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亀田和毅ジム移籍初戦で4回KO勝利 親交のある横綱照ノ富士がリングサイドで見守る

3回、エンカーナシオン(左)からダウンを奪う亀田和毅(撮影・岩下翔太)

<プロボクシング:フェザー級ノンタイトル10回戦>◇30日◇神戸市中央体育館

元2階級制覇王者で、WBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31=TRYBOX平成西山)が、4回2分35秒KOでジム移籍初戦を飾った。

12年ロンドン五輪代表で、元WBCラテンアメリカスーパーバンタム級王者のウィリアム・エンカーナシオン(34=ドミニカ共和国)と対戦。19勝15KOと強打を誇る右ボクサーファイターを開始から高速の左ジャブで圧倒。3回に左ボディーで最初のダウンを奪い、ラウンド終了間際にも連打で2度目のダウン。そして4回、左ボディーで試合を終わらせた。

和毅は戦績を39勝(21KO)3敗とした。試合後はリング上で長男の望有(のあ)くん(2)を抱き上げて家族と喜びを分かち合った。「一番最初のやつ(ダウン)が手応えあった。キャリアあるんでクリンチしたりしてきたので、そのあたりが勉強になった」と話した。

リングサイドからは同年代で親交のある横綱照ノ富士(30=伊勢ケ浜)が見守った。相撲好きの和毅が伊勢ケ浜部屋へ通い、縁が生まれたという。約8年前からの付き合いで、柔道で五輪2連覇の大野将平と「同世代トリオ」でよく食事に行く仲という。

和毅は「今は自分だけチャンピオンじゃないんで。ものすごく刺激になります」。競技が違えど頂点を極めた2人のエネルギーを得て、再び世界王者を目指す。【実藤健一】

試合を見守った照ノ富士(右)と握手を交わす亀田和毅(撮影・岩下翔太)
エンカーナシオン対亀田和毅 ウィリアム・エンカーナシオンに勝利し、試合を見守った照ノ富士(右)と記念撮影する亀田和毅(撮影・岩下翔太)
エンカーナシオン対亀田和毅 ウィリアム・エンカーナシオンに勝利し、試合を見守った照ノ富士(右)とグータッチを交わす亀田和毅(撮影・岩下翔太)

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元世界王者の岩佐亮佑、10・25に1年半ぶり再起戦 スーパーバンタム級からフェザー級に転向

10月25日にフェザー級転向第1戦に臨む元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(左)。右は対戦相手のゼネシス・カシミ・セルバニア(大橋ジム提供)

プロボクシング前IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(32=セレス)が10月25日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル93大会で、フェザー級転向第1戦に臨む。世界王座挑戦経験もある日本同級18位ゼネシス・カシミ・セルバニア(30=カシミ)との同級10回戦で拳を交える。

昨年4月、2団体(WBAスーパー、IBF)統一スーパーバンタム級王者ムロジュン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との王座統一戦に5回TKO負けを喫して以来、約1年6カ月ぶりの再起戦でもある。

またセミファイナルでは東洋太平洋フライ級タイトルマッチが組まれ、同級13位桑原拓(27=大橋)が王者ジーメル・マグラモ(27=フィリピン)に挑戦する。昨年7月、日本同級王者ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に10回TKO負けを喫して以来となるタイトル再挑戦となる。

なお同興行の決定カードは次の通り。

★フェザー級10回戦=前IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(32=セレス)-日本フェザー級18位ゼネシス・カシミ・セルバニア(30=カシミ)

★東洋太平洋フライ級タイトル戦=王者ジーメル・マグラモ(27=フィリピン)-同級13位桑原拓(27=大橋)

★スーパーバンタム級8回戦=日本同級6位石井渡士也(21=REBOOY.IBA)-池側純(24=角海老宝石)

★バンタム級6回戦=冨田風弥(23=TRIBE SHIZUOKA)-対戦相手未定

★スーパーバンタム級6回戦=竹田梓(25=高崎)-坂本佳朗(26=本多)

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亀田和毅計量クリア、30日にジム移籍初戦「やっぱり気合が入る」2歳長男らに勝利誓う

計量をクリアした亀田和毅(左)と対戦相手のエンカーナシオン(撮影・実藤健一)

30日にジム移籍初戦に臨むプロボクシングの元2階級制覇王者で、WBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31=TRYBOX平成西山)が29日、神戸市内のホテルで行われた前日計量をクリアした。

神戸市中央体育館でウィリアム・エンカーナシオン(33=ドミニカ共和国)とフェザー級10回戦で対戦する。和毅はリミット57・1キロ、エンカーナシオンは56・8キロで一発クリアした。

初めて対戦相手と顔を合わせた和毅は「(印象は)見た感じのままですね。南米の選手は必ず回復してくる。計量後よりもリングに上がってからでしょう。自分は出し切るだけ。そのために練習してきた」と自信を示す。

エンカーナシオンはロンドン五輪代表のオリンピアンで、WBCラテンアメリカスーパーバンタム級王者。強打を誇る右ボクサーファイターで、超難敵といえる。しかし、和毅はあくまで通過点ととらえている。「初めてのフェザー級での試合。自分の中でも挑戦で、ここでいい試合をすればフェザー級でも戦える。(エンカーナシオンは)いい相手になる」と言った。

計量会場には長男の望有(ゆあ)くん(2)ら家族も駆けつけた。国内の試合で家族が来るのは初めてになるという。「やっぱり気合が入る。自分のスタイルでいい試合をしないと、次につなげないと進めない。盛り上がる試合を見せます」と、早くもファイティングポーズを覚えたかわいい息子にも誓った。【実藤健一】

長男の望有(ゆあ)くんを抱いて必勝を誓う亀田和毅(撮影・実藤健一)
計量をクリアし対戦相手のエンカーナシオンとにらみ合う亀田和毅(撮影・実藤健一)

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ムハマド・アリ「キンシャサの奇跡」世界ベルト8億円で落札 74年ジョージ・フォアマンに勝利

ムハマド・アリ氏(1995年4月26日撮影)

プロボクシング元統一世界ヘビー級王者ムハマド・アリのWBC世界ヘビー級王座ベルトが618万ドル(約8億340万円)で落札されたと24日(日本時間25日)、専門メディア「ボクシング・ニュース24/7」やESPNなどが報じた。

74年10月30日、ザイール(現コンゴ)の首都キンシャサで臨んだWBA、WBC世界同級タイトルマッチで王者ジョージ・フォアマンに挑戦。8回KOで逆転勝利し「キンシャサの奇跡」と呼ばれた一戦のWBCベルトとなる。

落札したのはNFLコルツのオーナーとなるジム・アーセイ氏で、過去にも75年10月1日、フィリピン・マニラで開催されたジョー・フレージャー戦でアリが履いていたボクシングブーツや、65年5月25日のソニー・リストンとの再戦でアリが着用したガウンも購入している。

販売したヘリテージオークションズ(米テキサス州ダラス)によると、アリさんのWBCベルトは2本存在し、残りの1つは私設博物館に保管されており、販売されることは低いという。

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4月に行われた村田諒太-ゴロフキン戦、8月8日にWOWOWで放送 村田も出演し激闘振り返る

8月8日、WOWOWで放送される村田諒太(左)-ゴロフキン戦(WOWOW提供)

4月9日、さいたまスーパーアリーナで開催されたプロボクシングWBAスーパー、IBF世界ミドル級王座統一戦となる村田諒太(帝拳)-ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)戦が8月8日午後9時よりWOWOWライブで放送される。19年12月以来、約2年4カ月ぶりのリングだったスーパー王者村田が、世界戦17連続KO防衛、元3団体統一同級王者という実績を誇る世界的スターと拳を交えた一戦となる。同放送のゲストに村田本人も登場し、自ら国内ボクシング史上最大規模となったビッグマッチを振り返る。

またセミファイナルで組まれたWBO世界フライ級タイトルマッチとなる王者中谷潤人(M.T)-同級2位山内涼太(角海老宝石)の日本人対決も放送される。同興行はAmazonプライムビデオでライブ配信されていた。

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井上尚弥「年内に4団体統一したい」WBO王者バトラーと対戦交渉中 23年地元パレード実施も

地元・座間市主催の「ざま井上兄弟タウンミーツ」に参加し、ファンと交流した井上尚弥(左)と弟拓真

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)が21日、元WBC世界同級暫定王者の弟拓真(26=ともに大橋)とともに地元の神奈川・座間市主催の「ざま井上兄弟タウンミーツ」に参加した。16年以来、約6年ぶりとなる座間市役所への表敬訪問を兼ねたイベント。500人以上の応募の中から抽選で来場した約250人の市民が見守る中、佐藤弥斗市長(52)からひまわりの花束などを贈呈された。

今後の目標について、井上は「年内に4団体統一がしたい。そのためにいろいろな交渉をして実現できるように進められている。試合が決まったら、4団体統一を目指したい」と意気込みを示した。既にWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)との対戦交渉も進んでおり、年内の4団体王座統一戦は実現可能な状況だ。佐藤市長は「パレードをしなくてはいけない功績です」と前置きしながら、新型コロナウイルス感染状況を見極めながら、との条件つきで「多くの市民の方々との喜びを共有したい」と来年の地元パレード開催について前向きな姿勢を示した。

また現在、日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者の弟拓真は「もう1度、世界王座返り咲きをしたい」と意欲満々。世界ランキングではバンタム級でWBC3位、スーパーバンタム級でIBF5位、WBO8位に入っている。2階級で世界王座を狙えるランクでもあり「兄と同じ土俵でやりたいと思います」と世界再挑戦のチャンスを待つ姿勢をみせていた。

座間市民参加の「ざま井上兄弟タウンミーツ」でファンの写真撮影に応じる井上尚弥(左上)と弟拓真(右上)
座間市の佐藤弥斗市長(左端)から花束を贈呈される井上尚弥(中央)、拓真兄弟
地元・座間市のキャラクター、ざまりん(中央)と並ぶ井上尚弥(左端)、拓真兄弟
地元座間市主催の「ざま井上兄弟ミーティング」に参加した井上尚弥(左)と弟拓真

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井上尚弥と拓真がけんかしたら?「かなわない」尚弥“白旗”「けんかならワンチャン」拓真ニヤリ

地元・座間市主催の「ざま井上兄弟タウンミーツ」に参加し、ファンと交流した井上尚弥(左)と弟拓真

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)と元WBC世界同級暫定王者の弟拓真(26=ともに大橋)がけんかしたら、拓真が強い!?

井上兄弟が21日、地元の神奈川・座間市主催の「ざま井上兄弟タウンミーツ」にそろって参加。約6年ぶりとなる座間市への表敬訪問を兼ねたイベントには抽選で来場した約250人の市民が集結し「兄弟げんかならどちらが強いか?」との質問を受けた。

尚弥は「今、けんかしたらかなわない。(拓真が)ごついから」と苦笑い。現在は1階級上の日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーバンタム級王者となっている拓真との体格差を感じて“白旗”をあげた。

兄の言葉を受け、拓真は「ボクシングではかなわないですけど、けんかならワンチャンあるかも」とニヤリと笑って会場を笑わせた。

幼少時代から兄弟げんかは何度もあったと明かした尚弥は「とっくみ合いはあったかもしれないけれど、手をあげてのけんかはない。どこかで殴ったら危ないという気持ちがあった。手を挙げるのはなかったですね」と振り返っていた。

地元座間市主催の「ざま井上兄弟ミーティング」に参加した井上尚弥(左)と弟拓真
地元・座間市のキャラクター、ざまりん(中央)と並ぶ井上尚弥(左端)、拓真兄弟
座間市の佐藤弥斗市長(左端)から花束を贈呈される井上尚弥(中央)、拓真兄弟
座間市民参加の「ざま井上兄弟タウンミーツ」でファンの写真撮影に応じる井上尚弥(左上)と弟拓真(右上)

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ジム移籍初戦の亀田和毅「お客さんが見たい試合を実現したい」井上尚弥、那須川天心との対戦希望

ジム移籍初戦へ気合のポーズを見せる亀田和毅(C)アローズエンタテインメント)

30日にジム移籍初戦に臨む元2階級制覇王者でWBA世界スーパーバンタム級3位の亀田和毅(30=TRYBOX平成西山)が15日に会見した。

神戸市中央体育館でウィリアム・エンカーナシオン(33=ドミニカ共和国)とフェザー級10回戦で対戦するが、この試合を含めた興行を動画配信サービスのU-NEXTが生配信することが決まり、和毅は兵庫・西宮市内のジムからオンラインで会見に臨んだ。

最近、日本のボクシング界でも主流になってきた試合の動画配信だが、メキシコを拠点に世界で戦ってきた和毅にとっては普通のことという。「海外では当たり前でしたからね。日本も少しずつ進んでいるし、これでファイトマネーが上がっていけば選手の夢になる。海外でも見られるんでいい試合をしてアピールしたい」と意気込んだ。

見据える目標に自身のビッグマッチがある。世界バンタム級3団体統一王者の“モンスター”井上尚弥、ボクシングに転身する那須川天心との対戦希望を公言してきた。「ベルトにこだわりはない。ボクシング界を盛り上げたいんで、お客さんが見たい試合を実現したい」ときっぱり言った。

7・30の神戸から、大きな目標に向かって発進する。【実藤健一】

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井岡一翔、将来的に「世界的に認知される相手」と米マッチ希望 次戦は恒例の大みそかの見通し

5度目防衛成功から一夜明けて会見したWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(33=志成)が世界的知名度の高い同階級王者との将来的な統一戦を熱望した。13日に東京・大田区総合体育館で同級1位の元世界4階級制覇王者ドニー・ニエテス(40=フィリピン)を3-0の判定で下して一夜明けた14日、都内の所属ジムで会見に臨んだ。次戦は恒例となる大みそかになる見通しで「1番はタイトルを持っている選手と戦いたい」と2団体王座統一戦との対戦を求めた。

昨年大みそかは新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響で、当時のIBF世界同級王者ジェルウィン・アンカハス(30=フィリピン)との2団体王座統一戦が延期に。さらに今年3月、アンカハスが10度目の防衛戦で王座陥落。新IBF王者はフェルナンド・マルチネス(31=アルゼンチン)となり、現在は両陣営が再戦に向けて対戦交渉中とされる。陣営はマルチネス-アンカハス戦の勝者と対戦交渉する姿勢で、井岡も「交渉の流れ的には、それが1番」と口にした。

2団体統一は、戦いたい相手との対戦を実現させる手段として考えている。同階級での最終目標は、現2団体(WBAスーパー、WBCフランチャイズ)統一王者フアン・フランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)との対戦になる。井岡は「スーパーフライ級で評価が高いのはエストラーダとロマゴン(ローマン・ゴンサレス)の2人。自分がベルトをまとめることで、彼(エストラーダ)を巻き込みたい」。

1度現役引退していた当時の18年2月、同階級の強豪が集う「Superfly2」(米イングルウッド)を視察している。WBC世界同級タイトルマッチでシーサケット・ソールンビンサイ(タイ)と対戦したエストラーダの姿を見て「米国のリングでやりたいと思ったきっかけ。米国でエストラーダを見て、世界的評価のある選手とやりたい、戻りたいと思った」。海外志向の高い井岡は米国などでの統一戦も念頭に置きながら「1番は海外に認知されて試合ができればいいと思う。米国で、海外で試合したい」とキッパリ。18年9月以来となる米マッチでエストラーダと拳を交える自らの姿をイメージしていた。

5度目の防衛に成功し、一夜明け会見に臨んだWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔
世界戦通算20勝目を伝えるスポーツ紙を手にするWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔
スーパーフライ級相関図

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井岡一翔リベンジ達成で5度目防衛!日本歴代トップ世界戦通算20勝/ライブ詳細

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ>◇13日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(33=志成)がリベンジ達成で5度目の防衛に成功した。

04年9月以降、約18年間負けなしの元世界4階級制覇王者となる同級1位ドニー・ニエテス(40=フィリピン)の挑戦を受け、判定勝ちを収めた。 18年大みそかに同級王座決定戦(マカオ)で1-2の僅差判定負けを喫して以来の再戦で雪辱を果たし、日本歴代トップの世界戦通算勝利を区切りの「20」に伸ばした。因縁の相手との決着をつけ、大みそかに他団体王者との統一戦実現へ、大きな弾みをつけた。

5度目の防衛に成功し、ラウンドガールの左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希と笑顔を見せる井岡一翔(代表撮影)

◆WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ

井岡一翔判定3-0ニエテス

▽判定勝ちで5度目の防衛に成功した井岡一翔 過去に負けた相手にリベンジできた。ありがとうございます。KO勝ちを見せたかったが、テクニックがあった。大みそかに統一戦できるようにしたい。みなさん、楽しみにしてください。

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

◆ラウンドVTR◆

1R

1R 井岡は距離を置き、慎重にジャブを放つ。ニエテスも積極的に攻めに出ず、不気味なほど静かな立ち上がり。(井岡10-9)

1回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

1回、ドニー・ニエテス(左)を攻める井岡一翔(代表撮影)

2R

2R 井岡がジャブでリードを奪う。ニエテスは右のオーバーハンドで形勢逆転を狙う。距離を詰めたところでニエテスが左フック。井岡はあえて様子を見る。(井岡9-10)

2回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

2回、ドニー・ニエテス(右)を攻める井岡一翔(代表撮影)

3R

3R ニエテスが積極的にジャブを放つ。井岡はタイミングを計りながらワン・ツーも効果的な打撃はなし。残り1分から井岡が前へ。ボディー中心に攻める。(井岡9-10)

3回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

4R

4R 井岡が積極的に前に出て左フックをヒット。右ストレートも打ち抜く。ニエテスは大振り。井岡は的確なパンチを狙う。(井岡10-9)

5R

5R 井岡が圧力をかけて攻勢に出る。左フック、左ボディーで主導権を奪いにいく。ニエテスは手が出ず。(井岡10-9)

6R

6R 井岡が攻勢を強める。左ジャブを放ちながら前に圧力。ニエテスは動かされながら決定打はなし。(井岡10-9)

7R

7R 井岡が右の連打からリードを作る。1分過ぎに足を止めて打ち合いも数秒。井岡は左のボディーへのダブルで展開打破を狙う。(井岡10-9)

8R

8R ニエテスが間合いを詰めようとするが、ガードを固めた井岡は完璧なディフェンス。井岡はていねいにジャブを突き、ニエテスに距離を詰めさせない。(井岡10-9)

9R

9R ニエテスは右目上をカット。井岡のパンチによるものとアナウンス。距離感は詰まらずワンパターンの攻防で、井岡が右のガードを下げて攻めに出るも有効打はなし。(井岡10-9)

10R

10R ニエテスがジャブを突きながら積極的に前へ出る。井岡はかわしながらカウンター狙い。パンチで左目上からも出血させる。(井岡10-9)

11R

11R ニエテスが被弾覚悟で前へ。井岡は冷静にさばきながら、左ボディーを放つ。井岡はプレッシャーをかけながらボディー攻め。(井岡10-9)

12R

12R 井岡はガードを固めながらカウンターを狙う。ニエテスも積極的に出ることなく、変わらない攻防。井岡はボディー中心に攻めながら、最後まで危なげなく戦った。(井岡10-9)

判定

井岡は判定3-0で勝利した。

※採点は本社

ラウンドガール

水着姿のラウンドガール(撮影・足立雅史)

水着姿のラウンドガール(撮影・足立雅史)

7月13日、スタンドに手を振るラウンドガールの倭早希

笑顔を見せるラウンドガールのぽぽちゃん(撮影・足立雅史)

スタンドに手を振るラウンドガールの波田妃奈(右)(2022年7月13日)

波田妃奈(22年7月13日撮影)

7月13日、試合後、井岡(手前)を祝福するラウンドガールの、左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希

試合後、井岡を祝福するラウンドガールの、左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)

ビキニ姿でラウンドガールを務めた波田妃奈(撮影・足立雅史)

ラウンドガールを務めた波田妃奈(撮影・足立雅史)

ビキニ姿でラウンドガールを務めたぽぽちゃん(左)と倭早希(撮影・足立雅史)

試合前

リングに上がる井岡(撮影・足立雅史)

入場する井岡(撮影・足立雅史)

【イラスト】井岡一翔とニエテスの比較表

前日計量を終え、フェイスオフする井岡(左)とニエテス(撮影・足立雅史)

井岡一翔略歴

◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪・堺市生まれ。興国高で史上3人目の高校6冠を達成。東農大2年中退で09年プロデビュー。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBA世界ライトフライ級、15年に18戦目の当時世界最速でWBA世界フライ級王座獲得。17年に1度引退も、18年に復帰。19年再挑戦でWBOスーパーフライ級王座を獲得し、日本初の世界4階級制覇達成。164・8センチの右ボクサーファイター。家族は夫人と1男。

最終12回のラウンドガールを務める波田妃奈(左)と倭早希(撮影・足立雅史)

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井岡一翔V5で日本人歴代最多世界戦20勝の大台 2位井上尚弥と2差 世界最多はチャベス31勝

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇13日◇東京・大田区総合体育館

プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が、同級1位ドニー・ニエテス(フィリピン)を撃破して、5度目の防衛に成功。日本人世界王者歴代最多の世界戦勝利数を20勝の大台に乗せた。

18勝で2位の世界バンタム級3団体統一王者の井上尚弥(大橋)との差を再び2差に広げた。ちなみに井上の18勝は日本人の世界戦最多連勝記録。

3位は元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高の14勝。元3階級制覇王者の長谷川穂積と元WBC世界バンタム級王者の山中慎介の13勝がこれに続く。

世界では80年代から90年代にかけてスーパーフェザー~スーパーライト級まで3階級を制覇したフリオ・セサール・チャベス(メキシコ)が、37度出場、31勝(21KO=4敗2分け)と出場数、勝利数で世界戦最多記録を持っている。デビュー89連勝も歴代3位の大記録。

2位は元WBOフライ、スーパーフライ級王者のオマール・ナルバエス(アルゼンチン)の28勝(12KO=3敗1分け)。29勝目を目指したスーパーフライ級王座12度目の防衛戦で、挑戦者の井上尚弥にプロ人生初のダウンを奪われ、2回KO負けを喫している。

無敗で5階級を制覇したフロイド・メイウェザー(米国)の26勝(10KO)と、世界最多の25回連続防衛記録を誇る元世界ヘビー級王者ジョー・ルイス(米国)の26勝(22KO=1敗)が続く。

◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪・堺市生まれ。興国高で史上3人目の高校6冠を達成。東農大2年中退で09年プロデビュー。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBA世界ライトフライ級、15年に18戦目の当時世界最速でWBA世界フライ級王座獲得。17年に1度引退も、18年に復帰。19年再挑戦でWBOスーパーフライ級王座を獲得し、日本初の世界4階級制覇達成。164・8センチの右ボクサーファイター。家族は夫人と1男。

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)
1回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
3回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
リングに上がる井岡(撮影・足立雅史)
水着姿で登場したラウンドガールの左からぽぽちゃん、波田妃奈(撮影・足立雅史)
水着姿で登場したラウンドガールの左から波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)
5度目の防衛に成功した井岡(左)はラグビー田村からユニホームをプレゼントされ笑顔を見せる(撮影・足立雅史)

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【大橋秀行】井岡一翔が完勝した要因は左ジャブとスピード ディフェンス技術レベルの高い試合

9回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ>◇13日◇東京・大田区総合体育館

判定決着だったが、両選手とも12回を通じて決定的なクリーンヒットをほどんどもらわなかった。最近ではなかなか見られない、ディフェンスの技術レベルの高い試合だった。ニエテスは防御勘に優れ、井岡一翔はガードも高かった。

井岡が完勝した要因は左ジャブとスピード。特に左ジャブは1回からダブル、トリプルと間断なく出してペースを引き寄せた。ニエテスの目尻を切り裂いたことでも分かるように、ノーモーションで繰り出されるパンチは実にシャープだったことで、ニエテスは回を追うごとに打つ手がなくなった。

井岡が世界戦で20勝もできたのは、左ジャブを軸としたボクシングの基本がしっかりしているから。自分の距離で戦い、打たせないのでダメージも少ない。それが今日の試合内容に凝縮されていた。彼の一番の持ち味が出た試合だった。

ワンツーをはじめ、彼のパンチはノーモーションで出てくる。そこからコンビネーションでボディーに返す。上から下へ。だからボディーブローもよく当たる。ニエテスも何度もいやな顔をしていた。下への防御を意識すると、今度は上へのノーモーションのパンチを浴びてしまう。つまり井岡の攻撃はすべて連係している。それが彼の強さ。まさに総合力。4団体統一も十分にいけるでしょう。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者)

3回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功し笑顔(撮影・足立雅史)
9回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
水着姿で登場したラウンドガールの左から波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)

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京口紘人「完勝すぎて めちゃくちゃ勉強になった」V5井岡一翔の強さに感嘆「精密機械だ」

9回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ>◇13日◇東京・大田区総合体育館

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28=ワタナベ)が、井岡一翔(志成)の強さに感嘆した。

試合後に「完勝すぎて めちゃくちゃ勉強になった おめでとうございます!!!」とツイート。5度目の防衛に成功した王者を称賛した。

京口は最終ラウンド前にも「精密機械だ 次が最終R!」と投稿し、声援を送っていた。

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)
3回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
1回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)

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井岡一翔、因縁ニエテスに判定勝ち5度目防衛!日本歴代トップ世界戦20勝 統一戦へ大きな弾み

井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)

<プロボクシング:WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇13日◇東京・大田区総合体育館

WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(33=志成)がリベンジ達成で5度目の防衛に成功した。04年9月以降、約18年間負けなしの元世界4階級制覇王者となる同級1位ドニー・ニエテス(40=フィリピン)の挑戦を受け、3-0判定勝ちを収めた。

18年大みそかに同級王座決定戦(マカオ)で1-2の僅差判定負けを喫して以来の再戦で雪辱を果たし、日本歴代トップの世界戦通算勝利を区切りの「20」に伸ばした。因縁の相手との決着をつけ、大みそかに他団体王者との統一戦実現へ、大きな弾みをつけた。

ニエテスに敗れた後、マカオの試合会場で井岡は言った。「願望としてはニエテスと再戦したい。多分、そういう日が来るような気がする」。そして約3年7カ月が経過し、再戦はWBOからの指名試合で実現した。「ニエテスに負けてから4階級制覇し、過去の自分を払拭(ふっしょく)したと思っているが、運命としてもう1度戦う時が来た。きっちり決着をつけ、どちらが真の王者か証明しないといけない」と集中力を研ぎ澄ませていた。

前回のニエテス戦の動画をチェックし、師事するキューバ人トレーナーのイスマエル・サラス氏、佐々木修平トレーナーと対策を練ってきた。ニエテスが得意とする接近戦になっても競り勝てる体幹を手にするため、ピラティスを取り入れ、内転筋、骨盤周辺の筋肉を鍛え、さらなる連打可能な肉体を作り上げた。恵美夫人の栄養サポートにより、食事は基本的に魚と野菜の料理を中心。疲労回復とスタミナ持続可能な肉体を保ってきた。

22日には第2子誕生の予定日を控えており「かなり気合が入る。自分の役割をきっちりやり、結果を出し、生まれてくる瞬間をチャンピオンとして見守りたいと思う」とニエテス戦に向けて気持ちを高揚させて臨んだ新旧の世界4階級制覇王者対決だった。

恒例となる大みそかには、他団体王者との王座統一戦を希望している。昨年大みそかは新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響で、当時のIBF王者ジェルウィン・アンカハス(30=フィリピン)との王座統一戦が延期に。さらに今年3月にアンカハスが10度目の防衛戦で王座陥落。新IBF王者はフェルナンド・マルチネス(31=アルゼンチン)となった。

現在、両陣営が再戦に向けて対戦交渉中。井岡は「次の目標は統一戦。(マルチネス-アンカハス戦の)勝者と対戦できたらいいと思います」とターゲットを絞る。

ミニマム級に続き、スーパーフライ級でも2団体王座統一を成し遂げるため、井岡は戦い続ける。

◆井岡一翔(いおか・かずと)1989年(平元)3月24日、大阪・堺市生まれ。興国高で史上3人目の高校6冠を達成。東農大2年中退で09年プロデビュー。11年に当時日本最速7戦目でWBC世界ミニマム級王座、12年にWBA世界ライトフライ級、15年に18戦目の当時世界最速でWBA世界フライ級王座獲得。17年に1度引退も、18年に復帰。19年再挑戦でWBOスーパーフライ級王座を獲得し、日本初の世界4階級制覇達成。164・8センチの右ボクサーファイター。家族は夫人と1男。

▽ラウンドVTR

1R 井岡は距離を置き、慎重にジャブを放つ。ニエテスも積極的に攻めに出ず、不気味なほど静かな立ち上がり。(井岡10-9)

2R 井岡がジャブでリードを奪う。ニエテスは右のオーバーハンドで形勢逆転を狙う。距離を詰めたところでニエテスが左フック。井岡はあえて様子を見る。(井岡9-10)

3R ニエテスが積極的にジャブを放つ。井岡はタイミングを計りながらワン・ツーも効果的な打撃はなし。残り1分から井岡が前へ。ボディー中心に攻める。(井岡9-10)

4R 井岡が積極的に前に出て左フックをヒット。右ストレートも打ち抜く。ニエテスは大振り。井岡は的確なパンチを狙う。(井岡10-9)

5R 井岡が圧力をかけて攻勢に出る。左フック、左ボディーで主導権を奪いにいく。ニエテスは手が出ず。(井岡10-9)

6R 井岡が攻勢を強める。左ジャブを放ちながら前に圧力。ニエテスは動かされながら決定打はなし。(井岡10-9)

7R 井岡が右の連打からリードを作る。1分過ぎに足を止めて打ち合いも数秒。井岡は左のボディーへのダブルで展開打破を狙う。(井岡10-9)

8R ニエテスが間合いを詰めようとするが、ガードを固めた井岡は完璧なディフェンス。井岡はていねいにジャブを突き、ニエテスに距離を詰めさせない。(井岡10-9)

9R ニエテスは右目上をカット。井岡のパンチによるものとアナウンス。距離感は詰まらずワンパターンの攻防で、井岡が右のガードを下げて攻めに出るも有効打はなし。(井岡10-9)

10R ニエテスがジャブを突きながら積極的に前へ出る。井岡はかわしながらカウンター狙い。パンチで左目上からも出血させる。(井岡10-9)

11R ニエテスが被弾覚悟で前へ。井岡は冷静にさばきながら、左ボディーを放つ。井岡はプレッシャーをかけながらボディー攻め。(井岡10-9)

12R 井岡はガードを固めながらカウンターを狙う。ニエテスも積極的に出ることなく、変わらない攻防。井岡はボディー中心に攻めながら、最後まで危なげなく戦った。(井岡10-9)

※採点は本社

3回、井岡(右)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
井岡はニエテスを破り5度目の防衛に成功する(撮影・足立雅史)
リングに上がる井岡(撮影・足立雅史)
1回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
2回、井岡(左)はニエテスを攻める(撮影・足立雅史)
水着姿で登場したラウンドガールの左から波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)
水着姿で登場したラウンドガールの左からぽぽちゃん、波田妃奈(撮影・足立雅史)
試合後、井岡を祝福するラウンドガールの、左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)
試合後、井岡(手前)を祝福するラウンドガールの、左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)
最終12回のラウンドガールを務める波田妃奈(左)と倭早希(撮影・足立雅史)
試合後、井岡を祝福するラウンドガールの、左からぽぽちゃん、波田妃奈、倭早希(撮影・足立雅史)

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井上尚弥に4団体王座統一戦の交渉揺さぶり!?バトラーが一転、英国開催準備を要求

井上尚弥(2022年6月7日撮影)

プロボクシグWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)の対抗王者、WBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)が4団体王座統一戦の交渉揺さぶり!? 

5日(日本時間6日)に同選手が契約を結ぶ米プロモート、プロベラム社の公式サイトを通じ、バトラーは練習を再開したと報告。井上に対して4団体統一王者になりたいのならば、英国で戦う準備をしなければならないと主張したと伝えた。これまで日本に乗り込み、井上と4本のベルトを懸けた統一戦に臨む意向を示していただけに対戦交渉上の揺さぶりともみられる。

公式サイトを通じ、バトラーは担当トレーナーのジョー・ギャラハー氏と週5回のトレーニングを開始しているとし「1日1回のセッションを行っている。トレーニングに完全に戻る前にフィットネスの基礎をつくっている」と現状を説明した。また井上との4団体王座統一戦が正式決定した場合も想定し「まだ私は井上を対戦相手として研究し始めていないが、試合が確認されれば、彼は私の心にたくさん浮かぶことだろう。いずれその時が来ることは分かっている」とコメントしていた。

なお井上は4団体統一戦の開催会場について「日本でも米国でも英国でもどこでもいい」とこだわらない姿勢を貫いている。

ポール・バトラー(ロイター)

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村田諒太8・11大阪WOWOWイベント登場 西岡利晃氏と秘蔵トーク、歴代最強ボクサーなど語る

8月11日、WOWOWのボクシング番組エキサイトマッチの大阪イベント。村田諒太、西岡利晃氏らが出演(WOWOW提供)

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が、8月11日にエディオンアリーナ大阪第2競技場で開催されるWOWOWのボクシング番組エキサイトマッチによるイベント「リングサイド会議SP in 大阪」にゲスト登場することが4日、発表された。

元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏とともにゲストとして招かれ、このイベントでしか聞けない秘蔵トーク、村田の主戦場となる「黄金の中量級」の魅力、歴代最強ボクサーなどを語るという。

この2人とともに、エキサイトマッチにレギュラー出演している国際マッチメーカーのジョー小泉氏、元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏、司会の高柳謙一氏、増田美香アナウンサーも登壇。イベント参加者と一緒に楽しめるコーナーも実施予定だ。同イベントは今年1月、東京・後楽園ホールでWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥が出演し、第1弾として行われた。今回は大阪で初開催となる。

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世界ミニマム級王者谷口将隆「年内にあと1試合できれば」都内で後援会発足式

後援会発足式であいさつしたWBO世界ミニマム級王者谷口将隆

プロボクシングWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(28=ワタナベ)が年内の2度目防衛戦を希望した。

3日、都内のホテルで開催された個人後援会の発足式に出席。「年内にあと1試合できれば。11月あたりに」と希望を口にした。発足時で200人近い後援者が集まっており、国内世界戦開催時には大きなバックアップとなりそうで「頑張らないといけないですね。統一戦や強い相手との防衛戦など機会があればやってみたい」と決意を示した。

6月10日(日本時間11日)にメキシコで開催された同門の盟友、WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(28)の王座統一戦のセコンドに入った。完全アウェーの中でWBA同級正規王者だったエステバン・ベルムデス(メキシコ)を8回TKO撃破した姿を目の当たりにし「すごく刺激を受けた。京口を見て海外でも試合したいと思った」と触発された様子だ。

4月22日の初防衛戦クリアから徐々にジムワークは開始しており「この発足式を一区切りに明日からしっかり練習できたら。まずは体作りからですが、スイッチを入れたいです」と気持ちの切り替えを強調していた。

後援会発足式で花束を贈呈されたWBO世界ミニマム級王者谷口将隆(右)

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岩田翔吉が史上5人目の3冠統一 世界挑戦へ「本当に僕の人生を懸けてやっていること」

OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィック、日本ライトフライ級統一王者に輝いた岩田(撮影・中島郁夫)

<プロボクシング:日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ライトフライ級王座統一12回戦>◇2日◇東京・後楽園ホール

日本ライトフライ級王者岩田翔吉(26=帝拳)が史上5人目となる3冠(日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック)王座統一を果たした。

WBOアジア・パシフィック同級王座決定戦も兼ね、東洋太平洋同級王者堀川謙一(42=三迫)と3本のベルトを懸けて拳を交え、3-0(116-112、117-111、118-110)の判定勝利を飾った。これでヘビー級の藤本京太郎(現K-1)、スーパーウエルター級の井上岳志(ワールドスポーツ)、ライト級の吉野修一郎(三迫)、スーパーフライ級の福永亮次(角海老宝石)に続く3冠王座統一となった。

プロ59戦目だったベテラン王者に対し、序盤からキレ味鋭い右ストレートを武器に攻め続け、11回にはパンチで堀川の鼻を切り裂いた。両肩に日本、東洋太平洋、腰にWBOアジア・パシフィック王座のベルトをそれぞれ巻いた岩田は「無事に取れてうれしい。12ラウンドのボクシングを戦う引き出しとか詰めてやっていきたい」と決意を新たにした。

アマチュアだった早大時代、堀川とは何度もスパーリングを重ねてきた。「堀川さんがベテランの意地といろいろなうまさを教えてくれたような試合でした。効いているのをごまかしたり、頭の位置、堀川さんのうまさを感じた」と敬意を表した。また元世界2階級制覇王者粟生隆寛トレーナーとの二人三脚で3冠王座統一まで到達し「僕の足りないところを厳しいことを言ってくれるので今、3本のベルトを巻けている」と感謝した。

現在、ライトフライ級の世界ランキングではWBA2位、WBC2位、WBO3位と上位に名を連ねる。観客席には練習パートナーとしてスパーリング経験がある現WBC世界同級王者寺地拳四朗(BMB)の姿もあった。岩田は「世界王者になるのが、本当に僕の人生を懸けてやっていること。もう1回ジムに戻って精進し直そうと思います。強い世界王者に必ずなります」と力強く宣言していた。

11回、堀川(左)に強烈な右ストレートを決める岩田(撮影・中島郁夫)
12回、堀川(左)に強烈な右アッパーを決める岩田(撮影・中島郁夫)
12回、堀川(左)に強烈な右フックを決める岩田(撮影・中島郁夫)

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岩田翔吉「今に集中」3冠奪取で世界へ 堀川謙一「強い姿見せる」王座統一戦前日計量ともにパス

日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィックのライトフライ級3冠統一戦に臨む日本王者岩田(右)と東洋太平洋王者堀川

プロボクシング日本ライトフライ級王者岩田翔吉(26=帝拳)が3冠獲得をステップに世界戦へ王手をかける。2日、東京・後楽園ホールでWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦も兼ね、東洋太平洋同級王者堀川謙一(42=三迫)との王座統一戦に臨む。

1日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。リミット48.9キロよりも300グラム少ない48.6キロでクリアした堀川に対し、100グラム少ない48.8キロでパスした。

計量クリア後、3本のベルトをみつめた岩田は「かなり興奮している。やっぱり3冠という状況で次のステップにいけると思うとうれしい。この試合を全力でやることを考えている」と鋭い眼光で口にした。現在、世界ランキングではWBA2位、WBC2位、WBO3位と上位に名を連ねる。「今に集中している。この試合の後から3本のベルト、世界という話もあると思う。チャンスがあったら倒したい」と決意を示した。

一方、20年7月に東洋太平洋同級王座を獲得して以来、約2年ぶりのリングとなる42歳王者堀川は日本王者岩田のパンチ力に警戒しつつ「この2年間で40歳から42歳になり、強くなったと感じたい」と気合を入れ直した。同級で世界王座に近いとされる岩田と3本のベルトを懸けて戦うだけに「ベルトも、岩田選手もすごくモチベーションのある良い試合だと思う。成長した、強い姿を見せたい」とベテランらしく冷静な態度でリングを待ち構えていた。

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アマ10冠今永虎雅が鮮烈KOデビュー「世界の強豪と戦えるよう」層厚いライト級で世界へ第一歩

2回KO勝ちして記念撮影に臨む今永。左はCHIAKI、右はジェニー(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:62・0キロ契約体重6回戦>◇29日◇東京・後楽園ホール

史上初の高校8冠を含むアマ10冠ボクサー今永虎雅(たいが、22=大橋)が鮮烈なプロデビューを飾った。62キロ級契約体重6回戦で浜崎隆広(36=仲里)と拳を交え、2回2分49秒、KO勝利を挙げた。1回から鋭い右アッパーで顔をのけぞらせると、2回には左ストレートでダウンを奪取。右フックでダウンを追加すると、相手陣営の棄権申し出により、そのままKO撃破となった。選手層の厚いライト級で世界を狙う大物ルーキーが力強く1歩を踏み出した。

    ◇    ◇    ◇

冷静沈着に仕留めた。サウスポースタイルから今永が左ストレート、左アッパーで後退させた。2回、左ストレートを打ち抜き、ダウンを奪取。立ち上がった浜崎のこめかみに的確な右フックをヒットさせてダウンを追加すると、カウント途中に敵陣営の棄権申し出があり、白星デビューが決まった。

プロ初勝利を挙げ「めちゃめちゃ緊張しました。初めてのプロのリングでグローブも小さい。練習したことを出せずに力んでしまった」と苦笑しつつも、冷静に試合ペースをつかんだことに手応えもあった。「自分のやってきたことを試合で出すことを考えてやってきた。アマ10冠は重圧と考えず、アマとプロは違うと区切りをつけていた」と最後まで謙虚な姿勢を貫いた。

元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーのフィジカルトレを受け、3月の入門時よりも肉体はビルドアップした。パンチのキレも増した。チケット購入してくれた後援者、スポンサーらに感謝しつつ「ボクシングに集中できる環境の中で結果を出さないといけないので、気持ちはアマ時代とは違う」と気を引き締めて初陣リングに立っていた。

階級は違うものの、同門の先輩となるWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)を目標にプロ転向した。高校の実績では「井上超え」を果たしており、期待の新人として注目される。「世界の強豪と戦えるようにもっと練習して頑張りたい」。プロらしく、力強く、今永が白星発進した。【藤中栄二】

◆今永虎雅(いまなが・たいが)1999年(平11)8月9日、大阪・河内長野市生まれ。父裕之さんの勧めで幼少期から空手を学び、中学1年からボクシングを開始。奈良・王寺工高時代、同じ高校の荒本一成とともに総体3連覇、選抜2連覇、国体3連覇という史上初の高校8冠を達成。東洋大進学後の2冠を合わせてアマ10冠を獲得。得意パンチは左ストレート。家族は両親と弟、妹。身長177センチの左ボクサーファイター。通常体重は69キロ。

◆ライト級 リミット58・96キロ~61・23キロで全17階級中の真ん中。体重70キロ前後の選手が絞ってくる。男性の平均的ウエートで層が厚く、本場の米国や中南米でも人気が高い。デュラン(パナマ)、アルゲリョ(ニカラグア)、チャベス(メキシコ)、カマチョ、デラホーヤ、メイウェザー(すべて米国)などスターを輩出し、現在も元3団体統一王者の「ハイテク」ロマチェンコ(ウクライナ)、元世界3階級王者リナレス(帝拳)が主戦場とする。日本人で世界王座を奪取したのはガッツ石松、畑山隆則、小堀佑介の3人。

1回、今永(左)は浜崎に右パンチを見舞う(撮影・たえ見朱実)
1回、今永(左)は浜崎にパンチを見舞う(撮影・たえ見朱実)
2回、今永(右)は浜崎の顔面にパンチを打ち込む(撮影・たえ見朱実)
62キロ契約6回戦 2回、今永(右)は浜崎からダウンを奪う(撮影・たえ見朱実)
今永と井上の比較表
62キロ契約6回戦 ラウンドガールを務めるCHIAKIさん(撮影・たえ見朱実)
ラウンドガールを務めたジェニーさん(撮影・たえ見朱実)

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