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那須川天心が左拳負傷 骨折なら年末RIZIN影響

RISEワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメントで優勝した那須川天心は一夜明け会見で左拳負傷を明かす

RISEのワールドトーナメント58キロ以下級で優勝した那須川天心(21)が17日、都内で一夜明け会見を行い、左拳を負傷したことを明かした。

那須川は、16日の決勝で志朗と対戦し、3-0の判定勝ち。左拳は2、3週間前の練習で痛め、試合でもヒジのガードの上からパンチを放つなどしてさらに痛めたという。

「試合前から痛めていたが、(左を)打たなきゃ勝てない相手。無理やり打っていった」といい、今後病院で検査する予定。「しばらく、3カ月ぐらいは休みたい」と漏らし、骨折など深刻な事態になれば、すでにオファーを受けている年末のRIZIN出場も微妙となる。

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38戦無敗の那須川「世界に出て」2団体背負う覚悟

志朗(左)に判定勝ちした那須川(撮影・中島郁夫)

<RISE:ワールドシリーズ2019>◇16日◇幕張メッセ・イベントホール

キックボクシング界の神童、那須川天心(21)が世界の頂点に立った。

58キロ以下級トーナメント決勝で、志朗(26)に3-0判定勝ちで優勝。試合後はK-1ワールドGPスーパーフェザー級王者武尊(28)へ、夢の対決を呼び掛けた。61キロ以下級は白鳥大珠(23)が優勝した。

   ◇   ◇   ◇

決定打こそなかったが、ヒリヒリするような攻防で、那須川の積極性が光った。鋭い左のパンチで志朗を押し込み、2回にはホールディングで志朗の警告を誘った。3回には、右パンチの直後に胴回し回転蹴りで宙を舞った。派手なKOこそなかったが、高度な攻防戦を3-0判定で制した。

「初めて、考えた試合。この立場になった、冷静に試合をしないと、と。まずは最低限勝つことができた」と淡々と話した。キック、総合とこれで38戦無敗(メイウェザー戦はエキシビション)。RISE、RIZINと団体を背負う王者となったことで、勢いだけでない絶対王者へと進化した。

キックボクシング界の神童から目指すは世界。「日本だけに収まらず、世界に出て自分の存在を知らしめたい」。近い将来への目標を掲げるが、その前にどうしても戦い、倒したい相手がK-1の武尊だ。「(どちらが強いか)あれだけ騒がれて、お互いやる気があるのにやれないのはおかしい。今はそんな時代じゃない」と改めて対戦を呼び掛けた。RISEの伊藤代表は「マッチメークの賞味期限はあと半年。今年だと年末。ニュートラルな場所でできたら最高」と話した。【桝田朗】

記念撮影する那須川(撮影・中島郁夫)
志朗(右)に左ストレートを浴びせる那須川(撮影・中島郁夫)

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那須川天心、志朗に堀口級の警戒感「KOを狙って」

58キロ以下級トーナメント優勝ベルトを挟んで並ぶ那須川(右端)と志朗(左)

立ち技打撃格闘技RISEワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメント決勝(16日、千葉・幕張メッセイベントホール)を控えるキックボクシング界の「神童」那須川天心(21)が堀口戦クラスの最大級のピリピリ感で頂点を狙う。

15日に都内のホテルで前日計量パス後、決勝で拳を交える志朗(26)とともに会見に出席した。

ムエタイ出身でISKA世界バンタム級王者でもある志朗との対戦に向け、昨年9月のRIZIN13大会で組まれた現RIZIN、ベラトール世界バンタム級王者堀口恭司とのキックルール戦を引き合いに出した。那須川は「自分のイメージとしては堀口さんと戦った時のイメージ。1個のミスでやられてしまう。1発を当てていく試合になると思う。リングに立ってみないと分からないけれど、それは明日の自分の感覚に任せたい」と口にした。

これまで志朗から「穴がある」と指摘されてきたことを受け「もし自分が戦ったらどういういうところを狙うかなと思ってみたら(穴が)あったので直してきたつもり。周りの声援とかに乗っちゃうので、そういうことをしたらダメ」と自制しつつ「絶対に負けないし、負けないことが大事ですけどボクはKOを狙っていきたい。みなさんの期待はボクのKO。そこをクリアしたい気持ちが強い。メインの大役を締めたいです」とKO撃破へのこだわりものぞかせていた。

計量パスした那須川(右)と志朗

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RENA、10・12RIZINで4カ月ぶり再起戦へ

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

女子格闘技の人気選手RENA(28)が10月12日のRIZIN19大会(エディオンアリーナ大阪)で再起を目指す。

51キロ契約5分3回でショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦すると11日、発表された。6月の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でヴァンザント(米国)に一本負けして以来4カ月ぶりの再起戦。RENAは「大阪のパワーを借りて勝ちたい」。

再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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RENA、再起戦で相手のセクシーポーズに応戦

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA(28=シーザージム)がセクシーポーズ対決!?

11日に都内で記者会見に臨み、同19大会への参戦が発表。総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦だった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来、約4カ月ぶりの再起戦となる。ラムのセクシーポーズ写真を手渡されると苦笑いしながらも、同じポーズで“応戦”した。

RENAは「ちょっとチャレンジ、チャレンジと言っていて、自分の思うような形にはいかなくて。少しちょっと壁を感じていた」と心境を吐露。「負けることに慣れていなくて難しい時期が続いていたのですが、米国に、(日本女子総合格闘技で)誰も立ったことのないMSG(マディソンスクエアガーデン)に立たせてもらった。まだ私の可能性というのはこれからなんじゃないか。負けることを恐れずに」と吹っ切れた表情。ラムの写真に合わせたセクシーポーズも晴れやかな気持ちの表現だったようだ。

他選手の試合など通じて感じたことは自らの強みを生かすことだという。RENAは「自分の強いところで勝負していきたい。寝技もやりたいですけれど、打撃をおろそかにしていたところもあった。いろんな選手を見て自分の武器をモノにしている人がトップに上がっているので、初心に戻ってシュートボクシングの打撃を生かしていきたい」と自らを奮い立たせていた。

再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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RENA地元で再起戦へ「吹っ切れたというか復活」

10月12日のRIZIN19大会で再起戦に臨むRENA

総合格闘技団体RIZIN FFは11日、RENA(28=シーザージム)が10月12日、エディオンアリーナ大阪で開催されるRIZIN19大会に参戦すると発表した。

総合ルール51キロ契約5分3回で、ショーナ・ラム(33=カナダ)と対戦することが決まった。初参戦となった6月14日の米団体ベラトール222大会(ニューヨーク)でリンジー・ヴァンザント(米国)に一本負けして以来の再起戦となる。

地元大阪で復活を目指すRENAは「前回の米国で、みなさんに悲しい思いをさせ、私も絶望しましたが、吹っ切れたというか復活しています。こんな私でも声をかけていただけてうれしさと感謝しかない。地元大阪のパワーを借りて、最近はスカ勝ちしていないので、地元大阪で勝ちたい」と意気込みを示した。

会見に同席した榊原信行CEOは「6月のベラトール、アウェーでRIZINを代表するRENA選手の負ける姿を見るのはつらかったですが、ぜひRIZINで復帰してほしいと4カ月話してきた。復帰戦としてはハードル高いが、RENAの第2章としてリボーンしてほしい」と期待を寄せた。

なお山本美憂-ROAD FC女子アトム級王者ハム・ソヒ(韓国)、元UFCファイター中村K太郎-マルコス・ヨシオ・ソウザ(ブラジル)、RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ共和国)-ファビオ・マルドナルド(ブラジル)、ライト級トーナメント1回戦の開催も発表された。

RIZIN19大会はフジテレビ系列で午後7~8時54分で全国中継される。

対戦相手ショーナ・ラムの写真に合わせてセクシーポーズを取るRENA
再起戦の相手ショーナ・ラムの写真に合わせたポーズを取って笑顔をみせるRENA

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那須川天心が海外進出へ思い「自分も旅立つ時かな」

公開練習を終えポーズを決める那須川

16日のRISEワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメント決勝(千葉・幕張メッセ)で志朗と対戦する那須川天心(21)が9日、千葉・新松戸のTEPPENジムで公開練習を行った。

7日に公開練習を行った志朗が「那須川の全てを研究し対策できた」と発言したことに「相手が、今までの自分だけを想像してやってるんだったら公開すると思う。研究しているんだったら、研究外のワザで意表を突きたい」と余裕の発言をした。

RIZINの2冠王者堀口恭司が、朝倉海に不覚を取ったことにも触れ「自分はどんな相手でも気を抜くことはない」と気を引き締めた。

また、自身のツイッターで「日本の格闘技はもっと焦らないとだめだ」と発信したことについて「全体的に意識が低いのかな。現状に満足し過ぎている人たちがたくさんいすぎて悔しい。日本の格闘技がすごいと思いすぎている人が多いが、世界で勝てている日本人はいない。自分も、ワールドシリーズに優勝して世界一かというとそうでもない。もうそろそろ自分も旅立つ時かなとも思う。今後の自分の動きを見てもらえたらいい」と、海外進出への思いものぞかせた。

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堀口恭司、日本で休養「見つめなおす良い機会に」

練習拠点の米フロリダへ向け飛び立った堀口恭司

8月のRIZIN18大会で朝倉海に敗れた総合格闘家の堀口恭司(28)が6日、成田空港から練習拠点の米フロリダへ戻った。

先月18日の試合では朝倉にまさかの1回TKO負け。試合翌日から複数の病院、治療院に通い、医師から2週間安静を告げられたため、そのまま日本に滞在して回復に努めてきた。3日に渡航予定だったが、台風の影響で変更。空いた時間で大好きな釣りに出かけ、リフレッシュも出来た。

「負けた事は悔しいけど勝ち負けがある競技…。そこにこだわっていても仕方がない。次にどうするかを考えなくてはいけない。この休養期間がいろいろ見つめなおす良い機会になりました」と前を向いた。

米フロリダに戻った後は、医師のアドバイスに基づいて軽い有酸素運動から練習を再開し、経過を見ながら練習の強度を上げていく予定だ。

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志朗が那須川天心に大金星宣言「格闘技界を変える」

「RISEワールドシリーズ2019ファイナルラウンド」の会見のフォトセッション前笑顔を見せる那須川(右)と志朗(撮影・垰建太)

立ち技最強を決めるRISEWORLD SERIES決勝(9月16日、幕張メッセ)58キロ級でキックボクシング界の神童那須川天心(21)と対戦する志朗(26)が「勝って格闘技界を変える」とジャイアントキリングを予告した。

励みは総合格闘家朝倉海の存在だ。朝倉は今月18日のRIZIN18で総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司に1回KOで勝利。下馬評を覆す鮮やかな勝ち方で評価を一気にあげた。志朗はその試合を見て「すごいモチベーションが上がった」とし、「勝った方がすべてを奪い取れる。自分もKO狙いでいく。同じ人間なので打たれ弱いところはある」と大金星へ狙いを定めた。

那須川は昨年大みそかのボクシングエキシビションマッチでメイウェザーに敗れたが、プロではキックでも総合でも無敗を誇る。そんな那須川に穴はあるかとの問いに対し、志朗は「詳しくは言えませんが、試合当日に楽しみにしていて下さい」。冷静に戦略を練り、約3週間後の決戦を待つ。

「RISEワールドシリーズ2019ファイナルラウンド」の会見で那須川(右)に視線を送る志朗(撮影・垰建太)
「RISEワールドシリーズ2019ファイナルラウンド」の会見で抱負を語る那須川(右)。左奥は史朗(撮影・垰建太)

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那須川天心「負けは死」番狂わせ宣言志朗に覚悟示す

「RISEワールドシリーズ2019ファイナルラウンド」の会見で抱負を語る那須川(右)。左奥は志朗(撮影・垰建太)

キックボクシング界の神童那須川天心(21)が“自腹”の覚悟を示した。30日、東京都内で行われたRISE WORLD SERIES決勝(9月16日、幕張メッセ)の会見に出席。残席があるチケットについて「直前に買えばいいと思っている人が多い。売れなかったら買い取るぐらいの気持ち」と完売に自信をみせた。

ジャイアントキリングはさせない。決勝の相手、志朗(26)は今月18日のRIZIN18大会で朝倉海が堀口恭司に1回KO勝ちした大金星を引き合いに出し、「勝った方がすべてを奪い取れる」と無敗の那須川に勝ち、成り上がることを宣言。それを受けた那須川は「(自分が)負ける試合を見たいと思う方もいると思う。それは仕方ないこと」と理解を示した上で、「例えば1回負けたほうが楽になるとか、プレッシャーから解き放たれるとかいいますけど、自分は負けることが嫌い。負け=死だと思っている。その覚悟が誰よりある。だから負けたくないですし、大前提はKOで勝つことですけど、勝つ。究極は負けないためにどう戦うかということになると思う。そこを極めているので、負けないと思います。負けないです。絶対勝ちます。大丈夫です」と勝利への強い思いを熱弁した。

「RISEワールドシリーズ2019ファイナルラウンド」の会見のフォトセッション前笑顔を見せる那須川(右)と志朗(撮影・垰建太)

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那須川天心がカズら超豪華メンバーに誕生日祝いを

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(2019年8月18日撮影・前岡正明)

18日に21歳になったキックボクシング界の神童、那須川天心が、とんでもなく豪華な仲間から誕生日を祝ってもらったようだ。

20日、タレントの三浦りさ子がブログを更新。夫でサッカー、J2横浜FCのFWカズ(三浦知良)を中心としたチームメートらとの恒例の超豪華バーベキューに、那須川も参加したことを明かし「18日がお誕生日だったので、皆でお祝い!」と書いた。

那須川は名古屋で18日に行われたRIZIN 18大会からの帰りに立ち寄り、その場で大きなケーキとともに、誕生日を祝ってもらったようだ。

横浜FCのカズ、中村俊輔、松井大輔ら元サッカー日本代表のレジェンドに加え、日本代表招集歴のある川崎フロンターレの斎藤学らも参加。

この様子を、参加した元横浜F・マリノスなどでプレーし、中村俊輔と仲のいい比嘉祐介さん(18年に現役引退)もツイッターに「しゅんさん元気でしたよ 三浦知良さん 三浦りさ子さん ありがとうございました! 来年も呼ばれるかなぁ?! 天心君おめでとう」と書いている。

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アウトサイダー朝倉海、ダイナマイトに学び堀口KO

堀口(左)を破って喜ぶ朝倉(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で大金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。事件が起きた。4カ月前からボクシング元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志氏の元でパンチの技術を学び、1発の威力も以前より増していた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」とうれしそうに客席を眺めた。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「作戦通り」。さらに「当たっても1発で倒れないと分かっていた」。セコンドについた兄未来の「柔らかく冷静に戦えば勝てる」との助言通り、緻密な攻めで勝利を引き寄せた。対戦を受けてくれた堀口に感謝した上で「もう1回戦うのが筋。大みそかにベルトをかけて戦いたい」と再戦を熱望した。今回用意した作戦は「ほんの一部しか出してない。温存できた」とニヤリ。再びの勝利で伝説をつくる。【高場泉穂】

RIZIN18 堀口恭司対朝倉海 堀口恭司(右)に右を放つ朝倉海(撮影・前岡正明)

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衝撃KO負け堀口恭司、右パンチ「全然覚えてない」

朝倉に敗れコーナーでぼうぜんとする堀口(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で金星をあげた。

堀口が初めてのKO負けを喫した。1発目の右のパンチをくらった後は「全然覚えてない」。相手のカウンター狙いは想定内だったが「一瞬の隙をつかれた」と反省。すがすがしい表情で朝倉に「ありがとうと言いたい」と話し「またベルトをかけて戦い、そこでしっかり勝つ」とリベンジを誓った。

堀口(右)を攻める朝倉(撮影・前岡正明)

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女王浜崎朱加「ノンタイトルだからこそ」鮮やか快勝

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)

RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加(37)がアム・ザ・ロケット(23=タイ)を1回3分29秒腕ひしぎ十字固めで下し、女王の強さを見せつけた。

1回、激しい攻防からすぐにグラウンドになだれ込む。1度はアムにマウントを取られ窮地に追い込まれたが、すぐに体を翻し、上のポジションを取り返した。そのまま腕を取って、ねじるように絞め上げ、勝負を決めた。相手のアムはムエタイで80戦以上の戦績を持ち、柔術も黒帯。強靱(きょうじん)な体を持つ強敵だったが、浜崎のうまさが上回った。

浜崎は「ノンタイトルだからこそ負けられないと思った。強い選手を呼んでいただいて、勝ててほっとしてます。スーパーアトム級には強い選手が集まってきているので、防衛していきたいと思います」と声を弾ませた。

アム・ザ・ロケットを破った浜崎朱加(撮影・前岡正明)

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朝倉海が金星2冠王者堀口恭司にKO勝ち「感謝」

試合後、写真に納まる朝倉海(左)堀口恭司(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回肘あり61キロ契約

事件が起きた。アウトサイダー上がりの格闘家朝倉海(25)がRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)をKOで下し、地元愛知で金星をあげた。

1回、カウンターで右のストレートをヒットさせ、堀口をよろめかせる。そのままラッシュでパンチとキックをたたみかけ、2冠王者堀口を沈めた。朝倉は「勝てないって言った人多かったけど、そんなことなかったでしょ」と笑顔で勝利を喜んだ。

すべて想定内だった。右のカウンターが決まったのも「右を合わせるという作戦だったので作戦通り」。さらに「当てられるのは想定していたので、その後冷静に戦おうと心がけていました」。セコンドについた兄未来からの「柔らかく冷静に戦えば勝てる」の助言通り、緻密な作戦を実行し、勝利を引き寄せた。

「無理だっていって、挑戦しないんじゃなくて、挑戦することの大切さをたくさんの人に伝えたかった」と朝倉。世界屈指の実力を持つ堀口をKOで倒せたことで大きな自信を得た。試合後にはすぐ堀口にかけより、膝をついて頭を下げた。「メリットはなかったと思うので、盛り上げてくれるために受けてくれて感謝しています」とあらためてリスペクトを口にした。

約8カ月ぶりの実戦。しかも相手は過去最強の相手堀口。下馬評では不利とみられる中、「死んでもいい」と覚悟を決めてこの一戦に臨んだ。戦いに飢えていた。17年にRIZINデビューして以来、昨年の大みそかまで4連勝していたが、今年4月は相手の負傷により試合が流れ、6月は自身が試合直前に眼窩(がんか)底骨折。ドクターストップで欠場した。

この間、基礎を見つめ直した。13年から「アウトサイダー」で活躍してきたが、打撃技術は「自分なりに考えてきた」という独学。4カ月前からはボクシング元WBA世界スーパーフェザー級内山高志氏の門をたたき、パンチのフォームを一から学んだ。パンチだけでなく、あらゆる面で技術を向上させ、自信を持ってリングにあがっていた。「成長した部分は計算できないはず。パニックになると思う」と話していた通り、変化した姿で堀口とファンを驚かせ、価値ある勝利をつかんだ。【高場泉穂】

堀口(右)を攻める朝倉(撮影・前岡正明)

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那須川天心バースデーあいさつ「どんどん活躍する」

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

この日21歳の誕生日を迎えた“キックボクシング界の神童”那須川天心(21)が、休憩時間にリングにあがってあいさつした。

9月16日に幕張メッセで行われる立ち技世界一を決めるRISEWORLD SERIES決勝に向け、「全力を注いで頑張ってきた」と話し、「そこをクリアしたらRIZINにあがって、盛り上げたい」と6月の16大会以来となる参戦を約束した。

さらに自ら「僕の誕生日なんですよ。RIZINの試合の日に誕生日を迎えるなんてもってますよね」とアピール。「おめでとう、って言ってもらえたらすごいうれしいです。21歳の那須川天心もどんどん活躍するんで、応援よろしくお願いします。最高の誕生日になりました」と話し、拍手喝采を浴びた。

誕生日にファンにあいさつする那須川天心(撮影・前岡正明)

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浅倉カンナ連敗ストップ ファンからの声援に涙も

1R、アリーシャ・ザペテ(左)にパンチを放つ浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

<RIZIN18>◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ◇総合5分3回、肘あり49キロ契約

浅倉カンナ(21)がアリーシャ・ザペテラ(24=米国)を2-1の判定で下し、2連敗からの復活白星をあげた。

昨年12月の浜崎朱加との同王座戦に敗れ、4月の山本美憂戦でも判定負け。RIZIN2連敗を喫した。今回の相手ザペテラは前回対戦した山本と同じレスリング出身。しかも20年東京五輪出場を狙う現役トップ選手。前回の屈辱を想起しそうな状況でも、浅倉はひるまなかった。

序盤から打撃で果敢に攻め、2回もテークダウンを狙う相手をうまくかわし、パンチでプレッシャーをかけ続ける。最終3回にはタックルでコーナーに押しつけられるなどヒヤリとする場面もあったが、すぐ立ち上がりハイキックで反撃。左ストレートをあてるなど最後まで打撃中心で攻め、相手の得意なグラウンド勝負に持ち込ませなかった。

試合後、浅倉はリング上で「正直試合内容はパッとしなかった。こうしてマイク持つのは久々でうれしいです」と感慨深く話し、「前回(山本)美憂さんに負け、(階級で)一番下になったんですけど、ここからはい上がっていきます」と明るく宣言した。退場時にはファンからの声援に思わず涙した。【高場泉穂】

ファンにあいさつする浅倉カンナ(撮影・前岡正明)

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RIZIN計量に1500人、堀口「明日やったろ」

RIZIN18大会の前日計量をクリアし、向かい合う堀口恭司(左)と朝倉海

RIZIN18大会(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の公開前日計量が17日、名古屋市内の商業施設「アスナル金山」で行われ、約1500人のファンが見守る中で出場全26選手がクリアした。

メインに登場するRIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体世界バンタム級王者堀口恭司(28)は250グラムアンダーの60・75キロ、朝倉海(25)は規定の61キロちょうどでそれぞれパスした。計量後は165センチの堀口が172センチの朝倉を見上げる形でフェースオフ。堀口は「身長でかいなと思った」と笑いながらも、「明日やったろ、という感じです」と余裕の表情で勝利を予告した。一方の朝倉も「勝てる。明日勝つだけ」と自信たっぷりに話した。

RIZIN18大会の前日計量をクリアし、ガッツポーズする堀口恭司

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堀口恭司「世界中のベルトを巻きたい」インタビュー

右拳を突き上げポーズを決める堀口(撮影・垰建太)

RIZIN、ベラトールの総合格闘技(MMA)2団体同時世界王者堀口恭司(28)が18日、RIZIN18大会(愛知・ドルフィンズアリーナ)で朝倉海戦に臨む。日本が生んだ世界屈指のMMAファイターに今の思いを聞いた。【取材・構成=高場泉穂】

今年6月、堀口は世界の格闘技界に衝撃を与えた。米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンで行われたベラトール222大会で世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに判定勝利。RIZIN世界バンタム級を保持しながら、2つ目のベルトを奪取した。2団体のベルトを同時に巻くのは総合格闘技界史上初めての快挙だった。

それから約2カ月。RIZIN参戦のため拠点米国から帰国した堀口に2冠王者となっての変化を尋ねた。すると、笑顔で「まったくないですね」と答えが返ってきた。「ただ単に戦って勝った喜びはありますが、ついてきたのがベルトというだけであって。2冠王者になったから、こうしなきゃ、ああしなきゃ、というのはないです」。周囲の反応も「SNSが苦手なのであんまり分かんない(笑い)」。ベラトール後も休みなく練習し、レベルアップに努めてきた。

注目の中で今回戦うのは25歳の朝倉海。RIZIN4連勝中で、クレバーな戦いができる強敵だ。堀口は「打撃主体の激しい試合をする選手なので、自分とかみあって打撃の応戦になると思う」と展開を予測。その上で「やることはやっているので自信はある。朝倉選手の対策もだし、自分のスキルアップも。見てのお楽しみです」と不敵に勝利を予告した。

日本での格闘技の盛り上がりを感じつつも、堀口は「まだまだです」と話す。目指すのは、自分が少年時代に熱狂した格闘技ブームの再来だ。「空手をやっていた小学校からK-1を見ていたし、高校生のときに夢中になったのはPRIDE。それを見て、おれもこうなりたい、強くなりたい、っていう夢を持たせてもらった。自分も、少しでも多くの子供たちに見せて、夢を持ってもらいたい」。

子供たちに格闘技を薦めるのは、それが心の育成にも役立つと信じるからだ。「今はバーンとやる(手をあげる)と、すぐ虐待だ、とかあるじゃないですか。でも、そういうので人の痛みが分からなくなると思うんですよ。だから格闘技を通じて人の痛みをわかる大人になってほしいなと思います」と熱く語った。

もっと格闘技を盛り上げるために「世界中のベルトを巻きたい」とシンプルで壮大な夢を掲げる。権利などの問題で、団体の垣根を越えたマッチメークは難しい状況にあるが、「そういう権利とかをぶっとばしてやりたい。団体の壁も壊していきたい」。今は「誰でもかかってこい」と相手を問わない姿勢だが、タイミングとチャンスがあれば、現UFCバンタム級王者ヘンリー・セフード、元UFC王者で現在ONEチャンピオンシップで活躍するデメトリアス・ジョンソンらとも「いつか、したいっす」。団体を超えた真の世界一を目指す。

趣味の釣りについても聞いてみた。「なんで好きかって、無になれる。そして格闘技に通じるところもある。自分がやっているのはルアー(疑似餌を使った釣り)。魚って、いる場所がだいたい決まってるんですよ。水の流れのここらへんにいるだろうなと考えて、その答えが返ってくる。釣れたときに、『あぁ、やっぱり』といううれしさがある。それが格闘技に似ている。このパンチが来たから避けてこう出そう、とか。このパンチ当たらない、じゃこれ当てよう、とか」。大好きな釣りで培った勘も頼りに、今回もしたたかに勝利をつり上げる。

腕を組み鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
腕を組みポーズを決める堀口(撮影・垰建太)
鋭い表情を見せる堀口(撮影・垰建太)
インタビューに答える堀口(撮影・垰建太)
ハイキックを披露する堀口(撮影・垰建太)

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堀口恭司「勝つしかない!」副賞の高級車に大興奮

RIZIN18大会参戦のため、15日に名古屋入りした堀口恭司

RIZIN、ベラトールの総合格闘技2団体同時世界王者堀口恭司(28)の前に思わぬ“ニンジン”がぶらさがった。

15日、RIZIN18大会(18日、愛知・ドルフィンズアリーナ)での朝倉海戦に向け、名古屋入り。その移動の車中で今回のメインカードの勝利者賞として、冠スポンサーの株式会社グッドスピード社から高級車「トヨタランドクルーザープラド」が贈呈されると知った。普段から平常心を保つ男だが、さすがの豪華副賞に「マジっすか!勝つしかない!」と興奮し、目を見開いた。

「今年に入って、アメリカで免許を取って、人生初の車を購入したばかりですが、日本に帰ってきた時はいつもおやじとか家族、友人に送ってもらっていた。勝てば、これで練習でも、釣りでも、どこでも行けますね!」とやる気がさらに高まった。

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