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朝倉未来がRIZIN21参戦「緊張感を体感して」

朝倉未来

総合格闘技イベントRIZIN21大会(2月22日、浜松アリーナ)の会見が24日に都内で行われ、一部カードが発表された。昨年大ブレークした朝倉兄弟の兄、朝倉未来(みくる、27)が参戦。68キロ総合ルールでダニエル・サラス(32=メキシコ)と戦う。

会見に出席した愛知県豊橋市出身の朝倉は「地元ファンに会場で緊張感や迫力を体感してほしい」と参戦理由を語った。メキシコを主戦場とするサラスは「勝負の運は常に神の導きによるものなので必ず勝つとは言わないが、アサクラは私の執念とメキシコ人のファイティングスピリッツを痛感することになるだろう」とコメントを寄せた。

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RENA「暗闇からやっと少し光が見えた」一問一答

リンジー・ヴァンザント対RENA 試合後、「絶対負けない」とプリントされたTシャツを着て涙ながらにインタビューに応じるRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)が涙のリベンジに成功した。50・8キロ肘ありの総合ルールで、リンジー・ヴァンザント(26=米国)に3回4分42秒でTKO勝利を飾った。昨年6月、米ニューヨークでのベラトール大会では裸絞めで1本負けした因縁の相手。そのリベンジを果たすとともに、試合2日前、がんで亡くなった友人にささげる勝利にもなった。

以下、試合後の主な一問一答

-この再戦について

つらかったが、自分やチームを信じて、絶対負けない気持ちで臨んだ。相手は強くて、根性もあって、また研究して試合に臨んでいると感じた。勝ち逃げしてもおかしくない状況でオファーを受けてくれて感謝の気持ち

-今後について

ずっと暗闇の中にいたのが、今回やっと少し光が見えた、抜け出せた気がする。課題も見つかったので、それを克服して、もっと強くなりたい。

-リング上で話した、亡くなった友人について

年上の友人で、犬のブリーダーさんだった。北斗晶さんが紹介してくれた。全部を吹き飛ばしてくれるような笑い方をされる方。今回勝利を届けたかったのでよかった。

-新RIZIN女子スーパーアトム級王者となったハム・ソヒへの挑戦は

打撃中心の私とハムちゃんはかみ合うと思うが、正直そこまで考えていない。

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那須川、ガキ使にも出演「業界の掟分からなかった」

那須川対江幡 TKO勝ちし雄たけびを上げる那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キックボクシング界の神童、那須川天心(21)が、最強挑戦者と言われる江幡塁(28)を1回TKOで下し、実力の違いを見せつけた。

試合後に取材に応じた那須川は、フジテレビRIZINの裏番組、日テレの「ガキ使」に出演したことにも言及。「非常に話しづらい」と語り、笑いを誘った。以下、主な一問一答

-試合を振り返って

1回KOしてうれしかったというのもありますし、久々に適正階級に近い体重で試合ができて、非常に調子がよくて、いい結果になってよかったな、って今すごいほっとしてます。

-今年1番の強い天心を見せたのでは

まわりから、負けるんじゃないか、と言われたけど、すべてひっくり返そうと思って臨んだ。テーマはリラックスして、力を抜いて。悪魔的な強さをみせるの2つ。両方達成できた。調整の仕方も変えて、リラックスして戦える練習をしてきた。

-リング上で発言した「五輪よりおもしろいことをする」とは

どうやってやればいいのか分からない。自分が勝ち続けること、輝き続けること。もう誰も勝てないだろ、と思われるぐらいの位置に立ちたい。

-いつになくスピード、キレがあった

試合前から、めちゃめちゃ調子いいなと感じた。(56で)やりたいな。今年一番の動きだった。江幡選手だからこそ、こういう試合ができた。日本でも最強といわれる選手と戦えてうれしいし、そういった選手を1ラウンドで倒せたのもうれしい。

-新技について

フィギュアスケートにちなんで「アクセルキック」。トリプルアクセルみたいなイメージ。今回はあれを狙っていたので、倒せなかったのは残念だった。しっかり当たったので、すごい衝撃だったと思う。

-大みそかにRIZIN、ガキの使い両方出るのは快挙。達成したことについて

いや、達成したというか…。メインはRIZIN、フジテレビを盛り上げる方。なんすかね、非常に話しづらい、というか(苦笑)。自分はテレビ業界の掟、あまり分からなかったので。いろいろ問題はあったかもしれないですけど、フジテレビで結果を残せたのはうれしいですし。大会の中で、1番目立った試合ができたと思う。いい経験になりました。

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)
那須川対江幡 ダウンを奪い拳を突き上げる那須川(右)(撮影・滝沢徹郎)

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白鳥大珠ヒザ蹴りでTKO勝ち、K1との対抗戦熱望

大雅(左)に膝蹴りを見舞う白鳥(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

那須川天心と同じTEPPENジムの白鳥大珠が、元K-1スーパーフェザー級王者大雅を2回TKOで破った。

9月、大阪で行われたRIZIN19大会で、ダウンの奪い合いの末判定勝ちした試合の決着戦。2回に左ヒザ蹴りを浴びせ、出血を誘いレフェリーストップ勝ち。19年はRISEの世界トーナメントを制すなど大躍進で「勝ったが内容は満足していない。来年は世界トーナメント優勝は当たり前。K-1と対抗戦をやりたい」と抱負を語った。

トロフィーを手にポーズを決める白鳥(撮影・滝沢徹郎)

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那須川誓う打倒五輪「面白いことしようじゃねえか」

那須川対江幡 勝ち名乗りを受ける那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

ライバルは東京五輪だ。那須川天心(21)が新日本キックボクシング協会のエース江幡塁(28)と56キロ契約で戦い、1回2分46秒TKO勝利した。

1年前の大みそかにボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。大みそかに借りを返すとともに、20年は五輪を超える活躍をすると宣言した。

   ◇   ◇   ◇

那須川が日本人最強の刺客ともいえる江幡を一蹴した。試合開始早々、前へ突進し、左ハイキック、ワンツーをさく裂。強烈な連打でダウンを2度奪っても手を緩めない。この日のために用意してきた回転回し蹴りを見事に決め、粘り強く立ち上がる相手に再びパンチを連打。予告通りのKO勝利を果たし、「めちゃくちゃ気持ちよかった」と笑顔で叫んだ。

本物の戦いを求めている。1カ月半前の昨年11月7日。さいたまスーパーアリーナでワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の井上尚弥-ノニト・ドネア戦を生観戦。世界最高峰の攻防に胸を熱くし、嫉妬した。「誰も文句言えない。比べるのは失礼かもしれないけど、格闘技をやっている者として負けたくない」。

キックボクシングは現在日本ではメジャーな競技とはいえない。だからこそ、那須川自身が知名度アップへ先頭に立つ。昨年5月にはAbemaTVの企画「那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」に参加。同6月は再びAbemaTV企画で亀田興毅氏と特別ボクシングルールで対戦。この日も、試合直前に裏番組「ガキ使」に出演した。「試合を見たことなくても僕を見たことがある人に『すごい』と思ってほしい」。狙い通り、格闘家としてもすごみを示した。

「2020年は東京五輪がある。五輪より面白いことしようじゃねえか。自分でもどういう風に成長するかわからない。もっと強くなりたい」。現在世界中の格闘技団体からオファーを受けており、20年は世界進出が濃厚。天心の野望は続く。【高場泉穂】

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)

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RENA天国の友人に涙の報告「見てくれてるかな」

リンジー・ヴァンザント対RENA 試合後、「絶対負けない」とプリントされたTシャツを着て涙ながらにインタビューに応じるRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)が涙のリベンジに成功した。50・8キロ肘ありの総合ルールで、リンジー・ヴァンザント(26=米国)に3回4分42秒でTKO勝利を飾った。

昨年6月、米ニューヨークでのベラトール大会では裸絞めで一本負けした因縁の相手。そのリベンジを果たすとともに、試合2日前、がんで亡くなった友人にささげる勝利にもなった。

   ◇   ◇   ◇

強いRENAが帰ってきた。6月に格闘技の聖地マディソン・スクエア・ガーデンで敗れた時は1回ですぐ背後から首をしめ上げられ、レフェリーストップ。何もできないまま終わった。だが、この日は違った。何度もテークダウンを取られるが冷静に処理。「打撃でKOしたい」と宣言していた通り、得意の打撃を貫いた。3回終了間際に馬乗りとなりパンチを連打。レフェリーストップで試合を決めると号泣した。

涙はリベンジとともに亡き友人への思いから来るものだった。リング上でマイクを取ると秘めていた思いを明かした。「29日、お友達ががんの闘病をしていたんですけど亡くなってしまって、今日も告別式に行ってからこの会場に来ました。たぶん見に来てくれていると思うので、絶対負けたくない、絶対に勝ちたいという強い気持ちで臨みました。本当にありがとうございます。見てくれているかな」。天国の友人に手を振って、勝利を報告した。

16歳からプロ格闘家として活動し、今年で12年目。シュートボクシングに土台を置きつつ、15年の大みそかに「1度だけ」と総合格闘技デビューし、いつの間にか4年がたった。6月の試合直後、RENAは自身のツイッターで「すみません。また同じ負け方しました。やっぱり私MMA(総合格闘技)向いてないわ 悲しませてごめんなさい…」とつづったが、勝利でまた自信を取り戻した。「(友人は)笑顔がすてきな方だったので1日でも多く笑って過ごせるように、勝てるように、日々努力していく」と力強く誓った。【高場泉穂】

リンジー・ヴァンザント対RENA うれし涙を流しながら勝ち名乗りを受けるRENA(左)(撮影・滝沢徹郎)

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RENAが号泣リベンジ、亡き友にも勝利届けた

リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(下)にパンチを打ち込むRENA(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RENA(28)がリベンジに成功した。6月の米ニューヨークでのベラトール222大会で裸絞めで1回一本負けしたリンジー・ヴァンザント(26=米国)と、50・8キロ肘ありの総合ルールで戦い、3回TKO勝利した。

1回開始早々、テークダウンを取られるが冷静に処理。残り1分でマウントポジションに転じ、肘を打ち込んだ。2回は得意の立ち技で積極的に攻撃。終盤にコーナーでつかまり、締め技に持ち込まれるが何とかしのぎ、最終3回へ。寝技に持ち込もうとする相手をうまくかわし、馬乗りでパンチを連打。「打撃では私のほうが圧倒的に上」と打撃にこだわり、勝利をつかんだ。勝利が決まると、感極まって号泣した。

リベンジと、もう1つ、亡き友人への思いがあった。「リベンジマッチというのと大みそかにいい結果を出せてなかったのでつらかったんですけど、29日にがんで闘病していた友人の告別式に行ってからこの会場に来ました。たぶん見に来てくれていると思うので、絶対勝ちたいと強い気持ちで臨みました。本当にありがとうございます。見ててくれているかな」。天国の友人に勝利を報告した。

リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(左)にパンチを打ち込むRENA(撮影・滝沢徹郎)
リンジー・ヴァンザント対RENA リンジー・ヴァンザント(下)にパンチを打ち込みTKO勝ちしたRENA(撮影・滝沢徹郎)

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ケイプが朝倉海にTKO勝ち 堀口にキスし対戦要求

朝倉海対マネル・ケイプ 試合に勝利したマネル・ケイプ(左)はリングサイドの堀口のおでこにキスをする(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

堀口恭司が故障で返上したバンタム級王座のタイトル戦で、マネル・ケイプ(26=アンゴラ)が、朝倉海(26)を破り、新王者となった。

1回は互角の打ち合いを演じたが、2回に右フックで朝倉のアゴをとらえ倒した。その後も、倒れた朝倉にパンチの連打を浴びせ、レフェリーが試合をストップ。今年、堀口をKOし、一躍RIZINのトップ選手となった朝倉を相手に鮮やかなTKO劇で勝利をつかむと、そのままリングを降り、解説席に座っていた堀口にキス。次の対戦を要求した。

現在故障中の堀口からは「まず、朝倉に勝ってから挑戦したい」と次期挑戦者への指名を拒否された。ケイプは「この日が来ることを信じていた。王座になると信じていた」とマイクをつかみ、ファンにアピールしていた。

朝倉海対マネル・ケイプ 朝倉海(下)にパンチを見舞うマネル・ケイプ(撮影・滝沢徹郎)

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那須川「めちゃめちゃ気持ち良かった」日本最強KO

那須川対江幡 勝ち名乗りを受ける那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キックボクシング界の神童、那須川天心(21)が、最強挑戦者と言われる江幡塁(28)を1回TKOで下し、実力の違いを見せつけた。

那須川は1回の開始から前に出て、強烈なパンチを江幡に浴びせた。まず、左ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったところに畳み掛けて2度目のダウンを奪う。さらに立ち上がったところに、体を横回転させながら回し蹴り。さらに連打でコーナーに追い込み、最後は右フックで3度目のダウンを奪い、1回2分46秒、TKO勝ち。

昨年の大みそか、フロイド・メイウェザーに挑戦して敗れた雪辱を果たした。那須川は「めちゃめちゃ気持ち良かった。絶対KOすると決めて、無事にKOできて良かった。江幡さんは日本人最強と言われていたので、レベルの差を見せられた」と喜びを語った。来年に向けて「RISEの55キロトーナメントに出るんで、江幡さんもそこに出てもらえば、もう1度やれる」と話していた。

那須川対江幡 江幡(右)に蹴りを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)
那須川対江幡 江幡(左)にパンチを見舞う那須川(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心1回TKO 攻めまくり2度のダウン奪う

那須川対江幡 TKO勝ちし雄たけびを上げる那須川(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

那須川天心が大みそかの借りを大みそかに返した。新日本キックボクシング協会のエース江幡塁と56キロ契約で戦い、1回TKOで勝利した。

序盤からパンチ連打で圧倒。2度ダウンを奪った後も回し蹴りをさく裂するなど攻め続けた。1年前の大みそかはメイウェザーとボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。

2年ぶりのキックでの戦いであらためて世界に強さを示した。

那須川対江幡 ダウンを奪い拳を突き上げる那須川(右)(撮影・滝沢徹郎)

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浜崎朱加が王座陥落 韓国ソヒと3度目対決で初黒星

浜崎対ハム・ソヒ ハム・ソヒ(右)とパンチを交錯させる浜崎(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

女子スーパーアトム級タイトル戦は、挑戦者のハム・ソヒ(32=韓国)が、王者浜崎朱加(37)を破り、新王者となった。

10年12月、11年12月と2度、浜崎に挑戦し敗れているハムは、序盤から浜崎と壮絶な打ち合いを展開。2回にはグラウンドから三角絞めで王者を追い詰めた。3回には浜崎に首投げからグラウンドで攻められたが、最後まで耐え抜いた。

試合は判定になり、ハムは2-1で勝利。第2代王者となった。ハムは「応援してくれたみんなのおかげで、勝つことができました。これからもっともっといい選手になりたい」とファンに誓った。

浜崎対ハム・ソヒ 判定で勝ち名乗りを受けるハム・ソヒ(左)。右はぼう然とする浜崎(撮影・滝沢徹郎)

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朝倉未来が判定勝ち「頑丈でしたね、相手が」

朝倉未来対ジョン・マカパ 判定で勝ち名乗りを受ける朝倉未来(右)(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

RIZIN対ベラトール対抗の大将戦で、朝倉未来(27)が、ジョン・マカパ(33=ブラジル)を破り、世界レベルの実力を証明した。

強打の圧力でプレッシャーをかけてくるマカパに、朝倉未は慎重に対応。相手のパンチにパンチを合わせるカウンターで、的確に左のストレートを顔面に打ち込んだ。立ち技では攻めきれないと見た相手が、タックルを仕掛けてきても、強靱(きょうじん)な体幹で、倒れない。1、2回と緊迫の展開が続き迎えた3回。朝倉未のパンチがマカパの顔面を捉えだし、優位のままゴングが鳴った。

判定は3-0。対抗戦では2-3とベラトールに敗れたもののRIZINの大将としての責任を果たし、この1年を無敗で締めくくった。「結構、いいの(パンチ)を入れたと思ったけど、頑丈でしたね、相手が。でも、全勝でこれたんで良かった」と笑顔で話していた。

朝倉未来対ジョン・マカパ ジョン・マカパ(右)にパンチを見舞う朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来対ジョン・マカパ ジョン・マカパ(左)に飛び膝蹴りを見舞う朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)

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リハビリ中の堀口恭司があいさつ「またベルト巻く」

堀口恭司(2019年8月7日撮影)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

前RIZINバンタム級王者で右膝前十字靱帯(じんたい)断裂と半月板損傷でリハビリ中の堀口恭司(28)が前半戦終了後に、リング上であいさつした。

6月に米ニューヨークでベラトールバンタム級王座を奪取した堀口は、凱旋(がいせん)試合となる8月のRIZIN18大会で朝倉海(26)と戦い、まさかのKO負け。大みそかにベルトをかけて再戦する予定だったが、膝を故障し、欠場となった。

堀口は右足全体に補助器具をつけて登場。「自分の試合を楽しみにしていてくれたみなさま、申し訳ありません」と謝罪し、「しっかりけが治して、またベルトを巻くんでよろしくお願いします」と笑顔をみせた。

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“青髪のおばあちゃん”山本美憂が総合10戦目圧勝

山本美憂対アム・ザ・ロケット 試合後、笑顔でポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

山本美憂(45)が、ムエタイと柔術の実力者アム・ザ・ロケット(23)との22歳差対決を3-0の判定で制した。18年7月からRIZINで4連勝も昨年10月にTKO負け。ボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積の指導を受け、この日の復活勝利につなげた。16年9月の総合格闘家デビューから10戦目の節目を圧勝で飾り、さらなる進化を誓った。

   ◇   ◇   ◇

青髪のファンキーおばあちゃん山本が、22歳の年の差対決を制した。1回からタックルで得意なグラウンドの形に持ち込み、相手の上にのりながらパンチや肘を連打。2、3回も何度もテークダウンし、強敵ロケットに何もさせなかった。

レスリングの山本一家に生まれ、英才教育を受けた元世界女王。16年リオ五輪出場を逃したのを機に、格闘家に転向。42歳でデビューした。19年息子アーセンに娘が生まれ、おばあちゃんになったが、衰えるどころか一戦ごとに強さは増している。「試合後には(相手ロケットから)お母さんと呼ばれてほほえましかったです」と苦笑いした。

18年7月からRIZIN4連勝だったが、19年10月、韓国女子格闘技のパイオニア、ハム・ソヒとスーパーアトム級ベルト挑戦権をかけ、TKO負けした。その後、「悔しかった」とすぐに練習再開。ボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積のもとを訪ね、1週間毎日長谷川からパンチ技術の細かな指導を受けた。この日はグラウンドの場面が多く、打撃の決定的な攻撃はなかったが、レベルアップした姿をみせた。

12月29日には格闘技界のヘビー級レジェンド、43歳のヒョードルが41歳のランペイジと日本ラストマッチを行った。2人とも全盛期とはほど遠い動きだったのに対し、45歳の山本は成長を続ける。2人より年上と指摘されると、「私は彼らより若くみえるってことだよね?」とおどけた。年明けに拠点のグアムに戻る予定だが「言われれば、また飛んでいきます」。20年、さらに強くなった山本がRIZINを盛り上げる。【高場泉穂】

山本美憂対アム・ザ・ロケット アム・ザ・ロケット(下)にパンチを打ち込む山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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青髪の山本美憂「長谷川穂積流」総合10戦目圧勝 

山本美憂対アム・ザ・ロケット 勝ち名乗りを受ける山本美憂(右)(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

山本美憂(45)が、ムエタイと柔術の実力者アム・ザ・ロケット(23)に3-0で判定勝ち。16年9月の総合格闘家デビューから10戦目の節目を、圧倒的な勝利で飾った。

1回からタックルで得意なグラウンドの形に持ち込み、相手の上にのりながらパンチや肘を連打。2、3回も何度もテークダウンし、相手にまったく攻めさせなかった。

18年7月からRIZINで4連勝していたが、今年10月、韓国女子格闘技のパイオニア、ハム・ソヒとスーパーアトム級ベルト挑戦権をかけ、TKO負けした。その後「悔しかった」とすぐ練習を再開、「打撃に余裕があれば、自分のレスリングが生きる」とボクシング元世界3階級制覇王者長谷川穂積のジムに出稽古。

1週間毎日長谷川からパンチの打ち方、フットワークなど細かな指導を受けた。この日はグラウンドの場面が多かったため、打撃の決定的な攻撃はなかったものの、前の試合よりもレベルアップした姿をみせた。

山本は「前回の負けがとっても悔しくて。ボクシングの長谷川穂積さんらいろんな人にお世話になって、ここまで出来た」と感謝を述べた。

山本美憂対アム・ザ・ロケット 試合後、笑顔でポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)
山本美憂対アム・ザ・ロケット アム・ザ・ロケット(下)にパンチを打ち込む山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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石井慧、2年8カ月ぶりRIZINで1回TKO負け

ジェイク・ヒューン対石井 ジェイク・ヒューンにノックアウト負けしぼう然とする石井(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN20>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

17年4月以来、2年8カ月ぶりのRIZIN参戦となった石井慧(33=チーム・クロコップ)は、ジェイク・ヒューン(32=米国)に1回TKO負けで勝利はならなかった。

現在はクロアチア国籍を取得し、ミルコ・クロコップのもとで練習を積んでいる石井は、強打のヒューンを相手に慎重な立ち上がり。しかし、ロープを背負ったところに、下から右のアッパーを顔面に食らうと、続けざまにアッパーの連打を浴びダウン。ヒューンがパウンドに入ったところでレフェリーが試合を止め、無念のTKO負けとなった。ヒューンはRIZIN3連勝。

ジェイク・ヒューン対石井 ジェイク・ヒューンにノックアウト負けした石井(撮影・滝沢徹郎)

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吉田実代「おいしいもの食べに」山本美憂と勝利約束

前日計量をパスしてポーズを決める女子世界スーパーフライ級王者の吉田。奥は挑戦者のリーピン(撮影・丹羽敏通)

ボクシングWBO女子世界スーパーフライ級王者吉田実代(31=EBISU K,S BOX)が初防衛を成功させる。31日、東京・大田区総合体育館でWBCアジア同級王者シー・リーピン(石麗萍、21=中国)の挑戦を受ける吉田は30日、都内で前日計量に臨み、100グラム少ない52・0キロでクリアした。

吉田は交流のある女子格闘家、山本美憂とのダブル勝利に意欲を示した。自らの所属ジムまで打撃トレーニングに足を運ぶ山本も、同じ大みそかのRIZIN20でロケット戦に臨む。吉田は「同じシングルマザーで交流が多い。同じ日、同じ時間帯になりそう。『お互いに勝っておいしいものを食べに行こう』と約束しました。大みそかに爪痕を残したい」と口にした。

RIZIN20の公開計量をクリアしポーズを決める山本美憂(撮影・滝沢徹郎)

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那須川天心誓う「大みそかの借りは大みそかに返す」

公開計量をクリアしポーズを決める那須川(左)と江幡(右)。中央は高田氏(撮影・滝沢徹郎)

大みそかの格闘技イベントRIZIN20大会(さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が30日、都内で行われ28選手全員がクリアした。

セミファイナルの56キロ契約キックボクシングルールで対戦する那須川天心(21)は55・9キロ、江幡塁(28)は55・70キロでクリアし、がっちりと握手した。那須川は昨年大みそかのRIZINでボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで戦い、1回TKO負け。「1年はあっという間」としみじみ振り返り、「大みそかの借りは大みそかに返す」と意気込んだ。

メインのRIZINバンタム級タイトル戦の朝倉海(26)は60・9キロ、マネル・ケイプ(26)は60・45キロでクリア。今年8月にRIZIN、ベラトール2団体バンタム級王者堀口恭司に勝利し、大ブレークした朝倉は「必ずベルトを巻くので楽しみにしていてください」と宣言。“アンゴラ番長”ケイプも「つらい練習を毎日続けてきた。世界チャンピオンになることがずっと夢だったんだ。明日はおれがチャンピオンになる」と語り、さらに日本語で「1、2、3、ナンダヨー」。お気に入りのフレーズ「ナンダヨー」で気合を入れた。

公開計量をクリアし向かい合う那須川(左)と江幡(右)。中央は高田氏(撮影・滝沢徹郎)
公開計量をクリアしポーズを決める那須川(撮影・滝沢徹郎)

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破局の浅倉カンナKO勝ちに涙「本当に幸せ者だな」

浅倉対ジェイミー・ヒンショー 試合後、涙を流しあいさつする浅倉(撮影・滝沢徹郎)

<ベラトール日本大会>◇29日◇さいたまスーパーアリーナ

浅倉カンナ(22=パラエストラ松戸)はヒンショーに3回KO勝ちを収めた。

タックルからテークダウンを奪い、アームロックでタップさせ、RIZIN2連勝とした。先月30日、ツイッターに当時交際していた那須川との破局をにおわすツイートを投稿。この日の試合直前には、浅倉が気持ちの切り替えを宣言する動画が会場内のスクリーン上で流された。「あおりV(TR)では独りの感じが出てたけど、会場のみんなが応援してくれて本当に幸せ者だなと感じています!」。涙で言葉が詰まったが、最後は笑顔でファンに感謝の思いを口にした。

浅倉対ジェイミー・ヒンショー ジェイミー・ヒンショーを下し勝ち名乗りを受ける浅倉(撮影・滝沢徹郎)
浅倉対ジェイミー・ヒンショー ジェイミー・ヒンショー(下)に関節技をを極める浅倉(撮影・滝沢徹郎)

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川口春奈が泣いた!恋人矢地「最後の覚悟」逆転勝利

矢地の勝利に涙を流し喜ぶ川口春奈(撮影・滝沢徹郎)

<ベラトール日本大会>◇29日◇さいたまスーパーアリーナ

麒麟がくる前に矢地が来た!

米格闘技団体ベラトール初の日本大会が行われ、RIZINのお祭り男こと矢地祐介(29)が、上迫博仁(32)に3回4分36秒でTKO勝利。交際中でNHK大河「麒麟がくる」出演の川口春奈(24)が会場で見守る中、3連敗から脱出した。

  ◇  ◇  ◇

「ヤッチくんでーす!」とお祭り男矢地の明るい声がさいたまスーパーアリーナに響き渡った。RIZIN3連敗中と崖っぷち。しかも、交際中の女優川口春奈がお忍び観戦。見えないプレッシャーを抱えながら臨んだ一戦だった。1、2回と上迫に押されていたが、3回に右フックで上迫を倒し、ひざまずいたその顔に左足でサッカーボールキックでトドメ。レフェリーストップで逆転勝利を決めた。勝利直後にカメラで映された川口は、顔を覆って泣いていた。

崖っぷちの悲壮感をあえて消した。16年末のマリオ・シスムンド戦でRIZINデビューして以来5連勝をおさめたが、そこから3連敗。ここで4連敗したら、引退の可能性もあると想像はふくらませた。「その時に最後の試合楽しめなかったと思うのは嫌だった。最後になってもいいように楽しむ覚悟でやりました」。最後のサッカーボールキックは「練習でもやったことない。幼い頃に数年やっていたサッカーが生きたかな」。試合を楽しむ心が、勝利を引き寄せた。

今年7月に朝倉未来に敗れて以来、頻繁に他のジムに出稽古し、基礎から技術を見直した。打ち合う時に目を背ける弱点がこの日も出てしまった点は反省したが、「1歩前に出れた気がした。うれしい」と自らの進化を喜んだ。

恋人川口が応援に来たことに関しては「ノーコメント」と笑ったが、その交際報道で知名度は一気に高まった。「RIZINのリングで試合してほしい、とファンのみなさんや関係者の人に思ってもらえるように勝つのみ」と浮上を宣言した。【高場泉穂】

◆矢地祐介(やち・ゆうすけ)1990年(平2)5月13日、東京都生まれ。08年から山本“KID”徳郁のもとで本格的に総合格闘技を始める。09年4月の修斗でプロデビュー。16年大みそかにRIZINデビューし5連勝も、18年8月から3連敗。176センチ、71キロ

矢地対上迫 矢地の勝利に喜ぶ川口春奈(撮影・滝沢徹郎)
矢地対上迫 矢地の勝利に涙を流し喜ぶ川口春奈(撮影・滝沢徹郎)
矢地対上迫 上迫(左)の顔面を蹴り上げノックアウト勝ちした矢地(撮影・滝沢徹郎)
矢地対上迫 試合後、笑顔であいさつする矢地(撮影・滝沢徹郎)

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