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【ROAD TO UFC】フライ級鶴屋伶が一本勝ちで初戦突破 佐須KO負け、神田は判定勝ち
[2023年05月28日9時35分]
ロナル・シアハーン(下)にパウンド攻撃する鶴屋伶(C)Zuffa LLC/UFC
<米総合格闘技:ROAD TO UFC第1日>◇27日◇中国・UFCパフォーマンス・インスティチュート上海
UFCとの契約を懸けてアジアの有力ファイターたちが競い合うROAD TO UFCが開幕、パンクラス・フライ級王者の鶴屋怜(パラエストラ松戸)が一本勝ちで初戦突破を果たした。ロナル・シアハーン(インドネシア)との同級5分3回に臨み、2回1分19秒、一本勝ちを収めた。
1回からテークダウンを成功させてマウントの状態で攻めるなど優位に試合を進めた鶴屋は2回、首投げでテークダウンを奪取。けさ固めからVクロスアームロック(腕ひしぎヒザ固め)でギブアップに追い込んだ。鶴屋は「1回でフィニッシュしたかったですが、相手がタフでなかなか一本を取りづらかった。次(準決勝)と決勝はちゃんと一本で決めてフィニッシュして勝ちたいと思う」と意気込みを示した。
20歳の鶴屋はRIZINを主戦場とする扇久保博正、浅倉カンナらを育成したパラエストラ千葉の鶴屋浩代表の次男。幼少からレスリングと柔術を学び、21年に総合格闘家としてデビュー。22年12月にはパンクラス同級王者猿飛流に2回、裸絞めで一本勝ちし、新王者となっていた。
昨年に続きROAD TO UFCに参戦した修斗フェザー級王者の佐須啓祐(マスタージャパン)はキム・サンウォン(韓国)との5分3回に臨んだが、2回1分42秒、KO負け。右ストレートを浴び、ダウンを喫するとパウンド連打を浴びてレフェリーストップ。2年連続の初戦敗退となってしまった。
またDEEP同級暫定王者・神田コウヤ(パラエストラ柏)は、伊布格勒(イーブーゲラ=中国)との同級5分3回で3-0の判定勝利。2回に相手打撃を受けて左目下をカットして出血しながらもテークダウンを奪うなど粘り強くタックル、打撃で攻め続け、最後にジャッジの支持を得た形となった。神田は「おかげさまで勝つことができた。次も頑張ります」と安堵(あんど)の笑みを浮かべていた。
ROAD TO UFCフライ級初戦を突破した鶴屋伶(C)Zuffa LLC/UFC キム・サンウォン(右)の右ストレートを浴びる佐須啓祐(C)Zuffa LLC/UFC
【RIZIN】堀口恭司がベラトール2階級制覇挑戦 7・30神龍誠と初代フライ級王座決定戦
[2023年05月27日20時31分]
超RIZIN2大会の発表会見にオンラインで登場した前RIZINバンタム級王者堀口恭司
総合格闘技の超(スーパー)RIZIN2大会が7月30日、さいたまスーパーアリーナで開催されることが27日、発表された。超RIZINは22年9月以来2度目の開催となる。同日、東京・新宿区で記者会見が行われ、米人気団体ベラトールのスコット・コーカー代表も出席。RIZINとベラトールの「合体」興行になることが発表された。
ベラトール提供の注目は前RIZINバンタム級王者堀口恭司(32=アメリカントップチーム)がベラトール・フライ級王座決定戦に出場し、DEEP同級王者・神龍誠(22=神龍ワールドジム)と同王座を懸けて激突するカードとなる。堀口は19年6月、RIZIN、ベラトールのバンタム級王座を統一しており、初代フライ級王座を獲得すれば同団体での2階級制覇となる。会見にオンライン登場した堀口は「神龍選手、良い選手なのですけど、当日ぶっ飛ばすのでみていてください」と意気込んだ。
一方、記者会見に出席した神龍は「フライ級最強の神龍誠です。堀口選手の時代は終わりです。ぶっ倒して3本目のベルトを獲得します」と強気の姿勢だった。
7・30超RIZIN2大会で堀口恭司とベラトール初代フライ級決定戦に臨むDEEP同級王者神龍誠
【RIZIN】朝倉未来「険しい道いく」難敵ケラモフと激突。7・30超RIZIN2大会
[2023年05月27日20時28分]
ファン公開となる超RIZIN2大会の記者会見に臨んだ朝倉未来
超(スーパー)RIZIN2大会が7月30日、さいたまスーパーアリーナで開催されることが27日、発表された。超RIZINは22年9月以来2度目開催。同日、東京・新宿区で記者会見が行われ、フェザー級ワンマッチで、朝倉未来(30=トライフォース赤坂)がヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)と対戦することが決定した。
同日、東京・新宿歌舞伎町タワーで開かれた発表会見に出席した朝倉は「ケラモフ選手はRIZINのコアなファン以外はあんまり知られていないかもしれないが、フェザー級で1番強いという呼び声もあるので、俺から指名しました。ケラモフ選手を倒して、今年中に(RIZINフェザー級王者)クレベル(・コイケ)選手も倒します」とキッパリ。難敵撃破で21年6月に敗れた王者コイケへのリベンジにつなげる姿勢を示した。
6月24日にはコイケがRIZIN5連勝中で勢い十分の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)との防衛戦を控えている。朝倉は「フェザー級の試合でいうと斉藤(裕)選手、牛久(絢太郎)選手を続けざまに倒し、RIZIN王者の初代と2代目を倒した。クレベルとやったのはもう2年前でかなり強くなったことは証明していたのでタイトル戦ができると思ったが。クレベルが中堅選手と遊んでいるので、俺は険しい道を行ってやるよという試合として選びました」と口にした。
4月のRIZINランドマーク5大会で牛久戦から約3カ月の試合間隔となるものの「ケガはまったくなかったので。追い込んでいるまま継続できるので良かった。(榊原信行)社長が超RIZINを立ち上げたので、俺が出ないといけないかなと思って出てきました」と笑顔。現在3連勝中の勢いあるケラモフとの対戦に向け「気持ちも強いし、体強いしレスリング力も高い。俺の腰が重いのでテークダウンに入ればはいるほど疲れて、後半、俺が打撃でプレッシャーをかけて倒すんじゃないかと思う」と攻略のプランも明かしていた。
また榊原CEOは朝倉がケラモフに勝った場合、王座挑戦のチャンスを与えることを明言した。
ファンの声援に応える朝倉未来 7・30超RIZIN2大会でヴガール・ケラモフ(左端)と対戦することが決まった朝倉未来(右端)中央は榊原信行CEO 7・30超RIZIN2大会でヴガール・ケラモフ(左)と対戦する朝倉未来 7・30超RIZIN2大会で対戦するヴガール・ケラモフ(左)とにらみ合う朝倉未来
朝倉未来-ケラモフ戦、堀口恭司-神龍誠戦など超RIZIN2が7・30さいたま開催
[2023年05月27日18時31分]
ファン公開となる超RIZIN2大会の記者会見に臨んだ朝倉未来
超(スーパー)RIZIN2大会が7月30日、さいたまスーパーアリーナで開催されることが27日、発表された。超RIZINは22年9月以来2度目開催となる。同日、東京・新宿区で記者会見が行われ、フェザー級ワンマッチで朝倉未来(30=トライフォース赤坂)-ヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)戦、元RIZINバンタム級王者朝倉海(29=トライフォース赤坂)-元ベラトール同級王者フアン・アーチュレッタ(35=米国)とのRIZIN同級王座決定戦が発表された。
この日の会見には、米人気団体ベラトールのスコット・コーカー代表も出席。超RIZIN2大会で、前RIZINバンタム級王者堀口恭司(32=アメリカントップチーム)がベラトール・フライ級王座決定戦に出場し、DEEP同級王者・神龍誠(22=神龍ワールドジム)と同王座を懸けて激突することも発表された。さらにベラトール・ライト級GP1回戦として元ベラトール・フェザー級王者AJマッキー(28=米国)-元ベラトール・ライト級王者パトリッキー・フレイレ(37=ブラジル)戦が行われることも決まった。
なおベラトールを主戦場としている女子フライ級の渡辺華奈(34=FIGHT,S FLOW)、トフィック・ムサエフ(32=アゼルバイジャン)の参戦も発表された。
今回の超RIZINはベラトールと「合体興行」となる。前半の試合はベラトールの試合がケージ(金網)が行われ、その後、リングに変更。RIZINのカードが行われるという。RIZINの榊原信行CEOは「真夏の格闘技の祭典としてしっかり盛り上げたい。ケージとリングの試合が同じ日にある。1粒で2度おいしいと思う」と言葉に力を込めた。コーカー代表は「2つの団体が1つのものをつくる努力の結晶が作り上げられると思う」と強調した。
昨年の超RIZIN1大会ではメインで朝倉未来とプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)によるボクシングに準じたステンディングバウト形式エキシビション戦が開催されていた。
ファンの声援に応える朝倉未来
【UFC】27日上海で開幕ROAD TO UFC出場の鶴屋伶ら日本勢3選手が計量クリア
[2023年05月26日16時09分]
ROAD TO UFCフライ級5分3回に向け、計量パスした鶴屋怜(C)Zuffa LLC/UFC
UFCとの契約を懸けてアジアの有力ファイターたちが競い合うROAD TO UFCが27日から中国・上海のUFCパフォーマンス・インスティチュート上海で開幕する。27日に初戦を控える日本勢3選手が26日、同地で計量に臨み、そろってクリアした。フライ級5分3回に臨むパンクラス・フライ級王者・鶴屋怜(パラエストラ松戸)は、対戦相手のロナル・シアハーン(インドネシア)とともに126ポンド(約57・15キロ)でクリアした。
20歳の鶴屋はRIZINを主戦場とする扇久保博正、浅倉カンナらを育成したパラエストラ千葉の鶴屋浩代表の次男。幼少からレスリングと柔術を学び、21年に総合格闘家としてデビュー。22年12月にはパンクラス・フライ級王者猿飛流に2回、裸絞めで一本勝ちし、新王者となっていた。
昨年に続きROAD TO UFCに参戦する修斗フェザー級王者・佐須啓祐(マスタージャパン)は同級5分3回に向け、146ポンド(約66・22キロ)でパス。対するキム・サンウォン(韓国)は145・5ポンド(約66・0キロ)でクリアした。また同じくフェザー級5分3回を控えるDEEP同級暫定王者・神田コウヤ(パラエストラ柏)は145ポンド(約65・77キロ)、対戦相手の伊布格勒(イーブーゲラ=中国)は145ポンド(約66・0キロ)でそれぞれパスした。
今年のROAD TO UFCは初戦を勝ち上がった選手たちが夏に準決勝を控え、10~12月のアジア開催のUFCファイトナイト大会で決勝が予定されている。なお昨年初開催されたROAD TO UFCでは中村倫也がバンタム級優勝を飾り、UFCとの契約権を奪った。また決勝で中村に敗れた風間敏臣もUFCと契約を結んでいた。
計量クリアし、対戦相手のロナル・シアハーン(右端)とフェースオフする鶴屋怜(左端)(C)Zuffa LLC/UFC ROAD TO UFCフェザー級5分3回に向けて計量クリアした佐須啓祐(C)Zuffa LLC/UFC ROAD TO UFCフェザー級5分3回に向け、計量パスした神田コウヤ(C)Zuffa LLC/UFC
RIZIN主戦場の三浦孝太、7月1日にタイ“再降臨” ムエタイの殿堂ラジャダムナンが発表
[2023年05月23日14時45分]
三浦孝太が7月1日、ムエタイの殿堂ラジャダムナン・スタジアムのリングで戻ると発表(ラジャナムナン・スタジアムのインスタグラムから)
サッカー元日本代表FWカズこと三浦知良(56)の次男、孝太(20)が7月1日にタイに「再降臨」すると23日、発表された。
ムエタイの殿堂ラジャダムナン・スタジアムの公式インスタグラムで発表されたもので「彼がいなくてさみしかった!? 三浦孝太が7月1日にラジャダムナン・スタジアムのステージに戻ってきた」などと告知。チケット販売も開始している。三浦は5月6日のRIZIN42大会でYA-MANに1回TKO負け。プロ初黒星を喫した。
22年8月、三浦はラジャダムナン・スタジアムで元K-1MAX世界王者ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)とキックボクシングのエキシビション戦(3分3回)に出場している。今回の試合形式、対戦相手などは現時点で一切、発表されていない。前回のタイ遠征時には女性を中心に絶大なる人気を誇っていることが話題となっていた。
三浦孝太 三浦孝太(2023年4月21日撮影)
【BreakingDown】こめお「負ける事を期待してた雑魚共へ ざまぁみろ」に賛否の声
[2023年05月22日12時44分]
BreakingDown8で勝利後につぶやいたこめお(こめおのTwitterから)
【BreakingDown】韓国MMAの刺客パク、ジョリー戦勝利後に朝倉未来を挑発
[2023年05月21日19時42分]
パク・ヒョングン(左)の攻めに耐えるジョリー(撮影・河田真司)
<格闘技イベント:BreakingDown8>◇21日◇東京ドームシティ内プリズムホール
韓国MMA団体「ROAD FC」で5勝を挙げているパク・ヒョングンが、実力派人気キックボクサーの安保瑠輝也の弟子ジョリーに5-0の判定勝ちを収め、安保や朝倉未来を挑発した。
キックルールだったが、柔道経験もあるパクが開始から再三ジョリーを投げて、レフェリーから注意を受けた。しかし、立ち技でもフィジカルで勝るパクが強引に突進して、終盤に左右連打でジョリーを後退させ、5-0の判定を収めた。
レスリングも打撃も兼備する本物のMMAファイターのパクは試合後「とても簡単な試合だった。MMAルールなら安保とジョリーと2対1で戦っても勝てる。あと朝倉未来選手、ブレイキングダウンとRIZINもミックスした試合を年末にやりましょう」と呼びかけた。
ジョリー(左)を攻めるパク・ヒョングン(撮影・河田真司)
【BreakingDown】朝倉未来チャレンジ1期生・西谷大成がホスト知念勝太に判定勝ち
[2023年05月21日19時40分]
激しく打ち合う知念勝太(左)と西谷大成(撮影・河田真司)
<格闘技イベント:BreakingDown8>◇21日◇第15試合◇東京ドームシティ内プリズムホール
プロの力を素人に見せつけた。朝倉未来チャレンジ1期生の西谷大成が「真夜中のKOボーイ」知念勝太を圧倒した。
ダウンこそ奪えなかったものの、開始から正確に打撃を顔面にヒットさせて4-0判定勝ち。朝倉が見守る前で「特攻隊長」が、プロとしての戦いをきっちり見せた。6月24日に、RIZIN出場を控えるが、ホストとの戦いに「プロが負けたらヤバい。RIZINの調整にもならない」と相手にしなかった。
西谷はRIZIN43大会で「怪物くん」こと鈴木博昭との対戦が予定されている。
知念勝太(左)を攻める西谷大成(撮影・河田真司)
【BreakingDown】秋山成勲の弟子ホンデ、朝倉海の弟子勾配ニキをTKO
[2023年05月21日15時58分]
信原空(奥)に勝利するミスター・ホンデ(撮影・河田真司)
<格闘技イベント:BreakingDown8>◇21日◇オープニングマッチ◇東京ドームシティ内プリズムホール
「日韓戦」のオープニングマッチは、韓国に軍配が上がった。韓国軍を引き連れてきた総合格闘家の秋山成勲の弟子であるミスター・ホンデが、朝倉海の弟子・信原空(勾配ニキ)にTKO勝利を飾った。ホンデが序盤から試合を支配。的確なパンチの応酬で1度目のダウンを奪うと、その後も攻めの手を緩めることはなかった。最後は信原が立っているのが精いっぱい。ケージ際に追い込むと、フラフラの状態の信原に強烈な一発を打ち込み、レフェリーストップとなった。
ホンデはキックボクシング24戦20勝だが、19年にはキックボクシングイベントの「Bigbang」で谷山俊樹を破り、世界王座を奪取している半端ない実力者。デビュー間もないころに秋山に声をかけらえ、師事する。「秋山さんには感謝しかない」と話していた中、見事に勝利を届けた。岡山出身の信原は、過去のオーディションで「勾配きちいど」と発し、“勾配ニキ”の愛称で親しまれる。そこから朝倉海のもとに弟子入り。「海さんもRIZIN(5月6日)の試合に勝って、いい方向につなげたい」と意気込んでいたが、高い壁の前に屈した。
激しく打ち合うミスター・ホンデ(左)と信原空(撮影・河田真司) 激しく打ち合うミスター・ホンデ(左)と信原空(撮影・河田真司) 信原空(左)を攻めるミスター・ホンデ(撮影・河田真司)
【BreakingDown】観客のはずが…ごぼうの党・奥野卓志と所沢のタイソンが場外乱闘
[2023年05月21日14時42分]
所沢のタイソンともめるごぼうの党の奥野卓志代表(撮影・河田真司)
<格闘技イベント:BreakingDown8>◇21日◇オープニングマッチ◇東京ドームシティ内プリズムホール
政治団体「ごぼうの党」奥野卓志代表(49)と、「所沢のタイソン」が“場外”乱闘騒ぎとなった。
第9試合の原田ゆうな-坂本瑠華(ストロー級ワンマッチ/キックルール)の試合開始とともに、ケージ近くの客席の一部で両者がもめ始めた。原田と坂本の試合は、そのまま止まることはなくスタート。奥野代表、タイソンの周囲には、すぐさまセキュリティーが駆け寄るも、両者の興奮は収まらず、いったん会場を出る形となった。
その後、第6試合で判定勝利を飾った溝口勇児COO(運営統括)が間に入る騒ぎにまで発展した。2人はBreakingDownの試合出場予定はなく、客として観戦に来ていたようだ。
奥野代表は、過去に格闘技イベント「超RIZIN」(22年9月25日、さいたまスーパーアリーナ)で行われたフロイド・メイウェザー(45=米国)と朝倉未来(みくる、30)戦前の花束贈呈で、手渡す予定だった花束をリングに投げ捨てたことで物議を醸した。
「所沢のタイソン」は、「総合格闘技王者を失神させた最強の素人けんか師」と呼ばれる謎のアウトローとして、注目を浴びている。
所沢のタイソンともめ、セキュリティーに囲まれるごぼうの党の奥野卓志代表(撮影・河田真司) ごぼうの党の奥野卓志代表ともめる所沢のタイソン(右)(撮影・河田真司)
朝倉未来1年チャレンジ1期生・西谷大成、約1カ月でBD8、RIZINの超ハード行脚
[2023年05月17日18時53分]
BreakingDown8に参戦する西谷大成は、大阪ミナミのホスト知念勝太と戦う(BreakingDownのTwitterから)
朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成(26=トライフォース赤坂)が、BreakingDown、RIZINの超ハードな“行脚”に挑む。
BreakingDown8(21日、東京ドームシティ内プリズムホール)の対戦カードが17日までに発表され、西谷は、大阪ミナミのホスト知念勝太と対戦することが決まった。試合はライト級71キロ以下契約。知念は朝倉未来のYouTubeの人気コーナー「喧嘩自慢」で、大阪編のリーダーとして出演していた。西谷が、プロの意地を見せたいところだ。
西谷にとっては、タイトなスケジュールとなる。約1カ月後には、RIZINデビュー戦を控えているからだ。「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で、「怪物くん」こと鈴木博昭(38=BELLWOOD GYM)とマッチアップ。試合はMMAルール(5分3R)、66・0キロ以下契約で行われる。
スパンも短いが、それぞれ契約体重が異なる。BreakingDownは71キロで、RIZINは66・0キロ。減量でも苦労を強いられることになる。ただ、本人はTwitterで「勘違いして拾ってる人もいるかも知らないけどブレイキングダウン出場は決まってた話で俺も出たくて出るってきめててRIZIN決まった瞬間に周りからやめとけって言われて最終未来さんに相談して背中を押してもらっただけの話 はい5月21日ブレイキングダウン西谷大成応援よろしくお願いします(原文まま)」とつぶやいた。結果で証明する。
【RIZIN】“朝倉未来1年チャレンジ”1期生西谷大成デビュー、相手は「怪物くん」鈴木博昭
[2023年05月13日14時24分]
RIZINデビューが決まった朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成は、怪物くんこと、鈴木博昭との対戦することが決まった(RIZIN提供)
格闘技イベントのRIZINは13日、「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表した。今大会で、朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成(26=トライフォース赤坂)がRIZINデビューを果たす。対戦相手は「怪物くん」こと鈴木博昭(38=BELLWOOD GYM)に決まった。西谷は20年8月のDEEPで岩永翔吾相手にデビューしKO勝利を挙げた。以降もDEEPを主戦場としながら、“師匠”朝倉未来が代表取締役を務めるBreakingDownにも出場するなど、活躍の場を広げてきた。現在2連敗中の「怪物くん」相手に、初勝利をつかめるか-。試合はMMAルール(5分3R)、66・0キロ以下契約で行われる。
西谷は「3年前にRIZINの舞台を目指して、朝倉未来1年チャレンジに応募しDEEPの舞台で経験を積んで、ここまで来られました。負けたことも何度もあり悔しい思いをたくさんしてきましたが、こうして目標としていた舞台に立てることを心からうれしく思います。これからRIZINファンの皆さんや格闘技ファンの方、そのほか応援してくれる皆さんにもっと格闘技を好きになってもらえるような看板選手になりたいと思います。僕は不器用なタイプですが、人一倍気持ちが強く努力できる自信があります。RIZINという大舞台で戦えることを誇りに思い、皆さまの期待に応えられるように頑張りますので西谷大成のこれからに期待して、応援してくれたらうれしいです」とコメント。対する怪物くんは「どうも皆さんご無沙汰しております、BELLWOOD FIGHT TEAMボンサイ柔術の鈴木博昭です。しばらくぶりの試合、闘いたくてウズウズしていたのでうれしさしかありません。が、今回の対戦相手の西谷選手。聞けば、未来君からの指名があったという話を聞いて、こりゃなめられてんなと率直に思いました。おかげさまで火がついているので、次戦こそは一本勝ちを狙おうかなとか思っていたけど、やっぱりぶっ飛ばしにいくから楽しみにしてて下さいな」とコメントした。
堀口恭司、BreakingDownは「良くないほうに進んでいる」は新団体本物を見せるため
[2023年05月09日17時05分]
新格闘技団体TOP BRIGHTSを発表する前RIZINバンタム級王者堀口恭司(右)と団体代表を務める堀口の兄健太氏
前RIZINバンタム級王者の堀口恭司(32=アメリカン・トップチーム)が9日、朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が代表取締役を務めるBreakingDown(BD)について、個人的な思いを口にした。
堀口は都内で記者会見に臨み、自身が立ち上げる新格闘技団体のネーミングが「TOP BRIGHTS(トップ・ブライツ)」に決定したと明かした。今回の立ち上げの構想については約1年前からあったと言い、堀口は「ブレイキングダウンとか出てきてから、いい意味で刺激されたなと思います」とうなずいた。
「(BDは)興行としてはいいかもしれないけど、格闘技のイメージとしては良くないほうに進んでいると思った」と、きっかけについて話した。「日本の武道の心を忘れないために団体を立ち上げて自分はそこに力を貸す。格闘技を野球やサッカーのようなメジャーなスポーツにしていきたい」。会見中に何度も「本物」という、ワードを用いた。エンタメではなく、真の格闘技を伝えていく。
1月に設立を発表した新格闘技団体のネーミングをTOP BRIGHTSにしたと発表した堀口恭司(右)と団体代表を務める兄健太氏 会見の冒頭で1月に設立を発表した新団体の名称を「TOP BRIGHTS」と発表した堀口恭司 1月に設立発表した新格闘技団体のネーミングを「TOP BRIGHTS」と決めた堀口恭司(右)と団体代表を務める兄健太氏 自ら運営に携わる新格闘技団体TOP BRIGHTSのエグゼクティブ・プロデューサーに就任する堀口恭司(右)と団体代表を務める兄健太氏
堀口恭司が1月設立表明の新団体名「TOP BRIGHTS」発表、9・9群馬で旗揚げ興行開催
[2023年05月09日15時34分]
新格闘技団体TOP BRIGHTSを発表する前RIZINバンタム級王者堀口恭司(右)と団体代表を務める堀口の兄健太氏
前RIZINバンタム級王者の堀口恭司(32=アメリカン・トップチーム)が今年1月に設立を発表した新格闘技団体のネーミングを「TOP BRIGHTS(トップ・ブライツ)」に決定したと9日、発表した。同日、都内で同団体の代表を務める堀口の兄健太氏とともに会見。自身はエグゼクティブ・プロデューサーに就任する。9月9日、群馬県・ALSOK群馬アリーナで旗揚げ興行を開催する。1月30日からSNSなどで名称募集し、1万579件の応募があった中から選んだという。
出身地での第1回大会となり、堀口は「結構、群馬県は秘境と言われている、ネットでは。みんなが知らないが自分の地元なので知ってもらいたいので決めた」と明かした。大会はケージで開催され、キックボクシング、総合格闘技の試合が組まれる。また子供たちによる空手の試合も行われる予定。堀口は「自分の力が貸せるところで手助けしたい」とエグゼクティブ・プロデューサーとしての役割を解説した。
新団体の運営に携わるとともに、ファイター活動も並行して続ける堀口は4月22日(日本時間23日)、米ハワイで開催のベラトール295大会で予定されていた元UFCファイター、レイ・ボーグ(米国)とのフライ級マッチが組まれていたものの、ボーグの減量ミスで試合中止に。堀口は「しっかりと選手としてトップファイターになるためにこれまでと変わらず、アメリカで練習して。兄貴が代表を務める団体をこういう形で支えられたらと思う」と今後について説明した。
1月に設立を発表した新格闘技団体のネーミングをTOP BRIGHTSにしたと発表した堀口恭司(右)と団体代表を務める兄健太氏 会見の冒頭で1月に設立を発表した新団体の名称を「TOP BRIGHTS」と発表した堀口恭司
【RIZIN】三浦孝太TKO初黒星に涙止まらず カズ次男から格闘家へ「成長のストーリーを」
[2023年05月07日7時29分]
1回、三浦孝太(左)に膝蹴りを見舞うYA-MAN(撮影・滝沢徹郎)
<RIZIN.42>◇6日◇東京・有明アリーナ
サッカー元日本代表FWカズこと三浦知良(56)の次男、孝太(20=BRAVE)は、デビュー3連勝を逃した。
総合初挑戦のYA-MAN(26=TARGET SHIBUYA)に1回3分13秒TKO負け。左膝でマットに沈められ、パウンドを食らった。鼻から、左まぶたから、出血が止まらなかった。「本当に悔しいですね。自分でもガッカリですね」。初黒星に涙をのんだ。
負けて思う。「自分は他のRIZINに出ている誰よりも実績がないですし、ここに立つ権利は薄いと思っていて」。だからこそ、涙は止まらなかった。「(CEOの)榊原さんが、自分を使ってくれる限りはどんどん戦っていって、成長していくストーリーを見せていきたい。これからもその負けを恐れず、チャレンジしていきたい」。キングカズの次男ではなく、格闘家・三浦孝太として名を上げるため、挑戦を続ける。【栗田尚樹】
1回、三浦孝太(上)はYA-MANを攻める(撮影・滝沢徹郎) YA-MANに敗れ、試合後のインタビュールームで悔しそうな表情を浮かべる三浦孝太 1回、YA-MAN(上)に攻められる三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
【RIZIN】榊原CEO「7月末に、みなさんの想像の外側にあること」ベラトールと画策
[2023年05月06日22時44分]
リングでポーズを決める榊原信行CEO(左)と梅野源治(撮影・滝沢徹郎)
<RIZIN.42>◇6日◇東京・有明アリーナ
RIZIN榊原信行CEO(59)が、ビッグイベントの開催を示唆した。
大会総括後、取材に対応。「RIZIN.43」(6月24日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の次の大会を7月末に予定していることを明かした。
空位となっていたバンタム級王座戦で、朝倉海-アーチュレッタによるタイトルマッチも同大会で行われる。そして、榊原CEOは「タイトルマッチ以外に、はみ出たことをしようと、ベラトールのスコット・コーカー(代表)と画策して、みなさんの想像の外側にあることを考えている。いろいろと交通整理をして、5月中に発表できるようにしたいと思っている」と話した。
ゴールデンウイークを沸かせたRIZINが、さらに熱い戦いを届ける。
朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと握手を交わす(撮影・滝沢徹郎) 朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎) 3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎) 1回、朝倉海(右)は元谷友貴に飛び膝蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎) リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎) リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎)
【RIZIN】朝倉海「アーチュレッタをぶっつぶす!」7月2度目のバンタム級王座かけて対戦へ
[2023年05月06日21時50分]
朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
【RIZIN】朝倉海1年4カ月ぶりの復帰戦KO勝利 兄未来見守る中で元谷友貴に強烈な左膝一発
[2023年05月06日21時06分]
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
【RIZIN】アーチュレッタ、井上直樹に有利な展開許すも「泥くささ」光った!逆転粘り判定勝ち
[2023年05月06日20時56分]
3回、フアン・アーチュレッタ(後方)は井上直樹をマットにたたき付ける(撮影・滝沢徹郎)
<RIZIN.42>ダイヤ6日ダイヤ東京・有明アリーナ
第8代ベラトール世界バンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(35)が、日本人最年少となる19歳でUFCに出場した経験を持つ井上直樹(25=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)との死闘を制した。
第12試合、バンタム級(リミット61キロ)5分3回で対戦し、判定3ー0で勝利した。
1、2回はグラウンドで優位なポジションを取られて苦しい試合展開となったが、抜群のボディーコントロールで決定打を許さなかった。
3回には持ち前のスタミナとレスリング力を発揮し、形勢逆転。残り1分を切ると、肩固めで絞め上げ、怪力を誇示した。
試合前に「泥くささ」がカギになると話していた通りの粘りで、勝利を奪った。親日家として知られ、試合後は旭日旗を手にアピール。「歴史から目を背けずに戦っていく」と、力強く語った。
3回、井上直樹(手前)はフアン・アーチュレッタに攻められる(撮影・滝沢徹郎) 3回、フアン・アーチュレッタ(左)は井上直樹に判定勝ちし喜ぶ(撮影・滝沢徹郎) 2回、フアン・アーチュレッタ(手前)は井上直樹にパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎) 朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと向かい合う(撮影・滝沢徹郎) 朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと握手を交わす(撮影・滝沢徹郎) 朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)