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横綱白鵬が引退へ 右膝回復遅れ 史上最多45度の優勝、1位記録数々

白鵬の主な記録

大相撲で史上最多の優勝45回を誇り、長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋)が現役引退の意向を固めたことが27日、関係者の話で分かった。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。

宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っている。近く引退届を日本相撲協会に提出するなど、具体的な手続きに入る見通し。

白鵬は右膝のけがや新型コロナウイルス感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。26日が千秋楽だった秋場所は、宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出たため全休していた。

2001年春場所初土俵。右四つでの寄りや投げなど多彩な攻めを武器にスピード出世を果たした。新大関の06年夏場所で初優勝。07年夏場所後に昭和以降3番目に若い22歳2カ月で横綱に昇進し、15年にわたって史上最長の84場所在位。10年には同2位の63連勝をマークした。

優れた成績を残す一方、19年3月の春場所千秋楽で、優勝インタビューの最後に観客とともに三本締めをしてけん責処分を受けるなど、言動が批判を浴びることもあった。

19年9月に日本国籍を取得し、引退後に親方として相撲協会に残る資格を得た。休場増で昨年11月場所後、横綱審議委員会から引退勧告に次ぐ重さの「注意」の決議を受けたが、今年の名古屋場所後に解除された。初土俵から122場所の通算成績は、1187勝247敗253休だった。(共同)

白鵬(2021年7月16日撮影)

拳王「ノアの未来を作っていくのは俺しかいない」”高齢化”に待った

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」準決勝に進出し、インタビューに応じる拳王(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア後楽園大会>26日◇後楽園ホール

「老人ホーム化」に待ったをかける。「N-1 VICTORY」Bブロックの拳王(36)が、望月成晃(51)を破り、10月3日の準決勝に進出した。勝利は絶対の状況下で、19年優勝時に唯一敗れていた望月を激戦の末に退けた。終盤まで殴り合いは続いたが、胴締めスリーパーホールドでギブアップを奪った。

望月をはじめ、武藤、藤田ら50歳以上の選手が多く参戦した今年のN-1。拳王は大会前から“高齢化”を懸念していた。「平均年齢が50歳近い。旬の過ぎたレスラーたちがいっぱい出て、ノアに未来が見えるのか。老人たち、オッサンたちを、ノアは小遣い稼ぎとかにしか思っていないんだろ」。初戦でケンドー・カシンにこそ不覚を取ったが、その後連勝。4強に進出したのは拳王の他に、準決勝で対戦する25歳の清宮と、33歳の中嶋、52歳の船木。「ノアの未来を作っていくのは俺しかいない」。36歳の拳王は、若手にもオジサンにもタイトルを渡さない。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」準決勝に進出した拳王(撮影・松熊洋介)

【若乃花の目】照ノ富士の新横綱優勝は立派、大関以下はもっと元気な相撲を

幕内優勝を決め、内閣総理大臣杯を手にする横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

歴史上、数人しかいないのだから新横綱優勝は立派としか言いようがありません。照ノ富士の強さは先場所からの続きを見ているようで、疲れはあっても体は動いていました。一人横綱の上に優勝争いで追うのは平幕勢で、余計にプレッシャーがかかる中、精神的にも強かった。2敗はしたけど100点満点です。

私もよく新横綱場所のことを聞かれますが、頭が真っ白になるほどきつかったことと、とにかく土俵入りは間違えずにやらないといけない、ということしか覚えてないんです。照ノ富士も連日、緊張との闘いだったかもしれません。新横綱場所を乗り越え心身をどうやって整えて臨むのか、来場所がまた楽しみです。

一方で今場所を通して大関以下に求めたいのは、自分を主張できる相撲をもっと見せてほしいということです。土俵に上がったら地位など関係ないんです。もっと覇気のある、元気さが土俵から伝わるような相撲を見たい。横綱に優勝されて悔しくないのか、横綱に勝っても優勝争いに加われなくていいのか、と思ってしまいます。横綱から怖がられる力士が出るのを待ち望んでいます。明生や御嶽海には、三役での2ケタ勝利で大関昇進の足掛かりを早くつかんでほしい。少し話は変わりますが、貴景勝には来場所、休場してでも徹底的に首の治療に専念してもらいたい。万全の状態でお客さんに相撲を見せるのがプロだと思います。

私にとっての日刊スポーツ評論家としてのデビュー場所が終わりました。力士と同じ目線で、と思いながらも、昔のことを思い出すのに悪戦苦闘しつつ、忘れかけていたことを何とか思い出しながらの秋場所でした。読者の皆さんに少しでも私の経験や相撲界への恩返しという思いが伝わっていたら幸いです。(元横綱若乃花 花田虎上・日刊スポーツ評論家)

正代(右)のまわしをつかみ一気に土俵際へ攻めこむ照ノ富士。後方は審判長を務める師匠の伊勢ケ浜親方(撮影・小沢裕)

矢野通が3勝目“セコンド”没収もタンガ・ロアの隙突いて丸め込む

タンガ・ロアに勝利した矢野通(右)(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、矢野通(43)が“技あり”の一撃でタンガ・ロアを破り、3勝目で勝ち点6とした。

相手セコンド邪道が登場し、羽交い締めにされたが、相手の竹刀を奪って逆襲。ロアが動揺している隙に丸め込んで3カウントを奪った。「きつかったけど、勝った!」と納得の表情を見せた。

“セコンド”がいなくても大丈夫だった。入場時にテーピングや手錠を入れたセコンドと書かれた袋をレフェリーに没収された。4日のKOPW2021争奪戦や、これまでの2試合でも勝負どころで繰り出してきた“アイテム”をいきなり奪われた。劣勢の展開で始まったが、一瞬の隙を突いた。「マイ・セコンドのおかげ」と戻ってきた袋を手に笑顔を見せた。次戦は30日で飯伏と対戦する。正攻法の相手に対し、どう対抗するか。矢野の手腕が試される。

新日本セイバーJr.が飯伏幸太破り3連勝「ベストを尽くしてG1を取る」

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太に勝利したザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール◇観衆2250人

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、ザック・セイバーJr.(34)が、3連覇を狙う飯伏幸太(39)を破り、3連勝で勝ち点6とした。内藤、鷹木に続き、「昭和57年会」全員から異なる関節技でギブアップを奪うという離れ業で無敗を守った。

足、ヒジ、首と強烈な関節技で飯伏も沈めた。セイバーJr.は、2度のカミゴェの危機も軽快な身のこなしでかわすと、そのまま飛びつき、一気に絞め上げた。最後はクラーキーキャットで捕獲し、飯伏ギブアップに追い込んだ。「3人を片付けた。あと6人待ってろ。ベストを尽くしてG1を取る」とほえた。

現在タイチと所持するIWGPヘビー級タッグのベルトの印象が強く「シングルでも強いことを証明する」と語っていた。その言葉通り、実力者を次々と撃破し、Aブロックのトップをひた走る。次戦は30日、グレート・O・カーンとの無敗対決。内藤を欠場に追い込み、鷹木、飯伏をKOした“凶器”で初優勝に突き進む。

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太の腕を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

新横綱照ノ富士、白鵬引退報道には言及せず「まだ見ていないので」

新横綱場所での優勝を果たした秋場所から一夜明けてオンラインでの会見に応じる照ノ富士

大相撲秋場所で2場所ぶり5度目の優勝を果たした新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が27日、都内の部屋でオンラインでの会見に臨み、優勝から一夜明けた心境を語った。

-優勝から一夜明けて現在の心境は

照ノ富士(以下照) ホッとしてます。

-新横綱場所での優勝となり、今までの優勝とは違うか

照 変わった様子はないです。

-場所前には横綱としての「責任」という言葉を口にしていた

照 地位が一番上ということで、その責任を果たさないといけないという思いはありました。

-15日間を通じて落ち着いた相撲内容が目立った

照 考えても仕方ないことですから、稽古場でやってきたことを場所で出せばいいかなと思っていた。

-後半戦で2敗を喫したが気持ちをどう切り替えた

照 その日はその日で終わりなので、次の日のことをやろうと考えてやっていた。

-昇進伝達式の口上で述べた「不動心」は貫けたか

照 (今場所の)15日間だけじゃなくて、今までもその気持ちでやっているし、これからもその気持ちでやっていきたい。

-17年春場所の稀勢の里に続く新横綱優勝。自身もその場所で優勝を争ったが、その経験はつながっているか

照 その場所、その場所で全然違う。(経験を)つなぐとかはない。この場所に集中してやっているだけ。

-横綱2場所目となる九州場所に向けて

照 1日1日を大切にして、来場所もいい成績を残せるように頑張りたい。

-まずは膝の治療に専念することになるか

照 そこは自分で先生たちと相談してやっていく。

-横綱土俵入りは何日目から慣れてきたか

照 いまだにしっくりきていないです。これは最後までしっくりこないんじゃないですか。

- 横綱土俵入りは相撲を2番取るくらい負担がかかると聞くが

照 土俵入りすることによって、みんなの注目が全く違うので、いい緊張感を持ってやれた。

-横綱白鵬が引退の意向を固めたとの報道が出たが

照 まだ(報道を)見ていないので。

照ノ富士V「相撲は絶対がない」最悪考え準備、妙義龍の敗戦も表情変えず

幕内優勝を決め、八角理事長(右)から賜杯を受け取る横綱照ノ富士(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇26日◇東京・両国国技館

新横綱の照ノ富士(29=伊勢ケ浜)が、2場所ぶり5度目の優勝を果たした。

1差で迫っていた妙義龍が敗れた時点で、自身の取組を前に優勝が決定。結びの一番は大関正代を寄り切り、13勝2敗で花を添えた。新横綱場所での優勝は、17年春場所の稀勢の里以来で史上9人目。新横綱が初日から一人横綱で賜杯を抱くのは、戦後初となった。

   ◇   ◇   ◇

決定戦はもちろん、照ノ富士は取り直しさえ想定していた。「最悪3番でも相撲を取るつもりで(国技館に)来ていた。最悪の事態を考えて準備しないといけない。相撲は絶対がない」。土俵下で妙義龍の敗戦を見届けても、表情は一切変わらない。正代との結びの一番。左前みつを取って相手の出足を止めると、巻き替えに乗じて一気に走った。

全勝ターンから一転、苦しい後半戦を乗り切った。初黒星の翌日から連日1分超の相撲を取り、12日目に2敗目を喫して後続には1差に迫られた。貫いたのは、昇進伝達式の口上で述べた「不動心」。「難しく考える必要はない。一生懸命やる姿を見せるのがお相撲さんの仕事」と胸に刻んだ。

場所前から体の強化にも余念がなかった。名古屋場所後には両膝と同じドイツ・バウアーファインド社のサポーターを腰にも導入。本格的な重量挙げ選手も使うもので、筋力トレーニングの補助にもなり、場所前は一層筋トレに励めた。

“師匠超え”の意識は、尊敬の念が打ち消す。伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の通算4回を上回る5回目の優勝となったが「師匠を乗り越えたという感覚はない。いくら優勝して強くなっても、師匠を超えることはできない」と強調した。

同じ年に関脇、大関、横綱と3つの地位で優勝するのは81年(昭56)の千代の富士以来。一気に駆け上がった2021年を納める11月の九州場所は、横綱2場所目になる。「土俵の上でも外でも、一番上の存在は責任を持ってやっていきたい」。令和初の横綱は、文字通り新時代の旗手になる。【佐藤礼征】

◆17年春場所プレイバック 当時大関の照ノ富士は13勝1敗で千秋楽を迎えたが、新横綱で2敗の稀勢の里に本割で敗れて優勝決定戦に持ち込まれ、決定戦も落として優勝を逃した。同場所で稀勢の里は13日目に左胸を負傷し、照ノ富士は両膝のケガを抱え、満身創痍(そうい)の2人による決定戦だった。

▽照ノ富士の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士) 自分から攻めてまわしを引いて、今場所一番いい相撲に近かった。十分(新横綱の)責任を果たした。取りこぼしもあったけど結果は良かった。来場所もこの調子でいって欲しい。

照ノ富士(左)は正代を寄り切りで破る(撮影・小沢裕)

「日頃の行いが良いので小雨でした」村田諒太、王座統一戦備え強化合宿入り

WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(右)(2021年4月2日撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)が26日、千葉・成田市で強化合宿に入った。12月28日、兵庫・神戸市での開催を進めている元3団体統一同級王者で現IBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との王座統一戦に備えての走り込みキャンプとみられる。所属ジム公式サイトによると、今年5月に計画した防衛戦前に取り組んでいた3月以来、約半年ぶりの千葉合宿になるという。

同サイトを通じ、村田は「キャンプ初日、しっかり走れました。今回は下半身だけでなく、身体全体にも目を向けてトレーニングしています。日頃の行いが良いので、初日も難なく走れました。雨も日頃の行いが良いから小雨でした。全ては日頃の行いのおかげです。有り難い環境を会長、マネジャーはじめチーム帝拳に感謝して頑張ります!」とコメントしていた。

横綱白鵬7月までに引退意向を固めていた 名古屋場所前に家族らへ明かす

白鵬の主な記録

大相撲で史上最多の優勝45回を誇る、第69代横綱白鵬(36=宮城野)が、7月までに現役引退の意向を固めていたことが27日、関係者の話で分かった。近日中に引退届が受理され、日本相撲協会が正式発表する。白鵬は引退後、親方として協会に残り、後身の指導に当たる。

古傷を多く抱える白鵬は、ここ最近は休場が増え、昨年11月場所後には横綱審議委員会(横審)から引退勧告に次ぐ重さの「注意」の決議を受けた。3月に右膝を手術。7月の名古屋場所前には、家族らに同場所を最後に引退すると明かしていたという。

そして、同場所で全勝優勝。引退に花を添え、場所前に決心した通りに引退することを決めたが、日本相撲協会から「全勝優勝したのにそれはないだろう」などと待ったがかかったという。

26日に幕を閉じた秋場所は、同場所前に部屋の力士らが新型コロナウイルスに感染した影響で全休の措置が取られた。思わぬ休場は古傷の右膝などの治療に充てる期間となり、1度は11月の九州場所出場を目標にしていた、しかし、思うようには治らずに引退を決めた。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位の記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。

白鵬(2021年7月16日撮影)

元朝青龍が引退意向固めた白鵬ねぎらう「素晴らしい横綱 お疲れ!」

元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏(2017年12月29日撮影)

大相撲の元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏が41歳となった27日、引退の意向を固めた横綱白鵬をねぎらった。

自身のツイッターで「横綱白鵬関の引退結論今聞きました。貴方素晴らしい横綱でした。残りの言葉二人で話そう 一言お疲れ!」とつぶやいた。

朝青龍は68代横綱で、白鵬は69代。白鵬が2007年夏場所で横綱に昇進してから、朝青龍が引退する直前の2010年初場所まで、2人は東西の横綱として角界を引っ張ってきた。2人の対戦成績は朝青龍の15勝、白鵬の14勝とほぼ互角の戦いでファンを沸かせていた。