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WBO王者ゴンサレスが初防衛成功 9月にも京口紘人と米ラスベガスで統一戦の可能性

ジョナサン・ゴンサレス(2019年8月20日撮影)

<プロボクシング:WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦> ◇24日(日本時間25日)◇米フロリダ州キシミー

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)との統一戦が浮上しているWBO世界同級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)が初防衛に成功した。同級8位マーク・アンソニー・バリガ(29=フィリピン)の挑戦を受け、3-0(115-113、117-111×2)の判定勝利を収めた。

サウスポー対決となったゴンサレスは序盤から右目周囲を腫らしながらも、中盤以降、スピードで上回り、終盤にかけて尻上がりに力強さが増した。判定では最大で5ポイント差をつけて危なげなくベルトを守った。19年8月、名古屋でWBO世界フライ級田中恒成(畑中)に挑戦して7回TKO負けした後に2連勝したゴンサレスは昨年10月、WBO世界ライトフライ級王者エルウィン・ソト(メキシコ)に判定勝ちし、世界王者となっていた。

京口は契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社からゴンサレスとの2団体王座統一戦のオファーを受けている。統一戦交渉が成立すれば、9月17日(同18日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)-WBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)戦のアンダーカードで組まれることが濃厚となっている。

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アルバレス、ゴロフキン96秒間の「視殺戦」&「舌戦」会見場に緊張感 9月18日に3度目対決

至近距離でにらみ合うアルバレス(左)とゴロフキン(マッチルーム社公式インスタグラムより)

今秋に3度目の注目対決を控えるプロボクシング4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)とWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)が両者そろった会見で緊張感あふれる「視殺戦」を展開した。

9月17日(日本時間18日)、米ラスベガスのT-モバイル・アリーナで対戦する両者は24日(同25日)、米ロサンゼルスのハリウッド・レギオン・シアターでキックオフ会見。実に73秒間のフェースオフが展開された。アルバレスがにじり寄り、至近距離で視線を合わせた。さらにアルバレスがベルトを持った形でのフェースオフも23秒間行われるなど、両者が静かに闘争心を燃やした形となった。

両者は17年の初対決で引き分け、18年の再戦ではアルバレスが僅差判定勝利を収めた。何度も3度目対決が期待されながら実現せず。ゴロフキン側から「対戦を避けている」とほのめかされたことにアルバレスは怒っていた様子。「彼はいつも人前で良い人のふりをしている。私は良い人のふりはしない。2人は違う人間だ」と気持ちをむきだした言葉を発した。

挑発的な発言も多く「私が最高クラスのファイターと戦っている時、彼はC~Dクラスのファイターと戦っていた」とも豪語した。報道陣からゴロフキンを引退させる試合になるのか問われると「すごく、いいね」と言葉に自信を込めた。

そんなアルバレスの言動にゴロフキンも冷静ながらも対抗心メラメラ。「彼が1度何か間違ったことをした場合、それを完全に忘れることはできない。何か間違った時にはきれいにならない」と過去のアルバレスによるドーピング違反を思い起こさせる発言で“反撃”。常に両者にはピリピリムードが漂った。

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元東洋太平洋Sバンタム級王者・和気慎吾が再起戦勝利「もう1度世界舞台に立ってベルト巻く」

右ジャブをねじ込む元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(右)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気慎吾(34=FLARE山上)が再起戦を飾った。日本同級9位水谷直人(33=KG大和)との同級8回戦に臨み、7回2分56秒、TKO勝利を挙げた。サウスポー同士の打ち合いとなったが、左ボディーアッパー、上下への連打で攻め続けると7回終了間際でレフェリーストップに追い込んだ。

昨年11月、元WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)とのWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に判定負けして以来、7カ月ぶりのリングだった。圧勝を目標に掲げていただけに「苦戦したのは反省点で残念。言い訳できないですが、前回、井上拓真選手との大きい試合で負けてから進退を考えた」としながら、会場に足を運んだ1185人の観衆に向けて感謝の気持ちを伝えた。「自分にはこれだけたくさん応援してくれる人がいたので再起できました。中途半端にはできない。もう1度あの世界舞台に立って、世界ベルトを巻く強い気持ちでリングに立ちました」と報告。16年7月、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)とのIBF世界同級王座決定戦で敗れて以来の世界再挑戦を見据えた。

緊張した再起戦のリングを振り返り「すごく重圧があって、1人で苦しい思いをして減量した。ただ勝ったことで次に舞台が用意されている。その舞台がある限りリングに立つつもりです」と気合を入れた。現在、WBC世界同級19位に入っているものの、まだ世界挑戦可能なランクではない。まずは世界ランキングのアップを狙うことになる。

再起戦勝利の勝ち名乗りを受けた元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(左)

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元WBA王者古川夢乃歌、4年8カ月ぶり復帰戦黒星「バテてしまった」一度はキックでRISE参戦

約4年8カ月ぶりにリング復帰した元WBA女子世界アトム級王者古川夢乃歌

<プロボクシング:女子51.2キロ契約体重6回戦>◇22日◇東京・後楽園ホール

元WBA女子アトム級王者古川夢乃歌(28=山木)が、約4年8カ月ぶりに復帰戦で黒星を喫した。

日本女子フライ級10位阿比留通子(32=オークラ)との女子51.2キロ契約体重6回戦に臨み、0-2(57-57、56-58、55-59)の判定負けとなった。

もともと相手は約2階級上の相手でもあり、当日計量でも3キロ差あった。主戦場をミニマム級に設定している古川は「バテてしまった。1~2回は冷静にできましたが、その後は足が使えなくなり、ポイントを取られてしまった」と肩を落とした。

「体格差やパワーで勝てると思っていなかった」と足を使いながらジャブを打ってリズムをつかもうと試みたが、阿比留の左フックを浴びると、負けじと連打で応戦。3回以降は打ち合いの展開になったものの、相手のワンツーで後退するシーンもあり、競り勝つことはできなかった。

17年10月、アルゼンチンでIBF女子世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑戦し、敗れて以来のカムバック戦だった。1度はボクシングから引退。警備会社に就職も、勤務先の社長から勧められたキックボクシングを開始し、那須川天心らが主戦場としてRISEに参戦した。山本ユノカのリングネームでミニフライ級NEXT・QUEENトーナメントなど5試合に出場したが、昨夏からはボクシング復帰に向けてジムワークを積んでいた。

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元女子世界王者・古川夢乃歌1度引退後キック参戦も「ここではない」17年以来のボクシング復帰

約4年8カ月ぶりに復帰する元WBA女子世界ライトフライ級王者古川夢乃歌

プロボクシグ元WBA女子ライトフライ級王者古川夢乃歌(28=山木)が約4年8カ月ぶりに復帰する。22日、東京・後楽園ホールで日本女子フライ級10位阿比留通子(32=オークラ)との女子51・2キロ契約体重6回戦を控え、21日には都内の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、50・9キロでパス。阿比留はリミットでクリアした。

17年10月、アルゼンチンでIBF女子世界フライ級王者レオネラ・ジュディカ(アルゼンチン)に挑戦し、敗れて以来のカムバック戦となる。1度はボクシングから引退。警備会社に就職も、勤務先の社長から勧められたキックボクシングを開始し、那須川天心らが主戦場としているRISEに参戦した。山本ユノカのリングネームでミニフライ級NEXT・QEENトーナメントなど5試合に出場したが「キックは楽しかったが『ここではない』と。本気にRISE王者を目指しているのか」と自問自答。最終的にボクシング復帰への気持ちが大きくなったという。

昨夏からボクシングの練習を再開し、1年近くでボクサーとしての感覚も取り戻した手応えがある。ボクシングの通算戦績は9勝(6KO)2敗2分けと女子では高いKO率を誇った。元世界王者として「レベルの差をみせつけたい。前のようにガンガンいくだけでなく、冷静に戦いたい。今の目標は世界王者です」とキッパリ。再び世界の頂点を目指し、リスタートする。

約4年8カ月ぶりに復帰する元WBA女子世界ライトフライ級王者古川夢乃歌(左)。右は対戦相手のJBCフライ級10位阿比留通子

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ヘビー級3団体統一王者ウシク、8・20ジョシュアと再戦 2月にウクライナ領土防衛隊に入隊

ボクシングのヘビー級世界3団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)が、元王者のアンソニー・ジョシュア(英国)と8月20日にサウジアラビアのジッダで再戦することが決まった。

19日にプロモーターが発表した。12年ロンドンオリンピック(五輪)ヘビー級金メダリストのウシクは昨年9月、ジョシュアを判定で破り、WBA、WBO、IBFの王座を獲得した。母国がロシアによる侵攻を受けているウシクは2月に領土防衛隊に入隊したが、AP通信によると3月に首都キーウを離れ、再戦に向けて練習を再開していた。

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武居由樹「夏の武居は強い」8・26東洋太平洋王座初挑戦 井上尚弥に「1ミリでも近づけたら」

8月26日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋スーパーバンタム級王座に初挑戦する元K-1同級王者武居由樹

元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシング東洋太平洋同級15位の武居由樹(25=大橋)が8月26日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル91大会で転向後初めて王座に挑戦する。同大会メインイベントで東洋太平洋同級王者ペテ・アポリナル(27=フィリピン)に挑むことが17日、発表された。同日に横浜市内の所属ジムで会見に臨んだ武居は「思っていたよりも早くタイトル戦が決まり、本当にうれしい。チャンスをつかみます」と転向5戦目で迎えたベルト奪取に気持ちを高揚させた。

挑戦する王者アポリナルはフェザー級から階級を下げてきたこともあり、体格が大きい。K-1時代に海外選手との対戦は多く経験しているが、フィリピン人選手と拳を交えるのは初めて。元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオや元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(ともにフィリピン)の名前を挙げながら武居は「フィリピンの選手は強いイメージがあるので気が抜けない。(アポリナルは)パワーもあって体も厚みがあって大きいので」と気持ちを引き締めた。

真夏の王座挑戦となるものの、自ら「夏男」を自負している。「夏の武居は強い。自信はあります」とキッパリ。6月7日には同門の先輩となるWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)がドネアを2回TKO撃破。19日にはK-1の先輩王者となる武尊が那須川天心との対決で格闘技界を盛り上げていることもあり「自分も後れを取ってはいけないなと思います。尚弥さんの背中は遠いですが、1ミリでも近づけたらと思います」と気合を入れ直していた。

8月の東洋太平洋スーパーバンタム級王座挑戦がきまった元K-1同級王者武居(中央)。右端は大橋会長、左端は八重樫トレーナー

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元日本2階級制覇王者・黒田雅之が引退発表「光栄な」井上尚弥のプロテスト相手 2度世界挑戦

現役引退を表明した元日本2階級制覇王者黒田(中央)。左は所属ジムの新田会長、右は黒田の勤務先そえるての山上代表

2度世界挑戦したプロボクシング元日本2階級制覇(ライトフライ級、フライ級)王者黒田雅之(35=川崎新田)が16日、現役引退を発表した。

同日、東京・文京区の日本ボクシングコミッションで会見。20年10月、井上尚弥、拓真兄弟とのスパーリングの際に左ひじの腱(けん)を断裂。手術を受けてリング復帰したものの、今年1月の重里侃太朗(仲里)との試合に敗れた後、同部の痛みが増していたという。

2週間ほど今後について考え、引退の結論に至ったと明かした。

周囲からは現役続行の激励も受けていたが「『まだやりますよね』と言われるのはうれしいですが、終わりが分からず、区切りが分からなくなっていた。辞めるのは今しかない、と。(違和感がある状況でも)100%やれると思うが、自分の思い描く100%とは違ってくる。それはボクシングに失礼だと思った」と率直な心境を明かした。

13年2月、WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)に挑戦し、19年5月にはIBF世界フライ級王者モルティ・ムザラネ(南アフリカ)にも挑んだが、いずれも判定負け。世界王座はつかめなかったが「ボクシング人生の彩りになる景色は見ることができた」とすっきりした表情をみせた。

12年7月に「モンスター」井上尚弥のプロテストの相手を務め、練習パートナーとして何度もスパーリングをしてきた関係にある。「光栄なことですよね」と振り返りつつも「井上尚弥選手とスパーリングしていた、日本王者だ、と言われることがあっても『そんなこともあったよね』と言えるように自分を高めていきたい」と引退後のキャリアに強く目を向けている。

ムザラネ戦後からプロボクサーと並行し、訪問介護サービスの会社「そえるて」で働いてきた。現在は同社でフルタイムで社会人生活を続けている。

ボクシングのキャリアを生かし、何らかの形で老若男女に向けてスポーツの楽しさを伝えていくという第2の目標を持っており「挑戦していきたいと思います」と決意も新た。

所属ジムの新田渉世会長は「しっかり『卒業』させられたと思う。この経験を次の人生に生かしてほしい」とエールを送っていた。

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京口紘人に破格オファー アルバレスVSゴロフキン興行で、ゴンサレスとの王座統一戦

メキシコでの王座統一戦にKO勝利し、帰国したWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人

プロボクシグWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)にビッグイベントの王座統一戦オファーが届いたことが13日、分かった。10日(日本時間11日)にメキシコ・グアダラハラで同級正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)との団体内王座統一戦に臨み、8回24秒、TKO勝利した後、契約を結ぶ英プロモート大手マッチルーム社から破格のオファーが届いたことが明らかになった。

関係者によると、9月17日、米ラスベガスで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)とWBAスーパー、IBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)による3度目対決のビッグイベントでWBO世界ライトフライ級王者ジョナサン・ゴンサレス(31=プエルトリコ)との2団体王座統一戦のオファーだという。

13日にメキシコから帰国した京口は「メキシコで良い結果、ベストな試合ができた。(WBAからの)指名試合が終わり、次は選択できるので、ファイトマネーや条件をみて決めたい。次は統一戦になる可能性が高いと思う。年内には必ず1試合やると思う」と意欲をみせた。

京口陣営によると、既に昨春からゴンサレス陣営との接触し、対戦交渉を続けてきた。また京口との統一戦を希望するWBC世界同級王者寺地拳四朗(30=BMB)陣営から届いた条件と比較しても、ゴンサレス戦のファイトマネーは3倍多いという好条件とされる。今回のメキシコでのアウェー戦でKO勝ちし、マッチルーム社から高い評価を得たこともあり、京口は「これまでの日本ボクシング界にない風というか、存在感は見せられた。良い流れをつくりたい」と手応えを口にした。

防衛成功したメキシコから帰国したWBA世界ライトフライ級王者京口紘人は次戦に2団体王座統一戦を希望

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佐々木主浩氏「一発で決めれる力って、すごい」日本人初の3団体統一の井上尚弥にあっぱれ!

7日、3本のベルトを巻き笑顔でポーズを決める井上尚弥

佐々木主浩氏(54)が12日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番としてゲスト出演。日本人初の3団体統一に成功したWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)についてコメントした。

井上は、7日にWBC世界同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)と3本のベルトを懸けて拳を交え、2回1分24秒、TKO勝ち。19年11月、階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝以来、約2年7カ月ぶりの再戦を制した。

佐々木氏は、あっぱれをあげ「一発で決めれる力って、すごいですよね。当て方もうまいですし。見てて試合早くていいですよね。安心してみていられます」とコメント。関口氏から「だけどテレビは困っちゃうんです。早く終わっちゃうんで」と話すと佐々木氏は笑って応えた。

佐々木主浩氏(2018年3月14日)

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モンスター井上尚弥「世界最強」PFP1位に決意新た「4団体統一に向けてまた頑張ります」

7日、ドネア(右)を2回TKOで破り3団体王者となった井上尚弥

ボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)がついに全階級を通じた「世界最強」ボクサーに認定された。

世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌ザ・リングが10日(日本時間11日)、階級を超越した最強ボクサーを決める最新のパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングを発表。井上が日本人史上初のPFP1位に到達した。これまで2位が自己最高だった井上は素直に喜んだ。

   ◇   ◇   ◇

ザ・リングの最新PFPランキングで1位に選出されたことを知った井上は日付が変わった11日未明、公式SNSを更新した。「日本人がこれまで誰もたどり着けなかった場所まで来た #pfp1」と素直に喜びを表現した。前回ランクで1位のWBAスーパー、IBF、WBO世界ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、2位のWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)に続いて3位だった。7日のドネア戦の衝撃的な2回TKO勝ちで世界的スター2人を一気に抜き去った。

所属ジムを通じ、井上は「歴史と権威ある米国のザ・リングのPFP1位に選出されました。1つ1つ積みあげてきたことがこうして評価され、ボクサーとして光栄です。この栄誉に恥じないためにも、また1つモチベーションが上がった。次戦4団体統一に向けてまた頑張ります」などと決意を新たにした。

所属ジムの大橋秀行会長(57)も「自分が生きている間に世界ミドル級王者(竹原慎二)、五輪金メダリスト(村田諒太)、そしてPFP1位を見られるとは思っていなかった。正直、驚いている」と感慨深げ。PFP10位以内には複数階級制覇、複数団体統一した各階級の名王者ばかりで「この中で1位になったことが驚き。これからも精進し、厳しく激しい練習を積んでいってもらいたい」と全力サポートを約束していた。

井上陣営は、残り1人の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営と対戦交渉を開始している。バトラーが契約を結ぶ米プロモート・プロベラム社は英国、中東などで興行開催実績を持っているが、バトラー本人は「日本に行って井上と対戦したい」と希望している。既に井上陣営も12月に1万5000人程度が収容できる首都圏の会場を確保。日本人初の快挙を成し遂げ、モンスターにまた1つ、大きな大きな「勲章」が加わった。【藤中栄二】

【イラスト】ザ・リング選定PFPランキング(6月10日付)
7日、3本のベルトを巻き笑顔でポーズを決める井上尚弥

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京口紘人4度目防衛で団体内王座を統一「他団体も素晴らしいファイター、最高の舞台で戦いたい」

京口紘人(2021年2月3日撮影)

<プロボクシング:WBA世界ライトフライ級王座統一12回戦>◇10日(日本時間11日)◇メキシコ・グアダラハラ

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)が団体内王座統一に成功した。

WBA同級正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)との統一戦に臨み、8回TKO勝利で4度目防衛に成功し、昨年3月の米初進出に続き、2戦連続での海外防衛に成功した。

「本当にタフな相手にKOで勝てたことは誇りに思います。(相手に)素晴らしいファイトをしてくれてありがとうという思いと、反則があったことを謝りました。(反則は)厳しい目だったと思うが、それだけ相手にダメージを与えたので仕方がないかなと思った。(敵地で試合に臨んだ理由は)素晴らしい熱のあるメキシコのファンの前で勝つことで自分の価値も高まる。忙しく、真剣に戦いました。(次のステップは)他団体も素晴らしいファイターがいる。最高の舞台で戦いたい。メキシコ、日本のファンにありがとうと伝えたいです」

◆京口紘人(きょうぐち・ひろと)1993年(平5)11月27日、大阪府和泉市生まれ。3歳から父の道場で空手、12歳でボクシングを始める。伯太高から大商大へ進み、14年国体優勝、15年台北市国際カップ準優勝。アマ戦績は52勝(8KO)14敗。16年4月、2回KO勝ちでプロデビュー。17年2月に東洋太平洋ミニマム級王座獲得。同7月、IBF世界同級王座を奪取、18年12月にWBA世界ライトフライ級スーパー王座を獲得し世界2階級制覇。身長161・5センチの右ボクサーファイター。家族は両親、兄、姉。

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王者京口紘人が4度目防衛!正規王者に勝利し団体内王座統一に成功、2戦連続海外で防衛

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<プロボクシング:WBA世界ライトフライ級王座統一12回戦>◇10日(日本時間11日)◇メキシコ・グアダラハラ

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)が団体内王座統一に成功した。

WBA同級正規王者エステバン・ベルムデス(26=メキシコ)との統一戦に臨み、8回TKO勝利で4度目防衛に成功し、昨年3月の米初進出に続き、2戦連続での海外防衛に成功した。

開始から積極的に攻めた。京口の左フックにベルムデスが一瞬、グラつく。多彩な攻めで、1回から主導権を握る。3回にはベルムデスの左目上付近から出血。ドクターチェックで試合が一時ストップ。6回には京口はバッティングで減点1をとられたが、冷静さを失わない。7回にはダウンを奪うが、後頭部を打ったとして減点。それでも8回は開始から猛攻。レフェリーが試合を止めた。最後までペースを離さず、勝利を呼び込んだ。

「本当にタフな相手にKOで勝てたことは誇りに思います。(相手に)素晴らしいファイトをしてくれてありがとうという思いと、反則があったことを謝りました。(敵地で試合に臨んだ理由は)素晴らしい熱のあるメキシコのファンの前で勝つことで自分の価値も高まる。忙しく、真剣に戦いました。(次のステップは)他団体も素晴らしいファイターがいる。最高の舞台で戦いたい」。

京口は昨年3月、米ダラスでアクセル・アラルゴン・ベガ(米国)との3度目防衛戦で5回TKO勝ちして以来、1年3カ月ぶりのリングだった。昨年9月に右手親指周辺を骨折したことを皮切りに、左ひじ負傷、左ひざ腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)炎など続けてけがを負い、スーパー王者としてリング復帰ができない状態が続いていた。

その間、日本では4月9日に村田諒太(帝拳)が世界的スターのゲンナジー・ゴロフキン(カサフスタン)とのWBAスーパー、IBF世界ミドル級統一戦に臨み、6月7日には井上尚弥(大橋)が5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)とのWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級統一戦で再戦するなどビッグマッチが続いた。 京口は「近年の日本ボクシングは今までにない動きがある。従来の流れでは注目されない。国内で防衛戦だけしていても…。メキシコでのチャンスをいただけたので、これをクリアしたい」とあえてアウェーでの統一戦を選択した心境を明かした。あえて逆境というリスクを背負い、ボクシング文化の根づくメキシコでベルトを死守して存在感を示す。「アピールしたい」という有言実行通りにWBAのベルトを統一した。

◆京口紘人(きょうぐち・ひろと)1993年(平5)11月27日、大阪府和泉市生まれ。3歳から父の道場で空手、12歳でボクシングを始める。伯太高から大商大へ進み、14年国体優勝、15年台北市国際カップ準優勝、主将を務める。アマ戦績は52勝(8KO)14敗。16年4月、2回KO勝ちでプロデビュー。17年2月に東洋太平洋ミニマム級王座獲得。同7月、IBF世界同級王座を奪取、18年12月にWBA世界ライトフライ級スーパー王座を獲得し、世界2階級制覇。ザ・リング認定同級王者。身長161・5センチの右ボクサーファイター。家族は両親、兄、姉。

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井上尚弥、PFP1位選出に喜び「栄誉に恥じないためにもまた1つモチベーションが上がった」

3団体のベルトを肩にガッツポーズする井上尚弥(2022年6月7日撮影)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、ついに全階級を通じた「世界最強」ボクサーに選出された。世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌ザ・リングが10日(日本時間11日)、階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)の最近ランキングを発表。井上が日本人史上初のPFP1位に選出された。これまで井上はPFP2位が最高だった。

所属ジムを通じ、井上は「歴史と権威あるアメリカ『リング誌』のPFP1位に選出されました。1つひとつ積み上げてきた事がこうして評価されたことはボクサーとして光栄です。この栄誉に恥じないためにもまた1つモチベーションが上がった。次戦4団体統一に向けてまた頑張りますので期待していて下さい」と喜びのコメントを寄せた。

最後の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営とは対戦交渉を開始している。バトラーが契約を結ぶ米プロモート・プロベラム社は英国、中東などで興行開催実績を持っているものの、バトラー本人は「日本に行って井上と対戦したい」と希望。既に井上陣営も12月に1万5000人程度が収容できる首都圏の会場を確保している。

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井上尚弥、現役最強王者1位に選出されたPFPとは?過去には山中慎介らもトップ10入り

【イラスト】ザ・リング選定PFPランキング(6月10日付)

プロボクシングWBAスーパー、IBF王者の井上尚弥(29=大橋)が、全階級を通じて現役最強王者をランキングするパウンド・フォー・パウンド(PFP)の1位に選出された。創刊100年の歴史を誇る、米国の老舗ボクシング専門紙「ザ・リング」が発表した。世界的に最も権威のある日本人が1位になったのは史上初めて。7日にさいたまスーパーアリーナで行われた、5階級制覇王者のWBC王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との統一戦に2回TKO勝ちした実績が評価され、3位から頂点に立った。

PFPは階級の違いを考慮せずに、現役で誰が最強ボクサーかを比較するもの。歴史は古い。「ザ・リング」が、1944~60年代に圧倒的な強さで、ウエルター級、ミドル級の頂点に君臨したシュガー・レイ・ロビンソン(米国)を評価する称号として50年代に誕生したとされる。当時は全8階級で世界王者は各階級1人だけ。実際に対戦すれば最重量級のヘビー級王者が最強だが、体重差がないと仮定して対戦した場合、誰が最強かを示す指標とされ、89年にランキング化された。

現在は全17階級(WBCのみ18階級)あり、世界主要の認定王座も4団体に分かれる。団体によって1階級にスーパー、正規、暫定など複数の王者がいることもある。PFPでは過去に統一世界ヘビー王者マイク・タイソン(米国)や、ミドル級からヘビー級まで制したロイ・ジョーンズ・ジュニア(米国)、近年ではマニー・パッキャオ(フィリピン)、フロイド・メイウェザー(米国)、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)、サウル・アルバレス(メキシコ)らが1位に君臨した。

日本人では元WBC世界バンタム級王者山中慎介や元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志もトップ10入りしている。現在はESPNやボクシング専門サイトなども独自のPFPランクを選定する。

ちなみにPFPの発端となったシュガー・レイ・ロビンソン(米国)は、今も多くのボクシング専門家、関係者らがオールタイムでのPFPランキング歴代1位に推している。

ノニト・ドニアにTKO勝利した井上尚弥(2022年6月7日撮影)
3団体王座統一の快挙から一夜明け、3本のベルトを手に笑顔を見せる井上尚(撮影・菅敏)

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3団体王座統一の快挙から一夜明け、3本のベルトを手にポーズをとる井上尚(撮影・菅敏)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、ついに全階級を通じた「世界最強」ボクサーに選出された。

世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌ザ・リングが10日(日本時間11日)、階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングなど各階級の最新順位を発表。井上が日本人史上初のPFP1位に選出された。これまで井上は2位が最高だった。ザ・リングは順位を決めるパネリスト(識者)9人の意見とともに井上を1位にした経緯を電子版で記述している。

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ザ・リングによると9人の識者の意見を合わせ、井上は5対4で1位になることが決まったという。「我々のほとんどは勝利を予測していたが、あのような一方的な勝利を予見した人はいなかった。ドネアは39歳ながらも19年11月に井上に敗れた後は無敗の王者2人(WBC王者ウバーリ、WBC暫定王者ガバリョ)をKO撃破しているからだ」とあらためてドネア戦の衝撃の高さを説明した。

この経緯を元にザ・リングのトム・グレイ氏は「個人的な見解は井上のドネア戦勝利でPFP1位を獲得した」と説明。同誌の長年貢献してきたというアンソン・ウェイン・ライト氏も「ドネアに圧勝した人は誰もいない。井上の1位を希望。(1位から2位になった3団体統一ヘビー級王者)ウシクが(前王者)ジョシュアとの再戦で印象的だった場合、彼が1位に戻る可能性はある。(WBO世界ウエルター級王者)クロフォード(WBAスーパー、IBF王者)-スペンスJr.が決まり、勝った方が1位になる場合もあるものの、今は井上が1位が好みだ」とコメントした。

日本人スポーツライター杉浦大介氏も井上を支持。「井上が今のところ世界一のファイターだと思わないのは難しい。ここでアンソンとトムを支持します」。編集者ディエゴ・モレラ氏も「井上が1位に昇格することをサポートします」と賛同したという。

一方で1位だったウシクを支持する声も根強かったという。パネリストの1人、ミッチェル・モンテロ氏は「井上は間違いなく素晴らしいファイターだが、彼の戦いぶりはウシクの戦績を上回るものではない。少なくとも、まだだ」と解説。マーティン・マルカヘイ氏、アダム・アブラモビッチ氏、トリス・ディクソン氏らもウシク1位を支持した。

井上とウシクのどちらを1位にするか-。この時点で4対4と割れたが、最後に同誌ダグラス・フィッシャー編集長が持論を展開。「井上のパフォーマンスはセンセーショナルだと思った。彼は完璧な攻撃、ボクシングパワーをみせた。私は彼が少なくとも1つ順位を上げることに賛成だ(2位復帰)。実際、井上とウシクのどちらか」と説明した上で、井上を支持。日本人初のPFP1位が誕生することに至ったという。

1回、ドネア(左)にパンチを見舞う井上尚(2022年6月7日撮影)

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井上尚弥「誰もたどりつけなかった場所」日本人初PFP1位!米誌ザ・リングが世界最強1位発表

7日、ドネアにTKO勝ちし雄たけびを上げる井上尚弥

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、ついに全階級を通じた「世界最強」ボクサーに選出された。世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌ザ・リングが10日(日本時間11日)、階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)ランキングなど各階級の最新順位を発表。井上が日本人史上初のPFP1位に選出された。これまで井上はPFP2位が最高だった。井上は公式SNSを更新し「日本人がこれまで誰もたどり着けなかった場所まで来た #pfp1」と喜びをつづった。

前回ランクで1位は3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)、2位はWBO世界ウエルター級王者テレンス・クロフォード(米国)となり、井上は3位だった。この世界的スター2人を一気に追い抜いた。井上は7日、さいたまスーパーアリーナでWBC王者だった世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)を右クロス、左フックで2度のダウンを奪って2回TKO勝利。19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)のバンタム級決勝以来、約2年7カ月ぶりのリマッチで圧倒的な差をみせつけた。 ザ・リングのダグラス・フィッシャー編集長(52)は同誌公式サイトで「井上のパフォーマンスはセンセーショナルだと思った。彼は完璧な攻撃、ボクシングパワーをみせた。私は彼が少なくとも1つ順位を上げることに賛成だ(2位復帰)。実際、井上と(1位の3団体統一ヘビー級王者ウシク)のどちらか」と説明。最終的に井上を1位に認定することを決めたという。

<ザ・リング選定のPFPランキング>

<1>井上尚弥(日本)

<2>オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)

<3>テレンス・クロフォード(米国)

<4>エロール・スペンスJr.(米国)

<5>ファン・フランシスコ。エストラーダ(メキシコ)

<6>サウル・アルバレス(メキシコ)

<7>ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

<8>ドミトリー・ビボル(ロシア)

<9>ジョシュ・テイラー(英国)

<10>ジャーメル・チャーロ(米国)

◆ザ・リング 米国で1922年の創刊当初からボクシングを基本線に扱う月刊専門誌。毎月、独自の基準でランキングを選定し、最も歴史と権威ある雑誌とされ「ボクシングのバイブル(聖書)」と呼ばれる。同誌編集委員会に各国記者らを加えた構成で毎月独自に各階級とパウンド・フォー・パウンドのランキングを世界10位まで発表。設立当初から独自認定した王者にベルトも授与し、02年より本格的に各階級ごとにもベルト授与している。また年間最優秀選手などの表彰も行っている。

3団体のベルトを肩にガッツポーズする井上尚弥(2022年6月7日撮影)
1回、ドネア(左)にパンチを見舞う井上尚(2022年6月7日撮影)

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井上尚弥と日本での統一戦望むバトラー「私なしで彼は4団体統一できない」すでに交渉開始を明言

ポール・バトラー(ロイター)

ボクシングWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)が、WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)と日本開催で4団体王座統一戦に臨むとの希望を明かした。9日までにDAZNのインタビューに応じ、7日にノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回TKO撃破し、年内の4団体統一を目標に掲げた井上に反応。「何人か世界クラスと対戦したが、井上は別物」と実力を認めた上で「私なしで彼は4団体を統一できない。我々は(日本に)行く準備ができている」敵地で4団体統一を狙う意向を示した。

既に井上陣営との対戦交渉がスタートしていると明言。「チーム井上はスーパーバンタム級に上げる前という年内の対戦を望んでいる。必死に戦うつもりだ。彼のようなファイターを倒すために持てるすべてを出したい」と意気込んだ。4月にWBO暫定王座を獲得うしたバトラーは、正規王者ジョンリール・カシメロ(フィリピン)の王座剥奪を受け、正規王者に昇格した。一方、井上は8日の会見でバトラー戦実現のため、開催地にこだわらないスタンスをみせていた。

3団体のベルトを肩にガッツポーズする井上尚弥(2022年6月7日撮影)

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WBOバンタム級王者バトラー、井上尚弥と日本で4団体王座統一戦を希望「行く準備できている」

ポール・バトラー(ロイター)

プロボクシングWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)が、WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)と日本で4団体王座統一戦に臨むことを希望した。

7日にさいたまスーパーアリーナで世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回TKO撃破し、世界ベルト3本をまとめたモンスターに対し、バトラーは9日までにDAZNのインタビューに応じた。

「私なしでは4団体統一を達成できない。我々は(日本に)行く準備ができている。明日には荷物をまとめる準備をします」という意気込みを示し、敵地で4団体統一戦したい意向を明かした。

既に井上陣営との対戦交渉はスタートしているという。バトラーは「もう統一戦についての話し合いがあり、井上陣営はスーパーバンタム級に上げる前という年内の対戦を望んでいる。彼のようなファイターを倒すために持てるすべてを出したい」と意気込んでいた。

7日、ドネアにTKO勝ちし雄たけびを上げる井上尚弥

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元世界王者の比嘉大吾1年3カ月ぶり再起戦「楽しみというか緊張」7・13井岡一翔V5戦前座で

試合に向けて意気込みを語る元WBC世界フライ級王者の比嘉(撮影・鈴木正人)

プロボクシング元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(26=志成)が、7月13日に東京・大田区総合体育館で元WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者フローイラン・サルダール(33=フィリピン)との8回戦に臨むことが9日、発表された。

昨年4月、地元沖縄でWBOアジア・パシフィック・バンタム級王者として西田凌佑(六島)との初防衛戦で判定負けを喫して以来、1年3カ月ぶりのリングとなる。メインでは同門のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)のV5戦が組まれている。

同日に都内の所属ジムで会見に臨んだ比嘉は「久しぶりの試合でちょっと楽しみというか緊張があります。きちっと勝っていこうと思います。前回負けて1、2カ月後には練習を始めていたので問題ない。体重もうまく落とせる階級。集中して取り組んでいる」と静かに燃えた。

現在は東洋太平洋バンタム級10位に入るサルダールについて「1発のある選手かなと思う。自分のボクシングをすれば負ける相手ではない。自分のスタイルを仕上げていきたい」と気を引き締めた。

バンタム級では、井上尚弥(大橋)が7日にWBAスーパー、WBC、IBF世界王座を統一したばかり。井上とスパーリング経験もある比嘉は「(井上は)毎回すごい倒し方、想像を超える勝ち方をしている印象。自分も同じ階級なので、1戦1戦、目の前の試合に勝ってバンタム級王者になれればと思う」と強い意識を口にしていた。

試合に向けて意気込みを語る元WBC世界フライ級王者の比嘉(撮影・鈴木正人)
試合に向けてファイティングポーズする元WBC世界フライ級王者の比嘉(撮影・鈴木正人)

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