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KENTA、飯伏に敗れ優勝決定戦進出逃す「やっぱ、あいつおかしいよ」

KENTA(右)は飯伏の攻撃を受ける(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

史上初の3連覇を狙う飯伏幸太(39)が、Aブロック最終戦でKENTAに勝利し、勝ち点12で並んでいた4人の争いを制し、優勝に王手をかけた。

KENTAが宿敵飯伏に敗れ、優勝決定戦進出を逃した。鉄柵や椅子を用いる悪賢い試合運びを見せたが、最後にカミゴェを受けて力尽きた。SNSなどリング外でも火花を散らしてきたが「やっぱ、あいつおかしいよ。でも、俺はああいう狂ったイブコーとやりたかった」と満足げ。優勝にはあと1歩届かなかったが「楽しかったよ」と、26分の死闘をすがすがしい表情で振り返った。

飯伏にカミゴェを見舞われるKENTA(右)(撮影・垰建太)

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飯伏幸太「まだ終わっていない」完全復活へ3連覇王手 前後カミゴェでKO

KENTA(下)に勝利し優勝決定戦進出を果たした飯伏は天を指さし歓喜(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

史上初の3連覇を狙う飯伏幸太(39)が、Aブロック最終戦でKENTAに勝利し、勝ち点12で並んでいた4人の争いを制し、優勝に王手をかけた。

序盤で2敗の崖っぷちから5連勝で1位通過を決め、21日の優勝決定戦(東京・日本武道館)ではBブロックの1位と対戦する。7月に誤嚥(ごえん)性肺炎で約2カ月間欠場。今年の主役となるはずだった男が、偉業達成でどん底からの復活を成し遂げる。

   ◇   ◇   ◇

飯伏が常々口にする「逃げない、負けない、諦めない」の言葉通り、パイプ椅子で殴られても立ち上がり、花道の奥でボコボコにされてもリングに戻ってきた。最後に後ろから、前からとカミゴェをさく裂させてKO。試合前に引き分け以上での進出が決まっていたが、しっかり勝利で応えると、両手を突き上げた。「優勝するチャンスをつかむことができた」と喜びを爆発させた。

再起をかけた今大会、初戦で伏兵高橋にまさかの敗戦。いきなりつまずき、3戦目でもセイバーJr.の関節技にギブアップさせられ、序盤でまさかの2敗。それでも「楽しんだら、勝ちにつながる」と自らの言葉を信じ、白星を重ねた。

1月にIWGPヘビー級とインターコンチネンタル2冠王者となり、その後に統一された世界ヘビー級の初代王者となった。今年の主役となるべく調子を上げてきた7月、誤嚥(ごえん)性肺炎で離脱。すぐに復帰するはずが、予想以上に長引いた。25日の東京ドーム大会で挑戦予定だった世界ヘビー級王者・鷹木との試合も欠場し、急きょ棚橋に変更。復帰戦となった9月の大会では、その棚橋からUSヘビー級の挑戦者に指名された。わずか17分で敗れたが「リングに戻れたことがうれしくて」とチャンスを与えてもらったエースに感謝し、再起を誓った。

前人未到の3連覇へあと1勝。21日の優勝決定戦はBブロックのオカダとコブの勝者と対戦する。頂点に輝けば、鷹木への再挑戦への道も開ける。「限界突破したと思うけど、まだ終わっていない。3度目の優勝、必ず守るから」とファンに完全復活を誓った。【松熊洋介】

KENTA(右)にカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(左)に背後からのカミゴェを見舞う飯伏(撮影・垰建太)
KENTA(下)にムーンサルトプレスを仕掛ける飯伏(撮影・垰建太)
コーナーに座り込んだ飯伏はKENTA(右)のドロップキックを顔面に食らう(撮影・垰建太)
観客に力強く拳を見せながら入場する飯伏(撮影・垰建太)

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セイバーJr.最後に力尽きた タンガ・ロアに敗れ優勝決定戦逃す

ザック・セイバーJr.対タンガ・ロア 場外でザック・セイバーJr.(上)をたたき落とすタンガ・ロア(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス31>◇18日◇神奈川・横浜武道館◇Aブロック最終戦

勝ち点12でトップに並んでいたザック・セイバーJr.(34)がタンガ・ロア(38)に敗れ、21日の優勝決定戦進出を逃した。

ゴング早々に仕掛けていったが、場外戦で流れをつかまれ、その後もロアのパワーに圧倒された。得意の絞め技もうまくかわされ、防戦一方。最後は攻撃をかわされ、逆転の3カウントを奪われた。敗戦後はぼう然とした表情を見せ、その後に両手で顔を覆い、悔しがった。

内藤、鷹木、飯伏、O・カーンと開幕から得意の関節技で次々とギブアップを奪い、一時はトップを走るなど快進撃を続けたが、最後に力尽きた。現在、タイチとIWGPタッグのベルトを持つが「シングルでも強いことを証明する」と毎回違うテクニックを使い、勝利を重ねた。それでも5戦目に石井、7戦目にKENTAに敗れて失速。5年連続5度目の出場だったが、初優勝にはあと1歩届かなかった。

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G1・Aブロックは飯伏幸太ら4選手が並ぶ大混戦 優勝決定戦進出条件は?

飯伏幸太(2021年3月30日撮影)

新日本G1クライマックスは18日、Aブロック最終戦が行われる。

勝ち点12で飯伏幸太、鷹木信悟、ザック・セイバーJr.、KENTAの4選手が並ぶ大混戦となった。この日の4選手の試合結果により、1人だけが21日の優勝決定戦へ進出できる。

◎4選手の18日のカード

第3試合 鷹木信悟×高橋裕二郎

第4試合 ザック・セイバーJr.×タンガ・ロア

第5試合 飯伏幸太×KENTA

◎4選手の優勝決定戦(21日)進出条件

☆飯伏幸太の場合

勝ち かつセイバーJr.が△以下。

引き分け かつ鷹木が引き分け以下で、セイバーJr.が負け。

負け 敗退。

☆鷹木信悟の場合 

勝ち かつ飯伏とセイバーJr.が引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆セイバーJr.の場合

勝ち かつKENTAが引き分け以下。

引き分け以下 敗退。

☆KENTAの場合

勝ち かつ鷹木が引き分け以下。

引き分け かつ鷹木が負け、セイバーJr.が引き分け以下。

負け 敗退。

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伏兵KENTAしてやったり“反則勝ち” G1初制覇へ大きな1勝

新日本プロレスG1クライマックス タンガ・ロア(左)に蹴りを浴びせるKENTA(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>◇13日◇宮城・ゼビオアリーナ仙台

KENTA(40)が、タンガ・ロアにロープを使って丸め込む“反則勝ち”で、6勝2敗とし、勝ち点12でトップに並んだ。

KENTAは、いつものようにレフェリーの見ていない隙に急所攻撃を浴びせ「ソ~リ~」と手を合わせる余裕を見せた。ところが終盤、相手セコンドの邪道の竹刀を取り上げ、攻撃に転じたところで急所への仕返しを食らった。劣勢から切り抜けると、ロアをコーナーに激突させ、レフェリーが見えないように片エビ固めに持ち込んだ。試合後はしてやったりの表情。「この試合をどう思うか、見ている人が決めればいい。俺は楽しかったよ。まあ、ああするしかないけどね。でも勝てて良かった」と振り返った。

この日リーグ戦のなかった飯伏に並び、18日の最終戦では直接対決となる。優勝を争う鷹木には敗れているため、勝利した上で、鷹木の結果次第となるが、初制覇に向け、伏兵KENTAが大きな1勝を手にした。

タンガ・ロア(奥)に急所攻撃をさく裂させたKENTA(新日本プロレス提供)

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飯伏幸太、小島聡と初シングルマッチ カミゴェからの片エビ固めで勝利

新日本プロレスG1クライマックス 小島聡(左)にカミゴェを決める飯伏幸太(新日本プロレス提供)

<新日本宮城大会>13日◇ゼビオアリーナ仙台◇観衆1303人

飯伏幸太(39)が、小島聡(51)との初のシングルマッチを行い、カミゴェからの片エビ固めで勝利した。今試合はG1クライマックスAブロックで、内藤がケガのため2戦目以降欠場したことでスペシャルマッチが組まれた。

小島の粘りに苦戦した。ラリアットをまともに受け「自分のラリアットとは全然違うなと」。シットダウン式ラストライドでもボマイェでも返されるなど苦しんだが、最後は豪快に右膝を振り抜いた。試合後は小島の手を握りしめ、健闘をたたえた。「全部受け止めたいっていう気持ちだったけど…。キャリアはすごいなと感じた」と強さを認めた。G1では勝ち点12でトップを走る。ベテランからの改心の勝利で、最終戦となる18日のKENTA戦へ、しっかりと弾みを付けた。

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KENTA、ザック・セイバーJr.と壮絶打撃戦、掌底7連発から激闘制す

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 大阪大会>◇9日◇エディオンアリーナ大阪

Aブロック公式戦でKENTAがザック・セイバーJr.を22分24秒、go2sleepからの片エビ固めで下し、5勝2敗とした。

開始直後からはお互いにエルボーの応酬。KENTAが場外に逃げると、セイバーJr.が追いかけ、左膝にキックを連発して痛めつける。リングに戻ってもセイバーJr.の攻勢が続くが、KENTAもフライングメイヤーからサッカーボールキックで応戦する。

最後は壮絶な打撃のやり合いで、KENTAが掌底7連発を見舞う。最後はgo2sleepからの片エビ固めで激闘を制した。

第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)
第3試合30分1本勝負「G1CLIMAX31」Aブロック公式戦 ザック・セイバーJr.対KENTA(撮影・上山淳一)

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高橋ヒロム開始のゴングと同時にドロップキックで攻勢もKENTAに敗戦

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)

<新日本プロレス:G1クライマックス31 広島大会>◇7日◇広島サンプラザホール

スペシャルシングルマッチ(30分一本勝負)でKENTAが、横入り式エビ固めで高橋ヒロムから勝利した。

KENTAは当初、内藤哲也との試合が予定されていたが、内藤の負傷欠場でカード変更となった。

開始のゴングと同時に高橋がショットガンドロップキックからエルボー連打で攻勢に出る。

しかしKENTAはフライングメイヤーから背中にサッカーボールキックを浴びせ、最後は19分01秒でフォールアウトした。

KENTAは試合後、「ちょっと座らせて」と座り込み、「なんか文句ある? だれにも文句言わせねえよ。お前らがどんなに批判しようと、これが俺だよ。これが俺の今」。

高橋は「情けねえ、情けねえよ。これだけ言ってこのざまだ! ただ俺が言ってきたこと、やってきたこと、これだけは否定されたくない」とほえた。

新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(右)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(左)(撮影・加藤孝規)
新日本プロレス「G1 CLIMAX31」第2試合 KENTA対高橋ヒロム(右)(撮影・加藤孝規)

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石井智宏、垂直落下式ブレーンバスターで全勝セイバーJr.に初黒星付けた

ザック・セイバーJr.に垂直落下式ブレーンバスターを決める石井智宏(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

気迫で勝利を呼び込んだ。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、石井智宏(45)が全勝のザック・セイバーJr.(34)に、初の黒星を付けた。これでリーグ成績は不戦勝を含めた3勝3敗の勝ち点6となり、優勝争いへ望みをつないだ。

序盤は、乗りに乗っている強敵にリードを許す展開。執拗(しつよう)に攻められ続けた右腕がけいれんを起こすなど、体力の限界のように思われた。それでも、そこからはい上がり、サポーターを脱ぎ捨てると、右腕をコナーに何度も打ち付けて気合を入れ直す。最後は渾身(こんしん)のラリアットからの垂直落下式ブレーンバスターをさく裂させ、試合を決めた。

NEVER無差別級6人タッグ王者も、G1はKENTAや飯伏らの前に3連敗を喫する苦しい立ち上がり。同じベルトを持つBブロック0勝の後藤や1勝のYOSHI-HASHIとともに苦杯をなめてきた。だが、マイペースを貫き、9月30日のロア戦に続く価値ある1勝をつかんだ。

次戦は7日、広島でグレート・O・カーンと対決する。勝負はこれから。不屈の男は最後に、右腕を高々と突き上げ「俺はそう簡単には壊せねえんだ!」と叫んだ。

ザック・セイバーJr.に片エビ固めを決める石井智宏(撮影・白石智彦)
ロープを使い石井智宏を攻めるザック・セイバーJr.(撮影・白石智彦)
ザック・セイバーJr.(右)と額を合わせる石井智宏(撮影・白石智彦)

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勝てば官軍!KENTA手段選ばぬ“奇策”でO・カーンから3カウント強奪

グレート-O-カーン(左)を挑発するKENTA(撮影・白石智彦)

<新日本:G1クライマックス31>◇3日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

「勝てば官軍」を地でいった。リーグ戦Aブロック5戦目が行われ、KENTA(40)がグレート・O・カーンに手段を選ばない「奇策」で勝利を挙げた。

レフェリーの目を盗んで金属バットを取り出すと、それを受け止めたO・カーンが逆に反則を疑われる展開を演出。隙ができた相手の背後から、すかさずローブローを決め、3カウントを強奪した。

勝利後、KENTAは試合前の約束通り「やれ!やれ!やれ~!グレオカ!」と力強い口調で土下座を要求。だが、O・カーンに反撃のエリミネーターを受け、リングから逃げられた。その後フラフラと立ち上がったKENTAは、イラ立ちを見せながら花道を後にした。

この日の勝利でリーグ成績を4勝2敗(勝ち点8)としたKENTAは、飯伏やザック・セイバーJr.ら4人と並んでトップに躍り出た。次戦は7日(広島)、高橋ヒロムと対戦する。「まあ、楽しみにしといて」と不敵な笑みを見せた。

KENTA(中央)を攻めるグレート-O-カーン(撮影・白石智彦)

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元気はつらつ鷹木信悟 痛めた右腕攻められるも3勝目「まだまだ暴れるぞ」

KENTA(右)にMADE IN JAPANを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

<新日本G1クライマックス31>9月30日◇後楽園ホール◇観衆689人

優勝戦線に踏みとどまった。AブロックのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)がKENTAを破り、3勝目(不戦勝1)を挙げた。

終盤痛めた右腕のサポーターを外して気合を入れると、パンピングボンバーで豪快に振り抜き、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで粘るKENTAから3カウント。「これで3勝1敗。決勝に残るチャンスはまだあるよな。優勝に向かって前進するのみだ」と高らかに叫んだ。

23日セイバーJr.戦でまさかのギブアップ。痛めた右腕のダメージは大きく、KENTAに徹底的に攻められた。レフェリーの見ていない隙にパイプ椅子でたたきつけられるなど、終始腕を押さえながらの戦い。「真っ向勝負かと思ったらスカしたり。読めないからしんどかった」。古傷を攻められるのはプロレスでは当たり前。「激烈なG1、まだまだ暴れるぞ」と元気はつらつおじさんは決して弱音を吐かない。

次戦は3日、飯伏と対戦する。7月25日にタイトルマッチを行う予定だったが、飯伏の誤嚥(ごえん)性肺炎により流れた。同い年のライバルを「いずれタイトルをかけて戦わないといけない相手」と警戒し、今大会に臨んだ。シングル対決は昨年10月のG1で勝利して以来1年ぶり。9月に復帰し、3連覇へ調子を上げてきた飯伏に対し「最近は、どうも物足りないし、魅力がない。俺はリハビリに付き合うつもりはない」。手加減せずに、王者の強さを見せつける。【松熊洋介】

KENTAに勝利しマイクパフォーマンスする鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(左)に雪崩式ブレーンバスターを決める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)
KENTA(下)を攻める鷹木信悟(撮影・鈴木正人)

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KENTAが同門対決制した 高橋裕二郎に大技たたき込み 新日本

高橋(左)にキックを浴びせるKENTA(撮影・阿部泰斉)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

新日本プロレスのG1クライマックス第3日は23日、東京・大田区総合体育館で開催され、Aブロック公式戦でKENTA(40)が同門対決を制した。同じユニット「バレットクラブ」の高橋裕二郎(40)と初シングル対決。相手のパワーを大技で封じ、15分48秒、GAME OVERで絞めあげ、今年のG1初白星を挙げた。

ユニットの絆を確認しながら拒否されたKENTAは非情に徹した。背中への強烈なキック、ダイビングラリアット、串刺しドロップキック、コーナートップからのフットスタンプと大技をたたき込んだ。逆転を狙う高橋のローブローの腕を捕獲。そのままGAME OVERに移行して絞め続け、ギブアップを奪った。KENTAは「違うわ、裕二郎は。勝てたのは良かった。今シリーズの裕二郎は楽しみ」と仲間の奮闘をたたえていた。

高橋に勝利し、手を上げるKENTA(撮影・阿部泰斉)
高橋(下)を攻めるKENTA(撮影・阿部泰斉)

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新日本G1クライマックス出場選手発表 優勝決定戦は10・21日本武道館

飯伏幸太(2021年1月17日撮影)

新日本プロレスは4日、今月18日から行われるG1クライマックス31の出場選手を発表した。20選手が2組に分かれ、総当たりのリーグ戦を行う。優勝決定戦は10月21日、日本武道館で行われる。出場選手は以下の通り。

【A組】

飯伏幸太(5年連続7回目、優勝2回)

石井智宏(9年連続9回目)

矢野通(15年連続16回目)

鷹木信悟(3年連続3回目)

内藤哲也(12年連続12回目、優勝2回)

ザック・セイバーJr.(5年連続5回目)

グレート・O・カーン(初出場)

YOSHI-HASHI(2年連続5回目)

KENTA(3年連続3回目)

タンガ・ロア(初出場)

高橋裕二郎(2年連続8回目)。

【B組】

棚橋弘至(20年連続20回目、優勝3回)

オカダ・カズチカ(10年連続10回目、優勝2回)

後藤洋央紀(14年連続14回目、優勝1回)

SANADA(6年連続6回目)

タイチ(3年連続3回目)

ジェフ・コブ(3年連続3回目)

EVIL(6年連続6回目)

タマ・トンガ(3年ぶり4回目)

チェーズ・オーエンズ(初出場)

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元WWEスターCMパンクがAEW加入 7年7カ月ぶりプロレス復帰

AEW参戦が発表された元WWEヘビー級王者CMパンク(AEWの公式SNSより)

<オール・エリート・レスリング(AEW):ランペイジ大会>◇20日(日本時間21日)◇米イリノイ州シカゴ・ユナイテッド・センター

元WWEのスーパースターで総合格闘技UFCにも参戦したCMパンク(42)がAEWに参戦すると発表された。CMパンクは出身地シカゴのAEWランペイジ大会のリングに入り、新加入を表明。「自分自身のためだけでなく、ファンのため、支えてくれる人々のため、若いファイターたちと一緒に働くために戻ってきた」などとリング復帰を宣言した。

WWEでは14年1月のPPV大会ロイヤルランブルへの出場を最後に欠場を続け、健康問題やWWE上層部との対立を理由に自ら意思で同年6月に契約解除。その後16~18年に総合格闘技UFCに参戦し、2試合に臨んで1敗1無効試合の成績を残した。CMパンクがプロレスのリングに戻るのは約7年7カ月ぶりとなった。

WWE時代にはWWEヘビー級王座を434日間(141回防衛)保持。これは02年のWWE設立後、ブロック・レスナーに続き、歴代2位の保持期間となる。得意技はKENTAのGTSや天山広吉のアナコンダバイスなど日本人選手の技を多用することで知られている。AEWではどんなプロレスをみせるのか?

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飯伏幸太、東京ドーム大会のIWGP戦を欠場 棚橋弘至が代わりに出場

飯伏幸太(2021年3月30日撮影)

新日本プロレスは25日、東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者に挑戦する予定だった飯伏幸太(39)の欠場を発表した。

飯伏は誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)により大会を欠場していた10日北海道大会から欠場していたが、現在の体調の回復状態を考慮した結果、大事をとって欠場する。なお、飯伏の代わりに棚橋弘至(44)が出場。メインで同王者、鷹木信悟(38)とのタイトルマッチを行う。

棚橋は前日24日の名古屋大会でKENTAとのシングルマッチを制した後、リング上で「飯伏が出られるか分からない状態なので、アピールしておきます。準備できてます」と話していた。

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新日本YOSHI-HASHI&石井&後藤組が史上最多5度目の防衛

新日本プロレス後楽園大会 NEVER無差別級6人タッグ選手権で史上最多5度目の防衛に成功した左から石井智宏、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀(新日本プロレス提供)

<新日本プロレス後楽園大会>◇2日◇後楽園ホール◇観衆447人

NEVER無差別級6人タッグ選手権は、王者YOSHI-HASHI(39)、石井智宏(45)、後藤洋央紀(41)組がBUSHI、SANADA、内藤哲也組に勝利し、史上最多5度目の防衛に成功した。

最後まで連携技が光った。終盤石井が内藤を、後藤がSANADAを押さえたまま、後を託した。痛めた右肩にほとんど力が入らないYOSHI-HASHIは、それならばと左のかち上げ式ラリアットでBUSHIをKO。パラダイスロックで捕獲し、ギブアップさせた。「6人タッグベルト、防衛するのは永遠だ」と名言を残し、リングを後にした。

屈辱を味わい続けていたYOSHI-HASHI。4月の前回の防衛戦では、入場時に一緒に持ち込む如意棒をKENTAに奪われており、前哨戦では棒を巡るバトルを繰り広げた。今回も5月26日に内藤から3カウントを取られ、敗れた直後に「6人タッグ王座に挑戦させていただきます」と挑戦表明された。内藤とは同い年で同じ浜口道場出身。その後同時に受けた新日本の入門テストでは内藤に先を越された。そんな悔しさがあったかは不明だが、負けた内藤に「すごい悔しい。いい刺激になった。この先も防衛し続けると思う」と言わしめた。

史上最多の5度目防衛という新たな記録を打ち立てた。YOSHI-HASHIは「この記録はよほどのことがないと絶対にできない」と自信を見せた。「他のベルトも狙っているから。これだけじゃない」。新たな目標に向かって進み始めた。

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小島聡、全日本で活躍したジョー・ドーリングと6・12対戦

小島聡(2018年9月9日撮影)

米プロレス団体、インパクト・レスリングに参戦を表明していた新日本プロレスの小島聡(50)が、全日本プロレスなどで活躍したジョー・ドーリング(39)と6月12日に対戦することが決まった。27日(日本時間28日)に配信された同団体の大会で、リングに登場した小島は、ドーリングをにらみつけると、6月12日開催のPPV「Against All Odds」とだけ口にし、そのまま会場を去って行った。

新日本プロレスの選手で、今年インパクト・レスリングに参戦するのは、ロビンソン、フィンレー、ファンタズモについで4人目。また、2月のKENTAに続いて、今年5月には永田がIWGP USヘビー級王者のモクスリーに挑戦。敗れはしたが、53歳の迫力ある戦いは、全米に強烈なインパクトを与えた。新日本の米国での戦いが続いている。

ドーリングは04年のデビュー後、07年から全日本に参戦。08年には武藤と組んで小島・TARU組を破り、世界タッグ王座を獲得。その後計4度の王者に輝いた。14年と17年には3冠ヘビー級のベルトも獲得し、計6度の防衛も果たすなど、19年まで日本で活躍していた。

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新日本永田裕志が米AEWへ初進出 IWGP・USヘビー級王座挑戦発表

永田裕志(2021年2月4日撮影)

新日本プロレスは「ブルージャスティス」永田裕志(53)が5月12日(日本時間13日)、米オールエリートレスリング(AEW)マットに初進出し、IWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(35)に挑戦すると30日までに発表した。

これまでモクスリーから動画メッセージで次期挑戦者として指名されていた永田は「顔を洗って出直してこい」と動画メッセージで反応。両者による王座戦が浮上していた。AEWマットには、バレットクラブのKENTAが乱入、参戦し、モクスリーとタッグ戦をしているものの、王座戦となると新日本勢では初めてとなる。

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YOSHI-HASHIが4度目防衛成功 「戦友」如意棒を取り返し安堵

新日本プロレス後楽園大会 KENTA(手前)から棒を奪い取ったYOSHI-HASHI(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

「棒」がようやく手元に返ってきた。

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合で、YOSHI-HASHI(38)が、石井智宏(45)、後藤洋央紀(41)と組んで勝利。最多タイとなる4度目の防衛に成功し、試合後にKENTAに奪われていた如意棒を取り返した。

終盤、高橋裕二郎がレフェリーの気を引く間にKENTAが棒を取り出し、攻撃を開始。気付いたYOSHI-HASHIは、すぐに奪い取り、思いっ切り殴りつけた。勝利後、相棒を取り戻し、ホッとした表情を見せたYOSHI-HASHIは「どんな時もこの棒を持って入場してきた。苦楽をともにしてきた戦友」と熱い思いを明かした。

一方、敗れたKENTAは目が覚めたのか「もう冷めたわ。この1カ月、俺はどうかしてた。そんなのどうでもいい」。リング上でキスをしたり、東京タワー“デート”の写真をSNSにアップするなど愛情を注いでいたが「家の物干しさおにまでヤキモチを焼くし、束縛がきつかったから、ちょうど良かった」と悲しむ様子も見せなかった。

11年に海外修業を終えて帰国したYOSHI-HASHIは、12年からCHAOSの一員として棒と一緒に戦ってきた。昨年8月にようやく手にした初のベルトを今回もしっかり守り「歩みを止めないで、いろんなものを積み上げて来たから今、俺はここにいる」と語った。棒を巡る争奪戦にようやく終止符が打たれたが、ジュニアを引っ張る2人の戦いはこれからも続いていく。誰に何と言われようとも、棒もベルトも渡すつもりはない。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 NEVER無差別級6人タッグ選手権で4度目の防衛に成功した、左から後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHI(新日本プロレス提供)

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後藤組が歴代最多タイV4「プロレスは負けない」 鬱憤晴らすGTRで勝利

新日本プロレス後楽園大会 NEVER無差別級6人タッグ選手権で4度目の防衛に成功した、左から後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHI(新日本プロレス提供)

<新日本:後楽園大会>◇20日◇東京・後楽園ホール

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合は、YOSHI-HASHI(38)、石井智宏(45)、後藤洋央紀(41)組が、石森太二(38)、高橋裕二郎(40)、KENTA(40)組に勝利し、最多タイとなる4度目の防衛に成功した。

最後にリングに立っていたのは後藤だった。前日の前哨戦で敗れた石森を頭突きでふらつかせると、自らの右膝に相手の背中を打ち付ける必殺技、GTRを決め、たまった鬱憤(うっぷん)を晴らした。勝利後、マイクを取り「コロナでこんな時代になったが、また超満員の後楽園ホールを見るまでは俺たちは負けない。また大歓声をもう1度聞くまでは、プロレスは負けない」と集まったファンに向けて、力強くメッセージを届けた。

19日の前哨戦ではあと1歩の所まで追い込みながら、石森に逆さ押さえ込みで逆転負け。「何の言い訳も思い付かない」と珍しく弱気な発言で肩を落とした。この日も痛めた左腕の影響からか、序盤から10分近くも相手に捕まり、集中攻撃を受けた。それでも石井のアシストもあり、豪快なラリアットから、ヘッドロックで流れを引き寄せた。中盤には石森が、レフェリーの目を盗み、ロープに足をかけてフォールする反則を仕掛けたが、カウント2でしっかり返し、その後の連携技につなげた。

4度目の防衛を果たし、真壁、矢野、田口組と並んで歴代最多タイとなった。YOSHI-HASHIがKENTAに奪われていた「棒」も返ってきた。「勝ったのは俺たち。それが事実。試合を見たお客さんが、明日への活力になってくれたら」。結束を強めた3人は、最多防衛に向け、これからも真っ向勝負で立ち向かう。【松熊洋介】

新日本プロレス後楽園大会 KENTA(手前)から棒を奪い取ったYOSHI-HASHI(新日本プロレス提供)

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