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拳王がDDTに乱入、高木社長にNO!6・6に激突

リングで因縁決着することになったDDT、ノアの高木三四郎社長(左)とノアの拳王(DDTプロレスリング提供)

<DDT:DDTTVSHOW!#5>◇30日◇DDTTVSHOWスタジオ

ノアの拳王(35)がDDTテレビマッチに乱入し、DDT、ノアの社長を兼任する高木三四郎(50)にノアの社長職解任を突きつけた。けんかを売られた高木は「社長命令だ」とリングでの決着を要求。6月6日に6人タッグで対戦することが決まった。

この日のセミファイナル後、拳王は自身がリーダーを務めるユニット「金剛」の稲村愛輝、マサ北宮、仁王、覇王、征矢学を引き連れ、乱入。マイクを持つと高木への不満をまくしたてた。

「WRESTLE UNIVERSEを見ているクソヤローども、てめぇらに俺のこと、説明しなくてもわかってるだろ? DDTプロレスの社長、高木三四郎のことをな、めちゃくちゃ、大っ嫌いな、プロレスリング・ノアの拳王だ! DDTの社長? それともう一つあったな。俺は、めちゃくちゃ嫌なんだけどな、俺たちのプロレスリング・ノアの社長も兼任している。プロレスリング・ノアの社長、てめぇ、ノアのこと何をやってるんだ、高木? お前はノアの改革を何かしたのか? お前はな、DDTのことしか考えてねぇんだろ? お前の心の中はノアのことをどう乗っ取ってやろうか、DDTよりノアのこと下だと序列付けたいだけなんだろ? おい、高木! お前なんかなどうでもいいんだよ。お前なんかな、ノアにいなくていいんだよ! お前なんかからなノアを守ってやるよ。お前なんかな、ノアのリングから、ノアの会社から、消えてくれよ! 最後に、汚ねぇDDTプロレスファン! よく聞け! 俺が! 高木三四郎から! ノアを守る!」。ノアは今年1月、サイバーエージェントグループ入り。同時に、2年前から同グループ入りしていたDDT社長の高木が、ノアの社長を兼任することになったが、拳王はその体制に不満を持っていた。

そんな拳王の言動にたまらず、高木もリングに登場。「おめぇらな、言いたい放題言ってくれてるけど、そんなに文句があるんだったら、リングで勝負しようじゃねぇか!」と対戦を要求。拳王らが立ち去ろうとすると、「おい! ちょっと待て! 社長命令だ。社長として、拳王、てめぇに命令してやるよ。このおれと、このDDTリングで戦え!」とたたみかけた。拳王は「やってやるよ」とリングへ戻り、2人は顔を近づけ、にらみ合った。

高木の社長命令とあり、この日の試合後に急きょ対戦が決定。6月6日のテレビマッチ「WRESTLE PETERPAN2020」で、高木三四郎、樋口和貞、松永智充組対拳王、マサ北宮、覇王の6人タッグマッチが行われる。

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DDT赤井沙希が安納サオリに勝利、尊敬の思い吐露

安納サオリ(左)にビッグブーツを決める赤井沙希(DDTプロレスリング提供)

<DDT:DDTTVSHOW!#3>◇16日◇DDTTVSHOWスタジオ

“浪速のロッキー”こと赤井英和の娘、赤井沙希(33)が、“おきばりやす七番勝負”の6戦目で安納サオリ(29)を下し、3勝3敗とした。

9日の前哨戦で敗れていた赤井は、いきなりビッグブーツの連発で先制。安納のイス攻撃やジャーマンに苦戦するも、最後はケツァル・コアトルで丸め込んで3カウントを奪った。試合後、赤井は隠していた安納への尊敬の思いを吐露した。「他団体だけど意識してた。安納さんみたいに、強くて、かっこよくて、華のある人が、もっと女子プロレスを引っ張っていくべき。女子プロレスを引っ張っていきましょう」と呼びかけ、安納と握手をかわした。

安納もバックステージで「赤井さん、ずるい。あんなにきれいで、強くて、性格よくて、なんなの。私は沙希さん好きです。試合が決まって、赤井さんの本気を感じたかったから意地悪なことを言った。負けたけど、また試合がしたい」とコメント。試合を通じ、熱いお思いが通じ合った。

昨年11月からスタートした七番勝負は、次が最終戦。対戦相手について、今林APは「(6月7日予定だった)さいたまスーパーアリーナ(大会)で予定していましたが、現時点では未定。必ず最終戦にふさわしい選手を用意します」と大物登場をにおわせた。

メインでは遠藤哲哉(28)が樋口和貞(31)を破り、KO-D無差別級王座への挑戦剣を奪還。王者・田中将斗(47=ゼロワン)に挑戦する権利を再び手にした。新たにDDTのゲストコーチに就任した全日本プロレスの秋山準(50)もタッグ戦に出場した。

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DDT田中将斗V3「次の大会まで」長期防衛を宣言

KO-D無差別選手権は王者田中将斗(右)が坂口征夫を下し、防衛した(DDTプロレスリング提供)

<DDT:DDTTVSHOW!#2>◇9日◇DDTTVSHOWスタジオ

KO-D無差別級選手権が行われ、王者田中将斗(47=ゼロワン)が挑戦者坂口征夫(46)を下し、3度目の防衛を果たした。

ゴングと同時に坂口が猛突進し、打撃を連打。だが、田中は坂口の右膝を集中攻撃し、流れを呼び込む。坂口の神の右膝を受けるも、エルボー連打で追い詰め、スライディングDでとどめ。起き上がろうとする坂口を田中が再び攻めようとするが、13分2秒でレフェリーストップとなった。

中止となった6月7日のさいたまスーパーアリーナ大会での防衛戦を目標に掲げていた田中は「次、(さいたまで)いつやるかわからんけど、それまでこのベルトは守り通したら、そのメインのリングにあがれるんやろ?次の大会あるまで俺が必ずこのベルト持っててやる」と、ビッグマッチまでの長期防衛を宣言した。

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秋山準「馬場さんから受け継がれたものをDDTに」

握手ではなく、肘タッチするDDTの高木三四郎社長(左)と全日本の秋山準(DDTプロレスリング提供)

DDTプロレスリングのゲストコーチに就任した全日本プロレス秋山準(50)が9日、DDTテレビマッチに登場し、「(ジャイアント)馬場さんからぼくに受け継がれたものをDDTにすべて教えたい」とあいさつした。

きっかけは秋山のツイートから。秋山は4月12日に「1~10までプロレスの技術を全て俺が教えたらどんなプロレスラーになるのかな…」「プロレスは正直、試合でみなさんにみせているのは6~10だと思います。それで成立するんだと思います。ですが、1~5を持っていると持ってないのはまったく違うと思います」などとツイート。それを目にしたDDTの高木三四郎社長(50)が4月中旬ごろ正式にコーチを打診した。

高木社長は「今、DDTも、プロレス界もそうなんですけど、どうしても出ていくというより、守るべき時期。であれば、うちのDDTの選手を秋山選手が培ってきた歴史と伝統、そしてプロレスの1~10を教わりたいと思った」と依頼の理由を説明。秋山は米国を拠点とする世界最大のプロレス団体WWEにゲストコーチとして招かれていたが、新型コロナウイルス観戦拡大により、渡米は延期。また、興行ができず互いの団体に時間の余裕ができたことで実現に至った。

高木社長は「こういう時期なので、渡米されていないかなと思ってダメもとでお願いしたら、引き受けていただいた。また、全日本さんの巡業のスケジュールがあり、うちも月に半分ぐらいは試合なので難しかったと思う。いまは時間に余裕がある。守りじゃないですけど、いま一度ひいて考えるのもいいかと思った。今は貪欲にプロレスを学んでいかないといけない時期。うちの選手も貪欲になってもらいたい」と所属選手の成長に期待した。

また、秋山はDDTの試合にもしばらくゲスト参戦する予定だ。気になる選手として、「以前にも当たったことあるんですけど」と、16年にタッグマッチで対戦した若きエース竹下幸之介(24)の名前を挙げた。ジャイアント馬場、四天王プロレスを体感してきた秋山はその経験を「宝」と表現。「それをこれから活躍するであろう若い選手に、DDTさんだけでなく教えたい」。機会があれば、団体問わず伝えていくとした。

高木社長は「忖度(そんたく)なく、厳しくお願いします」と秋山に手加減なしの指導を要求。2人は、感染防止のため握手ではなく、肘タッチで協力を誓った。【高場泉穂】

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「頑丈な体を」DDT選手の家庭教師レッスン体験

スクワットのフォームの見本をみせる竹下幸之介

プロレス団体、DDTが選手によるオンラインパーソナルトレーニングサービスを8日からスタートさせた。

テレビ会議システム「Zoom」を使い、受講者のレベルに合ったトレーニングを教える内容で、1コマ1アカウントで60分8000円(税込)。1人でも複数人でも受講可能。同画面での受講なら同額で、別アカウントが一つ増えるごとにプラス3000円となる。体作りのスペシャリストともいえるプロレスラーの指導とはどういうものなのか、自宅テレワークで運動不足になりつつある記者が体験してみた。

教師役はDDTの若きエース竹下幸之介(24)。最初は丁寧なカウンセリングから始まった。

竹下(以下、竹) 普段どんな運動をしているか、教えてください。

記者(以下、記) 家でほぼ毎日筋トレはしていて、たまに外で走るぐらいです。

竹 体で痛いところはありますか。あるいは、改善したい部分はありますか。

記 特に痛いところはありませんが、おなか回りを引き締めたいです。

そんな運動初心者の私に「代謝を上げるため」と竹下が最初に出したメニューはスクワット。なーんだ、このぐらいいつもやってますよ、と心の中で思ったのが間違いだった。

竹 まず、肩幅に足を開いて、つま先をそろえる。そのまま腰を落としていきます。深さは膝の部分が90度よりやや鋭角になるぐらい。手は拝んでいるような形で胸につける。目線は前を向いたまま。

彼の見本を見た後に、1回フォームを確認してもらう。3秒かけて腰を落とし、3秒かけて元に戻す。

記 うっ、痛い…。うぅ。

簡単な動作だが、太ももの裏、お尻、またおなかにも効く。自分が普段いかに適当なスクワットをやっていたかを思い知らされた。そこからカウントしてもらいながら、ゆっくり10回。額が汗ばんだ。この代謝を上げるためのスクワットは、軽いランニング、あるいは38度ぐらいの湯船で入浴した後に行うのも効果的だと教えてくれた。

次に課されたのは、腹筋を引き締めるためのひねり運動。

竹 腹筋で想像するのはこういう運動(あおむけで膝を立てた状態から起き上がる動作をやってみせる)だと思うんですが、これは足の太ももの付け根をつかって引き上げてしまいがちです。前後、横の動きより、回旋、ひねりが腹筋の脂肪を燃焼させるのには手っ取り早いんです。普通の腹筋で起きあがった状態からスタートし、そこから伸ばした腕を左右にねじります。時計でいうと10時から(午後)2時ぐらいまで。

見本を見せてもらった後、画面越しにチェックしてもらいながら、10回行った。

竹 いいですね。どうですか?

記 きついです、これも。

竹 これを2日に1回のペースで続けると慣れて、回数を増やそうと思うはずです。そうすると時間がかかる。それが、やめちゃう原因ナンバーワンなんです。慣れてきた場合は、足を浮かせてみたり、例えば500ミリリットルのペットボトルを持ってみたり、負荷をあげていくことをおすすめします。

今回はお試しなので動いたのは2つの動作合わせ20分ほどだったが、それでも体が熱くなった。竹下は日体大卒。筋トレに特化した部活を作り、授業でもトレーニング学を学んでいただけあって、教え方も非常にうまかった。竹下いわく、通常のパーソナルトレーニングと違うのは、プロレストレーニングであり、「頑丈な体」を目指すところだという。

竹 頑丈な体は健康な体。人は骨盤や背骨がゆがんでいることが多い。ゆがみは健康にも精神状態にも関わってくる。ぼくも首を痛めた時は気持ちが落ちる。こういう時期だからこそ、体を整えて、頑丈な体を作ってほしい。プロレス技も必要とあらば教えます。運動しているけど筋肉がつかない、やせないという人は原因がある。それを探るお手伝いもできたらと思います。運動経験ゼロの方から中、中、上級者の方までその人にあったトレーニングを用意できます。ぼくは筋肉大好きで、トレーニングおたく。この機会に自分の体に向き合う時間を作っていただきたいです。

DDTは6月23日までの興行中止を決定。その代わり、自社配信サービスDDTUNIVERSEなどを通じ、テレビマッチやさまざまなコンテンツを配信し続けている。このオンライン家庭教師サービスも、今できることを探すうちに生まれた企画だ。

竹 コロナの期間、いま1番つらいのは終わりが見えないこと。それに対して不満を持つのではなく、ルールの中で全力を尽くすしかない。ぼくたちは試合を見せるという本来やるべきことができないけど、違った形でみなさんに元気を与えることができればいいなと思っています。このレッスンもその1つ。みなさんを教えながらぼくもトレーニングできてるんですよ。お客さんの前で試合できるようになる時には、たぶんムキムキになってますよ。

正しいトレーニングを学ぶことが、選手の練習にもなるというすてきな口説き文句でレッスンは終わった。

講師は竹下のほか、遠藤哲也、高尾蒼馬、勝俣瞬馬、大石真翔の計5人。専用サイト(https://reserva.be/ddt_lesson)から申し込みできる。【高場泉穂】

腹筋を鍛えるひねり動作の見本をみせる竹下幸之介
記者のスクワット姿勢をチェックする竹下幸之介

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全日秋山準がDDT臨時コーチ、故馬場氏技術授ける

全日本プロレス秋山準(2019年6月11日撮影)

DDTプロレスリングは8日、全日本プロレスの秋山準(50)が臨時コーチに就任したと発表した。故ジャイアント馬場の教えを受けた秋山が、その技術をDDTの選手に授ける。

きっかけは秋山のツイートから。秋山は4月12日に「1~10までプロレスの技術を全て俺が教えたらどんなプロレスラーになるのかな…」「プロレスは正直、試合でみなさんに観せてるのは6~10だと思います。それで成立するんだと思います。ですが、1~5を持っていると持ってないのはまったく違うと思います」などとツイート。それに反応したDDTの高木三四郎社長(50)が4月中旬ごろ正式にコーチをオファーし、秋山も快諾した。

秋山は9日にDDTUNIVERSEで配信されるテレビマッチに登場し、あいさつする予定だ。

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DDTプロレスリングが6月23日まで大会中止発表

DDTプロレスリングは6日、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、5月23日から6月23日までDDT、東京女子、ガンバレ☆プロレスの各大会をすべて中止すると発表した。高木三四郎代表(50)が公式Youtubeチャンネルで会見を開き、説明した。

また、5月から本格的にスタートしたテレビマッチにおける感染拡大防止への取り組みも報告。選手、スタッフに毎日検温、体調報告を義務つけているほか、収録時にはマスク、消毒など細心の注意を払っていることを丁寧に説明した。

高木代表は「DDTグループはどんな逆境であってもただでは転びません。プロレスを続けていきます」とテレビマッチやさまざまなコンテンツを配信していくことを約束。「前向きに選手、スタッフ一同一丸となって、収束を願って、がんばっていきます」と結んだ。

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諏訪魔&石川組が世界タッグV2 無観客TVマッチ

世界タッグ選手権で防衛した王者の諏訪魔(左)と石川修司(右)(全日本プロレス提供)

<全日本プロレス:テレビマッチ>◇5日◇会場非公開

全日本プロレスが無観客テレビマッチを行い、世界タッグ選手権で“暴走大巨人”こと王者諏訪魔(43)、石川修司(44)組が宮原健斗(31)、ヨシタツ(42)組の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

このタイトル戦は3月18日名古屋大会で行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、大会中止。だが、4月30日にヨシタツが再度挑戦を要求し、仕切り直しの一戦が実現した。

3年連続で最優秀タッグチーム賞を受賞している王者組の2人が優位に試合を運ぶが、ヨシタツ、前3冠王者宮原も負けじと逆襲。宮原の強烈な蹴り、ヨシタツのDDTなど諏訪魔を追い詰めるも、逆に諏訪魔が覚醒。ローリングラリアット、ロケットブロッサムと得意の連係技を決め、最後は諏訪魔がヨシタツから岩石落とし固めで3カウントを奪った。

現3冠王者でもある諏訪魔は試合後、「面白かったよ。おれはじっと見てくれるプロレスが大好き。こうしたらお客さんの反応がくるかと、イメージできる」と無観客だからこその楽しさを熱弁。「若手とかにはいい場所なんじゃないかと思うよ。だって観客の声援に左右されてたらいかんでしょ。そういう面では初心を取り戻せた。じっくりプロレスを体現するべきと思った」と自らのプロレス観を再確認した。石川も「新しいことにチャレンジしていかないと」と前向きな姿勢を示した。

3日にアジアタッグ、5日に世界タッグ、16日には世界ジュニアヘビー級と、テレビマッチでのタイトル戦が続く。諏訪魔は「3冠だってある。どんどんやりたい」と3冠ヘビー級王座の防衛戦にも意欲をみせた。

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谷津嘉章の義足デビュー幻 DDTさいたま大会中止

谷津嘉章(20年3月撮影)

DDTプロレスリングは23日、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ、6月7日のさいたまスーパーアリーナ大会「WrestlePeterPan2020」の開催を見合わせると発表した。

同会場での大会開催は、20周年記念大会を行った17年以来3年ぶり2度目。親会社のサイバーエージェント藤田晋社長も実行委員長を務めるなど、団体をあげたビッグマッチとなる予定だった。高木三四郎社長(50)も自身のツイッターで報告。「2年以上前から企画していて2017年のリベンジとしてただけに悔しさしかありません。でも新たなリベンジの目標ができたとして前向きに捉えることにしました。代替え日は未定ですが必ず開催します!それまでは生き残る」と前向きなメッセージを発信した。

また、同大会に出場予定だった元DDTで現AEW所属のケニー・オメガ(36)もDDTを通じ、ビデオメッセージを発表した。「DDTファンの皆さん、ケニー・オメガです。ひじょうに残念なお知らせですが、現状、私は日本に行くことができません。さいたまスーパーアリーナに出場できません。コロナウイルスの影響で我々の生活は大きく変わりました。仕事に行けなかったり、外出できなかったり…、ペットと家にいることはできますね。この状況が落ち着くまで私は家に居て、また皆さんに会える機会を待ちます。日本の友人や家族、そしてDDTUNIVERSEのみんなにまた会えることを心待ちにしています。その時が来たら、すぐに飛んでいくことをお約束します。それまでは……Good bye and good night BANG!」と、収束後の参戦を誓った。

昨年6月に糖尿病の悪化で右足を切断し、同大会で義足をつけて復帰予定だった谷津嘉章(63)も開催見合わせを受けて、ツイッターを更新。「大変残念ですが、義足デビューは幻となりました。また、デビューに向けて次のチャンスを目指します。ご声援ありがとうございました。オリャ」と前を向いた。

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プロレス界で広がる「♯お家でフルコスチューム」

棚橋弘至(2019年1月4日撮影)

新型コロナウイルス感染拡大で外出自粛が続く中、プロレス界では試合時の衣装に着替える様子をSNSで公開する「♯お家でフルコスチュームに着替えてみた」がブームとなっている。始めたのはDDTプロレスリングの大石真翔(まこと、41)。

今月7日に大石がツイッターで動画をあげると団体を問わず広がりをみせ、17日現在までに新日本プロレスのエース棚橋弘至(43)、マーベラス代表長与千種(55)、みちのくプロレスのザ・グレート・サスケ(50)ら30人以上のレスラー、ものまね芸人らが企画に参加している。

考案者である大石に取材すると、「ミラクルが起きてますね」とブームの広がりに驚いている様子。家でトレーニング動画を撮影しようとした時にふと「コスチュームでも着てみようか」と思いついたのがきっかけだった。

「無観客でも試合が難しい状況で、自分たちレスラーもコスチュームを着る機会がない。ファンの方も見たいかなと思ってやってみました」

すぐに2AW旭志織(42)ら知人レスラーにバトンをつなぎ、それが棚橋のものまねをする棚ボタ弘至を通じて、棚橋にもつながった。「さまざまな団体の方にやっていただきたいとは思っていましたが、まさか棚橋さんにまでいくとは…」とうれしい誤算。棚橋からYOH(31)、SHO(30)にもつながるなど、新日本でも広がりそうな勢いだ。

大石は外国人選手も参加しやすいよう、DDTスタッフと相談し、英語のハッシュタグ「#WearGearChallenge」も用意した。「ぼくの知らない人たちにもぜひやってほしい」とプロレス界だけでなく、他のスポーツ、エンターテインメント界にも広がってほしいと願う。

「今までは写真撮影でコスチュームに着替える時など、めんどくさいなと思うこともありました。でも試合をできない今の状況でコスチュームを着て、やっぱり気持ちがいいし、テンションが上がりました。早く試合のためにコスチュームを着て、ファンの方々に生で見てほしいです」。衣装で気持ちを奮い立たせて、興行再開の時を待つ。【高場泉穂】

大石真翔

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プロレスに休業補償を 異例集結で統一組織創設!?

プロレス7団体の選手、関係者(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で元文部科学相の馳浩衆院議員(58)に要望書を提出した。プロレスは選手間の接触が多く、観客席との距離も近いため、興行再開の見通しが立たない。苦しい自粛期間を耐えるため簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点を訴えた。

永田町の衆院議員会館に、スーツのプロレスラーの姿があった。新型コロナウイルス感染拡大の中、密集、密閉、密接の「3密」が当てはまるプロレス興行は、ほとんどが中止や延期。どの団体も興行が収入の大部分を占めるため、長期化すれば団体存続の危機にもつながる。そんな中、新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロード木谷高明取締役(59)を発起人とし、簡易検査キット早期普及、選手の休業補償について、プロレスラーでもある馳議員に要望書を提出した。

他のスポーツ、エンターテインメント界も止まっている状況。苦しいのはプロレス界だけではないと理解しながら動いたのは、補償という安心を得て長期の自粛後に無事興行を再開するためだ。木谷氏は現在、国内で開発が進む簡易検査キットの普及を求めたことについて「無観客試合をする上でも、選手の安心につながる」と説明。同時に、興行再開時に観客への安全、安心にもつながるとした。

休業補償を求めたのは、プロレスラーの多くが年俸制など団体と特殊な契約を結んでおり、社員でもフリーランスでもないため。国からの補償の対象となるかをスポーツ庁、経済産業省の担当者に確認。前年同月比で収入が半減した個人事業主に最大100万円を給付する「持続化給付金」で補償可能と説明を受けた。他にも団体、選手が利用できる補償があり、馳議員からも「つなぎ役になる」と協力を約束された。

各団体を代表して新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が出席。全員が現状を報告した。棚橋は「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいい。プロレスができるようになる時に、エンタメ、スポーツ業界が復活という形になる」と覚悟を示した。

団体の垣根を越えた異例の集結だが、集まったのは木谷氏が声をかけた一部にすぎない。馳議員は「苦言を呈するようですが…」と木谷氏に統一組織創設を要望。木谷氏も「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにも、あったほうがいい。音頭をとりますよ」と前向き。苦難の時だからこそ、それを乗り越えるための“プロレス協会”設立が実現するかもしれない。【高場泉穂】

東京女子プロレスの坂崎ユカ

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新日本など7団体が馳浩議員に休業補償など要望書

馳浩衆議院議員(右)に要望書を提出するブシロード木谷高明取締役(撮影・中島郁夫)

新型コロナウイルス感染拡大の影響で興行を自粛している新日本プロレスなど国内プロレス7団体の選手、関係者が15日、都内で馳浩衆議院議員(58)に要望書を提出した。

発起人は新日本プロレス、スターダムの親会社である株式会社ブシロードの木谷高明取締役(59)。無観客試合実施や興行再開時に必要となる簡易検査キットの早期普及、選手の休業補償の2点について要望した。

各団体を代表して、新日本プロレス棚橋弘至(43)、全日本プロレス諏訪魔(43)、ノア丸藤正道(40)、DDTのHARASHIMA、スターダム岩谷麻優(27)、東京女子坂崎ユカ、ディアナ井上京子(50)が、それぞれ現状に言及した。

新日本プロレスは3月1日から約1カ月半、興行を中止している。棚橋は「選手は試合再開の時を待ちながら、道場で時間を分けて選手が集中しないようにして練習に励んでいます」と現状を説明した。

棚橋はその上で、「メジャースポーツのプロ野球、サッカー、大相撲が試合を再開し、プロレスはしんがり、一番最後でもいいんじゃないかと思っている。プロレスができるようになる時にエンタメ、スポーツ業界が復活という形になるかと思います」と覚悟を示した。

約30分の会合を終え、馳議員は簡易検査キットの導入に関しては「医療機関を受診した後に活用されるもの」と慎重な姿勢を示しつつ、補償支援については「企業、選手、興行に対してそれぞれのメニューがある。つなぎ役をさせていただく」と協力を約束した。

また「苦言を呈するようですが…」と、プロレス界の統一組織の創設を要望。「まとめ役の木谷さんに宿題としてお伝えしたい」と団結を求めた。

木谷氏は「今後、チャリティーやオールスター戦の実現のためにもあったほうがいい。音頭をとりますよ」と“プロレス協会”実現へ前向きだった。

要望書を受け取り話をする馳浩衆議院議員(撮影・中島郁夫)
新日本プロレス棚橋弘至(撮影・中島郁夫)
東京女子プロレス坂崎ユカ(撮影・中島郁夫)

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国内のプロレス各団体、試合の中止延期など発表

国内のプロレス各団体は新型コロナウイルス感染拡大による国の緊急事態宣言を受け、8日までに試合の中止、延期などをそれぞれ発表した。

新日本プロレスは8日、新たに4月19日から5月3、4日のビッグマッチ「レスリングどんたく」(福岡国際センター)を含む12大会の中止を発表。また「今後の状況と安全面を慎重に考慮しつつ、無観客試合の実施について検討を行ってまいります」とし、無観客試合の可能性を示した。

全日本プロレスは8日、新たに4月30日、5月4、5日3大会中止を発表。既に5月8日から10日までの沖縄大会の中止も決まっている。全日本はこの状況を受け、6日に無観客試合を実施。動画サービス「全日本TV」で配信した。

ノアは7日、4月25、29日5月9日の3大会中止を発表。予定していたタッグリーグ戦「グローバルタッグリーグ」はTVマッチとして、同じ親会社サイバーエージェント下で協力関係にあるDDTの動画サービスDDTユニバースで配信している。

DDTグループ(DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスなど)は7日、4月25日から7月5日までの27大会の中止を発表。同団体は自社の動画サービスDDTユニバースで無観客試合などを積極的に配信している。

大日本プロレスは7日、4月16日から5月5日までの10大会について、中止と延期を発表した。同団体は感染防止に努めながら5日の北海道・旭川大会まで興行を続けていた。

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王者潮崎豪「アイアムノア!」無観客試合で初防衛

潮崎豪(2018年6月10日撮影)

プロレスリング・ノアが新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて後楽園ホールで無観客試合を行い、メインのGHCヘビー級選手権では王者潮崎豪(38)が藤田和之(49)を下し、初防衛に成功した。

異例のタイトル戦となった。観客がいない静寂の会場。2人はゴングが鳴ると、距離を置いたままにらみ合う。そのまま、30分も緊迫状態が続いた。均衡を破ったのは藤田。王者潮崎をタックルで倒し、グラウンド戦に持ち込む。なかなか落とせずしびれを切らし、今度は場外へ。消毒液を口に含み潮崎に吹きかけ、だれもいない客席から入り口ロビー、さらにその先のエレベーター、バルコニーへと連れ回した。

リングに戻っても、藤田の攻撃は続くが、残り10分で王者潮崎も反撃に転じる。得意の逆水平連打、豪腕ラリアットで流れを引き寄せ、最後は再び豪腕ラリアットを3発打ち込み3カウントを奪取。試合時間残り3分を切った57分47秒で死闘を制した。

本来なら3月8日の横浜文化体育館でタイトル戦を行うはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこの日の後楽園ホール大会へ延期。さらに都の自粛要望を受け、無観客となった。試合の模様は同じサイバーエージェントを親会社に持つDDTの動画サイト、専門チャンネルサムライTVで生中継された。勝利した潮崎は、「画面の向こう側にいるホーミーズ(仲間)たち、ひとつだけ言わせてくれ、アイアムノア!」と話して、異例の試合を締めくくった。

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DDT25日ぶり興行「葛藤も再開選んだ」高木社長

DDT旗揚げ23周年記念大会メインのKO-D無差別級選手権で勝利した王者田中将斗(右)と敗れた挑戦者竹下幸之介は握手(撮影・高場泉穂)

<DDT:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

プロレス団体DDTが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で自粛していた興行を2月24日の名古屋大会以来、25日ぶりに後楽園ホールで再開した。

再開にあたり、DDTは公式ホームページを通じて、高齢者、基礎疾患患者、妊婦や37度5度分以上の発熱など体調の優れない人へ来場を控えるよう呼びかけ。また、当日来場した観客、選手、スタッフ、報道関係者全員に検温と手の消毒を実施。37度5分未満のみ入場可能とした。

メインのKO-D無差別級選手権では、王者田中将斗(47=ゼロワン)に、幼少期から田中に憧れ続けてきた竹下幸之介(24)が挑戦。投げ技、張り手、エルボーと荒々しいパワー勝負に会場が何度も沸いた。最後は田中が竹下のエルボーを、強烈なローリング・エルボーバットで返し、倒れた竹下から3カウント奪取。2度目の防衛を果たした。

田中がマイクで「今のご時世でDDTの大会がとび、みなさんも来られなかった大会があったと思う。でもきょうの戦いを見て、そのフラストレーションは飛びましたよね?」と客席に呼びかけると、拍手と歓声が。さらに、「この状況であなたとやれて幸せでした」と23歳下の竹下と固く握手。互いに再戦を希望した。

観衆は916人。旗揚げ23周年記念日とあり好カードを並べたが、満員には届かなかった。大会後、高木三四郎社長(50)は19日に新たに政府の専門家会議からの大規模イベントへの注意喚起が出たことで「自分の中で葛藤があった」と明かした。さらにカナダの有名サーカス団体「シルク・ドゥ・ソレイユ」のダンサー、スタッフの約95%が解雇されたニュースにも触れ、「これ以上続くと我々もそうなる。葛藤しながらも、再開するという道を選んだ」と理由を説明した。海外における感染拡大と渡航制限により、4、5月に予定していた外国人選手の参戦が白紙になるなど影響は大きい。それでも高木社長は「明るく前を向いてやっていきたい」と笑顔で結んだ。【高場泉穂】

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谷津嘉章が復活生報告「義足でもやるところをぜひ」

DDT後楽園大会でプロレス復帰を報告する谷津嘉章

<DDT:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

義足レスラーとして、6月7日のDDTビッグマッチ「Wrestle Peter Pan2020」(さいたまスーパーアリーナ)で復帰する谷津嘉章(63)が、DDT後楽園大会でファンに生報告した。

リング上で「何回もアプローチして、ようやく了承してもらいました。義足でもやるんだというところをぜひ見せたいと思います。オリャ!」とあいさつし、大歓声を浴びた。

谷津は昨年6月に糖尿病の悪化で右足を切断。懸命なリハビリを続け、いまはリング上で動けるまでに回復。義足メーカー特注のプロレス専用義足で6月の復帰戦に向け、練習を続けている。

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谷津嘉章 義足レスラーで復帰「冒険心が生まれた」

義足プロレスラーとして6月7日DDTビッグマッチで復帰することが決まった谷津嘉章。会見後にプロレス用の義足を持ち、ファイティングポーズ

「義足プロレスラー」の誕生だ。昨年6月に糖尿病の悪化で右足を切断したプロレスラー谷津嘉章(63)が18日都内で会見に臨み、6月7日さいたまスーパーアリーナで行われるDDTビッグマッチ「Wrestle Peter Pan2020」での復帰を発表した。谷津は「足をなくした時はこういう場が来るとは思わなかった」と喜びを語った。

谷津はレスリングで76年モントリオールオリンピック(五輪)8位、80年モスクワ五輪は金メダル候補ながら日本のボイコットにより不参加。その後プロレスラーに転向し、さまざまな団体を渡り歩き、長州力、ジャンボ鶴田のパートナーとして活躍した。10年引退するも、15年に復帰。昨年春からDDTに参戦していた。だが、糖尿病による壊疽(えそ)で昨年6月に右足下を切断。手術後は「目標がなくなった」といったん喪失感に見舞われたが、東京五輪聖火リレー走者の依頼を受け、走るという新たな目標に向かって、リハビリに専念。そのうち、「やればやるほど、鍛えれば鍛えるほど、もっともっととわがままな気持ち、冒険心が生まれた」とプロレスへの思いもよみがえった。

プロフェッショナルが復帰を支える。今年1月、DDT高木三四郎社長の紹介で義肢装具業界のリーディングカンパニーである川村義肢の川村慶社長と面会。日本初のプロレス用義足を開発してもらい、今回の復帰がかなった。特注義足の重さは約2・2キロ。プロレスの動きに合わせ、ひねりやクッション性にこだわり、今も改良が続けられている。既に谷津は義足をつけてリング上で動いており、会見ではロープワークや、監獄固めなど技をかける動画も披露された。驚異的な回復ぶりに、川村社長は「アスリートだと思いました。義足をつけて、すぐぴょんぴょんできるのは天性のもの」と谷津の運動能力の高さと努力をたたえた。

6月のカードは未定。谷津は「障がい者、ハンディがあるから、また年下だから遠慮しがちですが、遠慮すると谷津のためにならないし、お客さんにも伝わる。遠慮するなよ」と真剣勝負を求めた。

20日のDDT後楽園大会では、リングに上がり復帰を報告する。

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DDTグループ「活力にして」20大会動画無料公開

HARASHIMA(2018年3月15日撮影)

DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスのDDTグループ3団体は10日、新型コロナウイルス感染拡大予防にともなうイベント自粛要請、休校要請などの状況を受け、過去20大会の動画を無料公開すると発表した。11日から31日まで同グループの動画サービス「DDT UNIVERSE」で順次公開する。

各団体の選手もコメントを発表。DDTのHARASHIMAは「楽しんで、笑って、元気を与えられたらいいな。良かったら観てみてね!」。東京女子の坂崎ユカは「会場で会えなくてさみしい気持ちだけど、みんな想っている事は一緒だよ! 私たちの試合映像を見て少しでも気持ちが明るくなってくれたら私たちもうれしいです」。ガンバレ☆プロレスの今成夢人(34)は「期間限定ではありますが、僕たちの興行を見て楽しんでいただき、明日への活力にしていただければ幸いです」と視聴を呼びかけた。

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ノア無料生配信30分視聴できず、スマホ動画で対応

29日に会見を行った、左から丸藤正道、ノア武田有弘社長、DDT高木三四郎社長、サイバーエージェント藤田晋社長(撮影・中島郁夫)

29日にIT大手サイバーエージェントグループ入りを発表したプロレスリング・ノアの後楽園大会が30日行われた。

試合は同グループDDTの動画サービス「DDTユニバース」で初めて無料配信されたが、試合開始の午後6時半ごろからアクセスが集中。新規登録者を中心に、一部視聴できない状態が約30分続き、急きょスマートフォン撮影による動画を公式ツイッターで配信した。前親会社リデットエンターテインメントを批判してきた拳王(35)は試合後、新体制でも支援を継続するリデット社にまさかの感謝。さらに「約束の場所へ、拳王が連れていく」と日本武道館帰還という夢をあらためて口にした。

拳王(中央)(20年1月29日撮影)

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独走新日打倒へ ノア×DDT強力タッグで規模拡大

会見を行った前左から丸藤正道、ノア武田有弘社長、DDT高木三四郎社長、サイバーエージェント藤田晋社長、後列左から中嶋勝彦、杉浦貴、潮崎豪、小川良成、清宮海斗(撮影・中島郁夫)

日本プロレス界の勢力図が大きく変わった。

旗揚げから20年目を迎えるプロレスリング・ノアが29日、IT大手サイバーエージェントグループ入りを発表した。2年前に同グループ入りしたDDTの高木三四郎社長(50)がノアの新社長も兼任。都内で行われた会見で、高木新社長は「目指していかないと面白くない」と、業界トップを独走する新日本プロレスの打倒を目標に掲げた。

ノアは00年に故三沢光晴さんが旗揚げ。かつては東京ドームや日本武道館興行を行うなど人気を誇っていたが、近年は厳しい経営が続いていた。

19年6月から社長を務めた武田有弘氏が19年末に高木氏に相談。高木氏がサイバーエージェント藤田晋社長に話を通し、今回の買収に至った。

藤田氏は買収理由に、プロレスのコンテンツとしての可能性、魅力の違うDDTとの補完関係、高木社長の経営手腕への期待などを挙げた。その上で「できる限りのバックアップをしていく」と約束した。

現段階でDDTとの統合はなく、協力しながら規模拡大を目指す。高木新社長は経営に専念する。現場はノアの所属選手でもある丸藤正道新副社長(40)らが担う。

丸藤は「リング上の戦いは何も変わらない。むしろ激しくなっていくと思う」と意気込みを語った。

国内外への動画配信に力を入れる予定で、早速30日のノア後楽園大会が、DDTの会員制動画サービス「DDTユニバース」で世界に無料配信される。

【高場泉穂】

◆GHCヘビー級王者潮崎豪 20年はノアの戦いを進化、発展させていくために王者として世界に発信していきたい。

◆前GHCヘビー級王者清宮海斗 リングに対する探求心、追求心を同じように持ち続けサイバーエージェント様とともに、より広大な新しい景色を見せたい。

会見を行った前左から丸藤正道、ノア武田有弘社長、DDT高木三四郎社長、サイバーエージェント藤田晋社長(撮影・中島郁夫)

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