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【超RIZIN】ごぼうの党奥野代表、メイウェザーに花束投げ捨て 朝倉海「やめてほしかった」

試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)

<格闘技イベント:超RIZIN>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ

プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)が朝倉未来(30=トライフォース赤坂)とのエキシビション3分3回に臨んだ際、メイウェザーに花束贈呈する担当を担った「ごぼうの党」の奥野卓志代表が「暴挙」に出た。リングアナに紹介された後、和装の奥野氏はメイウェザーの目の前で花束を投げ捨てた。メイウェザーはきょとんとした表情で花束をグローブ装着した手で持ち上げセコンドに渡したが、会場内は騒然となった。

朝倉未来の弟で総合格闘家の朝倉海は公式ツイッターを通じ「花束を捨てたのはやめてほしかった、、」と率直な心境を吐露。この奥野代表が花束を投げ捨てた行為が全世界に配信されたこともあり、SNS上でファンから「マジで胸くそ悪い。マジで日本の恥」「メイウェザーの紳士っぷりに失神しそうになった。あれは日本の恥ですな」などのコメントが次々と投稿。ツイッターのスポーツトレンドにも「日本の恥」が上がるなど、奥野代表の行動に批判が集まっていた。

2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
試合前にごぼうの党の奥野卓志氏(手前)から花束を受け取ろうとするフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザーに花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザーへ花束の贈呈をしたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーをコーナーに追い込んで攻め込む(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザーにKO負けしぼうぜんとする朝倉未来(中央)(撮影・滝沢徹郎)

堀口恭司3回判定勝ち、UFC王座獲りへ弾み

UFCの堀内恭司

 UFCオランダ大会が8日(日本時間9日)、ロッテルダムで行われ、フライ級5位の堀口恭司(25)が、ニール・シーリー(アイルランド)に3回判定勝ちした。日本人でUFC世界王者に最も近い男といわれる堀口は、開始から打撃、テークダウンとシーリーを圧倒。1回に左フックで倒し、そのまま上からパンチを連打。2回も軽快なフットワークから変幻自在のパンチ、タックルで試合をコントロールした。

 3回もほぼ一方的に攻め続け、30-26、30-27、30-27の圧倒的な判定勝ちとなった。今年1月から米国のトップチーム入り。「自分が有利に立てるポジションの取り方など、ちょっとしたコツを学んだ」と話す通り、進化した姿を見せた。快勝で昨年4月以来、2度目の王座挑戦に弾みをつけ、「当たり前に(王者の)デメトリアスのベルトを取りたいんで、頑張ります」とコメントした。

【超RIZIN】井上尚弥「メイウェザーに謝罪したい」ごぼうの党代表の花束投げ捨てに反応

井上尚弥(2022年6月28日撮影)

プロボクシングWBAスーパー、WBC、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が、プロボクシング元世界5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(45=米国)-朝倉未来(30=トライフォース赤坂)のエキシビション戦前のセレモニーで、メイウェザーの花束を投げ捨てた「ごぼうの党」の奥野卓志代表の行為について思いをつづった。

自身のツイッターを更新し、奥野代表が投げ捨てた花束を拾い、セコンドに渡したメイウェザーの行動に触れながら「エキシどうこうではなく 捨てられた花束を拾ったメイウェザーがカッコよ過ぎた…。俺なら確実に拾わん。。メイウェザーに謝罪したい気持ちになったのは俺だけじゃないはず、、」と投稿した。

試合前にごぼうの党の奥野卓志氏(手前)から花束を受け取ろうとするフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザーに花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)

“鉄人”玉鷲ファン喜ばせる相撲貫いたV「天才ではないので」稽古で磨き抜き体に覚えた相撲勘

八角理事長から賜杯贈呈を受ける玉鷲(撮影・小沢裕)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

現役最年長関取の東前頭3枚目玉鷲(片男波)が、“鉄人V”を果たした。

負ければ優勝決定戦にもつれ込む西前頭4枚目高安との一番を押し出しで制し、19年初場所以来2度目の優勝。37歳10カ月での優勝は、12年夏場所での旭天鵬の37歳8カ月を抜いて昭和以降最年長優勝。9日目には連続出場記録で歴代3位を記録。衰え知らずの鉄人が、混戦場所を制した。

   ◇   ◇   ◇

肩周りに張りがある上、肌つやもいい。15日間を戦い抜いたとは思えないほど、玉鷲の体は元気だった。「皆さまが熱い応援をしてくれるので、それに応えるためにやりました」。10日目からの首位を守り抜き、昭和以降では最年長となる優勝を果たした。

大関経験者を圧倒した。立ち合いで迷いのない鋭い踏み込みから、右のおっつけで高安の体勢を崩す。食い下がられたがうまくいなして、左に動いた相手に即座に反応。左、右、左。リズミカルなのど輪3連発で初優勝の夢を打ち砕いた。「何が何でも、自分の相撲を取ろうと思いました」。会心の一番だった。

秋場所前の東京・墨田区、片男波部屋。「天才ではないので」。玉鷲は朝稽古後に謙遜した。その工夫とは-。稽古相手との番付差を考慮し、師匠の片男波親方(元関脇玉春日)が考案した、1対2で相撲を取る稽古だった。この稽古は正面から2人、正面1人と右側1人、正面と後方に1人ずつ、3パターンの仕切りで行う。序ノ口と序二段相手とはいえ、簡単ではない。初めて行った3月の春場所前ごろには、横から攻めてくる相手に手だけを伸ばして対応し肩を負傷した。

狙いを、片男波親方は「どんな体勢からでも、反撃できるように」と明かす。しかし、玉鷲の捉え方はひと味違う。「相手の体の中心に、自分の体をしっかり合わせないといけない」。負傷して基本に気付いた。基本を守りつつ、変則稽古で鍛えて得たものがもう1つある。「土俵が丸いのは分かっているけど、天才ではない。体に覚えさせるというか、考えずに体が動くというか」。本来ならば加齢とともに衰えるとみられる空間把握能力、状況判断力も磨き抜いた。

体はもちろん、心も元気だ。名古屋場所前に当時最年長関取だった元関脇松鳳山が引退した。電話で話すと、「40歳までやろう!」とエールをもらった。ただ、感謝の思いと少しの違和感が残った。「相撲の内容ではなく、“40歳まで”という方向は違う。僕の中では、お客さんたちが見て良かったなと思える相撲が取りたい」。真摯(しんし)に相撲に向き合う。

1横綱、3大関を総なめするなどし、2度目の殊勲賞。優勝に花を添えた。37歳10カ月と、5番目の高齢での受賞だった。引き際について、「お客さんに面白くないと思われたら」と答える。その日はまだまだ遠そうだ。11月に38歳を迎える鉄人の相撲道は、まだまだ続く。【佐々木隆史】

優勝インタビューで笑顔を見せる玉鷲(撮影・河田真司)
優勝インタビューに臨む玉鷲(中央)(撮影・河田真司)
高安(右)をのど輪攻めで土俵際へ攻め込む玉鷲(撮影・小沢裕)
(代表撮影)
(代表撮影)
高安(左)と激しく張り合う玉鷲(撮影・河田真司)
高安(左)を押し出しで破り、幕内優勝を決める玉鷲(撮影・河田真司)
【イラスト】昭和以降の年長優勝

朝乃山、6勝1敗の場所を振り返り「全部悪かった」 来年初場所での十両復帰目指す

取組前、土俵下で天を仰ぐ朝乃山(撮影・河田真司)

<大相撲秋場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

大関経験者の東幕下15枚目朝乃山(28=高砂)が、西幕下20枚目の栃幸大(23=春日野)を押し出しで下して今場所を6勝1敗で終えた。

「右は差せなかったけどおっつけてくるのは見えていたので、逃げていく方向に攻めた。その後は土俵際で突き落とされたのを頭に入れながら攻めました」と振り返った。

7戦全勝なら来場所での十両復帰が確実となる幕下15枚目以内での今場所は、5連勝と順調に星を重ねていた。しかし、6番相撲で勇磨に負けて、5連勝でストップ。当時について「手がついた瞬間に頭が真っ白になった。部屋に帰る時に元気がなかったというか。すごく落ち込んだ」と自身にとってもまさかの黒星だった。

やはり十両復帰が頭の中にあったようで「体が硬かった気がする。攻めていたけど土俵際の詰めが甘かった。今の自分の実力不足だと思います」と反省した。部屋に戻った後に、母の佳美さんから「あと一番しっかり相撲を取って」と言われた、師匠の高砂親方(元関脇朝赤龍)からも同様の言葉をかけられて奮起。「来場所に向けて非常に大事な一番になる」と位置付けた今場所最後の相撲で勝って締めた。

九州場所での十両復帰とはならなかったが、同場所では幕下5枚目前後の番付が見込まれる。「(今場所は)自分の中では全然だめ。自分としては全部悪かった」と厳しい自己評価。

「来場所が今年最後の場所。しっかりいい成績を残して年明けを迎えたい。早く上に上がる気持ちでいきたい」と来年初場所での十両復帰を目指す。

栃幸大(左)を激しく攻める朝乃山(撮影・河田真司)
朝乃山(左)は押し出しで栃幸大を破る(撮影・小沢裕)

【超RIZIN】朝倉未来「なんであれで倒れたのか謎。めちゃめちゃ頭痛い」一問一答

フロイド・メイウェザーにKO負けしぼうぜんとする朝倉未来(中央)(撮影・滝沢徹郎)

<格闘技イベント:超RIZIN>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ

人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)はフロイド・メイウェザー(45=米国)に2回TKO負けを喫した。右フックにカウンターの右ストレートを合わせられ、マットに沈んだ。

メイウェザーの顔面にパンチを入れるなど、高いボクシングスキルを披露したものの、本気のメイウェザーにはかなわなかった。

試合後の朝倉の一問一答は次の通り。

-感想

悔しいですね。(ダメージ大きい?)そうですね。

-パンチを当てたが

なんか当たっているなという感じですね。気持ち的には乗ってきたという感じ。ぜんぜん戦えるなと。

-今後

MMA選手なのでMMAの試合をしたい。

-ダウンを喫した

ちょっとよく記憶がなくて見返したんですけど、なんであれで倒れたのか謎。めちゃめちゃ頭痛いので、たぶん気を抜いてたかも。もうすぐ終了というところ。1ラウンド目はあんな感じで終わったので。右フックがクロスになった。地面がゆがんでいて、立ち上がろうと思っても立てなかった。

-メイウェザーの実力

普通に全部がすごかった。すごい反応速度。すべてのレベルが異次元でした。何も感じはしないんですけど、技術は異次元でした。

-やってよかったか

普通の人にはできない体験をしたし、MMAの選手として成長したので、やってよかったと思います。見てもらえればわかると思うが、ボクシングテクニックも向上していると思うし、オープンフィンガーだともっと速いんじゃないか。メイウェザーと戦えたことで自信になりました。

フロイド・メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、フロイド・メイウェザー(左)は朝倉未来にKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(左)をねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)のボディーを攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーをコーナーに追い込んで攻め込む(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)を攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来((左)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)の顔面にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるラウンドガールの山口梓(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの荒井つかさ(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの山口梓(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの荒井つかさ(撮影・滝沢徹郎)

【超RIZIN】朝倉未来、メイウェザーに2回TKO負け 右ストレート食らい立つことできず

フロイド・メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)

人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)はフロイド・メイウェザー(45=米国)をマットに沈めることはできなかった。

世界50カ国超で配信された「超(スーパー)RIZIN」のメインイベントで、ボクシングに準じるエキシビションマッチ3分3回(体重無制限)で対戦。2回終盤にメイウェザーの右ストレートを食らい、立つことができなかった。2回TKO負けとなった。

朝倉は大会当日まで、淡々と自分の仕事に徹してきた。メイウェザーは18日の夜に来日後、東京で豪遊ざんまい。そんな、なめているとも捉えられる姿を見ても「俺の方がもっと遊んでる。全然問題ない」と全く意に介さなかった。SNSなどで「勝てるわけがない」などと批判されても「みんなが負けると思っていて気が楽」と前向きに捉えた。周囲の雑音を気にすることなく、練習に取り組んできた証だった。

もちろん負ける気は一切なかった。メイウェザー戦が決まった直後から、6連勝中の人気キックボクサーYA-MAN(26=TARGET SHIBUYA)をスパーリングパートナーに起用。週2~3回のスパーリングでは、通常、16オンスグローブで行うところを、より拳の衝撃がダイレクトに伝わる8オンスグローブを使用し、感覚を研ぎ澄ました。

1カ月以上、練習をともにしてきたYA-MANからは「頭がいい。やっぱり最初とは全然違って、最後の方は全然パンチが当たらなかった。成長の幅がすごい」と、うらやまれるポテンシャルを発揮。朝倉は「(メイウェザーより)俺の方がパンチ力は強い」と、人生初となるボクシングに準じる試合でも、手応えをつかんでいた。

レジェンドと拳を交えた経験は、主戦場の総合格闘技のリングで生かす。「ボクシングを練習することでMMAが強くなった。MMAを早くやりたくてしょうがない」。メイウェザー戦の前にも再三、総合格闘技への思いを語ってきた朝倉。その横顔に、昨年6月にクレベルに敗れた直後に引退をほのめかしていた時の面影は全くない。“路上の伝説”は“無敗の伝説”との巡り合いで、さらなる意欲をかき立てられたようだった。

入場する朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
リングインし朝倉未来(手前)の前を通り過ぎるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、フロイド・メイウェザー(左)は朝倉未来にKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)
2回、ダウンした朝倉未来(手前)を見つめるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザーにKO負けしぼうぜんとする朝倉未来(中央)(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーをコーナーに追い込んで攻め込む(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来((左)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)を攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)の顔面にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(左)をねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
リングを彩るRIZINガール(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの山口梓(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの荒井つかさ(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールのHinano(撮影・滝沢徹郎)
ラウンドを伝えるRIZINガールの加奈(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)

【超RIZIN】朝倉未来「全てが異次元」完敗認めるも「自信になった」メイウェザーにTKO負け

試合後、朝倉(左)をねぎらうメイウェザー(撮影・滝沢徹郎)

<格闘技イベント:超RIZIN>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ

人気総合格闘家の朝倉未来(30=トライフォース赤坂)はフロイド・メイウェザー(45=米国)に2回TKO負けを喫した。右フックにカウンターの右ストレートを合わせられ、マットに沈んだ。

メイウェザーの顔面にパンチを入れるなど、高いボクシングスキルを披露したものの、本気のメイウェザーにはかなわなかった。

    ◇    ◇    ◇

勝敗は付かない非公式戦ながら、朝倉は“完敗”を認めた。試合後のコメントルーム。「普通に全部がすごかった。全てのレベルが異次元だった」と、失意の中で言葉を絞り出した。2回終了間際、右フックに右ストレートを合わせられ、マットに沈んだ。「(ダウンは)ちょっとよく記憶がなくて見返したんですけど、なんであれで倒れたのか謎」。地面がゆがみ、立ち上がろうにも立ち上がれなかった。

だが、50戦無敗の怪物の顔に「路上の伝説」は拳を当てた。本気にさせた。「普通の人にはできない体験。自信になった」。自身初となるパンチのみのスタンディングバウトは、収穫しかなかった。

試合が正式に決定したのは今年の6月。短期間の練習で本気で勝つために、自身の仕事に徹してきた。通常16オンスグローブで行うスパーリングでは、より拳の衝撃がダイレクトに伝わる8オンスを使用。ケガの危険を顧みず、感覚を研ぎ澄ました。世間から不利を予想されても、「みんなが負けると思っていて気が楽」と前向きに捉えた。

この経験は主戦場の総合格闘技のリングで生かす。昨年6月にクレベルに敗れた際は、引退をほのめかした。「MMA(総合)の試合をしたい。MMA選手としても成長できたのでやってよかった」。そう語る表情に、あの時の面影は全くなかった。【勝部晃多】

2回、フロイド・メイウェザー(左)は朝倉未来にKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)
2回、メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉(右)はメイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉(右)はメイウェザーをコーナーに追い込んで攻め込む(撮影・滝沢徹郎)
メイウェザーにKO負けしぼうぜんとする朝倉(中央)(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来((左)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)を攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)

【RIZIN】榊原信行CEO謝罪「本当に情けない恥ずかしい行為」ごぼうの党奥野代表花束投げ捨て

試合前にごぼうの党の奥野卓志氏(手前)から花束を受け取ろうとするフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)

<総合格闘技:RIZIN38大会>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ

RIZINの榊原信行CEOが、超RIZINのメイウェザー-朝倉未来のエキシビション戦前に起こった「ごぼうの党」奥野卓志代表による花束投げ捨て行為を主催者として謝罪した。

第4試合終了後、リングに上がった同CEOは「まず冒頭に、フロイド・メイウェザー戦、朝倉選手との試合、本当に情けない、恥ずかしい行為を働いた人間がいます。我々もリングの中は本当に神聖な場所だし、命を懸けて戦う選手たちに、どちらを応援する、ファンとか関係なく、礼節を持って対応するべきだと思っています。品性下劣な男をこのリングに上げたことを、この場を借りておわびしたいと思います。すみませんでした」と謝罪した。「ごぼうの党」公式サイトでは顧問として朝倉未来が名を連ねている。

さらに榊原CEOは海外にも配信していたエキシビションマッチだったことにも触れ「本当に悔しいです。選手もそうだし、ボクらも全力でファンのみなさんとか、配信を見ているファンのみなさん、残念ながら世界中で流れているので、日本人の恥をさらしたことは悲しいし、2度とこういうことがないように気をつけていきたい。本当にすみません」と頭を下げた。

試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
リング上で謝罪する榊原CEO(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザーへ花束の贈呈をしたごぼうの党の奥野卓志氏=(撮影・滝沢徹郎)
リング上で謝罪する榊原CEO(撮影・滝沢徹郎)
2回、メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉(撮影・滝沢徹郎)
2回、フロイド・メイウェザー(左)は朝倉未来にKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)のボディーを攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)

【超RIZIN】メイウェザー、朝倉未来に2回終了間際のTKO勝ち、カミソリパンチで格の違い

2回、フロイド・メイウェザー(左)は朝倉未来にKO勝ちする(撮影・滝沢徹郎)

<格闘技イベント:超RIZIN>◇25日◇さいたまスーパーアリーナ

プロボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(45=米国)が、総合格闘家の朝倉未来(みくる、30)に格の違いを見せつけた。パンチのみのスタンディングバウト3分3ラウンドのエキシビションで対戦。2回終了間際に右ストレート1発でダウンを奪い、TKO勝ちした。

1回開始早々に朝倉の左ストレートをボディーに浴びた。しかし、高いガードとボディーワークで有効打を許さず、2分すぎからプレッシャーをかけながら、左右ストレートを畳み掛けた。2回に入るとじわじわを前進して、スピードに乗った有効打を再三ヒット。朝倉の左右フックを浴びるシーンもあったが、終了間際に右ストレートを打ち込んで試合を終わらせた。まさしくカミソリパンチだった。

試合後、メイウェザーは「今回、相手が何発か当ててくれてそれが盛り上がるきっかけになったので、いい内容だったと思う。自分としては今回あまり練習していなくて準備もしていなかった。どんな試合になるか分からなかったが、相手のおかげでいい試合になった。今回はエキシビションなので、真剣にはとらえず、とにかくリラックスしてこの場を楽しんでいます」と、余裕の表情で振り返った。

17年8月に総合格闘技のUFC王者マクレガーに10回TKO勝ちを収めて、50戦全勝(27KO)という完璧な戦績を残して、ボクシング界から引退した。あれから5年を超えるの歳月が流れ、45歳になったレジェンドは、フラッシュのような全盛期のスピードこそ影を潜めたが、定評のあるディフェンス技術とパンチを打ち込むタイミングは一級品だった。

前日24日の会見で朝倉戦について「自分にとっては遊びだ」とうそぶいた。今回の一戦をあくまで『エンターテインメント』と強調。「実際に朝倉の試合を見たこともないし、どんな体重かも知らない」「自分はユーチューバーで有名になったわけではない。ボクシングというスポーツに1987年から一筋でささげてきた」と、強い口調で格の違いを訴えた。

トレーニングは今も続けているという。RIZINの榊原CEOも「日本に来てからも夜中1時くらいから練習を続けている」と話していた。22日の公開練習では、正確無比なミット打ちと、サンドバッグ打ちを披露。ジムワーク後は「練習を実際に見てスピードやテクニックなどすべてが次元が違うということが分かってもらえたと思う」と満足げに語っていた。

ボクシングでは名選手とのスーパーファイトで勝ち続けて、総額8億ドル(約1000億円)以上を稼ぎ、『マネー』の異名を取った。引退後も『不敗で5階級制覇』という金看板と知名度に、世界各地のプロモーターや格闘技団体からオファーが続き、パンチのみのスタンディングバウト限定のエキシビションでリングに上がり、不敗を続けている。

「11月にはドバイでエキシビションをやるが、その後、23年は再び日本でエキシビションをするために戻ってこれることを楽しみにしています」とメイウェザー。最強神話は、まだ終わりは見えない。

リングインし朝倉未来(手前)の前を通り過ぎるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
リングインする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
2回、ダウンした朝倉未来(手前)を見つめるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
2回、フロイド・メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザー(左)のパンチを食らいダウンする朝倉未来(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)にパンチを見舞うフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザーにKO負けしぼうぜんとする朝倉未来(中央)(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)を攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
朝倉未来に勝利したフロイド・メイウェザーはマイクパフォーマンスする(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(右)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来(左)のボディーを攻めるフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合後、朝倉未来(手前)の右腕を上げをねぎらうフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合前にごぼうの党の奥野卓志氏(手前)から花束を受け取ろうとするフロイド・メイウェザー(撮影・滝沢徹郎)
試合前にフロイド・メイウェザー(奥)に花束を手渡さずリングに落としたごぼうの党の奥野卓志氏(撮影・滝沢徹郎)
2回、朝倉未来((左)はフロイド・メイウェザーにパンチを見舞う(撮影・滝沢徹郎)
フロイド・メイウェザー-朝倉未来戦の観戦に訪れた大坂なおみ(中央)(撮影・滝沢徹郎)