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【WWE】新日本G1出場のジョナ、戸沢陽を撃破 巨漢を生かしたパワフルな技で3カウント奪う

戸沢陽(下)にツナミを仕掛けた元新日本プロレスのジョナことブロンソン・リード(C)2023 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇16日(日本時間18日配信)◇米オハイオ州シンシナティー・ヘリテージ・バンクセンター

22年の新日本プロレス真夏の祭典G1クライマックスにも出場し、オカダ・カズチカを下したジョナことブロンソン・リードが圧倒的なパワー差を見せつけた。

戸沢陽とのシングル戦に臨み、4分20秒、ツナミ(フロッグスプラッシュ)で沈めて存在感を示した。

巨漢を生かした串刺しボディーアタック、ボディースラム、スライディング式ヒップアタックとパワフルな技で戸沢を追い詰めた。フランケンシュタイナー、トペ弾などで局面打開を狙った戸沢のエプロンからのセントーンをキャッチすると、バリケード(防護壁)に向けてパワーボムでたたきつけ、大ダメージを与えた。最後はコーナートップからのツナミで押しつぶし、3カウントを奪ってみせた。

13年からノアに参戦後、19年にWWEのトライアウトに合格して新加入。傘下のNXTで北米王座を獲得していたが、21年にコロナ禍による経費削減の影響で解雇の憂き目に。同年11月から新日本に参戦し、昨夏のG1クライマックスではAブロック4勝2敗と勝ち越していた。

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【WWE】新日本G1出場のジョナ、解雇から1年4カ月ぶりの復帰 ザ・ミズと共闘か?

WWE復帰を果たしたジョナことブロンソン・リード(右)。中央はザ・ミズ(C)2022 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:ロウ大会>◇19日(日本時間21日配信)◇米アイオワ州デモイン・ウェルズ・ファーゴ・アリーナ

今年の新日本プロレス真夏の祭典G1クライマックスにも参戦したジョナ(34)が約1年4カ月ぶりにWWE復帰を果たした。21年8月に解雇して以来のリングで、当時のリングネームのブロンソン・リードとして登場。ザ・ミズとデクスター・ルミスによる現金総取りラダー(はしご)マッチ途中、ミズがはしご頂上付近でルミスから落とされた。その直後にリードが姿をみせ、はしごを揺らしてルミスを落下させると、ツナミ・スプラッシュで大の字にさせた。その隙にミズをはしごに戻し、勝利をアシストしていた。

19年2月にWWEのトライアウトに合格し、NXTを主戦場としていたリードは21年5月にNXT北米王座を獲得しながら、同年8月にまさかの解雇。同年11月からはジョナとして新日本に参戦し、今年のG1クライマックスではオカダ・カズチカを下すなど大暴れしていた。

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オカダ・カズチカ「これからは誰の時代になるのか」新しい時代の幕開けを宣言

10日、ジェイ・ホワイト(左)と挑発し合うオカダ・カズチカ

史上4人目となる新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」連覇を達成したオカダ・カズチカ(34)が、新しい時代の幕開けを宣言した。

11日、都内で行われた会見で、来年1月4日開催の東京ドーム大会「レッスルキングダム17」でIWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトに挑戦することが正式に決定。会見では、団体創設者アントニオ猪木さんが1日に心不全で死去したことに触れ、「1つの時代が終わった。これからは誰の時代になるのか。ドームのタイトルマッチにかかっていると思うので、しっかりと勝っていきたい」と気を引き締めた。

前日10日の両国大会では、今年のG1で唯一の敗戦を喫していたJONAHにリベンジを果たし、ホワイトとのタイトルマッチへ死角はなくなった。過去の直接対決は1勝4敗。6月には直接ベルトを奪われ、AEWとの合同興行で開催の4WAYタイトルマッチでは、奪還に失敗。それでも、新日本の「今」になる自信がある。

この日、隣に並んだ王者からは、何度も「弱虫!」とののしられたが、どこ吹く風だった。「なんとでも言って。G1を優勝していない人には何もわからないでしょうね。ありがとうございます、ジェイ君、ジェイ君」と「君」の部分を強調して、余裕を見せつけた。

今後は、国内の秋季シリーズには参戦せず、米国大会で前哨戦を行う予定。「昨日の大会前には猪木さんへ10カウントを送った。昨日で気持ちを新たに、しっかりと新しい新日本プロレスを見せていきたい」と意気込んでいた。

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【新日本】オカダ・カズチカ「猪木さんに届いた」JONAHに勝利 試合後には猪木さんのポーズ

試合後、JONAHに勝利したオカダ・カズチカは亡くなったアントニオ猪木さんのポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:両国大会>◇10日◇東京・両国国技館◇観衆4059人

今年の夏にG1連覇を成し遂げたオカダ・カズチカ(34)が、リーグ戦で無敗優勝を阻まれた“怪物”にリベンジを果たした。

セミファイナルで、体重160キロのJONAH(ジョナから英語表記に変更)と対戦。G1で唯一黒星を喫した相手に、今回も極限まで追い込まれた。試合開始早々に、場外の鉄柵が曲がるほどの勢いで打ち付けられ、リングが揺れるほどの勢いで鉄柱に投げ飛ばされた。解説の棚橋が「ここまで苦しそうなオカダは珍しい」と評する劣勢だった。

だが「俺が胸を貸してやる」と強い思いでリングに上がったG1覇者が、負けるわけにはいかなかった。その体重ゆえに負担がかかる相手の膝に集中砲火。手数では下回ったものの、的確な攻撃を続けて体力を奪った。そして最後は、19分53秒。開脚式変形ドライバーからのレインメーカー(短距離式ラリアット)で仕留めた。JONAHの新日本初となるピンフォール負けは、オカダ必勝パターンで味わわせた。

1日に心不全で死去した団体創設者アントニオ猪木さんに届ける勝利だった。両手を大きく広げる自身の「レインメーカーポーズ」だけでなく、試合後は猪木さんのファイティングポーズも決めた。バックステージでは、開口一番「今日の試合もしっかりと猪木さんに届いた」と胸を張った。そして「ああいうでかいレスラーと戦うことは猪木さんもたくさんあった。(創設年の)1972年も2022年も、50年たっても何も変わらない。それがストロングスタイルか闘魂かはわからないけど、そのゴールに何があるのか考えながらこれからもしっかりと戦いたい」と、言い切った。

来年1月4日の東京ドームのメインイベントIWGP世界ヘビー級選手権。王座返り咲きへ、死角はなくなった。

赤いガウン姿で入場したオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAH(手前)をレインメーカーで下すオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAH(手前)をレインメーカーで下すオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAH(右)にドロップキックを見舞うオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAHとの試合で気合の入った表情で拳を握るオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAH(奥)との試合で気合の入った表情で拳を握るオカダ・カズチカ(撮影・滝沢徹郎)
JONAHに勝利したオカダ・カズチカは天を見上げる(撮影・滝沢徹郎)
JONAHに勝利したオカダ・カズチカは天を見上げる(撮影・滝沢徹郎)
JONAHに勝利したオカダ・カズチカは天を見上げる(撮影・滝沢徹郎)
試合前の10カウントセレモニーでビジョンに映された亡くなったアントニオ猪木さんの写真(撮影・滝沢徹郎)
試合前に亡くなったアントニオ猪木さんを忍び10カウントセレモニーが行われた(撮影・滝沢徹郎)

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【新日本】“新怪物”JONAHがG1覇者オカダ・カズチカの前で実力を誇示「私たちは無敵」

矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH 6人タッグ戦で勝利しエプロンに座りマイクでアピールするJONAH。左はバッド・デュード・ティト、右はシェイン・ヘイスト(撮影・小沢裕)

<新日本プロレス:横浜大会>◇2日◇神奈川・横浜武道館◇観衆1421人

“新怪物”JONAH(ジョナから英語表記に変更)が、10月の両国大会のスペシャルシングルマッチで対戦するG1クライマックス覇者オカダ・カズチカ(34)の前で、その実力を誇示した。

メインイベントとなった第7試合の6人タッグマッチで、ユニット「TMDK」のシェイン・ヘイスト、バッド・デュード・ティトと組み、オカダ、棚橋弘至、矢野通組と対戦。オカダが先発を買って出たのに呼応してリングインするなど、序盤からバチバチムードを漂わせた。

チームとのコンビネーションも息ぴったり。ラフファイトも織り交ぜながら、自陣に流れを引き込むと、最後は、160キロの巨体を存分に使ったラリアットで矢野を撃沈。そして14分24秒、必殺のトーピード(ダイビングボディープレス)で3カウントを奪った。G1連覇者が場外で悔しそうな表情を浮かべるのを横目に、エプロンサイドに座り込んで勝ち誇った。

オカダにG1で唯一の黒星を付けたジョナは、この日もその時の勢いそのままだった。マイクでは「TMDK時代」の幕開けを宣言。「私たちは無敵。強き者はくじけない!」と、厚い胸をさらに張ってみせた。

G1で存在感を発揮した怪物は、新日本の本丸を攻め続ける。

矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH オカダ・カズチカ(右下)は矢野通にダイビングボディープレスを浴びせるJONAH(右上)を阻止できず6人タッグ戦で敗れる(撮影・小沢裕)
JONAH(中央)に押さえ込まれる矢野通をリングに飛び込み阻止するオカダ・カズチカ(右)(撮影・小沢裕)
JONAH(手前左)に体当たりされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH コーナーでJONAH(左)に体当たりされるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH コーナーでJONAHに体当たりされるオカダ・カズチカ(左)。右は棚橋(撮影・小沢裕)
JONAH(右)をヘッドロックで攻めるオカダ・カズチカ(撮影・小沢裕)
矢野、棚橋、オカダ・カズチカ対バッド・デュード・ティト、シェイン・ヘイスト、JONAH 6人タッグ戦で敗れたオカダ・カズチカはJONAH(右)の挑発に背を向けて引き揚げる(撮影・小沢裕)

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【新日本】G1覇者オカダ・カズチカ雪辱JONAHとのシングル戦 10月両国大会のカード発表

18日、G1を制しトロフィーと優勝旗を掲げるオカダ・カズチカ

新日本プロレスは22日、10月10日の東京・両国国技館大会の主要カードを発表した。

G1覇者オカダ・カズチカはG1で負けているJONAH(ジョナから英語表記に変更)とスペシャルシングル戦に臨むことが決まった。G1連覇後に「借りを返す機会をいただきたい」として対戦相手に挙げていた。この“新怪物”にリベンジ成功し、来年1月4日の東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する構えだ。

なお例年、G1覇者が展開してきた「権利証マッチ」に関してはオカダの主張が通り、今年は行われないという。一方、IWGP世界ヘビー級王者ジェイ・ホワイトが両国大会でG1で負けているタマ・トンガとの2度目の防衛戦が決定。この勝者が同王者として1・4東京ドーム大会でオカダの挑戦を受けることになる。

また9月25日の神戸ワールド記念ホール大会の全カードも22日に発表され、メインイベントでIWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイがデビッド・フィンレーとの2度目の防衛戦に臨む。またセミファイナルでは棚橋弘至が、初防衛戦となるNEVER無差別級王者カール・アンダーソンに挑戦することも合わせて決まった。

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【新日本】オスプレイ、試合後にジュースに襲撃されベルト強奪される 16日にはG1で直接対決

オスプレイ(下)を場外で襲撃し、強奪したUSヘビー級ベルトを掲げて勝ち誇るジュース・ロビンソン(提供・新日本プロレス)

<新日本:長野大会>◇14日◇長野・ホワイトリング

IWGP・USヘビー級王者ウィル・オスプレイ(29)が、ヒールユニット「バレットクラブ(BC)」の無法テロにあった。

第2試合のタッグマッチで、ヘナーレとともにティト、ジョナ組に勝利を挙げたオスプレイは試合後、引き揚げる花道で、元同級王者ジュース・ロビンソンの襲撃にあった。背後から襲われると、BCのファンタズモ、ファレ、オーエンズなども加わり、暴行を受けた。最後はジュースに、花道でのパイルドライバーを敢行され、KO。さらに、USヘビー級のベルトを強奪されてしまった。

ジュースはタイトル戦のキャンセルで王座返上となっているにも関わらず、いまだ王者を主張している。2人は16日の東京・日本武道館大会でG1クライマックスDブロックの公式戦を控えており、さらに遺恨が深まった形だ。

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【新日本】オカダ・カズチカ、辛勝で決勝トーナメント進出王手「さすがローラー」熱戦の相手称賛

ローラー(右)にレインメーカーポーズを決められるオカダ(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:広島大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇10日◇広島サンプラザホール◇観衆1522人

前IWGP世界ヘビー級王者で昨年度G1覇者のオカダ・カズチカ(34)が、大苦戦の末に勝ち点2をもぎ取った。

セミファイナルとなった第8試合のAブロック公式戦で、ここまでリーグ戦2勝2敗のトム・ローラー(39)とシングル初対戦。連勝の勢いに乗る、総合格闘技UFC出身のローラーを相手に、大苦戦を強いられた。

打撃、サブミッションと高レベルな技に翻弄(ほんろう)。腕への執拗(しつよう)な攻撃を加えられ、必殺技のレインメーカー(短距離式ラリアット)を出せない状況にまで追い込まれた。だが、最後はなりふり構わず、一瞬の隙をついて丸め込んだ。16分16秒、旋回式のフロントネックロックをショルダースルーではねのけると、そのままエビ固めで押さえ込んで3カウントを奪った。

バックステージでは「さすがトム・ローラーといった感じ。強かった」と、熱戦を演じた相手をたたえた。前戦は初参戦のジョナに敗北を喫しており「まだまだ強い選手はたくさんいるなと思いました」と、強敵と戦える喜びを感じている。

この勝利で4勝1敗の勝ち点8とし、決勝トーナメント進出に王手をかけた。リーグ最終戦となる16日の東京・日本武道館大会、ランス・アーチャー戦に勝利で、進出が決まる。「簡単な話、勝てばいいってことですよね。ランスもジョナに勝ったけど、リングアウトでしょ? そんな選手に負けるわけがない」と、言い切っていた。

ローラー(下)に腕を攻められるオカダ(提供・新日本プロレス)

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【新日本】オカダ・カズチカが初黒星、体重160キロ・ジョナのトーピードで圧殺され大の字

ジョナ(右)の巨体に押しつぶされるオカダ(提供・新日本プロレス)

<新日本:大阪大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇7日◇エディオンアリーナ大阪

ここまで開幕3連勝していた前IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカ(34)が、ジョナにリーグ戦初黒星を喫した。

メインイベントとなったAブロック公式戦でシングル初対戦。体重160キロの巨体に必殺技が届かず、最後は21分53秒、トーピード(ダイビングボディープレス)で3カウントを奪われた。試合後はリング上で大の字になり、目をつむって全く動けず。これで3勝1敗の勝ち点6で、ジョナに首位に並ばれてしまった。連覇へ向けて負けられない次戦は、10日の広島大会(サンプラザホール)でトム・ローラーと対戦する。

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【新日本】矢野通がAブロック初の脱落者 203センチの怪物、アーチャーに最後はパワー負け

中島(中央)を矢野の上に投下するアーチャー(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:大阪大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇6日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆3370人

ケイオスの「業師」矢野通(44)が、Aブロック初の脱落者となった。

第6試合の公式戦で、203センチの怪物、ランス・アーチャー(45)と対戦。泣きそうな表情で「怖い怖い!」と連呼して渋々入場しながらも、策では上回った。場外の鉄柵にテーピングで手首を固定されるも、隠し持っていた小型のはさみでカットし、リングアウト負けを逃れた。そして、今度は自身がアーチャーを場外へ追い出すと、アーチャーとヤングライオンの手首を鉄柵越しにテーピングでぐるぐる巻きにするお返しを見舞った。

だが、圧倒的なパワーの前になすすべはなかった。カウント20でリングアウト勝ちかと思われたが、相手は手首に中島を固定したまま強引にリング復帰。テーピングを外されると、中島を上からボディースラムで投下される。最後は9分14秒、ジャンピングニーからのブラックアウト(ひざ蹴り)をさく裂され、3カウントを奪われてしまった。

これで1勝4敗となり、リーグ戦脱落が決定。ずる賢い技を使いながらも、オカダ・カズチカ、バッドラック・ファレ、ジョナら巨漢ファイターたちが顔をそろえた「モンスターブロック」を、ついに生き残ることはできなかった。

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【新日本】策士が策に溺れた…矢野通リーグ戦2連敗 体重160キロ超のファレにつぶされた

敗戦し、動けない矢野(中央)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇27日◇東京・後楽園ホール◇観衆1323人(満員)

策士が策に溺れた。ケイオスの“敏腕プロデューサー”こと矢野通(44)が、バッドラック・ファレ(40)に敗れ、リーグ戦2連敗を喫した。

入場から体重160キロ超のモンスターを相手に「無理だって。無理だって」と弱音をはいた矢野だったが、虎視眈々(たんたん)と勝機を伺っていた。自身のリーグ開幕戦となった17日の北海道大会で、同じく160キロの巨漢、ジョナからリングアウト勝ちを収めたように、この日も巧みな口技と態度で場外戦に誘導した。だが、真っ向勝負を避けた事が災いし、横入り式エビ固めで丸め込まれると全くなすすべなし。あえなく3カウントを奪われてしまった。

全体重をかけて、策も体もつぶされてしまった矢野は、バックステージでも苦悶(くもん)の表情。ファレには5年4カ月ぶりに敗戦となり、「あー重い! あー重い! 何てことをやってくれるんだ。ちっちゃいことやりやがって」と、自身のこれまでの行いは棚に上げて悔しがっていた。

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【新日本】「業師」矢野通G1初参戦ジョナに急所攻撃リングアウト勝ちも「情けない…もうやだ」

体重160キロのジョナ(左)を投げる矢野(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス:北海道大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇17日◇北海道・北海きたえーる

「業師」矢野通(44)が頭脳的な勝利でG1初戦を飾った。16日の札幌大会で国内新日本マットお披露目となったG1初参戦の「巨漢」ジョナ(33)を敵セコンドのティトとまとめて急所攻撃する小次郎で動きを止めて9分1秒、リングアウト勝利で勝ち点2をゲットした。「らしい」勝利を挙げたが「ああ、ごめんなさい、ごめんなさい。もうわからない、もうやだ」とジョナのパワーに打ちのめされた様子だった。

試合開始後、すぐに自ら観光大使を務める北海道・登別市へのふるさと納税で手にできるTシャツでジョナの顔を覆う作戦で丸め込んだ。隠していたテーピングを取り上げられたものの、背後から後頭部を殴るとジョナの怒りを買った。体重160キロを生かしたセントーン、バックエルボー、ショルダータックルと荒々しい攻撃を浴びた。劣勢に立たされるシーンが続き、セントーンでつぶされると、コーナートップからのデス・フロム・アバーブ(ダイビング・ボディープレス)を狙われた。

何とか場外回避し、花道付近でジョナとティトに挟まれる大ピンチに陥った。しかし近づいてきたティトをジョナに投げ付け、下から急所攻撃する小次郎で股間を殴打。動けなくなったジョナに20カウントが数えられ、矢野の白星スタートが決まった。“反則”での勝利だったこともあり、試合の応援に駆けつけてくれた登別市の小笠原春一市長を意識し「今日、登別市長、見に来てくれて…こんな情けない…もうやだ」と泣きだしそうな表情だった。

矢野(下)にレッグドロップで攻めるジョナ(新日本プロレス情報)

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【新日本】昨年覇者オカダ・カズチカG1開幕戦白星 Aブロックは「モンスターがたくさんいる」

コブと相対するオカダ(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:北海道大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇16日◇北海道・北海きたえーる◇2891人

20度と涼やかだった札幌に、真夏がやってきた。昨年覇者のオカダ・カズチカ(34)が、熱戦となったG1開幕戦を白星で飾った。

昨年のG1で互角の激戦を繰り広げ、これまでのシングル対決2勝1敗のジェフ・コブと対戦。怪力自慢に掟破りの逆レインメーカー(短距離式ラリアット)をさく裂されるなど苦戦を強いられたが、最後は21分30秒。一進一退の攻防を必殺のレインメーカーで終結させた。勝ち点2を奪取し、幸先の良いスタートを切った前IWGP世界ヘビー級王者は「だいぶ涼しい札幌もだいぶ熱くなりました」と汗をぬぐった。

エントリーしたAブロックは、まさに“モンスターブロック”だ。体重150キロ超のファレとジョナ、米総合格闘技UFCでも活躍したローラー、AEWから参戦のアーチャーら、巨漢の実力者たちがそろう。それでも、誰が相手でも勝ち上がる自信がある。「モンスターがたくさんいる。それはイコール楽しいってこと。この俺にかかってこい!」と、貫禄を示した。

連覇を達成すれば、蝶野、天山、飯伏に続き4人目。4度目の優勝は蝶野の5度に次ぐ単独2位となる。「白星スタートは重要じゃない。全部勝つ」と言い切った。

新型コロナの規制緩和により史上最多の28人が出場、22年ぶりに4ブロック制が復活する過去最大規模の大会が実現。19年を最後に秋開催が続いていたが、ようやく真夏に帰ってきた。「やっぱG1は夏。この汗の感じがG1」とオカダ。最後は「皆さんにワクワクしてもらえる大会にする」と、さらなる熱血の夏を約束していた。

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【新日本】3年ぶりに夏開催 毎年恒例の最強決定リーグ戦「G1クライマックス32」概要発表

オカダ・カズチカ

新日本プロレスは12日、毎年恒例の最強決定リーグ戦「G1クライマックス32」の概要を発表した。

3年ぶりの夏開催となった同リーグは、22年ぶりに4ブロック制が復活。各ブロック7人、史上最多となる計28人がエントリーした。ブロック分けは後日発表とのこと。

7月16日の札幌大会で開幕し、8月17日の日本武道館大会で各ブロックの1位同士による決勝トーナメント2試合を実施。18日の日本武道館大会で優勝決定戦が行われる。

出場選手は以下の通り。

◆オカダ・カズチカ 11年連続11回目目

◆タマ・トンガ 2年連続5回目

◆棚橋弘至 21年連続21回目

◆トム・ローラー 初出場

◆ジョナ 初出場

◆YOSHI-HASHI 3年連続6回目

◆後藤洋央紀 15年連続15回目

◆矢野通 16年連続17回目

◆石井智宏 10年連続10回目

◆ジェフ・コブ 4年連続4回目

◆グレート・O・カーン 2年連続2回目

◆ウィル・オスプレイ 2年ぶり3回目

◆アーロン・ヘナーレ 初出場

◆鷹木信悟 4年連続4回目

◆SANADA 7年連続7回目

◆内藤哲也 13年連続13回目

◆ジェイ・ホワイト 2年ぶり4回目

◆EVIL 7年連続7回目

◆KENTA 4年連続4回目

◆高橋裕二郎 3年連続9回目

◆バッドラック・ファレ 3年ぶり7回目

◆チェーズ・オーエンズ 2年連続2回目

◆ジュース・ロビンソン 2年ぶり5回目

◆タイチ 4年連続4回目

◆ザック・セイバーJr. 6年連続6回目

◆ランス・アーチャー(AEW) 3年ぶり6回目

◆デビッド・フィンレー 初出場

◆エル・ファンタズモ 初出場

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新日本モクスリー、オスプレイ戦決定「杭のようにマットにたたきつける」4・16米シカゴ大会

ジョン・モクスリー(2019年8月27日撮影)

新日本プロレスは19日、元IWGP世界ヘビー級王者ウィル・オスプレイ(28)と元IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(36)が4月16日の米シカゴ大会で初シングル戦に臨むと発表した。同大会の第1弾カード発表となる。

2月にモクスリーが動画で挙げた「新日本プロレスで最強を自称する男たち」の中に名前のなかったオスプレイは3月の静岡大会で「モクスリー、弱虫だな。ニュージャパンの最高のレスラーと闘いたいのだろ? その最高の相手はここにいるぞ」と挑発した。

この発言を受け、モクスリーは18日(日本時間19日)に動画を通じて「(オスプレイに)謙虚さをたたき込む時かもしれないな? なぜならヤツの振る舞いや話し方…、あれはまるでピエロだ。謙虚さを身につけるには、自分の歯が喉に食い込んでそれを吐き出すことほど早い方法はないだろ。だから4月16日、ヤツを杭(くい)のようにマットにたたきつけてやるつもりだ」などと4月16日のシカゴ大会で対戦するプランを提示。即座に新日本は両者のシングル初対決を発表した。

なお同大会に参戦予定選手はオスプレイ、モクスリーの他、永田裕志、石井智宏、鈴木みのる、ジェイ・ホワイト、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、ジェフ・コブ、フレッド・ロッサー、トム・ローラー、ジョナ、ブロディ・キングとなっている。

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元IWGP王者ジョン・モクスリーがシカゴ参戦「オレは新日本プロレスの“殺人鬼”だ」

ジョン・モクスリー(右)(2020年2月9日撮影)

元WWEスーパースターでAEWに所属する元IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(36)が4月16日(日本時間17日)、米イリノイ州シカゴで開催されるビッグマッチ「Windy City Riot」を参戦すると表明した。

4日、新日本プロレスのツイッター公式アカウント、ユーチューブでモクスリーの動画が更新された。

緊急メッセージとしてモクスリーは「新日本プロレスと言えば“打撃”だろう。赤く腫れ上がった胸、晴れ上がった痣、飛び散る汗…、セルリアンブルーのマット上で誰が1番かを証明するために、魂の奥底を掘り下げる奴らを思い浮かべる。新日本プロレスで最強を自称する男たち、シンゴ、オカダ、タナハシ…。ひとつだけ、変わらないことがある。オレは新日本プロレスの“ブギーマン”(殺人鬼)だ。俺がが影に潜んでいる限り、誰も最強を名乗ることができない。俺は4月16日にシカゴに行く! 新日本プロレスよ、いつものようにベストを尽くしてくれ」と宣言した。

なお同興行には、永田裕志、石井智宏、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、ジェフ・コブ、フレッド・ロッサー、トム・ローラー、ジョナ、ブロディ・キングが参加予定選手として発表済み。カードは今後決定するという。

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新日本が4・16米シカゴでビッグマッチ開催 永田裕志、オスプレイら参加、カードは今後決定

新日本プロレスのロゴ

新日本プロレスが4月16日(日本時間17日)、米イリノイ州シカゴでビッグマッチ「Windy City Riot」を開催すると2日までに発表した。

永田裕志、石井智宏、ジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイ、ジュース・ロビンソン、デビッド・フィンレー、ジェフ・コブ、フレッド・ロッサー、トム・ローラー、ジョナ、ブロディ・キングが参加予定選手として発表されている。なおカードは今後決定する。

永田裕志(2021年9月23日撮影)

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