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王者吉野修一郎1回TKOで初防衛「ここは通過点」

初回TKOで初防衛した吉野

<ボクシング:日本ライト級タイトルマッチ10回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール


 ボクシングの日本ライト級王者吉野修一郎(26=三迫)が初回TKOで初防衛に成功した。

 8日に東京・後楽園ホールで、同級1位斉藤正樹(チーム10カウント)を右でダウンさせ、さらに連打でレフェリーストップ勝ちした。豪快にデビュー7連勝も「ここは通過点もキャリアを積んでいきたい。月間賞とチャンピオンカーニバルのMVPがほしい」と目を細めた。

 WBOアジアパシフィック・バンタム級は王者勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ)が3-0判定で初防衛した。

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勅使河原弘晶が判定初防衛「勝って反省できた」

勅使河原(左)は初防衛も苦戦に輪島功一会長からはお叱り(撮影・河合香)

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇8日◇東京・後楽園ホール


 同級王者勅使河原弘晶(27=輪島功一)が初防衛に成功した。同級7位ジェイソン・カノイ(27=フィリピン)との対戦。初回から攻勢を仕掛けるも再三パンチをもらい、互角の展開になった。6回に左ボディーからチャンスをつかむもダウンを奪えず。その後も反撃も浴びて判定となったが、2~4ポイント差の3-0でベルトを守った。

 勅使河原は初回に右ストレートを3発もらい、「1分ぐらい意識もうろうとなった。ボディーも効かされていた。悔しくて悔しくて。自分にカツを入れながら戦っていた」という。カノイは世界王者井上のスパーリング・パートナーを務め、過去36戦で1度もKO負けがない。「ボディワークもいい」と、このタフな相手に苦しめられた。

 前日計量の際に、カノイから食べていたゆで卵を1個もらった。「いいやつだなと。優しさが出てしまった。ゆで卵でやられました」と笑った。昨年10月に29年目でジムにとって初の王者になった。「身に染みたが、勝って反省できたのでよかった」と胸をなで下ろした。輪島会長も「欲がない。相手が怖くてもいかないと。勇気がなかった」と厳しかった。

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勅使河原弘晶が輪島ジム初王者!虐待非行人生変えた

WBOアジアパシフィック・バンタム級新王者になった勅使河原弘晶

<ボクシングWBOアジアパシフィック・バンタム級12回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール


 ボクシングのWBOアジアパシフィック・バンタム級5位勅使河原弘晶(27=輪島)が新王者になった。

 12日に東京・後楽園ホールで、同級王者パブスタン(フィリピン)のV1戦で10回TKO勝ちした。88年に元世界王者輪島会長がジム創設から初の王者。義母に虐待されて非行に走って2度少年院に入った。そこで会長の自伝を読んで改心し、ついにベルトをつかんだ。「目標はあくまで世界。会長にもう1本ベルトをプレゼントしたい」と決意を新たにした。

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2度少年院、勅使河原弘晶タイトル奪取で人生変える


 WBOアジアパシフィック・バンタム級6位勅使河原弘晶(27=輪島スポーツ)が、タイトル奪取で人生を変える。

 同級王者ジェトロ・パブスタン(27=フィリピン)の初防衛戦の前日計量が10日に都内であり、ともにリミットの53・5キロでパスした。波乱の人生を歩んできた勅使河原は、創設29年でジム初のベルトをささげ、元世界王者の輪島功一会長(74)に恩返しするつもりだ。

 勅使河原は物心ついた頃に父が再婚した義母から虐待を受けた。殴られ、万引を強要され、ろくな食事も与えられず、学校にも行かしてもらえなかった。4年で義母がいなくなったが生活は荒れ、窃盗、傷害、暴走行為などを繰り返し、2度少年院に入った。

 19歳の頃、自由時間に手にした本が人生を変えた。会長の自伝「炎の世界チャンピオン」。「努力と根性があれば世界王者になれる」と、その日から心を入れ替えた。模範囚となって少年院を出ると上京。迷わず輪島ジムに向かった。

 11年にプロデビューから7年目で、ようやくタイトル戦がかなった。初のサウスポー相手に世界王者になった岩佐らと100回のスパーリング。神戸まで出向いて元世界王者長谷川氏の指導も受けた。「メチャクチャ調子いい。今までで一番」と手応え十分だ。

 計量をパスすると、ベルトを肩にかけた王者と記念撮影に臨んだ。「あしたはおれのものになる。手ぶらで病院送りにします。死に物狂いで勝ち、ジム初のベルトを会長にささげる」。壮絶な人生から抜けだし、新たな人生を踏み出し、その最初の成果としてベルトをつかむつもりだ。。

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勅使河原が輪島ジム初王者へ 会長自伝で改心の過去

勅使川原弘晶(左)は王者ジェトロ・パブスタンをにらみつける


 WBOアジアパシフィック・バンタム級6位勅使河原弘晶(27=輪島)が王座奪取で人生を変える。

 同級王者パブスタン(フィリピン)の初防衛戦の前日計量が11日に都内であり、ともにリミット53・5キロでパスした。勅使河原は義母に虐待を受けて非行に走り、2度少年院に入った。そこで元世界王者輪島会長の自伝を読んで心を入れ替えた。11年のデビューから初の王座挑戦で、世界王者岩佐らとスパーし、元世界王者長谷川氏の指導も受けた。創設29年でジム初の王者へ「死に物狂いで勝つ。王者を手ぶらで病院送りにし、ベルトを会長にささげる」と誓った。

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高橋竜也、負傷判定0-2で初タイトル獲得ならず

両まぶたをカットして無念の負傷判定負けした高橋竜也

<ボクシング:WBOアジアパシフィック・バンタム級王座決定12回戦>◇3日◇東京・後楽園ホール

 同級4位高橋竜也(30=ヤマグチ土浦)の初のタイトル獲得はならなかった。昨年世界挑戦もした同級2位ジェトロ・パブスタン(27=フィリピン)とともに初王座をかけて対戦。初回に圧倒されるも追い上げたが、バッティングによる右まぶたの傷が深くなって試合続行不可能に。7回38秒負傷判定となったが、0-2で敗れた。

 7回早々にドクターストップになると、高橋はリングに崩れ落ちた。「尻上がりに調子を上げ、12回やりきるつもりだった。いいところにいけると思ったのに」。判定の結果は1人が引き分け、2人が1ポイントと2ポイント差の0-2だった。これからというところでストップに無念さがあふれた。

 初回に左ストレートをクリーンヒットされ、何度かぐらつかされた。14年12月の日本同級王座挑戦以来のタイトル戦。そのプレッシャーもあったか「硬かった。やばいと思った」。岩本会長も「いいのをもらって相手にリズムに乗らせてしまった」。それでも2回からはひるまずに攻めて、左右ボディーで「相手は声を出していた」と効果的だった。

 2回にバッティングで左まぶた、4回には右まぶたをカットした。血が止まらずに傷口も広がってしまった。「突っ込んでくるのは分かっていた。切れやすいのもある」と高橋。38戦目で2度目のサウスポー相手。対策は練って練習してきたが「フィリピンの左は初めて。独特だった」。ジム3人目の王者誕生はお預けとなった。

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山中V5戦へ右構え対策のスパー開始 

V5戦に向けたスパーリングを開始したWBC世界バンタム級王者の山中

 WBC世界バンタム級王者の山中慎介(30=帝拳)が2日、5度目の防衛戦(11月10日、両国国技館)に備えて本格的なスパーリングを開始した。

 挑戦者となる同級8位アルベルト・ゲバラ(23=メキシコ)と同じ右構えのスパーリングパートナーをフィリピンから招いた。東洋太平洋スーパーフライ級8位レイ・ペレス(23)、前WBOアジアパシフィック・バンタム級王者のフレディレクス・ロドリゲス(25)と拳を交え、防衛戦では初めてとなる右構えの対策に入る。

 同日には4回のスパーリングを消化した山中は「右構えとの距離感を確認しながらやっていきたい。自分の調子をつかみながらやりたいです」と話していた。

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