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逸ノ城の初優勝をベビースターラーメンの麺文字で祝福「CMにもご出演いただいたのが…」

かつて逸ノ城がCMに出演した「おやつカンパニー」は、ツイッターで優勝を祝福。ベビースターで「逸ノ城さん」と形作った

大相撲名古屋場所で初優勝した逸ノ城(29=湊)が、ベビースターラーメンで祝福された。

菓子メーカー「おやつカンパニー」は25日、ツイッターで「逸ノ城関、優勝おめでとうございます ベビースターのCMにもご出演いただいたのが2015年頃…懐かしい…」とつぶやき、画像をアップした。画像は、ベビースターで「逸ノ城さん」と形作ったシュールな麺文字。「麺文字」は、おやつカンパニーのツイッターアカウントが得意としており、最近では「かき氷の日」「nuts ナッツの日」「日本三景の日」などの字をベビースターで形作っている。

逸ノ城は2015年におやつカンパニーの「ベビースター ドデカイラーメン」のCMに出演。化粧まわしを贈呈されたり、懸賞がついたりと、支援を受けていた。

初優勝から一夜明けて取材に応じる逸ノ城(日本相撲協会提供)

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逸ノ城、新入幕V争いから8年で悲願初優勝 周囲の支えでけがやコロナ禍乗り越え次の目標は大関

【イラスト】新入幕からスロー初V

<大相撲名古屋場所>◇千秋楽◇24日◇ドルフィンズアリーナ

「未完の大器」が真の怪物になった。西前頭2枚目逸ノ城(29=湊)が12勝3敗で初優勝した。

宇良を退け、3敗で並んでいた横綱照ノ富士が敗れた。新入幕から所要47場所は史上9位のスロー記録。1972年名古屋場所で米ハワイ出身の平幕高見山が外国出身力士初制覇を果たしてから50年の節目に、モンゴル出身力士が初優勝を達成。コロナ禍で途中休場の関取が戦後最多23人と、前代未聞の場所でもあった。

   ◇   ◇   ◇

怪物と呼ばれた男が、ついに悲願を達成した。逸ノ城は「本当に夢のような感じ。いつか優勝したいと思っていた」としみじみ言った。新入幕の14年秋場所で白鵬と優勝を争ってから8年。回り道をしながら、やっと頂点にたどり着いた。

過去4勝3敗と苦手意識のあった業師の宇良にも惑わされない。立ち合いから素早く右を差すと、関取最重量211キロの巨体をいかして一気に寄り切った。3敗を死守し、並んでいた横綱照ノ富士にプレッシャーをかけた。結びの一番での照ノ富士の敗戦は支度部屋で見届けた。

初土俵からわずか4場所で幕内に駆け上がった。14年秋場所。まげも結えずざんばら髪で迎えた新入幕で旋風を起こす。大関稀勢の里、豪栄道、横綱鶴竜を撃破。横綱白鵬に敗れ、100年ぶりの新入幕優勝こそ逃したが、13勝を挙げて殊勲、敢闘賞を受賞し、怪物と呼ばれた。

テレビCMに出演するなど、ブームを起こす。だれもが優勝はもちろん、次の横綱すら期待したが、その衝撃的な幕内デビューがあだとなる。テレビ出演などが重なった疲労で、ストレスから帯状疱疹(ほうしん)を発症して入院。歯車が狂い始める。その後は腰のけがなどに苦しむ。勝ち越しと負け越しを繰り返し、三役に定着できない。19年に2度目のヘルニアを発症した時には歩けないほどまで悪化した。

「もしかしたら土俵に上がることもできないんじゃないか」。20年初場所には十両に陥落した。この時支えてくれたのが、湊親方ら部屋の関係者だった。おかみさんで医師でもある三浦真さんに付き添われ病院に通い、再起に向けリハビリに励んだ。復帰後はモンゴルの先輩、朝青龍のかかけりつけと聞いた高崎市内の接骨院にも足を運んだ。

勝つことが周囲への恩返しになると信じた。先場所は新型コロナウイルスの影響で全休。けがの経験があるからこそ、焦らず自分のペースで稽古に打ち込み、全休明けの平幕優勝の快挙につなげた。「みんなに支えてもらった。感謝しかないです」。ようやく、周囲からのサポートを受けた恩に報いることができた。

10年3月に照ノ富士と同じ飛行機で来日。その盟友が結びの一番で敗れて歓喜の時を迎えた。秋場所は三役復帰が確実。「どの地位でも気持ちよく勝っていきたい」。白星で恩返しを重ね、真の怪物になる。【平山連】

<逸ノ城駿(いちのじょう・たかし)>

◆本名 三浦駿(21年9月に日本国籍取得前はアルタンホヤグ・イチンノロブ)

◆生まれ 1993年4月7日、モンゴル・アルハンガイ県。ゲルと呼ばれる移動式住居で生活する遊牧民で13歳からモンゴル相撲。

◆来日 10年に横綱照ノ富士らとともに来日して鳥取城北高に相撲留学。卒業後は鳥取県体育協会に勤務しながら同校相撲部でコーチを務め、13年全日本実業団選手権を制覇。湊部屋に入門し14年初場所、幕下15枚目格付け出しで初土俵。

◆スピード出世 所要2場所で十両昇進、同4場所での新入幕は歴代2位タイのスピード。新入幕場所で13勝し翌場所関脇に。所要5場所での新三役は歴代1位のスピード記録。

◆好きな食べ物 ケーキ、からあげ。

◆好きなアーティスト 長渕剛。

◆サイズ 192センチ、211キロ。得意は右四つ、寄り。

◆家族 両親と妹、弟。

◆愛称 イチコ。

○…外国出身力士の幕内優勝は、今場所を制した逸ノ城で15人目、125度目となった。50年前に高見山が優勝して以降、同じ米国出身の小錦、曙、武蔵丸が続いた。琴欧洲、把瑠都、栃ノ心といった欧州勢が台頭することもあったが、現在は横綱照ノ富士らモンゴル勢が角界をけん引。モンゴル出身力士の優勝者はこれで8人目、通算95度目になる。

優勝パレード用の車に乗り込み、記念撮影で万歳する逸ノ城(右)。旗手は阿炎(代表撮影)
宇良(左)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・和賀正仁)
元横綱白鵬の間垣親方(左)と初優勝を喜ぶ逸ノ城(代表撮影)
名古屋場所で初優勝し、賜杯を持つ逸ノ城(代表撮影)
初優勝を飾り、インタビューに答える逸ノ城(代表撮影)
元横綱白鵬の間垣親方(左)と握手して初優勝を喜ぶ逸ノ城(代表撮影)
宇良(左)を寄り切りで破る逸ノ城(撮影・和賀正仁)

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元横綱2代目若乃花の下山勝則さん死去、69歳 78年56代横綱に昇進 照ノ富士入門時の師匠

土俵入りする第56代横綱2代目若乃花(1978年7月撮影)

第56代横綱、2代目若乃花の下山勝則氏が16日午後6時47分、肺がんのため大阪市の病院で死去した。18日、日本相撲協会が発表した。69歳。青森県出身。葬儀・告別式は家族葬で営まれる。元横綱隆の里と夜汽車で上京し、78年には56代横綱に昇進して、しこ名を若三杉から若乃花に改名。引退後は間垣部屋を興し、協会理事を務めた。夫人の死去後に脳出血で車椅子生活となり、13年に部屋を閉鎖して定年前に退職。数年前から大阪市の施設で過ごしていた。

   ◇   ◇   ◇

下山さんは日本相撲協会退職後は大阪に移り、数年前から施設に入っていた。角界とは疎遠だったが、20年にはユーチューブに登場した。元関脇貴闘力の鎌苅氏が運営するチャンネル。貴乃花グループを支えた仲で、いろいろ裏話も披露していた。

現役時代は華やかだった。師匠二子山親方(元横綱初代若乃花)に連れられ、青森から特急寝台で上京し入門した。若三杉と改名した半年後、20歳で新十両、新入幕。大関2場所目に初優勝し、78年夏場所後に横綱昇進。2代目若乃花を襲名した。懐が深く、体も柔らかく、切れのある投げで逆転も多かった。

色白の甘いマスクで、笑顔を振りまいた。憎まれ役の北の湖に対抗し、女性人気があった。「熱海の芸者は全部オレのファン」と豪語し、76年秋場所では熱海市から懸賞金がついた。80年秋に4度目の優勝を飾ると師匠の長女と結婚した。部屋後継者と順風満帆もその後は1度も優勝できず。ケガや病気で低迷し、この間に離婚、再婚もし、83年初場所で引退した。

同年12月には間垣部屋を興し、関取8人を育てた。96年には当時の境川理事長(元横綱佐田の山)が名跡を協会管理で売買禁止の改革案に反対し、先頭に立って撤回させた。98年には日本協会の理事をめぐり、初の選挙に持ち込んで当選。協会NO・3と言われる大阪担当部長を10年務めた。しかし、05年に侑子夫人に先立たれると人生の歯車が狂いだした。

07年に担当部長だった春場所3日目に会場で倒れた。脳出血で緊急手術を受け、その後は車椅子生活となった。08年には弟子の若ノ鵬が大麻所持で逮捕され、解雇処分の責任をとって理事を辞任した。部屋の運営も徐々に困難となった。13年春場所限りで間垣部屋を閉め、のちの横綱照ノ富士(当時幕下若三勝)らの弟子と、伊勢ケ浜部屋に移籍。その年の12月には、65歳定年までまだ5年あったが退職した。まさに山あり、谷ありの人生だった。

◆若乃花幹士(わかのはな・かんじ)本名下山勝則。1953年(昭28)4月3日、青森・大鰐町生まれ。中3で二子山部屋に入門して68年名古屋で初土俵。73年名古屋新十両、九州新入幕。77年初場所後に魁傑と大関同時昇進。78年夏場所後に56代横綱に昇進し、若三杉から2代目の若乃花に改名した。83年初場所引退。金星3個、三賞6回、幕内優勝4回。通算88場所で656勝323敗85休。得意は左四つ、上手投げ。現役時は187センチ、133キロ。

▽2代目若乃花アラカルト

★ニッパチ 横綱北の湖をはじめ、小結大錦、関脇麒麟児、関脇金城らは同じ昭和28年生まれ。いずれも三役以上と土俵をわかせ、花のニッパチ組と言われた中でも1番の人気があった。

★投げに切れ 懐は深く、体は柔らかく、足腰にバネがあり、投げに切れ味があった。攻防ある相撲で土俵際に詰まってから逆転も多く人気の要因に。十両以上での勝った決まり手で、上手投げが102勝で2番目に多い。

★人気者 甘いマスク、五月人形のような笑顔で、憎まれ役北の湖に対抗して人気者になった。CM出演も多く、応援歌がリリースされ、「泣きぼくろ」で歌手デビューした。

★盟友 おしん横綱といわれた隆の里は1学年上だが、一緒に青森から夜汽車で上京入門した同郷、同部屋の同期生だった。若乃花が先へ先へと昇進したが「ライバルは隆の里」と言い、糖尿病で苦闘の盟友を励ました。隆の里の鳴戸親方が11年に59歳で急死すると亡きがらに「早く起きろ」と涙した。

2代目若乃花 土俵入り
83年5月、露払い北の湖(右)、太刀持ち千代の富士(左)の両横綱を従え最後の土俵入りをする56代横綱若乃花
83年5月、師匠二子山親方(45代横綱若乃花)の止めばさみに感無量の56代横綱若乃花
83年5月、野村克也氏(右)にはさみを入れてもらう56代横綱若乃花
83年5月、日本ハム江夏豊投手(右)にはさみを入れてもらう56代横綱若乃花
83年1月、引退記者会見をする56代横綱若乃花。左は師匠の二子山親方(45代横綱若乃花)
78年5月、横綱伝達式のあと、奉納土俵入りで雲竜型の土俵入りを披露する56代横綱若三杉(若乃花)
77年9月、優勝額贈呈式で互いの健闘を誓い合う名古屋場所優勝の横綱輪島(左)と夏場所優勝の大関若三杉(右=のち56代横綱若乃花)
79年1月、優勝額贈呈式で早くも火花を散らす秋場所優勝の横綱北の湖(右)と九州場所優勝の横綱若乃花(左=56代横綱、若三杉)
【イラスト】2代目若乃花の全成績
【イラスト】若乃花の主な対戦相手

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元横綱白鵬の間垣親方「本麒麟」新CM登場「ネクタイを外した後のお酒はおいしい」

間垣親方(元横綱白鵬)(2021年11月16日撮影)

史上最多の優勝45度を誇る元横綱白鵬の間垣親方が、キリンビールの第三のビール「本麒麟(ほんきりん)」の新CMに5日から登場した。タレントのタモリさん、俳優の江口洋介さんと共演し、昨年9月末に現役を引退した同親方は「ネクタイを外した後のお酒はおいしいですね」と笑顔。グラスを傾け「あー、うまい」と余韻に浸った。

撮影後は共演した2人と本麒麟で乾杯し、労をねぎらい合った。親方として初のCM出演となる間垣親方は「大変緊張しながら、うまくいったんじゃないかと思う。お酒は好きなんですけど、引退してからさらにおいしくなりましたね」と話していた。

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元関脇高見山・渡辺大五郎さん述懐「涙が出た」外国出身力士初Vから50年 角界へ先駆者の提言

72年7月、外国人力士として史上初の優勝を果たした高見山(左)

大相撲で米ハワイ出身の平幕高見山が1972年名古屋場所で外国出身力士初優勝を遂げ、7月の名古屋場所でちょうど50年になる。札幌五輪が行われ、沖縄の日本復帰、日中国交正常化が実現した激動の72年。角界にとっても国際化の一歩を踏み出した転換期だった。元関脇高見山の渡辺大五郎さん(78)に当時の思い出などを聞き、外国勢の奮闘に焦点を当てた。

    ◇    ◇    ◇

72年7月16日の大相撲名古屋場所千秋楽。米ハワイ出身の28歳、東前頭4枚目の高見山が13勝2敗で外国出身力士として初優勝を果たした。外国勢のパイオニア的存在として成し遂げた歴史的瞬間について、元関脇高見山の渡辺さんは「もう50年になるんだね。厳しい世界で、まさか俺が優勝するとは思わなかった。涙が出た」と述懐した。

千秋楽の表彰式では当時のニクソン米大統領から祝電が披露された。「覚えてますよ。うれしかったねえ」。以前と変わらぬ人懐っこい笑みを浮かべる。力士人生の終盤は体重200キロ前後の巨体に太くて濃いもみあげ、独特のしわがれ声で老若男女に愛され、テレビCMにも多数出演。史上2位の金星12個を獲得するなど39歳まで現役を全うした。「成功したいという思いだった。いろいろ大変なことがあったけど、よく頑張った。やっぱり相撲が好きかな」と語った。

64年2月に来日した19歳のジェシー・クハウルア少年は当時ただ一人の外国出身力士だった。「僕が頑張ることに精いっぱい。外国人だということはあまり考えなかった」と回想。壮絶なぶつかり稽古後、兄弟子に「おいジェシー、泣いているのか」と問われると「私の汗です。涙、違います」と強がった。

言葉や文化の壁を乗り越え、道を切り開いた。その後を同じハワイ出身の小錦や曙、武蔵丸が続く。2000年代になると朝青龍、白鵬の両横綱らモンゴル勢が土俵を席巻。渡辺さんは先駆者としての心境を「今は外国人が多いから、そういう考えはない」と受け流し「別に外国人、日本人ではなく『お相撲さん』だから」と強調した。

80年に日本国籍を取得し、現役引退後は東関親方として同郷の曙を横綱に育てた。日本相撲協会を09年に定年退職するまで45年間も在籍した角界へ「上(協会幹部)も日本の力士も頑張らないと駄目。とにかくみんなで伝統を守り、何百年と続くものを大事にしてほしい」と提言した。

現在の相撲協会は外国出身力士を1部屋1人に制限。朝青龍ら問題行動で世間を騒がせた例も少なくない。モンゴル出身の鶴竜親方(元横綱)は「相撲界に入る以上、日本人になったつもりでやらないと。覚悟を決めてやれば、応援してくれる人が出てくる」と言う。“ジェシー”の精神が息づく限り、国際化は続いていく。

◆外国出身力士の活躍 72年の高見山から今年夏場所の照ノ富士までの50年で124回の優勝を達成。計7人の横綱が誕生した。初の横綱は曙で、5年で最高位に立った。武蔵丸はハワイ勢で最多の優勝12回。2000年以降はモンゴル勢の独壇場で、朝青龍は優勝25回、白鵬は史上最多の優勝45回など数々の大記録を樹立。ブルガリア出身の大関琴欧洲やエストニア出身の大関把瑠都など欧州勢の台頭も目立った。

72年7月、名古屋場所千秋楽に旭国(左)を破り外国人力士初の優勝を決めた高見山
外国出身力士を生んだ国・地域
外国出身力士の優勝回数

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オカダ・カズチカ、IWGP王座返り咲き逃すもAEWスターとの対決に意欲「いろいろ想像して」

4WAY形式IWGP世界ヘビー級王座戦でコール(右端)、ペイジ(中央)とにらみ合うオカダ(新日本プロレス提供)

<プロレス:新日本×AEW合同興行Fobidden Door(禁断の扉)>◇26日(日本時間27日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター

前IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカは、王座返り咲きを逃した。

王者ジェイ・ホワイトに対し、ハングマン・ペイジ、アダム・コールと挑戦者3人で4WAY形式IWGP世界ヘビー級王座に挑戦したが、ホワイトにコールの3カウントを許し、ベルトを奪うことはできなかった。

12日の大阪城ホール大会でホワイトに敗れて王座陥落したオカダにとって自身初の4WAY形式。「3WAYは昔やったことあるんですが。自分の思うようにいかなかったです」と振り返ったが、コールやホワイトに強烈なエルボーをさく裂させた。さらに強烈なドロップキックで圧倒。ホワイトも場外の鉄柵に貼り付け、強烈なフロントキックも見舞った。

米シカゴのファンから大歓声も浴びながらレインメーカーポーズも披露。コールに対してカウンターのドロップキックを成功させた後、開脚の墓石式脳天くい打ちで追い打ちをかけた。レインメーカーを回避されたところで、ホワイトにブレードランナーを浴びてダウン。動けなくなったコールを先にフォールされてホワイトの初防衛を許した形となった。オカダは「ジェイ・ホワイトにすべてもっていかれたんじゃないかと。ジェイのうまさ、強さが目立った試合だったのかな」と悔しそうに口にした。

既に米国では歓声が鳴り響いている。「これが日本のプロレスが目指していく方向だと思いますし。いろいろ日本はまだ制限が続いていますけれど、そこに向かってしっかりと、日本は日本のやり方があると思います。また声が出せるように、あれだけのお客さんが集まってもらえるように僕たちはしっかりと戦っていくだけかな」と強い責任感を示した。

新日本で名勝負を繰り広げたケニー・オメガをはじめ、元WWEスターのCMパンクやブライアン・ダニエルソンらが在籍する米人気団体AEWとの初めての合同興行だった。AEWトニー・カーン社長と並んだ記者会見ではAEWで対戦したい相手を問われ「トニー・カーン?」と冗談を飛ばして会場をわかせた上でこう言った。「僕が(名前を)出すよりもファンのみなさんにいろいろ想像してもらった方が、プロレスというのは楽しくなると思う。みなさんが何となく『オカダはこの人と闘いたいんじゃないかな』と思ってほしいですね。そっちの方が楽しいと思います」とAEWスター選手たちとの対決に含みを持たせた。

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棚橋弘至がAEW暫定王座を逃す ジョン・モクスリーに敗れCMパンクとの統一戦に進めず

AEWヘビー級暫定王座を争ったジョン・モクスリー(左)に右手を挙げられる棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<プロレス:新日本×AEW合同興行Fobidden Door(禁断の扉)>◇26日(日本時間27日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター

新日本のエース棚橋弘至はAEWヘビー級暫定王座獲得を逃した。メインイベントでジョン・モクスリーとの同級暫定王座決定戦に臨んだものの、18分14秒、デスライダー(ダブルアーム式DDT)に沈んだ。手術を受けて休養中となる元WWEスターで現AEW同級正規王者のCMパンクとの王座統一戦に進めなかった。

フライングボディーアタックで先制した棚橋はエルボー合戦で真っ向勝負。低空ドロップキック、ドラゴンスクリューと足殺しを開始。ラリアットを浴びて場外に落ちた棚橋はチョークスラムでテーブルにたたきつけられた。リングに戻ってもキック、腕ひしぎ逆十字固めでピンチに陥ったが、顔面への踏みつけからスリングブレイドで反撃。大流血したモクスリーに対し、ハイフライフロー、ツイスト&シャウトで攻め込んだ。

さらに飯伏幸太の得意技カミゴェも繰り出し、ハイフライフローを連発したが、決定打にはならなかった。するとモクスリーの逆襲を浴び、何度も強烈な裸絞めで捕獲されて苦しめられて体力を消耗。最後にデスライダーで仕留められてしまった。試合後、流血したモクスリーと抱き合った棚橋は右手を挙げられて敬意を表されていた。

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元大関小錦さん来日40周年「日本人になって本当によかった」幕内V3度、外国人初の大関

都内で来日40周年パーティーを開いた元大関小錦の小錦八十吉さん(右)と千絵夫人

大相撲の元大関で、現在はタレントとして活動する小錦八十吉さん(58)が18日、東京・代々木の山野ホールで「小錦来日40周年パーティー」を開いた。パーティーには日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)、武蔵川親方(元横綱武蔵丸)、3代目横綱若乃花の花田虎上氏、小錦をスカウトした元関脇高見山の渡辺大五郎さん、プロレスラーの藤波辰爾らが出席。現役時代、16勝16敗と互角に渡り合った八角理事長が「大変な苦労があったと思う。これからも小錦をよろしくお願いします」とあいさつし、乾杯の音頭をとった。

夕方からのパーティーを前に小錦さんは、集まった報道陣に取材対応。「力士になって、日本人になって本当に良かった」「日本に感謝とありがとう」など、感謝の言葉を並べた。

「40年ですね。40年前の、まさに今日です」。ちょうど40年前の82年6月18日、同じハワイ出身の高見山(元関脇、のち東関親方)にスカウトされた小錦さんは、日本に初来日した。最大285キロあった巨体から繰り出す突き、押しを武器に、わずか2年で新入幕。外国出身初の大関昇進も果たし、幕内優勝3度も経験した。最後の蔵前国技館の場所で金星2つを含む12勝を挙げるなど、当時は「黒船来襲」とさえ言われるほど圧倒的なパワーを発揮した。

現役引退後は部屋付き親方を約1年、務めた後に日本相撲協会を退職。ミュージシャンやCM出演などタレントとして活動中。退職からも24年がたつが「相撲愛」は変わらない。愛される人柄から、この日のパーティーは所属するKP社の自分を含めた社員5人に、全国から集まった現役時代の付け人や裏方さんら約20人が集まり、2月から準備してきた記念に日に、たどりついた。「日本の職人の素晴らしさ、文化。今日のために甚句も作ってくれた。実は全て(会場の設営など)手作り。みんな元力士。デザインも業者には頼んでいないんだ」と胸を張って話した。

相撲界への提言もある。「オオタニ(大谷翔平)を見たら、みんな野球をやりたくなる。もっと(相撲も)クオリティーを上げないと。500人より200人のトッププレーヤー(の組織)にするとか」と話しつつ「でも相撲は文化。彼らのために何とかならないかな…」と思案にも思いをはせる。同じ高砂一門の大関経験者で、大相撲名古屋場所(7月10日初日、ドルフィンズアリーナ)で出場停止処分が明ける朝乃山(高砂)についても言及。「強い大関に戻るために、きのうまでのことは忘れて前を向いてほしい。あとは本人がコントロールするしかない」とエールも送っていた。

都内で来日40周年パーティーを開いた元大関小錦の小錦八十吉さん
元大関小錦の小錦八十吉さんが開いた来日40周年パーティーの記念パネル
都内で来日40周年パーティーを開いた元大関小錦の小錦八十吉さん(右)と千絵夫人
元大関小錦の小錦八十吉氏の来日40周年パーティーに出席した元関脇高見山の渡辺大五郎氏(右)とプロレスラーの藤波辰爾
小錦八十吉さんの来日40周年パーティーで乾杯の音頭をとる八角理事長(中央)。左は元横綱3代目若乃花の花田虎上氏、理事長の右に小錦さん

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昨年の学生横綱で日大出身の川副圭太が宮城野部屋入りへ 165cm115kgの小兵

相撲の昨年の学生横綱で、大相撲の幕下15枚目格付け出し資格を持つ日大出身の川副圭太(23)が宮城野部屋に入る方向であることが12日、複数の関係者の話で分かった。周囲に報告済みで、部屋付きで指導する間垣親方(元横綱白鵬)の内弟子となる。初土俵は秋場所(9月11日初日・両国国技館)となる見込み。

熊本・文徳高時代に国体少年個人を制した。165センチ、115キロの小兵で前さばきのうまさと土俵際の粘りが持ち味。個人で優勝した昨年11月の全国学生選手権後は故障の回復を優先していた。(共同)

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ジョン・モクスリーAEW暫定王座戦に進出 棚橋弘至-後藤洋央紀戦の勝者と「禁断の扉」で対戦

鈴木みのる(左)を倒すジョン・モクスリー(2020年2月9日撮影)

<AEW(オール・エリート・レスリング):ダイナマイト大会>◇8日(日本時間9日)◇米ミズーリ州インディペンデンス・ケーブルダーマー・アリーナ

元WWEスターで元IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリーが26日(日本時間27日)に米シカゴで開催される新日本プロレスとの合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」のAEWヘビー級暫定王座決定戦に出場することが決まった。

12日の新日本大阪城ホール大会で組まれた棚橋弘至-後藤洋央紀戦の勝者と暫定ベルトを争うことになる。

モクスリーは同日興行のカジノバトルロイヤルで勝ち残ったカイル・オライリーとAEWヘビー級暫定王座出場権を懸けて対戦。デスライダー(ダブルアーム式DDT)でフォール勝ちし、合同興行での暫定王座戦切符を手にした。正規王者CMパンクが足の手術を受けたことを受け、AEWは暫定王座設置を決定。新日本との合同興行で暫定王座を決め、CMパンク復帰後に王座統一戦を組むと発表していた。

なおCMパンクの手術が無事に成功したとの発表もあった。

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新日本プロレス、12日棚橋弘至-後藤洋央紀の勝者がAEW暫定王座決定戦への挑戦切符を獲得

26日(日本時間27日)に米イリノイ州シカゴで開催される新日本プロレスとAEW(オール・エリート・レスリング)の合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」でAEWヘビー級暫定王座決定戦が開催されると4日(日本時間5日)、発表された。

AEW公式リリースによると、手術を受ける予定のAEWヘビー級王者CMパンクは王座返上せず、暫定王座の設置を決定した。

8日(同9日)のAEWダイナマイト大会で同日組まれたバトルロイヤルの勝者と当初の次期挑戦者だったジョン・モクスリーが同興行内メインイベントで暫定王座決定戦出場権を懸けて対戦。この勝者が新日本とAEWの合同興行で組まれる暫定王座決定戦に進出するという。暫定王座決定戦のもう1つの出場権は新日本プロレスに与えられる。

5日には新日本プロレスが12日の大阪城ホール大会で棚橋弘至-後藤洋央紀のシングル戦開催を急きょ発表。この勝者がAEWヘビー級暫定王座の権利を得ることになった。なおAEWは王者CMパンクがリング復帰した際、暫定王者との王座統一戦が組まれることも合わせて発表した。

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AEW王者のCMパンクが手術を発表「最大の負傷はオレの心だ」27日の新日本合同興行は欠場へ

AEWマットに登場し、手術することを発表したAEWヘビー級王者CMパンク(AEW公式インスタグラムより)

<AEW(オール・エリート・レスリング):ランページ大会>◇3日(日本時間4日)◇米カリフォルニア州オンタリオ

元WWE人気スター選手のAEWヘビー級王者CMパンクが手術を受けると発表された。

1日(日本時間2日)のAEWダイナマイト大会で組まれた6人タッグ戦に臨んだ際、負傷していたとし、箇所などは明かされなかった。AEWトニー・カーン社長と会談し、手術することが正式に決まったという。26日(日本時間27日)、CMパンクの故郷・米シカゴで開催される新日本プロレスとの合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」は欠場の見通し。合同興行では新日本プロレスのエース棚橋弘至との対決が確実となっていた。

CMパンクはリングであいさつし「手術が必要になった。いくつかの部位が壊れているが、最大の負傷はオレの心だ」などとショックを受けていることを明かした。王座返上はなく、暫定王座を設置する予定。6月8日のAEWダイナマイト大会で設定されたバトルロイヤルの勝者と元AEWヘビー級王者ジョン・モクスリーが新日本との合同興行で暫定王座決定戦に臨むことも決まった。

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棚橋弘至がAEWマット登場!ヘビー級王者CMパンクに挑戦要求 27日新日本合同興行で実現へ

棚橋弘至(2022年1月8日撮影)

<AEW(オール・エリート・レスリング):ダイナマイト大会>◇1日(日本時間2日)◇米カリフォルニア州イングルイッド・kiaフォーラム

新日本プロレスのエース棚橋弘至がAEWマットに登場し、元WWEの人気スターで現AEWヘビー級王者CMパンクへの挑戦を実現させた。5月末のAEWのPPVオール・オア・ナッシング大会で新王者となったばかりのCMパンクが6人タッグ戦勝利後、6月26日(日本時間27日)、自身の故郷・米シカゴで開催される新日本プロレスとの合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」について言及。新日本プロレスからの挑戦者を募った。

すると会場には棚橋の入場曲が流れ出した。ステージから棚橋本人が登場。人さし指を上に向ける得意のポーズで会場の大きな歓声を浴びた。腰にベルトを巻くポーズでAEW王座挑戦を要求すると、リングにいたCMパンクも応えるように王座ベルトを掲げた。

CMパンクはAEW王座奪取直後、新日本で対戦したい相手としてIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ、棚橋弘至、ウィル・オスプレイの3人を希望していた。

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井上尚弥が“世界最強パンチ”でゴキブリを秒殺KO「今年が勝負の年」アース製薬の新テレビCM

アース製薬の新テレビCMに登場することが発表されたWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)がアース製薬の新テレビCMに登場することが31日、発表された。同日から同社のゴキジェットプロ「対決」編が公開される。

“世界最強のパンチ”で四方八方から襲いかかるゴキブリを秒殺KOする姿というイメージの映像で製作されている新CM。リリースで井上は「注目ポイントは『秒殺KO』ですね! ゴキブリも進化していますから。自分も今年が勝負の年なので、強豪との戦いになると思いますが、秒殺KOを心掛けて戦いたいと思います!」と宣言。1週間後に迫った6月7日、さいたまスーパーアリーナで開催されるWBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を見据えた。

CMオファーを受けた際には「プロボクサーとしての自分自身の見せ方と、ゴキジェットプロという商品の見せ方が混ざり合って、どういうものが出来上がるか?と最初に考えました」と回顧。ゴキブリの存在については「得意ではないですね…動き方であったりフォルムだったり…いいものではないなと思いますね」と明かした。そのため自宅にゴキジェットプロを常備しているという。

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元WWE王者CMパンクがAEW王座獲得 6月にオカダと王者対決も?

AEWヘビー級王座を獲得したCMパンク(AEWの公式インスタグラムより)

<米プロレス:AEW(オール・エリート・レスリング):PPVダブル・オア・ナッシング大会>◇29日(日本時間30日)◇米ネバダ州ラスベガス

人気スターの元WWEヘビー級王者CMパンク(42)が、AEWヘビー級王座を獲得した。メインイベントで同級王者アダム・ペイジ(30)に挑み、25分55秒、GTSでペイジを沈めてフォール勝ちを収めた。

挑発しながらロープから飛んできた王者との技の切り返しから担ぎ上げ、そのままGTSで左膝を相手顔面に打ち込んだ。

昨年8月にAEWを契約したCMパンクにとって同団体では初めての最高位王座の獲得。13年1月、ザ・ロックに敗れてWWEヘビー級王座から陥落して以来のタイトル獲得となった。

米メディアによると、CMパンクは試合後の記者会見で6月26日(日本時間27日)、自身の故郷・米シカゴで開催される新日本プロレスとの合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」参戦について言及。新日本で対戦したい相手としてIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカを筆頭に、棚橋弘至、ウィル・オスプレイの3人を希望。「このイベントに焦点を合わせている」と口にしたという。

CMパンクの希望が通れば、オカダ-CMパンク戦という新日本VS AEWの王者対決も実現する可能性は十分にある。

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貴景勝3勝目「イベントでご一緒させていただいた」上島竜兵さんと共演したときの化粧まわし使用

幕内土俵入りに臨む貴景勝(撮影・小沢裕)

<大相撲夏場所>◇5日目◇12日◇東京・両国国技館

大関貴景勝(25=常盤山)は、白星を先行させて序盤5日間を終えた。同学年で、アマチュア時代はライバルだった東前頭5枚目の阿武咲を押し倒して3勝目を挙げた。立ち合いから突き放し、右おっつけで辛抱する相手をいなしで崩して主導権。休む間もなく押しに転じた。「あまり覚えてないけど、集中していたんじゃないか。1日1番なので、また明日相撲に集中して、頑張りたい」。今場所初の連勝で、中盤戦以降の復調を予感させた。

土俵入りでは、自身がCMキャラクターを務めるヤクルトが贈ってくれた化粧まわしを締めている。同化粧まわしの贈呈式を兼ねた19年12月のイベントでは、11日未明に61歳で急死した、お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の上島竜兵さんと共演した。

母校や地元後援会、企業など、大関にもなれば複数の化粧まわしを持つ。その中で、前日11日から同化粧まわしの使用を選んだ。その思いについて貴景勝は「イベントでもご一緒させていただいたので、自分も自分のやるべきことをやろうという気持ちです」と説明。特別な思いを込めて、土俵に上がっている。【佐藤礼征】

19年12月、ヤクルト1000新CMキャラクター発表会でダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(左)との絡みで笑顔をみせる貴景勝
阿武咲(右)を押し倒しで破る貴景勝(撮影・中島郁夫)
贈呈された化粧まわしの印象を話す貴景勝(2019年12月19日撮影)
貴景勝と腕相撲のハンデ戦を行ったダチョウ倶楽部の上島竜兵さん(左)(2019年12月19日撮影)
ゲストのダチョウ倶楽部のメンバーと写真に納まる貴景勝(2019年12月19日撮影)

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KENTAがCMパンクと対戦を希望「禁断の扉」開かれるか 6・26新日本&AEW合同興行

KENTA

新日本プロレスの元IWGP・USヘビー級王者KENTA(41)がAEWでプロレス復帰した元WWEヘビー級王者CMパンク(43)との対戦を公式SNSを通じて希望した。

6月26日(日本時間27日)、米シカゴのユナイテッド・センターで新日本とAEW(オール・エリート・レスリング)の合同興行「Forbidden Door(禁断の扉)」大会が発表されたことを受け、KENTAは自らのツイッターを更新。

CMパンクの必殺技GTSと、自らの必殺技G2S(go 2 sleep)をつづり「GIVE ME #G2SvsGTS」と記した。なおCMパンクはGTSがKENTAのG2Sをオマージュした同じ技あることを認めている。ともにWWE在籍経験があり、同じ技を必殺技としている両者の初対決が実現すれば「禁断の扉」が開かれるカードとなりそうだ。KENTAは21年2月にAEWマットに登場し、当時のIWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリーを襲撃している。

今年1月の新日本東京ドーム大会で開催されたノーDQ形式IWGP・USヘビー級王座戦で棚橋弘至に敗れたKENTAは、鼻骨骨折、左股関節後方脱臼骨折、背部裂傷など複数の負傷を負い、治療とリハビリを続けている。

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オカダ・カズチカ-CMパンク戦ある!? 6・26米シカゴで新日本&AEW合同興行発表

オカダ・カズチカ(2022年3月2日撮影)

新日本プロレスは6月26日(日本時間27日)、米シカゴのユナイテッド・センターで米プロレス団体AEW(オール・エリート・レスリング)との合同興行を開催すると21日、正式発表した。

20日(同21日)に米ピッツバーグで開催されたAEWダイナマイト大会でAEWトニー・カーン社長、新日本の大橋高己社長が登場。6・26シカゴ合同興行「Fobidden Door(禁断の扉)」大会の開催を発表した。両団体による合同興行は初めてとなる。

カーン社長は「AEWと新日本はファン待望の究極ドリームイベントの発表に至った。AEWのホームとも言えるシカゴでもっとも歴史のあるユナイテッドセンターだ。(元WWEヘビー級王者)CMパンクが7年ぶりにプロレスマットに復活を果たした記念すべき会場」などとコメント。大張社長も「『禁断の扉』の向こう側で、本物のストロングスタイルをお見せします」などとあいさつした。

今年1月、IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカが米スポーツ誌のインタビューでCMパンクとの対戦を希望する発言を口にし、CMパンクも「シカゴで待つ」と自身の公式SNSなどで反応するなど両者の対決の機運も高まっている。今後、カードが発表されていく予定だ。

2011年11月30日、WWEヘビー級王座防衛に成功したCMパンク

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碧山が日本国籍取得 190cm超の身長と200キロ近い体重生かした突き押し相撲

22年3月14日、春場所2日目 翔猿(手前)を押し出しで破る碧山(撮影・鈴木正人)

大相撲で西前頭10枚目の碧山(35=春日野)が日本国籍を取得したことが、16日付の官報で告示された。年寄名跡の襲名には日本国籍が必要で、現役引退後に親方として日本相撲協会に残る資格を得た。

碧山は田子ノ浦部屋に入門して09年名古屋場所で初土俵を踏んだ。師匠の田子ノ浦親方(元前頭久島海)の急死により、12年2月に春日野部屋に移籍。190センチ超の身長と200キロ近い体重を生かした突き押し相撲で、14年九州場所で新関脇に昇進した。技能賞を1度、敢闘賞を4度獲得している。

欧州出身で日本国籍を取得した力士は、ブルガリア生まれの鳴戸親方(元大関琴欧洲)がいる。

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あるぞオカダ・カズチカの「ドリームマッチ」WWEレジェンドも即座に反応

防衛に成功しファンの声援に応えるオカダ(撮影・横山健太)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

第4代IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が、自称王者で挑戦者のウィル・オスプレイ(28)を沈め、「王座統一」した。

前日4日の鷹木信悟戦に続く30分超えの戦いを制して初防衛に成功、「真」の王者に輝いた。今年3月6日で創立50周年を迎える新日本の顔には、世界的知名度のある元WWEヘビー級王者CMパンク(43)が対戦を熱望。レインメーカーが世界へその名をとどろかせる。

セルリアンブルーのマットの上で、オカダが快哉(かいさい)を叫んだ。「これで胸を張って言える。IWGP世界ヘビー級チャンピオンはこの俺だ!」。大会前、第3代王者鷹木、ケガで王座返上も自称王者を主張するオスプレイ、旧ヘビー級王座ベルトを持ち歩いた自身の3者間でベルト問題が勃発。オカダは4日に初戴冠すると、この日は初防衛に成功。実力で問題を解決した。胸の中のすべてを吐き出すように、東京ドームの中心で声を張り上げた。

その姿は、世界的な人気スターのもとにも届いた。オカダは米スポーツイラストレイテッド誌のインタビューで、戦いたい相手に、AEWに所属するCMパンク、ブライアン・ダニエルソン(元ダニエル・ブライアン)の元WWEヘビー級王者2人の名を挙げた。「ダニエルソンやパンクと対戦したら素晴らしい試合になる。待ち過ぎるとどちらも引退するので、まだ活動している間に両方に向き合いたい」。世界に挑戦する気概を示したオカダに対し、パンクからは即座に反応があった。

一度引退し、昨年8月にリング復帰発表したパンクは4日(日本時間5日)、自身の公式ツイッターを更新。「ここに私の住所がある。ここに会いにきてください」。自らが復帰を表明した米イリノイ州シカゴのユナイテッドセンターの住所とともに、オカダの公式ツイッターに返信。米リングでオカダとの対戦を熱望する積極的な姿勢を示した。

パンクは、06年から約8年間在籍したWWEでは歴代6番目の434日間というWWEヘビー級王座保持期間の記録を持つ。他にも世界ヘビー級王座、WWEインターコンチネンタル王座、WWEタッグ王座獲得。昨年8月、約7年ぶりとなるプロレス復帰も大きな話題となった。

新日本プロレスは創立50周年を迎える。オカダは試合後に「昨日の鷹木さん、今日のオスプレイのように、(団体創立)50周年にふさわしい相手と、ふさわしい試合をしますので、ご注目ください」と話した。それは、日本だけでなく、海外も見据えたメッセージ。新日本の顔は、ドリームマッチも実現可能な状況にある。

オスプレイ(左)にレインメーカーを決めるオカダ(撮影・横山健太)

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