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不祥事続く角界へ青学大・原晋監督が「理不尽」ダメ

講義を終え会見する青学大陸上競技部の原監督(撮影・小沢裕)


 日本相撲協会は「研修ウイーク」最終日の16日、東京・両国国技館で、箱根駅伝4連覇を達成した青学大の原晋監督(50)を講師に招き、全年寄、力士を対象にした研修会を行った。年寄と力士の2部構成で各1時間ずつ行われ、角界の暴力問題や未来などについて、原監督の独自の目線から指摘を受けた。貴乃花親方(元横綱)と弟子の十両貴ノ岩は欠席した。

 研修会冒頭で全力士は、原監督から強い口調で訴えられた。「魅力のあるスポーツ団体にしないと、若者が相撲界に入らない。イコール相撲団体が駄目になる」。昨年11月の元横綱日馬富士関の傷害事件発覚以来、角界で続く不祥事。原監督は研修会後、「本当の厳しさだったらトライする強い精神を持った若者は多い。理不尽な厳しさを若者は求めていません。そこに理屈があるかが問題だと思う」と、指導法についても言及した。

 そんな率直な意見を、力士らはしっかりと受け止めた。横綱白鵬は「鉄人の哲学。自分の考えていることと似ていることがあった」と言えば、大関高安は「勝負するのは自分1人と思っていた。組織作りの勉強になった」。八角理事長(元横綱北勝海)は「若い親方衆にも勉強になったと思う」と振り返り、「再発防止に全力で取り組んで参ります」とあらためて引き締めた。

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栃ノ心ファンに後押しされ避けてきた「大関」を明言

笑顔を見せる栃ノ心


 初場所で平幕優勝した栃ノ心(30=春日野)が「大関」の2文字を口にした。

 第51回NHK福祉大相撲が10日、両国国技館で行われ栃ノ心は力士インタビューで登場。ニノ夫人からのラブレター? を披露され照れ笑いする中、次の目標を聞かれ「大関になれるよう頑張ります」と宣言。これまで「もう1つ上に」「頑張ります」など明言を避けていたが館内の「大関!」の声に後押しされる格好で発した。大関高安、関脇御嶽海らは美声を披露。このもようは18日午後4時30分からNHK総合テレビで放送される。

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栃ノ心、故郷で待つ夫人のサプライズ手紙に照れ笑い

第51回NHK福祉大相撲のインタビューコーナーで長女アナスタシアちゃんの写真を背に笑顔を見せる栃ノ心(撮影・小沢裕)


 今年で51回目を迎えたNHK福祉大相撲が10日、東京・両国国技館で行われた。

 通常の巡業などで行われる初っ切り、綱締め実演などの余興はもちろん、恒例の「お楽しみ歌くらべ」では、関取衆たちもこの日ばかりは、日ごろの腕自慢ならぬのど自慢? を披露。大関高安、関脇御嶽海、平幕の北勝富士、勢、錦木が、女性歌手の市川由紀乃、城之内早苗、羽山みずき、水森かおり、アイドルグループのわーすたと美声を披露。肺活量自慢の? 高安が「冬のリヴィエラ」を館内に響かせ、水森かおりをお姫様抱っこするサービスも。御嶽海は、ダンスパフォーマンスのわーすたと乗りのいいリズムで「め組のひと」を熱唱し館内を沸かせた。

 旬の力士が登場する「力士インタビュー」では、初場所で平幕優勝を果たした栃ノ心(春日野)が登場。故郷のジョージアで長女アナスタシアちゃんとともに帰郷を待つ、ニノ夫人からの手紙を読み上げられるサプライズ演出に照れ笑いを浮かべながらも「大関になれるよう頑張ります」と宣言した。

 全国の福祉団体、施設に贈られる「福祉相撲号」は、今年は6台(通算では309台)が贈呈された。この日、収録された福祉大相撲は、2月18日(日)午後4時半からNHK総合テレビで放送される。

第51回NHK福祉大相撲~お楽しみ歌くらべ~で「別れても好きな人」を熱唱する勢(左)と城之内早苗(撮影・小沢裕)
第51回NHK福祉大相撲~お楽しみ歌くらべ~で「うれしい ! たのしい ! 大好き ! 」を熱唱する錦木(左)と羽山みずき(撮影・小沢裕)
第51回NHK福祉大相撲~お楽しみ歌くらべ~で「WINDING ROAD」を熱唱する北勝富士(左)と市川由紀乃(撮影・小沢裕)
第51回NHK福祉大相撲~お楽しみ歌くらべ~で「め組のひと」を熱唱する御嶽海(中央)とわーすた(撮影・小沢裕)
第51回NHK福祉大相撲~お楽しみ歌くらべ~で水森かおり(左)をお姫様抱っこする高安(撮影・小沢裕)

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高安が豆まき「福が来るよう取り組んでいきたい」

晴れやかな表情で豆をまく高安(撮影・高田文太)


 大相撲の大関高安(27=田子ノ浦)が節分の3日、東京・港区の霊友会で行われた豆まきに参加した。

 師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)、幕内松鳳山(二所ノ関)らとともに、終始穏やかな表情。司会者の「鬼は外、福は内」のかけ声に合わせて、豆をまいていた。

 1月の初場所は12勝3敗で、大関昇進後4場所目で初めて2ケタ白星を挙げた。豆まきを終えた後は「伝統行事なので気持ちが引き締まる。自分にも福が来るよう、これから一生懸命取り組んでいきたい」と、笑顔を交えて話した。近日中にも3月の春場所に向けて稽古を再開する予定という。

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栃ノ心が初Vに花添える白星、鶴竜も勝った 初場所

遠藤を破り、花束を持ちながら支度部屋に戻る栃ノ心(右)(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇千秋楽◇28日◇東京・両国国技館


 初優勝を決め、殊勲賞、技能賞の2つも手にした前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、人気力士の同5枚目遠藤(27=追手風)を押し出して14勝1敗で終えた。

 敢闘賞を手にした新入幕の前頭16枚目竜電(27=高田川)は同9枚目千代丸(26=九重)に引き落とされ10勝5敗。

 横綱鶴竜(32=井筒)は大関豪栄道(31=境川)に攻め込まれながらも土俵際の上手投げで下し、連敗を4でストップ。11勝4敗で終えた。豪栄道は8勝7敗。

 大関高安(27=田子ノ浦)は関脇御嶽海(25=出羽海)を上手投げで下し12勝3敗で終えた。

 春場所は3月11日からエディオンアリーナ大阪で行われる。

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鶴竜引いて4連敗に落胆「15日間の難しさ感じる」

4連敗を喫した鶴竜は支度部屋で目を閉じる(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館


 鶴竜は栃ノ心の優勝が決まった後の結びの一番で、高安との3敗同士対決に負けて4連敗を喫した。

 突き合いの中で出し投げを狙って高安の体勢を崩したが、引いて呼び込んで押し出された。「久しぶりの15日間の難しさをあらためて感じてます。(体力か気力かと問われ)両方ですね」と、肩を落とした。10日目まで単独トップに立っていながら優勝を逃し「悔しい気持ちしかない」と話した。

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鶴竜4連敗、引く悪癖も止まらず「悔しい気持ち」

高安(右)に押し出された鶴竜は4連敗にぼうぜんとした表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇14日目◇27日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が、大関高安(27=田子ノ浦)に負けて4連敗を喫した。立ち合い負けして土俵際まで追い込まれたが、我慢して右に動いて突きをかわした。小手に振られ、くるりと1回転。振り向きざまを攻められていなしたが、我慢できずに引いて呼び込んで押し出された。

 初日から10連勝していたが、11日目の黒星から引く悪い癖が止まらない。4場所連続休場明けで「久しぶりの15日間の難しさをあらためて感じてますね」と肩を落とした。10日目までは単独トップに立っていた優勝を、平幕の栃ノ心に譲ることになり「悔しい気持ちしかない感じです」と、素直な気持ちを吐きだした。

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栃ノ心が旭天鵬以来の平幕優勝、豪栄道は勝ち越し

松鳳山を寄り切って幕内優勝を決めた栃ノ心(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇14日目◇27日◇両国国技館


 西前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が初優勝を決めた。12勝1敗で迎えた14日目、松鳳山(33=二所ノ関)を寄り切って千秋楽を待たずに優勝を決めた。1場所15日制定着の49年夏場所以降では、12年夏場所の旭天鵬以来20度目の平幕優勝となった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は大関高安(27=田子ノ浦)に押し出され4連敗、高安は11勝目。大関豪栄道(31=境川)は関脇御嶽海(25=出羽ノ海)を寄り切って勝ち越しを決めた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同12枚目輝(23=高田川)を引き落とし9勝目。前頭14枚目豊山(24=時津風)、同15枚目石浦(28=宮城野)、同16枚目朝乃山(23=高砂)はともに勝ち越しを決めた。

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高安6連勝で大関昇格初の2桁白星「いい時の感覚」

荒鷲を突き出した高安(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館


 高安が大関としては昇進後4場所目で、初の2ケタ白星に到達した。

 立ち合いから一方的に荒鷲を突き出して6連勝。3敗を守って優勝の可能性を残した。「立ち合いはしっかりと踏み込めたし、次の攻めもよかった」と納得顔。今日14日目は結びの一番で鶴竜戦。栃ノ心が敗れれば、勝った方に優勝の可能性が残るが「いい時の感覚。大関らしい相撲を取りたい」と力強く話した。

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栃ノ心、初V王手「どきどきするから明日考える」

栃ノ心(左)は逸ノ城を寄り切りで下し1敗を守る(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇13日目◇26日◇両国国技館


 西前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が初優勝に王手をかけた。身長は同じ192センチだが、体重215キロが幕内最重量の西前頭1枚目逸ノ城を得意の右四つ同士のがっぷりから、力ずくで寄り切った。「右を引いて、左(上手)も取れたんで、よし、いこうと思った」。12勝1敗とした一番を興奮気味に振り返る

 両国国技館から徒歩約10分の部屋まで歩いて帰る途中、結びの一番で横綱鶴竜が敗れた。その時点で後続と2差になった。14日目は松鳳山戦に勝てば、3敗同士の結びの一番、鶴竜-高安戦を待たずに優勝が決まることに…。「今から考えたら、どきどきするから、明日考えるよ」。06年夏場所の序ノ口デビューから所要70場所目。歓喜の瞬間は、自分の白星で決める。

1敗を守り、支度部屋で笑顔を見せる栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

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栃ノ心1敗守り14日目勝てば初優勝、鶴竜3連敗

1敗を守り、支度部屋で笑顔を見せる栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇13日目◇26日◇東京・両国国技館


 単独トップの前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)が1敗を守った。前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)と右四つになると、相手の左上手を切って寄り切った。2敗で追走していた横綱鶴竜(32=井筒)が関脇御嶽海(25=出羽海)に一方的に押し出されて3連敗を喫したため、14日目の前頭9枚目松鳳山(33=二所ノ関)戦に勝てば初優勝が決まる。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)を突き出して10勝3敗とした。

 大関豪栄道(31=境川)は前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を寄り切って7勝6敗とした。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を寄り切って3場所連続勝ち越しを決めた。

 西前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は同6枚目勢(38=伊勢ノ海)を立ち合いの変化からはたき込み、10日目から再出場後初白星を挙げた。物言いのつく一番に勝って2勝8敗3休とした。

 優勝争いは1敗で平幕の栃ノ心、3敗で鶴竜、高安が続く展開となった。

逸ノ城を破って1敗を守った栃ノ心(撮影・丹羽敏通)

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栃ノ心1敗守る、鶴竜は遠藤に敗れて2敗目 初場所

玉鷲(左)を寄り切りで下す栃ノ心(撮影・野上伸悟)

<大相撲初場所>◇12日目◇25日◇東京・両国国技館


 7場所ぶり4度目の優勝を狙う横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭5枚目の遠藤(27=追手風)に押し出され2連敗となった。遠藤は7勝5敗で勝ち越しに王手をかけた。

 大関同士の一番は高安(27=田子ノ浦)が、豪栄道(31=境川)を突き出して9勝3敗。豪栄道は6勝6敗となった。

 前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、関脇玉鷲(33=片男波)をもろ差しから寄り切って11勝1敗と星を伸ばした。1敗で並んでいた横綱鶴竜が敗れたため、平幕栃ノ心が優勝争いの単独トップに立った。玉鷲は8敗目で負け越し。

 関脇御嶽海(25-出羽海)は、前頭5枚目隠岐の海(32=八角)に突き出され5敗目を喫した。隠岐の海は4勝8敗。

 11日目から再出場の前頭10枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)は、同17枚目大奄美 (25=追手風)に寄り切られ5敗7休となった。

 10日目から再出場の西前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)は、同13枚目豪風(38=尾車)に突き出され8敗目(1勝3休)を喫した。豪風は4勝8敗。

 優勝争いは1敗で平幕の栃ノ心、2敗で鶴竜、3敗で高安が続く展開となった。

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鶴竜が初黒星、栃ノ心1敗守りトップ並ぶ 初場所

鶴竜は1敗を喫し座布団の舞う中、がっくりした表情を見せる(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇11日目◇24日◇東京・両国国技館


 単独トップに立っていた横綱鶴竜(32=井筒)に土がついた。関脇玉鷲(33=片男波)と突っ張り合いになり、引いたところを押し出された。

 1敗で追っていた前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、前頭6枚目宝富士(30=伊勢ケ浜)に土俵際での逆転の突き落としで勝ってトップに並んだ。物言いがつく微妙な一番だった。

 2敗だった前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は、同16枚目竜電(27=高田川)に寄り切られて3敗に後退した。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を突き出して勝ち越しを決めた。大関豪栄道(31=境川)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)に小手投げで敗れ6勝5敗となった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同9枚目千代丸(26=九重)にはたき込まれて6勝5敗となった。

 糖尿病などで3日目から休場していた前頭10枚目照ノ富士(26=伊勢ケ浜)が再出場したが、前頭15枚目石浦(26=宮城野)の変化で送り出され4敗7休となった。

 優勝争いは1敗で鶴竜、栃ノ心、2敗はいなくなった。

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鶴竜止まらない10連勝、栃ノ心1敗キープ 初場所

隠岐の海(右)を送り出しで下す鶴竜(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇10日目◇23日◇東京・両国国技館


 単独トップの横綱鶴竜(32=井筒)が10連勝を飾った。前頭5枚目隠岐の海(32=八角)を右出し投げで崩し、送り出した。

 1敗で追う前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)は、前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を得意の右四つに組み止めて寄り切った。

 2敗の2人は明暗を分けた。関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)にとったりで敗れ3連敗となった。前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は同8枚目栃煌山(30=春日野)を押し出して2敗を守った。

 6勝3敗だった両大関は、高安(27=田子ノ浦)が関脇玉鷲(33=片男波)を押し出して7勝目、豪栄道(31=境川)は前頭4枚目正代(26=時津風)にもろ差しから寄り切られて4敗目を喫した。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同9枚目松鳳山(33=二所ケ関)に押し込まれたが、土俵際で体を入れ替えて寄り切り6勝目を挙げた。

 右ひざ負傷で6日目から休場していた前頭10枚目安美錦(39=伊勢ケ浜)が再出場したが、前頭7枚目千代翔馬(26=九重)に力なく寄り切られて1勝6敗3休となった。

 優勝争いは全勝で鶴竜、1敗で栃ノ心、2敗で大栄翔が追う展開となった。

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鶴竜が無傷9連勝、1敗対決は栃ノ心が制す 初場所

御嶽海(手前)を吊り出しで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇9日目◇22日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が無傷の9連勝で単独トップを守った。前頭4枚目荒鷲(31=峰崎)を寄り切った。

 大関高安(27=田子ノ浦)は前頭4枚目正代(26=時津風)を突き落として6勝3敗。大関豪栄道(31=境川)は関脇玉鷲(33=片男波)を寄り切って6勝3敗とした。

 鶴竜を追う1敗同士、関脇御嶽海(25=出羽海)と前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)の対戦は、栃ノ心が吊り出して1敗を守った。もう1人の1敗力士、前頭13枚目大栄翔(24=追手風)は同15枚目石浦(27=宮城野)に下手投げで敗れた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は同8枚目魁聖(31=友綱)に寄り切られ5勝4敗となった。

 優勝争いは無敗で鶴竜、1敗で栃ノ心。2敗で御嶽海、大栄翔が追う。

雪が降る中、引き揚げる栃ノ心(撮影・野上伸悟)

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鶴竜が8連勝で単独トップ&中日勝ち越し 初場所

正代を上手出し投げで下した鶴竜(右)(撮影・丹羽敏通)

<大相撲初場所>◇8日目◇21日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が8連勝で中日での勝ち越しを決めた。前頭4枚目正代(26=時津風)を上手出し投げで下した。

 同じく7連勝中の関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭逸ノ城(24=湊)に寄り切られ、今場所初黒星を喫した。

 大関高安(27=田子ノ浦)は小結貴景勝(21=貴乃花)をはたき込み5勝3敗。大関豪栄道(31=境川)は前頭3枚目千代大龍(29=九重)に突き出され5勝3敗となった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は前頭8枚目栃煌山(30=春日野)にはたき込みで敗れ5勝3敗。

 優勝争いは無敗で鶴竜。1敗で御嶽海、前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)、同13枚目大栄翔(24=追手風)の3人が追う。

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横綱鶴竜が無傷7連勝、御嶽海も無敗キープ 初場所

栃ノ心(左)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇7日目◇20日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が7連勝を飾った。前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)を寄り切って、無敗同士の一戦を制した。

 大関豪栄道(31=境川)は小結貴景勝(21=貴乃花)を押し出して5勝2敗。大関高安(27=田子ノ浦)は前頭筆頭逸ノ城(24=湊)に下手投げで敗れ、4勝3敗となった。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は、白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)を引き落として7連勝。嘉風は3勝4敗。

 6連勝中の前頭16枚目朝乃山(23=高砂)は、同13枚目大栄翔(24=追手風)に押し出され、今場所初黒星を喫した。ともに6勝1敗。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同7枚目千代の国(27=九重)を押し出し5勝2敗とした。

 優勝争いは無敗で鶴竜、御嶽海。1敗で栃ノ心ら4人が追う。

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横綱鶴竜が無傷の6連勝、両大関は敗れる 初場所

琴奨菊(後方左)を寄り切りで破り、ホッとした表情を見せる鶴竜。右は高安(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇6日目◇19日◇東京・両国国技館


 横綱鶴竜(32=井筒)が貫禄を見せた。琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)を寄り切りで白星。今場所6連勝となった。

 一方横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は左大胸筋損傷疑いで6日目から休場が決定。これで5場所連続の休場となり、白鵬に続き2人の横綱が初場所から姿を消した。

 白鵬と稀勢の里から金星を挙げた前頭2枚目嘉風(35=尾車)は大関豪栄道(31=境川)を叩き込みで3勝目。小結阿武咲(21=阿武松)も大関高安(27=田子ノ浦)を叩き込みで白星。両大関は見せ場なく敗れた。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭北勝富士(25=八角)押し出しで無傷の6連勝となった。今場所無敗の前頭三枚目栃ノ心(30=春日野)と前頭16枚目朝乃山(23=高砂)の2人も白星を挙げて6勝目を飾った。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、前頭四枚目正代(26=時津風)寄り切りで敗れ、3連勝とはならなかった。

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稀勢の里4敗目、鶴竜、御嶽海ら無傷5連勝 初場所

嘉風(右)の強烈な押しに土俵際で懸命にこらえる稀勢の里(撮影・小沢裕)

<大相撲初場所>◇5日目◇18日◇東京・両国国技館


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は前頭2枚目嘉風(35=尾車)に押し倒され早くも4敗目を喫した。嘉風は2勝目。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭3枚目千代大龍(29=九重)を左四つから危なげなく寄り切って5連勝と星を伸ばした。

 横綱白鵬(32=宮城野)は、けがでこの日から休場。対戦相手の前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)は不戦勝で2勝目。

 大関豪栄道(31=境川)は、前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)に右四つがっぷりから寄り切られ、今場所初黒星を喫した。栃ノ心は4日目の高安戦に続き2日連続の大関撃破で5連勝とした。

 大関高安(27=田子ノ浦)は、前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を押し出して4勝目。

 関脇御嶽海(25=出羽海)は関脇玉鷲(33=片男波)を押し出して5連勝とした。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同5枚目隠岐の海(32=八角)を寄り切って4勝1敗とした。

 5日目を終え、勝ちっ放しは横綱鶴竜、関脇御嶽海、平幕の栃ノ心、朝乃山となった。

稀勢の里は押し倒しで嘉風に敗れ土俵下へ転げ落ちる(撮影・小沢裕)

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波乱!稀勢の里3敗、白鵬2敗、鶴竜4連勝 初場所

琴奨菊(手前)に突き落としで敗れる稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

<大相撲初場所>◇4日目◇17日◇東京・両国国技館


 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)横綱白鵬(32=宮城野)が2日続けて敗れた。

 稀勢の里は前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)に突き落とされて3敗目を喫した。得意の左を差したものの上体を起こされ左から突き落とされた。

 白鵬は、前頭2枚目嘉風(35=尾車)にはたき込まれて2敗目を喫した。この日も張り手、かち上げはなかった。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)をもろ差しから寄り切り4連勝を飾った。

 大関高安(27=田子ノ浦)に土がついた。前頭3枚目栃ノ心(30=春日野)に押し込まれ、土俵際で渡し込んだが突き落とされた。大関豪栄道(31=境川)は、前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を寄り倒して4連勝とした。右を差し、左から押っつけて出た。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同4枚目荒鷲(31=峰崎)を押し出して3勝目を挙げた。

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白鵬に土、稀勢の里も2敗目、鶴竜は3連勝 初場所

支度部屋で悔しい表情をする稀勢の里(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇3日目◇16日◇東京・両国国技館


 稀勢の里(31=田子ノ浦)白鵬(32=宮城野)の2横綱が相次いで敗れた。

 休場明けの稀勢の里が早くも2敗目を喫した。前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)の左を差せず寄り切られた。逸ノ城は5個目の金星を挙げた。

 初日から2連勝していた白鵬は張り手、かち上げを封印したものの、立ち合いから前頭筆頭北勝富士(25=八角)に押し込まれて押し出された。北勝富士は4個目の金星を挙げた。

 休場明けの横綱鶴竜(32=井筒)は、前頭2枚目嘉風(35=尾車)を突き落として3連勝を飾った。

 両大関はともに連勝を3にのばした。高安(27=田子ノ浦)は、前頭3枚目千代大龍(29=九重)を右から突き落とした。豪栄道(31=境川)は、もろ差しになると前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)を左からすくい投げた。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同7枚目千代翔馬(26=九重)に変化されて上手投げで敗れ、連勝が止まった。

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稀勢の里「集中した」原点回帰のぶちかまし初白星

立ち合いで北勝富士(左)に激しく当たる稀勢の里。左は式守勘太夫(撮影・鈴木正人)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館


 4場所連続休場明けの横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、復活ののろしを上げる今年初白星を挙げた。先場所は金星を配給した東前頭筆頭の北勝富士(25=八角)を寄り切り。立ち合いで頭からぶつかると、終始主導権を握った。初日こそ21歳の貴景勝に敗れたが、勢いのある若手に連敗は許さず、存在感を見せつけた。

 歓声が最大級になるはずの結びの一番を前に、会場が一瞬、静まり返った。祈るような思いで多くの観衆が見つめていたのは横綱、大関陣で唯一、白星のない稀勢の里だった。鋭い踏み込みの立ち合いは、頭からぶちかました。余裕はないが、迷いもなかった。左腕をたぐられ、場内からは悲鳴が上がったが動じなかった。即座に突き放し、土俵際に追い込んだ北勝富士に左を差すと、あとは万全の形で寄り切るだけだった。

 仕切りの静けさとは正反対に、大歓声を背に支度部屋に戻った稀勢の里は「しっかり集中した。よかったですね」と、笑顔はなく、かみしめるように話した。初日は攻めながらも、土俵際で貴景勝のとったりに敗れた。この日はまわしにこだわらず、最後まで攻め続けた。「いろんな流れがありますから」と、相手のお株を奪うぶちかましに突き放し。得意の左四つにこだわるよりも、先手を奪うことに重点を置いていた。

 北勝富士には昨年11月の九州場所で敗れ、今場所前に出稽古した。三番稽古は8勝4敗。相手を研究しつつ、何よりも稽古熱心な性格を知った。立ち合いの変化はないと確信し、頭からの立ち合いに踏み切る頭脳的な取り口でもあった。

 昨年は負傷が続き、皆勤を目指しては途中休場の連続。そんな中、初場所を控えた昨年12月27日の夜に、食事に誘われた兄弟子で部屋付きの西岩親方(元関脇若の里)から「10番ちょっとの稽古では復活できない。横綱が泥にまみれても構わないよ」と言われ、目が覚めた。

 年末年始は弟弟子の高安と三番稽古を重ねた。稽古納めの12月29日は30番(26勝)、稽古始めの1月2日は31番(25勝)。同6日には40番(26勝)。ぶつかり稽古では高安に転がされ、泥まみれになった。横綱としては珍しい姿だが「(鳴戸部屋時代を)思い出したね」と、すがすがしい笑顔で話していた。

 原点に回帰したからこそ頭からぶちかます、かつての取り口に戻るのは自然だった。それでも「今日は今日ですから。まだまだこれからです。また明日集中したい」。謙虚に白星を追い求める、強い稀勢の里が帰ってくる。【高田文太】

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稀勢の里に初日!横綱、大関陣は安泰 初場所

北勝富士(後方)を寄り切り、どうだと言わんばかりの表情を見せる稀勢の里(撮影・河野匠)

<大相撲初場所>◇2日目◇15日◇東京・両国国技館


 横綱、大関は安泰だった。

 横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は、前頭筆頭北勝富士(25=八角)を寄り切って1日遅れの初日を出した。前に出ながら左を差した。

 通算41度目の優勝を狙う横綱白鵬(32=宮城野)は、2日続けて立ち合いで張り差し、かちあげを封印し2連勝を飾った。左で前頭筆頭の逸ノ城(24=湊)のまわしを引き、時間をかけて寄り切った。

 横綱鶴竜(32=井筒)は、立ち合いから小結貴景勝(21=貴乃花)に押し勝って2連勝をマークした。

 大関はともに2連勝を飾った。高安(27=田子ノ浦)は、前頭2枚目琴奨菊(33=佐渡ケ嶽)にもろ差しを許しながらも右上手投げで勝った。豪栄道(31=境川)も、小結阿武咲(21=阿武松)を右上手投げで下した。立ち合いで右を差すとかいなを返して上手を引いた。通算600勝目をなった。

 人気力士の前頭5枚目遠藤(27=追手風)は、同6枚目勢(31=伊勢ノ海)に押し込まれながらも土俵際での逆転の突き落としで2連勝とした。

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白鵬-阿武咲、稀勢の里-貴景勝 初日取組決まる 

稀勢の里


 日本相撲協会審判部は12日、東京・両国国技館で大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の取組編成会議を開き、初日と2日目の取組を決めた。

 連続優勝で通算41回目の優勝を目指す横綱白鵬(32=宮城野)は、初日に小結2場所目の阿武咲(21=阿武松)と結びの一番で対戦する。

 4場所連続休場からの再起をかける横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は初日に新三役の小結貴景勝(21=貴乃花)、2日目は東前頭筆頭の北勝富士(25=八角)と勢いのある若手の挑戦を受ける。

 やはり4場所連続休場中の横綱鶴竜(32=井筒)は初日に北勝富士、2日目は貴景勝と、やはり難敵との対戦が組まれた。

 なお十両以上の初日からの休場者は、いずれも十両で東3枚目の貴ノ岩(貴乃花)、西9枚目の豊響(境川)、東11枚目の宇良(木瀬)の3人。貴ノ岩は昨年10月、元横綱日馬富士関に暴行された際に負った頭部外傷などのため。手術した宇良は、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂で加療中の診断書を提出。豊響は不整脈のため休場を届け出た。初日、2日目の三役以上の取組は以下の通り。

 【初日】(左が東)

 千代大龍-玉鷲

 御嶽海-琴奨菊

 嘉風-高安

 豪栄道-逸ノ城

 鶴竜-北勝富士

 貴景勝-稀勢の里

 白鵬-阿武咲

 【2日目】(左が西)

 千代大龍-御嶽海

 玉鷲-嘉風

 阿武咲-豪栄道

 高安-琴奨菊

 逸ノ城-白鵬

 貴景勝-鶴竜

 稀勢の里-北勝富士

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稀勢の里が取り戻した1年前の感覚、確信の初場所へ

尾車部屋を訪れた稀勢の里(右)は、嘉風と三番稽古を行った


 4場所連続休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が、自信を確信に変えた。9日、大相撲初場所(14日初日、両国国技館)に向けて都内の尾車部屋に出稽古。東前頭2枚目の嘉風と三番稽古を行い、12勝2敗と圧倒した。前日8日の二所ノ関一門連合稽古は嘉風、琴奨菊を相手に計14勝3敗と好調。この日の稽古後「昨日(同部屋の大関)高安以外とやって手応えを自分なりに感じた。それを確信に変えるために来た」と話し、2日連続の出稽古で本物の自信を手にした。さらに「後は3、4日で仕上げて場所で結果を残したい」と初場所出場も明言した。

 取り口にも横綱の風格が戻ってきた。相撲巧者の嘉風に左の差し手を封じられたり、上体を起こされたりと、苦しい体勢になりながらも慌てず立て直して寄り切った。「(嘉風は)当たりも強いし低いし、確認するにはもってこい。体と脳みそが、だいぶ良くなってきた」と、初優勝した1年前のように、思い通りに体が動く感覚も取り戻した。

 その後は白鵬、鶴竜とともに明治神宮で奉納土俵入りに臨んだ。元横綱日馬富士関の暴行事件の影響からか、観衆は過去5年と比べ14年と並ぶ最少の2800人止まり。その中で最も歓声を浴び期待の大きさを感じた。「体は調子がいい。良い1年のスタートを切りたい」。確信を表現する舞台は整った。【高田文太】

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白鵬が明治神宮で土俵入り「いよいよ1年始まった」

明治神宮参拝奉納土俵入りを披露する白鵬。左は太刀持ちの大栄翔、右は露払いの石浦(撮影・小沢裕)


 大相撲の横綱白鵬(32=宮城野)が9日、東京・墨田区の時津風部屋に出稽古し、初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けてさらに調子を上げた。

 平幕の正代、豊山と15番連続で相撲を取って14勝1敗。立ち合いで四つに組んでの寄り切りや、のど輪で突き放してからの押し出しなど、多彩な攻めを見せて「昨日、今日いい汗かいて、また1つ上にいったというか。組んで良し、離れて良しと心がけてやりました」と手応えを口にした。

 ぶつかり稽古では、出稽古に来ていた大関高安とベテランの幕下豊ノ島に胸を出した。高安に対しては「彼が引っ張っていかないといけない」と期待をかけ、豊ノ島に対しては「また幕下で頑張って関取に戻してあげたい」と話した。

 午後は東京・明治神宮で土俵入りを行い「いよいよ1年が始まったなと。幕内1000勝、北の湖関の横綱在位63場所がありますから。1つ1つ積み重ねたい」と今年の目標を語った。

ぶつかり稽古で豊ノ島(右)に胸を出す白鵬(撮影・佐々木隆史)

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稀勢の里「焦らず」琴奨菊らに17番中14勝手応え

嘉風(左)と稽古で汗を流す稀勢の里(撮影・鈴木正人)


 大相撲の初場所(14日初日、東京・両国国技館)に向けて、二所ノ関一門の連合稽古が8日、東京・江東区の尾車部屋で行われた。一門の横綱稀勢の里、大関高安(ともに田子ノ浦)、関脇玉鷲(片男波)をはじめ、一門外からも横綱鶴竜が参加し、各力士が精力的に稽古を重ねた。

 4場所連続休場中の稀勢の里は琴奨菊、嘉風を相手に計17番取って14勝3敗だった。5日の横綱審議委員会(横審)稽古総見では2勝6敗と振るわなかったが、この日は圧力負けせず琴奨菊に5勝2敗、くせ者の嘉風は動きを封じ込めて9勝1敗と圧倒した。稽古後は「感覚的には良くなってきた。焦らず、しっかりと調整していきたい。1年のスタートなので、しっかりと体をつくっていければ」と、手応えを感じている様子だった。

 また、同じく4場所連続休場中の鶴竜も、嘉風に9勝1敗と復調の気配を漂わせた。「立ち合いがポイントと思っていた。1番負けたのは、立ち合いが遅かったし、高かった。その後は、しっかりと踏み込んで低く相撲を取れたかなと思う」と、自らにテーマを掲げて臨んだ稽古の中で収穫を挙げた。

 両横綱から指名された嘉風は「予期せぬ出来事でした」と、猛稽古で乱れた髪をそのままに、思わず苦笑いを浮かべて振り返った。それでも「(稽古は)だいぶ充実していた。体をいじめるという意味ではよかった。実力も勢いもある若手が出てきたけど、若手だけじゃなく、おじさんも頑張っているというのを見せられれば」と、今年3月で36歳となる年男は、初場所から存在感を見せつけるつもりだ。

稽古途中に険しい表情をする稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里「地元に貢献」江戸川区の“新土俵”で汗

田子ノ浦部屋近くの小岩小学校内に完成した小岩小相撲道場で初稽古する稀勢の里(右)ら力士たち


 横綱稀勢の里(31)ら田子ノ浦部屋の力士が7日、同じ町内に完成した東京・江戸川区立小岩小の「相撲道場」で、稽古を行った。昨年2月、稀勢の里の初優勝と横綱昇進の報告会が同校で開催された際、師匠の田子ノ浦親方(元前頭隆の鶴)が「相撲を子どもたちに教えることで地元に貢献できる」と普及のための稽古場造りを要望。これに同区が応え昨年末に完成した。

 更衣室やトイレなどを含め約180平方メートルと広く、天井が高く自然光も入るため開放感も抜群。相撲部屋と遜色ない造りに四股、すり足で汗を流した稀勢の里も「地元に貢献できるのはいいこと。広くて素晴らしい施設で土もいい。気持ちよく稽古できた」と笑み。大関高安も「相撲界のためにもなる」と話した。多田正見区長によると今後の活用法は未定ながら「わんぱく相撲など指導していただければ」と地域の活性化に期待していた。

小岩小相撲道場での初稽古ですり足をする稀勢の里

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稀勢の里ら小学校の道場で汗「気持ちよく稽古」

小岩小相撲道場での初稽古ですり足をする稀勢の里


 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の開幕を1週間後に控えた7日、横綱稀勢の里(31)ら田子ノ浦部屋の力士たちが、部屋から徒歩10分ほどにある江戸川区立小岩小学校で稽古に汗を流した。

 同校の敷地内に昨年12月24日に落成した「小岩小相撲道場」の、こけら落としとなる初稽古に訪れたもの。相撲の普及、地域活性化のためにと、田子ノ浦親方(41=元前頭隆の鶴)の要望に江戸川区が応え完成した。

 連日、大関高安(27)と30~40番の稽古をこなしてきた稀勢の里は、8日に二所ノ関一門の連合稽古を控えるとあり、この日は四股、すり足などで汗を流し土俵には入らなかった。それでも完成したばかりの道場に「素晴らしい施設で稽古場も広い。土もいいし、気持ちよく稽古ができました」と心地よさそうな表情で話していた。

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稀勢の里、高安が充実 連続40番の三番稽古

高安(右)を相手に40番の三番稽古で汗を流す稀勢の里


 大相撲初場所(14日初日、両国国技館)の開幕を8日後に控えた6日、横綱稀勢の里(31)が東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で、弟弟子の大関高安(27)と連続40番の三番稽古(同じ相手と連続して相撲を取る)で、たっぷりと汗を流した。

 序盤に7連勝、25番目からは9連勝した稀勢の里の26勝14敗。星の差以上に密度の濃い稽古となった。最近では、番付が近い関取同士の三番稽古で、これほどの量をこなすのは珍しい。ちょうど1時間、土俵を占拠した2人は「やはり量をやるしかない」(稀勢の里)「若い伸び盛りの頃を思い出した。番数が(最近は)減ってきていたから、ここからまた伸びたい(成長したい)」(高安)と充実した表情を浮かべていた。

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