上へ戻る

au版ニッカン★バトル

記事検索

3団体統一王者ウシクが107秒バチバチのにらみ合い 前王者ジョシュアと20日再戦

計量クリア後、107秒間のにらみ合いを展開した3団体統一ヘビー級王者ウシク(左端)と挑戦者ジョシュア(右端)(マッチルーム社公式インスタグラムより)

プロボクシング3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が実に107秒間にわたるバチバチのにらみ合いを展開した。

20日(日本時間21日)、サウジアラビア・ジッダで前3団体統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)との再戦を控え、19日に同地で前日計量に臨み、約100・47キロでクリア。ジョシュアは約110・90キロでパスした。昨年9月の初対決ではウシクが当時のキャリア最重量の100・36キロで、ジョシュアは約8キロ重い108・86キロだったが、今回は約10キロ差に開いた。

計量後のフェースオフ(にらみ合い)では間に入った英プロモート大手マッチルーム社のエディ・ハーン社長の制止も関係なく、ウシクはジョシュアと1分47秒間、視線を合わせて火花を散らした。大幅な増量の報道もあったウシクは前回とほぼ同じ体重だったが「明日、何か起こるか見てみよう。神よ、我々をサポートしてください」と気持ちを引き締めた。

一方のジョシュアは「フェースオフで戦いに勝てるわけじゃない」と冷静な言葉を発した。「これら(体重差など)すべてのことは問題ではない。私はただファイトを楽しみしている。12ラウンド戦う準備は100%になっている」と自信をのぞかせていた。

関連するニュースを読む

3団体統一ヘビー級王者ウシク、母国ウクライナ伝統戦士コサック衣装でジョシュア戦前に戦闘態勢

最終記者会見に臨んだ3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(左)と挑戦者の前王者アンソニー・ジョシュア(マッチルーム公式インスタグラムより)

プロボクシング3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が「戦闘モード」に入った。20日(日本時間21日早朝)、サウジアラビア・ジッダで前3団体同級統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)との再戦を控える。17日(日本時間18日)には同地で両者そろって最終記者会見に出席。昨年9月の初対決は12回判定でジョシュアを下して王者となったウシクは「初戦で多くのことを学んだが、今回はその続き。13回からだ。調整する時間は十分にあった。土曜日は素晴らしい試合になる」と自信を示した。

記者会見場にはウクライナ伝統の戦士コサックの衣装で登場した。既に髪形もコサックのオセレーデツィと呼ばれるスタイルにしていた。12年ロンドン五輪の男子ヘビー級で金メダルを獲得した際も同じ髪形だった。ジョシュアとの初対決時には丸刈りにしていたウシクが戦闘モードに入ったと言える。以前から「この髪形は私のイメージの1部ではなく、我々の歴史と文化へのオマージュ」と説明しており、母国愛を強く表現したとみられる。

2月から勃発したロシア軍の侵攻を受けてウクライナ軍のキエフ領土防衛隊に入隊している。最前線で戦う軍人、兵士から激励を受けているウシクにとって、今回のジョシュア戦は母国の仲間を勇気づけるためのファイトと位置付けている。

ウシクは「我々の人生はすべて、何か、誰かのための戦いです。だからこそ、我々は戦っている」と力強く口にした。記者会見でのフェースオフ(にらみ合い)でも時に余裕の笑みを見せるシーンもあるなど、ジョシュア連破に向けての自信をみなぎらせていた。

ウクライナ伝統的な戦士コサックの衣装とオセレーデツィと呼ばれる髪形で会見に出席したオレクサンドル・ウシク(ウシクの公式インスタグラムより)
開催地となるジッダで会見し、挑戦者アンソニー・ジョシュア(右)とにらみ合う3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(マッチルーム公式インスタグラムより)

関連するニュースを読む

3団体統一ヘビー級王者ウシク「軍人、兵士の応援でやる気に」20日にジョシュアと再戦

アンソニー・ジョシュアとの再戦のためにサウジアラビア入りしている3団体統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(マッチルーム社インスタグラムより)

プロボクシング3団体(WBAスーパー、IBF、WBO)統一ヘビー級王者オレクサンドル・ウシク(35=ウクライナ)が、最前線でロシア軍と戦う母国の兵士からのメッセージを受け、ベルト死守の使命感に燃えた。

20日、サウジアラビア・ジッダで前3団体同級統一王者アンソニー・ジョシュア(32=英国)との再戦を控え、16日(日本時間17日)には同地で練習を公開した。2月から勃発したロシア軍の侵攻を受けてウクライナ軍のキエフ領土防衛隊に入隊していたが、数週間後には今回のダイレクトリマッチを控え、出国が認められて調整してきた。

ウシクは「私は最前線にいる多くの軍人、兵士と連絡を取り合っている。私の勝利を祈るという応援の言葉、音声、動画でメッセージをもらっている。彼らは手を握り、私の勝利を祈っており、それが私をやる気にさせてくれる」と明かした。数え切れないほどの激励をもらい、母国の仲間を勇気づけるためのファイトと位置付けている。

昨年9月の初対決では、スピードとテクニックでジョシュアを圧倒し、3-0の判定勝利を収めた。

ウシクは「戦略については話をしないが、体重については前回のジョシュア戦よりも重い」と不敵な笑み。現地報道によれば、元4団体統一クルーザー級王者でもあるウシクは15キロ増の100キロに到達しているというが、動きに問題はなさそうな様子。公開練習ではダンスで軽快な動きをみせれば、左腕に4つ並べたコインをはじき上げ、そのまま1枚ずつ左手でつかむというトリックをみせるなど抜群の反射神経を披露した。

米老舗専門誌ザ・リングのパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強ボクサー)ランキングでWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)に続き、2位に入る重量級のスターに死角はなさそうだ。

関連するニュースを読む

田中教仁20年3月以来2度目世界戦「感謝しか」8月31日タイでWBC世界ミニマム級王座挑戦

31日にタイでWBC世界ミニマム級王座に挑戦する同級14位田中教仁(三迫ジム提供)

プロボクシングWBC世界ミニマム級14位田中教仁(のりひと、37=三迫)が8月31日、タイ・ナコンラチャシマで同級王者パンヤ・プラダブスリ(31=タイ)に挑戦することが16日、所属ジムから発表された。3度目防衛戦となる王者の敵地に乗り込む。20年3月、WBA世界同級スーパー王者ノックアウトCPフラッシュマート(31=タイ)に挑戦し、判定負けを喫して以来、2度目の世界挑戦となる。

同日にオンラインで記者会見に臨んだ田中は「もう1度、世界戦を決めていただいて感謝しかありません。タイだから、敵地だからではなく、1人の世界王者に全力で人生を懸けて倒しにいきたいと思う」との意気込みを示した。世界戦発表は約2週間前となったものの、1カ月前からオファーが届いており「最終目標は消えることはなかったので常に練習はしていた」と自信を示した。

王者プラダブスリはフィジカル強さよりもテクニックを重視した印象を持っているという田中は「日本の選手にテクニカルな選手はたくさんいる。倒す準備で練習している」と強調。20年11月に再起戦で勝利を収めて以来、約1年9カ月ぶりのリングとなるが「試合は遠ざかる中でも、いつでも試合ができるように心をつくりながら、みんなと一緒にやっていた。スパーリングもやっていたので試合がなかった感覚がない」と手応えを示した。

日本人によるタイでの世界戦は63年1月、ファイティング原田が判定負けしてから、前回の田中の負けまで25敗1分け。三迫ジムでは82年にWBC世界ライトフライ級王座を獲得した友利正以来、40年ぶりの4人目の世界王者を狙う。田中は「記録に関して(の意識)はある。最近の自分のメンタルとしては、何十年の記録より、王者に勝ってからの先の話。ボクサーとして、男としてパンヤ選手を倒しにいくだけ」と強い決意を口にした。

31日にタイでWBC世界ミニマム級王者パンヤ・プラダブスリに挑む同級14位田中教仁(中央)。左端は鈴木啓太トレーナー、右は三迫貴志会長(三迫ジム提供)

関連するニュースを読む

【ボクシング】元世界王者宮崎亮が復帰3戦目で黒星「痛い負け」今後は「興毅会長と相談したい」

1回、宮崎亮(左)にパンチを浴びせるアサエル・ビリャル(撮影・和賀正仁)

<プロボクシング:フライ級ノンタイトル8回戦>◇14日◇エディオンアリーナ大阪

元WBA世界ミニマム級王者でWBO世界ライトフライ級14位の宮崎亮(33=KWORLD3)が、復帰3戦目で黒星を喫した。

WBC世界ライトフライ級8位アサエル・ビリャル(28=パナマ)と対戦。1回2分43秒TKO負けを喫した。

「感想というか減量、練習がしんどかっただけで何も出せなかった。言い訳になるが、油断があったというか、1ラウンド目はストレッチのつもりでやろうといったが、そこでガツンともらってしまった。もうちょっとやりたかった」

勝てば世界挑戦に前進していた。「チャンスを逃してしまった。ボクシングは1戦1戦だから、痛い負けですね」。今月20日に34歳の誕生日を迎える。今後については「興毅会長(ファウンダー)と相談したい。34歳になるしこのまま続けていくか、考え時ですね。続けられるなら、より真剣にやっていきたい」。戦績は26勝(16KO)3分け3敗となった。

1回、宮崎亮(右)にパンチを浴びせるアサエル・ビリャル(撮影・和賀正仁)
1回、宮崎亮(右)にパンチを浴びせるアサエル・ビリャル(撮影・和賀正仁)
1回、宮崎亮(左)にパンチを浴びせるアサエル・ビリャル(撮影・和賀正仁)
ラウンドガールを務める(左から)磯部希帆、内田瑞穂、西野咲、佐々木萌香(撮影・和賀正仁)
ラウンドガールを務める西野咲(撮影・和賀正仁)
ラウンドガールを務める磯部希帆(撮影・和賀正仁)
ラウンドガールを務める佐々木萌香(撮影・和賀正仁)

関連するニュースを読む

【ボクシング】元WBOミニマム級王者の山中竜也が判定で復帰2戦目勝利 世界王座再奪取へ前進

復帰2戦目を3-0判定勝ちし、妻綾子さん(左)と引き揚げる元WBO世界ミニマム級王者山中竜也(撮影・加藤裕一)

<プロボクシング:50キロ契約ノンタイトル8回戦>◇14日◇兵庫・神戸市立中央体育館

元WBO世界ミニマム級王者山中竜也(27=真正)が、復帰2戦目でWBCフライ級15位ジョナサン・タコニン(35=フィリピン)を3-0判定で破った。世界ランク入りは確実で、ライトフライ級での世界王座奪取へ、階段を1つ上った。山中の戦績は18勝(6KO)3敗となった。

「めちゃくちゃおもしろくない試合ですみません」。山中がリング上で3度頭を下げた。硬膜下血腫による引退から復帰2戦目。しかも世界王座を奪取した17年8月の福原辰弥戦以来5年ぶりのサウスポー戦。加えて、10回戦で申請したはずの試合がJBCの手違いもあってか、8回戦に短縮されるハプニングもあった。情状酌量? の余地がいくらでもある中、完全に間合いをつかみ、脚を使い、左中心の組み立てで、ジャッジ3人フルマークの完勝を収めた。実直な人柄そのまんま、誠実で労をいとわぬスタイルだった。しかし、納得いかない。

「元々こんなボクシングですし、動けることができたのはホッとしてます。でも、イメージ的にはその上で、強いパンチをタイミング良く打ち込みたい」。次戦に向けた宿題だ。

世界戦へ。山下正人会長(60)は「もう十分、12回は戦えることはわかった。でも、全然焦ってません」。今後のシナリオはまずWBOアジア・パシフィックか、東洋太平洋の地域タイトル戦を経由。ライトフライ級戦線にはWBAスーパー王者の京口紘人、WBC王者の寺地拳四朗がいるが「彼らが階級を上げる可能性もあるし、タイミングを見てね」と挑戦の機会を探っていく方針だ。

山中は婚約していた看護師の足立綾子さん(34)と5月16日に結婚した。結婚後初勝利に、自分を「りゅう君」と呼ぶ「あやこ」に「いつもありがとう」とリング上から感謝の言葉を投げた。大阪・北新地で営む飲食店「おにぎり竜」も臨時休業から、近日再開。世界挑戦の時期を「ボクも全然焦ってません。来年でも、再来年でもいい」と言い「体調管理には年2試合ぐらいがいいですし、でも、決まれば、やるだけです」。謙虚さ、実直さ世界一の元チャンプは着実に階段を上っていく。

復帰2戦目を3-0判定勝ちした元WBO世界ミニマム級王者山中竜也(撮影・加藤裕一)

関連するニュースを読む

村田諒太「この爽快感。ミットがボクシングで一番楽しい」ジムの先輩西岡利晃氏相手にミット打ち

ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)がリングで「1カ月ぶりぐらい」というミット打ちを披露した。11日、エディオンアリーナ大阪で開催されたWOWOWエキサイトマッチ・リングサイトSPイン大阪にゲスト出演。大勢のファンが見守る中、帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(46)の持つミットにパンチを打ち込んだ。

4月のIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との2団体王座統一戦で9回TKO負けを喫し、今後について「白紙」としているが、知人のジムなどで体は動かしているという。帝拳ジムの元チーフトレーナーとなる葛西裕一氏が経営する都内のジム「グローブス」で取り組んで以来というミット打ちを終えた村田は「ボクシングは楽しいですね。この気持ち良さ。この爽快感はなかなか味わえない。ミットがボクシングで一番楽しい」と実感を込めて口にした。

自らのパンチを受けてくれた相手が所属ジムの先輩・西岡氏だったこともあり「気まずさと久しぶり感で汗が半端なかったです。受けるタイミングとかうまいですね。ミットの持ち方が絶妙でしたね。(相性が)合う合わないがありますからね」と感謝。村田のパンチを受けた西岡氏は「村田と言えば右ストレート。ノーモーションでパンチがきますね」と中量級の破壊力に驚いていた。

帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

関連するニュースを読む

「やはりヘビー級の1番が1番」村田諒太が選ぶ歴代PFPトップ5 1位は意外にも現役ボクサー

WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が自ら選出の歴代パウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)を披露した。11日、エディオンアリーナ大阪で開催されたWOWOWエキサイトマッチ・リングサイトSPイン大阪に出演。ボクシングマニアを自称する村田が1位に選出したのは意外にも!? 現役ボクサーだった。

現WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(33=英国)を歴代トップのPFPに選んだ村田は「フューリーは倒れたとしてもすぐに立ち上がって戦う。彼はヘビー級なのに動けるし、倒せるし、タフネスさがある。やはりヘビー級の1番が(歴代)1番だと思う」と断言。フューリーは4月23日、英ロンドンで開催されたWBC世界同級暫定王者ディリアン・ホワイト(34=英国)との団体内王座統一戦に6回TKO勝利し、現役引退を口にしていたが「もう誰も(フューリーの)引退を信じていない。おおかみ中年ですよ」とジョーク交じりに現役続行を期待した。

なお自身は4月9日のIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との2団体王座統一戦で9回TKO負けを喫し、今後について「白紙」としている。この日は12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルを獲得してから10年目の区切りの記念日だったが、進退について態度を保留。「気持ちは日々、揺れ動いています。爆弾発言? それはないです」と苦笑していた。

なお村田が選出した歴代PFPトップ5は次の通り。

<1>タイソン・フューリー(現WBC世界ヘビー級王者)

<2>アーロン・プライヤー(元WBA、IBF世界スーパーライト級王者)

<3>ロイ・ジョーンズJr.(元世界4階級制覇王者)

<4>カルロス・モンソン(元WBA、WBC世界ミドル級王者)

<5>フロイド・メイウェザー(元世界5階級制覇王者)

WOWOWエキサイトマッチのトークイベントに参加した村田(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡氏、左端はMC高柳氏
ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

関連するニュースを読む

村田諒太が進退の明言避ける「日々、気持ちは揺れています。爆弾発言? それはないです」

WOWOWエキサイトマッチのトークイベントに参加した村田(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡氏、左端はMC高柳氏

ボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が進退について明言を避けた。

11日、大阪市内で開催されたWOWOWエキサイトマッチのイベントに参加。4月のゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦で9回TKO負けを喫した後、今後を「白紙」としていた。この日、今後を問われ「日々、気持ちは揺れています。爆弾発言? それはないです」と苦笑い。また同日は12年ロンドン五輪男子ミドル級で金メダルを獲得してから10年の記念日で「金メダルを取って念願のエキサイトマッチに出演させていただいたのです」と懐かしそうに振り返っていた。

WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏
帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

関連するニュースを読む

輪島功一氏「心意気良かった」孫・磯谷大心の3戦連続KO勝ち評価も「70点だよ」成長に期待

田中に勝利し、写真に納まる磯谷(中央)。左はリングガールの天野麻菜、右は雪平莉左(撮影・河田真司)

<プロボクシング:東日本ウエルター級新人王1回戦>◇9日◇東京・後楽園ホール

元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の「炎の男」輪島功一氏(79)の孫、磯谷大心(21=輪島功一スポーツジム)が3試合連続KO勝ちで東日本ウエルター級新人王初戦を突破した。田中慧士(22=花形)との同級4回戦に臨み、3回1分50秒、TKO勝利を挙げた。リングサイドで孫の3戦連続KO勝ちを見届けた輪島氏はボディーブローを効果的に使った勝利を高く評価した。

同氏は「ボディーは打たれて嫌なもの。相手もキャリアの割には構えが良かったし、ボディーからいけと。上は後からいけと言ったんだ。言った通りのことを少しでも近づけるような心意気が良かった」と孫のファイトを評価した。ただし相手のカウンターパンチを警戒し過ぎていたことを課題に挙げ「(試合内容に)90点をあげたいけれど、70点だよ」と今後の成長に大きな期待を寄せていた。

◆磯谷大心(いそたに・たいしん)2001年7月4日、東京・三鷹市生まれ。幼稚園からサッカーを始める。ポジションはGKで、強豪校の埼玉・正智深谷高3年まで続けて最高成績は県2位。中学時代から体力づくりのため、ボクシングジムにも通う。人気ファイト漫画「グラップラー刃牙(ばき)」で格闘技に興味を持つ。19年12月から本格的にボクシングの練習を開始。20年10月、プロテストに合格。家族は両親と弟2人。身長182センチの右ボクサーファイター。血液型はB。

試合に勝利し、笑顔で写真に納まる磯谷(左)と輪島氏(撮影・河田真司)
試合開始前、ミニ扇風機の風を浴びる輪島功一氏(撮影・河田真司)
田中慧士に勝利し、リングガールの天野麻菜(左)に誘導される磯谷大心(撮影・河田真司)
1回、磯谷(左)は田中に左フックを放つ(撮影・河田真司)
1回、磯谷大心(奥)は田中慧士に右フックを放つ(撮影・河田真司)
リングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)
リングから下がる天野麻菜(左)と雪平莉左(撮影・河田真司)
田中に勝利し、輪島功一氏(左)と言葉を交わす磯谷(撮影・河田真司)
観客に手を振るリングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

輪島功一氏「90点と言いたいが、70点だよ」孫の磯谷大心3戦連続KO、東日本新人王へ初戦突破

試合に勝利し、笑顔で写真に納まる磯谷(左)と輪島氏(撮影・河田真司)

<プロボクシング:東日本ウエルター級新人王1回戦>◇9日◇東京・後楽園ホール◇観衆1167人

元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者輪島功一氏(79)の孫、磯谷大心(21=輪島功一スポーツジム)が3戦連続KO勝ちで、東日本ウエルター級新人王初戦を突破した。田中慧士(22=花形)との同級4回戦に臨み、3回1分50秒、TKO勝利。左ボディー、右ボディーで追い詰め、レフェリーストップで白星を手にした。準決勝は9月26日、佐藤賢治(30=REBOOT.IBA)と対戦予定。祖父と同じ全日本同級新人王を目指し、上々のスタートを切った。

   ◇   ◇   ◇

強烈なボディーブローで勝負を決めた。2回に左フックを打ち込んだ磯谷は3回にとどめを刺した。右ボディーで相手の体をくの字の曲げた。防戦一方の敵に左拳を連打して仕留めた。「最初の1分間は相手を分析したが、タフで倒れなかった。(最後は)ボディーが効いたのかな」。レフェリーストップによるTKO撃破を冷静に振り返った。

21年10月、羽賀彬光(DANGAN越谷)に1回TKO勝ちでプロデビューし、今年4月の細谷洸太(花形)にも1回KO勝ち。2戦連続初回KO撃破で東日本新人王の舞台に乗り込んだ。「1回KOを狙っていました。良い右ストレートが入ったのに倒れなかったので、焦ってしまいました。KOできたのが唯一の救い」。3戦連続の1回KO勝ちは逃したものの、3戦連続KO勝利に安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

元プロボクサーでトレーナーの父和広氏、輪島氏の長女となる母大子(ひろこ)さんという強力なDNAを引き継ぐ。22年の目標は祖父と同じ全日本新人王の獲得に設定。「今日はたくさんの課題が出た。3回まで戦えたことも良い経験になったと思う」と前向きだ。リングサイドで激励した祖父輪島氏は「ボディーからいけばチャンスがあるし、上(顔)が空くからいけと伝えた。言ったことに少しでも近づけようとする心意気を感じた。(採点は)90点と言いたいが、70点だよ」と今後の成長に大きな期待を寄せた。

順当に勝てば11月3日に決勝、東日本新人王になれば12月17日予定の全日本新人王決勝に進む。磯谷は「決勝に向けてしっかりレベルアップしていきたい」と気合十分。祖父と同じ道を目指し、磯谷は確実な第1歩を踏みだした。【藤中栄二】

◆磯谷大心(いそたに・たいしん)2001年7月4日、東京・三鷹市生まれ。幼稚園からサッカーを始める。ポジションはGKで、強豪校の埼玉・正智深谷高3年まで続けて最高成績は県2位。中学時代から体力づくりのため、ボクシングジムにも通う。人気ファイト漫画「グラップラー刃牙(ばき)」で格闘技に興味を持つ。19年12月から本格的にボクシングの練習を開始。20年10月、プロテストに合格。家族は両親と弟2人。身長182センチの右ボクサーファイター。血液型はB。

田中に勝利し、輪島功一氏(左)と言葉を交わす磯谷(撮影・河田真司)
田中に勝利し、写真に納まる磯谷(中央)。左はリングガールの天野麻菜、右は雪平莉左(撮影・河田真司)
3回、磯谷大心(左)は田中慧士をリングサイドに追い込む(撮影・河田真司)
1回、磯谷大心(奥)は田中慧士に右フックを放つ(撮影・河田真司)
1回、磯谷大心(左)は田中慧士に左フックを放つ(撮影・河田真司)
田中慧士に勝利し、リングガールの天野麻菜(左)に誘導される磯谷大心(撮影・河田真司)
観客に手を振るリングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)
リングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)
観客席に笑顔を見せる天野麻菜(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

輪島功一氏の孫・磯谷大心が東日本新人王初戦突破「良い経験になった」3試合連続KO勝ち

1回、磯谷大心(左)は田中慧士に左フックを放つ(撮影・河田真司)

<プロボクシング:東日本ウエルター級新人王1回戦>◇9日◇東京・後楽園ホール

元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者の「炎の男」輪島功一氏(79)の孫、磯谷大心(21=輪島功一スポーツジム)が3試合連続KO勝ちで東日本ウエルター級新人王初戦を突破した。

田中慧士(22=花形)との同級4回戦に臨み、3回1分50秒、TKO勝利を挙げた。3回に左ボディーで相手の動きを止めると、一気にラッシュ。最後はコーナーに追い詰め、左フック連打してレフェリーストップ勝ちとなった。

磯谷は「たくさんの課題が出て良い経験になったと思う。今まで2試合やってきた中で相手の分析して戦うことがなかった。最初は相手を分析したが、タフで倒れなかったですね。ボディーが効いたのかなと思う」と振り返った。これで9月26日、佐藤賢治(30=REBOOT.IBA)と準決勝(会場未定)で激突する。

試合前、リングサイドで祖父から叱咤(しった)激励を受けた磯谷は21年10月、羽賀彬光(DANGAN越谷)に1回TKO勝利でプロデビュー。今年4月の細谷洸太(花形)にも1回KO勝ちし、今年の東日本新人王にエントリー。細谷戦以来、約4カ月ぶりのリングでも鮮やかなKO勝利を飾った。磯谷は「正直にいうと1ラウンドKOを狙っていたので悔しいですね。決勝に向けてしっかりレベルアップしていきたい」と気合を入れ直した。

東日本同級新人王には計9選手がエントリー。順当に勝ち上がれば、11月3日の決勝(東京・後楽園ホール)に進出することになる。東日本新人王になれば、12月17日の全日本新人王決勝への切符を手にする。祖父も到達した全日本ウエルター級新人王獲得に向け、好スタートを切った。

◆磯谷大心(いそたに・たいしん)2001年7月4日、東京・三鷹市生まれ。幼稚園からサッカーを始める。ポジションはGKで、強豪校の埼玉・正智深谷高3年まで続けて最高成績は県2位。中学時代から体力づくりのため、ボクシングジムにも通う。人気ファイト漫画「グラップラー刃牙(ばき)」で格闘技に興味を持つ。19年12月から本格的にボクシングの練習を開始。20年10月、プロテストに合格。家族は両親と弟2人。身長182センチの右ボクサーファイター。血液型はB。

試合開始前、ミニ扇風機の風を浴びる輪島功一氏(撮影・河田真司)
1回、磯谷大心(奥)は田中慧士に右フックを放つ(撮影・河田真司)
3回、磯谷大心(左)は田中慧士をリングサイドに追い込む(撮影・河田真司)
田中慧士に勝利し、リングガールの天野麻菜(左)に誘導される磯谷大心(撮影・河田真司)
祖父の輪島功一氏(左)と磯谷大心(2022年4月12日撮影)
リングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)
リングガールを務める天野麻菜(撮影・河田真司)
田中に勝利し、写真に納まる磯谷(中央)。左はリングガールの天野麻菜、右は雪平莉左(撮影・河田真司)
リングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)
観客席に笑顔を見せる天野麻菜(撮影・河田真司)
リングガールを務める雪平莉左(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

井上尚弥ら3年ぶり開催ジュニア大会のポスターに U15大会出場当時の貴重写真も掲載

9・4ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝のポスターに起用された田中恒成(左端)、中谷潤人(同2番目)、井上尚弥(同3番目)、井上拓真

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)らが9月4日、東京・後楽園ホールで開催されるジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝のポスター、PR画像に起用された。

井上をはじめ、弟で元WBC世界同級暫定王者井上拓真(26=大橋)、WBO世界フライ級王者中谷潤人(24=M.T)、元世界3階級制覇王者田中恒成(27=畑中)の4人が勢ぞろい。同大会の前身となるU-15全国大会に出場した当時の4選手の貴重なショットも同時に掲載された。

井上尚は第1回大会、田中は第3回大会、中谷は第5、6回大会、井上拓は1、2、3回大会で優勝。これまで同大会はコロナ禍で中止が続いていたが、今年は3年ぶりに開催される。なお大会の模様はG+で放送される予定だ。

9・4ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会のPR画像に起用された井上尚弥
ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝のPR画像に起用された井上拓真
9・4ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝のPR画像に起用された中谷潤人
ジュニア・チャンピオンズリーグ全国大会決勝のPR画像に起用された田中恒成

関連するニュースを読む

元世界王者輪島功一氏の孫磯谷大心、3試合連続KO勝利なるか 東日本新人王初戦前日計量

東日本ウエルター級新人王の初戦を控えて計量クリアした輪島功一氏の孫磯谷大心

プロボクシング元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者輪島功一氏(79)の孫、磯谷大心(21=輪島功一スポーツジム)が東日本新人王初戦に臨む。

9日、東京・後楽園ホールで田中慧士(22=花形)との準々決勝(同級4回戦)を控え、8日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨んだ。リミットより400グラム少ない66・2キロでパスした田中に対し、リミット66・6キロでクリアした。

21年10月にプロデビューした磯谷は、2試合連続1回KO勝利中。今年4月の細谷洸太(花形)との同級4回戦以来、約4カ月ぶりのリングとなる。同級新人王には計9選手がエントリー。順当に勝ち上がれば9月26日に準決勝、11月3日に東日本新人王決勝に進出することになる。

関連するニュースを読む

元世界5階級制覇王者ノニト・ドネアが現役続行 スーパーフライ級で井岡一翔との対戦希望

ノニト・ドネア(2022年6月6日撮影)

プロボクシング元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)がスーパーフライ級に階級を下げ、WBO世界同級王者井岡一翔(33=志成)への挑戦を希望した。ドネアは4日(日本時間5日)、マネジメント契約を結ぶ米プロモート社プロベラム公式サイトを通じ、現役続行を表明。今年6月に現WBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)との再戦に敗れていたが、引退について否定した。

ドネアは元世界4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア)との対戦も希望し「本当に良い戦いであり、人々はレジェンド対レジェンドになると言うだろう」と前置きした上で「しかし私はスーパーフライ級のタイトルを獲得したいので、井岡との戦いも好きだ」と挑戦実現を熱望した。

プロベラム社のリチャード・シェーファー社長ともスーパーフライ級転向ついて話し合いを重ねていたという。ドネアは「井上尚弥と戦う前に、リチャードと階級を下げることについて話していた。体重を落とすことは難しくない。スーパーフライ級の選手とたたくことはできるだろう。リチャードは井岡陣営、ゴンサレス陣営とも話している。ワクワクしている。楽しみなことがたくさんある」と強調。今年11月に40歳を迎えるドネアが新たな日本人世界王者にターゲットを変え、現役を続ける意欲を示していた。

関連するニュースを読む

井上尚弥、松島幸太朗とTV初共演で爆買いinコストコ 7日フジ「ジャンクSPORTS」出演

フジテレビのジャンクSPORTSで親交の深いラグビー松島幸太朗とコストコ爆買いした井上尚弥(大橋ジム提供)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が7日午後7時から放送されるフジテレビのバラエティー番組「ジャンクSPORTS」に出演する。親交の深いラグビーの松島幸太朗(29)とテレビ初共演。番組MCの浜田雅功のおごりによる企画でコストコにてカート詰め放題で買い物する。

井上は6月に元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との再戦で2回TKO勝利し、日本人初の3団体王座統一に成功。松島は昨年結婚し、第1子も誕生。そのお祝いとして詰め放題企画をプレゼントされたという。詰め放題による2人のショッピングカートに乗せられた購入総額はいくらになるのか。

松島幸太朗(22年3月撮影)

関連するニュースを読む

元世界王者・村田諒太「どこに向かっているか、分からない時期」進退保留 WOWOW収録ゲスト

WOWOWのエキサイトマッチSPの収録にゲスト出演した前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

プロボクシング前WBA世界ミドル級王者村田諒太(36=帝拳)が進退について保留した。

2日、都内でWOWOWのエキサイトマッチSPの収録にゲスト出演し、現在の心境について明かした。村田は「どこに向かっているか、分からない時期ですね。決断は先延ばしになっている状況で、その決断をもとに次に向かっていく。それが現役続行であれ、引退で違う形になってもです。決断はどこかで下すでしょうね」と報告した。

同収録では4月9日、さいたまスーパーアリーナで臨んだゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)とのWBAスーパー、IBF世界同級王座統一戦を初めてフルでチェックした。「至らぬところばかりが出た試合。へただなと。全然ダメだなという印象ばかりですね。自分の弱さを見た。やり切っていない。もしああしたら、こうしたらと思ってしまう。完璧はない」と苦笑い。第三者の視線でゴロフキン戦を回顧し「自分が強くないことはわかりました。自分がいかに弱いという事実がそこにあっただけ。強さは見つからなかったですね」としみじみとした表情だった。

試合直後のリングでゴロフキンから譲り受けた入場ガウンは自宅に保管しているとし「村田家の家宝。ボクシングをしたあかしですね」と表現した。不定期ながらロードワークや、知人のボクシングジムで体を動かし、軽くサンドバッグ打ちもしたというものの「精神的には引退状態」とも口にした。

9月17日(日本時間18日)には米ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催される4団体統一スーパーミドル級王者サウル・アルバレス(31=メキシコ)-ゴロフキンの3度目対決が控えている。村田は「あんまりカネロ(アルバレスの愛称)のことが好きではないので。120パーセントぶっ倒してくれ、と思っています」と1度拳を交えたゴロフキンにエールを送っていた。

◆エキサイトマッチSP「村田諒太VSゲンナジー・ゴロフキン」=8日午後9時からWOWOWライブで放送。

関連するニュースを読む

村田諒太「現役続行か引退かの決断はどこかで」進退保留 ゴロフキン戦の映像に「自分の弱さ見た」

WOWOWのエキサイトマッチSPの収録にゲスト出演した前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が今後の進退を保留した。

2日、都内でWOWOWエキサイトマッチSPの収録にゲスト出演。村田は「どこに向かっているか分からない時期。現役続行か、引退かの決断はどこかで下すでしょうね」と現状を報告した。

収録で4月のゴロフキン(カザフスタン)との2団体王座統一戦の映像を初めて見たと明かし「思ったほど(ボクシングをやりたいという)感情がなかった。負けた悔しさより自分の弱さをみた」と振り返った。

関連するニュースを読む

井上尚弥「長引くイメージがちょっとある」「負けないボクシングをする選手」バトラー戦へ言及

WOWOWのエキサイトマッチSPで6月のノニト・ドネアとの再戦を振り返ったWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が4団体統一への最後のターゲットとなるWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)について言及した。

2日に都内のWOWOWでエキサイトマッチSPの収録に参加。6月7日にさいたまスーパーアリーナで開催された元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦の放送に合わせてゲストとして出演した。バトラー戦について「決定ではないですが、決まりかけているという情報もある。確率は高いと思っています。もう近々決まるということでバトラー(の映像を)見ている」と明かした。

収録時にもバトラーの試合ダイジェスト映像が流れ「怖さというのはないですが、計画、作戦を立てていかないと(試合が)長引くイメージがちょっとある。向かってくる選手は早めに決着する可能性はありますが、負けないボクシングをする選手には自分が(試合を)作らないといけない」と警戒。一緒に収録参加した父真吾トレーナー(50)も「リード(ジャブ)が伸びてくるなと思います」と注意点を口にした。

年末開催に向けて交渉が進んでいるバトラーとの4団体統一戦。井上は「決まればそれに向けてやるだけ。4本のベルトを肩にかけるというのは気合が入りますし、重みが1つ増すと思う」と引き締まった表情を浮かべた。次戦に向けて合宿の計画も進めており「バトラー戦が決まれば、自分を当てはめていく作業をする。バトラー戦の井上尚弥を作る感じになる」と静かに闘志を燃やしていた。

WOWOWのエキサイトマッチSPの収録に参加したWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥

関連するニュースを読む

11・17に正統派王者VS異色挑戦者 V2目指す宇津木秀とジロリアン陸がフェースオフで火花

日本ライト級タイトルマッチの会見に出席した王者宇津木秀(右)と挑戦者ジロリアン陸

プロボクシング日本ライト級王者宇津木秀(28=ワタナベ)が11月17日、東京・後楽園ホールで同級5位ジロリアン陸(34=フラッシュ赤羽)との2度目の防衛戦に臨む。

1日には東京・五反田で両者そろって会見に出席。今年6月の富岡樹(角海老宝石)との初防衛戦を8回TKO勝利で飾り、約5カ月ぶりのリングに向けて宇津木は「試合まで結構、期間がありますが、楽しみな試合。注目していただければ」と王者らしい余裕と貫禄をみせた。

一方、タイトル初挑戦となる挑戦者ジロリアンは今年3月以来のリング。19年9月から6連勝中ながら、前試合直後は「引退したい」とも発言していた。試合直後に宇津木陣営からオファーを受けた際も1度は断った経緯もあるが「しばらく休んだら応援してくれる方々に申し訳ないと思い、またボクシングに向き合える気持ちが芽生えてきた」と不敵な笑みを浮かべた。

宇津木は所属ジムの先輩でもある元WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志と同じ埼玉・花咲徳栄高出身。アマ戦績81勝27敗と経験豊富な正統派となる。「まずは目の前の試合に集中している。最終的には世界王者になりたいので、海外に出たい。この試合、良い内容で勝ちたいと思う」と決意を示した。対照的にジロリアンは元マジシャンで年間300杯以上のラーメンを食べ歩くのが趣味という異色ボクサー。人気店「ラーメン二郎」を愛し、リングネームの由来にもなっている。

ジロリアンは「(宇津木は)基本に忠実で穴がないし、崩しにくい。ボク以外の日本ランカーも普通にやったら勝てない。ランカーで勝てる可能性があるのは自分ぐらい。でかい1発を当てられるようにしたい」とニヤリ。左右ともにパンチの破壊力は十分だけに“奇策”を用意することをにおわせた。

ライト級のリミットは61・2キロとなる。現在の体重は、宇津木が67キロに対し、ジロリアンが75キロ。ラーメンの食べ過ぎが原因とみられる挑戦者は「今まで週12回もラーメンを食べていましたが、週5回ぐらいに減らしたい」と苦笑。宇津木は「体がでかいし、階級も上ですね」と警戒した。会見後、両者はフェースオフ(にらみ合い)も展開し、静かに火花を散らした。写真撮影では、日本王座ベルトを肩にかけた宇津木がガッツポーズ、挑戦者ジロリアンがラーメンを食べるポーズを決めるなど最後まで対照的な姿をみせていた。

フェースオフする日本ライト級王者宇津木秀(右)と挑戦者ジロリアン陸
日本ライト級タイトルマッチの会見に臨んだ王者宇津木秀(左から3人目)と挑戦者ジロリアン陸(同2人目)

関連するニュースを読む