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【新日本】ザック・セイバーJr44秒の瞬殺劇で単独首位に躍り出る「エネルギーを温存できる」

自身のコスチュームを着た藤田(右)とポーズを決めるセイバーJr(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:広島大会>◇G1クライマックス32 Cブロック公式戦◇10日◇広島サンプラザホール◇観衆1522人

今春のニュージャパンカップに続く春夏連覇を目指す“サブミッションマスター”ことザック・セイバーJr(35)が、極悪集団「ハウス・オブ・トーチャー」総帥のEVILを秒殺し、ブロック単独首位に躍り出た。

第7試合となったCブロック公式戦で対戦した悪の化身に、一杯食わせた。帽子を深々とかぶったセイバーJrは、テーマ曲に乗りながら花道を入場。先に入場してしびれを切らしていたEVILから、花道で襲撃を受けた。だが、これは自身の衣装をまとったヤングライオン藤田だった。EVILの隙をついたセイバーJrは、背後からスリーパーホールドで捕獲。本部席横の鉄柵に打ち付けるなど、いつもは相手が得意とするムーブで先制攻撃を仕掛けた。

リングに入ってからも、独擅場。うつぶせにテイクダウンを奪うと、そのままヨーロピアンクラッチで丸め込み、3カウントを奪取。44秒の瞬殺劇に、会場は沸きあがった。

作戦勝ちを収めたセイバーJrは、ご満悦な様子。バックステージでは「今日は絶対にあいつらのやり方に乗せられないって決めてた。エネルギーを温存できる」と、マッスルポーズを披露した。

これで4勝1敗の勝ち点8とし、単独首位の座をゲット。次戦は16日の東京・日本武道館大会で内藤哲也とリーグ最終戦を戦う。今年で6回目のG1出場も、今だ決勝トーナメント進出はないセイバーJr。未知の領域はもう目の前だ。

【新日本】後藤洋央紀、激しく流血も意地の勝利 TV観戦の息子へ「お父さんは本当は強いんだ」

棚橋(右)に蹴りを見舞う後藤(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:広島大会>◇G1クライマックス32 Cブロック公式戦◇10日◇広島サンプラザホール◇観衆1522人

NEVER無差別級6人タッグ王者の後藤洋央紀(43)が、意地の勝利を挙げ、リーグ最終戦に望みをつないだ。

メインイベントとなったCブロック公式戦で、これまで何度も熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げてきた棚橋弘至(45)と対戦。序盤から猛攻を浴びせたが、棚橋の強烈な張り手を食らい、唇を切って激しく流血した。それでも、気持ちを折られなかった後藤は、コーナーで一人消灯(変型GTW)をさく裂。最後は19分1秒、昇天・改からのGTR(変形首砕き)で3カウントを奪取した。

08年以来2度目の優勝を目指す後藤は、3勝1敗の勝ち点6で棚橋らに並び、決勝トーナメント進出へ望みをつないだ。「かろうじて俺もまだ生きています。次もしっかり勝って、この暗い世の中に希望の光をともしたいと思います」と、力強く約束。さらに自宅のテレビで観戦しているという息子に呼びかけ、「お父さんは本当は強いんだ!」と絶叫した。

次戦は16日の東京・日本武道館大会で、EVILとリーグ最終戦を戦う。「見ての通りダメージはでかいよ。でも、それ以上に大きな光を手に入れた」と話した後藤。手負いの荒武者が、悪の総帥をたたききる。

試合に勝利し、絶叫する後藤(提供・新日本プロレス)

平幕の若元春、左四つのさらなる強化がテーマ「次もしっかりと出し切りたい」秋場所へ気合十分

取材に応じる若元春(撮影・平山連)

大相撲の夏巡業が11日、茨城・古河市で行われ、平幕の若元春(28=荒汐)が左四つのさらなる強化をテーマに掲げた。この日は関取衆らによる申し合い稽古に参加。今巡業は幕内昇進後としては初の巡業参加とだけあって気合が入っている。「相撲の型は決まっている。左四つなので、そこに持っていくまでの相撲を強化したい」と稽古の狙いを明かした。

7月の名古屋場所でこそ負け越したが、新入幕の初場所から3場所連続で勝ち越すなど、着々と力をつけている。名古屋場所では初金星こそ逃したが、横綱照ノ富士と激しい攻防となった一番を取るなど、存在感も増している。東京・立川市で行われた夏巡業初日では、ぶつかり稽古で照ノ富士に胸を出してもらうなどした。「横綱に胸を出してもらうことはなかなかない。まだまだ頑張らないといけないなと思いました」と刺激になった。

自己最高位で臨んだ名古屋場所は6勝9敗だったが「やることはやれた」と胸を張った。秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)では番付を下げるが、まだまだこれから。「次もまたしっかりと出し切りたい」と気合十分だ。

31年ぶりに開催された茨城・古河市での巡業。会場のイーエスはなもも体育は満チケットが完売し、満員となった(撮影・平山連)
若元春

K1谷川聖哉「運命」名トレーナーとの出会いに感謝

K-1での飛躍に向けてトレーニングに励む谷川聖哉(本人提供)

空手の実力派が、新たな1歩を踏み出した。3月にK-1デビューを果たした谷川聖哉(23)が、重量級での王座獲得を目標に掲げた。15日までに電話で取材に応じ「小さい頃からK-1を見てきて、大きな外国人に向かっていく選手に憧れた。『日本人でも重量級で戦える』と言われたい」と瞳を輝かせた。

デビュー戦では、この道で生きていく覚悟を再確認した。3月22日、さいたまスーパーアリーナ。クルーザー級で植村真弥(31)と戦い、判定で引き分けた。得意のキックで攻め立て、後ろ回し蹴りなど大技を織り交ぜたが、倒すまでには至らず。逆に最終3回、左フックでダウンを奪われた。

「正直、しっかり倒して勝ちたかった。でもこれが自分の現実。変に勝つよりも気が引き締まりました」

学びは控室での出来事にもあった。年明けにK-1ジム相模大野KRESTに移籍。同じジムから出場した武尊(28)や野杁正明(27)らスター選手は、試合30分前まで普段通りに振る舞っていた。そこからの切り替えがすさまじかった。

「普段の練習から『練習の練習』をしていない。常に本番を想定し、スイッチを瞬時に切り替える。本当に人生を懸けているんです。自分の熱の入り具合が甘かったと感じる毎日です」

埼玉・所沢中央高を卒業後、単身大阪に乗り込んだ。空手に打ち込む毎日を過ごした。15年には極真会館全世界空手道選手権の日本代表にも選出された。

週3回、午前5時から青果市場でアルバイトに励んだ。昨夏、ある飲食店を訪れると、偶然、隣からトレーニングに関する会話が聞こえてきた。初対面ながら無我夢中で声をかけた。

「すみません。トレーニングジムで働かれているんですか?」

相手の男性はサッカー元ドイツ代表FWポドルスキや、ラグビー元ニュージーランド代表SOカーターら、世界的な選手を担当していたトレーナーの文元(ふみもと)明宏氏(35)だった。K-1王者を目指す熱意を伝えると「うちでアルバイトしながら、体を鍛える?」と誘われた。

文元氏が経営に携わる大阪市内のジム「エーベース」に通い詰めた。トレーニング指導や、施術を無償で受けられた。谷川は感謝を忘れない。

「アキさん(文元氏)と出会えたのは運命で、本当に感謝です。体の使い方を学び、調子悪い部分はケアをして、元に戻していただきました」

K-1参戦に向け、20年に入ると関東へ引っ越した。デビュー戦では、大阪で受けた恩に少しでも報いようと、トランクスに「エーベース」のロゴを貼り付けた。この春、新型コロナウイルスでスポーツジムは大打撃を受け、文元氏らが15日からウェブサイト「CAMPFIRE」で、クラウドファンディングを開始すると知った。

谷川は支援者に対するリターンで、トレーニング指導を買って出た。

「わずか数カ月でしたが、大阪でお世話になった方がコロナで苦しんでいる。僕にできることは多くないですが、少しでも力になりたい。何より一番の恩返しはK-1王者になることです。これから自分に大切なのは『覚悟』。チャンピオンになるために、全てを背負う覚悟で進みます」

空手仕込みの蹴り、スピードが新しい世界でも鍵を握ると自覚する。コロナ禍でも地道な練習を怠らず、K-1の2戦目へ力を蓄える日々。偉大な先輩の背中を追い、周囲への感謝を胸に、重量級の猛者たちへに立ち向かう。【松本航】

3月22日、K-1のデビュー戦に臨んだ谷川聖哉(左)(本人提供)

高安「次は自分が」名古屋場所の逸ノ城初優勝に感化、地元茨城での巡業はファンサービスに大忙し

取材に応じる高安(撮影・平山連)

大相撲の夏巡業が11日、茨城・古河市で行われ、茨城出身で平幕の高安(32=田子ノ浦)が初優勝への思いを強めた。

地元での巡業とだけあり、会場内に入ると多くのファンに囲まれ、写真撮影などのファンサービスに大忙し。土俵上では人一倍大きい拍手を受けながら、関取衆との申し合い稽古で汗をかいた。「地元での巡業でたくさんの声援をもらった。巡業はいいなと思った。本当にやりがいがありますね」と地元開催をありがたがった。

場所前に新型コロナウイルスに感染し、7月の名古屋場所は全休した。順調に調整していただけに休場を残念がったが「その分、体調はしっかりケアしていい方向にいっている」と秋場所(9月11日初日、東京・両国国技館)に向けての自信をのぞかせた。休場中は隔離期間をへて部屋で稽古をしつつ、毎日欠かさずに大相撲中継をチェック。「毎日勉強になりました」と休場期間を振り返った。

その名古屋場所では、平幕の逸ノ城が初優勝を果たした。「初優勝はすごい。感化されました。次は自分が、という気持ちでいきたいです」と自身の初優勝への思いが高まったという。この日、地元のファンから受けた声援を力に、休場明けの秋場所で初賜杯を狙う。

申し合い稽古で御嶽海(右)と稽古する高安
稽古前にファンに囲まれる高安

【新日本】オカダ・カズチカ、辛勝で決勝トーナメント進出王手「さすがローラー」熱戦の相手称賛

ローラー(右)にレインメーカーポーズを決められるオカダ(提供・新日本プロレス)

<新日本プロレス:広島大会>◇G1クライマックス32 Aブロック公式戦◇10日◇広島サンプラザホール◇観衆1522人

前IWGP世界ヘビー級王者で昨年度G1覇者のオカダ・カズチカ(34)が、大苦戦の末に勝ち点2をもぎ取った。

セミファイナルとなった第8試合のAブロック公式戦で、ここまでリーグ戦2勝2敗のトム・ローラー(39)とシングル初対戦。連勝の勢いに乗る、総合格闘技UFC出身のローラーを相手に、大苦戦を強いられた。

打撃、サブミッションと高レベルな技に翻弄(ほんろう)。腕への執拗(しつよう)な攻撃を加えられ、必殺技のレインメーカー(短距離式ラリアット)を出せない状況にまで追い込まれた。だが、最後はなりふり構わず、一瞬の隙をついて丸め込んだ。16分16秒、旋回式のフロントネックロックをショルダースルーではねのけると、そのままエビ固めで押さえ込んで3カウントを奪った。

バックステージでは「さすがトム・ローラーといった感じ。強かった」と、熱戦を演じた相手をたたえた。前戦は初参戦のジョナに敗北を喫しており「まだまだ強い選手はたくさんいるなと思いました」と、強敵と戦える喜びを感じている。

この勝利で4勝1敗の勝ち点8とし、決勝トーナメント進出に王手をかけた。リーグ最終戦となる16日の東京・日本武道館大会、ランス・アーチャー戦に勝利で、進出が決まる。「簡単な話、勝てばいいってことですよね。ランスもジョナに勝ったけど、リングアウトでしょ? そんな選手に負けるわけがない」と、言い切っていた。

ローラー(下)に腕を攻められるオカダ(提供・新日本プロレス)

「やはりヘビー級の1番が1番」村田諒太が選ぶ歴代PFPトップ5 1位は意外にも現役ボクサー

WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)が自ら選出の歴代パウンド・フォー・パウンド(PFP=階級を超越した最強ボクサー)を披露した。11日、エディオンアリーナ大阪で開催されたWOWOWエキサイトマッチ・リングサイトSPイン大阪に出演。ボクシングマニアを自称する村田が1位に選出したのは意外にも!? 現役ボクサーだった。

現WBC世界ヘビー級王者タイソン・フューリー(33=英国)を歴代トップのPFPに選んだ村田は「フューリーは倒れたとしてもすぐに立ち上がって戦う。彼はヘビー級なのに動けるし、倒せるし、タフネスさがある。やはりヘビー級の1番が(歴代)1番だと思う」と断言。フューリーは4月23日、英ロンドンで開催されたWBC世界同級暫定王者ディリアン・ホワイト(34=英国)との団体内王座統一戦に6回TKO勝利し、現役引退を口にしていたが「もう誰も(フューリーの)引退を信じていない。おおかみ中年ですよ」とジョーク交じりに現役続行を期待した。

なお自身は4月9日のIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との2団体王座統一戦で9回TKO負けを喫し、今後について「白紙」としている。この日は12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダルを獲得してから10年目の区切りの記念日だったが、進退について態度を保留。「気持ちは日々、揺れ動いています。爆弾発言? それはないです」と苦笑していた。

なお村田が選出した歴代PFPトップ5は次の通り。

<1>タイソン・フューリー(現WBC世界ヘビー級王者)

<2>アーロン・プライヤー(元WBA、IBF世界スーパーライト級王者)

<3>ロイ・ジョーンズJr.(元世界4階級制覇王者)

<4>カルロス・モンソン(元WBA、WBC世界ミドル級王者)

<5>フロイド・メイウェザー(元世界5階級制覇王者)

WOWOWエキサイトマッチのトークイベントに参加した村田(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡氏、左端はMC高柳氏
ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏

若乃花自宅に遺体、弟子にも大きな悲しみ

相撲関係者により自宅に運び込まれる花田勝治氏の遺体(撮影・山崎哲司)

 第45代横綱初代若乃花で元二子山親方の花田勝治(はなだ・かつじ)氏が1日午後5時25分、腎細胞がんのため、東京・慶大病院で死去した。82歳だった。

 かつての二子山部屋だった東京・杉並区の花田さんの自宅には、弟子が次々と集まり、大きな悲しみに包まれた。早くから駆け付けた松ケ根親方(元大関若嶋津)、鳴戸親方(元横綱隆の里)は、涙こそ見せなかったが、険しい表情で病院から搬送された遺体を自宅に運び入れた。つえをついて訪れた間垣親方(元横綱2代目若乃花)は「42年前に中学校の職員室に(花田さんが)来てくれたのを思い出した。厳しい、とにかく厳しい方だった」と、入門当初の思い出を語った。

 弟子ではないが、同じ杉並区に部屋を構える放駒理事長(元大関魁傑)も駆け付けた。約40分の滞在で花田さんに別れを告げ「本当に安らかな顔だった」と、しみじみと話した。おいの元横綱3代目若乃花の花田勝さんは、近くで車を降りると文字通りダッシュで花田さんの自宅に飛び込んだ。ほかにも花籠親方(元関脇太寿山)、常盤山親方(元小結隆三杉)、高田川親方(元関脇安芸乃島)、元力士でタレントの龍虎らが弔問に訪れた。

 花田さんの人柄を示すように、午後9時過ぎからは近隣住民が玄関先に花束を置いて手を合わせる場面もあった。間垣親方は「最後に会ったのは2年ぐらい前の正月。『協会のために頑張れよ』と言われ、うれしかった。(遺体に)『協会のために頑張ります』と言いました」と、かみしめるように話して引き揚げた。

大相撲夏巡業 新型コロナ関連で休場の玉鷲ら幕内力士11人が合流、幕内休場者は残り阿炎ら2人

申し合い稽古で勝ち残りした照ノ富士(中央)を取り囲み、我こそはと名乗り出る関取衆(撮影・平山連)

大相撲の夏巡業4日目が11日、茨城・古河市で行われ、新型コロナウイルス関連で休場していた11人(玉鷲、宇良、佐田の海、碧山、隠岐の海、照強、千代翔馬、妙義龍、王鵬、錦富士、千代丸)の幕内力士が合流した。これで幕内の休場者は、けがの小結阿炎とコロナ関連の志摩ノ海の2人となった。

申し合い稽古で勝ち残りした照ノ富士に近づき、我こそはと名乗り出る関取衆(撮影・平山連)
古河市で行われた夏巡業で買える座布団(撮影・平山連)
稽古に臨んだ碧山(撮影・平山連)
「満員御礼」を告げる垂れ幕(撮影・平山連)
巡業を盛り上げた茨城・古河市の観光大使「古河桃むすめ」(撮影・平山連)
ファンと写真を撮る錦富士(撮影・平山連)
チューブトレーニングをする御嶽海(撮影・平山連)
照ノ富士と話す朝乃若(撮影・平山連)
申し合い稽古で若隆景に寄り切られ、思わず声が漏れる御嶽海(撮影・平山連)
申し合い稽古を行う貴景勝(左)(撮影・平山連)
申し合い稽古で御嶽海を相手に積極的な攻めを見せる正代(撮影・平山連)
申し合い稽古で果敢な攻めを見せて高安を退ける御嶽海(撮影・平山連)
正代(左)と照ノ富士(撮影・平山連)
ぶつかり稽古を行う御嶽海(左)と栃ノ心(撮影・平山連)
申し合い稽古を行う正代。奥左から若隆景、貴景勝、御嶽海(撮影・平山連)
公開稽古後、天日干しされる横綱照ノ富士らの稽古まわし(撮影・平山連)
会場外で販売されていた地元産のシロップが使われたグレープ味のかき氷(撮影・平山連)
お客さんの要望に応じ股割りをして、柔軟性をアピールする翔猿(撮影・平山連)

村田諒太「この爽快感。ミットがボクシングで一番楽しい」ジムの先輩西岡利晃氏相手にミット打ち

ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太

プロボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(36=帝拳)がリングで「1カ月ぶりぐらい」というミット打ちを披露した。11日、エディオンアリーナ大阪で開催されたWOWOWエキサイトマッチ・リングサイトSPイン大阪にゲスト出演。大勢のファンが見守る中、帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(46)の持つミットにパンチを打ち込んだ。

4月のIBF世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(40=カザフスタン)との2団体王座統一戦で9回TKO負けを喫し、今後について「白紙」としているが、知人のジムなどで体は動かしているという。帝拳ジムの元チーフトレーナーとなる葛西裕一氏が経営する都内のジム「グローブス」で取り組んで以来というミット打ちを終えた村田は「ボクシングは楽しいですね。この気持ち良さ。この爽快感はなかなか味わえない。ミットがボクシングで一番楽しい」と実感を込めて口にした。

自らのパンチを受けてくれた相手が所属ジムの先輩・西岡氏だったこともあり「気まずさと久しぶり感で汗が半端なかったです。受けるタイミングとかうまいですね。ミットの持ち方が絶妙でしたね。(相性が)合う合わないがありますからね」と感謝。村田のパンチを受けた西岡氏は「村田と言えば右ストレート。ノーモーションでパンチがきますね」と中量級の破壊力に驚いていた。

帝拳ジムの先輩となる元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏(左)とのミット打ちに臨む前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太
WOWOWエキサイトマッチのイベントに登場した村田諒太(中央)。右端は元WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃氏、左端はMC高柳謙一氏