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中谷潤人、米合宿で80ラウンド以上のスパーリング「充実した合宿」名指導者らとトリオで鍛錬

米ロス合宿で、ルディ・エルナンデス・トレーナー(右)の指導を受けたWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.Tジム提供)

プロボクシングWBO世界フライ級王者中谷潤人(=M.T)が米修業で80ラウンド以上のスパーリングを消化した。6月5日に渡米し、今週中に米ロサンゼルスでの合宿を打ち上げる中谷は29日(日本時間30日)、所属ジムを通じて合宿内容を報告。計82回のスパーリングを消化したとし「いろいろな選手と経験を積めた」と手応えを示した。 

現地では、名指導者のルディ・エルナンデス氏、岡辺大介氏の両トレーナーとのトリオでジムワークなどに取り組み「(2人に)いろいろチャレンジさせてもらい、いろいろな武器を少しずつ手に入れることができたので、1カ月が早く充実した合宿を積めました」と収穫を口にした。

25日(日本時間26日)に米サンアントニオで開催された1階級上のWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(米国)が元王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)を8回TKOで下し初防衛に成功した試合を視察。中谷は「サンアントニオで観戦させてもらい、近い階級の選手でとても刺激をもらいました。(ロドリゲスが)タフな選手にしっかりと手数であの結果に持っていくのは、さすがだなと思いました」と納得。近い将来、1階級上に転級する意向を持っており「この経験を意味のあるものにして行けるよう頑張ります」と報告していた。

米ロス合宿で計80ラウンド以上のスパーリングを消化したWBO世界フライ級王者中谷潤人(左)(M.Tジム提供)
ロス合宿で一緒にトレーニングしたメンバーと写真撮影するWBO世界フライ級王者中谷潤人(最前列左から4番目)(M.Tジム提供)

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アマ10冠今永虎雅が鮮烈KOデビュー「世界の強豪と戦えるよう」層厚いライト級で世界へ第一歩

2回KO勝ちして記念撮影に臨む今永。左はCHIAKI、右はジェニー(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:62・0キロ契約体重6回戦>◇29日◇東京・後楽園ホール

史上初の高校8冠を含むアマ10冠ボクサー今永虎雅(たいが、22=大橋)が鮮烈なプロデビューを飾った。62キロ級契約体重6回戦で浜崎隆広(36=仲里)と拳を交え、2回2分49秒、KO勝利を挙げた。1回から鋭い右アッパーで顔をのけぞらせると、2回には左ストレートでダウンを奪取。右フックでダウンを追加すると、相手陣営の棄権申し出により、そのままKO撃破となった。選手層の厚いライト級で世界を狙う大物ルーキーが力強く1歩を踏み出した。

    ◇    ◇    ◇

冷静沈着に仕留めた。サウスポースタイルから今永が左ストレート、左アッパーで後退させた。2回、左ストレートを打ち抜き、ダウンを奪取。立ち上がった浜崎のこめかみに的確な右フックをヒットさせてダウンを追加すると、カウント途中に敵陣営の棄権申し出があり、白星デビューが決まった。

プロ初勝利を挙げ「めちゃめちゃ緊張しました。初めてのプロのリングでグローブも小さい。練習したことを出せずに力んでしまった」と苦笑しつつも、冷静に試合ペースをつかんだことに手応えもあった。「自分のやってきたことを試合で出すことを考えてやってきた。アマ10冠は重圧と考えず、アマとプロは違うと区切りをつけていた」と最後まで謙虚な姿勢を貫いた。

元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーのフィジカルトレを受け、3月の入門時よりも肉体はビルドアップした。パンチのキレも増した。チケット購入してくれた後援者、スポンサーらに感謝しつつ「ボクシングに集中できる環境の中で結果を出さないといけないので、気持ちはアマ時代とは違う」と気を引き締めて初陣リングに立っていた。

階級は違うものの、同門の先輩となるWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)を目標にプロ転向した。高校の実績では「井上超え」を果たしており、期待の新人として注目される。「世界の強豪と戦えるようにもっと練習して頑張りたい」。プロらしく、力強く、今永が白星発進した。【藤中栄二】

◆今永虎雅(いまなが・たいが)1999年(平11)8月9日、大阪・河内長野市生まれ。父裕之さんの勧めで幼少期から空手を学び、中学1年からボクシングを開始。奈良・王寺工高時代、同じ高校の荒本一成とともに総体3連覇、選抜2連覇、国体3連覇という史上初の高校8冠を達成。東洋大進学後の2冠を合わせてアマ10冠を獲得。得意パンチは左ストレート。家族は両親と弟、妹。身長177センチの左ボクサーファイター。通常体重は69キロ。

◆ライト級 リミット58・96キロ~61・23キロで全17階級中の真ん中。体重70キロ前後の選手が絞ってくる。男性の平均的ウエートで層が厚く、本場の米国や中南米でも人気が高い。デュラン(パナマ)、アルゲリョ(ニカラグア)、チャベス(メキシコ)、カマチョ、デラホーヤ、メイウェザー(すべて米国)などスターを輩出し、現在も元3団体統一王者の「ハイテク」ロマチェンコ(ウクライナ)、元世界3階級王者リナレス(帝拳)が主戦場とする。日本人で世界王座を奪取したのはガッツ石松、畑山隆則、小堀佑介の3人。

1回、今永(左)は浜崎に右パンチを見舞う(撮影・たえ見朱実)
1回、今永(左)は浜崎にパンチを見舞う(撮影・たえ見朱実)
2回、今永(右)は浜崎の顔面にパンチを打ち込む(撮影・たえ見朱実)
62キロ契約6回戦 2回、今永(右)は浜崎からダウンを奪う(撮影・たえ見朱実)
今永と井上の比較表
62キロ契約6回戦 ラウンドガールを務めるCHIAKIさん(撮影・たえ見朱実)
ラウンドガールを務めたジェニーさん(撮影・たえ見朱実)

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田中恒成、世界前哨戦飾る「決まったものを絶対に取ります」4階級制覇へ井岡一翔との再戦も視野

橋詰将義に5回TKOで勝利し新チャンピオンになった田中(中央)。左からラウンドガールを務めたCHIAKIさん、1人おいてJENNYさん(撮影・たえ見朱実)

<プロボクシング:WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇29日◇東京・後楽園ホール

元世界3階級制覇王者田中恒成(27=畑中)が世界前哨戦でTKO勝利を飾った。WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(28=角海老宝石)に同級1位として挑戦し、5回2分52秒、レフェリーストップによるTKO勝ち。同王座獲得に成功し、世界4階級制覇に向けて前進した。

現在、世界スーパーフライ級はWBO王者が19年大みそかに敗れている井岡一翔(志成)、WBAスーパー、WBCフランチャイズ王者がフアン・フランシスコ・エストラーダ(32=メキシコ)、WBC正規王者がジョシュア・フランコ(26=米国)、IBF王者がフェルナンド・マルチネス(30=アルゼンチン)となっている。

IBFは王者マルチネスが前王者ジェルイィン・アンカハス(30=フィリピン)との再戦が決まりそうな気配。WBOは王者井岡が7月13日に元4階級制覇王者ドニー・ニエテス(40=フィリピン)との5度目防衛戦を控える。井岡との再戦について、田中は「それはWBOが井岡選手でもニエテス選手でもIBFでも勝った王者に挑戦します。もともと選んでやるタイプでもない。決まったものを絶対に取ります」と気合を入れ直した。

年内に地元名古屋で世界前哨戦を1試合行い、来年の世界再挑戦を目指すという。所属ジムの畑中清嗣会長は4階級制覇を狙う世界王座の選択肢として「第1はWBO、(第2に)IBF。10月のWBO総会にも恒成を連れていきたいと思います」と明言していた。

5回、田中(左)は橋詰にパンチを打ち込む(撮影・たえ見朱実)
4回、田中恒成(右)のパンチが橋詰将義の顔面にヒット(撮影・たえ見朱実)
62キロ契約6回戦 ラウンドガールを務めるCHIAKIさん(撮影・たえ見朱実)
ラウンドガールを務めたジェニーさん(撮影・たえ見朱実)

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元世界3階級制覇田中恒成の挑戦受ける橋詰将義「なめるなよ、という感じ」王者のプライド見せる

計量クリアしたWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義

プロボクシングWBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(28=角海老宝石)が過去最強の相手との初防衛戦に臨む。29日、東京・後楽園ホールで同級1位の元世界3階級制覇王者田中恒成(27=畑中)の挑戦を受ける。

28日に東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、100グラム少ない52・0キロでクリアした田中に対し、リミット52・1キロでパスした。

計量時に田中と対面した橋詰は体格などをチェックし「全部、想定通りだった」と自信の笑みを浮かべた。世界ランキングでWBO3位、IBF5位、WBC6位に入っている田中の立場を意識し「世界ランクで1ケタに入っている。初防衛に成功すれば自分の評価は上がる。対戦の話が来た時、すぐにイエスと言った。真のチャンピオンに認められれば」と気合を入れ直した。

本来ならば、世界王者の田中に挑戦者として対戦したかったと明かした橋詰は「向こうは『世界』から(アジアに)ランクを下げている。『なめるなよ』という感じです」と王者としてのプライドをみせつける覚悟を示していた。

WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(左)とにらみ合う挑戦者の元世界3階級制覇王者田中恒成
WBOアジア・パシフィック・スーパーフライ級王者橋詰将義(左)と挑戦者の元世界3階級制覇王者田中恒成

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井上尚弥、バトラー陣営製作のにらみ合う合成写真に「やる気なんだな、決まるんだなと」

WBO王者バトラー(右)と契約する米プロベラム社公式サイトに掲載された井上とのフェースオフ合成写真(プロベラム社公式サイトより)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、WBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営製作によるフェースオフ合成写真をチェックし、気持ちを高ぶらせた。

7日にノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回TKO撃破し、日本人初の3団体統一王者となった井上は29日、横浜市内の所属ジムで練習を再開した。

4団体王座統一戦の対抗王者バトラーが契約を結ぶ米プロモート、プロベラム社公式サイトに掲載された井上とバトラーがにらみ合う合成写真を見たと明かし「だから向こうのプロモーターもやる気なんだなと。(4団体統一戦が)決まるんだなと気持ち的にも高まりますね」と歓迎。「ここまで来たらバンタム級でやり残した試合は1つかなと。交渉がうまくいって、4団体統一戦が決まればしっかり勝ちにいきたい」と意気込みを示した。

約20日間のオフについて、試合当日に見舞われた空き巣被害にも言及しながら「試合が終わってから、いろいろあり、空き巣もあり、試合直後は気持ち的に休めることができなかった。3週間ほどゆっくり休んで気持ちの回復もできて頑張っていけると思う」と決意も新た。所属ジムの大橋秀行会長は「まだ発表できないが、必ず大きな試合になる。来るべき日に備えていきたい」とバトラー側との交渉が順調に進んでいることを明かした。

練習を公開した井上尚弥(撮影・野上伸悟)

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井上尚弥「まだ捕まっていない」試合当日空き巣被害「実際見たら腹立たしい」対策着手し警戒強化

練習を公開した井上尚弥(撮影・野上伸悟)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が7日のノニト・ドネアとの3団体王座統一戦当日に空き巣被害に見舞われたことを受け、今だ犯人が逮捕されていないと明かした。

28日、横浜市内の所属ジムで始動した後、報道陣との質疑応答で空き巣被害について言及。「(被害を)知ったのは試合直後ぐらい。まず想像がつかなかった。実際に(被害を)見たら腹立たしいですよ。試合直後はなかったですが、怒りは徐々に出て…」と心境を明かした。

犯人は防犯カメラの映像に残っていたものの、顔は覆面で覆われてたという。

これまで試合1カ月前からホテル生活するケースが多かった井上だが、残した家族らのことも心配のため「試合前のホテル生活はやめようかなと思っています。自分がいないのは心配ですし」とさまざまな対策を取り始めていると強調。海外遠征や走り込み合宿を行う場合には「誰かを家においていきます」と警戒心を強めていた。

神奈川県警によると、試合前の7日午後4時半ごろ、試合で不在だった井上の神奈川県内になる自宅に何者かが入り、かばんや貴金属など十数点を盗んだという。付近で男2人が目撃され、県警が行方を捜査している。

練習を公開した井上尚弥(撮影・野上伸悟)

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井上尚弥「12月ぐらい」バトラーとの4団体王座統一戦を想定し練習開始「照準を合わせている」

練習を公開した井上尚弥(撮影・野上伸悟)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が今年12月の4団体王座統一戦を想定し、本格的に始動した。

7日にノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回TKO撃破し、日本人初の3団体統一王者となった井上は29日、横浜市内の所属ジムで練習を再開。残りの対抗王者となるWBO世界同級王者ポール・バトラー(33=英国)との4団体王座統一戦に向け「12月ぐらいを自分は想定して照準を合わせています」と明かした。

スパーリングも7月から開始する予定。元世界3階級制覇王者八重樫東トレーナーとの走り込み合宿なども「試合が決まれば合宿も相談しながらやっていきたい」と意欲満々。既にダイジェスト映像ながらバトラーの試合動画もチェックしており、正式決定すれば本格的なバトラー対策に入る見通しとなっている。

さらに大橋秀行会長はバトラー戦を想定し、欧州から練習パートナーを招聘(しょうへい)する計画も明かした。

同会長は「試合直前の練習パートナーとして呼びたいと思っている。(バトラーが)強敵なのは間違いない」と警戒。井上は「バトラー戦が正式に決まれば、彼も王者だし刺激になる。(7日の)ドネア戦であれだけのパフォーマンスをしたので、期待されるのは重々承知している。(バトラー戦も)あれぐらいの試合をしないといけないですね」と自らハードルを設定していた。

練習を公開した井上尚弥(撮影・野上伸悟)

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矢吹正道、再起戦は9・10三重・四日市市総合体育館に変更 地元から世界王座奪取へ再出発

矢吹正道(2018年9月29日撮影)

ボクシングの緑ジムは27日、前WBC世界ライトフライ級王者・矢吹正道(29)の再起戦の日程変更を発表した。

当初は8月11日に愛知・刈谷市産業振興あいおいホールで、WBO同級5位タノンサック・シムシー(タイ)と契約体重50キロの10回戦が予定されていた。対戦相手は変わらず、9月10日に三重・四日市市総合体育館に変更となる。地元の三重テレビが中継する。

三重・鈴鹿市出身の矢吹は、高校時代を四日市四郷高で過ごした。やんちゃした時期ではあるが、青春時代の思い出が詰まった地。緑ジムの松尾会長によると「本人も地元でやりたいと言ってきたので、変更することになった」と説明。地元から、世界王座奪取へ再出発することになった。

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井上尚弥の野望「すごく理想なのかな」階級上げスーパーバンタムでの4団体統一王者同士の夢対決

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が4団体統一後、1階級上のスーパーバンタム級4団体統一王者との夢対決を希望した。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。WBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)との年内の4団体統一戦交渉が進んでいることを明かした上で、来年に向けた理想プランを口にした。

井上は近い将来、1階級上のスーパーバンタム級への転級を目指している。同階級では、ムロジョン・アフマダリエフ(27=ウズベキスタン)がWBAスーパー、IBF王座を統一、スティーブ・フルトン(27=米国)がWBC、WBO王座を統一している。この2団体王座統一王者同士による4団体統一戦の待望論が挙がっている。

年内に4団体王座統一することを前提に、井上は「この両選手が(4団体王座)統一戦の流れになるのなら(自身が階級を上げて)4団体王者同士が戦うのがすごく理想なのかなと思います」との野望を口にしていた。

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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井上尚弥、バトラーと年内4団体統一戦実現へ「流れ的に良いと聞いている」交渉順調と明かす 

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が年内の4団体統一戦に向けて順調に交渉が進んでいることを明かした。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。残り1人の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営と対戦交渉に入っていると明かした。

井上は「バトラーとの交渉につきましては(所属ジム)大橋(秀行)会長から交渉中で流れ的にはいいと聞いている」と明かした。具体的な日程、開催国については未定としながら「4団体統一戦が実現するなら日本でも米国でも英国でもどこでもいいと思っています」と口調を強めた。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となった。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場。 井上は「ドネア戦での勝ち方次第と言われていたので、1位になるのかなと(思っていた)。これ以上ない試合内容で終わることができ、PFP1位となり満足する結果でした。PFP1位という立ち位置もあるので、それにふさわしい試合をこなしたい。その上で4団体統一した上でスーパーバンタム級で新たな挑戦したい」と意気込みを示した。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
会見前、ファイティングポーズする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
ポール・バトラー(ロイター)

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井上尚弥、那須川天心vs武尊は「見てましたし、刺激を受けることもありました」注目対決に言及

報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、19日に東京ドームで対戦したキック注目対決、那須川天心-武尊戦について言及した。

27日、東京・千代田区の日本外国特派員協会で会見。世間的な注目を浴びたキック対決について「もちろん日本人として日本人の最強2人が戦った2人は見てましたし、刺激を受けることもありました」と口にした。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となったことを受け、会見をオファーを受けていた。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場となった。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

会見場入りする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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井上尚弥、PFP日本人初1位に「メディアの注目を浴びてありがたいこと」外国特派員協会で会見

会見前、ファイティングポーズする井上尚弥(撮影・鈴木正人)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が「世界最強ボクサー選定」に感謝の言葉を口にした。

27日、東京・千代田区の外国特派員協会で会見に臨んだ。10日(日本時間11日)に世界的にもっとも権威のある米老舗ボクシング専門誌「ザ・リング」が階級を超越した最強ボクサーを決めるパウンド・フォー・パウンド(PFP)で日本人初の1位に選定して以来、初の公の場。井上は「ドネア戦が終わって結果的にPFP1位にランク付けされましたし、メディアの注目を浴びてありがたいこと」と感謝した。

7日にさいたまスーパーアリーナで元5階級制覇王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)との3団体王座統一戦を2回TKO撃破で勝利。日本人初の3団体統一王者となったことを受け、会見のオファーを受けた。

既に残り1人の対抗王者となるWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(33=英国)陣営とは対戦交渉に入っている。年内の4団体統一戦実現に向けて今月中にはジムワークを再開する予定となっている。

プロボクシングの世界王者では過去にWBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(ワタナベ)、世界4階級制覇王者のWBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(志成)らが日本外国特派員協会で会見している。

会見場入りする井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)
報道陣の質問に答える井上尚弥(撮影・鈴木正人)

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WBC世界スーパーフライ級王者ロドリゲスが初防衛成功 元王者シーサケットを8回TKOで撃破

<プロボクシング:WBC世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇25日(日本時間26日)◇米フロリダ州サンアントニオ・テック・ポート・アリーナ

WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(22=米国)が初防衛に成功した。元同級王者の同級2位シーサケット・ソールンビサイ(35=タイ)の挑戦を受け、8回1分50秒、TKO勝利を収めた。

サウスポー同士の対決でロドリゲスが技術、速さで上回った。コンパクトなパンチを的確にヒットさせた。シーサケットのボディー攻撃をしのぎ、7回には左フックでスリップ気味ながらもダウンを奪取。8回に左ストレートからの連打で攻め切り、元王者をレフェリーストップに追い込み、地元サンアントニオで快勝した。

ロドリゲスは今年2月、元WBC世界同級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)との同級王座決定戦で3-0の判定勝利を収めて新王者となっていた。

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日本王座獲得の堤聖也「プロ転向のきっかけの1人。上の舞台で」井上拓真との世界争いに意欲

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)

<プロボクシング:日本バンタム級タイトルマッチ10回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

日本バンタム級1位堤聖也(26=角海老宝石)が同王座獲得に成功した。初防衛戦だった同級王者沢田京介(34=JBスポーツ)に挑み、8回47秒、レフェリーストップによるTKO勝ちを収めた。

2回に左フックでダウンを奪取。6回には強烈な左アッパー、7回には打ち合いもみせ、8回に右ストレートでぐらつかせ一気にラッシュを仕掛けて勝負を決めた。

アマチュアを通じても自身初となる日本一の称号。堤は「ボクシングを始めて13年。今日のためにやってきました」と感慨深げ。勝利直後はコーナーポストによじ登り、雄たけびをあげた。7回終了後のインターバルでセコンド石原雄太トレーナーに「倒しにいきます」と宣言し、有言実行で仕留め、大きな自信になった。

リング上で、堤は応援に駆けつけた母邦代さんに感謝の言葉を届けた。「ボクがボクシングを始めた時からそばで支えてくれたボクの母、お母さん、あなたがいたから育ててくれたから日本のベルトを巻くことができた。これはあなたのおかげです。愛している。このベルトよりももっともっと高いベルトを取ったら見せるから元気でいてください」。

世界バンタム級は、モンスター井上尚弥(大橋)が3団体を統一し、年内には4団体統一を目指そうとしている。「ボクが目指すところは世界なので1つ1つクリアして頑張りたい」と口にした堤は「自分は井上尚弥さんの次の、ネクスト・エイジだと思っている」と自己分析。標的は井上尚弥の弟で元WBC世界同級暫定王者拓真(大橋)とし「高校時代に負けているから対戦したい。(井上拓が)プロ転向のきっかけの1人でもある。上の舞台で戦いたいですね」と将来的に世界舞台で拳を交える希望を口にした。

日本バンタム級王座を獲得した堤聖也(右)。左は石原雄トレーナー

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元東洋太平洋Sバンタム級王者・和気慎吾が再起戦勝利「もう1度世界舞台に立ってベルト巻く」

右ジャブをねじ込む元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(右)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦>◇23日◇東京・後楽園ホール

元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気慎吾(34=FLARE山上)が再起戦を飾った。日本同級9位水谷直人(33=KG大和)との同級8回戦に臨み、7回2分56秒、TKO勝利を挙げた。サウスポー同士の打ち合いとなったが、左ボディーアッパー、上下への連打で攻め続けると7回終了間際でレフェリーストップに追い込んだ。

昨年11月、元WBC世界バンタム級暫定王者井上拓真(大橋)とのWBOアジア・パシフィック同級王座決定戦に判定負けして以来、7カ月ぶりのリングだった。圧勝を目標に掲げていただけに「苦戦したのは反省点で残念。言い訳できないですが、前回、井上拓真選手との大きい試合で負けてから進退を考えた」としながら、会場に足を運んだ1185人の観衆に向けて感謝の気持ちを伝えた。「自分にはこれだけたくさん応援してくれる人がいたので再起できました。中途半端にはできない。もう1度あの世界舞台に立って、世界ベルトを巻く強い気持ちでリングに立ちました」と報告。16年7月、ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)とのIBF世界同級王座決定戦で敗れて以来の世界再挑戦を見据えた。

緊張した再起戦のリングを振り返り「すごく重圧があって、1人で苦しい思いをして減量した。ただ勝ったことで次に舞台が用意されている。その舞台がある限りリングに立つつもりです」と気合を入れた。現在、WBC世界同級19位に入っているものの、まだ世界挑戦可能なランクではない。まずは世界ランキングのアップを狙うことになる。

再起戦勝利の勝ち名乗りを受けた元東洋太平洋スーパーバンタム級王者和気(左)

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亀田和毅、ボクシング転向の那須川天心との対戦を熱望「盛り上がるなら喜んでやりたい」

那須川天心との対戦を熱望した亀田和毅(撮影・実藤健一)

元2階級制覇王者でWBA世界スーパーバンタム級3位の亀田和毅(30=TRYBOX平成西山)が23日、兵庫県西宮市内の所属ジムで取材に応じ、ボクシングに転向する那須川天心(23)との対戦を熱望した。

和毅は、ジム移籍初戦として7月30日に神戸市中央体育館でウィリアム・エンカーナシオン(33=ドミニカ共和国)とフェザー級10回戦を戦う。エンカーナシオンはロンドン五輪代表のオリンピアンでWBCラテンアメリカスーパーバンタム級王者。強打を誇るオーソドックスのボクサーファイターだ。

強敵との一戦。だが、和毅の視線はその先を見据える。キックボクシングで頂点を極めた天心が、ボクシング界に挑んでくる。スーパーバンタム級、フェザー級が有力とされ、そこは和毅と同じ土俵となる。

和毅は「ボクシング界が盛り上がるなら、喜んでやりたい。下(違うカテゴリー)から出てくる選手が出てこないと、ボクシング界は盛り上がらない。自分はその壁になりたい」と言った。

那須川の武尊との試合も動画中継でしっかりチェックした。「反応、スピードはすごいと思うが、ボクシングでどれだけ引き出しがあるか。6回戦、8回戦レベルなら問題ないと思うがタイトルマッチの10回戦、12回戦は未知数。武尊戦でも3回にはスタミナが危なかったように思うし、そこは分からない部分が多い」と話した。

和毅はベルトへのこだわりはない。「もう2回、ベルトはとっているし、関係なく(天心とは)やりたい。見ている人の記憶に残るような、そういう試合をやりたい」。元世界2階級制覇王者とキック界の頂点を極めた男との対戦が実現すれば注目度、盛り上がりは間違いない。

和毅も日本のボクシング史に残る、ビッグマッチ実現だけを願っている。【実藤健一】

那須川天心との対戦を熱望した亀田和毅(撮影・実藤健一)

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王者沢田京介「インパクトある試合」挑戦者の堤聖也「自信がある」日本バンタム級王座戦前日計量

計量クリアした日本バンタム級王者沢田京介(左)と挑戦者の同級1位堤聖也

プロボクシング日本バンタム級タイトルマッチ10回戦は23日、東京・後楽園ホールで開催される。

22日に都内の日本ボクシングコミッションで前日計量が行われ、同級王者沢田京介(34=JBスポーツ)はリミット53.5キロ、挑戦者の同級1位堤聖也(26=角海老宝石)は100グラム少ない53.4キロでクリア。今年2月、大嶋剣心(帝拳)との同級王座決定戦を制し、新王者となった王者沢田にとって約4カ月ぶりのリングとなる。

「今年2月に(ベルトを)取った時よりも調子良く仕上げることができた」と手応えを口にした沢田は「インパクトある試合で防衛したい」と気合を入れ直した。故郷の北海道・石狩市から両親や妹、東京の家族、後援者らを含めて250人近くの応援団のサポートを受けるという。「チャンピオンとしての実力をみせたい。ベルトは渡すつもりはない」と強調した。

一方の堤は20年10月、元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(志成)と引き分けて以来のリング。20年1月には、後に東洋太平洋バンタム級王者となった中嶋一輝(大橋)とも引き分けているアマ出身の実力者。

「引き分けるなら負けた方がまし。沢田選手が勝ったら見事だと言える。負けたら仕方ないというぐらいのやってきた。(勝つ)自信がある」とキッパリ。

計量後の写真撮影時には沢田が肩にかけたベルトをみつめ、「明日は俺のものになるのかと見ていました。よだれが出る」と日本王座奪取への意気込みを示していた。

計量クリアした日本バンタム級王者沢田京介
日本バンタム級王座挑戦に向けた計量をパスした同級1位堤聖也

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ボクサー那須川天心に期待 プロ3戦目世界王座に並ぶのは彼しかいない/大橋秀行の目

1回、那須川天(左)は武尊にパンチを打ち込む(撮影・菅敏)

<キックボクシング:THE MATCH 2022>◇19日◇東京ドーム

那須川の左ストレート、左カウンターはキックボクシング、ボクシング両方に通じる技術だと感じながら戦う姿を見ていた。スピード、反射神経、パンチを繰り出すタイミングといい、これはもう天性の素質といえる。格闘技界だけでなく、世間的にも知名度があるだけにボクシング界でも活躍する姿を期待されるだろう。もちろん、それに応えるだけのボクサーになると確信している。

現在のウエートから見て、ボクシングの階級でいえばバンタム級かスーパーバンタム級あたりを主戦場とするだろう。プロデビューの対戦相手も日本王者、東洋太平洋王者クラスと拳を交えても十分に勝てるはずだ。私は4年前、那須川を見た時に感じたことがある。75年にプロ3戦目で世界王座を獲得したムエタイ出身のサンセク・ムアンスリン(タイ)の記録に並ぶことができるのは、日本人で那須川しかいないと。ムアンスリンと同様、プロ3戦目に世界王座を目指すにはデビュー戦から日本、東洋太平洋王者らと拳を交えることを期待したい。(元WBA、WBC世界ミニマム級王者、大橋ジム会長)

1回、那須川天(右)は武尊からダウンを奪う(撮影・菅敏)
試合を終え、抱き合う那須川(後方)と武尊(撮影・足立雅史)

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那須川天心、帝拳ジム入りへ 村田諒太ら世界王者12人輩出の名門でボクシング王者目指す

那須川天心(中央)と帝拳ジム葛西裕一トレーナー(右)。左は元WBC世界スーパーフェザー級王者三浦隆司氏(2018年2月撮影)

キックボクシングのRISE世界フェザー級王者・那須川天心(23=TARGET/Cygames)が、因縁の対決を制した。K-1の3階級制覇王者で現スーパーフェザー級王者武尊(30=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)との58キロ契約3分3回(延長1回)に臨み、5-0の判定勝ち。キックの公式戦で負けなしの42連勝とし、花道を飾った。ボクシングに転向する那須川は名門・帝拳ジムでデビューすることが有力となった。

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那須川が最高の環境でボクシング世界王者を目指す方向であることが分かった。前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太ら世界王者12人を輩出した名門ジム・帝拳ジムへの入門が有力だ。今後、帝拳ジム側と本格的に契約交渉に入る見込みだという。

那須川の父弘幸トレーナー、那須川が主戦場としてきたキックボクシングRISE伊藤隆代表と帝拳ジム本田明彦会長は以前から良好な関係にあり、関係者によれば契約交渉もスムーズに進みそうだという。本田会長はプロボクシング界で世界的なネットワークを持っており、マッチメーク力もトップクラス。那須川にとってボクシング転向の所属ジムとして申し分ない。

那須川が中学3年から帝拳ジムに出げいこするなど、関係は深かった。帝拳ジムで97年から20年間、トレーナーを務めていた元東洋太平洋スーパーバンタム級王者葛西裕一氏(グローブス代表)の指導を受けてきた経緯もあり、那須川のボクシングには「帝拳イズム」が流れている。

この武尊戦のために一時的に中断していたが、ボクシング転向に向けたジムワークは帝拳ジム中心で続けてきた。同ジムでは、世界2階級制覇(フェザー級、スーパーフェザー級)を成し遂げた粟生隆寛トレーナーの指導を受け、22年中のボクシング転向を見据えてきた。両者間の契約交渉がスムーズに進めば、年内には帝拳ジムからプロテストを受験、プロデビューすることになりそうだ。

◆那須川天心(なすかわ・てんしん)1998年(平10)8月18日、千葉県生まれ。5歳で極真空手を始め、小5でジュニア世界大会優勝。その後キックボクシングに転向し、14年7月にプロデビュー。15年5月にプロ6戦目で史上最年少16歳でRISEバンタム級王座に輝いた。16年12月にRIZIN初参戦。18年6月には階級を上げ、初代RISE世界フェザー級王者に。プロ通算成績は46戦46勝(31KO)。20年6月から始めたユーチューブの登録者数は89・2万人。165センチ。

◆帝拳ジム 所在地は東京都新宿区神楽坂。1946年(昭21)8月、帝国拳闘会拳道社として設立。後の初代コミッショナー田辺宗英がジム会長就任。本田明マネジャーが2代目会長就任も65年に死去し、立教高3年だった17歳の次男明彦現会長が引き継いだ。70年10月に大場政夫がWBA世界フライ級王座を獲得。86年7月には浜田剛史がWBC世界スーパーライト級王座獲得。その後、ホルヘ・リナレス、西岡利晃、粟生隆寛、山中慎介、村田諒太ら世界王者12人を輩出。

判定勝ちした那須川天(右)は雄たけびを上げる。左は武尊(撮影・菅敏)
3回、那須川天(左)は武尊にパンチを打ち込む(撮影・菅敏)
3回を戦い終え、武尊(右)と抱き合う那須川天(撮影・菅敏)
判定で武尊(左)に勝利し、深々と頭を下げる那須川天(撮影・菅敏)

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武居由樹「夏の武居は強い」8・26東洋太平洋王座初挑戦 井上尚弥に「1ミリでも近づけたら」

8月26日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋スーパーバンタム級王座に初挑戦する元K-1同級王者武居由樹

元K-1スーパーバンタム級王者でプロボクシング東洋太平洋同級15位の武居由樹(25=大橋)が8月26日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル91大会で転向後初めて王座に挑戦する。同大会メインイベントで東洋太平洋同級王者ペテ・アポリナル(27=フィリピン)に挑むことが17日、発表された。同日に横浜市内の所属ジムで会見に臨んだ武居は「思っていたよりも早くタイトル戦が決まり、本当にうれしい。チャンスをつかみます」と転向5戦目で迎えたベルト奪取に気持ちを高揚させた。

挑戦する王者アポリナルはフェザー級から階級を下げてきたこともあり、体格が大きい。K-1時代に海外選手との対戦は多く経験しているが、フィリピン人選手と拳を交えるのは初めて。元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオや元世界5階級制覇王者ノニト・ドネア(ともにフィリピン)の名前を挙げながら武居は「フィリピンの選手は強いイメージがあるので気が抜けない。(アポリナルは)パワーもあって体も厚みがあって大きいので」と気持ちを引き締めた。

真夏の王座挑戦となるものの、自ら「夏男」を自負している。「夏の武居は強い。自信はあります」とキッパリ。6月7日には同門の先輩となるWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29)がドネアを2回TKO撃破。19日にはK-1の先輩王者となる武尊が那須川天心との対決で格闘技界を盛り上げていることもあり「自分も後れを取ってはいけないなと思います。尚弥さんの背中は遠いですが、1ミリでも近づけたらと思います」と気合を入れ直していた。

8月の東洋太平洋スーパーバンタム級王座挑戦がきまった元K-1同級王者武居(中央)。右端は大橋会長、左端は八重樫トレーナー

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