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貴景勝人気うなぎ上りグッズ売り上げも懸賞もトップ

貴景勝タオルを掲げて応援するファン(2019年3月10日撮影)

土俵に上がると、会場内は「貴景勝」の名前が書かれた薄いブルーのタオルで染まる。準ご当地場所で大関とりの貴景勝。実力はもちろんのこと、人気もうなぎ上りだ。エディオンアリーナ大阪では相撲グッズの売店が全部で7店。しこ名が書かれたタオル、ボールペン、キーホルダーなど…全ての売店で貴景勝関連のグッズが売れ行き1位だ。

特にタオルは応援グッズの中でも花形になる。最も規模の大きい2階の売店では、1日200枚以上を入荷して、そのうち半数以上が貴景勝のタオルだという。女性販売員は「新しく届いたなと思ったらすぐになくなる。圧倒的1番人気です」と明かした。

広告塔としても台頭しつつある。力士を指定する懸賞も初場所前の58本から約4倍の約250本で全体トップ。「甲子園記念館」で貴景勝に懸賞を出した阪神電鉄では、大相撲に懸賞を出すのは初めての試みという。同社広報部は「プロモーションの一環として出しました。貴景勝関は阪神地域に位置する芦屋市出身。甲子園と大相撲は長い歴史という意味でもつながりがあるので」と説明した。ちなみに春のセンバツ甲子園は春場所14日目の13日に開幕する。球春到来が先か、昇進当確が先か。【佐藤礼征】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)

ファンにサインする貴景勝(撮影・清水貴仁)

ゴロフキンがDAZNと契約 アルバレス戦に現実味

世界ミドル級王座を約8年間に20度防衛した実績を持つゲンナディ・ゴロフキン(36=カザフスタン)が、このほど動画配信サービスのDAZN(ダゾーン)と「3年間に6試合」という契約を交わした。これにより過去1敗1分の宿敵、現WBAスーパー王座とWBC王座に君臨するサウル・カネロ・アルバレス(28=メキシコ)との第3戦が早ければ9月にも実現しそうな気配になってきた。

現在の主要4団体のミドル級王者は、WBAスーパー:アルバレス(54戦51勝35KO1敗2分)、WBA:ロブ・ブラント(28=米 26戦25勝17KO1敗)、WBC:アルバレス、WBC暫定:ジャモール・チャーロ(28=米 28戦全勝21KO)、IBF:ダニエル・ジェイコブス(32=米 37戦35勝29KO2敗)、WBO:デメトリアス・アンドレイド(31=米 27戦全勝17KO)となっている。アルバレスは3階級制覇を果たしたメキシコのヒーローで、ブラントは村田諒太(33=帝拳)から王座を奪った技巧派として知られる。チャーロは爆発的な強打を持つパンチャーで、ジェイコブスは骨肉腫を克服した「ミラクルマン(奇跡の男)」として米国東海岸で人気がある。アンドレイドは2階級制覇を成し遂げている長身の技巧派だ。

いずれ劣らぬ実力者だけに彼らが順を追って直接対決-というのが理想だが、そこはスポーツ・ビジネスの世界、なかなかうまくいかないのが現実だ。最も大きな壁が彼らと放送メディアとの関係である。上記5王者のうちアルバレス、ジェイコブス、アンドレイドの3人はDAZN、ブラントは米国のESPN、チャーロはフォックス系のPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)と契約を交わしており、それが大きな障壁となっているのだ。

こうしたなか昨年でボクシング中継を打ち切った米国HBOテレビと契約を交わしていたゴロフキンが、どこと組むのかが注目されていた。そして、このほどDAZNと契約したというわけだ。正式な金額は発表されていないが、6月に計画される初戦で1000万ドル(約11億1000万円)が最低保証され、アルバレスとの第3戦が実現すれば3000万ドル(約33億3000万円)以上の報酬を約束する内容だと伝えられる。ちなみにアルバレスは5カ月前、DAZNと「5年間に11試合、総額3億6500万ドル(約400億円)」という巨額の契約を交わしている。

ゴロフキンがESPNでもPBCでもなくDAZNを選んだのは、アルバレスとの決着戦を熱望しているからといわれ、すでに両者の第3戦は具体的な動きを見せ始めているようだ。気の早いメディアは9月14日という日程もあげて煽っている。

ただし、その前にアルバレスは5月4日にIBF王者のジェイコブスと統一戦を行うことになっており、これを無傷でクリアしなければならない。ゴロフキンも6月8日か15日に計画される試合で圧勝することがノルマとなる。対戦候補にはWBA2位で19戦全勝(4KO)のカミル・ツェメルタ(29=ポーランド)の名前が挙がっている。

仮にジェイコブスがアルバレスに勝つようなことがあれば、そのときはジェイコブスがゴロフキン戦に大きく前進するはずだ。ゴロフキンとジェイコブスは17年3月に対戦し、ダウンを奪ったゴロフキンが小差の判定で勝利を収めており、こちらも因縁の再戦となる。

アルバレス対ゴロフキンの第3戦は早期実現するのか、それとも5月、6月に波瀾が起こるのか。ブラント、チャーロ、アンドレイドがどう動くのか、そして再起を宣言している村田は? 今後のミドル級トップ戦線の行方に注目したい。

白鵬「激しいと思わない」かち上げ解禁で貴景勝下す

貴景勝を上手投げで下し懸賞金を手にする白鵬(撮影・清水貴仁)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

横綱白鵬(34=宮城野)が、気迫を前面に出して大関とりの関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)を寄せ付けなかった。横綱審議委員会(横審)からの苦言で、一昨年11月の九州場所を最後に、封印していたかち上げを解禁し、厳しく攻めた。負ければ世代交代を印象づける一番を豪快な上手投げで仕留め、全勝キープ。1敗は平幕の逸ノ城1人となり、42度目の優勝へ近づいた。

  ◇  ◇  ◇

約1年4カ月ぶりに、白鵬が“伝家の宝刀”を抜いた。貴景勝の立ち合いの圧力を軽減させつつ、攻めの姿勢を貫くため、かち上げを解禁した。狙い通りに出はなをくじくと、相手得意の突き、押しにも冷静に対応。最後は得意の右四つから左上手投げで仕留めた。かち上げは横審に「美しくない」と苦言を呈された、左を張ってからの連続技ではない。胸から首もとを的確に狙った攻守一体、正統派の技で、その後の横綱相撲と合わせて一蹴。大きく息を吐く気迫全開で、次世代の扉を開かせなかった。

激しい内容にも「じっくりと見ていった。若いころは、あんな稽古をしていたけど激しいとは思わない」と、当然とばかりに胸を張った。1月の初場所では御嶽海、玉鷲、貴景勝に3連敗して14日目に途中休場。今場所は9日目から同じ順番で3人と対戦し、全員への雪辱が完了。「昨日は昨日、今日は今日。そして明日は明日」と、一番ごとの積み重ねと強調していた。

とはいえ今月5日には、二所ノ関一門の連合稽古に一門外から参加し、貴景勝を真っ先に指名した。17勝1敗と圧倒すると、玉鷲にも無傷の11連勝。雪辱への準備に余念はなかった。

今場所の新番付発表直後の2月末には、大関とりの貴景勝に対し「ちょっと邪魔してやろうかな」と、カベになることを宣言していた。実はこの言葉、元横綱千代の富士が、貴花田(後の元横綱貴乃花)との初対戦前に使ったもの。世代交代を許さない決意表明だったが、現実には千代の富士は敗れて引退。白鵬はその結末までは知らなかったが「有言実行だね」と不敵に笑う。平成最後の本場所でなお「白鵬時代」の盤石ぶりを示した。【高田文太】

白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

船井龍一が世界挑戦「ついに」プロ39戦目の苦労人

ワタナベジム歴代世界王者の写真パネルを背に自身の写真を掲げることを誓う船井(撮影・江口和貴)

ボクシングIBF世界スーパーフライ級1位船井龍一(33=ワタナベ)が米国で世界初挑戦する。

5月4日に米カリフォルニア州ストックトンで、同級王者ジェルウィン・アンカハス(27=フィリピン)のV7戦で挑戦する。20日に都内のジムで発表した。

船井は昨年11月に挑戦者決定戦で2回TKO勝ちし、世界挑戦権をつかんでいた。「ついに来たかという感じ。ここまで長かったようだが、ベストのタイミングだと思う」と気合を込めた。

海外に行ったのは、韓国釜山で合宿したことが1度だけしかない。「初の海外の試合で、それも米国と2つの夢をかなえるのが楽しみ」と意欲満々だ。

05年にデビューも4回戦で3敗など通算7敗している。17年に2度目の挑戦で日本王座を獲得すると開花し、昨年にはWBOアジア太平洋を王座も獲得。高1で入門してから18年目、プロ39戦目にして、世界のチャンスをつかんだ遅咲きの苦労人だ。

アンカハスは30勝(20KO)1敗2分のサウスポー。パッキャオの後押しを受けて16年に王座を獲得後、マカオ、オーストラリア、北アイルランドと海外で防衛し、17年にトップランクと契約して主戦場を米国に移した。前回は引き分けも6度目の防衛に成功した。

日本人選手として改元後の初の世界戦に「モチベーションが上がる」と喜ぶ。強敵が相手にも「右ストレートは強いと自信がある。泥臭く判定でも勝ちたいが、倒しきりたい」と、KOを狙っていく。

米国での世界戦が決まりワタナベジム渡辺会長(左)と記念撮影するIBF世界スーパーフライ級1位の船井(撮影・江口和貴)

WWE女王アスカの次期挑戦者決定戦は4WAY形式

4月7日のレッスルマニア35大会での防衛戦が予定されるスマックダウン女子王者アスカ(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEスマックダウン女子王者アスカの次期挑戦者決定戦が26日、米コネティカット州アンカスビルのモヒガン・サン・アリーナで開催されることが19日(日本時間20日)、発表された。4月7日に控える年間最大の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)での挑戦者となり、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル、ナオミ、カーメラによる4WAY形式で行われることが決まった。

アスカは3月10日のPPV大会ファストレーンでローズとの防衛戦に臨んだ。敵セコンドにいたデビルが竹刀を取り出すためにまくったリングエプロンに足を滑らせたローズをハイキックで倒してフォール勝ち。2日後のスマックダウン大会には、ローズの盟友デビルの挑戦も受けると、今度はセコンドについたローズのまくったリングエプロンで足を滑らせたデビルを捕獲。必殺のアスカロックで絞めあげ、ギブアップ勝ちしていた。

元貴乃花親方最後の弟子貴正樹「貴の字変えません」

貴正樹(18年10月3日撮影)

「この子は強くなります。信念がただ者ではない子です」。先月1日、日本相撲協会退職が決まった元貴乃花親方(元横綱)が、自身の応援会サイト内のブログを更新。最後の弟子となる東序ノ口16枚目貴正樹(19=千賀ノ浦)を褒めた。

ブログを見た貴正樹は、困惑しながらも「うれしかった」と回顧する。師匠の言葉で印象に残っているのは「よく食べてよく寝ること」と、部屋頭の小結貴景勝と同じ回答。規則正しい生活が、成長への最大の近道だと教わってきた。

千賀ノ浦部屋での初稽古で、初めて三番稽古(同じ相手と続けて相撲を取る)を行った。3月に初土俵を踏んでから、旧貴乃花部屋での稽古は四股やすり足など基礎運動だけ。新師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は「相撲を取らずに場所に出ていたのか」と仰天した。体ができるまでは相撲を取らせないという前師匠の方針だったという。中学時代はソフトテニス部で昨年まで体重は約70キロ。師匠の教えを守り、白米をかき込んだ。数日前、体重計に乗るとメーターは120キロ近くまで揺れていた。

今場所は2勝1敗と白星が先行する。出世を続けても「貴の字は変えません」。「平成の大横綱」23人目の教え子は、力強く言い切った。【佐藤礼征】(ニッカンスポーツ・コム/バトルコラム「大相撲裏話」)

レインズWWE日本公演参戦!女王アスカも出場予定

6月のWWE東京大会に参戦することが決まったローマン・レインズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEロウに所属する前ユニバーサル王者ローマン・レインズが6月28、29日に東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演に参戦することが20日、発表された。

昨年10月、白血病のために王座返上し、闘病生活していたが、今年2月にロウに登場し、病状回復を報告。敵対していたセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズも和解し、3人ユニット「ザ・シールド」を復活させ、3月のPPV大会ファストレーンでは同ユニットで6人タッグ戦に出場。リング復帰していた。

既に同公演には、ブラウン・ストローマン、ロリンズ、フィン・ベイラー、ボビー・ラシュリー、ドリュー・マッキンタイア、アライアス、ボビー・ルード、チャド・ゲイブルが出場予定。また女子もアレクサ・ブリス、サーシャ・バンクス、ベイリー、ナイア・ジャックス、ナタリアらが来日予定。またスマックダウン女子王者アスカの出場も予定されている。

八角理事長「出足を止めたのが」白鵬の立ち合い評価

立ち合いで貴景勝(右)にかち上げを見舞い、間合いをとる白鵬(撮影・河田真司)

<大相撲春場所>◇11日目◇20日◇エディオンアリーナ大阪

大関昇進を目指す関脇貴景勝(22=千賀ノ浦)の前に、42度目の優勝を狙う横綱白鵬(34=宮城野)が立ちはだかった、熱戦の結びの一番を、協会幹部も高く評価した。

協会トップの八角理事長(55=元横綱北勝海)は、立ち合う前は「白鵬は、つかまえさえすればと思っているだろうが、そうは今場所(の貴景勝)はいかないか」と立ち合いに注目。取組後は、やはり勝負を分けたポイントととして立ち合いを挙げ「白鵬は貴景勝の最初の出足を止めたのが一番(の勝因)だろう」、右かち上げで突進を止めた白鵬の立ち合いを第1の勝因に挙げた。その後の流れ、攻防も「途中で腰が浮き気味になったが、うまくいなしている」と評価。優勝争いは1差で平幕の逸ノ城(25=湊)が追う展開だが「こうゆう元気な人に勝つと(優勝に向けて)よしっ! と思うだろうね」と胸中を察した。

正面土俵下で審判長として目を光らせた、阿武松審判長(57=元関脇益荒雄)は、立ち合う前の仕切り中からも白鵬から発せられる気迫を感じたそうだ。「何としても勝つという気迫が(仕切りから)ありました。突き起こされ、土俵際に持って行かれても、絶対に勝つという気持ちが見て取れました」という。審判という勝負を判定する立場上、細かい目線では取り口を見られないが「押されても押されても、まわしを取ることだけに集中していたのでしょう。細かい部分は見られないので軽はずみなことは言えませんが、今日の相撲は、こん身で当たった両者ともに素晴らしかった」とほめていた。

大相撲春場所11日目 白鵬(左)は貴景勝にかちあげをする(撮影・奥田泰也)

貴景勝「負けたら何も」最強横綱白鵬の壁に阻まれる

支度部屋のテレビモニターを見つめる貴景勝(撮影・河田真司)

最強横綱の壁に阻まれた貴景勝は、取り乱すことなく次戦を見据えた。

気迫あふれる取組から一転、支度部屋では呼吸を整え、落ちついた口調で言葉を並べた。

「もう、明日(12日目)をどう戦うか。気迫とか相撲内容とか、勝った先の結果論の裏付け。負けたら何も言うことはない」。鶴竜を圧倒した10日目に続く横綱戦。まわしを狙う白鵬を突き放し、張り手やはたきにも耐えた。押し込んで俵に足をかけさせたが、左上手を奪われるとなすすべはなかった。

大関とりの命運は、大関戦の結果と内容が全てを左右する。昇進目安は10勝以上で、8勝3敗の残り4番は3大関と平幕1人の予定。「簡単にいかないことは重々分かっている。その中で自分の信念を貫きたい」。まずは12日目、1月の初場所で完敗を喫した豪栄道とのリベンジマッチ。「精神をつくり直すことが大事」と引き締めた。

白鵬(手前)に上手投げで敗れる貴景勝(撮影・河田真司)

リンチぶち切れ!フレアーと殴り合い展開 WWE

シャーロット・フレアー(左)を鉄拳制裁するベッキー・リンチ(右)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:205 Live大会>◇19日(日本時間20日)◇インディアナ州インディアナポリス・バンカーズ・ライフ・フィールドハウス

4月7日の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州)で3WAY形式ロウ女子王座挑戦を控えるベッキー・リンチ、シャーロット・フレアーがぶち切れの殴り合いを展開した。

両者はケビン・オーエンズがMCを務めるリング上でのコーナー「KO SHOW」にゲスト出演。オーエンズからロウ女子王者ロンダ・ラウジーの発言を引用され、抗争中の2人があおられると「これはKOSHOWだ! 意気込みを語ってもらおう」と番組が進行。立ち上がった両者がリング中央で向き合い「ベッキーをぶっ倒す」と意気込んだフレアーに対し、リンチは顔面殴打で返答した。完全にぶち切れた2人はそのまま馬乗りになって殴り合う乱闘に発展。止めに入るレフェリーや警備員にも暴行を加えてしまった。