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ゼロワン新オーナーが大仁田の大金踏み倒し過去暴露

ゼロワン大谷晋二郎

プロレスリング・ゼロワンが11日に都内で会見を行い、7月1日付でダイコーホールディングスグループ(本社・東京)が親会社になったことを発表した。

会見に出席した同社の神長大会長は過去に大仁田厚に5000万円を貸して以来返してもらっていないことを暴露。「プロレスが嫌いになったが、ゼロワンの人たちが覆してくれた」と社会貢献活動に力を入れる大谷晋二郎ら選手の姿勢が、支援の決め手になったと説明した。

新日4カ月ぶり有観客、声なき会場に響き渡る拍手

有観客でオカダ・カズチカ-EVILの決勝戦(撮影・鈴木正人)

<新日本プロレス:大阪城ホール大会>◇11日◇大阪城ホール

新日本プロレスが136日ぶりにファンの前に帰ってきた。大阪城ホール大会で2月26日の沖縄大会以来、約4カ月ぶりとなる観客を入れた興行を開催した。

席数は通常の約3分の1にし、3318人が観戦。選手との接触を禁じるなど、新型コロナウイルス感染予防に努めながら、一歩前へと踏み出した。メインのニュージャパン杯決勝はEVILがオカダ・カズチカ(32)を下し、初優勝した。

   ◇   ◇   ◇

オカダのドロップキックに、内藤のポーズに、観客から大きな拍手が起こった。失われた新日本プロレスの風景が4カ月ぶりに戻ってきた。新型コロナウイルスの影響で3月から試合を中止。6月に3カ月半ぶりに無観客で試合を再開し、動画配信を行ってきたが、プロレスラーにとって反応がないことは寂しく、つらいものだった。IWGPヘビー級、同インターコンチネンタルの2冠王者内藤哲也(38)は「無観客試合も楽しかったけど、10倍、100倍…比べものにならないぐらい、気持ちいいね」と喜びをかみしめた。

新日本はこの日、観客に大声を控えるよう求めた。見ている側は声の代わりに拍手で感情を示す。新たな観戦スタイルが自然と生み出された。タッグ戦に出場した棚橋弘至(43)は「拍手の響きがとても美しく聞こえました。上品なホールでクラシックを聴いているような」と例えた。

プロレス界の、そして世界中にファンを持つエンターテインメント界の雄として、観客を入れた興行に踏み出した。プロレスは密集、密閉、密接の「3密」があてはまるスポーツ。リスクを避けるため、入念な予防策が取られた。

通常、大阪城ホール大会では1万人超を集めるが、今回は席数を3分の1に絞り、3318人が入場した。席の間にはシートをかけて十分な間隔を確保。観客にマスク着用や消毒など、基本的な感染予防を義務づけるのはもちろん、密を避けるために分散入場を実施。8台のサーモグラフィーを用意し、来場者全員の検温を行った。また、試合の合間には消毒を実施。グッズ販売はパンフレットのみで、選手との接触を禁じるなど、できる限りの細かな策を講じた。参戦予定だった鈴木みのるは発熱の症状があったため、抗体検査、抗原検査は陰性でも大事をとって欠場となった。

ファンも喜びと不安両方を感じながらこの日を迎えた。フェースシールドを付けた20代の男性は「楽しむために、自主的に着けてきました」。オカダファンという30代の男性は「いつもより人数が少なくてさみしい。ここで感染者が出たらさまざまなところに影響が出てしまう。僕たち見る側も緊張感を持たなければと思っています」と話した。

まだ国内で感染はおさまらず、超満員の会場でプロレスができるまで時間はかかりそうだ。コロナとの時間無制限の戦いは続く。【高場泉穂】

検温待ちする観客(撮影・鈴木正人)

EVILがオカダ下し初V、内藤奇襲しバレット入り

オカダ・カズチカ(左)に勝利したEVIL(撮影・鈴木正人)

<新日本プロレス:大阪城ホール大会>◇11日◇大阪城ホール

新日本プロレスが136日ぶりにファンの前に帰ってきた。大阪城ホール大会で2月26日の沖縄大会以来、約4カ月ぶりとなる観客を入れた興行を開催した。

席数は通常の約3分の1にし、3318人が観戦。選手との接触を禁じるなど、新型コロナウイルス感染予防に努めながら、一歩前へと踏み出した。メインのニュージャパン杯決勝はEVILがオカダ・カズチカ(32)を下し、初優勝した。

   ◇   ◇   ◇

歴史的な復活の日を、EVILが闇で染め上げた。前年覇者オカダの新必殺技変形コブラクラッチに何度も苦しむも、パイプイス攻撃や金的蹴りなどの反則でダメージを与え、最後は得意技のEVILで3カウント奪取。トーナメントを通じ貫いてきた非情な攻撃に徹し、初の頂点に達した。

試合後は同じユニットで2冠王者の内藤をリングに呼び寄せ、拳を合わせるかと思いきや、おもむろに敵対するユニット、バレットクラブのポーズを出し、内藤を奇襲。15年からロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの仲間として活動してきた内藤の帽子を踏みつけ、バレットクラブ入りを表明した。「内藤、お前とロスインゴのお前ら腐りきってんだよ。むしずが走りに走りまくる。明日大の字に倒れているのはお前だ。内藤。よく覚えとけ」と12日の2冠戦に向け、ほえた。

オカダ・カズチカ(左)をEVILでフィニッシュするEVIL(撮影・鈴木正人)
オカダ・カズチカ対EVIL オカダ・カズチカ(手前)を押し飛ばすEVIL(撮影・鈴木正人)
EVIL(右)に向かいマイクパフォーマンスする内藤哲也(撮影・鈴木正人)

石井慧が引退示唆「勝っても負けても最後に」

両国国技館でのIGF3大会に出場するためオランダから帰国した石井慧

 北京五輪の柔道金メダリストで総合格闘家の石井慧(28)が8日、11日に両国国技館で行われるIGF3大会を最後に引退を示唆した。

 同大会に出場するため、オランダから帰国した石井は、成田空港で「この試合に勝っても負けても、最後にしようかなと考えている。悔いのない試合をして、試合を楽しみたい。試合が終わってしっかり考えて、事務所にあいさつにいきたい」と話した。

 石井は、昨年大みそかのミルコ・クロコップ戦に惨敗したことにショックを受け、関係者に「しばらくやりたくない」と吐露していた。家族や、周囲の関係者から何事も10年はやったほうがいいと勧められていたが、練習先のオランダで1人で考え結論を出したという。「貯金もあるし、しばらくは何もしないで暮らしていける。休養ではない。マット界から引退します」と話した。ただ、本人が言うように11日のニック・ロズボロウ戦が最後になるかは、流動的で、試合後に石井が何を語るかが注目される。

王者8人!世界の扉開けた内山の右/渡辺会長の一撃

ボクシングWBA世界スーパーフェザー級選手権 12R、王者サルガドにパンチを放つ内山高志(右)(2010年1月11日撮影)

<ボクシング、忘れられない一撃~11>

一発のパンチですべてが変わるボクシング。選手、関係者が「あの選手の、あの試合の、あの一撃」をセレクトし、語ります。世界王者を男女で8人育てたワタナベジム渡辺均会長(70)の一撃は、内山高志氏の「サルガド戦の右ストレート」です。ジムに初めて世界王座をもたらした愛弟子の一撃は、今もジム経営の原動力になっています。(取材・構成=河合香)

▼試合VTR 内山は10年1月11日に14戦目で、WBA世界スーパーフェザー級王者フアン・カルロス・サルガド(メキシコ)に世界初挑戦した。初回からジャブで先手をとり、積極的に攻めてリードした。3回には反撃に鼻血も出すが、前に出続けてポイントも大きくリードした。最終12回も守りに入らずに攻めた。残り1分を切って、ロープに追い詰めて右ストレート。1発目は左側頭部をかすり、2発目をアゴに打ち込むとダウン。カウント8で立ち上がったが、さらに右を2発でロープへ飛ばすと、レフェリーがストップした。12回2分48秒TKOで、ジムにとって6度目の世界挑戦で悲願達成となった。内山はその後に11度防衛し、KOダイナマイトのニックネーム通りに世界戦では12試合中10試合でKOを決めた。

    ◇    ◇

忘れられないパンチはいくつもあるが、やっぱり内山の右ストレートが一番。何しろジムから初めて世界をとり、ここまで45年もジムを続けられ、今あるのも内山のおかげ。あのパンチがなければ、すべてはなかったとも言えるから。

入門前は全日本王者とはいえライト級だけに、世界はどうかなと思っていた。入門して初めてミットを受けると、ガツンと来た。重みがそれまでとは格が違った。ゲームセンターのパンチングマシンで、700キロを出して壊したのもうなずけた。世界もいけるというより、これは世界王者にしないといけないと思った。

世界が見えてきたころは、WBAはホルヘ・リナレス(帝拳)が王者。日本人とはやらないというので、チャンスは難しいと思っていた。それがサルガドに負けたことでチャンスが来た。

最終12回のインターバルで、内山に「倒してこい」と言った。もしかしたら採点は競っているかもしれない。相手は11回に弱っていた。でも、最終回だけに息を吹き返すかもしれない。3つの考えがあって、KOを狙わせた。

指示通りに内山は連打で攻めまくり、ほとんど右を決めて倒した。内山まで5度の世界挑戦は失敗し、ミスマッチと不評を買ったことも多かった。感激で初めて涙が出てきたのは忘れられない。

今は気はめいるし、これからが心配で仕方ない。世界王者も8人できたし、日本プロボクシング協会長もやらせてもらったし、年もあるし。もうやめてもいいかと思うことさえある。

ジムを開く時の目標はヨネクラジムだった。世界王者の数はあと1人で並べる。内山が世界をとった時には大学を卒業した気分と言ったが、選手のためにまだまだジムは卒業できない。もうひと踏ん張りして、あの内山のような選手を育てたい。

◆渡辺均(わたなべ・ひとし)1950年(昭25)1月5日、栃木県今市市(現日光市)生まれ。現宇都宮ジムでボクシングを始め、その時からジム経営を目標にしていた。宇都宮工卒業後は国鉄に勤務しながら、5度目の挑戦でプロテストに合格し、69年にプロデビュー。通算7勝6敗で最高ランクは日本ミドル級3位。75年に地元で念願の今市ジムを開設し、東京転勤を機に、80年には五反田に移転してワタナベジムに改称した。82年には退職してジム経営に専念し、朝8時から夜10時までの営業などで、98年には会員が800人にまで増えた。内山を皮切りに男子は内山、河野、田口、京口の4人、女子も国内公認第1号の富樫ら4人の世界王者を育てた。

12回TKOで勝利し、チャンピオンベルトを巻いて渡辺均会長(右)と喜ぶ王者を奪取した内山高志(2010年1月11日撮影)

内山高志氏「地元に貢献」春日部で開業ジムお披露目

ジムのレセプションパーティーを開いた元WBA世界スーパーフェザー級王者内山氏(中央)

プロボクシングの元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志氏(40)が、2月に出身地の埼玉・春日部市で開業したフィットネス&ボクシングジム「KOD STUDIO」のレセプションパーティーが11日、行われた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オープン直後に休業となったが、6月から営業を再開していた。

春日部名誉市民の内山氏は「少しでも地元に貢献できるようなことをやれればと思っていた。春日部を盛り上げるためにも頑張っていきたい」。現在、会員は約80人で「200人くらいには増やしたい」とした。内山氏は、東京・四谷にもジム「KOD LAB」を経営しており、元WBA、IBF世界ライトフライ級統一王者田口良一氏も社員としてサポートしている。

琴奨菊、7月場所へ「精いっぱいやることはやった」

稽古中の琴奨菊

大相撲の大関経験者で東前頭14枚目琴奨菊(36=佐渡ケ嶽)が11日、代表取材に応じ「結果はどうなるか分からないが、精いっぱいやることはやってきた」と、7月場所(19日初日、東京・両国国技館)に向けてここまでの調整を振り返った。7月場所では7場所ぶりの勝ち越しを目指す。プロ野球が観客を入れての公式戦を再開。「映像でもニュースでちょこっとしか見ていないのであまり分からないが、ひとつひとつの歓声とか本当にありがたいと思う。逆に無観客を知っているがゆえに」。春場所で史上初の無観客開催を経験しただけに、ファンの存在のありがたみを感じた。

4月に小学生時代からのライバルだった元関脇豊ノ島(現井筒親方)が引退した。この自粛期間で、互いに中学時代の全国中学の映像を見返す機会があったという。「自分的に今が一生懸命という感じなので、あまり振り返ることはしなかった。その頃(中学時代)から頑張ってきたな、という感じで。ちょうど団体の決勝戦が、(母校の)明徳義塾対(豊ノ島の)宿毛の片島中学。自分も豊ノ島も先鋒戦だった。私は負けたが、そのときの懐かしさを感じた。結局豊ノ島の中学のほうが全国優勝したんですけれども」。気付けば関取最年長。「私もいつかそうなるか分からないけれども、やり残しだけはしないようにと思っている」と誓った。

稽古中の琴勝峰