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15年、天心が客席から対戦を直訴/那須川天心vs武尊実現までの経緯

21年12月、前日計量をパスした那須川

RISE世界フェザー級王者・那須川天心(23)が19日、東京ドームで開催される立ち技格闘技のビッグイベント「ザ・マッチ2022」で、K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者・武尊(30)と対戦する。

<那須川-武尊 実現までの経緯>

▼15年11月 武尊のK-1の試合を観戦していた那須川が、客席から花道に歩み寄り対戦を直訴。

▼17年12月 那須川がRIZINの試合後のマイクで「皆さん誰と見たいですか?」と問いかけ、ファンが「武尊」と返答。「この歓声が答え」と再び対戦を要求。

▼18年6月 週刊新潮が、K-1が前述の行動を他団体の興行に対する不当な介入にあたるなどとし、RIZIN運営会社などを民事訴訟で訴えていると報道。

▼同年12月 試合に勝利した武尊が「時期はわからないが必ず実現させたい」と間接的に表明。

▼19年9月 那須川が試合後のマイクで「僕は逃げも隠れもしない」と呼びかけ。

▼20年大みそか 武尊が5年ぶりにRIZINに姿を現し、那須川戦を観戦。

▼21年3月 那須川が武尊のK-1の試合を観戦。武尊が「最高の舞台で試合をしたい」と呼びかけ。

▼同年6月 東京ドームで対戦予定も、武尊の右拳の負傷により延期。

▼同年12月24日 22年6月に中立のリングでの試合実施を発表。

21年2月、那須川(左)のセコンドに付いた父弘幸氏

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RIZIN榊原信行CEO、メイウェザー対朝倉未来実現に「誇りに思う」

エキシビジョンで対戦するメイウェザーと朝倉が会見後に並んで写真におさまる(C)RIZIN FF

総合格闘技RIZINの人気ファイター朝倉未来(みくる、29=トライフォース赤坂)とプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)の対戦が、今年9月に国内開催のRIZINで実現する。両者とRIZINの榊原信行CEO(58)が13日(日本時間14日)、米国で会見を開いて発表した。日程や会場、ルール等は今月中に発表される見込み。朝倉はボクシング殿堂入りの王者を踏み台に世界へ挑戦状をたたきつける。

両者の対戦を実現させた榊原CEOは「こうしてこの場に2人がいる。誇りに思いますし、この試合が実現できたことをうれしく思います」と胸を張った。新型コロナ感染拡大の影響で延期となっていた「MEGA2021」の契約をRIZINが引き継いだ。「この1試合だけではない。いろんな形でメイウェザーと協力していきたい」と、今後の可能性を示唆していた。

RIZIN榊原信行CEO(2022年4月16日撮影)

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なぜボクシングではない? 18年メイウェザー対那須川天心はスタンディングバウト/解説

9月に日本での対戦が決定したメイウェザーと朝倉(C)RIZIN FF

総合格闘技RIZINの人気ファイター朝倉未来(みくる、29=トライフォース赤坂)とプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)の対戦が、今年9月に国内開催のRIZINで実現する。日程や会場、ルール等は今月中に発表される見込み。

   ◇   ◇   ◇

RIZINでは18年大みそかのメイウェザーVS那須川戦をスタンディングバウトと呼んだ。ボクシングのスパーリング形式のエキシビション戦でもボクシングとは表記できない。国内のボクシング公式戦は日本ボクシングコミッション(JBC)管轄で行うというルールがあるからだ。JBCはボクシングの興行にレフェリー、ドクターらを派遣し、試合の公平性などを徹底する。JBCはボクシング以外の格闘技興行への協力を禁じている。

メイウェザーVS那須川戦を契機に海外でもボクサーと格闘家の対決などが増加。19年にはインターネットテレビ「ABEMA」の企画でボクシング元世界王者亀田興毅氏VS那須川戦が「ボクシング特別ルール」と称された。当時、JBCと日本プロボクシング協会は声明を発表。安全性軽視などの問題点を挙げ、国内のボクシング興行はJBCの管理・運営で開催され、公開スパーリングもJBCの許可が必要と強調した。

17年に引退したメイウェザーは公式戦に臨む気持ちは一切ないが、現状ではRIZINでボクシングの公式戦を組むことはできないという背景もある。【藤中栄二】

2018年12月31日、メイウェザー対那須川天心 1回、パンチを打ち込む那須川(左)

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元5階級制覇王者メイウェザー対朝倉未来 9月にRIZINでエキシビションマッチ有力

米国の会見でフェースオフをみせたメイウェザー(左)と朝倉未来(C)RIZIN FF

総合格闘技RIZINの人気ファイター朝倉未来(みくる、29=トライフォース赤坂)とプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)の対戦が、今年9月に国内開催のRIZINで実現する。両者とRIZINの榊原信行CEO(58)が13日(日本時間14日)、米国で会見を開いて発表した。日程や会場、ルール等は今月中に発表される見込み。朝倉はボクシング殿堂入りの王者を踏み台に世界へ挑戦状をたたきつける。

   ◇   ◇   ◇

既に戦いは始まっていた。黒のサングラスに黒のTシャツの朝倉と、赤い帽子にカラフルなポロシャツをまとったメイウェザー。その風貌のように、2人の言動は対照的だった。「今後、世界に名を売るために利用させていただく」。朝倉が一言、強気に言い放った一方で、メイウェザーは延々と対戦相手に関係のないことをしゃべり続けた。

約1時間の対戦発表会見のうち、8割が国際ボクシング殿堂入り名王者の発言タイム。「エキサイティングな試合がしたいならお金次第で調整してもいい。もっとも彼は8ラウンドもたないだろうけどね」と終始余裕の笑みを浮かべ、異名にたがわぬ「マネー(金の亡者)」ぶりも発揮した。

だが朝倉も負けていなかった。その後の会見で「天心がやっていたので夢物語ではないという印象。天心の試合を見た時も(ばかにするような態度に)すごく怒りがあった。ただで帰すつもりはない」ときっぱり。18年大みそかにRIZINエキシビション戦で屈した那須川天心の借りを返すことを誓った。

メイウェザーが参戦予定だった、新型コロナの影響で延期になった21年2月の「MEGA2021」では、対戦候補の最有力として名前が挙がっていた。ボクシングルールのスパーリング形式のエキシビション戦が有力視されるが「見た目の感覚では勝てる」と覚悟はできている。20年にはプロボクシング世界王者の京口紘人や竹原慎二らに21年には内山高志にボクシング指導を受け、意欲を示していた。

この日「僕はMMAファイター」「今のまま戦った方が相手は戦いにくいはず」と、あくまでも総合ファイターとしてのこだわりを見せた朝倉。「戦ったら世界中いろんな人が俺と試合をしてくれると思う」。この一戦を足がかりに、世界に羽ばたくつもりだ。【勝部晃多】

◆那須川-メイウェザー 17年に米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガーとの対戦で現役生活に終止符を打ったメイウェザーは、18年大みそかにRIZINエキシビションマッチでキックボクシング界の“神童”那須川天心と対戦。1回、笑いながら戦い始めるも、那須川のパンチが左ほおをかすめると、本気モードに突入。右ボディーの後、右フックを側頭部にたたきこみ、1回目のダウンを奪取。さらに、右アッパーで2回目。そして左フックでとどめをさした。1回2分19秒のTKO勝ちだった。

2018年12月31日、メイウェザー対那須川天心 1回、メイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川
メイウェザーと朝倉比較

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朝倉未来、メイウェザーとの対戦に自信「見た目の感覚では勝てる気がしている」一問一答

エキシビジョンで対戦するメイウェザーと朝倉が会見後に並んで写真に納まる(C)RIZIN FF

RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)が今年9月に、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)と対戦する。

RIZIN榊原信行CEO(58)、メイウェザーとともに米国で13日(日本時間14日)に会見を開いて発表した。

朝倉の主な一問一答は以下の通り。

-メイウェザーのお金を出せば8ラウンドでもいいという発言を受けて

「それならお金を出してMMAでやりたかった」

-右肩の状態

「ハワイの練習で痛めて、なんとか亀裂骨折と診断された。右フックを振り切るのは痛いですが、来月には振り切れるようになると思う」

-ボクシングについて

「海外でボクシングをする予定はない。MMAの練習が多い。これからはボクシングの練習もしようと思っているが、今のまま戦った方が相手は戦いにくいと思うので、ボクシングのミットの数を増やしていこうと思うだけ」

-寄り道になるという不安は

「メイウェザーは総合よりのボクサー。ボクシングによることはない、キャリアにおいて収穫になるんじゃないか」

-今後のプランは

「今回こっちも利用させてもらう。世界に名を売る。戦ったら世界中いろんな人が俺と試合をしてくれると思うので。ベラトールの強豪選手とか」

-海外進出の弾みになるか

「まだいろいろ決まってはいない。とりあえずクレベル選手とやって、ベラトールとも対抗戦とかやったら盛り上がると思う」

-相手の印象

「ボクシングのイメージはすごい競技。リスペクトがある。5階級のチャンピオンなので、すごい選手だとは思う。でも、見た目の感覚では勝てる気がしている。このまま行った方がいいかな」

-イメージ

「いろんな選手とスパーしているが、僕は異質な選手。このままの感じで戦えれば(打撃は)入る」

-最初に聞いた時は

「2年前くらい。まあでも、天心がやっていたので夢物語ではないという印象。天心の試合を見た時もすごく怒りがあった。ただで返すつもりはない」

-過去の試合は見たか

「試合は何個か見た。現役の時はすさまじい強さ。最近のエキシビションの姿はだいぶ落ちているなと感じている」

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朝倉未来、メイウェザー15分間“独演会”に会見中スマホいじりツイート「マジで話なげぇ」

エキシビジョンで対戦するメイウェザーと朝倉が会見後に並んで写真に納まる(C)RIZIN FF

RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)が今年9月に、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)と対戦する。

RIZIN榊原信行CEO(58)、メイウェザーとともに米国で13日(日本時間14日)に会見を開いて発表した。

朝倉は黒いサングラスを着用して登場。「僕はMMAファイター。今回、戦えるということで、今後、世界に名を売るために利用させていただく」と、参戦理由を説明した。

会見は国際ボクシング殿堂入りした名王者の独壇場。延々としゃべり続けた。

質疑応答前に、自身に続き、約15分間も延々と話し続けたメイウェザーに対し「長すぎて全然分からない」と苦笑いを浮かべた。

その後も30分近く話し続けた対戦相手に、ついにしびれを切らせた朝倉は、会見中にもかかわらずスマホをいじり出した。自身のツイッターに「メイウェザーマジで話なげぇ」と、あくびの絵文字とともに投稿するなど、あきれ気味だった。

日付やルール、その他詳細などは後日発表される。

フロイド・メイウェザー(左)と朝倉未来

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朝倉未来、過去に「天心君がメイウェザーとやっていたので僕も」と発言 ボクシングへの意欲示す

フロイド・メイウェザー(左)と朝倉未来

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が9月に、RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)とエキシビションマッチで対戦する。RIZIN榊原信行CEO(58)が米国で13日に会見を開いて発表した。

榊原氏が「再びメイウェザーがRIZINで戦うことになりました。相手は日本で一番のMMAスター、朝倉未来です。開催日、ルールなどは今月中には決めて、発表します」と明らかにした。

  ◇  ◇  ◇

◆朝倉未来とボクシング かつて「天心君がメイウェザーとやっていたので僕もやりたくなった」と発言していた朝倉。21年2月に予定されていた格闘技イベント「MEGA2021」では対戦候補の最有力候補だった。20年にはプロボクシグWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人や、元世界王者の竹原慎二らとボクシングの練習をする動画を自身のユーチューブチャンネルに投稿。21年には元ボクシング世界王者の内山高志にボクシングのパンチ指導を受け「全然、違う。ちょっと変わるだけでだいぶレベルが上がりました」と、ボクシングへの意欲を示していた。

フロイド・メイウェザー(ロイター)
18年12月、メイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川天心
18年12月、那須川天心戦で余裕の笑みを浮かべるメイウェザー
18年12月31日、試合後、那須川(左)の手を上げたたえるメイウェザー

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メイウェザー“金の亡者”ぶり発揮「もっとお金を払ってくれるのであれば、8ラウンドでもやる」

フロイド・メイウェザー(ロイター)

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が、異名に違わぬ「マネー(金の亡者)」ぶりを発揮した。

米国で13日に会見を開き、9月に日本で、RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)とエキシビションマッチで対戦することを発表した。

その会見内で「朝倉選手はRIZINの選手で、RIZINは素晴らしい会社。自分の要件次第でもっとお金を払ってくれるのであれば、5ラウンドでも8ラウンドでもやる。お金次第でやってもいい」などと発言した。

さらに、日本でどんな試合をしたいかとの問いかけに対して、「それは彼(朝倉)次第。彼がエキサイティングな試合を望むなら、よりお金を払ってください。このままのぬるい3ラウンドでも私はいいです」などと、早くもファイトマネーのつり上げ? を要求していた。

【イラスト】朝倉とメイウェザーの比較表
朝倉未来(2021年12月9日撮影)

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【復刻】メイウェザー“世紀の一戦”で那須川天心を子ども扱い 3度のダウンを奪い1回TKO

2018年12月31日、メイウェザー対那須川天心 1回、メイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が9月に、RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)とエキシビションマッチで対戦する。RIZIN榊原信行CEO(58)が米国で13日に会見を開いて発表した。

日本でのエキシビションマッチは、18年大みそかのRIZINで那須川天心と対戦以来となる。当時の日刊スポーツの記事を、復刻版でお届けする。

 ◇   ◇   ◇

<RIZIN14>◇2018年12月31日◇さいたまスーパーアリーナ◇観衆2万9105人

ボクシングの元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)が本気になった。ボクシング・エキシビションマッチで、キックボクシング界の“神童”那須川天心(20)から3度のダウンを奪い、1回2分19秒、TKO勝ちを収めた。那須川のパンチが左ほおをかすめた瞬間、本気モードに突入。33連勝の那須川を子ども扱いし、格の違いを見せつけた。

試合開始のゴングが鳴ると、メイウェザーは笑いながら戦い始めた。最初の打ち合いで、那須川の左ストレートがほおをかすめると、顔つきが変わった。右ボディーの後、右フックを那須川の側頭部にたたきこみ、1度目のダウン。さらに、右アッパーで2回目。そして左フックでとどめをさした。

日本マット界に、世界トップの大物が上がり、日本人選手と対戦するのは、ムハマド・アリ対アントニオ猪木戦以来の“歴史的事件”だった。エキシビションながら、容赦なく襲いかかり15発で那須川を沈めた。那須川のパンチも当たったが、次元が違った。

試合後はまた、へらへら笑いに戻った。予定になかった会見を開き、上機嫌で15分間話し続けた。「那須川は若いライオンだ。成長する余地はたくさんある。この試合は記録には残らない。これからも頑張ってほしい」と惨敗した相手を持ち上げた。

世紀の一戦とも言われた戦いは、公式戦でないにもかかわらず、ルール問題で試合当日までもめた。最後は、RIZIN側の説得を受け入れ、メイウェザーが「ハンディ」として10オンス、那須川が8オンスのグローブを着けることを承諾。今回の来日で、初めてメイウェザーが折れた。それでも会場に遅れてくると、いったん巻いた那須川のバンデージをもう1度巻き直させるなど、ぎりぎりまでやりたい放題だった。

那須川も、試合が決まるとボクシングの本格トレーニングのため渡米。メイウェザーと同じラスベガスの元3階級制覇王者ホルヘ・リナレスのジムで特訓した。それでも子どもの頃から那須川を見ているテッペンジムの那須川弘幸会長は「本当は怖くてたまらないんですよ。メイウェザーが本気になったら、天心が壊されるかもしれないじゃないですか」と、試合前に苦しい胸の内を明かした。その心配が当たった形だ。

メイウェザーは試合の後の会見を終えると、米ラスベガスへ帰るために羽田空港へ直行した。嵐のようにRIZINを席巻したメイウェザーは、そのニックネーム「マネー」の言葉通り、わずか50時間あまりで約10億円のファイトマネーを稼ぎ出した。

2018年12月31日、メイウェザー対那須川天心 1回、パンチを打ち込む那須川(左)

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元5階級制覇王者メイウェザーと朝倉未来、9月に対戦決定!米国で会見、「倒します」と朝倉

フロイド・メイウェザー(ロイター)

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が9月に、RIZINファイターの朝倉未来(29=トライフォース赤坂)とエキシビションマッチで対戦する。RIZIN榊原信行CEO(58)が米国で13日に会見を開いて発表した。

榊原氏が「再びメイウェザーがRIZINで戦うことになりました。相手は日本で一番のMMAスター、朝倉未来です。開催日、ルールなどは今月中には決めて、発表します」と明らかにした。

メイウェザーと朝倉も登場。黒いサングラスをかけた朝倉から話し出した。「僕はMMAファイターなので、今後世界に名前を売るために利用させてもらいます。倒します」などと言い放った。

続いて赤いキャップをかぶったメイウェザーが、「彼は一生懸命やって、倒しにくると言っているが、エキシビションでやって、楽しんで、それでも勝つ」と冷静な口調で、述べた。

会見は国際ボクシング殿堂入りした名王者の独壇場。延々としゃべり続けた。質疑応答で、朝倉の映像を見るか? との質問が出たが「まったく見ないし、見る必要がない。なぜなら、自分がこの競技のキングで、キングは1人だけ。すべて記録は自分が塗り替えてきた。そんな男が、ただの対戦相手の映像など見る必要はない」と、圧倒的な自信とプライドを示した。

日本でのエキシビションマッチは、18年大みそかのRIZINで那須川天心と対戦以来となる。21年2月には「MEGA2021」と題した東京ドーム開催の格闘技イベントにエキシビションマッチで出場予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でイベント自体が延期となっていた。

榊原氏は「MEGAから契約を引き継いでRIZINで戦います。メイウェザーとともに、1試合だけ出るということではなく、いろんな形で協力してもらう」などと説明した。

メイウェザーは17年に米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)との対戦で現役生活に終止符を打つと、18年大みそかのRIZINにエキシビションマッチで参戦。21年には米国で人気ユーチューバーのローガン・ポール(米国)と、今年5月にはUAEで元練習パートナーのドン・ムーア(米国)と、エキシビション戦で拳を交えていた。

【イラスト】朝倉とメイウェザーの比較表
朝倉未来(2021年12月9日撮影)
18年12月、メイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川天心

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メイウェザー涙「私の人生で最高の日に」国際ボクシング殿堂入りでスピーチ

メイウェザー(2019年6月撮影)

50戦無敗のプロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が国際ボクシング殿堂入りスピーチで涙を流した。

新型コロナウイルスの影響で、20年、21年は見送られた同殿堂入り式典は12日(日本時間13日)、米ニューヨーク州ベローナのターニングストーン・リゾート&カジノで3年ぶりに開催。スピーチで壇上に立ったメイウェザーは言葉を詰まらせながら「泣かないと言っていたのに。信じられない。自分のキャリアの中で多くのことをしてきたが、今日が私の人生で最高の日になった」と涙ながらにあいさつ。36人の殿堂入り受賞者とともに感慨に浸った。

メイウェザーはボクシングの手ほどきを受けた69歳の父フロイド・シニアに向け「父がいなければ、私には不可能だったこと。父を愛している」とトレーナーとして支えてくれた父親にも感謝の言葉を伝えた。なおメイウェザーは21年に殿堂入りが発表されていた。

17年に米総合格闘技UFCの人気スターで元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)との試合を最後に正式に現役引退したメイウェザーは18年大みそかのRIZINで那須川天心とのエキシビション戦で新分野のイベントを開始。このスパーリング形式マッチに目覚め、21年には人気ユーチューバーのローガン・ポール(米国)、今年5月にはUAEドバイで元練習パートナーのドン・ムーア(米国)ともエキシビション戦で拳を交え、話題になっていた。

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RIZIN王者プロハースカUFC王者に 史上初の両団体で王座を獲得

イリー・プロハースカ(18年7月撮影)

<UFC275大会>◇12日◇シンガポール・インドナスタジアム

RIZINライトヘビー級王座を返上し、UFCに参戦したイリー・プロハースカ(29=チェコ)が史上初となる両団体での王座獲得に成功した。

UFC3戦目でUFC同級王者グローバー・テイシェイラ(42=ブラジル)を5回4分32秒、裸絞めでギブアップに追い込んだ。「最高に、本当にうれしい。試合ではあと少し終わらせるところで終わらせられなかったのが反省。でも勝てて良かった」とUFCベルトを腰に巻き、両手を挙げて歓声に応じた。

1回にテークダウンを許したプロハースカは2回に飛び膝蹴りや左右の連打で攻めた。滑って転んで防戦となり、打撃を浴びて左目カットに追い込まれた。3回にもテークダウンを奪われながらも相手の右目カットに追い込む連打で反撃した。4回には肩固めで追い詰められたが、最終5回にグラウンドの攻防から上になると、背後から裸絞めに入ってタップを誘った。逆転勝利に「自分の左手が動かずチョークは自然の流れでできた。動ける瞬間をみていた」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

日本のRIZINに続き、UFCでも王座ベルトをつかんだプロハースカは「こんな試合はありません。だからこそ良い気分です。何も考えずに試合できた。良い試合ができた、もっと強くなって(オクタゴンに)戻ってくる」と感慨深げだった。

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元世界5階級制覇王者メイウェザー日本でエキシビションマッチへ 13日会見と英報道

フロイド・メイウェザー(2019年9月13日撮影)

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が18年大みそか以来となる日本でのエキシビションマッチを発表すると11日(日本時間12日)、英紙ザ・サンなどが報じた。13日(同14日)に会見する予定だという。

メイウェザーは21年2月に「MEGA2021」と題した東京ドーム開催の格闘技イベントに参戦し、エキシビションマッチ出場の会見を行っていたが、コロナ禍でイベント自体が延期と発表されていた。MEGA開催か、それともRIZIN再参戦か、注目が集まる。

17年に米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(アイルランド)との対戦で現役生活に終止符を打ったメイウェザーは、18年大みそかのRIZINで那須川天心とのエキシビションマッチに臨んだ。21年には米国で人気ユーチューバーのローガン・ポール(米国)、今年5月にはUAEドバイで元練習パートナーのドン・ムーア(米国)ともエキシビション戦で拳を交え、話題になっていた。

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大貫彩香、東海林里咲、堀尾実咲ら「那須川天心-武尊」戦で12人がラウンドガール

桜りん(2021年9月23日撮影)

立ち技格闘技のビッグマッチ、RISE王者那須川天心(23)-K-1王者武尊(30)戦をメインに組んだ「THE MATCH 2022」(東京ドーム)のラウンドガール12人が決まった。11日までに同大会の製作実行委員会が発表した。

RISE、RIZIN、K-1からそれぞれ4人ずつ選出。RISEから大貫彩香、桜りん、高橋凛、宮原華音。RIZINから東海林里咲、山口梓、加奈、荒井つかさ。K-1から堀尾実咲、宮野真菜、キャシー凛、小湊美月が出場する。

東海林里咲(2021年3月25日撮影)
山口梓(2020年8月10日撮影)
堀尾実咲(2019年3月9日撮影)

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“現代MMAの申し子”松嶋こよみ悲願のUFC契約へ前進「昔から見ていた夢の舞台」

8日に行われたROAD TO UFCの前日計量をパスした松嶋こよみ(C)Zuffa LLC/UFC

<米総合格闘技:ROAD TO UFC 1回戦>◇9日◇シンガポール・インドアスタジアム

“現代MMAの申し子”の異名を取り、18年からシンガポールの総合格闘技ONEで活躍した松嶋こよみ(29=パンクラスイズム横浜)が、悲願のUFC契約へ向け準決勝へ駒を進めた。

韓国のDouble GFC、Angels FCフェザー級統一王者ホン・ジョニョン(31)を判定2-1で退けた。

大会前には「そこまでガシガシ組みにはいかない」と話していたが、ケージに入ると気持ちは前面に表れた。まさにサバイバルマッチと言える一戦。打たれたら打ち返す、激しい攻防に発展した。打撃をクリーンヒットさせながらも、粘り強い相手に苦戦。3回はふらふらになりながらも、大外刈りでテイクダウンを奪うと、そのままポジションをキープして逃げ切った。

試合後は「ギリギリ勝てたとは思ったが、相手が強い。いい試合だった」と、笑顔。「もっと僕の打撃の距離で戦いたかったが、プレッシャーが強くてこういう展開になりました」と、相手のファイトをたたえながら振り返った。

シンガポールは、1年半前の前戦で苦杯をなめた地でもある。「借りを返しに来た」と話した通り、苦い思い出を勝利の喜びで塗り替えた。

RIZINで活躍する斎藤裕や平本蓮らと練習をともにした。それでも「別に刺激になっていない」ときっぱり。「ただ練習が大好きなので、日々練習することになんの疑いもない。強くなりたいということに関しては、自分のテンションが左右されることはない」と、己のためだけに牙を磨き続けてきた。

20年12月以来1年半ぶりの試合でも、全く物おじしなかった。「昔から見ていた夢の舞台。ものにしなければいけない」。ラストチャンスと位置づけて臨むトーナメントに、一切の迷いはない。

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【UFC】アメリカンドリーム実現渇望SASUKEこと佐須啓祐「やっと一歩手前まで」契約挑戦

「ROAD TO UFC」に参戦する佐須啓祐(右)は自身のツイッターでシンガポール入りを報告(ツイッターより)

世界最高峰の総合格闘技団体UFC(米国)は、今月9日、10日にシンガポール・インドアスタジアムにて有望株の発掘イベント「ROAD TO UFC」の1回戦を開催する。

世界進出を目指すアジア人ファイターをターゲットに、フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級の4階級でトーナメントを実施。勝ち上がった1人のファイターが、UFCとの契約を手に入れる。

日本からは7人の選手が参戦。現修斗世界フェザー級王者、SASUKEこと佐須啓祐(27=MASTER JAPAN)も、アメリカンドリームの実現を渇望する1人だ。

16年3月に修斗でデビュー。20年9月に修斗環太平洋フェザー級王座、昨年7月に修斗世界フェザー級王座に輝いたが、常に頭にあったのはUFCへの思いだったという。

格闘技を始めた時から思い焦がれた夢舞台。「やっと一歩手前まで来られた」と、かみしめる。始まりは師匠の弘中邦佳さん(45)。「師匠が挑戦して戦っていた舞台で、僕が格闘技を始めた時から『やっぱりUFCが本物だ』とずっと教えられてきました。緊張はないわけではないけど、すごくワクワクしている部分が大きいですね」。UFCからDREAMや修斗に参戦し、“逆輸入メジャーリーガー”と呼ばれた男の背中を追いかける。

今年は2カ月間、米国武者修行を敢行。ラスベガスではRIZINファイターの朝倉海とも練習をともにした。米国では「実戦を意識した練習をいかにしているかというところが違いだな」と、練習の質の差を痛感したという。「試合は自分の想定通りに進まない。パンチを効かされたり、いつもイレギュラーなことが起こる。いかに自分が不利になるようなシチュエーションを切り抜けるかが大切だと教えられました」。ふらふらになった時のリカバリー方法、回復までの時間のつぶし方。細かいシチュエーションまで想定した指導を受け、海外で通用する技と精神力を身に着けた。「新しい技術をうまく落とし込めた」と、自信を深めた。

9日には、中国のイー・ジャーと対戦。勝ちあがれば、9月の準決勝、年末の決勝と、夢への旅路は続いていく。一方で、1度負ければ契約は遠のく、熾烈(しれつ)なトーナメントでもある。それでも「気持ちは変わらない」と自然体を強調。「プロのキャリアの序盤で、大けが(上腕尺骨の骨折)をして2~3年くらい休んでいた期間がありました。なので、どの試合もここで負けたら終わりかなくらいの気持ちで戦っています」と、1戦への集中力は人一倍高い。

今大会はABEMAで完全無料生中継が実施され、注目度も高い。「正直自分がやりたくてやっていることなので、そんなに気にしていなかった」としながらも「日本代表という立場で試合をさせてもらえるのですごく光栄なこと。思いとか生き様とかを日本の格闘技ファンや見ている人に伝えられればと思っています」。初めての渡航も、既に大好きになったというシンガポールの地から、佐須がアクセルを踏みこむ。【勝部晃多】

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カズ次男・三浦孝太「天心-武尊」戦地上波放送見送りに「影響力はすごい。放送してほしい」

三浦孝太(2022年4月17日撮影)

元サッカー日本代表FWカズの次男で、昨年プロ格闘家としてデビューを果たした三浦孝太(20=BRAVE)が、立ち技格闘技のビッグイベント「THE MATCH2022」(19日、東京ドーム)の地上波放送見送りを受け「テレビの影響力はすごいと思う」と見解を示した。

4日までに自身のインスタグラムを更新し、同大会でK-1王者武尊との対戦を控えるRISE王者那須川天心とのツーショットともに、地上波放送再検討を訴えた。「自分がRIZIN、格闘技にあこがれを持ち始めたのは、たまたま見ていたテレビで放送していたRIZINで戦っている天心選手の姿を見てからです」と書き出し「まだまだテレビの持つ影響力はすごいと思います」と主張。「天心選手のキックボクシング最後の試合を地上波で放送してほしいです」と続けた。

最後は「天心選手、武尊選手がなんのモヤモヤもなしにリングに上がる姿を楽しみにしています」と締めくくっている。

2022年4月7日、「THE MATCH 2022」記者会見でポーズを決める那須川天心(左)と武尊(右)。中央は榊原信行実行委員

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【カード発表】RIZIN沖縄大会 朝倉海の復帰戦、平本蓮の再起戦など注目対戦そろう

朝倉海(2021年9月19日撮影)

総合格闘技RIZINは1日、沖縄アリーナで会見を開き、7月2日に行われる36大会(同会場)の第1弾対戦カード13試合を発表した。

朝倉海の復帰戦、平本蓮の再起戦、山本美憂-大島沙緒里など、注目のカードがそろった。地元沖縄出身のファイターも多数参戦する。また、祖根寿麻(かずま)の引退セレモニーも実施予定。

この日発表されたカードは以下の通り。

◆朝倉海-ヤン・ジヨン MMAルール(5分3回)61・0キロ

◆鈴木博昭-平本蓮 MMAルール(5分3回)66・0キロ

◆山本美憂-大島沙緒里 MMAルール(5分3回)49・0キロ

◆砂辺光久-中務修良 MMAルール(5分3回)54・0キロ

◆渡慶次幸平-岸本篤史 MMAルール(5分3回)71・0キロ

◆伊藤裕樹-宮城友一 MMAルール(5分3回)57・0キロ

◆藤田大和-曹竜也MMAルール(5分3回)57・0キロ

◆村元友太郎-BJ MMAルール(5分3回)57・0キロ

◆にっせー-須田萌里 MMAルール(5分3回)49・0キロ

◆大雅-新田宗一朗 キックボクシングルール(3分3回)61・0キロ

◆カイル・アグォン-山本空良 MMAルール(5分3回)66・0キロ

◆宮城寛克-吉野友規 キックボクシングルール(3分3回)72・5キロ

◆タナー・ロレンツォ-Orihey MMAルール(5分3回)71・0キロ

平本蓮(2020年撮影)

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生まれ変わった平本蓮「もう人の悪口は言いません」総合転向3戦目、沖縄で初白星つかむ

平本蓮(2020年撮影)

平本蓮(23=ルーファスポーツ)が生まれ変わる。総合転向3戦目で初勝利を目指す平本は1日、沖縄アリーナで行われたRIZIN36大会(7月2日、同会場)のカード記者会見に出席し、シュートボクシング出身の鈴木博昭(37=BELLWOOD FIGHT TEAM)との対戦を発表した。

意気込みを問われると、開口一番「僕は生まれ変わりました」ときっぱり。これまで、SNSなどで歯に衣を着せぬ発言で人気を博していたが、「もう人の悪口は言いません。正々堂々と戦います」。さらに、相手の印象を問われると「人の悪口は言いたくない。けんかが起こるような煽り方は避けてもらうと助かります」と、新境地に達したことを強調した。

きっかけは、「大人になったんだと思います」。鈴木から「K-1で存在感があったストライカー」と評価されても、「キックボクシングをやっていたのは5年も前。あんまり記憶がない」と謙遜。あくまで総合ファイターとして実績を積み上げていく構えを示した。

今年3月に開催されたランドマーク2大会のメインイベントで、初代ノックアウトブラック・スーパーライト級王者の鈴木千裕(23)と対戦。総合転向から1年3カ月ぶり、満を持して臨んだ2戦目だったが、0-3の判定負けを喫した。それでも、試合後は涙を流しながら「負けてないです。またすぐにやる」と言い切っていた。

今回の見てほしい部分は「正直さ」。ニュー平本が、沖縄で初白星をつかむ。

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【RIZIN】朝倉海、復帰戦に意欲「日本人の強さを証明する」昨年大みそかに右こぶし骨折

RIZIN33 滝沢謙太(右)を攻める朝倉海(2021年12月31日撮影)

人気ファイターの朝倉海(28=トライフォース赤坂)が、右こぶしの骨折から半年ぶりとなる実戦復帰を果たす。

1日、沖縄アリーナで行われたRIZIN36大会(7月2日、同会場)のカード発表記者会見に出席。韓国の若武者、ヤン・ジヨン(26=Jeju Team the King)との対戦が決まり「半年ぶりの試合。とてもうれしく思う。これからの対世界に向けて日本人の強さを証明する」と、意気込みを語った。

昨年大みそかに行われた33大会のバンタム級ジャパンGP準決勝で、瀧沢謙太(27)に判定勝ちを収めるも、試合中に右こぶしを骨折。同日に行われた決勝で、扇久保博正(35)に判定負けし、優勝を逃した。

今年4月中旬から5月末まで米国・ラスベガスで武者修行を敢行。UFCファイターのマネル・ケイプとの練習やUFCのダナ・ホワイト代表との面談など、多くの刺激を受けた。「前回の参戦からいろんなことを考えた。そこでたくさんの技術を吸収した」。

今回は、近距離の打撃を得意とする相手だが「アメリカでレスリングや寝技を含め、全ての面で新しい技術を身に着けた」と誇示。「今まで見せてこなかった戦い方を見せられる。圧倒したい」と、フィニッシュを誓った。

対戦相手はキャリアが浅く、勢いもある。「あんまりやりたくなかった」と率直な感想も口にした。それでも「今まではキャリアが上の選手と対戦する事が多かったが、そういう立場になったんだな」としみじみと話し、「油断せずにしっかりしたい」と意気込みを語った。

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