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飯伏の願い叶い新日ベルト「統一」世界ヘビー級王座

飯伏幸太(2021年2月8日撮影)

新日本プロレスは1日、会見を開き、IWGPヘビー級と同インターコンチネンタル(IC)のベルトを統一し、新たに世界ヘビー級王座を新設したことを発表した。

初代王者は現在2つのベルトを保持する飯伏幸太(38)となる。

今年1月に2冠王者となってから言い続けてきた飯伏の願いがついにかなった。「2つとも守りたいから、歴史を残したまま統一したい」。前日2月28日の大阪大会ではこれに反対する内藤の挑戦を退け、ICを死守。この日の統一実現につなげた。

また同大会で初のジュニアヘビー級王者に輝いたエル・デスペラードが、飯伏に挑戦表明をし、4日の旗揚げ記念(後楽園ホール)で飯伏との対戦が決定。現状ではスペシャルシングルマッチとして組まれているが、飯伏は「(ジュニアとヘビー)2つのベルトをかけてタイトルマッチをやりましょう」といきなりの初防衛戦を会社に要求した。

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内藤は飯伏に連敗「IWGPの名を残したかった」

バックステージで立ち上がれないまま悔しそうな表情をうかべた内藤(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

メインイベントのIWGPインターコンチネンタル選手権試合で、挑戦者内藤哲也(38)がIWGPヘビー級王座も同時保持する王者飯伏幸太(38)に敗れた。

1・4東京ドーム大会に続き、飯伏に2連敗となった。最後は王者必殺のカミゴェでフォール負けを喫した内藤は「東京ドームで、敗れた直後の挑戦。俺自身も早いと思うよ。俺が観客席にいたら『また内藤かよ。何で内藤なんだよ?』って思ってるよ、間違いなく」と自虐的に早期再戦での黒星を悔しがった。

飯伏がIWGPヘビー級王座、IWGPインターコンチネンタル王座の統一を掲げていることに危機感を抱いてインターコンチネンタル王座のみの挑戦で、統一阻止を狙う意図があった。内藤は「2本のベルトを統一って話を聞いたらさ、じっとしていられなかったよ。黙っていられなかった。もしかしたら、このあとすぐにでも統一されてしまう可能性があるんだよ。ノンビリしている暇はないだろ?」と持論を展開。「IWGPヘビー級王座っていう名前を残したかった。きっと統一されて、名前もすべて変わってしまうんでしょ? 負けてしまったから、もう言い訳はできない。でも俺はIWGPヘビー級王座っていう名前を残したかったぜ、カブロン」と悔しそうに振り返っていた。

カミゴェを内藤(左)に蹴りこむ飯伏(新日本プロレス提供)

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デスペラードが初戴冠、マスク剥ぎも乗り越えた

IWGPジュニアヘビー級王座ベルトを掲げるエル・デスペラード。両肩には25日に獲得したIWGPジュニアタッグ王座ベルト(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

第5試合に組まれた3WAY形式によるIWGPジュニアヘビー級王座決定戦は、エル・デスペラードが新王者となった。BUSHI(37)、エル・ファンタズモ(34)と王座を争い、23分12秒、ピンチェ・ロコの2連発でファンタズモをフォール勝ち。5度目のIWGPジュニア王座挑戦で初戴冠となった。

3者による目まぐるしい攻防が展開され、場外戦ではデスペラードがファンタズモのマスク剥ぎに見舞われた。完全にマスクを奪われたが、スペアのマスクを装着しなおすと、リングに戻ってファンタズモに向けてスピアー、馬乗りからのナックルパート連打で怒りを示した。BUSHIのMXを回避してサドンデスで場外排除したファンタズモとの一騎打ちとなったデスペラードは、ピンチェ・ロコ2連発で3カウントを奪った。

IWGPジュニアヘビー級王座は、19日の岩手大会で左大胸筋完全断裂のけがを負い、全治6カ月と診断された高橋ヒロム(31)が25日の後楽園ホール大会で同王座を返上を表明。高橋に王座戦を託されたBUSHI、挑戦者だったファンタズモ、高橋の意向に不満を持ち、割って入ったデスペラードの3WAY形式での王座決定戦が決まっていた。

メインイベント終了後、デスペラードはIWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタル両王座を保持する2冠王者飯伏幸太(37)への挑戦を表明。旗揚げ記念日興行となる3月4日、日本武道館大会で挑戦する見通しとなった。

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飯伏カミゴェで防衛「しょっぱかった」デスペ戦へ

カミゴェを内藤(左)に蹴りこむ飯伏(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

メインイベントのIWGPインターコンチネンタル選手権試合は、IWGPヘビー級王座も同時保持する王者飯伏幸太(38)が3度目の防衛に成功した。

挑戦者内藤哲也(38)の意向で、IWGPヘビー級王座は懸けられなかった1・4東京ドーム大会以来となる同カードは、飯伏が27分50秒、カミゴェで3カウントを奪った。

内藤の旋回式DDT、雪崩式エスペランサからのグロリアと大技を浴びながらも耐え抜いた王者はスワンダイブ式ジャーマン、シットダウン式ラストライドで応戦。得意のカミゴェを切り替えされ、バレンティアでマットにたたきつけられた。しかし強烈なラリアットで局面打開し、デスティーノを浴びてもリバース式カミゴェで突き返し、最後はカミゴェの連打で膝を内藤に突き出し、フォール勝ちした。

飯伏は「ボクはいつでも誰でも、どこでも、挑戦を受けると言ってきている。いつでも、絶対に逃げない、負けない、あきらめない。そして必ず、約束は守りますよ。今日はこんなにたくさん集まってくれて本当にありがとうございました」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

試合後にはIWGPジュニア王座、IWGPジュニアタッグ王座を保持するエル・デスペラードがリングに登場。「防衛おめでとうございます、チャンピオン。こんな試合後にリングに入るのは勇気がいりますよ。今日、僕も初めてベルトを取ったのですよ、シングルで。ボクが初めてシングル挑戦したのは、誰か知っているヤツいる? 大阪でIWGPジュニア王者飯伏幸太にこてんぱんにのばされたのは何年前でしょうか? 今日やっと(ジュニアベルトを)取ったんだけど。ここ何年か、旗揚げ記念日はジュニアとヘビーの王者がシングルマッチするじゃないですか。それで、だいぶ時間かかっちゃったけど初戴冠のご祝儀を頂きに参りました。ついでにその2つのベルトが欲しいなあ。だいぶ経ったからあの時の俺じゃねえところをみせてやるかさ」と挑戦表明を受けた。

すると飯伏は「8年前だよ。いつでもいいよっていつも言っている。いつでもどこでも誰とでも、挑戦を受けますよ。久しぶりにシングルできるのは。俺は覚えているよ。しょっぱかったお前を」と王者の風格をみせた。デスペラードから8年前とは違う姿をみせつける姿勢を示されると「それをみせてもらいましょう。あと4日」と3月4日の日本武道館大会を見据えながら、IWGPヘビー、IWGPインターコンチネンタルの両ベルトを掲げた。

IWGPインターコンチネンタル王者飯伏(右)に旋回式DDTを繰り出す内藤(提供:新日本プロレス)
バックステージで立ち上がれないまま悔しそうな表情をうかべた内藤(新日本プロレス提供)
IWGPインターコンチネンタル王座の3度目防衛を成功させ、IWGPヘビー級王座のベルトとともに掲げた王者飯伏(提供:新日本プロレス)
IWGPジュニアヘビー級王座ベルトを掲げるエル・デスペラード。両肩には25日に獲得したIWGPジュニアタッグ王座ベルト(新日本プロレス提供)

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棚橋「野望言っておきましょう」ベルト巻かずに熱弁

NEVER無差別級ベルトを死守し、安堵(あんど)の表情を浮かべた王者棚橋(提供:新日本プロレス)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

NEVER無差別級王者棚橋弘至(44)が初防衛に成功した。グレート・O・カーンの挑戦を受け、15分44秒、回転十字固めでフォール勝ちを収めた。王座防衛後もNEVER無差別級のベルトを巻くことはなかった。

棚橋は「ベルトへの気持ち…巻くまかないはあるけれども、リスペクトの気持ちがあるだけじゃ、ダメかな? 横並びなんです、NEVERと棚橋は。一気に駆け上がっていくんです」と独特な表現でこだわりを口にした。さらに「せっかく防衛したことだし、俺の野望を手っ取り早く言っておきましょうか。IWGPまで、引き上げてやる」とも付け加えた。

序盤からサイドスープレックス、左膝へのストンピング、左膝への十字固め、さらには玉座を浴びて劣勢になった棚橋は、会場から後押しする大きな拍手をもらった。すると、エルボー連打からのフライング・フォア・アームで反撃を開始。続けてバリエーション豊富なドラゴンスクリューを駆使した後、四つ葉固めで膝攻撃をお返し。オーカーンから「イスをよこせ」と言われたセコンド辻陽太も陽動作戦に負けず、棚橋を支持。さらに大きな拍手を受けた棚橋はツイスト・アンド・シャウトを有効活用し、リズムを取り戻すとハイフライアタックも敢行した。

ハイフライフローを誤爆し、動きが鈍くなった棚橋は、ショットガンドロップキック、アイアンクロー式バックブリーカーも浴びた。O・カーンのエリミネーターを食らい、ピンチに陥った。しかし最後まで諦めることのない棚橋は切り返して変形の十字固めで抑え込み、3カウントを奪取。O・カーンとの因縁にも終止符を打った。

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オカダ咆吼「乗りに乗っている」新技でバレット屈服

オーエンズ(中央)をマネークリップで絞めあげるオカダ(左)(提供:新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

オカダ・カズチカ(33)が気合十分のマネークリップでギブアップを奪い、リングで仁王立ちした。

第2試合で、矢野通(42)、石井智宏(45)と組み、チェーズ・オーエンズ(30)、ジェイ・ホワイト(28)、EVIL組との6人タッグ戦に臨んだ。オーエンズとの対決となったオカダはエルボー連だからフロントハイキックで攻め込むと、終盤にはジャンピングニーからのジュエルヘイストを狙ってきたオーエンズをマネークリップで捕獲。気合の雄たけびをあげながら絞めあげ、ギブアップを奪ってみせた。

27日のCASTLE ATTACK第1日では、オカダがEVILとのシングル戦を制し「そろそろ、IWGPの戦いにいっていいよね」と王座戦線へのカムバックに意欲をみせた。大阪城ホールで2日連続のバレットクラブ撃破を成し遂げ、レインメーカーはさらに勢いづいた。オカダは「昨日の試合ダメージもあり、コンディションはいいとは言えないけど、そういう状況で一本を取ることができたので、オカダ・カズチカ、乗りに乗っているということなんじゃないかな」と満足顔。春のニュージャパン杯制覇、IWGP王座挑戦への青写真を描いていた。

タッグ戦に勝利した左から石井、1人おいてオカダ、矢野(C)新日本プロレス

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IWGPタッグは邪道妨害でロア&トンガ兄弟が防衛

ロア、トンガ組にダブルラリアットを見舞う後藤(C)新日本プロレス

<新日本:CASTLE ATTACK>◇28日◇大阪城ホール

第3試合のIWGPタッグ選手権試合は、王者タンガ・ロア(37)、タマ・トンガ(38)組が2度目の防衛に成功した。

挑戦者のYOSHI-HASHI(38)、後藤洋央紀(41)組の合体技に苦しめられながらも、セコンドの邪道による竹刀攻撃を背中に受けた後藤をトンガがガンスタンで仕留め、フォール勝ちを収めた。約4年9カ月で計7度の同王座戴冠を誇るバレットクラブのG.O.D(ゲリラズ・オブ・ディスティニー)が快勝した。

YOSHI-HASHI、後藤組の奇襲で試合がスタートし、王者組は主導権を握られた。6種類はあるとされるCHAOS組の合体技を次々と浴びながらも、王者組もトンガツイスト、マジックキラーで反撃。拮抗(きっこう)した試合展開となったものの、ロープにいった後藤の背中に向け、セコンドの邪道が竹刀攻撃。反則技で動きが鈍くなった後藤を捕獲したトンガがガンスタンで大ダメージを与え、3カウントを奪った。

コーナーに上り、雄たけびを上げる後藤洋央紀(新日本プロレス提供)

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オカダがEVIL撃破、スッキリしてIWGP狙いへ

EVILをマネークリップで絞め上げるオカダ・カズチカ(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇27日◇大阪城ホール

オカダ・カズチカ(33)がEVILとの因縁対決を制した。オカダは昨年7月、NEW JAPAN CUP決勝でEVILに敗れた。以後、シングル戦を要求してきたが実現せず。ようやくかなった一戦だった。

気持ちをこめた激戦。最後は必殺技のレインメーカーを繰り出し、EVILを撃破した。試合後はマイクをたたいて三三七拍子からの「オオサカジョー!」の絶叫。「すごい個人的なことを言わせてもらえると、スッキリしました。(EVILが所属の)バレットクラブとのくそみたいな戦いをみなさんにお見せして申し訳ない」と言った。

スッキリした先の目標には、IWGPヘビー級のベルトを明確に掲げた。「IWGPの戦いに行っていいですよね。でも大人の世界、正しくいかないといけない。まずNEW JAPAN CUPを制してIWGPの戦いに行きたいと思います」と宣言した。

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棚橋弘至NEVERへの思い「ちょっくら長旅でも」

前哨戦に敗れ、グレート・O・カーンに踏み付けられる棚橋弘至(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇27日◇大阪城ホール

小島聡、天山広吉、棚橋弘至×ジェフ・コブ、ウィル・オスプレイ、グレート・O・カーンのタッグ戦は10分22秒、オスプレイが天山をオスカッターからの片エビ固めで撃破した。

28日にNEVER無差別級王座戦で激突する王者の棚橋と挑戦者O・カーンの前哨戦となった。ともに意識した戦い。最後はオスプレイが決着を着けた。

O・カーンは棚橋を挑発。「IWGP(ヘビー級王座)より下だと見下し、腰にも巻かないそのNEVERのベルトに価値は、意味は、愛は、やる気は、輝きはあるのか。答えられるものなら答えてみろよ。貴様には豚に真珠だ! 明日、弟子もベルトもすべて略奪してやる!」。

受ける棚橋は「なぜNEVERのベルトを巻かないか。最初の考えと変わってきました。最初はね。IWGPをもう1回目指すんだと。でもそうじゃなくて棚橋弘至にNEVERのベルトを巻く資格があるのかどうか。だからNEVERを巻く日は俺が納得して初めて巻くんだと思います。それが明日か、その先かもしれないし。ちょっくら長旅でもしようぜ」と謎のコメントを残して、控室に消えた。

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後藤洋央紀が前哨戦勝利「王者の戦い方教えてやる」

コーナーに上り、雄たけびを上げる後藤洋央紀(新日本プロレス提供)

<新日本:CASTLE ATTACK>◇27日◇大阪城ホール

後藤洋央紀が28日に行われるIWGPタッグ選手権の前哨戦で快勝した。

YOSHI・HASHIと組み、王者G.o.D(タマ・トンガ、タンガ・ロア組)に挑む。前の試合、タンガ・ロアとYOSHI・HASHI戦で、タマ・トンガが乱入した試合終盤から参戦。後藤は6分39秒、GTRからの片エビ固めで撃破した。

試合後は「まだ気づかないのか。おまえらの戦い方はチャンピオンとして間違っている」と批判し、「明日、俺とYOSHI・HASHIがチャンピオンになって、本当のチャンピオンの戦い方はこういうものだと教えてやるよ!」。

対したタマ・トンガは「うーん、こんなはずじゃなかった。でも俺はここから生まれ変わる。だから今日のところは潔く負けを認めよう。だが負けたからといって態度を改めるつもりはない。ゴトー、おまえのその膨れあがったデカ頭を必ずぺしゃんこにしてやる」と強気に言い放った。

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KENTA王座奪還失敗 モクスリーのパワーに屈す

KENTA(21年1月撮影)

<NEW BEGINNING USA 2021>◇26日(日本時間27日)◇米国

新日本プロレスワールドで配信された「NJPWストロング」のメインマッチで、IWGP・USヘビー級王座の挑戦権利証を持つKENTA(39)が、王者・ジョン・モクスリー(35)に敗れ、王座奪還とはならなかった。モクスリーは昨年2月以来となる3度目の防衛となった。

「これ以上時間を無駄にしたくない。いつでもどこでも戦う準備はできている」。半年間、権利証を守り続け、募った怒りを王者にぶつけていったが、必殺技のgo 2 sleepをさく裂させることはできず、逆にデスライダーを食らい、リングに沈んだ。

強烈なエルボー合戦で勝るなど、188センチ、102キロの巨体をものともせず、立ち向かった。中盤には場外のテーブルの上にモクスリーを寝かせ、コーナーから豪快にエルボードロップを決めた。優勢な場面もあったが、最後は王者のパワーに屈した。

KENTAは昨年8月、米国での「ニュージャパンカップ」で優勝し、モクスリーへの挑戦権を獲得。その後モクスリーは一向に姿を現さず、タイトル挑戦を待ち望むKENTAは、今年1月4日の新日本東京ドーム大会で、小島を破って権利証5度目の防衛に成功。モクスリーからは映像が届き「ついにオマエたちの前に帰って来るぞ」とメッセージ」が紹介された。

1月30日配信の「NJPWストロング」では、モクスリーに襲撃されたが、今月3日には、逆にAEWの試合に乱入し、KOするなどやりあった。前哨戦となった11日の試合ではケニー・オメガと組み、パイプ椅子やごみ箱、はしごなどが散乱した大荒れの試合を制し、士気を高めたが、半年に及ぶベルトへの熱い思いは届かなかった。

試合後、配信で解説を行っていた棚橋が「次は俺が行く(挑戦する)かなあ」と意味深な発言。さらに「僕が言えば、受けてくれると思う。どこかで発信しておかないと。棚橋対モクスリーを自分が見てみたい」と語った。

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内藤哲也5戦ぶり復帰、飯伏と前哨戦で右膝不安一蹴

飯伏(下)にヘッドロックを決める内藤(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス後楽園大会>◇25日◇後楽園ホール◇観衆503人

今月16日の後楽園大会で右膝を負傷した内藤哲也(38)が5試合ぶりに復帰し、元気な姿を見せた。28日にIWGPインターコンチネンタルのベルトをかけて挑戦する飯伏幸太(38)と最後の前哨戦に挑み、勝利を収めた。

痛めた右膝をかばう様子も見せず、飯伏に低空ドロップキックを浴びせ、足4の字固めを決めた。試合後は飯伏の前で屈伸をしてみせるなど復調をアピール。ベルトを見せつける王者の挑発にも乗らず、軽快な足取りで会場を後にした。

ヘビー級との2冠統一を掲げる飯伏に反論し、インターコンチネンタルのみのベルトに挑戦表明。統一の意図を求めていた飯伏が先日、その思いをついに口にした。「2つとも歴史を残したまま、統一する。そして世界的なレベルのベルトにしていきたい」。別々のものと考える内藤は「この先のビジョンがちゃんとあったということだね。意見が違うのは当たり前。どっちの意見も間違っていない」と認めた。その上で、なかなか真意を語らなかったことに関しては「遅すぎるかな。考え直した方がいいと思う」と苦言を呈した。

それでもお互いを認め合う同い年のライバルと、約2カ月ぶりの再戦が楽しみであることに変わりはない。「何度やっても楽しい。ちょっとピリピリした雰囲気の中、試合ができることがうれしい」と話した。

欠場した4試合ではすべて選手と帯同し、リング上で内藤哲也のプロレスが見せられないことをおわびして回った。普段からファンのことを「お客さま」と呼ぶ内藤。15年にユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」を立ち上げた。ブーイングが声援に変わり、最初は皮肉も込めていたが、今は感謝の思いを込めて使っている。

「あとは大阪城ホールのリングで戦うだけ」と右膝の不安を一蹴した。28日「お客さま」の前で最高のパフォーマンスを見せ、1つ目のベルトを奪取する。【松熊洋介】

内藤(左)に顔面蹴りを浴びせる飯伏(撮影・中島郁夫)

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高橋ヒロムが手術決断でベルト返上 三つ巴戦が勃発

試合前、IWGPジュニアヘビー級王者のベルトを新日本プロレス菅林直樹会長(右)に返上する高橋ヒロム(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス後楽園大会>◇25日◇後楽園ホール◇観衆503人

19日の岩手大会で左大胸筋完全断裂のけがを負い、全治6カ月と診断された高橋ヒロム(31)が、IWGPジュニアヘビー級のベルトを返上することを明かした。

高橋は包帯を体に巻いた状態でベルトを肩にかけてリングに登場。「自分の夢はジュニアヘビー級のベルトを巻いたままゴールデンタイムで試合をすること、そして東京ドームのメインでジュニアヘビー級王座選手権をやること」と語り、夢実現のために手術を決断したことを報告した。

高橋は28日に大阪大会で行われる予定だったファンタズモとのタイトルマッチは欠場。「BUSHIさんに代わりに出て欲しい」と同ユニットの仲間に託した。これにはこの日ジュニアタッグ新王者に輝いたデスペラードが反論。高橋が返上したベルトを持ってこさせ「お前らのシングルマッチは認めない。どう考えたって次は俺だ。100万歩譲って3WAYならやってやるよ」と発言。3人でのベルト争いが勃発した。

高橋の提案に割り込んだ形のデスペラードだが、昨年のベスト・オブ・ザ・スーパージュニアでは王者高橋に惜敗し、準優勝。実績を伴っての発言に自信を持つ。「返上して歴史が途切れたのに、ケガしたチャンピオンの推薦でいいのか。能力のある人間が戦って奪い合うからこそのベルトだろう」と会社に提言した。

現時点で唯一タイトルへの挑戦権を持つを持つファンタズモはデスペラードの言葉にうなずき、3WAYを受けて立つ意向を見せた。BUSHIも「3WAYでも俺は別に構わない。2人に借りはあるからな。ヒロムのためにも俺がチャンピオンベルトを巻く」と仲間の分まで背負ってリングに立つ意志を見せた。

高橋の欠場によって勃発した3人のベルト争いはどのような展開になるのか。新日本の決定が待たれる。【松熊洋介】

試合前、IWGPジュニアヘビー級王者のベルトを返上する高橋ヒロム(撮影・中島郁夫)

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金丸&デスペが奪取「疑惑の右足」逆用してリベンジ

エル・ファンタスモ(中央)のまた割きをする金丸(左)とエル・デスペラード(撮影・中島郁夫)

<新日本プロレス後楽園大会>◇25日◇後楽園ホール◇観衆503人

頭脳プレーでベルトを再奪取した。IWGPジュニアタッグ選手権は、前王者で挑戦者の金丸義信(44)、エル・デスペラード組が石森太二(38)、エル・ファンタズモ(34)組を破り、3度目の戴冠を果たした。

当初対戦予定だった高橋、BUSHI組が、高橋の左大胸筋完全断裂のケガにより欠場。23日の後楽園大会で挑戦表明し、対戦が実現、リベンジに成功した。

ファンタズモの疑惑の右足を逆に利用した。終盤、金丸がファンタズモに蹴りを要求。右足を受け止めると、そのまま振り回し、石森の顔面にヒットさせた。KOされた石森にデスペラードがピンチェ・ロコを決め、3カウントで沈めた。金丸は「1発でベルト取り返してやったよ」としてやったりの表情を見せ、デスペラードも「タッグとしての能力は雲泥の差。あるべき場所にベルトが戻ってきた」と話した。

2人は今年1月23日の大田区大会で石森、ファンタズモ組に敗れ、ベルトを失った。それまでの前哨戦でファンタズモの強烈な右足の蹴りを受けていた金丸は「靴に何か入っている」と訴えたが、聞き入れられず。レフェリー2人も負傷退場する大荒れの中、またしても金丸がスーパーキックでKOされた。その後も他選手が次々と食らってもん絶。謎は解明されないままこの日を迎えていた。

背中引っかき攻撃など、卑劣な技で攻撃を仕掛ける相手に苦しみながらも勝利を手にした。金丸は「この戦い方、よく覚えとけよ。これが俺とデスペラードのタッグチームだ」。17年からパートナーを組む2人。ファンタズモの靴の謎は解明されなかったが、華麗なコンビネーションで奪ったベルトに、ようやく納得の表情を見せた。【松熊洋介】

エル・デスペラード(中央)の背中をひっかくエル・ファンタスモ。上は石森(撮影・中島郁夫)
IWGPジュニアタッグ選手権を制した金丸義信(右)・エル・デスペラード組(撮影・中島郁夫)

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52歳永田裕志”完全復活”近し「あとは勝つだけ」

新日本後楽園大会 SANADAの背中に強烈な蹴りを浴びせる永田裕志(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇17日◇東京・後楽園ホール

52歳の永田裕志が“完全復活”まであと少しだ。タッグマッチで対戦するはずだった内藤が前日の試合で右膝を負傷し、欠場。

急きょSANADAとのシングルマッチが実現した。全盛期をほうふつとさせる強烈なエルボーや延髄切り、垂直落下式ブレーンバスターを浴びせるなど、見せ場を作った。最後は相手得意技のラウンディング・ボディ・プレスで力尽きたが「気持ちは負けていない。まだまだ立ち上がる」と力強く言い切った。

14日から始まった今シリーズでは、内藤、SANADAら新日本を引っ張る選手らと対戦。これまでは若手を相手にすることが多かった。「久しぶりにトップ戦線の連中と戦って、1つ1つの技が正確だった」と力の差を痛感。連日3カウントを奪われてはいるが、徐々に感覚をつかみつつある。16日の試合後には「完全復活まであとちょっと。あとは勝つだけ」と手応えも感じている。

かつてはヘビー級防衛10回を記録し「ミスターIWGP」と言われた。デビュー29年目を迎え、先輩としての威厳は保ち続ける。「(新日本が)いい時も悪い時も底辺の時も見てきた。試合ができることに全選手が感謝を持って戦うべき。今年は厳しくいく」と後輩たちに背中で教える。「現状から天に昇ればいいだけのこと。まだまだギブアップしない」。永田の勝利が新日本をさらに熱くする。【松熊洋介】

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ロア&トンガ「シューズ片方でも勝った」王者の貫禄

新日本後楽園大会 勝利後マイクパフォーマンスを行うタンガ・ロア(左)。右はタマ・トンガ(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

IWGPタッグのベルトを持つタンガ・ロア(37)、タマ・トンガ(28)の兄弟コンビが王者の貫禄を見せつけた。

EVILを従えて6人タッグマッチに出場。28日大阪大会でタイトルへの挑戦を受けるYOSHI-HASHI、後藤組にオカダを加えた3人に快勝した。いつもは入って邪魔をするセコンドのディック東郷や邪道の力もほとんど借りずに勝利。ロアは途中、シューズが脱げるアクシデントがあったものの、何事もなかったかのようにそのまま戦い、YOSHI-HASHIにエイプシットを決めて3カウント。「片方のシューズでも勝った」と余裕の表情を見せた。

16年に弟・ロアの新日本参戦を機にタッグを組み始め、同4月いきなり王者に輝いた。今年1月には史上最多7度目の戴冠。防衛回数も計10回と最強タッグとの呼び声も高い。95キロのトンガと100キロのロア。巨体を生かした大技だけでなく、見た目以上に身のこなしが軽やかで、息のあった連携技も相手にとって脅威となっている。この日解説席にいた元ジュニアタッグ王者の金丸も「こいつらはすごい。いろいろ考えてやっている」と評価する。

防衛戦前日の27日(大阪)には、トンガが後藤と、ロアがYOSHI-HASHIとそれぞれシングルマッチを戦う。ロアは「そこでぶっつぶすから翌日(のタイトルマッチ)はもう現れないだろう」と挑発。トンガも「デカ頭を踏んづけて上にいってやる」と続けた。この日敗れた後藤は「何が来ようと乗り越えてやる」というのがやっと。史上最強の兄弟タッグが、規格外のパワーとコンビネーションで2日連続の勝利をつかむ。【松熊洋介】

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鷹木信悟「もっとエネルギッシュに」永田裕志にゲキ

新日本後楽園大会 永田裕志にパンピングボンバーを浴びせる鷹木信悟(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

鷹木信悟(38)が52歳永田裕志にげきを飛ばした。内藤と組み、永田、飯伏組とのタッグマッチに2日連続で勝利。

得意のパンピングボンバーからラスト・オブ・ザ・ドラゴンを浴びせてリングに沈めた。

2日間とも手応えがなかったのか、バックステージでは、鼻歌を歌いながら「永田さんよ。もっとエネルギッシュに来てくんなきゃ、おもしろくないよ。また当たった時は遊んでくれよな」と語り、意気揚々と控室に消えた。

奮起を促す裏には、今月12日に58歳でノアのGHCヘビー級新王者に輝いた武藤の存在がある。鷹木と同じ山梨県出身で、ともに観光大使を務める大先輩の姿に自身も刺激を受けた。「キャリアも年も20年上だけど、トップのベルトを取った。永田もまだまだ老け込むには早い」と話す。02~03年にかけてヘビー級でV10を達成し「ミスターIWGP」と呼ばれた永田も現在52歳。鷹木はその技とパワーを「もっと体感したい」とハッパを掛ける。

もちろん鷹木自身も新たなタイトル奪取を見据える。1月30日のNEVER無差別級選手権試合で棚橋に敗れ、王者陥落。前シリーズでは出場がなかった。約2週間休養し、元気いっぱいの鷹木。最終戦の大阪大会ではカードが組まれていないが、3月の「NEW JAPAN CUP」に向け「とことん暴れ狂ってやる」と意気込む。今シリーズ残り6戦。メインの舞台に立てなくても、存在感を残し、来月からの戦いにつなげる。【松熊洋介】

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内藤哲也、2冠統一「賛成できない」阻止へ全力挑戦

内藤哲也(奥)は、飯伏幸太の膝を狙ってドロップキックを決める(撮影・浅見桂子)

<新日本:後楽園大会>◇15日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレス後楽園大会が15日行われ、28日大阪大会でIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦する内藤哲也(38)が、2つのベルトへの思いを語った。

ヘビー級との2冠統一を掲げる飯伏との前哨戦に勝利後「ヘビー級にあこがれて新日本に入った俺は賛成できない。阻止するために全力で挑む」とファンの前で宣言。もともと2冠王者となったのは昨年1月の内藤が初めてだが、1度も統一を提案したことはないという。「別々にやろうと言ったが、採用されなかった。新しい試みはいいけど、統一されたら2つの歴史に終止符が打たれてしまうと思う」と持論を述べた。

飯伏幸太(右)は、内藤哲也に膝を攻められて吹っ飛ぶ(撮影・浅見桂子)
飯伏幸太(手前)は、内藤哲也に膝を攻められ痛がる(撮影・浅見桂子)
内藤哲也(下)の攻めをかわす飯伏幸太(撮影・浅見桂子)
内藤哲也(手前)を必死の形相で攻める飯伏幸太(撮影・浅見桂子)

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右足に鉄板?高橋ヒロムがファンタズモに疑念も一蹴

エル・ファンタズモ(左)にフランケンシュタイナーを決める高橋(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇14日◇東京・後楽園ホール

ジュニア王者もファンタズモの右足にやられてしまうのか-。

IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(31)が、28日大阪大会で2度目の防衛戦を戦うエル・ファンタズモ(34)と今シリーズ初の前哨戦に臨んだ。高橋はゴング前にレフェリーに確認を取ったが異常なしと判断。ところが途中で腹にキックを浴びて膝をつき、険しい表情を見せた。致命傷とはならなかったが「右足に鉄板でも入れてるのか」と疑念を抱いた。

ファンタズモの右足といえば、今年に入ってからたびたび、対戦相手が蹴りを食らってもん絶するシーンが見られた。「何か硬いものが入っている」と疑惑が浮上した。ファンタズモは靴は脱ぐものの、中まで見せることはなく、詳細は不明。そして1月23日に行われたIWGPジュニアタッグ選手権では、金丸がスーパーキックを受けてKOされ、ベルトを奪われてしまった。

高橋はタイトル挑戦を受けるかわりに、BUSHIと組んでファンタズモ・石森の持つIWGPタッグ挑戦を交換条件に挙げた。25日後楽園大会での対決が決まった。ファンタズモは「俺のキックを食らうかもという不安が伝わってきた」とあおるが、BUSHIは「お前の足、暴いてやるよ」と臨戦態勢。高橋も「右足さえ気を付ければ大した相手じゃない」と一蹴した。今度こそ疑惑を晴らし、正々堂々とぶつかる。【松熊洋介】

石森(右)を利用してエル・ファンタズモ(左)にドロップキックを浴びせるBUSHI(撮影・中島郁夫)
石森(右)を利用してエル・ファンタズモ(左)にドロップキックを浴びせるBUSHI(撮影・中島郁夫)

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内藤哲也「簡単な方法は取らない」あえていばらの道

飯伏幸太(左)にドロップキックを浴びせる内藤哲也(撮影・中島郁夫)

<新日本:後楽園大会>◇14日◇東京・後楽園ホール

新日本プロレス後楽園大会が14日に行われ、内藤哲也(38)が28日の大阪大会でIWGPインターコンチネンタル(IC)王座をかけて挑戦する、2冠王者・飯伏幸太(38)との前哨戦に勝利した。

11日の挑戦表明後、初対決とあって、手の内を探り合う程度で終えた。ヘビー級との2冠統一を掲げる飯伏に反対し、今回はICのみの挑戦を表明。今年1月東京ドーム大会で飯伏に敗れ、2冠を失った内藤は、来年同じ舞台に戻ってくることが最終目標。「ヘビー級を取る方が、来年の東京ドームに近いことは分かっている。でもそんな簡単な方法は取らない」とあえていばらの道を進む。

内藤哲也(左)にドロップキックを浴びせる飯伏幸太(撮影・中島郁夫)
内藤哲也(左)にハイキックを浴びせる飯伏幸太(撮影・中島郁夫)

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