堀口恭司、朝倉海と3度目対決は「間を置きたい」

RIZINバンタム級王者堀口恭司(30)が「一定期間」を設けて前王者朝倉海(27)との3度目の対決を受ける意向を示した。7日、都内の会場とオンラインでのトークイベント「Memolete Live」に参加。昨年大みそかのRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)で王者朝倉に挑戦。約1年4カ月ぶりの再戦で1回TKO勝ちを収め、同王座に返り咲いた。
これで朝倉とは1勝1敗。RIZINの榊原信行CEOから3度目対決のマッチメークに意欲を示されている。さらに試合後の控室で朝倉から直接、再戦を希望されたことを明かした堀口は「まあまあ、本当にもう1回やってもいいですけど(間を)置きたいですね。日本で盛り上がるカードがなくなっちゃうし。返したベラトールのベルトも取り返さないといけない。それをやってからかな」と発言。まずは右膝手術の際、RIZINのベルトとともに返上した米団体ベラトールのバンタム級王座への返り咲きを最優先したい考えを口にした。
RIZINは3月14日に東京ドームで21年第1弾興行の開催を発表したが、堀口は「3月の東京ドームでやるという大会は出ない。1月いっぱいは休む」と欠場意向。ベラトール・バンタム王者フアン・アーチュレッタ(米国)との対決時期について「4、5、6月あたりでやりたいですね」との展望を口にした。
またトークライブ後には、大みそかに使用した非売品キャップ2個、バンテージ2個のオークションが開催され、キャップは8万円、バンテージは6万7500円で落札された。なお落札金を含めた本イベントの売り上げのうち、10%が一般社団法人スポーツインフィニティが運用する「すべての子どもにスポーツを基金」に寄付されるという。
- トークライブで21年の展望を口にしたRIZINバンタム級王者堀口