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ボクシング転向の武居由樹、3・11デビュー戦決定

ボクシングのB級プロテストに合格した武居由樹(2021年1月8日撮影)

昨年12月、K-1スーパーバンタム級王座を返上し、ボクシングに転向した武居由樹(24=大橋)が3月11日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で高井一憲(34=中日)とデビュー戦に臨むことが17日、発表された。

通算戦績6勝(3KO)7敗3分けの左ボクサーファイターと6回戦で拳を交える。興行のセミファイナルで登場する。なおメインではIBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)が日本同級15位木村文祐(33=JM加古川)と対戦する。

19年、K-1WORLD GP名古屋大会でキックを放つ武居由樹

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武居、来年3月ボクサーデビューへ K1王座返上

ダウンを奪う武居由樹(左)(2019年6月30日撮影)

K-1スーパーバンタム級王座を返上し、ボクシングに転向した武居由樹(24=大橋)が21年3月11日、東京・後楽園ホールでプロボクサーとしてデビュー予定と23日、発表された。所属ジムが同日、来年の興行第2弾となる3月11日のフェニックスバトル76大会の出場予定選手を発表。武居が名を連ねた。対戦相手は未定だという。

なおメインイベントの最有力候補として、IBF世界スーパーライト級13位平岡アンディ(大橋)が出場する。また桑原拓(大橋)が湊義生(JM加古川拳)と8回戦に臨み、松本亮(大橋)が五十嵐嵩視(トコナメ)と8回戦で激突する。

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ホリフィールド氏らタイソン15年ぶり復帰戦を予想

前日計量で記者の質問に答えるタイソン(USA TODAY=ロイター)

ついにボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン(54)が15年ぶりにリング復帰する。28日(日本時間29日)に米ロサンゼルスのステープルズセンターで、18年以来2年ぶりのリングとなる元世界4階級制覇王者ロイ・ジョーンズJr.(51)とエキシビション8回戦で「激突」する。

1回2分、12オンスのグローブ着用で、ヘッドギアなしながらも、レフェリーも入ってWBCによるリモート採点で勝敗が決まる。どちらが勝者となるのか? タイソンとゆかりのある元世界王者らボクシング関係者が各メディアで勝者を予想している。

    ◇   ◇   ◇  

<1>タイソンと2度対戦し勝利したイベンダー・ホリフィールド氏(58)「タイソンがロイをつかまえることができれば、ダメージを与えられるだろう。しかしタイソンがつかまえることができなければ…、それはひどい戦いになる」。予想:条件付きでタイソン勝利

<2>04年にタイソンをKOしたダニー・ウィリアムズ(47)「ロイは深刻なケガをするだろうと思う。ナチュラルなミドル級の肉体とウエートだからな」。予想:タイソン勝利

<3>90年、東京ドームでタイソンを倒し、番狂わせを起こしたジェームズ・ダグラス氏(60)「ロイにはチャンスがあるが、それはわずかなもの。私よりも体格がスリムだからね」。予想:タイソン勝利

<4>6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)らのトレーナー、フレディ・ローチ氏(60)「マイクがロイをKOすると思う。私はマイクにロイの体に残された技術に注意しなければならないと伝えた。それはロイが(98年に)バージル・ヒルをKOするために出したパンチだ」。予想:タイソン勝利

<5>元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏(47)「いつものように、もしジョーンズJr.が何かをやってきたとしても、驚かないだろう」。予想:タイソン勝利

<6>元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーの叔父でトレーナーのジェフ・メイウェザー氏(56)「タイソンが力を持っていることは分かっている。途方もないハンドスピードもある。もしお金を賭けるとすれば、タイソンを選ぶ」。予想:タイソン勝利

<7>元WBAスーパー・IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(33)「マイクとロイが戦う理由がわからないが、彼らは友人なのではないのか。どちらが勝つのかと聞かれれば、私の意見ではロイ・ジョーンズだ」。予想:ジョーンズJr.勝利

<8>タイソンとポッドキャストで対談した経験のある元UFCウエルター級王者タイロン・ウッドリー(38)「マイク・タイソンが誰かに触れれば、彼が何歳であっても相手はダウンすると思う」。予想:タイソン勝利

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平岡アンディーがラスベガスで次戦、井上尚弥の前座

米ラスベガスでの次戦が発表された平岡(大橋ジム提供)

大橋ボクシングジムは24日、IBF世界スーパーライト級15位の平岡アンディー(24)が、10月31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスで次戦を行うと発表した。

WBA、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBO同級1位ジェイソン・モロニー(29=オーストラリア)戦の前座となる。対戦相手は未定。当初は、WBOアジア同級王座決定戦を行う予定だったが、対戦相手が見つからず、ラスベガスでの試合を決めた。

平岡は昨年11月、米プロモート大手トップランク社と契約。同月に米ラスベガスで米国デビュー戦を行い、2回KO勝ちを収めた。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

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15連勝平岡アンディ4月にベガス第2戦 井上前座

平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、4月25日に米ラスベガス第2戦に臨む。大橋ジムが10日に発表した。

WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26)とWBO同級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)との団体王座統一戦の前座に出場する。平岡は昨秋に米トップランク社と契約し、11月に2回KOでラスベガスでのデビューを飾り、15連勝(10KO)としている。平岡はSNSで「先輩である井上さんと同じイベントで、大好きなラスベガスで試合出来ることに感謝です」とコメントした。対戦相手は未定。

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井上尚弥「会長にやらせてと伝えた」カシメロ戦熱望

大橋会長(左)と話す井上尚弥(撮影・大野祥一)

ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2日、新しくWBO世界同級王者となったジョエルリエル・カシメロ(30=フィリピン)との王座統一戦を希望した。

同日、東京・後楽園ホールで取材に応じ、7年間負けのなかった王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)を下したWBOの新王者との対戦に前向きな姿勢を示した。既に海外報道などを通じ、カシメロから対戦ラブコールを受けている井上は「ボクもターゲットにしている。大橋(秀行)会長にもやらせて下さいと伝えました。ここまできてバンタム級のランカーと対戦しても…というのはあるので」と明らかにした。

IBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(大橋)の試合のため渡米していた大橋会長も同日帰国。渡米中にトップランク社のボブ・アラムCEOとトッド・デュボエフ社長と会談し、井上がカシメロとの対戦を希望していることを伝えたという。同会長は「日本で本人に確認して、あらためて返答しますとトップランク社には言いました」と説明。23日に横浜アリーナで控えるWBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)の初防衛戦で、トップランク社首脳が来日予定のため、そこで再び会談の機会を設ける見通しだ。

試合を観戦する井上尚弥(撮影・大野祥一)

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平岡アンディ、米デビュー戦「楽しみ」前日計量パス

計量パス後、対戦相手カサレス(右)の目の前でガッツポーズする平岡

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、30日(日本時間12月1日)に聖地の米ラスベガスでロヘリオ・カサレス(29=米国)とのスーパーライト級8回戦で米デビューする。

米プロモート大手トップランク社との契約締結後初試合に備え、29日(同30日)には同地で前日計量に臨み、平岡はリミット140ポンド(約63・5キロ)でパス。カサレスは139・5ポンド(約63・2キロ)でクリアした。平岡は「気持ちを引き締めていきたい。試合が楽しみ」と話していた。

対戦するカサレス(右)と計量後ににらみ合う平岡
計量パス後、撮影に応じる平岡(左)。右は対戦相手のカサレス

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トップランク社が平岡アンディ「先物買い」した理由

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。

   ◇   ◇   ◇

トップランク社が平岡を「先物買い」したのは、米国を中心としたボクシング興行の競争が背景にある。アラムCEO率いるトップランク社は現在、元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ氏によるゴールデンボーイ・プロモーション、アル・ヘイモン氏が手がけるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)ら有力ボクサーと契約する他社とライバル関係にある。 それぞれのプロモーション会社がテレビ局、動画配信会社などの契約を結んでおり、多くの興行を開催するには必然的に実力のあるボクサーが必要となっている。また最近ではエディー・ハーン氏が運営する英プロモーションのマッチルームも勢力を拡大しつつあり、世界的な競争にも発展している。平岡の契約は持ち前の潜在能力はもちろん、世界のボクシング界から日本人ボクサーが注目されている証明でもある。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

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大橋会長「日本人にはない」平岡アンディの能力絶賛

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ(撮影・藤中栄二)

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。

WBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)らに続く契約となり、日本王座獲得などの主要実績がない段階での契約は異例だ。30日(日本時間12月1日)にはボクシングの聖地ラスベガスでロヘリオ・カサレス(29=米国)とのスーパーライト級8回戦で米デビューする。

   ◇   ◇   ◇

異例の抜てきとなる。トップランク社との契約締結が発表され、平岡は「まさかこんなに早く素晴らしいプロモート会社と契約できると思わなかった。ここからもっと気を引き締めていきたい」と意気込んだ。17年に日本ユース・スーパーライト級王座を獲得しているものの、日本、東洋太平洋王座獲得などの主要実績がない段階での契約は異例となる。

30日には米ラスベガスのコスモポリタンで米デビュー戦を控える。カサレス戦に備え、24日に父のジャスティス・トレーナーとともに渡米した。14年の東日本ライト級新人王獲得後、約1年半ほど米国に武者修行。ロサンゼルスの6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)が練習するジム、ラスベガスにある元5階級制覇王者メイウェザーのジムなどでスパーリングした経験がある。

平岡は「大橋会長から米デビューがラスベガスと聞いた時、叫びたいぐらいうれしかったです。気持ちは久しぶりに故郷に戻るような、そんな気分です」と気合を入れ直した。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ。所属ジムの大橋秀行会長(54)によると、米国ではバスケットボール八村塁、女子テニス大坂なおみに続き、ボクシング界で活躍できる「ユニコーン」と報じられているという。ユニコーンとは神話的な幻獣になぞらえ、成功したアスリートの希少性を表現するもの。平岡は「ボクシング界のユニコーンと言われるように持っているものを全部出したい」と強い決意を口にした。

プロ戦績は14勝(9KO)無敗。サウスポースタイルからのアウトボクシングが基本だが、強烈な左ストレートも兼ね備える。大橋会長は「トップランクの(ボブ・)アラムCEOがアンディの素質に期待してくれている。日本人にはないタイミング、バネの利いたパンチングがある」と潜在能力の高さを強調。平岡が「100%以上の力が出せそう」というラスベガスで米本格進出の1歩を踏みだす。【藤中栄二】

<平岡(ひらおか)アンディ>

◆生まれ、タイプ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。身長180センチの左ボクサー。

◆アマ歴 元アマボクサーでガーナの五輪強化選手だった父ジャスティス氏の指導で4歳から競技を開始。10歳から花形ジムに通い始める。

◆プロ歴 横浜高時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王。大橋ジム移籍後の17年に初代ユース・スーパーライト級王者に。

◆陸上競技 中学からボクシング練習の一環で陸上競技を開始。全国中学大会で男子3000メートルで6位入賞。高校時代も国体出場。

◆テレビ出演 14年までTBS系で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりテレビ」にはボクシング少年・アンディ君として出演。大橋会長は「当時は気弱な少年の設定でしたが、今は強気なボクサーです」。

米国出発直前に引き締まった肉体を披露した平岡アンディ(撮影・藤中栄二)

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平岡アンディ異例トップランク社契約「ユニコーン」

米プロモート大手トップランク社と契約を結び、米デビューする平岡アンディ

ボクシングIBF世界スーパーライト級14位平岡アンディ(23=大橋)が、米プロモート大手トップランク社と契約を結んだことが26日、発表された。WBA世界ミドル級王者村田諒太(帝拳)、2団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)、前WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(横浜光)らに続く日本人選手の契約となるが、日本王座獲得などの主要実績がない段階で同社と契約するのは異例。平岡は「まさかこんなに早く素晴らしいプロモート会社と契約できると思わなかった。ここからもっと気を引き締めていきたい」と意気込みを示した。

早速、30日(日本時間12月1日)には米ラスベガスのコスモポリタンで米デビュー戦に臨む。ロヘリオ・カサレス(29=米国)とのスーパーライト級8回戦を控え、24日に父のジャスティス・トレーナーとともに渡米した平岡は「大橋会長から米デビューがラスベガスと聞いた時、叫びたいぐらいうれしかったです」と振り返る。15年から1年半、米国に武者修行していた際、ロサンゼルスやラスベガスなどでスパーリングした経験がある。「気持ちは久しぶりに故郷に戻るようなそんな気分です」。

ガーナ人の父、日本人の母を持つ。所属ジムの大橋秀行会長(54)は「既に米国ではアンディがバスケットボール八村塁選手、女子テニス大坂なおみ選手のような『ユニコーン』だと報道されている」と解説。ユニコーンとは神話的な幻獣になぞらえ、成功したアスリートの希少性を表現するものだ。平岡は「ボクシング界のユニコーンと言われるように持っているものを全部出したい」と強い決意を口にした。

14年までTBS系で放送されたバラエティー番組「さんまのスーパーからくりテレビ」にはボクシング少年・アンディ君として出演し、注目を集めた時期もある。大橋会長は「当時は気弱な少年の設定でしたが、今は強気なボクサーになりました。日本人にないタイミング、バネの効いたパンチングがある」と大きな期待を寄せていた。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

米出発直前に引き締まった肉体を披露した平岡アンディ
24日に渡米した平岡アンディ(左)と父のジャスティス・トレーナー

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40歳パッキャオ、10歳下の王者下して王座統一

パンチを放つパッキャオ(右=AP)

<プロボクシング:WBA世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇20日(日本時間21日)◇米ラスベガス・MGMグランド・ガーデンアリーナ

正規王者となる6階級制覇王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)が王座統一、2度目の防衛に成功した。10歳年下となるスーパー王者キース・サーマン(30=米国)と拳を交え、2-1(115-112X2、113-114)の判定勝ちで王者対決を制した。リング上でインタビューを受けたパッキャオは「楽しめました。そして相手も良いファイター、強かった。試合を盛り上げたくてトラッシュトークもした。彼も私もベストを尽くした結果だ。本当にファンのみなさん愛しています。見に来てくれてありがとう。良いファイトがみせられた」と安堵(あんど)の笑みをうかべた。さらに「彼は彼のベストを尽くした。しぶとい相手だった。次の試合は来年かな。フィリピンで(議員の)仕事もあるので」と付け加えた。

初回に左ボディーからの右フックでダウンを奪取。一進一退の攻防から10回には強烈な左ボディーをわき腹に打ち込み、ダウン寸前まで追い込んだ。11回には右ストレートを浴びる場面もあったものの、最終12回を戦い抜き、2-1の判定勝利となった。これでパッキャオは62勝(39KO)7敗2分け、9度目の防衛に失敗し、プロ初黒星となったサーマンは29勝(22KO)1敗1無効試合となった

不惑の40歳となったパッキャオには、次々と対戦相手が浮上している。元WBA・IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英国)から11月8日、サウジアラビア・リヤドでパッキャオ戦が合意となったと発信された。パッキャオ陣営は「寝耳に水」として否定。また3月には3度目の防衛に成功したIBF王者エロール・スペンスJr(米国)から2団体統一戦を呼びかけられた。現在は格闘技路線を進む50勝無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)との2度目の対戦を期待する声も少なくない。メイウェザー自らも試合視察するなど、パッキャオ人気は続いている。

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小原佳太「一撃で…」海外初勝利で世界再挑戦狙う

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった木村翔

ボクシングIBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)が、海外初勝利で世界再挑戦切符を狙う。

30日に米フィラデルフィアでのIBF世界同級指名挑戦者決定戦で、同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦する。8日に都内で発表した。

小原は15年に米国でIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦で引き分け。16年にロシアで同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に世界初挑戦も2回TKO負けと、海外は1敗1分け。「決定戦を勝って挑戦できれば、誰にも文句は言われない王道でうれしい。王者にならないと成功、大成とは言えない。チャンスを一撃で決めたい」と意気込んだ。

相手は小原の3倍近いアマ約180戦と経験豊富で、15年にプロデビューから15戦全勝(9KO)している。小原は「派手さはないがトータルでレベルが高い。苦手なタイプも、ペースを取れば倒せる可能性はある」と自信を見せる。11月に対戦指令が出ていたため、日程調整で時間はかかったが「十分すぎるぐらい練習した」と、最終的にスパーは200回は超える予定だ。

同級では日本人世界王者はいまだいない。現在の同級王者エロール・スペンスJr.(米国)は、16日に4階級王者マイキー・ガルシア(同)とV3戦を予定する。小原は「日本人がどこまで通じるか。次の次は見ずに、まずは海外で初勝利したい」と誓った。

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった小原佳太(中央)に加藤健太トレーナー(左)と三迫貴志会長

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近藤明広5回KO負け 世界切符逃し33歳は引退も

近藤明広対アピヌン・コーンソーン 5回、アピヌン・コーンソーン(右)に右アッパーでダウンを奪われた近藤はそのままKO負けを喫する(撮影・小沢裕)

<ボクシングIBF世界スーパーライト級指名挑戦者決定戦>◇18日◇東京・後楽園ホール

同級4位近藤明広(33=一力)の世界挑戦権獲得はならなかった。同級6位アピヌン・コーンソーン(22=タイ)との指名挑戦者決定戦に、右アッパー1発で5回1分47秒KO負けを喫した。17年には米国で世界初挑戦。セルゲイ・リピネッツ(29=ロシア)との王座決定戦に判定負け以来となる、2度目の世界挑戦切符はつかめなかった。

14戦全勝(11KO)のホープに1、2回は有効打をもらった。3回には左ジャブが決まりだし、ペースをつかみだした。5回には踏み込んでいったところへ強烈な右アッパーももろにもらった。ものの見事にひっくり返って40戦目で初のダウン。「見えなかった。パンチは見えなかった」。立ち上がったものに10カウントされた。

相手は右アッパーを狙っていた。「映像も見ていたし、狙っているのは分かってた。リードを止めようと欲を出して、踏み込みすぎた。刺しにいきすぎた」と悔やんだが、後の祭りだった。「日本に呼んできてもらったのに申し訳ない。年齢も年齢なので真剣に考える」と引退の可能性も口にした。

近藤明広対アピヌン・コーンソーン 5回、アピヌン・コーンソーン(右)にKO負けを喫しコーナーで天を仰ぐ近藤(撮影・小沢裕)

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近藤明広「調子バッチリ」王者への挑戦権獲得に自信

計量をクリアした近藤明広(左)とアピヌン・コーンソーン

ボクシングIBF世界スーパーライト級挑戦者決定12回戦の前日計量が17日に都内で行われた。同級4位近藤明広(33=一力)は63・3キロ、同級7位アピヌン・コーンソーン(22=タイ)は63・0キロ。いずれもリミット63・5キロを下回ってクリアした。

近藤は17年11月に米国で世界初挑戦し、セルゲイ・リピネッツ(29=ロシア)との王座決定戦で判定負け。その後2連続KO中で、2度目の世界挑戦切符をかけた一戦となる。

近藤には節目の40戦目で正念場を迎えた。世界戦の反省から「細かいパンチをもらわないように」と、ガードや頭の位置にバランスを中心に防御に磨きをかけてきた。

1月には7回目となる、タイで約3週間スパーリング合宿に行った。スパーは通算180回を消化した。「調子はバッチリ。経験とパワーは上。前半は気をつけて、中盤からはリードしたい・できれば早く終わらせたい」と話した。

試合当日の18日は長男成(じょう)君の3歳の誕生日になる。調整中にインフルエンザになった。「普段通りがいい」と、同じ自宅ですごしたが感染はしなかった。誕生日と快気祝いのためにも必勝を期す。

現在のIBF王者イバン・バランチク(26=ロシア)は、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に出場している。そのために挑戦権を手にしても、標的は変わる可能性はある。近藤は「勝つことしか考えていない。なにより世界につなげ、そこでも勝てるように、世界戦のつもりで戦う」と意気込んだ。

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小原佳太「自信過剰だった」KO負けで王座陥落

KO負けで王座を陥落にコーナーでぼう然とする小原

<ボクシング:WBOアジア太平洋ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

 同級王者小原佳太(31=三迫)がダブルノックダウンの末に王座を陥落した。

 同級8位アルビン・ラガンベイ(22=フィリピン)との2度目の防衛戦。初回にダウンを奪ったが、2回にともに左の相打ちでダブルノックダウン。相手はすぐに起き上がったが、小原は立ち上がったがポーズをとれず。2回2分36秒KO負けを喫した。

 小原は初回1分すぎに左フックでダウンを奪った。「まさかあのパンチで倒れると思わなかった」。これが逆に過信になってしまった。見ていくはずが距離を詰め、その後は左を再三クリーンヒットされ、反撃を浴びてしまった。

 インターバルではセコンドから「急がずに後半勝負。まず防御で距離をとろう」と指示された。小原は16年にIBF世界スーパーライト級で世界挑戦に失敗した。「あの時は打たれて引いて負けた。いつか、もらっても出ていこうと思っていた。相打ち狙いの欲が出た」と振り返る。

 2回も小原は前に詰めていくと、その左の相打ちで珍しいダブルノックダウンとなった。小原に記憶はなく「そうなんですか。めちゃ面白い試合じゃないですか」と笑った。会場入りして苦手なサウスポーと知った。「タイミングの戸惑いあった。最後のパンチはわかんなかった」という。「受けに回って、調子に乗せ、距離が詰まったのが敗因。自信過剰だった」と認めた。

 世界挑戦に失敗後、約半年のブランク後に階級を上げて、4カ月おきにこなして再起後4戦目だった。世界ランクはWBOで6位、IBFで9位と、再び世界挑戦へと浮上してきていた。三迫会長は「勝負が早かった。一旦立ち止まって、次を決めたい。やってもらいたいし、リベンジもさせたい」と話した。

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小原佳太、V2戦へ新婚旅行前には「負けられない」

小原佳太

 12日に東京・後楽園ホールでのボクシング・ダブルWBOアジア太平洋タイトル戦の前日計量が、11日に都内で行われた。V2戦となるウエルター級王者小原佳太(31=三迫)は66・5キロ、同級8位アルビン・ラガンベイ(23=フィリピン)は66・4キロと、リミットの66・6キロ以下ででクリアした。

 小原は16年にIBF世界スーパーライト級で世界挑戦に失敗した。約半年のブランク後に階級を上げて、4カ月おきにこなして再起後4戦目となる。「1年間やってきて、ブランクがなくなった。この1週間の調整は今までで一番よかった」と手応えを得ている。 昨年11月に婚姻届を出し、今年2月に式を挙げ、ギリシャへ新婚旅行と負けるわけにはいかない。世界ランクはWBOで6位、IBFで9位。「世界へ行くまで負けられない。最低限、KOの星を増やしたい」と3連続KOを狙う。

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アジア王者小原佳太5回KOで初防衛、目指すは世界

初防衛に成功したWBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者の小原

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇14日◇東京・後楽園ホール◇1310人

 WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者小原佳太(31=三迫)が、初防衛に成功した。

 同級5位藤中周作(31=金子)の挑戦を受け、5回2分19秒、KO勝ちをおさめた。

 3回までは相手の動きを見極め、4回からエンジン全開。5回に入ると右でダウンを奪うと、立ち上がってきた藤中を再び右拳でキャンバスに沈め、挑戦者陣営からタオル投入があった。

 これでWBO同級ランク入りに大きく前進。昨年9月にIBF世界スーパーライト級王座挑戦以来となる世界戦チャンスを待ちながら、防衛戦を続ける構えだ。小原は「ウエルター級という階級の体重をしっかり維持していきたい。強いな、速いなと思われるような試合をしたい」とやる気満々だ。三迫貴志会長は「目指すは世界しかない。もう1度アタックできるように、チャンスをつくってあげたい」とサポートを口にしていた。

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近藤明広 判定負けも「強くなって」再起を期す

近藤明広(右)はセルゲイ・リピネッツに0-3で判定負けした(AP)

<ボクシング:IBF世界スーパーライト級王座決定12回戦>◇4日◇米ニューヨーク・バークレイズ・センター

 ボクシングのIBF世界スーパーライト級3位近藤明広(32=一力)が、海外での世界初挑戦で王座奪取に失敗した。4日に米ニューヨークで同級1位リピネッツ(ロシア)との王座決定戦。多彩なパンチで先手をとられ、0-3で判定負け。日本人4人目の同級世界王者はならなかった。

 序盤は左ボディーで攻めたが、下から突き上げる力強い左ジャブでペースを握られた。5回に右ストレートで下がらせたが、6回に相手が額を切って流血すると足を使われた。手数も少なく、採点は6~8ポイント差も「公平なジャッジ。たくさんのパンチをもらっていた」と認めた。

 東洋大を2年で中退。同期だったWBA世界ミドル級王者村田から刺激と助言を受け、37戦目で初の世界戦のチャンスをつかんだ。中2で畑山の2階級制覇を見て、花咲徳栄から誘われていた野球を捨てて17年目。「強くなってリングに戻ってきたい」と再起を期した。

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近藤明広0-3判定負け、常時先手取られ攻め込めず

近藤明広(右)はセルゲイ・リピネッツに0-3で判定負けした(AP)

<ボクシング:IBF世界スーパーライト級王座決定12回戦>4日◇米ニューヨーク・バークレイズ・センター

 同級3位近藤明広(32=一力)の海外で世界初挑戦での王座奪取はならなかった。同級1位セルゲイ・リピネッツ(28=ロシア)との王座決定戦に、0-3で判定負けした。採点は118-110が1人、117-111が2人と差がついた。

 序盤は左ボディーがよかったが、下から突き上げる力強い左ジャブでペースを握られた。常に先手をとられ、足も使われ、攻め込めない。5回に右ストレートでロープに下がらせるなどしたが、攻めも単調であとが続かない。12戦全勝(10KO)の相手に決定打をもらうことはなかったが、相手のリズムに手数も少なく、ポイントを引き離されていった。

 近藤は必勝の文字が入った鉢巻きを締めてリングインした。37戦目で初めての海外での試合で、ニューヨークでの世界戦も日本人として初めてだった。東洋大2年中退もWBA世界ミドル級王者村田と同期で、大きな刺激とアドバイスをもらっていた。中2の時に畑山隆則が2階級制覇した試合を見て、花咲徳栄からも誘われていた野球をスッパリと捨て、プロボクサーを目指した。あれから17年目にして「後半勝負で番狂わせを起こす」と臨んだが、同級で日本人4人目の世界王者はならなかった。

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 前日に出た課題を修正するため予定を変更して2日連続の実戦練習となった。11月にIBF世界スーパーライト級王座決定戦が決まった同級3位近藤は東洋大の同期。「先に勝ってバトンを渡したい」と王者エンダムとの再戦に必勝を期した。

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