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稀勢の里、横綱対決制し10勝目も千秋楽へ引き締め

支度部屋から引き揚げる稀勢の里(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇14日目◇22日◇東京・両国国技館


進退を懸けて出場している稀勢の里(32=田子ノ浦)が、鶴竜との横綱対決を制し、2ケタ白星を挙げた。

立ち合いで右から張って左を差したが、上体を起こされる苦しい体勢。一時、両者の動きが止まったが、稀勢の里が左からのすくい投げを打つと、鶴竜を土俵際に追い詰め、最後は休まず攻めて寄り切った。

新横綱だった昨年3月の春場所で横綱戦2連敗後、8場所連続休場を経て、前日13日目の白鵬戦でも敗れており、この日の鶴竜戦が横綱昇進後、初の横綱戦白星となった。

横綱を破っての10勝目で、進退問題解消に大きく前進。それでも、支度部屋では「明日(23日=千秋楽)まだありますから」と、気を引き締めていた。

鶴竜(右)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)

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白鵬幕内1000勝で優勝/14日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇14日目◇22日◇東京・両国国技館

白鵬が、今年初となる41度目の優勝と前人未踏の幕内1000勝達成

豪栄道(11勝3敗)上手投げ白鵬(14勝0敗)

豪栄道(左)を上手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

豪栄道(奥)を上手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

豪栄道(中央)を上手投げで下す白鵬(撮影・河田真司)

白鵬(左)に敗れ悔しい表情を浮かべる豪栄道(撮影・河田真司)

稀勢の里(左)は土俵下で白鵬の優勝を見届け花道へ引き揚げる(撮影・小沢裕)

優勝を決めた白鵬は懸賞の束を手に土俵を引き揚げる(撮影・小沢裕)


鶴竜(10勝4敗)寄り切り稀勢の里(10勝4敗)

鶴竜(右)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)

鶴竜(右)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)

鶴竜(右)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)


御嶽海(8勝6敗)突き落とし高安(11勝3敗)

高安(左)を突き落としで下す御嶽海(撮影・河田真司)


阿炎(6勝8敗)下手投げ栃ノ心(8勝6敗)

阿炎(下)を下手投げで下す栃ノ心(撮影・河田真司)


正代(6勝8敗)はたき込み逸ノ城(7勝7敗)

正代(右)をはたき込みで下す逸ノ城(撮影・河田真司)

正代(右)をはたき込みで下す逸ノ城(撮影・河田真司)


妙義龍(8勝6敗)引き落とし貴景勝(8勝6敗)

妙義龍(右)に激しく攻める貴景勝(撮影・鈴木正人)

妙義龍(下)を引き落としで下す貴景勝(撮影・河田真司)


玉鷲(3勝11敗)突き出し千代の国(4勝10敗)

玉鷲(手前)を突き出しで下す千代の国(撮影・河田真司)

玉鷲(左)を突き出しで下す千代の国(撮影・河田真司)


豊山(2勝10敗2休)突き出し遠藤(3勝11敗)

豊山(右)に激しく攻める遠藤(撮影・鈴木正人)

豊山(右)を突き出しで下す遠藤(撮影・河田真司)

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豪栄道が鶴竜撃破2敗死守「最後まで何が起こるか」

鶴竜(右)を押し出しで下す豪栄道(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇東京・両国国技館


大関豪栄道(32=境川)が2敗を守り、2度目の優勝へ可能性を残した。

2敗同士の横綱鶴竜(33=井筒)を破った。鶴竜がつっかけて2度目の立ち合い。鋭い踏み込みから、張り手を食らわせた左を差した。引き技で対応しようと後退する横綱を逃さず、一気に前へ出て押し出した。「(立ち合いは)体が自然に反応した。集中できていた? いつも集中してるよ」。

2016年秋場所以来、2度目の優勝へわずかに可能性を残す。無敗で独走する横綱白鵬(33=宮城野)を、大関高安(28=田子ノ浦)とともに星の差2つで追う。

「(優勝は)厳しいかもしれないけど、最後まで何が起こるか分からない」。明日14日目はその白鵬に挑む。現在10連敗中と分が悪いが「集中して、明日は攻めきりたい」と言った。全勝優勝した2年前、11勝で優勝次点だった昨年と「げんがいい」秋場所。残り2日で逆転劇を目指す。

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鶴竜3連敗V消滅「自分自身にがっかりしちゃった」

鶴竜(左)は押し出しで豪栄道に敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇両国国技館


横綱鶴竜(33=井筒)の優勝の可能性が消滅した。立ち合いで立ち遅れ、豪栄道に一方的に押し出された。

「まあ集中力がないですね。ああいう立ち合いのつもりはないのに、ああなっちゃうのは、どっかで集中してないんでしょう」。

白鵬以上に安定した内容で10連勝しながら、11日目に栃ノ心に敗れてから、まさかの3連敗。「もう優勝がないかな、という感じになってしまったのか…。目標は優勝しかないですから。ちょっと自分自身にがっかりしちゃった」。残り2日、横綱の意地を見せられるか。「そうですね。後はそういう気持ちでやるしかないですね」と話すのが精いっぱいだった。

支度部屋を引き揚げる鶴竜(撮影・鈴木正人)

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白鵬13勝 豪栄道、高安11勝/13日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇東京・両国国技館

13日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【全勝】白鵬

【2敗】豪栄道、高安

鶴竜(10勝3敗)押し出し豪栄道(11勝2敗)

鶴竜(右)を押し出しで下す豪栄道(撮影・河田真司)

鶴竜(左)は押し出しで豪栄道に敗れる(撮影・小沢裕)

鶴竜(左)は押し出しで豪栄道に敗れる(撮影・小沢裕)


稀勢の里(9勝4敗)寄り切り白鵬(13勝0敗)

稀勢の里(奥)は白鵬に寄り切りで敗れる(撮影・河田真司)

稀勢の里(奥)を寄り切りで下す白鵬(撮影・河田真司)

全勝を守った白鵬は懸賞を手にする(撮影・小沢裕)

全勝を守った白鵬は懸賞を手にする(撮影・小沢裕)


阿炎(6勝7敗)突き出し高安(11勝2敗)

阿炎(奥)を突き出しで下す高安(撮影・河田真司)

高安(右)は突き出しで阿炎を下す(撮影・小沢裕)


正代(6勝7敗)すくい投げ栃ノ心(7勝6敗)

栃ノ心(左)をすくい投げで下す正代(撮影・河田真司)

栃ノ心(下)をすくい投げで下す正代(撮影・河田真司)

正代(左)はすくい投げで栃ノ心を下す(撮影・小沢裕)

栃ノ心(左)はすくい投げで正代に敗れる(撮影・小沢裕)


御嶽海(7勝6敗)押し出し妙義龍(8勝5敗)

妙義龍(左)を押し出しで下す御嶽海(撮影・河田真司)

妙義龍(右)を押し出しで下す御嶽海(撮影・河田真司)


千代大龍(4勝9敗)押し出し逸ノ城(6勝7敗)

千代大龍(左)を押し出しで下す逸ノ城(撮影・河田真司)

千代大龍(左)を押し出しで下す逸ノ城(撮影・河田真司)


玉鷲(3勝10敗)突き出し貴景勝(7勝6敗)

玉鷲(左)を突き出しで下す貴景勝(撮影・河田真司)

玉鷲(左)を突き出しで下す貴景勝(撮影・河田真司)


阿武咲(3勝10敗)はたき込み遠藤(2勝11敗)

阿武咲(下)をはたき込みで下す遠藤(撮影・河田真司)

歴代最重量292キロ大露羅引退、最後の取組は白星

樹龍(0勝7敗)寄り切り大露羅(1勝6敗)

現役最後の取組で樹龍(右)を寄り切りで下す大露羅(撮影・小沢裕)

仲間たちから花束が贈られ記念撮影をする大露羅(左から2人目)(撮影・河田真司)

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白鵬13連勝で41度目優勝&幕内1000勝に王手

全勝を守った白鵬は懸賞を手にする(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇東京・両国国技館


横綱白鵬(33=宮城野)が横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)をあっさり寄り切って初日から13連勝とし、今年初となる41度目の優勝と前人未踏の幕内1000勝に王手をかけた。14日目の大関豪栄道(32=境川)戦に勝てば優勝が決まる。稀勢の里は4敗目を喫した。

豪栄道は横綱鶴竜(33=井筒)との2敗対決を押し出しで制した。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭4枚目阿炎(24=錣山)を突き出して2敗を守った。

大関栃ノ心(30=春日野)は前頭3枚目正代(26=時津風)にすくい投げで敗れて7勝6敗となり、かど番脱出はお預けとなった。

稀勢の里(奥)は白鵬に寄り切りで敗れる(撮影・河田真司)
阿炎(奥)を突き出しで下す高安(撮影・河田真司)
栃ノ心(左)はすくい投げで正代に敗れる(撮影・小沢裕)

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極芯道、初の各段Vで新十両昇進「攻める相撲を」

幕下優勝の極芯道(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇13日目◇21日◇両国国技館


6戦全勝同士による、勝った方が幕下優勝という一番は、東5枚目の極芯道(22=錦戸)が西43枚目の対馬洋(25=境川)を突き倒しで破り、初の各段優勝を飾るとともに、11月の九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)での、待望の新十両昇進を決めた。

元々、相撲が遅くジックリと相手の出方を見極めて、勝機とみるや一気に攻める相撲が持ち味。この日も立ち合いからの攻防の後、土俵中央で頭を付け合う手四つの体勢で1分半近い長い相撲に。対馬洋が、いなしや手繰っても無理して出ず、相手が根負けしたかのように手繰って離れたスキを見逃さず、前に出て突き倒した。

待ちに待った関取の座を確実にし「うれしいです」と話した後、すぐに「慎重すぎたかな」と、長い相撲になった一番を振り返った。前夜は、さすがに寝付けず「眠れなかった」という。勝負が遅いことには「(今場所は)攻めどころは、しっかり攻められた。しっかり出る時は出ようと思って、今日も“ここしかない”と思って出た」と納得ずくだった。

もっとも十両力士として臨む来場所は、これまでの1場所7番から15番に増える。当然、スタミナ消耗も考えなければならない。そんなことも考え「自分より大きい人との対戦が増えてくる。今の相撲を15日間となると、大変なことになるので、もっと攻める相撲を。腰が重いという自分のいいところを生かしながら攻めようと思います」と来場所を見据えた。

相撲そのものというより、人間性も含め目標とする力士は横綱鶴竜(33=井筒)。2年前の11月から鶴竜の付け人を務め、健康管理や集中力など、力士としてあるべき姿を学んだという。「相撲に対する、向き合う姿勢」を学び、また付け人についたことで巡業も参加し、力のある他部屋の力士との稽古も積んで、力をつけてきた。元関脇水戸泉が率いる現在の錦戸部屋からは、十両水戸龍(24)に続く2人目の関取誕生となった。

幕下優勝を決め笑顔を見せる極芯道(撮影・小沢裕)
對馬洋(左)を突き倒しで下す極芯道(撮影・河田真司)

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高安V戦線残った「体を開いて振った」1敗鶴竜撃破

鶴竜(右)は上手投げで高安に敗れる(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館


大関高安(28=田子ノ浦)が、1敗の横綱鶴竜(33=井筒)に土をつけて10勝2敗で優勝戦線に残った。

立ち合いで狙い通り左四つになったが、巻き替えられて左上手になった。

「あそこで黙っていたら中に入られるから、体を開いて振った」

巻き替えた鶴竜が体勢を整える前に、右に振り回して鶴竜を土俵に転がした。

「中途半端にならないように、それだけだった。しっかり体を起こして胸を合わせられた。そこが勝因」

兄弟子の稀勢の里が進退をかけた場所として注目されるが、12日目時点で10勝に到達するのは昨年の夏場所以来と好調。わずかに可能性が残る初優勝へ「しっかり自分のスタイルを貫く。悔いが残らないようにやるだけ」と、自分に言い聞かせるように語った。

支度部屋から引き揚げる高安(撮影・河田真司)

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鶴竜2敗「集中してないんですよね」V争い1歩後退

高安に敗れ土俵から引き揚げる鶴竜(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇両国国技館


横綱鶴竜(33=井筒)が不用意な取り口で、優勝争いから1歩後退した。

大関高安に上手投げで敗れて10勝2敗。立ち合いすぐ、左まわしをとったが切られ、右手はまわしにかかってものの、取り切れず、そこから後手に回った。「いや~当たった感じがないんですよね。何となくふわっと立って、何となく巻き替えにいったところを投げられて…。集中してないんですよね」。前日の11日目に栃ノ心に初黒星を喫し、2連敗となった。高安とは直近5戦で1勝4敗。やりにくさもあったのか、表情は終始さえなかった。

鶴竜(左)は上手投げで高安に敗れる(撮影・小沢裕)
2敗を喫し支度部屋でがっくりする鶴竜(撮影・小沢裕)

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白鵬12連勝、稀勢9勝目/12日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館

12日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【全勝】白鵬

【2敗】鶴竜、豪栄道、高安

稀勢の里(9勝3敗)寄り切り御嶽海(6勝6敗)

御嶽海(左)を寄り切る稀勢の里(撮影・河野匠)

御嶽海(左)を寄り切って下した稀勢の里(撮影・河野匠)


鶴竜(10勝2敗)上手投げ高安(10勝2敗)

鶴竜(左)を上手投げで下す高安(撮影・河田真司)

鶴竜(右)を上手投げで下す高安(撮影・河野匠)

鶴竜(右)を上手投げで下す高安(撮影・河野匠)


栃ノ心(7勝5敗)すくい投げ白鵬(12勝0敗)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)


豪栄道(10勝2敗)引き落とし阿炎(6勝6敗)

阿炎(右)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)

阿炎(手前)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)

阿炎(手前)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)


魁聖(5勝7敗)上手投げ逸ノ城(5勝7敗)

魁聖(左)を攻める逸ノ城(撮影・河田真司)

魁聖(右)を上手投げで下す逸ノ城(撮影・河野匠)

魁聖(右)を上手投げで下す逸ノ城(撮影・河野匠)


正代(5勝7敗)突き出し貴景勝(6勝6敗)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)

正代(左)を突き出す貴景勝(撮影・河野匠)


玉鷲(3勝9敗)引き落とし千代大龍(4勝8敗)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)

玉鷲(手前)を引き落とす千代大龍(撮影・河野匠)


勢(2勝10敗)押し出し遠藤(1勝11敗)

遠藤(右)を押し出す勢(撮影・河野匠)

遠藤(右)を押し出す勢(撮影・河野匠)


豊山(1勝9敗2休)押し出し栃煌山(5勝7敗)

豊山(左)を押し出す栃煌山(撮影・河野匠)


松鳳山(6勝6敗)押し出し貴ノ岩(9勝3敗)

貴ノ岩(奥)を押し出しで下す松鳳山(撮影・河野匠)

貴ノ岩(奥)を押し出しで下す松鳳山(撮影・河野匠)


嘉風(8勝4敗)寄り切り琴奨菊(6勝6敗)

琴奨菊(左)を寄り切る嘉風(撮影・河野匠)


千代翔馬(7勝5敗)押し出し明生(8勝4敗)

千代翔馬(左)を押し出す明生(撮影・河野匠)

千代翔馬(左)を押し出す明生(撮影・河野匠)

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白鵬12連勝、鶴竜2連敗、豪栄道と高安2敗で追走

栃ノ心(手前)をすくい投げで下す白鵬(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇12日目◇20日◇東京・両国国技館


昨年11月の九州場所以来、5場所ぶり41度目の賜杯を狙う横綱白鵬(33=宮城野)は、大関栃ノ心(30=春日野)をすくい投げで下し無傷の12連勝とした。かど番の栃ノ心は7勝5敗となった。

11日目に初黒星を喫した横綱鶴竜(33=井筒)は、大関高安(28=田子ノ浦)の上手投げをくらって痛恨の2敗目。高安は10勝2敗。

8場所連続休場からの復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は、関脇御嶽海(25=出羽海)を寄り切って9勝4敗。稀勢の里は幕内勝利数を713勝とし並んでいた元横綱日馬富士を抜いて単独6位となった。御嶽海は6勝6敗と五分の星となった。

大関豪栄道(32=境川)は、前頭4枚目阿炎(24=錣山)を引き落として10勝2敗とした。阿炎は6勝6敗。

平幕で唯一2敗だった前頭13枚目貴ノ岩(28=貴乃花)は、同7枚目の松鳳山(34=二所ノ関)に押し出され3敗目を喫した。松鳳山は6勝6敗。

12日目を終え全勝は白鵬、2敗で鶴竜、豪栄道、高安が追っている。

鶴竜(右)を上手投げで下す高安(撮影・河野匠)
阿炎(手前)を引き落とす豪栄道(撮影・河野匠)

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白鵬全勝、単独トップ「綱総崩れ」阻止

立ち合いで白鵬(右)の指が目に入る高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


横綱白鵬(33=宮城野)が、1敗の大関高安を押し倒しで下して全勝を守り、単独トップに立った。前の一番で全勝の鶴竜、2敗の稀勢の里が負けたため、自身が負ければ84年春場所以来となる3横綱総崩れを、結びの一番で阻止。今年初の優勝、残り3勝に迫った幕内1000勝へ突き進む態勢は整った。

異様な雰囲気が結びの一番を包み込んだ。前の取組で2横綱が連敗。負ければ84年春場所以来34年ぶりの3横綱総崩れだっただけに、白鵬にかかる重圧は大きかった。1度目の立ち合いは高安につっかけられて、2度目の立ち合いは呼吸が合わず、互いに手を着けられないでいると自ら嫌った。3度目の立ち合いは成立。右の張り手は高安の顔をかすめたが、動きが止まった相手を両腕でかち上げるようにして一押しで押し倒した。

土俵の上での雰囲気を引きずるかのように、支度部屋では口数が少なかった。質問に対して「そんな感じ」「かなぁ」と相づちを打つ返事ばかり。モヤモヤしたか? と問われると「まぁ、勝ちは勝ちですから」と声を振り絞るように言った。

浮かない白鵬だったが、世界的ストライカーが元気づけてくれた。帰り際、観戦に訪れたサッカーJ1神戸の元ドイツ代表FWポドルスキと談笑した。昨年10月の大阪巡業で初対面して以来2度目の対面で「神戸牛はいっぱい食べた?」などと笑顔で質問するなど、終始穏やかな表情。サイン入りのドイツ代表のセカンドユニホームをもらうと、がっちり握手を交わした。約5分間の談笑後には「(今日は)良いところを見せられたな」と満足感たっぷりの表情だった。

秋場所は15年途中休場、16、17年は全休で「暑いのが苦手」と、名古屋場所での疲れと残暑に毎年苦労した。それでも今場所は「先場所途中休場の勢いがあるから」と力が有り余っているという。それだけに昨年九州場所以来、今年初の優勝へ闘志を燃やす。唯一の全勝横綱は「一番一番、今度は引っ張っていくだけです」と責任感を口にした。【佐々木隆史】

観戦に訪れた神戸FWポドルスキ(右)からユニホームをプレゼントされ笑顔を見せる白鵬(撮影・河野匠)

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白鵬全勝で単独トップ、観戦ポドルスキに白星贈る

観戦に訪れた神戸FWポドルスキ(右)からユニホームをプレゼントされ笑顔を見せる白鵬(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


横綱白鵬(33=宮城野)が、大関高安(28=田子ノ浦)を下して全勝を守り、単独トップに立った。

全勝の横綱鶴竜、2敗の稀勢の里が負けて、異様な雰囲気となった結びの一番。2度立ち合いが合わず、成立した3度目の立ち合いで右の張り手は高安の顔をかすめたものの、動きが止まった相手を両腕でかちあげるように当たって一押しで押し倒した。「三度目の正直というのがあった」と力が入っていた。

唯一の全勝を守り、昨年九州場所以来となる今年初優勝が見えてきた。それでも「まだ今日が終わったという感じです」と焦る気持ちを抑えた。

帰り際には、観戦に訪れたサッカーJ1神戸の元ドイツ代表FWポドルスキと談笑。「本場所に来てくれてありがたい。(今日は)いいところを見せられたな」と笑顔を浮かべた。

立ち合いで高安(左手前)の顔を右手で張る白鵬(撮影・河野匠)

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かど番栃ノ心7勝「もう1丁だな」怪力で鶴竜撃破

鶴竜(左)を持ち上げて寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇両国国技館


大関栃ノ心(30=春日野)が豪快な相撲で、全勝だった鶴竜に土をつけ、かど番脱出に王手をかけた。

過去の対戦2勝22敗という合口最悪の横綱に、得意の右四つを許してもらえず、逆に両差しを許した。

「でも、まわしは取れたからね。もう出るしかないでしょう」

深々と両上手でまわしをつかむと、土俵中央で強引につり上げ、土俵際へ。両腕にこん身の力を込め、左が勇み足になりかけるほど勢いよく、寄り切った。

7勝4敗。残り4日で、1勝すれば、大関残留が決まる。まだ「緊張するよ」と言いつつも「もう1丁だな。あと4番でね」と表情は明るい。

名古屋場所は新大関として5連勝で迎えた6日目、初黒星を喫した玉鷲戦で右脚親指付け根の靱帯(じんたい)を損傷し、休場を余儀なくされた。体調が万全でないまま迎えた今場所も苦しみ抜いてきたが、ようやくトンネルの出口が見えてきた。

鶴竜(左)を寄り切りで破った栃ノ心(撮影・鈴木正人)

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稀勢の里が突き3発に撃沈、逸ノ城に完敗…無言貫く

逸ノ城(右)に押し込まれる稀勢の里(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


勝ち越しを決めている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、関脇逸ノ城に完敗した。立ち合いから突き3発で、一気に押し出された。

前日10日目の平幕遠藤戦で勝ち越しを決め、この日は7敗と後がない相手だけに、精神面では優位に立てる要素がそろっていた。

だが幕内最重量227キロの相手に、重さを感じる暇もなく土俵を割り、首をかしげた。支度部屋に戻ると、終始無言を貫いた。

12日目は関脇御嶽海の挑戦を受け、その後は鶴竜、白鵬の両横綱との対戦も控えている。

逸ノ城に押し出され首をかしげる稀勢の里(撮影・河野匠)

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豪栄道2敗死守V戦線残った「踏み込みが良かった」

正代(手前)を寄り切る豪栄道(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


大関豪栄道(32=境川)が連敗を回避し、2敗を守って優勝戦線に残った。

東前頭3枚目正代(26=時津風)に対して頭で激しくぶつかり、浅く左を差した。十分に腰を落とし、立ち止まることなく寄り切り。前日(18日)の大関高安(28=田子ノ浦)との一番では、立ち合いを敗因に挙げていた。この日は相手よりも低く速い出足。「踏み込みが良かったね」と納得顔だった。

今場所の正代は土俵際での投げ、引き技で白星を積み重ねてきた。「相手が逆転の相撲が多いだけに集中していた」と豪栄道。正代が土俵を割るまで、密着させた頭を上げることはなかった。

横綱鶴竜(33=井筒)が敗れ、全勝は横綱白鵬(33=宮城野)のみ。2差で追う豪栄道は「とりあえず明日しっかり集中して、立ち合いだけはしっかりね」と、自身に言い聞かせるように語った。

正代(右)を寄り切りで下す豪栄道(撮影・河田真司)

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白鵬全勝、鶴竜、稀勢に土/11日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館

11日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【全勝】白鵬

【1敗】鶴竜

【2敗】豪栄道、高安、貴ノ岩

高須院長も祝福?

高安(9勝2敗)押し倒し白鵬(11勝0敗)

観戦に訪れた高須氏(右)と握手を交わす白鵬(撮影・河野匠)

高安(左)を押し倒す白鵬(撮影・河野匠)

高安(左)を押し倒す白鵬(撮影・河野匠)

記者の質問に答える白鵬(撮影・河田真司)


稀勢の里(8勝3敗)押し出し逸ノ城(4勝7敗)

稀勢の里(左)を押し出す逸ノ城(撮影・河野匠)

逸ノ城に押し出され首をかしげる稀勢の里(撮影・河野匠)

取組後、歯を食いしばり悔しそうな表情を見せる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

記者の質問に答える逸ノ城(撮影・河田真司)

支度部屋で歯を食いしばり悔しそうな表情を見せる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

支度部屋を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)


鶴竜(10勝1敗)寄り切り栃ノ心(7勝4敗)

鶴竜(左)を持ち上げて寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)

鶴竜(左)を寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)


豪栄道(9勝2敗)寄り切り正代(5勝6敗)

正代(手前)を寄り切る豪栄道(撮影・河野匠)


御嶽海(6勝5敗)寄り倒し魁聖(5勝6敗)

御嶽海を応援する子どもたち(撮影・河野匠)

御嶽海(下)を寄り倒しで下す魁聖(撮影・河田真司)

魁聖に敗れ悔しそうな表情の御嶽海(撮影・河野匠)


輝(6勝5敗)押し出し遠藤(1勝10敗)

遠藤(奥)を押し出す輝(撮影・河野匠)

遠藤(奥)を押し出す輝(撮影・河野匠)

遠藤(左)を押し出しで下す輝(撮影・河田真司)

今場所2度目の珍手、とっくり投げ

豪風(5勝6敗)とっくり投げ安美錦(6勝5敗)

豪風(左)をとっくり投げで破る安美錦(撮影・鈴木正人)

豪風(左)をとっくり投げで下す安美錦(撮影・河田真司)

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白鵬全勝で単独トップ、鶴竜が初黒星、稀勢の里3敗

高安(左)を押し倒す白鵬(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


初日から10連勝していた横綱鶴竜(33=井筒)に土がつき、横綱白鵬(33=宮城野)が全勝で単独トップに立った。

白鵬(33=宮城野)は、1敗で追っていた大関高安(28=田子ノ浦)を右から張って押し倒した。鶴竜は、大関栃ノ心(30=春日野)につり上げられて寄り切られた。栃ノ心は7勝目で、かど番脱出に王手をかけた。

8場所連続休場からの復活を目指す横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は、関脇逸ノ城(25=湊)に一方的に押し出されて3敗目を喫した。

大関豪栄道(32=境川)は前頭3枚目正代(26=時津風)を寄り切って連敗を免れ、2敗を守った。

関脇御嶽海(25=出羽海)は前頭筆頭の魁聖(31=友綱)に寄り倒されて5敗目を喫し、今場所後の大関昇進は絶望的になった。

11日目を終わって全勝は白鵬、1敗で鶴竜、2敗で豪栄道、高安、前頭13枚目貴ノ岩(28=貴乃花)が追っている。

稀勢の里(左)を押し出す逸ノ城(撮影・河野匠)
鶴竜(左)を持ち上げて寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)

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鶴竜が初黒星、もろ差しも栃ノ心のパワーに屈す

鶴竜(左)を持ち上げて寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇11日目◇19日◇東京・両国国技館


横綱鶴竜(33=井筒)に今場所初めて土がついた。

大関栃ノ心(30=春日野)に頭で当たってもろ差しとなったが、怪力栃ノ心の両上手からのつりで一気に土俵際まで追い込まれ、寄り切られた。

白鵬と並び優勝争いのトップを走っていた鶴竜にとっては手痛い1敗となった。

鶴竜(左)を寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)

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御嶽海4敗目 大関とり崖っぷち「切り替えて」

鶴竜(左)に寄り切られる御嶽海(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館


御嶽海は横綱鶴竜に負けて4敗目を喫して、大関とりへ崖っぷちに立たされた。立ち合い鋭く踏み込んで右を差して土俵際に寄るも、左上手を与えると一気に押し返されて寄り切られた。

昇進目安の三役で3場所33勝を達成するためには、残り5日での無敗が条件。「まだ5日あるから気持ちを切り替えて」と声を振り絞った。

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高安 豪栄道ひねってV戦線残った 兄弟子刺激

豪栄道(左)をかいなひねりで破った高安(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館


1敗同士の大関対決で高安(28=田子ノ浦)が、豪栄道をかいなひねりで破って優勝争いに残った。中日に今場所初黒星を喫するも、兄弟子の横綱稀勢の里の奮闘に刺激をもらいながら1敗をキープ。今場所の横綱、大関陣では唯一自分だけが手にしていない賜杯へ、無敗の横綱鶴竜と白鵬を追いかける。

両者1歩も引かない、鋭く踏み込んだ立ち合い。瞬時に高安は左を差して組み止めると、タイミングよく体を開きながら差し手を抜いて豪栄道をはわせた。幕内では自身初となる、かいなひねりでの勝利。「かいなひねり? 下手投げでしょ」と、優勝争いの生き残りをかけた一番でも冷静だった。

白星こそ1つ上に立つが、兄弟子の奮闘には刺激を受けている。この日朝、今場所の稀勢の里について聞かれると「気持ちが引き締まります」と力になっていることを明かした。そして「自分のためにも部屋のためにも一生懸命頑張ります」と、自身の白星で兄弟子を勢いづけるつもりだ。1敗を守り、今日11日目は無敗の白鵬と対戦。12日目以降には鶴竜戦が控えているだけに、勝てば初優勝が近づく。「もう1回気を引き締めて」と短い言葉に力を込めた。

豪栄道(右)をかいなひねりで下す高安(撮影・河野匠)

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全勝白鵬のダメ押し出た/10日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館

10日目を終え、優勝争いは以下の通り。

【10連勝】鶴竜、白鵬

【1敗】高安

【2敗】稀勢の里、豪栄道、貴ノ岩、竜電

◆今日のスーパーショット!投げの打ち合いが「人」という字に…

【十両】

徳勝龍小手投げ照強

徳勝龍(右)との取組で髷が土俵先につき黒星となる照強(撮影・鈴木正人)

【幕内】

鶴竜寄り切り御嶽海

御嶽海(右)を寄り切りで破る鶴竜(撮影・狩俣裕三)

鶴竜(左)に寄り切られる御嶽海(撮影・狩俣裕三)


逸ノ城寄り切り白鵬

逸ノ城(手前)を寄り切る白鵬(撮影・河野匠)

逸ノ城(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

勝負ありから右手でダメ押し1発

逸ノ城(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

逸ノ城(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)


稀勢の里寄り切り遠藤

稀勢の里(手前)に一方的に寄り切られる遠藤(撮影・河野匠)

遠藤(右)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)


豪栄道かいなひねり高安

豪栄道(右)をかいなひねりで下す高安(撮影・河野匠)

豪栄道(左)をかいなひねりで破る高安(撮影・狩俣裕三)

豪栄道(右)をかいなひねりで下す高安(撮影・河野匠)


魁聖寄り切り栃ノ心

魁聖(左)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

魁聖(左)を寄り切りで破る栃ノ心(撮影・狩俣裕三)

魁聖(右)を寄り切る栃ノ心(撮影・河野匠)


竜電寄り倒し石浦

竜電(左)を寄り倒しで破る石浦(撮影・狩俣裕三)

竜電(手前)を寄り倒す石浦(撮影・河野匠)

竜電(手前)を寄り倒す石浦(撮影・河野匠)

遠藤(右)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)
照強(右)を小手投げで破る徳勝龍(撮影・狩俣裕三)

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稀勢の里9場所ぶり給金、鶴竜、白鵬ダメ押し全勝 

逸ノ城(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館


進退を懸けている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)が、9場所ぶり勝ち越しを決めた。

前頭3枚目遠藤(27=追手風)を右張り差しから左四つに組み止めて寄り切り8勝目を挙げた。勝ち越しは、2度目の優勝を果たしながら8場所連続休場の原因となったケガをした昨年春場所以来となる。遠藤は9敗目となった。

横綱白鵬(33=宮城野)は関脇逸ノ城(25=湊)を寄り切って10連勝を飾った。勝負決定後、右手で押してダメを押した。

横綱鶴竜(33=井筒)も関脇御嶽海(25=出羽海)を寄り切って連勝を10に伸ばした。御嶽海は4敗目で、大関とりへ負けられない状況となった。

1敗の大関対決は高安(28=田子ノ浦)が豪栄道(32=境川)をかいなひねりで制した。かど番の大関栃ノ心(30=春日野)は前頭筆頭の魁聖(31=友綱)を寄り切って6勝4敗とした。

10日目を終わって勝ちっ放しは白鵬、鶴竜、1敗で高安、2敗で稀勢の里、豪栄道、前頭13枚目竜雷(27=高田川)同13枚目貴ノ岩(28=貴乃花)が追っている。

逸ノ城(後方)を寄り切りで破る白鵬(撮影・狩俣裕三)
鶴竜(左)に寄り切られる御嶽海(撮影・狩俣裕三)
遠藤(右)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・狩俣裕三)

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白鵬、終盤戦へ引き締め 稀勢勝ち越しには安心笑み

全勝を守った白鵬は支度部屋で笑顔を見せる(撮影・河野匠)

<大相撲秋場所>◇10日目◇18日◇東京・両国国技館


横綱白鵬(33=宮城野)が、関脇逸ノ城(25=湊)を下して初日からの無敗を守って10連勝した。

直近の対戦となった夏場所では、左上手を与えて上手投げをもらって黒星を喫していた。その反省を生かして、今回は左上手を与えないように右腕をうまく使った。自身は左上手を取りながら右を差して、最後こそ左上手を与えたが、その瞬間に一気に前に出て寄り切った。

名古屋場所を途中休場しながらも、今場所はここまで横綱鶴竜とともに無敗。8日目には横綱800勝を達成するなど波に乗っている。それでも明日11日目からの終盤戦について聞かれると「明日から上位戦ですからね。引き締めていきたい」と話した。勝ち越した横綱稀勢の里については「安心しましたよ」と笑みを浮かべた。

逸ノ城を下して全勝を守った白鵬はどうだと言わんばかりの表情を見せる(撮影・河野匠)

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御嶽海、大関とりピンチ「あーくそー」取材にも無言

御嶽海(左)は白鵬に寄り切りで敗れ3敗目を喫した(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館


大関とりの関脇御嶽海は、横綱白鵬に敗れ3敗目を喫した。

今場所初の連敗で御嶽海の大関昇進が遠のいた。白星を挙げた昨年名古屋場所以来となった横綱白鵬戦。立ち合いで右を差して左上手を取って、送り出し投げを狙うも不発。それでも左上手を切らさず、左脇を差されながら土俵中央で止まった。15秒制止するも先に仕掛けて土俵際に寄ったが決めきれず、再び土俵中央へ。制止すること50秒。今度は白鵬に先に動かれて体勢を崩すと、のど輪で起こされて寄り切られた。

花道を引き揚げる際には、「あー! くそ!」と叫んで、珍しく感情を爆発させた。風呂から出ると上がり座敷に上がって、報道陣に背を向けながら帰り支度をして質問をシャットアウト。支度が済んでも、気持ちの整理をするかのように背を向けたままその場に座り込んだ。昇進に向けてあと1敗しか許されない状況で、今日10日目は今場所全勝中の横綱鶴竜に挑む。

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栃ノ心怒り顔真っ赤「くそっ!」稀勢に悔しさ1敗

栃ノ心(右)を寄り切りで下す稀勢の里(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館


かど番大関栃ノ心(30=春日野)は結びで横綱稀勢の里に敗れた後、怒りを静めるのに時間がかかった。支度部屋に入る前に「あーっ!」と大声を出し、まげを直してもらいながらも「あー、くそっ!」。真っ赤な顔でジョージア語まで口走った。

栃ノ心は右四つに絶対的な自信を持ち、稀勢の里とはけんか四つ。立ち合い直後に一瞬のすきを突かれ、左四つに持ち込まれた。左から、もがくように下手投げを4、5回仕掛けたが、力尽きて寄り切られた。

「気合、気合しかないよ」と意気込んで臨んだ勝負に負けて「ダメですね」とポツリ。「最初ちょっと(バランスを崩した)ね…。横綱が自分の型になったからね」。5勝4敗。かど番脱出の勝ち越しには、残り6日で3勝が必要だ。10日目は西前頭筆頭魁聖戦、その後には横綱白鵬、鶴竜、大関高安戦が残る。正念場の終盤戦へ。「また明日からか?」と問われると、無言でうなずいた。

栃ノ心(左)を寄り切りで破った稀勢の里(撮影・鈴木正人)

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鶴竜、白鵬が9連勝/9日目写真ライブ特集

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館

進退を懸けている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は大関栃ノ心(30=春日野)を寄り切り7勝目。大関とりのかかる関脇御嶽海(25=出羽海)は横綱白鵬(33=宮城野)に敗れ3敗目を喫した。

9日目までの優勝争いは以下の通り。

【9連勝】鶴竜、白鵬

【1敗】豪栄道、高安、竜電

【2敗】稀勢の里、貴ノ岩、北勝富士

稀勢の里7勝目

稀勢の里寄り切り栃ノ心

栃ノ心(左)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)

栃ノ心(左)を寄り切りで破る稀勢の里(撮影・鈴木正人)

2敗を守った稀勢の里は懸賞の束を受け取る(撮影・小沢裕)

稀勢の里に敗れた栃ノ心は花道のテレビで取組のVTRを見つめる(撮影・小沢裕)

2敗を守った稀勢の里は支度部屋で表情を引き締める(撮影・小沢裕)

国技館を引き揚げる稀勢の里(撮影・鈴木正人)

鶴竜も9連勝、遠藤は負け越し

鶴竜押し出し遠藤

遠藤(左)を押し出しで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

遠藤(左)を押し出しで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

1分を超える大一番。白鵬9連勝、御嶽海は連敗

御嶽海寄り切り白鵬

御嶽海(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

御嶽海(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

豪栄道、2日目から8連勝で勝ち越し

豪栄道押し出し貴景勝

貴景勝(右)に激しく攻める豪栄道(撮影・鈴木正人)

貴景勝(後方)を押し出しで破る豪栄道(撮影・鈴木正人)


千代の国押し出し高安

千代の国(左)に激しく攻める高安(撮影・鈴木正人)

千代の国(左)を押し出しで破った高安(撮影・鈴木正人)


栃煌山突き出し阿炎

栃煌山(左)に激しく攻める阿炎(撮影・鈴木正人)


琴奨菊寄り切り朝乃山

朝乃山(右)を寄り切りで破った琴奨菊(撮影・鈴木正人)

北勝富士2敗目、勝ち越しならず

小手投げ北勝富士

北勝富士(右)に激しく攻める輝(撮影・鈴木正人)

竜電、1敗守り勝ち越し

松鳳山小手投げ竜電

松鳳山(左)を小手投げで破る竜電(撮影・鈴木正人)


千代丸押し出し錦木

千代丸(後方)を押し出しで破る錦木(撮影・鈴木正人)

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御嶽海、大関とりへ痛い3敗目「あー!くそ!」絶叫

御嶽海(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館


関脇御嶽海(25=出羽海)が、横綱白鵬(33=宮城野)に負けて今場所初の連敗で3敗目を喫して、大関とりへ1歩遠のいた。立ち合いで右を差して左上手を取り、出し投げを狙うも不発。左上手を取ったまま土俵中央で制止して、先に仕掛けるが攻めきれず。再び土俵中央で制止すると、今度は白鵬に仕掛けられて寄り切られた。

花道を引き揚げる際には「あー! くそ!」と珍しく感情を爆発させた。支度部屋では報道陣に背を向けたまま帰り支度をして、質問をシャットアウト。大関昇進の目安の三役で3場所33勝を達成するためには、あと1敗しか許されない状況。明日10日目は、過去3勝4敗もここまで全勝を守っている横綱鶴竜と対戦する。

御嶽海(左)は白鵬に寄り切りで敗れ3敗目を喫した(撮影・小沢裕)

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横綱稀勢の里、連敗阻止で7勝 勝ち越しに王手

御嶽海(左)を寄り切りで破る白鵬(撮影・鈴木正人)

<大相撲秋場所>◇9日目◇17日◇東京・両国国技館


進退を懸けている横綱稀勢の里(32=田子ノ浦)は、かど番の大関栃ノ心(30=春日野)を寄り切って連敗を阻止し、7勝目を挙げた。

大関高安(28=田子ノ浦)は前頭4枚目千代の国(28=九重)を押し出し、大関豪栄道(32=境川)も小結貴景勝(22=貴乃花)を押し出し、ともに1敗を守った。

大関とりのかかる関脇御嶽海(25=出羽海)は横綱白鵬(33=宮城野)に対して長い相撲に持ち込み、粘ったが最後は寄り切られて連敗で3敗目を喫した。

白鵬は全勝。横綱鶴竜(33=井筒)は前頭3枚目遠藤(27=追手風)を押し出して全勝を守った。

9日目を終えて勝ちっ放しは白鵬、鶴竜の2人となった。

遠藤(左)を押し出しで破る鶴竜(撮影・鈴木正人)

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鶴竜、相撲は平常心もゴロフキン「えっ負けたの?」

逸ノ城(左)を寄り切りで下す鶴竜(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇8日目◇16日◇東京・両国国技館


鶴竜が幕内最重量の逸ノ城を寄り切った。「(重たいから)しっかり頭をつけて」と満足そうだ。ただ、3場所ぶり9度目の中日勝ち越しにも「良かったなと思うけど、まだまだこれから」と素っ気ない。

最も食いついた話題は、ボクシングの絶対王者ゴロフキンの初黒星。「えっ負けたの? 判定か…。(勝ったアルバレスとの)再戦あるんじゃないですか?」。相撲は平常心を心掛ける男が興味津々だった。

支度部屋を引き揚げる鶴竜(撮影・鈴木正人)

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