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朝倉海TKOで新王者「作戦通り」堀口との再戦熱望

朝倉海対扇久保博正 1回TKO勝ちしベルトを巻き笑顔で引き揚げる新王者の朝倉海(撮影・江口和貴)

<RIZIN23>◇10日◇横浜ぴあアリーナMM

第3代RIZINバンタム級王者決定戦が行われ、朝倉海(26)が扇久保博正(33)を1回4分31秒TKOで下し、新王者となった。

狙い通りの勝利だった。「下を向く癖があるので狙っていた」と扇久保の顎に右アッパーをさく裂。ふらつく相手をコーナーに追い込み、左膝をたたき込んで、グラウンド勝負へ。マウントポジションを取り、パウンドを連打し、逃げる扇久保に強烈なサッカーボールキックを2発。レフェリーストップで勝負を決めた。「効いたら一気にたたみかけようと思っていたので、作戦通り」。打撃の強さをみせつけ、悲願のベルトをつかんだ。

昨年は8月のRIZIN18大会でRIZIN、ベラトール2団体のバンタム級王者堀口恭司に1回KO勝ち。大金星で、一気に名を高めた。その後、堀口が膝のけがのため11月にRIZINバンタム級のベルトを返上。大みそかにマネル・ケイプとそのベルトをかけて戦ったが2回TKOで敗退した。

「本当に悔しくて、必死に練習してきました」。年明けから新たにパーソナルトレーナーのもとでパワーを強化。兄未来との練習時間も増やし、一から技術を見直した。コロナ禍で試合ができない間にケイプがベルトを返上し、再び舞い込んだ2度目のチャンス。「負けたら終わり」と自分を追い込み、ものにした。

王者となっても慢心はない。「まだまだ力不足の部分がある。世界のトップ選手と戦えるようになりたい」と名実兼ねた格闘界の頂点を目指す。対戦したい相手として長期欠場中の堀口の名を挙げ、「お互い万全の状態になってから戦いたい。年末にできたら1番いい」と大みそかの大舞台での再戦を希望した。

昨年からは世界の舞台での戦いを見据え、英会話教室にも通い始めた。兄未来とそれぞれ取り組むYouTuberとしての活動も怠らない。「今日か明日、胸のところに穴の空いた服を着て、原宿を歩く動画が出るはずです」。新時代を象徴する格闘家、朝倉海の成功物語は、まだ始まったばかりだ。

朝倉海対扇久保博正 1回、扇久保(右)にパンチを見舞う朝倉海(撮影・江口和貴)
朝倉海対扇久保博正 1回、扇久保(右)にパンチを見舞う膝蹴りする朝倉海(撮影・江口和貴)
朝倉海対扇久保博正 1回TKO勝ちしベルトを巻き笑顔を見せる新王者の朝倉海(撮影・江口和貴)

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RIZIN、2月以来の開催も観客数は予定に届かず

RIZIN22が開催された、ぴあアリーナMM(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

新型コロナの影響で2月以来の大会開催となった。

来場者の検温や換気など入念な感染予防に努めたが、観客は予定していた5000人に届かず、2805人と少なかった。榊原実行委員長は「ファンやスポンサーで『今回はちょっと』という方が多かった。当初はソールドアウトの予定だったのですが…」と厳しい状況を明かした。ただ「選手たちが非常に熱のある試合を届けてくれた」と内容には満足げだった。

高田延彦の掛け声でスタートするRIZIN22(撮影・河田真司)

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ソウザ10カ月ぶり復活圧勝「チャンスありがとう」

矢地祐介にTKO勝利し、雄たけびを上げガッツポーズするソウザ(撮影・河田真司)  

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

メインでは、ブラジル出身で現在、日本を拠点とする柔術家ホベルト・サトシ・ソウザが矢地祐介に1回1分52秒でTKO勝ちした。

巧みにグラウンドに持ち込み、上位をキープしたままパウンド連打で圧勝した。昨年4月のRIZIN初参戦から2連勝していたが同10月に敗戦。約10カ月ぶりの復活勝利に「(昨年10月は)恥ずかしい試合。チャンスをありがとう」と喜んだ。

矢地祐介対ホベルト・サトシ・ソウザ 矢地(下)を攻めるソウザ(撮影・河田真司)

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宮迫博之がRIZIN特別リングアナ 堂々コール

リングアナを務める雨上がり決死隊の宮迫博之(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

現在YouTuberとして活躍するお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之が特別リングアナウンサーとして参加。第1試合の加藤ケンジ-山本アーセン戦でリングアナを務め、堂々とコールした。

「ボケることなく真摯(しんし)に向き合ってやってもらえますか?」と打診したと明かした榊原実行委員長は「声もいいし、うまかったですね。さすが」とたたえていた。

山本アーセン対加藤ケンジ 1回、山本(左)を右ストレートで沈める加藤(撮影・河田真司)

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悲報乗り越え復活勝利、江幡塁が口にした最澄の言葉

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇横浜ぴあアリーナMM

キックボクサー江幡塁(29)が、7月18日に亡くなった親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、激しい打ち合いの末、3-0で判定勝ち。三浦さんを思いながら臨んだ昨年大みそか以来約7カ月ぶりの試合で、復活勝利を果たした。

   ◇   ◇   ◇

親友三浦春馬さんがこの世を去ってから3週間。悲しみを乗り越えた江幡が勝利を手にした。勝負は最終3回。序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血した。両者流血のためいったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しく打ち合い、判定勝利を引き寄せた。

リングでマイクを持つと、三浦さんについて自ら語った。「僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友がなくなりました。本当につらくて、つらくて、目の前が見えないぐらい、つらくて…。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを送りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」。三浦さん、兄睦と誓った「格闘技で輝く」という夢のため、力強く歩き出した。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合って以来の親友。昨年大みそかのRIZIN那須川天心戦では一緒に花道を歩き、セコンドにもついてくれた。那須川に敗れて以来の復帰戦となる8月の試合に向け調整していた時に届いたまさかの訃報。ショックで「パニック状態だった」。数日練習ができない状態が続いたが「僕は格闘家なので戦わないとと思った」。兄睦、ジムの仲間の励ましに支えられ、再び練習を再開。この日を迎えた。

“一燈照隅万燈遍照(いっとうしょうぐうまんとうへんしょう)”という天台宗の開祖、最澄が説いたとされる言葉をリングで口にした。「1人で頑張っていても隅っこしか照らせないけど、おのおのが隅っこでもいいから輝いて、それが集まったら国をも照らす大きな光になる」。親友の死と向き合った自分だけではなく、コロナ禍と戦う人々を思い、前を向こうと呼びかけた。【高場泉穂】

◆江幡塁(えばた・るい)1991年(平3)1月10日、茨城県土浦市生まれ。小4で空手を始め、中1でキックボクシングに転向。07年9月、新日本キックボクシング協会の試合で双子の兄睦とともにプロデビュー。これまで日本バンタム級王者、KING OF KNOCK OUT初代王者に輝き、現在はWKBA世界スーパーバンタム級ベルトを保持する。165センチ、56キロ。

江幡塁対植山征紀 2回、植山(左)に強烈なキックを見舞う江幡塁(撮影・河田真司)  
リングに向かう江幡塁(撮影・河田真司)

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江幡塁が流血勝利「親友」三浦春馬さんへの言葉も

植山に勝利した江幡塁は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る(撮影・河田真司)

<RIZIN22>◇9日◇ぴあアリーナMM◇キック3分3回56キロ契約

キックボクサー江幡塁(29)、亡き親友三浦春馬さんに白星をささげた。RIZINキックルールで植山征紀(24)と対戦し、3-0で判定勝ちした。3回序盤に右ストレートでダウンを奪い、直後に激しいパンチの攻防で流血。両者流血のため、いったん試合は中断したが、再開後も最後まで激しい打ち合いを繰り広げた。

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、1回TKO負け。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、親友三浦春馬さんと歩いた。その親友三浦さんが7月18日に突然この世を去った。江幡は悲しみの中、参戦を決意。「ぼくが輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかりぼくの生き様をRIZINで見せたい」と宣言していた。

勝利した江幡はリング上で「ご存じの方もいると思いますが18日、試合間近でした。僕が茨城で小さい頃から夢を語ってきた親友が亡くなりました。本当につらくて、つらくて、前を見えないぐらい。でも僕の生き様はリングで見せるしかない。どんなにつらいことがあってもリングで、メッセージを贈りつづけます。僕はこのリングに立てたことを感謝します」と思いを語った。

江幡塁(右)は、親友の故三浦春馬さんへの思いを語る。左は兄の江幡睦(撮影・河田真司)

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那須川天心が皇治を「ボッコボコにしてやろうかな」

皇治(左)にリングに呼び出され、対戦要求される那須川(撮影・河田真司)  

<RIZIN22>◇9日◇ぴあアリーナMM

K-1からRIZINに電撃移籍した皇治(31)が試合間にリングであいさつし、那須川天心(21)に対戦要求した。

ゲストとして解説席に座っていた那須川も皇治に招かれ、リングに登場。突然の挑発に対し、「別にいいですけど、相手になるのかな」と口撃。皇治が去った後も、「みんな見たいですか?ボッコボコにしてやろうかな」と前向きな姿勢をみせ、大きな拍手を浴びた。

那須川は7月12日のRISE無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)と戦い、1回90秒KO勝ち。大みそか以来7カ月ぶりの試合で変わらぬ強さを見せつけたが、拳を痛め、今回のRIZIN参戦を断念していた。

皇治(19年3月10日撮影)

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RIZIN22矢地祐介ら全18選手が計量クリア

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の前日計量が8日行われ、9試合18選手全員が契約体重をクリアした。

メインのスペシャルマッチで戦う矢地祐介は71キロの契約体重より0・25軽い70・75キロ、ホベルト・サトシ・ソウザは70・95キロだった。

昨年大みそかの那須川天心戦で敗れて以来7カ月ぶりの再起戦に臨む江幡塁はリミットの56キロでクリア。対する横山征紀は55・80キロだった。

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RIZIN朝倉海、公開練習「いよいよ来たなと」

10日のRIZIN23大会に向け、練習を公開した朝倉海(RIZINFF提供)

格闘技イベントRIZIN23大会(8月10日、ぴあアリーナMM)に参戦する朝倉海(26)が4日、YouTube上で練習を生公開した。キレのあるシャドーを披露し、扇久保博正(33)とのバンタム級王座決定戦に向け、調子は万全。「いよいよ来たなという感じ。調整もうまくいって完全に仕上がったので、楽しみ」と自信をみせた。

昨年は大きな浮き沈みを経験した。8月のRIZIN18大会でRIZIN、ベラトール2団体のバンタム級王者堀口恭司に1回KO勝ち。大金星で一気に名を高めた。その堀口が膝のけがのため11月にRIZINバンタム級のベルトを返上。そのベルトをかけ、大みそかにマネル・ケイプと王座をかけて戦ったが2回TKOで敗れた。コロナ禍で試合ができないこの約7カ月間は一から自分の技術を見直してきた。「負けた状態で終わっている。そこから弱いところを見つめ直し、成長して強くなった。その進化した部分を見てほしい」。新たな姿で2度目のベルト戴冠のチャンスをつかむつもりだ。

格闘技の試合ができなかったこの数か月間は、兄未来(みくる)とともに人気YouTuberとして、エキシビションマッチやスパーリングを行ってきた。だが、格闘家として真の表現の場はやはりリング。「期待してくれている分、面白い試合を見せたいという思いが強い。僕の本気の戦いはRIZINの試合で見せる。本気の試合を楽しみにしていてください」と予告した。

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江幡塁、三浦春馬さんに約束「RIZINで輝く姿」

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

RIZIN22大会(8月9日)
19年12月、那須川天心(右)にキックを見舞う江幡塁(撮影・滝沢徹郎)

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江幡塁「生き様見せたい」亡き友三浦さんに勝利誓う

19年12月、RIZIN20で三浦春馬さん(左)と入場する江幡塁(中央)

亡き親友三浦春馬さんに白星をささげる。キックボクサー江幡塁(29)が28日、RIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)への参戦を発表した。RIZINキックボクシングルールで植山征紀(24)と対戦する。江幡は18日に30歳で死去した幼なじみの三浦さんを思い、「ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと」と勝利を誓った。

   ◇   ◇   ◇

昨年の大みそかのRIZINで江幡はキック界の“神童”こと那須川天心(21)と戦い、敗れた。入場の花道を双子の兄睦(むつき)、三浦春馬さんと歩き、試合中も2人がセコンドで見守ってくれた。その親友が今月18日に突然この世を去ってから10日。スーツ姿で会見に出席した江幡は、引き締まった表情で参戦を報告した。

「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、もっともっと格闘技で輝いていくという約束が残っている。試合で語ろうと思っている。まだまだ見せれなかった自分があると思うんですけど、試合で語ろうと思っています。もう1度大みそかのRIZINで輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」。約束を果たすため、言葉に力を込めた。

三浦さんとは地元茨城・土浦市の小学校で知り合った。中学校でさらに仲を深め、三浦さんは俳優で、江幡兄弟は格闘技でトップを目指すと誓い合った。三浦さんが芸能界で活躍し、多忙となってもその縁は続いた。都合がつけば、江幡らの計量や試合時に送迎をしたり、相手の分析をするなどできる限りのサポートをしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。「毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか」と感謝の言葉をつづった。

悲しみの中から、次へと進む。昨年大みそかの那須川戦では“刺客”として期待されながら、2分40秒で3度ダウンを奪われた。完敗だった。「たくさんのことを感じました。またキックボクシングが面白くなった。まだ成長できると思った」。三浦さんへの思いをあらためて問われると、「やっぱり僕が輝くことが一番。僕が輝くことが、彼が喜ぶこと。しっかり僕の生きざまをRIZINで見せたい」。7カ月ぶりの再起戦で、思いをリングにぶつける。【高場泉穂】

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三浦春馬さん親友の江幡塁、8・9RIZIN参戦

「RIZIN20」で那須川天心と対戦する江幡塁(中央)と、入場する三浦春馬さん(左)。右は江幡睦(19年12月31日)

格闘技イベントRIZIN22大会(8月9日、ぴあアリーナMM)の追加カード発表会見がYouTubeで配信され、キックボクサー江幡塁(29)の参戦が発表された。シュートボクサーの植山征紀と対戦する。

新日本キックボクシング協会のエース江幡は昨年大みそかのRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で那須川天心と56キロ契約の特別キックボクシングルールで対戦。1回1分24秒でTKO負けした。それ以来2度目のRIZIN参戦で、初勝利を狙う。

7月18日に亡くなった俳優三浦春馬さんとは中学からの幼なじみ。昨年大みそかのRIZINでは兄の睦(むつき)と3人で入場し、。三浦さんはセコンドにもついた。スーツ姿で会見に出席した江幡は「(昨年大みそかは)3人で入場させていただいて、夢の舞台でした。3人でみた景色は忘れません。残念な結果でしたが、僕には格闘技で輝いていくという、3人の夢が残っている。試合で語ろうと思っている。RIZINの8月9日の試合をみていただいて、輝いた姿をみせられるようにしたい。今回リスタートです」と熱く語った。さらに三浦さんについて質問されると、「やっぱり、僕が輝くことが一番。ぼくが輝くことが彼が喜ぶこと。ぼくの生き様をRIZINさんで見せたい」と話した。

昨年大みそかの試合前には「春馬とは中学の頃から夢を語り合って、兄の睦(むつき)と3人で頑張ってきた。試合の時は毎回サポートしてくれている。近くにいてくれると安心する。僕より相手を研究している」などと語っていた。三浦さんは試合時によく車で送迎をしてくれていたという。今月20日に江幡は自身のインスタグラムを更新。試合前に三浦さんと握手する写真とともに「今日最後の別れをしてきました。毎回、俺より緊張してる春馬の握ってくれた手がどれだけ心強かったか。今はただ悲しみと寂しさとでいっぱいです。ですが僕達には小さい頃3人で誓った夢がある。これからもそれは一緒。この握手は約束の握手。心の中で手を繋いで一緒にまた笑おう」と追悼のメッセージを投稿していた。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で予定していた試合は中止となり、江幡にとっては昨年大みそか以来、20年最初の試合となる。惨敗した那須川との戦いで「たくさんのことを感じました。成長させてくれる一戦だった」。敗戦を糧にこの7カ月間磨いてきたものを、リングにぶつける。

江幡塁(2019年12月30日撮影)

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天心負傷で皇治RIZIN参戦、K1に違約金支払う

皇治(19年3月10日撮影)

格闘技イベントRIZIN22、23大会(8月9、10日、ぴあアリーナ)の追加カード発表会見が18日、都内で行われ、K-1の人気選手皇治(31)の参戦が発表された。

皇治は「K-1も大事ですけど、ファンに新しい景色を見せるのが1番」とK-1に違約金を払い、参戦を決めたと説明した。榊原信行実行委員長は9日のメインに出る予定だった那須川天心(21)が拳の負傷で参戦断念したことを明かし、その場で皇治に同日のセミかメインに出てほしいとオファー。皇治も「盛り上がるカードがあるなら」と快諾した。

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那須川40連勝、見えてきた格闘家としての最終目標

2020年最初の試合でプロ40連勝を達成した那須川天心(C)RISE

<RISE>◇13日◇会場非公開

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が昨年大みそか以来、半年ぶりにリングに帰ってきた。

12日、RISE初の無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)に1回90秒KO勝ち。14年にプロデビューした記念日に、40連勝を達成した。

   ◇   ◇   ◇

やっぱり那須川天心は強かった。開始早々、強烈なワンツーで1つ目のダウンを奪取。勢いは止まらず、カウンターの右フックで2度目のダウン。立ち上がりなお向かってくる相手をカウンターの右フックで倒し、わずか90秒で勝利をおさめた。新型コロナの影響で何度も試合が中止、延期となり昨年大みそかのRIZIN参戦以来半年ぶりの試合。しかも初めての無観客。「ただいま。格闘技が帰ってきました」と画面の向こうのファンにうれしそうにあいさつした。

今回は相手を公募し、100通超の応募の中からシュートボクシング界の次世代エースとして期待される逸材、しかも自分より若い選手を選んだ。圧倒する形となったが「挑んでくれて本当にうれしかった。格闘技がもっと盛り上がると思った」と向かってきてくれた笠原に感謝した。

14年のプロデビューから6年間でキックボクシング、総合格闘技、ミックスルール合わせて40連勝を積み上げた。試合が出来なかったこの半年の間、おぼろげながら格闘家としての最終目標が見えてきた。プロボクシングの世界王者となった後、総合格闘技の最強王者とキックルールで戦うという前代未聞のプランだ。「世界の格闘技界で認められているのはボクシングか総合。でも、僕は何をやってもキックが大好き。いつか強いやつとそれができたら満足できるかもしれない」と夢を描く。

まだ21歳。世界進出、プロボクシング転向とまだまだやることはある。コロナでいったん止まった格闘技界を動かすのはやっぱり天心だ。【高場泉穂】

笠原友希(左)から2度目のダウンを奪う那須川天心(C)RISE

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那須川天心90秒KO勝ち「記念日」40連勝で飾る

笠原友希(左)から2度目のダウンを奪う那須川天心(C)RISE

<RISE>◇13日◇会場非公開

キックボクシング界の神童こと那須川天心(21)が12日、RISE初の無観客試合でシュートボクシング日本フェザー級1位笠原友希(19)に90秒KO勝ちした。

19年大みそかのRIZIN以来約半年ぶりの試合。開始早々右のカウンターを当てダウンを奪取。さらに練習してきた右フックを連続で決め、わずか1分30秒で勝利。デビュー記念日に40連勝を達成した。試合後は「ただいま。格闘技が帰ってきました」とあいさつ。「挑んでくれてうれしかった。格闘技がもっと盛り上がると思った」と公募で挑戦を名乗り出た笠原に感謝した。

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RIZIN元貴ノ富士と接触へ メイウェザーも交渉

フロイド・メイウェザー(左)、那須川天心(2018年12月31日撮影)

メイウェザーと元貴ノ富士も参戦? 格闘技イベントRIZIN榊原実行委員長はプロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー陣営と年明けから連絡を取っていることを明かし「秋でも年末でも可能性がある」と18年大みそか、那須川天心戦以来の参戦もあるとした。

メイウェザーはSNSを通じプライベートジェットでの来日とRIZINとの交渉を予告していたが、「今は飛んでこれないですから(笑い)」と会談は否定。ただ「全部お金にまつわることなんですよ…」と本音も。高額のファイトマネーが準備できない現段階では実現は難しそうだ。また、7日に格闘技転向を発表した元十両貴ノ富士の上山剛氏については「1度会って話してみようと思う」と近日中にも接触する予定だ。

元十両貴ノ富士の上山剛氏(2019年7月17日撮影)

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RIZIN8月のカード発表、朝倉海-扇久保博正

RIZINバンタム級をかけて戦う扇久保博正(左)と朝倉海(右)。中央は榊原信之実行委員長

格闘技イベントRIZINの8月9、10日2連戦の一部カード発表会見が9日、都内で行われた。10日のメインでは、空位となっているRIZINバンタム級王座をかけて朝倉海(26)と扇久保博正(33)が戦う。昨年大みそかのマネル・ケイプとの王座決定戦で敗れた朝倉は「強くなって帰ってきました。今後のRIZINのためにも俺が勝たないといけない」と覚悟を口にし、扇久保は「海選手、いい試合をしましょう」と呼びかけた。

新型コロナウイルスの影響で予定していた3大会が中止となり、資金不足となっているRIZINは7日からクラウドファンディングを実施。既に約700万が集まっているが、目標の5000万円まではまだ通い状況。榊原信之実行委員長は「見合ったものをお返しする」と、大会成功のためのさらなる協力を求めた。

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扇久保博正「地元で大会を」岩手から世界最強証明

パンチの打ち合いに応じる扇久保(左)(C)RIZIN FF

岩手・久慈市出身で総合格闘家とユーチューバーの「二刀流」に取り組む扇久保博正(33=パラエストラ松戸)が、群雄割拠のRIZINバンタム級(61・0キロ)戦線で主役に躍り出る。次戦にもタイトルマッチに挑む予定だが、ライバルはファイターだけではない。同県はエンゼルス大谷やマリナーズ菊池ら野球界の超一流を輩出。「負けられない。格闘技界の中でもそういう位置にいきたい」。世界最強へメジャー級の活躍を誓う。

   ◇   ◇   ◇

プロ15年目、扇久保は数々の死闘を制してきた。極真空手ベースの打撃で試合を作り、接近戦から寝技へ展開するのが必勝パターン。戦績は20勝4敗2分けを誇るが、天敵がいる。RIZIN、米ベラトールの「日米2冠」に輝いた堀口恭司(29)に13、18年と2度敗戦。ここ9年、それ以外の相手には公式戦黒星がなく「もう1度戦いたい。一番の近道はRIZINバンタム級のベルトを巻くことだと思う」。三度目の正直へ闘志を燃やす。

修斗王者でもある扇久保は「堀口選手に勝つまでは負けられない」。昨年はライバル団体のDEEP、パンクラス王者を連破した。負傷離脱中の堀口がRIZIN王座を返上し、同年12月には新王者が誕生。扇久保は4月にタイトル挑戦予定だったが、その選手が最高峰の米UFCに移籍し、新型コロナウイルス感染拡大も重なり試合は流れた。

かつては自身もUFCを目指した。16年には米国に1カ月半滞在し、共同生活しながら同団体との契約をトーナメント形式で争う通称「TUF」というリアリティー番組に出演。週1で試合を行い「めちゃめちゃ過酷だった」。3連勝も決勝で敗れ、夢舞台にあと1歩届かなかった。

国内から世界最強を証明する。「年齢的にUFCを目指すことはほぼないと思う。RIZINに拾ってもらい、骨をうずめる覚悟が大きい」。コロナ禍で実現しなかったものの、5月に仙台で戦う可能性もあった。「東北で試合することも目標の1つ。(今後)仙台で絶対にやりたいし、将来は地元の久慈や仙台で大会を開きたい」と思い描く。

3月にYouTubeで「おぎちゃんねる。」を開設。トレーニング、対談、レンガ割り、食レポなど硬軟織り交ぜた動画をアップし「バカなことばかりやっている感じだが、いい息抜き」。登録者は3990人(8日現在)で、今年中の1万人達成を見据える。故郷は13年のNHK連続ドラマ小説「あまちゃん」のロケ地。岩手と久慈の看板を背負い、強くて面白い「おぎちゃん」が全国区のヒーローになる。【山田愛斗】

◆扇久保博正(おうぎくぼ・ひろまさ)1987年4月1日生まれ、岩手県久慈市出身。5歳から極真空手を始めた。高校卒業後に上京し、総合格闘家を目指す。06年10月に修斗でプロデビューし、フライ級、バンタム級で世界王座獲得。18年からRIZIN参戦。得意技はチョークスリーパー。趣味はギター。好きな歌手は吉田拓郎。163センチ。

タックルする扇久保(右)(C)RIZIN FF
YouTubeに開設した「おぎちゃんねる。」(本人提供)

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元貴ノ富士が格闘家で再出発、暴力行為で昨年引退

元貴ノ富士の上山剛氏(2019年9月27日撮影)

暴力問題などで昨年引退した大相撲の元十両貴ノ富士の上山剛氏(23)が7日、電話取材に応じ、格闘家転向を表明した。「角界では2回もファンを裏切ってしまった。三度目の正直じゃないけど、応援してもらえる選手になりたい」と再出発の決意を語った。

昨年9月に付け人への2度目の暴力行為が発覚し、引退につながった。角界を去ってしばらくは自責の念に駆られ、周囲からの勧めで格闘技挑戦を決断した。約50キロ減量して体重は約115キロになったといい、髪を短く刈り上げた。

現在は所属先や活動拠点を探しながら首都圏で筋力トレーニングを積んだり、寝技を練習したりしている。格闘技イベント「RIZIN」への出場を目指し、将来的には世界最大の総合格闘技団体「UFC」でのデビューを狙う。「格闘技界の横綱であるチャンピオンを目指す」と新天地での活躍を期した。

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RIZINが2連戦実施へ 日本人対決で5000席

RIZIN榊原信行実行委員長(18年11月17日撮影)

格闘技イベントRIZINの榊原信行実行委員長(56)が7日、公式YouTubeチャンネルで会見し、8月9、10日に横浜・ぴあアリーナMMで2連戦を実施すると発表した。

新型コロナウイルスの影響で3大会が中止となり、2月の浜松大会以来約6カ月ぶりの実施となる。施設は1万人収容可能だが、5000席に絞る予定だ。また、今回はビザの関係などで2日間ともすべて日本人対決となる。また、クラウドファンディング実施も発表。榊原氏は「支援を血肉に替えて、今まで以上のRIZINとして新たな歴史を刻みたい」と語った。

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