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活況…不動のような「スー女」いてこそ

大相撲夏場所9日目を観戦する不動裕理(撮影・神戸崇利)

 女子プロゴルファー不動裕理(40)が9日目の22日、また両国国技館にやって来た。「私、けっこうひいきが激しいんです。(同郷の)熊本出身と聞くと『応援しなきゃ』と思っちゃいます」。升席に座り、土俵を見つめる。その姿はツアー通算50勝の永久シード選手ではなく、一ファンにしか見えない。

 最初は08年初場所。知人の紹介がきっかけだったが、すぐにハマッた。「まわしをつけただけのぶつかり合い。真剣勝負です」。相撲が持つ様式美も、素朴な性格に響いた。以来約10年間、1、5、9月の東京場所9日目の月曜日は決まって国技館に足を運んでいる。

 角界が一連の不祥事に揺れた10~11年も、相撲愛は変わらなかった。「こんな時こそ応援しないでどうするんですか?」。空席が目立つ名古屋場所に、1人でチケットを買って見に行った。トーナメントでは、日本相撲協会が販売する「ひよの山」「赤鷲」のヘッドカバーをドライバー、フェアウエーウッドにつけて、プレーした。

 連日の満員御礼。この日も升席に座り、焼き鳥をパクついて、観戦を楽しんだ。「スー女」が増え、活況に沸く大相撲が今あるのは、不動のようなファンがいてこそだ。【加藤裕一】

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ブルックvsスペンス 勝者はパッキャオらと統一戦も

 マニー・パッキャオ(38=比)らスーパースターが集うウェルター級のIBF王者、ケル・ブルック(31=英)が27日(日本時間28日)、英国シェフィールドで1位の指名挑戦者、エロール・スペンス(27=米)を相手に4度目の防衛戦を行う。勝者がパッキャオを含む他団体王者との統一戦に駒を進める可能性があるだけに、要注目のカードといえる。

 ブルックは14年8月に王座を獲得し、3連続KO防衛を果たした。その勢いを駆って昨年9月にはWBA、WBC、IBF世界ミドル級王者、ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)に挑んだが、善戦したものの5回TKO負けを喫した。試合後には眼窩底骨折が判明し、手術。これが8カ月ぶりの再起戦となる。高い攻防技術を身につけた技巧派の強打者で、「スペシャル(特別な男)」というニックネームを持つ。戦績は37戦36勝(25KO)1敗。「私がスペンスとの対戦を避けるのではないかと予想した人が多いみたいだが、この試合でウェルター級で最強であることを証明するつもりだ」とブルックは話している。

 挑戦者のスペンスは12年ロンドン五輪ウェルター級ベスト8の実績を残したあとプロに転向。5年間で21戦全勝(18KO)のレコードを誇る。サウスポーの万能型強打者で、挑戦者決定戦を含めこのところ8連続KO勝ちと勢いを増している。「世界王者という長年の夢を実現するときがきた。ベルトを持ち帰るために100パーセント集中して戦う」と意気込んでいる。

 試合会場はブルックの地元、シェフィールドのブラモール・レイン・サッカー場で、チケットは最高600ポンド(8万7000円)と高額にもかかわらず当日は3万人の集客が見込まれている。

 ともにスピードがあるが、その点ではサウスポーのスペンスが一枚上か。ブルックは左ジャブで突き放し、相手が入ってくるタイミングに右ストレートを合わせないと苦しくなりそうだ。王者の地元での試合だが、オッズは3対2でスペンス有利と出ている。

 この試合が注目されるのは、両者の力量が高い次元で接近しているという理由からだけではない。勝者が他団体王者との統一戦に向かう可能性が高いことも関心を寄せられる一因とみられている。特に今年3月にWBAとWBCの王座を統一したキース・サーマン(28=米)がブルックとの試合を望んでおり、さらなる統一戦が期待されているのだ。一方、スペンスもサーマンとの対戦を希望していることから、27日の試合でどちらが勝っても3団体の統一戦の可能性が膨らむことになりそうだ。また、WBO王者のパッキャオも7月2日に防衛戦が決まっており、勝つことを前提に11月に次々戦が計画されている。そのタイミングで他団体王者との統一戦が浮上する可能性も十分にある。

 実力も知名度も高いスター選手同士が鎬を削るウェルター級トップ戦線。はたして誰が最後に笑うのか。まずは27日のブルック対スペンスに注目したい。

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女子王者アスカ WWE日本公演に参戦

WWE日本公演への参戦が決まったアスカ(C) 2017 WWE, Inc. All Rights Reserved

 米プロレスWWE傘下のNXT女子王者アスカ(35)が6月30日、7月1日の両日、東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演に参戦することが24日、発表された。

 15年10月にNXT公式戦デビューしたアスカは翌16年にはNXT女子史上最短記録で日本人初のNXT女子王者に。以降、無敗記録を伸ばしている。日本公演でベイリー、サシャ・バンクスと組み、アレクサ・ブリス、ナイア・ジャックス、エマ組と対戦する予定。

 今年はノアの元KENTAことヒデオ・イタミや戸澤陽の日本人凱旋(がいせん)が発表済み。元新日本プロレスのプリンス・デヴィットことフィン・ベイラーの参戦も決まっている。

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村田諒太何語る?30日NHK「クロ現」緊急出演

村田諒太(17年5月22日撮影)

 20日にWBA(世界ボクシング協会)王座決定戦を戦ったロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31=帝拳)が、30日午後10時から放送のNHK総合「クローズアップ現代+」に緊急出演することになった。

 王座決定戦では元世界王者アッサン・エンダム(フランス)からダウンを奪うなど優勢に見えたが、判定は1-2と初黒星。手数の多さを重視した不可解な判定に国内外で疑問が集まり、WBAのメンドサ会長が誤りを認めて直接再戦を指示するなど、試合後も国内外で話題を集めている。

 番組のテーマは、「世界が注目した歴史的な一戦を、村田選手はどのような思いで戦い、今後のボクシング人生に何を得たのか」。武田真一キャスターが村田にインタビューする。激闘から10日間、何を語るのか注目となる。

 村田は「ゆっくりしたい」と休養に入っており、今後の進退については言及していないが、「もういいやという感じではない」と現役続行に前向きな姿勢をみせている。評価したWBC、WBOからも会長直々に試合のオファーが届いており、世界再挑戦の機運が高まっている。【阿部健吾】

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中邑真輔VIP扱いで白星デビューだ「イヤァオ!」

スマックダウンのデビュー戦で中邑真輔(左)はジグラーに蹴りを浴びせる(C)2017 WWE,Inc.All Rights Reserved

<米プロレス:WWE>◇21日(日本時間22日)◇米イリノイ州シカゴ

 WWE1軍のスマックダウンに昇格した中邑真輔(37)が21日(日本時間22日)、VIP扱いのデビュー戦を白星で飾った。米シカゴで開催のバックラッシュ大会で、全世界生中継の第1試合に登場。強敵ドルフ・ジグラー(36=米国)に得意のキンシャサを決め、その実力を世界に示した。

 世界が注目する中、WWEは中邑のデビュー戦に、テレビ生中継の第1試合を用意した。日本では前座だがWWEでは特別なポジション。4月の昇格発表から、待ちに待った世界のファンに中邑をアピールするための演出だった。

 大歓声に迎えられた中邑は、元世界ヘビー級王者のジグラーと激戦を展開。ジグラーのジグザグ・スーパーキックにカウント2まで追い込まれた。それでも、リバース・パワースラムから必殺のキンシャサで15分50秒の激戦に勝利。試合後は、中邑の入場テーマ曲を大合唱するファンとともに、リング上で「イヤァオ!」を絶叫した。「大会以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年、NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います」とコメントした。(デーブ・レイブル通信員)

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中邑真輔 メーンでタッグ戦勝利 AJスタイルズと

中邑真輔(15年11月9日撮影)

<米プロレス:WWE>◇23日(日本時間24日)◇米オハイオ州トレド・ハンティングトンセンター

 前日21日(日本時間22日)にスマックダウン公式デビュー戦勝利を挙げた中邑真輔(37)が、新日本プロレスでライバル関係にあったAJスタイルズと組み、メーンでタッグ戦勝利を飾った。

 ジグラー、オーエンズ組と対戦。中邑自らキンシャサ(ボマイェ)でオーエンズを沈め、3カウントを奪取。大観衆が中邑の入場曲を合唱する中、AJスタイルズの腕を握って一緒に両手でバンザイ。元IWGP王者コンビが堂々と勝ち名乗りを受けた。

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大相撲秋場所の前売り券、国技館での窓口販売行わず

発売開始から約1時間半で赤色の「売切」で埋め尽くされる盛況ぶりだった夏場所前売り券(2017年4月8日撮影)

 日本相撲協会は24日、8月5日に一般販売が開始される大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)の前売りチケット販売について、両国国技館での窓口販売は行わないことを発表した。

 全国で約5万店舗を展開する、コンビニエンスストアで購入できることから、身近な購入方法を周知する狙いがある。また、真夏の時期に当たり、熱中症などが心配されることから、購入者への配慮もあるという。なお販売状況により、8月7日以降に窓口販売を行う可能性もあるという。

 今場所の前売り窓口販売は4月8日に始まったが、両国国技館に並んだ約200人のファンは、誰も購入できなかった。窓口販売は正午からの予定だったが、2時間前の午前10時から、ネットやコンビニ、電話での販売がスタート。1時間半後に完売してしまったためだった。「現実的にチケットの半分以上がネットでの購入」(春日野広報部長=元関脇栃乃和歌)ということもあり、今回の措置に踏み切った。

 今回の発表は、今年9月の秋場所を対象にしたものだが、今後、地方場所や来年1月の初場所以降の東京開催の場所でも、窓口販売は行わない可能性がある。

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中邑真輔スマックダウン公式デビュー戦フォール勝ち

スマックダウン公式デビュー戦で蹴りを見舞う中邑真輔(左)(C)2017 WWE, Inc. All Rights Reserved

<米プロレス:WWE>◇21日(日本時間22日)◇米イリノイ州シカゴ

 元新日本プロレスの中邑真輔(37)がスマックダウン公式デビュー戦を鮮やかに飾った。元世界ヘビー級王者ドリフ・ジグラー(36)をリバーススープレックスから必殺のキンシャサ(ボマイェ)を決めてフォール勝ちした。

中邑真輔のコメント

 PPV以前から今日にも劣らない声援をいただいていたので、ある種自信はありました。日本を離れて1年NXTで培って、自分自身で持っているものを見せられたかなと思います。ジグラーは数いるスーパースターの中でも信頼できるベースとテクニックを持ち合わせている選手だと思ってます。

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ロンドン銅の清水3連続KO勝ち「村田と王者に」

勝利し笑顔を見せる清水(撮影・横山健太)

<プロボクシング:8回戦>◇21日◇東京・有明コロシアム

 12年ロンドン五輪バンタム級銅メダリストの清水がプロ3戦目の8回戦で3連続KO勝ちを収めた。

 東洋太平洋フェザー級15位山本と対戦。初回に左ストレートでダウンを奪うと、再開後の強打でレフェリーが試合を止めた。リング上のインタビューでは、前日の世界戦で敗れた親友村田の話に触れ「村田とともにダブルメダリスト、ダブル王者になりたい」と話した。

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亀田和毅が国内復帰第2戦 メキシコ3兄弟三男対決

対戦相手イバン・モラレスの写真を手にする亀田和毅(撮影・河合香)

 ボクシングの元WBO世界バンタム級王者亀田和毅(25=協栄)の国内復帰第2戦が、23日に発表された。7月10日に東京・後楽園ホールで、世界挑戦経験のあるイバン・モラレス(25=メキシコ)とノンタイトル10回戦で対戦する。

 相手の長兄エリクは4階級制覇、次兄ディエゴも元世界王者。31勝(19KO)2敗のサウスポーで、日本とメキシコの3兄弟の三男対決となる。

 亀田は3月に世界前哨戦として、約3年ぶりに国内復帰戦で6回にダウンを奪って判定勝ちした。15年に世界王座陥落後は約1年後に再起。それ以来半年ぶりだっただけに「前はモチベーション維持が難しかった。こんなに早く試合がやれてうれしい」。現在は4団体のスーパーバンタム級でWBA3位、IBF5位、WBO7位、WBC12位にランク入りしている。「5、6年は左とやってない。世界王者にも結構いる。左の強いのとやっておきたかった」と言う。

 モラレスは昨年4月にIBF王者ハスキンスに挑戦して判定負け。「メキシコではテレビで見ていた。身長があり、打ち合いもする。1回も倒れていない」と亀田。兄の興毅トレーナーは「いい選手で最初は反対だった。決まってからの和毅はすごい気迫。人間が変わったよう。化け物クラスになるのでは」と期待する。亀田は「あまり考えず自然の流れでいく。次は世界と納得するように倒す」とKO宣言した。

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