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武藤敬司引退表明「ゴールすることに決めた」膝に加え股関節にも激痛 ムタも「もう1、2回」

来年の春までに引退することを発表した武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)

「闘魂三銃士」の一員として90年代のプロレス黄金期を支え、長く活躍してきたレジェンド、武藤敬司(59)が現役引退を表明した。

12日、さいたまスーパーアリーナで行われた「サイバーファイトフェスティバル2022」内で、来春までに現役引退することを自ら発表。新日本、全日本、ノアのメジャー3団体のシングルとタッグ王座の完全制覇や、化身のグレート・ムタとしての活躍など圧倒的な実績を誇るプロレス界の主役が、大きな決断を下した。

   ◇   ◇   ◇

武藤が引退を決断した。名勝負を繰り広げてきたマットから降りる。主催者側から来場とともに、「大切なご報告」があるとされていた。登場すると、代名詞である「プロレスLOVE」ポーズを豪快に決め、マイクを握った。「かつて『プロレスはゴールのないマラソン』と言った自分ですが、ゴールすることに決めました。来年の春までに引退します。あと数試合はするつもりです」。引退宣言。会場は悲鳴に包まれた。

理由を「股関節が膝と同様に変形してきている」ためと説明した。「このままでは股関節も人工関節にしないといけない。そんな状態では試合はできない。断腸の思いです」と無念さを口にした。

10年に右膝の手術、18年には両膝の人工関節置換術を受け長期離脱した。今年1月からは、左股関節唇損傷により欠場。5月21日に4カ月ぶりに復帰したが「技をかけるときに股関節に痛みが走る。気持ちが落ちる」とも話していた。

ラストマッチなどは未定。引退が来春までのどの時期か、「具体的なことは何も決めていない」。化身、グレート・ムタの去就も気になるが、「もう1、2回開いたら、魔界の門も閉じて出てこられないようになるのではないか」と話すにとどめた。

84年に新日本入門。エースとして一時代を築き、同日入門の蝶野正洋、橋本真也(故人)と「闘魂三銃士」と呼ばれた。02年に全日本に電撃移籍し社長も務めた。21年11月にはノアのGHCタッグ王座「を戴冠。メジャー3団体でシングルとタッグの両王座を完全制覇。長きにわたって、プロレスの最前線を走り続けた。

「プロレスは芸術だ」「思い出とケンカしたって勝てっこない」。数々の名言も残した。プロレスを人生にたとえ、選手の頑張りを自らの生きざまに重ねるファンの共感を呼び、ともに戦ってきた。「逆に応援してくれるお客さんに力をもらった」と感謝する。節目のこの日も、ひと言に思いを込めた。「ゴールすることに決めました」-。テープを切るその日まで、「プロレスLOVE」を叫び続け、全力で走り抜ける。【勝部晃多】

来年の春までに引退することを発表しリングから降りる武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)
リングインしポーズを決める武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)

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小島聡GHC戴冠「感無量」史上4人目主要3団体シングル王座制覇のグランドスラム達成

潮崎豪(左)にラリアット見舞う小島聡(撮影・滝沢徹郎)

<プロレス:サイバーファイトフェスティバル2022>◇12日◇埼玉・さいたまスーパーアリーナ

新日本プロレス所属の小島聡(51)が、史上4人目となる主要3団体シングル王座制覇のグランドスラムを達成した。

メインイベントでGHCヘビー級王者潮崎豪(40)と対戦。「しんどかった」と振り返る意地と意地のぶつかり合いも、最後は21分11秒、ウエスタンラリアットで仕留めた。

約12年ぶりとなった選手権試合での邂逅(かいこう)に、気持ちは高ぶった。「おそらく前回対戦した時の私の年齢が今の彼の年齢。一回りの時間がたって、またこうした舞台でできることがとても感慨深い」。対戦相手への感謝とともに、勝利の喜びに浸った。

新日本のIWGPヘビー級、全日本の3冠ヘビー級、ノアのGHCヘビー級を奪取し、史上4人目のシングルグランドスラムを達成。佐々木健介、高山善広、武藤敬司に続く快挙を成し遂げたが、意外にも「意識はなかった」という。それでも「いろんな人に言っていただいて意識するようになった」とし、「51歳という年齢で挑戦する機会を獲得できたことに感無量です」と汗を拭った。

新日本はこの日、同時刻から大阪大会を開催した。他団体への参戦は、新日本の代表として見られることもある。それでも「自分が新日本を背負う立場にいない」と否定。「でもだからと言ってノアのレベルが低いとか言わせたくない。それは戦った俺が断言するよ。新日本プロレスに何も劣ってないから。これだけは本当に声を大にして言いたいと思う」と力を込めた。

潮崎豪(左)にラリアット見舞う小島聡(撮影・滝沢徹郎)
潮崎豪(左)にラリアット見舞う小島聡(撮影・滝沢徹郎)
潮崎豪(左)を攻める小島聡(撮影・滝沢徹郎)
潮崎豪(奥)をラリアットで葬る小島聡(撮影・滝沢徹郎)
潮崎豪(右)に勝利し新王者となった小島聡はベルトを手に勝ち名乗りを受ける(撮影・滝沢徹郎)
入場する小島聡(撮影・滝沢徹郎)
入場する小島聡(撮影・滝沢徹郎)
試合後、拳王(左)から挑発される新王者の小島聡(撮影・滝沢徹郎)

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【武藤敬司名勝負】95年高田延彦に足4の字固めで勝利 21年2月には58歳でノア王座戴冠

95年10月9日、武藤敬司(右)は高田延彦を4の字固めで破る

「闘魂三銃士」の一員として90年代のプロレス黄金期を支え、長く活躍してきたレジェンド、武藤敬司(59)が現役引退を表明した。

12日、さいたまスーパーアリーナで行われた「サイバーファイトフェスティバル2022」内で、来春までに現役引退することを自ら発表。新日本、全日本、ノアのメジャー3団体のシングルとタッグ王座の完全制覇や、化身のグレート・ムタとしての活躍など圧倒的な実績を誇るプロレス界の主役が、大きな決断を下した。

<武藤敬司の名勝負アラカルト>

◆高田延彦戦(95年10月9日=新日本・東京ドーム)新日本-UWFインターとの全面戦争興行メインで高田と対戦。ドラゴンスクリュー連発で足攻めし、足4の字固めでギブアップを奪って勝利。

◆天龍源一郎戦(99年5月3日=新日本・福岡国際センター)IWGP王者のV3戦。13歳上の天龍からグーパンチ、ラリアット、逆水平、延髄斬り、パワーボム、雪崩式フランケンシュタイナーを食らい大苦戦も月面水爆で勝利。

◆中邑真輔戦(08年4月27日=新日本・大阪府立体育会館)IWGP王者中邑の関節技、投げ技に対応しドラゴンスクリュー、シャイニングウィザードで攻め込み、月面水爆でトドメ。45歳にして8年4カ月ぶりのIWGP王者返り咲き。

◆潮崎豪戦(21年2月12日=ノア・日本武道館)GHC王者潮崎に挑み、シャイニングウィザード、ドラゴンスクリュー、足4の字固めと足攻めを徹底。フランケンシュタイナーで抑え込み、58歳でノアの最高位王座獲得。

21年2月、潮崎を破って3大メジャー制覇に成功した武藤敬司は花道でプロレスLOVEポーズ
08年4月、中邑真輔を下しIWGPヘビー級の王者に返り咲いた武藤敬司はプロレスLOVEポーズで声援に応える
99年5月、IWGP選手権試合で天龍源一郎(左)に低空ドロップキックを見舞う武藤敬司

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ノア武藤敬司現役引退発表「来年の春までに引退。あと数試合はするつもり」度重なるケガに苦しむ

リングインしポーズを決める武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)

プロレスリング・ノア所属の武藤敬司(59)が、現役引退を発表した。来春までに現役引退すると自らの口で明かした。

12日、さいたまスーパーアリーナで行われたサイバーファイトに属する4団体の合同興行「サイバーファイトフェスティバル2022」内で発表した。

この日のセミファイナル前にリングに登場。代名詞であるプロレスリングLOVEポーズを豪快に決めると、マイクを握った。「武藤です。さいたまSA、たくさんの来場ありがとうございます。かつて、プロレスはゴールのないマラソンと言った自分ですが、来年の春までに引退します。あと数試合はするつもりです。ご声援お願いします」と引退を宣言した。

12月の60歳の誕生日を前に、武藤がリングから降りることを決断した。取材に応じた59歳は、決断の理由を「股関節が膝と同様に変形してきている」ためと説明。「(このままでは)股関節も人工関節にしないといけない。股関節が人工関節では試合はできない」とした。

10年に変形性膝関節症による右膝関節内遊離体除去の手術、18年3月には両膝の人工関節置換術を受けている。今年1月からは、左股関節唇損傷により欠場。先月21日の6人タッグマッチで4カ月ぶりにリング復帰を果たしたが、試合後には「正直、自分の技をかけるときに股関節に痛みが走ったりする。気持ちが落ちる」と、浮かない表情で振り返っていた。

「近々、報告があります」とし、この日の重大発表を予告していた。

引退時期や試合などについては「いつ、なんどき、どのようにというのは決まっていない」とし、「やめるということだけ決まっている。会社と相談しながらおいおい発表したい」と話すにとどめた。「本当はやりたいけど、ある意味ドクターストップ。断腸の思いです。やりたいことはいっぱいあったけどね…」と、無念さを口にする場面もあった。

化身のグレート・ムタについては「もう1回、2回開いたら、魔界の門も閉じて出てこられないようになるのではないか」とした。

20年からノアに参戦し、21年2月にはGHCタッグ王者を戴冠し、史上2人目のメジャー3団体シングル・タッグ王座の完全制覇を達成。今年の長期欠場前には「還暦イヤー。一般的には赤いちゃんちゃんこを着るが、ノアには赤いベルトがある。それを取りにいくというのも1つの夢」と、ナショナル王座戴冠に意欲を示していた。

◆武藤敬司(むとう・けいじ)1962年(昭37)12月23日、山梨県生まれ。84年に新日本プロレスに入門すると、同年10月の蝶野戦でデビュー。新日本の一時代を築き、同日入門の蝶野、橋本と「闘魂三銃士」と呼ばれた。その後、米NWAに参戦。化身の「グレート・ムタ」としても活躍。02年に全日本に正式に入団し、11年まで社長を務めた。13年「WRESTLE-1」を旗揚げ。20年4月からフリーで活動。21年2月、プロレスリング・ノアに正式入団した。入場時などに見せるプロレスリングLOVEポーズは代名詞に。俳優やタレントとしても活躍し、プロレス人気の一翼を担った。娘はタレントの武藤愛莉。188センチ、110キロ。

95年10月9日、高田延彦にドラゴンスクリューを決める武藤敬司
95年10月9日、武藤敬司(右)は高田延彦を4の字固めで破る
90年、リングに上がる三銃士の、左から武藤、橋本さん、蝶野
97年8月、小川直也の黒帯を奪い首を絞めあげるグレート・ムタ
94年5月、顔面を毒霧で緑に染めたアントニオ猪木を攻めるグレート・ムタ
来年の春までに引退することを発表した武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)
リングに向かう武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)
来年の春までに引退することを発表した武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)
来年の春までに引退することを発表しリングから降りる武藤敬司(撮影・滝沢徹郎)

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ノア中嶋勝彦「俺が出てやるよ」丸藤正道に替わり12日DDTとの対抗戦出場、早くも戦闘モード

小峠(左)に詰め寄る中嶋(撮影・勝部晃多)

プロレスリング・ノアの中嶋勝彦(34)が2日、都内で行われたCyberFight Festival 2022(12日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見に乱入し、膝の負傷のために同大会の欠場を発表した丸藤正道(42)に替わり、DDTとの対抗戦になる6人タッグマッチに出場すると発表した。

同マッチに参戦する小峠篤司(36)が記者会見で意気込みを語る中、突如として登場。「丸藤が欠場して困ってるんだろ? 俺が出てやるよ」と、タッグを組むことを宣言した。

だが、普段は敵対する小峠に対し、「お前はしょっぱいよ。女々しい。やるならトップを狙えよ」と痛烈に批判。強烈なビンタを見舞い、「やれんのか?」と覚悟を確かめる場面もあった。「やってやろうやないかい」と胸ぐらをつかみ返されると「ちょっとは目が覚めたようだな」。第8試合で小峠、稲村と組み、DDTの遠藤哲哉、秋山準、樋口和貞組との対戦が決定した。

さらに「祭り? フェス? これは、けんかだ」と布告。DDTのロゴが入ったボードをナイフで切り裂くなど、早くも戦闘モードに入った。

同大会は、サイバーファイトに属するDDTプロレスリング、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体による合同興行。メインはノアのGHCヘビー級王者潮崎豪に小島聡が挑戦する。

DDTのロゴが書かれた紙を無表情で破る中嶋(撮影・勝部晃多)

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【ノア】小島聡、本格参戦5戦目で初黒星 潮崎豪のカウンター豪腕ラリアットに撃沈

小島聡(2021年3月4日撮影)

<プロレスリング・ノア:大田区大会>◇21日◇東京・大田区総合体育館

先月30日の両国大会からノアに本格参戦を続ける小島聡(51)が、5戦目にして初黒星を喫した。

メインイベントの6人タッグマッチで、4カ月ぶりの復帰戦となった武藤敬司、丸藤正道と組み、潮崎豪、田中将斗、清宮海斗組と激突した。試合前から、来月12日のサイバーファイトフェスティバル(さいたまスーパーアリーナ)でGHCヘビー級選手権試合を戦う王者潮崎と、バチバチのにらみ合いを展開。先発でぶつかると、激しい攻防で互いに譲らなかった。

試合は自軍の形勢で進んだ。終盤には武藤、丸藤のコンビ技のヘルプを受け、とどめのラリアットへ。だが、そこに落とし穴が待っていた。ロープに走ったところに、カウンターの豪腕ラリアットを合わせられて撃沈。選手権試合の前哨戦で、ラリアット対決に敗れた。

試合後は潮崎から「俺が思いしらせてやる!」と宣言を受けた。豪腕-剛腕の対決はさらに熾烈(しれつ)を極めていく。

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武藤敬司「近々報告することがある」4カ月ぶりリング復帰で躍動も「気持ちが落ちる」浮かない表情

試合後に取材を受ける武藤敬司(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:大田区大会>◇21日◇東京・大田区総合体育館

左股関節唇損傷により、今年1月から長期欠場していた元GHCタッグ王者の武藤敬司(59)がリングに帰ってきた。

メインイベントの6人タッグマッチに登場。丸藤正道、小島聡と組み、清宮海斗、潮崎豪、田中将斗組と対戦した。全日本時代に共闘した小島のタッチを受けてリングに上がると、清宮にあいさつ代わりのドラゴンスクリューをさく裂。その後も、ドラゴンスクリューの連発やシャイニングウィザード、足4の字固めといった必殺技を何度も披露するなど躍動した。「歩くことがままならない」と話した2月から、順調な回復ぶりを披露。試合は、小島が潮崎に豪腕ラリアットを決められて敗れたものの、武藤ワールドに会場は沸きあがった。

だが試合後、バックステージに現れると、険しい表情を浮かべた。4カ月ぶりのリングにも「正直、自分の技をかけるときに股関節に痛みが走ったりする。気持ちが落ちる」と振り返った。さらに、「今は話したくない。近々、報告することがあります」と含みを持たせた。18日の会見では、ケガの状況について「水がたまっているような状態はなくなったけど、根本的には悪いから、そこは変えられない」などと話していた。

清宮(左)をロープにふる武藤(撮影・勝部晃多)
リングインする武藤敬司(撮影・勝部晃多)

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【ノア】「スティンガー」脱退内紛王座戦にノアと契約満了を発表したペロスが乱入し無効試合に

スティンガーの同門対決で、進(左)を持ち上げるリッジウェイ(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:大田区大会>◇21日◇東京・大田区総合体育館

ユニット「スティンガー」脱退をかけた内紛王座戦は、今月にノアとの契約満了を発表していたユニット「ぺロス・デル・マール・デ・ハポン」の乱入により、無効試合に終わった。

第7試合、GHCジュニアタッグ王者組、クリス・リッジウェイ、小川良成に、同門の吉岡世起、進祐哉組が挑戦した。ベルトだけでなく、負けたタッグがユニット脱退となる一戦は、長期戦の様相を呈していた。

だが、20分過ぎ。マスクを着けた3人組が、突如としてリングイン。今月初めにドラゴンゲートのオープン・ザ・トライアングルゲート王座を奪取した、ぺロスのNOSAWA論外、Eita、鈴木鼓太郎だった。3人は小川らを急襲。ノーコンテストのゴングが鳴り響く中、攻撃を続けた。

さらに、Eitaはマイクを握ると「プレゼントがある」と、ドラゴンゲートのベルト取り出して「挑戦させてやる」と挑発。意気揚々とリングを引き揚げていった。ぺロスは、今月5日にノアとの契約満了を発表していた。

これには、分裂の危機にあったスティンガーの面々も怒り心頭。手を取り合って共闘を誓っていた。

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【ノア】藤田和之ブランク感じさせない動きで若手に活「若い選手にはもっと元気が欲しい」

試合後に取材に応じる藤田(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:大田区大会>◇21日◇東京・大田区総合体育館

前GHCヘビー級王者藤田和之(51)が、新型コロナ感染欠場のブランクを感じさせない動きで、若手に活を入れた。

第1試合のシングルマッチで22歳年下の岡田欣也(29)と対戦。試合開始のゴングとともに飛び込んできた相手に、まったくひるまなかった。打撃を平然と受け流すと、グラウンドの攻防でも余裕しゃくしゃく。最後はエルボーの連打からボディースラムでたたきつけると、逆片エビ固めで絞め上げてギブアップ勝ちを収めた。

先月30日の両国大会で潮崎を相手に2度目の防衛戦を行う予定だったが、新型コロナ感染発覚のため、ベルトを返上し、同大会を欠場。「すぐにタイトルに挑戦したい気持ちはあるが挑戦者の列の最後尾に並ばなければならない」と話す、再起をかける一戦だった。大会前にはリング設営にも携わるなど、初心に返って臨んだ。

試合後は「今の自分に点数を付けようがない。目標とかも、まだそういうところじゃない」と謙遜。さらに、野獣でも人間モードでもなく、プロレスラー藤田和之として真摯(しんし)にコメントした。

「若い選手にはもっと元気が欲しい」と切り出すと「遠慮せずに打ってきてほしい。『プロレスでしょ?』じゃなくて『プロレスなんだ』ということを見せられるようにならないといけない」と若手へ要求。「気を使うものではない。身体を使うものだから。プロレスがなめられないように。今日はいい経験をさせてもらった」と、落ち着いて振り返った。

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武藤敬司「最近の俺のこと知らないだろ!」小島聡に突っ込み 21日ノア復帰戦メイン6人タッグ

ポーズを取る武藤(撮影・勝部晃多)

左股関節唇損傷により、今年1月から長期欠場していたプロレスリング・ノアの元GHCタッグ王者武藤敬司(59)が、今月21日の大田区大会(東京・大田区総合体育館)で復帰を飾る。

18日、都内で行われた記者会見に登壇。メインイベントの6人タッグマッチで、小島聡、丸藤正道と組み、潮崎豪、清宮海斗、田中将斗と対戦することを発表した。

「自分にとって4カ月ぶりの復帰戦ということなんですが、もう少し目立たないようなアンダーのところで試合をしたかった。会見もないような試合で…」と、胸中を明かした。

だが「決まった以上は(やる)。そうそうたるメンバーだけど、一番元気がいいのは俺だというのを見せられればいいかなと思っています」と力を込めた。

ケガの状態については「水がたまっているような状態はなくなったけど、根本的には悪いから、そこは変えられない」と、話すにとどめた。

小島とタッグを組むことに関しては「至って全然。そうそうたるメンバーでも、敵は自分自身だと思っているから。全然気にしません」ときっぱり。小島から、「試合のいいとこを根こそぎ持っていってしまう人」と評されると「最近の俺のこと知らないだろ!」と、突っ込みを入れた。

12月に60歳を迎える武藤は、今年1月16日の仙台大会から欠場。丸藤と保持していたGHCタッグ王座を返上していた。

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ノア藤田和之が深々頭下げ謝罪「挑戦者の列の最後尾に並ばなければ」コロナ感染から21日復帰戦

メロンソーダを片手にポーズを取る藤田(撮影・勝部晃多)

プロレスリング・ノアの前GHCヘビー級王者藤田和之(51)が、5月21日の大田区大会(東京・大田区総合体育館)で新型コロナ感染から復帰を遂げる。

18日、都内で行われた記者会見に、緑のネクタイを締めて登場。報道陣に深々と一礼すると「本日はお忙しいところお集まりいただき、誠にありがとうございます。大変ご迷惑をおかけしたこと、ここに深くおわび申し上げます」と、丁重に謝罪した。先月30日の両国大会で潮崎豪を相手に2度目の防衛戦を行う予定だったが、新型コロナ感染発覚のため、ベルトを返上し、同大会を欠場していた。同級王者決定戦を制した潮崎が新王者に輝いた。

復帰戦となる21日は、第1試合で岡田欣也とのシングル戦に臨む。「今すぐにでもタイトルに挑戦したい気持ちはありますが、挑戦者の列の最後尾に並ばなければならない。今後は1から実績を積み重ね、もう1度チャンピオンベルトを腰にまけるように日々、努力精進していきますのでよろしくお願いいたします」と話した。

欠場中は「やむにやまれぬ思いだった」という。団体色の緑のネクタイを締め、水の代わりにメロンソーダをすすった51歳は「初心に帰り、まっさらな気持ちでここに来た」とリスタートを強調した。

深々と頭を下げる藤田(撮影・勝部晃多)

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新日本・小島聡、12日GHC王座獲得は「必然」 史上4人目の主要3団体シングル全制覇へ意欲

引き締まった表情の小島(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスの小島聡(51)が、史上4人目となる主要3団体シングルのグランドスラム達成に向け「チャンピオンになることは必然」と、強い意志を示した。

10日、都内で行われた、CyberFight Festival 2022(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見に出席。同大会のメインイベントで挑戦するノアのGHCヘビー級王者潮崎豪と対面すると、引き締まった顔つきになった。「小島です。さまざまな偶然が重なり、GHCヘビー級王者に挑戦することになりました。ですが、チャンピオンになることは必然です」と、王者を前にタイトル奪取を高々と宣言した。

ノアのGHC王座獲得となると、高山善広、佐々木健介、武藤敬司に次ぐ、主要3団体シングルのグランドスラム達成となる。「過去2度挑戦して取れなかったGHCのベルト。思い入れがある」と胸を躍らせた。

当日は所属する新日本の大阪大会も開催される。だが「昨年でプロレスラー生活30年を迎えた。またこのような舞台を与えてもらえていることはありがたいこと。精いっぱい力の限り戦いたい」と、アウェーでの全力投球を宣言。「とにかく元気よく明るく。自分がやってきたプロレスを信じて、ベルトを取りたいと思います」と力を込めた。

同大会初出場となる潮崎は「チャンピオンとしてメインを飾って、自分が勝って締めくくりたい。本気の小島聡を倒して、このベルトを防衛します」とベルトを掲げた。

ベルトを掲げる潮崎とそれを見つめる小島(撮影・勝部晃多)

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メインはノアGHCヘビー潮崎豪-小島聡 6・12サイバーファイトフェス全対戦カード発表

ベルトを掲げる潮崎とそれを見つめる小島(撮影・勝部晃多)

プロレスリング・ノアなどを運営するサイバーファイトは10日、都内で記者会見を開き、6月12日開催のCyberFight Festival 2022(さいたまスーパーアリーナ)の全対戦カード14試合を発表した。

サイバーファイトに属するDDTプロレスリング、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体による合同興行で、セミファイナルは東京女子のプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合(王者中島翔子-挑戦者坂崎ユカ)、メインはノアのGHCヘビー級王者潮崎豪に新日本の小島聡が挑戦する。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆DDT提供マッチ マッスル坂井、納谷幸男-高尾蒼馬、平田一喜

◆TJPW提供マッチ ハイパーミサヲ、愛野ユキ、らく、原宿ぽむ、猫はるな-角田奈穂、桐生真弥、宮本もか、遠藤有栖、鳥喰かや

◆DDT-ガンバレ☆プロレス対抗戦 坂口征夫、赤井沙希、岡谷英樹-大家健、まなせゆうな、渡瀬瑞基

◆第1試合 岡田欣也、藤村加偉-小嶋斗偉、高鹿佑也

◆第2試合 山下実優、伊藤麻希、長野じゅりあ-乃蒼ヒカリ、鈴芽、荒井優希

◆第3試合 飯野“セクシー”雄貴、男色“ダンディ”ディーノ、今成“ファンタスティック”夢人、彰人-高木三四郎、ケンドー・カシン、青木真也、堀田祐美子

◆第4試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権次期挑戦者決定4WAYマッチ 辰巳リカ-瑞希-上福ゆき-渡辺未詩

◆第5試合 杉浦貴、藤田和之、マサ北宮、稲葉大樹、谷口周平-マイケル・エルガン、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr、レネ・デュプリ、サイモン・ゴッチ、X

◆第6試合 HARASHIMA、吉村直巳、クリス・ブルックス、高梨将弘-上野勇希、勝俣瞬馬、MAO、朱崇花

◆第7試合 ロブ・ヴァン・ダム、小川良成、HAYATA-清宮海斗、原田大輔、YO-HEY

◆第8試合 遠藤哲哉、秋山準、樋口和貞-丸藤正道、小峠篤司、稲村愛輝

◆第9試合 拳王-佐々木大輔

◆第10試合 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 中島翔子(王者)-坂崎ユカ(挑戦者)

◆第11試合 GHCヘビー級選手権試合 潮崎豪(王者)-小島聡(挑戦者)

チケットは5000円~5万円。動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で独占生配信される。

引き締まった表情の小島(撮影・勝部晃多)

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【ノア】王者鈴木秀樹&杉浦貴組が力でねじ伏せ初防衛「僕らの方がチームワークが良かった」

試合後に取材に応じる鈴木(撮影・勝部晃多)

<ノア:両国大会>◇30日◇東京・両国国技館

GHCタッグ王者の鈴木秀樹(42)が、パートナーの杉浦貴(51)とともに、チャレンジャーの拳王(37)、中嶋勝彦(34)の金剛タッグを力でねじ伏せ、初防衛に成功した。

序盤から、杉浦と拳王が激しい打ち合いを披露。交代した鈴木と中嶋も、エルボー、ローキックをめぐる一進一退の攻防を繰り広げた。

終盤は、体力の削りあいに発展。鈴木が、中嶋に必殺技のバーティカルスパイク(垂直落下式ブレーンバスター)を決められ、試合終了かと思われた。それでも、カウント2で意地のキックアウト。鈴木は、続くハイキックを読んでいた。隙をついてツームストンパイルドライバー(墓石式脳天くい打ち)を突き刺して形勢逆転。最後は、23分36秒。ダブルアームスープレックスでがっちりと固め、ピンフォール勝ちを収めた。

鈴木は1年3カ月ぶりのノアマットとなった3月13日の横浜大会で、杉浦とともにGHCタッグ王座を戴冠。前哨戦から好試合を繰り広げてきた。相方の杉浦からは「昔の鈴木より今の方が充実している」と評される。試合後は「僕らの方がチームワークが良かった」と胸を張った。

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【ノア】長期欠場の武藤敬司が復帰を宣言「俺の実力があれば、こなしていける」

大会終了後に復帰を宣言する武藤敬司(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:両国大会>◇30日◇東京・両国国技館

左股関節唇損傷により、今年2月から長期欠場していた前GHCタッグ王者の武藤敬司(59)が、5月21日の大田区大会(東京・大田区総合体育館)での復帰を宣言した。

この日、試合の解説を務めていた武藤は、大会終了後に記者会見を開いて発表。ケガの状態について問われると「完治というのはない。だいぶ休ませてもらって痛みは軽減した。あとは俺の実力があれば、こなしていけるのではないか」と、復帰を決めた理由を説明した。

この日の大会のメインイベントでは、潮崎豪がGHCヘビー級王者に返り咲いた。潮崎が試合後、ベルトを見せびらかしてきたことを明かし「潮崎のエールかな。でも、いきなり潮崎じゃない軽いところで(やりたい)」と笑顔で話した。

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【ノア】「史上最高のX」の正体は新日小島聡 ノアのTシャツで身を包み継続参戦を示唆

試合後にポーズを取る小島(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:両国大会>◇30日◇東京・両国国技館

試合前まで名前が公表されていなかった「史上最高のX」の正体は、新日本プロレスの小島聡(51)だった。

第9試合の開始前、小島の入場曲「RUSH!!」が響き渡ると、会場はこの日いちばんの盛り上がりを見せた。ノアのTシャツに身を包んだ小島が、堂々とリングイン。タッグを組むノアの天才、丸藤とポーズを決めると、再び大きな拍手に包まれた。

試合はノアの若手、稲村、岡田組と対戦した。15分01秒、小島が岡田にラリアットを突き刺して勝利を収めると、丸藤とがっちりと握手。団体の枠を超えたトップの共演だった。

大会前、丸藤と組む「X」とは誰のことなのか。ファンの間ではさまざまな議論を生んだ。バックステージに現れた小島は「どれだけハードルを上げてくれるんだ…。ハルク・ホーガンとかザ・ロックとかそんな人が来ないと納得しないよ、お客さんが…」と話すなど恐縮気味だった。

それでも「本当にすごくよかった。楽しかった」と振り返り、「まだ明言はできないけど、俺の入場シーンを見てもらえれば分かると思う。俺にはやり足りないことがある。だからこのリングを選んだ」と、継続参戦を示唆した。

メインイベントで潮崎豪がGHCヘビー級王者になったのを見届けると、リング上に再び登場。「次のチャレンジャーは俺だ!」と挑戦状をたたきつけた。新日本、全日本に続く、ヘビー級のトップベルト戴冠へ照準を定めた。

小島聡(2021年3月4日撮影)
越中詩郎の十八番ヒップ攻撃を越中詩郎に見舞う小島聡(2000年8月14日撮影)

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【ノア】船木誠勝3度目の防衛 サイモン・ゴッチの名前に師匠を想起「一瞬やばいなと」

ゴッチとリストを取り合う船木(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:両国大会>◇30日◇東京・両国国技館

GHCナショナル王者の船木誠勝(53)が3度目の防衛に成功した。

第7試合、ノア初参戦となる、WWEにも所属したサイモン・ゴッチ(39)の挑戦を受けた。その名前の通り、船木の師でもあるカール・ゴッチを想起させる、クラシカルなレスリングを得意する相手。「一瞬やばいなと思った」と、普段目にすることのない技の入り方に苦戦する場面もあった。それでも、スタンドでの打撃の応酬を制した船木。9分47秒、ツームストンパイルドライバー(墓石式脳天くい打ち)を突き刺すと、最後は、粘るゴッチをスリーパーホールドで締め上げ、タップアウトを奪った。

船木は22歳の時、藤原組で合計6カ月、カール・ゴッチに付ききりの猛特訓を受けた。大会前には「ゴッチという名前を聞くと、ピリッとなっちゃう。『苦しい』『きつい』『怖い』という言葉しか思い浮かばない。そんな自分の中のゴッチさんを、サイモンに伝えたい」と話していた。その言葉通り、自身を研究して臨んだ相手に対し、グラウンドでもスタンドでも試合をコントロール。王者の実力と貫禄を示した。

外国人との試合は2年ぶりだったという船木は、「体力が日本人と違うと実感しました」と汗を拭いながら振り返った。52歳になっても、プロレスへの探究心は尽きない。「外国人ファイターが来るならもっと違う相手とやりたい。パワーファイターとか、今までの自分のスタイル持った相手がいれば」。さらなる未知との遭遇を希望した。

船木誠勝(2015年1月12日撮影)
ヤングライオン出場選手 前列左から大矢剛功、片山明、松田納(後のエル・サムライ)、後列左から蝶野正洋、橋本真也、野上彰、船木誠勝(1987年2月12日撮影)
試合後に取材に応じる船木(撮影・勝部晃多)

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ノア王者藤田和之がコロナ感染、30日両国大会の防衛戦欠場 メインで潮崎豪と対戦予定も

藤田和之(2020年3月18日撮影)

プロレスリング・ノアは27日、30日開催の両国大会(東京・両国国技館)で2度目の防衛戦を行う予定だったGHCヘビー級王者の藤田和之(51)が、新型コロナウイルス感染のため、欠場すると発表した。

同大会のメインイベントで、潮崎豪と対戦予定だった。

藤田は今年2月の名古屋大会で中嶋勝彦を破り、同王座を初戴冠。3月の福岡大会では、田中将斗の挑戦を退けて初防衛に成功していた。

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人間宣言の王者藤田和之がハイボールで「野獣」に戻る 潮崎KOし、なぜか仲間の杉浦も蹴散らす

野獣の形相になる藤田(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール

人間宣言のGHCヘビー級王者藤田和之(51)が、人間を捨て「野獣」に戻った。

両国大会(30日、東京・両国国技館)同級選手権試合の前哨戦となったメインイベントのタッグマッチで、GHCタッグ王者の杉浦と組み、次期挑戦者の潮崎豪(40)、田中組と対戦。試合終盤、潮崎に剛腕ラリアットを食らって場外に転落すると、その場面がやってきた。

セコンドのケンドー・カシンからハイボールを受け取ると、一気飲み。目の色が変わった。エネルギーをチャージしたかのように潮崎に襲い掛かると、ラリアット、バックドロップ、パワーボムで一瞬にして形勢逆転。最後は顔面を蹴り上げてノックダウンさせると、片膝で抑え込んで3カウントを奪った。

それでも藤田の猛攻は収まらず。リングに倒れこんでいる潮崎に構わずにストンピングの連打。潮崎を助け出そうとした田中、さらにはなぜか仲間の杉浦をも蹴散らしてしまった。

人間離れした圧倒的なパワーから「野獣」の異名を取ったが、GHC戴冠を機に「人間宣言」した。2月にフリーからノア正式加入を発表した際には「これからは野獣ではなく、人間、藤田和之として生きていきます。ご迷惑をおかけしました」と宣言していた。

この日は、抑え込んでいた鬱憤(うっぷん)が爆発したのか。ハイボールをスイッチに、我を忘れてしまった藤田。「コメントなんかねえよ! アイムノア! アイムチャンピオン!」と叫んで去っていく姿は、まさに野獣そのものだった。

潮崎(左)にぶつかる藤田(撮影・勝部晃多)

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【ノア】GHCタッグ王者・鈴木秀樹が前哨戦で中嶋勝彦と痛み分け 意地の張り合いも決定打出ず

中嶋(右)と拳王(左)にGHCタッグベルトを見せつける鈴木(撮影・勝部晃多)

<プロレスリング・ノア:後楽園大会>◇8日◇東京・後楽園ホール

GHCタッグ王者の鈴木秀樹(42)が、次期同級挑戦者の中嶋勝彦(34)と痛み分けた。

両国大会(30日)で行われる選手権試合の前哨戦となった、第5試合のシングルマッチで対戦。20年2月の後楽園大会で引き分けて以来の両者の戦いは、1歩も譲らないつばぜり合いになった。

鈴木が得意のグラウンドの攻防に誘い込んだが、中嶋に抜け出されてからは鋭い打撃に苦しむ展開に。中盤、技の掛け合いは、意地の張り合いに発展した。お互いに「来い来い」と挑発し合い、リング中央であぐらをかきながらエルボーの応酬。それでも、最後まで決定打が出ず、またも30分時間切れ引き分けに終わった。

試合後、鈴木はエプロンサイドの中嶋と、セコンドについた中嶋のタッグパートーナー、拳王にベルトを見せつけると、一触即発の雰囲気に。それでも、バックステージに引き揚げた鈴木は、開口一番「強いなと感じた」と、率直に相手のファイトをたたえた。

1年3カ月ぶりのノアマットとなった先月13日の横浜大会で、杉浦とともにGHCタッグ王座を戴冠。だが「タッグマッチが非常にへたくそなので…」と謙遜。「両国のタイトルマッチまでに完成させなければいけない。決められるようにしたいと思う」と、さらなる進化を誓った。

試合後の鈴木(撮影・勝部晃多)

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