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【新日本】鷹木信悟またも天敵ファンタズモに敗戦 試合後、紙おむつを手にマイクパフォーマンス

紙おむつを手にマイクパフォーマンスする鷹木。奥は高橋ヒロム(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇6日◇東京・後楽園ホール◇観衆700人(満員)

元IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟(39)は、またしても「天敵」エル・ファンタズモ(35)に勝てなかった。

メインイベントとなった第8試合のタッグマッチで、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの同門、高橋ヒロムと組み、KENTAと組んだファンタズモと対戦した。先月16日のG1で負かされ、リーグ戦敗退を決定づけられた相手。さらに同18日の東京・日本武道館大会でも、この日と同じマッチアップで敗れていたが、雪辱を果たすことはできなかった。

階級を超えて活躍するファンタズモのしなやかな動きに翻弄(ほんろう)されるも、あと少しのところまで追い込んだ。だが、KENTAの妨害にあい、レフェリーの見ていない所で急所にパンチを打ち込まれた。そして最後は11分28秒、ファンタズモに首固めで丸め込まれてしまった。

それでも、この日の鷹木は、やられたままでは終わらなかった。試合後、紙おむつなどを使って挑発を続けるファンタズモに怒り爆発。エルボー、パンチからパンピングボンバーをたたきこみ、勝者組をリングから排除してしまった。

制裁を下した鷹木は、マイクを握ると「負けたくせにマイク持っていいのかな?」と遠慮を見せたものの、歓声を聞くと「きたきたきたー!」と絶叫した。

新日本は前日5日からの後楽園ホール2連戦を、コロナ禍初の「声出し可能大会」として開催。50%の観客制限はあるものの、2年半ぶりに「歓声」が帰ってきていた。鷹木は「棚橋みたいに涙のカリスマではないけど、心の中ではちょっぴり泣いているよ。この2日間のMVPはお客さんだよ」と、歓声の中で試合ができる喜びに浸っていた。

ファンタズモに急所を攻撃される鷹木(提供・新日本プロレス)

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【新日本】“新怪物”JONAHがG1覇者オカダ・カズチカの前で実力を誇示「私たちは無敵」

矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH 6人タッグ戦で勝利しエプロンに座りマイクでアピールするJONAH。左はバッド・デュード・ティト、右はシェイン・ヘイスト(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:横浜大会>◇2日◇神奈川・横浜武道館◇観衆1421人

“新怪物”JONAH(ジョナから英語表記に変更)が、10月の両国大会のスペシャルシングルマッチで対戦するG1クライマックス覇者オカダ・カズチカ(34)の前で、その実力を誇示した。

メインイベントとなった第7試合の6人タッグマッチで、ユニット「TMDK」のシェイン・ヘイスト、バッド・デュード・ティトと組み、オカダ、棚橋弘至、矢野通組と対戦。オカダが先発を買って出たのに呼応してリングインするなど、序盤からバチバチムードを漂わせた。

チームとのコンビネーションも息ぴったり。ラフファイトも織り交ぜながら、自陣に流れを引き込むと、最後は、160キロの巨体を存分に使ったラリアットで矢野を撃沈。そして14分24秒、必殺のトーピード(ダイビングボディープレス)で3カウントを奪った。G1連覇者が場外で悔しそうな表情を浮かべるのを横目に、エプロンサイドに座り込んで勝ち誇った。

オカダにG1で唯一の黒星を付けたジョナは、この日もその時の勢いそのままだった。マイクでは「TMDK時代」の幕開けを宣言。「私たちは無敵。強き者はくじけない!」と、厚い胸をさらに張ってみせた。

G1で存在感を発揮した怪物は、新日本の本丸を攻め続ける。

矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH オカダ・カズチカ(右下)は矢野通にダイビングボディープレスを浴びせるJONAH(右上)を阻止できず6人タッグ戦で敗れる(撮影・小沢裕)
JONAH(中央)に押さえ込まれる矢野通をリングに飛び込み阻止するオカダ・カズチカ(右)(撮影・小沢裕)
JONAH(手前左)に体当たりされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH コーナーでJONAH(左)に体当たりされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH コーナーでJONAHに体当たりされるオカダ・カズチカ(左)。右は棚橋(撮影・小沢裕)
JONAH(右)をヘッドロックで攻めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH 6人タッグ戦で敗れたオカダ・カズチカはJONAH(右)の挑発に背を向けて引き揚げる(撮影・小沢裕)

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【新日本】グレート・O・カーン、ノアの「GHCヘビー級王座を持ってきてやる!」と高々と宣言

アーロン・ヘナーレ、グレート・O・カーン、ジェフ・コブ対外道、チェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ バッドラック・ファレ(右)にモンゴリアンチョップを放つグレート・O・カーン(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:横浜大会>◇2日◇神奈川・横浜武道館◇1421人

帝国の支配者グレート・O・カーンが、プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王座取りを宣言した。

第4試合の6人タッグマッチで「ユナイテッド・エンパイア」のヘナーレ、コブと組み、外道、オーエンズ、ファレ組と対戦。7分58秒、味方のヘナーレが、外道からアルティマ(フルネルソン)でタップアウトを奪い勝利を飾ると、マイクをにぎり「次ここを支配するときは、GHCヘビー級王座を持ってきてやる!」と高々と宣言した。

翌3日のノア大阪大会(エディオンアリーナ大阪)で、来春まででの引退を表明している武藤敬司が代理人を務めるグレート・ムタとタッグを組む。その6人タッグマッチで対戦するノアのGHCヘビー級王者・拳王からは、1日の記者会見を通して「この王座に挑戦してもいいんだぞ?」などと挑発されていた。

この日のバックステージでは、笑いが止まらなかったO・カーン。「頭がおかしい」などと、O・カーンに強烈な対抗心を示した拳王とは、対照的な態度を取った。「余と組めば話題になる。G1覇者より世界ヘビー級王者よりも余の価値は上なんだよ」と高笑いを上げ、「GHCヘビー級王座を取ってやる」と受けて立つ構えを示していた。

アーロン・ヘナーレ、グレート・O・カーン、ジェフ・コブ対外道、チェーズ・オーエンズ、バッドラック・ファレ チェーズ・オーエンズをコーナーにたたきつけるグレート・O・カーン(右)。左はバッドラック・ファレ(撮影・小沢裕)

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【新日本】HOTがケイオス組粉砕、高橋裕二郎「とっととベルトをよこせ!このやろう」

大岩陵平、YOH、YOSHIーHASHI、後藤洋央紀対ディック東郷、SHO、高橋裕二郎、EVIL 8人タッグマッチで殴りかかる両軍の選手たち(撮影・小沢裕)

<新日本:横浜大会>◇2日◇神奈川・横浜武道館

極悪集団「ハウス・オブ・トーチャー」の3人組が、7月に失ったNEVER無差別級6人タッグ王座ベルト再奪取に向け、好スタートを切った。

18日の大分大会(別府ビーコンプラザ)で同級王座に挑戦するEVIL、高橋裕二郎(41)、SHO(33)の3人が、ディック東郷(53)とタッグを組み、現同級王者の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI、YOHにヤングライオンの大岩陵平を加えたケイオス組と、8人タッグマッチで対戦した。

ケイオス組は「ノーモア ハウス・オブ・トーチャー」と書かれたタオルやTシャツを着用して登場。動揺を誘ってきたが、悪の一味には効果薄だった。隙の無いダーティーファイトで一瞬にして自分たちのペースをつかむと、最後は9分44秒、高橋が大岩にカウンターのラリアットから得意技のピンプジュースを決めて3カウントを奪った。

試合後も、本部席にあったベルトを強奪するなど、この日もやりたい放題。高橋は、バックステージで「G1でEVILが後藤に、俺はYOSHI-HASHIに勝った。選手権試合なんてやる必要ねぇよ」と豪語。「とっととそのベルトをよこせ! このやろう」と、強気に言い放った。

大岩陵平、YOH、YOSHIーHASHI、後藤洋央紀対ディック東郷、SHO、高橋裕二郎、EVIL YOH(左)の髪の毛をつかむSHO(撮影・小沢裕)
大岩陵平、YOH、YOSHIーHASHI、後藤洋央紀対ディック東郷、SHO、高橋裕二郎、EVIL YOH(手前下)を2人がかりで攻める、後方左からSHO、高橋(撮影・小沢裕)

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【新日本】G1覇者オカダ・カズチカ雪辱JONAHとのシングル戦 10月両国大会のカード発表

18日、G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ

新日本プロレスは22日、10月10日の東京・両国国技館大会の主要カードを発表した。

G1覇者オカダ・カズチカはG1で負けているJONAH(ジョナから英語表記に変更)とスペシャルシングル戦に臨むことが決まった。G1連覇後に「借りを返す機会をいただきたい」として対戦相手に挙げていた。この“新怪物”にリベンジ成功し、来年1月4日の東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する構えだ。

なお例年、G1覇者が展開してきた「権利証マッチ」に関してはオカダの主張が通り、今年は行われないという。一方、IWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトが両国大会でG1で負けているタマ・トンガとの2度目の防衛戦が決定。この勝者が同王者として1・4東京ドーム大会でオカダの挑戦を受けることになる。

また9月25日の神戸ワールド記念ホール大会の全カードも22日に発表され、メインイベントでIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイがデビッド・フィンレーとの2度目の防衛戦に臨む。またセミファイナルでは棚橋弘至が、初防衛戦となるNEVER無差別級王者カール・アンダーソンに挑戦することも合わせて決まった。

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【新日本】内藤哲也、G1準決勝敗退で正月の東京Dメインから後退も「新しい戦い届けていく」

マイクパフォーマンスする内藤(撮影・勝部晃多)

<新日本:六本木大会>◇G1スペシャル◇20日◇東京・六本木ヒルズアリーナ

新日本プロレス史上初となった六本木ヒルズ大会のメインイベントで、「制御不能のカリスマ」内藤哲也(40)が、新たな戦いを宣言した。

所属ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の鷹木、SANADA、BUSHIを率い、鈴木軍のセイバーJr、タイチ、デスペラード、TAKAみちのく組と、8人タッグマッチで対戦した。LIJのトレイン攻撃でTAKAに集中砲火を浴びせると、最後は18分46秒、デスティーノを決めて自ら3カウントを奪った。

真夏の祭典G1クライマックス32は、18日にオカダの連覇で終幕した。13年連続13回目の出場で3度目の優勝を目指した内藤は、準決勝ウィル・オスプレイ戦で敗退。目標とする来年1月の東京ドーム大会メインイベント返り咲きから、大きく後退する形となっていた。

それでもこの日は、いつもと変わらない余裕あふれるファイトを展開。屋外での戦いに「非常に気持ちいいですね」と笑顔だった。試合後のマイクでは、「今日でしばらく試合は休みになってしまいますが、また9月から始まる新日本プロレス、LIJによる新しい戦いを届けていく。楽しみにお待ちください」と、ファンに約束した。無冠の内藤が、22年の残りシリーズで巻き返しをはかる。

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【新日本】G1連覇オカダ・カズチカ第1子誕生「先日男の子が生まれまして」照れ笑い浮かべ報告

G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(2022年8月18日撮影)

史上4人目となる新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」連覇を達成したオカダ・カズチカ(34)が、同大会の決勝戦から一夜明けた19日、オンライン会見で第1子誕生を報告した。

会見でG1を振り返ったオカダは、最後に「オカダ選手は言い残したことは特にないですか?」と質問を振られた。すると「そうですね。特にありません」としたが、「て、言いたいところなんですけど…先日男の子が生まれまして」と、照れ笑いを浮かべながら報告した。

さらに「育休を頂けましたので、感謝です」と、期間は明確にしなかったものの育休に入ることを発表。「育児もしつつ、心身をリフレッシュさせて、パワーをためて盛り上げていくのでよろしくお願いします」と下半期の活躍を誓った。

この日、妻で声優の三森すずこも、自身のブログで報告していた。

18日、G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ

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【新日本】オカダ・カズチカG1連覇に充実感「暑い夏になった」東京Dへ盛り上げ誓う

18日、G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ

史上4人目となる新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」連覇を達成したオカダ・カズチカ(34)が、同大会の決勝戦から一夜明けた19日、オンラインで会見を開き、優勝の喜びを語った。

ファイナルトーナメント決勝戦でIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(29)を下し、連覇達成。先月16日に開幕した史上最多28人が出場したG1を制覇し、自身4度目となる真夏の栄冠を手にしていた。この日、スーツ姿で登場したオカダは、いの一番に感謝を口にした。「オスプレイもそうだし、参加した選手、支えてくれた社員、ファンの皆さんには感謝しかない。皆さんのおかげで優勝できた。暑い夏になった」と充実感をにじませた。

さらにG1覇者は「IWGP王者とは違う盛り上げ方ができる」とし、「切磋琢磨(せっさたくま)して東京ドームに向け盛り上げていって、超満員にしたい。いろんな選手に『行こうよ。超満員にしよう』と思ってもらったえたら。一丸となって新日本を盛り上げたい」と呼びかけた。

この日、妻で声優の三森すずこが、第1子となる男児出産を報告しており、二重の喜びとなった。

G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(2022年8月18日撮影)

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G1連覇のオカダ・カズチカがパパに 妻で声優の三森すずこ「母、はじめました」と男児出産報告

オカダ・カズチカ(2022年7月23日撮影)

新日本プロレスのオカダ・カズチカ(34)が父になった。妻で声優の三森すずこが19日、自身のブログを更新し、第1子となる男児出産を報告した。

三森は「母、はじめました。」のタイトルでブログに投稿。「先日、男の子を出産いたしました」と報告し、「母子共に健康です!! 元気です! 妊娠中、心配することもたくさんあったけど、無事に産まれて来てくれたことに感謝です」と思いをつづった。

オカダは、前日18日の新日本・真夏の最強決定戦「G1クライマックス32」で史上4人目となる連覇を達成している。19年に三森と結婚していた。

三森すずこ(2021年7月撮影)
18日、G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ
G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(2022年8月18日撮影)

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【新日本】オスプレイ、天敵オカダのレインメーカーにまたも苦汁 外国人2人目の「夏男」ならず

オカダ・カズチカのレインメーカーでマットにたたきつけられるオスプレイ(撮影・小沢裕)

<新日本:日本武道館大会>◇G1クライマックス32 ファイナルトーナメント決勝戦◇18日◇東京・日本武道館

オカダの壁は厚かった。オスプレイは、必死のファイトを繰り広げたが、あと1歩及ばなかった。これまでのシングル対戦1勝6敗と苦汁をなめさせ続けられた天敵に、またも必殺のレインメーカーに沈められた。

過去32度の「真夏の祭典」に出場した外国人レスラーは50人近くに上るが、制覇したのは16年のオメガだけ。スコット・ノートンやリック・フレアーら、名だたるレスラーでさえ成し遂げられなかった名誉は、遠かった。

15年に米国遠征中のオカダと対戦。その実力を見いだされ、16年に初来日を果たした。これまでIWGP世界ヘビー級王者、US・ヘビー級王者、ジュニアヘビー級王者、NEVER無差別級王者など数々のタイトルを獲得してきたが、G1の頂点が唯一未到達の場所だった。階級を超えたシングルタイトル総取りのグランドスラムを達成は、来年へ持ち越しとなった。

新日本の誇りを持つ。米国や母国の英国などでも精力的に活動する中で、団体への愛をほのめかしてきた。今大会中には観衆の少なさに言及。「俺には試合をする以上の使命がある。頑張り続けて新日本の人気を再び元に戻したい」と、声を大にしていた。

この日の一戦に向け、所属ユニット「ユナイテッド・エンパイア」のメンバーとともにオカダの敗戦試合を繰り返し視聴し、研究してきた。それでも、跳ね返され、ぼうぜん自失の様子だった。だが、工事現場で働きながらプロレスラーになるという夢をかなえた反骨精神がある。昨年5月にけがの影響で返上を余儀なくされた世界ヘビー級王者返り咲きへ、三度(みたび)立ち上がる。

オカダ・カズチカ(右)にブレーンバスターを浴びせるウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
オカダ(左)のマネークリップで攻められるオスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(右)にダイビングボディープレスを浴びせるウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップから場外のオカダ・カズチカ(下)にダイブするウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからウィル・オスプレイ(右)にダイビングエルボーを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ オカダ・カズチカ(左)にチョップを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
【イラスト】G1クライマックス決勝トーナメント
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ オカダ・カズチカ(手前右)の頭部に背後からエルボーを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(右)にダイビングボディープレスを浴びせるウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからウィル・オスプレイ(右)にダイビングエルボーを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(手前)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(左)にレインメーカーを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(右)にダイビングエルボーを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(左)にキックを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ エプロンでオカダ・カズチカ(左)に後ろ回し蹴りを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(上)にジャーマンスープレックスを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(左)にダイビングボディープレスを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)をパイルドライバーでマットにたたきつけるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)

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【新日本】オカダ・カズチカ史上4人目G1連覇「ありがとうしか出てこない」涙で魂の叫び

「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)

<新日本:日本武道館大会>◇G1クライマックス32 ファイナルトーナメント決勝戦◇18日◇東京・日本武道館◇観衆6716人

前IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が史上4人目となるG1連覇と、自身4度目となる真夏の栄冠を手にした。

ファイナルトーナメント決勝戦で、かつて師弟関係にあったUSヘビー級王者のウィル・オスプレイ(29)を下した。史上最多28人が出場した真夏の頂上決戦を制し、今年6月に失った新日本の至宝を取り戻しにいく。

   ◇   ◇   ◇

都心で朝から昼にかけて降った雨は、とっくにやんでいた。だが、午後8時52分、オカダが再び、雨を降らせた。日本武道館に降り注ぐ「カネの雨」。必殺の短距離式ラリアット、レインメーカーでオスプレイから3カウントを奪取した。試合開始から33分53秒。やまない拍手は雷鳴のように響いた。蝶野、天山、飯伏に並ぶ、史上4人目の連覇を達成した瞬間だった。マットに大の字になりながら左腕を突き上げていた。

壮絶な必殺技の応酬だった。だが、最後はヒドゥンブレードを旋回式の変形ドライバーで切り返してフィニッシュにつなげた。「オスプレイ、最高だよ。でもおまえが俺を倒すまで何回でも壁になってやる」と、かつての弟分に約束した。

史上最多の28人が出場した団体創設50周年イヤーのG1で、未来を感じさせた。「この俺にかかってこい」と叫んだ7月16日の開幕戦から、33日。160キロ超のファレやジョナ、203センチのアーチャーら、怪物と肌を合わせた。前日17日の準決勝では、昨年のG1で敗れたトンガに雪辱。5歳年上の相手からは「何歳になっても強くなれると改めて見せてくれた」と感じ取った。自身もまだ成長途上。中学卒業後に地元を飛び出し、16歳でメキシコでデビューした少年時代と変わらないプロレス愛がにじんでいた。

ファンがワクワクする戦いを-。そのためにオカダはリアルを追い求める。試合当日のマイクパフォーマンスは事前に用意しない。その時々の言葉が、ファンの心に響くと信じているからだ。この日も、「50周年残りの下半期を盛り上げる。ありがとうしか出てこない」と、涙を浮かべながら魂で叫んだ。

新日本50周年イヤーの顔に返り咲いた。昨年のG1決勝戦から観衆は約3000人増えた。だが、こんなものじゃない。「すぐに始まる新しいシリーズ。1歩ずつ、もっと好きになってもらいたい」。それが王者の使命だ。【勝部晃多】

◆オカダの対オスプレイ戦 これまでの新日本でのシングル対戦成績は5勝1敗で、大きく勝ち越していた。18年の旗揚げ記念日大会、19年のニュージャパンカップ、同年のG1で3連勝。20年10月のG1で初黒星を喫するも、21年1月の東京ドーム大会、22年1月のIWGP世界ヘビー級選手権試合と連勝していた。初対戦は15年のRPW(英国)で、この時も勝利している。

G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ G1を制したオカダ・カズチカは降り注ぐ銀色のテープを全身に浴びる(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ダイブするウィル・オスプレイ(左)にドロップキックで対抗するオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)をマネークリップで攻めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ オカダ・カズチカ(右)にブレーンバスターを浴びせるウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ G1を制しコーナートップでトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
【イラスト】G1クライマックス決勝トーナメント
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)に延髄蹴りを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(右)をパイルドライバーでマットにたたきつけるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ オカダ・カズチカ(手前右)の頭部に背後からエルボーを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(左)にダイビングボディープレスを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(上)にジャーマンスープレックスを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ エプロンでオカダ・カズチカ(左)に後ろ回し蹴りを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(左)にキックを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップからオカダ・カズチカ(右)にダイビングエルボーを見舞うウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(左)にレインメーカーを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ ウィル・オスプレイ(手前)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント決勝戦、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイ コーナートップから場外のオカダ・カズチカ(下)にダイブするウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)

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【新日本】オスプレイ、内藤哲也との大技応酬制す「俺を止められるものは誰もいない」オカダと決勝

内藤を破って決勝進出を果たしコーナーでアピールするオスプレイ(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇17日◇東京・日本武道館

IWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(29)が、3度目の制覇を目指した内藤哲也(40)を下し、決勝進出を決めた。

メインイベントとなったファイナルトーナメント準決勝で、ファン待望のシングル戦が初めて実現。序盤は心理戦となったが、後半は大技の応酬に発展した。最後は、正面からヒドゥンブレード(ランニングバックエルボー)を決め、最後は20分23秒、ストームブレイカー(変型ネックブリーカー)で3カウントを奪った。激戦を演じた相手には「彼は素晴らしい。またやりたい」と賛辞を贈った。

2年ぶり3回目の出場で、自身初のG1制覇にあと1歩のところまできた。決勝は、過去6度対戦し大きく負け越しているオカダと対戦する。「対戦の度に苦汁をなめさせられたが、これは俺にとって必要な試合だ。俺を止められるものは誰もいない」と、早くも勝利を確信していた。

○…13年連続13回目の出場で3度目の制覇を目指した内藤の夢は、初対戦のオスプレイに砕かれた。雪崩式のフランケンシュタイナーや変形デスティーノで決死の勝負をかけたが、最後はストームブレイカーで3カウント。来年1月の東京ドーム大会のメイン返り咲きへ、ラストチャンスにかけたG1だったが、わずかに及ばなかった。

内藤(下)を破り決勝進出を果たしたオスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、内藤対ウィル・オスプレイ、内藤(上)をかつぎ上げるウィル・オスプレイ(撮影・小沢裕)
内藤(手前)の後頭部目がけてエルボーを放つオスプレイ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、内藤哲也対ウィル・オスプレイ、ウィル・オスプレイ(右)は内藤にキックを見舞う(撮影・小沢裕)
オスプレイ(右)は内藤にアクロバティックな体勢からキックを見舞う(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、内藤哲也対ウィル・オスプレイ、ウィル・オスプレイ(左)にキックを浴びせる内藤(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、内藤哲也対ウィル・オスプレイ、ウィル・オスプレイ(左)を攻める内藤(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、内藤哲也対ウィル・オスプレイ、ウィル・オスプレイ(左)を攻める内藤(撮影・小沢裕)
【イラスト】G1クライマックス決勝トーナメント勝ち上がり

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【新日本】オカダ・カズチカG1連覇王手 トンガをレインメーカーで沈める 決勝はオスプレイ

タマ・トンガ(右)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇17日◇東京・日本武道館

元IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が史上4人目となるG1連覇と、自身4度目となる真夏の栄冠ゲットに王手をかけた。ファイナルトーナメント準決勝で、Bブロックを突破したタマ・トンガ(39)を渾身(こんしん)のレインメーカーで沈めた。メインでは、ウィル・オスプレイが内藤哲也を撃破。18日の日本武道館大会の頂上決戦、決勝はオカダ-オスプレイで争われる。

   ◇   ◇

オカダに、翌18日の決勝戦へ体力を温存する余裕はなかった。いや、惜しみなく大技を繰り出すトンガに、全力で応えることが昨年度覇者の揺るぎのない、姿勢だった。

16日のリーグ最終戦で現IWGP世界ヘビー級王者ホワイトを倒した相手の爆発力とスピードに、苦戦を強いられた。それでも必殺のガンスタンは意地でも決めさせなかった。最後は19分8秒、変形ドライバーからのレインメーカー(短距離式ラリアット)を一閃(いっせん)。試合終了のゴングを鳴らした。そして、「最後まで、熱いG1を過ごして優勝する」と言い切った。

1番は絶対に譲れない。「プロレスラーは、子供たちから憧れられる職業であり続けなければならない」。そんな大きな使命を担っている自負がある。

12年に「新日本に金の雨を降らせる」と宣言。“レインメーカー”を名乗るようになってからは、戦いだけではなく、見せ方にもこだわり続けている。髪色やガウンもゴージャスに。会場の出入りにも、スーツを着用してきた。

高い意識は私生活にも及ぶ。以前、自身の車が接触事故に遭った際、警察官から「プロレスラーでもこんな(高級)車に乗れるんですね」と言われたことがある。それを機に、思いは一段と強くなった。「いつでも、かっこよくいないといけない」。現在は、赤いフェラーリに乗る。

今年は、団体創設50周年の節目の年。「思いは、みんなよりも上回っている」と言い切る。今月13日、テレビ朝日系で5年ぶりに放送された「プロレス総選挙」では、1万人のファンによるアンケートで1位に選出された。「やってきたことが認められた」と充実感をにじませたが、まだまだ手にするべきものは残っている。

自身が他の選手たちにとっての高い壁であり続けること-。それが、新日本全体のレベルアップにつながると信じている。そのために、G1連覇は譲れない。18日の決勝は、今年1月の東京ドーム大会で激闘を繰り広げたオスプレイが相手。ただ、「あと1つしかないので」と相手は意に介さない。夏の主役はオカダしかいない。【勝部晃多】

タマ・トンガ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
タマ・トンガ(左)にエルボーを浴びせるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、決勝進出を果たし引き揚げるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)のドロップ・キックを受けるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(左)に投げられるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)を場外乱闘で攻めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)にレインメーカーをかわされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
【イラスト】G1クライマックス決勝トーナメント勝ち上がり

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【新日本】タマ・トンガ、試合後オカダと抱擁「俺はグッドガイでもバッドガイでもない」悪の面影なし

「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)はオカダ・カズチカにフライングボディープレスを浴びせる(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇17日◇東京・日本武道館

元IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が史上4人目となるG1連覇と、自身4度目となる真夏の栄冠ゲットに王手をかけた。ファイナルトーナメント準決勝で、Bブロックを突破したタマ・トンガ(39)を渾身(こんしん)のレインメーカーで沈めた。メインでは、ウィル・オスプレイが内藤哲也を撃破。18日の日本武道館大会の頂上決戦、決勝はオカダ-オスプレイで争われる。

   ◇   ◇

2年連続5回目の出場で初優勝を目指したトンガは、意地の反撃もむなしく、レインメーカーに沈んだ。だが、試合後はオカダと抱擁を交わすなど、ヒールユニット「バレットクラブ」に所属した悪の面影はなし。「もう俺はグッドガイでもバッドガイでもない。タマ・トンガなんだ」と次のステージを見据えていた。

「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(右)にレインメーカーをかわされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
「G1クライマックス32」ファイナルトーナメント準決勝、オカダ・カズチカ対タマ・トンガ、タマ・トンガ(左)に投げられるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
タマ・トンガ(左)にエルボーを浴びせるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
タマ・トンガ(左)をレインメーカーで仕留めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)

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【新日本】オカダ・カズチカ「もう熱くて無理なんて方はファン失格」大逆転勝利で顔は真っ赤

アーチャーに拳を突き出されるオカダ(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇G1クライマックス32 Bブロック公式戦◇16日◇東京・日本武道館

昨年度覇者のオカダ・カズチカ(34)が、大逆転勝利で“怪物ブロック”を勝ち抜いた。

メインイベントとなったAブロック最終戦でAEWのランス・アーチャー(45)と対戦。先制したのは203センチの長身を誇る相手だった。リング中央でコスチュームのフードをかぶったままで待ち受けると、相対したオカダに突如としてチョークスラムをさく裂した。出ばなをくじかれたオカダは、さらに掟破りのレインメーカーを食らうなど防戦一方になった。

最大のピンチに陥ったオカダだったが、何度もキックアウトする無尽蔵の体力を披露。マネークリップをかけてリズムをつかむと、最後は12分43秒、開脚式ツームストンパイルドライバーからのレインメーカーで、逆転の3カウントを奪った。

試合後は熱戦を演じたアーチャーとグータッチを交わす場面も。熱戦を演じた2人の顔は真っ赤になっていた。だが、マイクを持った「超人」は「G1クライマックスはこんなもんじゃないでしょう? 『もう熱くて無理』なんて方はファン失格でしょう」。まだまだ涼しいと言わんばかりに、ファンに声援を呼びかけた。そして「皆さんの熱い声援かける僕たちの熱い戦いで最高のG1です」と、さらなる激戦を約束した。

17日、同会場行われる準決勝の相手は、IWGP世界ヘビー級王者ホワイトを下し、Bブロックを勝ち上がったトンガ。「僕が勝てなかった相手を倒している」と警戒を示しながらも、「任せてください」と胸をたたいた。

勝ち名乗りを受けるオカダ(提供・新日本プロレス)
【イラスト】新日本G1クライマックスシリーズ決勝トーナメント表
【イラスト】新日本G1クライマックスシリーズ星取表

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【新日本】「逆転の内藤」を体現!内藤哲也G1開幕連敗スタートも因縁の相手を破りブロック突破

セイバーJr(奥)にドロップキックを見舞う内藤(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:日本武道館大会>◇G1クライマックス32 Cブロック公式戦◇16日◇東京・日本武道館

13年、17年に続く3度目の制覇を狙う内藤哲也(40)が、今春のニュージャパンカップ(NJC)覇者のザック・セイバーJr(35)を退け、Cブロック突破を果たした。

昨年のG1初戦、今春のNJC決勝と、苦杯をなめさせられたライバルに雪辱。17日から同会場で始まる決勝トーナメントも不動心で戦い抜く。

   ◇   ◇   ◇

一瞬の隙を見逃さなかった。1分58秒。内藤がセイバーJrを首固めで丸め込むと、会場はため息と拍手が入り交じった。誰も予想しなかった3カウント。ここまで4勝で首位に立っていたセイバーJrに勝ち点で並び、直接対決を制した内藤がCブロックを突破した。

数奇な巡り合わせだった。セイバーJrには、昨年のG1初戦で敗北を喫しただけでなく、左膝を負傷させられ、約2カ月間の欠場に追い込まれた。さらに今春のNJCの決勝では返り討ちにあった相手。因縁のライバルを退け「勝てば脱落はない。余裕を持ちながらリングに立てました」と、喜びをかみしめた。

掲げ続けてきた目標がある。来年1月4日に行われる東京ドーム大会のメインイベンターに返り咲くこと。今年はIWGP世界ヘビー級王座に2度挑戦も敗退、G1も開幕連敗スタートと、崖っぷちに立たされた。だが、ラストチャンスと位置付けて臨んだリーグ戦。「追い込まれるほどワクワクしてしまう自分がいた」と、冷静沈着なファイトで勝ち抜いた。破竹の4連勝。早々に自力突破の可能性はついえていたが、運も味方につけ、棚橋や後藤ら実力者ぞろいのCブロックを突破した。

「逆転の内藤」を体現する。再三の故障に悩まされてきたが、その度にメンタルを強くした。今年5月には人生で6度目の手術となる右目の手術を受けた。以前は、けがの度に「周りに置いていかれるんじゃないか」と不安に駆られたが、欠場もリフレッシュの期間と前向きに捉えられるようになった。大好きなプロ野球・広島の試合を、終了まで観戦できることへの喜びに浸れるほど。

合言葉は「トランキーロ。あっせんなよ」。17日はDブロックを突破したウィル・オスプレイと準決勝で対戦する。「めちゃめちゃワクワクする」。どこまでも不動心で勝ち上がる。【勝部晃多】

リングに寝そべる内藤(提供・新日本プロレス)
セイバーJrを丸め込む内藤(提供・新日本プロレス)
【イラスト】新日本G1クライマックスシリーズ星取表
【イラスト】新日本G1クライマックスシリーズ決勝トーナメント表

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【新日本】棚橋弘至「厳しい」「悔しい」無念のリーグ戦脱落 リベンジ戦のKENTAに敗北

中島の肩を借りて退場する棚橋(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:長野大会>◇G1クライマックス32 Cブロック公式戦◇13日◇長野・ホワイトリング

18年以来となるG1・4度目の優勝を目指した棚橋弘至(45)が、無念のリーグ戦脱落となった。

メインイベントとなったCブロック公式戦。今年1月の自身とのUSヘビー級選手権試合で復帰まで半年を要する大ケガを負ったKENTA(41)と対戦した。中盤、棚橋が張り手をレフェリーに誤爆し、レフェリーはダウン状態に。松葉づえやテーブルを攻撃に使用されるなど、試合はあの1月大会と同じ、反則裁定なしのノーDQマッチの様相を呈した。

だが結末はあの時と逆だった。掌底でダウンを喫すると、顔面へのひざ蹴りを食らった。そして最後は23分46秒、go 2 sleepで3カウントを奪われてしまった。ヤングライオンに肩を借りて退場したのは、今度は棚橋だった。

3勝3敗(勝ち点6)でリーグ戦を終了。この時点でザック・セイバーJrが4勝しているため、敗退が決まった。開幕戦黒星から、一時は3連勝で盛り返していた。勝てばブロック突破の可能性も十分あっただけに、悔やまれる敗戦となった。

バックステージにおぼつかない足取りで現れた棚橋は、「厳しい」「悔しい」と連呼。相手のリベンジ戦ということもあり、「それを押さえ込む力が今の俺にはなかったということ…」と唇をかんだ。

棚橋(左)にひざ蹴りを見舞うKENTA(提供・新日本プロレス)

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【新日本】オスプレイ、試合後にジュースに襲撃されベルト強奪される 16日にはG1で直接対決

オスプレイ(下)を場外で襲撃し、強奪したUSヘビー級ベルトを掲げて勝ち誇るジュース・ロビンソン(提供・新日本プロレス)

<新日本:長野大会>◇14日◇長野・ホワイトリング

IWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(29)が、ヒールユニット「バレットクラブ(BC)」の無法テロにあった。

第2試合のタッグマッチで、ヘナーレとともにティト、ジョナ組に勝利を挙げたオスプレイは試合後、引き揚げる花道で、元同級王者ジュース・ロビンソンの襲撃にあった。背後から襲われると、BCのファンタズモ、ファレ、オーエンズなども加わり、暴行を受けた。最後はジュースに、花道でのパイルドライバーを敢行され、KO。さらに、USヘビー級のベルトを強奪されてしまった。

ジュースはタイトル戦のキャンセルで王座返上となっているにも関わらず、いまだ王者を主張している。2人は16日の東京・日本武道館大会でG1クライマックスDブロックの公式戦を控えており、さらに遺恨が深まった形だ。

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【新日本】IWGP王者ジェイ・ホワイトが開幕5連勝、史上3人目の無敗Vも視野に

タイチ(手前)をコーナーに追いやるホワイト(提供・新日本プロレス)

<新日本:町田大会>◇G1クライマックス32 Bブロック公式戦◇13日◇町田市立総合体育館

史上初の外国人無敗優勝を狙う、IWGP世界ヘビー級王者のジェイ・ホワイト(29)が、無傷の開幕5連勝を飾った。

メインイベントとなったBブロック公式戦で、ここまでリーグ戦2勝2敗のタイチ(42)と対戦。序盤から余裕の表情を見せて、優位に試合を運んだが、セコンドの外道がタイチのディーバ・あべみほを襲ったことで、タイチに火を付けてしまった。思わぬ反撃を受け、防戦一方。だが最後はダメージの蓄積も何のその、23分20秒、渾身(こんしん)のブレードランナーを突き刺して3カウントを奪った。

リーグ戦16大会目にしていまだ無敗を維持するのは、28選手中ホワイトただ1人で、もはや敵なし状態。だが、この日の試合後には自身のマイクを聞く前に帰路に就くファンが目立ち、「おい! 戻って来いよ」と不満たらたら。さらに「差別ですか?」と、日本語で叫んだ。

自身2年ぶり4回目の出場。外国人というくくりを外しても、22年ぶりとなるヘビー級王者でのG1制覇、史上3人目となる無敗優勝など、数々の記録も視野に入れている。次戦は16日の東京・日本武道館大会で、リーグ最終戦となるタマ・トンガ戦に臨む。

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【新日本】鷹木信悟がG1初制覇へ望みつなぐ 因縁の高橋裕二郎をバッサリ「くだらねえんだよ」

勝ち名乗りを受ける鷹木(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:町田大会>◇G1クライマックス32 Dブロック公式戦◇13日◇町田市立総合体育館◇観衆2212人

4年連続4回目の出場でG1初制覇を目指す「ドラゴン」鷹木信悟(39)が、因縁の対決に終止符を打った。

第7試合となったDブロック公式戦で、ヒールユニット「ハウス・オブ・トーチャー」の高橋裕二郎(41)と対戦した。昨年のG1最終戦となった神奈川大会で、場外から足を引っ張られて「両者リングアウト引き分け」となり、ブロック突破を妨害された相手。この日は、あえて場外での戦いに乗るなど、昨秋の悪夢を払拭(ふっしょく)すべく試合を運んだ。

やられたらやりかえす。相手のかみ付き攻撃には、かみ付き攻撃でお返し。場外リングアウトには場外リングアウトでお返しすべく、場外マットでデスバレーボムを見舞い、グロッギー状態にした。相手セコンドの介入により、カウント20寸前でリングに帰還させてしまったが、最後まで流れを渡さない。15分24秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン(リストクラッチ式変形デスバレードライバー)をさく裂し、3カウント奪取に成功した。

因縁を断ち切った鷹木は、「裕二郎、くだらねえんだよ。お前のやってることは!」とバッサリ。3勝2敗の勝ち点6とし、悲願のG1制覇へ望みをつないだ。次戦は16日の東京・日本武道館大会でエル・ファンタズモと対戦する。「泣いても笑ってもあと1つ。勝つしかない。負けることは一切考えていない」と、言い切った。

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