ「また集中」

荒鷲(左)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇12日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が全勝を守った。西前頭4枚目の荒鷲(30=峰崎)に立ち合いで差し勝つと、上手にこだわらずに前進。前のめりになりながら寄り切った。

 新横綱の初日から12連勝は、1場所15日制が定着した49年夏場所以降、先代師匠の隆の里(15戦全勝)に次ぎ、玉の海と旭富士に並ぶ2位タイ。「いいんじゃない。いろいろな展開がありますから」とうなずいた。

 弟弟子の高安と平幕栃煌山が敗れたため、1敗は大関照ノ富士1人となった。優勝争いはかなりしぼられてきた中で、13日目から横綱同士の対決が始まる。「また集中して。明日です」と気を引き締めていた。

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稀勢の里12連勝、照ノ富士は1敗守る 春場所

稀勢の里は荒鷲(手前)を寄り切りで下す(撮影・宮崎幸一)

<大相撲春場所>◇12日目◇23日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が前頭4枚目荒鷲(30=峰崎)を寄り切って、初日からの連勝を12と伸ばした。

 横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)は、関脇高安(27=田子ノ浦)を小またすくいで下し9勝3敗。高安は10勝2敗となった。

 横綱鶴竜(31=井筒)は、関脇玉鷲(32=片男波)に押し出しされ8勝4敗。

 かど番脱出の大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、前頭5枚目遠藤(26=追手風)を浴せ倒し11勝目をあげた。

 同じく1敗で追う前頭10枚目栃煌山(31=春日野)は、同14枚目妙義龍(30=境川)に寄り切られ2敗目を喫した。

 大関復帰を目指す関脇琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)は、前頭3枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に、はたき込みで敗れ7勝5敗。 

 新入幕の前頭12枚目宇良(24=木瀬)は、同6枚目碧山(30=春日野)に、はたき込まれ6勝6敗となった。

 12日目を終え勝ちっ放しは稀勢の里、1敗で照ノ富士、2敗で高安、栃煌山が続く展開となった。

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二所ノ関審判長「稀勢はあの形でよく残っている」

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)がかろうじて全勝を守り、単独トップに立った。

 幕内後半戦の二所ノ関審判長(元大関若嶋津)は「稀勢の里は今場所、あの形でよく残っている。高安は切り替えて頑張ってもらわないと。2桁勝っているから(大関どりのかかる来場所に向けて白星の)上積みが大事だね」と話した。

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鶴竜、高安止めて「いい立ち合いで自分の形できた」

鶴竜(左)に上手出し投げで敗れた高安(撮影・宮崎幸一)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 横綱鶴竜(31=井筒)が、全勝の関脇高安(27=田子ノ浦)を下して横綱の意地を見せた。

 鶴竜は「いい立ち合いで自分の形ができた。相手は関係ない。いかにこれを続けていくかが大事」と話した。

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稀勢の里の達観、自己最多17連勝も「今日は今日」

嘉風(右)を送り出し、全勝を守った稀勢の里(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 苦しめられた。場所前の稽古で左目上付近に裂傷を負わされた嘉風に、稀勢の里は下がる一方だった。回り込んでしのぐも、左を差されて上体が浮く。

 だが、新横綱は俵を背負ってからが強い。右から小手で振り、左の突きで体を入れ替えて逆転の送り出し。初日から11連勝で、先場所からの連勝も自己最多17に伸ばし「いろいろ展開がある。集中してやれたのでいいんじゃないの」と息をついた。

 直前で、全勝で並走してきた弟弟子の高安が鶴竜に敗れた。目の前に落ちてきたが、集中力を切らさなかった。11日目で単独トップに立つのは新横綱としては90年秋場所の旭富士以来。初優勝した先場所と同じ流れに「今日は今日。また明日、集中してやりたい」と、連日同様の言葉で締めくくった。

稀勢の里の10連勝以上

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高安、連勝ストップにも八角理事長は「立派すぎる」

11連勝ならず支度部屋で言葉少ない高安(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 横綱鶴竜に敗れて、高安の初日からの連勝が10で止まった。

 立ち合いで右上手を許す苦しい体勢。左下手投げを2度放って打開しようとしたが、最後は出し投げに屈した。兄弟子の稀勢の里に離される初黒星に支度部屋では無言だったが、八角理事長(元横綱北勝海)は「10連勝が立派すぎる。これから切り替えていけばいい」と励ました。

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照ノ富士、自力優勝の可能性に「えっ、負けたの?」

荒鷲(左)を上手投げで破った照ノ富士(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 照ノ富士が荒鷲を下して、15年秋場所以来の2桁勝利を手にした。

 左上手からつり寄りで攻め、最後は土俵際で上手投げを決めた。先場所は上手投げで敗れていただけに「逆に投げてやりたかった」としてやったり。高安が敗れて自力優勝の可能性が出てきたと知ると「えっ、負けたの?」と驚いていた。

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稀勢の里が単独11連勝、高安は初黒星 春場所

嘉風(左)と激しい取り組みをする稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇高安(27=田子ノ浦)に土がつき、兄弟子で11連勝を飾った新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が単独トップに立った。

 稀勢の里は、前頭4枚目嘉風(35=尾車)を送り出した。高安は、横綱鶴竜(31=井筒)の上手出し投げに敗れて連勝が10で止まった。鶴竜は8勝3敗となった。

 横綱日馬富士(32=伊勢ケ浜)は、小結御嶽海(24=出羽海)を素早い攻めで寄り切って8勝3敗とした。

 大関照ノ富士(25=伊勢ケ浜)は、前頭4枚目荒鷲(30=峰崎)を左上手投げで下し1敗を守った。

 やはり1敗で追う前頭10枚目栃煌山(31=春日野)は、取り直しの末に千代の国(26=九重)を寄り切った。

 大関復帰を目指す関脇琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)は、前頭筆頭の勢(30=伊勢ノ海)にはたき込まれて4敗目を喫した。

 新入幕の前頭12枚目宇良(24=木瀬)は、同14枚目旭秀鵬(28=友綱)を寄り切って今場所初の連勝をマークし6勝5敗とした。

 11日目を全勝は稀勢の里1人となり、1敗で照ノ富士、高安、栃煌山が続く展開となった。

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鶴竜が全勝高安下す「慌てずに」横綱の意地見せた

鶴竜(左)に上手出し投げで敗れた高安(撮影・宮崎幸一)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 横綱鶴竜(31=井筒)が、全勝の関脇高安(27=田子ノ浦)を下して横綱の意地を見せた。

 左下手を取った高安に何度も強引に投げを狙われたが耐えて、タイミングを見計らい上手出し投げで転がした。「慌てずにしっかりと落ち着いてて良かったです」と冷静な口調。高安の成長について「力はついてきていると思います」と話したが、「相手は関係ない。いかにこれを続けていくかが大事」と自分に言い聞かせた。

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稀勢の里「いいんじゃないの」粘り腰で単独11連勝

風呂から出てくる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇11日目◇22日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)がかろうじて全勝を守り、単独トップに立った。

 直前の一番で、弟弟子の関脇高安(27=田子ノ浦)が横綱鶴竜に敗れた。勝てば単独トップに立つ結びの一番。だが、場所前の稽古で左目上付近に裂傷を負わされた東前頭4枚目の嘉風(35=尾車)の押しに防戦一方となる。右に回り込んで立て直そうとするも、今度は寄りに後退した。

 しかし、今場所の新横綱は、俵に足をかけてからの粘りがある。右から小手で振り、最後は左からの突きで体を入れ替えた。場所前の逆転の送り出しで、初日からの連勝を11に伸ばした。「集中してやれたので、いいんじゃないの」と息をついた。

 ただ1人の全勝。そして、初場所10日目から続く連勝も自己最多の17に伸ばした。しかし、口から出る言葉は少しも変わらない。「今日は今日で、また明日集中してやる」。心を波立たせることなく、残り4日間を見据えた。

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稀勢の里「集中してやれてる」懸賞自己最多310本

懸賞金の束を持ち土俵を降りる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

 新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が初日から10連勝を飾った。関脇玉鷲を張り差しで組み止めて、左四つで寄り切った。新横綱の10連勝は1場所15日制が定着した49年夏場所以降、4人目。この日は30本の懸賞を獲得し、今場所獲得した計310本は、5日間を残して自己最多となった。関脇高安も10連勝し、大関照ノ富士、平幕栃煌山は1敗を守った。

 強烈な音とともに、稀勢の里の右手が伸びた。左ほおを思い切り張る。出足に力がある玉鷲を止めた。左をねじ込み、万全の左四つ。こうなれば、後は落ち着いて寄り切るだけだった。

 出番前、支度部屋では付け人に右からの張り差しを繰り返していた。連合稽古で押し込まれて「やっておいてよかった」と言った相手。最大限の警戒で臨んでいた。これで自身4度目の初日から10連勝。だが、7場所連続の2桁勝利にも「集中してやれている。一番一番、毎日やるだけです」と表情は変わらなかった。

 勝ち名乗りを受けた後、片手でつかんだ30本の懸賞。今場所の合計本数は310本(手取り930万円)に上った。昨年名古屋の300本を上回り5日を残して自己最多。それだけ懸賞が懸かれば、対戦相手も必然的に燃えてくる。それをはねのけ、取りこぼしをしていない証しでもある。春場所の最多獲得数は10年の白鵬の405本。更新は時間の問題になってきた。

 新横綱の初日からの10連勝は、1場所15日制が定着した49年夏以降、隆の里の15連勝、玉の海、旭富士の12連勝に次ぐ4人目。弟弟子の高安と並走する展開に「いいんじゃないの」と涼しい顔で勝負の終盤戦をにらんだ。【今村健人】

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高安が鬼形相で無傷10連勝 大関とりへ足固め

貴ノ岩(右)をはたき込みで破り10連勝とする高安(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇高安(27=田子ノ浦)が初日から10連勝を飾った。西前頭2枚目の貴ノ岩の注文相撲にも動じず、はたき込み。初場所に続く2桁で、夏場所の大関とりへ足固めができた。1場所15日制が定着した49年夏場所以降、関脇の無傷10連勝以上は14人目で、過去13人はいずれも横綱、大関に昇進している。兄弟子の横綱稀勢の里も全勝を守り、同部屋力士2人だけの同時10連勝は49年夏以降、初めて。

 振り向いたその顔は、まるで鬼のようだった。立ち合いで、高安は変化をされた。貴ノ岩に、自分の右に動かれた。心は乱れなかった。「頭には入っていました。動くならあっちの方だと。しっかり相手が見えていました。全然大丈夫でした」。

 立ち合いの踏み込みは、いつもと違う左足。変化も想定し、胸から当たりにいった。だから踏みとどまれる。右足はまだ、土俵中央の仕切り線にかかっていた。これが貴ノ岩を慌てさせた。鬼のような形相がなおさらひるませた。「すぐ対応できました。あれも相撲。しっかり残れて良かった」。慌てて出る相手を、はたき込みで退けた。何をされても動じない。強さがみなぎっていた。

 初日からの勝ちっ放しが10に伸びた、前頭7枚目で13年初場所6日目から記録した9連勝も更新して、初日からでなくても自己最多。それを関脇で塗り替えた。1場所15日制が定着した49年夏以降、関脇の初日から10連勝は14人目。過去13人は全員、大関以上に昇進した。大関とりへ、確かな足固めができあがった。

 今場所、たくましい体を意のままに操れる。「体重が増えすぎないよう、コントロールして食べている」。最初の大関とりだった昨年九州では、180キロ超と自己最重量を記録して「ちょっと重かった」。反省を生かして、新横綱との激しい稽古と自制で減らした。1月末の健診は173・8キロ。そこから「しっかり食べて、体をしぼって、質のいい体をつくった」。今はベストと言い切る176キロ。「お酒は1滴も飲んでいないです。場所前から」。

 同部屋の力士2人が初日から10連勝で肩を並べるのは04年春場所の朝青龍、朝赤龍以来13年ぶり。だが、当時は大関千代大海も並走していた。同部屋2人だけとなれば史上初。優勝争いは終盤戦へと突入し、11日目は横綱鶴竜と組まれた。「(優勝争いを)意識しながらリラックスしてやります。気持ちよく、毎日過ごせるように」。気負うことのない姿に、すごみがにじみ始めた。【今村健人】

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高安に吉兆!無傷10連勝過去13人すべて大関以上

貴ノ岩(右)をはたき込みで破り10連勝とする高安(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

 関脇高安(27=田子ノ浦)が初日から10連勝を飾った。西前頭2枚目の貴ノ岩の注文相撲にも動じず、はたき込み。初場所に続く2桁で、夏場所の大関とりへ足固めができた。

 1場所15日制が定着した49年夏場所以降、関脇の無傷10連勝以上は14人目で、過去13人はいずれも横綱、大関に昇進している。

 兄弟子の横綱稀勢の里も全勝を守り、同部屋力士2人だけの同時10連勝は49年夏以降、初めて。

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稀勢の里10連勝「いいんじゃない」高安並走も淡々

玉鷲を寄り切り10連勝の稀勢の里(撮影・岡本肇)

<大相撲春場所>◇10日目◇21日◇エディオンアリーナ大阪

 弟弟子には負けない。新横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が初日からの連勝を10に伸ばした。

 関脇玉鷲(32=片男波)の左ほおを強烈に張ると、左四つに。あとは落ち着いて寄り切った。危なげない内容に「まぁ、集中して。いいんじゃないか」とうなずいた。高安との並走にも「いいんじゃないの」と淡々と話した。

 新横綱の初日からの10連勝は、1場所15日制が定着した49年夏場所以降、玉の海(12連勝)、先代師匠の隆の里(15戦全勝)、旭富士(12連勝)に続いて4人目。先代師匠以来の新横綱全勝優勝に向けて「明日は明日でやるだけ。一番一番、毎日やるだけです」と集中を切らさなかった。

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