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栃煌山が高安に勝ち越し「何番かは良いのがあった」

大関高安(右)と相撲を取る栃煌山

 大相撲の夏巡業は20日、北海道旭川市で行われ、幕内栃煌山(30=春日野)が大関高安と三番稽古を行った。

 12勝した名古屋場所でつかんだ立ち合いの感覚を生かして、7勝6敗と勝ち越し。それでも「何番かは良いのがあったが、力の入り具合がもうちょい」と実力者は素直にはうなずかなかった。秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)では同部屋の栃ノ心との“争い”だが、1年ぶりの三役復帰の可能性が高い。「そんなに時間もない。しっかりやらなければ」と話した。これで北海道・東北の巡業を終えて、残すは23日からの関東のみとなった。

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高安「汗かきますね」三番稽古のちキャッチボール

マイグラブでキャッチボールする大関高安

 大相撲の夏巡業は19日、札幌市で行われ、大関高安(27=田子ノ浦)が幕内錦木と、時間の関係でストップがかかるまで計16番の三番稽古を行った。

 前日は阿武咲と相撲を取るなど横綱、大関陣でただ1人、連日の稽古。「自分はやらないとダメになる。どんな状況でもやらないと、巡業の生活リズムが悪くなる」と当然のように話した。支度部屋でも貴ノ岩らとキャッチボールに興じて「汗かきますね」。力が有り余っている様子だった。

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貴ノ岩、野球センスあり?スライダーに高安驚く

力強くボールを投げる貴ノ岩(撮影・今村健人)

 大相撲の夏巡業は19日、札幌市で行われ、幕内貴ノ岩(27=貴乃花)が大関高安らとキャッチボールを行った。

 母国モンゴルでは野球は盛んではなく、来日してから知ったという。“打席”に小結嘉風が入った最初はぎこちなく、球が高めに浮いていた。

 ただ「鳥取城北高時代に野球部の同級生から教わったことがあるんです」と、当時を徐々に思い出すと良い球が決まりだした。球筋にはときおり、スライダーも交じり、捕手役として受けた高安も「曲がるなぁ」と驚いていた。

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元野球少年の高安がスライダー、パームなど披露

マイグラブでキャッチボールする大関高安(撮影・今村健人)

 大相撲の夏巡業は19日、札幌市で行われ、大関高安(27=田子ノ浦)が力強い投球と華麗なキャッチングを披露した。

 小、中学校時代は野球少年とあって、持参していた9年前につくったグラブを用いて、若い衆とキャッチボール。スライダーやパームボールなども投じた。

 捕手役としても貴ノ岩のボールを鮮やかにさばくなど、昔の片りんを披露して「汗、かきますね」と楽しそうだった。

華麗な投球を披露する大関高安(撮影・今村健人)

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錦木、高安に指名され三番稽古「すてきなごほうび」

大関高安(右)と稽古する錦木(撮影・今村健人)

 大相撲の夏巡業は19日、札幌市で行われ、幕内錦木(26=伊勢ノ海)が大関高安に指名されて、計16番の三番稽古を行った。

 大関との三番稽古は「初めてです」。立ち合いで、高安のかち上げにもひるまず、中に入って寄り切る場面もあった。

 「稽古の虫」は4月の春巡業に続いて今回の夏巡業も、朝稽古を皆勤中。「いい稽古になりました。すてきなごほうびをいただきました」と感謝していた。

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高安、御嶽海“グルメツアー”函館朝市から室蘭まで

函館朝市で、メロンを手にする高安(右)と御嶽海

 大相撲の夏巡業が休養日の17日、大関高安(27=田子ノ浦)と関脇御嶽海(24=出羽海)が“グルメツアー”を行った。

 宿泊先の北海道函館市で朝市を訪れると、朝から2人とも海鮮丼2人前に挑戦。さらに土産に購入したメロンや桃などを試食していくうちに、高安が空腹を訴える。何とか我慢して移動した室蘭市で2人は名物のカレーラーメンを頼んだが、高安は冷やしカレーつけめんも追加。そして、1時間後に再び空腹になっていた。大関の巨大な胃袋に「信じられない」と御嶽海は目を丸くした。「こんなおいしいラーメンがあったとは」と満足げな高安。御嶽海は「大関と一緒に回れて幸せ。胃袋がすごく強い」と恐れ入っていた。

函館で、朝から2杯の海鮮丼に挑戦する御嶽海
函館で、大盛りなのに小さく見える海鮮丼を手にする高安
函館朝市で、毛ガニを手にする御嶽海
室蘭で、カレーラーメンを食べた後、冷やしカレーつけめんにも挑む高安

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阿武咲が大関高安圧倒7番全勝で存在感「良かった」

大関高安(右)を押し込む阿武咲

 青森県中泊町出身の幕内阿武咲(21=阿武松)が16日、凱旋(がいせん)した同県板柳町の夏巡業で存在感を見せつけた。稽古で大関高安に指名されると、力強い立ち合いで圧倒。7番取って全勝した。新入幕から2場所連続の2桁勝利を挙げて、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)では初めての上位戦を迎えるが「楽しみしかない」とうそぶいた。

 大関との稽古で際立ったのは、阿武咲の力強さだけだった。「中泊町出身」の場内アナウンスに、惜しみない拍手と大声援が送られた津軽りんご市場の会場。ホームと化した土俵で高安に全力で挑んだ立ち合いが、ことごとく通じた。突っ張り合いでも負けない。懐に入れば、低く鋭い圧力で前に出られる。7番取って全勝に「うれしかったです。足も良く動いていた。良かったですね」と喜んだ。

 実家にほど近い板柳町での巡業は、まさに凱旋(がいせん)だった。新入幕だった夏場所に続いて名古屋場所でも10勝した。新入幕からの連続2桁は、1場所15日制が定着した49年夏場所以降、7人目の快挙。過去の6人には横綱の初代若乃花や白鵬の名前もある。そんな快挙をひっさげてのご当所場所だけに「うれしいっすよ」と喜んだ。

 稽古後は、前日の青森市に続いて子どもとの稽古に登場して盛り上げた。自身もかつて、青森市巡業で元小結の高見盛らに胸を出してもらったことがあった。プロに胸を借りたのはそれが初めて。今も記憶に残る。今度は自分が子どもたちに思い出をつくってあげたい。「その思いがあります」と恩返しも兼ねていた。

 再会した恩師らからは「もっと上を目指せ」と言葉をかけられた。「そういう気持ちでやりたい」。秋場所は初めての横綱、大関戦を迎えるが「昔から、強い人とやるのが好きでした。楽しみしかないです」。将来有望な若武者は早くも武者震いが止まらなかった。【今村健人】

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阿武咲が高安に7戦全勝「足も良く動いていた」

大関高安(右)を押し込む阿武咲(撮影・今村健人)

 大相撲の夏巡業は16日、青森県板柳町で行われ、同県中泊町出身の幕内阿武咲(21=阿武松)が存在感を際立たせた。

 大関高安に指名された稽古では、立ち合いで圧倒して7戦全勝。ぶつかり稽古では青森の先輩安美錦に胸を借り、子どもとの稽古でも豪快に転がってみせた。

 高安との稽古を「うれしかったです。足も良く動いていた。良かったですね」と振り返った阿武咲。新入幕だった夏場所から2場所連続で2桁勝利を挙げている若武者は「課題はいっぱいあります。でも、それは言わない。秋場所も一番一番です」と勝負師らしい言葉を残していた。

子どもとの稽古で、強さを見せる阿武咲(撮影・今村健人)

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高安、仙台巡業で迫力満点の三番稽古!阿武咲に活

仙台巡業初日の稽古で阿武咲を転がしてかわいがる大関高安(右)

 大相撲の夏巡業は12日、2日間開催で行われる仙台巡業の初日が、仙台市青葉体育館で行われた。

 白鵬(宮城野)、稀勢の里(田子ノ浦)が稽古場に姿を見せず、やや寂しい感のあった稽古土俵の最後に、大関高安(27=田子ノ浦)が上がり、気鋭の平幕力士・阿武咲(21=阿武松)を指名し、三番稽古を行った。途中から仕切り1回の待ったなしで若手の息を上がらせた後は、ぶつかり稽古でみっちり鍛えた。迫力たっぷりの相撲と、息も絶え絶えのぶつかり稽古に、館内のファンも熱狂。全体的に盛り上がりに欠けた稽古だったが、大関が活を入れる格好となった。

 生きの良い若手との手合わせを終えた高安は「いい相撲を取っているし、いい稽古相手になると思ってやった。これからやっていく(本場所で対戦する)相手だからね」と話した。

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青学大構内で大相撲巡業「いい環境」貴乃花巡業部長

阿武咲に稽古をつける白鵬(撮影・佐々木隆史)

 大相撲の夏巡業が8日、東京都渋谷区の青山学院大の構内にある青山学院記念館で行われ、キャンパスでの異例の興行はほぼ満員の約4700人の来場で盛り上がった。

 大学のレスリング部員が関取衆に挑戦したり、禁じ手をユニークに紹介する「初っ切り」などの館内説明が外国人向けに英語で実施されたりと、工夫が凝らされた。

 カフェやファッションビルが並ぶ青山通り沿いに力士のしこ名などを染め抜いたのぼりがはためき、足を止めて撮影する買い物客もいた。日本相撲協会の貴乃花巡業部長(元横綱)は「いい環境でやれた。相撲を肌身で感じてもらえたらいい」と話した。

 横綱白鵬は四股やすり足で汗を流し「若い人が多かった。横綱は苦しい稽古をして頑張っているというのを見てもらえたと思う。大学に行っていたら、学生の恋をしてみたかった」と笑顔。力士の食事は学生食堂でちゃんこ鍋など特別メニューが用意され、大関高安は「おいしかった。(通常のメニューも良さそうで)学生も喜ぶでしょう」とキャンパスの雰囲気を味わっていた。

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北勝富士へとへと「空気だけで疲れて」高安と9番

大関高安(右)と三番稽古する前頭北勝富士(撮影・佐々木隆史)

 大相撲夏巡業が1日、愛知・豊田市で行われ、名古屋場所で初金星を挙げた平幕の北勝富士(25=八角)が、大関高安の胸を借りた。

 「初日に『三番(稽古)やろう』と言われた」と指名を受けた。「空気が違う。空気だけで疲れて息が上がる」と9番取ってへとへと状態。最後の一番だけ押し出すことが出来たが、「僕の息が上がっていたので力を抜いて形にしてくれた」と謙遜。名古屋場所初日に勝った相手だが「意識してないですよ」と謙遜しきりだった。

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大関高安「土浦」背負う、新化粧まわしは地元の花火

大関昇進祝賀会で来場者との握手会に臨んだ高安(左から2人目)は小学校時代の先生たちとの記念撮影に笑顔で応じる(撮影・小沢裕)

 大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が「土浦」を背負う。地元茨城県土浦市で27日、大関昇進祝賀会が行われ、土浦後援会から「花火」の図柄の新しい化粧まわしが贈られることになった。毎年10月に同市で開かれる「全国花火競技大会」は日本3大花火大会の1つとして知られ、全国の花火師が技術を競う。「土浦は花火で有名な町。子どものころ、よく土手の方に見に行きました。すごく懐かしい。すごくいいモノをもらいました」と喜んだ。

 この日は約800人が集まる大盛況。会場のホテル1部屋では収まらず、2部屋に分かれたほど。ただ、先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)の言葉「うたげはいつまでも続かない」を引き合いに「余韻に浸っている場合ではない。上を目指すには『優勝』の2文字が必然となる。僕が頑張って土浦が盛り上がれたら。たくさんの人に土浦という町を知ってもらいたい」。地元を背負う意識が、高安に新たな力を与えていた。

高安土浦後援会から贈呈された化粧まわし(撮影・小沢裕)

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高安「全力で」31年ぶり夏切符の土浦日大にエール

出身の茨城・土浦で行われた大関昇進祝賀会であいさつする高安(撮影・小沢裕)

 大相撲で茨城県土浦市出身の大関高安(27=田子ノ浦)が、31年ぶりに夏の甲子園出場を決めた土浦日大を祝福した。

 中学卒業と同時に角界入りしたため、高校野球とは無縁だが、中学までは野球少年だった。「逆転勝ちだったんですよね。なかなか甲子園に行けなかったけど、久々の優勝。すごいですね。お祝いの言葉を述べたいです。甲子園では全力で頑張ってくれることを、僕も願っています」とエールを送った。

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高安「こんな集まるとは」祝賀会人数多く2度鏡開き

出身の茨城・土浦で行われた大関昇進祝賀会で鏡開きに臨む、左から田子の浦親方、高安、高安土浦後援会会長の中川土浦市長(撮影・小沢裕)

 大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)の大関昇進祝賀会が27日、地元茨城県土浦市で行われ、約800人が詰めかけた。会場のホテルでは人数が多すぎて、1部屋では収まりきらず、1階と2階に分けて開かれた。そこで2度、鏡開きを行った高安は「これまで地元で激励会をしていただいてきましたが、今までで1番の人数に集まっていただきました。こんなに集まるとは思っていなかったので、感謝しかないです」と頭を下げた。2度目のあいさつ中には、別会場の音声が入ってきたため、まさかの“取り直し”。仕切り直しで3度目のあいさつをするハプニングもあった。

 夏場所後に大関に昇進。新大関で迎えた名古屋場所は優勝を目標に掲げて臨んだが、9勝にとどまり、2桁には届かなかった。地元の後援会から新しい化粧まわしも贈られることになり「(地元には)結果を残して気持ちよく帰ってこられる。これからもまた、いい報告をしに帰ってきたい」と恩返しを誓っていた。

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新大関の重圧か、高安9勝に反省「稽古が足りない」

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇23日◇愛知県体育館

 高安が豪栄道をはたき込みで退けて連敗を4で止めた。

 「勝って終われて良かった」とひとまず胸をなで下ろした。前半戦を7勝1敗で折り返しながら、結果は9勝。「疲れたとは言えない」と言うも、新大関場所ならではの疲労はあった。「また課題ができた。稽古が足りない。現状維持ではこの地位は甘くない。1つ上を目指すために、また気持ちを入れ直して心と体を鍛えたい」と誓った。

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豪栄道千秋楽で負け越し…来場所かど番「稽古しか」

高安のはたき込みに敗れた豪栄道(撮影・渦原淳)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇23日◇愛知県体育館

 7勝7敗で迎えた大関豪栄道(31=境川)は、大関高安(27=田子ノ浦)に敗れて負け越した。

 立ち合いで相手の強烈なかち上げに体が起きて、最後ははたき込みに落ちた。「食いつきたかったけど…」と悔しそうに唇をかみしめた。

 千秋楽を7勝7敗で迎えるのは昨年の名古屋以来。当時は稀勢の里に敗れて負け越した。今年は同じ田子ノ浦部屋の弟弟子に屈した。9月の秋場所は、夏場所に続いて自身6度目のかど番となるが、昨年の秋場所はかど番優勝を果たしただけに「稽古しかないですね」と言葉少なに決意した。

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白鵬39度目優勝!御嶽海が殊勲賞、碧山は敢闘賞

白鵬は優勝インタビューでファンの声援に応える(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇23日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)を寄り倒して14勝1敗、2場所連続39度目の優勝を飾った。13日目には通算勝利数で魁皇を抜き歴代単独1位に立った場所で花を添え、1050勝で締めた。

 星1つの差で白鵬を追っていた前頭8枚目碧山(31=春日野)は、小結嘉風(35=尾車)をはたき込んで13勝2敗。新入幕以来となる敢闘賞を受賞した。嘉風は9勝6敗。

 大関豪栄道(31=境川)は、新大関高安(27=田子ノ浦)にはたき込まれ、無念の負け越し。来場所かど番となった。高安は9勝6敗。

 関脇玉鷲(32=片男波)は、前頭5枚目栃煌山(30=春日野)に押し出され、負け越しとなった。栃煌山は12勝3敗。

 新関脇御嶽海(24=出羽海)は、前頭6枚目阿武咲(21=阿武松)を押し出して9勝目。11日目には横綱白鵬を破り2場所連続2度目の殊勲賞を受賞した。阿武咲は10勝5敗。

 十両は大奄美(24=追手風)が11勝4敗で優勝した。

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懸賞本数は名古屋場所最多、全15日間で「札止め」

横綱白鵬(左)は懸賞金の束を手に頭を下げる(2017年7月17日撮影)

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇23日◇愛知県体育館

 懸賞の総本数は1677本で同場所の最多となった。過去の最多は2015年の1509本だった。今年3月の春場所で記録した地方場所最多の1707本には及ばなかった。

 横綱白鵬の通算最多勝記録や新大関高安らが注目された今場所は、入場券完売を意味する「札止め」を全15日間でマークした。昨年は11日間だった。大相撲人気を示すように、今年に入って4場所連続で全日程札止めとなった。

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宇良見られて負け越しも「全然違う」勝利締めへ闘志

玉鷲のはたき込みに敗れる宇良(撮影・渦原淳)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇22日◇愛知県体育館

 宇良は玉鷲にはたき込まれ、自己最高位で臨んだ場所の負け越しが決まった。

 10日目の高安戦で右膝を痛め、そこから5連敗。玉鷲にしっかり見られての黒星を「いつも“見られる”形になるけど、いい時はこっちが(相手を)見ている。周りに“宇良が見ている”と思われるようにしたい」と振り返った。千秋楽は千代の国戦。「明日勝てば7勝8敗。(6勝9敗と)全然違います」。珍しく闘志をちらつかせた。

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日馬富士「体がよく耐えて」貴乃花に並ぶ701勝

日馬富士(右)はとったりで高安を下す(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇22日◇愛知県体育館

 高安を下し、幕内勝利を貴乃花に並ぶ歴代7位の701勝とした日馬富士のコメント 体がよく耐えて頑張ってくれてます。いつも支えてくれる人たちのおかげです。(角界の)先輩たちの名に恥じぬよう頑張りますよ。

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白鵬1敗守った!39度目賜杯へ前進、2敗で碧山 

豪栄道をはたきこみに破る白鵬(撮影・渦原淳)

<大相撲名古屋場所>◇14日目◇22日◇愛知県体育館

 13日目に通算勝利数で歴代単独1位に立った横綱白鵬(32=宮城野)が、大関豪栄道(31=境川)をはたき込んで13勝1敗とし、2場所連続39度目の優勝に向けて前進した。豪栄道は7勝7敗となり、千秋楽に勝ち越しを懸ける。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、新大関高安(27=田子ノ浦)をとったりで下し11勝目を挙げた。日馬富士は幕内勝利数で元横綱貴乃花と並ぶ701勝目、歴代7位タイとなった。高安は11日目から4連敗で8勝6敗。

 2敗で白鵬を追う前頭8枚目碧山(31=春日野)は、同12枚目豪風(38=尾車)を押し出して12勝目。千秋楽に平幕優勝の可能性を残した。

 新関脇御嶽海(24=出羽海)は、前頭5枚目栃煌山(30=春日野)に寄り切られ8勝6敗となった。栃煌山は11勝目。

 関脇玉鷲(32=片男波)は、人気力士の前頭4枚目宇良(25=木瀬)をはたき込んで7勝7敗の五分の星とした。宇良は10日目から5連敗で8敗目となり、無念の負け越しとなった。

 小結琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は、前頭2枚目栃ノ心(29=春日野)に上手投げを食らって8敗目となり負け越しが決まった。栃ノ心は9勝目。

 優勝争いは1敗で白鵬、2敗で碧山が追う展開となっている。

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白鵬1048勝も通過点、次に狙うは最長横綱在位

1048勝目を挙げた白鵬は報道陣からプレゼントされた記念のボードを手にNO・1ポーズ(撮影・岡本肇)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、新大関高安を押し倒しで下し、元大関魁皇(現浅香山親方)を抜いて単独史上1位となる通算1048勝目を挙げた。序ノ口デビューから16年余り、所要97場所で新記録を樹立した。数々の記録を塗り替えた大横綱は次の目標に幕内1000勝と北の湖が歴代1位の横綱在位63場所を掲げた。今日14日目の大関豪栄道戦に勝ち、1差で迫っている碧山が敗れれば、2場所連続39度目の優勝が決まる。

 支度部屋に戻って来た白鵬を付け人らが特製のシャツとステテコを着て待ちかまえた。場所前に作っていた特注品。深緑色の生地で背中には「最多勝利1048勝達成」と濃いオレンジで書かれていた。「横綱おめでとうございます」と言われ、表情が緩む。「こんなのいつのまに。みんなのおかげだね。よく隠し通したね。あとで叱らないとな」。満面の笑みがはじけた。

 歴史に残る白星へ、今場所初めて右に動いた立ち合い。「今日は離れた勝負になると思った」と四つに組まず、のど輪で攻め立てた。何度も食い下がる高安を先手先手で攻め立てて、最後は右のおっつけで押し倒した。通算勝利単独1位の達成に「いい相撲だった。喜びは昨日より倍増したかな」。千代の富士と魁皇に並んだ時は「並んだときの方がうれしいね」と話していたが、だれも到達していない領域に踏み込んだ喜びはなお格別だった。

 入念な体作りが実を結んだ。名古屋入り前に、滋賀・長浜で3泊4日の合宿を行った。稽古場で汗を流すのは2時間程度だが、それとは別に稽古をしていた。住宅街にある宿舎近くの小さな公園で約1時間、四股を踏むなど体を動かした。近所の住民は「毎日やってますよ」と驚いていた。「場所前に体いじめてましたから」。数々の記録を打ち立てても、おごることなく、精進を続けてきたからこそ、今がある。

 次の目標も明確だ。支度部屋では「今日はとりあえずおとなしくしたい」と冗談交じりで答えた。だが、魁皇に並んで迎えたこの日の朝稽古で、はっきりと口にした。「ふと思ったのは幕内1000勝と北の湖さんの63場所」。1000勝まではあと46勝。歴代1位の北の湖にはあと3場所で並ぶ。2場所連続優勝も目前に迫る。白鵬の挑戦はまだまだ終わらない。【佐々木隆史】

 ◆八角理事長(元横綱北勝海)のコメント 誰も勝ったことのない数字。立派です。白鵬はこれ(記録)を目標にやってきたと思う。この記録は通過点。残り2日も気持ちを切らさないでほしい。今日の相撲でも、離れても自分の方から動いて攻めていた。安定している。

「最多勝利1048勝達成」と書かれたシャツを着る付け人たち(撮影・小沢裕)
横綱長期在位5傑

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高安完敗「節目負けたくない」あえて意識も防戦一方

白鵬(右)は強烈なのど輪で高安を追い込む(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、新大関高安を押し倒しで下し、元大関魁皇(現浅香山親方)を抜いて単独史上1位となる通算1048勝目を挙げた。

 高安は白鵬の記録更新に待ったをかけることはできなかった。激しい相撲だったが、内実は防戦一方。強烈な右おっつけで得意の左を封じられ、押し倒された。朝稽古では今場所初めて土俵の中に入り、若い衆に胸を出して気分一新。記録についても「考えて気合を入れていく。節目のときに負けたくない」と、あえて意識した上で臨んだが、力及ばず。3連敗となり、2桁に後がなくなった。

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日馬富士は幕内700勝「当たってきた相手に感謝」

豪栄道(右)を押し出す日馬富士(撮影・渦原淳)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 日馬富士が白鵬の記録には及ばないが、豪栄道を一気に押し出し、幕内700勝を決めた。今日14日目に高安を下せば、歴代7位の貴乃花に並ぶ。「相撲道。今まで当たってきた相手に感謝です。相手があっての相撲ですから」。

 記録は「結果」が信条の横綱は「まだ場所も終わっていない。一生懸命やってきたことの積み重ねだからね」と控えめに喜びを語った。

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白鵬単独1位1048勝「相撲は奥が深い」一問一答

白鵬(右)は高安を押し倒しで下し、歴代通算勝利で単独1位となる1048勝目を挙げた(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が新大関高安(27=田子ノ浦)を押し倒して12勝1敗とし、最多タイで並んでいた元大関魁皇を抜き単独1位となる1048勝目を挙げた。

 取組後のインタビューは以下の通り。

 -今の心境

 白鵬 満足しています。

 -少し足踏みをした日、少し硬くなったと話していたが

 白鵬 (今日は)硬くはなかったが安心した。上手をとった瞬間、十分かなと思った。相撲は奥が深い。

 -1048勝には

 白鵬 秋場所ではなく、この名古屋場所で応援してくれる方に見せることが出来て幸せです。

 -大きな声援、拍手があった

 白鵬 うれしいです。

 -勝ち星を積み上げてきた心境は

 白鵬 言葉通りに口にしてたら、かなうものもんだなと思った。場所前からの稽古から体をいじめてきたことがこの結果じゃないかなと思う。

 -残り2日

 白鵬 1番1番、いい相撲取りたい。

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白鵬1048勝!節目の勝利を振り返り/写真特集

通算300勝 白鵬(右)は右差しから万全の寄りで時天空に完勝(写真は2007年9月10日)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が、新大関高安(27=田子ノ浦)を押し倒して12勝1敗とし、最多タイで並んでいた元大関魁皇を抜き単独1位となる1048勝目を挙げた。

<通算300勝>2007年大相撲秋場所2日目 白鵬(右)は右差しから万全の寄りで時天空に完勝

通算300勝 白鵬(右)は右差しから万全の寄りで時天空に完勝(写真は2007年9月10日)

<通算500勝>2010年大相撲初場所14日目琴欧洲を上手投げで破る白鵬

通算500勝 琴欧洲を上手投げで破る白鵬(写真は2010年01月23日)

<通算670勝で横綱朝青龍の記録を抜く>2012年大相撲夏場所5日目、押し出しで豊真将(右)を破った白鵬

通算670勝 押し出しで豊真将(右)を破った白鵬(写真は2012年5月10日)

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通算700勝 2012年大相撲秋場所11日目 豪栄道を下し笑顔で引き揚げる白鵬(写真は2012年9月19日)

<通算800勝>2014年大相撲初場所 初日、栃煌山(左)を押し出し通算800勝を挙げた白鵬

通算800勝 栃煌山(左)を押し出し通算800勝を挙げた白鵬(写真は2014年1月12日)

<通算873勝で横綱大鵬の記録を抜く>2014年大相撲九州場所8日目 照ノ富士(右)を寄り切りで破り土俵下まで追い込み突き飛ばした白鵬

通算873勝で横綱大鵬の記録を抜く 照ノ富士(右)を寄り切りで破り土俵下まで追い込み突き飛ばした白鵬(写真は2014年11月16日)

<通算900勝>2015年大相撲春場所5日目、宝富士(下)をすくい投げで破った白鵬は、勢い余って体の上に膝から落下

通算900勝 宝富士(下)をすくい投げで破った白鵬は、勢い余って体の上に膝から落下(写真は2015年3月12日)

<通算1000勝>2016年大相撲九州場所3日目、魁聖を上手投げで破った白鵬

通算1000勝を達成した白鵬は、扇子と「白鵬メーター」を手に満面の笑顔(撮影・岡本肇)

白鵬は寄り切りで玉鷲を破る(撮影・渦原淳)

<通算1047勝>2017年大相撲名古屋場所12日目、寄り切りで玉鷲を破った白鵬

歴代通算1位タイとなる1047勝目を挙げた白鵬は「白鵬メーター」を手に笑顔を見せる(撮影・小沢裕)

白鵬(左)は高安を押し倒しで下し、歴代通算勝利で単独1位となる1048勝目を挙げた(撮影・小沢裕)

<通算1048勝>2017年大相撲名古屋場所13日目、押し倒しで高安を破った白鵬

白鵬(右)は高安を押し倒しで下し、歴代通算勝利で単独1位となる1048勝目を挙げた(撮影・小沢裕)

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白鵬、魁皇抜き単独トップ1048勝!14日目Vも

白鵬は歴代通算勝利で単独1位となる1048勝目を挙げて誇らしげに花道を引き揚げる(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 1敗で優勝争いの単独トップに立つ横綱白鵬(32=宮城野)が通算勝利数1048勝を挙げ、大関魁皇を抜いて歴代単独1位に立った。新大関高安(27=田子ノ浦)を右から押し倒した。

 14日目に白鵬が大関豪栄道(31=境川)に勝ち、2敗を守った前頭8枚目碧山(31=春日野)が同12枚目豪風(38=尾車)に負ければ2場所連続39度目の優勝が決まる。

 横綱日馬富士(33=伊勢ケ浜)は、大関豪栄道を押し出して10勝目を挙げた。

 新関脇御嶽海(24=出羽海)は、前頭2枚目栃ノ心(29=春日野)に寄り倒されて5敗目を喫した。関脇玉鷲(32=片男波)も前頭5枚目北勝富士(25=八角)に押し出されて7敗目を喫した。

 右ひざを痛めている前頭4枚目宇良(25=木瀬)は、小結琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に電車道で押し出されて7敗目となり、勝ち越しへあとがなくなった。

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白鵬が魁皇超え単独1位1048勝「満足してます」

白鵬(左)は高安を押し倒しで下し、歴代通算勝利で単独1位となる1048勝目を挙げた(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 横綱白鵬(32=宮城野)が新大関高安(27=田子ノ浦)を押し倒して12勝1敗とし、最多タイで並んでいた元大関魁皇を抜き単独1位となる1048勝目を挙げた。

 花道を引き揚げる際には両手を挙げてガッツポーズをつくった。インタビュー室で開口一番「満足しています」と、声をはずませた。

 白鵬は1036勝で今場所を迎え、12日目に関脇玉鷲(32=片男波)を寄り切って歴代1位タイとしていた。また、幕内での954勝、横綱としての760勝はいずれも歴代最多となっている。

 通算勝利数の上位10傑は以下の通り。

(1)白鵬 1048勝

(2)魁皇 1047勝

(3)千代の富士 1045勝

(4)大潮 964勝

(5)北の湖 951勝

(6)旭天鵬 927勝

(7)若の里 914勝

(8)大鵬 872勝

(9)寺尾 860勝

(10)安美錦 831勝

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五輪までは現役で!白鵬部屋創設へ日本国籍取得考え

白鵬(中央)は玉鷲を寄り切りで下し、歴代通算1位タイとなる1047勝目を挙げた。右は浅香山親方(元大関魁皇)(撮影・小沢裕)

<大相撲名古屋場所>◇12日目◇20日◇愛知県体育館

 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が関脇玉鷲を寄り切り、通算勝利歴代1位となる魁皇の1047勝に並んだ。01年春場所の初土俵から、魁皇より42場所早く達成。唯一の1敗を守り、早ければ明日14日目に2場所連続39度目の優勝が決まる。モンゴル出身の大横綱は近い将来、日本国籍を取得する考えを持っていることが、関係者の話で分かった。日本国籍を取得できれば、引退後は親方として日本相撲協会に残る見通しが立つ。

 ついにこの瞬間が訪れた。土俵下には元大関魁皇の浅香山審判員が座っていた。白鵬は「見えたけど下向いてた」と振り返るほど落ち着いていた。ただ「落とせない気持ちだった」。激しい右のかち上げに、力いっぱい左右の張り手。前日の負けを拭い去るように寄り切った。「言葉に言い表せられない。去年1年間苦しいものがあった。それが大記録につながった。一味も二味も味がおいしい。すんなりきたら、ここまではなかった」。表情は穏やかだった。

 角界のトップを走り続け、すでに将来を見越しているようだ。白鵬は公の場で明言していないが、関係者によると近い将来、日本国籍を取得する意向だという。父ムンフバト氏は、モンゴル初の五輪メダリストで国民的英雄ということもあり、息子の国籍変更は同国では想像以上の大問題。モンゴル国籍のままでは親方になれず、大相撲への思い入れが強い白鵬は悩み続けてきた。

 取得すれば、年寄名跡を取得するために必要な条件で唯一、満たしていなかった「日本国籍を有する者」をクリアする。すでに史上1位となる38回の幕内優勝を果たしており、日本人になれば日本相撲協会から「一代年寄」を贈られる可能性は高い。著しい功績があった横綱だけに与えられるもので、引退後も現役時代のしこ名のまま「白鵬親方」として弟子を指導できる。

 すでに平幕石浦、十両山口、序二段炎鵬を内弟子として抱えている。「白鵬部屋」創設となれば、3人とともに現在の宮城野部屋から独立する。「銀座に部屋を持ちたい」と、語ったこともあった。師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)も、白鵬の思いを察している。「横綱が今後目指すべき目標は?」と聞かれると「若手を育てたいという気持ちがあると思う」と話した。

 今日13日目の高安戦では、通算勝利数の新記録に挑む。今場所を制すれば、優勝40回に王手がかかる。「東京五輪までは現役でいたい」と常々口にする。まずは大横綱として、さらに相撲道を究めていく。【佐々木隆史】

 ◆一代年寄 日本相撲協会に以前から登録された105の年寄名跡(俗称親方株)のほかに、著しい貢献のあった横綱の功績をたたえて贈られる名跡。幕内優勝20回が目安とされ、個人1代限りにおいて年寄として待遇される。68年8月に大鵬、85年1月に北の湖、03年1月に貴乃花に贈られた。89年9月に千代の富士も理事会で提案されたが、本人が辞退した。年寄名跡の襲名資格には、「日本国籍を有する者など」の条件がある。

<主な外国出身力士の日本国籍取得>

 ◆一般的に、年寄名跡の取得を見越して、現役中に手続きを行う。

 ◆第1号関取 初の外国人関取になった、ハワイ出身の元関脇高見山は80年に取得。84年夏場所で引退後、年寄「東関」を襲名して86年に部屋を創設。横綱曙、小結高見盛らを育てて、09年6月に定年退職した。

 ◆養子 元関脇旭天鵬は05年6月にモンゴル人力士として初めて取得し、当時師匠だった大島親方(元大関旭国)の養子になった。15年名古屋場所で引退して「大島」を襲名。今年の夏場所後に「友綱」を継承して、モンゴル出身力士で初の師匠(部屋持ち親方)になった。

 ◆欧州初 14年に元大関琴欧洲が、欧州出身力士として初めて取得。15年に年寄「鳴戸」を襲名した。部屋付きの親方として、佐渡ケ嶽部屋に所属していたが、独立して4月1日付で鳴戸部屋を新設した。

白鵬の通算勝利記録

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序二段は舛乃山、炎鵬が千秋楽で優勝決定戦

<大相撲名古屋場所>◇13日目◇21日◇愛知県体育館

 序二段の優勝争いは、7戦全勝同士による千秋楽の優勝決定戦に持ち越された。

 6戦全勝同士の対戦で舛乃山(千賀ノ浦)が前田に勝利。もう1人の6戦全勝だった炎鵬(宮城野)も三段目の将豊竜(時津風)に勝ち、この2人が優勝決定戦に進んだ。

 前頭4枚目まで経験した舛乃山は、右膝の重傷からの復活を目指す。十両時代の14年8月に1回目、翌15年5月に2度目の手術をした。それでも「痛みがとれなかった」と昨年11月の九州場所後に、3度目の手術に踏み切った。今年は初、春場所と全休し、夏場所途中から本場所の土俵に復帰。今場所は心機一転、06年名古屋場所の初土俵からのしこ名「舛ノ山」を「舛乃山」に改名して臨んでいる。10年九州場所でともに新十両昇進を果たした大関高安(田子ノ浦)を「いい刺激にしたい。優勝決定戦は自分のゴールでなく、上に(関取に)上がるのが目標。一喜一憂しないでやりたい」と話した。

 一方の炎鵬は、引退後に部屋を持つ意向があるとされる、横綱白鵬の内弟子として入門し、5月の夏場所で序ノ口デビュー。7戦全勝し、今場所も含め土つかずの14連勝をマークした。「チャレンジャーの気持ちでぶつかるだけ。お客さんも多いと思うので、お客さんが喜ぶような相撲を取りたい」と優勝決定戦に思いをはせた。大けがからの再起を目指し押し相撲を貫く177キロの舛乃山と、95キロの業師・炎鵬。千秋楽に楽しみな取組が出来た。

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