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【新日本】石森太二が完勝「俺がジュニアの強さとすごさを見せつけてやる」9年ぶり王者制覇誓う

試合に勝利しマイクパフォーマンスする石森(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアAブロック公式戦>◇15日◇愛知・名古屋国際会議場◇観衆1541人

チャンピオンがベルトを保持したままBOSJを制覇する。IWGPジュニアヘビー級王者石森太二(39)が、初戦を完勝で飾り、13年のプリンス・デヴィット以来の偉業達成を誓った。

1日の福岡大会(ペイペイドーム)でデスペラードを破り、3度目の同級王座戴冠を果たした石森は、早くも王者の風格を漂わせていた。メインイベントで昨年準優勝のYOH(33)と対戦。ヒールユニット「バレットクラブ」の一員らしいラフファイトを披露する一方で、確かなグラウンドテクニックを見せつけた。

16分15秒。YOHのダイレクトドライブを切り抜けると、ラ・ミスティカ式のボーンロックでがっちりと捕獲。脱出しようとしたところを強引にリング中央まで引き戻し、タップアウトを奪ってみせた。

石森政権のマニフェストは「ありきたりなジュニア界をぶっ壊す」ことだ。勝利後に自らの手でベルトを腰に巻いて、高々と改革を宣言した。「ここ数年チャンピオンとしてBOSJを制覇したやつはいない。BOSJを優勝したやつがチャンピオンに挑戦する流れになっているよな?」と問題提起。「そんなありきたりなBOSJはこの俺がぶっ壊す! 俺を見ろ。俺がジュニアの強さとすごさを見せつけてやる」と、9年ぶりの王者制覇を誓った。

同ブロックには、昨年覇者の高橋ヒロムやNEVER無差別級6人タッグ王者SHO、天敵でIWGPジュニアヘビー級王者の田口隆祐など、強豪がひしめくが、今の石森には関係ない。ボーンソルジャーが1つ1つ撃ち落としていく。

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【新日本】オカダ・カズチカ、6・12ジェイ・ホワイトとV5戦「教育したい」怨敵退治を誓う

記者会見に登壇したオカダ(撮影・勝部晃多)

新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカ(34)が、6月12日開催の大阪大会(大阪城ホール)で、ヒールユニット「バレットクラブ」のリーダー、ジェイ・ホワイト(29)を迎え撃つ。

オカダは2日、都内で行われた同大会のカード発表記者会見に出席。メインイベントでホワイトの挑戦を受けることが決まり、「チャンピオンとしてプロレスの良さを皆さんに伝えられるような戦いをしていく」と、意気込みを語った。

前日1日の福岡大会で、今季3度目の対戦となった内藤哲也を退け、4度目の防衛に成功したオカダは、試合後にホワイトの急襲にあった。「(会場に)来ているんだったら、試合をすればいいんじゃないか。あのやり方は誰も納得しないと思う」と批判。「その辺はしっかりと教育したい。乱入じゃなくプロレスでお客さんを満足させたい」と、怨敵退治を誓った。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ・カズチカ(王者)-ジェイ・ホワイト(挑戦者)

◆IWGPタッグ選手権試合 バッドラック・ファレ、チェーズ・オーエンズ(王者組)-ジェフ・コブ、グレート・O・カーン(挑戦者組)

◆NEVER無差別級選手権試合 タマ・トンガ(王者)-カール・アンダーソン(挑戦者)

◆KOPW2022争奪戦 鷹木信悟(保持者)-タイチ(挑戦者)

記者会見でポーズを取るオカダ(撮影・勝部晃多)

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【新日本】NEVER無差別級6人タッグ EVILら王者組が棚橋ら挑戦者組退け3度目防衛成功

NEVER無差別級6人タッグ王座を防衛し、バックステージで勝ち誇るEVIL(提供・新日本プロレス)

<新日本:広島大会>◇25日◇広島サンプラザホール

セミファイナルのNEVER無差別級6人タッグ選手権試合は、EVIL、SHO(32)、高橋裕二郎(41)の王者組が、棚橋弘至(45)、タマ・トンガ(39)、タンガ・ロア(38)の挑戦者組を退け、3度目の防衛に成功した。

今月に結成したばかりの相手タッグに、息の合った連係技を披露。トーチャーツールと呼ばれるレンチやケインでの攻撃、急所攻撃などの反則技も連発し、最後は17分6秒、高橋がロアにのビッグジュース(インプラントDDT)を決めて3カウントを奪った。

NEVER2冠王座を死守したEVILは、来月1日開催の福岡大会(ペイペイドーム)NEVER無差別級選手権試合で再び相対するトンガに、2本のベルトを誇示。「ざまみろ!」と勝ち誇った。

先月13日の兵庫大会で、13年5月から所属してきたユニット「バレットクラブ」を追放されたトンガ、ロア、邪道の3人は、元メンバーとのタイトルマッチで雪辱を果たすことはできなかった。

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「バレットクラブ」追放のタマ・トンガ雪辱を期す「グッドガイという新たな道を1歩踏み出した」

ロアとともに連携攻撃を見舞うトンガ(左)(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇19日◇東京・後楽園ホール◇観衆374人

グッドガイの道を行く-。

先月13日の兵庫大会で、13年5月から所属してきたユニット「バレットクラブ」を追放されたタマ・トンガが、同じく被追放者のタンガ・ロア、邪道とともに、雪辱を期す。25日開催の広島大会(サンプラザホール)で、自らを追放した張本人であるEVILらが持つ、NEVER無差別級6人タッグ王座のベルトに挑戦する。

前日18日の愛知大会に引き続き、トンガとタマ、邪道の「GoD」は、今月から組む新たなパートナーの棚橋とともに、王者組のSHO、高橋裕二郎、EVILにディック東郷を加えた「ハウスオブトーチャー」とタイトルマッチの2度目の前哨戦を戦った。GoDの波状攻撃から棚橋のスリングブレイドをさく裂させるなど、タッグの戦いを披露。だが、突如として会場が暗転すると、形勢は逆転。最後は12分01秒、邪道がSHOにスネークバイト(変形三角締め)を決められ、ギブアップ負けとなった。

それでもトンガは前を向いた。「今までとは違う道を歩み始めたばかりだから足がもつれることもある。俺はグッドガイという新たな道を1歩踏み出したところだ」と力強い。ロア、棚橋とともに王座を目指す。「確信しているのは、俺はやっと正しい道を歩き始めたということだ」。バッドガイから生まれ変わった男が、ベルトを巻いて、必ずその思いを体現する。

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新日本5・1福岡大会全カード メインは王者オカダ・カズチカvs内藤哲也 4度目の防衛戦

オカダ・カズチカ(2022年3月2日撮影)

新日本プロレスは10日、5月1日の福岡大会(福岡PayPayドーム)の全カードを発表した。

21年ぶりに開催される「WRESTLING DONTAKU2022」。メインイベントではIWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが、4度目の防衛戦として内藤哲也を迎える。

セミファイナルは、SANADAが返上したUSヘビー級新王者決定戦で、棚橋弘至とウィル・オスプレイが激突。

その他、デスペラード-石森のジュニアヘビー級選手権試合、コブ、O・カーン組に、後藤、YOSHI-HASHI組、ファレ、オーエンズ組が挑むタッグ選手権試合3WAYマッチなどが決定した。

この日発表された全カードは以下の通り。

◆第1試合

藤波、鷹木、高橋ヒロム-セイバーJr.、タイチ、TAKAみちのく

◆第2試合

ロア-高橋裕二郎

◆第3試合

IWGPジュニアタッグ選手権試合 ワト、田口(王者組)-金丸、DOUKI(挑戦者組)

◆第4試合

IWGPタッグ選手権試合 O・カーン、コブ(王者組)-YOSHI-HASHI、後藤(挑戦者組)-ファレ、オーエンズ(挑戦者組)

◆第5試合

NEVER無差別級選手権試合 トンガ(挑戦者)-EVIL(王者)

◆第6試合

IWGPジュニアヘビー級選手権試合 デスペラード(王者)-石森(挑戦者)

◆第7試合

IWGP・USヘビー級新王者決定戦 棚橋-オスプレイ

◆第8試合

IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ(王者)-内藤(挑戦者)

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【新日本】4・9両国大会対戦カード決定 オカダ・カズチカ-ザック・セイバーJr.など8試合

50周年記念大会のメインイベントでガウンを着て入場するオカダ・カズチカ(2022年3月1日撮影)

新日本プロレスは28日、オンライン形式で記者会見を行い、来月9日開催の両国大会、全8試合の対戦カードを発表した。

前日27日に閉幕したNJC2022で優勝を果たしたザック・セイバーJr.(34)が王者オカダ・カズチカ(34)に挑むIWGP世界ヘビー級選手権試合を初め、同ジュニアヘビー級選手権試合など、6大タイトルマッチが決定。この日会見に登場したセイバーJr.は「ここが自分が勝つタイミング。チャンピオンになれば面白くなると保証する」と、タイトル取りに自信をのぞかせた。

この日発表された全カードは以下の通り。

◆第1試合 邪道、ロア、トンガ、棚橋-外道、高橋裕二郎、オーエンズ、ファレ

◆第2試合 内藤、鷹木-オスプレイ、ヘナーレ

◆第3試合 IWGPジュニアタッグ選手権試合 ワト、田口(王者組)-ファンタズモ、石森(挑戦者組)

◆第4試合 「KOPW2022」争奪戦 矢野(保持者)-タイチ(挑戦者)

◆第5試合 NEVER無差別級選手権試合 高橋ヒロム(挑戦者)-EVIL(王者)

◆第6試合 IWGPタッグ選手権試合 YOSHI-HASHI、後藤(王者組)-O・カーン、コブ(挑戦者組)

◆第7試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 デスペラード(王者)-SHO(挑戦者)

◆第8試合 IWGP世界ヘビー級選手権試合 オカダ(王者)-セイバーJr.(挑戦者)

鷹木に勝利し、観客にアピールするザック・セイバーJr.(2021年9月23日撮影)

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SHO、デスペラードのマスクはぎとる暴挙「ベルトに挑戦させてくださ~い」 観客「帰れ」怒号

デスペラードのマスクをはぎとり、選手権試合を要求するSHO(中央(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:ニュージャパンカップ2022>◇27日◇大阪・大阪城ホール◇観衆2987人

新日本プロレスの極悪集団「ハウス・オブ・トーチャー」のSHO(32)が、IWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードのマスクに手をかける暴挙に出た。

第4試合、ともにNEVER無差別級6人タッグ王座を保持する高橋裕二郎と組み、鈴木軍のTAKAみちのく、デスペラード組と対戦。入場中の相手にトーチャーツールで殴打する奇襲をかけた。戸惑うレフェリーに無理やりゴングを鳴らさせると、0分37秒、スネークバイト(変形三角締め)でTAKAを瞬殺した。

かねて、デスペラードの持つジュニアヘビー級のベルトに執着してきたSHOは、試合後も大暴れ。デスペラードのマスクを完全にはぎとると、そのままクロスアーム式のパイルドライバーをさく裂。グロッギー状態の王者に「改めて言わせてもらいます。デスペさん、このベルトに挑戦させてくださ~い」と、あえて丁寧な口調で対戦を要求した。

やりたい放題のSHOには、観客から「帰れ!」の怒号やブーイングの嵐。それをも楽しむように、ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべながら退場した。

デスペラードにパイルドライバーを見舞うSHO(中央)(提供・新日本プロレス)

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YOSHI-HASHI、後藤組がIWGPタッグ初防衛成功 NEVER6人タッグ王座も狙う

<プロレス:新日本札幌大会>◇19日◇北海きたえーる(北海道立総合体育センター)

IWGPタッグ王者YOSHI-HASHI、後藤洋央紀組が初防衛に成功した。挑戦者高橋裕二郎、EVIL組を迎え、16分55秒、消灯で高橋からフォールを奪ってベルトを守った。入場の花道で背後から襲撃され、リズムを狂わされたYOSHI-HASHI、後藤組だったが、ローブロー、いす攻撃など敵セコンドも含めた反則攻撃のオンパレードを切り抜け、高橋を捕獲。合体技の激烈一閃(いっせん)からの消灯でトドメを刺した。

初防衛に成功したYOSHI-HASHI、後藤組は20日、同じ会場でYOHを加えて高橋、EVIL、SHO組が保持するNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦する。YOSHI-HASHIが「明日も。明日、明日、YOHが加わって、明日は俺たちがNEVER6人タッグのチャンピオン、2冠になるから」と言えば、後藤も「ぐっすり眠らせてやるよ、明日」と気合を入れ直していた。

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いつもクールなYOH爆発「なあ、SHOくん。早く戦争しようぜ。2人だけのな!」

レンチを握りしめるYOH(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:後楽園大会>◇7日◇東京・後楽園ホール

いつもクールなYOH(33)が大爆発した。レンチで元相棒のSHOを殴打。まさかの反則負けを喫した。

第5試合で、石井智宏と組み、NEVER無差別級6人タッグ王者のSHO、EVIL組とタッグマッチで対戦。敵陣にパイプ椅子やローブロー、レンチ攻撃を受けると、YOHの目の色が変わった。普段、EVIL率いるヒールユニット「ハウス・オブ・トーチャー」に無法殺法を繰り出されても、冷静に対処してきた男。堪忍袋の緒が切れた瞬間だった。

12分ちょうど。SHOが持ち込み、リング上に転がっていたレンチを奪い取ると、レフェリーの制止を払いのけて一気に殴打した。反則負けで試合終了。それでも、興奮は冷めやらず、SHOに馬乗りになってエルボーの連打。複数人のヤングライオンに取り押さえられると、目を閉じて呼吸を整え、冷静になろうとつとめていた。

今月20日には、北海道で行われるNEVER無差別級6人タッグ選手権試合を挑戦者として迎える。バックステージに表れたYOHは「なあ、SHOくん。早く戦争しようぜ。2人だけのな!」と宣言。もう、好き放題はさせない。拷問の館に、恐怖を植え付ける構えだ。

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【新日本】聖地が拷問の館に…EVIL組が無法殺法で6人タッグ防衛 

YOH(右)に急所攻撃をするEVIL(左)(撮影・横山健太)

<新日本:東京ドーム大会>◇5日◇東京ドーム

NEVER無差別級6人タッグ王者チーム、EVIL(34)SHO(32)高橋裕二郎(40)組が、同王座の初防衛に成功した。因縁のYOH、YOSHI-HASHI、後藤洋央紀組を無法殺法で退けた。前日4日にNEVER無差別級王座2度目の戴冠を果たした2冠王者EVILは、試合後もリングサイドの石井に挑発を続けた。

聖地東京ドームを一瞬のうちに拷問の館に変えてみせた。EVIL率いるユニット「ハウス・オブ・トーチャー」が、前日4日にIWGPタッグ王者になったYOSHI-HASHI、後藤組にも、自分たちの戦い方を貫いた。

ゴング前に相手に襲い掛かる乱闘スタート。序盤から真っ向勝負の相手に、反則攻撃の雨をたたきつけた。EVILが金具むき出しの鉄柱に後藤を打ち付け、高橋裕がYOSHI-HASHIの手にかみついた。セコンドのディック東郷も、当たり前のように乱入しスポイラーズチョーカーによる首絞め攻撃。最後は、SHOが4日に敗北を喫した元相棒YOHの頭をレンチで殴打。9分37秒、そのまま3カウントを強奪し、初の防衛を成功させた。

2冠王者を死守したEVILは、リングサイドで怒りに震えるセコンド石井にベルトを見せつけて挑発。俺が王者だと言わんばかりに、勝ち誇った。昨年12月に行われた調印式では「こいつらに勝つのは当たり前だよ。ケイオスという箱舟を沈没させてやるよ!」と不敵な笑みをたたえながら宣言していたが、東京ドームのファンに初「悪夢」を見させた。

無法殺法で、新日本の歴史を動かしてきた。昨年11月の大阪大会で、史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指したYOSHI-HASHI、後藤、石井組を、EVILが必殺技のEVIL(変則大外刈り)で沈めた。どんな強者コンビでも1年3カ月奪えなかったベルトを、レフェリーも見落とす「華麗な」反則攻撃で奪い取った。

昨年12月に閉幕したワールドタッグリーグの優勝決定戦で、EVILと高橋裕は後藤、YOSHI-HASHI組に敗れ、同タッグ初優勝を逃した。バックステージでは目が据わった表情で「人の試合壊しやがって、ふざけんなよ、この野郎!」と恨み節を語っていた。受けた屈辱は、何倍にしても返す。22年も拷問の館が猛威を振るう。【勝部晃多】

初防衛に成功し引き揚げる、左2人目からEVIL、高橋、SHO(撮影・横山健太)

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【新日本】後藤組が92代タッグ王座「くじけず、折れずに」成果実証の完勝

タイチ(中央)を攻めるYOSHI-HASHI(手前)と後藤(撮影・滝沢徹郎)

<新日本:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム

第6試合のIWGPタッグ選手権試合は、挑戦者でユニット「ケイオス」の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI組が、初戴冠した。

最後は「奈落」で後藤、YOSHI-HASHI組が頂点に立った。合体技の「消灯」で、ザック・セイバーJr.を戦闘不能に追い込んだ15分過ぎ。孤立したタイチに、YOSHI-HASHIがカナディアンデストロイヤー、後藤が裏GTRを見舞った。間髪入れずKO寸前のタイチに合体の大技「奈落」を決めて3カウント。2度目の防衛戦だったタッグ巧者を破り、第92代タッグ王座に就いた。

YOSHI-HASHIは「時間はかかったけど、この新日本で昔から伝統のある、IWGPという名のベルトを取ったということはすごくうれしい」と、かみしめた。これまで新日本の最高位「IWGP」王座とは無縁だった。それでも7年ぶり王座返り咲きの後藤は「YOSHI-HASHIの今までの努力。誰からさげすまれてもバカにされてもくじけず、折れずにやってきた成果。それを実証できてうれしい」と、ユニット・ケイオスの盟友への全幅の信頼を口にした。

試合後、YOSHI-HASHIはタイチに握手を求めた。これまでタイチには挑発や侮辱を繰り返されていた。だが昨年12月15日に閉幕したワールド・タッグリーグではタイチ、セイバーJr.組をリーグ戦で撃破。決勝のリングサイドで、雪辱を期すタイチから「絶対に優勝しろよ」と何度も言われ、この試合にかけるタイチの思いは知っていた。握手は払いのけて拒否されたが、近づいて抱き締められた。YOSHI-HASHIは「握手以上のものをもらったと思っている」と、完敗と成長を認められた。

後藤は「今年はオレらがタッグを引っかき回すんで期待していてください」と不敵に笑った。さらに2人は5日、ケイオスのYOHを加え、NEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦。後藤は「NEVER6メンとタッグの2冠、また大きな実績をつくりたい」と力説。2日連続の王座奪取への自信をのぞかせていた。【高田文太】

新日本プロレス相関図
ザック・セイバーJr(右)を攻める後藤(撮影・滝沢徹郎)
ザック・セイバーJr(右)を攻めるYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)
タイチ(中央)を攻める後藤(手前)とYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)
ベルトを肩に勝ち名乗りを受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・滝沢徹郎)

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【新日本】後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組がIWGPタッグ初戴冠

ベルトを肩に勝ち名乗りを受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・滝沢徹郎)

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム◇第1日

第6試合のIWGPタッグ選手権試合は、挑戦者でユニット「ケイオス」の後藤洋央紀、YOSHI-HASHI組が、初戴冠した。

2度目の防衛戦に臨んだタイチ、ザック・セイバーJr.組を15分27秒で撃破。最後は合体技「奈落」から、YOSHI-HASHIが片エビ固めで、タイチから3カウントを奪った。後藤にとっては、7年ぶりの同級タイトル返り咲きとなった。

後藤組は勢いに乗ってはタッグ巧者のタイチ組に、何度も分断させられた。合体技「消灯」を決めても、フィニッシュまでは持ち込めない展開。それでも「消灯」でザックを戦闘不能に追い込んだ、15分過ぎだった。ブラックメンフィストの体勢に入ったタイチを、YOSHI-HASHIがカナディアンデストロイヤーへ切り返した。さらに後藤が、裏GRTで追い打ちをかけ「奈落」で3カウントを奪った。

試合後、YOSHI-HASHIは因縁のあるタイチに手を差し伸べた。これをタイチは払いのけて拒否したが、近づいてYOSHI-HASHIを抱き締めた。後藤にも近づき、たたえた。

IWGPタッグベルトを初めて巻いたYOSHI-HASHIは「時間はかかったんですけど、この新日本で昔から伝統のあるIWGPという名のベルトを取ったということはすごくうれしい」と、かみしめた。後藤は「今年はオレらがこのタッグを引っかき回すんで期待していてください」と力説した。

2人は5日、ケイオスのYOHを加え、NEVER無差別級6人タッグ王座に挑む。後藤は「NEVER6メンとタッグの2冠、また大きな実績をつくりたいと思いますよ、明日」と、2日連続の王座奪取を誓っていた。

タイチ(中央)を攻める後藤(手前)とYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)
ザック・セイバーJr(右)を攻める後藤(撮影・滝沢徹郎)
ザック・セイバーJr(右)を攻めるYOSHI-HASHI(撮影・滝沢徹郎)

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【新日本】EVIL 石井智宏破りNEVER無差別級王座奪取

試合後、ベルトを手に石井を踏みつけるEVIL(撮影・滝沢徹郎)

<新日本プロレス:東京ドーム大会>◇4日◇東京ドーム◇第1日

NEVER無差別級選手権試合は、挑戦者のEVIL(年齢非公表)が王者の石井智宏(46)にフォール勝ちして王座を奪取した。

開始から最後までEVILはイス攻撃など反則の限りを尽くした。セコンドのユニット「ハウス・オブ・トーチャー」のディック東郷も加担して、事実上2対1の試合だった。一方的に攻められた石井も、バックドロップや雪崩式ブレーンバスターで反撃したが、EVILの策略でレフェリーにラリアットが誤爆。レフェリーが不在になると、高橋裕二郎とSHOも乱入して東郷を含む4人で石井に集中攻撃を浴びせた。

代わりのレフェリーがリングに入ってきたが、石井がブレーンバスターを仕掛けようとした瞬間、場外から乱入した高橋が急所攻撃を浴びせ、さらに東郷がレフェリーの注意を引きつけているすきに、EVILがNEVERのベルトを持ち出して石井の顔面を殴打。そしてグロッギーになった石井にEVILを浴びせて試合を終わらせた。

EVILはNEVERのシングルと6人タッグの2冠を手にした。試合後の会見でEVILは「ざまあみろ、このやろー。これ(ベルト)は、オレのものだ」と、反則の限りを尽くして奪ったベルトを指さした。石井はノーコメントだった。

石井(左)にEVILを見舞うEVIL(撮影・滝沢徹郎)
乱入した高橋(左)から急所攻撃を食らう石井(中央)。右はEVIL(撮影・滝沢徹郎)
EVIL(左)ラリアットを見舞う石井(撮影・滝沢徹郎)
 

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柴田勝頼ついに復活 棚橋はUS王者返り咲き狙う/新日本WK見どころ2

12月15日、両国大会でリングに上がった柴田勝頼はファンの拍手を受け感極まる

新日本プロレスのレッスルキングダム(WK)16が4日、東京ドームでいよいよ幕を開ける。今年は4、5日の東京ドーム大会2連戦に加え、8日の横浜アリーナ大会で約5年ぶりのプロレスリング・ノアとの対抗戦が行われる。

日刊スポーツでは同大会の見どころを全3回で紹介する。第2回は、東京ドーム大会。

   ◇   ◇   ◇

4日の第4試合で、柴田勝頼(42)が復帰を遂げる。急性硬膜下血腫の影響で17年4月以降欠場していた。新日本ロサンゼルス道場のヘッドコーチとして後進の育成にあたりながらリング復帰を目指してきた。昨年10月、G1クライマックス決勝戦前にサプライズ登場。12月の両国大会ではスーツ姿でリングに上がると「1月4日。試合するぞ! 以上」と絶叫した。非公表の対戦相手は誰なのか、自身提案のキャッチレスリングルールでの戦いはどんなものになるのか注目だ。

4日の第7試合は、高橋ヒロム(32)がIWGPジュニアヘビー級王者で、互いに認め合うライバル、エル・デスペラードに挑戦する。昨年12月に閉幕したベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)では、史上2人目の連覇、3人目の3度目の優勝を達成したヒロムだが、「IWGPジュニアヘビー級王座、それしか見えていない」と貪欲だ。デスペラードとはBOSJ公式戦、12月のタッグマッチと、30分時間切れ引き分けに終わっている。宿敵を倒し、正真正銘の王者に返り咲く。

5日の第4試合は、NEVER無差別級6人タッグ王者のSHO&高橋裕&EVILのハウス・オブ・トーチャー(HoT)組に、YOH&YOSHI-HASHI&後藤のケイオス組が挑戦する。YOSHI-HASHIと後藤は昨年11月の大阪大会で、石井を加えた3人でNEVER無差別級6人タッグ王者の史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した。しかし、HoTのダーティーファイトにいたぶられてベルトを奪われている。昨冬のワールドタッグリーグ優勝決定戦では、高橋裕&EVILを退けて優勝。一矢報いたが「このままで終わろうとは思っていない。ここがゴールじゃない」と、鼻息は荒い。失ったものを取り返せるか。

そのほか、4日のNEVER無差別級やIWGPタッグ、5日の棚橋弘至(45)がIWGP USヘビー級王者返り咲きを狙うKENTA戦、ジュニアタッグなどタイトルマッチも充実している。

見どころ最終回は、約5年ぶりのプロレスリング・ノアとの対抗戦が行われる8日の横浜アリーナ大会についてで、近日アップ予定。

IWGP USヘビー級王者返り咲きを狙う棚橋弘至

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新日本 1・4&1・5全対戦カード発表 4日メイン王者鷹木信悟-オカダ

激しく打ち合う鷹木(左)とオカダ(2021年12月15日撮影)

新日本プロレスは16日、22年1月4日、5日に東京ドームで行われる「WRESTLE KINGDOM 16 in東京ドーム」の全対戦カードを発表した。

11月8日に発表された4日のメイン(王者鷹木信悟-挑戦者オカダ・カズチカのIWGP世界ヘビー級選手権)、同15日に発表された5日のメイン(4日の勝者-挑戦者ウィル・オスプレイのIWGP世界ヘビー級選手権)に加え、4日の第0試合を含む全17カードが出そろった。

この日発表されたカードは以下の通り

◆4日 第0試合・「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボー(参戦選手数未定)

◆4日 第1試合・スペシャルシングルマッチ 60分一本勝負 YOH-SHO

◆4日 第2試合・6人タッグマッチ 30分一本勝負 棚橋&田口&ロメロ-KENTA&石森&ファンタズモ

◆4日 第3試合・6人タッグマッチ 30分一本勝負 内藤&SANADA&BUSHI-オスプレイ&コブ&O・カーン

◆4日 第4試合・スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負 柴田勝頼-X(ルール調整中)

◆4日 第5試合・NEVER無差別級選手権 60分一本勝負 王者:石井智宏-挑戦者:EVIL

◆4日 第6試合・IWGPタッグ選手権 60分一本勝負 王者:タイチ&セイバーJr-挑戦者:後藤&YOSHI-HASHI

◆4日 セミファイナル・IWGPジュニア選手権 60分一本勝負 王者:エル・デスペラード-挑戦者:高橋ヒロム

◆5日 第1試合・IWGPジュニアタッグ選手権3WAYマッチ 60分一本勝負 王者:ロビー&タイガー-挑戦者:田口&ロメロ-挑戦者:石森&ファンタズモ

◆5日 第2試合・スターダムスペシャルマッチ 30分一本勝負 岩谷麻優&スターライト・キッド-中野たむ&上谷沙弥

◆5日 第3試合・「KOPW 2022」決定戦4WAYマッチ 時間無制限 4日の第0試合「KOPW 2022」進出権争奪ニュージャパンランボーを勝ち抜いた4選手

◆5日 第4試合・NEVER無差別級6人タッグ選手権 60分一本勝負 王者:EVIL&裕二郎&SHO-挑戦者:後藤&YOSHI-HASHI&YOH

◆5日 第5試合・スペシャルシングルマッチ 60分一本勝負 SANADA-グレート・O・カーン

◆5日 第6試合・スペシャルシングルマッチ 60分一本勝負 内藤哲也-ジェフ・コブ

◆5日 セミファイナル・IWGP USヘビー級選手権 60分一本勝負 王者:KENTA-挑戦者:棚橋弘至

スーツ姿でリング上に上がり1.4大会への参加を表明しマイクをたたきつける柴田勝頼(2021年12月15日撮影)

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後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組がWTL初優勝「絆が生んだ栄光」

「WORLD TAG LEAGUE2021」優勝決定戦を制し勝ち名乗りを受けるYOSHI-HASHI(右)と後藤(撮影・垰建太)

<新日本プロレス:両国大会>◇15日◇東京・両国国技館◇観衆3215人◇ワールドタッグリーグ優勝決定戦

たまりにたまった鬱憤(うっぷん)を晴らした。リーグ戦1位チーム、後藤洋央紀(42)&YOSHI-HASHI(39)のケイオス組が、EVIL&高橋裕二郎のハウス・オブ・トーチャー組を破り、同タッグとして3度目の出場となったワールドタッグリーグ(WTL)で初優勝を果たした。

優勝決定戦にもかかわらず、序盤から一方的な反則攻撃の嵐だった。それでも、隠しはざま、GYR、消灯、激烈一閃(いっせん)と、合体攻撃を連発し、自らのタッグの戦い方を貫いた。先月、米国でNEVER無差別級王者を奪還した同門石井智宏のヘルプもあり、発奮。最後は19分58秒。高橋裕をYOSHI-HASHIがフルネルソンで抱え上げ、後藤が旋回してたたきつける新技「奈落」で沈めた。

絶対に負けられない相手だった。11月6日の大阪大会、石井を加えた3人でNEVER無差別級6人タッグ王者の史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指したが、SHO、EVIL、高橋裕のダーティーファイトにいたぶられ、1年3カ月間巻き続けたベルトを奪われた。同月28日の千葉大会WTL公式戦でも、度重なる反則攻撃に苦しみ、勝ち点2を献上。因縁の相手を撃破し、自身3度目の優勝となった後藤は、「ケイオスのメンバーみんなの絆が生んだ栄光」と喜びをかみしめた。

体は決して万全の状態ではなかった。YOSHI-HASHIは、今月9日のユナイテッドエンパイア戦で膝を負傷。後藤もリーグ戦のダメージ蓄積により、膝は悲鳴をあげていた。それでも、コロナ禍で苦しむ人々の希望の光になるべく、残る全ての力をふり絞った。後藤は「このままで終わろうとは思っていない。ここがゴールじゃない」。タッグの歴史にさらなるページを刻む。【勝部晃多】

「WORLD TAG LEAGUE2021」優勝決定戦を制し写真に納まるYOSHI-HASHI(右)と後藤(撮影・垰建太)
高橋(中央)をたたきつけるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・垰建太)
高橋(中央)をたたきつけるYOSHI-HASHI(左)と後藤(撮影・垰建太)

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ハウスオブトーチャー無法連発初勝利 テンコジ相手に反則技オンパレード

試合開始前に相談する裕二郎とEVIL(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス:ワールドタッグリーグ>◇23日◇神奈川・カルッツかわさき

NEVER無差別級6人タッグ王者の高橋裕二郎(40)、EVIL(34)のハウスオブトーチャーコンビが、開幕4戦目にして初勝利を挙げ、勝ち点2を“横取り”した。

同リーグ2度の優勝経験を誇る天山、小島組との対戦。テンコジ警察相手にも、お構いなしに無法攻撃を連発した。Tシャツでの首絞め、鉄柵攻撃、セコンドのディック東郷との3人がかりのコブラツイスト、かみ付きなど、反則技のオンパレード。極め付きは、関節技をかけられた高橋がタップしたにもかかわらず、EVILが審判の注意をそらし、なかったことに。最後は高橋がケイン攻撃から、天山にBig Juiceをさく裂し、3カウントを強奪した。

6日の大阪大会でSHOとともに、史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した石井、後藤、YOSHI-HASHI組を退け、ベルトを奪取したが、今リーグでは奮わず。同時開催中のベスト・オブ・スーパージュニアで同王者SHOが4連勝で単独首位をひた走る中、棚橋、矢野組、O・カーン、ヘナーレ組、ファレ、オーエンズ組に開幕3連敗。お決まりの非道攻撃も返り討ちにされ、同門のオーエンズには「ズルはなしのはずだろ?」とたしなめられる始末だった。

ここまでノーコメントを貫いていてきた2人だったが、この日は「見たか。ここから全勝優勝だ!」としたり顔。悪の限りを尽くした男たちが、WTLにさらなる波乱を巻き起こす。【勝部晃多】

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石井智宏ベルト奪還「ジェラシーがわくほど素晴らしい」解説の鷹木信悟

ホワイト(左)にエルボ-攻撃する石井(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:米国大会>◇14日(現地時間13日)◇カリフォルニア・San Jose Civic

石井智宏(45)が米国でNEVER無差別級王座のベルトを奪還してみせた。メインイベントで2度目の防衛を目指した王者ジェイ・ホワイト(29)を破り、2年半ぶり6度目の戴冠を果たした。

「あいつの首とNEVERのベルトを取りに、アメリカに乗り込むぞ!」。8月4日のロサンゼルス大会で、初防衛を果たしたホワイトに挑戦状をたたきつけてから3カ月。かつてNEVER王者として名勝負を繰り広げ、NEVERブランドの地位を確立した男は、首を長くしてこの時を待っていた。

タックル合戦で幕を開けた試合は、場外戦に発展。鉄柵に2度打ち付けられ、強烈な逆水平チョップを食らうなど、序盤は王者の前にやられっぱなしだった。だが、何度も打たれることで本領を発揮するのが石井だ。エルボー合戦を真っ向から受けて立ち、打たれながらも前進した。最後は、体力を使い果たしたホワイトを捕まえ、渾身(こんしん)の垂直落下式ブレーンバスターで沈めた。

試合後、倒れこんでぼうぜん自失のホワイトにベルトを見せつけると、無言で米国のリングを後に。解説を務めたIWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟に「ジェラシーがわくほど素晴らしい試合だった」と言わしめる貫禄の勝利だった。

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石井智宏組が6人タッグ王者陥落 EVIL組が無法殺法で強奪、悪夢の再現

HOUSE OF TORTUREに金的を受けるYOSHI-HASHI(左)と後藤(新日本プロレス提供)

<新日本:大阪大会>◇6日◇エディオンアリーナ大阪

NEVER無差別級6人タッグ選手権試合が行われ、自身の史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指した王者組、石井智宏(45)後藤洋央紀(42)YOSHI-HASHI(39)が、SHO(32)高橋裕二郎(40)EVIL(34)の“HOUSE OF TORTURE”に敗れ、1年3カ月間守ったチャンピオンベルトを失った。

ゴング前の奇襲、かみつき、首絞め、顔面かきむしり…。序盤から次から次へと襲い来る反則攻撃の嵐にもひるまず、何度も阻止して立ち向かった。だが、セコンドのディック東郷の乱入を許すと、YOSHI-HASHIが今秋にCHAOSを裏切ったSHOにスパナで殴打され、最後はEVILに「EVIL」を決められノックダウン。3カウントと王座を、無法殺法で強奪された。

惨敗を喫し、挑戦を受けた10月21日・日本武道館大会の悪夢の再現だった。試合後も“HOUSE OF TORTURE”による拷問は止まらず。CHAOSのタオルを目の前で破られるなど、屈辱にまみれた。だが、SHOの元相棒YOHがリング上へ駆けつけ、エルボーとトラースキックで悪を一蹴。ベルトを担ぎ、引き揚げていく宿敵をにらみつけ「時間、返しに来ました」と復活を宣言した。

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NEVER6人タッグ王者石井智宏「取ってみろ!」挑戦者組に前哨戦で躍動

バレットクラブ組と対峙(たいじ)するNEVER無差別級6人タッグ王者のYOSHI-HASHI(手前)(撮影・勝部晃多)

<新日本プロレス埼玉大会>1日◇熊谷市立市民体育館◇観衆604人

NEVER無差別級6人タッグ王者トリオが前哨戦で躍動した。6日の大阪大会で自身の持つ史上最多連続防衛記録(9度)の更新を目指す石井智宏(45)、後藤洋央紀(42)、YOSHI-HASHI(39)らの王者組が、SHO、高橋裕二郎、EVILらの次期挑戦者組を迎撃した。

ゴング開始前の奇襲や顔面踏みつけ、スポイラーズチョーカーによる首締めなど、序盤から反則攻撃を受け続けたが、ひるまなかった。合体ブレーンバスターや合体牛殺しなど、息ぴったりのコンビ技をさく裂。無法行為集団に、タッグの戦い方を見せつけた。

最後は同組の田口隆祐が3カウントを奪われたが、おかまいなし。試合後も、3人はたまった鬱憤(うっぷん)を晴らすかのように攻撃を続け、逃げ惑う相手を鉄柵片手に追い回した。チームの大黒柱の石井は「俺らから(ベルトを)取ってみろ! 取ってみろよ!」と力強く叫んだ。

10月に閉幕したG1戦線では3人とも低空飛行。10月21日に久しぶりのタッグを結成した際は、顔を踏み付けられるなど屈辱まみれの完敗を喫し、王座挑戦を受けていた。

YOSHI-HASHIはバックステージで「他にも挑戦したいやつはいる。大阪ですべて終わらせてやる」と宣言。熊谷の地で、熱い思いをぶつけた3人。迷える王者が復活の兆しを示した。

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