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白鵬「優勝を目指していけば」歴代最多勝利超え誓う

朝稽古で30キロの重りを持ってすり足をする白鵬

 大相撲夏場所で全勝優勝した横綱白鵬(32=宮城野)が27日、愛知・中区で行われた力士会に出席し、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)で記録更新の期待がかかる、魁皇の歴代最多通算勝利1047勝超えを誓った。

 更新まで残り12勝と迫っていて「39回目の優勝を目指していけば、自然と1047という通算勝ち星が見えてくると思う。そのために今日から稽古を始めた。先場所のいい流れを思い出しながらやっていきたい」と意気込んだ。この日の朝稽古は、相撲は取らなかったものも、30キロの重りを持ちながらすり足をしたりして、大粒の汗を流した。新大関高安については「先場所は(高安の)勢いを止めたから賜杯に手が届いた。同じように壁になっていくことで強い後輩が誕生すると思う」と独特の表現で歓迎した。

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新大関高安、期待も重圧も「醍醐味」と名古屋V宣言

インタビューに笑顔で答える新大関の高安(左)。右は稀勢の里(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。新大関高安(27=田子ノ浦)はさらなる上の地位となる横綱昇進への意欲を隠さず、史上8人、1場所15日制が定着した49年夏場所以降では5人しかいない新大関優勝への目標を堂々と語った。また、近隣住民との交流会では兄弟子の横綱稀勢の里とともに「同部屋優勝決定戦」についての思いを語り合った。

 新大関にかかる期待も重圧も、意に介さなかった。「そういうのもまた1つの醍醐味(だいごみ)。味わいながら、楽しみながらやりたい」。高安の心には、緊張感すらのみ込んでしまうたくましさがあった。

 また1つ、しこ名が大きくなった新番付を眺めた。あと上には横綱しかない。「ここから上を目指すのであれば、まず優勝が必然になってくる。15日間堂々と取って全勝したい」。臆することなく言ってのけた。

 新大関の優勝は史上8人。15日制定着後は5人だけで、平成以降は栃東と白鵬しかいない。その関門の高さも、やる気を駆り立てる材料でしかなかった。会見後に近隣住民約230人と触れ合った交流会では横綱稀勢の里の隣の席で、旗手を務めた優勝パレードを「今度は自分が優勝して乗りたい気持ちが強くなった」と言い、声が裏返った大関の昇進伝達式には「次はちゃんと言いたい」と、残すはあと1度しかない伝達式を思い描いて宣言した。

 そのためには兄弟子をも超える必要がある。広がる夢は97年九州の貴ノ浪-貴乃花(二子山)以来20年ぶりの同部屋優勝決定戦だ。稀勢の里が初めて「一生懸命やって、そうなれば非常にうれしいこと。やることをしっかりやる、ということだけを考えたその先に、そういうものが見えてくる」と言及し、高安も「もしそういう機会があれば、全力で行きたい」と言った。

 「すごいと思われる大関になりたい」。何事も最初が肝心。新大関として臨む場所で、その衝撃を植え付けたい。【今村健人】

新大関優勝した歴代の力士

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御嶽海、長野84年ぶり関脇「高安関と同じ地位に」

会見で笑顔を見せる新関脇の御嶽海

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 御嶽海が、長野県から33年春の高登以来84年ぶりの新関脇となった。小結で2場所連続勝ち越して「力は上に通用している。高安関と同じ地位に立ちたい気持ちはすごく大きい。でも、意識しても上には行けない」と堅実に勝ち越しを目標とした。実家の木曽郡上松町に帰省していた25日に大きな地震があり、揺れで目が覚めたという。被害に遭った地元のために「帳消しにできるような相撲を取りたい」と決意を語った。

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稀勢の里、負傷から順調回復「後は初日へ準備だけ」

インタビューに笑顔で答える稀勢の里(右)。左は新大関の高安(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 左上腕付近のけがで夏場所を途中休場した横綱稀勢の里は、名古屋場所について「6月は治療に専念し、名古屋に入る1、2週間前には関取と稽古もできた。あとはこっちで精度を上げて、初日に向けて準備をするだけ」と意欲を示した。

 部屋と近隣住民との交流会で、高安らとトークショーに出席した。注目しているスポーツ選手には卓球の14歳の張本智和を挙げて「あの年で肝の据わっている姿は見習うところがある。将来どうなるのか楽しみ。年はだいぶ下だが、精神的なものはいろいろ勉強させてもらえる」と称賛した。また、幼稚園児からの強さの秘密の質問に「急には強くならない。1日1日の積み重ね。1日を大事に過ごすこと」と説いていた。

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琴奨菊42場所ぶり小結/名古屋番付アラカルト

番付の自分の名前を指さし、会見する高安(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

<名古屋場所番付アラカルト>

 ◆高安 平成以降24人目の新大関。茨城県出身では稀勢の里以来、平成以降4人目。初土俵から所要73場所は史上9位のスロー。

 ◆玉鷲 4場所連続関脇。

 ◆御嶽海 出羽海部屋からの新関脇は82年春の出羽の花以来。東洋大からは04年初の玉乃島以来2人目。

 ◆琴奨菊 10年夏以来42場所ぶりの小結。

 ◆再入幕 佐田の海、錦木が2場所ぶり。千代丸は13場所ぶり。臥牙丸は3場所ぶり。新入幕なしは15年夏以来。

 ◆新十両 翔猿が現師匠の追手風部屋からは12人目。兄の英乃海に次ぐ新十両で、兄弟関取は13年秋の千代丸、千代鳳以来18組目。

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新大関高安が会見 名古屋場所「楽しみながら」

番付の自分の名前を指さし会見する新大関の高安(撮影・前岡正明)

 日本相撲協会は26日、大相撲名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の新番付を発表した。

 新大関の高安(27=田子ノ浦)は愛知県長久手市の部屋宿舎で会見し、番付表を片手に「しこ名がまた1つ大きくなってうれしい気持ちと、責任の重さと、いろいろなものがある。しっかり自覚して取り組んでいきたい」と話した。

 夏場所後の昇進から約1カ月。「今日を迎えるまで、すごく短かった気がする」と振り返った。その間を「自分なりにしっかりやってきたつもり」とし「初日まで、まだ時間がなる。万全の状態で初日を迎えたい。(新大関の重圧も)1つの醍醐味(だいごみ)。自分でそういうのを味わいながら、楽しみながらやりたい」と頼もしかった。

 さらに上の地位は、あと1つしかなくなった。「ここから上を目指すのであれば、まず優勝が必要になる。15日間、堂々と取って優勝したい。見ている人が『すごい』と思われる大関になりたい」と意気込みを語った。

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西岩親方が高安逸話!脱走…最初やる気なしも大関に

モーターボート競走会の植木通彦理事(右)とトークショーに参加した西岩親方

 大相撲の元関脇若の里で、横綱稀勢の里(30)、大関高安(27)を擁する田子ノ浦部屋の部屋付き親方として後進の指導に当たる西岩親方(40)が17日、横浜市中区のボートレース場外発売場「ボートピア横浜」で開催されたイベントに参加。モーターボート競走会の植木通彦理事とトークショーを行った。

 互いに現役時代は名力士、名レーサーとして活躍し、現在は後進の指導に当たる立場として語り合った。

 どんな力士が強くなるかという問いに、西岩親方は「一番はやる気。いくらいい体をしていても…と思っていたのを覆したのが」と言って、間を置いて出した力士が「高安でした」。稀勢の里と2人の名前を挙げ、入門時は「2人とも運動神経が良くて体も大きく、こんな素質があるのかと思ったけど、大きな違いがあった」と続けた。

 「稀勢の里はやる気満々で入ってきた。高安はやる気がなくて入ってきた上に脱走も5、6回。稀勢の里はいずれこうなる(横綱昇進)と思ったけど、高安がこうなる(大関昇進)とは予想がつかなかった」と見込み外れを反省? もっとも高安については「でも高安も(やる気がないように見えたのは)最初のころのことで、慣れてくるとやる気も出して稽古して、今の結果につながりました」と目を細めてフォローした。

 若い力士の指導法は「ケガをしないように転び方、負け方を教えています。それが結果的に勝つことにつながっている」とし、将来の横綱、大関を期待する若手力士に、貴乃花部屋で20歳の双子兄弟の貴公俊、貴源治の名を挙げた。また現役最後の一番(15年名古屋場所千秋楽の天鎧鵬戦)で、それまで一度も使わなかった、制限時間いっぱいで呼び出しから渡されるタオルを顔にあて、涙をぬぐったエピソードも明かした。

 休場明けとなる稀勢の里については「初日までは十分に時間がある。優勝した時のような強い稀勢の里で15日間、戦えると思う。名古屋場所に関しては全く心配していない」とし、新大関の高安にも「だいぶ、いい状態を保っている。このまま稽古を続ければ」と期待した。

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高安「横綱は腰が重い」3カ月ぶり稀勢の里と稽古

久しぶりに三番稽古を行った横綱稀勢の里(左)と大関高安

 大相撲の横綱稀勢の里(30)と新大関高安(27=ともに田子ノ浦)が16日、東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で、久しぶりに肌を合わせた。

 2人が相撲を取るのは、高安の大関昇進後は初めてで、今年3月の春場所前以来。序盤は右上手をがっちり引いた新大関が4番連続で勝ったが、横綱も徐々にエンジンがかかり、終盤は7連勝。計13番の相撲は稀勢の里の8勝5敗だった。

 夏場所で途中休場の原因となった左上腕付近にテーピングを巻かずに臨んだ稀勢の里は「悪くない。筋肉的にもだいぶいいと思います。どんどんペースを上げていきたい」と満足げだった。

 大関となって初めて横綱に胸を借りた高安も「横綱は腰が重い。1つも2つも力を入れないと攻められないので、いい稽古になりますね」と充実感を漂わせていた。

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稀勢の里にファンは中毒「魔性の男」/大相撲総選挙

大相撲総選挙で6連覇を果たし、北斗神拳の奥義「無想転生」に通じる「無の境地」でトロフィーを受け取る横綱稀勢の里

<第6回大相撲総選挙>

 日刊スポーツが行った人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」は、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を果たした。最多だった昨年をさらに5000票以上も上回る総数6万3579票のうち、1割を超える7074票を獲得。猛追する宇良、高安を振り切って「不動のセンター」を死守した。2位には変幻自在の業師、宇良が初参戦で大躍進。新大関高安も昨年の12位から3位に入った。

 やはり、稀勢の里は強かった。当人は結果を知る直前「順位、落ちました?」と笑いながら尋ねたが、不動のセンターは譲らなかった。25歳だった12年から6年連続の首位。「ありがとうございます。ありがたいですね。ファンあってのことですから」と感謝した。

 横綱になって初めての総選挙。これまでは優勝や昇進にあと1歩届かないもどかしさが、ファンを一種の中毒のようにとりこにしていた。今回は? 「念願だった優勝、昇進を果たしたのになかなか安心させてくれず、いつまでも放っておけない。魔性の男」(20代女性)「遠い存在になり、違う力士を応援しようと思うのですが結局、一番力が入る。それだけ人を引き付ける魅力を持つ横綱」(40代女性)。簡単に“卒業”するファンはいないようだ。

 弟弟子との“絆”もファンの心をくすぐった。高安の大関昇進伝達式では、本人以上に喜んだ。「僕はあまり人のことでは喜ばないけど、本当にうれしかった」。その姿に「あんなにはしゃいでいる稀勢の里はめったに見られない」(20代女性)「あのはちきれんばかりの笑顔が稀勢の里の人柄を物語っていて心から敬愛します」(40代女性)。

 夏場所途中休場の原因となった左上腕付近のけがも「大丈夫ですよ」としか言わない。言い訳も弱音も一切ない。その生きざまを知っているから「日本人が横綱になったからではなく、ずっと努力してきた稀勢の里が横綱になったからこそ日本中がうれしいのです」(30代女性)という声がある。6連覇は必然だった。【今村健人】

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1位稀勢の里/大相撲総選挙ユーザーコメント

1位(東横綱)稀勢の里(田子ノ浦)7074票

 第6回大相撲総選挙に投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

1位(東横綱)稀勢の里(田子ノ浦)7074票

1位 稀勢の里 7074票

★稀勢の里関→こんなにも茨城県民であることを誇りに感じたことはありません。(30代女性)

★稀勢の里の塩まきには稀勢の里の清廉な精神が表れてて好き。(10代女性)

★稀勢の里については、長い苦労の末に横綱になったところが良いと思う。(50代女性)

★稀勢の里は休場しない、居て当たり前だったけど、居ない場所がこんなに寂しいとは思わなかった。(30代女性)

★大関時代、悶々とファンは応援し続け、ようやく今年花開かせて大相撲総選挙じゃないほうの横綱にもなった稀勢の里関、立派な横綱に今年も投票します。(50代女性)

★稀勢の里の人生を自らを投影していつも試練に負けない横綱に勇気をもらっています。愛してます。(10代女性)

★稀勢の里は相撲を取っている時は真剣そのものだけど、テレビやイベントで見せる笑顔が可愛らしい。(10代女性)

★昔から優勝しそうになっては逃し、今回もまたダメなんだろうなあ~と思うとここぞで負ける。でも気になっちゃう、そんなところが逆に魅力でもあった。(30代男性)

★どんなことでも諦めないのと平常心で土俵に上がるところと、勝った時のドヤ顔がかっこいい!仕切りの塩を撒くのが綺麗!高安関との絆が最高ー!横綱土俵入りも素敵です!(20代女性)

★言葉が溢れて書ききれません。まさに、私はこの投票について真に驚くべき理由を書こうとしたが、ここに記すには余白が狭すぎる、な状態です。(20代男性)

★稀勢の里を嫌いな人を見たことも聞いたこともない、そんな国民から愛されている横綱だから。(40代女性)

★同じ牛久市出身だから。(30代男性)

★大関時代から応援していました。周囲からのいつ横綱になるのかというプレッシャーと戦いながら善戦する場所もあれば平幕相手にコロッと負けたりもして、そんなところに人間味を感じていました。横綱になってからも応援しています。(20代男性)

★ポーカーフェイスを装ってるつもりが、たまに口がタコのように尖ってるのが可愛い。全てが好きです。(40代女性)

★強烈なおっつけ、万全な寄りきりなど安定感のある取り口はもちろん、危ないと思った土俵際での逆転などハラハラし手に汗を握る相撲も面白いからです。また、不器用ながら、自分の信念を通す生き様も見ていて応援したくなります。(20代女性)

★初めて賜杯を抱いた姿を見たときは、正しく万感の思いが込み上げてきた。こんな気持ちにさせてくれるのはこの力士しかいない。あの時は全国の稀勢の里ファンが同じ気持ちだったに違いない。稀勢の里本当によかったね。おめでとう!そしてありがとう(20代女性)

★これまで何度も私の心をへし折ってきたけど横綱になった事でもう寿命が縮まる様な思いをしなくていいのでホッとしています(何様)(30代女性)

★稀勢の里はこの一年耐えに耐えて掴んだ横綱の地位。そりゃー応援したくなります。(40代男性)

★地元が同じなので、応援しないわけにはいかないです。牛久市の、茨城県の誇りです。あと、たまに稀勢の里関の笑った顔がみられると、今日ラッキー( ^o^ )?って気持ちになれます。大好き!(10代女性)

★今まで相撲界を面白くしたのは、稀勢の里。(50代女性)

★横綱になっていく姿は感動的な物語のようです。これからも素晴らしい感動を見せてくれること期待しています(40代女性)

★目をぱちぱちさせていた時が懐かしい。大関だったのに、次から横綱って呼ばなきゃいけないんだって思った。つい親心で見てしまう。私は年下だけど。(10代女性)

★ひたむきな努力。こらえて出た一筋の涙。美しかった。(40代女性)

★稀勢の里はTHE力士という感じ。寡黙で笑わないし弱みを言わない。大相撲はこうでなきゃ、大衆受けを狙わないところがいい。プライベートは普通の30歳の朗らかに笑う青年。(40代女性)

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3位高安/大相撲総選挙ユーザーコメント

3位(東大関)高安(田子ノ浦)4667票

 第6回大相撲総選挙に投票いただき、ありがとうございました。投票だけでなく、多くの皆さまから熱いメッセージをいただきましたので、ごく一部ですが紹介いたします。

3位(東大関)高安(田子ノ浦)4667票

3位 高安 4667票

★高安関→迫力のある顔も、笑った顔もどちらも大好きです(*^^*)(30代女性)

★高安は普段はテディベアみたいな癒し系。でも取組にはツキノワグマのような強さがある。メロンと写っているポスター、メロン熊の実写化かと思いました。笑(10代女性)

★稀勢の里関と同じ茨城でこれからも切磋琢磨しそうだと思ったから。兄弟弟子で茨城を盛り上げてほしいから。歌が上手で熊さんみたいでかわいいです!(20代女性)

★闘志とともに稀勢の里への愛がある。(60代以上女性)

★ラジオ、ニッポン放送のアナウンサー垣花正に似ている。稀勢の里が横綱に昇進してからは、高安も稀勢の里に雰囲気が似てきた(40代男性)

★高安関が好きすぎて今日夢に出てきました(笑)だいすきです!(20代女性)

★お顔が可愛いから。年齢が近くてファンだから。(20代女性)

★やっぱりあの剛毛が良いです。大関昇進おめでとうございます。横綱目指して頑張れ!(30代男性)

★普段の顔と相撲とってる時の顔が、人違いかと思う程違うところが好き、毛むくじゃらで優しい笑顔、柴犬の赤ちゃんみたい(20代女性)

★稀勢の里と互いに高めあう姿に感動したため。(20代男性)

★高安は幕下の時から見ていた。(40代男性)

★高安関は甥っ子に似ていて他人とは思えません(笑)(30代男性)

★わたしは高安がだいすき(°▽°)相撲取ってる時の鬼のような顔も素敵!(20代女性)

★体のバランスがよい、クマのような見た目で相撲初心者の自分でも見分けがつきやすく、愛着が湧いた。(20代女性)

★おちゃめなところもあるけど、野心が強く芯が強く、努力を陰で惜しまずやっているのではないかと思う。ギャップがいいね。(30代女性)

★力強い取り組みと、もじゃもじゃ体毛が覆う体。くまさんみたいで可愛いです。(30代女性)

★堂々とした風格、安定の強さが好き。制限時間一杯の時の「ふんっっ!!」ってやるのも気合とか、意気込みが感じられてゾクゾクする。そして何よりあのアンコ型のお腹がいい。蹲踞したときはち切れそう(笑)(20代男性)

★稀勢の里の優勝の時に号泣していた所がぐっときた。(40代女性)

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稀勢の里、昨年は7323票/大相撲総選挙

大相撲総選挙過去の順位と票数

<第6回大相撲総選挙>

 日刊スポーツが行った人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」は、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を果たした。最多だった昨年をさらに5000票以上も上回る総数6万3579票のうち、1割を超える7074票を獲得。猛追する宇良、高安を振り切って「不動のセンター」を死守した。2位には変幻自在の業師、宇良が初参戦で大躍進。新大関高安も昨年の12位から3位に入った。

 大相撲総選挙の投票対象は夏場所番付の幕内力士。5月29日から6月10日まで、はがきと日刊スポーツのウェブサイトで投票を受け付けた。ウェブでは端末1つにつき1日1回、1回3人まで投票可能。はがきは1枚あたり3人まで投票可能で、はがきに限って1票あたり5倍で計算。ウェブとはがきの投票を合わせて順位を決めた。はがきは1792票(×5で8960票分)、ウェブは5万4619票が集まった。

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宇良「くまのプーさん実写版」で2位/大相撲総選挙

大相撲総選挙で2位になった宇良

<第6回大相撲総選挙>

 宇良が入幕2場所で大躍進だ。稀勢の里に1633票差の2位。11勝した夏場所は三賞こそ逃したが、三賞級だった声援の大きさが、そのまま得票に表れた。

 人気の秘密は「小兵」「技」「かわいさ」「礼儀正しさ」という4つのキーワードにある。「小兵ながらも柔軟な体から繰り出す技の数々」(30代女性)「高安はテディベア。宇良はくまのプーさんの実写版」(10代女性)「礼儀正しく真面目そうな人柄」(30代女性)。女性からの支持の高さが目立った。

 宇良は春場所前の新入幕会見で、自分の相撲を見て「元気が出た」などの声をもらったことについて、こう答えている。「自分の相撲がまさかそれほど人の気持ちを動かすのか? 不思議だけど非常にうれしい」-。三役との初顔合わせが必至の名古屋場所でも結果を残せば…。稀勢の里もうかうかしていられない。

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高安3位「神7に入っちゃいました」/大相撲総選挙

大相撲総選挙で3位になった高安

<第6回大相撲総選挙>

 新大関高安が昨年の12位から3位に入った。第1~3回は20位台。4、5回も12位だったが、昨年から3000票も伸ばし「すごいじゃないですか。神7に入っちゃいました。センターの横ですね」と喜んだ。

 実力への評価だけでなく「クマみたいでかわいい」(20代女性)という声が多数。土俵上と素顔との「ギャップ」が好評で「男から見ても魅力」(30代男性)という意見も。そして、ファンが注目しているのは「毛」だった。「毛むくじゃらでキュート」(60代以上女性)「背毛を両国の売店で売ったら売れると思う」(20代女性)「毛をくるくるしてアリをつくりたい」(30代女性)など。高安は「まさか、毛がプラスになるとは。昔は胸毛も嫌でした。近頃は毛に触りたいというマニアな人が増えている」と驚いた。この結果も大関になったからこそ。「メンタルはツキノワグマ級の大関に」(10代女性)と期待されていた。

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横綱稀勢の里6連覇達成/大相撲総選挙

大相撲総選挙6連覇を達成した稀勢の里。詳しくは16日の紙面で

 日刊スポーツ新聞社主催の人気力士アンケート「第6回大相撲総選挙」の結果を発表します。

 横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が6連覇を成し遂げました。ネット投票、ハガキ投票の合計6万3579票のうち、1割以上の7074票を集めました。1位(東横綱)から28位(西前頭10)までの順位、票数は以下の通りです。

 6月16日の日刊スポーツ紙面では人気番付イラストとともに1位に輝いた稀勢の里のコメント、写真などを掲載します。お楽しみに!

1位(東横綱)稀勢の里(田子ノ浦)7074票

2位(西横綱)宇良(木瀬)5441票

3位(東大関)高安(田子ノ浦)4667票

4位(西大関)日馬富士(伊勢ケ浜)3654票

5位(東関脇)遠藤(追手風)2998票

6位(西関脇)照ノ富士(伊勢ケ浜)2828票

7位(東小結)白鵬(宮城野)2380票

8位(西小結)勢(伊勢ノ海)2326票

9位(東前頭1)正代(時津風)2064票

10位(西前頭1)豪栄道(境川)2028票

11位(東前頭2)嘉風(尾車)1978票

12位(西前頭2)鶴竜(井筒)1853票

13位(東前頭3)玉鷲(片男波)1747票

14位(西前頭3)御嶽海(出羽海)1609票

15位(東前頭4)北勝富士(八角)1411票

16位(西前頭4)千代の国(九重)1409票

17位(東前頭5)妙義龍(境川)1368票

18位(西前頭5)輝(高田川)1271票

19位(東前頭6)石浦(宮城野)1155票

20位(西前頭6)宝富士(伊勢ケ浜)1095票

21位(東前頭7)蒼国来(荒汐)1021票

22位(西前頭7)琴奨菊(佐渡ケ嶽)991票

23位(東前頭8)豊山(時津風)949票

24位(西前頭8)逸ノ城(湊)916票

25位(東前頭9)豪風(尾車)902票

26位(西前頭9)貴景勝(貴乃花)896票

27位(東前頭10)栃煌山(春日野)895票

28位(西前頭10)阿武咲(阿武松)849票

 ◆投票方法 投票対象は夏場所番付の幕内力士。5月29日から6月10日まで、ハガキと日刊スポーツのウェブサイトで投票を受け付けた。ウェブでは端末1つにつき1日1回、1回3人まで投票可能。ハガキは1枚あたり3人まで投票可能で、ハガキに限って1票あたり5倍で計算。ウェブとハガキの投票を合わせて順位を決めた。ハガキは1792票(×5で8960票分)、ウェブは5万4619票が集まった。

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高安 出稽古なし「基本で下地をつくり直す」

大関高安(17年5月31日撮影)

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)は12日、名古屋入りまで出稽古しない考えを明かした。

 東京・江戸川区の部屋で若い衆を相手に稽古。「基本で下地をつくり直す。横綱(稀勢の里)が稽古するのであればしますし、しなくてもいい。出稽古は考えていない」とした。本格的な稽古は名古屋に入ってから存分に行う予定で「(稀勢の里以外の)ほかの横綱とも肌を合わせたい」。

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稀勢の里「光栄です」茨城先輩常陸山の前で土俵入り

常陸山銅像前で土俵入りする稀勢の里(中央)。左は太刀持ち高安、右は露払い松鳳山(撮影・神戸崇利)

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が11日、水戸市にある第19代横綱常陸山の像の前で土俵入りを行った。

 太刀持ちに同郷の弟弟子の新大関高安、露払いには幕内松鳳山を従えて、常陸山の生家跡地で土俵入りを終えた稀勢の里は、同じ茨城県出身だけあって「大横綱であって、茨城の先輩横綱。このような機会をつくっていただいて本当にありがたく、光栄です」と感謝した。

 常陸山は明治から大正にかけて活躍した横綱。現役時代から「角聖」と呼ばれ、明治維新の動乱で衰退した相撲界を回復させた。1907年には本場所を休場してまで弟子3人と渡米し、当時のセオドア・ルーズベルト大統領に会ってホワイトハウスで土俵入りを行い、米国に相撲を広めたこともあった。

 同じく「土俵の充実」に心を寄せる稀勢の里は「力士1人1人が自覚を持てば、相撲界も盛り上がる。その1人として、やっていきたい」と誓っていた。

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新大関高安が郷土で異例太刀持ち「いつか違う形で」

常陸山銅像前で土俵入りする稀勢の里(中央)。左は太刀持ち高安、右は露払い松鳳山(撮影・神戸崇利)

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)が11日、水戸市にある第19代横綱常陸山の像の前で土俵入りを行った横綱稀勢の里の、最後の太刀持ちを務めた。

 大関が太刀持ちを務めるのは珍しい中で、同じ茨城県出身の横綱の前とあって、実現。「郷土の大先輩の横綱の前で土俵入りできるのは、すごく感慨深いものがあった。自分もいつか、違う形で戻ってこられたらと思いました」と、次は自らが主役の横綱となって戻ってくることを誓った。

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高安が土浦市凱旋「森のクマさ~ん」1000人声援

土浦市役所を表敬訪問して、中川市長(右)と握手する高安

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)が9日、地元茨城・土浦市に凱旋(がいせん)した。

 表敬訪問した土浦市役所には、職員が「こんなに集まったのは見たことがない」と話すほどのメディアが集まった。中川清市長(71)と握手を交わし「これで1つ皆様に恩返しできて、うれしく思います」と話し、中川市長は「つらいこともあったと思うけど、それを乗り越えての大関ですから」と祝福した。

 市役所の外に設けられた握手会会場には、約1000人のファンが出迎えて「高安~」「森のクマさ~ん」など、たくさんの声が飛んだ。

 高安は「やっと1ついい報告ができました。皆様にお会いできて感謝しています。本当に自分は土浦の方々に支えられたんだなと感じています」と感謝。「もう1つ上を目指して良い報告が出来ればと思います」と横綱昇進の目標を掲げた。約500人のファンと握手や写真撮影などで触れ合った。

 握手会の後は、母校の土浦一中を訪問し、在校生らと一緒に校歌を歌い「まさかこういう形で帰れるとは思っていなかったので、すごく胸がいっぱいです」と感慨深げだった。

 職員室の前には、夏場所から設けられた高安コーナーがあり、番付や高安の紹介文などが飾られていた。小祝良信校長(57)は「相撲を子供たちに知ってもらいたい」と笑顔で話した。新大関の凱旋に地元は大いに沸いた。

高安の握手会会場には、たくさんのファンが集まった

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高安秘話「お嬢様レーサー」初Vがモチベーションに

ボートレーサーの富樫麗加(左)をお姫様抱っこする大関高安

 大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が8日、都内のボートレース江戸川で行われた「地元若手プロアスリートトークショー」に出席した。

 大関昇進後初のイベントで、同ボートのフレッシュルーキー富樫麗加(27)との軽妙なトークで盛り上げた。先月23日の下関ボートで初優勝した富樫のレースをテレビ観戦。「その日は白鵬関に負けて落ち込んでいたのが、レースを見て鳥肌が立ちモチベーションになった」と秘話を明かした。表彰式でも花を添えた高安は「1つ上の目標をしっかり掲げて堂々とした相撲を取りたい」と語った。

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稀勢の里「北斗の拳ラオウ」など化粧まわし一般公開

一般公開される北斗の拳の化粧まわし

 大相撲の横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が夏場所で着けた人気漫画「北斗の拳」の化粧まわしが東京・吉祥寺の飲食店「カフェゼノン」で、期間限定で一般公開されることになった。

 展示されるのは、実際に稀勢の里が着けた「ラオウ」と、太刀持ちだった高安の「ケンシロウ」、露払いだった松鳳山の「トキ」の3兄弟の三つぞろいの化粧まわし。これらは夏場所前に、漫画の出版・編集などを手がけるコアミックス社が横綱に贈呈していた。

 「カフェゼノン」(東京都武蔵野市吉祥寺南町2の11の3)の2階展示スペースで、今月12日から17日(各午前11時~深夜0時)までの間、間近で見ることができる。なお、観覧には1人1品以上の注文が必要となる。

 また、漫画読み放題アプリ「マンガほっと」で配信されている稀勢の里の漫画「横綱覇王伝説 稀勢の里」の等身大パネルも並べられ、記念撮影もできる。

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新大関高安が「お嬢様レーサー」とトークショー

ボートレース江戸川で開催されたイベントに出席した高安(左)とボートレーサーの富樫麗加

 都内江戸川区の田子ノ浦部屋所属の新大関高安(27)が8日、同区東小松川のボートレース江戸川で行われたイベント「地元若手プロアスリートトークショー」に参加した。

 午後1時すぎから、同じ江戸川区を地元に活躍する女子ボートレーサーの富樫麗加(27)と1回目のトークショーを行った。白百合女子大卒で「お嬢様レーサー」とも呼ばれる富樫だが、先月23日の「トランスワードトロフィー2017男女W優勝戦」で初優勝を飾る実力者。その日、大関とりのかかる高安は夏場所10日目で横綱白鵬(宮城野)に敗れ2敗目を喫した。落胆で部屋に戻ったが、レースを見て一転。「すごく落ち込んでいたのが、レースを見て鳥肌が立って、翌日以降のいいモチベーションになりました」と、大関とりにつなげたエピソードを明かした。

 ボートレース場には「数回、来た」という高安は、2回目のトークショーまでの約1時間の休憩時間も、レースを生で観戦。「迫力があって鳥肌が立ちますね」と、すっかり満喫した様子。富樫との2回目のトークショーでも「好物は煮魚」「ケーキよりプリンが好き」などリップサービス。司会者のリクエストに応じ、富樫をお姫様抱っこするサービスも見せた。

 最後には、優勝選手への花束贈呈のセレモニーなどでイベントに花を添えた高安。ボート場のファンから「横綱になれよ!」のかけ声も飛んだ。大関昇進後、初のイベント参加だったが「いつまでも浮かれている場合ではない。しっかり稽古して体力的にも精神的にも充実して名古屋場所を迎えたい。1つ上の目標をしっかり掲げて、目指すところを見据えて、堂々とした相撲を取りたい」と横綱を目指す大関としての自覚を自らに促していた。

ボートレーサーの富樫麗加(左)をお姫様抱っこする大関高安(撮影・渡辺佳彦)
ボートレーサーの富樫麗加(左)をお姫様抱っこする大関高安(撮影・渡辺佳彦)

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高安「つけられているの気づいた」週刊誌報道を否定

若い衆に胸を出す大関高安(右)

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)が7日、写真週刊誌の見出しを訂正した。

 昇進伝達式の夜の行動を今週発売の一部雑誌で報道され、その際に「すき家の牛丼6人前ペロリ」と書かれていたが「2人前です」と苦笑いした。夏場所限りで断髪した元幕下大和富士の大和氏と車で移動中に寄ったもので「2人で4人前。並盛りです」と強調した。大関昇進後、いろいろな週刊誌に載り始めて、まさに“有名税”を払っているが「つけられているのは何となく気づいていました。なんだか気持ち悪いですね」と戸惑っていた。

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高安が学びたい同学年錦織の心構え「どういう考え」

大関高安(2017年5月31日撮影)

 大相撲の新大関高安(27=田子ノ浦)が5日、東京・江戸川区の所属部屋で稽古を再開し、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)に向けて本格始動した。相撲は取らずにウオーターバッグを使った体幹トレーニングなど軽めの運動で調整。この日までに複数のテレビ番組に出演し、著名人と出会う中、今最も会いたい人物に男子テニスの錦織圭を挙げた。

 新大関になっても高安は、いつもと変わらない心境だった。名古屋場所に向けた本格始動。ウオーターバッグを使ったトレーニング、若い衆とのぶつかり稽古、最後に数回四股を踏んで汗を流した。新大関としてあらためてスタートを切ったが「変わらないですよ。いつもと流れが違うわけではないですからね」と淡々とした表情で話した。当面は体幹強化を優先していく。

 千秋楽明けからこの1週間で、テレビ番組に数本出演した。各局のアナウンサーや著名人と会った。今まであまりなかった他分野の人との出会い。この日「では、今一番会ってみたい人は」と報道陣に問われると「錦織さんですかね」と答えた。「コートを縦横無尽に走るし、テニスってハードですよね。個人競技に興味がある。どういうことを考えているのか」。競技時間は違えど、相撲も土俵の上では1人。新しい地位に就いたことで、心構えも変わってくる。世界を舞台に戦う同学年は、どういう心境なのかを知りたがった。

 これまではしこ名で呼ばれていたが、横綱、大関になると地位で呼ばれる機会が増える。「慣れていないですね。まだ反応できない」と苦笑いを浮かべ、初々しい様子だった。しかし「下手な相撲は取れない」。すでに大関としての自覚は持っていた。【佐々木隆史】

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高安「相撲取るより緊張した」口上「正々堂々」選ぶ

伝達式で口上を述べる高安(中央)と田子ノ浦親方、琴美夫人(撮影・柴田隆二)

 大関高安(27=田子ノ浦)が正式に誕生した。日本相撲協会は5月31日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、高安の大関昇進を全会一致で承認した。都内のホテルで行われた伝達式では「正々堂々」の言葉を口上に使い、兄弟子の横綱稀勢の里との同部屋優勝決定戦にも思いをはせた。

 表情ひとつ変えない土俵上の姿とは、違っていた。使者を待つ間、高安は時折、目をつぶった。口がもごもごと動く。「絶対にかまないように」と何度も復唱していた。緊張が伝わった。そして、使者が来た。いざ本番。「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」。力強い口上が響いた。

 式後は苦笑して「裏返っちゃった」と頭をかいた。実は出だしの「つつしんで-」の声が裏返っていた。式前に稀勢の里から「(横綱昇進伝達式の)オレみたいにかまないように」と助言されていた。それも緊張につながったか。「相撲を取るより緊張しました」と笑った。それでも、言葉はよどみなかった。「この世界に入って、まさか自分がこの場に立てるとは思っていなかった。今日を迎えられたことを本当に幸せに思います」と感慨に浸った。

 「正々堂々」の四字熟語に思いを込めた。「一番好きな言葉。自分の覚悟として選びました」。先代師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)からよく言われていた。「力士は感情を表に出してはいけない」「相撲の美しさは勝っても負けても、正々堂々の潔さにある」と。

 1年前から堂々としたたたずまいを心がけた。以前は闘志を前面に出していた。心を波立たせないようにすると、成績は上がった。「どんな状況でも顔色ひとつ変えずに胸を張っている。それが自分の大関像。この言葉に少しでも近づけるよう精進したい」と誓った。

 「兄貴」と慕う稀勢の里の横綱昇進から2場所。春場所は初日から10連勝で並走しており、現実味を帯びる20年ぶりの同部屋優勝決定戦も「できたら最高ですね」と夢見た。「ここから上(の横綱)に上がるには優勝しかない。現状に絶対に満足せず、向上心を持って上を見たい」。堂々と言ってのけた新大関。平成世代の旗手が時代を変えようとしている。【今村健人】

 ◆高安晃(たかやす・あきら)本名同じ。1990年(平2)2月28日、茨城県土浦市生まれ。小4から野球を始め、相撲経験はなし。05年春場所で鳴戸部屋から初土俵。10年九州で舛ノ山とともに平成生まれ初の新十両。11年名古屋の新入幕、13年秋の新三役も平成生まれ初。得意は突き、押し、左四つ。三賞は殊勲3回、敢闘4回、技能2回。金星4個。家族は両親と兄。元AKB48で女優の秋元才加は幼なじみ。186センチ、174キロ。血液型A。

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健康管理に努め-病気がち隆の里/大関昇進時の口上

 大関高安(27=田子ノ浦)が正式に誕生した。日本相撲協会は5月31日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、高安の大関昇進を全会一致で承認した。都内のホテルで行われた伝達式では「正々堂々」の言葉を口上に使い、兄弟子の横綱稀勢の里との同部屋優勝決定戦にも思いをはせた。

<大関昇進時の主な口上>

 ◆シンプル四字熟語 一番多いのが「一生懸命」。初代貴ノ花に始まり、北の湖、若三杉(2代目若乃花)、千代の富士や朝潮、霧島、朝青龍らが用いた。武双山は「正々堂々」、栃東は「努力精進」と述べた。

 ◆難解な四字熟語 変わったのは貴ノ花(貴乃花)の「不撓不屈(ふとうふくつ)」から。若ノ花(3代目若乃花)の「一意専心」、貴ノ浪の「勇往邁進(まいしん)」と続いた。白鵬と日馬富士は「全身全霊」、琴光喜は「力戦奮闘」、琴奨菊は「万里一空」。

 ◆個性的 病気がちな隆の里は「健康管理に努め…」と独特で、武蔵丸は「日本の心を持って…」、出島は「力のもののふを目指し…」と述べた。鶴竜は「お客さまに喜んでもらえるよう…」と表現。豪栄道は「大和魂を貫いてまいります」と言い、照ノ富士は「さらに上を目指して精進いたします」と、綱とりへの意欲を含ませた。

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稀勢の里と同じ道「高校大卒に負けたくない」/連載

大関昇進伝達式の後、囲み取材で笑顔を見せる高安(撮影・鈴木みどり)

<誕生、新大関 高安下>

 高安は12年前の05年春場所、15歳で初土俵を踏んだ。高校、大学には進学しなかった、いわゆる「たたき上げ」。「当時は甘ちゃんでした。変わったのは相撲界のおかげ。先代師匠にいろいろ教えていただいて吸収できた」と振り返る。

 中学を卒業したばかりでは大学出身力士と比べれば体も心も未熟だが、魅力もある。北海道から中卒で入った芝田山親方(元横綱大乃国)は「右も左も分からないで入るから良い。相撲ももちろん、社会人としての心構えも身につく。染まっていない時に入るのが大事なんだ」という。新入幕の83年春は幕内35人中18人が中卒だった。

 何色にも染まっていなかったからこそ「大関高安」は生まれた。「やる、やらないの選択肢はなく、言われたらやるしかなかった」。先代師匠の教えを純粋に聞き、守り、糧とした。

 夏場所の幕内42人のうち、たたき上げは稀勢の里と千代の国、輝の4人。昔から減った。だから、気概がある。「高校、大学から入った相手に負けたくない気持ちはある。やってやろうと」。稀勢の里以来のたたき上げ大関。性格は異なるが、どこか似ているのは、同じ道を歩んでいるからかもしれない。高安にはたたき上げの自負がある。

【佐々木隆史】(おわり)

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高安母ビビリタさん「母の日はいつもお花をくれる」

記念撮影で、おどけながら高安(中央)にくっつく母ビビリタさん(左)。右は父栄二さん(撮影・鈴木みどり)

 大関高安(27=田子ノ浦)が正式に誕生した。日本相撲協会は5月31日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、高安の大関昇進を全会一致で承認した。都内のホテルで行われた伝達式では「正々堂々」の言葉を口上に使い、兄弟子の横綱稀勢の里との同部屋優勝決定戦にも思いをはせた。

 高安の両親も伝達式会場に駆けつけて、息子の晴れの姿を見守った。

 父栄二さんは「感無量ですね。本当に自分の子供ではないような、立派な堂々とした姿でしたね」と感慨深げ。母ビビリタさんは、そんな息子の「母の日はいつも忘れない。お花くれます」と優しい一面を明かした。栄二さんが「大きなけがないように」と言えば、ビビリタさんも「お父さんの言う通り」と親心を見せた。

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休場中は「高安の相撲だけを見ていた」稀勢の里喜ぶ

大関昇進伝達式の後、高安(右)は横綱稀勢の里と握手する(撮影・柴田隆二)

 大関高安(27=田子ノ浦)が正式に誕生した。日本相撲協会は5月31日、名古屋場所(7月9日初日、愛知県体育館)の番付編成会議と臨時理事会を開き、高安の大関昇進を全会一致で承認した。都内のホテルで行われた伝達式では「正々堂々」の言葉を口上に使い、兄弟子の横綱稀勢の里との同部屋優勝決定戦にも思いをはせた。

 稀勢の里は満面の笑みだった。「本当にこんなにうれしいことはないですね」。高安が立派なタイを長時間持つ姿に「スタミナあるね~」と笑い、自ら握手を求めて祝福した。口上にも「素晴らしいじゃないですか。僕はかんでしまったから、反面教師でね」。弟弟子の昇進を大いに喜んだ。

 予感は大いにあった。「初場所から稽古して、下から突き上げる力、全身の力を感じて『これはある』と確信していた」。横綱に昇進した際、高安を大関に引き上げると公言していたが「もう1つ上がありますから。一緒にまたしっかり稽古して、目指せるように。自分も力つけていきたい」と新たな目標を立てた。

 左上腕付近の負傷で夏場所を途中休場した。休場中は「高安の相撲だけ見ていた」と言う。回復具合には「僕はいいんじゃない。今日は」と自身の話題は控えて、弟弟子を立てていた。

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大関高安が誕生「正々堂々、精進します」と口上

大関昇進伝達式で口上を述べる高安(中央)、田子ノ浦親方と琴美夫人(撮影・柴田隆二)

 大相撲の関脇高安(27=田子ノ浦)が31日、大関に昇進した。

 都内のホテルで行われた昇進伝達式。使者の春日野理事(元関脇栃乃和歌)と片男波審判委員(元関脇玉春日)から全会一致で大関に推挙されたことを伝えられると「謹んでお受けいたします。大関の名に恥じぬよう、正々堂々精進します」と口上を述べた。出だしの「つ」が裏返る場面もあったが、力強く、ハッキリと思いを伝えた。「緊張した」と苦笑いの新大関だったが「込み上げてくるものがある。この世界に入って、まさか自分がこの場に立てるとは思っていなかった。本当に幸せに思います」と感慨に浸った。

 「正々堂々」という四字熟語を用いた。「自分が1番好きな言葉。堂々とした相撲を取りたい。どんな状況でも正々堂々と戦いたい」と思いを語った。

 伝達式前には兄弟子の横綱稀勢の里(30)から言葉をかけてもらった。会話の内容は「秘密です」と笑わせたが「たくさん稽古をつけてもらい、普段から気に懸けてくれましたし、今の自分があるのは横綱のおかげ。1つ恩返しをすることができてうれしく思います」と感謝した。その上で将来、稀勢の里との優勝決定戦の実現について「できたら最高ですね」と励みにした。

 また、先代師匠の故鳴戸親方(元横綱隆の里)についても「この世界に入ったきっかけは、先代師匠のお声掛けがあってのこと。この世界に入らないと、今の自分はない。感謝しています」と思いをはせた。

 今後は、相撲協会の看板力士になる。「ここから先に上がるには、優勝しかない。それを目指してやります。(そのためには)稽古に尽きる。稽古して、精神的にも体力的にも一回りも二回りも大きくなりたい」と誓った。

大関昇進伝達式の後、高安(右)は稀勢の里と握手する(撮影・柴田隆二)

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