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高校横綱の落合が全日本選手権8強「すぐプロいきたい」三段目付け出し資格

全日本選手権で8強入りを果たした高校横綱の落合哲也(撮影・佐藤礼征)

<全日本相撲選手権>◇5日◇両国国技館

アマチュア相撲の日本一を決める全日本選手権が5日、東京・両国国技館で行われ、高校横綱で鳥取城北高3年の落合哲也(18)が、大相撲の三段目100枚目格付け出しの資格を得た。

予選トーナメントを勝ち上がると、決勝トーナメント1回戦では2年前の19年に第69回大会を制した谷岡倖志郎(近大職員)を破った。準々決勝では中村泰輝(日体大3年)に敗れたが、高校生が全日本選手権で8強入りするのは、第59回大会の中村大輝(現北勝富士)以来11年ぶり。大躍進となったが「相手がどうのこうのより、かかってこいという気持ちだった。たたきのめすつもりだったので悔しい」と、満足する様子はなかった。

付け出し資格を得て、角界挑戦への夢が広がった。今後の進路については「すぐプロにいきたいです」と力強く宣言。「もっとパワー、スピード、心技体を磨いていきたい」とさらなる成長を誓った。

「三段目最下位格付け出し」制度は15年5月に導入された。新弟子検査の前日まで25歳未満が対象で、全日本選手権、全日本実業団選手権、国体成年個人の3大会のいずれかで8強以上の成績を収めた者に資格が与えられる。有効期限は大会優勝日から1年以内だったが、コロナ禍でアマチュア相撲の各大会が中止、延期になる状況を鑑みて、昨年10月に2年以内へと延長になった。

ボクシング勅使河原弘晶が渡米「人生すべて懸けて」IBF挑戦者決定戦

11日に米カーソンで控えるIBF世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に備えて渡米した同級3位勅使河原

ボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者でIBF世界同級3位の勅使河原弘晶(31=三迫)が世界王座挑戦権獲得のために侍魂をみせる覚悟だ。

11日(日本時間12日)に米カーソンで同級4位マーロン・タパレス(29=フィリピン)とのIBF世界同級挑戦者決定戦を控え、5日に渡米。「米国で『サムライソウル』をみせてきたい。負けたら何もなくなる。人生すべてを懸けて。世界王者になるのが人生すべてだと思って生きている。そこにたどり着くための1戦」と表情を引き締めた。

11月30日にはWBO世界フライ級王者中谷潤人(M.T)と8回のスパーリングを消化。「世界王者とスパーすると刺激になる。学ぶものもあった」と収穫を口にした。元WBO世界バンタム級王者で2階級制覇を狙うタパレスは強敵サウスポーとなるが「十分すぎるぐらいスパーリングしてきた。すごく自信がある。やってきたこと出したいし、自分はやってきた以上のものが出るタイプ。KO勝ちという形で出したい」と気合を入れ直した。

コロナ禍にもかかわらず、サポート帯同してくれる同門の元日本ライトフライ級王者堀川謙一や担当の加藤健太トレーナーに感謝しながら「帰国したら隔離期間もあるのに自分のために時間を費やしてくれる。本当に感謝しかない。勝って恩返ししたい。良い形で喜んでもらいたい」と必勝を誓っていた。

渡米したIBF世界スーパーバンタム級3位勅使河原(中央)。左端はサ帯同する元日本Lフライ級王者堀川、右端は加藤トレーナー

K1前王者の木村“フィリップ”ミノル「最高でした」敗戦も舞台設定に感謝

新王者の和島大海(左)と試合後、握手を交わす木村”フィリップ”ミノル(2021年12月4日撮影)

「K-1ファイナル」と銘打たれ、自分が主人公だったK-1ワールドGP大阪大会でまさかの黒星を喫した前スーパーウエルター級王者木村“フィリップ”ミノル(28=PURGE TOKYO)が5日、大阪市内で一夜明け会見に臨んだ。

木村は「負けたのは残念ですが」と言いつつ「いろんな方の力があって実現した舞台。最高でした」と自身の“卒業”に合わせた舞台設定に感謝の意を表した。挑戦者和島大海に喫したKO負けを「K-1は“次”を考えてやったりしたら勝てない、厳しい場所。K-1で戦う覚悟が和島選手の方が強かったということでしょう」と振り返った。

また、突然の安保瑠輝也による対戦要求には「何とも言えないけど、そう言ってもらえることはファイターとしてうれしい。負けた僕にラブコールを送ってくれた。そこにはストーリーもある、リベンジというテーマもある」とし、実現の可能性について「なくはないかなと思う。考えてみたいです」と話すにとどめた。

和島大海「偉大なチャンピオンに」“絶対王者”木村にKO勝ちで第4代王者

第17試合 木村”フィリップ”ミノル対和島大海 和島はに勝利し新王者となる(撮影・上山淳一)

スーパーウエルター級タイトルマッチで、挑戦者和島大海(26=月心会チーム侍)が王者木村“フィリップ”ミノル(28)を3ラウンド2分50秒、KO勝ちで撃破、第4代王者となった。過去2敗し、10戦連続KO勝利中の“絶対王者”に左脚でロー、膝と蹴り分け、最後はボディーに左ミドル。地元大阪で、木村の“K-1ファイナル”と銘打たれた大一番で、主役の座を射止めた。

挑戦者和島大海(26=月心会チーム侍)が、番狂わせで第4代王者についた。10連勝中だった絶対王者の木村を、攻め立ててKO勝ちで撃破した。

左右の強打を奮う王者に気後れしなかった。左ローを左脚に合わせ、距離を取り、インファイトになると膝を突き上げる。嫌がる王者がホールドを繰り返し、3Rに減点を食らうほど、和島の攻めは執拗(しつよう)だった。

「本当に偉大なチャンピオンと試合ができて、ベルトもとれて。K-1の70キロ(以下級=スーパーウエルター級)の歴代チャンプはみんなすごい。負けないよう、僕も絶対、偉大なチャンピオンになります」

大阪府四條畷市出身だ。自分の地元で組まれた木村のK-1ファイナルマッチ。主役の座を強奪し、新たな歴史を刻んで見せた。

第17試合 木村”フィリップ”ミノル対和島大海 3回、木村(左)にキックを浴びせる和島(撮影・上山淳一)
第17試合 木村”フィリップ”ミノル対和島大海 新王者の和島は記念撮影で笑顔を見せる(撮影・上山淳一)

村田諒太「休むわけにはいかない」29日のゴロフキン戦来春延期も練習継続

村田諒太(2021年11月12日撮影)

日本ボクシング界最大規模のビッグマッチとなる29日の王座統一戦が延期となったWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)は延期発表翌日も練習継続した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大で、3日にIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦(29日、さいたまスーパーアリーナ)が来春延期と発表されたが、村田は4日も都内の所属ジムで休むことなく、練習に取り組んだ。

所属ジム公式サイトを通じ「本日もしっかり動き切ることができ、1週間を終えました。試合延期は残念ですが、気持ちの問題だけで練習を休むわけにはいかないので頑張っています」と報告。まだ日程については再調整が始まったばかりだが「吉報を待ちながら磨き上げてまいります!」と意欲を示していた。

ゴロフキンとの対戦に向け意気込みを語っていた村田諒太(2021年11月12日撮影)

豊嶋亮太が判定で2冠防衛「世界へ飛躍できる豊嶋を見せたい」

東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王座を防衛した豊嶋(左)(撮影・藤中栄二)

<プロボクシング:東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級タイトルマッチ12回戦>◇4日◇東京・後楽園ホール

東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者豊嶋亮太(25=帝拳)が両王座の防衛に成功した。

メキシコ、米国で試合経験を積んできた「逆輸入ボクサー」で東洋太平洋同級5位の坂井祥紀(30=横浜光)の挑戦を受け、3-0の判定勝利を収めた。「まだ練習でやったことを(試合で)出すことができず、いつものフィジカル勝負になってしまった」と反省点を挙げつつも「今日の内容ではおこがましいが、アジアのトップは証明できたかなと。世界を目指していきたい」と決意を新たにした。

ジャブ連打でリズムをつかもうとした坂井に対し、豊嶋は右強打を顔面やボディーを攻めたが、両者ともに鉄壁のディフェンスで決定打を与えなかった。さらに王者は左ボディー、左ボディーアッパーで坂井の体力を削り続けた。ワンツーなどで粘りの反撃をみせた挑戦者に対し、接近戦で押しながら、好打を浴びせて確実にポイントを獲得した。豊嶋は「期待させる、世界へ飛躍できる豊嶋亮太を見せていきたい」と強い決意を口にしていた。

井上尚弥に挑戦するディパエン「絶対に勝てると思っているから日本に来た」

隔離されたホテル内でミット打ちに取り組むIBF世界バンタム級5位ディパエン(右=大橋ジム提供)

ボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(28=大橋)に挑戦するIBF世界同級5位アラン・ディパエン(30=タイ)が王座奪取に向けて強気の姿勢を貫いた。

14日、東京・両国国技館で開催されるWBAスーパー、IBF世界同級タイトルマッチ(日刊スポーツ新聞社後援)に備え、5日に神奈川県内で調整した。

11月28日の来日時から井上をKO撃破すると宣言していたディパエンは「井上が怖かったら日本に来ていないし、絶対に勝てると思っているから日本に来た」とあらためて自信を示した。12勝中11KOと強打を誇るものの「井上はすべてが危険。すべてに警戒する」と不用意に攻めるつもりはない。

母国タイのバンコクで計199回のスパーリングを消化。来日後は隔離されているホテル内で最終調整を継続している。食事を継続しながら順調に減量できているようで「お弁当だけれど、どれもおいしいし満足している」とコンディション作りへの不安はない。

ムエタイでも50勝10敗の戦績を残している。実戦経験豊富なディパエンは「(井上より上回っている点は)リングの中を僕は見れば、それは分かるはず」と集中力を研ぎ澄ませていた。

WBAスーパー、IBF世界バンタム級王者井上を撃破する自信を示したIBF同級5位ディパエン(大橋ジム提供)

井岡一翔、大みそかに日本人対決の防衛戦も 統一戦はオミクロンで中止

井岡一翔(2021年11月25日撮影)

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の急拡大が、日本ボクシング界にも直撃した。史上最大のビッグマッチだったWBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(35=帝拳)とIBF世界同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)の王座統一戦(29日、さいたまスーパーアリーナ)が来春に延期されると3日、発表された。WBO世界スーパーフライ級王者井岡一翔(32=志成)が31日に臨むIBF同級王者ジェルウィン・アンカハス(29=フィリピン)との王座統一戦(東京・大田区総合体育館)の中止も同日発表されるなど、計3つの世界戦が影響を受けた。

   ◇   ◇   ◇

世界4階級制覇王者の井岡が国内初となる2階級での王座統一を狙う注目マッチは中止が決まった。31日にWBO世界スーパーフライ級王者として、9度防衛に成功中のIBF世界同級王者アンカハスとの王座統一戦に臨む予定だったが、同日に所属ジムから中止が発表された。

政府による外国人の新規入国停止の方針に加え、変異株「オミクロン株」のコロナ陽性者が国内で確認されたことも踏まえ「感染対策強化を優先させ、大会中止を決定しました」と声明を出した。今回は中止となったものの、両陣営ともに統一戦に臨む意向が強く、今後も関係各所と協議の上、感染状況を見極めながら延期を含めて開催日時を検討する見通しだ。

井岡にとって12年6月の八重樫東とのWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦以来となるビッグマッチだった。恒例となる井岡の大みそか決戦は今回が区切りの10度目となり、TBS系列で生中継することが発表されていた。現在、スーパーフライ級には複数の日本人世界ランカーもいるため、井岡が4度目の防衛戦として大みそかに日本人対決に臨む選択肢も残されている。

潮崎豪9カ月ぶり復帰「プロレスってすごい」元日武道館でのベルト獲り誓う

<プロレスリング・ノア:名古屋大会>◇5日◇愛知・名古屋国際会議場イベントホール

アイアムノアが9カ月ぶりに帰ってきた。右上腕二頭筋腱(けん)脱臼の手術とリハビリのため、今年3月から欠場していた潮崎豪(39)が、メインイベントのタッグマッチで復帰を果たした。

清宮海斗と組み、中嶋勝彦、拳王組と対戦。強烈なマシンガン逆水平チョップやゴーフラッシャーを披露するなど、復調をアピールした。最後は35分10秒、豪腕ラリアットでアシストすると、清宮が拳王にストレッチプラム式フェースロックを決め、タップアウトを奪った。

試合後、清宮とがっちりと握手を交わすと、会場の空気を味わいながらゆっくりとゲートへ。深々と頭を下げてから、バックステージへと向かった。

開口一番、「ノアってすごいな。プロレスってすごい。こんな厳しくてつらいことをやってたんだ」と吐露。「でも、こんなに心の底からくる熱さ…。復帰できてよかった」と、リングに立てる喜びをかみしめた。

潮崎は来年1月1日の武道館大会で、中嶋の持つGHCヘビー級王座への挑戦が決定している。「まだ彼が持つGHCには遠いかもしれない。でも、元日に俺が奪うという気持ちは折れることはない」と改めて強い意志を表明。「清宮が(ナショナル王座を)取って俺がGHCを取る。そうしないと2022年、いいスタートが切れない」と力を込めた。

【ベラトール王座戦】RIZIN堀口恭司、衝撃KO負け/ラウンド詳細

ベラトール・バンタム級タイトル戦に向けて計量クリアした王者ペティス(左)と挑戦者のRIZIN同級王者堀口(ベラトール公式インスタグラムより)

<米総合格闘技:ベラトール272大会>◇3日(日本時間4日)◇米コネティカット州アンカスビル、モヒガン・サンアリーナ

RIZINバンタム級王者堀口恭司(31=アメリカン・トップチーム)が区切りの通算30勝目で米団体ベラトール王座への返り咲きを狙ったが、王者セルジオ・ペティス(28=米国)にバックハンドブローを浴び4ラウンドKO負けを喫した。

■1ラウンド

堀口がいきなりフェイントからの左ローキックで先制。慎重に攻める王者ペティスの周囲を回るようにフットワークを使った。右拳を被弾し、少しバランスを崩したものの、テークダウンにも成功。ケージ際で背後に入ったが、回避された。ワンツー、左ハイキック、飛び膝、後ろ回し蹴りと次々と攻撃。終盤、両者の距離が近づき、打撃の攻防も続いた。

(堀口の10-9)

■2ラウンド

左右にスイッチしながら堀口が揺さぶった。ローキックで前足を刈ってペティスを崩した。組みついてテークダウンを奪うと、下にいるペティスに蹴り上げられ、さらに右腕を取られて関節技を狙われた。何とか回避した堀口だが、右目下をカットし流血。ケージ際でのグラウンドの攻防で背中に入ると王者の頭部や顔面に何度も右拳を振り下ろした。カウンターを回避しながら確実に右拳も打ち込んだ。

(堀口の10-9)

■3ラウンド

手数の少ないペティスに対し、堀口は蹴り技で入った。すると相手に距離を詰められ、回転蹴りとパンチの連打を浴びそうになった。すると即座に組みつき、テークダウン奪取に成功。上からペティスを制御しながら、今後は左拳のパウンドを相手顔面に振り下ろした。逃げるペティスの背後にスルリと入るとバックから裸絞めなど関節技を狙った。王者の反撃で再び立ち技勝負に戻ると、堀口はカーフキック、ペティスは右フックを返そうとした。

(堀口の10-9)

■4ラウンド

王者ペティスが追い足のスピードを上げて攻め始めると、堀口はタックルを成功させてテークダウンを奪取。グラウンドの攻防が続き、会場からはブーイングも飛んだ。すると堀口は立ち上がり、スタンド勝負へと誘った。絶妙なフェイント入れ、右ストレートを繰り出した堀口は王者のワンツー、左フックも回避。右目下の流血が目立ってきたが、ペティスも鼻血が止まれなかった。しかしここで距離を詰めたペティスのバックハンドブロー1発を浴びた堀口がダウン。もろにアゴに浴びて敗れた。