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井上尚弥が砂浜トレ、マクドネル想定し熱海強化合宿

高村トレーナー(左)を引っ張りながら砂浜を走る井上尚


 早くもマクドネル対策!?

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、挑戦濃厚なWBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)を想定しながら強化合宿に突入した。19日、静岡・熱海市で4日間にわたるキャンプをスタート。15日にマクドネル陣営から対戦交渉していることが明らかになった井上は「決まってくれるといいですね」と前置きした上で「(マクドネルの)身長が175センチ以上あるし、後半勝負になるかもしれない。耐久力、スタミナも必要なので、この合宿は大事」と見据えた。

 順調に交渉が進めば、3階級制覇への挑戦となるマクドネル戦は5~6月ごろ、東京で開催される見通し。井上は「強い王者ですし、決まればファンもワクワクする、自分もワクワクする試合になると思います」と声をはずませた。

 キャンプ第1日は砂浜でのトレーニングで始動した。元東洋太平洋スーパーフライ級王者の弟拓真(22)、日本スーパーライト級2位のいとこ浩樹(25=ともに大橋)とともに持久走やダッシュなどでハードに下半身をいじめ抜くメニューを強化。「徐々に上げていく感じになる。キャンプは気分転換にもなっていい」と明るい表情だった。

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ローマン「接近戦大事」井上尚弥との対戦にもやる気

公開練習で、初防衛成功に自信を示したWBA世界スーパーバンタム級王者ローマン


 28日に初防衛戦(東京・後楽園ホール)を控えるプロボクシングWBA世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(27=米国)が16日、横浜市内で練習を公開した。

 同級11位松本亮(24=大橋)の挑戦を受ける王者は「松本とはリーチ差があるので接近戦が大事になる」と自信の笑み。昨年9月、WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥の米デビュー戦を視察したことを明かし「すごく強い。彼が挑戦したいならボクは戦う」とやる気満々だった。

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マクドネル「恐れない」井上尚弥との防衛戦に前向き


 プロボクシングWBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)が16日までにWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)との防衛戦について前向きな姿勢を示した。

 自身のツイッターで、自らのプロモーターとなるエディー・ハーン氏が英メディアにマクドネル-井上戦の交渉をしているという報道内容をリツリート。ファンなどからのさまざまな反応コメントを受け「今日はいろいろな人の意見を見ることができて良かった。しかし自分がベストな選手であることを信じているし、誰も恐れない」など王者らしいコメントをつづった。

 マクドネルは昨年11月、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)との負傷引き分けが最新試合で、6度の防衛に成功中。15年5月、同9月には亀田和毅と2度の防衛戦に臨み、ともに勝利をおさめている。

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チャオズ箕輪が天海ツナミ挑戦 3・8女子W世界戦

チャオズ箕輪(2016年9月21日撮影)


 ボクシングの女子ダブル世界戦が15日に発表された。3月8日に東京・後楽園ホールで、WBOライトフライ級王座決定戦ではチャオズ箕輪(ワタナベ)が6戦目で世界初挑戦し、2階級制覇を狙う天海ツナミ(アルファ)と対戦する。

 5度目の挑戦でWBOミニフライ級王者となった42歳の江畑佳代子(ワタナベ)は、パク・ジヒョン(韓国)との初防衛戦となる。

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井上尚弥と対戦濃厚マクドネル、亀田和毅に2戦2勝

井上尚弥(2017年12月31日撮影)


 3階級制覇を目指すWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、5月にも東京でWBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)に挑戦することが濃厚となった。マクドネル陣営のプロモーター、エディー・ハーン氏は14日、米メディアに井上との防衛戦に臨む交渉を進めていることを明かした。同氏は「イノウエはスーパーフライ級ですごい選手。ジェイミーにとって厳しい試合になるが、最高の試合に臨みたいようだ」と意思を代弁。対戦交渉は最終段階に入っており、今週中には合意に達することを期待した。15年にWBO同級王者だった亀田和毅と米国で2戦2勝したマクドネルは6度の防衛に成功中。ボクシング人気の高い英国から初来日し、井上との対戦が実現すれば、注目のビッグマッチとなる。

 昨年12月に7度目防衛に成功した井上も、前哨戦なしで3階級制覇に挑む準備を着々と進める。今月からスパーリングも開始し、来週には合宿にも入る予定。今月9日の年間表彰式では「相手は誰でも。受けてくれる王者がいれば」と試合決定を待ち望んでいた。

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井上尚弥3階級制覇へ5月WBAバンタム級王者挑戦

井上尚弥


 3階級制覇を目指すWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、5月にも東京でWBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)に挑戦することが濃厚となった。

 マクドネル陣営のプロモーター、エディー・ハーン氏は14日、米メディアに井上との防衛戦に臨む交渉を進めていることを明かした。

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王者江畑佳代子は初防衛戦、3・8女子ダブル世界戦

江畑佳代子


 ボクシングの女子ダブル世界戦が15日に発表された。3月8日に東京・後楽園ホールで、WBOライトフライ級王座決定戦ではチャオズ箕輪(30=ワタナベ)と天海ツナミ(33=アルファ)が対戦する。WBOミニフライ級王者江畑佳代子(42=ワタナベ)は、パク・ジヒョン(32=韓国)との初防衛戦を迎える。

 チャオズは全日本7連覇の実績があり、16年プロデビューから6戦目での世界挑戦となる。天海は09年にWBAスパーフライ級に次いで階級制覇がかかる。この王座は5階級制覇した藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)が返上したもの。

 メインの江畑は初挑戦から7年目にして、昨年5度目の挑戦で悲願の王座についた。この日は女子のみの興行となり、東洋太平洋1試合と日本王座戦3試合もあり、6大タイトル戦となった。

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井上尚弥、バンタム級王者マクドネルへ挑戦交渉

WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(17年12月撮影)


 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、WBA世界バンタム級正規王者ジェイミー・マクドネル(31=英国)に挑戦する交渉が進んでいることが分かった。14日(日本時間15日)、米メディアが報じた。

 対戦交渉は最終段階に入っており、マクドネル陣営のエディー・ハーンプロモーターは「今週中には交渉がまとまることを期待している」とコメントした。

 さらに同プロモーターは「イノウエはスーパーフライ級ですごい選手だ。ジェイミーにとっては厳しい試合になるが、彼は最高の試合に臨みたいようだ」と説明。5月に東京で井上との防衛戦を行う準備を進めているという。

 井上は昨年12月、WBO世界スーパーフライ級王者として7度目防衛に成功。18年は3階級制覇を目指し、バンタム級への転級を表明していた。またマクドネルは昨年11月、リボリオ・ソリス(ベネズエラ)との引き分けによる防衛成功が最新試合となる。15年5月、同9月には亀田和毅と2度の防衛戦に臨み、連勝している。

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井上尚弥は技能賞 今年は3階級制覇へ「挑戦」

技能賞を受賞した井上(撮影・丹羽敏通)


 プロボクシングの17年度年間表彰式が9日、都内のホテルで開かれた。

 2年連続の技能賞に輝いたWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥は3階級制覇を見据えた18年を「挑戦」と位置付けた。5~6月に予定される今年初戦は1階級上となるバンタム級の見通しで、今月中旬から早速、走り込み合宿も予定している。2階級制覇王者は「納得する相手と納得する内容でやれたらうれしい」。

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井上尚弥2年連続で技能賞「今年は内容にこだわる」

ボクシング年間表彰式で写真に納まる、左から殊勲賞の田口、最優秀MVPの村田、技能賞の井上、殊勲賞の木村(撮影・丹羽敏通)


 ボクシングの2017年度年間表彰式が9日、都内のホテルで開かれ、WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)は2年連続で技能賞に輝いた。

 昨年は9月に初めて米デビューを飾り、7度目の防衛成功で締めくくった。「昨年に引き続いての技能賞。今年は挑戦の年なので、内容にこだわっていきたい」と見据えた。14年以来の年間最優秀選手賞には届かなかったものの、ファン投票となるJBCサポーターズクラブ賞も受賞し「ファンの方に認めてもらってうれしい」と笑顔をみせた。

 今年初戦は5~6月ごろを予定し、1階級上のバンタム級での初陣になりそうだ。井上は「次は3階級制覇になるので、記憶に残る試合をしていきたい。今年はバンタム級で米国に行ければ。米国への熱は冷めていない」と口にした。

ボクシング年間表彰式で記念撮影の合間に話をする内山(後列中央)と村田、井上(撮影・丹羽敏通)

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田口良一「もらえると思わなかった」木村と初殊勲賞

ボクシング年間優秀選手表彰式で写真に納まる、前列左から藤本、比嘉、田口、村田、井上、木村、拳四朗、藤岡。後列左から下田、内山、三浦、小関(撮影・丹羽敏通)


 ボクシングの2017年度年間表彰式が9日に都内であり、殊勲賞はWBA&IBF世界ライトフライ級王者田口良一(31=ワタナベ)とWBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)の2人が受賞した。ともに初の受賞となった。

 田口は大みそかの2団体統一戦が評価され、年間最高試合賞にも選ばれた。「もらえると思わなかった。びっくりだけど、統一戦で強いと証明でき、自信つき、価値ある賞になった。前より堂々とできている」。今までは控えめだったコメントもしっかりし、貫禄がでてきた。

 「MVPを狙っていた」と聞かれると「ほしいけど、村田さんだと思っていたので」。次の目標には10回防衛を掲げている。「ここまできて、(MVPにも)ノミネートもされ、やるからには狙いたい。3団体統一の可能性もあり、日本人は初めてをやってみたい」とさらなる意欲を口にした。

 木村はインフルエンザにかかって、7日までは自宅療養で始動も延期していた。表彰式出席も初めてだっただけに「この場に出られて誇りに思う。(殊勲賞は)素直にびっくりでありがたい」と感謝した。ただし持参したベルトはWBOアジア・パシフィック王者時代のもの。「開けたら違っていた。会長に怒られた」と苦笑いだった。

 フライ級はWBC王者が比嘉で、統一戦には「時期が来ればレベルアップにもなるが、日本人同士で削り合いしなくても」と否定的だった。3階級制覇を狙う田中が1位にランクインにも「指名試合になれば。また日本人とやるの思うけど」とあまり乗り気ではなかったが「しっかり防衛していって、もっと有名になりたい」と飛躍を期した。今年からトレーナー賞も新設され、有吉将之会長が受賞と二重の喜びとなった。

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村田諒太が恩師命日に初MVP「ミドル級の役割を」

MVPを受賞した村田(撮影・丹羽敏通)


 プロボクシングの17年度年間表彰式が9日、都内のホテルで開かれ、最優秀選手にWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が初選出された。

 昨年10月、同級王座戦で同年5月以来の再戦となったアッサン・エンダム(フランス)を7回終了時TKOで下し、五輪金メダリストとして日本人初の世界王者に輝いた。日本人として竹原慎二以来2人目となるミドル級世界王座ともなり、表彰選手を決定するボクシング担当記者の投票で36票中21票を集めた。

 壇上では「恐縮です。こんなに強いチャンピオンがいる中で頂くのは。いろいろな方のおかげです」「個人的な話ですが、今日は高校の恩師の武元先生の命日です。こういう日に賞を頂いた。いまも見守ってくれていると思う」。南京都高(現京都広学館高)で指導を受けた恩師の名前を挙げて感慨に浸った。

 4月15日には同級8位ブランダムラ(イタリア)を迎え初防衛戦(横浜アリーナ)が待つ。壇上に上がった新旧の世界王者たちは軽量級が中心だったが、「ミドル級の役割があると思う。そのあたりをしっかりやっていきたい」と誓った。

 技能賞はWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(大橋)が2年連続2回目、殊勲賞はWBA、IBF統一世界ライトフライ級王者田口良一(ワタナベ)が初、WBO世界フライ級王者木村翔(青木)が初の受賞となった。

ボクシング年間表彰式で写真に納まる、左から殊勲賞の田口、MVPの村田、技能賞の井上、殊勲賞の木村(撮影・丹羽敏通)

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王者吉野修一郎1回TKOで初防衛「ここは通過点」

初回TKOで初防衛した吉野

<ボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール


 ボクシングの日本ライト級王者吉野修一郎(26=三迫)が初回TKOで初防衛に成功した。

 8日に東京・後楽園ホールで、同級1位斉藤正樹(チーム10カウント)を右でダウンさせ、さらに連打でレフェリーストップ勝ちした。豪快にデビュー7連勝も「ここは通過点もキャリアを積んでいきたい。月間賞とチャンピオンカーニバルのMVPがほしい」と目を細めた。

 WBOアジアパシフィック・バンタム級は王者勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)が3-0判定で初防衛した。

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勅使河原弘晶が判定初防衛「勝って反省できた」

勅使河原(左)は初防衛も苦戦に輪島功一会長からはお叱り(撮影・河合香)

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール


 同級王者勅使河原弘晶(27=輪島功一)が初防衛に成功した。同級7位ジェイソン・カノイ(27=フィリピン)との対戦。初回から攻勢を仕掛けるも再三パンチをもらい、互角の展開になった。6回に左ボディーからチャンスをつかむもダウンを奪えず。その後も反撃も浴びて判定となったが、2~4ポイント差の3-0でベルトを守った。

 勅使河原は初回に右ストレートを3発もらい、「1分ぐらい意識もうろうとなった。ボディーも効かされていた。悔しくて悔しくて。自分にカツを入れながら戦っていた」という。カノイは世界王者井上のスパーリング・パートナーを務め、過去36戦で1度もKO負けがない。「ボディワークもいい」と、このタフな相手に苦しめられた。

 前日計量の際に、カノイから食べていたゆで卵を1個もらった。「いいやつだなと。優しさが出てしまった。ゆで卵でやられました」と笑った。昨年10月に29年目でジムにとって初の王者になった。「身に染みたが、勝って反省できたのでよかった」と胸をなで下ろした。輪島会長も「欲がない。相手が怖くてもいかないと。勇気がなかった」と厳しかった。

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粟生隆寛2年10カ月ぶり復帰へ、因縁の相手と対戦

粟生隆寛


 ボクシングの元2階級王者粟生隆寛(33)が因縁ボクサーとの雪辱戦で2年10カ月ぶりのリングに上がる。

 3月1日に両国国技館で元世界王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)と62・0キロ契約8回戦を行う。7日に所属の帝拳ジムが発表した。同日は同門の前WBC世界バンタム級王者山中慎介(35)が現王者ルイス・ネリ(メキシコ)と再戦となるタイトル戦に臨む。

 WBC世界フェザー級王者だった12年に対戦し、0-3の判定負けで4度目の防衛に失敗した相手がディアスだった。その後、15年11月に再戦が組まれたが、粟生が直前に左足関節腓骨(ひこつ)筋腱(けん)脱臼を負って欠場していた。 粟生にとっては無効試合となった15年5月1日のWBO世界ライト級王座決定戦以来の復帰戦となる。足のケガの手術とリハビリの日々を乗り越え、昨年8月、今年1月と同門のWBA世界ミドル級王者村田諒太(32)の国内合宿に同行するなど、再びリングに上がるために努力を続けていた。

 戦績は粟生が27勝(12KO)3敗1分け1無効試合、ディアスが40勝(19KO)18敗3分けとなっている。

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田中恒成が比嘉を激励「新世代で盛り上げられれば」

同学年となる世界2階級制覇王者田中(左)の激励を受けるWBC世界フライ級王者比嘉


 プロボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が今日4日、故郷での2度目の防衛戦(沖縄県立武道館)に備え、3日に那覇市内で、同級9位の元2階級制覇王者モイセス・フエンテス(30=メキシコ)と計量に臨んで一発クリアした。

 比嘉が、同学年の前WBO世界ライトフライ級王者田中恒成(畑中)の激励を受けた。16年12月、フエンテスとの同級王座決定戦を制して2階級王者となった田中から「同じ年齢ですし、新世代で盛り上げられれば。今は同じフライ級ですし楽しみ」とエールを送られた。比嘉は「アマチュア時代、ボクが1回戦負けの時の全国王者。うれしいですね」と燃えていた。

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田中恒成、3月世界前哨戦勝って木村翔へ即オファー

復帰戦が決まった元世界2階級王者田中(撮影・加藤裕一)


 前WBO世界ライトフライ級王者田中恒成(22=畑中)が30日、名古屋市内で会見し、フライ級転向後初戦を世界前哨戦として、3月31日に名古屋国際会議場イベントホールで行うと発表した。

 相手は同フライ級12位で10勝(7KO)1分けと無敗のロニー・バルドナド(21=フィリピン)。昨年9月に王座を防衛した試合で両目眼窩(がんか)底を骨折して以来、半年ぶりの復帰戦となる。ミニマム級と合わせて世界3階級制覇を目指し、既にWBO1位、WBC4位にランクイン。「今までで一番のパフォーマンスをして、KOを狙います」。バルドナドは現WBO王者木村翔タイプ。前哨戦を問題なく終えれば、陣営は木村サイドに即オファーを出す構えだ。

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田中恒成が3月に3階級制覇前哨戦「KO狙います」

復帰戦が決まった元世界2階級王者田中(撮影・加藤裕一)


 元WBO世界ミニマム級&前同ライトフライ級の2階級王者の田中恒成(22=畑中)が30日、名古屋市内で会見し、世界3階級制覇となるフライ級の世界前哨戦を3月31日に名古屋国際会議場イベントホールで行うと発表した。フライ級転向初戦で、相手は同フライ級12位ロニー・バルドナド(21=フィリピン)。田中は昨年9月13日、パランポン・CPフレッシュマート相手に2度目の同ライトフライ級王座防衛に成功したが、両目を眼窩(がんか)底骨折しており、半年ぶりの復帰戦になる。

 田中はすでにWBOで同級1位、WBCで同級4位にランクイン。「減量の影響で階級をフライ級にした。いいパフォーマンスができなければ、ただ弱かった(から階級を上げた)だけになる。今まで一番のパフォーマンスをして、KOを狙います」と宣言した。

 バルドナドはパッキャオプロモーションのホープで、11戦10勝(7KO)1分け。無敗の世界ランカーは、前哨戦や復帰戦相手としては“大物”だ。また“振り回す右のハードパンチャー”で、現WBO世界フライ級王者木村翔タイプ。畑中清詞会長(50)は「木村似か?」と問われて「そうです」と即答。現時点で、前哨戦後の照準を木村に定めて「前哨戦の戦いぶりを見てからだが、すぐ交渉に入りたい」と話した。

 田中は昨年12月31日に木村の防衛戦を生で見た。「自分は決められた試合をするだけ。もしWBOのベルトに挑戦することになれば、今回の試合をいい経験にしたい」。2月2日からは5日間、沖縄合宿を行う。今年中の、デビュー12戦目という世界最速3階級制覇へ、いよいよ本格始動する。

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比嘉に挑戦のフエンテス、3階級制覇へ手の内見せず

公開練習を行ったWBC世界フライ級タイトルマッチで王者比嘉に挑戦するフエンテス(撮影・野上伸悟)


 ボクシングでWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅)に挑戦する、元2階級制覇王者の同級10位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)が、29日に都内のジムで練習を公開した。シャドー、ミット、パンチングボールを2分ずつこなしただけ。比嘉陣営も視察していただけに、早々にホテルへと引き揚げ、手の内は一切見せなかった。試合は2月4日に沖縄県武道館で行われる。

 16年の大みそかにWBO世界ライトフライ級王座を田中恒成(畑中)と争い、5回TKO負けして以来の来日となる。前回は7キロオーバーで来日した上、試合会場では寒さにコンディションを狂わせた。東京は厳しい寒さながら、2月1日に入る温暖な沖縄開催でもあり、「前回と条件は違う。大きな責任を負い、44戦してきて経験も熟した」と3階級制覇へ気合十分だ。

 比嘉陣営は具志堅会長と野木トレーナーが敵情視察した。会長は前回フランス人相手にフランスパンを手土産に持参した。今回は手ぶらで、2人のトレーナーに「どちらがチーフ?」「今の体重は?」と2つ質問。「あと2キロ」の答えに「3キロはある」との読みだった。

 30分あまりの視察だったが、会長は「思ったより大きい。バランスのとれた締まった体を作ってきている。強そうな顔をしている。打ち合いになる。前半4回までの動きで流れは分かる」と分析した。日本タイ15連続となる比嘉のKO決着の呼び声が高いV2戦。会長は「気は抜けない。要注意」と楽観ムードに警戒警報を発令した。

公開練習を行ったWBC世界フライ級タイトルマッチで王者比嘉に挑戦するフエンテス(撮影・野上伸悟)

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リナレス右拳負傷してもV3、次はビッグマッチか?

ホルヘ・リナレス(14年12月22日撮影)

<プロボクシング:WBA世界ライト級タイトルマッチ>◇27日(日本時間28日)◇米ロサンゼルス近郊フォーラム


 ボクシングのWBA世界ライト級タイトルマッチが27日(日本時間28日)、米ロサンゼルス近郊の「ザ・フォーラム」で行われ、3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(32=帝拳)が同級15位メルシト・ヘスタ(30=フィリピン)に3-0の判定(118-110、118-110、117-111)で完勝した。3度目の防衛に成功し、戦績を44勝(27KO)3敗とした。

 「4回か5回に痛めた」と右拳を負傷。「ほとんど力を伝えられなかった」と苦境にも、持ち前のスピード、連打で距離を掌握し、挑戦者の望む接近戦で勝負させなかった。ベネズエラで生まれ17歳で来日して15年。その高度な技術はますます洗練されている。

 今後については「次の対戦相手のことは言わないよ」とけむに巻いたが、陣営ではビッグマッチをもくろむ。各メディアのパウンド・フォー・パウンド(全階級通じての最強選手)で上位に入るWBO世界スーパーフェザー級王者ロマチェンコ(ウクライナ)との対戦プランもあり、実現すれば日本ジム所属選手として最大級の大舞台となる。

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比嘉大吾に挑戦フエンテス「前回の来日時とは違う」

WBC世界フライ級王者比嘉に挑戦する2階級制覇王者フエンテス(撮影・藤中栄二)


 プロボクシング世界2階級制覇王者でWBC世界フライ級9位モイセス・フエンテス(30=メキシコ)が27日、来日した。2月4日に沖縄県立武道館で同級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)に挑戦するフエンテスは3階級制覇への自信を示した。「今の体はフライ級でベストな状態になっている。3階級制覇できる可能性は非常に高いと思っている」。

 16年12月に田中恒成(畑中)とWBO世界ライトフライ級王座決定戦に臨み、5回TKO負けを喫している。フエンテスは「あの時よりもメンタル面が非常に強くなっている。前回の来日時とは違う。今回は準備ができている」と手応えを口にした。

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小西伶弥3・18世界初挑戦 カニサレスと無敗対決

小西伶弥(17年9月2日撮影)


 15戦無敗のWBA世界ライトフライ級2位小西伶弥(24=真正)が世界初挑戦する。同級1位カルロス・カニサレス(24=ベネズエラ)との王座決定戦を3月18日に神戸ポートピアホテルで行うことが26日、所属ジムから発表された。同僚のWBO世界ミニマム級王者山中竜也の初防衛戦とダブル世界戦となる。

 神戸市内で会見した小西は「全力で勝ちにいく。(階級を)上げることで力を発揮できる。(山中と)仲良く2人でチャンピオンとして終われれば」と意気込んだ。昨年12月に日本ミニマム級王座の2度目防衛に成功し、階級を上げての世界挑戦に照準を合わせていた。

 WBAのライトフライ級は田口良一が昨年12月にIBFとの統一王者となったため、正規王座は空位。カニサレスは16年12月に田口と引き分けた以外は19勝負けなしの強豪で、ベルトをかけた無敗対決となる。

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木村翔に埼玉県知事から「彩の国スポーツ功労賞」

世界王者木村翔(左)は上田清司埼玉県知事から彩の国スポーツ功労賞を贈られる(撮影・河合香)


 ボクシングのWBO世界フライ級王者木村翔(29=青木)が、26日に浦和の埼玉県庁で彩の国スポーツ功労賞を贈られた。熊谷出身で大みそかにKO初防衛の功績に対してのもの。

 上田清司知事から表彰状と埼玉県のマスコット・コバトンのぬいぐるみ、土屋恵一副議長からは記念品のタンブラーを贈られた。木村は「ボクシングを通して、少しでも県民の期待に応え、子どもたちに夢を与えられる活動をしていきたい。いつまでも世界で戦える選手でいたい」とあいさつした。

 この賞は00年にプロ野球松坂大輔が第1号で、これまでのべ75人(団体含む)が受賞したが、プロボクサーは内山高志の世界王座獲得以来8年ぶり2人目となる。「プロで始める前から偉大な世界王者。神様みたいな人。大きな壁だが、少しでも近づきたい」と話した。

 高校から7年のブランクをへて世界王者になり、上田知事から「すごい復活。さいたまのロッキーだ」と持ち上げられると照れていた。地元での試合を期待されると「いつかはさいたまスーパーアリーナを満員にするような華のある選手になりたい」と意欲を示した。

 先週には中国深センでのイベントに招待され、警備がつくほど中国での人気は衰えていない。さらにシンガポールなどから年間オファーもきているそうだ。今月いっぱいは休養し、2月から始動。次戦は5月ごろに予定している。

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田口良一、5月にも日本人初2団体統一王者防衛戦へ

公開練習でミット打ちを行う田口(撮影・山崎哲司)


 プロボクシングWBA・IBF世界ライトフライ級統一王者田口良一(31=ワタナベ)が5月にも日本人初となる2団体統一王者の防衛戦に臨むことが確実となった。田口が都内の所属ジムで始動した23日、師匠の渡辺均会長が明かした。田口の18年最初の試合は8度目のWBA王座、初のIBF王座を懸けた次期防衛戦。また同門のIBF世界ミニマム級王者京口紘人(24)も始動。

 18年は日本人初の快挙を達成する好機が巡ってくる。昨年大みそかにIBF王者ミラン・メリンド(フィリピン)を判定で下し、日本人3人目の2団体統一王者となった田口は、次期防衛戦について「本当に『強い王者』だなと思われるような世界王者になりたい」と引き締めた。既にIBFから同級6位ヘッキー・バドラー(29=南アフリカ)との対戦指令を受けている。師匠の渡辺会長は「バドラー戦ならWBAも承認する」と統一王者として防衛戦を組むことに自信を示した。過去、井岡一翔、高山勝成がなしえなかった2つの王座を懸けた防衛戦が実現しそうだ。

 京口も、田口とのダブル世界戦で5月にもV2戦が組まれる。渡辺会長は3月18日に初防衛戦を控えるWBO同級王者・山中の名前を挙げ「いずれ統一戦を組むことができれば」と夏以降に交渉する意向も示した。

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赤穂亮が王座返上 16日救急搬送、V2戦中止で

赤穂亮(2015年7月13日撮影)


 ボクシング日本バンタム級王者赤穂亮(31=横浜光)が、18日付で王座を返上した。日本ボクシングコミッションが22日発表した。

 赤穂は20日にV2戦を予定していたが、16日に体調不良で救急搬送されて棄権し、防衛戦は中止となった。赤穂はWBOとIBFで世界ランク入りして世界再挑戦を目指していたが、15年にも計量失敗で棄権していた。

 同王座は赤穂への挑戦者だった同級1位鈴木悠助(三迫)と上位ランカーの王座決定戦となる見通し。

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村田に挑戦のブランダムラ、初世界戦「結晶の試合」

フォトセッションで拳を突き出すWBA世界ミドル級王者の村田(左)と挑戦者のブランダムラ(撮影・滝沢徹郎)


 ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の初防衛戦が22日発表された。4月15日に横浜アリーナで、挑戦者は同級10位エマヌエーレ・ブランダムラ(38=イタリア)となった。18歳でボクシングを始め、アマで30勝(7KO)8敗6分けで代表チーム入りしたこともあるという。27歳でプロデビューし、27勝(5KO)2敗で、欧州王座など4つの欧州地域タイトルを獲得。世界的には無名な存在だが、WBCとIBFでも同級7位にランク入りしている。

 初の世界挑戦に「決まった時は本当にうれしかった。きょうは人生で最高の日。人生をかけてきた結晶の試合にする」と決意を口にした。ローマの荒れた地区で祖父母に育てられた。恵まれない環境だったが「ボクシングが真っすぐの道を与えてくれた」と話す。178センチの右ボクサーファイター。「カメレオンと言われる。どんな音楽にも合わせて踊るように戦う。ボクシングは高貴な芸術」と、自慢のテクニックで村田を手玉に取るつもりだ。

 2敗のうち1つは、14年に現在のWBO同級王者ビリー・ジョー・サンダース(英国)に8回TKO負けしたもの。EBU同級王座決定戦を争ったが「試合は有利に進めていたが、ラッキーな一発をもらった」と話す。クリスティアン・ケルキ・プロモーターは「村田には若さと強さがあるが、不利な試合を何度も勝った長けた技術で、経験がものを言うはずだ」と自信を見せた。

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亀海喜寛、復帰戦2カ月延期 練習中に右肩痛める

亀海喜寛(18年1月9日撮影)


 ボクシングのWBA世界スーパーウエルター級9位亀海喜寛(35=帝拳)の復帰戦が2カ月間延期になった。

 27日(日本時間28日)に米カリフォルニア州でダクアン・アーネット(米国)とのノンタイトル戦を行う予定だったが、練習中に右肩を痛めた。19日にジムが発表した。昨年8月にWBO世界同級王座決定戦で元4階級王者コットに判定で敗れていた。

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王者赤穂亮が体調不良で救急搬送、防衛戦は中止に

赤穂亮(2017年3月10日撮影)


 20日の東京・後楽園ホールでのボクシング日本バンタム級タイトルマッチが、18日までに中止となった。

 V2戦だった同級王者赤穂亮(31=横浜光)が16日深夜に体調不良で救急搬送され、出場不可能と診断されて棄権した。赤穂はWBOとIBFで世界ランク入り。12年以来の世界再挑戦を目指していたが、15年にも計量失敗で棄権したことがある。興行自体はセミだった横浜光へ移籍初戦のチャールズ・ベラミーのノンタイトル戦がメインに繰り上げて開催される。赤穂の王座返上は濃厚で、挑戦者だった同級1位鈴木悠助(三迫)と上位ランカーの王座決定戦となる見通し。

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山中竜也は震災3カ月後誕生、神戸で初防衛戦へ思い

対戦者の写真を手にする山中


 WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(22=真正)が、3月18日に同級4位モイセス・カジェロス(28=メキシコ)と初防衛戦を行うことが決定した。阪神・淡路大震災から23年の17日、神戸市内で発表。会場は神戸ポートピアホテルで、国内では2例目のホテルでの世界戦となる。昨年8月に福原辰弥(28)に判定勝ちして新王者となったが、左眼窩(がんか)底骨折の影響で休養。7カ月ぶりの試合に「気持ちは挑戦者でも、内容はチャンピオンらしく戦いたい」と話した。

 山中は震災から3カ月後の95年4月11日に生まれた。当時は警察官で、震災直後は検視官として奔走した山下正人会長(55)は「神戸で試合をして、地元への思いを伝えたかった」と明かした。豪華シャンデリアの下にリングを設ける予定で、ホテル側は「少しでも復興のお役に立ちたい」と説明。山中も「勇気と感動を与えたい」。地元神戸で、強い姿を見せる。【益子浩一】

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前日本王者の石本康隆が引退「ボクシング最高!」

石本康隆(2016年4月2日撮影)


 前日本スーパーバンタム級王者石本康隆(36=帝拳)が17日、現役引退を発表した。「昨年末の試合で負った目のけがの回復具合を見ながら今後を考えた結果、現役を引退することを決断しました」とコメントした。

 昨年12月の同級王座挑戦者決定戦で中川勇太(角海老宝石)に8回判定勝ちしたが、眼窩(がんか)邸骨折を負っていた。戦績は31勝(9KO)9敗だった。

 香川県高松市出身で、中2でボクシングを始め、02年に帝拳ジムからプロデビューした。キャリア序盤での連敗なども経験しながらも地道な努力を続け、13年4月には元WBO世界同級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)にマカオで判定勝ちし、WBOインターナショナル同級王座を獲得。14年5月にはIBF世界同級挑戦者決定戦でクリス・アバロス(米国)に敗れたが、世界戦まであと1歩まで迫った。

 15年12月には王座決定戦で久我勇作(ワタナベ)に判定勝ちし、35戦目、3度目の挑戦で日本同級王座を獲得した。2度の防衛に成功したが、17年2月に久我との再戦で2回TKO負けし、王座陥落していた。その時も現役引退も考えたが、再びベルトを巻くために続行を決意していた。

 名門ジムでも後輩などから慕われた人格者。「長い間私を支えてくれた帝拳ジムの皆さん、ボクシング関係者の皆様、そして最後まで応援してくださったファンの皆様、ほんとにありがとうございました。ボクシングやってきて良かったです。ボクシング最高!」と感謝の言葉を述べて、リングを去った。

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