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RENA「暗闇からやっと少し光が見えた」一問一答

リンジー・ヴァンザント対RENA 試合後、「絶対負けない」とプリントされたTシャツを着て涙ながらにインタビューに応じるRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)が涙のリベンジに成功した。50・8キロ肘ありの総合ルールで、リンジー・ヴァンザント(26=米国)に3回4分42秒でTKO勝利を飾った。昨年6月、米ニューヨークでのベラトール大会では裸絞めで1本負けした因縁の相手。そのリベンジを果たすとともに、試合2日前、がんで亡くなった友人にささげる勝利にもなった。

以下、試合後の主な一問一答

-この再戦について

つらかったが、自分やチームを信じて、絶対負けない気持ちで臨んだ。相手は強くて、根性もあって、また研究して試合に臨んでいると感じた。勝ち逃げしてもおかしくない状況でオファーを受けてくれて感謝の気持ち

-今後について

ずっと暗闇の中にいたのが、今回やっと少し光が見えた、抜け出せた気がする。課題も見つかったので、それを克服して、もっと強くなりたい。

-リング上で話した、亡くなった友人について

年上の友人で、犬のブリーダーさんだった。北斗晶さんが紹介してくれた。全部を吹き飛ばしてくれるような笑い方をされる方。今回勝利を届けたかったのでよかった。

-新RIZIN女子スーパーアトム級王者となったハム・ソヒへの挑戦は

打撃中心の私とハムちゃんはかみ合うと思うが、正直そこまで考えていない。

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RENA天国の友人に涙の報告「見てくれてるかな」

リンジー・ヴァンザント対RENA 試合後、「絶対負けない」とプリントされたTシャツを着て涙ながらにインタビューに応じるRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)が涙のリベンジに成功した。50・8キロ肘ありの総合ルールで、リンジー・ヴァンザント(26=米国)に3回4分42秒でTKO勝利を飾った。

昨年6月、米ニューヨークでのベラトール大会では裸絞めで一本負けした因縁の相手。そのリベンジを果たすとともに、試合2日前、がんで亡くなった友人にささげる勝利にもなった。

   ◇   ◇   ◇

強いRENAが帰ってきた。6月に格闘技の聖地マディソン・スクエア・ガーデンで敗れた時は1回ですぐ背後から首をしめ上げられ、レフェリーストップ。何もできないまま終わった。だが、この日は違った。何度もテークダウンを取られるが冷静に処理。「打撃でKOしたい」と宣言していた通り、得意の打撃を貫いた。3回終了間際に馬乗りとなりパンチを連打。レフェリーストップで試合を決めると号泣した。

涙はリベンジとともに亡き友人への思いから来るものだった。リング上でマイクを取ると秘めていた思いを明かした。「29日、お友達ががんの闘病をしていたんですけど亡くなってしまって、今日も告別式に行ってからこの会場に来ました。たぶん見に来てくれていると思うので、絶対負けたくない、絶対に勝ちたいという強い気持ちで臨みました。本当にありがとうございます。見てくれているかな」。天国の友人に手を振って、勝利を報告した。

16歳からプロ格闘家として活動し、今年で12年目。シュートボクシングに土台を置きつつ、15年の大みそかに「1度だけ」と総合格闘技デビューし、いつの間にか4年がたった。6月の試合直後、RENAは自身のツイッターで「すみません。また同じ負け方しました。やっぱり私MMA(総合格闘技)向いてないわ 悲しませてごめんなさい…」とつづったが、勝利でまた自信を取り戻した。「(友人は)笑顔がすてきな方だったので1日でも多く笑って過ごせるように、勝てるように、日々努力していく」と力強く誓った。【高場泉穂】

リンジー・ヴァンザント対RENA うれし涙を流しながら勝ち名乗りを受けるRENA(左)(撮影・滝沢徹郎)

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RENAが号泣リベンジ、亡き友にも勝利届けた

リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(下)にパンチを打ち込むRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)がリベンジに成功した。6月の米ニューヨークでのベラトール222大会で裸絞めで1回一本負けしたリンジー・ヴァンザント(26=米国)と、50・8キロ肘ありの総合ルールで戦い、3回TKO勝利した。

1回開始早々、テークダウンを取られるが冷静に処理。残り1分でマウントポジションに転じ、肘を打ち込んだ。2回は得意の立ち技で積極的に攻撃。終盤にコーナーでつかまり、締め技に持ち込まれるが何とかしのぎ、最終3回へ。寝技に持ち込もうとする相手をうまくかわし、馬乗りでパンチを連打。「打撃では私のほうが圧倒的に上」と打撃にこだわり、勝利をつかんだ。勝利が決まると、感極まって号泣した。

リベンジと、もう1つ、亡き友人への思いがあった。「リベンジマッチというのと大みそかにいい結果を出せてなかったのでつらかったんですけど、29日にがんで闘病していた友人の告別式に行ってからこの会場に来ました。たぶん見に来てくれていると思うので、絶対勝ちたいと強い気持ちで臨みました。本当にありがとうございます。見ててくれているかな」。天国の友人に勝利を報告した。

リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(左)にパンチを打ち込むRENA(撮影・滝沢徹郎)
リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(下)にパンチを打ち込みTKO勝ちしたRENA(撮影・滝沢徹郎)

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RENA「今年の汚れは今年のうちに」リベンジ誓う

31日のRIZIN20で6月に敗れたリンジー・ヴァンザントと再戦するRENA

RENA(28)が「今年の汚れは今年のうちに」とリベンジを誓った。4日、12月29日の米格闘技団体ベラトールの日本大会、31日のRIZIN20(いずれもさいたまスーパーアリーナ)に向けた会見に出席。

RENAは、31日のRIZIN20で、6月に米ニューヨークのベラトール222大会で敗れたリンジー・ヴァンサント(26)と再び戦う。「1割ぐらいしか力を出せずに終わった」と6月の試合を振り返り、「別人じゃないかと思わせる戦いをしたい。5年間頑張ってきた思いを爆発させたい」と熱い思いを口にした。

ヴァンザントは「RENAは私とリマッチして大丈夫かしら。ニューヨークでの試合と今回の試合で唯一変わる事は会場と、私の勝利者コールを聞くお客さんだけよ」と挑戦的なコメントを寄せた。

シュートボクシングを主戦場とするRENAは「1度だけ」と15年大みそかに総合格闘技デビュー。ここまでグラウンド技術の向上につとめてきたが、今回は「打撃でKOしたい」と得意の打撃にこだわるつもりだ。

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RENA、6月敗れたヴァンザントと大みそかに再戦

大みそかのRIZIN20大会でヴァンサントとの再戦が発表されたRENA

女子格闘技の人気選手RENA(28=シーザージム)が大みそかのRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)で6月に米国で負けたリンジー・ヴァンザント(26=米国)と再戦することが3日、発表された。

女子総合格闘技ルール50・8キロ契約で対戦する。ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで開催されたベラトール222大会に参戦し、ヴァンサントに一本負けを喫したが、10月のRIZIN19大会で再起戦に勝利。令和最初の大みそかにリベンジを狙う。

RIZINを通じ、ヴァンザントのみがコメント。「いつか日本を訪れたいと思っていましたが、まさかこんな形で日本に行けると思ってもいませんでした。日本で試合をするなんて感激です。私はすべての対戦相手に尊敬の念を持って接していますが、レーナは私とリマッチして大丈夫かしら。ニューヨークでの試合と今回の試合で唯一変わる事は会場と、私の勝利者コールを聞くお客さんだけよ」。

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RENAが20秒KO「私はやっぱりストライカー」

RENA対アレキサンドラ・アルヴァーレ アレキサンドラ・アルヴァーレに勝利しジャンプして喜ぶRENA(撮影・上田博志)

<RIZIN19>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇総合(肘あり)5分3回51キロ契約

初代シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(28)がアレキサンドラ・アルヴァーレ(35=スペイン)を瞬殺した。パンチが1発ヒットし、逃げ腰となった相手をコーナーに追い込み、20秒でKOした。

大阪市の西九条生まれの浪速っ子は「大阪のみなさん、ただいま~」と凱旋(がいせん)のあいさつ。6月にベラトールで、日本の女子格闘家として初めて米ニューヨークでマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)に登場したが、MMAで失神KO負け。復帰戦の今回は当初カナダの強豪ショーン・ラムの予定だったが、ラムの負傷で急きょ変更。7日にアルヴァーレと発表されていた。

「1週間前に相手が変わって。アルヴァーレ選手には感謝しかないです」とした上で、今回のテーマ「原点回帰」に言及。「私はやっぱりストライカー。KOできてホッとしてます」と強打者としての自分を再確認したようだった。

RENA対アレキサンドラ・アルヴァーレ アレキサンドラ・アルヴァーレ(左)にKO勝利するRENA(撮影・上田博志)
RENA対アレキサンドラ・アルヴァーレ アレキサンドラ・アルヴァーレに勝利し涙を流すRENA(撮影・上田博志)
RENA対アレキサンドラ・アルヴァーレ アレキサンドラ・アルヴァーレに勝利し笑顔を見せるRENA(撮影・上田博志)
RENA対アレキサンドラ・アルヴァーレ アレキサンドラ・アルヴァーレに右フックを見舞うRENA(撮影・上田博志)

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復帰戦RENAが格下対戦相手のハングリーさ警戒

地元大阪開催のRIZIN19に意欲満々のRENA(撮影・加藤裕一)

格闘技イベント「RIZIN19」(12日、エディオンアリーナ大阪)の選手インタビューが10日、大阪市内のホテルであり、シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(28)が出席。地元大阪での試合に向けて意欲を語った。

「最近KOできてないんで、スカッと勝ちたいですね」。大阪・西九条出身で現在は東京在住。普段は「敬語イコール標準語」という感覚があり、関西弁をあまり話さない。それだけに「新幹線で新大阪に帰ってきて“ありがとう”っていう(関西弁の)イントネーションを聞くともう、ほっこりしてしまう。リング上のあいさつも、なまるんじゃないかな」と笑顔で声を弾ませた。

6月のベラトールで、日本の女子格闘家として初めて米ニューヨークでマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)に登場。しかし、MMA(総合格闘技)で戦い、無念の失神KO負けに終わった。今回は復帰戦で、MMAの51キロ契約。対戦相手は当初カナダの強豪ショーン・ラムの予定だったが、ラムの負傷で急きょ変更。7日に目立つ実績のないアレキサンドラ・アルヴァーレと発表された。

「試合まで1週間を切って、RIZINで私と戦う決断をする。そんな選手はなかなかいない。ハングリーが持つ怖さは知っているので、気合を入れていきます」と表情を引き締めた。

地元大阪開催のRIZIN19に意欲満々のRENA(撮影・加藤裕一)

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RENA、10・12RIZINで4カ月ぶり再起戦へ

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

女子格闘技の人気選手RENA(28)が10月12日のRIZIN19大会(エディオンアリーナ大阪)で再起を目指す。

51キロ契約5分3回でショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦すると11日、発表された。6月の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でヴァンザント(米国)に一本負けして以来4カ月ぶりの再起戦。RENAは「大阪のパワーを借りて勝ちたい」。

再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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RENA、再起戦で相手のセクシーポーズに応戦

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA(28=シーザージム)がセクシーポーズ対決!?

11日に都内で記者会見に臨み、同19大会への参戦が発表。総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦だった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来、約4カ月ぶりの再起戦となる。ラムのセクシーポーズ写真を手渡されると苦笑いしながらも、同じポーズで“応戦”した。

RENAは「ちょっとチャレンジ、チャレンジと言っていて、自分の思うような形にはいかなくて。少しちょっと壁を感じていた」と心境を吐露。「負けることに慣れていなくて難しい時期が続いていたのですが、米国に、(日本女子総合格闘技で)誰も立ったことのないMSG(マディソンスクエアガーデン)に立たせてもらった。まだ私の可能性というのはこれからなんじゃないか。負けることを恐れずに」と吹っ切れた表情。ラムの写真に合わせたセクシーポーズも晴れやかな気持ちの表現だったようだ。

他選手の試合など通じて感じたことは自らの強みを生かすことだという。RENAは「自分の強いところで勝負していきたい。寝技もやりたいですけれど、打撃をおろそかにしていたところもあった。いろんな選手を見て自分の武器をモノにしている人がトップに上がっているので、初心に戻ってシュートボクシングの打撃を生かしていきたい」と自らを奮い立たせていた。

再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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RENA地元で再起戦へ「吹っ切れたというか復活」

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

総合格闘技団体RIZIN FFは11日、RENA(28=シーザージム)が10月12日、エディオンアリーナ大阪で開催されるRIZIN19大会に参戦すると発表した。

総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦となった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来の再起戦となる。

地元大阪で復活を目指すRENAは「前回の米国で、みなさんに悲しい思いをさせ、私も絶望しましたが、吹っ切れたというか復活しています。こんな私でも声をかけていただけてうれしさと感謝しかない。地元大阪のパワーを借りて、最近はスカ勝ちしていないので、地元大阪で勝ちたい」と意気込みを示した。

会見に同席した榊原信行CEOは「6月のベラトール、アウェーでRIZINを代表するRENA選手の負ける姿を見るのはつらかったですが、ぜひRIZINで復帰してほしいと4カ月話してきた。復帰戦としてはハードル高いが、RENAの第2章としてリボーンしてほしい」と期待を寄せた。

なお山本美憂-ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)、元UFCファイター中村K太郎-マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)、RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ共和国)-ファビオ・マルドナルド(ブラジル)、ライト級トーナメント1回戦の開催も発表された。

RIZIN19大会はフジテレビ系列で午後7~8時54分で全国中継される。

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA
再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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日菜太、真夏の祭典で勝利ステップに新日本参戦意欲

キックボクシングイベント、KOクライマックスの会見で、来年の新日本プロレス東京ドーム大会参戦の目砲を掲げた日菜太

K-1などで活躍したキックボクサー日菜太(32=クロスポイント吉祥寺)が、キックボクシングイベントKNOCK OUTによる真夏の祭典KOクライマックス2019(8月18日、東京・大田区総合体育館)での勝利をステップに新日本プロレスの東京ドーム大会(20年1月4、5日)への参戦を実現させる意気込みをみせた。

4日、東京・中野区のブシロードで開かれたKOクライマックス2019の公開会見に出席。16年の旗揚げから3年目を迎え、5月から新体制となったKNOCK OUTの第1弾大会でジョムトーン・チュワタナ(29=タイ)と対戦する日菜太は「(ジョムトーンは)やっぱり70キロのトップの方であることは間違いない。さらに強い外国人が5人ぐらいいるのでジョムトーンという存在は避けて通れない壁。ボクの尊敬する(ボクシング元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者)内山高志さんがジョムトーンにボクシングで勝っているのもあるので、ここをクリアしてもっと大舞台にチャレンジしていきたい」と意気込みを示した。

5月のKNOCK OUT新体制会見で、新日本プロレス東京ドーム大会への参戦をぶち上げていた。新日本プロレスとKNOCK OUTは親会社が同じブシロード。5月の新体制会見に同席した木谷高明オーナーにも直訴していた日菜太は「ボクが目標とする東京ドーム、本当に実現するために今年は何としても頑張っていきたい。ぜひプロレスの舞台でボクのキックを見せられる『何か』があればいいなと思います」と強調した。

キックボクシングとプロレスはそもそも競技が違う。既に新日本プロレスファンからも否定的な反応を示されているが「めちゃめちゃブーイングされて入場したいです。(カードは)ガチガチのキックボクシングでもいいし、プロレスラーとやりたいです。第3の新しい道を見せられたら」と口にした。大のプロレス好きで、いつか東京ドームで試合をしたいという格闘家としての希望もあった。何より新体制となったKNOCK OUTの人気をアップさせたい意味もある。「今、格闘技界で(世間的に)知っている選手はK-1の武尊選手。RISEの那須川選手。SB(シュートボクシング)のRENA選手。こういう選手と同じようになることを、この1年で達成して、晴れてボクらもメジャー団体に上がっていけるように頑張ろうと思う」と決意表明していた。

キックボクシングイベント、KNOCK OUTの公開会見に出席したキックボクサー日菜太

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ベラトール初参戦RENA一本負け「向いてない」

<ベラトール222>◇14日◇米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン◇総合5分3回

ベラトールに初参戦したシュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27)が、リンジー・ヴァンザント(米国)に1回4分4秒、裸絞めで一本負けした。

1回中盤に膝蹴りで飛び込んだのを機に、グラウンドに持ち込まれ、背後のポジションを取られた。そのまま後ろから首をしめ上げられ、RENAがタップしなかったため、レフェリーが試合を止めた。試合後、RENAは自身のツイッターを更新。「すみません。また同じ負け方しました。やっぱり私MMA(総合格闘技)向いてないわ 悲しませてごめんなさい…」とつづった。

日本の女子格闘家で聖地マディソンスクエアガーデンに立つのは史上初。歴史的勝利を狙ったが、力及ばなかった。

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RENA「総合格闘技1つ目の集大成」インタビュー

サンドバッグにパンチし、ポーズを決めるRENA(撮影・狩俣裕三)

シュートボクシング世界女子フライ級王者RENA(27)が、14日(日本時間15日)米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン(MSG)で行われるベラトール222大会でリンジー・ヴァンザント(米国)と対戦する。日本人女子格闘家として初めて聖地MSGに立つRENAに思いを聞いた。【取材・構成=高場泉穂】

◇   ◇   ◇

「1度だけ」とシュートボクシングに土台を置きながら総合格闘技デビューしたのは15年の大みそか。それから約3年半。負けや減量ミスの悔しさを経験し、聖地にあがるチャンスが巡ってきた。

「不安よりワクワクの方が大きいです。歴史に名を刻めるのはうれしいこと。ただあがるだけでなく、いい結果を出して勝ちたい。記録と記憶を残したいです。これが自分の総合格闘技での1つ目の集大成になると思います」。

米国初試合というだけでなく、金網に囲まれたケージで戦うのも初めて。RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加(37)が所属する都内のAACCジムで金網対策も入念に行ってきた。

「AACCの網は硬くて、めちゃくちゃ痛いんです。いつも悲鳴あげながら練習していました。でも、もともと立ち技の選手なので金網を使ってやるほうが、立ちやすい。苦手意識はないですが、試合でおりの中にいれられる感じが、どういう感じなのかは分からないですね」。

相手のヴァンザントは積極的に打撃で攻めてくるタイプ。激しい展開を予想し、その中で確実に勝ちを狙いにいくつもりだ。

「向こうも殴り合いが好きなので激しい打ち合いになると思います。(寝技で積極的に攻めたRIZIN14は)楽しかったんですけど、今回は確実さがほしい。自分の得意分野に持っていくようにします。ファンの方々は、激しい打撃戦を求めると思うので、それで盛り上げられたら」。

今回は米国での経験も豊富な総合格闘技の先輩浜崎がセコンドにつく。

「安心感があります。立ち技の時は先輩の女性がおらず、かなわない人がいなかった。総合になって初めてですね。浜崎さんと寝ころんだら何もできないです。試合前にアップする時もこれより強い人はいない。そう思うと試合が楽です」。

16歳からプロ格闘家として活動し、今年で12年目。今後どういう道を進んでいくのかは、「自分でも分からないんです」と話す。

「まだ走っている最中ですが、ゴール付近は見えてきました。選択肢はいろいろありますが、どのゴールにいくのか。今回、米国で試合をしたいという総合格闘技の夢がかなうので、終わった後の自分の感情がどうなるのかが、楽しみです」。

サンドバッグにキックを決めるRENA(撮影・狩俣裕三)
笑顔でインタビューに答えるRENA(撮影・狩俣裕三)
あじさいを背に、優しく笑顔を向けるRENA(撮影・狩俣裕三)
スカイツリーを背に、ブランコで無邪気に笑うRENA(撮影・狩俣裕三)
スカイツリーを背に、クールにポーズを決めるRENA(撮影・狩俣裕三)
公園のクジラの前でポーズを決めるRENA(撮影・狩俣裕三)

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堀口恭司、RENAが米総合格闘技の計量一発クリア

計量をパスし、ガッツポーズをつくるRIZINバンタム級王者堀口(C)RIZINFF

14日(日本時間15日)に米ニューヨークのマディソンスクエアガーデン(MSG)で開催される米総合格闘技ベラトール222大会の前日計量は13日(同14日)、同地で開かれ、初参戦するRIZINバンタム級王者堀口恭司(28)、RENA(27)はともに一発クリアした。

堀口はベラトール同級王者ダリオン・コールドウェル(31=米国)に挑戦。「王者対決」を前に堀口は134・4ポンド(約60・9キロ)、コールドウェルは134・6ポンド(約61・5キロ)でパスした。

またRENAは総合格闘技ルールで地元ニューヨーク出身のリンジー・ヴァンザント(25=米国)と対戦。RENAは111・2ポンド(50・43キロ)、ヴァンザントは111・4ポンド(50・53キロ)でクリアした。

計量パス後、ベラトール・バンタム級王者コールドウェル(左)と並ぶRIZIN同級王者堀口(C)RIZINFF
計量パスして写真撮影に応じるRENA(左)と対戦相手のヴァンザント(C)RIZINFF
前日計量をパスし、ポーズを決めるRENA(C)RIZINFF

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村田夏南子、裸絞めで米格闘技団体デビュー戦白星

村田夏南子

<米総合格闘技:Invicta FC35大会>◇7日(日本時間8日)◇米カンザス州カンザスシティー・メモリアル・ホール

RIZINを主戦場とする女子総合格闘家・村田夏南子(25)が米女子格闘技団体デビューを白星で飾った。戦績7勝2敗のリアーナ・ビロジン(ブラジル)とストロー級5分3回で対戦し、1回2分10秒、裸絞めで勝利した。

序盤から積極的に組み技を仕掛け、ケージに追い込みながらペースをつかむと、立ち上がろうとするビロジンの背後に回ってそのまま裸絞め。胴絞めしながらバックチョークで絞めあげてギブアップを奪った。昨年12月、Invicta FCでシャロン・ジェイコブソンとの初陣が組まれながら負傷欠場。今年4月のRIZIN出場を経て、満を持してのInvicta FCデビューだった。 「Invictaで戦えてうれしかった」と振り返る村田は「昨年12月の試合は、私がケガをしてなくなってしまい、悔しい思いをしてきたので勝ててうれしい。バックチョークは今まで使ったことがない。アドリブです」と勝利者インタビューで安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

今回の村田を皮切りにRIZIN勢は今月、米国マッチが続く。14日には米ニューヨークのマディソンスクエアガーデン(MSG)で開催される米総合格闘技ベラトール222大会で、現RIZINバンタム級王者堀口恭司(28)がベラトール同級王者ダリオン・コールドウェル(31=米国)に挑戦。昨年大みそかで先勝した堀口が挑戦者として2度目の防衛戦となるベラトール王者に挑む。また同じイベントではRENA(27)が総合ルールで地元ニューヨーク出身のリンジー・ヴァンザント(25=米国)と対戦。日本女子ファイターのMSG進出は、今年4月の新日本プロレス・ROH共催のG1スーパーカードで組まれたWOH世界王座戦に王者として出場した岩谷麻優(スターダム)以来。総合ルールではRENAが初進出となる。

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浜崎朱加が世界女王に 犬を通じRENAと深い縁

浜崎朱加(18年5月撮影)

<RIZIN16>◇2日◇神戸ワールド記念ホール

RIZINスーパーアトム級初代王者浜崎朱加(37)が、米国女子格闘技団体InvictaFC世界アトム級王者ジン・ユ・フレイ(34)との世界女王を決める戦いを制した。

浜崎は元柔道選手。実業団を辞めた後、運動不足解消のため通ったジムで総合格闘技に興味を持ち、09年にプロデビュー。その後、米国に活躍の場をひろげ、15年には日本人で初めてInvictaFC世界アトム級王者に。2度防衛の後、17年に同ベルトを返上した。今回の相手フレイとは、16年9月に防衛戦で対戦。フレイの流血で試合がストップとなりTKO勝ちをおさめたが、今までで最も強い相手だった。それから約2年9カ月。よりパワーを増し、リベンジに燃えるフレイを見事に退けた。

愛する犬猫との生活が浜崎を支える。今年1月には、後輩RENA(27)の愛犬おはぎが産んだ子犬をもらい受け、それに合わせて引っ越した。そんな犬を通じた深い縁のあるRENAからは、6月14日のベラトール222大会(米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン)でのセコンドを頼まれている。米国についていけるかは今回のダメージ次第だが、勝利のバトンはしっかりつなげた。

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浜崎朱加が打撃に自信「当たれば倒れる」RIZIN

RIZIN16大会に向けた打撃練習中に笑顔をみせる浜崎朱加

RIZIN16大会(6月2日、神戸ワールド記念ホール)で女子スーパーアトム級の初防衛戦を行う浜崎朱加(あやか、37)が27日、都内のジムで公開練習を行い、レベルアップした打撃のスパーリングを披露した。

今回は、米国の女子総合格闘技団体InvictaFC世界アトム級王者ジン・ユ・フレイ(34)の挑戦を受ける。浜崎がInvicta女王だった2年半前にタイトル戦で勝っているが、「その時より打撃が強くなっている」と警戒。その上で、打撃に関しては自分の方が「全然強くなっている」「右のフックは当たれば倒れるんじゃないかな」と自信を口にした。

米国で戦ってきた先輩として、6月14日のベラトール222大会(米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン)に初参戦するRENA(27)からセコンドを頼まれているという。「ケガをしないで、できればRENAちゃんの試合を見守りたい」と快勝の後、気持ちよくRENAのサポートにまわるつもりだ。

RIZIN16大会に向けて練習を公開した浜崎朱加

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RENAがベラトール初参戦 日本人女子初のMSG

RENA(19年4月撮影)

RIZINは23日、RENA(27)が6月14日のベラトール222大会に参戦すると発表した。

相手はリンジー・ヴァンザントで、契約体重50・8キロの肘あり総合格闘技ルールで行われる。同大会は米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン(MSG)で開かれ、RENAは日本人女子格闘家として初めて聖地に立つこととなった。

RENAは「先月、今回MSGで開催されるベラトールへの出場オファーをいただいた時は驚きましたが、アメリカで試合をすることは私の大きな夢だったので、それがかなうことがうれしくて今すごくワクワクしています。しかも、日本人女子プロ格闘家がMSGで試合をするのは初めてと聞いたので、派手に勝ってシュートボクシングとRIZINをベラトールファンにアピールしたいと思います」とコメントした。

RENAは、昨年大みそかのRIZIN14大会前の減量で脱水症状と貧血となり、ドクターストップで欠場した。失意の時期を乗り越え、4月21日のRIZIN15大会では、サマンサ・ジャン・フランソワを下して、17年大みそか以来1年4カ月ぶりの勝利をあげた。

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RENA「Rの時代を引っ張る」476日ぶり勝利

減量失敗を経て476日ぶりに勝利し、目に涙を浮かべるRENA(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

人気の女子格闘家RENA(27)が476日ぶりの勝利で復活を証明した。サマンサ・ジャン・フランソワ(フランス)と総合ルール51キロ契約5分3回で対戦。自らの減量失敗で昨年大みそかの対戦が流れた仕切り直しのカードは寝技の攻防で圧倒。3-0の判定勝ちを収め、17年大みそか以来の白星を挙げた。

相手のスタミナを削る粘りの寝技をみせ、関節技や、右拳の鉄ついをふり下ろし続けて快勝。減量失敗による欠場を「ガッカリさせてしまったことをおわびします」と謝罪し、17年大みそかのリベラ戦以来の白星に「自分のやれることはやれた」と及第点を出した。

今回はUFCなどの最軽量級リミット(52・2キロ)に近い、51キロ契約で試合に臨んだ。減量の配慮と「世界」を意識したウエート設定。海外進出へ「いつか米国で試合したい。レベルを上げていきたい」と意欲をみせた上で「次は令和。Rの時代なので私が引っ張っていく」と口にした。

2回、フランソワ(下)を攻めるRENA(撮影・河田真司)

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RENA476日ぶり勝利 昨年減量失敗し絶望感も

減量失敗を経て476日ぶりに勝利し、目に涙を浮かべるRENA(撮影・河田真司)

<RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

女子格闘技の人気選手RENA(27)がRIZINマット476日ぶりの復活勝利を挙げた。サマンサ・ジャン・フランソワ(32=フランス)と総合ルール(ひじあり)51キロ契約5分3回で対戦。

自らの減量失敗で昨年大みそかの対戦が流れたフランソワとの仕切り直しの一戦。グラウンド技の攻防で上回り、3-0の判定勝ちを収めた。

17年大みそかのリベラ戦以来、476日ぶりの白星を挙げ「まず一言、みなさまをがっかりさせてしまったことをおわびします。申し訳ないです」と昨年大みそかの欠場を謝罪した。

アグレッシブに攻め続けた。2回にはマウントポジションに入って右拳をふり下ろし、好機には左腕を捕獲して腕がらみを狙うなど一本、KOにこだわり続けた15分間だった。「一本勝ちは難しかったですが、シュートボクサーからMMA(総合格闘技)ファイターに近づけているでしょうか。寝技で一本を取れるように、トータルファイターを目指したい」と声をはずませた。

「止まっていた時計の針を動かす」。それがこの試合のテーマだった。昨年大みそかの大会前の減量で失敗し、脱水症状と貧血で倒れ、ドクターストップにより欠場した。「プロとしてありえない。いやだったことを自分がしてしまったという絶望感」でしばらくは家に引きこもっていたが、ファンの励ましの声や、フレンチブルドッグの愛犬に癒やされ、1月中には練習を再開した。

今回は、大みそかに49キロ契約で戦うはずだったフランソワと、今回は51キロ契約で対峙(たいじ)した。減量苦への配慮もあるが、UFCやアジアのONEチャンピオンシップの女子最軽量級リミット52・2キロに近づけた狙いもある。

海外進出は「夢の1つでもある。今回でやめるつもりはない」。新元号令和に向け「RENAの時代を作り出せたら」と、女子ファイターのトップとして走り続ける意気込みだ。

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