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21歳菅原美優「自分は若くない」16歳と対戦へ

対戦が決まった21歳の菅原美優(左)と16歳のNOZOMI(撮影・吉池彰)

美人ファイター菅原美優(21)が、NOZOMI(16)と対戦する。21日に有明・東京ガーデンシアターで開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day1で、女子アトム級スーパーファイトを行う。主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨夏の第3代Krush同級王座決定トーナメントを制し、念願のベルトを巻いた菅原。K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」新人賞にも輝き、今回、K-1デビュー戦となる。これまでは蹴り主体だったが、「前回からパンチも意識して取り組んでいる」。今回、16歳を相手に迎え、「自分は若いと思っていたが、若くない。しっかり成長したところを見せる」と王者としての自覚をのぞかせた。

こちらもK-1デビュー戦となるNOZOMIは関西出身の現役高校生。小学4年生からキックボクシングを始め、この若さでアマチュア70戦以上、プロ3戦3勝無敗の成績を誇る。ステップとパンチには定評があり「今までの選手は勝ってあたりまえ。ここで勝たないと意味がない。16歳のうちにベルトを巻きます」と下克上を誓った。

K-1 AWARDS 2020で新人賞に輝いた菅原美優(撮影・吉池彰)

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K1ウィラサクレック「若い選手に」ベルト返上

ムエタイVSミャンマーラウェイの対戦となるゴンナパー・ウィラサクレック(左)と南雲大輝(撮影・吉池彰)

K-1ライト級王者のゴンナパー・ウィラサクレック(28=タイ)が、ミャンマーラウェイ67キロ王者の金子改め南雲大輝(26)と28日、日本武道館で拳を合わせる。

日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2の同級スーパーファイトで対戦するもので、主催のK-1実行委員会が1日、都内で発表した。

昨年末のK-1両国大会で、林健太が保持していた同級王座を奪取し、Krushとともに2冠に輝いたムエタイの強豪ゴンナパー。「もっと若い選手にチャンスを与えたい」と、この日の会見に先立ち、Krushのベルトを返上した。今回、隣国で1000年の歴史を誇る伝統の格闘技の王者を相手に迎え、「どんな相手でもムエタイがナンバーワンの気持ちに代わりはない。2021年を占う1戦になると思うので、チャンスがあればKOで勝ちたい」と気を引き締めた。

対する南雲は、試合が27歳の誕生日にあたるところから、「生まれ変わった気になり、母への恩返しの気持ちで母の名(=姓)で戦う」。現在は、コロナ禍で密にならないよう「ミャンマーでの生活を思い出すような楽しい練習」をこなしている。そして「僕が不利と見られて当然」と自らも認めるK-1王者との1戦に向け、「リングでは1対1だが、ミャンマーの今の状況もあるので、ミャンマーの皆さんと共に戦いたい」と宣言。ムエタイ撃破を狙う。

中村K-1プロデューサーにKrushのベルトを返上するゴンナパー・ウィラサクレック(左)(撮影・吉池彰)

那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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K1谷川がRUI戦弾みにクルーザー級トップ狙う

力強く右ミドルキックを蹴りこむ谷川(C)K-1

K-1クルーザー級の谷川聖哉(24)が年間最大の祭典をステップに王座戦線に名乗りを上げる。3月21日に東京ガーデンシアターで開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタDay1(日刊スポーツ新聞社後援)で、同級トップのRUI(29)と同級3分3回で激突する。

神奈川・相模大野の所属ジムで最終調整を続けている谷川は「今のK-1クルーザー級の中で王者になることは全然問題ないと思いますし、世界にはもっと強い選手がいっぱいいると思うので、そういう選手たちとも戦っていきたい。そのためにも、まずK-1クルーザー級でトップを取ります」と静かに燃えた。

当初は1月に前クルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン)とマッチメークされていたが、3月に大会がスライドし、対戦相手もRUIに変更となった。どちらも身長の高い大型ファイターでキャリアも相手の方が上となる。バックボーンとなる空手時代から長身選手との対戦には恐怖も感じず、長身対策も進めている様子だ。

谷川は「他のクルーザー級選手とは違う『一撃』を見せたい、と思っています。僕はパワー一辺倒は好きではなく、テクニックやスピード、すべてで圧倒していきたいです。最初からKO狙いというより、圧倒して、気づいたら倒れている、というのが理想」と自らが目標とするイメージを膨らませた。対戦相手もK1王座挑戦に向け、闘志をむき出しにしているRUIだけに厳しいファイトになるのは間違いない。

クルーザー級のサバイバルマッチとなるカードとなるが谷川は「RUI選手に当てさせず、僕の攻撃だけを当ててしっかりと倒しきるのが目標です。クルーザー級らしい試合をしつつ、自分の個性をしっかり出して倒したい」と気持ちを高揚させていた。

3・21ケイズフェスタ4大会Day1でRUIと対戦するK-1クルーザー級の谷川(C)K-1

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K1王者山崎、ケイズフェスタのテーマは「圧倒」

3月21日のケイズフェスタ4大会Day1で、不可思戦を控えるK-1スーパーライト級王者山崎(C)K-1

K-1スーパーライト級王者山崎秀晃(34)が「圧倒」をテーマに掲げ、年間最大の祭典に臨む。

3月21日、東京ガーデンシアターで開催されるケイズフェスタ4大会Day1(日刊スポーツ新聞社後援)で、不可思(29)との同級3分3回を控える。25日に神奈川の所属ジムで練習を公開した山崎は「試合のテーマは『圧倒』です。観客のみなさんに『やっぱり山崎の試合だったな』と言わせる試合をしないといけないですし、もちろん倒して勝ちます」と王者らしく掲げた。公開練習では元ヘビー級選手の高萩トレーナーの持つミットに向け、鋭い踏み込みからすべてのキックをフルスイングし、吹っ飛ばさんばかりのパワーを披露した。

不可思戦はノンタイトル戦のため、負けるようなことがあれば「再戦で王座戦」を要求されるに違いない。昨年9月の大阪大会で、悲願のK-1王者となった山崎は「不可思選手に限らず、これから対戦する相手には『王者に勝ったら次はリマッチでタイトル戦』を要求されるでしょう」とうなずいた。さらにK-1 MAXで頂点を極めた魔裟斗氏の名前を挙げ「かつて魔裟斗さんが『魔裟斗に勝てば有名になれる』と狙われたように、僕はまだまだ魔裟斗さんの立場には程遠いですが、狙われる立場になったことは感じます」と王者としての立ち位置を再認識した。

ケイズフェイスタ4大会Day1は約3週間後。「K-1王者として、しっかりとテーマを持って、みなさんが喜んでくれる試合をお届けしたい。しっかり追い込み、最高の状態に仕上げて、最後は思い切ってドンといきますので」と充実した表情を浮かべていた。

公開練習で鋭いキックを放ったK-1スーパーライト級王者山崎(左)(C)K-1

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元K1王者武居由樹が八重樫氏の“鬼指令”に悲鳴?

2週間後のボクシングデビュー戦を控え、八重樫トレーナー(右)の指導で下半身強化のメニューをこなす元K-1スーパーバンタム級王者の武居

K-1スーパーバンタム級王座を返上し、ボクシングに転向した武居由樹(24=大橋)が2週間後のデビュー戦に向け、コンビを組む元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナー(38)の“鬼指令”を消化した。

3月11日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)で、高井一憲(34=中日)との54・5キロ契約6回戦でデビューする。25日には神奈川県内の所属ジムで、この日38歳のバースデーを迎えた八重樫トレーナーとボクシングメニュー消化後、リング内で下半身強化のフィジカルトレに取り組んだ。

八重樫トレーナー独特のリズムとテンポの合図で、走りながらキャンバスに手で触れるトレーニング。最初は涼しい顔で取り組んでいた武居が徐々に苦悩の表情を浮かべた。歯を食いしばりながら何とかフルメニューを終えると倒れこんで大の字になった。武居は「八重樫さんが、フィジカル面、技術面の両方を教えてくれる。ミット打ちの時も動きは速いし、コンビを組ませてもらってレベルが上がっていると思う」と感謝した。

八重樫トレーナーは「まだデビューもしていないので良い調整になっているかは分からない。これから答えが出るが、持っている資質はすごい。(K-1時代にみせた)本番力もあるので楽しみがある」と猛練習に食らいつく武居のデビュー戦を楽しみにしていた。

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K1初参戦MIKE JOE公開トレ「上を目指す」

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で、K-1に初参戦するMIKE JOE(33)が、ノンタイトル戦でK-1王者と激突する。

20年の年間最優秀選手に輝いた現スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(27)との同級3分3回(延長1回)を控え、22日には千葉県内で練習を公開。10連続KO勝利中という絶好調の木村との大舞台でのノンタイトル戦は注目度も高い。

ビッグバンでスーパーウエルター級王座を獲得し、昨年8月にはKrush後楽園大会で藤村大輔を下している。確実に実績を積んできたJOEは「ここがゴールというわけじゃない。大事なでかい試合だけれど、その先をもっともっと見据えて、上を目指しています。今、僕は他団体のベルトを保持しているのですけど、2本目のベルトもほしいので、お話をいただいた時はチャンスだと思ったし、取るつもりでK-1に入ってきた。そのベルトをたまたま持っているのが木村選手というだけで、何よりベルトがほしいです」と木村撃破で王座挑戦をアピールする腹づもりだ。

2月5日の対戦カード発表会見では、木村と並ぶと一触即発ムードとなった。さらに王者から「しっかり対策をしたほうがいい」との忠告を受けたJOEは「今まであまりプランとか組み立てるタイプじゃなかったんですけど、会見でああ言われましたし、大一番ということで、今回は初めてプランを組んで準備しています。あとは試合当日、リングに上がっていろいろ変化していくと思います」と不敵に笑っていた。

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レオナ・ペタス、K1武尊戦に気合「タイトル獲る」

入間市の杉島市長(中央)を表敬訪問したレオナ・ペタス(右端)と弟加藤虎於奈(C)K-1

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で武尊戦を控えるKrushスーパーフェザー級王者レオナ・ペタス(28)が19日、出身地の埼玉・入間市を表敬訪問した。

Krushウエルター級王者の弟、加藤虎於奈(24)とともに、同市の杉島理一郎市長にKrushで初の兄弟同時王者となったことを報告。虎於奈が1月にKrush王座を獲得したことを受け、2人は初めてベルトを持って市役所を訪れた。

大舞台のメインイベントで、K-1スーパーフェザー級王者武尊に挑むペタスは「今日は弟が主役で、僕が脇役なので。3月28日にK-1のタイトルを獲って、次は弟を脇役にできるように頑張ります」とK-1ベルトを持参しての表敬訪問を約束。同市マスコットキャラクター「いるティー」とコラボしたTシャツにサインした後に「いるティー」と3ショットの記念撮影に応じた。

弟虎於奈は「やっと1つの形としてベルトを持って来ることができて、少しでも入間市に貢献できたかなと思っています」と安堵(あんど)の笑み。さらに「防衛戦が決まったら兄を追い越す勢いで入間市を盛り上げていきます」と更なる飛躍を誓った。

2人の意気込みを受け、杉島市長は「2人の活躍は市民の誇りです。2人のようなかっこいいK-1選手を目指して頑張ろうと思う子供たちが出てくると思います。2人は体が強くて技が奇麗なだけではない、心も素晴らしい人なんだということを入間市の皆さんに伝えていきたいですし、お2人にも入間市の子供に夢や希望を与えられる活動をしてほしいです」と激励されていた。

入間市のマスコット、いるティー(中央)と記念撮影するレオナ・ペタス(右端)と弟加藤虎於奈(C)K-1

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那須川天心が初MVP、武尊戦前進 日刊バトル大賞

那須川天心(2020年12月31日撮影)

読者が選ぶ第25回日刊バトル大賞(対象は20年1月1日~12月31日)の20年格闘技部門は、那須川天心(22=TARGET/Cygames)が初のMVPを獲得した。

ニッカンスポーツコムの投票では、RIZINに出場した朝倉兄弟らを抑え、約50%の得票率を獲得。昨年は4試合に出場し、全勝(2KO)。デビューから43戦無敗(32KO)の神童が20年も無類の強さを見せつけた。

負けを知らない那須川には常に王者の風格が漂う。普段から闘争心をむきだしにすることもなく冷静。スタイルは変えないと言いつつも、毎試合多彩な技を披露し、観客を魅了した。昨年12月のRIZIN26大会では、10日前のカード決定にもかかわらず「いつも準備をしている。試合があるないは関係ない。いつ何時でも勝つのがファイター」と全く気にせず、3-0の判定勝ちを収めた。

今月28日RISE(横浜アリーナ)での志朗戦で21年のスタートを切る。昨年大みそかの試合では、以前から対戦が待ち望まれるK-1ファイターの武尊が観戦に訪れた。「長い期間だったけど、1歩前進した」。ビッグマッチ実現に向け、異次元の世界をさらに突き進む。【松熊洋介】

20年12月31日、会場を訪れた武尊(左)と話す那須川

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新婚K1愛鷹亮「自分の力に」愛妻の前で復活劇狙う

約1年ぶりに復帰するK-1クルーザー級の愛鷹亮(C)K-1

新婚のK-1クルーザー級・愛鷹亮(31)が愛妻の目の前で復活勝利を狙う。3月28日、東京・日本武道館でK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で、ANIMAL☆KOJI(29)との同級3分3回を控える。

昨年3月のケイズフェスタ3大会で、当時の同級王者シナ・カリミアン(33=イラン)とダウンの応酬の末に逆転負け。その後、両目の網膜剥離で手術を受け、昨夏には右太ももの筋断裂で長期離脱を余儀なくされた。ANIMAL戦は約1年ぶりの復帰戦となる。

度重なる負傷に見舞われた昨年は、元AKB48のすみれ夫人(27)と出会い、支えてもらった、昨年12月には婚姻届を提出し、今夏には第1子が誕生する。16日に神奈川K-1ジム相模大野KRESTで公開練習に臨んだ愛鷹は愛妻が観戦に駆けつけることを明かし「結婚して、帰る場所があることが自分の力になっている。今年は昨年の鬱憤(うっぷん)を晴らすべく、全試合KOで勝つ」と意欲満々だった。

3月28日のケイズフェスタ4大会Day2で1年ぶりに試合復帰するK-1クルーザー級の愛鷹亮(右)は右ストレートを確認(C)K-1
約1年ぶりのリングに向け、強烈な左フックを公開したK-1クルーザー級の愛鷹亮(左)(C)K-1

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ANIMAL☆KOJI野獣対決制し王座挑戦へ意欲

バナナを持って気合十分の表情をみせたK-1クルーサー級のANIMAL☆KOJI(C)K-1

3月28日、東京・日本武道館でK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)に出場するクルーザー級のANIMAL☆KOJI(29)が「野獣対決」を制し、一気に王座挑戦のチャンスをつかむ意気込みを示した。

昨年11月のK-1福岡大会で、同級トップ級のRUI(29)にKO勝利し、対戦要求していた愛鷹亮(31)とのカードが年間最大の祭典で決定した。15日、愛知県内で公開練習に臨んだANIMALは「前回の公開練習をやった時にユーチューブのコメント欄に『愛鷹に似ている』と書かれていた。同じ階級に同じキャラは2人もいらない。野獣は1人で十分」とトップ級ファイターに連勝する意気込みを示した。

5日のカード発表会見では、ANIMALが玩具のバナナを愛鷹に渡し「俺は本物の野獣でお前はニセモノ。おもちゃのバナナでも食っとけ」とも挑発した。その後もSNSを通じて挑発が続いていた。大人の対応で受け流す愛鷹に対し「舌戦は100対0で俺の勝ち。K-1の判定だったら、30-26くらいで俺の圧勝、ほぼほぼKO勝ちですよ。こっちが攻めて攻めて、相手が『いやいや…』みたいな返しだったので、最後まで攻めきった俺の圧勝です」と一方的に“前哨戦”を制した気分に浸った。

RUIに続いて愛鷹も倒すことになれば、一気にクルーザー級王座挑戦のチャンスも現実味を帯びてくる。同級王者K-Jeeが九州出身のため「僕も地元が福岡。K-1で初めて福岡で試合させてもらったので、福岡でK-Jee選手とタイトルマッチがやりたいですね。そのためにもヤツ(愛鷹)を倒さないと道は開けない。次は重要な試合ですよ。でも普通に勝てると思います」と自信たっぷりだった。

鋭いハイキックを公開したK-1クルーザー級のANIMAL☆KOJI(C)K-1

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京太郎がキック封印でK1復帰戦へ「良いハンディ」

K-1復帰戦の対戦相手となる実方の顔写真をサンドバッグやミットなどにはり付けた京太郎(C)K-1

ボクシングから約10年ぶりにK-1復帰するヘビー級の京太郎(34)が「キック封印」を宣言した。3月28日、東京・日本武道館で開催される年間最大の祭典ケイスフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)で第2代ビッグバン同級王者実方宏介(23)との同級3分3回(延長1回)で対戦する。12日に都内で練習を公開した京太郎は実方の顔写真を貼り付けたサンドバッグやミットに向けてパンチ、膝蹴り、ローキックなどを打ち込んだ。

キック練習をしているようにも見えたが、京太郎はキッパリと否定。「全然やっていないし、試合では蹴らない。ボクシングシューズを履いて試合をしたいぐらいですから。K-1よりもボクシングのキャリアの方が長いし、パンチだけで倒す自信もあるので、僕はボクサーとしてリングに上がります」と両拳のみでファイトする姿勢を示した。

当初は1月24日に予定されていたカードだが、緊急事態宣言により、スライドとなった。大会直前に故障し、練習ができていなかったと明かし「僕にとって延期はラッキーで『2カ月延びて良かった』と思った選手は僕だけだと。練習できなかったので食事制限と散歩で15キロ落として試合に備えていました」と振り返る。2週間前から本格的な練習を再開し「まだ体は重いですけど、あと1カ月少しあるので、調整は大丈夫です」と自信をみせた。

先にキック封印、故障による調整不足も公言し、実方に情報提供することも作戦のようだ。京太郎は「面白いじゃないですか。めちゃめちゃ良いハンディじゃないですか。ケガで練習してこない期間もあって、足(蹴り)も使ってこない。パンチだけですよ。これに負けたら、相手は大変だと思います」と実方の心理的な動揺を誘おうとしていた。

対戦相手の実方の顔写真を装着したトレーナーに膝蹴りを打ち込む京太郎(左)(C)K-1
サンドバッグに貼り付けた対戦相手の実方の写真にかみつこうとする京太郎(C)K-1

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井上尚弥が比嘉に連打浴びせた/LEGEND詳細

<LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)らがエキシビション戦に参戦する。スパーリング形式の3分3回で開催。

出場予定だった東京五輪ライト級日本代表の成松大介(31=自衛隊体育学校)が発熱で欠場することが11日、主催者から発表された。PCR検査を受ける前に発熱したため、自宅で静養しているという。成松の代役としてアマチュアから秋山佑汰(26)が出場し、IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)と対戦した。

【第1試合】

木村翔   
  
 武居由樹

1回

元WBO世界フライ級王者の木村とK-1のスーパーバンタム級王者の武居は、ヘッドギアをつけずにグローブを交えた。開始から距離をとってお互い様子を見ていたが、サウスポーの武居が左アッパーで先制攻撃。その後も武居が左アッパーを軸に連打を畳みかける。木村も1分半すぎに右フックで反撃。残り30秒すぎから武居がコンビネーションで左フックを当てた。

日刊採点10-9(武居)

2回

開始から木村が前進して右パンチを繰り出すが空転。武居が冷静に左パンチをヒット。その後も木村が前進して連打を出すが、武居になかなか当たらない。残り40秒、ようやく木村の右ストレートがヒットするが、ダメージを与えるまでには至らず。ほぼイーブンも、この回は前に出て、手数が多かった木村ややリードか。

日刊採点10-9(木村)

3回、積極的に木村(手前)にパンチを浴びせる武居(撮影・浅見桂子)

3回

開始から木村が前に出てプレッシャーをかけるが、武居は冷静にパンチを見切って、右ジャブ、左のショート、アッパーと的中させる。中盤も武居は打ち合いを避け、距離を取ってジャブやアッパーをヒットさせる。終盤に木村は右ボディーブローを何度かヒットさせたが、武居のペースを崩し切れず。

日刊採点10-9(武居)

3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

【第2試合】

京口紘人   
  
 八重樫東

1回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

2回

現役の世界2階級制覇王者の京口、引退している元3階級制覇王者の八重樫のスパーリングは、両者ヘッドギアを着用してグローブを交えた。開始から京口が前進して左から右アッパーをヒット。八重樫は高いガードからボディーブローを繰り出す。1分半すぎに京口の左右ボディー連打がヒット。八重樫も打ち返すが、京口はしっかりとガード。

日刊採点10-9(京口)

3回

開始から連打の応酬も、京口のボディーブローが有効にヒットする。八重樫も下がらずに応戦し左右アッパーをヒット。1分すぎから京口の強烈な左ボディーブローがヒットするが、八重樫も前に出て応戦。残り1分から両者と近距離で打ち合い。終盤に京口の強烈な右ストレートがヒットした。

日刊採点10-9(京口)

3回、八重樫(手前)と気迫の打ち合いをする京口(撮影・浅見桂子)

3回を終えて手を上げる八重樫(左)と京口(撮影・浅見桂子)

【第3試合】

森脇唯人   
  
 井上岳志

1回

全日本選手権3連覇中の東京五輪ミドル級日本代表の森脇と、プロで世界挑戦の経験もあるWBOアジアパシフィック・スーパーウエルター級王者の井上のアマチュアとプロのスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。

開始から長身でリーチに勝る森脇の速い左ジャブがヒット。井上はガードを固めて前に出るが、パンチを当てることができない。1分半すぎに森脇の強烈な左ストレートをカウンターで浴びた井上が、左まゆをカット。スパーリングが再開されると、井上は強引に前に出るが、出血が激しくなった。

日刊採点10-9(森脇)

2回

開始から森脇が遠い距離からの速いジャブでペースを握る。井上は相手の左が邪魔でなかなか前に出ることができなかったが、1分すぎに右フックをヒットさせると、一瞬、森脇の動きが止まった。中盤以降は井上がぐいぐい前に出て、体をつけて重いパンチを連打して、乱打戦に持ち込む。

日刊採点10-9(井上)

3回

井上が高いガードでじわじわと前進。森脇が長い左ジャブで距離を取る。1分すぎに井上が相手の胸に頭をつけて右アッパーをヒット。ロープにつけて右フックを浴びせる。残り30秒を切ると、井上が接近戦に持ち込んでパンチをヒットさせた。

日刊採点10-9(井上)

3回、井上(手前)と気迫の打ち合いをする森脇(撮影・浅見桂子)

3回を終えて健闘を称えて手を上げる森脇(左)と井上(撮影・浅見桂子)

【第4試合】

秋山佑汰   
  
 平岡アンディ

1回

出場を予定していた東京五輪ライト級日本代表の成松が発熱で欠場したため、国体優勝3回などアマ5冠を誇る秋山が代役出場した。

IBF世界スーパーライト級12位の平岡とのアマチュアとプロのスパーリングは、アマの秋山がヘッドギアを着用、プロの平岡はヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポー同士で開始からお互い右ジャブを出して距離をはかる展開が続いた。中盤から秋山がジャブを出して前進するが、平岡にヒットすることができない。2分すぎに平岡のオーバーハンドレフトがヒットし、終盤にはロープにつめて連打。お互い決定打はなかったが、やや平岡が優位か。

日刊採点10-9(平岡)

1回、秋山(左)に気迫の表情で打ち込む平岡(撮影・浅見桂子)

2回

ジャブの付き合いでスタート。その後、秋山が前進してパンチを繰り出すが、動きの速い平岡をとらえることができない。1分半すぎから平岡は足を使ってアウトボクシング。2分40秒、平岡の左右フックが秋山の頭をヒットするが、両者ともなかなかかみ合わず。

日刊採点10-9(平岡)

3回

前半は平岡がフットワークを使ってアウトボクシング。50秒すぎに平岡が秋山をコーナーにつめて連打をまとめる。1分すぎから秋山のボディーブローが当たりはじめる。2分すぎに平岡が連打から左ストレートをヒット。秋山もアッパーで応戦するが、最後は平岡の右アッパーが決まったところでゴング。

日刊採点10-9(平岡)

1回、レフェリーを務める渡嘉敷氏(手前下)が倒れ、思わず苦笑する平岡(左)と秋山(撮影・浅見桂子)

【第5試合】

岡沢セオン   
  
 佐々木尽

1回

東京五輪ウエルター級日本代表のアマチュアの岡沢と、プロの日本スーパーライト級ユース王者で10戦全勝(9KO)の19歳の強打者佐々木のスパーリングは、ヘッドギアなしでグローブを交えた。サウスポーの岡沢が開始からワンツーをヒット。1分すぎにも岡沢が長距離からワンツーを決める。佐々木も打ち返すが、速い岡沢をとらえることができない。その後も佐々木が前に出ようとするが、岡沢は速い左で中に入れなかった。

2回

始から佐々木が前へ突進。岡沢は足を使って距離を取る。1分20秒すぎに岡沢のワンツーがヒットするが、佐々木は効いていないとアピール。2分すぎには岡沢が佐々木をコーナーにつめて連打。佐々木はパンチを繰り出すが速い岡沢に当てることができない。ラウンドを通じて岡沢が支配した。

日刊採点10-9(岡沢)

3回

開始からトリッキーな動きで佐々木が打ち合いを誘うが、岡沢は距離を取ってペースを崩そうとはしなかった。1分すぎに佐々木の挑発に、岡沢は両手を腰の後ろにもっていき、ノーガードで戦う余裕を見せる。しかし、残り1分から展開が一変する。突然、両者足を止めて打ち合い。岡沢が左ストレートから右フックを決めると、佐々木も右ストレートをヒットさせて応戦。終了ゴングまで手を緩めずに打ち合った。

日刊採点10-9(岡沢)

3回、佐々木(右)を笑顔で挑発する岡沢(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

【第6試合】

内山高志   
  
 坂晃典

1回

一時代を築いた元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王座を11度防衛の内山と、現役の日本スーパーフェザー級王者で日本王座2階級を制した坂のスパーリングは、現役の坂がヘッドギアを着用、内山はヘッドギアなしでグローブを交えた。開始1分は両者警戒して手数が少なかった。1分20秒すぎに内山の左ジャブからワンツーが坂の顔面をとらえた。2分すぎにも右フックから左ボディーブローがヒット。坂は前に出るが、内山がたくみにサイドに回る。残り30秒すぎに内山の左ボディーブローが再びヒットした。

日刊採点10-9(内山)

2回

開始から坂が左ジャブをついてじりじりと前に出る。30秒すぎに内山の右ストレートが坂のボディーにさく裂。1分半すぎに坂が内山をロープにつめて右フックをヒット。1分50秒、内山の右ストレートが、2分には内山の左ボディーブローがまともに坂に決まる。終了20秒前から坂が連打でラッシュもダメージは与えられず。

日刊採点10-9(内山)

3回

坂がヘッドギアを外して登場。左ジャブをついて内山をロープにつめて連打。内山は体力を消耗したのか手数が減る。2分すぎに内山の右ストレートが坂の顔面にヒット。左ボディーブローも決めたが、坂もジャブから右ストレートで応戦した。坂が手数でやや上回ったか。

日刊採点10-9(坂)

3回、内山(右)と坂は気迫のこもったと打ち合いを披露(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)と打ち合う坂(撮影・浅見桂子)

3回、内山(手前)がよろめき、笑みを浮かべる坂(撮影・浅見桂子)

【第7試合】

井上尚弥   
  
 比嘉大吾

1回

世界3階級制覇王者で現役最強と言われる井上と、元WBC世界フライ級王者で2階級制覇を目指す比嘉のスパーリングは、ヘッドギアを着用してグローブを交えた。50秒すぎに井上の右ストレートがヒット。その後は鋭いジャブで井上がペースを掌握。1分半すぎに比嘉が井上をロープにつめて連打をたたきこんだところに、井上が右アッパーから左ボディーを決める。その後も井上が比嘉をロープに誘い、カウンターを狙う。「ガチでやりたい」という井上の試合前の宣言通り、スパーリングとは思えない迫力のある攻防が繰り広げられた。

日刊採点10-9(井上)

2回

開始から速く鋭い左ジャブで井上がペースを握る。比嘉は前へ出てパンチを繰り出すが井上はしっかりとガード。1分すぎから井上はノーガードで打ち合う余裕も。1分半すぎから左ボディーブローから右ストレートで比嘉をのけぞらせる。2分すぎには右ストレートで比嘉を何度ものけぞされる。比嘉は必死に前に出て手を出すも、井上のカウンターの連打を浴びる。

日刊採点10-9(井上)

3回

両者ヘッドギアをはずして登場。30秒すぎに井上が連打から左ボディーブローを決める。1分すぎに比嘉の右フックもヒット。1分半すぎに比嘉がロープにつめてラッシュするも、井上はクルクルとパンチを外してみせる。1分すぎにロープに詰めて比嘉が右ストレートを決めるが、井上が右アッパー3連発で比嘉のあごをはね上げる。井上はロープに下がって、比嘉にパンチを出させる余裕を見せた。

日刊採点10-9(井上)

3回、ヘッドギアを取って気迫の打ち合いをする井上(左)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての打ち合いを終え、笑顔で健闘を称え合う井上(右)と比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取っての戦いで比嘉(左)にパンチを放つ井上(撮影・浅見桂子)

3回、ヘッドギアを取って気迫の表情で井上(手前)に打ち込む比嘉(撮影・浅見桂子)

3回、佐々木(手前)と笑顔で打ち合う岡沢(撮影・浅見桂子)

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八重樫氏「激闘王」の片りんみせた!現役復帰は否定

3回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第2試合

昨年9月に引退した元世界3階級制覇王者八重樫東(38=敬称略)は現役時代の愛称「激闘王」らしく、激しく殴りあった。

ヘッドギアありで、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)と最終3回、接近戦から激しい打ち合いを展開。お互いに引かないパンチの応酬となった。

八重樫は「京口君はフレッシュでした。年寄りは引退だと思う」と苦笑い。現役世界王者との真っ向勝負をみせたことで、現役復帰の可能性を問われたが「ニーズがないと思う。必要とされる選手ではないし、後輩の方が光輝くと思う」とキッパリと否定。自身が指導する元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(大橋)が臨んだ元WBO世界フライ級王者木村翔(花形)とのスパーリング内容について「ポテンシャルはすごくあるし、まだまだあんなものではない。大舞台にも慣れている」と指導者の顔に戻って評価していた。

1回、打ちあう八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)
戦いを終えた八重樫(左)と京口(撮影・野上伸悟)

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木村翔が元K1王者武居戦を自己評価「判定負け」

3回、打ちあう木村(左)と武居由樹(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第1試合

元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)は、元K-1スーパーバンタム級王者で、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)とのファイトを「判定負け」と自己評価した。バンタム級でプロデビューを予定している武居とは2階級下となるが、サウスポースタイルの武居と真っ向勝負。左フックや右ストレートを果敢に打った。ヘッドギアなし、14オンスのグローブで第1試合から迫力ある打ち合いをみせた。

木村は「判定は負けていると思う。思った以上に(武居)が強かった。距離というかパンチが当たらない距離の取り方があり、さすがK-1王者だなと思った」と振り返っていた。

1回、打ちあう武居(左)と木村(撮影・野上伸悟)
3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

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武居由樹が元王者木村戦で収穫「ジャブは当たるな」

1回、打ちあう武居(左)と木村(撮影・野上伸悟)

<ボクシング:エキシビション戦LEGEND>◇11日◇東京・代々木第1体育館◇スパーリング形式3分3回◇第1試合

昨年12月にK-1スーパーバンタム級王座を返上し、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)にとって最高の予行演習となった。

元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)と好ファイトをみせた。バンタム級でプロデビューを予定している武居はサウスポースタイルからK-1時代もみせていた左アッパーの連打などを披露。リーチの長さも生かし、2階級下の木村に的確なジャブも繰り出した。

K-1時代、興行メインイベントも務めてきた大舞台の経験もあり、ボクシングのリングでも堂々としたファイトだった。K-1ルールと同じ3分3回だったこともあり、武居は「ボクの土俵だったのかなと。ジャブは当たるなと感じた」と収穫があった様子。3月11日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル76大会(日刊スポーツ新聞社後援)での高井一憲(34=中日)とのデビュー戦に向け「ボクシングでのリングや緊張感を味わうことができたと思う」と手応えも口にしていた。

3回、打ちあう木村(左)と武居由樹(撮影・野上伸悟)
3回を終えて、笑顔で手を上げる武居(左)と木村翔(撮影・浅見桂子)

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比嘉大吾、井上尚弥の呼び掛け呼応「フルスイング」

井上尚弥(左)と比嘉大吾

ボクシングのWBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)がエキシビション戦に臨むチャリティーイベント「LEGEND」は、11日午後4時から東京・代々木第1体育館で開催される。井上は元WBC世界フライ級王者で現WBOアジア・パシフィックバンタム級王者の比嘉大吾(25=Ambition)とのスパーリング形式3分3回に臨む。全7試合が組まれ、同カードはメインとなる。

井上が「ガチ対決」を宣言したのに対し、比嘉も呼応。10日夜にライブ配信された大会前日トークショーに出演。「(パンチを)振り回していきますよ。ガチでないとこっちがやられると思う」「バンタム級にいたら、いずれやらなくてはいけない相手」。スパーリングとはいえ、井上から「生ぬるい試合はしたくない」との言葉を受け取り、真っ向勝負を約束した。

比嘉のウエートは61キロ前後だという。通常の世界戦ならば、減量の苦しみも味わうことないコンディションとなる。さらに12回ではなく、3回というラウンド数という短期勝負。試合とはひと味違う、迫力あるスパーリングにもなりそうだ。数年前に1度、井上とのスパーリング経験があるという比嘉は「だいぶ前にやりましたが、その時からスピードがあった。俺もフルスイングしかない。目をつぶってフルスイングでいくしかない」とパワフルなファイトをイメージした。

また、イベントはド派手な演出も用意されているようだ。比嘉とともに前日イベントに出演した元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)が明かす。「会場を見に行きましたが、めちゃめちゃすごくて。世界戦以上の会場でテンションが上がってしまった。自分でああいう舞台で戦ったことがない、日本で。火とかバーバーと出たりして」と気持ちを高揚させていた。木村は、昨年12月にK-1スーパーバンタム級王座を返上し、3月にボクシングデビューを控える武居由樹(24=大橋)と第1試合で対戦する。

★LEGEND試合順

◇第1試合=元WBO世界フライ級王者木村翔(32=花形)-元K-1スーパーバンタム級王者武居由樹(24=大橋)

◇第2試合=WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(27=ワタナベ)-元世界3階級制覇王者八重樫東氏(38)

◇第3試合=東京五輪ミドル級日本代表森脇唯人(24=自衛隊体育学校)-WBOアジア・パシフィック・スーパーウエルター級王者井上岳志(31=ワールドスポーツ)

◇第4試合=東京五輪ライト級日本代表成松大介(31=自衛隊体育学校)-IBF世界スーパーライト級12位平岡アンディ(24=大橋)

◇第5試合=東京五輪ウエルター級日本代表岡沢セオン(25=鹿児島体協)-日本スーパーライト級ユース王者佐々木尽(19=八王子中屋)

◇第6試合=元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(41)-日本同級王者坂晃典(28=仲里)

◇第7試合=WBAスーパー・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBOアジア・パシフィック同級王者比嘉大吾(25=Ambition)

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K1武尊3・28勝利し那須川戦の実現希望、婚活も

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が10日、キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)との将来的なファイトを実現するため、次期防衛戦に集中する覚悟を示した。同日に20年の年間表彰式「K-1 AWARD 2020」に参加し、ベストKO賞に輝いた武尊は、3月28日のケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)でKrush同級王者レオナ・ペタス(28)との防衛戦を控える。

昨年大みそかのRIZIN26大会で那須川の試合を観戦し、再び両者の対決に向けた機運が高まっている。武尊は「目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないと次はないと思っている。その試合が終わって、またいろんなことが決まったらみなさまに伝えようと思う」と強調。さらに那須川戦が本当に実現した時を想像し「この試合で格闘技界がもっともっと大きくなる試合になると思うし、過去のK-1や格闘技を超えるような大きなものにしたいなと思っている。その時になったら取り上げてほしい」と胸の内を明かした。

既に那須川も2月28日のRISE横浜アリーナ大会で志朗との対戦が決定済み。武尊は「お互いに目の前の試合があるので、そこに全集中しないと、みんなが見たいと思っている試合は実現できない」とペタス戦だけを見据えている。21年のテーマには「今年1年、完全燃焼して、来年さらに燃焼したい。あとは結婚したい。今年30歳なので良い相手を探したい。相手がいないので、それも1つの『戦い』。婚活を頑張ります」と笑顔。ペタス戦、那須川戦の実現、婚活という3つのファイトに向けて意気込んでいた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はトロフィーを手にポーズ。左はプレゼンターの久松郁実(撮影・浅見桂子)

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王者木村”フィリップ”ミノルが年間最優秀選手賞

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗と笑顔で記念撮影(撮影・浅見桂子)

今回で4回目となる「K-1 AWARDS 2020」が10日、都内のホテルで開かれ、スーパー・ウエルター級現王者の木村”フィリップ”ミノル(27)が年間最優秀選手賞を初受賞した。

木村は一昨年3月10日の「ケイズフェスタ2」の68キロ契約戦で和島大海(25)にKO勝ちすると、昨年12月まで10試合KO勝利を継続中。とくに昨年は、3月22日の「ケイズフェスタ3」(さいたまスーパーアリーナ)で、同級王座決定トーナメントを制し、悲願のK-1ベルトを巻いた。しかも、1日3試合でいずれも1回KO勝ち。圧倒的な力を見せつけた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、長身184センチのムエタイ系ファイター、MIKE・JOE(33=フィリピン)と対戦する。狙いは、もちろん11連続KO勝ち。MVPに気を良くした木村は「この競技を追求して、格闘技のおもしろさを広めていきたい」と舌も滑らかだった。

K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)。左はプレゼンターの魔裟斗(撮影・浅見桂子)
K-1AWARDS2020で、最優秀選手賞を受賞した木村“フィリップ”ミノル(右)はプレゼンターの魔裟斗から笑顔でトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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武尊ベストKO賞 左右のフックのペッダム戦が評価

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の年間表彰式「K-1 AWARDS 2020」が都内で行われ、スーパー・フェザー級王者の武尊(29)がベストKO賞を獲得した。

3月22日にさいたまスーパーアリーナで、ペッダム・ペットギャットペット(25=タイ)を2回49秒、左右のフックでマットに沈めた試合が評価された。

武尊は受賞を喜びながらも「ケガもあって1試合しかできず、満足できない1年だった」と振り返った。そして「今年はMVPを取れるように突っ走っていく。最高の試合を見せたい」と気合を入れた。

来月28日には、日本武道館で開催の日刊スポーツ新聞社後援「ケイズフェスタ4」Day2で、同級タイトルマッチを行い、Krush同級王者レオナ・ペタス(28)の挑戦を受ける。武尊は「これからの格闘技人生がそんなに長くない中で、満足のいく試合をしたい。1つ1つ階段を上って行くが、まずは3月28日に最高のKO勝ちを見せる」と誓っていた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はプレゼンターの久松郁実からトロフィーを受け取る(撮影・浅見桂子)

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