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那須川天心デビュー44連勝「キック無敗でいたい」

試合後、ポーズを決める那須川(撮影•滝沢徹郎)

<RISE横浜大会>◇28日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)がデビューから44連勝を飾った。

昨年のRISE DEAD OR ALIVE2020 55キロ以下~那須川天心挑戦者決定トーナメントを制した志朗(27)とのバンタム級(55キロ級)3分3回に臨んだ。19年9月のRISEワールドシリーズ58キロ級トーナメント決勝以来、約1年半ぶりの再戦でも、3-0(30-28×3)の判定勝利。21年初戦を制した那須川は「久々にかけ引きで試合して勝てたのがうれしい。成長させてくれた志朗君、ありがとうございました」と感謝した。

キックボクシングからの卒業間近であることを明かしている那須川は「これからいろいろな試合があると言われているんですけど、キックでいる時間は少ないんですよね。しっかり最後までRISEに恩返ししてキックボクシングを去るまで無敗でいたい」と力強く宣言した。

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)との頂上対決実現に大きな注目が集まっている。昨年大みそかのRIZIN26大会で臨んだムエタイの強豪クマンドーイ・ペットジャルーンウィット(26=タイ)戦には、会場のさいたまスーパーアリーナに武尊が姿を見せて試合視察。武尊も3月28日のケイズフェスタ4大会Day2(東京・日本武道館)でレオナ・ペタスとの防衛戦を控えており、これをクリアすることで、両者のスーパーファイトが実現に向けて進むのではないかとされている。

志朗(手前)の肘が右目付近に当たる那須川(撮影•滝沢徹郎)

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朝倉未来新たな格闘技立ち上げ 1R1分超短期決戦

「BreakingDown」設立発表会に出席した朝倉未来(中央)と朝倉海(右)。左からBreakingDown統括のYUGO氏、レディオブックCMOの田端信太郎氏、1人おいてトライフォース赤坂オーナーの堀鉄平氏(撮影・松熊洋介)

総合格闘家の朝倉未来(28)が新たな格闘技を立ち上げた。

25日、1R1分のアマチュアによる超短期決戦の大会「BreakingDown」の設立発表会に、弟・海(27)とスペシャルアドバイザーとして登場した。5月9日の開催が決定。朝倉未は「最強の男を決めるのは1Rでいい。ここから強くなって、いずれはRIZINとかに出場して欲しい」と思いを語った。

朝倉海も「実際にはプロでも本気で殴りにいくのは難しい。この大会ならではの面白さがある」と話した。

同大会は「1分間最強の男を決める」をコンセプトとし、これまでの格闘家のイメージを払拭(ふっしょく)する。3R制にするかは現在検討中だが、これまでの1R3分や5分に比べて、さらに激しい攻防となる。朝倉未が自身のユーチューブで意向を示したことがきっかけで実現。「街のけんかで1分以上はできない。最強を決めるには1分でいいのかな」と明かした。

この日は選手による模擬試合が行われた。1Rのみの一発勝負。縁のあるユーチューバーなど素人選手の戦いだったが、ゴング直後から相手に襲いかかり、まばたきする暇もないほどの殴り合いが続いた。時間のかかる寝技の攻防もなく、わずか1分ながら、選手たちは息が上がった。

戦いを終えた選手からは「見ているときは短いと思っていたが、思ったよりも長い。倒せる選手はいると思う」。また、他の選手は「1分しかないので、ノーガードでいくしかなかった。素人同士でヒットは少なかったが、経験者だったらもっとやられていると思う」と疲れた表情で答えた。

朝倉兄弟は試合には出場せず、観戦のみだったが笑顔を見せながら、拍手を送った。細かいルールなどは、ユーチューブの視聴者から意見を募って話し合っていくという。

出場選手はプロの試合が3戦以下のアマチュア選手のみ。総合格闘技ルールを土台とするものの、他競技からの参戦も歓迎している。朝倉未は「相撲最強、柔道最強とか出てもらって、どの格闘技が1番強いか競ってもらいたい」。さらに、オーバーエイジ枠といえる通称「おやじ大会」の開催も検討中だという。

第2の「朝倉兄弟」誕生へ、新たな戦いに注目が集まる。【松熊洋介】

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RIZIN皇治28日REBELSラストでエキシ戦

皇治(2020年12月31日撮影)

キックボクシング興行「REBELS~THE FINAL~」(28日、東京・後楽園ホール)に、RIZINを主戦場とする皇治(31)がエキシビション戦に出場することが24日、発表された。同興行をラストに封印となる同ブランドを運営してきた元MA日本2階級制覇王者山口元気代表(50)との「スペシャルエキシビションマッチ」に臨むことが決定。13年にREBELS60キロ級王座決定トーナメントにも出場しており、ラスト興行来場が予告されていた。

同日、都内で会見した皇治は「REBELSには思い入れがある。REBELSがなかったら今の自分はない。古巣というかお世話になった。できる限り大会を盛り上げたいと思う」と意欲満々。“引退試合”として臨む山口代表は全面協力してくれたRIZINに感謝の気持ちを伝えた上で「(皇治の)おとこ気をありがたく感じました」と口にした。

また、皇治は3月28日に東京・世田谷区内で主宰ジムをオープンすることを明かした。さらに5月には大阪で予定されているRIZIN大会に出場する意向も示し「RIZINで結果出せていなくてファンを悲しませている。同じ階級ならば負けない。シバターのおっさんともいずれやらんと。今年はやります」と気合十分。最後は自伝本「凡人の勝算」(2月26日発売)も告知するなど、REBELSの会見は「皇治ワールド」に包まれていた。

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那須川天心が初MVP、武尊戦前進 日刊バトル大賞

那須川天心(2020年12月31日撮影)

読者が選ぶ第25回日刊バトル大賞(対象は20年1月1日~12月31日)の20年格闘技部門は、那須川天心(22=TARGET/Cygames)が初のMVPを獲得した。

ニッカンスポーツコムの投票では、RIZINに出場した朝倉兄弟らを抑え、約50%の得票率を獲得。昨年は4試合に出場し、全勝(2KO)。デビューから43戦無敗(32KO)の神童が20年も無類の強さを見せつけた。

負けを知らない那須川には常に王者の風格が漂う。普段から闘争心をむきだしにすることもなく冷静。スタイルは変えないと言いつつも、毎試合多彩な技を披露し、観客を魅了した。昨年12月のRIZIN26大会では、10日前のカード決定にもかかわらず「いつも準備をしている。試合があるないは関係ない。いつ何時でも勝つのがファイター」と全く気にせず、3-0の判定勝ちを収めた。

今月28日RISE(横浜アリーナ)での志朗戦で21年のスタートを切る。昨年大みそかの試合では、以前から対戦が待ち望まれるK-1ファイターの武尊が観戦に訪れた。「長い期間だったけど、1歩前進した」。ビッグマッチ実現に向け、異次元の世界をさらに突き進む。【松熊洋介】

20年12月31日、会場を訪れた武尊(左)と話す那須川

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那須川天心が堀口と意見合致 日本格闘技は作戦不足

那須川天心(2020年12月25日)

キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)が、RIZINバンタム級王者堀口恭司(30)と対談し、日本格闘技界に「作戦」が不足しているとの意見で一致した。12日夜、那須川自身のユーチューブでコラボ企画「堀口恭司選手と格闘技について語る」を投稿。「こんなにしゃべることはないよね」と声をそろえながら格闘技談義に花を咲かせた。

昨年大みそかのRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)で、RIZINバンタム級王者朝倉海をカーフキック(ふくらはぎへのローキック)で左足を破壊し、リベンジ&王座奪回を果たした話題になると、那須川が口火を切った。堀口のトレーナー、マイク・ブラウン氏の名を挙げながら「すべて計算されて、作戦がある。マイク・ブラウンさんが作戦を練っているのをみんなに驚かれているけれど、遅れているんですよ。ボクもチームで戦略を練っているし。そこが(日本格闘技界の)課題かな」とズバリ指摘した。

米有力ジムのアメリカン・トップチームに所属し、米フロリダを練習拠点としている堀口も「(米総合格闘技)UFCでは、お金も稼げる。チームプレーですよね。チームプレーとしてやっている」と強調。日本格闘技界に提言するように「日本では(格闘技が)個人競技とか思いがちですが、(米国では)チームでどうしていくかと考えていますね」と明かした。また“チーム那須川”に向け「いち早く天心くんは気づいているし。お父さん(弘幸氏)がやっている」と周囲のバックアップが万全であることを絶賛した。

日本ではプロ指導者として活動している人材が非常に少ない。那須川は「海外はトレーナーはトレーナーで食っている。ファイトマネーの何%をもらうことで、チームとしてもまとまる」と言えば、堀口も「(日本は)格闘家だけで食べていけない選手が多いから。チームではなかなか動けない」と解説。日本人ファイターが世界で勝つことが難しい現状を憂いでいた。

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スダリオ剛気合、RIZIN3戦連続プロレスラー戦

スダリオ剛(2020年12月31日撮影)

3月21日、愛知・日本ガイシホールで開催されるRIZIN27大会の主要カードが12日、発表された。昨年9月に格闘技デビューを果たした大相撲元貴ノ富士のスダリオ剛(23)がプロレスラー宮本和志(41)と総合ルール(120キロ級)3分3回で激突する。

デビュー戦でディラム・ジェイムス、昨年大みそかRIZIN26大会の2戦目でミノワマンと対戦。3戦連続でプロレスラーとの対決となったスダリオは「プロレスラー狩りをしたいわけではない。MMA(総合格闘技)ファイターと戦いたいので、組んでもらえるように頑張りたい」と意気込んだ。名古屋は大相撲時代に好成績を収めていたといい「力士時代には名古屋で負け越したことがない縁起の良い街。ボクを殺しに来てください。ボクも殺される覚悟で、殺しにいく」と気合を入れ直していた。

一方、宮本は「体の大きい人はプロレスラーの多い。プロレスラーの強さをみせていきたい」と意気込んでいた。

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RIZIN3・21浜崎朱加が浅倉カンナと初防衛戦

「RIZIN.27」の会見で、質問に答える浜崎朱加(左)。右は浅倉カンナ。中央は榊原CEO(撮影・浅見桂子)

3月21日、愛知・日本ガイシホールで開催されるRIZIN27大会の主要カードが12日、発表された。RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチが組まれ、王者浜崎朱加(38)は挑戦者浅倉カンナ(23)との初防衛戦に臨むことが決まった。18年大みそか以来の再戦で、初対決は浜崎が勝利した。同日に都内で調印式が開かれ、両者がサインを完了。同興行のメインイベントとなる。

昨年大みそかのRIZIN26大会で山本美憂との同王座決定戦を制して王座に返り咲いた浜崎は「また名古屋で試合できることをうれしく思う。メインらしい試合したい。スーパーアトム級世界一は私であるところを証明したい」と言えば、リベンジを狙う浅倉も「浜崎さんが持っているベルトに挑戦できてうれしく思います。みなさんがどう思っているかは分かりませんが、自分だけは絶対に勝てる思っている。ベルトを巻いて女子格闘技を引っ張っていきたい」と気合を入れていた。

また昨年9月に格闘技デビューを果たした大相撲元貴ノ富士となるスダリオ剛(23)は3戦目で、プロレスラー宮本和志(41)と120キロ級で激突する。

他カードでは、ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル)が、RIZINデュー戦となる徳留一樹(33)と対戦。DEEPライト級王者武田光司(25)-パンクラス同級王者久米鷹介(35)との王者対決、クレベル・コイケ(31=ブラジル)-摩嶋一整(29)、関鉄矢(26)-堀江圭功(25)、渡辺修斗(31)-田丸匠(24)、祖根寿麻(33)-獅庵(33)、村元祐太郎(26)-山本聖悟(25)、杉山広平(25)-伊藤裕樹(23)が発表された。

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K1武尊3・28勝利し那須川戦の実現希望、婚活も

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(撮影・浅見桂子)

K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者の武尊(29)が10日、キックボクシング界の「神童」那須川天心(22)との将来的なファイトを実現するため、次期防衛戦に集中する覚悟を示した。同日に20年の年間表彰式「K-1 AWARD 2020」に参加し、ベストKO賞に輝いた武尊は、3月28日のケイズフェスタ4大会(日刊スポーツ新聞社後援)でKrush同級王者レオナ・ペタス(28)との防衛戦を控える。

昨年大みそかのRIZIN26大会で那須川の試合を観戦し、再び両者の対決に向けた機運が高まっている。武尊は「目の前の3月28日のタイトルマッチに勝たないと次はないと思っている。その試合が終わって、またいろんなことが決まったらみなさまに伝えようと思う」と強調。さらに那須川戦が本当に実現した時を想像し「この試合で格闘技界がもっともっと大きくなる試合になると思うし、過去のK-1や格闘技を超えるような大きなものにしたいなと思っている。その時になったら取り上げてほしい」と胸の内を明かした。

既に那須川も2月28日のRISE横浜アリーナ大会で志朗との対戦が決定済み。武尊は「お互いに目の前の試合があるので、そこに全集中しないと、みんなが見たいと思っている試合は実現できない」とペタス戦だけを見据えている。21年のテーマには「今年1年、完全燃焼して、来年さらに燃焼したい。あとは結婚したい。今年30歳なので良い相手を探したい。相手がいないので、それも1つの『戦い』。婚活を頑張ります」と笑顔。ペタス戦、那須川戦の実現、婚活という3つのファイトに向けて意気込んでいた。

K-1AWARDS2020で、ベストKO賞を受賞した武尊(右)はトロフィーを手にポーズ。左はプレゼンターの久松郁実(撮影・浅見桂子)

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安彦考真は格闘技センスあり!小比類巻氏が太鼓判

元K-1ファイターの小比類巻氏に指導を受けた安彦(右)

「年俸120円Jリーガー」としてJ3のYSCC横浜などでプレーし、昨季限りで現役引退して格闘家へ転向した安彦考真(43)が9日、都内でK-1 WORLD MAX日本王者に3度輝いた経歴を持つ格闘家の小比類巻貴之氏(43)と合同トレーニングを行った。

格闘家デビュー戦の日程が決まったことも明かし、小比類巻氏がプロデューサーを務める4月16日の格闘技イベント「EXECUTIVE FIGHT ~武士道~」第2回大会に出場することを明言した。

この日は昨年12月の格闘家転向宣言以降、初となるグローブを着用してのミット打ちなどを敢行。知人の紹介で知り合ったという小比類巻氏にマンツーマンでパンチやキック、膝蹴りなどの指導を受け、約1時間、汗を流した。最後は同氏との出会いをきっかけに出場を決めた格闘家デビュー戦となる同大会と同じ2分×2本(インターバル1分)のサンドバッグ打ちも経験。途中でうなり声をあげながらも何とかやり切り、「サッカーとは全然違う。本当に疲れた。でも、それと同じくらい楽しかった」と大粒の汗をぬぐった。

自らミットをつけて熱血指導を行った小比類巻氏は安彦の格闘技センスを褒め「キックはもちろんですが、パンチも重いし、スピードもある。昔、ロベルト・デュランというボクサーがいて、石の拳と言われていましたけど(安彦も)石の拳みたいなパンチを持ってましたね。(敵を)倒せますよ、これ」と太鼓判を押した。

2人は奇遇にも同学年の43歳。小比類巻氏は安彦が目標に掲げる格闘技イベント「RIZIN」の解説なども務めている。安彦の同イベント出場については「全然出られると思いますし、出られるように育てていきます。サッカーから転向してもやれるんだという43歳を見せてほしい」と期待を込めた。

安彦の格闘家デビューは4月16日に決まった。残り約2カ月。安彦は「試合をしたくてしょうがない。感謝の気持ちだったりを表現できるように、自分らしく必死で戦いたい」と意気込んだ。

安彦は39歳の時に1度は諦めたJリーガーへの再挑戦を決意し、18年に練習生を経てJ2水戸とプロ契約。19年からYS横浜へ移籍し、同年の開幕戦で41歳1カ月9日で途中出場してプロ初出場を飾り、ジーコの持つJリーグ最年長初出場記録(40歳2カ月13日)を更新。年俸120円の“ほぼ0円”契約も話題となり、昨年12月のJ3最終節後に競技経験のない格闘家への転向を発表していた。【松尾幸之介】

元K-1ファイターの小比類巻氏に指導を受ける安彦(右)
元K-1ファイターの小比類巻氏に指導を受ける安彦(右)

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皆川杏佳、目標はRIZIN 中学時代は家庭科部 

新潟県で2人目の修斗の女子プロ選手になった皆川

総合格闘技「修斗」の女子プロ選手、皆川杏佳(23=SAI-GYM)がデビューを目指して練習に励んでいる。昨年11月の北日本アマチュア修斗選手権女子アトム級優勝などの実績が考慮され、1月にプロに認定されたばかり。県内では17年の佐藤ひかり(ピロクテテス新潟)に続く2人目の女子プロ選手になった。将来は総合格闘技イベント「RIZIN」出場を目標にしている。

    ◇    ◇   ◇

あどけなさの残る端正な顔立ちがグラブをつけると一気に引き締まる。SAI-GYMでの練習。皆川は男子選手に交じってミット、スパーリングと精力的に取り組む。「今は早くデビューしたい」。1月、日本修斗協会からプロ認定された。昨年11月、北日本アマチュア修斗選手権アトム級での初優勝が評価されての昇格。週5日のジム通いの先に大きな目標ができた。

首都圏を中心に女子格闘技の注目度が高まってきた。SAI-GYMの横山朋彦代表(42)は「すでに皆川にもオファーが幾つか届いている」と言う。それを踏まえ「まず実力面。そして本人の意識がどれくらいなのか」と慎重だ。皆川も自覚する。普段の体重42キロは女子でも小柄。最軽量の女子総合格闘技「DEEP JEWELS」のミクロ級でも44キロ以上。「もっと体を作らないと。体力も必要」と新潟市の巻っずレスリングクラブに週1回通い、食事も1日4食に。

中学では家庭科部だった。今もジムの練習用グラブのほころびを縫うなどの素顔をのぞかせる。もともと格闘技だけでなくスポーツに無縁の生活だった。ただ、「なんとなく興味はあった」。おじでブラジリアン柔術家の皆川光生(レナトゥス柔術アカデミー)に連れられた練習見学をきっかけに中学卒業前にSAI-GYMに入門。柔術と修斗を始めた。

修斗の打撃、組技、蹴りの多彩な技の取得に夢中になった。「1つできるようになるのがうれしかった。怖いとも、やめたいとも思わなかった」。横山代表は「運動能力は高くない。技の覚えもいまひとつ」と厳しいが、「ジムで一番の練習量。努力は本当にすごい」。ジム通いは入門以来休んだことがない。練習後の筋トレも日課。積み重ねが開花し始めた。

総合格闘技「RIZIN」の観戦に頻繁に通っていた。今はそのリングを目指せる立場。「RIZINに出たい。将来は大きな大会で勝ち選手になる」。ターゲットは明確になってきた。【斎藤慎一郎】

◆皆川杏佳(みながわ・きょうか)1997年(平9)7月1日生まれ、燕市出身。吉田中3年の時にSAI-GYMに入門。西川竹園高でもジム通いを続け、修斗とブラジリアン柔術に取り組む。18年、柔術のイサミ-リバーサルサマーカップアダルト白帯ルースター級で優勝。現在は青帯。修斗では19年の越後風神祭に出場。憧れの女子格闘家は浅倉カンナ(パラエストラ松戸)。142センチ、42キロ。血液型O。

ジムでの練習でミットにキックを蹴り込む皆川

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元RIZIN王者ケイプ、UFCデビュー戦判定負け

マネル・ケイプ(2019年12月31日撮影)

<UFC:ファイトナイト・ラスベガス18大会>◇6日(日本時間7日)◇米ネバダ州ラスベガス・UFC APEX

元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(27=アンゴラ)がUFCデビュー戦を飾れなかった。

フライ級4位アレクサンドル・パントーハ(30=ブラジル)との同級3分3回で激突し、0-3の判定負けを喫した。打撃で主導権を握れず、ローキックや強烈な右拳を浴びた。2回に2度、3回に1度のテークダウンを奪ったものの、ポイントを奪うことができなかった。ケイプは19年大みそかに朝倉海を下し、RIZINバンタム級王座を獲得。昨年3月、UFCに移籍していた。

またメインイベントのヘビー級5分5回で、元K-1ワールドGP覇者でUFC同級5位のアリスター・オーフレイム(40=オランダ)もランカー対決で2回TKO負けを喫した。同級6位で元ベラトール同級王者のアレクサンドル・ボルコフ(32=ロシア)と対戦。プレッシャーで距離を詰められ、2回には左ジャブを浴び、さらに右アッパー、左フックを食らってダウン。そのまま同回2分6秒、TKO負けとなってしまった。

RIZIN20 マネル・ケイプの肘をくらう朝倉海(2019年12月31日撮影)

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元RIZIN王者ケイプUFCデビュー戦へ計量パス

マネル・ケイプ対朝倉海 新王者となりベルトを巻き笑顔のマネル・ケイプ(2019年12月31日撮影)

米総合格闘技UFCファイトナイト・ラスベガス18大会は6日(日本時間7日)、米ネバダ州ラスベガスで開催される。19年大みそかに朝倉海を下してRIZINバンタム級王座を獲得し、昨年3月、UFCに移籍したマネル・ケイプ(27=アンゴラ)がついにデビューする。UFCフライ級4位アレクサンドル・パントーハ(30=ブラジル)との同級3分3回を控え、5日(同6日)には同地で前日計量に臨み、両者ともに125・5ポンド(約56・93キロ)でクリアした。

新型コロナウイルスの影響で何度も試合延期されながらも、UFCデビュー戦でいきなりランカーとのマッチメークとなったのは異例のこと。UFCに実力を認められている証明でもある。UFC公式サイトのインタビューで、ケイプは「ハードな対戦相手。彼の試合に弱点は見えない」と敬意を表しつつも「彼の試合は予想できる、それに、俺からしてみれば遅すぎだね」と余裕のコメント。さらなる最強を目指してのUFC参戦もあり「どの団体でも常に自分の目標はチャンピオンになるために戦うこと。それはUFCでも変わらない。タイトルを獲得するために全員をぶっ倒すつもりだ」と宣言していた。

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シバター、ガチスパーで堀口恭司に左足破壊される

シバター(左)と堀口恭司

人気ユーチューバーで格闘家のシバター(35)がRIZINバンタム級王者堀口恭司(30)とのスパーリングでガチ対決し、左足を破壊された。5日夜、堀口の公式ユーチューブチャンネルに「シバターさんとガチスパーリングしてみた」が投稿。神奈川・横浜市のパンクラス道場内のケージ(金網)で行われた5分3回のスパーリング模様が公開。堀口によるカーフキック(ふくらはぎへのローキック)一発で、シバターを完全粉砕した。

体重差は約30キロと有利だったシバターだが、開始30秒程度でカーフキック一撃でダウンし、パウンド連発され、レフェリーストップとなった。左ふくらはぎを両手でおさえながら、まったく動けなくなってしまった。昨年大みそかのRIZIN26大会で、朝倉海を追い込んだカーフキックを再現するような堀口の強烈キックを浴び、シバターは「ありがとうございました。歩けない」と正直な気持ちを伝え、堀口からは「申し訳ない」と苦笑された。

「なかなか堀口さんのカーフキックを受けることもないので、良い思い出になりました」と感謝したシバターは堀口からスパーリングではなく、釣り対決を申し込まれて意気投合。「次こそはぶっ倒してやるからな」と強がってみせた。

一方の堀口は最初から釣り対決を期待していただけに「シバターさんにだまされましたが、楽しかった」と笑顔で振り返っていた。

昨年大みそかに「魔裟斗2世」HIROYAを腕ひしぎ逆十字固めで下したシバターは今月に入って堀口への挑発を開始し「ウエート差は大きくてバンタム級やフェザー級の選手は120キロの素人に勝てないんですよ」と独自理論を展開。お互いのユーチューブチャンネルで両者にメッセージを送ってきたが、今回初めてユーチューブでコラボ企画が実現していた。

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才賀「サクッとKOで」仕切り直し戦は同郷後輩

K-1フェザー級スーパー・ファイトでの対戦が決まった才賀紀左衛門(左)と玖村修平(撮影・吉池彰)

3月28日、東京・日本武道館で開催されるK-1年間最大の祭典ケイズフェスタ4大会Day2(日刊スポーツ新聞社後援)の追加カードが5日、発表された。昨年8月にRIZINからK-1へ復帰した才賀紀左衞門(31=PURGE TOKYO)が、玖村修平(24=K-1ジム五反田チームキングス)とフェザー級3分3回で対戦することが決定した。

昨年12月、両国大会で卜部弘嵩とのK-1復帰戦で相手のローブローによって反則勝ち裁定となって以来のリング。まさにK-1復帰の「仕切り直し」マッチとなる。同日の都内で会見に臨んだ才賀は「前回は悔しい結果だったので、サクッとKOで倒しにいきたい」と意気込んだ。

両者は同じ大阪・堺市出身。玖村から「才賀さんは同じ学校の先輩なんです。K-1参戦表明から対戦したいと思っていた。僕が才賀選手を倒せば盛り上がると思う」とエールを送られた才賀は「ボクの後輩で地元やったら、しっかり先輩として僕が倒したい」と声をはずませていた。

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RIZINドーム延期 今後もユーチューバー起用へ

3・14東京ドーム大会の延期と、3月21日のRIZIN27大会を発表するRIZINの榊原CEO

総合格闘技RIZINは4日、今年の第1弾イベントとしていた3月14日、東京ドーム大会の延期を発表した。

同日夜、RIZINの榊原信行CEO(57)がRIZIN公式ユーチューブで会見。大みそかのRIZIN26大会のリング上で、表明していた3・14東京ドームの第1弾イベントを春先か夏前ごろに延期すると表明した。その上で3月21日、愛知・名古屋市の日本ガイシホールで21年第1弾としてRIZIN27大会を開催すると発表した。

榊原CEOは「3月14日は延期します。東京ドームは必ず実現させたい。RIZINのブランドネームで開催したい。上期、前半戦で実施したい」と熱弁。21年に東京ドーム大会を開催する強い意欲を示した。

年間7大会を計画しているという。今秋からフェザー級GPを開催する姿勢を示し「ワールドワイドな大会したい」と強調。大みそかに参戦したシバター(35)の反響の大きさを認め、今後もユーチューバーの起用を考えていることを明かした。

またビッグマッチも1つのキーワードとして挙げた。キックボクシング界の「神童」那須川天心-K-1の3階級制覇王者武尊戦のカードについても「今年はどう具現化していくのか。RIZINの力だけでは無理ですが、動かしていくのはファンの原動力。たくさんの人たちの声となって届くと動かないものも動くと思います。ビッグマッチに向けて動きたい」とも力説した。

新型コロナウイルスで大きな会場での大会が自由にできない状況のため、通常のナンバーシリーズ以外の興行スタイルも模索していることも付け加えた。榊原CEOは「コロナ禍が1つのトリガーとして実験的かもしれないが、スタジオRIZINという無観客のリモートでやるのもいい。また方向性の違う大会や地方都市で開催していくとか」と説明していた。

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シバターと堀口、ユーチューブ上で「夢対決」!?

RIZIN26大会でHIROYA(下)の腕をきめるシバター(2020年12月31日撮影)

人気ユーチューバーで格闘家のシバター(35)が、ついにRIZINバンタム級王者堀口恭司(30)と対決!? シバターが3日夜に自身のユーチューブチャンネルに「堀口恭司を壊します」を投稿。昨年大みそかのRIZIN26大会で「魔裟斗2世」HIROYAを腕ひしぎ逆十字固めで下したシバターは今月に入って堀口への挑発を開始。これまではお互いのユーチューブチャンネルで両者にメッセージを送ってきたが、今回はシバターのユーチューブチャンネルに堀口がインタビューで登場した。

「シバターと戦ったら勝てますか?」の質問に「それはもちろん余裕で勝てますよ。(勝負論は)あんまり生まれないかもしれないですけど、小さいヤツがでかいヤツに勝つのは絵になるんじゃないかなと思いますけど」とシバターとの対戦を決意したような言葉を並べた。

一方、別撮影でのインタビューとなったシバターは「ウエート差は大きくてバンタム級やフェザー級の選手は120キロの素人に勝てないんですよ」とあらためて独自理論を展開。RIZINと米格闘技団体ベラトールのバンタム級2冠王座奪取など輝かしい成績を残してきた堀口との対決が決まったかのように「日本総合格闘技界のことを考えたら絶対にやらない方がいいんですよね。みんなが必死で守って作り上げてきている幻想が壊れちゃうんですよね。壊します。バッドエンドですけど。日本の格闘技界の。でも壊します。すみません」と厳しい表情を浮かべた。

体重差は約30キロとされる。ウエート差のハンディは大きいものの、堀口は余裕の笑み。「あのHIROYAくんの試合をみていると全然、余裕かなと。展開も作戦もなく勝てるのかな」とキッパリ。昨年大みそかには朝倉海の左足を破壊したふくらはぎへのローキック「カーフキック」が話題になったが、堀口は「シバターさんは自分のスピードに対応できないと思うので(カーフキックに)反応できない。勝負になったからにはしっかり倒そうと思っています」と宣言した。

そしてケージ(金網)の中、レフェリーが入り、試合時のコスチュームとなった両者が対峙(たいじ)するシーンで動画は終了。最後には「(ユーチューブ)堀口恭司チャンネルで5日午後8時から配信」との予告が流れていた。RIZINではなく、ユーチューブ上で「夢対決」が実現したのか。注目される。

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2戦2敗中の皇治「黙って俺についてこい」現役続行

3回、皇治(左)と打ち合う五味(2020年12月31日撮影)

総合格闘技RIZINを主戦場とするキックボクサー皇治(31)が、現役続行を表明した。31日に自らのインスタグラムで動画を更新。今夏にK-1からRIZINに参戦後、那須川天心戦、五味隆典戦とRIZINで2戦2敗中。進退について考えることを明かしていた。皇治は「もう1度、復活してファンのために戦おうと。ここまでこれたのはみんなのおかげ。愛するファンを最後に笑顔にするから黙って俺についてこい」などとコメントし、現役を続ける意向を示した。

同日、アスリートらによるプレミアム音声配信サービス「NOW VOICE」に声を届けた皇治は「俺は試合が終わって1カ月経過していろいろ考えました。31歳ということもあり、まあまあ正直、男として第2の人生の時期も考えなあかん。本当にいろいろ時間をかけて考えました。応援してくださっている方々といろいろ話も聞いて決断することしました。どっちにいくにも挑戦。格闘技もずっと挑戦してきたし、第2の人生いくのも挑戦やから。今日の17時にみんなにSNSで報告しようと思っている」と表明していた。

皇治(左)に飛び膝蹴りを決める那須川(2020年9月27日撮影)

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2月REBELS最終興行に日菜太ら参戦、皇治来る

2・28REBELS~The FINAL~に出場する選手たち

キックボクシングREBELS最終興行、2月28日のREBELS~THE The FINAL(東京・後楽園ホール)のカードが24日、発表された。

同日に都内で開かれた会見には参戦選手が出席。メインでは、REBELS-BLACKスーパーウエルター級王者日菜太(34=クロスポイント吉祥寺)が、シュートボクシング日本スーパーライト級王者海人(23=TEAM FOD)の挑戦を受けることが決まった。

10年の歴史に幕を閉じるREBELSをけん引してきた日菜太は「今、日本で若くて1番強い選手とやるべきだなと。ここで日本最強をもう1度証明して、もう1回、今年世界に行くのは俺だとみんなに言いたい。ここは絶対に負けたくない。REBELSが最後だし、すごい良い21年1発目の良いカードなんじゃないかと思う」と意気込みを示した。さらに「これはサバイバルマッチ。俺は30歳代の星になりたい。1年、1年半頑張って。今回、赤ちゃんが生まれたけれど、観戦は無理でしょと。見に来てくれるまで負けられない」とも口にした。

セミファイナルでは、REBELS-REDスーパーフライ級王者老沼隆斗(22=STRUGGLE)が白幡裕星(18=橋本道場)との防衛戦に臨む。延長の末に老沼が勝利した20年2月以来の再戦カードとなる。老沼は「日菜太選手がREBELSを引っ張って『顔』だと思いますが、2人で『これがREBELS』というものを見せられたら」と意気込んだ。

また宮田充プロデューサーは、REBELS参戦経験があり、現在はRIZINを主戦場としている皇治(31)がREBELS最終興行に来場すると報告。宮田プロデューサーは「皇治選手流のメッセージですが『宮ちゃんのために遊びに行く』という来場の予告がありました。会場に来るということです」と明かしていた。

REBELS-BLACKスーパーウエルター級王者日菜太(左)と挑戦者の海人
REBELS-REDスーパーフライ級王者老沼(左)と挑戦者の白幡

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メイウェザー、マクレガーとの再戦計画 英紙報じる

メイウェザー(2019年6月13日撮影)

ボクシングの元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43=米国)が17年に実現した元UFC2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)との再戦を計画していると22日(日本時間23日)、英紙サンが報じた。

中東の興行主催者が入札に参加すれば実現可能とし「10億ドル(約1050億円)のファイト」になるとの見通しも示した。ルールは前回と同様、ボクシングマッチとなるとされるが、対戦交渉の進捗(しんちょく)状況などは明らかにされていない。

メイウェザーは17年8月、米ラスベガスでマクレガーとスーパーウエルター級12回戦に臨み、10回1分5秒、TKO勝利を挙げた際に大金を稼いだ。ファイトマネーだけで、メイウェザーは1億ドル(約105億円)、マクレガーは3000万ドル(約31億5000万円)にのぼった。PPV(ペイ・パー・ビュー)収益などの興行収入を加えると、メイウェザーは2億7500万ドル(約283億5000万円)、マクレガーも8500万ドル(約89億2500万円)を手にしたとされている。

メイウェザーは18年大みそかのRIZIN14大会で、キックボクシング界の「神童」那須川天心とエキシビションマッチで1回TKO勝ち。今年2月28日には東京ドームでの格闘技大会MEGA2021に参戦することが発表されている。

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堀口恭司「本当に勘弁して」シバター口撃にタジタジ

堀口恭司(2020年12月31日)

RIZINバンタム級王者堀口恭司(30)が、ユーチューバー格闘家シバター(35)による「口撃」にタジタジになった。20日、自らの公式ユーチューブチャンネルで「シバターさんへ。」との動画を投稿。17日にシバターが自らの公式ユーチューブチャンネルで「堀口恭司くぅ~ん、シバターが怖いの?w」のタイトルでかみつかれたことを受けたアンサー動画となっており「シバターさん、出すなっていったじゃないですか。振りじゃないんですよ。本当に勘弁してくださいよ」と冒頭あいさつから苦笑い。「シバターさんとコラボして釣り対決とか、RIZINさんと26、27日にキャンプ企画があるので、そこに来てください」とリング以外でのガチンコ対決を希望した。

17日にネット配信されたインタビューで堀口が体重差などを理由にシバターとの対戦の可能性がほぼゼロであると話していたことを受け、即座に反応したシバターは「これについてはごめんなさい。RIZINのファンの方は怒るかもしれないですけど、はっきり言うと、堀口恭司はさ、びびっているよね」とあおった。

ボクシングをはじめ、総合格闘技やキックボクシングはウエート差がパワー差に直結するため、スポーツ競技として柔道やレスリングの対人競技と同様、階級制を敷いている。堀口は総合格闘技が階級制であるというルールを前提にした発言だったが、シバターはその発言を逆手に取り「堀口恭司は“ずるい”という言葉を使ったり“格闘ファンが怒る”とか言っているけれど、お前がびびっているだけだろ」と炎上覚悟のあおりを続けてた。

シバターが得意とする「舌戦」「トラッシュトーク」の場外マッチには、さすがのRIZIN王者も困惑している様子だった。

シバター(2020年12月31日撮影)

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