上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

井上尚弥「いつも通り」WBSSへスパー120回

6回のスパーリングを消化し、計120回にわたるスパーリングを打ち上げたWBA世界バンタム級王者井上尚弥


来月7日にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ1回戦(横浜アリーナ)を控えるWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が22日、横浜市の所属ジムでスパーリングを打ち上げた。同日は減量面も考慮に入れて6回を消化。6月から始めたスパーリング数は計120回となった。

挑戦者のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)とのWBSS1回戦に向け「いつも通りのスパーリングができました」と納得の笑み。父真吾トレーナーも「ケガなく調整できれば」と手応えを口にした。

関連するニュースを読む

井上尚弥がスパー打ち上げ「選ばれたことを誇りに」

6回のスパーリングを消化し、計120回にわたるスパーリングを打ち上げたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(右)


10月7日にボクシングの階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦(横浜アリーナ)を控えるWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が22日、横浜市の所属ジムでスパーリングを打ち上げた。

挑戦者となる同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と同じサウスポーの練習パートナーを相手に6回を消化。6月からスタートしたスパーリング数は計120回に到達した。井上は「いつも通りにスパーリングができました。ラウンド数もいつもと同じ。減量も順調に進んでいます」と確かな手応えを口にした。

5月25日にジェイミー・マクドネル(英国)をわずか112秒で下し、18日後にはスパーリングも開始。7月20日の組み合わせ抽選会(ロシア)でパヤノが挑戦者に決まった後からはサウスポーのフィリピン人練習パートナーを招き、入念な準備を進めてきた。14年12月のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦以来となる「左」への意識も十分にできている。ついに約2週間後に迫ったWBSS開幕戦。井上は「日本人で初めて(エントリー選手に)選ばれたことを誇りに思って決勝まで行きたいですね。何が何でも優勝して、先につなげていきたい」と自然と気持ちも盛り上がっていた。

6回のスパーリングを消化し、計120回にわたるスパーリングを打ち上げたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(左)

関連するニュースを読む

井上尚弥「世界一決定戦」チケットが1万枚突破

スパーリングを公開した井上尚(左)


ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が横浜アリーナで臨む10月7日のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦チケットの売り上げが1万枚を突破した。所属ジムの大橋秀行会長が18日、明かした。今回は約1万2000席が用意されており、残りは2000席ほどだという。国内開催の井上の世界戦では過去最大の会場となるが、満員間近の朗報に「やっぱり人が多いと気持ちも盛り上がるのでいいですよね」と歓迎した。

井上を含めた3団体の世界王者ら8人による階級最強を決める賞金争奪トーナメントは国内外で大きな注目を集めている。チケットは先月31日から大橋ジム、今月15日からはチケットぴあで発売が開始されており、大橋会長も「完売する前に購入してほしい」と呼びかけた。井上本人はこの日、パヤノと同じサウスポーのアマチュア選手を練習パートナーに4回のスパーリングを消化。今週中にはスパーリングを打ち上げ、パヤノ戦に向けて最終調整に入る。世界最強を目指すトーナメント開幕戦の機運がぐっと上がってきた。

関連するニュースを読む

WBSSが井上に密着「たまたま」怪物ボディー披露

WBSSの映像スタッフの密着取材を受けながらミット打ちを消化するWBA世界バンタム級王者井上尚弥(左端)


ボクシング3階級制覇王者となるWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25=大橋)が2日間にわたって世界発信されるドキュメント映像の撮影に臨んだ。

10月7日、横浜アリーナで開幕する階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦(フアンカルロス・パヤノ戦)に備え、14日からWBSS映像スタッフが来日。

15日には横浜市の所属ジムで井上本人、父真吾トレーナーがインタビューを受けた。前日14日には大橋秀行会長ら関係者も取材を受けた。 来日したデビット・フィンチ・ディレクターによれば、今回のドキュメント映像は日本をはじめ、米国、カナダ、英国、中東などでWBSS公式の映像として放送される見通しだという。撮影を終えた井上は「いつもの(国内の撮影と)変わらない感じですよ。ただ海外メディアだと日本とは考え方も違いますし、違った角度からの質問があるので一瞬、困りますけれど」と笑いながら振り返った。

15日には4回予定のスパーリングに臨んだが、3回途中に強烈な右ボディーが入って練習パートナーがギブアップ。WBSS映像スタッフの目前で「モンスター」ぶりを見せつけた井上は「たまたま(良いパンチが)入っただけですから」と謙遜していた。なおWBSS1回戦となる初防衛戦の挑戦者、元WBAスーパー王者パヤノと同じサウスポーとのスパーリングは来週いっぱいで打ち上げる予定となっている。

WBSS映像スタッフの密着取材を受ける井上尚弥

関連するニュースを読む

井上尚弥&拓真兄弟で来春にもバンタム王座独占!?

ヤップに勝利した井上拓真(中央)は兄尚弥(左)と父真吾トレーナーと記念写真でポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<ボクシング:WBC世界バンタム級指名挑戦者決定戦12回戦>◇11日◇東京・後楽園ホール


世界3階級制覇王者で現WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟で同級10位の井上拓真(22=ともに大橋)が判定で同級3位マーク・ジョン・ヤップ(29=六島)を下し、次期指名挑戦者となった。

現在、WBCバンタム級は前王者ルイス・ネリ(メキシコ)の体重超過による王座剥奪のために空位。それを受けた10月の王座決定戦、この勝者の指名試合を待ってから、井上の挑戦となる。早ければ来春にも世界初挑戦が実現する。所属ジムの大橋秀行会長は「私見ですが、兄尚弥のWBSS(ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ)決勝と一緒にやるパターンもあるかもしれない」と兄弟世界戦の可能性を口にした。

兄尚弥は10月7日のフアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)との初防衛戦を皮切りに階級の世界最強を決めるトーナメント、WBSS優勝に向けてスタートを切る。WBSSには3団体の王者が出場しており、優勝すれば日本初の3団体統一王者になる。尚弥も「自分が優勝して拓真も(世界戦で)勝てば、兄弟2人で独占。それもいいですよね。十分に(世界ベルトを奪う)力はあると思うので」とエールを送った。

日本勢ではWBA、WBC承認時代、亀田兄弟がフライ級を独占。世界ではクリチコ兄弟が、4団体でヘビー級を独占した。日本でIBF、WBOも承認された現在、兄弟で4団体制覇となれば国内初となる。兄弟のトレーナーで父の真吾氏は「その(独占)形になるなら、ぜひしてもらいたいですね。それまでトレーニングあるのみです」と一家の目標を掲げていた。

関連するニュースを読む

井上尚弥のWBSSの1回戦がトリプル世界戦に

WBSSに向け気合の入った表情を見せる井上尚弥(2018年8月21日撮影)


ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)がワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦に臨む10月7日、横浜アリーナで、WBSSスーパーライト級1回戦も同時開催されることが8月31日(日本時間1日)、発表された。

WBA世界同級王者キリル・レリク(ベラルーシ)-同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦が加わる。これで井上-フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)、WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(BMB)-ミラン・メリンド(フィリピン)戦のトリプル世界戦となった。

WBC世界ライトフライ級王者の拳四朗(2018年8月28日撮影)

関連するニュースを読む

井上尚弥も出場WBSS準々決勝はトリプル世界戦に

井上尚弥


ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が10月7日、横浜アリーナで臨むワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準々決勝で、WBSSのスーパーライト級準々決勝も同日同会場で開催されることが決まった。

WBSS公式サイトで8月31日(日本時間9月1日)までに発表されたもので、WBA世界スーパーライト級タイトルマッチとなる同級王者キリル・レリク(ベラルーシ)-同級1位エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)戦が加わる。

公式サイト上で、WBSSプロモーターの1人となるドイツ人のカレ・サザーランド氏は「今回の準々決勝はダブルヘッダーにするつもり。同じ階級の準々決勝を同日開催しないが(WBSSのバンタム級、スーパーライト級、クルーザー級の合計)12試合を6週間の日程で、アジア、米国、英国、欧州で、ダブルヘッダーで開催していくつもりだ」とコメント。10月13日、10月20日、10月27日、11月3日、11月10日の日程で、それぞれWBSS各2試合を開催していく方針だという。

これで10月7日の横浜アリーナは、WBA世界バンタム級タイトルマッチとなる王者井上-同級4位フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦、WBA世界スーパーライト級タイトルマッチとなる王者レリク-同級1位トロヤノフスキー戦のWBSS2試合、そして4度目の防衛戦となるWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(BMB)-同級6位ミラン・メリンド(フィリピン)戦のトリプル世界戦となった。

関連するニュースを読む

拳四朗4度目防衛戦10・7井上尚弥WBSSと同日

WBCライトフライ級4度目の防衛戦が決まり意気込む拳四朗(撮影・足立雅史)


ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)が10月7日、横浜アリーナで、元IBF世界同級王者で現WBC同級6位ミラン・メリンド(30=フィリピン)と4度目の防衛戦に臨むことが28日、発表された。

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が初防衛戦として対戦する元WBA世界同級スーパー王者フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)とのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦と同日同会場での開催となる。拳四朗は「WBSSのアンダーカードということは、うれしい。海外から多くの関係者やメディアの方が来ると聞いている。普段、見てもらえない人にも名前を覚えてもらおうと思います」と意気込んだ。

挑戦者メリンドは3階級制覇王者八重樫東(大橋)を1回KOで下し、前WBA世界同級王者田口良一(ワタナベ)と団体王座統一戦で判定の末、惜敗した難敵となる。拳四朗は「元王者という知名度がある。勝てば自信になるし、こういう選手に勝ってスターな選手になれればと思います」と口にした。8月31日からは4日間の日程で神奈川・茅ケ崎で走り込み合宿を敢行。9月10日から8日間、フィリピン・マニラで合宿に臨み、計50回程度のスパーリングを消化する予定。

父の寺地永(ひさし)会長は「いかに勝つかということだけでなく、いかに倒すかということにこだわって試合まで練習していきたいと思います」と気合十分。メリンドについて「強いと分かっていたし、WBSSという大きな試合で提案していただいたし、負けることはないと思って即決しました」と明かした。

WBCライトフライ級4度目の防衛戦が決まり意気込む拳四朗(左)と父のBMBボクシングジム寺地会長(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

井上尚弥WBSSへ地獄トレ「パヤノとは体力勝負」

高村トレーナー(上)に支えられ、手押し車で階段を登る井上尚弥


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が30日、今秋開幕のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に備え、静岡・熱海合宿を開始した。

 WBSS1回戦となる元WBAスーパー王者の同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)との初防衛戦(日時、会場未定)を想定し、気温30度を超える中、階段、坂道だけで計8キロのダッシュや走り込みを消化した。「パヤノとの戦いは体力勝負になる」と分析し、高村トレーナーのもとで過去最高レベルの負荷がかかったメニューを消化する。3泊4日という短期間で「しっかり土台をつくりたい」と強調。パヤノの動画を2試合分ほど見て、ラフファイトを展開する動きに「耐えられるように準備したい」と気を引き締めた。

関連するニュースを読む

WBSS参戦の井上尚弥が合宿「耐えられる準備を」

両足をゴムチューブでつなぎ、階段を登る井上尚弥(中央)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が30日、今秋開幕のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に備え、静岡・熱海合宿をスタートさせた。

 WBSS1回戦となる元WBAスーパー王者の同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)との初防衛戦(日時、会場未定)を想定し「体力勝負になる」と自己分析。3泊4日の日程で、階段、坂道砂浜のダッシュなどの1日2部練習で肉体をいじめ抜く。対戦決定後、パヤノの動画を2試合ほどチェックしたという井上は「ラフファイトする部分があるので、そういう戦いになったとしてもしっかりと耐えられる準備をしたいと思います」と意識を高めた。

 初日は、9月11日に東京・後楽園ホールでWBC世界バンタム級挑戦者決定戦を控える弟拓真、日本スーパーライト1位となる、いとこの浩樹(ともに大橋)とともに階段、坂道だけで計8キロのダッシュや走り込みに臨んだ。20日にモスクワで開催されたWBSS組み合わせ抽選会でパヤノとも対面。過去の世界戦とは違い、早い段階から挑戦者と顔を合わせたことで「身長もそんなに変わらないですし、イメージしやすいですね。より一層イメージトレーニングしやすい」と黙々と過酷なメニューに取り組んだ。なおパヤノとの初防衛戦の詳細は8月上旬に発表される見込み。

四つんばいで階段を駆け上がるWBA世界バンタム級王者井上尚弥
今秋の初防衛戦に備えて熱海合宿を開始した井上尚弥(中央)。左は弟拓真、右はいとこの浩樹

関連するニュースを読む

伊藤雅雪「すべて奪う」米で全勝ホープと王座決定戦

最終調整地の米ロサンゼルスで精力的にジムワークをこなすWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤正雪


 ボクシングWBO世界スーパーフェザー級2位伊藤雅雪(27=伴流)が28日(日本時間29日)、米フロリダ州キシミーで同級王座決定戦に挑む。

 拳を交えるのは同級1位クリストファー・ディアス(23=プエルトリコ)で、5年のプロキャリアで23戦全勝(15KO)というホープだ。初世界戦が海外試合となった伊藤は「オッズをつけるとしたら7対3か6・5対3・5でボクが不利」と劣勢であることを認めつつ「ダラダラやるつもりはない。相手が弱ってくる後半にノックアウトしてベルトを持ち帰る」と自信をみせている。試合前に伊藤が大舞台への心境、ディアス攻略のイメージなどを口にした。

 7月2日、伊藤は早めに日本を出発した。米ロサンゼルスでディアス戦に向けた最終調整を行っていた。プロデビューから9年、26戦目(23勝12KO1敗1分)での世界挑戦は初の海外マッチとなった。

 「不安はあるけれど、リングに上がれば同じかなと。ブーイングされる覚悟はあります。ただ、過去に何度もロサンゼルスでトレーニングしてきて、合間に試合も見ているので米国の会場の雰囲気は分かっています」

 リング上では軽快なテンポで動き、パンチを出していく伊藤。自らの持ち味とは? スピード、パワー、テクニック、スタミナ、経験値などを10点満点で自己採点すると

 「パンチを芯ではもらわないので、相手にとっては意外にやりにくのではないかと思います。スピードがあって、見た目以上にパワーもあるので崩しにくいイメージなのでは。(自己分析は)スピード8・5、パワー7・5、テクニック8、スタミナ8、経験7といったところでしょうか。10をつけられるものはないけれど、全体的に8ぐらいだと思います。ただ、パンチの見切りや順応する能力、当て勘、よける勘など数字に表せない能力は高いと思っています」

 伊藤は現在、7連勝(5KO)中。プロキャリアを積み重ねていく中、戦うスタイルや姿勢も進化してきたという。

 「倒しに行く気持ちだと思います。それまでは勝てばいいという気持ちがあったけれど、最近はリスクをおかしてでも倒さないといけないという気持ちが強いですね。お客さんの求めるものを考えるようになり、自然に手数も出るようになりました。1発で仕留めることは難しいので手数を出して倒すボクシングをするようになりました。それが7勝5KOという結果につながっていると思います。これまではワンツーで終わる、2発しか打てないボクサーだったと思いますが、3発、4発、5発とパンチを出せるようになり、それが倒せるきっかけになっていると思います」

 15年以降、ロサンゼルスで年2~3回の合宿に取り組んできた。現地のトレーナーからのアドバイス、世界レベルのボクサーとのスパーリングも重ね、試行錯誤を重ねながら今のスタイルに到達した。

 「ロサンゼルスでトレーニングをするようになってボクシングのスタイルが変わりました。自分から打って行かないといけない、ファイト(打ち合い)をしなければいけない、勝負に行く場面を必ず作らないといけないということを教えてもらいました」。

 ディアス戦には、自らのストロングポイントを全面に出し、王座奪取のチャンスを見いだしていく腹づもりでいる。

 「(持ち味は)スピードと運動神経だと思います。直線的なパンチに関してはボクの方が絶対に速いと思います。相手が振ってきたパンチはガードして、そこに右ストレートかアッパーを入れたいですね。(目指すスタイルは)遠くでも近くでも戦える、距離を操れるボクサーになりたいですね。オールマイティーで、しっかり倒せるスタイル。少しずつ近づいている実感はあります。以前は接近戦は得意ではなかったけれど、距離(バックステップ)で相手のパンチを外すとそこでいったん途切れてしまうので、スリッピングで外しながら前(至近距離)でパンチを当てていくボクシングを心がけています。それを極めればディアスにも勝てるでしょう。完成形は見えてきています」

 ディアスの強さは頭にたたき込んでいる。ディフェンスの良さ、たたみかけるパンチ力、世界レベルの選手であることを認識している。

 「ディフェンスの勘が良くてパンチをもらわない。それでいて1発当たったときの反応が優れている。5発、6発、7発とサンドバッグをたたくみたいに手が出ますね。そういう部分は(WBA世界バンタム級王者)井上(尚弥)選手とダブる部分があります。当て勘もよく、世界王者級の選手だと思います。ただ、穴はあります。たとえばディフェンスがワンパターンであるとか。守るときにガードをして固まることがあるので、接近戦はあまり得意ではないのかなと。それに、相手のパンチすべてに左フックのカウンターを合わせようとするので、そのあたりにチャンスがあるのかなと思います」

 ディアス攻略のイメージも伊藤の頭で完成している。警戒するパンチもインプット済み。後半勝負が理想の展開だという。

 「前半で倒そうとは思っていないので。当たって倒れてくれたらいいけれど、なかなか世界戦のレベルではないことなので、しっかり当てていって後半になって相手が弱ってきたところで倒したいですね。7~10回の間ぐらいで下がらせればこっちの勝ちだと思っています。最終的には相手が嫌な顔をして下がっているイメージがあります。(逆に)嵐のような連打に巻き込まれたらボクもぐちゃぐちゃになって余計なパンチをもらって熱くなってしまうので、それは避けたいですね。あとは交差するシーンが怖いですね。ディアスは左フックの当て勘がいいので。全ラウンドをとおして左フックには気をつけます」

 プロデビューから9年でつかんだ世界挑戦のチャンス。新たなステージに進むためには、ベルトを奪取するしかない。

 「勝てば人生が180度変わるので、これまでで最強の自分を作り上げているところです。ボクは動じるタイプではないので、土壇場になればやりきれる自信はあります。相手からすべてを奪う、すべて持ってくるつもりです。どんな状況に立たされてもベルトを持ち帰る確固たる気持ち、自信があります。前半はしっかり見て、中盤でダメージを与え、後半にノックアウト! 伊藤雅雪がKOで勝ちます」

※テレビ放送=29日午前11時からWOWOWライブで生中継。

WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦を控えた現地での公開練習で軽快な動きをみせる同級2位伊藤
WBO世界スーパーフェザー級王座決定戦に向け、現地での公開練習でもベルト奪取への自信を示した同銃2位伊藤

関連するニュースを読む

辰吉寿以輝が5回KO勝ち、タイトル挑戦にも色気

ノルディ・マナカネに5回KO勝ちした辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

<プロボクシング:スーパーバンタム級10回戦>◇27日◇エディオンアリーナ大阪第2競技場


 元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男でプロボクサーの辰吉寿以輝(じゅいき、21=大阪帝拳)が初の10回戦を5回KO勝ちで飾った。

 インドネシア・フェザー級王者のノルディ・マナカネ(32)を左ボディーで沈め、寿以輝は9戦9勝(6KO)となった。

 序盤から左右のボディーを中心に攻めた。2回以降は接近戦となり、時折相手の大振りなパンチを見せられる展開となったが、冷静に試合を組み立てた。

 5回は相手をロープ際に追い込み、左ボディーで決定打。試合直後のリングでは冷静な表情で「もっと練習して、もっと頑張ります。(試合では)練習したことをしようと思いました。今日のやったら、まだまだ全然ダメ」と語った上で「GOサインが出れば、いけるようにします」とタイトル戦にも色気を出した。

 相手は試合前時点で59戦32勝(18KO)25敗2分けと経験豊富だったが、寿以輝は「全然大丈夫です」と強気な姿勢を見せていた。控室では、頭を付けてきた相手との戦いを「ちょっとやりにくかったです」と振り返り「今のままでは全然ダメ」と再び反省の弁。隣の吉井寛会長は「課題としてはパンチの強弱」と振り返った。

 5月末には所属する大阪帝拳ジムのヘッドコーチ(HC)に、元WBA世界バンタム級王者の六車卓也氏(57)が就任。かねて寿以輝も「世界を取っている人ですから、間違いないですよ」と六車HCの教えを喜んでいた。納得の快勝とはいかなかったが、新しい空気を吸っている寿以輝がまた1歩、前に進んだ。

5回、ノルディ・マナカネに左ボディを見舞う辰吉寿以輝(撮影・上田博志)

関連するニュースを読む

井上尚弥、WBSSは1番人気に応え3団体統一だ

1本指を立てポーズを決める井上尚(左)と大橋会長(撮影・横山健太)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が3団体統一で「階級最強」を証明する。

 他団体王者を含む8人で争う最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)抽選会の開かれたモスクワから23日朝に帰国した。今秋の1回戦の相手は元WBAスーパー王者ファンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に決まり、優勝すれば3団体統一王者になる。海外ブックメーカーのオッズも1番人気で「オッズ通りに進めていきたい。目標は優勝。モチベーションは上がりっぱなし」と声を弾ませた。なおパヤノ戦の開催日時、会場は8月に発表される。

関連するニュースを読む

井上尚弥が帰国、WBSSの「目標は優勝しかない」

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)での優勝を目指し1本指を立てポーズを決める井上尚(撮影・横山健太)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が23日、階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)抽選会の開催されたロシア・モスクワから帰国した。

 抽選会では元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)を自ら指名し、対戦が決定。現地でパヤノと交流し「キャリアがあるし、オーラもありました。1つ1つのコメントにも気持ちと覚悟を感じましたね」と、拳を交える元WBAスーパー王者に敬意を表した。

 所属ジムの大橋秀行会長によれば、初防衛戦となるパヤノとのWBSS1回戦の開催日時、会場などは8月に入って発表するという。日本人で初参戦となるWBSS。今トーナメントにはWBO、IBF、WBAスーパー王者が出場しており、優勝すれば3団体統一王者になれる。

 井上は「ボクシング=トーナメントのイメージはわかないと思いますが、次、次と決まっているし、モチベーションは上がりっぱなしですね。目標は優勝しかないです。内容にもこだわっていきたい」と決意を口にした。

 また抽選会翌日の21日にモスクワで開催されたクルーザー級4団体王座統一戦も約2万人の観衆とともにリングサイドで視察した。WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)に勧められ、一緒にポテトチップスを口にしながら試合チェックしたという。

 テテに加え、WBAスーパー王者バーネット、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とも会場で顔を合わせ「自分への期待も高まりましたね」とやる気満々だった。

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)での優勝を目指し1本指を立てポーズを決める井上尚(左)と大橋会長(撮影・横山健太)
モスクワからの移動疲れを感じさせないやわらかな笑顔を見せる井上尚(撮影・横山健太)
対戦相手が決まり力強い表情で意気込みを語る井上尚(撮影・横山健太)

関連するニュースを読む

井上尚弥初戦はパヤノ オールKOで「最強証明」だ

自ら1回戦の相手に指名したパヤノ(右)と向き合うWBA世界バンタム級王者井上(左)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋開幕する、階級の最強選手を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元WBA同級スーパー王者の同級4位フアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦(初防衛戦)することが決まった。20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催されたWBSS抽選会に出席し、自らパヤノを指名した。試合日時、会場は後日発表となる。

 現地時間午後9時にモスクワのロシア・シアターで始まった華やかな抽選会。レッドカーペットを歩いて会場入りしたグレーのスーツ姿の井上は「モンスター」と紹介され、他7選手とともに登壇した。先に第1シードのWBAスーパー王者バーネットに元5階級制覇王者ドネアを指名されたため、第2シードとしてパヤノを相手に選択した。

 「一番戦いたかったのはドネア選手だったがバーネット選手に先に選択されてしまったので、元スーパー王者で実績のあるパヤノ選手を指名した」と振り返るが、相手にとって不足ない。井上よりもリーチが5センチも長い169センチで「ベビー・パッキャオ」の愛称を持つ。「キャリアはある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」と、まず初戦突破への意識を高めた。

 空位となるWBC以外の世界王者がそろったトーナメント。1回戦は現役王者がシードされたが、準決勝以降の組み合わせ方法は未定で、団体統一戦になる可能性が高い。「日本では統一王者も、トーナメントに出る選手も少ない。他の日本人王者とは違うステージに来られたことを誇りに思います」と感慨深げ。WBSSが世界のファンから注目されていることを肌で感じた抽選会でもあった。

 井上 ファンが望むKO決着はもちろん、さらに評価を上げるような試合を世界中に発信したい。また準決勝、決勝とすべてKOで優勝を果たしてバンタム級最強を証明したい。

 「天下一」の称号を手にするため、まずはパヤノ戦に集中する。

 ◆ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ 昨秋からスーパーミドル級とクルーザー級で初開催された各階級の最強選手を決める賞金争奪トーナメント。リチャード・シェイファー氏、カレ・ザワーランド氏の米独両プロモーターが企画し2階級とも8選手が出場。ファイトマネーが高額な中・重量級のため、賞金総額5000万ドル(約55億円)、優勝賞金1000万ドル(約11億円)だった。シーズン2として今秋からバンタム級、スーパーライト級で開催。

関連するニュースを読む

井上尚弥「キャリアある選手」元王者パヤノ戦へ意気

WBSS1回戦でパヤノ(左)との対戦が決まったWBA世界バンタム級王者井上(右)。中央は大橋会長


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、階級最強を決める賞金争奪トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦で、元WBAスーパー王者で同級4位のフアンカルロス・パヤノ(34=ドミニカ共和国)と対戦することが決まった。20日(日本時間21日)、ロシア・モスクワで開催された組み合わせ抽選会後、初防衛戦としてパヤノとの1回戦が決まり、現地でインタビューに応じた。

 -相手はパヤノに決まった

 「元スーパー王者ですし、キャリアもある選手なので、そこは気を抜かずにしっかり戦いたい」

 -日本以外でも試合する

 「もちろん。それは開催地がどこであろうと、やりたいですね」

 -階級はどこまで上げる

 「今はバンタム級で1試合だけなので、まずはバンタム級で結果を残していきたい」

 -日本に統一王者が少ない

 「統一王者も少ないですし、こういったトーナメントに出るのも少ないです。(他の)日本人王者とは違うステージに来られたことを誇りに思います」

 -山中慎介選手とあのような形で試合をした元WBC王者ネリについて

 「もちろん気にはなります。しっかりとしたルールの中で試合であるならば試合したいです」

 -ネリとなら海外でも試合する

 「そういう機会があればやってもいいです」

 -決勝に進んだら相手は誰だと思う

 「難しいですね。(WBO王者)テテか、(元5階級制覇王者)ドネア…。うーん、難しいです」

 -もしテテやドネアとロンドンで決勝だったら

 「もちろんやりたいですね」

レッドカーペットの入場口から会場入りするWBA世界バンタム級王者井上
自ら1回戦の相手に指名したパヤノ(右)と向き合うWBA世界バンタム級王者井上(左)

関連するニュースを読む

井上尚弥参戦の「WBSS」出場全8選手が正式決定

WBAバンタム級王者井上尚弥(18年6月撮影)


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦する今秋開幕の賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に出場する全8選手が18日、正式決定した。同日、公式サイトでWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBA5位、IBF9位ミーシャ・アロイヤン(ロシア)の出場が発表された。

 これで井上に加え、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)、IBF3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の計8人が出そろった。

 ロドリゲスは指名挑戦者となるマロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると発表済み。残りの3カードは21日にロシア・モスクワで開かれる抽選会で決まる。なお主催者側の要請で井上は現地入りし、出場する他7選手とともに抽選会、会見に臨む。

関連するニュースを読む

井上尚弥「楽しみです」WBSS抽選会出席へ

5回のスパーリングを消化した井上尚弥


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋開幕の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の組み合わせ抽選会に出席することが決まった。大橋秀行会長が12日、明かしたもので、主催者側の要請で21日にロシア・モスクワで開かれる抽選会に出席し、出場する他7選手と一緒に会見にも臨む。

 既にIBF王者ロドリゲス(プエルトリコ)は指名挑戦者のIBF同級3位マロニー(オーストラリア)との1回戦が決定済み。抽選次第で以前から対戦希望していたWBAスーパー王者バーネット(英国)、WBO王者テテ(南アフリカ)と1回戦で対戦する可能性もあり「楽しみです」と口にした。

関連するニュースを読む

井上尚弥がWBSS参戦発表「もちろん自分が勝つ」

井上尚弥


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋開幕する賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に参戦すると11日、正式発表された。

 WBSS公式サイトを通じ、井上は「このような大きなトーナメントに参加できることを光栄に思います。もちろん自分が勝ちます。そしてトーナメント覇者として次のボクシングキャリアに進んでいきたい」とコメントした。

 日本の誇る「モンスター」の参戦にWBSSを運営する1人となるプロモーターのカレ・ザワーランド氏は「イノウエの参戦にわれわれはゾクゾクしている。とても刺激的なファイターで、並外れた力を備えている。“モンスター”の愛称通りの実力を証明している」との公式サイトを通じて絶賛した。

 バンタム級版のWBSSにはWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が発表。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると公式サイトで発表。また元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)、元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)の参戦も正式に決まっている。

関連するニュースを読む

井上尚弥が祝勝会、ドネアWBSS参戦は「楽しみ」

御礼のあいさつをする井上尚弥(中央)。左は父真吾トレーナー、右は弟拓真


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)の3階級制覇祝勝会が、8日に神奈川県で開かれた。約500人がお祝いに駆けつけた。

 井上は3本のベルトを肩と手に、幟の花道を入場した。同じ日に1回KO勝ちの弟拓真、父真吾トレーナーのチーム井上として壇上に上がり、「多くの方に集まってもらいありがたい。みなさんの声援のおかげと」と代表して御礼のあいさつをした。

 次の目標は賞金争奪最強決定トーナメントとなるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の制覇だ。元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も出場が決定した。「昔はフットワークやフェイントなど参考にしていた。楽しみ。勝ち上がりだから誰でも当たる。面白い。すごい大会と思ってもらえれば」と話した。

 すでにWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場も決定している。元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)も参戦予定。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦に予定されている。9月に資格停止処分が解除される前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)の参戦もうわさされる。

関連するニュースを読む

井上尚弥参戦のWBSS、元5階級制覇ドネアが出場

ドネア


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が参戦表明している賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の同級に、35歳の元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)も出場することが5日(日本時間6日)、公式サイトで発表された。

 同サイトを通じ、ドネアは「トーナメントに出場することを楽しみに準準備している」と参戦を表明した。また米メディアによると元WBAスーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)が参戦表明したと報じられた。

 既にWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の出場が発表済み。ロドリゲスは指名挑戦者となるIBF同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)との初防衛戦が1回戦になると公式サイトで発表されている。

 9月に資格停止処分が会場されるの前WBC王者ルイス・ネリ(メキシコ)の参戦もうわさされ、負傷などで出場選手に辞退者が出るとの一部情報もある。

関連するニュースを読む

井上尚弥「世界を驚かせて欲しい」長友佑都にエール

父真吾トレーナー(右)の手押し車で階段を登る井上尚弥


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、ロシア・ワールドカップ(W杯)で戦うサッカー日本代表DF長友佑都にエールを送った。

 9月に出場予定の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)1回戦に備え、26日に静岡・熱海合宿を公開。長友とはSNSを通じて交流があり、2度追いついて引き分けたセネガル戦もテレビ観戦し「興奮しました」とコメントを送った井上は「W杯で勇気をもらっています。世界をあっと驚かせてほしい」とエール。自らも同じワールドと付く大会を控えており「僕も世界を驚かせたい」と気合十分だった。

6月25日 日本対セネガル 前半、乾のゴールをアシストする長友(右)(撮影・PIKO)

関連するニュースを読む

井上尚弥、WBSSへあえて「プレッシャーかけて」

父真吾トレーナー(後方)の手押し車で階段を登る井上尚弥


 ボクシングのWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、出場を控える9月開幕予定のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に向け「どんどんプレッシャーをかけてください」と、あえて“過度”な期待を歓迎した。

 26日、合宿先となる静岡・熱海市内での練習を公開し、114段ある階段ダッシュや手押し車による両腕の力を使って階段を上る練習メニューで肉体をいじめ抜いた。

 最強選手を決めるWBSSにはWBAスーパー王者ライアン・バーネット(英国)、WBO王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)の3王者の出場が決定済み。他団体王者を含め、強豪8選手が出場するトーナメントになる。それでも海外メディアからも井上が優勝候補に挙げられている。

 「それは認識していますよ」と涼しい顔で口にした井上は「どちらが勝つか分からないという試合の方が燃えますし、(優勝候補と言われる)プレッシャーで気持ちが上がる。そういう方のが力を発揮するので」と重圧をエネルギーに転換できることを強調していた。 

関連するニュースを読む

辰吉寿以輝7・27に初10回戦!“援軍”も呼んだ

プロ9戦目で初の日本ランカークラスと対戦する辰吉寿以輝(右)は、大阪帝拳の六車卓也ヘッドコーチとポーズをとる(撮影・加藤裕一)


 ボクシングの元WBC世界バンタム級王者辰吉丈一郎(48)の次男、辰吉寿以輝(21=大阪帝拳)が7月27日、エディオンアリーナ大阪第2競技場でインドネシア・フェザー級王者ノルディ・マナカネ(34)とスーパーバンタム級10回戦を行うことが20日、大阪市内の同ジムで発表された。

 8戦全勝(5KO)の寿以輝にとって初の10回戦で、相手も初の日本、東洋太平洋ランカークラスの“強敵”になるが、快勝なら同ランク入りの可能性があり、年内のタイトル挑戦も現実味を増す。寿以輝は「(相手も、10回戦も)全然大丈夫です。前の試合は力みが出たけど、もっとコンパクトを意識して、しっかりKOで勝ちきりたい」と自信満々に語った。

 強力な援軍が加わった。同ジムOBで元WBA世界バンタム級王者六車卓也氏(57)が5月末にジムのヘッドコーチ(HC)に就任。寿以輝を1カ月弱見てきた同HCは父丈一郎とも旧知の間柄だ。「父親が反面教師じゃないけど…ちょっとおとなしい」と笑いながらも「辰吉と一緒で左足を軸にしたターンをする。『教えてもらったんか?』と聞くと、そんなことないみたいです。父親のビデオを見てきたからか…普通教えてもらわんとできんことなんですがね」とセンスにうなった。

 また「パンチ力がある。相手を倒せる点を伸ばしてあげたい」とポテンシャルを評価した。強化ポイントに「ウエートシフト(体重移動)」と「1発1発の踏み込み」を挙げて「今は強く打って、強いパンチを出す形ですが、軽く打っても強いパンチが打てるようになる」と説明した。

 父とはボクシングの話をしない寿以輝だが、同HCに教えは楽しみのようだ。「世界をとってる人ですから、間違いないですよ」と話していた。

関連するニュースを読む

井上尚弥「次決まっているから」早くもスパー開始

早くもスパーリングを開始し、充実した表情をみせる井上


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が「自己最速」の間隔でスパーリングを開始した。

 12日、横浜市の大橋ジムで、同門となる日本ユース初代フェザー級王者で現日本同級11位溜田剛士(25)と4回のスパーリングを消化した。5月25日に10年間無敗で4年間王座を守ってきたV5王者ジェイミー・マクドネル(英国)を1回TKOで下し、国内最速の3階級制覇を成し遂げてから、わずか18日後となる。井上は「一番オフが短かったかも」と言えば、師匠の大橋秀行会長(53)も「こんなに早くスパーリングを開始するのは異例ですよ」と目を見張るロケットスタートとなった。

 既に参戦を表明する賞金争奪の最強選手決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)は今秋から開幕予定。井上は「ダメージもないし、次(WBSS)が決まっているから」と早期スパーリング開始の意図を明かした。既に動きのキレが良く、大橋会長は「調子も良いし明日にでも試合ができるよね」と“モンスター”の愛称らしい調整ぶりに驚いていた。

次戦に向けてスパーリングを開始した井上尚弥(左)

関連するニュースを読む

井上尚弥 WBSS優勝ならボーナスさらに増額

板東社長(左)と、3本の世界ベルトを肩にかけて記念撮影に応じる井上尚弥


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、今秋参戦予定の最強選手決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)に備え、高額のスポンサー勝利ボーナスを設定された。6日、横浜市内の所属ジムでメインスポンサーのNTTぷらら板東浩二社長から直々の激励を受けた。先月25日、WBA世界バンタム級タイトル戦前には同社長の発案で急きょ勝利ボーナスが設定されていたことが判明。軽量級世界王者のファイトマネー1試合分にも匹敵するボーナスを手にしたという。

 井上は「本当にモチベーションの1つになりました」と感謝の言葉を口にした。すると同社長は「励みになればと思って。後からボーナスも追加で契約しますよ」とWBSSでも継続することを明言した。さらに「WBSS優勝ならすごい話なので」とボーナス増額も示唆。井上は「このサポートで海外進出できます」と気持ちを高揚させていた。

関連するニュースを読む

井上尚弥WBSS参戦へ「レッド軍団」が強力後押し

メインスポンサーのNTTぷらら板東社長(左)と、3本の世界ベルトを肩にかけて記念撮影に応じるWBAバンタム級王者井上尚弥


 プロボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、自らのメインスポンサーとなるNTTぷららの板東浩二社長から全面バックアップを確約された。

 先月25日に国内最速となる世界3階級制覇を成し遂げた井上は今秋からは賞金争奪の最強選手決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)に参戦予定。日本人初のWBSS参戦を備え、6日には横浜市内の所属ジムで板東社長の激励を受けた。

 10年間無敗で、4年間王座を守ってきた同王者ジェイミー・マクドネル(英国)に挑む3日前、NTTぷららとのメインスポンサー締結が発表された。井上は「いつも以上に重圧ありました。3階級制覇挑戦という試合で、過去最強の相手。そのタイミングでスポンサー契約させていただいた試合だったので、ものすごい重圧でした」と苦笑いで振り返ったが、板東社長は「プレッシャー対応には2種類のタイプがいる。重圧に感じて本来の実力を発揮できない選手。逆にプレッシャーをかかった方が力を出しやすい選手。井上選手は後者ですよ」と頼もしそうに見つめた。

 今秋、井上は初防衛戦としてWBSS1回戦が控える。勝ちあがれば、自然と他世界王者との団体統一戦になる。同社長からは「WBSSで優勝したらもう、とんでもないすごいこと。グローバルな意味で井上尚弥の知名度が上がっていくから」と大きな期待を寄せられた。同社長によれば、今後の井上の世界戦に備え、社内に応援チームを結成。井上の好きなカラーとなる赤いTシャツでそろえた「レッド軍団」が観客席に陣取り、井上を後押しするプランがある。井上は「出るからにはしっかり優勝したいと思います」とWBSS制覇を約束した。

 異例の直々訪問となった板東社長は「(井上は)礼儀正しいし、ボクシング一筋。集中力もすごい。どこまで行くのか分からないポテンシャルがある。しかもイケメン。ボクシング界を変えたり、日本のボクシング市場を拡大していくには女性ファンが必要。イケメンの井上選手はピッタリだと思う」と日本ボクシング界をけん引する存在としてサポートし続ける意向を示していた。

メインスポンサーのNTTぷらら板東社長(左)から激励を受けたWBA世界バンタム級王者井上尚弥

関連するニュースを読む

井上尚弥、今秋に元5階級王者ドネアと初防衛戦も

記念撮影する左からWBA世界バンタム級王者井上尚、会長夫人の小百合さん、大橋ジム大橋会長、井上尚の父真吾トレーナー(撮影・野上伸悟)


 ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋、元世界5階級制覇王者との初防衛戦に臨む可能性が出てきた。

 大橋会長は5日、横浜市内のホテルで開催された大橋ジム後援会発会記念祝賀会後、井上が参戦表明している賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦の相手に言及。元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の参戦見通しを明かし「1回戦は王者同士にならないので、ドネアの可能性は十分ある」と明かした。

 WBSSに向け、来週中にもスパーリングを開始する井上は「出場するからには優勝したいと思う」と宣言。優勝した場合には「(ジムに)真夏の練習後にクールダウンできるプールがほしいです」と大橋会長に要望した。すると同会長も「380万円ぐらいでできるよ」と約束していた。

大橋ジム大橋会長(右)の前であいさつし爆笑するWBA世界バンタム級王者井上尚(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

大橋ジム後援会が発足 井上尚弥ら豪華ゲスト出席

大橋ジム大橋会長(右)の前であいさつし爆笑するWBA世界バンタム級王者井上尚弥(撮影・野上伸悟)


 プロボクシング元WBA・WBC世界ミニマム級王者大橋秀行氏(53)が会長を務める大橋ボクシングジムの後援会発会記念祝賀会が5日、横浜市内のホテルで開催された。

 これまで会長自らや同ジムの後援会などが別々に活動していたが、個々の後援会の拡大を受けて正式に一本化したもの。三原じゅん子参議院議員ら約500人が出席し、WBA世界バンタム級王者井上尚弥、元3階級制覇王者八重樫東ら現役選手をはじめ、ジム初の世界王者となった元WBC世界スーパーフライ級王者川嶋勝重氏らOBも数多く集結した。

 大橋会長は「この後援会の発会によって、これからジムはもっと強くなると思います。世界王者を量産していきたい」と宣言。OBを代表して川嶋氏があいさつし「大橋ジムは世界1位のジムになると思います。それはみなさんのお力添えがないとできませんのでサポートをよろしくお願いいたします」と祝賀会を締めくくっていた。

大橋ジム後援会発会記念祝賀会で乾杯する左から井上尚弥、八重樫、川島(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む

井上尚弥、今秋ドネアと初防衛戦か 大橋会長明かす

大橋ジム後援会発会記念祝賀会で、記念撮影する左からWBA世界バンタム級王者井上尚弥、大橋ジム大橋会長、井上尚弥の父真吾トレーナー(撮影・野上伸悟)


 ボクシング世界3階級制覇王者で、現WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今秋、元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(35=フィリピン)と初防衛戦に臨む可能性が出てきた。

 5日、横浜市内のホテルで開催された大橋ジム後援会発会記念祝賀会に出席した大橋秀行会長が明かしたもの。井上が今秋から参戦を表明している賞金争奪の最強決定トーナメント、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)について同会長は「ドネアが参戦すると聞いています。1回戦は王者同士にならないと聞いているので、ドネア戦になる可能性はある」と説明した。ドネアはフライ級~フェザー級で5階級を制覇。最近ではバンタム級に復帰し、WBSSに参戦するのではないか-と米メディアに報じられていた。

 祝賀会で井上はバンタム級で奪取したWBA、ライトフライ級で獲得したWBC、スーパーフライ級で巻いたWBOの3本のベルトを両肩と手に持って登場。「WBSSに日本人として初めて出場します。出場するからには優勝したいと思っています」と宣言し、優勝した場合には「真夏の練習後にクールダウンするプールが欲しい」と大橋会長に要望。同会長も「380万円ぐらいでプールはできる」と応じていた。

大橋ジム後援会発会記念祝賀会で、大橋ジム大橋会長(右)の前であいさつし爆笑するWBA世界バンタム級王者井上尚弥(撮影・野上伸悟)

関連するニュースを読む