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【WWE】野獣レスナーが巨人オモス襲撃も顔面ハイキックの返り討ち…シングル戦へパワー差歴然

オモスとの計量イベントのために姿をみせたブロック・レスナー(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇27日(日本時間29日配信)◇米アリゾナ州フェニックス・フットプリントセンター

「野獣」ブロック・レスナーが年間最大の祭典で激突する「巨人」オモスにパワー差をみせつけられた。4月1、2日に米イングルウッド・SoFiスタジアムで開催されるレッスルマニア39大会でシングル激突が決まっている身長221センチのオモスとリング上で行われた計量イベントにそろって出席した。

最初に仲間のMVPとともに姿をみせたオモスの体重は410ポンド(約185・9キロ)と判明。続いてレスナーがリングに入ると、体重計には乗らずにオモスに不意打ちの襲撃を開始。クローズライン、ジャンピング・エルボーでコーナーに追い詰め、体重計を持って殴ろうとしたが、逆に顔面にカウンターの前蹴りを浴び、なくなく場外へとエスケープ。身長190センチの野獣が巨人のパワフルな動きに圧倒されていた。

2週間前の調印式では得意のジャーマンスープレックスでも、F5でもオモスを投げられなかった。今回は場外で不敵な笑みをみせていたレスナーだったが、レッスルマニアに向けてまたも勢いづくことはできなかった。

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【KNOCK OUT】WBCでMVP大谷翔平と一文字違いの大谷翔司も格闘技界のMVP目指す

4・22KNOCK OUT後楽園大会に向けた記者会見に登場した大谷翔平と一文字違いの大谷翔司

WBCで大会MVPに輝いた侍ジャパンの大谷翔平選手(28=エンゼルス)と一文字違いの、大谷将司(32=スクランブル渋谷)が、格闘技界のMVPを目指す。

23日、「KNOCK OUT 2023 vol.1」(4月22日、後楽園ホール)のカード発表記者会見に登壇。大谷は、KNOCK OUT初参戦の力斗(21=TEAM PREPARED)と対戦することが決まった。世間は、世界一に輝いた侍ジャパンムード一色。投打二刀流の大谷と、一文字違いの格闘技界の大谷は「MVP狙っていきます」と、豪快なKO勝利を宣言した。

対戦相手の力斗は、記者会見に不参加。書面でコメントを発表し「せっかくKNOCK OUTに参戦できることになったのに、相手が聞いたことのない弱そうな選手で残念です。どうせならバズーカとやりたかったです。大谷はどう考えても俺の踏み台になる選手。早くKNOCK OUTのベルトを取るために今回はもちろんKOして勝ちます。大谷、すぐに壊れるサンドバッグは要らないので簡単に倒れるなよ」と挑発。

これに、苦笑いを浮かべた大谷は「そういう感じで来てもらえた方が、面白くなると思う。自分は仕事辞めたりして、格闘技向き合う時間が増えて、すごい成長できている自信がある」と気合十分。格闘技の“一刀流”で、成り上がる。

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【K―1】男子タイトルマッチ5試合中1試合で挑戦者が勝利 与座優貴が新王者に

ライト級新チャンピオンとなり勝ち名乗りを受ける与座(撮影・滝沢徹郎)

<K-1ケイズフェスタ6大会:K-1 WORLD GP>◇12日◇東京・代々木競技場第1体育館

男子のタイトルマッチが5試合行われた。

スーパーバンタム級タイトルマッチでは、王者・金子晃大(26=K-1 ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、挑戦者のタイのコンペット・シットサラワットスア(22)に判定勝利し、初防衛に成功した。

昨年のK-1MVPのフェザー級王者・軍司泰斗(24=K-1ジム総本部チームペガサス)は、挑戦者のタイのヴュー・ペッコウーソン(23)に判定勝ちし、初防衛に成功した。

スーパーウエルター級王者の和島大海(28=月心会チーム侍)は、挑戦者のタイのジョムトーン・ストライカージム(33)をTKO勝利。完全に戦意を喪失させた。

ライト級のタイトルマッチでは、挑戦者の与座優貴(25=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、王者の朝久泰央(25=朝久道場)に判定で勝利し、新王者に輝いた。

メインマッチとなったスーパーライト級タイトルマッチは、王者の大和哲也(35=大和ジム)が、林健太(28=FLYSKY GYM)と壮絶な打ち合いを演じ、判定勝利で2度目の防衛に成功した。

3回、与座(左)は朝久に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
3回、与座優貴(右)は朝久泰央に蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
判定で朝久泰央(左)勝利し感極まる与座優貴(撮影・滝沢徹郎)
3回、与座優貴(左)は朝久泰央にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)

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RIZIN5連勝中の鈴木千裕「答えは明日のリングで出る」5日“南米の強豪”リオスと対戦

5日のKNOCK OUT代々木大会に向けて計量クリアした鈴木千裕(左)と対戦相手のマルコス・リオス

RIZIN5連勝中のキックボクシングKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(23=クロスポイント吉祥寺)が“南米の強豪”とのメインに向けて静かに燃えた。

5日のKNOCK OUT2023 SUPER BOUT“BLAZE”(東京・代々木競技場第2体育館)で過去7タイトル獲得の経験を持つマルコス・リオス(23=アルゼンチン)と同級3分3回(延長1回)で激突する。

4日には両者そろって計量クリアし、握手も交わした鈴木は「(リオスの)目をみた時、オレのこと倒しにきているなと思った。王者のプライドを懸け、逆にKOしたいなと思う」と決意を示した。

格闘技界で前日計量、前日会見などで選手同士の舌戦などが恒例化していることを踏まえつつ、鈴木は「今の時代、格闘技の会見は乱闘とか暴言とか、そういう時代に変わりつつありますよね。でも今回のボクの相手は本物。だから美しい試合が見せられると思う」とキッパリ。

新生KNOCK OUT初の代々木大会では大会MVP選出も設定されており「今回の試合終わったら、ミットを持ってくれるタイ人トレーナーのチャーさんが短期間ですが、タイに帰ってしまう。安心して帰ってもらうためにもボクのトレーナー、チームがみんなが間違っていなかったことを証明しないといけない。必然的に良い試合になるし、必然的にMVPに選ばれると思う、本物が選ばれると思うし、答えは明日のリングで出ると思うので楽しみにしてください」と強い決意を示した。

計量後の会見で握手した鈴木千裕(左)とマスコス・リオス

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元K1王者武居由樹、那須川天心との世界戦待望「良い舞台で戦えれば」ボクシング年間表彰新鋭賞

ボクシング22年度年間表彰 新鋭賞の武居由樹(右)に副賞を手渡す日刊スポーツ新聞社ビジネス開発部村上智部長(撮影・鈴木みどり)

プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者の元K-1同級王者武居由樹(26=大橋)が、人気格闘家からプロボクサーに転向した那須川天心(23=帝拳)を歓迎した。

22日に東京ドームホテルで開催された22年のボクシング年間優秀選手表彰式に出席。新鋭賞を受賞した武居は4月8日にボクシングデビュー戦(スーパーバンタム級6回戦)を控える那須川と同じキックボクシング出身だけに「那須川天心選手が来てくれてありがたくて。階級が近くで同じキックからきたというところでも(対戦を)見たいと言われる。お互いがもっと上に行った時、(拳を)交えられたら。そこまで自分も負けることができないと思います」と気合を入れ直した。

お互いに勝ち上がっていれば、いずれ世界戦の舞台で対戦する可能性もある。武居は「理想ですね。良い舞台で戦えればいいですね。今すぐではないですが。4月(の那須川デビュー戦)が楽しみですね」と視察する意欲をみせていた。新生K-1となって設立されたアウォーズ(年間表彰)では、初代の年間最優秀選手(MVP)に輝いていた。武居は「全部の試合に勝って早いラウンドで倒すことを目指している。いつか(ボクシングMVPに)近い賞をもらいたい」と決意を新たにしていた。

ボクシング22年度年間表彰 新鋭賞の武居由樹(右)に副賞を手渡す日刊スポーツ新聞社ビジネス開発部村上智部長(撮影・鈴木みどり)
新鋭賞を受賞し、壇上へ向かう武居(撮影・鈴木みどり)
新鋭賞を受賞した武居(左から2人目)(撮影・鈴木みどり)
記念撮影に納まる選手達。左から2人目から女子最優秀選手賞の昼田、努力敢闘賞の阿部、殊勲賞の中谷、最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地、年間最高試合賞の村田、新鋭賞の武居(撮影・鈴木みどり)

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井上尚弥スーパーバンタム級王座挑戦決定が秒読み段階に「今はフルトンの映像しかみていない」

年間最優秀選手賞を受賞し、スピーチする井上尚(撮影・鈴木みどり)

ボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)の世界スーパーバンタム級王座挑戦決定が秒読み段階に入った。22日、都内で行われた年間表彰式に出席した井上は「もうじき発表できるかな」と現状報告。現在、WBC、WBO世界同級1位にランクされ、5月開催を目標にWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦交渉している。井上は「今はフルトンの映像しかみていない」とも明かした。

年間表彰では5年連続6度目の最優秀選手賞(MVP)に選出され、通算6度目MVPは白井義男、具志堅用高を超えて最多記録となった。76~80年で5年連続MVPを受賞した具志堅以来、42年ぶりに受賞回数を塗り替えた。「すごい記録を超えることができた。40年(以上)という数字が物語っている。今年も負けられない。ぬかりなくやっていく」と最多の6年連続MVPを狙う活躍を約束していた。

年間最優秀選手賞を受賞し、スピーチする井上尚(撮影・鈴木みどり)
年間最優秀選手賞を受賞し、壇上に向かう井上尚(撮影・鈴木みどり)
記念撮影に臨む、左から殊勲賞の中谷、年間最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地(撮影・鈴木みどり)

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寺地拳四朗、技能賞初受賞にも「まだこれから」4月の3団体統一戦「捕まえて倒す」と自信

記念撮影に臨む、左から殊勲賞の中谷、年間最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地(撮影・鈴木みどり)

2022年のボクシング年間優秀選手表彰式が22日、東京ドームホテルで開催された。

最優秀選手賞は5年連続で史上最多6度目の受賞となった前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が、KO賞とダブル受賞。技能賞にWBAスーパー・WBC世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(31=BMB)。殊勲賞に前WBO世界フライ級王者の中谷潤人(25=MT)が選出された。

初の受賞に寺地は「素直にうれしい」と笑顔をみせたが「その上の賞があるので、まだまだこれからだという気がします。これからも頑張っていい成績を残してMVPを取れれば」と満足はしていなかった。

4月8日に東京・有明アリーナでWBO同級王者ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)との3団体王座統一戦を控える。「今は追い込んでいる。スパーリングも充実している」と調整も順調。「(ゴンサレスは)足を使う選手なので、どう捕らえるか。しっかり捕まえて倒します」と自信をのぞかせた。

記念撮影に納まる選手達。左から2人目から女子最優秀選手賞の昼田、努力敢闘賞の阿部、殊勲賞の中谷、最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地、年間最高試合賞の村田、新鋭賞の武居(撮影・鈴木みどり)
記念撮影に納まる選手達。左から2人目から女子最優秀選手賞の昼田、努力敢闘賞の阿部、殊勲賞の中谷、最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地、年間最高試合賞の村田、新鋭賞の武居(撮影・鈴木みどり)

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【ボクシング】井上尚弥「数字が物語っている」42年ぶり更新の6度目年間MVP受賞に喜び

年間最優秀選手賞を受賞した井上尚(右)は副賞の能登牛のパネルを手に笑顔(撮影・鈴木みどり)

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)が22日、都内のホテルで行われた22年度年間表彰式に出席した。今月8日に5年連続6度目の最優秀選手賞(MVP)に選出され、通算6度目のMVPは白井義男、具志堅用高を超えて最多。5年連続MVPは白井、具志堅と並ぶ最多タイ記録となった。KO賞も3年連続6度目の受賞で2冠に輝いた。

平成以降でMVPの5年連続、6度目受賞はいずれも最多。1976~80年で5年連続MVP受賞した具志堅以来、42年ぶりに受賞記録を更新した井上は「40年ぶりぐらいですか、すごい記録を超えることができた。40年という数字が物語っていますね」と感慨深げだった。

23年を「挑戦」イヤーと位置付け、スーパーバンタム級に転向。現在はWBC、WBO世界同級1位にランクされ、WBC、WBO同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦交渉している段階。井上は「今年も負けられない。ぬかりなくやっていくだけですね」と新記録となる6年連続MVPを狙う意気込みを示した。

年間最優秀選手賞を受賞し、スピーチする井上尚(撮影・鈴木みどり)
年間最優秀選手賞を受賞し、スピーチする井上尚(撮影・鈴木みどり)
記念撮影に納まる選手達。左から2人目から女子最優秀選手賞の昼田、努力敢闘賞の阿部、殊勲賞の中谷、最優秀選手賞の井上尚、技能賞の寺地、年間最高試合賞の村田、新鋭賞の武居(撮影・鈴木みどり)
年間最優秀選手賞を受賞し、壇上に向かう井上尚(撮影・鈴木みどり)

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【BreakingDown】流血騒動アドリブまさお因縁久保田覚と対戦「注目浴びてなんぼ」連載3

ブレイキングダウン第7回大会に出場するアドリブまさお(撮影・勝部晃多)

人気格闘家、朝倉未来がプロデュースする1分1ラウンドの格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)」の第7回大会が19日、千葉・幕張メッセで開催される。

プロ格闘家にとどまらず、人気ユーチューバーやタレントなど多数の著名人が出場し、異色の格闘技イベントとして一大ムーブメントを起こしてきた。今大会は、過去最多となる2600件の応募から選ばれたえりすぐりのファイターたちが出場する。ニッカンスポーツ・コムでは、その中でも話題沸騰の4選手を紹介。第3回は、オーディション流血騒動のアドリブまさお(33)。

◇   ◇   ◇   

-前回大会の前日会見で“会津のけんか屋”久保田覚にパイプ椅子で殴打されて流血。今大会は騒動となった因縁の相手と対決する。

まさお「覚さんには本当に感謝しかないです。格闘技とエンターテインメントが混じったイベントなので、注目を浴びてなんぼだと思う。盛り上がったと言ったら語弊はありますけど、僕自身はありがたいという思いしかないです。びっくりはしましたけど、あれがいやだったらBDに出てはいけないと思っています」

-デビュー戦。どんな試合をしたい

まさお「キャラは違うけど、僕たちには『田舎出身』『塀の中にいた』という共通点がある。道を踏み外してもやり直すことができるというところを見せられると思うので、けんかや因縁とかじゃなくて『2人の試合がMVPだった』といわれるような試合を作りたいです」

-中学校卒業後に少年院に。その時の経験は

まさお「茨城弁で『きかんぼう』といいますが、いうことを聞かない子供でした。少年院時代は人生に大きな影響を与えましたね。テレビも見られないし、私語も厳禁、お風呂も週2、椅子の背もたれを使ってはいけないし、笑ってもいけない。つらかったですけど、社会に出てからそれ以上につらいことがない。もちろん犯罪はダメですけど、そういう意味では人生の糧になっています」

-退院後はさまざまなアルバイトを経て、水商売の世界で独立。キャバクラ、ガールズバー、バーと3店舗を経営した。現在は土浦市のバー「俺ん家」のオーナーでYouTubeでも活動。なぜBDに出ようと思ったのか

まさお「借金が約4000万円あるので、有名になってお金を稼ぎたかった。あとは、兄弟に会ってみたいんです。僕は母子家庭で育ったんですけど、腹違いの兄弟が2人いることがわかっている。存在を知っているだけで会えていないので、僕が有名になれば会えるんじゃないかと思っています」

-支えてくれた母への恩返しの気持ちは

まさお「もちろんあります。僕もですけど母も変わった人で、普通の親だったら『お前には無理だ』とか『やるべきことがあるだろ』って言われることをたくさんやってきたんですけど、『やりたいならやりなよ』っていつも応援してくれた。だから才能はないけどポジティブに育ったんだと思います。すごく感謝しているので、僕が成功した姿を見せることが一番の恩返しだと思っています」

-夢は

まさお「僕に夢はない。かなえられるかわからない大きなものが夢で、目標は達成するものだと思っています。有名になるというのは僕にとって目標。あくまで通過点です」

◆アドリブまさお 1989年(平元)5月17日、茨城県土浦市生まれ。本名非公開。中学卒業後、少年院で11カ月間過ごす。退院後はさまざまなアルバイトを経て、水商売の世界で独立。26歳時にアマチュアボクシング大会に出場。その後、プロボクシングのライセンスを取得も、ケガのためデビューせずに引退。YouTube「まさおアドリブチャンネル」は登録者数3万人。

ブレイキングダウン第7回大会に出場するアドリブまさお(撮影・勝部晃多)

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【BreakingDown】元お笑い芸人ぬりぼう人生一発逆転かけ「本当は試合なんて…」連載1

BreakingDown第7回大会のオーディションに参加するぬりぼう(BreakingDownユーチューブより)

人気格闘家、朝倉未来がプロデュースする1分1ラウンドの格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン=BD)」の第7回大会が19日、千葉・幕張メッセで開催される。

プロ格闘家にとどまらず、人気ユーチューバーやタレントなど多数の著名人が出場し、異色の格闘技イベントとして一大ムーブメントを起こしてきた。今大会は、過去最多となる2600件の応募から選ばれたえりすぐりのファイターたちが出場する。ニッカンスポーツ・コムでは、その中でも話題沸騰の4選手を紹介。第1回は、元お笑い芸人のぬりぼう(31)。

   ◇   ◇   ◇   

-いよいよBDデビュー目前。現在の心境は

ぬりぼう「いや~、ついにきましたね。めっちゃ練習してますよ! 大根のかつらむきを」

-先日、足の骨折が判明した

ぬりぼう「昨年12月のオーディションの時ですね。スパーリングでローキックだけ蹴って、後は逃げ回っていたら骨折しました。なぜか蹴った方ではなくて、軸足の方を。まだ完治はしていませんが、当日はアドレナリンで痛みを消してやるしかない。うわ、なんかこれ格闘家みたいっすね(笑い)」

-元吉本所属のお笑い芸人で、現在はユーチューバーとして活動する

ぬりぼう「吉本で丸4年ほど芸人活動をして、M-1は最高で2回戦進出、キングオブコントではセミセミファイナリストまで行きました。ユーチューブは『ぬりぼう&さわきん』の名前でこれまで4年半やっていて、『誰も傷つけないハッピーなナンパ』を投稿してきました。登録者は約15万人です」

-BDに応募したきっかけは

ぬりぼう「人生をかえたかったからですね。お笑い芸人の時は同じ『ヨシモト∞ホール』所属に、ジャングルポケットさんや横沢夏子さんたちがいた。僕はネガティブな性格なので『他に面白い人がいっぱいいるから無理だな』と思ってしまい、限界まで努力することもせずに辞めてしまいました。ユーチューブ活動も、ずっと人気でいることは難しい。ウーバーイーツでバイトをしている時に、ふと『俺は何をやってるんだろう』と思ってしまいました。周りには結婚して子供がいる人たちもいれば、お笑いで成功している人もいる。このBDのオーディションでこけたら就活しようと思って、最後の望みをかけて応募したんです」

-オーディションでは朝倉に「MVP」と称されるなど大活躍。「昇った太陽、2度と沈まなくなりますよ」などの迷言も残し、本戦出場を決めた

ぬりぼう「あれは緊張しすぎてわけわからなくなってしまったんですよ! ウケて、ひな壇まで上がれたので結果オーライですね(笑い)。僕はヤンキーキャラでもないですし、ビビりだし弱い。本当は試合なんて出たくないですけど、とりあえずこれで就活せずにすみました。一発逆転で有名になりたいですね」

-今回の対戦相手・本多スイミングスクールは、ピン芸人。対抗意識は

ぬりぼう「どっちがおもろいか証明してやりますよ。彼には何の恨みもないですけどやるしかないので。今度は太陽を沈めますわ。僕は勝手に吉本を背負っているので、負けられない。派手にKOして、BDのひな壇の座を不動のものにします!」

◆ぬりぼう 1991年(平3)12月24日、東京都大田区生まれ。本名非公開。小学生時代にはミニバスでキャプテンを務め、高2~3の1年間キックボクシングを経験。高校卒業後、吉本NSCに16期生として入学。その後、吉本興業でお笑い芸人として4年間活動。留学経験があり、英語が堪能。

BreakingDown第7回大会のオーディションに参加するぬりぼう(BreakingDownユーチューブより)

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2団体統一王者の寺地拳四朗が初の技能賞「来年はMVPを取れるように」貪欲な姿勢崩さず

22年11月、京口紘人(右)の顔面に右フックをヒットさせる寺地拳四朗

プロボクシングの22年度年間表彰選手が8日に発表された。技能賞はWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗が初受賞した。

昨年3月に矢吹との再戦を制し、WBC王座を奪い返すと同11月にWBAスーパー王者京口を7回TKO撃破し、2団体統一王者となっていた。寺地は「来年はMVPを取れるようにもっと強く、そしてみなさまを楽しませるボクシングができればと思います。まだまだ向上していこうと思います」と貪欲な姿勢だった。

プロボクシング 22年度年間表彰受賞者

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白井、具志堅超え6度目MVPの井上尚弥、今年も「ヒリヒリ、わくわくするボクシングを」

井上尚弥(2023年1月13日撮影)

ボクシングの22年度年間表彰選手が8日に発表され、前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が5年連続6度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。同日に都内で選考会が開かれ、各賞が決定。通算6度目MVP受賞は白井義男、具志堅用高を超え、最多記録となった。5年連続MVPは白井、具志堅と並ぶ最多タイ記録。またKO賞も3年連続6度目の受賞で2冠に輝いた。

ついに「レジェンド超え」を果たした。白井、具志堅という伝説ボクサーと並んでいた受賞回数を超える6度目のMVP。5年連続も白井、具志堅と並ぶ最多タイで、平成以降となるとMVPの5年連続、6度目受賞はいずれも最多だ。昨年は2試合ともに王座統一戦。昨年6月のドネア(フィリピン)戦は2回TKOで圧勝、同12月のバトラー(英国)戦は守備的な相手を11回KOで倒し切り、KO賞とのダブル受賞となった。

井上は「昨年は3団体統一戦、4団体統一戦と例年にも増して非常に濃密な1年でした。その上で最高の結果を出せたこと、自分自身も満足しております」と所属ジムを通じて喜びを表現。今年1月にはバンタム級全王座を返上し、スーパーバンタム級への転向を表明し「2023年は新たな階級での『挑戦』となります」と世界4階級制覇への意気込みを示した。

史上9人目、日本初、アジア初、バンタム級初の4団体統一に成功していた余韻に浸ることなく、井上のスーパーバンタム級転向初戦の交渉は大詰めを迎えている。先月には米スポーツ局ESPNが、5月開催を目標に日本でWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)への挑戦が合意したと報じられた。井上自らも陣営が対戦交渉していることを認めている。内定間近となる無敗の2団体統一王者への挑戦も想定しながら「ファンの方がヒリヒリ、わくわくするようなボクシングをお見せできるよう、より一層、精進してまいります」と決意を新た。世界初の2階級での4団体統一を目指し、歩みを始める。【藤中栄二】

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井上尚弥MVP、村田諒太が年間最高試合 寺地拳四朗は技能賞初受賞 ボクシング年間表彰一覧

22年12月、ポール・バトラー(右)のボディに打ち込む井上尚弥

プロボクシングの22年度年間表彰選手が8日に発表された。

最優秀選手賞(MVP)は前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(大橋)が5年連続6度目の受賞を果たした。技能賞にはWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(BMB)が初受賞、殊勲賞には前WBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)が2度目の受賞となった。

年間最高試合(世界)には昨年4月、さいたまスーパーアリーナで開催されたWBAスーパー、IBF世界ミドル級王座統一戦となったゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)-村田諒太(帝拳)が選出。努力・敢闘賞にはWBOアジア・パシフィック・フェザー級王者阿部麗也(KG大和)、新鋭賞には元K-1スーパーバンタム級王者で現東洋太平洋同級王者の武居由樹(大橋)が選ばれた。年間表彰式は22日に東京ドームホテルで行われる。なお各賞は次の通り

【22年度ボクシンブ年間表彰選手】

★最優秀選手賞=井上尚弥(大橋)

★技能賞=寺地拳四朗(BMB)

★殊勲賞=中谷潤人(M.T)

★努力・敢闘賞=阿部麗也(KG大和)

★KO賞=井上尚弥(大橋)

★新鋭賞=武居由樹(大橋)

★年間最高試合(世界)=22年4月、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)-村田諒太(帝拳)

★年間最高試合(世界戦以外)=22年11月、吉野修一郎(三迫)-中谷正義(帝拳)

★女子最優秀選手賞=晝田瑞希(三迫)

★女子年間最高試合=22年12月、晝田瑞希(瑞希)-谷山佳菜子(ワタナベ)

★優秀選手賞=井岡一翔(志成)、井上尚弥(大橋)京口紘人(ワタナベ)、谷口将隆(ワタナベ)、寺地拳四朗、中谷潤人(M.T)

★特別賞=伊藤雅雪、小澤瑶生、久保隼、宮尾綾香、矢尾板貞雄

村田諒太(右)とゴロフキン(2022年4月9日撮影)
22年11月、京口紘人(右)の顔面に右フックをヒットさせる寺地拳四朗

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年間最高試合はゴロフキン-村田諒太戦 4月世界ミドル級王座統一戦 22年度年間表彰発表

村田諒太(右)とゴロフキン(2022年4月9日撮影)

プロボクシングの22年度年間表彰選手が8日に発表され、年間最高試合(世界)には昨年4月、さいたまスーパーアリーナで開催されたWBAスーパー、IBF世界ミドル級王座統一戦となるゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)-村田諒太(37=帝拳)戦が受賞した。19年12月の初防衛戦以来、約2年4カ月ぶりとなったリングで村田がミドル級最強と呼ばれるゴロフキンと拳を交えた。 国内最大となる興行規模20億円以上の大舞台で、村田は1回から重厚なプレッシャーをかけて右強打を打ち込み、2回には左右の両ボディーを好打。徹底したボディー攻撃でゴロフキンを下がらせる場面もあった。5回以降、競り合いの展開となったが、ゴロフキンの左フック、多彩なコンビネーションで反撃を受け、村田も果敢に打ち返したものの、9回に右クロスを浴びてダウン。陣営からの棄権申し入れがあり、9回2分11秒、TKO負けを喫していた。

なお世界戦以外の年間最高試合には、同11月、さいたまスーパーアリーナで開催されたWBOアジア・パシフィック・ライト級タイトル戦となる同級王者吉野修一郎(31=三迫)-元東洋太平洋同級王者中谷正義(33=帝拳)戦が受賞した。

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井上尚弥が白井義男、具志堅用高を抜く6度目の年間MVP受賞「非常に濃密な1年で最高の結果」

井上尚弥(2023年1月13日撮影)

プロボクシングの22年度年間表彰選手が8日に発表され、前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が5年連続6度目の最優秀選手賞(MVP)に選ばれた。同日に都内で選考会が開かれ、各賞が決定。通算6度目MVP受賞は白井義男、具志堅用高を超え、最多記録となる。5年連続MVPは白井、具志堅と並ぶ最多タイ記録。またKO賞も3年連続6度目の受賞で2冠に輝いた。平成以降となるとMVPの5年連続、6度目受賞はいずれも最多になる。

所属ジムを通じ、井上は「2022年年間最優秀選手賞を受賞させて頂きありがとうございます。昨年は3団体統一戦、4団体統一戦と例年にも増して非常に濃密な1年でした。その上で最高の結果を出せたこと、自分自身も満足しております。2023年は新たな階級での『挑戦』となります。ファンの方がヒリヒリ、わくわくするようなボクシングをお見せできる様より一層精進してまいります」と決意を示した。

井上は昨年6月、ノニト・ドネア(フィリピン)とのWBAスーパー、WBC、IBF世界同級王座統一戦で2回TKO勝ちし、3団体王座統一に成功、同12月にはWBO世界同級王者ポール・バトラーも11回KOで下し、史上9人目、日本初、アジア初、バンタム級初の4団体統一に成功していた。今年1月、4本の世界ベルト返上とスーパーバンタム級への転向を表明。WBO世界同級1位にランクし、米スポーツ局ESPNには5月開催を目標に日本で無敗のWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(米国)への挑戦が合意したと報じられている。

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「ネガティブ・ボクサー」下町俊貴日本Sバンタム級タイトル戦へ「やられる展開考えてしまう」

日本タイトルに初挑戦の下町とグリーンツダジム本石会長(撮影・実藤健一)

ボクシングの日本スーパーバンタム級3位下町俊貴(26=グリーンツダ)が6日、初の日本王座挑戦に向けて、大阪市内の所属ジムで会見した。4月26日に後楽園ホールで行われる同級王座決定戦で、同級1位の石井渡士也(21=REBOOT.IBA)と対戦する。

17年度の同級全日本新人王でMVPを獲得したが、そこから日本タイトル挑戦に時間を要した。「新人王をとってから長かった。一発でものにできるようにしたい」と意気込んだ。

ただ、相手も将来を期待される強豪。バンタム級の世界主要4団体を制した“モンスター”井上尚弥(大橋)ら、複数の世界王者からスパーリングパートナーで呼ばれる実力者だ。

下町は「怖いなぁ」とぽつり。「やられる展開ばかり考えてしまうんで、試合までに気持ちも作っていきたい」。自ら認める「ネガティブ・ボクサー」。マイナスの思考回路も克服して念願の舞台に立つ。

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【UFC】「超新星」平良達郎「まだ見せていない関節技で決めたい」3連勝へ前日計量クリア

UFC3戦目の対戦相手となるヘスス・アギラー(右端)とフェースオフする平良達郎(左端)(C)UFC/Zuffa LLC

「超新星」と呼ばれるUFCファイター平良達郎(23)が3連勝を狙う。

4日(日本時間5日)にUFCファイトナイト・ラスベガス68大会でヘスス・アギラー(26=メキシコ)とのフライ級5分3回を控える。3日(同4日)に同地で前日計量に登場。125ポンド(約56・7キロ)でパスしたアギラーに対し、平良は125・5ポンド(約56・93キロ)でクリアした。

試合1週間前まで地元沖縄で調整を続けてきた平良は「ギロチン(裸絞め)が得意な選手なので首は気をつけたい。思い切り良い分、雑なところもある選手。そこを狙いたい」と万全の対策を練ってきた自信がある。昨年5月のUFC初陣は判定勝ち、同9月の2戦目は一本勝ちと着実に勝利を重ねており、米専門メディアにも注目されている。

平良は「今、必要なのは経験。本当は5分3回をやりたい気持ちがあるが、インパクト残した方が気持ちいいのでKO、まだ見せていない関節技で決めたい。(最終3回の)4分59秒で仕留めたい」と掲げた。

23年の目標も頭にイメージしている。「24年に王座挑戦できるように。23年はランカーを倒してアピールしたい。挑戦者になれる(ランキングに入る)ぐらいの気持ち」と23年初戦に向かう。【藤中栄二】

◆平良達郎(たいら・たつろう)2000年(平12)1月27日、沖縄・那覇市生まれ。城岳小、神原中時代は野球に没頭。小禄高1年時、兄が通っていたジムに入門し、総合格闘技を開始。17年に全日本アマチュア修斗フライ級で優勝し、18年に修斗でプロデビュー。同年に開催された修斗新人王決定トーナメント(フライ級)を制覇し、MVPを獲得。21年には修斗フライ級王者に。昨年5月にUFC白星デビュー。家族は両親と兄、妹。170センチ、66キロ(通常)。

UFC3戦目に備え、膝蹴りのトレーニングを積むフライ級の平良達郎(左)
UFC3戦目に備え、打撃練習に励むフライ級の「超新星」平良達郎(左)

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【K1】22年MVP軍司泰斗が現代ムエタイ界軽量級の最高峰と防衛戦 3・12ケイズフェスタ

フェザー級タイトルマッチが決定した挑戦者ヴュー・ペッコウーソンのパネルを手にする王者の軍司泰斗

K-1フェザー級王者・軍司泰斗(24=K-1ジム総本部チームペガサス)が3月12日の年間最大の祭典ケイズフェスタ6大会(東京・代々木競技場第1体育館)でヴュー・ペッコウーソン(23=タイ)との防衛戦に臨むと2日、発表された。

1日のK-1アウォーズで22年の年間最優秀選手(MVP)となった軍司にとって昨年12月以来、約3カ月ぶりのリングとなる。

現代ムエタイ界軽量級の最高峰にいるとされるヴューの挑戦を受ける。ムエタイのベルトを保持しており、K-1王者VSムエタイ王者の対決構図だ。2日に都内のホテルで会見に臨んだ軍司は「強い外国人選手とやりたいと言ってきた。強い選手と防衛戦でやれてうれしい。勝って次のステージにいきたい」と強い決意を示した。

既にヴューの試合映像もチェックしている。ムエタイ独特の蹴り技に加え、アマチュアボクシングの経験もあるため、打撃能力も高いという。「今回は『ザ・ムエタイ』という選手だけど、圧勝したい。3回までちゃんとパンチを強く打てるように蹴り慣れている最中です」と自信をのぞかせた。現在はパンチ技術を磨いているという軍司は「昨日はMVPをもらい、期待されていると思う。プレッシャーはあると思うが、メインでやりたいと思っている。メインで組んでもらいたい」とメインイベンターに名乗りでるなど、K-1の看板王者の風格を漂わせていた。

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【K1アウォーズ】初MVP軍司泰斗「武尊選手超える」魔裟斗からは「1億円プレーヤーに」指令

MVPに輝きプレゼンターの魔裟斗(左)と記念撮影に納まる軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)

22年のK-1年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」は1日、都内のホテルで開かれ、K-1フェザー級王者軍司泰斗(24)が最優秀選手(MVP)に初めて選出された。

昨年8月、福岡国際センターで開催された同級王座決定トーナメントでフアク・スアレスとの1回戦で判定勝ちした後、準決勝で玖村修平、決勝も斗麗を1回KOで撃破してトーナメント制覇。同2月には、人気格闘家那須川天心との対戦を控えていたK-1の元3階級制覇王者武尊とのエキシビション戦で好勝負を展開し、K-1の「エース魂」を継承していた。

MVP受賞後、軍司は「昨年2月の武尊選手とエキシビション戦して、いろいろ感じ取ったものがある。武尊選手を超える選手になりたいと思う。ずっとMVPは狙っていてうれしいですが、これからK-1を引っ張っていかなくてはいけない。僕が人一倍番張らないといけない」と自覚を示した。K-1ワールドMAX2度優勝を誇るレジェンド魔裟斗は「前は軍司選手はセンスがいいけれど倒せることができないと指摘してきた。でも昨年のトーナメントはKOで倒し、軍司選手の強さをみた。K-1NEXTとして頑張っていかないといけないと感じていると思う。今年は1億円プレーヤーになれ」とハッパをかけていた。

なお主要部門の各賞は次の通り。

★最優秀選手=軍司泰斗

★最高試合賞=2・27スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝の金子晃大-玖村将史戦

★技能賞=和島大海、レオナ・ペタス

★敢闘賞=KANA、黒田斗真

★殊勲賞=パヤーフォン・アユタヤファイトジム(タイ)

★ベストKO賞=大和哲也

MVPに輝いた軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)
K-1AWARDS 2022主な受賞

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【K1アウォーズ】フェザー級王者の軍司泰斗が初MVP「K1の顔に」武尊から「エース魂」を継承

MVPに輝いた軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)

22年のK-1年間表彰式「K-1 AWARDS 2022」は1日、都内のホテルで開かれ、フェザー級王者軍司泰斗(24)が最優秀選手(MVP)に初選出された。

昨年8月、福岡で開催された同級王座決定トーナメントで優勝。同2月には人気格闘家那須川天心との対戦を控えていたK-1の元3階級制覇王者武尊とのエキシビション戦で好勝負を展開し「エース魂」を継承していた。

MVPに輝いた軍司は「武尊選手が抜け、K-1の顔がいないので、軍司泰斗がK-1の顔になっていきたい」と団体けん引役としての自覚を示した。なお最高試合賞は2月に東京で開催されたスーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝となる金子晃大-玖村将史戦が受賞した。

MVPに輝きプレゼンターの魔裟斗(左)と記念撮影に納まる軍司泰斗(撮影・たえ見朱実)
軍司泰斗(2022年8月11日)
K-1AWARDS 2022主な受賞

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