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国内メジャー3団体による「ALL TOGETHER AGAIN」対戦カードを発表

ポーズを決める、左からプロレスリング・ノア清宮、新日本プロレス棚橋、全日本プロレス宮原(2023年4月12日撮影)

新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本プロレスの国内メジャー3団体による「ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!」(6月9日、東京・両国国技館)のカードが31日、発表された。

カードは以下の通り。

AMAKUSA&青柳亮生&高橋ヒロムVS HAYATA&ライジングHAYATO&マスター・ワト

フランシスコ・アキラ&TJP&アーロン・ヘナーレ&グレート-O-カーン&ジェフ・コブVS田村男児&佐藤光留&本田竜輝&斉藤レイ&斉藤ジュン

成田蓮&エル・デスペラード&鈴木みのるVS宮脇純太&杉浦貴&丸藤正道

大森北斗&石川修司VS中嶋勝彦&潮崎豪

海野翔太VSヨシ・タツ

藤田晃生&ザック・セイバーJr.VSショーン・レガシー&クリス・リッジウェイ

清宮海斗&宮原健斗&棚橋弘至VS拳王&青柳優馬&オカダ・カズチカ

BUSHI&鷹木信悟&内藤哲也VS安斉勇馬&諏訪魔&永田裕志

YOSHI-HASHI&後藤洋央紀&石井智宏VS稲村愛輝&稲葉大樹&マサ北宮

「1、2、3ダー」ポーズを決める、左からプロレスリング・ノア清宮、新日本プロレス棚橋、全日本プロレス宮原(2023年4月12日撮影)

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【新日本】高橋ヒロム黒星発進「やっちゃった、やっちゃった」初参戦のマイク・ベイリーに屈す

初戦に敗れ、腰に手を当てる高橋ヒロム

<新日本プロレス:BEST OF THE SUPER Jr.>◇12日◇東京・後楽園ホール

ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア3連覇中の高橋ヒロムが、初戦を黒星発進となった。

大会初参戦となったマイク・ベイリーと壮絶な攻防を展開。ヒロムはパワーで押すも、ベイリーの高い身体能力を生かした空中殺法に圧倒され、3カウントを取られた。試合後、バックステージに登場したヒロムは「やっちゃった、やっちゃった、やっちまったよ」と腰に手を当て、うなだれるしかなかった。

前日11日の記者会見で「3連覇中の調子に乗ってる、いや、調子に乗らざるをえない状況になっている高橋ヒロムです。4連覇を宣言は、小さいことです。はっきり言います。10連覇してみせます! 『ヒロムが出ると優勝するから見る気がしません。またヒロムが優勝した。出すな』と、デモが起きるまで優勝してやろうと思っています」と意気込みを口にしていたが、幸先良く勝利でスタートとはならなかった。

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【新日本】クリーンファイト宣言SHOやっぱり凶器忍び込ませていた 試合のないEVILも乱入

正々堂々と戦うことを誓っていたはずのSHO(右)は、忍び込ませた凶器を手に、EVIL(左)が抑え込むリオ・ラッシュへ襲いかかる。

<新日本プロレス:BEST OF THE SUPER Jr.>◇12日◇東京・後楽園ホール

極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー」のSHOが、リオ・ラッシュの前に敗れた。

リオが入場するやいなや、SHOと同じユニットのEVILがリオを襲撃。ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアに出場予定のないEVILだったが…。SHOは、コーナーポストに忍び込ませていた凶器の「トーチャーツール」を手に、不気味な笑顔を浮かべた。EVILはリング下に隠してあった椅子を手に、ともにリオへ“反則”攻撃を仕かけ続けたが、中盤以降はリオの反撃に遭い、最後はファイナルアワーで3カウントを奪われた。

クリーンファイト宣言のSHOは、どこへ行ったのやら-。前日11日の記者会見に出席したSHOは、他の出場メンバーが意気込みを口にしたのを見て「今この人たちがしゃべってくれたことは、すべてただのたわ言です。結構、時間の無駄でしたね。どうせ優勝するのはこの俺なので」と笑った。そして、突然の“選手宣誓”。「宣誓、私SHOはこのベスト・オブ・ザ・スーパージュニアを正々堂々、真っ向勝負で戦い抜くことを誓います。令和5年5月11日、選手代表、Aブロック、SHO。ありがとうございました」。さわやかな笑顔を見せていたが、やっぱり? 極悪集団は違った。

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【新日本】ジュニア夢の祭典が8・19米国でも実現!高橋ヒロム「ヤッター!オーマイゴーシュ」

All Star Jr. Festivalが米国でも開催されると聞いて喜ぶ高橋ヒロム(新日本プロレス提供)

<新日本:Capital Collision>◇16日◇米・フィラデルフィア

「All Star Jr. Festival 2023」が、米国でも開催されることが決まった。

米国大会の2日目・第7試合の後に、ニュースが舞い込んだ。内藤哲也&高橋ヒロム組が、チェーズ・オーエンズ&KENTAと対戦。内藤がデスティーノから片エビ固めで勝利した後に、発表された。国内で大盛況に終わった「ALL STAR Jr. FESTIVAL」。発起人はヒロムだった。8月19日に、この日と同じ会場で、米国版・ジュニアの祭典が行われる。ヒロムは「ヤッター! ヤッター! ヤッターーーー!ヤーッター! 」と狂ったように喜んだ。「オーマイゴーシュ、オーマイゴーシュ、オーマイゴーシュ、スーパーアンビリーバボー! スーパーアンビリーバボー!! ワオ! ワオ、サプライズ! サプラーイズ! ワオ! ソー、ハッピー! ソー、ソー、ソー、ハッピー! アンビリーバボー! オーマイゴーシュ!」とはじけた。

ヒロムは止まらなかった。「しかもここ、フィラデルフィアで。楽しみで仕方がない。いやあ、どんな夢のカードが組まれるんだろう? そうだ、日本では外国人選手が呼べなかったからね。なぜ呼べなかったか? それはやっぱね......まあ、交通費だよね。いろいろ掛かるんだ。そう、いろいろ掛かる。交通費とかねあとね、交通費? 交通費と交通費。あと交通費もね。これはね、実際厳しい問題なんですよ。でも、ここアメリカでできるというのはそんな事は気にしないでいい。オレは出るよ」ととシビア? な話を持ち出しながら、ビッグイベントに心躍らせた。

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【WWE】「神秘の王」レイ・ミステリオJr.が23年度の殿堂入り第1号

WWE殿堂入りが発表されたレイ・ミステリオJr.(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇10日(日本時間12日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PRGペインツアリーナ

「神秘の王」レイ・ミステリオJr.がWWE殿堂入りすることが発表された。23年度の殿堂入り第1号となる。

ファンの大歓声を浴びながら花道を歩き、リングに立つと感慨に浸った。なおWWE殿堂入り式典は3月31日のスマックダウン大会後に開催される。

14歳の時、メキシコ・ティフアナでプロレスのキャリアをスタートさせたミステリオJr.はメキシコのCMLL、AAA、新日本プロレス、米国のWCW、ECW、WWEと数多くの団体でファイト。WCW時代にはクルーザー級王座5度、WCWタッグ王座を3度、獲得した。

WWEではクルーザー級王座3度、世界ヘビー級王座、インターコンチネンタル王座、USヘビー級王座を各2度、WWEヘビー級王座1度、タッグ王座を4度獲得。主要王座をすべて手にするグランドスラムを達成した。

また息子ドミニク・ミステリオとWWE史上初となる親子タッグでスマックダウン・タッグ王座獲得も成し遂げていた。

入場時にファンの声援に応じるレイ・ミステリオJr.(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.
WWE殿堂入りが発表され、ファンの前に登場したレイ・ミステリオJr.(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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【新日本】ニュージャパンカップに鷹木信悟、オスプレイら強豪24選手参戦 3・5後楽園で開幕

鷹木信悟(2022年12月1日撮影)

新日本プロレスは13日、3月5日の東京・後楽園ホール大会で開幕する“春の最強決定トーナメント”「NEW JAPAN CUP 2023」のエントリー選手、トーナメント表を発表した。

今回は24選手参加によるトーナメント戦となり、公式戦は全て無制限一本勝負。優勝は4月8日の東京・両国国技館大会で決定する。優勝者はその時点のIWGP世界ヘビー級王者(2月18日米国大会の同級王者オカダ・カズチカ-挑戦者棚橋弘至戦の勝者)に挑戦することも決定した。

現時点のシングル王者であるタマ・トンガ(NEVER無差別級王者)、ザック・セイバーJr.(NJPW WORLD認定TV王者)、鷹木信悟(KOPW2023保持者)や、前IWGP・USヘビー王者のウィル・オスプレイの参戦も決定。さらに、現IWGPタッグ王者の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、NEVER無差別級6人タッグ王者の成田蓮、昨年凱旋(がいせん)帰国を果たした海野翔太、“オージー・オープン”カイル・フレッチャー、マーク・デイビスも初エントリーとなった。

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【新日本】ザック・セイバーJr.が決勝戦制し王者「これからTMDKとして」加入の意思示す

ザック・セイバーJr(右)は成田蓮に腕ひしぎ十字固めを決めギブアップを奪う(撮影・滝沢徹郎)

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

昨年新設が発表された15分1本勝負の短期決戦タイトルマッチ『NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント』決勝戦は、ザック・セイバーJr.(35)が制して初代王者になった。

昨年の10月26日の後楽園大会からスタートし、16人で争われたトーナメントの決勝戦。同10月に3年間の米国武者修行から凱旋(がいせん)帰国して世代交代を掲げる成田蓮(25)が、関節技を得意とする昨年のニュージャパンカップ覇者ザックの対決は、序盤から激しいキックの応酬になった。

その後、ザックがヒールホールドを繰り出せば、成田はダブルリストアームサルトで反撃。さらに丸め込み技の応酬と、一進一退の展開のまま10分が経過。その直後、勝負は一瞬だった。グラウンドに持ち込んだ成田が、足関節を取ろうとした瞬間、ザックが成田の左腕とつかんで腕ひしぎ逆十字固めで切り返し、成田は間髪おかずにタップでギブアップを告げた。

試合後、TMDKのマイキー・ニコルスとジェイン・ヘイストがリングに上がり、TMDKのTシャツをザックに見せると、ザックはそのTシャツを着用して2人と抱き合い、TMDKへの加入の意志を示した。

試合後、ザックは「新日本にきて6年、初めてシングルのベルトを獲得できた。6年間、鈴木軍の一員としてやってきて、その時が終わり、これからTMDKとしてやっていくのかもしれない」。成田は「自分のストロングスタイルはまだまだ負けていないと思っている。絶対折れませんよ」と復活を誓った。

初代NJPW WORLD認定TV王座となりベルトを掲げるザック・セイバーJr(撮影・滝沢徹郎)

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【新日本】藤波辰爾参戦 1・4東京ドーム大会カード発表 武藤敬司の「新日本ラストマッチ」も

健闘をたたえ合う藤波辰爾(左)と棚橋弘至(2022年12月1日撮影)

新日本プロレスは15日、来年1月4日開催の東京ドーム大会「レッスルキングダム17 闘魂よ、永遠に」の全対戦カード12試合(オープニングファイト含む)を発表した。同大会は今年10月に死去した団体創設者アントニオ猪木さんの追悼大会として行われる。

メモリアル試合には、猪木さんの愛弟子、藤波辰爾が参戦。また、来年2月での現役引退を表明しているプロレスリング・ノアの武藤敬司は「新日本ラストマッチ」を行うことが決まった。メインイベントでは、IWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトにG1連覇のオカダ・カズチカが挑戦する。

この日発表された全対戦カードは以下の通り。

◆第0-1試合 大岩陵平-ボルチン・オレッグ

◆第0-2試合 「KOPW 2023」進出権争奪ニュージャパンランボー 参戦選手数、ルールは後日発表

◆アントニオ猪木メモリアル6人タッグマッチ 永田裕志、小島聡、真壁刀義-タイガーマスク、鈴木みのる、藤波辰爾

◆第1試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 リオ・ラッシュ、YOH(挑戦者組)-フランシスコ・アキラ、TJP(王者組)

◆第2試合 IWGP女子選手権試合 中野たむ(挑戦者)-KAIRI(王者)

◆第3試合 IWGPタッグ選手権試合 YOSHI-HASHI、後藤洋央紀(挑戦者組)-キャッシュ・ウィーラー、ダックス・ハーウッド(王者組)

◆第4試合 「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」決勝戦 成田蓮-ザック・セイバーJr.

◆第5試合 NEVER無差別級選手権試合 タマ・トンガ(挑戦者)-カール・アンダーソン(王者)

◆第6試合 武藤敬司新日本プロレスラストマッチ 海野翔太、棚橋弘至、武藤敬司-BUSHI、SANADA、内藤哲也

◆第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合4WAYマッチ マスター・ワト-高橋ヒロム-エル・デスペラード-石森太二(王者)

◆第8試合 IWGP・USヘビー級選手権試合 ウィル・オスプレイ(王者)-ケニー・オメガ(挑戦者)

◆第9試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ(挑戦者)-ジェイ・ホワイト(王者)

WRESTLE KINGDOM 17 対戦カード

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【WWE】ベイラー「まだ参加オファーは有効だ」Too SweetポーズでAJスタイルズ勧誘

AJスタイルズ(右)を自らのユニット「ザ・ジャッジメント・デイ」に勧誘するフィン・ベイラー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇19日(日本時間21日)◇米カリフォルニア州サンノゼ・SAPセンター

フィン・ベイラー(元プリンス・デヴィット)がToo Sweetポーズで、AJスタイルズを自ら率いる悪組織「ザ・ジャッジメント・デイ(JD)」に勧誘した。

同じJDのダミアン・プリーストと組み、レイ・ミステリオJr.、リドル組とのタッグ戦に臨んだベイラーは、ミステリオJr.がブリーストのチョークスラムで倒されたところにクー・デ・グラ(ダイビング・フットスタンプ)をたたき込んで勝利を収めた。

前週に続いてミステリオJr.を撃破したベイラーはJDメンバーを引き連れ、意気揚々とバックステージを歩いているとスマホで通話しているAJスタイルズと遭遇した。通話を終えた旧友に近づいたベイラーは「しばらく話してないな」と声を掛けた。AJスタイルズから「お前がJD入りしたからな。ドミニク(・ミステリオ)のように愛する父(ミステリオJr.)を裏切ってJD入りするかって? そのつもりはないな」と反発された。

しかしベイラーは「友だと思って声を掛けたのに対戦相手でも探しているのか?」と一時、AJスタイルズとにらみ合いを展開したが、一転して抱擁。「覚えておいてくれよ。まだ参加オファーは有効だ」と不敵な笑み。最後はToo Sweetポーズで誘いながら、その場を立ち去っていた。

レイ・ミステリオJr.(下)にクー・デ・グラを浴びせたフィン・ベイラー(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved

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新日本、スターダム合同興行第1弾カード 棚橋弘至は林下詩美と組み後藤洋央紀、舞華組と対戦

ポーズを取る新日本プロレスの棚橋(左)とスターダムの岩谷(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスと女子プロレスのスターダムは23日、都内の事務所で会見を開き、11月20日に東京・有明アリーナで開催する合同興行「Historic X-Over」の第1弾対戦カード3試合を発表した。

エース・棚橋弘至は、林下詩美と組み、後藤洋央紀、舞華組と対戦する。「同じリングに立つというのは、すごく楽しくなるんだろうなというのをやる前から感じている。両団体間で、『好きなものをシェアする』という広がりのある大会になるのではないか。カードも発表されましたので、しっかり照準を合わせて逸材ボディーを作ります」と話した。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆タッグマッチ トム・ローラー、朱里-ザック・セイバーJr.、ジュリア

◆タッグマッチ 棚橋弘至、林下詩美-後藤洋央紀、舞華

◆8人タッグマッチ タイチ、金丸義信、中野たむ、なつぽい-エル・デスペラード、DOUKI、スターライト・キッド、渡辺桃

なお、試合においては男子選手と女子選手の直接対決はなくす方針。

同大会は、第0試合含め全9試合を開催予定で、新日本プロレスワールドでPPV配信する。

会見で話す棚橋(撮影・勝部晃多)

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「やはりヘビー級の1番が1番」村田諒太が選ぶ歴代PFPトップ5 1位は意外にも現役ボクサー

WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が自ら選出の歴代パウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)を披露した。11日、エディオンアリーナ大阪で開催されたWOWOWエキサイトマッチ・リングサイトSPイン大阪に出演。ボクシングマニアを自称する村田が1位に選出したのは意外にも!? 現役ボクサーだった。

現WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(33=英国)を歴代トップのPFPに選んだ村田は「フューリーは倒れたとしてもすぐに立ち上がって戦う。彼はヘビー級なのに動けるし、倒せるし、タフネスさがある。やはりヘビー級の1番が(歴代)1番だと思う」と断言。フューリーは4月23日、英ロンドンで開催されたWBC世界同級暫定王者ディリアン・ホワイト(34=英国)との団体内王座統一戦に6回TKO勝利し、現役引退を口にしていたが「もう誰も(フューリーの)引退を信じていない。おおかみ中年ですよ」とジョーク交じりに現役続行を期待した。

なお自身は4月9日のIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との2団体王座統一戦で9回TKO負けを喫し、今後について「白紙」としている。この日は12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルを獲得してから10年目の区切りの記念日だったが、進退について態度を保留。「気持ちは日々、揺れ動いています。爆弾発言? それはないです」と苦笑していた。

なお村田が選出した歴代PFPトップ5は次の通り。

<1>タイソン・フューリー(現WBC世界ヘビー級王者)

<2>アーロン・プライヤー(元WBA、IBF世界スーパーライト級王者)

<3>ロイ・ジョーンズJr.(元世界4階級制覇王者)

<4>カルロス・モンソン(元WBA、WBC世界ミドル級王者)

<5>フロイド・メイウェザー(元世界5階級制覇王者)

WOWOWエキサイトマッチのトークイベントに参加した村田(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡氏、左端はMC高柳氏
ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

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【WWE】R指定の男エッジ「俺が終わらせてやる」フィン・ベイラー一派撃破へ孤軍奮闘

フィン・ベイラー(手前)をDDTで撃退したエッジ(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇1日(日本時間3日配信)◇米テキサス州ヒューストン・トヨタセンター

「R指定の男」エッジが抗争中のフィン・ベイラー一派となるユニット「ザ・ジャッジメント・デイ」撃退へ、孤軍奮闘した。

リングに登場すると、もともと自身が結成した「ザ・ジャッジメント・デイ」について「ダミアン・プリーストとリア・リプリーに学ぶ機会を与えるためにジャッジメント・デイを作ったが、フィン・ベイラーとの裏切りは予測できなかった」と振り返った。

追放されたユニットでもあるため「ジャッジメント・デイは俺が終わらせてやる」とベイラーらに挑発メッセージを送った。メインイベントでロウ、スマックダウン統一タッグ王者ウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)に敗れた挑戦者のレイ・ミステリオJr.、ドミニク・ミステリオ組を試合後、襲撃してきたジャッジメント・デイに対し、エッジが救出に現れた。

すぐにプリーストを場外へ蹴散らし、ベイラーにはDDFをたたき込んで孤軍奮闘した。リプリーの策略でベイラーに狙ったスピアーがドミニクに誤爆し、その隙にジャッジメント・デイの逃走を許したが、エッジの報復ボルテージは燃え盛るばかりだ。

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【ノア】GHCタッグ王者が王座を返上 日本武道館大会に出場予定だったエルガンが欠場のため

稲葉大樹(右)にラリアットを見舞うマイケル・エルガン(2022年6月12日撮影)

プロレスリング・ノアは13日、GHCタッグ王者のマイケル・エルガン、マサ北宮組が王座を返上すると発表した。16日の東京・日本武道館大会に出場予定だったエルガンが欠場するため。

これにより、同大会で予定されていた同級選手権試合は、北宮、稲村愛輝組と鈴木秀樹、ティモシー・サッチャー組による同級王座決定戦に変更となった。

また、対戦カードの変更に伴い、桜庭和志の緊急参戦が決定。桜庭は第2試合の10人タッグマッチで望月、谷口らと組み、イホ・デ・ドクトルワグナーJr.、レネ・デュプリらと対戦する。

マサ北宮(2021年5月31日撮影)

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藤波辰爾コロナで欠場、代替選手「X」の正体は越中詩郎 華麗なヒップアタックで存在感発揮

越中詩郎(2021年10月16日撮影)

<新日本プロレス:福岡大会>◇1日◇福岡・ペイペイドーム

藤波辰爾(68)の新型コロナ感染による欠場を受けた代替選手の「X」は、孤高の侍、越中詩郎(63)だった。

第1試合の6人タッグマッチでロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟、BUSHIと組み、タイチ、ザック・セイバーJr.、TAKAみちのく組と対戦した。「ちょっとどけ!」と味方の2人を制して先発を買って出ると、いきなりニュージャパンカップ覇者のセイバーJr.をコーナーに押し込んで勢いよく張り手を見舞った。さらに、代名詞でもある華麗なヒップアタック、ヒップバットを披露。交代したBUSHIに技をレクチャーするシーンもあった。

終盤に再び登場すると、トップロープからのダイビングヒップアタック、さらにエプロンからのヒップアタックをさく裂するなど、元気満々。試合は、鷹木がタイチに3カウントを奪われて敗戦となったが、十分に存在感を発揮した。試合後は、メンバーとがっちりと握手を交わし、両手を高々と掲げて退場した。

3月の創立50周年記念興行に続く、今年2度目の出場。90年にともにドラゴンボンバーズを結成した元パートナー、藤波の緊急事態を救った。

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【新日本】オスプレイがコロナ感染 5・1福岡大会は石井智宏が出場 藤波辰爾の出場枠は「X」

ウィル・オスプレイ(2022年1月4日撮影)

新日本プロレスは28日、ウィル・オスプレイ(28)が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

オスプレイは来月1日開催の福岡大会(ペイペイドーム)でIWGP・USヘビー級王座決定戦で棚橋弘至と対戦予定だった。オスプレイの代わりとして石井智宏が出場する。

また、同大会に参戦予定だった藤波辰爾も、コロナ感染により大会を欠場。鷹木、BUSHIと組み、タイチ、セイバーJr.、TAKAみちのくと対戦予定だったが、藤波の出場枠は未発表選手を意味する「X」に変更となった。

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新日本5・1福岡大会全カード メインは王者オカダ・カズチカvs内藤哲也 4度目の防衛戦

オカダ・カズチカ(2022年3月2日撮影)

新日本プロレスは10日、5月1日の福岡大会(福岡PayPayドーム)の全カードを発表した。

21年ぶりに開催される「WRESTLING DONTAKU2022」。メインイベントではIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが、4度目の防衛戦として内藤哲也を迎える。

セミファイナルは、SANADAが返上したUSヘビー級新王者決定戦で、棚橋弘至とウィル・オスプレイが激突。

その他、デスペラード-石森のジュニアヘビー級選手権試合、コブ、O・カーン組に、後藤、YOSHI-HASHI組、ファレ、オーエンズ組が挑むタッグ選手権試合3WAYマッチなどが決定した。

この日発表された全カードは以下の通り。

◆第1試合

藤波、鷹木、高橋ヒロム-セイバーJr.、タイチ、TAKAみちのく

◆第2試合

ロア-高橋裕二郎

◆第3試合

IWGPジュニアタッグ選手権試合 ワト、田口(王者組)-金丸、DOUKI(挑戦者組)

◆第4試合

IWGPタッグ選手権試合 O・カーン、コブ(王者組)-YOSHI-HASHI、後藤(挑戦者組)-ファレ、オーエンズ(挑戦者組)

◆第5試合

NEVER無差別級選手権試合 トンガ(挑戦者)-EVIL(王者)

◆第6試合

IWGPジュニアヘビー級選手権試合 デスペラード(王者)-石森(挑戦者)

◆第7試合

IWGP・USヘビー級新王者決定戦 棚橋-オスプレイ

◆第8試合

IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ(王者)-内藤(挑戦者)

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オカダ・カズチカ28分の激闘制しV3 次期挑戦者には内藤哲也指名「けりをつけましょう」

オカダ・カズチカ(2022年3月2日撮影)

<新日本:両国大会>◇9日◇東京・両国国技館◇観衆4755人

IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が、ニュージャパンカップ(NJC)2022を制したザック・セイバーJr.(34)の挑戦をはねのけ、3度目の防衛に成功した。

4年前の両国大会のリベンジを期したセイバーJr.を、4年前と同じ、必殺技のレインメーカー(短距離式ラリアット)で撃沈。試合後にマイクを持ったオカダは「ザック最高だよ、お前は! 何回でもやろうぜ」と、28分を超える熱闘を戦った好敵手をたたえた。

オカダは、次期挑戦者に、NJCの準決勝で敗北を喫した内藤哲也を指名。「タイトルマッチで勝っていても、この前の負けは認めなければいけない。1勝1敗。けりをつけましょう」と提案し、内藤がこれを受諾。来月1日、福岡大会(福岡・福岡PayPayドーム)での選手権試合開催が決定的となった。

2月20日、内藤哲也を破り防衛に成功したオカダ・カズチカ

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ボクシング年間MVP 井上尚弥、井岡一翔、中谷潤人、矢吹正道が候補

井上尚弥(2021年12月14日撮影)

日本ボクシングコミッションと東京運動記者クラブのボクシング分科会は19日、21年の年間表彰ノミネートを選考した。最優秀選手賞(MVP)候補にWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)、WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)、同フライ級王者中谷潤人(24=M.T)、WBC世界ライトフライ級王者矢吹正道(29=緑)の4人を選んだ。MVPを含めた各賞は1月28日に発表される予定。各賞のノミネートは次の通り。

    ◇    ◇    ◇

【男子】

★最優秀選手:井上尚弥(大橋)、井岡一翔(志成)、中谷潤人(M.T)、矢吹正道(緑)

★技能賞:井岡一翔(志成)、井上尚弥(大橋)、中谷潤人(M.T)、京口紘人(ワタナベ)

★殊勲賞:尾川堅一(帝拳)、谷口将隆(ワタナベ)、矢吹正道(緑)、井上拓真(大橋)

★努力・敢闘賞:麻生興一(三迫)野中悠樹(渥美)古橋岳也(川崎新田)

★KO賞:井上尚弥(大橋)、ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

★新鋭賞:岩田翔吉(帝拳)、豊嶋亮太(帝拳)、西田凌佑(六島)、平岡アンディ(大橋)

★優秀選手賞:該当なし

★年間最高試合(世界戦):WBAスーパー、IBF世界バンタム級タイトルマッチ=井上尚弥-マイケル・ダスマリナス(21年6月19日)、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ=井岡一翔-フランシスコ・ロドリゲスJr.(21年9月1日)、WBO世界フライ級タイトルマッチ=中谷潤人-アンヘル・アコスタ(21年9月10日)、WBC世界フライ級タイトルマッチ=寺地拳四朗-矢吹正道(21年9月22日)、IBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ=尾川堅一-アジンガ・フジレ(21年11月27日)、WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ=井岡一翔-福永亮次(21年12月31日)

★年間最高試合(世界戦以外):日本スーパーバンタム級タイトルマッチ=久我勇作-古橋岳也(21年1月22日)、日本フェザー級タイトルマッチ=佐川遼-丸田陽七太(21年2月11日)、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・フェザー級王座統一戦=清水聡-森武蔵(21年5月21日)、ライト級12回戦=ワシル・ロマチェンコ-中谷正義(21年6月26日)、日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦=中垣龍汰朗-花田歩夢(21年7月8日)、日本ユース・スーパーライト級タイトルマッチ=佐々木尽-湯場海樹(21年7月17日)、日本フライ級タイトルマッチ=ユーリ阿久井政悟-桑原拓(21年7月21日)、WBOアジア・パシフィック・ライト級タイトルマッチ=加納陸-栄拓海(21年7月23日)、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王座決定戦=井上拓真-和気慎吾(21年11月11日)、52・5キロ契約体重10回戦=田中恒成-石田匠(21年12月11日)

【女子】

★最優秀選手賞:藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)、吉田実代(三迫)

★年間最高試合:IBF女子世界アトム級タイトルマッチ=花形冴美-松田恵里(21年3月18日)、WBO女子世界ライトフライ級タイトルマッチ=天海ツナミ-緒方汐音(21年4月4日)、東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦=千本瑞規-黒木優子(21年6月7日)、WBO女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ=吉田実代-奥田朋子(21年6月29日)、WBA女子世界フライ級タイトルマッチ=藤田奈穂子-スレム・ウルビナ(21年7月9日)

防衛に成功しベルトを掲げ笑顔でガッツポーズする井岡一翔(2021年12月31日撮影)
中谷潤人(20年11月)
寺地拳四朗を破ってWBC世界ライトフライ級王者に輝いた矢吹正道(2021年9月22日撮影)

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【新日本vsノア】重鎮タッグ躍動!丸藤&小川組がノアの戦い方示す勝利

勝ち名乗りを受ける小川(右)、丸藤組(撮影・垰建太)

<新日本プロレス・プロレスリング・ノア対抗戦>◇8日◇横浜アリーナ

ノアの重鎮タッグが躍動した。

第7試合でGHCタッグ王者丸藤正道&小川良成組が、かつてノアに在籍したこともある金丸義信&ザック・セイバーJr.組と対戦。

留学生としてノアジュニア戦線で腕を磨いたセイバーJrに、元師匠の小川が関節技、GHCジュニアヘビー最多戴冠記録を打ち立てた金丸に、丸藤が強烈なキックを浴びせるなど、ノアの戦い方を示した。最後は15分20秒、丸藤が金丸を不知火(後方回転リバースDDT)で沈め、3カウントを奪取した。

この勝利で、ノア勢は第0試合を含めた戦績を4勝4敗の五分に戻した。

2人まとめて関節技をかけるザック・セイバーJr.(中央左)(撮影・垰建太)
ザック・セイバーJr.(左)にドロップキックを見舞う丸藤(撮影・垰建太)
金丸(左)に強烈な張り手を見舞う丸藤(撮影・垰建太)
金丸(右)のキックを食らう丸藤(撮影・垰建太)
金丸(右)に強烈なキックを見舞う丸藤(撮影・垰建太)

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【新日本】鷹木信悟が再スタート タイチ組に勝利で「ここからはい上がる」

雄たけびを上げる鷹木(撮影・横山健太)

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム◇第2日

4日にIWGP世界ヘビー級王座をオカダ・カズチカ(34)に奪われた鷹木信悟が、新たなスタートを切った。

高橋ヒロム、BUSHIと組んで対タイチ、ザック・セイバーJr.、DOUKI組と6人タッグマッチで対戦。目まぐるしい乱戦になったが、BUSHIが場外のタイチにトペスイシーダを浴びせ、リング上で孤立したDOUKIを鷹木と高橋が2人で集中攻撃。最後は10分28秒、鷹木がDOUKIをラリアット、さらにラスト・オブ・ドラゴンからの片エビ固めでフォールした。

王座陥落のショックから一夜明けの試合になったが、「昨日の敗戦ですぐ立ち直れっていうのは無理があるけど、下ばかり見ててもしょうがないからね。オレはいつも通りどんな試合だろうが元気はつらつ。ここからはい上がるだけ。それでこそ鷹木信悟の真骨頂だと思うから」と、自分で自分を奮い立たせているようだった。

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