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【BreakingDown】年末に韓国で日韓戦再戦の可能性と韓国メディアが報じる

バン仲村(左)を攻めるユン・ヒョンビン(撮影・河田真司)

韓国の多くのメディアが「BreakingDown8」(21日、東京ドームシティ内プリズムホール)での日韓戦で、韓国勢が7勝5敗だったことを、21日の夕方から22日にかけて、電子版などで伝えた。特に人気コメディアンのユン・ヒョンビン(43)がバン仲村に4-0で判定勝ちしたことで、スポーツ京郷紙は「(韓国の格闘技団体)ロードFCファイターでコメディアンのユン・ヒョンビンが復帰戦で勝利」などと報じた。

また同紙は「年末にはロードFCのリングで日韓戦が実施される可能性がある」とし、「日本のファンは紳士的でマナーも素晴らしかった。選手たちは日本のフレンドリーな対応に感謝している。また日本戦が組まれるだろう」と伝えた。

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【UFC】ウエルター級の佐藤天、ゴリンボに判定負けで無念のUFC4連敗

テンバ・ゴリンボ(左)と対戦した佐藤天(UFCブラジル公式インスタグラムから)

<UFCファイトナイト73大会>◇20日(日本時間21日)◇米ネバダ州ラスベガス・UFC APEX

UFCウエルター級の佐藤天(たかし=32)がUFC4連敗を喫した。UFC2戦目となるテンバ・ゴリンボ(32=ジンバブエ)とのウエルター級5分3回に臨み、0-3(27-30×3)の判定負けとなった。サウスポースタイルから接近して攻めたが、パワーに押されてケージ(金網)に押し込まれた。背後を奪われてグランドでも苦しめられた。2回には強烈な右ストレートを浴びてダウンし、ゴリンボの長い手足に巻きつかれて脱出するのが難しい展開となった。最終3回の終盤、上に乗ってパウンド攻撃したものの、最終的にジャッジの支持は得られなかった。

20年11月のミゲル・バエザ(米国)戦で一本負け、22年3月のグンナー・ネルソン(アイスランド)戦は判定負け、そして同年8月のブライアン・バトル(米国)戦は右ハイキックで敗れた。佐藤は「完全に後がない。全部大事な試合ですが、この試合は勝って弾みをつけて上へ行くか。本当に…という人生としてもターニングポイントになる試合」と強い決意で臨んだオクタゴンだった。

今回は約7週間前にゴリンボ戦の正式オファーを受け、練習拠点となる米フロリダ州のキルクリフFCで調整してきた。ゴリンボ戦に向け「手足の長さ以外は自分が上回っていると思う。そういう試合をしたい」と技術、パワー、フィジカルを生かして自らの連敗を止める意気込みを示していたが、無念の4連敗となった。

テンバ・ゴリンボ(上)からパウンドを狙われる佐藤天(UFCブラジル公式インスタグラムから)

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【UFC】連敗脱出狙う佐藤天「ターニングポイントになる試合」ゴリンボ戦へ計量パス

テンバ・ゴリンボ戦に向けて打撃トレーニングを積むUFCウエルター級の佐藤天(左)

UFCウエルター級の佐藤天(たかし=32)が背水の陣に臨む。20日(日本時間21日)、米ネバダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFCファイトナイト73大会で、テンバ・ゴリンボ(32=ジンバブエ)とのウエルター級5分3回を控える。19日(同20日)には同地で前日計量に臨み、170・5ポンド(約77・34キロ)でクリア。ゴリンボは170ポンド(約77・11キロ)でパスした。

20年11月のミゲル・バエザ(米国)戦で一本負け、22年3月のグンナー・ネルソン(アイスランド)戦は判定負け、そして同年8月のブライアン・バトル(米国)戦は右ハイキックで敗れた。現在、3連敗中の佐藤は「完全に後がない。全部大事な試合ですが、この試合は勝って弾みをつけて上へ行くか。本当に…という人生としてもターニングポイントになる試合」と気合を入れ直した。

約7週間前にゴリンボ戦の正式オファーを受けたとしつつも「その前から準備していた。すごくやりたいと言ってきて5月ぐらいと言われていた」と準備期間に問題ないことを強調。練習拠点となる米フロリダ州のキルクリフFCで調整してきた。UFC2戦目が再起戦となるゴリンボついて「手足の長さ以外は自分が上回っていると思う。そういう試合をしたい」と技術、パワー、フィジカルを生かして自らの連敗を止める意気込みだ。

同じ拠点には、同じウエルター級のUFC日本人ファイター木下憂朔(23)がおり「一緒に切磋琢磨(せっさたくま)している。彼は23歳で僕が格闘技を始めた年齢なので。一緒に練習して自分に火かつくし、良い影響を受けている」と触発。今回も試合に向けてサポートしてもらっている。 約12キロという減量を終え、連敗脱出に向けてオクタゴン(金網)に立つ佐藤は「今回の試合は相手と言うよりも自分にとって大事な試合になる」と強い決意を示していた。

背水の陣となるテンバ・ゴリンボ戦に向けた調整するUFCウエルター級の佐藤天(左)
計量クリアし、対戦相手のテンバ・ゴリンボ(右)とフェースオフする佐藤天(UFCスペイン語の公式ツイッターから)

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【BreakingDown】バン仲村と対戦するユン「世界に韓国人の力を知らしめる第1段階」

ブレイキングダウン8オーディションでのバン仲村(2023年4月1日)

21日の「BreakingDown 8」の日韓戦に出場する韓国の有名コメディアン、ユン・ヒョンビン(尹亨彬=43)が17日、自身のYoutubeチャンネルに「激闘モードON。準備完了。コンディション完璧。お前は半殺しだ」とコメントした。

バン仲村と対戦するユンは現在、秋山成勲とトレーニング中。現地メディアのスポーツソウルには「韓国は格闘技強国だ。ブレーキングダウンの日韓戦は、世界に韓国人の力を知らしめる第1段階になるだろう。韓国の全選手は刀を研ぐ覚悟で日韓戦を準備している」とコメントした。

ユンは、韓国ではコメディアンとして人気だが、14年にはロードFCデビューして勝利するなど、実力派格闘家でもある。

ブレイキングダウン8オーディションで肩を組むバン仲村(右)と秋山成勲(2023年4月1日)
ブレイキングダウン8オーディションで韓国の参加者(左)とにらみ合うバン仲村(2023年4月1日)

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ラッシャー木村氏の親戚、札幌大谷高サッカー部OB鈴木嵐士が5・14プロ格闘家デビュー

プロデビューする鈴木は、練習着のコンサドーレ札幌レプリカユニホームで、ファイティングポーズをとる(本人提供)

総合格闘家で札幌大谷高サッカー部OBの鈴木嵐士(あらし、24=トライフォース赤坂)のプロデビューが決定した。

5月14日の「GRACHAN61」(東京・大田区産業プラザPIO)のフライ級で、弘田颯志(22=SWAG GYM KYOTO)と対戦。親戚の故ラッシャー木村氏(享年68)譲りのファイティングスピリットで、伝説の階段を昇る。

プロデビューまで半月を切り、鈴木のトレーニング強度が日に日に上がってきた。相手の弘田は、極真空手ジュニアユースの元世界王者。一筋縄ではいかないが「対策は進んでいます。今はワクワクしかない」と、引き締まった表情で言い放った。

高3で全国高校総体サッカーに出場した。50メートル走5秒9の俊足を生かし、2回戦の星稜(石川)戦でゴールも挙げた。しかし、同期のMF大山武蔵(24=J3富山)、MF木村太哉(たかや、24=J2岡山)と、自分のプレーを比較し「サッカーでは(2人に)かなわない。違う道で勝負したいと思った」という。

札幌大2年で全日本選手権に出場したが、このころから“闘い”への思いが強くなった。サッカー部の朝練、大学の授業、夕方の部活動。それが終わると、ムエタイやブラジリアン柔術のジムに通い詰めた。卒業と同時に上京し、朝倉未来ら、総合格闘技イベントのRIZINで活躍する選手の多い、トライフォース赤坂の門を叩いた。

祖父正雄さん(故人)のいとこに、アントニオ猪木やジャイアント馬場と名勝負を繰り広げたラッシャー木村さん(享年68)がいる。「同じDNAを感じる」。スタンディングではサッカー仕込みの強いローキックに“当て勘”の鋭いパンチで対戦相手を追い詰める。デビュー戦の内容次第では、6月24日に札幌で開催されるRIZIN43で、対戦カードが組み込まれる可能性もある。「ド派手に勝って、次につなげます」。その名の通り、格闘界にアラシを呼ぶ。【中島洋尚】

◆鈴木嵐士(すずき・あらし)1998年(平10)10月17日、札幌市生まれ。札幌札内緑小2年の時にFCノルテでサッカーを始める。札幌大谷高3年で全国高校総体2回戦進出。同年の高校選手権道予選準優勝。札幌大2年で全日本大学選手権に出場。ポジションはMF。トライフォース赤坂でインストラクターも務める。家族は両親と弟。165センチ、63キロ。

トライフォース赤坂で、デビュー戦に備えて汗を流す鈴木(本人提供)

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大将戦サトシvsマッキーなど米ベラトールと5対5「全面対抗戦」/RIZIN見どころ

ホベルト・サトシ・ソウザ(2021年6月13日撮影)

総合格闘技RIZINは31日、さいたまスーパーアリーナで年末恒例のビッグイベントとなる40大会を開催する。大会の目玉は米総合格闘技団体ベラトールとの5対5の「全面対抗戦」。両団体から現役チャンピオンを含む5人のトップファイターたちが参戦し、団体の威信をかけてぶつかり合う。各試合の見どころをまとめた。

▼大将戦(ライト級)

ホベルト・サトシ・ソウザ(33=ボンサイ柔術)-AJ・マッキー(27=米国)

RIZINライト級王者サトシが、前ベラトール世界フェザー級王者マッキーと激突する。15戦14勝で100%のフィニッシュ率を誇るサトシに対して、現在18連勝中のマッキー。サトシがいかに早い段階で得意のグラウンドポジションに持っていけるかがカギを握る。マッキーはライト級転向2戦目。リングも不慣れでアジャストできるか。

▼副将戦(フェザー級)

クレベル・コイケ(33=ボンサイ柔術)-パトリシオ・ピットブル(35=ブラジル)

RIZINフェザー級王者クレベルが、ベラトールのパウンド・フォー・パウンド(PFP)1位で世界同級王者ピットブルの撃破を狙う。打撃でも勝負できるオールラウンダーのピットブルは、クレベル同様、ブラジリアン柔術をバックボーンに持つ。36戦中27の一本勝ちを収めてきたクレベルの柔術が、どこまで通用するか。

▼中堅戦(フライ級)

扇久保博正(34=パラエストラ松戸)-堀口恭司(32=アメリカン・トップチーム)

昨年のRIZINバンタム級GP覇者の扇久保と元ベラトール同級、RIZIN同級王者の堀口の日本人対決。両者ともにフライ級復帰初戦となる。過去2度の対決では、堀口の2勝。試合運びにたけ、オールランドで勝負できる堀口に対し、レスリング技術が光る扇久保。昨年の大みそかはリング上で公開プロポーズした扇久保が、三度目の正直で勝利を飾れるか。

▼次鋒戦(バンタム級)

キム・スーチョル(31=韓国)-フアン・アーチュレッタ(35=米国)

今年9月に扇久保を破ったRoad FCフェザー級王者スーチョルが、最強の助っ人としてRIZIN軍に加入。元ベラトール世界バンタム級王者アーチュレッタと対戦する。お互いにフィジカルと精神面の強さを武器に圧力をかけていくタイプで、削りあいは必至。

▼先鋒戦(ライト級)

武田光司(27=BRAVE)-ガジ・ラバダノフ(29=ロシア)

元DEEP同級王者の武田が、飛躍の年となった22年を勝利で締めくくる。7月に元UFCの強豪ジョニー・ケースを相手に下馬評を覆し、連勝中。自身と同じくレスリングを武器とするラバダノフをどのように崩していくか。先陣を切り、RIZIN軍に流れを呼び込みたい。

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“現代MMAの申し子”松嶋こよみ悲願のUFC契約へ前進「昔から見ていた夢の舞台」

8日に行われたROAD TO UFCの前日計量をパスした松嶋こよみ(C)Zuffa LLC/UFC

<米総合格闘技:ROAD TO UFC 1回戦>◇9日◇シンガポール・インドアスタジアム

“現代MMAの申し子”の異名を取り、18年からシンガポールの総合格闘技ONEで活躍した松嶋こよみ(29=パンクラスイズム横浜)が、悲願のUFC契約へ向け準決勝へ駒を進めた。

韓国のDouble GFC、Angels FCフェザー級統一王者ホン・ジョニョン(31)を判定2-1で退けた。

大会前には「そこまでガシガシ組みにはいかない」と話していたが、ケージに入ると気持ちは前面に表れた。まさにサバイバルマッチと言える一戦。打たれたら打ち返す、激しい攻防に発展した。打撃をクリーンヒットさせながらも、粘り強い相手に苦戦。3回はふらふらになりながらも、大外刈りでテイクダウンを奪うと、そのままポジションをキープして逃げ切った。

試合後は「ギリギリ勝てたとは思ったが、相手が強い。いい試合だった」と、笑顔。「もっと僕の打撃の距離で戦いたかったが、プレッシャーが強くてこういう展開になりました」と、相手のファイトをたたえながら振り返った。

シンガポールは、1年半前の前戦で苦杯をなめた地でもある。「借りを返しに来た」と話した通り、苦い思い出を勝利の喜びで塗り替えた。

RIZINで活躍する斎藤裕や平本蓮らと練習をともにした。それでも「別に刺激になっていない」ときっぱり。「ただ練習が大好きなので、日々練習することになんの疑いもない。強くなりたいということに関しては、自分のテンションが左右されることはない」と、己のためだけに牙を磨き続けてきた。

20年12月以来1年半ぶりの試合でも、全く物おじしなかった。「昔から見ていた夢の舞台。ものにしなければいけない」。ラストチャンスと位置づけて臨むトーナメントに、一切の迷いはない。

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【ベラトール】堀口恭司「付き合うつもりはない」体格差歴然パトリック・ミックスの寝技を警戒

前日計量を終え笑顔の堀口とミックス(ベラトール公式インスタグラムより)

RIZINバンタム級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が23日(日本時間24日)、総合格闘技ベラトール・ハワイ大会で幕が開くバンタム級ワールドグランプリ(GP)の初戦に臨む。

優勝者は同級暫定王者のベルトとともに優勝賞金100万ドル(1億2500万円)を手にする今回のトーナメントには、8選手が出場。23日のハワイ大会で初戦、その後に別の大会で準決勝、決勝(ともに日程未定)を行う。同級王者セルジオ・ペティス(28=米国)や、若手の星ジェームス・ギャラガー(25=英国)は不在も、ベラトールのバンタム級はタレントぞろいで、栄冠までの道のりは険しい。

1回戦で対戦するのは、同級2位のパトリック・ミックス(28=米国)。堀口が身長165センチに対し、180センチと対格差は歴然で、手足の長さを生かした極めの強さを武器とする。16年5月にプロデビューを果たすと、19年6月からベラトールに参戦。19年大みそかにさいたまスーパーアリーナで開催されたベラトールとRIZINの対抗戦では、同じく寝技を得意とする元谷友貴(32=フリー)から、1回フロントチョークで鮮やかな一本勝ちを収めている。

プロ通算戦績は、16戦15勝(11一本)1敗。22日(同23日)の前日計量のフェースオフ(にらみ合い)では、カンフーのポーズで挑発する余裕も見せた。打撃はもちろん、寝技も得意なオールラウンダーの堀口も「相手の戦いには付き合うつもりはない」と警戒感を示す難敵だ。

23日に行われる、もう1つのGP1回戦は、前同級王者のフアン・アーチュレッタ(34=米国=34)-同級1位のラフェオン・スタッツ(33=米国)。この一戦は、決勝を前に、同級暫定王者を決める対決でもある。ミックスに唯一の黒星を付けているアーチュレッタは、フィジカルの強さを誇り、16年にKOTC4階級制覇を達成するなど実力、実績ともに抜群。一方のスタッツはレスリングがベースの選手で、打撃も得意なオールラウンダー。現在9連勝中と、勢いに乗っている。

また、堀口とATTの同門で、タイタンFC王者ダニー・サバテーロ(29=米国)が、22日(同23日)に行われたワイルドカードを勝ち抜いて本戦への出場が決定。堀口は「基本的には同じジム同士の戦いは好きではない」としながらも「そうなれば盛り上がると思うので対戦してもいい」と話す。同門対決が実現するとすれば決勝で、その期待は高まっている。

堀口にとっては、再起をかけるトーナメントでもある。昨年12月、王者ペティスにケガで返上したベルトを取り戻すために挑戦も、4回KO負けを喫した。19年11月以来の王座奪還のため、なんとしてでも同GPを制し、ペティス復帰後の統一戦に臨みたい。

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【RIZIN】金原正徳が摩嶋一整にTKO勝ち「お前なんかに壁を越えさせないよ!」

摩嶋(手前)を攻める金原(撮影・滝沢徹郎)

<RIZINトリガー3大会>◇16日◇東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ

初代SRCフェザー級王者の金原正徳(39=リバーサルジム立川ALPHA)が、現Rebel FCフェザー級王者の摩嶋一整(30=毛利道場)を3回TKOで勝利した。

大会前インタビューで話した「どろどろの15分間のMMAの試合をする。主導権を握らせないように、常に動き続けたい」の言葉通り、寝かされても焦らずに対処した。3回、膝蹴りを打ち込んでスタミナを奪うと、起き上がれない摩嶋の一瞬の隙をついて、マウントポジションに移行。最後は強烈なパウンドを落として、逆境から勝利をつかみ取った。

試合後、意気消沈の摩嶋に近寄ると「お前なんかに壁を越えさせないよ!」と、まだまだ上を目指すことをアピール。マイクでは「矢地君。頼むよ」と、練習をともにし、メインイベントでグスタボと対戦する矢地祐介にエールを送った。

摩嶋(下)にパンチを見舞う金原(撮影・滝沢徹郎)
摩嶋に勝利した金原(左)はセコンドの所と笑顔(撮影・滝沢徹郎)

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平田樹計量パス、日の丸背負いフェースオフ ONE女子アトム級GP1回戦

3日夜のONEチャンピオンシップ女子アトム級GP1回戦に向け、にらみ合う平田(左)とアンダーソン(右)。中央はチャトリCEO(C) ONE Championship

アジアを拠点とする格闘技団体ONEチャンピオンシップのONE女子アトム級GP1回戦は3日夜、シンガポール・インドアスタジアムで開催される。日本女子でただ1人エントリーされた平田樹(22)は初戦で米女子団体Invicta FCを主戦場とするアリース・アンダーソン(26=米国)との初戦を控える。2日夜の計量(女子アトム級は47・7キロ~52・2キロ)で、平田はリミット52・2、対戦相手のアンダーソンは52・15キロでそれぞれクリア。平田は日の丸旗を背負い、フェースオフに臨んだ。

なお同興行は女子ファイターのみが出場。平田の他、同級GPリザーブファイトで山口芽生(38)がジェリー・メザバルバ(28=ブラジル)と対戦する。計量は山口が52・15キロ、メザバルバも51・55キロでそれぞれクリアした。

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スペル・デルフィン「2・5次元女子プロレス」設立 女性芸人らも参戦予定

YouTube専門女子プロレス団体設立を発表した左から、花園桃花、渡辺裕薫(シンデレラエキスプレス)、デルフィン、石井宏之氏(和泉テクノFC)

YouTube専門の女子プロレス団体設立を明言していた人気覆面レスラーのスペル・デルフィン(53)は17日、大阪市内で会見し、団体名を「2・5次元女子プロレス」(仮称)としてスタートさせることを発表した。

松竹芸能とタッグを組み、女性芸人らも参戦する予定。

会見したデルフィンは「小さい子どもでも楽しめるような、夢を持ってもらえるようなプロレスにしたい」と抱負を述べた。

YouTube専門のため、当面はバーチャルプロレスに特化し、映像に効果音や文字入れをし、演出面でも勝負していく。既に選手第1号兼総監督就任が内定しているアイドルレスラーの花園桃花(21)は「夢を与えられる企画で、私もベルト(王座)に初めて挑戦できるように頑張りたい」と語った。

9月26日には大阪・心斎橋の角座で第1期生の入団オーディションを行う。18歳以上の心身とも健康な女性が条件で、面談や体力測定もあるものの、あくまで個性などが重視される。審査員に加わる松竹芸能所属のお笑いコンビ「シンデレラエキスプレス」渡辺裕薫(53)は今後、リングアナウンサーなどでの参戦の可能性がある。

会見に出席した渡辺は「吉本興業も昔、プロレスをやっていた時期もあったが、松竹としては、松竹ロビンスというプロ野球チーム以来のプロスポーツ参入です」とあいさつ。今後は女性芸人も参戦予定で「芸人もプロレスも(観客に)表現することは共通している。客前に出ても恥ずかしくない形にしたい」と気合を入れた。

今回のプロレス企画は、ZOZO創業者・前澤友作氏が公募したふるさと納税の寄付先に、大阪・和泉市議のデルフィンが応募。同市に拠点を置く女子サッカークラブ「和泉テクノFC」(関西女子リーグ1部)による地域振興案などが採用され、実現した。女子サッカー選手の練習風景などもYouTubeに登場予定で、同FCの石井宏之理事長は「和泉市に我々のチームがあることを、もっと知っていただきたい」と相乗効果を願った。

「2・5次元女子プロレス」は今後、YouTubeで週に1度、番組を配信していく。第1回は20日午後8時に、この日の会見の模様を伝える。

なお、入団オーディションの申し込みなど詳細は、

https://sites.google.com/view/25joshiprowrestlingまで。

○…この日の会見を見学していた女子サッカー「和泉テクノFC」の選手、DF三浦ひかる(25)は、YouTube番組に出演することに「私は話が得意ではないので、別の選手が頑張ってくれます」と苦笑い。発足5年目のチームの目標はなでしこリーグ昇格。全員が夕方まで仕事をし、夜に練習を行う。今後は選手もバーチャルプロレスに参戦したり、女性芸人との漫才コンビ結成などの可能性もあり、多くの話題を提供してくれそうだ。

真壁伸也を投げるスペル・デルフィン(00年撮影)

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元UFC王者ヌルマゴメドフ、ロシア3部のサッカークラブと選手契約

FCレギオン・ディナモ・マハチカラの関係者(右)と握手を交わす元UFCライト級王者ヌルマゴメドフ氏(FCレキオン・ディナモ・ハマチカラ公式インスタグラムより)

米総合格闘技UFCの元ライト級王者で無敗のまま引退したハビブ・ヌルマゴメドフ氏(32=ロシア)が、ロシアサッカーリーグ3部に所属するFCレギオン・ディナモ・マハチカラと選手契約を結んだと13日(日本時間14日)、ロシアRTスポーツが報じた。クラブの公式インスタグラムにもクラブ関係者と握手するヌルマゴメドフ氏の写真が掲載された。同クラブは15年に設立されたばかりだという。

ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)とも親交が深いヌルマゴメドフ氏は今年1月、自らのインスタグラムで動画を投稿。「サッカー選手としてデビューする準備ができている。私はフリーエージェント。オファーを受け入れる準備ができている」と投稿していた。今回の報道では、いつ新チームに合流するのか、本当に戦力としてメンバー入りするのかは分かっていないとしている。

ヌルマゴメドフ氏は08年に総合格闘技デビューし、11年1月にUFCと契約。18年4月にUFCライト級王座を獲得し、同年10月のUFC229大会で、元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)を4回一本勝ちを収めた。やんちゃなマクレガーとは試合以外での「乱闘劇」も多く、両者ともに出場停止や罰金の処分を受けた過去もある。

19年9月には当時の同級暫定王者ダスティン・ポワリエ(米国)にも3回一本勝ち。20年10月に当時の同級暫定王者ジャスティン・ゲイジー(米国)を2回一本勝ちで撃破した後、29戦無敗のまま現役引退を決意。UFCデイナ・ホワイト社長らの説得にも応じず、今年3月、総合格闘技からの引退を正式表明していた。

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元PRIDE王者ヒョードルが10・23ベラトール大会参戦発表

10月23日のベラトール・ロシア大会参戦が発表されたヒョードル(ベラトールの公式サイトより)

米総合格闘技ベラトールFCは25日(日本時間26日)、元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(44=ロシア)が10月23日、ロシア・モスクワのVTBアリーナで開催される大会に参戦することを発表した。対戦相手や他カードは後日発表となる。ヒョードルは19年12月29日、ベラトール日本大会でクイントン“ランペイジ”ジャクソン(米国)に1回TKO勝ちして以来、1年10カ月ぶりのファイトとなる。

ベラトールのスコット・コーカー社長は「私はヒョードルとともに12年間働き、ベラトールとストライクフォースで9度の試合を組んできた。彼をホームに連れ帰り、彼のキャリア全体を見守ってきたファンの前で試合を決められて光栄です。ヒョードルに加え、ベラトールのロシアの選手たちをそろえ、10月23日のロシア大会のために歴史的なカードをまとめたい」とコメントした。

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デルフィン、ユーチューブ専門のプロレス団体設立へ

ユーチューブ専門のプロレス団体を設立するスペル・デルフィン(右)と花園桃花

覆面レスラーのスペル・デルフィン(53)がプロデューサーとなり、4月からYouTube専門のプロレス団体を設立することが17日、分かった。YouTubeによる試合の配信は最近の流行だが、専門の団体発足は画期的な試みになる。

ZOZO創業者・前澤友作氏(45=スタートトゥデイ社長)が公募したふるさと納税の寄付先に、大阪・和泉市議のデルフィンが今回の企画で応募し、採用された。前澤氏から同市に寄付された500万円の一部を使い、デルフィンが地域振興の一環で始める。団体名は近く発表される。

旗振り役のデルフィンは「今はテレビじゃなく、YouTubeを見る時代になり、子どもたちにプロレスを見て夢を持ってほしい。YouTubeだからこその、新しいジャンルのプロレスをつくっていきたい。団体の意義として、もっとおもしろいプロレスにしていきます」と説明する。

映像には効果音や文字入れなどをし、演出面に工夫を凝らすという。コロナ禍だけに興行に依存するのではなく、世界中から視聴できるYouTubeの利点を生かす。

既に設立準備に取りかかっており、大阪を拠点に活動するアイドル女子レスラーの花園桃花(21)が、選手第1号兼総監督への就任が内定。今後は入団オーディションを行い、最大5、6人の選手を受け入れる。9人組ガールズグループ「NiziU(ニジュー)」が誕生する際のオーディション番組のように、その過程も配信する。

配信する番組内では、プロレス以外にも女子サッカー、女性芸人にもスポットを当てる。和泉市に拠点を置く女子サッカークラブ「和泉テクノFC」がなでしこリーグ昇格に挑戦する過程や、松竹芸能の協力で女芸人NO・1決定戦「THE W」(テレビ番組)出場を目指す女性芸人の奮闘も配信する。プロレスを含めて3本柱のコンテンツを用意。時にプロレスラーが漫才に挑戦するなど、異業種交流の企画も行うという。

「プロレスラーは、プロレスだけしていればいいのではない。最近はメジャー団体の選手でさえ、個性がなくなり、みんな同じ選手に見えてしまう。個性を持つには、いろんな感受性を身につけ、時にはお笑いに挑戦して総合力をつけるのもいい」

デルフィン自身も6万人の大観衆が入った東京ドームでプロレスをしただけではなく、映画やテレビに出演したり、「M-1グランプリ」で漫才に挑戦し、3回戦に進出した経験もある。

デルフィンからスター選手の期待をかけられ、リーダー役の総監督に指名された花園は「私はデビューして3年目。まだ何もできないが、いただいたチャンスに全力で挑戦したい。その頑張りがいろんな人に伝わり、プロレス界が盛り上がれば」と意気込む。

大阪府南西部に位置する和泉市は関西空港から約20キロにあり、人口は約18万5000人。「すてきな街なのに全国的に知名度は低い。これを機に全国に和泉市をアピールしたい」というデルフィンが、故郷和泉市を拠点にYouTubeでエンターテインメントの頂点を目指す。【横田和幸】

◆スペル・デルフィン(本名・脇田洋人=わきた・ひろと)1967年(昭42)9月22日、大阪・和泉市生まれ。21歳の時、オランダでプロレスデビュー。FMW、ユニバーサル、みちのく、大阪を経て現在は沖縄プロレス社長、海鮮プロレスのプロデューサー。和泉市議は20年9月に3選を果たす。172センチ、80キロ。家族は夫人のタレント早坂好恵と1女。

◆前澤友作氏の寄付 前澤氏が20年11月19日、ツイッターでふるさと納税約8億円の寄付先を公募。お金を有効活用できる各自治体からの企画やアイデアを求めた。その1カ月後に提案・応募した156すべての自治体に500万円ずつ、総額7億8000万円をふるさと納税で寄付することを公表した。返礼品はすべて辞退している。

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中原太陽が初代タイガー魂胸に3年10カ月ぶり復帰

計量クリアし、ガッポーズする中原太陽(C)RIZINFF

大みそかRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)に出場する総合格闘家・中原太陽(38)が「初代タイガー魂」を胸に約3年10カ月ぶりにリング復帰する。倉本一貴(34)との総合ルール5分3回(63キロ)で激突。30日には都内で前日計量に臨み、62・3キロでパス。対戦相手の倉本一真(34)も62・75キロでクリアした。

17年2月の韓国のロードFCでのムン・ジェフン戦以来となるリングとなる中原は今年8月、初代タイガーマスクこと佐山聡(65)と出会い、佐山道場の門下生に。「僕が足りない部分をドンピシャで言われる。徹底的にやってもらっている。かゆいところに手が届く感じ。ちょっと動きをみただけでピンポイントに言われる」と心酔。週2~3回程度通い、指導を受けてきたという。

現在、パーキンソン病の疑いがあるなど闘病中の佐山だが、中原は「1度もお休みなく、自分は毎回受けています」と明かす。倉本戦に向け「佐山先生の教えを守るだけと思っている。もちろん勝つのが第1条件」とキッパリ。タイガーマスクの必殺技となる猛虎原爆固めを「練習していますよ。もちろん」と“秘策”として用意していることも明かしていた。

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村田夏南子UFC快勝デビュー「率直にうれしい」

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス14大会>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が白星でUFCデビューを飾った。UFCで6勝をマークするランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に臨み、3-0(30-27×3)のフルマークで判定勝ち。堂々のオクタゴン(金網)デビューを飾った。

入場時には尊敬するIQファイター桜庭和志の入場曲「SPEED TK RE-MIX」でオクタゴンまで歩いて気持ちを高揚させた村田は「デビュー戦で第一に勝つことができて率直にうれしいです。途中でヒジを打ち、パウンドも打ったのですが、そこで足を取られる場面があって、少し反省しないといけない」と苦笑いを浮かべながら初勝利の味をかみしめた。

試合はサウスポースタイルで前に出た村田が1回からいきなりテークダウンを奪った。柔道の足技も駆使し、相手の上に乗りながら右ひじ、右拳で顔面を殴った。2回はバックハンドブロー、左ストレートなどで打撃戦を展開した後、タックルで倒してケージ際に押し込んだ。最終3回にはマルコスの体を持ち上げてからマットに落とし、裸絞めも仕掛け、上に乗った状態から右拳を振り下ろした。「たくさん経験している選手と戦うことができて、すごい勉強になりました」と振り返るものの、打撃成功30回、テークダウン4回成功と最後まで攻め切った達成感も漂わせた。

村田はRIZINや米女子総合格闘技INVICTA FCで計7連勝を飾った後、今年3月にUFCと契約を結んだ。コロナ禍でなかなか決まらなかった初陣で快勝し「このまま、どんどんステップアップして強い選手に立ち向かっていきたい」と抱負を口にしていた。

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村田夏南子UFCデビュー戦勝利 裸絞めに強烈右拳

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

<総合格闘技:UFCファイトナイト・ラスベガス14大会>◇14日(日本時間15日)◇米ラスベガス

RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が白星でUFCデビューを飾った。

UFCで6勝しているランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に臨み、3-0(30-27×3)で判定勝利。堂々のオクタゴン(金網)デビューを飾った。

入場時には尊敬するIQファイター桜庭和志の入場曲「SPEED TK RE-MIX」でオクタゴンまで歩いて気持ちを高揚させた村田は、サウスポースタイルで前に出ると、1回からいきなりテークダウンを奪った。柔道の足技も駆使し、相手の上に乗りながら右ひじ、右拳で顔面を殴った。2回はバックハンドブロー、左ストレートなどで打撃戦を展開した後、タックルで倒してケージ際に押し込んだ。

最終3回にはマルコスの体を持ち上げてからマットに落とし、裸絞めも仕掛けた。ガードポジションから強烈な右拳を相手顔面に振り下ろした。サイドポジションにも入りながら終始、UFCでも経験豊富なベテランをコントロール。打撃成功30回、テークダウン4回成功と攻め切った村田が勝ち名乗りを受けた。

村田はRIZINや米女子総合格闘技INVICTA FCで計7連勝を飾った後、今年3月にUFCと契約を結んでいた。

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村田夏南子UFC初戦へ計量パス「みんな驚かせる」

村田夏南子(2018年8月12日撮影)

総合格闘技団体RIZINからUFCに移籍した村田夏南子(27)が14日(日本時間15日)、米ラスベガスでUFCデビュー戦に臨む。同日開催のUFCファイトナイト・ラスベガス14大会で、ベテランのランダ・マルコス(35=カナダ)との女子ストロー級5分3回に備え、13日(同14日)には前日計量に登場。マルコスが116ポンド(約52・62キロ)に対し、村田は115ポンド(約52・16キロ)でクリアした。

UFC日本語公式サイトで、村田は「みんなを驚かせるパフォーマンスを見せますから、どうか楽しみにしてください」と予告した。なお当初、リビーニャ・ソウザ(ブラジル)とのUFC初戦が発表されていたが、ソウザの故障で対戦相手が変更された。

さらに同サイトで村田は「UFCと契約してから、私はスタートラインに立った気がする。目の前に置かれたすべての試合に集中し、これからも上に登っていきたいと思います。それは私のキャリアを通じて変わらないでしょう」とキッパリ。米国での最終調整も終え「この大変な時期に試合の準備を手伝ってくれた日本と米国のチームメートには感謝以外の言葉がありません」とコメントしている。

レスリングをバックボーンとし、全日本選手権や世界ジュニア選手権などで優勝した村田は、15年の大みそかにRIZIN参戦を表明し、16年4月に総合格闘家としてプロデビュー。19年6月から米女子総合格闘技団体Invicta FCにも参戦し、同団体ストロー級王座も獲得している。通算戦績は11勝1敗。

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RENA地元で再起戦へ「吹っ切れたというか復活」

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

総合格闘技団体RIZIN FFは11日、RENA(28=シーザージム)が10月12日、エディオンアリーナ大阪で開催されるRIZIN19大会に参戦すると発表した。

総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦となった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来の再起戦となる。

地元大阪で復活を目指すRENAは「前回の米国で、みなさんに悲しい思いをさせ、私も絶望しましたが、吹っ切れたというか復活しています。こんな私でも声をかけていただけてうれしさと感謝しかない。地元大阪のパワーを借りて、最近はスカ勝ちしていないので、地元大阪で勝ちたい」と意気込みを示した。

会見に同席した榊原信行CEOは「6月のベラトール、アウェーでRIZINを代表するRENA選手の負ける姿を見るのはつらかったですが、ぜひRIZINで復帰してほしいと4カ月話してきた。復帰戦としてはハードル高いが、RENAの第2章としてリボーンしてほしい」と期待を寄せた。

なお山本美憂-ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)、元UFCファイター中村K太郎-マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)、RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ共和国)-ファビオ・マルドナルド(ブラジル)、ライト級トーナメント1回戦の開催も発表された。

RIZIN19大会はフジテレビ系列で午後7~8時54分で全国中継される。

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA
再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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UFCデビューの魁津希、対戦の中国選手が計量失敗

メインのUFC女子ストロー級王者ジェシカ・アンドラージ(左)と挑戦者の同級6位ジャン・ウェイリー

米総合格闘技UFCファイトナイト中国・深■(■は土ヘンに川)(しんせん)大会は31日、中国・広東省深■(■は土ヘンに川)市のユニバーシアード・スポーツ・センターで開催され、女子フライ級(56・7キロ以下)の魁津希(みずき=25)が同団体デビューを果たす。

30日には同地で前日計量が開かれ、同級5分3回に臨む魁津希はリミット56・7キロでパスした。一方、対戦相手となるウー・ヤナン(中国)が58・51キロで計量失敗。規定によりヤナン側からファイトマネーの30%の支払いを受け、試合成立となる。なおメインイベントに組まれたUFC女子ストロー級タイトル戦に出場する同級王者ジェシカ・アンドラージ(27=ブラジル)は51・94キロ、挑戦者の同級6位ジャン・ウェイリー(30=中国)も52・16キロでクリアした。

空手がバックボーンの魁津希は16歳の時にプロデビュー。DEEP JEWELSや米団体Invicta FCなどで活躍してきた。昨年、米ニューヨークに練習拠点を移し、セラ・ロンゴファイトチームで練習を積んできた。他選手の欠場により、試合1カ月前の緊急出場オファーを受けてのオクタゴンデビューとなる。

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