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頭部陥没させたドネア左フック/山下正人会長の一撃

ノニト・ドネア(19年11月撮影)

<ボクシング、忘れられない一撃~14>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。

元世界3階級王者の長谷川穂積らを育てた、真正ジムの山下正人会長(58=西日本ボクシング協会会長)があげた一撃は「戦慄(せんりつ)の左フック」。11年2月のWBO、WBC世界バンタム級タイトルマッチで、挑戦者ノニト・ドネア(フィリピン)が、統一王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)を沈めた一撃。倒す要素が詰まった理想の1発を振り返る。(取材・構成=実藤健一)

▼試合VTR 11年2月19日、米ラスベガスでのWBO、WBC世界バンタム級タイトルマッチ。3階級制覇の統一王者モンティエルと2階級制覇王者のドネアが激突。軽量級屈指の好カードは、挑戦者のドネアが圧倒した。立ち上がりから右ストレートからの左フックのコンビネーションで主導権を奪い2回、強烈な左フックでキャンバスに沈んだモンティエルは大の字で動けず2分25秒TKO負け。モンティエルの右側頭部は陥没していた。

◇ ◇ ◇

最もインパクトあったんがドネアの左フック。モンティエルが衝撃的な倒れ方やった。パンチというのは当てるだけやない。大事なのは呼吸、タイミング。それをあらためて思い知らされた一撃やった。

選手を指導する上で、常に選手に教え込むのがタイミング。言葉にするのは難しいけど、そこは0コンマ何秒の世界。たいがいはタイミングが早かったり遅かったり。ここで打たなあかん! というのは練習で体に覚え込ますしかない。その点でドネアの左フックはすごい、完璧なパンチやった。

ドネアの場合、あの左フックにたどり着くまで、いっぱいの伏線があった。右ストレート、ジャブ、いろんな伏線を張り巡らして、最後だけは左フックで仕留めると決めている。

1発で、狙い澄まして、というのは難しい。自分が最も自信があるパンチをいかに効果的に打てるか。そういう視点からも、あの試合から学ぶものは少なくなかった。

選手には「半呼吸」を教えている。打たれてすぐに打ち返しがちだが、そこで半呼吸ためることができれば、相手もタイミングがとれずに隙が生まれやすい。倒すのは決して力ではない。ドネアの左フックは、自分が指導する上で理想としている。

◆山下正人(やました・まさと)1962年(昭37)4月30日、兵庫県伊丹市生まれ。伊丹東中から村野工へ。野球部で俊足巧打の1番打者として活躍。3年夏の県大会ではベスト4と甲子園に迫った。卒業後、兵庫県警で暴力団対策の刑事。99年に民間の警備会社に移り、千里馬神戸ジムでトレーナー。長谷川穂積を世界王者に育て、05年度にトレーナーのMVP「エディ・タウンゼント賞」。07年に真正ジムをたち上げる。昨年度から西日本ボクシング協会会長。

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真正ジムの山下会長「来るべき時に頑張ったらええ」

18年7月、山中竜也(左)と笑顔を見せる山下正人会長

<もしもし日刊です>

元世界3階級王者の長谷川穂積らを育てた真正ジムの山下正人会長(57)が19日までに、日刊スポーツの電話取材に応じた。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、日本ボクシングコミッション(JBC)は5月末までの興行自粛を要請。各ジムは休業と厳しい経営状況をしいられる中、西日本ボクシング協会会長を務める山下会長は「今は我慢。くるべき時に向けて力をためたい」と語った。

   ◇   ◇   ◇

今月10日、西日本ボクシング協会は大阪市内で理事会を開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行中止、各ジムは休業せざるをえない。先に日本プロボクシング協会が全国の加盟ジムに助成金10万円の給付を発表したが、西日本協会も独自にプラスで5万円の給付を決めた。苦しいジム経営を少しでも救いたいと計15万円となる。

西日本協会の会長でもある山下会長が経営する神戸市内の真正ジムも、8日から休館した。元世界3階級王者の長谷川に久保隼、山中竜也ら多くの世界王者を育てた名指導者はその際、選手を集めて話した。

山下会長 「また試合できる」。選手のモチベーションが落ちるんが一番心配やった。ただ、選手は意外とみんな楽観視してた感じやったけど。現状に関しては仕方ないよ。(4月中ごろには収束すると)みんなそう思ってたと思うけど、悪い方向にいってるわね。でも仕方ない、こればかりは。見えない敵が相手やし、今は我慢するしかないんちゃう。

JBCは6日、当初は5月15日までとしていた国内の興行自粛要請を5月末まで延長した。予定していた多くの興行が中止となり、西日本協会の理事会でも「せっぱ詰まった声もあがった」という。

山下会長 今はとにかく、自粛要請を守って(感染拡大を)妨げるしかないと思っている。(ジムを)再開できるなら1日でも早くと思っているが、どんな仕事でも同じ。やりたいことを取り戻すには、みんなで乗り越えるしかない。1人1人が我慢することが、大事やと思うよ。

厳しい状況もプラスにとらえたい。

山下会長 今はゆっくりしようと。来るべき時に頑張ったらええんやと。自分も今は時間あるからね。何でも知恵つけていこうと。今できるんは、そういうことちゃうかな。

戻ってくる日常を見据え、力と知恵を蓄える。【聞き手=実藤健一】

◆山下正人(やました・まさと)1962年(昭37)4月30日、兵庫県伊丹市出身。伊丹東中から村野工へ。野球部で俊足巧打の1番打者として活躍。3年夏の県大会ではベスト4と甲子園に迫った。卒業後、兵庫県警で暴力団対策の刑事。99年に民間の警備会社に移り、千里馬神戸ジムでトレーナー。長谷川穂積を世界王者に育て、05年度にトレーナーのMVP「エディ・タウンゼント賞」。07年に真正ジムをたち上げる。昨年度から西日本ボクシング協会会長。

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井上尚弥、高熱で表彰式欠席も来週からスパー開始へ

WBSS世界バンタム級トーナメント決勝でノニト・ドネアと対戦した井上尚弥(2019年11月7日撮影)

ボクシングの19年度年間表彰式が7日、都内のホテルで開かれ、WBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(26=大橋)が2年連続3度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。体調不良のため表彰式は欠席したが、昨年11月のノニト・ドネア(37=フィリピン)戦が年間最高試合に選出され、2冠となった。

WBA世界ミドル級王座に返り咲き、V1を果たした村田諒太(34=帝拳)は殊勲賞とKO賞を受賞した。

   ◇   ◇   ◇

6日にグアムでの走り込み合宿から帰国した井上が表彰式を欠席した。所属先の大橋会長は「朝7時ごろに39度近い発熱の連絡があった」と説明。インフルエンザなどではなく、来週から予定通りスパーリングを開始する見込みだという。井上は所属事務所を通じ「欠席になってしまい非常に残念ですが、来る4月25日の(WBO王者カシメロとの)統一戦に向けて、この先も準備していきます」などとコメントを出した。

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村田諒太が代表スピーチ「尚弥も一翔もいないから」

選手を代表してあいさつする村田諒太(左)(撮影・酒井清司)

ボクシングの19年度年間表彰式が7日、都内のホテルで開かれ、WBA、IBF世界バンタム級統一王者井上尚弥(26=大橋)が2年連続3度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。体調不良のため表彰式は欠席したが、昨年11月のノニト・ドネア(37=フィリピン)戦が年間最高試合に選出され、2冠となった。

WBA世界ミドル級王座に返り咲き、V1を果たした村田諒太(34=帝拳)は殊勲賞とKO賞を受賞した。

   ◇   ◇   ◇

村田が、貫禄のスピーチで会場を盛り上げた。受賞者を代表し、謝辞を務めると「先ほど控室で『尚弥も(井岡)一翔もいないから、やってくれ』とスピーチを頼まれました。あとで尚弥と一翔に文句を言おうと思います」と笑いを誘った。次戦は、ゴロフキン、アルバレスらビッグネームとの対戦を熱望している。「刺激を受ける仲間に会えて良かった。その場にとどまらず、上を目指して頑張っていきたい」と話した。

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井上尚弥が日刊バトル大賞2年連続MVP「嬉しい」

日刊バトル大賞2年連続3度目のMVPとなった井上尚弥

読者が選ぶ第24回日刊バトル大賞(対象は19年1月15日~20年1月14日)のボクシング部門は、WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が2年連続3度目のMVPとなった。

井上が、2年連続でMVPを受賞した。バンタム級最強を決める、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝では、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアと、全米ボクシング記者協会の年間最高試合に選ばれる激闘の末、勝利をつかみ、世界にその名をアピールした。飛躍を続ける「怪物」は「ファンの人に評価していただいたのは素直にうれしい。これからも、自分が目指すボクシングを追求して、上にいきたい」と力を込めた。

20年の初戦は、4月25日(日本時間26日)に、米ラスベガスでWBOバンタム級王者ジョンリール・カシメロ(30=フィリピン)と、日本人初の3団体統一戦で激突する。世界が注目する才能が、目標に掲げる4団体統一に向け、一気に突っ走る。

年間最優秀選手
年間最高試合

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飯伏幸太「20年はMVP」プロレス大賞受賞者の声

前列左から青木篤志さんご遺族、ストロングマシーン・J、岩谷麻優、川井梨紗子、文田健一郎、太田忍、後列左から飯伏幸太、清宮海斗、SANADA、MVPのオカダ・カズチカ、宮原健斗、諏訪魔、石川修司

「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)が16日、都内のホテルで行われ、各受賞者が壇上で喜びの声を語った。

4年ぶり4度目となるMVPに輝き、6年連続ベストバウトも授賞したオカダ・カズチカ(32)は「19年は結婚もしましたし、公私ともに充実した1年になりました」とあいさつ。さらに、東京五輪開催に言及し、「選手のみなさんは金メダルの雨をふらしていただき、その五輪の熱をまた僕たちが受け取って、プロレス界を盛り上げて、レスリングイヤーにしたい」と五輪に負けないプロレス界の盛り上がりを約束した。

以下、授賞者らの声

▽ベストバウト 2019・10・14両国国技館IWGPヘビー級選手権オカダ・カズチカ対SANADA SANADA(32=新日本)「あらためてプ技ロレス大賞の中でベストバウトが1番好きです。数え切れない試合がある中で、SANADAの試合がベストバウトを授賞したことは今まで大切にしてきた信念が間違いではなかったという自信になった。さらに進化を続けていきたい」

▽殊勲賞 宮原健斗(30=全日本)「20年は(3冠ヘビー級の)最多防衛記録を更新する。全日本の歴史は僕によって塗り替えられる」

▽敢闘賞 清宮海斗(23=ノア)「2年連続で受賞し、やっと光が見えてきました。自分は今年年男。がんがん攻めていって、プロレスノアとして日本武道館、個人として東京ドーム目指して新しい歴史を見せていきたいです」

▽技能賞 飯伏幸太(37=新日本)「2回目の授賞で非常にうれしいんですけど、去年僕は技能的な部分披露した記憶があまりない。技能賞とはなんなのか…。20年はMVPを取ろうかな、と思います。取らせてください」

▽新人賞 ストロングマシーン・J(ドラゴンゲート)「これからドラゴンゲートを外に発信していくために、まずは私が団体の先頭に立って引っ張っていけるように精進して参ります」

▽女子プロレス大賞 岩谷麻優(26=スターダム)「今年はこの賞に負けないぐらい活躍をしていきたい。自分はイオさんと最優秀タッグにノミネートされたことがあるので、今年からはベストバウトとか女子からも選んでもらえたら」

▽最優秀タッグチーム賞 諏訪魔(43)、石川修司(44=ともに全日本)

諏訪魔「3年連続で授賞し、感無量。今年はスキャンダラスにいきたい。犯罪に手を染めないように(笑い)がんばっていきたい」

石川

「(東スポの4コマ漫画)みこすり半劇場に登場して、1面と裏面同時に出たい」

▽特別賞 青木篤志さん(全日本、19年6月に41歳で死去)

代わりにあいさした秋山準(50)「若手選手の指導、全日本の底上げ、全日本にとって最大の功労者です」

2019年度プロレス大賞技能賞の飯伏幸太(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞女子プロレス大賞受賞のあいさつをする岩谷麻優(撮影・中島郁夫)
2019年度プロレス大賞新人賞のストロングマシーン・J(撮影・中島郁夫)

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オカダ・カズチカ団体超えたオールスター戦を熱望

2019年度プロレス大賞MVPを受賞したオカダ・カズチカ(撮影・中島郁夫)

新日本プロレスのオカダ・カズチカ(32)が16日、都内で行われた「2019年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ新聞社制定)に出席し、4年ぶり4度目のMVPと6年連続のベストバウトを授賞。式の後に取材に応じ、団体の垣根を越えた「オールスター戦」開催を熱望した。

オカダは19年4月のマディソン・スクエア・ガーデンでジェイ・ホワイトを破りIWGPヘビー級王座を奪還。新日本プロレスの顔として団体をけん引するとともに、さまざまなメディアに露出し業界に貢献したことから4年ぶりのMVPに選ばれた。今年1月5日東京ドーム大会メインのIWGPヘビー、インターコンチネンタル2冠戦で内藤哲也に敗れ、ベルトを失ったが、プロレス界発展のための野望は消えない。「ベルトがないからこそできる戦いもある」と東京オリンピック(五輪)に負けないプロレス界のビッグイベントをやるプランをぶちあげた。

「せっかくの五輪イヤー。五輪があったね、じゃさみしいじゃないですか。プロレスでもオールスター戦があったんだよ、となればいい。若い人たちのパワーでさらに(プロレスを)広めることができたら。いろんな団体の発展にもつながっていく」と、できれば夏に団体交流戦をやりたいと希望した。対戦してみたい選手として、この日敢闘賞受賞したノアの前GHCヘビー級王者清宮海斗(23)、殊勲賞授賞の全日本プロレス3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)の名を挙げ、「若い世代同士でプロレスができたら面白いと思う」と夢を膨らませた。

2019年度プロレス大賞MVP受賞のあいさつで五輪レスリング選手たちにエールを贈るオカダ・カズチカ(撮影・中島郁夫)

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亀田京之介「自分がダメ」亀田兄弟いとこ新人王逃す

フェザー級新人王決勝戦 4回、亀田(左)は前田の左ストレートを食らう(撮影・山崎安昭)

<プロボクシング:新人王決定戦フェザー級4回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

“浪速の狂拳”ことフェザー級東軍で亀田3兄弟のいとこ亀田京之介(21=花形)は、西軍の前田稔輝(じんき、23=グリーンツダ)に1-2の判定で敗れ、亀田一家初となる全日本新人王の座を逃した。MVPはスーパーライト級の本多航大(20=川崎新田)、技能賞はバンタム級中西寛多郎(18=HKスポーツ)、敢闘賞はフェザー級の前田が受賞した。

亀田家初の新人王へ。その思いは空回りした。「決勝というだけで嫌な緊張感がありました」。東軍MVPとしてひときわ注目を集める中で「めちゃめちゃプレッシャーもありました」。今までにない緊張を抱えて、リングに上がった。

1回から「イラつかせて大振りにさせようと思った」と手招きなどの挑戦的な態度を見せたが、前田は動じず。徐々に手数を増やす相手のパンチに苦しみ、最終4回の打ち合いでも連打で追い込まれた。試合後、キャンバスに突っ伏し涙し「強かった。結果は結果」と、潔く敗戦を受け止めた。

所属していた協栄ジムが試合2週間前に休会となったが「自分がダメだった」と影響を否定した。今回は特別措置で花形ジム所属で出場したが、今後の所属先は不明。亀田は「ゆっくりしたい。今はどうなるか分からない」と話した。

フェザー級新人王決勝戦 1回、亀田(右)は前田を挑発する(撮影・山崎安昭)
フェザー級新人王決勝戦 判定で敗れた亀田(中央)はタオルをかぶって泣きじゃくる(撮影・山崎安昭)

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「越後のトラ」本多航大が鮮やか逆転KOでMVP

<プロボクシング:全日本新人王スーパーライト級5回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

スーパーライト級本多航大(20=川崎新田)が逆転KOでMVPとなった。5戦全勝オールKOの藤田裕崇(24=名古屋大橋)と東西敢闘賞対決。初回に右フックで2度ダウンしたが、3回に左フックでダウンを奪い返し、4回にもダウンを奪う。レフェリーがノーカウントで止めて4回42秒TKO。12階級で唯一のKO勝ちを決めた。

打ち上げスパーリングで角海老宝石ジムに出稽古したが、初回にいきなり倒された。「メンタルをやられてしまったが、やれることをやろうと思った」という。本番も初回で崖っぷちに追い込まれて「めちゃ焦った。絶対ガードだけは」としのいだ。

あとは「ダメージはボクの方があったが、いくしかないとガムシャラに手を出した」。壮絶な打撃戦を制して、見事逆転KO勝ち。ジムにとって8年ぶり5人目の全日本新人王で、世界挑戦した黒田雅之以来のMVPを獲得した。

新潟・向陽高でボクシングを始めたが、2年になって悪さをして中退した。戦績は4勝2敗止まりも「途中で辞めた悔いがあった」。恩師だった佐藤雄高監督と再会し、金子ジムでプロ時代の先輩新田渉世会長を紹介されて入門した。上京後に通信制も卒業と改心し、現在は倉庫でアルバイトをしている。

デビュー戦では黒星を喫したが、その後は5連勝し、日本ランキング入りも確定した。新田会長が「越後のトラ」と命名したホープは「中途半端にできない。もっと上を目指して頑張ります」と誓った。

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亀田京之介「どうでもいい」協栄ジム休会の影響なし

ボクシング全日本新人王決定戦前日計量をクリアした前田稔輝(左)と亀田京之介

ボクシング全日本新人王決勝戦(東京・後楽園ホール)の前日計量が21日に都内で行われ、フェザー級で東軍MVPの亀田京之介(21=花形)がリミットの57・1キロ、西軍技能賞の前田稔輝(じんき、23=グリーンツダ)が56・9キロでそろってクリアした。

亀田は所属の協栄ジムが9日に休会届を出したことにより、この1戦に限り、東日本ボクシング協会の花形進会長が経営する花形ジム所属選手として出場する。急きょ手を差し伸べてくれた花形会長に対し「感謝してます」とする一方、ジムの休会に関しては「なんとも思ってない。どうでもいいっす。練習もできていたし」と影響がなかったことを強調した。

生観戦した西軍決勝での前田の印象は「正直、あのレベルならいける」。KO勝利でMVPを取った東日本決勝と同様、「倒してMVPを取りたい」という思いもあるが、「それにこだわらず、どんな勝ち方でも勝てたらいい」と着実に日本一の称号を取りにいく。

一方の前田は、初対面した亀田について「オーラがあると思ってたけど、そんなに…」。日本拳法で培った詰めのスピードが武器と語り、「自信満々です。倒しにいく」と堂々と宣言した。

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騒動渦中の亀田京之介ら5人移籍、花形ジム受け入れ

移籍する内田洋二トレーナー(左)と受け入れた花形進会長

ボクシングの東日本新人王MVP亀田京之介(21)が花形ジムに緊急移籍する。東日本協会会長の花形ジム花形進会長(72)が11日、都内での理事会後に明かした。22日に東京・後楽園ホールで全日本新人王戦を控え、所属の協栄ジムが9日で休会したため、早急な移籍を迫られていた。

亀田は元世界王者の亀田3兄弟のいとこ。昨年元日にプロデビューは2回TKO負け。2連勝後に、今年はフェザー級予選で引き分けを含めて勝ち上がり、決勝では3回TKO勝ちした。スーパーバンタム級の東日本新人王竹原毅(24)に、セコンドとしてチーフの内田洋二(41)三垣龍次(38)篠原さとし(50)のトレーナー3人と合計5人が移籍する。

理事会では選手救済を第一に話し合い、花形会長が移籍を受け入れる英断となった。「選手は試合ができないのが一番かわいそう。少しでも協力できれば」と手を差し伸べた。今回の試合限定での一時移籍で、その後は未定。来年2月に試合を予定する選手など約10人のプロがいる。内田トレーナーがヒアリングして移籍先を決めるという。

内田トレーナーは「亀田はよく分かっていない。試合できればいいと言っていた。まず試合できるのでよかった」と胸をなで下ろした。金平桂一郎元会長(54)から選手、スタッフには、いまだに何も説明はされていないという。内田トレーナーは「報道される前夜に知った。まさかと思った」と顔をしかめた。新田事務局長は「選手が路頭に迷ってしまう事態。復帰を希望してきても、厳しい条件を付ける方向」と話した。

亀田京之介(18年11月撮影)

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オカダ「五輪でも刺激たくさんもらいたい」一問一答

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

東京スポーツ新聞社制定19年度プロレス大賞の選考が10日に都内で行われ、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が4年ぶり4度目のMVPに選ばれた。10月のSANADAとの防衛戦もベストバウトに選ばれ、3度目の“2冠”も達成。IWGPインターコンチネンタル(IC)との2冠をかけた来年1月4、5日の東京ドーム2連戦に向け、弾みをつけた。

投票は東京スポーツ新聞社、スポーツ各紙の担当、プロレス雑誌、評論家ら22人の選考委員により行われ、15人がオカダを支持。4票の宮原健斗(全日本)、3票の飯伏幸太(新日本)を圧倒した。

オカダは同日、都内で会見に臨み、受賞の喜びを語った。以下、主な一問一答。

-4度目のMVPは歴代2位タイ

オカダ 一昨年も一年中防衛しても、取れなかった。去年もV12達成しても取れなかった。どうやったらMVP取れるのかと。2度と取れることはできないんじゃないかと。これ以上、上がないんじゃないことをやってきてしまったと思った。でも、今回4度目を取ることが出来た。猪木さんが6回ですか…。次5回目は何をして取れるか分からないですけど、取れるように20年もしっかりやっていきたい。

-ベストバウト受賞について

オカダ うれしいっすね。ああやって、ライバルと言ってきた人との試合が選ばれましたし、19年はたくさんシングルマッチをやってきて、自分でも納得できる試合がたくさんあった。また、7、8年とどんどん連続で取っていきたい。

-ベストバウト6年連続は前人未到。7度目は9回天龍、8度の小橋に続く、歴代3位

オカダ あと2回ダブル受賞すれば、どちらにも追いつくということで。まぁ、お先に2冠達成したんで、次はベルトの方を目指していきたい。

-ドーム2連戦で始まる20年はどういう年にしたいか

オカダ 1月4日、勝つだけじゃなく、4万3000人らしいんで超満員が。4日に4万3000人しっかりいれて、勝って。5日も4万3000人入れて勝って。20年は五輪があるので負けないぐらい、来年もプロレスをたくさん盛り上げたい。

-この1年で変化した点は

オカダ 変わらずできているからこそ、ベストバウトもMVPを取れていると思う。

-刺激になったことは

オカダ 今年はラグビーがあれだけ盛り上がったので負けたくないなと思いましたし、負けたくないというのが(公約の)「東京ドームを満員にする」というのにつながっている。東京五輪でも刺激をたくさんもらいたい。

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

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オカダ4年ぶりMVPに返り咲き 3度目2冠も達成

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

東京スポーツ新聞社制定19年度プロレス大賞の選考が10日に都内で行われ、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が4年ぶり4度目のMVPに選ばれた。

10月のSANADAとの防衛戦もベストバウトに選ばれ、3度目の“2冠”も達成。IWGPインターコンチネンタル(IC)との2冠をかけた来年1月4、5日の東京ドーム大会に向け、弾みをつけた。

   ◇   ◇   ◇

4年ぶりのMVPにオカダは安堵(あんど)の表情だった。ベルトを守り続けた17年も、史上初のV12を達成した18年も取れず「2度と取れることはできない、もう上はないんじゃないかと思った」。今年は3月にニュージャパン杯を制し、4月に米マディソンスクエアガーデンという大舞台で王者に返り咲き。さらにメディア露出でも業界に貢献。文句なしの実績で、歴代3位タイとなる4度目の受賞を果たした。

10月14日のSANADAとのタイトル戦はベストバウトに選ばれ、2冠も達成。同賞受賞は前人未到の6年連続で、7度目は9度の天龍、8度の小橋に続く歴代3位。記録を塗り替えるのも時間の問題だ。1・4ドームでの飯伏とのIWGPヘビー級タイトル戦に勝てば、翌5日にICもかけた2冠戦が待つ。「お先に2冠達成したんで次はベルトの方を」。勢いにのり、史上初のダブル戴冠も狙う。

◆選考事情 MVP候補に挙がったのは新日本オカダ、飯伏、オスプレイ、ホワイト、全日本宮原の5人。オカダは国内外で実績を残し、メディア露出に努めるなど業界への貢献度の高さが評価された。投票は東京スポーツ新聞社、スポーツ各紙の担当、プロレス雑誌、評論家ら22人の選考委員により行われ、15人がオカダを支持。4票の宮原、3票の飯伏を圧倒した。

東京スポーツ新聞社制定2019年度プロレス大賞MVPに輝いたオカダ・カズチカ(撮影・たえ見朱実)

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亀田京之介3回TKO勝利MVP「気持ちいいっす」

今成太希(左)からダウンを奪いほえかかる亀田京之介(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:東日本新人王決勝フェザー級5回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

フェザー級で亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)が今成太希(22=三迫)に3回1分10秒TKOで勝利し、MVPに輝いた。2回終了時に熱くなりにらみ合ったが、3回で冷静さを取り戻し、軽快な足さばきで距離をキープ。ラッシュから右アッパーで今成を沈めると「どんなもんじゃい!」と亀田家お決まりのフレーズをうれしそうに叫んだ。

昨年1月のデビュー時はキレて我を忘れる欠点があったが、そこから考えてさばくスタイルを習得。MVPの評価を受け「気持ちいいっす」と喜んだ。技能賞はミニマム級森且貴(19=大橋)、敢闘賞はスーパーライト級本多航大(20=川崎新田)が受賞。12人の勝者は12月22日に西日本王者と全日本新人王を争う。

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亀田京之介、優勝&MVPに「どんなもんじゃい!」

東日本新人王フェザー級王者に輝き雄たけびを上げる亀田京之介(撮影・中島郁夫)

<ボクシング:東日本新人王決勝フェザー級5回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

亀田3兄弟のいとこ、亀田京之介(21=協栄)が、今成太希(22=三迫)に3回1分10秒TKOで勝利。亀田一族初の東日本新人王となり、MVPも獲得した。

初回から足を使い、右ストレートやアッパー打ち込む。2回終了時には、今成とにらみ合い熱くなる場面もあったが、3回で再び冷静さを取り戻し、ラッシュから右アッパーで今成を沈めた。勝利が決まると、コーナーによじのぼり、ガッツポーズ。「ほんまは12月22日(の全日本決勝)で言うつもりだったけど」と前置きし、「どんなもんじゃい!」と亀田家お決まりのフレーズをうれしそうに叫んだ。

考えるボクサーに成長した。18年1月のデビュー戦は「目つきが違っていた。人殺すんじゃないかという目だったと思う」。自ら振り返る通り、キレて、我を忘れて空回った。だが、「自分だけではうまくいかない」と周囲の声を聞くように努め、考えながらさばくボクシングを覚えた。「今はセコンドの声もすべて聞こえる。試合もリラックスして臨めるようになった」。金平会長も「これから伸びる部分がいっぱいある。注目に実力が追いついてきた」と努力をたたえた。

今成太希(左)からダウンを奪いほえかかる亀田京之介(撮影・中島郁夫)
今成太希(右)に左ストレートを放つ亀田京之介(撮影・中島郁夫)

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亀田京之介が給食作りパート今成戦へ「いつも通り」

東日本新人王決勝の前日計量をクリアしたフェザー級の今成太希と亀田京之介

プロボクシング東日本新人王決勝(11月3日、東京・後楽園ホール)の前日計量が2日都内で行われ、フェザー級の亀田京之介(21=協栄)が100グラムアンダーの57キロ、今成太希(22=三迫)はリミットの57・1キロでそろってクリアした。

いとこの亀田3兄弟も成し遂げなかった全日本新人王を狙う亀田にとって、東日本の頂点は通過点。計量を終えると「いつも通りです。本番の決勝は12月なので、こんなところで緊張してたらダメでしょ」とリラックスした表情で話した。相手の今成を「打たれ弱いかな」と分析し、サウスポー対策も「手応えだいぶつかめました」。さらに「MVPを取りたい」と見応えのある勝利を目指す。

一方の今成はこの日の朝まで減量で苦しみ、険しい表情で会場入り。計量を無事クリアしても緊張感をゆるめず、「ぶっ倒せたら、ぶっ倒そうかな」と淡々と打倒亀田を宣言した。現在ジム裏手の小学校で給食作りのパートをしており、その職場の同僚、地元新潟の家族、知人を含め約100人の応援が駆けつける。注目の一戦に向け、「一番負けたくない」と気持ちを高めた。

また、ライト級は、佐々木尽(18=八王子中屋)が棄権したため、斎藤眞之助(24=石川・立川)が東日本新人王に決まった。

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高3佐々木尽「失神させMVP」東日本新人王決勝へ

ボクシング東日本新人王決勝で対戦するライト級の斎藤真之助(左)と佐々木尽

ボクシング東日本新人王戦決勝発表会が、11日に都内で行われた。ライト級では高3の最年少で最高成績を誇る佐々木尽(じん=18=八王子中屋)がMVPを狙う。11月3日に東京・後楽園ホールで、斎藤真之介(24=石川・立川)と対戦する。7戦全勝(6KO)の佐々木は「こんなところで負けていられない。思い切り失神させて、MVPをとる」と意気込んだ。

格闘技好きで中1の時に「世界王者になって有名になる」と決意した。すぐに自宅と同じ八王子市内にあったジムに入門。自転車で50分かけて通い続け、昨年に17歳でデビューから負け知らずだ。

高校進学で八王子拓真高を選んだのも「定時制なのでボクシングに集中できるから」と話す。4人きょうだいの長男だが、両親も「やってみろ」と応援してくれている。

174センチの右ファイターで得意は左フック。ジムからは6人が出場し、3人が決勝に進出した。いずれも20歳以下で、佐々木は「自信は100%。3人とも勝ってジムを盛り上げたい」と気合十分。今年は12月の全日本新人王も制し、来年は日本ユース王座を狙うつもりだ。

東日本新人王でMVPを狙う佐々木尽

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宮原健斗V7「19年の冠はすべて俺がいただく」

野村直矢を下し、V7を達成した3冠ヘビー級王者の宮原健斗

<全日本:後楽園大会>◇3日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が、挑戦者野村直矢(25)を下し、7度目の防衛を果たした。3月以来2度目の挑戦で史上最年少戴冠を狙う野村に一時は追い込まれたが、27分超の激闘の末、シャットダウンスープレックスでとどめをさした。

宮原は「夢じゃなくて、やらなきゃいけないんだ」と32代王者時代の川田利明がマークした10度の最多防衛記録更新を宣言。さらに春のチャンピオンカーニバルに続き、14日に開幕する王道トーナメント制覇を目標に定めた。その先に狙うのは19年プロレス界のMVPだ。「19年の冠はすべて俺がいただく。その方がわかりやすくて、宮原のスーパースター感が出ていいでしょ?」。絶対的な結果を残し、プロレス界の頂点に一気に駆け上がる。

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王者宮原健斗がV5 試合以外はプロレスPR行脚

ヨシタツを下し、3冠ヘビー級V5を達成した宮原健斗

<全日本:後楽園大会>◇30日◇東京・後楽園ホール

3冠ヘビー級王者宮原健斗(30)が、挑戦者ヨシタツ(41)を下し、5度目の防衛を果たした。WWE、新日本などさまざまな団体を渡り歩いてきた「ワールド・フェイマス」に勝ち、エースの貫禄を示した。

2人は「ヨシケン」を組み18年2月に世界タッグ王座を獲得した盟友。17年11月に当時の3冠王者ジョー・ドーリングに惨敗したヨシタツが満を持して、宮原に2度目の挑戦。3冠をかけての初対戦が実現した。1年7カ月前は全日本に参戦したばかりのヨシタツに対し、ファンがブーイングを浴びせたが、この日は一転大声援。ケントコールとヨシタツコールが飛び交う中で試合が始まった。

宮原は得意技のシャットダウン・スープレックスホールドでとどめを狙うも、頭突きやロープへのかみつきなどで何度もかわされた。強烈なブラックアウト(蹴り)を打ち込み、ジャーマンを決めても返される。ヨシタツコールに押される中、何とか腕をからめとり、意地のシャットダウンを決行。26分の激闘を制した。

宮原は顔にペイントをしいつもと違う姿で現れたヨシタツを「何かしてやろうという。やっぱりさすが」と称賛。「このタイミングで3冠をやれたことを誇りに思う。(ヨシタツは)キャリアに怠らず、今を生きている。彼のキャリアが僕のプラスになっている」と感謝した。

昨年10月に4度目の王座を獲得して以来、平成と令和をまたいで防衛中。その間、試合以外は休みなく全国を飛びまわり、役所や学校などを訪問する。すべてはプロレスと「宮原健斗」の名を広めるためだ。「地上波があれば違うんでしょうけど…」。地上波テレビで毎週プロレスが放映されていた時代とは違い、いまはプロレス自体も全日本も自分の名前も、さほど知られていないと自覚している。「選挙活動と一緒。触れれば好きになるはず」。令和のエースを目指し、泥臭く活動を続ける。

試合直後にはゼウスと崔から同時に挑戦表明を受けた。だが、「19年は(プロレス大賞)MVPという大きな目標がある。ベルトを手放すわけにはいかない」。王者の座を守りながら、スターの階段を上っていく。

【高場泉穂】

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国内最強女王決定へ、5階級王者と2階級王者が激突

挑戦者の天海ツナミ(左)と王者藤岡奈穂子(撮影・河合香)

ボクシング国内最強女王決定戦が実現する。5階級制覇のWBA世界フライ級王者藤岡奈穂子(43=竹原&畑山)がV2戦で、2階級制覇のWBO世界ライトフライ級王者天海ツナミ(34=山木)を迎え撃つ。7月12日に東京・後楽園ホールで対戦が、3日に都内で発表された。対戦相手が見つからずにいた藤岡陣営が、2週間前に白羽の矢を立ててオファー。30日にメキシコでV2戦予定だった天海陣営も、急きょキャンセルで王座返上も覚悟の上で快諾した。

ジムの手違いで、藤岡は40分遅れで会見にやってきた。「申し訳ないです」と頭を下げたが、昨年9月以来となる防衛戦決定に気合が入った。「昨年度のMVPが受けてくれ、国内で最高のカードだと思う。見る方も楽しみのはずで、期待以上の試合を見せたい」と意欲満々。天海については「海外経験も多く、キャリアはずばぬけている。強いだけでなくうまい。駆け引きも楽しみ」と話した。

天海は沖縄での凱旋(がいせん)V1戦以来1年ぶりの試合になる。「日本で一番強い選手とやれる。勝てば3階級制覇にもなる。実現して楽しみ」と目を輝かせた。両者とも観戦経験はあるが、スパーリングは1度もない。天海が最初に獲得したWBAスーパーフライ級王座を藤岡が13年に獲得。「あの頃からいつかやると思って避けていた」という。「攻撃力が高く、ラッシュがすごい。のみ込まれないようにし、面白い試合をする」と意気込んだ。

当日は大阪で、前WBAミドル級王者村田諒太(帝拳)が王者ロブ・ブラント(米国)のリベンジマッチをメインのダブル世界戦も開催される。藤岡は「村田選手は2回目の相手。こちらは新鮮味のあるカード。見に来なかった人を後悔させる」と堂々とアピールした。

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