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【BreakingDown】朝倉未来チャレンジ1期生・西谷大成がホスト知念勝太に判定勝ち

激しく打ち合う知念勝太(左)と西谷大成(撮影・河田真司)

<格闘技イベント:BreakingDown8>◇21日◇第15試合◇東京ドームシティ内プリズムホール

プロの力を素人に見せつけた。朝倉未来チャレンジ1期生の西谷大成が「真夜中のKOボーイ」知念勝太を圧倒した。

ダウンこそ奪えなかったものの、開始から正確に打撃を顔面にヒットさせて4-0判定勝ち。朝倉が見守る前で「特攻隊長」が、プロとしての戦いをきっちり見せた。6月24日に、RIZIN出場を控えるが、ホストとの戦いに「プロが負けたらヤバい。RIZINの調整にもならない」と相手にしなかった。

西谷はRIZIN43大会で「怪物くん」こと鈴木博昭との対戦が予定されている。

知念勝太(左)を攻める西谷大成(撮影・河田真司)

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朝倉未来1年チャレンジ1期生・西谷大成、約1カ月でBD8、RIZINの超ハード行脚

BreakingDown8に参戦する西谷大成は、大阪ミナミのホスト知念勝太と戦う(BreakingDownのTwitterから)

朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成(26=トライフォース赤坂)が、BreakingDown、RIZINの超ハードな“行脚”に挑む。

BreakingDown8(21日、東京ドームシティ内プリズムホール)の対戦カードが17日までに発表され、西谷は、大阪ミナミのホスト知念勝太と対戦することが決まった。試合はライト級71キロ以下契約。知念は朝倉未来のYouTubeの人気コーナー「喧嘩自慢」で、大阪編のリーダーとして出演していた。西谷が、プロの意地を見せたいところだ。

西谷にとっては、タイトなスケジュールとなる。約1カ月後には、RIZINデビュー戦を控えているからだ。「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)で、「怪物くん」こと鈴木博昭(38=BELLWOOD GYM)とマッチアップ。試合はMMAルール(5分3R)、66・0キロ以下契約で行われる。

スパンも短いが、それぞれ契約体重が異なる。BreakingDownは71キロで、RIZINは66・0キロ。減量でも苦労を強いられることになる。ただ、本人はTwitterで「勘違いして拾ってる人もいるかも知らないけどブレイキングダウン出場は決まってた話で俺も出たくて出るってきめててRIZIN決まった瞬間に周りからやめとけって言われて最終未来さんに相談して背中を押してもらっただけの話 はい5月21日ブレイキングダウン西谷大成応援よろしくお願いします(原文まま)」とつぶやいた。結果で証明する。

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【RIZIN】“朝倉未来1年チャレンジ”1期生西谷大成デビュー、相手は「怪物くん」鈴木博昭

RIZINデビューが決まった朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成は、怪物くんこと、鈴木博昭との対戦することが決まった(RIZIN提供)

格闘技イベントのRIZINは13日、「RIZIN.43」(6月24日、北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の追加対戦カードを発表した。今大会で、朝倉未来1年チャレンジ1期生の西谷大成(26=トライフォース赤坂)がRIZINデビューを果たす。対戦相手は「怪物くん」こと鈴木博昭(38=BELLWOOD GYM)に決まった。西谷は20年8月のDEEPで岩永翔吾相手にデビューしKO勝利を挙げた。以降もDEEPを主戦場としながら、“師匠”朝倉未来が代表取締役を務めるBreakingDownにも出場するなど、活躍の場を広げてきた。現在2連敗中の「怪物くん」相手に、初勝利をつかめるか-。試合はMMAルール(5分3R)、66・0キロ以下契約で行われる。

西谷は「3年前にRIZINの舞台を目指して、朝倉未来1年チャレンジに応募しDEEPの舞台で経験を積んで、ここまで来られました。負けたことも何度もあり悔しい思いをたくさんしてきましたが、こうして目標としていた舞台に立てることを心からうれしく思います。これからRIZINファンの皆さんや格闘技ファンの方、そのほか応援してくれる皆さんにもっと格闘技を好きになってもらえるような看板選手になりたいと思います。僕は不器用なタイプですが、人一倍気持ちが強く努力できる自信があります。RIZINという大舞台で戦えることを誇りに思い、皆さまの期待に応えられるように頑張りますので西谷大成のこれからに期待して、応援してくれたらうれしいです」とコメント。対する怪物くんは「どうも皆さんご無沙汰しております、BELLWOOD FIGHT TEAMボンサイ柔術の鈴木博昭です。しばらくぶりの試合、闘いたくてウズウズしていたのでうれしさしかありません。が、今回の対戦相手の西谷選手。聞けば、未来君からの指名があったという話を聞いて、こりゃなめられてんなと率直に思いました。おかげさまで火がついているので、次戦こそは一本勝ちを狙おうかなとか思っていたけど、やっぱりぶっ飛ばしにいくから楽しみにしてて下さいな」とコメントした。

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【RIZIN】榊原CEO「7月末に、みなさんの想像の外側にあること」ベラトールと画策

リングでポーズを決める榊原信行CEO(左)と梅野源治(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN.42>◇6日◇東京・有明アリーナ

RIZIN榊原信行CEO(59)が、ビッグイベントの開催を示唆した。

大会総括後、取材に対応。「RIZIN.43」(6月24日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の次の大会を7月末に予定していることを明かした。

空位となっていたバンタム級王座戦で、朝倉海-アーチュレッタによるタイトルマッチも同大会で行われる。そして、榊原CEOは「タイトルマッチ以外に、はみ出たことをしようと、ベラトールのスコット・コーカー(代表)と画策して、みなさんの想像の外側にあることを考えている。いろいろと交通整理をして、5月中に発表できるようにしたいと思っている」と話した。

ゴールデンウイークを沸かせたRIZINが、さらに熱い戦いを届ける。

朝倉海(右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタと握手を交わす(撮影・滝沢徹郎)
朝倉海(中右)は対戦が決まったフアン・アーチュレッタとポーズを決める(撮影・滝沢徹郎)
3回、朝倉海(後方)は元谷に膝蹴りを入れTKO勝ちする。右奥から2人目は朝倉未(撮影・滝沢徹郎)
1回、朝倉海(右)は元谷友貴に飛び膝蹴りを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎)
リングを彩るラウンドガール(撮影・滝沢徹郎)

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ラッシャー木村氏の親戚、札幌大谷高サッカー部OB鈴木嵐士が5・14プロ格闘家デビュー

プロデビューする鈴木は、練習着のコンサドーレ札幌レプリカユニホームで、ファイティングポーズをとる(本人提供)

総合格闘家で札幌大谷高サッカー部OBの鈴木嵐士(あらし、24=トライフォース赤坂)のプロデビューが決定した。

5月14日の「GRACHAN61」(東京・大田区産業プラザPIO)のフライ級で、弘田颯志(22=SWAG GYM KYOTO)と対戦。親戚の故ラッシャー木村氏(享年68)譲りのファイティングスピリットで、伝説の階段を昇る。

プロデビューまで半月を切り、鈴木のトレーニング強度が日に日に上がってきた。相手の弘田は、極真空手ジュニアユースの元世界王者。一筋縄ではいかないが「対策は進んでいます。今はワクワクしかない」と、引き締まった表情で言い放った。

高3で全国高校総体サッカーに出場した。50メートル走5秒9の俊足を生かし、2回戦の星稜(石川)戦でゴールも挙げた。しかし、同期のMF大山武蔵(24=J3富山)、MF木村太哉(たかや、24=J2岡山)と、自分のプレーを比較し「サッカーでは(2人に)かなわない。違う道で勝負したいと思った」という。

札幌大2年で全日本選手権に出場したが、このころから“闘い”への思いが強くなった。サッカー部の朝練、大学の授業、夕方の部活動。それが終わると、ムエタイやブラジリアン柔術のジムに通い詰めた。卒業と同時に上京し、朝倉未来ら、総合格闘技イベントのRIZINで活躍する選手の多い、トライフォース赤坂の門を叩いた。

祖父正雄さん(故人)のいとこに、アントニオ猪木やジャイアント馬場と名勝負を繰り広げたラッシャー木村さん(享年68)がいる。「同じDNAを感じる」。スタンディングではサッカー仕込みの強いローキックに“当て勘”の鋭いパンチで対戦相手を追い詰める。デビュー戦の内容次第では、6月24日に札幌で開催されるRIZIN43で、対戦カードが組み込まれる可能性もある。「ド派手に勝って、次につなげます」。その名の通り、格闘界にアラシを呼ぶ。【中島洋尚】

◆鈴木嵐士(すずき・あらし)1998年(平10)10月17日、札幌市生まれ。札幌札内緑小2年の時にFCノルテでサッカーを始める。札幌大谷高3年で全国高校総体2回戦進出。同年の高校選手権道予選準優勝。札幌大2年で全日本大学選手権に出場。ポジションはMF。トライフォース赤坂でインストラクターも務める。家族は両親と弟。165センチ、63キロ。

トライフォース赤坂で、デビュー戦に備えて汗を流す鈴木(本人提供)

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【RIZIN】朝倉未来「ただいま」1年4カ月ぶり白星 次は「クレベルとやりたい」

3回、牛久絢太郎(左)に膝蹴りを見舞う朝倉未来(撮影・河田真司)

<RIZIN LANDMARK 5 IN YOYOGI>◇29日◇東京・国立代々木第1体育館◇観衆1万3837人(札止め)

無冠の「路上の伝説」が、戦いの場に戻ってきた。人気格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)が、1年4カ月ぶりとなるMMAで、元RIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(28=K-Clann)から3回判定3-0で白星を奪った。

「強者」が、帰ってきた。ファンの悲鳴に近い、絶叫が止まらない。勝者しか味わえない、心地よいBGM。朝倉はかみしめるように、うなずいた。マイクを握ると言った。

朝倉 格闘家の朝倉未来ファンの皆さん、お待たせしました。ただいま。1年何カ月試合しない間、いろいろ言われましたけど、男はやるときやればいいでしょ。

「格闘家の朝倉未来にまた期待してもらえるような試合、というのが自分の中のテーマ」と位置づけていた一戦だった。格闘家以外に、実業家、YouTuber、さまざまな顔を持つが、型にはまらないのが朝倉未来。「1つのことにモチベーションを保つのが苦手で、いろいろなことをしながら格闘技をしている。逆に格闘技だけをするとモチベーションが下がると思うんですよ」。だからこそ、結果で示した。

「KOしたかったんですけど、出来なくて残念です」と、純粋に悔しがった。1年4カ月ぶりのMMA。戦いの場に戻ってきた男の表情だった。「結構、想定外の引き込みもあったりして、したい試合が出来なかった」と、久しぶりの感覚を口にした。

格闘家・朝倉未来として、歩みを止めることはない。「今年中に試合したいなって感じで、相手は誰でもいいです。クレベルとは、やりたいですね一番。もし次のタイトル戦(6月24日、RIZIN.43)で鈴木選手が(クレベルに)勝ったら鈴木選手でもいい。クレベルとは1度やりたい」。21年6月13日の「RIZIN.28」(東京ドーム)で、一本負けしたフェザー級絶対王者のクレベル・コイケの姿をイメージした。

試合途中には、ニヤリとする場面もあった。朝倉らしい光景だった。「格闘技が好き、この世界が好き」と言った。朝倉未来にしか歩めない格闘家人生を刻んでいく。【栗田尚樹】

3回、牛久絢太郎(手前)との打ち合いで笑みを浮かべる朝倉未来(撮影・河田真司)
RIZINガールからトロフィーを受け取る朝倉未来(撮影・河田真司)
3回、牛久絢太郎(右)を攻める朝倉未来(撮影・河田真司)
牛久絢太郎(手前)に判定勝利する朝倉未来(撮影・河田真司)

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【KNOCK OUT】鈴木千裕の兄・宙樹が判定勝利 ONEチャンピオンシップ以来の再起戦

鈴木宙樹(左)はREITO BRAVELYに判定勝ちする(撮影・滝沢徹郎)

<キックボクシング:MAROOMS presents KNOCK OUT2023 Vol1大会>◇22日◇東京・後楽園ホール

元REBELS-BLACK60キロ級王者・鈴木宙樹(26=クロスポイント吉祥寺)が再起戦を飾った。

REITO BREAVERY(22=BREAVERY GYM)とのKNOCK OUT-BLACK63キロ契約体重3分3回(延長1回)で激突し、2-0(30-29、29-29、29-28)判定勝利を収めた。

サウスポースタイルのREITOの左ハイキックを警戒しながら、プレスをかけた鈴木は最終3回、右ストレート、右ボディーストレートで相手の体力を削り、接近戦を仕掛けた。鼻血を出しながらも果敢に前蹴り、右膝蹴りなどで競り合た。大会前日会見では「僕は今回はメインだと思っているので、メインらしい盛り上がる試合して次につなげたいと思う」と気合を入れ直していた。

一時期、鈴木はボクシングに転向。21年12月、山口拓也とのスーパーライト級4回戦でボクシングデビューし、1回KO勝ちを収めた。パンチ力に磨きをかけて昨年キックボクシングに復帰。今年2月にはシンガポールを拠点とするONEチャンピオンシップに参戦したものの、判定負け。約2カ月ぶりとなる再起戦だった。

鈴木の弟となるKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(23)は総合格闘技との二刀流を掲げてRIZIN5連勝中。6月24日のRIZIN43大会でRIZINフェザー級王者クレベル・コイケ(ブラジル)に挑戦することが発表されている。

2回、鈴木宙樹(右)はREITO BRAVELYにパンチを打ち込む(撮影・滝沢徹郎)
リングであいさつする鈴木千裕(撮影・滝沢徹郎)

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RIZIN.43、6・24北海道で初開催 王者クレベルに挑む鈴木千裕「KOできるの俺だけ」

クレベル・コイケ(2022年10月26日撮影) 

<RIZIN.41>◇1日◇丸善インテックアリーナ大阪

榊原信行CEO(59)が、6月24日に行われる「RIZIN.43」を北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催すると発表した。

同大会では、世界フェザー級タイトルマッチとして、初防衛を狙う王者クレベル・コイケVS挑戦者・鈴木千裕戦を行う。

5連勝と波に乗る鈴木は「日本でクレベル選手を、唯一KOできるのは俺しかない」と自信をのぞかせた。榊原CEOは「ハワイでと思ってたけど、ハワイは秋ごろ。北海道初進出です」と説明した。

鈴木千裕(2023年3月5日撮影)

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