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カズ次男の三浦孝太「サッカーボールキックで仕留める流れを」2戦目7・31RIZINマソーニ戦

対戦相手が決まり会見を行う三浦孝太(撮影・中島郁夫)

元サッカー日本代表FWカズの次男で総合格闘家の三浦孝太(20)が、次世代スターの自覚を胸に2戦目に臨む。RIZIN37大会(7月31日、さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードが24日発表され、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36=ブラジル)と66キロ契約体重3分3回で対戦する。大きな注目を集めた19日の那須川天心-武尊戦で、格闘技熱は最高潮。都内で会見した三浦は、自ら次のスターへと駆けあがるための一戦に設定した。

    ◇    ◇    ◇

キック界の2大スターによる注目カード、那須川-武尊戦が19日に終了した。格闘技への関心の高さを実感する三浦は言った。「2人の、みんなに望まれているようなカードが終わり、ここからが本当の新しいスタートになる。次のスターに自分がなれるように。目の前の試合に集中して勝っていければいい」。会見では白いファッションで統一し、爽快感があふれた。次世代スターとしての自覚、決意の表れだった。

三浦は大みそかのRIZIN33大会で、元ホストのYUSHIにサッカーボールキックを決め、1回TKO勝ち。衝撃のデビューを飾った。コロナ禍でなければ、対戦するはずだったのが今回のマソーニ。5月5日のRIZINランドマーク3大会でも組まれたが、自身が4月の練習中に首を負傷。首ヘルニアで全治1カ月と診断され、今大会にスライドした。三度目の正直でようやく実現するカードとなる。首の痛みは癒え、5月上旬には練習を再開している。

マソーニは、9勝中4勝が一本勝ちと寝技が得意なファイター。三浦は「この7カ月間、対戦相手(マソーニ)を見据えて練習してきた。倒すのに必要なものは全体的にグレードアップしている」とし、「寝技は想定しているが、最後はサッカーボールキックで仕留められるような流れをつくりたい」とイメージした。

父は試合のために観戦しないものの「場所は違いますが、一緒に頑張れれば」。リハビリ中にアドバイスしてくれた父のためにも、必勝を胸にデビュー2戦目に備える。【藤中栄二】

対戦相手が決まり会見を行う三浦孝太(撮影・中島郁夫)
対戦相手のフェリペ“キングハンター”マソーニの写真を手にポーズを決める三浦孝太(撮影・中島郁夫)
対戦相手が決まり会見を行う三浦孝太(撮影・中島郁夫)
会見を終えた三浦孝太(撮影・中島郁夫)

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【RIZIN】元ホストYUSHI2回TKO勝利 東京ドーム大会名乗り「一番盛り上げられる」

勝利したYUSHI(C)RIZIN.FF

<RIZIN:ランドマーク大会3>◇5日◇会場非公開

RIZIN2戦目の元ホスト格闘家YUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が、地下格闘技出身のZENKI(29=益荒男teamDURGA)に2回TKO勝ちを収めた。

今夜のためにあつらえたマイケル・ジャクソンにインスパイアされたというキラキラのコスチュームを身に着け、青色の短髪で登場すると、試合も自身のペースで運んだ。

1回から、強烈なカーフキックやマウントポジションからのパウンドなど、得意の打撃の強さを披露。2回は疲れも見せたが、相手のガードが下がった所に的確な右フックを入れて、リングに沈めてみせた。

プロ初勝利を手にしたYUSHIは「悔しくて仕事もそっちのけでプロ格闘家として励んできた。ありがとうございました」と、興奮気味に振り返り「6月の東京ドームオープニングファイト。僕が一番盛り上げられるんじゃないかな」と、ビッグマッチ出場に名乗りを上げた。

4日に行われた前日計量で対戦相手のZENKIが2.75キロの超過。試合実施が危ぶまれたが、ファイトマネーの55パーセントを没収し、減点を課した上で試合を開始するなどして、実施に至った。

YUSHIは昨年大みそか大会でRIZINデビュー。元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(19=BRAVE)と対戦し、1回TKO負けを喫していた。格闘家としての真価が問われる一戦で結果を残し、「やっと勝てました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

攻めるYUSHI(C)RIZIN.FF
勝ち名のりを挙げるYUSHI(C)RIZIN.FF

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【RIZIN】試合前からトレンド入り 元ホストYUSHI、萩原京平への応援コメントなど並ぶ

記念撮影するファイター(撮影・中島郁夫)

総合格闘技RIZINは5日、番組ごとの視聴課金となるPPV(ペイ・パー・ビュー)を中心としたスタジオマッチ、ランドマーク大会3(会場非公開)を開催する。

試合開始は午後7時にもかかわらず、午後4時ごろからツイッターのスポーツ部門で「RIZIN」のワードがトレンド入りするなど、早くも盛り上がりを見せている。

元ホスト格闘家YUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)の2戦目や、メインイベントのクレベル・コイケ(32=ボンサイ柔術)-萩原京平(26=SMOKER GYM)戦などが注目を集めており、ツイッターには「YUSHIの入場、倉本の試合、クレベル-萩原だけで十分に元が取れる」「萩原の奇跡を信じる」などの応援コメントが並んだ。

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【RIZIN】「ちゃんとやれよ。なあ」地下格闘技出身ZENKI前日計量失敗 相手の元ホスト苦笑

ファイティングポーズをするYUSHI(左)とZENKI(撮影・中島郁夫)

5日開催の総合格闘技RIZINランドマーク大会3(会場非公開)に出場予定の地下格闘技出身のZENKI(29=益荒男teamDURGA)が4日、前日計量に失敗した。

契約体重62・0キロを2・75キロオーバー。60・75キロでパスした対戦相手の元ホスト格闘家YUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)は、読み上げられた体重を聞くと苦笑。あきれたような表情を浮かべた。フェースオフ(にらみ合い)では「減量ぐらいちゃんとやれよ。なめてんのか。なあ」などと、声をかける場面もあった。

ZENKIは「規定体重を守れなくてファンの皆様、今回は本当に申し訳ありませんでした。試合できるかはわからないが、いい方向に転べば全力で戦うのでその時はよろしくお願いします」と淡々と話した。

YUSHIは「スポーツマンとしてださい。でも、前回66キロでも戦ったので」と、試合実施に前向きな姿勢を示した。

試合の実施有無は、全選手を含めた関係者で協議し、決定するという。

計量をパスできなかったZENKI(撮影・中島郁夫)
計量をパスしたYUSHI(撮影・中島郁夫)

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【RIZIN】体重超過ZENKIファイトマネー55%没収など条件付きでYUSHI戦実施 

ファイティングポーズをするYUSHI(左)とZENKI(撮影・中島郁夫)

総合格闘技RIZINは4日、ランドマーク大会3(5日、会場非公開)の前日計量を行った。第1試合に出場するZENKIが契約体重を2・75キロ超過したため、条件付きで試合を実施すると発表した。

試合実施の条件は、以下の通り。

1.ZENKIの勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。

(1)対戦相手のYUSHIが勝った場合、その結果を公式記録とする。

(2)YUSHIが負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。

2.ZENKIに減点を課した上で、試合を開始する。本試合は階級超過体重が0・5キロ以上につき減点(レッドカード/50パーセント減)とする。

また、規定によりZENKIのファイトマネーは55パーセントが没収となった。

計量をパスできなかったZENKI(撮影・中島郁夫)
計量をパスしたYUSHI(撮影・中島郁夫)

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【RIZIN】元ホストYUSHIおとこ気「体重2キロ差あっても俺は戦うだけ」相手が計量失敗

計量をパスしたYUSHI(撮影・中島郁夫)

5日開催の総合格闘技RIZINランドマーク大会3(会場非公開)に出場する元ホスト格闘家のYUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が、おとこ気を見せた。

4日、前日計量で対戦相手のZENKI(29=益荒男teamDURGA)が、契約体重62・0キロを2・75キロ超過して失敗。フェースオフ(にらみ合い)では「ちゃんとやれよ」と注意するなど嫌悪感を示した。だが、その後は「前戦も66キロで戦った。体重2キロ差あっても俺は戦うだけ。しっかりブチのめしてヒーローが勝つところを見せる」と、コメント。不利な局面でも、試合実施に前向きな姿勢を示した。

計量後も「まあ関係ないですよ。頑張ります」と、にっこり笑顔。インタビューなどでは度々「ちっちゃい子に憧れられるような試合をしたい」と発言してきたYUSHIだが、この日のコメントでも「ヒーロー」ぶりを発揮した。

試合の実施有無は、全選手を含めた関係者で協議し、決定するという。

YUSHIは昨年大みそか大会でRIZINデビュー。元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(19=BRAVE)と対戦し、1回TKO負けを喫した。今大会は、格闘家としての真価が問われる一戦となる。

ファイティングポーズをするYUSHI(左)とZENKI(撮影・中島郁夫)
計量をパスできなかったZENKI(撮影・中島郁夫)

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【RIZIN】元ホスト格闘家YUSHI「かっこいい姿を」2戦目で初勝利誓う

記者会見でポーズを取るYUSHI(撮影・勝部晃多)

元ホスト格闘家のYUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)が、総合格闘技RIZIN2戦目で初勝利を誓った。

3日、2日前に迫ったランドマーク3(5日、会場非公開)の大会前インタビューに出席。地下格闘技で実力を磨いてきた初出場のZENKI(29=益荒男teamDURGA)戦を前に、「かなり練習してきた。絶対勝てると思うので、しっかり冷静に戦ってかっこいい姿を届けたい」と、ホワイトニング済みの白い歯をのぞかせた。

昨年の大みそか大会、さいたまスーパーアリーナで、元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(19=BRAVE)とデビュー戦を戦ったが、1回TKO負けを喫した。5カ月ぶりの試合となる今回は、格闘家としての真価が問われる一戦。「試されているというか、『どんな試合をするのか』というふうに見られていると思う。スカッとした勝利を届けたい」と、目標は明確だ。

昨年末から、三浦が所属するBRAVEや朝倉未来らのトライフォース赤坂で練習を重ねてきた。「(勝てる)自信がある。意識がある限りは戦う。背負うものがあるので勝ちにこだわって戦っている姿を見せる」と、初勝利のイメージはできている。

同大会に出場予定だった、戦友の三浦孝太はケガのために欠場。「なんでやねん! と思って悲しかった」としながらも「自分がスターになる」と宣言した。故山本“KID”徳郁さんや魔裟斗らの名を挙げ、「圧倒的記憶に残る選手になりたい。違う色として輝きたい。自分に足りないのはプレーヤーとしての実力だけ。他の面ではスーパースターになれる自信がある」と言い切った。入場のパフォーマンスなども、細かく担当のアナウンサーと打ち合わせ。準備は万全。あとは勝利をつかむだけだ。【勝部晃多】

記者会見で笑顔を見せるYUSHI(撮影・勝部晃多)

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【RIZIN】カズ次男と対戦した元ホストYUSHI再起誓いZENKI戦 追加3試合発表

YUSHI(2021年12月31日撮影)

総合格闘技RIZINは21日、オンライン形式で記者会見を開き、来月5日開催の配信中心の大会、ランドマーク3の追加カード、倉本一真(35=リバーサルジム新宿MeWe)-魚井フルスイング(36=和術慧舟会HEARTS)、YUSHI(34=HI ROLLERS ENTERTAINMENT)-ZENKI、関鉄矢(28=SONIC SQUAD)-原口央(あきら、26)3試合を発表した。

今月16日に行われたトリガー3大会で、ぎっくり腰の影響で試合を回避した金太郎(29=パンクラス大阪稲垣組)と対戦予定だった倉本は「魚井選手にはありがたい。どこで戦っても自分の持ち味を出して戦う、敬意をもって魚井選手をボコボコにする」と意気込みを語った。

また、昨年の大みそか大会で、元サッカー日本代表FWカズの次男・三浦孝太(19=BRAVE)のデビュー戦の相手を務めた、元ホストのYUSHIは「(相手は)入れ墨が入っていて見た目も悪そうなので、子どもたちに悪者をやっつけるように頑張るだけ」。プロ初戦となった前戦は、サッカーボールキックを受けて1回TKO負けを喫しており「判定で決着をつける気はない。どのタイミングでKOするのかこだわりたい」と再起を誓った。

同大会は、既に2カードが発表済み。フェザー級最強を目指すクレベル・コイケ(32=ボンサイ柔術)は萩原京平(26=SMOKER GYM)と、デビュー2戦目の三浦孝太はブラジル人ファイター、フェリペ“キングハンター”マソーニ(36)と対戦する。

21年12月、三浦孝太対YUSHI 試合後、三浦孝太の父、カズ(左)と言葉を交わすYUSHI

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大みそかRIZIN視聴率、昨年超え7・4% 朝倉未来、カズ次男ら激闘

斎藤裕(右)に勝利した朝倉未来(2021年12月31日 撮影)

昨年12月31日にフジテレビ系で放送された格闘技イベント「RIZIN(ライジン)33」の中継番組「大晦日はRIZIN」(午後6時~同11時45分)は、第3部(午後8時~同11時)の平均世帯視聴率が7・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが2日、分かった。

昨年より0・1ポイントアップし、新世代の人気選手らによる激闘が視聴者をひきつけ、熱い格闘技人気が裏付けられた格好となった。第3部の個人視聴率は4・6%だった。

前年の20年大みそかの同イベント中継は、午後8時から午後10時30分までの第3部の世帯視聴率が7・3%だった。

今回の平均世帯視聴率は第1部(午後6時~同7時)は6・0%、第2部(午後7時~同8時)は5・5%、第4部(午後11時~同11時45分)は4・3%だった。 平均個人視聴率は第1部は3・6%、第2部3・7%、第4部は2・5%だった。

今大会では一部試合が生中継され、ユーチューバーとしても人気の”路上の伝説”朝倉未来(29)と前RIZINフェザー級王者の斎藤裕(34)の激闘が注目を集めた。一昨年11月の同王座決定戦では斎藤が3-0で判定勝ち。ともに熱狂的なファンを持つ注目の闘いだったが、すさまじい緊張感が漂う攻防の末、朝倉が3-0で判定勝ちしてリベンジを果たした。

キングカズこと元サッカー日本代表FW三浦知良(54)の次男三浦孝太(19)の格闘家デビュー戦は、元ホストで地下格闘技出身のYUSHI(33)と対戦して1R3分にサッカーボールキックで劇的にTKO勝ちした。

また人気ユーチューバーで格闘家のシバター(36)はK-1 WORLD GPウエルター級元王者久保優太(34)を相手に、1R1分35秒に腕ひしぎ十字固めで勝利した。

RIZINバンタム級JAPAN GP決勝は、扇久保博正(34)が、優勝候補の井上直樹(24)と、未来の弟・朝倉海(28)に立て続けに勝利する快挙を達成し、リング上から恋人にプロポーズして沸かせた。

ボクシング転向を発表している那須川天心(23)の「RIZIN卒業マッチ」となった五味隆典(43)とのエキシビションマッチも話題を呼んだ。また、”令和のヒクソン”とも呼ばれる強烈な極めを持つ柔術家ホベルト・サトシ・ソウザ(32)は、”お祭り男”矢地祐介(31)に腕ひしぎ三角固めで一本勝ちし、RIZINライト級王者を防衛し盛り上げた。

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【RIZIN】三浦孝太 勝利後は父カズと抱擁 母りさ子は涙ぐむ

デビュー戦でYUSHIを破り、父の横浜FCカズ(右)から抱きしめられる三浦孝太(C)RIZIN FF

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

サッカー元日本代表FWカズの次男、三浦孝太(19=BRAVE)がデビュー戦を白星で飾った。第1試合で登場し、元ホストのYUSHI(33)に宣言通りのサッカーボールキックを決めて、1回TKO勝ち。見守った両親の前で、カズダンスの締めのポーズを決めて歓喜した。試合後は、格闘技界のキングを目指すと宣言した。

三浦は、真っ先にリングサイドで観戦していた父、カズの元に向かった。緊張で顔をこわばらせていたキングは、数秒間の抱擁で父の顔に戻った。勝利の瞬間、父は万歳のポーズ、母りさ子は涙ぐんだ。三浦には父の声は聞こえなかったが「おめでとう」と、本気で喜んでくれたことが何よりもうれしかった。

一時は、大みそかのデビューを大反対された。何度も話し合いを重ね、熱意を届けた。「チャンスは何回も来るものではない。話をいただいたからには挑戦するのもいい」と、全力で後押ししてくれた。記者会見には父から借りたえんじのスーツで臨んだ。

「サッカー選手としても、父としても一番尊敬しています」。父の影響で大好きになった映画「男はつらいよ」のテーマ曲を背に入場。「お父さんに『堂々としていろ』と言われていたので平常心を保つことができた」と、サッカーボールキックで決めた。

幼い時は「カズの息子」として見られ、不快な経験をすることもあった。それでも、今の自分があるのは、父のおかげと言い切る。「小さい時は両親を悲しませることも多かった。見捨てずにデビュー戦を見に来てくれた。感謝の言葉しか思い浮かばない」と話した。19歳のキング伝説が幕を開けた。【勝部晃多】

◆三浦孝太(みうら・こうた)2002年(平14)5月28日、兵庫県神戸市生まれ。サッカー元日本代表FWカズ(三浦知良)とタレント三浦りさ子の次男。兄は俳優の三浦■太。東京・明星学園時代はサッカー部に所属するも、17歳の時に格闘技に熱中しプロ格闘家を志す。卒業後は進学せず、宮田和幸氏のジムBRAVEで研さんを重ねる。175センチ、66キロ。

※■=狩の守が僚のツクリ

次男・三浦孝太のデビュー戦を観戦に訪れた横浜FCカズ(右)と三浦りさ子(C)RIZIN FF

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【RIZIN】榊原CEO「コンスタントに試合に」カズ次男、継続参加へ

YUSHI(手前)を攻める三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇12月31日◇さいたまスーパーアリーナ

総合格闘技RIZINの榊原信行CEO(58)は、大会後に取材に応じ、カズ次男、三浦孝太をコンスタントにRIZINへ参加させるプランを明かした。

元ホストのYUSHIとのデビュー戦について「圧倒的に印象に残った。素晴らしかった」と評し、「今日が孝太にとって人と戦うのが初めての日ですからね。トップアスリートとの戦いだけが人の心をつかむわけではない。人間ドラマが心を揺さぶるというところを見せた」と、手放しでたたえた。

また、「実戦が何よりも成長につながると思う」とし「早いタイミングで次の実戦を組めたらいいなと思います」と宣言。「(若手の育成などをテーマにした)TRIGGER大会のエースにすべく、コンスタントに試合に出そうと思う」とプランを明かした。

三浦の勝利にガッツポーズして喜ぶ横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(奥)に勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】「格闘技界のキングになる」カズ次男三浦孝太1回TKO勝ち

YUSHI(手前)を攻める三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

サッカー元日本代表FWカズの次男、三浦孝太(19=BRAVE)がデビュー戦を白星で飾った。

第1試合で登場し、元ホストのYUSHI(33)に宣言通りのサッカーボールキックを決めて、1回TKO勝ち。見守った両親の前で、カズダンスの締めのポーズを決めて歓喜した。試合後は、格闘技界のキングを目指すと宣言した

勝利を飾った三浦孝太はリングで右膝をつき、右腕を高く上げた。サッカー界のレジェンドである父の代名詞「カズダンス」。三浦は試合後、「(カズダンスをしなかったことは)悩んだが、お父さんが誰よりもサッカーを愛して作り上げてきたもの。僕が簡単に踊っていいものではないので(最後の)、ポーズだけまねしました」と話した。

キングの遺伝子を存分に発揮した。先に仕掛けたのはYUSHIだったが、グラウンドの攻防になっても落ち着いていた。フロントチョーク、三角絞め、腕ひしぎ十字固めなど、次々と技を披露。相手の体力を削ると1回3分、フィニッシュで左足の強烈なサッカーボールキックで一閃(いっせん)。試合前の宣言通りの一撃で沈め、「うれしすぎて覚えていない。今まで生きてきて一番うれしい瞬間だった」と歓喜の表情をみせた。

堂々の総合格闘技デビューだ。「昨日もぐっすり眠りました。緊張はまったくなかった」。3万人の観衆を前にしても、中継カメラを向けられると決め顔を見せるなど、デビュー戦とは思えない立ち居振る舞い。19歳の背中に、15歳でブラジルに単身で渡り、18歳でプロ契約を勝ち取った父譲りの精神力が垣間見えた。

18年9月、三浦は1人の観客として、さいたまSAのスタンドにいた。那須川と堀口が激突した13大会、トップ同士の戦いを目の当たりにしたサッカー少年は、「格闘技の魅力にひかれていった」とプロを志した。同年、シドニー五輪レスリング日本代表宮田和幸氏のBRAVEで練習をスタート。「逃げにしか思えない」と大学進学はやめ、最低でも週6日、午前と午後の2部練習で総合格闘技のスキルを磨いてきた。19年7月から打撃の指導を受けるボクシング元王者の葛西裕一氏を「(ボクシングの)日本王者になれる」とうならせた高いポテンシャルをひっさげ、人生を変えるきっかけとなった思い出の地に、「ファイター」として帰ってきた。

試合後には、リング上で「格闘技界のキングになれるように一生懸命頑張ります」と、父のようなスターになることを宣言した。大みそかでのデビューが決まった際は批判の声もあがったが、ひたむきな姿勢はすぐにファンの心をつかんだ。「応援が力になった」と感謝。格闘技界のキングを目指す19歳が、大きな1歩を踏みしめた。【勝部晃多】

デビュー戦に勝利し父の横浜FCカズ(左)から抱きしめられる三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHIに勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】カズ次男三浦孝太「正直サッカーで勝った時よりうれしい」

デビュー戦でYUSHIを破り、父の横浜FCカズ(右)から抱きしめられる三浦孝太(C)RIZIN FF

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キングの次男、三浦孝太(19=BRAVE)がデビュー戦を白星で飾った。

第1試合で登場したJリーグ横浜FCのFWカズ(三浦知良)の次男三浦は、元ホストで地下格闘技8戦7勝を誇るYUSHI(33=フリー)と対戦。サッカーで培った強烈なサッカーボールキックで1回TKO勝ちを収めた。

三浦は、試合後インタビューに応えた。

主な一問一答は以下の通り。

-デビュー戦

三浦 試合が始まったら痛いと思わなかった。いつも通りだった。

-サッカーボールキックで決めた

三浦 そんなに簡単にできないと思っていたが、とっさに体が動いた。あんまり普段から練習をしている技ではない。試合前のサッカーボールキックのような動きは、平常心でいるためにサッカーの試合の時にやっていたストレッチ。いつでもチャンスがきたら盛り上げるんだという気持ちはあった。

-左足

三浦 サッカーの時は右足だが、左足を使うこともあったので何ら問題ない。

-サッカーの経験

三浦 サッカーをやっていた動きがいかされたのかなと。父と一緒のFWだった。正直サッカーで勝った時より、こっちの方がうれしくて、今まで生きてきて一番うれしい瞬間でした。

-寝技

三浦 ギロチンは得意。相手の息もぜいぜいいっていたので落ちたかと思ったが、そこから回復してきた。タフだなと思った。三角(絞め)はとっさに出た。相手は打撃が強いと思っていた。積極的にタックルに行った。ずっとグラウンドの練習をやっていたので全然焦りはなかったし、これなら勝てると思っていた。

-リング上のコメント

三浦 コメントは考えていなかった。応援してもらえる声が増えたのはこんなにも力になるんだと感じた。「親の力」と言われるのは仕方ないことだと思っているし、それ以外に自慢できるものはなかった。応援してくれたら頑張れるので、あのように言いました。

-点数をつけるなら

三浦 数字はわからないが、寝技も打撃も出せたので良かったのかなとは思う。想像以上に腕とかが疲れていた。実際だったら5分3回なのでそこに対応できる体を作りたい。

-今後

三浦 勝っても負けても無傷で帰れるとは思ってなかった。病院ですごす、どうなってもいいと思っていたので、これからの予定は決めていないです。もんじゃ焼きを食べたい。

YUSHI(奥)に蹴りを見舞う三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHIに勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)
三浦の勝利にガッツポーズして喜ぶ横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】完敗元ホスト「白スーツで血だらけの僕にハグ」カズにもKO

デビュー戦に勝利し父の横浜FCカズ(左)から抱きしめられる三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

第1試合で、三浦孝太(19=BRAVE)の注目のデビュー戦の相手を務めた元ホスト、地下格闘技8戦7勝のYUSHI(33=フリー)は完敗だった。

ホスト時代は、“神セブン”の1人としても君臨していた男。敗戦後も潔いコメントを残し、かっこよく散った。

サッカー界のキングのDNAを受け継ぐスター候補、三浦の力を素直にたたえた。

「散々、かっこいいところを見せると言っていたのにダサくてすみません。応援してくれる人がたくさんいたので、意識が飛ぶまでは頑張ろうと思っていた。あんなに寝技がうまいと思っていなかったし、力もあんなに強いとは思っていなかった。寝技の展開になったらパウンドで倒すというのを狙っていたが、強かった。ずっと格闘家としてやっていきたいとは思っていなかったので、2~3週間の調整で出たんですけど、そんなに甘くなかった。自分が人生の厳しさにぶち当たったな、と。もっと強くなってRIZINでかっこいい姿を見せられたら」と話した。

会場の白いハット、白いスーツの三浦の父カズについて聞かれると、丁寧に答えた。

「試合が始まる前に見えたので気になった。白いスーツなのに、試合後は血だらけの僕にハグしてくれた。おとこ気がすごいなと。国民的なスターってかっこいい」と、試合後も完全にKOされたようだった。

三浦の勝利にガッツポーズして喜ぶ横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】三浦孝太が勝利のカズポーズ「僕が簡単には…」ダンスは封印

YUSHI(奥)に勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

デビュー戦を勝利で飾った三浦孝太(19=BRAVE)が、リングで歓喜のカズダンスの締めのようなポーズを腕でとり、喜びを表現した。

第1試合に起用され、注目のデビュー戦で、元ホスト、地下格闘技8戦7勝のYUSHI(33=フリー)を下した。

三浦は「サッカーボールキックは体がとっさに動いた。(会場で見届けてくれた父からの言葉は)覚えていないです。『おめでとう』とは言っていたが、うれしすぎて覚えていない。今まで生きてきて、一番うれしい瞬間だった。(カズダンスをしなかったことは)悩んだが、お父さんが誰よりもサッカーを愛して作り上げてきたもの。僕が簡単に踊っていいものではないので(最後の)、ポーズだけまねしました。小さい時は、両親を悲しませることや、迷惑をかけることも多かった。見捨てずにデビュー戦を見に来てくれたので、感謝の言葉しか思い浮かばない。(今夜は)勝っても負けても無傷で帰れるとは思っていなくて、病院で過ごす、どうなってもいいと思っていたので、これからの予定は決めていないです」と話した。

サッカー界のレジェンドである父は、ゴールを決めると代名詞の「カズダンス」を踊る。ここ最近はゴールから遠ざかっているが、本場ブラジル仕込みの小刻みなステップと、独特の腕の使い方、さらにセクシーな締めのポーズまで、唯一無二のものとなっている。

心の広いカズは、後輩たちに広く使用を公認するなど、サッカー界を盛り上げるこのダンスへの思い入れは強い。

ただ、本家の踊りはカズの、カズによる、カズだけのもの。今後の孝太の活躍次第で、一子相伝の特別パフォーマンスになる? かもしれない…。

◆カズダンス ゴール後に、両手をグルグルと回しながら細かいステップを踏む。最後は股間あたりに左手を添え、右手は人さし指を突き上げるのが基本形だ。始めたのはブラジル・サントスと初のプロ契約を結んだ86年、19歳のころだった。カズは「ブラジルにいる時に(当時ブラジル代表の)カレカが、セリエAナポリでマラドーナと活躍していた。当時はイタリアが世界最高峰リーグで外国人枠も狭くてトップのトップしか行けなかった憧れの舞台。カレカが(得点時に)サンバのような動きをやっていて、やりたいと思った」と明かしている。日本で初披露したのは89年、テレビ朝日系の番組「ビートたけしのスポーツ大将」だった。公式戦では読売(現東京V)時代の92年4月、ゼロックス・チャンピオンズ杯決勝。親交があるタレント田原俊彦の意見も参考に改良したとの説もある。「完成したら(サンバとは)全然違っていましたね」。93年のJ開幕後はサッカー少年らがまねて日本中に広まった。選手にとっては憧れの儀式。11年3月29日の東日本大震災の復興支援チャリティーマッチでは喪章をつけてステップを踏んで被災地にエールを届けたこともある。

三浦孝太の勝利にガッツポーズして喜ぶ横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(奥)に蹴りを見舞う三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(奥)に勝利した三浦(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】デビュー戦勝利のカズ次男三浦孝太がカズダンスのポーズ??

YUSHIに勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

デビュー戦を勝利で飾った三浦孝太(19=BRAVE)が、リングで歓喜のカズダンスの締めのようなポーズを腕でとり、喜びを表現した。

第1試合に起用され、注目のデビュー戦で、元ホスト、地下格闘技8戦7勝のYUSHI(33=フリー)を下した。

サッカー界のレジェンドである父は、ゴールを決めると代名詞の「カズダンス」を踊る。ここ最近はゴールから遠ざかっているが、本場ブラジル仕込みの小刻みなステップと、独特の腕の使い方、さらにセクシーな締めのポーズまで、唯一無二のものとなっている。

心の広いカズは、後輩たちに広く使用を公認するなど、サッカー界を盛り上げるこのダンスへの思い入れは強い。

ただ、本家の踊りはカズの、カズによる、カズだけのもの。今後の孝太の活躍次第で、一子相伝の特別パフォーマンスになる? かもしれない…。

◆カズダンス ゴール後に、両手をグルグルと回しながら細かいステップを踏む。最後は股間あたりに左手を添え、右手は人さし指を突き上げるのが基本形だ。始めたのはブラジル・サントスと初のプロ契約を結んだ86年、19歳のころだった。カズは「ブラジルにいる時に(当時ブラジル代表の)カレカが、セリエAナポリでマラドーナと活躍していた。当時はイタリアが世界最高峰リーグで外国人枠も狭くてトップのトップしか行けなかった憧れの舞台。カレカが(得点時に)サンバのような動きをやっていて、やりたいと思った」と明かしている。日本で初披露したのは89年、テレビ朝日系の番組「ビートたけしのスポーツ大将」だった。公式戦では読売(現東京V)時代の92年4月、ゼロックス・チャンピオンズ杯決勝。親交があるタレント田原俊彦の意見も参考に改良したとの説もある。「完成したら(サンバとは)全然違っていましたね」。93年のJ開幕後はサッカー少年らがまねて日本中に広まった。選手にとっては憧れの儀式。11年3月29日の東日本大震災の復興支援チャリティーマッチでは喪章をつけてステップを踏んで被災地にエールを届けたこともある。

YUSHI(奥)に蹴りを見舞う三浦(撮影・滝沢徹郎)
デビュー戦に勝利し父の横浜FCカズ(左)から抱きしめられる三浦(撮影・滝沢徹郎)
カズダンスを決めるV川崎の三浦知良(1993年12月8日

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【RIZIN】カズ、りさ子夫人と歓喜!次男三浦孝太の勝利にガッツポーズ

三浦孝太の勝利にガッツポーズして喜ぶ横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

Jリーグ横浜FCのカズ(三浦知良)が、りさ子夫人とともに次男孝太のデビュー戦勝利に歓喜した。

白いハットに、白いタートルネック、「11」と書かれたマスクを着用して、リングサイドの席に座って次男のデビューを見守った。孝太は元ホストで地下格闘技で実績を残しているYUSHI(33)と、MMAチャレンジルール(66・0キロ)で3分3回で対戦し、1回TKOで勝利した。

“キング譲り”のサッカーボールキックでフィニッシュさせると、カズも両手を突き上げてガッツポーズ。リングから降りてきた息子と抱き合い、勝利の喜びを分かち合った。

デビュー戦に勝利し父の横浜FCカズ(左)から抱きしめられる三浦(撮影・滝沢徹郎)
観戦に訪れた横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)

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【RIZIN】カズ次男三浦孝太がサッカーボールキックで勝利!カズも祝福

デビュー戦に勝利し父の横浜FCカズ(左)から抱きしめられる三浦(撮影・滝沢徹郎)

<RIZIN33>◇31日◇さいたまスーパーアリーナ

キングの次男、三浦孝太(19=BRAVE)がデビュー戦を白星で飾った。第1試合で登場したJリーグ横浜FCのFWカズ(三浦知良)の次男三浦は、元ホストで地下格闘技8戦7勝を誇るYUSHI(33=フリー)と対戦。サッカーでつちかった強烈なサッカーボールキックをさく裂し1回TKO勝ちを収めた。

試合前の公言通り、父の影響で大好きになった映画「男はつらいよ」のテーマソングをバックに登場。寅さんのお守りを首から提げた三浦は、初出場にもかかわらず堂々とリングインした。先に仕掛けたのはYUSHIだったが、冷静に対処し、ギロチン、三角、腕十字など高い寝技スキルも披露。フィニッシュは左足のサッカーボールキックを一閃(いっせん)。リングサイドの父と抱き合って勝利を喜んだ。

試合後は、「会場に来てくれた人やテレビで見ている人、本当にありがとうございます。自分が出るってなったときはすごい批判の声や、誹謗(ひぼう)中傷の声などもきていたんですが、徐々に徐々に応援のメッセージも増えて本当に力になりました。そしてこういうチャンスを与えてくれた榊原さんをはじめ、ライジンの関係者の皆様、そして格闘技ファンの皆さん、ありがとうございます。そして何よりお父さんとお母さん、いっぱい小さいときは迷惑をかけたにもかかわらず、僕の初めての試合を見に来てくれて本当にありがとう。これから格闘技界のキングになれるように、一生懸命頑張るので僕のファンになってください。ありがとうございました」とさわやかに話した。

YUSHI(奥)に蹴りを見舞う三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(手前)を攻める三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(奥)に勝利しポーズを決める三浦(撮影・滝沢徹郎)
YUSHI(奥)に勝利した三浦(撮影・滝沢徹郎)
リングインした三浦孝太(撮影・滝沢徹郎)
観戦に訪れた横浜FCカズ(撮影・滝沢徹郎)

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三浦孝太のRIZIN秘策とは 独特の打撃パターン、葛西トレーナー明かす

葛西トレーナー(左)のミットにパンチを打ち込む三浦(葛西氏提供)

Jリーグ横浜FCのFWカズ(三浦知良)の次男で総合格闘家の三浦孝太(19)が31日、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN33大会で格闘技デビューする。大みそか恒例の大舞台の第1試合で、元ホストの格闘家YUSHI(33)との総合ルール66キロ契約体重3分3回に臨む。19年7月から三浦の打撃指導を担当する東京・用賀のボクシングジム「グローブス」代表の葛西裕一氏(52)が日刊スポーツの取材に応じ、デビュー戦に臨む三浦の「秘策」について解説した。

◇  ◇  ◇

葛西氏は三浦の対戦相手YUSHIのキックボクシング試合の動画をチェックしている。総合格闘技であっても、ゴング直後は立ち技の打撃から入るため、パンチの攻防が重要視されている。作戦の詳細については明かさなかった同氏だが、三浦が勝利するための「秘策」として、いくつかヒントを挙げた。

「ボクシングでもゴング後、簡単には(相手に)やらせないルーティンがある。相手を驚かせる動きというのかな。気持ちで先手が取れるようなパターンだと思うし、初対決の対戦相手には必ずはまる」と独特の打撃パターンを反復練習してきたことを明かした。

試合1週間前からゴング後、リング上での動きをイメージしながら三浦の肉体に刻み込んできた。リング上でステップしながら動く方向、角度、飛び込むタイミングなどのパターンを決めておくことで、試合に集中できる効果も期待できる。葛西氏は「ボクシングのデビュー戦で使う『裏技』みたいなものを全部、使っていくイメージかな」と強調した。

パンチ技術について「相手をまぐれ勝ちさせないやり方を伝えている」と言う。22日の公開練習で、三浦はきれいなフォームのワンツーなどをみせていたが、キーポイントになるパンチは意外にも「アッパーだと思う」と解説。自らがトレーナーを務めていたボクシングの名門・帝拳ジムでの指導経験を踏まえながら「帝拳イズムの技術かな」と不敵な笑みを浮かべた。

葛西氏自らは「最初聞いた時には、まだ早いかなと反対していた」という21年大みそかの格闘家デビューながらも、三浦にパンチ技術や秘策をすべて伝授できた手応えもある。2年以上も打撃指導してきた三浦に向け「攻め一辺倒ではなく、上体の柔らかさ、少しでもセンスとか、目でパンチを避けるような技術をみせてくれたらうれしい。攻めのディフェンスも教えてある。単純な守りは教えていない。守ったらデビュー戦は負ける。基本は攻めあるのみ」と熱いエールを送っていた。【藤中栄二】

三浦孝太(右)の格闘技デビュー戦に備え、打撃を指導する葛西トレーナー(葛西氏提供)
葛西氏(左)が代表を務めるジム「グローブス」でパンチ技術を磨いている三浦(葛西氏提供)
格闘技デビュー戦に備え、葛西トレーナーのミット打ちを消化する三浦(葛西氏提供)

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カズ次男三浦孝太は「ボクシングでも新人王狙える」打撃指導の葛西裕一氏

三浦孝太(右)の格闘技デビュー戦に備え、打撃を指導する葛西トレーナー(葛西氏提供)

Jリーグ横浜FCのFWカズ(三浦知良)の次男で総合格闘家の三浦孝太(19)が31日、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN33大会でデビューする。元ホストの格闘家YUSHI(33)との総合ルール66キロ契約体重3分3回に備え、30日に都内で計量に臨んだ。約2年前から三浦の打撃を指導しているボクシングジム「グローブス」代表の葛西裕一氏(52)が日刊スポーツの取材に応じ、初陣を控える三浦のパンチ技術に太鼓判を押した。

    ◇    ◇    ◇

得意分野は「打撃」と言い切る三浦は、2年以上前から「原石」として輝いていたという。19年7月から三浦の打撃を指導してきた葛西氏は「ボクシング目線で」と前置きしながら、その素質を高く評価した。「最初に見て(全日本)新人王を狙えると感じた。将来、日本王者を狙っていこうと言える素材だと思い教え始めた」と振り返る。

葛西氏はボクシングの名門・帝拳ジムのトレーナーとして西岡利晃、下田昭文、三浦隆司、五十嵐俊幸と世界王者4人を育成。キックの「神童」那須川天心のパンチ技術を指導してきたことでも有名だ。三浦に対し「上達のために自分はボクサーだと意識しよう」と助言し、指導するうちに同氏は「負けずにコツコツやれば日本王者に。日本王者にいければ世界にいけるかも…とのセンスを感じた。ミットを持つので彼にパンチ力があるのは分かる。動体視力も非常に良い」と高く評価している。

資質と同時に吸収力にも驚かされている。葛西氏は「最初は変な打撃の癖があったが、すぐに直った。のみ込みが早いし、頭も柔らかい」とべた褒め。高校までサッカーをやってきたことも「基本的に運動神経がいい。自分もサッカーをやっていましたが、スタミナ配分は似ているし無駄にならない」とプラス材料としてとらえている。

父のサポートを受け、三浦は9月から葛西氏の1時間以上のマンツーマンレッスンも始めているという。10~11月は、2試合(3分×6回)分を戦えるフィジカル強化に加え、同氏独自の体幹トレ、速さと持久力を兼ね備えた筋力作りを続けてきた。葛西氏は「新人王を取らせるような猛練習をしてきた。プロボクシングでも4回戦デビューできる。ずっと光るものを感じてきた。デビュー戦は攻めあるのみ」と熱いエールを送っていた。【藤中栄二】

◆葛西裕一(かさい・ゆういち)1969年(昭44)11月17日、横浜市生まれ。元アマボクサーの父の影響で中2で競技開始。横浜高3年で高校総体バンタム級優勝。専大を2年で中退し帝拳ジム入門。89年8月プロデビュー。92年に日本スーパーバンタム級王座、95年に東洋太平洋同級王座獲得。94年、96年、97年に3度世界挑戦。97年に引退し帝拳ジムでトレーナーに。17年に独立し、東京・用賀にボクシングジム「グローブス」を設立。現役時は身長174センチの右ボクサーファイター。

格闘技デビュー戦に備え、葛西トレーナーのミット打ちを消化する三浦(葛西氏提供)
葛西トレーナー(左)のミットにパンチを打ち込む三浦(葛西氏提供)
葛西氏(左)が代表を務めるジム「グローブス」でパンチ技術を磨いている三浦(葛西氏提供)

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