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本間朋晃「僕が彼を燃やして」対戦へ内藤哲也を挑発

6人タッグマッチで本間(左)からギブアップを奪うSANADA(撮影・野上伸悟)

<新日本:後楽園大会>◇18日◇東京・後楽園ホール

6人タッグマッチに出場した本間朋晃(44)が内藤哲也(38)との対戦実現へ一歩前進した。

2冠を失い、今シリーズでのターゲットがいない内藤に公式サイトを通じて「チャンス到来。宣戦布告です」とラブコールを送った。「2冠を手放して燃え尽き症候群? 僕が彼を燃やしてあげます」と挑発。2日連続で3カウントを奪われ、敗れたが、内藤がリングサイドで見守る本間に攻撃を仕掛けるなど、明らかに視界に入ってきた。

前日には1度しか決まらなかった「こけし」も、この日は序盤からヒット。高橋ヒロムにいきなり小こけしを決めると、SANADAには小こけし&こけしロケットを見舞った。内藤とのマッチアップではDDT&コンプリートショットを決めるなど存在感を見せた。最後は3人がかりで痛めつけられるも「俺には明日がある。日々進歩してるから、明日だ。見ておけ!」と力強い。「俺の名前をどんどん出してみたら」とターゲット募集中の内藤だが、現在は本間が1番手。シングルマッチの対戦はまだ決まっていないが、今後も続いていく前哨戦で、内藤を本気にさせる。

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SHO、苦手マイクに失笑も 初戴冠で克服目指す

高橋(右)が手にするベルトに拳をのせるSHO(撮影・菅敏)

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

2月10日(広島)にIWGPジュニアヘビー級のタイトルに初挑戦するSHO(31)が、同王者の高橋ヒロム(31)に勝利し、弾みを付けた。

試合には勝ったが、内容ではあまりいいところがなかった。開始早々エプロンにいたところを高橋に狙われ、サンセットフリップ・パワーボムを浴びた後、顔面を踏み付けられ、長時間立ち上がることができなかった。回復が遅れ、パートナーのワトと交代することができず、高橋に「ほら、来てやれよ」と挑発を受けた。終盤ワトが、相手の合体攻撃を切り抜け、変形ジャックナイフ式エビ固めで逆転の3カウントを決め、勝利した。

同い年の高橋との対戦を待ち望んでいた。同タイトルマッチが行われた5日東京ドーム大会では、ひそかに高橋のベルト奪取に期待していた。さらに勝利後、次の対戦相手に自分を指名してもらうことを願っていたという。夢が実現し、迎えた今シリーズ。「初挑戦の相手が同い年の高橋。運命を感じる。人生をかけて必ず取ってやる」と意気込む。

実はタイトルを目指すにあたり、もう一つ不安な要素がある。実は勝利後のマイクパフォーマンスが苦手。この日も「2月10日ジュニアのチャンピオンになるのはこの俺だ」と一言のみ。同じく苦手なワトと譲り合う一幕もあり、ぎこちないやりとりに失笑も生まれた。2月10日、高橋に勝ってチャンピオンになった時には、ファンの前で堂々と喜びを披露できるかも注目だ。

高橋(左)にラリアットを見舞うSHO(撮影・菅敏)

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鷹木信悟「100年の逸材? ただの偽り」棚橋挑発

鷹木信悟(2021年1月5日撮影)

<新日本:東京ドームシティ大会>◇6日◇東京ドームシティ

1年の始まりとも言える4、5日東京ドーム2日間の戦いを終えたばかりの選手たちだが、この日は6試合で計40人がリングに登場。メインとなった10人タッグマッチを勝利で締めたのは、鷹木信悟、高橋ヒロムらが所属するユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の選手たちだった。

それぞれが21年の新たなターゲットを定め、立ち向かった。5日にNEVER無差別級王座の初防衛に成功した鷹木は、棚橋に襲いかかった。エルボー合戦の後、先にドラゴンスクリューを決められたが、追走式ラリアットでお返し。交代するまでどちらも譲らなかった。鷹木は「100年の逸材? 俺からしたらただの偽りだよ。怖くないならNEVERの激烈な戦いに入って見ろ!」と挑発した。これには棚橋も負けてはいない。「日ごろからNEVERを実行しているのは俺。再起をかけますよ」と応戦した。

IWGPジュニア王者の高橋ヒロムはSHOに狙いを定めた。開始直後から激しい殴り合い。「SHOとの試合がこんなに楽しいなんて思わなかった。リング上でも『ベルトに挑戦させてください』ってはっきり言ったな。そのままでいてくれ」とラブコールを送った。SHOも「小さいころ『IWGPジュニアのチャンピオンになる』と七夕の短冊に書いた。全力で戦っていれば、ベルトの方から近づいてきてくれる。この俺を挑戦させてくれ」と相思相愛だ。

2人の逆指名に触発されたのか、BUSHIもワトとの対戦を要求。「ワト、いや川人。お前と戦ってやるよ。『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』で結果は出てるけどな。予定を空けておいてやるよ」と宣戦布告。ワトも「次はお前から勝ってやる」と応じた。

SANADAは前日の東京ドームですでに飯伏への挑戦を表明し、受け入れられた。4日に飯伏に敗れ、2冠を失った内藤はまさかのノーコメント。残ったロメロに対して特に対抗意識を見せることもなく、1人だけ取り残される形となった。

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鷹木信悟が初防衛「終わりじゃない」天敵コブに雪辱

コブ(左下)に勝利し、NEVER無差別級王座の防衛に成功した鷹木は、ベルトを手にガッツポーズを見せる(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOMB2で沈めた。4日にスーパーJカップ王者エル・ファンタズモ(34)を撃破したばかりの連戦。体力的にも不利な状況ながら、25分超えの激戦を制した。NEVER無差別級選手権試合は王者鷹木信悟(38)が挑戦者ジェフ・コブ(38)を下し、初防衛に成功した。

   ◇   ◇   ◇

NEVER無差別級王者の鷹木がコブの挑戦を退け、初防衛に成功した。体重差20キロの天敵に真っ向勝負を挑み、18年の新日本加入後、初勝利を挙げた。

119キロの巨漢を何度も投げ飛ばし、何度も投げ飛ばされた。力と力のぶつかり合いは20分を超え、最後はパンピングボンバーでコブを1回転させ、よろけるコブにラスト・オブ・ザ・ドラゴンで沈めた。バックステージでは立つことができないほど疲労困憊(こんぱい)。「ダメージで気分は最悪だけど、最高のスタート」と振り返った。

コブとは19、20年G1クライマックスのシングルマッチで敗れ、昨年12月のワールドタッグリーグでも勝てなかった。「10対0ぐらいで分が悪い」と言いながらも「正面から受け止める」と挑み、恥をかかされ続けてきた相手にようやくリベンジ。それでも「1つ返したにすぎない。終わりじゃない」とさらなる対戦を示唆した。

18年に14年間所属したドラゴンゲートを去り、新日本に加入した。ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を立ち上げた内藤からの誘いを受けた。「リスクがなければ大きな成功はない。1歩踏み出す勇気をもらった」と35歳で新たな環境に飛び込んだ。昨年2月に初の同タイトルを獲得。8月の神宮大会で鈴木みのるに奪われたが、11月大阪大会で再奪取し、衰えを感じさせない。「アドレナリンも、モチべーションも最高潮だった」。

同世代を意識する。今大会「57年組」の飯伏、内藤にはメインを奪われた。「あのシチュエーション最高じゃねぇか。いい刺激をもらったよ。だから今日は何が何でもやるしかないと」。悔しさを同い年のコブにぶつけ、存在感を見せた。アニマル浜口道場出身。デビュー16年となるが「気合」だけは誰にも負けず、今年もリング上で暴れる。【松熊洋介】

◆鷹木信悟(たかぎ・しんご)1982年(昭57)11月21日、山梨県生まれ。高校卒業後、アニマル浜口道場に通い、21歳で闘龍門(後のドラゴンゲート)に入門。04年10月にプロレスデビュー。06年に単身で米国修業に行き、07年に日本復帰。08年ドリームゲート王座を初戴冠。18年に新日本に移籍。19年1月にIWGPジュニアタッグ王座を奪取。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。178センチ、100キロ。

コブ(左)をラスト・オブ・ザ・ドラゴンでマットにたたきつけ、防衛に成功する鷹木(撮影・菅敏)

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石森太二が初防衛逃す「ヒロムに取られたんなら…」

石森(右)をTIME BOMB2でマットにたたきつける高橋(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOME2で沈めた。

   ◇   ◇   ◇

初防衛に失敗した石森は「スーパージュニアに優勝して、スーパーJカップ優勝者にも勝ったヒロムに取られたんならベルトの価値が上がったんじゃねえ?」と潔く勝者の力を認めた。

YesLockで追い込む場面もあったが、とどめを刺せなかった。前日のファンタズモとの激闘の影響すら見せなかった新王者について「圧倒的にオレが有利な状況なのに。オレの何倍もあいつはここがすげえんだな」と、石森は自分の胸を指さした。

石森を破り新王者になった高橋は、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを上げる(撮影・菅敏)

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連戦の高橋ヒロム激勝「この俺と戦え」SHOを指名

石森太二を破り新王者になった高橋ヒロムは、IWGPジュニアヘビー級のチャンピオンベルトを上げる(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

IWGPジュニアヘビー級選手権試合は、挑戦者の高橋ヒロム(31)が4度目の戴冠を果たした。ライバルの王者石森太二(37)に挑み、25分31秒、TIME BOMB2で沈めた。4日にスーパーJカップ王者エル・ファンタズモ(34)を撃破したばかりの連戦だった。体力的にも不利な状況ながら2連戦を勝利で終え。同王座に返り咲いた。

最後の力を振り絞った。高橋が石森のブラディークロスを切り返し、旋回式ビクトリー・ロイヤルでマットにたたきつけた。必殺のTIME BOMB2で3カウントを奪った。昨年8月の神宮大会で奪われたベルトを奪い返した。ドーム2連戦でヒール集団バレットクラブのメンバーに連勝。高橋は「昨日、今日とバレットクラブ。でも、戦い方はまるで違うな。昨日はお客さんとレフェリーをだまして、俺にしか分からない反則。好きじゃないなと思ったよ。でもさ、今日、真っ向勝負からやってくるバレットクラブの石森太二。IWGPジュニア王者にふさわしい。そんなレスラー2人とやれたのは最高のことだったんじゃないかな」と歓喜に浸った。

スーパーJカップ覇者、IWGPジュニア王者を倒し「俺は最強の完全究極体ヒロムちゃんになった」としつつ、高橋の頭にはある選手が浮かんだ。昨年のベスト・オブ・スーパージュニアで負けたSHOだった。「この俺と戦え。お前の答えはわかっている。イエスだろ?」と挑戦者に指名した。

階級を超越し、ヘビー級にも果敢に挑戦する。夢も大きい。高橋は「近い将来、IWGPジュニアヘビー級選手権試合を、この東京ドームのメインイベントで必ずやってみせる。夢はIWGPジュニア王者として、IWGPヘビー級王座を手に入れ、ゴールデンタイムで試合することだ」とさらなる頂上を見据えていた。

石森太二(右)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)
石森太二(右)をTIME BOMB2でマットにたたきつける高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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高橋ヒロムが王者石森に挑戦「キレイさっぱり発散」

トップロープからエル・ファンタズモ(下)を攻める高橋ヒロム(撮影・菅敏)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

昨年12月の日本武道館大会でベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)を制した高橋ヒロム(31)が、スーパー・J・カップ(SJC)2020覇者のエル・ファンタズモ(34)に勝利し、5日のIWGPジュニアヘビー級選手権試合で王者石森太二(37)への挑戦が決まった。

特別プロモーターで今大会のテーマソングを歌う、タレント木梨憲武が音頭を取り、長州力の開会宣言で始まった。

一発逆転のウラカン・ラナの切り返しでファンタズモを沈めた。終始劣勢の中での戦いに納得いかず、帰り道では「つまんねぇ試合してしまった」と嘆きながら引き揚げた。バックステージでは「全くフェアじゃなかった」。苦しい発言がストレスのたまる試合であったことを物語っていた。

「新の覇者を決める戦い」と意気込んで挑んだが、開始早々、ファンタズモが高橋の持ってきたトロフィーを投げ捨てるなど、場外戦からスタート。序盤に執拗(しつよう)に痛めつけられた右手首のダメージが大きく、強烈な張り手は見せなかった。両足、股間までも踏み付けられ、得意のTIME BOMB2も決まらない。自身の技も披露されるなど、やりたい放題の相手に、持ち前のフットワークでかわすのがやっと。「分からないが、あいつは何か反則をしている。調べてくれ」と語った。

BOSJでは10人での約1カ月に及ぶ戦いを制し、東京ドームに乗り込んだ。「長かったし、痛くてつらくて何度もくじけそうになったけど、何よりもプロレスが楽しかった」と正直な気持ちを吐露した。リーグ戦では9試合中6試合でメインを張った。ベルトを持っていない中で批判もあったが、持ち前の明るさでかわした。試合前には相手攻略本を持って毎回登場。12月23日の会見でも、お面をかぶりファンタズモに扮(ふん)するなど、会場を笑いの渦に包んだ。

ファンを大事にし、新日本ジュニア界を背負っていく。「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる。思いっ切りプロレスをして元気を与え、みんなからの拍手で、元気をもらう。そういうつながりが新日本プロレスでやってきたこと」と明かす。

5日、いよいよジュニアヘビー級のベルトをかけ、石森に挑戦する。試合後バックステージで遭遇し「ギリギリで勝ったな。まあ、俺がトドメを刺す」と挑発されたが「俺とバチバチの試合をやりたかったんでしょ? どちらが強いかハッキリさせましょう」と切り返した。8月29日の神宮大会で敗れ、持っていたベルトを奪われたが、BOSJ開幕戦となった11月の対戦でリベンジ。「見てるお客さんもストレスがたまったと思うのでキレイさっぱり発散する」。5日、納得の勝利で真の王者となる。

◆高橋ヒロム(たかはし・ひろむ)1989年(平元)12月4日、東京都生まれ。10年8月にプロレスデビュー。13年6月から英国に武者修行、14年1月からはメキシコCMLLにマスクマンのカマイタチとして参戦。17年、18年にIWGPジュニアヘビー級王者となる。得意技はTIME BOMBなど。所属ユニットはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。171センチ、88キロ。

トップロープから場外のエル・ファンタズモ(下)に襲い掛かる高橋ヒロム(撮影・菅敏)

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高橋ヒロム「ファンタズモはいない?」東京D会見

新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」記者会見で喜びを爆発させる高橋ヒロム(撮影・垰建太)

新日本プロレスは23日、都内で会見を開き、来年1月4、5日に行われる東京ドーム大会の対戦カードを発表した。4日第1試合では、11日の日本武道館大会で「ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア(BOSJ)」を制した高橋ヒロム(31)が登場する。勝てば、翌5日、IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二に挑戦となる。トロフィーを掲げ、登壇した高橋は「言いたいことは1つ。4日ファンタズモを倒し、5日石森を倒し、ベルトをいただきます」と叫んだ。

対戦相手となる「スーパーJ-CUP2020」優勝のエル・ファンタズモが、来日後の待機期間で出席しなかったことに納得がいかない高橋。「ファンタズモはいないんですか? どっからでも来い!。来ませんよね…。帰ります」と会見場から“いったん”姿を消した。

しばらくすると、お面を被った高橋扮(ふん)する? 偽ファンタズモが登場。「ヒロムは最高だ。勝つ自信はない。ヒロム、大好きだよ」と謎の発言を残し、去っていった。その後再び高橋が登場し「来ないと見せ掛けて来たんですか。1月4日は楽しみで仕方ない。やった~」と普段から派手なパフォーマンスを披露する高橋らしく“自作自演”をやり切り、元気に会場を後にした。

BOSJのリーグ戦では9試合中6試合でメインを張り、試合前には相手攻略本を持って登場するなど、会場を盛り上げた。今大会は第1試合で登場となるが「東京ドームの第1試合、最高じゃねぇか。この意味を教えてやるよ」と意気込んだ。1月4日は高橋の熱い戦いからスタートする。

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内藤哲也2冠「コール心に響いた」MVP&最高試合

14日組今年の漢字 新日内藤哲也(新日本プロレス提供)

「2020年度プロレス大賞選考会」(東京スポーツ新聞社制定)が14日行われ、新日本プロレスの内藤哲也(38)が3年ぶり3度目のMVPに輝いた。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、オンラインでの開催となり、授賞式は行わない。

今年1月5日、内藤はオカダを破り、IWGPヘビー級&インターコンチネンタルの2冠王者に輝いた。この試合は年間最高試合(ベストバウト)に選出され、こちらも2冠を獲得。人気、実績もトップの2人が35分に及ぶ激闘を繰り広げ、持ち味を出し切ったことが評価された。「会場の内藤コールは心に響いた。1年振り返ったときに一番印象に残っている。俺とオカダ、そして声を出してコールしてくれたみなさまと一緒に作り上げたベストバウトだと思う。グラシアス!」と喜んだ。

好スタートを切ったが、コロナ禍で3月から大会が中止となり、6月の再開後も無観客が続いた。10年間待ちこがれた高橋ヒロムとの対戦もなくなった。「思っていたのと全く違った年になった。思い通りにいかないあたり、内藤哲也らしい」と苦笑いで振り返った。

その後は「授賞式ないんでしょう? だったらここでやりましょうよ」と大好きなファミレスの出前を取り、自ら“開催”。司会の質問にも「食事中なんで」と答えず、ステーキ、ピザなど6678円分の料理を黙々と食べ始め、内藤ワールドを展開した。

来年1月の東京ドーム大会では、4日にG1クライマックス連覇の飯伏と、勝てば5日にホワイトと防衛戦を戦う。「来年もコロナの影響で、レスラーもお客さまも我慢の日々が続きますが、一緒に進んでいきましょう」とメッセージを送った。20年の主役となった男は、21年もその座を守り続ける。【松熊洋介】

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高橋ヒロム2年ぶりV「何度もくじけそうになった」

エル・デスペラードを破り「BEST OF THE SUPER Jr.27」優勝を決めた高橋ヒロムはトロフィーを高々と掲げる(撮影・垰建太)

<新日本:日本武道館大会>◇11日◇ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア優勝決定戦◇日本武道館

リーグ戦2位の高橋ヒロム(31)が、同1位のエル・デスペラードに勝利し、2年ぶり2度目の優勝を飾った。

何度も名勝負を繰り広げてきたライバル同士の戦いは、途中でまさかの展開となった。高橋からマスクをはがされかけたデスペラードは、自らの手でマスクを脱ぎ取った。正体は高橋のデビュー戦の相手、三上恭佑だった。その後はお互いがヒートアップし、技の応酬となった。30分を超え、TIME BOMBで主導権を握った高橋は、その後TIME BOMB2で終止符を打った。

正体を知った高橋だったが、試合後「あいつはデスペラードだ。それ以外の何者でもない」とリング上で戦った相手をたたえた。さらに「デスペラードが相手でよかった。今の感情は好きに近いぞ。お前とはこれから先も引退するまでやり続ける。またやろうぜ」と思いを伝えた。素顔をさらすことになったデスペラードは「俺の同期最強だろ。でもリング上には高橋ヒロムとエル・デスペラードしかいなかった」とコメントを残した。

10人による、約1カ月に及ぶ戦いを制した。高橋は「長かったし、痛くて辛くて何度もくじけそうになったけど、何よりもプロレスが楽しかった」と正直な気持ちを吐露した。リーグ戦では9試合中6試合でメインを張り、試合前には相手の攻略本を持って登場するなど、会場を盛り上げた。新日本ジュニアを背負っていく立場としてファンを大事にする。「思いっ切りプロレスをして元気を与え、みんなは拍手を送り、俺たちが元気をもらう。そういうつながりが新日本プロレスとしてやってきたことだと思う」。

試合後には「戦いたい相手がいる」と言い、米国で行われている「スーパーJ-CUP」の優勝者を次戦の相手に指名した。「アメリカでもジュニアが頑張っている。単純にどっちが強いのか、やり合おう」と話した。日米の戦いを制し、最強王者を証明する。

高橋ヒロム対エル・デスペラード 高橋ヒロム(上)は「TIME BOMB」をエル・デスペラードに決める(撮影・垰建太)

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高橋ヒロム「俺とお前の歴史を」デスペラードと決勝

新日本福岡大会 11日日本武道館大会で決勝を戦うことが決まった高橋ヒロム(左)とエル・デスペラードはリング上で健闘を誓い合う(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27福岡大会>◇6日◇福岡・福岡国際センター

リーグ最終戦が行われ、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは、2年ぶりの優勝を狙う高橋ヒロム(31)が、マスター・ワト(23)を破り、エル・デスペラードとの決勝(11日、日本武道館)に進んだ。

また、ワールドタッグリーグは、連覇を狙うジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー組と、タンガ・ロア、タマ・トンガ組の対戦となった。

試合前まで勝ち点12で4人が並んでおり、勝利必須だった高橋は序盤から手を抜かなかった。多彩な蹴りで仕掛けるワトをうまくかわし、最後は強烈なラリアット、TIME BOMBで流れをつかみ、TIME BOMB2からのエビ固めで沈めた。

自身の勝利後、後の試合でSHOが敗れ、進出が決まっていた高橋。最終試合で勝利したエル・デスペラードが相手に決まり「出て来いよ」と指名を受け、リングに登場した高橋は「いい顔してんな。世界中に俺とお前の歴史を見せてやろうぜ」と不敵な笑みを見せ、にらみ合った。

リーグ戦では、2戦目となった11月18日の後楽園大会で敗れ、デスペラードから「俺は優勝する。お前はどうする?」と挑発されていた。「こんなに早くお前にリベンジできるなんてうれしいよ」と素直に喜んだ。

現在ベルトを持っていないが、今大会はリーグ戦9試合のうち、6試合でメインを戦った。優勝候補を次々と撃破し、7勝2敗。期待通りの成績を残した。毎試合攻略本を掲げ、メインでの勝利後には必ず、集まったファンにメッセージを届け続けた。11月15日の初戦勝利後には「今のこの状況の中で多くの人が会場に来てくれる。来られない人も何十万人も見てくれていると思うと力がみなぎってくる」と感謝の気持ちを語っていた。11日日本武道館で応援を力に変え、2年ぶりの頂点に立って恩返しをする。

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高橋ヒロム「前歯欠けた」膝悲鳴も激闘制し首位守る

新日本後楽園大会 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアリーグ戦でロビー・イーグルスの上に乗り、ファンに向けてガッツポーズをする高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦

高橋ヒロム(30)がロビー・イーグルスを破って勝ち点10とし、首位を守った。

定例の攻略本に書かれていたイーグルスへの言葉は「来てくれてありがとう」。唯一の外国選手の参戦に「来てくれただけで景色が変わる」と感謝の意を表したが、試合では容赦しなかった。序盤から相手を場外の鉄柵に何度も打ち付け、試合を優位に進めた。途中馬乗りになり、「ロビー、ロビー、ロビー」とオーストラリア時代の掛け声を叫びながら、顔面を殴るなど挑発する場面も。終盤、集中的に攻撃された膝が悲鳴を上げ、ピンチを迎えたが、自らたたいて気合を入れ、ビクトリー・ロイヤルからのTIME BOMB2。今大会リーグ戦9試合中6試合でメインを務める男らしく、最後は豪快な技で沈めた。

バックステージでは座りこんで「足が痛い、前歯も欠けたし、背中だって痛い」と疲れた表情を見せた。リーグ戦は残り7日間で3試合。満身創痍(そうい)での戦いとなるが「プロレスラーは関係ない。痛ければ痛いほどパワーが燃え上がってくるんだよ。それがヒロムちゃんスタイル」とおちゃらけて話す。次戦(12月2日)の相手はSHO。攻略本を見せながら「飯伏幸太の大ファンだぞ。楽しみで仕方ねぇ」と気合十分。「(優勝まで)残り4試合。今、ヒロムちゃんは最高潮だ」。痛めた膝を忘れさせるような余裕の発言を繰り返す高橋。この男の頭の中には、もう優勝しかない。

新日本後楽園大会 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのリーグ戦で5勝目を挙げ、疲れた表情で試合を振り返る高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

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マッスルチワワ石森太二5連勝「負ける気しない」

新日本後楽園大会 ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアのリーグ戦で5勝目を挙げた石森太二(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇29日◇後楽園ホール◇ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦

IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二(37)がBUSHI(37)に勝利し、5勝1敗として高橋ヒロムとともに首位を守った。

大一番と位置付け挑んできたBUSHIを無尽蔵のスタミナで跳ね飛ばした。「正直負ける気はしなかった」とマスクを外す前に仕掛けてきた相手に対し、全く動じず、序盤から主導権を握った。中盤以降流れを渡すシーンも見られたが、連続技をさせず、両肩を徹底的に痛めつけていたことで、終盤の反撃を抑えた。大技を何度も返し、最後はBone LockでBUSHIを捕まえ、そのまま締め上げた。「俺からベルトを取るとか、そういう意地とか執念が全然感じない」。試合後も余裕の表情を見せ会場を後にした。

ともに5勝で並ぶ高橋との頂上決戦が見えてきた。18年の同大会決勝で敗れたリベンジをと、初戦に挑んだが、相手の必殺技TIME BOMBを食らい、敗れた。悔しさをあらわにするも「まだ一戦」と切り替え、5連勝。大きなダメージもなく、順調に勝ち星を延ばしている。残り3戦。「マッスルチワワの大逆襲」はまだまだ終わらない。

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上村優也、王者石森に惜敗も「優勝、全然狙います」

新日本群馬大会 ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア公式戦で石森太二に敗れ4連敗となった上村優也(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア公式戦群馬大会>◇23日◇G・メッセ群馬

上村優也(26)はIWGPジュニアヘビー級タッグ王者の石森太二(37)に敗れ、4連敗となった。

あと1歩でまた勝利を逃した。「タイトルマッチだと思って戦う」と挑んだが、王者の洗礼を浴びた。バックボーンであるレスリングを生かし、組み立てていくスタイルを、逆に石森にやられた。左肩を集中的に攻められ、得意のかんぬきスープレックスホールドに持ち込むことができない。

1勝したい。雄たけびを上げ、気合を入れ直すと終盤、腕ひしぎ逆十字固めで逆転。勝利をつかみかけたが、かわされるとBone Lockで締め上げられてギブアップした。今年の石森とのシングルマッチもこれで4連敗。試合後には石森からIWGPのベルトを目の前に置かれ「チャンピオンは俺だ」と言われた上村は悔しそうな表情を見せた。「こんなこと言いたくないけど、みんな強い。でもこの強くない俺が強い人に勝ったらおもしろい。優勝、これから全然狙います」と宣言した。次戦は25日高橋ヒロム戦。試練は続くが、リングの上で結果を出して証明する。

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高橋ヒロム「感謝」パートナーBUSHI破り2勝目

新日本後楽園大会 勝利後、次戦の相手であるDOUKIの攻略本を見せながらインタビューに応じる高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本ベスト・オブ・ザ・スーパジュニア公式戦後楽園大会>◇20日◇後楽園ホール

2年ぶりのスーパージュニア参戦となった18年の王者、高橋ヒロム(30)が、BUSHI(37)を破り2勝目を挙げた。

普段からタッグ戦ではパートナーを組んでいる2人。勝利後、疲れ果てた高橋はリング上で倒れ込むBUSHIに「あなたがパートナーで本当に良かったです。感謝します。前から言おうと思っていたことが、今日言えて良かった」と言葉をかけた。

その後動けないBUSHIとエアー・グータッチでほほ笑んだ。そして「優勝するのはこの俺だ。あなた(たち)がこの予言の目撃者だ。残りの(優勝決定戦含む)7試合、もっともっとみんなで楽しもうぜ!」とファンの前で2年ぶりの奪還を誓った。

試合中何度も声を張り上げ、自分を鼓舞した。そして「BUSHI、オラ~」と普段は叫ぶことのない名前を連呼しながら突進した。

終盤、BHSHIのバッククラッカー、コードブレイカーに加え、3度目のトライとなったMXをまともに受けたが、わずかに残った体力で返した。最後はデスパレーからのTIME・BOMの一撃で3カウントを奪った。バックステージでは「ダメージが残っている。効いた~」と横になりながらインタビューに答えるほど疲労困憊(こんぱい)だった。

「改めてやっぱりあの人がパートナーで良かったなって思った。心からの言葉だよ」。次戦は23日、DOUKIとの一戦。大好きな“仲間”から価値ある1勝を得た高橋は、優勝に向かって大きな1歩を踏み出した。【松熊洋介】

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デスペラードがヒロム破り優勝宣言「間違いなく俺」

新日本後楽園大会 勝利後マイクを持ち、倒れ込む高橋ヒロム(手前)に話しかけるエル・デスペラード(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27後楽園大会>◇18日◇後楽園ホール

IWGPジュニアタッグ王者のエル・デスペラードが、18年優勝の高橋ヒロム(31)を破り、1勝1敗とした。

高橋が持ち込んだ自攻略本の「嫌いじゃないけど今は別に嫌いじゃない」という言葉に火が付いたデスペラード。ゴング直後から左膝に狙いを定め、集中的に痛めつけた。序盤は場外戦を繰り広げ、中盤でもことあるごとに足へのダメージを負わせた。高橋は動く右足で応戦するも、最後はレフェリーのいないスキに椅子を持ち出し、容赦なく左膝に向けてたたき落とした。さらにヌメロ・ドスで締め上げ、高橋がギブアップ。納得の戦いに勝利後はリング上で笑顔を振りまいた。

その後マイクを取り、ファンに向かって「優勝するのは間違いなく俺だ」と高らかに宣言。うずくまる高橋には「お前は自分でギブアップって言ったんだ。これでもう少し、俺に興味持ってくれたかな。その足でチャンピオンになれるのか。もう1回やれるなら立てなくしてやるよ」と吐き捨てるように言った。

現在タイトル保持者でない高橋がメインを戦うことにも疑問を抱く。「あいつはチャンピオンじゃない。あいつが光れば光るほど、輝けば輝くほど俺たちの影も強くなる。頑張ってくれよ、ヒロム」と独特の言い回しで言い放った。次戦は20日、初出場の上村と対戦する。「試合が終われば誰がジュニアの顔だったかが分かる」。初戦は田口に不覚を取ったデスペラードだが、徐々にエンジンがかかってきた。

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高橋ヒロム開幕戦勝利 記者の質問「ないんか~い」

新日本愛知大会 石森太二に勝利した高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア27愛知大会>◇15日◇ドルフィンズアリーナ

開幕日のメインとなった試合は、2年ぶりのスーパージュニア参戦となった高橋ヒロム(31)がIWGPジュニアヘビー級王者の石森太二(37)に勝利した。

「新しい時代を作る」と挑んだ今大会。8月29日の神宮大会で石森に敗れ、IWGPジュニアヘビー級のベルトを奪われた。高橋は「あくまで公式戦の1つ」と位置付けて冷静に挑んだが、序盤から闘志むき出しに石森に攻撃を仕掛けていった。序盤に首を集中的に攻められ、終始痛みを伴いながらの戦いとなったが、最後は大きく雄たけびをあげ、デスバレーボムの連続攻撃からTIME BOMBで粘る石森を沈めた。

神宮大会の雪辱を果たした高橋は10試合の熱戦を観戦したファンに「開幕戦、いいスタートを切れた。まだまだ疲れてもらうぞ。覚悟しておけ」と叫び、会場を後にした。試合後のインタビューでは疲労困憊(こんぱい)の様子を見せながらも「これが勝ち点2の試合だぞ。俺的には…12はあると思う」。発言後には質問を待っていたが、なぜか記者から声がかからず「ないんか~い」と最後は肩透かしを食らう一幕も。それでも初戦の勝利に納得の表情で会場を後にした。

今大会は史上初、ワールド・タッグリーグとベスト・オブ・ザ・スーパージュニアの同時開催。ともに10選手(チーム)が30分一本勝負で総当たりのリーグ戦を行い、勝ち点は勝利2、引き分け1、負け、無効試合は0となる。12月6日(福岡)の全公式戦終了後、上位2位までの選手(チーム)が12月11日(東京・日本武道館)で優勝決定戦を行う。

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金丸&デスペラード組IWGPジュニアタッグ初防衛

BUSHI(左)のMXに対し、海野レフェリーを楯にするデスペラード(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇1日◇東京・後楽園ホール

IWGPジュニアタッグ選手権は金丸義信(44)、エル・デスペラードの王者組が高橋ヒロム(30)、BUSHI(37)組に勝利し、初防衛に成功した。

4人はゴングが鳴る前にお互いにつかみ合い、戦いがスタート。王者組に連敗中だった高橋、BUSHI組は先制攻撃を仕掛けた。

中盤はリング上で金丸、高橋の1対1が、場外でもデスペラード、BUSHIがやり合うなど、4人とも立ち上がれない状態に。デスペラードが「2、3回負けたと思った瞬間があった」と振り返るほど消耗戦となった。

海野レフェリーも負傷退場し、交代する中、最後はデスペラードがカウンターの急所攻撃からのピンチェ・ロコを決め、激戦に終止符を打った。

初防衛を果たしたが、タイトルを守って終わりではない。デスペラードは「ここから消化試合ではない。スーパーJr.がある。まだ始まったばかりだ」と次なる大会に向け意気込んだ。

息ピッタリで勝利をつかんだ2人は、会見場でも仲の良さを見せた。金丸が「顔見りゃ、何するか分かる」と言うと、デスペラードはマスク姿の自分を指さし「ほとんど分かんないですけどね」と笑みを浮かべた。

いずれは敵として戦う時も来るかもという2人。金丸は「やりたくねぇな」とつぶやきながら会場を後にした。

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SANADA乱入はねのけG1制覇王手「名を残す」

決勝進出を決めたSANADA(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス30>◇17日◇東京・両国国技館

新日本プロレスの「G1クライマックス」Bブロック公式戦最終戦が行われ、SANADA(32)が、18日の決勝(両国)進出を決めた。

勝ち点2差で追うEVILとメインで対戦。相手セコンドのディック東郷の試合介入に苦しむも、終盤、テレビ解説を務めていた同門の高橋ヒロムが東郷を蹴散らすと、リング上で1対1となったEVILにオコーナーブリッジを決め、3カウントを奪った。

KENTAに敗れた内藤、EVILと6勝3敗の勝ち点12で並んだが、直接対決の結果により、SANADAが飯伏幸太が待つ決勝に駒を進めた。5度目の出場で初優勝に王手をかけた32歳は「G1の歴史にSANADAの名前を残してやる」と力を込めた。飯伏は、史上初の3年連続の決勝で、勝てば、蝶野、天山に続く3人目の連覇となる。

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2冠王者EVILやりたい放題「神宮でも同じ痛み」

場外で内藤(手前)に反則攻撃をするEVIL(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇27日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレスは27日、東京・後楽園大会を開き、29日の神宮球場大会で対戦する、IWGPヘビー級、同インターコンチネンタル2冠王者EVIL(33)と挑戦者の内藤哲也(38)が、タッグマッチによる最後の前哨戦を行った。

内藤は、相手セコンド、ディック東郷の介入に苦しむも、高橋ヒロムとの連係技で応戦。流れをつかみかけたが、EVILが、レフェリーの目を盗み、パイプ椅子で高橋を殴打。そのまま、必殺のEVIL(変形大外刈り)を浴びせ、11分58秒、勝利した。試合後、ディック東郷に鉄製のワイヤで締め上げられた内藤は、肩を担がれ、無言で退場。やりたい放題のEVILは「神宮でも同じ痛みを味わわせてやる」と言い放った。

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