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王者スペンスJrが交通事故後初試合で2冠防衛成功

勝ち名乗りを受けるWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)

<WBC・IBF世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇5日(日本時間6日)◇米国テキサス州アーリントン

無敗のWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(30=米国)が交通事故後初となるリングで防衛に成功した。

元WBC世界同級王者ダニー・ガルシア(32=米国)と2本のベルトを懸けて拳を交え、3-0(116-112×2、117-111)の判定勝利を飾った。IBF5度目、WBC初防衛に成功したスペンスJr.は「彼は偉大な王者で良い試合になると思った。ガルシアのようなビッグな相手と対戦したかった。ハードな試合で100%じゃないと勝てないと思った。でもベストはオレだよ」と戻ってきた2本のベルトを手に笑顔をみせた。これでスペンスJr.の通算戦績は27勝(21KO)無敗となった。

序盤から距離を詰め、ガルシアを右ジャブで制した。さらに接近し、ボディーブローもねじ込んだ。終盤に追い上げられたが、逃げ切った。「彼がベストで臨んでくれて感謝している。すごく良いカムバックだ」とスペンスJr.。負けたガルシアからも「今夜は彼の方が強かった。言い訳はしない。特にジャブが良かった」とたたえられた。

19年9月、WBC世界同級王者ショーン・ポーター(米国)との2団体統一戦で判定勝ちして以来のリングだった。同年10月、フェラーリを運転中にスピード違反しながら交通事故を起こした。愛車は大破したが、スペンス自らは奇跡的に顔の裂傷や体の打撲、歯の損傷にとどまった。事故から1年後、今だ上がっていた後遺症を懸念する声をシャットアウトする快勝劇だった。

WBA同級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)やWBO同級王者テレンス・クロフォード(米国)との統一戦を期待する声が上がっている。次戦について問われたスペンスJr.は「ゆっくりしますよ。家族やペットとたわむれて。時期がきたら、また試合が組まれると思う」と余裕の笑みを浮かべていた。

ダニー・ガルシアを攻めるWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)
防衛に成功したWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(AP)

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スペンスJr.防衛戦に自信 交通事故後初試合

26戦無敗のボクシングWBC・IBF世界ウエルター級王者エロール・スペンスJr.(30=米国)が昨年10月の交通事故後、初のリングに向かう。5日(日本時間6日)、米国テキサス州アーリントンで元WBC世界同級王者ダニー・ガルシア(32=米国)との防衛戦(IBF5度目、WBC初)を控え、4日(同5日)には同州内のホテルで前日計量に臨み、146・4ポンド(約66・4キロ)でパス。ガルシアも146・8ポンド(約66・5キロ)でクリアした。

昨年10月、愛車フェラーリを運転中、スピード違反しながら交通事故を起こした。事故後、飲酒運転で起訴された。フェラーリは大破したものの、スペンスJr.自らは奇跡的に顔の裂傷や体の打撲、歯の損傷にとどまった。事故から1年後、今だ後遺症を懸念する声が上がっている。スペンスJr.は「その懸念が間違っていることを証明する。勝つことに集中している。自分はハングリーだ」と完全復活を証明する構え。あごが腫れたことで、ジムワーク再開後の数カ月はスパーリングできなかったものの「事故の影響はなかった」とも主張した。

19年9月、WBC世界同級王者ショーン・ポーター(米国)との統一戦で判定勝ちして以来となるリング。スペンスJr.は「マネジャーのアル・ヘイモン氏に『私はサメ。マグロやシーバスを一緒に水槽に入れないでくれ。他のサメと一緒にしてくれ』と言った。そこにダニー・ガルシアというサメがいたので選択した」。自信たっぷりに交通事故からのカムバック戦に臨む。

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スペンスJr「最高の気分」2団体ウエルター級王者

<プロボクシング:WBC・IBF世界ウエルター級王座統一12回戦>◇28日(日本時間29日)◇米カリフォルニア州ロサンゼルス・ステープルズ・センター

IBF王者エロール・スペンスJr.(29=米国)が2団体統一王者となった。2-1(116-111、112-115、116-111)の判定でWBC王者ショーン・ポーター(31=米国)を下した。通算戦績はスペンスJr.が26勝(21KO)無敗、ポーターが30勝(17KO)2敗1分けとなった。

報酬が両者ともに200万ドル(約2億2000万円)が保証された注目の統一戦だった。WBC王者の突進力に対し、ボディーを打ち合う接近となった。ジャッジのポイントも割れる接戦となったが、スペンスJr.は11回に左フックでポーターの左あごを打ち抜き、ヒザをつかせるダウンを奪取して試合を決定づけた。

「出されたパンチを打ち返すとボディーの打ち合いになった。最高の気分です。努力してきたことが報われた」と振り返ったスペンスJr.は「相手はタフでアグレッシブなので、予想して準備してきた。長い試合も予想に入れていた。タフな試合になったが、この階級でここで止まるにはいかない。誰とでも試合する。長い戦いが始まる」と安堵(あんど)の笑みをみせた。

一方のポーターは「自分自身も仕事を遂行するつもりでした。スペンスのがより集中していたのかな。彼におめでとうと言いたい。最後のダウンが大きな差を生んだのでは」と残念そうな表情だった。

ウエルター級はWBAスーパー王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)、WB0スーパー王者テレンス・クロフォード(32=米国)がベルトを保持するホットな階級だけに、スペンスJr.の今後のファイトに注目が集まる。

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小原佳太、TKOで再起戦飾る「もう1度世界に」

小原佳太(左)とジョスマル・ケフィ(2019年6月12日撮影)

<ボクシング:ウエルター級ノンタイトル10回戦>◇13日◇東京・後楽園ホール

IBF世界ウエルター級12位小原佳太(32=三迫)が、4回TKOで再起戦を飾った。ジョスマル・ケフィ(30=インドネシア)に対し初回からペースをつかみ、4回にペースを上げてめった打ち。

レフェリーが試合を止め、4回56秒TKO勝ちした。3月には米国でIBF挑戦者決定戦で判定負け。引退も考えたが、周囲は現役続行を勧められて再起を決断した。「今年勝負」と2カ月半の短い間隔で再起戦を設定し、一方的な展開で勝利を収めた。「国内のこの階級では1番だと思っている。今年1年、誠心誠意を尽くして、もう1度世界にいってみせます」と宣言した。

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小原佳太計量パス「日本に来たくないと言わせたい」

再起戦に臨む小原佳太(左)と対戦相手ジョスマル・ケフィ

ボクシングIBF世界ウエルター級12位小原佳太(32=三迫)が、13日に東京・後楽園ホールで再起戦に臨む。

12日に都内で前日計量があり、小原はリミットより200グラム少ない66・4キロ、対戦相手のジョスマル・ケフィ(30=インドネシア)は66キロでパスした。

小原は3月に米国でIBF挑戦者決定戦で判定負けした。引退も考えたが、周囲は現役続行を勧めた。「求められればやるのがプロ。うだうだしている年でもない。今年中にまたチャンスが来るように」と再起を決断。4月には2カ月半の短い間隔で再起戦を設定した。

決定戦では「堅いボクシングがうまくいかなかった」と振り返る。「自分の長所を伸ばし、自信を持って」と気持ちを切り替え「スッキリした」という。国内からのオファーもあったが「日本はあまり興味ない。目標は世界で戦うことが条件」と、再び海外での舞台を目指す。

今回は来日4戦4敗の相手となった。「ボディーでなく顔面を打ち抜く。スッキリ倒して格の違いを見せ、もう日本に来たくないと言わせたい」。圧勝での再起で再び世界への道を開く。

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小原佳太「ロッキーのようなガッツ」出せず判定負け

小原佳太

<ボクシングIBF世界ウエルター級挑戦者決定戦>◇30日◇米フィラデルフィア

IBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)の世界再挑戦権獲得はならなかった。同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦。110-118、111-117、113-115の0-3で判定負けした。

小原は「後半にかけて、ロッキーのようなガッツが出せなかったのも敗因だと思いますが、全体的に見てコントロールされ、世界の壁は厚かったです」と、SNSを通じてコメントした。

小原にとって、米国では15年11月に引き分けたIBFスーパーライト級挑戦者決定戦以来の試合。16年9月にはモスクワでIBFスーパーライト級で世界挑戦も2回TKO負け。階級を上げて海外初勝利で世界再挑戦の権利を狙ったが、アマ経験豊富でプロ15戦全勝の相手の壁を打ち破れなかった。

現王者エロール・スペンスJr.(29=米国)は、16日に4階級王者マイキー・ガルシア(31=同)に判定でV3に成功している。

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小原佳太3年ぶり世界挑戦権獲得へ前日計量クリア

小原佳太(2019年3月25日撮影)

ボクシングIBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)が29日、米フィラデルフィア市内での前日計量をクリアした。

30日の指名挑戦者決定戦に向けて、小原は66・3キロ、対する同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)は66・1キロと、ともにリミット66・6キロ以下だった。

米国では15年のIBFスーパーライト級挑戦者決定戦以来の試合で、16年以来の世界再挑戦権獲得を狙う。

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小原佳太が世界再挑戦の切符獲得へ渡米「心に余裕」

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場へ渡米した小原佳太

ボクシングIBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)が25日、世界再挑戦切符獲得へ渡米した。

30日に米フィラデルフィアでの指名挑戦者決定戦で、同級4位アブドカクロフ(ウズベキスタン)と対戦する。15年にも米国で挑戦者決定戦に出場。

先週にヘルペスで3日休んだが「体調はよくなったと前向き。経験から心に余裕がある」と話した。前夜に同地が舞台の映画ロッキーを見終えた。「打ち勝ってのアメリカンドリーム。いい映画」と自らをだぶらせた。

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場へ渡米した小原佳太

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スペンスがガルシア下しV3 パッキャオへ挑戦状

3度目の防衛に成功したスペンス(右)(AP)

<プロボクシング:IBF世界ウエルター級タイトルマッチ級12回戦>◇16日(日本時間17日)◇米テキサス州アーリントンAT&Tスタジアム

王者エロール・スペンス(29=米国)が、3度目の防衛に成功した。5階級制覇を狙った挑戦者のWBC世界ライト級王者マイキー・ガルシア(31=米国)を3-0の判定で下した。

身長で9センチ高く、リーチも10センチ長いスペンスが左ストレート、ボディー攻撃を軸に攻め続けた。4回以降は主導権を握り続け、無敗対決を制した。4階級制覇王者ガルシアを撃破したスペンスの通算戦績は25勝(21KO)となった。

スペンスは「頭を使って賢く、ジャブから崩すつもりでいた。ガルシアはよく頑張った。地元のみんなにこんな最高の試合をみせられて良かった」と強敵撃破のV3防衛成功に安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

試合後にはリング上に視察に訪れていた6階級制覇王者でWBA世界同級王者マニー・パッキャオ(40=フィリピン)を呼び込み「ぜひ対戦したい」と呼びかけた。パッキャオも「彼が望むならやりたいね」と笑顔。王座統一戦に向け、両王者が前向きな姿勢を示した。

3度目の防衛に成功したスペンス(右)(AP)

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小原佳太「一撃で…」海外初勝利で世界再挑戦狙う

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった木村翔

ボクシングIBF世界ウエルター級5位小原佳太(32=三迫)が、海外初勝利で世界再挑戦切符を狙う。

30日に米フィラデルフィアでのIBF世界同級指名挑戦者決定戦で、同級4位クドラティーリョ・アブドカクロフ(25=ウズベキスタン)と対戦する。8日に都内で発表した。

小原は15年に米国でIBF世界スーパーライト級挑戦者決定戦で引き分け。16年にロシアで同級王者エドゥアルド・トロヤノフスキー(ロシア)に世界初挑戦も2回TKO負けと、海外は1敗1分け。「決定戦を勝って挑戦できれば、誰にも文句は言われない王道でうれしい。王者にならないと成功、大成とは言えない。チャンスを一撃で決めたい」と意気込んだ。

相手は小原の3倍近いアマ約180戦と経験豊富で、15年にプロデビューから15戦全勝(9KO)している。小原は「派手さはないがトータルでレベルが高い。苦手なタイプも、ペースを取れば倒せる可能性はある」と自信を見せる。11月に対戦指令が出ていたため、日程調整で時間はかかったが「十分すぎるぐらい練習した」と、最終的にスパーは200回は超える予定だ。

同級では日本人世界王者はいまだいない。現在の同級王者エロール・スペンスJr.(米国)は、16日に4階級王者マイキー・ガルシア(同)とV3戦を予定する。小原は「日本人がどこまで通じるか。次の次は見ずに、まずは海外で初勝利したい」と誓った。

IBF世界ウエルター級で指名挑戦者決定戦出場が決まった小原佳太(中央)に加藤健太トレーナー(左)と三迫貴志会長

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ゴロフキン34年ぶり最多記録に並ぶ17連続KO防衛

<プロボクシング:WBC、IBF世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇10日◇ロンドン

 世界ミドル級3冠王者ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)がKO防衛に成功した。

 10日にロンドンでIBF世界ウエルター級王者ケル・ブルック(30=英国)と対戦。初回にぐらつかせ、5回に連打するとタオル投入。5回1分52秒でTKO勝ちで、WBCは5度目、IBFは2度目の防衛となった。16度防衛中のWBAは今回承認しなかったが、他団体と合わせると17連続KO防衛で、ウイフレド・ゴメスの最多記録に34年ぶりで並んだ。36勝33KOのゴロフキンは「強さは感じなかった。WBO王者サンダースともやりたい」と4団体統一へ意欲。ブルックは2回に右眼窩(がんか)を骨折し、37戦目の初黒星を喫した。

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ゴロフキンが防衛 5回TKO勝ちで36戦全勝

防衛に成功したゴロフキン(ロイター)

<プロボクシング:WBC、IBF世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇10日◇ロンドン

 世界ミドル級3冠王者ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)がKO防衛に成功した。

 2階級上げてきたIBF世界ウエルター級王者ケル・ブルック(30=英国)との対戦。序盤から攻勢で、タオル投入による5回1分52秒TKO勝ちとなった。

 WBCは5度目、IBF2度目の防衛となった。16度防衛中のWBAは今回承認しなかった。他団体と合わせるとのべ17連続KO防衛となり、WBCフェザー級王者だったウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)の最多記録に34年ぶりで並んだことになる。通算33個目のKOで、デビューからの無敗記録も36に伸ばした。

 ゴロフキンは初回から力強いパンチを打ち込み、左フックでぐらつかせた。2回にブルックにアッパーなどで反撃されたが、その後はプレッシャーを強めてペースをつかんで攻勢。5回にロープに詰めて連打を浴びせると、相手セコンドがタオルを振り回してエプロンに上がった。レフェリーが気づかなかったため、タオルを投げ込んだところでストップとなった。本来階級下の相手にいいパンチももらったが、ゴロフキンは「ブルックは手数はあったが、パワーは感じなかった。ミドル級の選手ではなかった」と強さを誇示。さらに「誰とでもやりたい。WBO王者のサンダースともやりたい」と4団体統一へ意欲を示した。サンダースには村田諒太も挑戦を狙っている。

 早めのタオル投入に、ブルックは両手を広げて不満を見せた。観客からもブーイングも飛んだが、2回に右眼窩(がんか)骨折したようだ。陣営が早めにストップをかけ、37戦目でプロ初黒星となった。

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メイウェザーがパッキャオ下す/世紀の一戦詳細

<ボクシング:WBC・WBA・WBO世界ウエルター級王座統一12回戦>◇2日(日本時間3日)◇米ネバダ州ラスベガス

 フロイド・メイウェザー(38=米国)がマニー・パッキャオ(36=フィリピン)を3-0の判定で下し、WBC、WBAウエルター級王座に続きWBO同級王座も奪取した。

 メイウェザーは積極的に前に出るパッキャオに対し、警戒なフットワークと両腕を巧みに使った防御で決定打を許さず、逆に左ジャブと右カウンターでポイントを稼ぎ、2人のジャッジが116-112、1人が118-110と3人ともメイウェザーの勝利とした。

メイウェザー(左)の右のパンチがパッキャオの顔面をとらえる(AP)

WBC・WBA・WBO世界ウエルター級王座統一戦

パッキャオ判定メイウェザー

12R

パッキャオの左ストレートがヒット。メイウェザーはカウンター狙い。残り1分でパッキャオが前へ出る。試合終了前にメイウェザーが片手でガッツポーズ。試合終了のゴングが鳴るとパッキャオも両手でガッツポーズ。勝負は判定へ。

11R

メイウェザーが序盤から積極的な攻撃を見せる。メイウェザーの右アッパーがヒット。

パッキャオ(左)が左のパンチをメイウェザーにヒットさせる(AP)

10R

パッキャオがコーナーに詰め、右を狙うがメイウェザーがブロック。パッキャオの右カウンターがヒット。

9R

相変わらずパッキャオが前に出る展開。終盤パッキャオが連打を見せる

8R

パッキャオが左がヒット。今度は右も! メイウェザーも右を返す。パッキャオが前にでて詰めるが、メイウェザーがかわす展開が続く

接近して打ち合うパッキャオ(左)とメイウェザー(AP)

7R

序盤にメイウェザーの右がヒット。終盤にパッキャオの左がヒットも互いに効果的な攻撃はなし

6R

パッキャオが前へ出るが、メイウェザーがかわす。残り1分10秒からパッキャオが連打も、メイウェザーは「当たってないぞ」という表情。

5R

パッキャオの左ボディーがヒット。メイウェザーがジャブから右がヒット。パッキャオがふらつく。

パンチを繰り出すパッキャオ(AP)

4R

メイウェザーの右ボディーがヒット。パッキャオが左フックを返す。パッキャオの左ストレートがクリーンヒットし、ロープに詰め連打も攻めきれず。また右フックがヒット。メイウェザーの右が伸びるが、パッキャオも反撃

3R

パッキャオがをロープに詰めるが、メイウェザーに逃げられる。メイウェザーのいきなりの右がヒット。パッキャオのパンチはなかなか当たらない。ゴング直前、互角の打ち合い

2R

序盤からパッキャオが攻め込む。メイウェザーが右のダブルを返す。残り1分26秒でパッキャオが飛び込み連打も、効果打はなし。残り30秒からパッキャオが右を繰り出すがヒットせず。パッキャオの積極的な攻撃が目立ったが、メイウェザーがうまくかわす

1R

日本時間3日午後0時58分に運命のゴング。足を止めたメイウェザーに対し、パッキャオがなかなか飛び込めない。残り31秒でメイウェザーの右が入る。ゴング手前、パッキャオがコーナーに詰めて連打を放とうとするが、メイウェザーがクリンチで逃げる

入場

パッキャオが笑顔でリングへ登場。会場は大歓声。

メイウェザーは落ち着いた表情でリングへ登場。

試合前、米国国歌を独唱したジェイミー・フォックス(AP)

◆メイウェザー

記者会見で笑顔を見せるメイウェザー(AP)

1977年2月24日生まれ

米ミシガン州グランドラピッズ出身

47勝(26KO)無敗

96年10月、2回KO勝ちでプロデビュー

173センチの右ボクサー、鉄壁のディフェンスが最大の武器

主なタイトル

98年WBC世界スーパーフェザー級王座

02年WBC世界ライト級王座

05年WBC世界スーパーライト級王座

06年IBF世界ウエルター級王座

07年WBC世界スーパーウエルター級王座

メイウェザーの世界戦全成績(1)

メイウェザーの世界戦全成績(2)

◆パッキャオ

会見で笑顔を見せるパッキャオ(AP)

1978年12月17日生まれ

フィリピン・ブギドノン州キバウェ出身

57勝(38KO)5敗2分け

95年1月、4回判定勝ちでプロデビュー

169センチの左ボクサーファイター、「かませ犬」から拳1つで世界的スターに

主なタイトル

98年WBC世界フライ級王座

01年IBF世界スーパーバンタム級王座

08年WBC世界スーパーフェザー級王座

08年WBC世界ライト級王座

09年WBO世界ウエルター級王座

10年WBC世界スーパーウエルター級王座

パッキャオの世界戦全成績(1)

パッキャオの世界戦全成績(2)

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メイウェザーvsパッキャオ250億円マッチ

対戦が実現するフロイド・メイウェザー(右)とマニー・パッキャオ(ともにAP)

 世紀の一戦がついに実現する。ボクシングの無敗の5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(37=米国)が20日(日本時間21日)、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(36=フィリピン)と5月2日に対戦すると、インターネット交流サイトで明らかにした。会場は、米ラスベガスのMGMグランド・ガーデンアリーナとみられ「スポーツの歴史上、最も大きな出来事になる」とコメントを出した。

 パッキャオがウエルター級に階級を上げた08年以降、対戦のうわさが浮上しては立ち消えを繰り返してきた両者。だが、1月末に米マイアミで行われたNBAの試合会場で偶然遭遇したことで、急接近。直接交渉も行われ、ついに両雄が拳を交えることが決まった。

 メイウェザーの最大の武器は「芸術」といわれるディフェンス力だ。相手に決定打を許さない高い技術で、全17階級を通して最強と称される。一方のパッキャオは、鋭い踏み込みを原点とした攻撃的なボクシングで、史上2人目の6階級制覇を達成。アジアの軽量級ボクサーから、世界的なスターとなった。ファイトマネーの合計が250億円を超えるともいわれる夢対決。パッキャオの左がメイウェザーに当たるのかが、大きなテーマとなりそうだ。

 現在、メイウェザーはWBA、WBCのウエルター、スーパーウエルター級王座を、パッキャオはWBOウエルター級の世界王座を保持しており、かけられるタイトルなどは追って発表されるとみられる。

<過去の夢対決アラカルト>

 ◆71年3月8日 フレイジャー-アリ(WBA、WBC世界ヘビー級タイトル戦) フレイジャーが15回判定勝ちしアリが初黒星。

 ◆81年9月16日 レナード-ハーンズ(WBA、WBC世界ウエルター級統一戦) 14回TKOでレナードが勝利。

 ◆87年4月6日 レナード-ハグラー(WBC世界ミドル級タイトル戦) レナードが12回判定勝ち。

 ◆99年9月18日 デラホーヤ-トリニダード(WBC・IBF世界ウエルター級王座統一戦) デラホーヤが12回判定負けし、プロ初黒星。

 ◆02年6月8日 ルイス-タイソン(WBC、IBF世界ヘビー級タイトルマッチ) ルイスが8回KO勝ち。

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村田、原点回帰「殴りにいく姿を見て」

マイク・ジョーンズ相手にスパーリングする村田(左)

 ロンドン五輪ミドル級金メダルで東洋太平洋、日本同級1位の村田諒太(28=三迫)が、原点回帰のファイタースタイルでプロ4戦目のリングに立つ。22日に京都・島津アリーナ京都で行われるヘスス・ネリオ(25=メキシコ)とのミドル級10回戦を控えた15日、都内のジムで練習を公開。持ち味の体の強さと、進化した多彩な「左」を武器に、KO勝利にも自信をみせた。

 3回のスパーリングで、村田は前へ前へと間合いを詰め続けた。元IBF世界ウエルター級1位のマイク・ジョーンズに、力強いワンツーを打ち込むと、すかさず強烈な左ボディー。相打ちでも打ち負けず、手数でも圧倒した。充実の実戦練習を終え、満足そうな表情で汗をぬぐった。

 昨年8月のデビュー戦から約9カ月。プロでの3試合を経て、行き着いた思いは、アマ時代から続けてきたスタイルへの原点回帰だ。「自分のストロングポイントは体の強さと、パンチの強さ。パンチをもらわないことも大切だが、自分は生粋のファイター」。そう言い切ると「本能的に人を殴りにいく姿勢を見てほしい」と力を込めた。

 技術的な進歩も、自信の裏付けとなっている。右ストレートの強化を掲げて臨んだ約1カ月の米国合宿から、今月上旬に帰国。国内での最終調整中に、その右につながる左のパンチにも手応えをつかんだ。肩の力を抜いた構えを取り入れることで、力強さとキレを増した。ミットを担当した帝拳ジムの葛西トレーナーも「左が自然に打てるようになった。左のボディー、フックとすべてのパンチが整ってきている」と成長ぶりを解説する。

 相手は独特なリズムを持つ粘り強いメキシカン。それでも「やりづらい選手ではあるが、ここでつまずくようではどうしようもない」。世界のトップ戦線への殴り込みに向け、村田が本能の戦いで歩みを進める。【奥山将志】

 ◆ボクサーのタイプ 大きく3つに分類される。

<1>ボクサータイプ 足を使い、相手との距離を取るヒットアンドアウェーが基本。リーチが長い選手が有利とされ、フットワークが得意な選手が多い。徳山昌守、ムハマド・アリら。

<2>ファイタータイプ 前にプレッシャーをかけることで相手との距離をつめ、近距離での打ち合いが得意なタイプ。パンチ力に自信のある選手が多く、打たれ強さも求められる。川嶋勝重ら。

<3>ボクサーファイタータイプ <1><2>の中間タイプで、足も使え、打ち合いも出来る万能型。辰吉丈一郎、山中慎介ら。

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村田3戦目へ 26連勝男とコンビ

米ラスベガス合宿から帰国した村田(右)と山中

 ロンドン五輪ミドル級金メダルの東洋太平洋、日本同級1位・村田諒太(28=三迫)が豪華パートナーを招き、プロ3戦目に備える。22日にマカオで元WBCラテン・スーパーウエルター級王者カルロス・ナシメント(ブラジル)と対戦する村田は10日、約1カ月間の米ラスベガス合宿から帰国。国内での本格的な最終調整のためにデビューから26連勝を挙げ、一昨年にIBF世界ウエルター級王座に挑戦したマイク・ジョーンズ(米国)を練習パートナーに迎えることが内定。「実力者ですし、ナシメントと似た部分もある」と歓迎した。

 今月2日から約1週間、同地で合宿していたWBC世界バンタム級王者・山中慎介(31=帝拳)も同便で帰国。「大きな刺激」と話した。2人とも関東地方の大雪の影響で乗り継ぎ地のロサンゼルスで約9時間も足止めされ、到着も大幅に遅れた。

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亀海再起戦5回TKO勝利/ボクシング

<プロボクシング:東洋太平洋ウエルター級王座決定戦12回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール◇1000人

 IBF世界ウエルター級11位・亀海喜寛(31=帝拳)が、再起戦を飾った。東洋太平洋同級1位ティム・ハント(26=オーストラリア)と王座を争い、4回に右フックでダウンを奪うと、5回にも左フックの連打でダウンを奪取。そのまま同回53秒、レフェリーストップによるTKO勝利となった。今年6月、米カーソンで元WBA世界スーパーライト級暫定王者ジョアン・ペレス(ベネズエラ)に判定負けして以来の試合で白星を挙げた。

 米国で手痛いプロ初黒星を喫した亀海は、背水の陣で王座決定戦に臨んでいた。「帝拳ジムは厳しいので負ければ引退だっただろうと。負けた後だったので勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情。ペレス戦の負けも前向きに受け止めており「すごく良い経験になった。(東洋太平洋王座が)WBC傘下なのでランキングに戻れたらうれしい」と希望していた。

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村田、気温47度スパーで「自信」

約3週間の米ラスベガス合宿で大きな収穫を手にした村田

 8月下旬にプロデビュー戦を控えるロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルの村田諒太(27=三迫)が、プロ仕様の体力強化に手応えをみせた。6月9日に離日して約3週間、米ラスベガス合宿を続けていたが、6月30日に帰国。昼間の気温47度という猛暑のラスベガスで6~7回という長いラウンドのスパーリングを消化。練習パートナーもデビューから26連勝を挙げ、昨年6月にIBF世界ウエルター級王座決定戦に臨んだマイク・ジョーンズ(米国)という強豪だったが「暑い中、3週間で計40ラウンド弱。自信になっています」と強調した。

 練習を視察した帝拳ジムの本田明彦会長も「あの暑さであれだけ長いラウンドができれば体力強化は十分」と明かすなど、スタミナアップに成功したようだ。デビュー戦は7月上旬に正式発表予定。村田は「試合が決まれば、またぜひ」と、再びラスベガスで最終調整することを希望した。

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村田 米合宿で実力者とスパー 

米ラスベガス合宿から帰国した村田

 ロンドン五輪男子ミドル級金メダルのプロボクサー村田諒太(27=三迫)が、ボクシングの聖地で「世界」を肌で感じてきた。11日から米ラスベガスで合宿に入った村田は20日に帰国し、実力者とスパーリングしたことを明かした。スーパーミドル級の元世界ランカーをはじめ、デビューから26連勝を挙げて昨年6月にIBF世界ウエルター級王座決定戦にも臨んだマイク・ジョーンズ(30=米国)とも拳を交えたという。

 村田 ジョーンズ選手は大きく、体重も80キロほどあったようです。海外と日本のボクシングにはスタイル的な差がある。五輪の時より、今のボクの方が強い自信がありますし、そう思える合宿になりました。

 アマは3分3回で終了するが、プロは世界戦が12回とスタミナが必要。疲労蓄積で動きは鈍くなるため「下半身のバランスを考え、ばたばた動かないように意識している。少し良くなったかな」との手応えもある。またビッグマッチが開催されてきたMGMグランドなども短時間ながら見学。「この10日間、ボクのボクシング人生で一番、充実していたし、強くなったかなと思う」と収穫を口にした。

 23日からはWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)と合流し、走り込み合宿に取り組む。プロで先に世界王者となった高校の先輩と一緒に肉体強化に入る。「米国で強い刺激を受けました。強くなったという気持ちと自信があるし、このモチベーションを保っていきたい」と充実感たっぷりだった。【藤中栄二】

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