上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

元UFC王者ジョンソン ONE頂点「燃え尽きた」

試合後、記者会見に臨むONEフライ級ワールドGP覇者で元UFC同級王者のジョンソン

<総合格闘技:ONEチャンピオンシップ100大会>◇13日◇東京・両国国技館

UFC時代、フライ級王者として11度防衛を成し遂げたデミトリアス・ジョンソン(33=米国)がONE同級ワールドGP覇者となった。

ダニー・キンガッド(24=フィリピン)とのGP決勝で、3-0の判定勝利を収めてONEでも世界の頂点に立った。

3月の1回戦を皮切りに1年間で3試合を戦い抜き、ONEベルトを手にしたジョンソンは「1年に3試合はかなり多いから、燃え尽きたよ。昔、DVDで(PRIDE無差別級GP決勝の)クロコップVSバーネット戦をみてワクワクしていたんだ。GP制覇は夢の舞台だった」と誇らしげな表情をみせた。

1回から鋭いタックルでテークダウンを奪取したジョンソンは寝技で主導権を握るスタイルを貫いた。2回には右フックを浴びるシーンもあったが、落ち着いて対処。3回には寝技の攻防も制し、試合終了時には勝利を確信するように両拳を握った。

「今回は入念な準備をしてきた。きっちりと良い練習を積んできたから」と自信をみなぎらせたジョンソンは「来年2、3月ぐらいに試合をしたい」とONEチャンピオンシップの王者としても君臨する自信をのぞかせていた。

ONEフライ級ワールドGP決勝での判定勝利にガッツポーズする元UFC同級王者ジョンソン(左端)

関連するニュースを読む

岡見勇信がONE初勝利「この舞台帰ってこれ幸せ」

判定勝ちで達成感ある表情をみせた岡見勇信(左)

<総合格闘技:ONEチャンピオンシップ100大会>◇13日◇東京・両国国技館

元UFCミドル級ランカーの岡見勇信(38=EXFIGHT)がONEチャンピオンシップで初勝利を飾った。有望株のアギラン・ターニ(24=マレーシア)とのウエルター級5分3回で、2-1の判定勝ちを収めた。

「本当にこの舞台に帰ってこれて、幸せです」。今年2月にONEと契約後、5月のジャカルタ大会、8月のマニラ大会と2連敗。「ONEでの1、2戦目は考え過ぎて自分の戦いを難しくしていた。久しぶりのケージ(金網)で自分のファイトスタイルを確立することができた」と達成感いっぱいのガッツポーズをみせた。

1回には背後を取って裸絞めで攻め込み、ギブアップ寸前まで追い詰めた。「1回のチョーク(裸絞め)はかなり良い形に入っていた。8、9割ぐらいだったかなと。彼のディフェンスで決められず、1回でボクの力をすべて出し切ってしまったところもある」と2、3回と接戦になった理由を明かした。

UFCとの契約終了からタイミング良くONE参戦が決定。日本人選手でもっともUFCを長く経験してきたベテランは「厳しい戦いでしたが、ONEに責任を果たせたかなと思います。心と体を使い果たした感があり、次の試合はゆっくりと考えたい」と口にした。

ターニ(左)と向き合う岡見勇信
岡見勇信(19年10月撮影)

関連するニュースを読む

山本美憂「連敗中の負けとは違う」大晦日出場の訴え

ハム・ソヒに敗れ金髪が流血で赤く染まる山本美憂(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回49キロ契約

元レスリング世界女王でRIZIN4連勝中の山本美憂(45)がハム・ソヒ(32=韓国)に2回4分42秒、TKO負け。大みそかのRIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加への挑戦権獲得に失敗した。

14年に韓国人女子で初めてUFC出場を果たしたストライカーの打撃を警戒。1回に2度、片足タックルでテークダウンした。2回には胴タックルからコーナーに押し込んだ。しかし、決め手にかける展開で、途中で右耳上付近から出血。最後は左ミドルキックをつかまれ、押し倒された。“亀”の体勢で耐えたが、頭部に右手のパウンドを浴び続け、鮮血で金髪が染まる中、レフェリーに試合を止められた。

山本のRIZINの連勝は4で止まった。

山本は「悔しいです。フィジカルの差とかは感じず、むしろ上回っていると感じた。2回に1回と同じパターンでいって、読まれやすくしてしまった。焦ったのか、3回あるんだから、当初の組み立て通りにやればよかった」と話した。

一方で、敗戦で得たものの大きさを強調した。「反省点、修正点ばかりがあって“もっと強くなれる”と思える。連敗中の負けとは違う」。浜崎戦はソヒに譲ったが「出たいです」と、大みそかの出場を訴えた。

山本美憂(右)にパンチを見舞うハム・ソヒ(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

朝倉海、堀口恭司への誕生プレゼントは大みそか決戦

大みそかに王者堀口(左)との対戦が決定して笑顔を見せる朝倉(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合(肘あり)5分3回61キロ契約

初代アウトサイダー55-60キロ級王者朝倉海(25)が大みそかのRIZIN20(さいたまスーパーアリーナ)でRIZIN世界バンタム級王者堀口恭司(29)に挑戦することが決まった。この日は佐々木憂流迦(うるか、30)に1回54秒、ドクターストップのTKO勝ちした後、リングに堀口を招き入れ、榊原信行実行委員長が“承認”して決定した。

8月のノンタイトル戦で撃破した堀口と大みそかにベルトをかけて戦う。朝倉は「みんな、見たいですか?」と観客に問いかけ大歓声を浴びた。この日が誕生日だったリングサイドの堀口に「誕生日おめでとうございます。この試合が僕からのプレゼントです」とリングに招き入れ、あうんの呼吸で大一番が決まった。

この日も朝倉は圧倒的だった。UFC参戦経験もある百戦錬磨の佐々木を、堀口戦の“68秒殺”の上を行く“54秒殺”。左フック、右フックを往復ビンタのようにヒットさせ、リングで“亀”になった相手の頭部に、反動をつけ、豪快に左膝をたたき込んだ。佐々木は口から大流血。ドクターが「あご骨折の疑いあり」と見て、試合を止めた。

朝倉は「右フックが相当効いた手応えがあった。膝もけっこう入っていたんで」と秒殺勝利を冷静に笑顔で振り返った。漂う絶対的な自信。「(8月の)堀口戦が決まって、劇的に成長したと思っています。特に打撃。それでテークダウンもされにくくなった」と言い「今日は堀口選手に分析させるのでなく、プレッシャーを与える試合をしたかった」と言い放った。

格闘技の活性化を望む。「リスクがあっても、自分から動かないと。突き抜けたことをやらないといけない」という。大みそかの注目はさらに高まる。「堀口選手は今度、対策を立ててくると思いますが、僕は自信がある。僕に合うタイプの選手と思います」と不敵に笑った。

倒れた佐々木(下)にパンチを振り下ろす朝倉(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

山本美憂が血染めTKO負け、連勝4でストップ

山本美憂(右)にパンチを見舞うハム・ソヒ(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回49キロ契約

元レスリング世界女王でRIZIN4連勝中の山本美憂(45)がハム・ソヒ(32=韓国)に2回4分42秒、TKO負け。

大みそかでのRIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加への挑戦権獲得に失敗した。

14年に韓国人女子で初めてUFC出場を果たしたストライカーの打撃を警戒。1回に2度、片足タックルでテークダウンした。2回には胴タックルからコーナーに押し込んだ。しかし、決め手にかける展開で、途中で右耳上付近から出血。最後は左ミドルキックをつかまれ、押し倒された。“亀”の体勢で耐えたが、頭部に右手のパウンドを浴び続け、鮮血で金髪が染まる中、レフェリーに試合を止められた。

山本のRIZINの連勝は4で止まった。

ハム・ソヒにパンチを食らう山本美憂(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

中村K太郎TKO勝利で絶叫「K太郎をなめんな~」

マルコス・ヨシオ・ソウザにパンチを見舞う中村K太郎(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合5分3回77キロ契約

中村K太郎(35)がブラジリアン柔術の強豪マルコス・ヨシオ・ソウザ(35)を1回1分18秒、TKOで葬った。グラウンド勝負を狙う相手を、カウンター気味の左ストレートでダウンさせ、パウンドのラッシュで勝負を決めた。

リング上のマイクパフォーマンスで「大阪のみなさん、K太郎なめんな~! なんか戦前の予想でK太郎が負けるってなってたけど、K太郎をなめんな~!」と絶叫。修斗、DREAMなどで活躍、UFCでも激闘を重ねた実力者だ。今後の目標に米国の大手総合格闘技団体ベラトールとRIZINの対抗戦出場を掲げて「僕を(RIZINの)代表に選んでください!」と大声で訴えた。

RIZINでも活躍する格闘家の妻・杉山しずかが子供とリングサイドで観戦した。中村は自分が勝ったことで「家庭内の平穏が訪れるでしょうけど、油断せずに家事、育児にも注力します」。“戦う夫婦”としてよりアピールしたい気持ちが強く「ちょっと奥さんに気後れしてると言うか…。口づけしようと思ったら拒否られたので」と苦笑い。奥様上位の夫婦関係をイーブンに持っていけるかにも、注目が集まる。

マルコス・ヨシオ・ソウザにKO勝利する中村K太郎(撮影・上田博志)
マルコス・ヨシオ・ソウザにパンチを見舞う中村K太郎(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

王者レスナーUFC時代の悪夢とリベンジマッチ決定

10月31日のPPV大会でUFC時代に負けた元UFCヘビー級王者ヴェラスケス(右端)の挑戦を受けるWWEヘビー級王者レスナー(左端)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇11日(日本時間12日)◇ネバダ州ラスベガス・T-モバイル・アリーナ

WWEヘビー級王者ブロック・レスナー(42)が10月31日、サウジアラビア・リヤドのキング・ファハド国際スタジアムで開催されるPPV大会クラウン・ジュエルでメキシコ団体AAAでプロレスデビューしていた元UFC同級王者ケイン・ヴェラスケス(37)と防衛戦に臨むことが発表された。

代理人ポール・ヘイマンの立ち会いのもと、ヴェラスケスと会見にも臨んだ。UFCヘビー級王者時代の10年、UFC121大会でヴェラスケスに1回KO負けを喫し、王座陥落したレスナーにとっては「リベンジマッチ」となる。

ヘイマンは「ヴェラスケスはUFCでレスナーから王座を奪った男だ。でも今回はレスナーが過去の悪夢であるヴェラスケスを制することになる」と勝利宣言すると、ヴェラスケスとレイ・ミステリオJr.も登場。ミステリオは、大型画面にレスナーが顔に深い傷を負ったUFCでの2人の試合写真を映し出し、ヴェラスケスは「今回はお前の顔の反対側に傷をつけてやる」と挑発した。また米メディアによるとヴェラスケスは契約が残っているUFCに対し、総合格闘技からの引退を伝えたという。

関連するニュースを読む

元UFCランカー岡見勇信がONE初勝利へ意気込み

岡見勇信

今年から総合格闘技ONEチャンピオンシップに参戦する元UFCミドル級ランカー岡見勇信(38)がONE初勝利を狙う。

13日に東京・両国国技館で開催されるONEチャンピオンシップ100大会の記者会見が10日に都内のホテルで開かれ、ウエルター級5分3回で対戦するアギラン・ターニ(マレーシア)とともに出席。2月に契約した後、5月、8月と2連敗中の岡見は「この2敗はあったから強くなったと思っている。今でも最強を強く求めている。踏みつぶされるつもりはない」と気合を入れ直していた。

関連するニュースを読む

朝倉海が圧勝宣言「一本かKOで」RIZIN19

RIZIN19の佐々木憂流迦戦を前に抱負を語る朝倉海(撮影・加藤裕一)

格闘技イベント「RIZIN19」(12日、エディオンアリーナ大阪)の選手インタビューが10日、大阪市内のホテルであり、初代THE OUTSIDER 55-60キロ級王者朝倉海(25)が佐々木憂流迦戦(総合ルール、61・0キロ契約)で圧勝を宣言した。

4月に佐々木の体調不良によって1度は流れた戦い。「しっかり一本かKOで勝ちたい。圧倒的に勝ちたいですね」。UFCも経験し、MMC(総合格闘技)戦績22勝7敗2分けの強者に何の恐れも見せない。

8月にRIZIN&ベラトール2冠王者堀口恭司をノンタイトル戦で“68秒殺”し、格闘技界の寵児(ちょうじ)となった。堀口戦前後で、注目度は天と地の違いがある。「やりにくさ? ないですね。堀口選手に勝つための練習を積んで、すごく成長できているので」。落ち着いた口調に自信がにじみ出た。

MMC戦績13勝1敗。スタイルはストライカー(打撃系)とされる。実際、対戦相手の佐々木も「朝倉選手の寝技は全くわかりません」と首をひねる。しかし、そこも今回は朝倉にはアピールポイントだ。「もちろんできますよ。でも、あんまり試合じゃ見せたことないんで、佐々木選手には怖い部分じゃないですか?」。朝倉海の新たな1面を見せる準備もある。

今回はセミファイナルでの登場だ。SNSではそこに軽い不満もちらつかせる。「(フジテレビの)放送の関係もあるんでしょうね。でも、大会を一番盛り上げるのがメインイベンターと思います。オレがメインと思ってやりますよ」。衝撃の堀口戦に続き、世間に「朝倉海」の存在を刻み込み、年末には堀口とのタイトルマッチへ。シナリオ通りの圧勝で弾みをつける気満々だ。

RIZIN19の佐々木憂流迦戦での圧勝を宣言した朝倉海(撮影・加藤裕一)

関連するニュースを読む

UFCミドル級アデサニヤKO勝利 無敗の王座統一

<総合格闘技:UFC243大会>◇5日(日本時間6日)◇オーストラリア・メルボルン・マーベル・スタジアム

ミドル級王座統一戦が開かれ、長身(193センチ)の暫定王者イズラエル・アデサニヤ(30=ナイジェリア)が正規王者ロバート・ウィテカー(28=ニュージーランド)を下し、王座を統一した。

2回3分33秒、パウンド連打でKO勝利を収めた。18年2月のUFCデビューから1年8カ月で7戦全勝、キャリア無敗の18連勝でミドル級の頂点に立った。

アデサニヤは「オレにはKOパワーがないと言われていた。1発いいパンチを受けたけれど、お返ししてやったよ」と満面の笑み。試合開始には身長で10センチ低いウィテカーが先行していたように見えたが、1回終盤にはアデサニヤが右フックでダウンを奪ってみせた。続く2回には右拳をねじ込んで主導権を握り、カウンターパンチで2度目のダウンをダッシュ。そのままパウンドで攻め続けてレフェリーストップに追い込んだ。

ナイジェリア生まれながらニュージーランドで育ったアデサニヤにとってもホームでの勝利だった。キックボクシングをバックボーンに的確な打撃を武器とし、UFC歴代2位となる10度防衛を誇ったアンデウソン・シウバ(ブラジル)らを下してきた。UFCに現れた新星は、確実にスター王者への階段を駆け上がっている。

関連するニュースを読む

レスナー秒殺KOから一転…ライバルの襲撃受ける

代理人ヘイマン(左端)とともにWWEヘビー級王座奪取を喜ぶレスナー(中央)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇4日(日本時間5日)◇カリフォルニア州ロサンゼルス・ステイプルズ・センター

王者秒殺でWWEヘビー級王座を獲得したブロック・レスナー(42)が、メキシコAAAでプロレスデビューしていた元UFC同級王者ケイン・ヴェラスケス(37)の襲撃を受けた。

金曜夜FOX中継に変更された初回のスマックダウン大会のメインイベントで、同王者コフィ・キングストン(38)に挑戦。ゴングと同時に襲いかかってきた王者を捕獲し、そのまま必殺のF5一撃で仕留めて3カウントを奪取した。衝撃の秒殺KO劇で新王者となった。

代理人ポール・ヘイマンとともに勝ち誇っていると、レイ・ミステリオJr.の呼び込みでUFC時代のライバル、ヴェラスケスが姿をみせた。UFCヘビー級王者時代の10年、UFC121大会でヴェラスケスに1回KO負けを喫し、王座陥落していたレスナーは青ざめた表情。ヴェラスケスにいきなりリングで襲われ、総合格闘技ばりのテークダウンでパウンド連打を浴びた。たまらずレスナーは場外回避。ヴェラスケスから「戦え」と挑発を受けたものの、にらみ付けながらバックステージに下がっていった。

元UFCヘビー級王者ヴェラスケス(上)に襲われるWWEヘビー級王者レスナー(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

関連するニュースを読む

ホリフィールド氏3月に日本でエキシビションマッチ

56歳の元3団体統一ヘビー級王者ホリフィールド氏は軽快なシャドーボクシングを披露

ボクシングの元3団体統一ヘビー級王者イベンダー・ホリフィールド氏(56=米国)が来年3月、日本でエキシビションマッチに臨むプランを明かした。

1日、都内のホテルでホリフィールド・ジャパン設立会見を開き、エグゼクティブ・ディレクターに就任して格闘家のマネジメント、日本での格闘技イベント開催を手がけることを発表した。

来年3月、主に総合格闘技をメインとした自主大会を開催するプランを口にし「私は3ラウンドのエキシビションマッチをやることを考えている。現役を離れているが、リングで諦めないことの大事さを見てもらえればと思います」と説明。報道陣に軽めのシャドーボクシングも披露した。

米国をはじめ、世界につながる自らの人脈、ネットワークを生かして有名ファイターを日本に呼ぶプランを持っている。関係者によれば、17年8月に50戦無敗のボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)と対戦した元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)を日本リングに招く計画も進行中。マクレガーには総合格闘技ではなく、キックボクシングやボクシングでの試合をオファーしているという。

ホリフィールド氏は「今は現役に戻るつもりはない。ただ今までお世話になった人に恩返ししたい。現役は辞めているものの、何でも辞めてしまったら、そこで終わり。どこにゴールがあるのかということを考えながらやっていきたい。人生というものは達成ということを考えながら物事を進めていきたい」と説明。3月の大会が成功すれば、継続して日本で興行の開催を続けていく方針だ。

来年3月に日本でエキシビジョンマッチを計画している元3団体統一ヘビー級王者ホリフィールド氏

関連するニュースを読む

RENA地元で再起戦へ「吹っ切れたというか復活」

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

総合格闘技団体RIZIN FFは11日、RENA(28=シーザージム)が10月12日、エディオンアリーナ大阪で開催されるRIZIN19大会に参戦すると発表した。

総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦となった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来の再起戦となる。

地元大阪で復活を目指すRENAは「前回の米国で、みなさんに悲しい思いをさせ、私も絶望しましたが、吹っ切れたというか復活しています。こんな私でも声をかけていただけてうれしさと感謝しかない。地元大阪のパワーを借りて、最近はスカ勝ちしていないので、地元大阪で勝ちたい」と意気込みを示した。

会見に同席した榊原信行CEOは「6月のベラトール、アウェーでRIZINを代表するRENA選手の負ける姿を見るのはつらかったですが、ぜひRIZINで復帰してほしいと4カ月話してきた。復帰戦としてはハードル高いが、RENAの第2章としてリボーンしてほしい」と期待を寄せた。

なお山本美憂-ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)、元UFCファイター中村K太郎-マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)、RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ共和国)-ファビオ・マルドナルド(ブラジル)、ライト級トーナメント1回戦の開催も発表された。

RIZIN19大会はフジテレビ系列で午後7~8時54分で全国中継される。

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA
再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

関連するニュースを読む

ヌルマゴメドフが裸絞めで王座統一、28戦全勝

ポワリエに裸絞めを決めるヌルマゴメドフ(AP)

<総合格闘技:UFC242大会>◇7日(日本時間8日)◇アラブ首長国連邦・アブダビ・ジ・アリーナ

ライト級王座統一戦5分5回は、正規王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)が制した。暫定王者ダスティン・ポワリエ(30=米国)と対戦し、3回2分6秒、裸絞めで一本勝ちを収めた。1回はグラウンド勝負で主導権を握り、2回には右の強打など打撃で押されたシーンもあった。3回前半も首の絞め技を狙われたが、ケージ際でのグラウンドを制し、裸絞めで仕留めた。これでヌルマゴメドフは28戦全勝と無敗記録を伸ばした。

昨年10月、元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)との初防衛戦で勝利直後、ケージを乗り越えて相手陣営に暴行を加えたとしてネバダ州アスレチックコミッションから9カ月間の出場停止処分を受けた。処分が明け、約11カ月ぶりの2度目の防衛戦で対峙(たいじ)したのは、自らの処分期間中となる今年4月に組まれた暫定王座戦を制したポワリエだった。

試合後、ケージを飛び越えてUFCデイナ・ホワイト社長に抱きついて喜びを表現したヌルマゴメドフは「なぜこんなにたくさんのことが人生に多くあるのか分からない。けれど感謝します。父、コーチ、兄弟に感謝します。絆があるからこその自分があります。ポワリエにはリスペクトしかない。総合格闘技は1番にリスペクトがあるから素晴らしいスポーツ。今日はポワリエととともに、それができたと思う」と満足そうな笑みを浮かべた。

ポワリエに勝利し ゲージ を飛び越えるヌルマゴメドフ(AP)

関連するニュースを読む

佐藤天UFC2戦目でギブアップ負け「戻ってくる」

<総合格闘技:UFC242大会>◇7日(日本時間8日)◇アラブ首長国連邦・アブダビ・ジ・アリーナ

ウエルター級の佐藤天(たかし=29)はUFC2戦目で黒星を喫した。ベラル・ムハマッド(米国)と同級5分3回で対戦し、激しい打撃戦を展開。3回にはテークダウンを許して背後に回られ、同回1分55秒、裸絞めでギブアップ負けとなった。

4月のUFCデビュー戦でベン・サンダース(米国)を下し、7月には米フロリダを練習拠点として調整。中東の地で悔しさを味わった佐藤は試合後、自らのツイッターで「負けました。勝つ姿を見せることができなくてすみません。でも諦めません。今まで何回も悔しい思いをしながらここまで来ました。また前を向いて頑張ります。課題もハッキリした内容だったのでしっかり克服して強くなって戻ってきます」などとつづっていた。

関連するニュースを読む

石井慧 英国での組み技戦、負傷を理由に欠場

アリア・エスファンドマズ(右)との試合を欠場した石井慧(ポラリス公式サイトより)

<グラップリング(打撃なし):ポラリス11大会>◇8月31日(日本時間9月1日)◇英マンチェスター・ブリッジウォーターホール

08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32=チーム・クロコップ)が負傷を理由に試合欠場した。メインカードとして110キロ契約でアリア・エスファンドマズ(英国)と対戦する予定だったが、急きょキャンセル。会場に集まったファンの前で負傷欠場を報告した。なお石井VSエスファンドマズ戦は年内に仕切り直して試合が組まれる見通しだという。

石井は現在、優勝賞金100万ドル(約1億1000万円)の米総合格闘技プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)に参戦中。8月8日にレギュラーシーズン最終戦のヘビー級5分3回で、元UFC戦士ジャレッド・ロショルト(32=米国)と対戦。0-3の判定負けを喫しながらも10月開幕予定のプレーオフ進出を決めていた。

関連するニュースを読む

魁津希がUFC白星デビュー、2-1僅差の判定勝ち

<UFC中国大会>◇31日◇中国・深セン市

日本女子フライ級の魁津希(みずき=25)が白星デビューを飾った。計量ミスしたウー・ヤナン(中国)と同級5分3回で対戦。身長で約10センチ大きいヤナンに対して激しい打撃戦を展開し、押し負けなかった。

2-1の判定勝利でUFC初陣を飾った魁津希は「どっちか分からなくて自信なかったですけれど勝てて言葉が出ない。母もここまで来てくれたので勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

関連するニュースを読む

ウェイリー秒殺TKO勝利 アジア人初UFC王者に

UFC女子ストロー級王者ジェシカ・アンドラージ(左)を秒殺し、アジア初のUFC王者となったジャン・ウェイリー

<総合格闘技:UFC on ESPN+15大会>◇31日◇中国・広東省深■(■は土ヘンに川)ユニバーシアード・スポーツ・センター

アジア人初のUFC王者が誕生した。UFC中国大会のメインイベントで組まれたUFC女子ストロー級タイトル戦5分5回で、挑戦者の同級6位ジャン・ウェイリー(30=中国)が同級王者ジェシカ・アンドラージ(27=ブラジル)を秒殺。

王者のローキックも気にせずに距離を縮めると同時に組みつき、ヒザ蹴りを連発。後退した王者に左右の連打で倒し、レフェリーストップに追い込んだ。開始42秒のTKO勝利だった。

母国でのタイトルマッチでアジア人初のUFC王者となったウェイリーは「前回の北京大会(UFCファイトナイト141大会)の時、私は中国人初のUFC王者になることを公約に掲げていた。それを成し遂げた」と達成感いっぱいの表情を浮かべた。敵地でまさかの秒殺負けを喫したアンドラージは「ベルトを守るため、ここにきたが…。期待していた通りの動きはできなかった。うまくいけば再びウェイリーと戦う機会を得られるはず」と口にした。

関連するニュースを読む

UFCデビューの魁津希、対戦の中国選手が計量失敗

メインのUFC女子ストロー級王者ジェシカ・アンドラージ(左)と挑戦者の同級6位ジャン・ウェイリー

米総合格闘技UFCファイトナイト中国・深■(■は土ヘンに川)(しんせん)大会は31日、中国・広東省深■(■は土ヘンに川)市のユニバーシアード・スポーツ・センターで開催され、女子フライ級(56・7キロ以下)の魁津希(みずき=25)が同団体デビューを果たす。

30日には同地で前日計量が開かれ、同級5分3回に臨む魁津希はリミット56・7キロでパスした。一方、対戦相手となるウー・ヤナン(中国)が58・51キロで計量失敗。規定によりヤナン側からファイトマネーの30%の支払いを受け、試合成立となる。なおメインイベントに組まれたUFC女子ストロー級タイトル戦に出場する同級王者ジェシカ・アンドラージ(27=ブラジル)は51・94キロ、挑戦者の同級6位ジャン・ウェイリー(30=中国)も52・16キロでクリアした。

空手がバックボーンの魁津希は16歳の時にプロデビュー。DEEP JEWELSや米団体Invicta FCなどで活躍してきた。昨年、米ニューヨークに練習拠点を移し、セラ・ロンゴファイトチームで練習を積んできた。他選手の欠場により、試合1カ月前の緊急出場オファーを受けてのオクタゴンデビューとなる。

関連するニュースを読む

堀口恭司「世界中のベルトを巻きたい」インタビュー

右拳を突き上げポーズを決める堀口(撮影・垰建太)

RIZIN、ベラトールの総合格闘技(MMA)2団体同時世界王者堀口恭司(28)が18日、RIZIN18大会(愛知・ドルフィンズアリーナ)で朝倉海戦に臨む。日本が生んだ世界屈指のMMAファイターに今の思いを聞いた。【取材・構成=高場泉穂】

今年6月、堀口は世界の格闘技界に衝撃を与えた。米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで行われたベラトール222大会で世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに判定勝利。RIZIN世界バンタム級を保持しながら、2つ目のベルトを奪取した。2団体のベルトを同時に巻くのは総合格闘技界史上初めての快挙だった。

それから約2カ月。RIZIN参戦のため拠点米国から帰国した堀口に2冠王者となっての変化を尋ねた。すると、笑顔で「まったくないですね」と答えが返ってきた。「ただ単に戦って勝った喜びはありますが、ついてきたのがベルトというだけであって。2冠王者になったから、こうしなきゃ、ああしなきゃ、というのはないです」。周囲の反応も「SNSが苦手なのであんまり分かんない(笑い)」。ベラトール後も休みなく練習し、レベルアップに努めてきた。

注目の中で今回戦うのは25歳の朝倉海。RIZIN4連勝中で、クレバーな戦いができる強敵だ。堀口は「打撃主体の激しい試合をする選手なので、自分とかみあって打撃の応戦になると思う」と展開を予測。その上で「やることはやっているので自信はある。朝倉選手の対策もだし、自分のスキルアップも。見てのお楽しみです」と不敵に勝利を予告した。

日本での格闘技の盛り上がりを感じつつも、堀口は「まだまだです」と話す。目指すのは、自分が少年時代に熱狂した格闘技ブームの再来だ。「空手をやっていた小学校からK-1を見ていたし、高校生のときに夢中になったのはPRIDE。それを見て、おれもこうなりたい、強くなりたい、っていう夢を持たせてもらった。自分も、少しでも多くの子供たちに見せて、夢を持ってもらいたい」。

子供たちに格闘技を薦めるのは、それが心の育成にも役立つと信じるからだ。「今はバーンとやる(手をあげる)と、すぐ虐待だ、とかあるじゃないですか。でも、そういうので人の痛みが分からなくなると思うんですよ。だから格闘技を通じて人の痛みをわかる大人になってほしいなと思います」と熱く語った。

もっと格闘技を盛り上げるために「世界中のベルトを巻きたい」とシンプルで壮大な夢を掲げる。権利などの問題で、団体の垣根を越えたマッチメークは難しい状況にあるが、「そういう権利とかをぶっとばしてやりたい。団体の壁も壊していきたい」。今は「誰でもかかってこい」と相手を問わない姿勢だが、タイミングとチャンスがあれば、現UFCバンタム級王者ヘンリー・セフード、元UFC王者で現在ONEチャンピオンシップで活躍するデメトリアス・ジョンソンらとも「いつか、したいっす」。団体を超えた真の世界一を目指す。

趣味の釣りについても聞いてみた。「なんで好きかって、無になれる。そして格闘技に通じるところもある。自分がやっているのはルアー(疑似餌を使った釣り)。魚って、いる場所がだいたい決まってるんですよ。水の流れのここらへんにいるだろうなと考えて、その答えが返ってくる。釣れたときに、『あぁ、やっぱり』といううれしさがある。それが格闘技に似ている。このパンチが来たから避けてこう出そう、とか。このパンチ当たらない、じゃこれ当てよう、とか」。大好きな釣りで培った勘も頼りに、今回もしたたかに勝利をつり上げる。

腕を組み鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
腕を組みポーズを決める堀口(撮影・垰建太)
鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
インタビューに答える堀口(撮影・垰建太)
ハイキックを披露する堀口(撮影・垰建太)

関連するニュースを読む