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オカダ・カズチカ4戦全勝、レインメーカーで粉砕

オカダ・カズチカ(写真は2017年1月6日)

<新日本:G1クライマックス27新潟大会>◇27日◇アオーレ長岡

 Bブロック第4戦でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、小島聡を下し4戦全勝とした。

 会場は、ここまで3戦全敗の小島への声援が圧倒的。絶対王者として敵役となることが多くなったオカダは、小島の攻撃を余裕で受けきり、最後はレインメーカーで粉砕した。メインでは昨年覇者で開幕3連勝のケニー・オメガがマイケル・エルガンに不覚の1敗で、3勝1敗と1歩後退した。

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ケニー・オメガ3連勝もトンガとの因縁対決は大荒れ

試合中、ガッツポーズで雄たけびを上げるケニー・オメガ(撮影・鈴木正人)

<新日本:G1クライマックス28>◇21日◇後楽園ホール


 IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)が、内紛騒動に翻弄(ほんろう)されながらも、Bブロック唯一の3連勝を飾った。

 リーダーを務める「バレット・クラブ」で反旗を翻すタマ・トンガ(36)と因縁の対決。他選手の乱入など混乱のリングの末、最後はトンガの審判への攻撃により9分55秒で反則勝ちとなった。

 トンガはロアとファレを連れ立って3人でリングイン。オメガが選手コールを受けているときに、背後からロアが急襲し、リングはいきなり混乱した。場内の大ブーイングの中でオーエンズとペイジが救出に現れ、ようやく試合開始のゴングとなった。

 ただのシングルマッチでは終わらない空気が会場を満たす中で、要所でVトリガーを決めたオメガに流れは傾くかに見えたが、すぐに再びロアが乱入。パイプ椅子でオメガの膝裏を打ち抜くなど、1対2の局面が目立った。混乱に拍車がかかる中、最終的にはトンガが海野レフェリーにガンスタンを見舞う狂行に及んで、反則裁定で試合は決まった。

 3連勝という結果は残ったが、オメガは「トンガ、お前は去年から1ミリも変わってないんだな」と嘆き節。オーエンズ、ペイジ、飯伏に支えられながら、「G1なんて何の意味もないと言っていた。今年も始まったらこのざまだ。2点獲得することも、ファイナルに行くことも、お前には何の意味もないんだろう。そして、お前らは自分たちのユニットの方向性を宣言することにしか意識を向けていないんだ。だが、俺にはここにいる仲間たちがいる」と述べた。

タマ・トンガ(左)にキックを入れるケニー・オメガ(撮影・鈴木正人)
飯伏幸太(右)の肩を借りて引き揚げるケニー・オメガ(撮影・鈴木正人)

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矢野通フェアプレー宣言どこに…背後タックル初白星

飯伏幸太(左)にタックルをする矢野通(撮影・鈴木正人)

<新日本:G1クライマックス28>◇21日◇後楽園ホール


 「敏腕プロデューサー」矢野通がついに馬脚を現した。

 日大レスリング部の出身。開幕前に宣言していた。

 「私の2つの源流が世間を騒がしてます。1つ目は日大。反則の日大みたいなイメージが。もう1つはアマチュアレスリング。パワハラやいざこざという。飲み会などで日大レスリング部ですと言うと、白い目で見られたり笑われたり。もどかしくて。フェアプレー日大の精神で、アマレスリングの技術を駆使して戦い抜きます。真面目に、真面目に、です!!」。

 反則が代名詞のヒール職人のまさかのフェアプレー発言に、周囲は疑いの目を向けていたが、果たしてBブロック公式戦3試合目となったこの日、2連勝中の飯伏幸太との一戦で、ついに本性が…。

 試合開始直後こそ、レスリング仕込みの技を披露するも、場外に戦いの場が移ると、「やってられねえんだよ!」と明らかないら立ちを見せる。そして十八番、コーナーのクッション取り外し作業に入った。リングに戻ると、むきだしとなった四方の金具に飯伏を打ち付ける、本来の姿をさらした。さらに、テーピングで飯伏の両手首を縛って固定する暴挙に出た。

 両腕が使えないハンディを負った相手から打撃ラッシュ、その場飛びのムーンサルトプレスで反撃を受けたが、攻防にレフェリーを巻き込んでダウンさせると、その隙に金的。さらに、無防備になった背後からタックルをお見舞いした。まるで日大アメフト部で問題となった悪質タックルのような一発だった。そのままスクールボーイ(横入れ式エビ固め)で押さえ込んで、初白星を強奪した。

 試合後には「いやいやいや! 俺は、アマチュアレスリング、及び、日大精神を忘れてないはずだ。忘れてないんだ! 忘れてないんだ!」と絶叫した。

飯伏幸太(上)の飛び技を受ける矢野通(撮影・鈴木正人)

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マサ斎藤さんの通夜に同期坂口征二氏、天龍氏ら参列

リングの形をしているマサ斎藤さんの祭壇(撮影・柴田隆二)


 14日に75歳で亡くなったプロレスラー、マサ斎藤さんの通夜が21日、都内の寺院でしめやかに営まれた。

 菊の花などでリングをあしらった祭壇に、倫子夫人(68)の希望で位牌(いはい)には戒名ではなく「マサ斎藤」のリングネームが書き込まれた。マサ斎藤さんは現役引退した99年ごろから発症した難病のパーキンソン病と闘い続けてきた。

 通夜には明大時代にマサ斎藤さんと同期の坂口征二新日本相談役や、永田裕志、天龍源一郎、アニマル浜口、佐々木健介、実況を担当したこともある古舘伊知郎氏、辻よりなり氏ら関係者が多く参列した。天龍は「新人で米国修業したときに、プロレスラーとは何かを身をもって教えてもらった。米国で新人でまだ試合に出られないときに、マサさんとカブキさんがよく食事に連れて行ってくれた。ボクが業界でちょっとは認められたのは、マサさんのおかげ。プロレスに対し、常に真っ正面から向き合っている人だった」と話した。佐々木は「新人時代から面倒を見てもらいおやじみたいな存在だった」と声を詰まらせていた。棺のマサさんにリングシューズを履かせ、恋人時代の写真や、マサさんの現役時代の記事などを入れたという倫子夫人は「天国でゆっくり読んでほしい」と話していた。

マサ斎藤さんのリングネームの位牌(いはい)(撮影・柴田隆二)
マサ斎藤さんの思い出の写真が飾られた斎場
マサ斎藤さんの遺影とリングネームの位牌(撮影・柴田隆二)

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棚橋「生き残ってやる」トンガ兄弟乱入で反則勝ち

棚橋弘至(2018年3月9日撮影)

<新日本:G1クライマックス28>◇20日◇後楽園ホール


 棚橋が辛くも勝ち星を拾った。

 140キロ超のファレ攻略に、徹底した膝攻撃。活路を見いだしてフィニッシュのハイフライフローにつなげたが、ここでトンガ兄弟が乱入。レフェリーの目を盗んだタマに掟破りのガンスタンを食らって大の字となった。ダウン寸前も、結局この行為で反則勝ち。2勝1敗とし、「2点取っただろ。必ず生き残ってやる!」と叫び、若手に肩を担がれ控室に消えた。

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オカダ「やっと」初勝利 4年ぶりVに逆襲のろし

レインメーカーでハングマン・ペイジを仕留めたオカダ・カズチカ(撮影・丹羽敏通)

<新日本:G1クライマックス28>◇20日◇後楽園ホール


 Aブロック公式戦が行われ、オカダ・カズチカ(30)がようやく初白星を挙げた。まさかの開幕2連敗で迎えたハングマン・ペイジ(26)戦も苦境に立たされたが、最後はレインメーカー(短距離式ラリアット)で倒しきった。6月にIWGPヘビー級王座の13度目の防衛に失敗後、シングル戦では初勝利。4年ぶりの頂点に逆襲ののろしを上げた。

 オカダの勝利後のインタビューが次々に変調した。「やっと、やっと、1勝目!」と無邪気に第一声も、「余裕の勝利でした」の言葉と裏腹の激しい息遣い。さらに「うれしい。みんなありがとう…」と左手で顔を覆って涙かと思いきや、突然笑顔に。「しっかり優勝して、降らせてやるよ」と最後に金の雨を予告する姿は従来のそれだが、ベルトがないオカダは何か違う。

 言動はとらえどころがないがやはり強い。ペイジに大技を受け続けたが、終盤には仁王立ちして不敵な笑みを浮かべた。今大会のテーマを笑顔に据えているだけに、有言実行だがどこか不気味だ。最後はレインメーカーでけりをつけ、「優勝は諦めたなんて一言も言ってない。楽しんで優勝するから」と逆襲宣言。先月の王座陥落から続いた勝ち星なしを5戦で止め「ずっとはまらなかったピースがはまった」と強調した。

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鈴木みのる「雑魚」YOSHI-HASHI返り討ち

張り手の連打をYOSHI-HASHIに見舞う鈴木みのる(撮影・丹羽敏通)

<新日本:G1クライマックス28>◇20日◇後楽園ホール


 Aブロック公式戦が行われ、鈴木みのる(50)が初白星を挙げた。

 ゴング前から奇襲する意気込みを見せたYOSHI-HASHIを返り討ち。場外で椅子攻撃をたっぷりお見舞いし、終始余裕の表情。舌を出して不敵に笑う場面も多く、最後はきっちりゴッチ式パイルドライバーで仕留めた。ともに開幕2連敗していた相手に、「貴様ごとき、俺と同じレベルでしゃべるんじゃねえ。地べたはいつくばって2度と俺の前に立つな、この雑魚…」とさげすんだ。

 6月17日で50歳になった「日本一性格の悪い男」は、デビュー30周年も迎えている。開幕前に言った。「おれはG1優勝するためにここにきた。手にする宝はあと2つだ。G1クライマックス、そしてケニーが持っているIWGP(ヘビー級王座)、これで日本のプロレス完全制圧だ。待っとけ」。抜群の存在感を示す、出場20選手で最年長の逆襲がここから始まる。

関節技でYOSHI-HASHIを攻める鈴木みのる(撮影・丹羽敏通)

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北京五輪金の石井慧が欧州総合格闘技団体と契約

THE OUTSIDER10周年大会を合同で開催するFFCゾフコ・オーナー(左)と前田日明氏


 前田日明氏が主宰するTHE OUTSIDERの10周年記念大会を合同で開催する欧州総合格闘技団体FFCのオルサット・ゾフコ・オーナーが20日、都内で会見し、元柔道北京オリンピック(五輪)金メダリストで総合格闘家の石井慧(31)と19年末まで契約を結んだことを明かした。

 ゾフコ氏は「石井とは数週間前に契約を済ませた。米国内ではFFC独占。米国以外ではその限りではない。石井は年内1、2試合をこなし、来年は3試合を予定している」と話した。石井は、すでに昨年の10月にオーストラリアで開催されたFFC大会に参戦。ミルコ・クロコップをセコンドに迎え、勝利を収めている。ゾフコ氏は、今日21日に川崎市とどろきアリーナで開催の10周年記念大会を視察。FFCと提携し今後、米国のラスベガスで開催されるFFC大会に、東南アジアから選手派遣をもくろんでいる前田氏は「(10周年の)この大会をスタートにしていきたい。日本の閉塞(へいそく)感のある総合格闘技界で、日本にいても(FFCへの)ラインを持たない選手たちがかわいそうだし、もったいない。優秀なアジアの選手を入れることによって、(FFCを)どんどん盛り上げていきたい」と意欲的に話していた。

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オメガ豪快!客席で飛んだ 後藤との王者対決制す

場外乱闘で客席の手すりに登り後藤にケブラーダを決めるオメガ(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス28>◇19日◇後楽園ホール


 IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)が「王者対決」を制して開幕2連勝を飾った。優勝した16年大会の優勝決定戦でまみえたNEVER無差別級王者後藤洋央紀(39)と激突。観客席での豪快な空中技も見せ、19分29秒で勝負を決めた。18年ぶりのヘビー級王者のG1制覇へ、勢いは止まらない。

 オメガが飛んだ。リングの上でもリング脇の場外でもなく、その場所は観客席のど真ん中。転落防止の手すりの上から、ラ・ケブラーダで高く舞った。会場のどよめきを背景に、後藤を直撃。路上プロレスで名をはせた実力をいかんなく発揮し、団体最高峰ベルト保持者の貫禄を証明した。後藤の力技に苦戦したが、最後は大技3連発。片翼の天使で3カウントにつなげ、「日本の魂を見せてくれた」と相手の戦いぶりを持ち上げた。6月にオカダからベルトを奪い、いま最も勢いに乗る男。昨年の決勝を争った内藤戦に続く勝利で、「(プロレスの)枠を超えてタイガー・ウッズ、マイケル・ジョーダン、ラリー・バードと同じ存在だ」と豪語した。


オメガ対後藤 後藤(右)に「片翼の天使」を決めるオメガ(撮影・垰建太)

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内藤哲也に初日 石井とのど突き合い耐え抜いた

内藤(右)にエルボーを顔面に決められるも耐える石井(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス28>◇19日◇後楽園ホール


 2連覇を狙う内藤に初日が出た。初戦でオメガに敗れていたが、この日は石井と、ど突き合いを展開。さく裂音響く水平チョップを30発以上胸に食らいながら耐え抜くと、最後はデスティーノで締めた。

 試合後には「開幕戦で負けた時点で、俺の優勝はないから。できることは残り7試合全勝することでしょう」と淡々。オメガに対し「せっかく俺に勝ったんだ。残り全勝して、優勝決定戦にいってよ」と要求した。

石井(右)にエルボーを顔面に決められ、吹き飛ぶ内藤(撮影・垰建太)

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ヴェラスケス、プロレス練習を開始「楽しみに」


 元UFCヘビー級王者ケイン・ヴェラスケス(35=米国)が、米フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターでプロレスの練習を開始した。19日(日本時間20日)、WWE公式サイトで公開されたもので、WWE傘下のNXT所属選手とともにトレーニング。ウエイトトレなどもこなしたヴェラスケスは「ここに来て多くのことを学べると楽しみにしていた。小さい頃からこのスポーツのファン。今、それに参加できている」と充実感を口にした。

 ヴェラスケスは10年10月、当時のUFCヘビー級王者だった現WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーを1回TKOで下し、無敗のまま同級王座を獲得。12年にも当時の王者ジュニオール・ドス・サントスを下して2度目の王座戴冠を果たした。16年7月の勝利を最後にUFCで試合をしていなかった。今年4月、元UFC女子バンタム級王者ロンダ・ラウジーがWWEデビューし、話題になったばかり。ヴェラスケスの動向に注目が集まる。

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オメガ2連勝「私が世界一」後藤下し2度目頂点誓う

オメガ対後藤 後藤に勝利したオメガは気持ちよさそうにベルトをなで回す(撮影・垰建太)

<新日本:G1クライマックス28>◇19日◇後楽園ホール


 Bブロック公式戦が行われ、IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)が開幕2連勝を飾った。

 16年大会の優勝決定戦で勝利した現NEVER無差別級王者後藤洋央紀(39)と激突。「王座対決」は序盤からヒートアップし、場外戦で会場をどよめかせた。オメガがラ・ケブラーダを放ったのは、ロープの上からではなく、観客席の転落防止用の手すりの上。高く舞い上がると、体を回転させながら後藤を直撃した。路上プロレスで名声を成した面目躍如の一撃だった。

 リングに戻ってからは、牛殺し、裏GTRを食らって反撃されたが、Vトリガーを要所で決めて流れを渡さない。最後は蒼い衝動、Vトリガー、片翼の天使を連発させて沈めた。

 勝利後のマイクパフォーマンスは日本語でまくし立てた。「なんだかなあ、G1のBブロックは良い試合が止まらないですね。Bブロックの選手は素晴らしい選手じゃないですか? ですが、チャンピオンではない。ベルトを持っているやつはいるんですけど、この一番の大切なベルトは俺のものです。だ~からさ~、このBブロックの試合を勝ち続けて、決勝まで3回連続(3年連続)で行きたいと思います。私が世界一だから。もう1回優勝します」と16年大会以来2年ぶり2度目の頂点を誓った。

オメガ対後藤 場外乱闘で後藤(左)を客席にたたきつけるオメガ(撮影・垰建太)
オメガ対後藤 後藤(右)に「片翼の天使」を決めるオメガ(撮影・垰建太)

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新日坂口相談役、マサ斎藤さんを10カウントで追悼

新日本プロレス「G1クライマックス28」前、マサ斎藤さんの遺影を持ち追悼セレモニーを行うタイガー服部レフェリー(撮影・垰建太)


 「世界の荒鷲」が同時代を生きた仲間との別れを惜しんだ。

 新日本プロレスは19日、後楽園大会の合開始前に、14日に逝去したマサ斎藤さん(享年75)をしのんで10カウントゴングで追悼した。

 リング上に上がった坂口征二相談役(76)は、明大の同級生。柔道部とレスリング部で部活は違ったが、格闘技にいそしむ同輩として親交厚かった。「たまにレスリングの練習にも参加したりね。彼が卒業するときに俺は日本プロレスに入るというので、体育会のみんなで送別会をやったんだよね。まさか3年後に(日本プロレスに)俺が行くとは」と苦笑交じりに懐かしんだ。

 その後もつながりは深く、新日本プロレス入り後には、アントニオ猪木との伝説の巌流島決戦にも立ち会った。2時間5分14秒の死闘に「長い1日だったね。まさか2時間もやるとは。よくやったよね、あいつは」と振り返った。「面倒見のいいやつでね。30年以上の長い付き合い。気にはしていたんだけど、さびしいな。また1人仲間が去ったのはさびしいなあ」と話した。

 坂口氏とともにリングに上がったタイガー服部レフェリーは、明大レスリング部の後輩にあたる。「(自分が)大学1年の時の4年生。神様でした」。プロレス界入りも故人の勧めだった。「120%レスラーでした。実直でまっすぐで」と述べた。

後楽園ホールで開催の新日本プロレス「G1クライマックス28」の試合前、マサ斎藤さんをしのび10カウントゴングで黙とうする坂口征二氏(左)とタイガー服部レフェリー(撮影・垰建太)
後楽園ホールで開催の新日本プロレス「G1クライマックス28」の試合前、マサ斎藤さんをしのび10カウントゴングで黙とうする選手たち(撮影・垰建太)

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カイリ・セイン「海賊姫」から女王へ 挑戦権を獲得

レラエにイカリ(変則逆エビ固め)を決めるセイン(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:NXT大会>◇18日(日本時間19日)◇米フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大


 NXTの「海賊姫」カイリ・セイン(29)がNXT女子王座の次期挑戦権をゲットした。

 解説席で同王者シェイナ・ベイズラーが見守る中、ニッキー・クロス、キャンディス・レラエとの3選手による挑戦者決定戦に臨んだ。クロスにスピアーを決め、レラエをイカリ(変形逆エビ固め)で捕まえ、主導権を握った。場外でクロスがレラエにDDTを決めれば、セインも負けじとエプロンからクロスにカブキエルボーをたたき込むなど、3選手が入り乱れる激しい攻防を展開した。

 クロスにスープレックス3連発を決められ、さらにコーナートップにまで乗せられたセイン。ピンチに陥ったが、レラエがクロスを捕まえてフォールに入った。その隙を逃がず、セインはコーナーで立ち上がると必殺のインセイン・エルボーを2人にたたき込み、レラエから3カウントを奪取した。これで8月18日、米ブルックリンで開催されるNXTテイクオーバー大会で、王者ベイズラーに挑戦することが決まった。

クロスとレラエに向けてインセインエルボーを狙うセイン(上)(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

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中邑真輔“毒ヘビ”オートンに助けられ初防衛決めた

スライディング式キンシャサで挑戦者ジェフ・ハーディ(手前)を攻めるUS王者中邑真輔 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇17日(日本時間18日)◇米ペンシルベニア州ウィルクスバリ・モヒガン・サン・アリーナ


 WWEの新US王者中邑真輔(38)が17日(日本時間18日)、“毒ヘビ”ランディ・オートンの乱入に助けられ、王座初防衛を果たした。

 15日に王座を獲得した中邑は、米ウィルクスバリー大会で前王者ハーディの挑戦を受けた。前王者に場外戦で先手を取られた中邑は、ハーディの必殺技スワントーンボムを決められ、3カウントかと思われた。しかし、そこへオートンが乱入。ハーディの足を引っ張り、場外へ投げ飛ばした。その結果、中邑は反則負けとなったが、反則負けでは王座移動がないWWEルールで、初防衛が決まった。(デーブ・レイブル通信員)

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浜田文子「やめるしかない」覚せい剤使用判決後

有罪判決後に会見した浜田文子


 覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた女子プロレスラー浜田文子被告(37)の初公判が18日、東京地裁(井下田英樹裁判官)で行われ、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下された。

 被告人質問で浜田被告は「けがや家族との関係に悩み、使ってしまった。深く反省している」と話した。父親で元プロレスラーのグラン浜田が証人として出廷し「今後は家族やプロレス関係者と一緒に指導、監督していく」と述べた。浜田は裁判終了後に弁護士会館で会見し「2度と、このようなことをしないように、前を見て進んでいきたい。自分はプロレスを続けるべきではないと思うし、やめるしかない」と引退を明言した。今後は、スペイン語の通訳などの仕事に就くことを検討しているという。

 浜田は、5月13日ごろ、東京都足立区にあった当時の自宅で覚醒剤を使用するなどして逮捕され、所属のWAVEから契約を解除されていた。

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坂口征二「かわいがってもらった」馬場夫人しのぶ

馬場元子さんのお別れ会で、馬場さんと元子さんのパネル写真の前に集合した新旧プロレスラー


 4月14日に亡くなった故ジャイアント馬場さんの夫人で元全日本プロレス社長の馬場元子さん(享年78)のお別れの会が18日、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で行われた。

 新日本の坂口征二相談役や、衆議院議員の馳浩氏、天龍源一郎氏、小橋建太氏、グレート小鹿、全日本の現役レスラーら約160人が集まり、故人をしのんだ。坂口相談役は「馬場さん、元子さんには弟のようにかわいがってもらった。馬場さんが亡くなったときは、最後にお顔を見せてもらった。本当にありがとうございました」と話した。

馬場元子さんのお別れ会で、献花台に花を供え、元子さんの遺影に手を合わせる新日本の坂口征二相談役

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オートン怖っ!ハーディの耳の穴に指入れめった打ち

US王座戦に乱入し、挑戦者ジェフ・ハーディ(左)の耳たぶを引っ張るランディ・オートン (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇17日(日本時間18日)◇米ペンシルベニア州ウィルクスバリ・モヒガン・サン・アリーナ


 負傷から復帰したばかりの「毒蛇」ランディ・オートン(38)が怖い。US王座戦に乱入すると大暴走。

 勝利寸前だった挑戦者ジェフ・ハーディをめった打ちし、耳元で「どうしてか知りたいか」と言いながらピアスの穴に指を入れてハーディの耳たぶを引っ張った。さらに投げ飛ばした後、実況席からのエレベートDDTでとどめを刺した。逃げた中邑に対しても「ナカムラはどうした?」と探していた。US王座戦は大荒れ。中邑-ハーディ戦は終わってみれば、毒蛇カラーだった。

 5月6日のPPV大会バックラッシュ後、以前から痛めていた左ひざ内側半月板の手術を受けたオートンは長期離脱を経て、15日のPPV大会エクストリーム・ルールズから復帰したばかり。このPPV大会でも中邑が秒殺フォールでUS王座を獲得した後にリングに登場。場外に出た中邑は距離を取りながらにらみ合いを展開した。リングに倒れ込んだハーディの股間にストンピングし、リングを立ち去った。今後のUS王者中邑との関係も気になるところだ。

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元WWE王者戸沢陽がラッシュにフォール負け

リオ・ラッシュ(右)にトペ・スイシーダを狙う戸沢陽(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:205Live大会>◇17日(日本時間18日)◇米ペンシルベニア州ウィルクスバリ・モヒガン・サン・アリーナ


 元WWEクルーザー級王者戸沢陽(32)が、ライバル対決に敗れた。

 リオ・ラッシュとのシングル戦に臨み、軽快な動きのラッシュからヘッドシザースを決められ、ロープに寝るパフォーマンスで挑発された。戸沢も負けじとセントーンを決め、ロープに寝ながら余裕の表情をアピール。その後もトペ・スイシーダやコーナートップからのミサイルキックをたたき込み、必殺のダイビングセントーンのチャンスを待ったが、逆にラッシュのフロッグ・スプラッシュを浴びてフォール負け。善戦しながらも、ラッシュに惜敗した。

 また同日には、ヘドレイク・マーヴェリックGMからヒデオ・イタミ、ドリュー・グラック、TJP、ムスタファ・アリによる4WAY形式でのクルーザー級王座挑戦者決定戦を24日に開催することが発表された。

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毒蛇に助けられた…中邑真輔が反則判定もベルト死守

スライディング式キンシャサで挑戦者ジェフ・ハーディ(手前)を攻めるUS王者中邑真輔 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇17日(日本時間18日)◇米ペンシルベニア州ウィルクスバリ・モヒガン・サン・アリーナ


 新US王者中邑真輔(38)が「毒蛇」の乱入で反則判定ながらベルトを死守した。15日のPPV大会エクストリーム・ルールズで新王者となった直後に決まった前王者ジェフ・ハーディとのリマッチ。

 再戦権を行使した前王者の意気込みに対し、試合前の中邑はあくびをしながら「悲しいピエロだ。涙を隠すためにペイントしているんだ。今夜またピエロを泣かしてやる」と余裕の表情で腰にベルトを巻いて入場した。

 序盤いきなり狙った急所打ちかわされると、続いて片足のバック・スタバーからスライディング式キンシャサを成功させた。終盤にキンシャサを何度もかわされ、ハーディ必殺パターンのツイスト・オブ・フェイトからスワントーンボムを食らってしまった。王座陥落かと思われたところに、「毒蛇」ランディ・オートンの乱入で、ハーディが襲われて試合は反則判定。ベルトを守った形となった中邑はオートンの暴走に恐れをなしたようにバックステージへと消えていった。

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馬場元子さんお別れ会、馳浩氏「お世話になった」

馬場元子さんのお別れ会で、馬場さんと元子さんのパネル写真の前に集合した新旧プロレスラー


 4月14日に亡くなった故ジャイアント馬場さんの夫人で元全日本プロレス社長の馬場元子さん(享年78)のお別れの会が18日、東京・永田町のザ・キャピトルホテル東急で行われた。

 会には新日本の坂口征二相談役や、衆議院議員の馳浩氏、天龍源一郎氏、小橋建太氏、グレート小鹿、全日本の現役レスラーら約160人が集まり、故人をしのんだ。会場には、馬場さんの子ども時代のアルバムや、チャンピオンベルト、元子さんの旅行かばんや、ブレスレット、馬場さんのイラストをあしらったスマートフォンのケースなどが展示されていた。坂口相談役は「馬場さん、元子さんには弟のようにかわいがってもらった。馬場さんが亡くなったときは、最後にお顔を見せてもらった。本当にありがとうございました」と話していた。また、馳氏は「1985年にジャパンプロレスに入ったときも、1996年に全日本プロレスに入ったときも、元子さんには変わらずお世話になった」と話していた。

馬場元子さんのお別れ会で、献花台に花を供え、元子さんの遺影に手を合わせる新日本の坂口征二相談役
馬場元子さんお別れの会の会場に展示された馬場さんと元子さんの若かりしころの写真

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覚醒剤使用の浜田文子が引退、グラン浜田「残念」

この日は戻らない…浜田文子(右)の手を挙げるグラン浜田


 覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた女子プロレスラー浜田文子被告(37)の初公判が18日、東京地裁(井下田英樹裁判官)で行われ、浜田被告は起訴内容を認めた。裁判はこの日うちに結審し、懲役1年6月、執行猶予3年の判決が下された。

 被告人質問で浜田被告は「けがや家族との関係に悩み、使ってしまった。深く反省している」と話した。父親で元プロレスラーのグラン浜田が証人として出廷し「今後は家族やプロレス関係者と一緒に指導、監督していく」と述べた。

 浜田被告は裁判終了後に弁護士会館で会見し「このたびは本当にたくさんの方々にご迷惑をおかけしたことを反省し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。2度と、このようなことをしないように、前を見て進んでいきたいと思います」と話した。今後については「17歳からプロレスをしてきて、プロレス以外の仕事をしたこともなく、プロレスは人生そのもの。しかし、自分はプロレスを続けるべきではないと思うし、辞めるしかない」と引退を明言した。スペイン語の通訳などの仕事に就くことを検討しているという。

 起訴状によると、5月13日ごろ、東京都足立区にあった当時の自宅で覚醒剤を使用するなどした。故障やトップレスラーとして求めてもらえない悩みなどで追い詰められ、都内の繁華街で覚醒剤を数回購入。最初は「怖くて、すぐにトイレなどで流すなどでし廃棄していた」というが、自宅に持ち帰っていたものを、1人になったときに吸ってしまったという。5月13日に午後9時ごろ、任意同行を求められた警察署内で逮捕。同31日の保釈後は父親の家で過ごしていたという。

 前所属のWAVEの仲間には、都内の飲食店で全員に謝罪した。「父親には『こんなことは2度とするな』とやさしい感じで言われた。今でも、ちゃんと父の顔はみられません」と涙ながらに話した。グラン浜田は「文子のことを、これから親として見守っていく。プロレスしかない子なので、今回のことは本当に残念です」と話した。

 浜田は、1998年にデビューし、これまで多くのタイトルを獲得。所属していたWAVEからは、逮捕後に契約を解除されていた。

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WWE中邑“毒蛇”のおかげでUS王座を辛くも防衛

ジェフ・ハーディとの防衛戦に臨んだUS王者中邑真輔(C)2018 WWE,Inc.All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇17日(日本時間18日)◇米ペンシルベニア州ウィルクスバリ・モヒガン・サン・アリーナ


 新US王者の中邑真輔(38)が、「毒蛇」ランディ・オートンの襲撃で、王座陥落から逃れた。

 15日のPPV大会エクストリーム・ルールズで電光石火の秒殺フォール勝ちでUS王座を獲得した中邑はダイレクト再戦で前王者ジェフ・ハーディの挑戦を受けた。

 試合前のインタビューで「ヤツは涙を隠すために顔をペイントしているのさ。これはオレのタイトルだから笑っているのさ」とニヤニヤしていたが、終盤に相手必殺のスワントーンボムを浴び、万事休すの状態。3カウント直前で、毒蛇がハーディの足を引っ張って場外へ投げ飛ばした。そのまま反則裁定で試合終了のゴングが鳴り響いた。

 オートンが「なぜオレがこうしているのか分かるか」と叫びながらハーディを襲いつづけているうちに、中邑はベルトを持ってバックステージへ退散。「ナカムラはどこだ」と大暴れするオートンの攻撃を回避した。

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マサ斎藤さんを追悼 WWE全米生中継冒頭で

WWEが全米生中継のロウ大会冒頭で流したマサ斎藤さんの訃報 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved


 WWEは16日(日本時間17日)、米バファローで開催したロウ大会の全米生中継冒頭で、14日に死去したマサ斎藤さん(享年75)を追悼した。

 81年からWWEの前身WWFに参戦した斎藤さんは、同10月、82年7月と2度もWWFタッグ王座を獲得。WWEヘビー級王者ボブ・バックランドにも挑戦するなどトップヒールとして活躍した。現在、WWEパフォーマンスセンターを仕切るウイリアム・リーガル氏も新日本プロレスに参戦した94~97年当時を振り返り「マサさんと日本で多くの時間を過ごし、よくしてくれた。我々の仕事で彼の名前は生き続ける」と自らのツイッターでつづった。(デーブ・レイブル通信員)

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元UFC王者ラウジー、8・19にロウ女子王座戦

ロウ女子王者ブリス(左)を襲ったラウジー (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇16日(日本時間17日)◇米ニューヨーク州バファロー・キーバンクセンター


 08年北京五輪柔道女子70キロ級銅メダルの元UFCバンタム級王者ロンダ・ラウジーが8月19日の真夏の祭典サマースラム(米ニューヨーク・バークレイズ・センター)でロウ女子王座戦に挑戦することが決まった。PPV大会での王座挑戦は6月のマネー・イン・ザ・バンク以来、2度目となる。

 あと2日で謹慎処分が解けるラウジーは、15日のPPV大会エクストリーム・ルールズで防衛成功した同王者アレクサ・ブリス、その仲間ミッキー・ジェームスとリングで対峙。逃げた2人を追いかけ、ジェームスを投げ飛ばし、ブリスには払い腰から腕ひしぎ逆十字固めを狙った。そこにカート・アングルGMの仲裁が入り、さらに1週間の謹慎処分延長を受けたものの、最後にサマースラムでの女子王座挑戦をGM権限で決めてもらった。

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レスナーへの挑戦者決定戦はレインズとラシュリーに

3人形式のユニバーサル王座次期挑戦者決定予選を勝ち抜いたレインズ(中央) (C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇16日(日本時間17日)◇米ニューヨーク州バファロー・キーバンクセンター


 8月19日のPPV大会サマースラム(米ニューヨーク・バークレイズ・センター)でWWEユニバーサル王者ブロック・レスナーの防衛戦が決定したことを受け、次期挑戦者決定戦予選2試合(ともに3人形式)が開催された。

 まずローマン・レインズがフィン・ベイラー、ドリュー・マッキンタイアと対戦。マッキンタイアをスーパーマンパンチで排除すると、ベイラーにはスピアーを成功させて3カウントを奪った。次にボビー・ラシュリーがセス・ロリンズ、アライアスと対戦。ロリンズの足を引っ張ってカーブストンプを妨害したアライアスに対し、ラシュリーがスピアーを決めてフォール勝ちを収めた。この勝者2人が23日のロウ大会で、ユニバーサル王座挑戦者決定戦に臨むことが決まった。 レインズ-ラシュリー戦は15日のPPV大会エクストリーム・ルールズでも行われていたカードで再戦となる。前回はラシュリーがレインズを下していた。王座挑戦権の懸かった決定戦で勝利するのは-。

3人形式のユニバーサル王座次期挑戦者決定予選を勝ち抜いたラシュリー(中央)が勝ち名乗り(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

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レスナー8・19防衛戦決定 代理人がGMと約束

8月のサマースラムでユニバーサル王者レスナーの防衛戦をロウのアングルGM(右)に約束するヘイマン代理人 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇16日(日本時間17日)◇米ニューヨーク州バファロー・キーバンクセンター


 WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーが8月19日に控えるPPV大会サマースラム(米ニューヨーク・バークレイズ・センター)で防衛戦に臨むことが決まった。

 レスナーの代理人ポール・ヘイマンが、カート・アングルGMに約束したもので、4月のグレイテスト・ロイヤルランブル以来の防衛戦となる。

 リング上で同GMから「本日ここに現れて防衛戦を約束するか、そうでなければ王座剥奪を発表する」と通告されたレスナーの代わりにヘイマンが現れた。

 7月7日にレスナーがUFCヘビー級王座戦の会場に姿をみせ、新王者ダニエル・コーミエと挑発合戦していたことも踏まえ「レスナーはここにはいません。でも誤解なんです。レスナーはWWE、そして王座を愛していて、WWEファンを代表してUFC王座に挑戦するのです」と擁護。さらに同GMに「でもサマースラムでは王座防衛戦をやってもらうからな」と返答を催促されると、ヘイマンはレスナーの防衛戦を約束した。

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「伝説的レスラー」マサ斎藤さんをロウ大会で追悼

WWEが全米生中継のロウ大会冒頭で流したマサ斎藤さんの訃報 (C) 2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:ロウ大会>◇16日(日本時間17日)◇米ニューヨーク州バファロー・キーバンクセンター


 25年以上長寿テレビ番組となる全米生中継のロウ大会冒頭で、14日に死去したマサ斎藤さん(享年75)を追悼した。

 斎藤さんは81年からWWEの前身となるWWFに参戦。ミスターフジとの日系ヒールコンビで、WWFタッグ王座も獲得。またWWF以外でもNWAやAWAなど米マットでトップヒールとして活躍していた。

 現在、WWEスマックダウンに所属する元新日本プロレスの中邑真輔は自身のツイッターで「伝説的な日本のレスラー、マサ斎藤さん。安らかに眠る」と英語でコメント。また現在、WWEパフォーマンスセンターを仕切るNXTのGMでもあるウイリアム・リーガルも新日本プロレスに参戦していた94~97年当時を振り返りながら「伝説的な日本のレスラー、マサ斎藤さんの死去を聞き、悲しい。日本で多くの時間を過ごし、マサさんはいつもよくしてくれた。われわれの仕事の中で彼の名前と『サイトウ・スープレックス』は生き続けるだろう」とツイッターでつづっていた。

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マサ斎藤さん死去、支えだった東京五輪の願い届かず

16年12月、栃木の病院でリハビリに励むマサ斎藤さん


 日米マットで活躍したプロレスラーのマサ斎藤さんが14日午前1時5分に死去した。75歳だった。弟子の佐々木健介氏(51)が在籍する健介オフィスが16日、発表した。現役引退した99年ごろから発症した難病のパーキンソン病と闘い続けてきたが、最近になって容体が急変したという。87年にアントニオ猪木との「巌流島決戦」の死闘が名勝負として語り継がれる64年東京オリンピック(五輪)レスリング代表。20年東京五輪を目前にしてこの世を去った。通夜・告別式は近親者のみで行う。

 プロレス界の伝説が天国へ旅立った。99年ごろから発症したパーキンソン病と向き合ってきたが、数年前から体重が激減。栃木県のリハビリ病院などに入院しながら復活を目指したが、かなわなかった。来年2月に大阪でリングに立つ予定で、6月29日から40日間の集中リハビリに取り組んでいたものの容体が急変した。

 斎藤さんの妻、倫子(みちこ)夫人は「闘病生活は“GO FOR BROKE(当たって砕けろ)”をモットーに掲げる彼にしても想像を絶するほど辛く厳しいものでした。(中略)穏やかながらも、新たなチャレンジへ向かうような、マサ斎藤らしい力強い旅立ちでした」とコメントした。

 精神的な浮き沈みもありながらインディー団体コーチを引き受け、気持ちを高ぶらせた。74歳だった16年12月にリングイン。「来年、再びカムバックのチャンスも出てきました。リハビリに意欲を燃やしていた矢先」(同夫人コメント)だった。納棺する際、斎藤さんはジャパンプロレス時代の上下のジャージー、白いブーツ、靴下を着用したという。

 明大4年時の64年、レスリングのヘビー級代表として東京五輪に出場。コーチから4年後の五輪を目指すよう勧められたが、65年に馬場、猪木らがいる日本プロレスに入団。五輪出場選手のプロレス転向第1号だった。翌66年に東京プロレスの旗揚げに参加するも、すぐに経営難に陥り、米国に渡った。ロサンゼルスなど西海岸でブレーク。NWA、WWF(現WWE)、AWAと3大メジャー団体を転戦し、全米に名をとどろかせた。87年10月、無観客での猪木とのデスマッチ「巌流島の戦い」は2時間超の死闘を繰り広げるなど多くの伝説を残した。

 16年大みそかに日刊スポーツのインタビューを受けた際、70キロにまで減った体で背中を少し丸めながら懸命にリハビリする姿をみせた。17年を迎える直前、斎藤さんは「18、19、20…」「もつな」と言った。20年東京五輪に向け、心を奮い立たせた熱い願い-。それは、届かなかった。

 ◆マサ斎藤(さいとう) 本名・斎藤昌典。1942年(昭17)8月7日、東京・中野区生まれ。明大在学中の63年に全日本選手権はヘビー級でフリーとグレコの両スタイル制覇。翌64年の東京五輪はフリーで出場。大学卒業の65年に日本プロレス入門し、同年6月にプロデビュー。66年から参加した東京プロレス崩壊後、渡米。西海岸で悪役として活躍。WWFタッグ王座、AWA世界ヘビー級王座などを獲得。その後、新日本プロレスなどに参戦。99年に現役引退。得意技は原爆固め、監獄固め。現役時のサイズは180センチ、120キロ。

 ◆パーキンソン病 1817年に英国のジェームズ・パーキンソンにより初めて報告された。脳内の神経伝達物質ドーパミンが減少し、運動機能に関わる大脳からの信号がうまく伝わらず、筋肉のこわばりなどの症状が出る病気。手足が震えたり歩行が困難になったりする。厚生労働省の指定難病。

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蝶野、小島、森田まさのり氏ら悲痛/マサさん悼む

3団体合同対抗戦を無事に終え、記念写真に納まる(前列左から)橋本真也、坂口征二、マサ斎藤、アントニオ猪木、蝶野正洋ら新日本の選手たち(1990年2月10日撮影)


 プロレス界のレジェンドで1964年東京五輪レスリングヘビー級代表としても活躍したマサ斎藤さんの訃報に、プロレス界やファンから悲しみの声が相次いだ。

 蝶野正洋は17日、ツイッターで「尊敬するマサ斎藤さんの悲報 強豪外国人選手、WCW、nWo…困難な海外渉外、マサさん無くして新日本の成功はなかった」と功績をたたえるとともに、「『世界のマサ斎藤さん』のご冥福をお祈りします」と悼んだ。

 小島聡は「私が海外遠征を終えてからは、解説者としてお世話になりました。いつも辛口でしたが、山本小鉄さんと同様、愛のある叱咤(しった)激励だったと解釈してます。長年、闘病生活を続けながらリングへ上がろうとする姿に勇気づけられていました」としのび、「ご冥福をお祈り致します」と追悼した。

 大のプロレスファンを公言するビビる大木は「巌流島に行ったとき、島の歴史には猪木さんとの対戦が書いてあった」と、名勝負と語りつがれる87年の「巌流島決戦」に触れ、「寂しい」と吐露した。

 虎舞竜の高橋ジョージは「斎藤マサさん、スンゴイいい人だった。1990年に猪木さん、佐々木健介や、長谷、ライガーと一緒にヤバイ時にイラクのバグダッドに1週間行った戦友だった。ご冥福をお祈りします」と惜しんだ。

 漫画家の森田まさのり氏は、自身の作品「ろくでなしBLUES」でマサ斎藤さんをモデルにしたキャラクター「マサさん」のイラストをアップし、「久しぶりに描いてみたら描けたよ、マサさん…。ありがとう、忘れません」と悼んだ。

 マサ斎藤さんは、プロレスを引退した99年ごろにパーキンソン病を発症。懸命のリハビリと闘病生活を長く続けていた。75歳だった。

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桜庭和志「めちゃくちゃ悔しい」裸絞めで敗戦

リッキー・マルティネス(右)を攻める桜庭(撮影・丹羽敏通)

<格闘技:QUINTET2大会>◇16日◇東京・大田区総合体育館


 IQレスラー桜庭和志(49)が主宰するグラップリング(打撃なし、関節と組み技)のみの5対5団体戦、QUINTET2大会は16日、東京・大田区総合体育館で開かれ、桜庭率いるチーム・リーボックは準優勝となった。

 桜庭自らはチーム10thプラネットとの決勝のみに出場し、リッキー・マルティネス(米国)に裸絞めで敗れ「めちゃくちゃ悔しい」とガックリ。4月の同1大会に続き、2大会連続の2位で「次に優勝できればいい」と掲げた。次回は10月に米ラスベガス、12月に英国で大会を予定している。

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マサ斎藤さん死去、猪木「忘れる事できない」巌流島

87年10月、新日本プロレスの巌流島決戦で猪木を絞め上げるマサ斎藤さん


 日米マットで活躍したプロレスラーのマサ斎藤さんが14日午前1時5分に死去した。75歳だった。弟子の佐々木健介氏(51)が在籍する健介オフィスが16日、発表した。現役引退した99年ごろから発症した難病のパーキンソン病と闘い続けてきたが、最近になって容体が急変したという。87年にアントニオ猪木との「巌流島決戦」の死闘が名勝負として語り継がれる64年東京オリンピック(五輪)レスリング代表。20年東京五輪を目前にしてこの世を去った。

 巌流島決戦で死闘を演じたアントニオ猪木のコメント マサ斎藤選手の訃報に接し、心より哀悼の意を表します。思えば斎藤選手とは、東京プロレスからの長きにわたるご縁であり、巌流島での2人だけの決闘は忘れることが出来ません。私のライバルとして、五輪代表選手として、尊敬出来るレスラーでした。ご苦労さまでした。

 ◆巌流島の戦い 猪木が歴史に残る決闘「武蔵と小次郎の戦い」をヒントに巌流島での試合を発案。マサ斎藤が対戦に名乗りを上げ、87年10月4日に無観客、時間無制限、ルールなしのデスマッチで対戦した。試合は一進一退の攻防が続き、午後6時にはコーナーポストにかがり火が立てられた。フラフラになりながらも猪木が裸絞めで攻撃し、2時間5分14秒、TKO勝ちを収めた。絞め落とされた斎藤は担架で運ばれた。

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王者オカダ、G1クライマックスまさかの開幕2連敗

バッドラック・ファレに攻められるオカダ・カズチカ(撮影・黒川智章)


 新日本プロレスのG1クライマックス28は16日、札幌・北海きたえーるでAブロック第2戦が行われ、前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)がバッドラック・ファレに敗れ、まさかの開幕2連敗となった。

 終盤にミサイルキック、レインメーカー、ドロップキックの連続技でたたみかけたが、警備員の装いでリング横に立っていたファレと同じユニットのタマ・トンガが背後から乱入。投げ飛ばされた後、ファレにもマットにたたきつけられ、力尽きた。オカダは20日に東京・後楽園ホールで行われるハングマン・ペイジとの一戦で初勝利を目指す。

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中邑真輔5秒でUS王者獲得「ハードな試合だった」

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 WWEスマックダウンの中邑真輔(38)が秒殺でUS王座を獲得した。15日(日本時間16日)、米ピッツバーグで開催されたPPV大会で、US王者ジェフ・ハーディに挑戦。ゴング前にレフェリーの死角を突いて急所攻撃し、開始ゴングと同時に必殺のキンシャサをたたき込んで3カウントを奪った。

 約5秒ほどで勝った中邑は「ハードな試合だった」と満足げ。WCW時代の佐々木健介、TAJIRIに続く、日本勢3人目のUSベルト奪取となった。早速、17日のスマックダウン大会でハーディとの防衛戦も発表された。(デーブ・レイブル通信員)

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長州力「言葉が見つからない」/マサ斎藤さん悼む

90年2月、AWA世界ヘビー級選手権で念願のタイトルを獲得したマサ斎藤さん


 日米マットで活躍したプロレスラーのマサ斎藤さんが14日午前1時5分に死去した。75歳だった。弟子の佐々木健介氏(51)が在籍する健介オフィスが16日、発表した。現役引退した99年ごろから発症した難病のパーキンソン病と闘い続けてきたが、最近になって容体が急変したという。87年にアントニオ猪木との「巌流島決戦」の死闘が名勝負として語り継がれる64年東京オリンピック(五輪)レスリング代表。20年東京五輪を目前にしてこの世を去った。

<関係者の悼む声>

 ◆維新軍などで行動をともにした長州力 言葉が見つからない。

 ◆新日本で後輩の武藤敬司 お互いに米国で活動していたこともあり、一番話が合う大先輩でした。お元気になられたら、マスターズにもお声掛けしようと思っていた。非常に悲しい。

 ◆マサ斎藤さんと同じ1942年(昭17)生まれのグレート小鹿 残念でなりません。人が良くて最高の戦友だった。また1人仲間がいなくなった。

 ◆マサ斎藤さんの東京・京北学園高の先輩で日本レスリング協会の今泉雄策副会長 残念。東京五輪まであと2年だったのに(64年東京五輪では)世界レベルの選手で(日本協会の)八田会長が重量級で唯一メダルを期待していた。

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石井慧率いるチーム・バガボンド1回戦で惜敗

TEAM 10th Planetのジオ・マルティネス腕を取って攻めるTEAM VAGABONDの石井慧(撮影・丹羽敏通)

<格闘技:QUINTET2大会>◇16日◇東京・大田区総合体育館


 優勝候補に挙げられていた08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダルの総合格闘家・石井慧(31)率いるチーム・バガボンドは、優勝したチーム・10thプラネットに1回戦で惜敗した。大将戦の5対5で決着がつかず、続く受けた指導の数も全く同じ、最後は大将同士の優劣を決める審判の旗判定で初戦敗退となった。

 石井自身は中堅で出場。体格差のあるジオ・マルティネス(米国)を関節技で追い込みながらも一本を奪えずに引き分け「ボクが取らないとダメだった。逃げられたが、すごく気持ちの強い選手だった」と残念がった。体重差が20キロ以上あるため、通常の8分ではなく、短い4分だったことを引き合いに「ギャラ泥棒といわれますね」と苦笑。4月の同1大会(両国国技館)でも4分間で引き分け、1回戦敗退だったため「今回も4分でギャラをもらってかえるなんて…。この試合に向けてキャンプ6週間、片道15時間のフライトで大会に来たのですが…」と肩を落としていた。

表彰式を終え石井(後列左から2人目)に声をかける桜庭(同3人目)(撮影・丹羽敏通)

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棚橋弘至、ホワイトに敗れる「まだ始まったばかり」

ホワイト(左)に向かってポストから飛び込む棚橋(撮影・黒川智章)

<新日本G1クライマックス28>◇16日◇札幌・北海きたえーる


 棚橋弘至(41)はジェイ・ホワイト(25)に敗れ、通算成績を1勝1敗とした。

 前半は痛めている右ひざを攻められ苦しい展開。終盤にハイフライフローからのジャーマンスープレックスを繰り出したが、仕留めきれず、最後はブレードランナーを浴びて力尽きた。棚橋は右ひざに力が入らず、両肩を支えられて退場。四つんばいのまま「まだ(G1クライマックスは)始まったばかり。G1はラスト16あるから」とだけうめくようにコメントし、痛々しくロッカーに消えた。

 第1戦のオカダ戦に続く2連勝を飾ったホワイトは「お前らのヒーロー(オカダ、棚橋)がどうなったか、見てみろ。今年は俺の年、この団体も俺のものだ」とブーイングを浴びながら、不敵な笑みを浮かべた。

ホワイト(左)に膝を攻められ叫ぶ棚橋(撮影・黒川智章)

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真壁刀義が開幕2連勝、鈴木みのるに雪辱果たす

鈴木(左)にラリアットを決める真壁(撮影・黒川智章)

<新日本G1クライマックス28>◇16日◇札幌・北海きたえーる


 真壁刀義(45)が鈴木みのる(50)を下し、開幕2連勝を飾った。

 「こいよ、コラ」「きかねえんだコラ」と、ケンカのような挑発のし合いで始まった一戦。序盤から鈴木が攻め立てたが、終盤に真壁が強烈なラリアットなどで形勢を逆転。最後はキングコングニードロップ2連発で鈴木をマットに沈めた。

 3月のIWGPインターコンチネンタルで敗れた雪辱を果たした真壁は「こっちの方が何枚も上手なんだよ。2戦2勝。こっからがふんばりどころ」と9年ぶり2度目の優勝を見すえた。

鈴木(右)にポストから飛び込む真壁(撮影・黒川智章)

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桜庭和志「悔しかった」49歳初試合を勝利飾れず

TEAM 10th Planetのリッチー・マルティネス(右)の攻めを懸命にこらえるTEAM Reebokの桜庭(撮影・丹羽敏通)

<格闘技:QUINTET2大会>◇16日◇東京・大田区総合体育館


 IQレスラー桜庭和志(49)が49歳初試合を勝利で飾れなかった。

 自ら主宰するグラップリング(打撃なし、関節と組み技のみ)ルールによる5対5の団体戦。1回戦では、新戦力となるハイサム・リダ(ガーナ)の3人抜きで快勝し、副将の桜庭は出番なし。決勝は次鋒で出場し、一進一退の攻防からリッキー・マルティネス(米国)からダースチョーク(裸絞め)で一本を奪われた。まさかの黒星で「狙っていたヒザ(の技の入り)が浅くて…。1人残してしまい、めちゃくちゃ悔しかった」と落ち込んで表情を浮かべた。

 おなじみのサクラバマシンのマスクで入場した。サクラバマシンの原点であるストロングマシンが先月現役を引退。引退興行に足を運ぶことも考えていたという。桜庭は「自分がマシンを引き継ぎます。次回、うちのチーム5人が全員でマシンのマスクを被って入場してもいいですよ」と、QUINTET版マシン軍団の結成も示唆していた。

TEAM Reebokで一番活躍したハイサム・リダを膝に乗せ写真に納まる、左から所、ユン・ドンシク、桜庭、中村(撮影・丹羽敏通)

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【復刻】パーキンソン病からの復活を目指すマサ斎藤

連載「日刊スポーツ 東京オリンピック特集」 栃木の病院でリハビリに励むマサ斎藤(マサ斉藤)=2016年12月31日

<復刻版・2017年1月18日付の東京オリンピック(五輪)特集>


 プロレス界のレジェンドで1964年東京五輪レスリングヘビー級代表としても活躍したマサ斎藤さんが14日に死去した。75歳だった。

 引退した99年ごろに難病のパーキンソン病を発症。懸命のリハビリと闘病生活を長く続けていた。日刊スポーツでは2017年1月18日付けの東京五輪特集で、病と闘いながらも前向きな姿勢を失わない斎藤さんの姿を取り上げていました。

                      ◇   ◇   ◇   ◇

 日米プロレス界のレジェンドで、1964年東京五輪レスリングヘビー級代表のマサ斎藤(74)が、2020年東京五輪を励みに懸命の闘病を続けている。引退した99年ごろに難病のパーキンソン病を発症。リハビリを休めば体の自由はさらに奪われる。だが、「GO FOR BROKE(当たって砕けろ)」の信条は失っていない。戦い続けてきた男の激動の半生、根底にある五輪への思いに迫った。【取材・構成=奥山将志】

 

 栃木県内のリハビリ病院にいる斎藤を訪ねたのは、昨年大みそかの午後1時だった。現役時代、はち切れんばかりに鍛え上げられていた体は小さくなり、体重は120キロから70キロまで落ちた。74歳。白髪交じりの頭に、背中も少し丸まっていた。だが、あいさつした記者を車いすから見上げた目は、戦いの中にいる男のそれだった。

 病は急に襲ってきた。99年、56歳でリングに別れを告げたころ、少しずつ体に異変が起きていた。ろれつが回りにくくなり、顎が細かく左右に震え始めた。1年以上も国内外の病院を転々とした結果、パーキンソン病だと分かった。原因は現役時代に蓄積された脳へのダメージ。暴飲暴食、リングに上がり続けるために飲んでいた強い鎮痛剤も関連していると言われた。ゴールのない、壮絶な戦いが始まった。

 16年がたった現在、進行は「末期」に入っている。1日に数回襲ってくる発作が始まれば、全身の震えが治まるまでじっと待つしかない。1回1時間のリハビリを1日に3回。365日、少しでも怠れば体の自由はさらに奪われる。何度も絶望し、何度も自分の運命を恨んだ。だが、逃げることは許されない。

 午後2時-。歩行、スクワットのリハビリを歯を食いしばって乗り越えた斎藤に、胸の内を聞いた。震える顎を自らの手で固定するように押さえ、息を整える。ゆっくりと、一言一言を紡ぐように言った。「パーキンソンは恐ろしい病気だ。だが、俺はこうして戦っている。絶対に負けるもんかと。こいつをやっつけないと、俺は生きていけないんだ」。 

 

  戦い続けてきた。明大4年時の1964年に東京五輪に出場。コーチからは4年後のメキシコ五輪を目指すことも打診されたが、65年に馬場、猪木らがいる日本プロレスに入団した。五輪出場選手のプロレス転向第1号だった。翌66年に東京プロレスの旗揚げに参加するも、すぐに経営難に陥り、米国に活躍の場を求めた。後ろ盾など一切ない。わずかな荷物を手に、1人で海を渡った。

 日系人が日本人を演じ、ヒールとして活躍していた時代。確かな技術と、「元オリンピアン」という肩書は米国でうけた。「俺は東京五輪のレスリング日本代表だ。一番強いんだ」。現地のプロモーターに自らを売り込んだ。スター選手だったキンジ渋谷のタッグパートナーに抜てきされると、サンフランシスコ、ロサンゼルスを中心に大ブレーク。

 その後もNWA、WWF(現WWE)、AWAと3大メジャー団体を転戦し、全米にその名をとどろかせた。日本でも猪木との「巌流島の戦い」など数々の伝説を残し、99年に引退。だが、斎藤の屈強な体に病が迫っていた。

 解説を務めていたテレビ局関係者からの一言が最初だった。「もう少し、はっきりと話してもらえませんか」。斎藤自身も身に覚えがあった。倫子(みちこ)夫人を呼び「なあミチ、僕の顎、少し震えていない?」と聞いた。医師から診断が告げられると、華やかな現役生活から一転、谷底へ突き落とされたような気分だった。「何で俺だけが、こんな目に遭わないといけないんだ」-。自らの運命を恨んだ。

 顎が震え始めると、拳でゴツンゴツンと何度も殴りつけた。ぶつける場所のない怒り。そんな日々が何年も続いた。13年11月には恐れていた「転倒」も始まった。つえ、車いすがないと生活ができなくなり、その後は、薬の副作用による幻覚にも苦しんだ。倫子夫人は「人生を諦めたように表情がなくなっていった。気持ちが前を向かないから、リハビリも続かない。五輪にまで出たファイティングスピリットが燃え尽きてしまったのかなと思うと、本当につらかった」。夫婦仲も壊れかけていた。

 だが、そんな暗やみに一筋の光が差した。13年9月、20年の東京五輪開催が決まった。斎藤にとって2度目となる日本での夏季五輪。胸に熱いものがこみ上げた。「僕は、2020年に絶対にカムバックするよ」。倫子夫人に言った。久しぶりの力強い言葉だった。

 

 昨年12月、斎藤は17年ぶりにリングに立った。旧知のプロレス関係者の計らいで大阪で斎藤を応援する小さな興行が開かれた。ファンに姿が見えない、リングぎりぎりまで車いすで近づいた。だが、そこからは「レスラー・マサ斎藤」だった。入場曲が鳴り響くと、すっと立ち上がり、自らの足でロープをくぐる。用意されたいすに座ることなくファンの声援に手を挙げて応えた。乱入した武藤敬司の猛攻を受け切ると、チョップから踏みつけ攻撃4連発。斎藤の状況を知るすべての関係者が驚いた。

 試合の前夜、斎藤は言った。「俺も普通の人みたいに、町を歩きたいんだ。絶対に歩いてみせる」。心の叫びだった。倫子夫人は涙が止まらなかった。東京五輪、プロレスのリング。斎藤の戦いのスイッチが入った。これまで以上にリハビリに熱が入り、担当する大柄な理学療法士を相手にした“スパーリング”も始めた。体1つで世界の頂点に駆け上がった男が、再び前を向いた。

 五輪-。昔話を聞いていると、突然昨今のスポーツ界にかみついた。矛先は試合後の選手がよく口にする「エンジョイできました」というフレーズだ。「エンジョイの意味を分かっているのか。試合でエンジョイ? 勝負だよ。エンジョイは結果を出したやつが使う言葉だ」。勝つことで未来を切り開いてきた男の自負がにじみ出た。

 約1時間の取材を終えた。感謝の意を伝え、記者がいすから立ち上がろうとした時だった。斎藤から質問が飛んだ。「今、何年だ?」。「明日から、2017年です」。それを聞くと、視線を下げ、ゆっくりと指を折って数え始めた。「18、19、20…」「もつな」。わずかにほおが緩んだ。

※敬称、年齢などは当時のものです

 

長州力(中央)はマサ斎藤(マサ斉藤=左)、永島専務とともに総合格闘技イベント「X−1」開催の発表をした(03年7月10日)
90年2月、AWA世界ヘビー級選手権でラリー・ズビスコを破り念願のタイトルを獲得したマサ斎藤

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猪木と巌流島、ホーガンと抗争/マサ斎藤さん略歴

巌流島決戦 アントニオ猪木対マサ斎藤 マサ斎藤(右)はアントニオ猪木の右腕を決める(87年10月4日)


 日米プロレス界のレジェンドで、1964年東京五輪レスリングヘビー級代表としても活躍したマサ斎藤さんが14日に死去した。健介オフィスが16日、発表した。75歳だった。

 マサ斎藤さんは引退した99年ごろに難病のパーキンソン病を発症。懸命のリハビリと闘病生活を長く続けていた。

 マサ斎藤さんの略歴は次のとおり。

 ◆明大出身 本名は斎藤昌典。1942年(昭17)8月7日、東京都北区生まれ。

 ◆レジェンド 65年6月、日本プロレスでデビュー。67年に渡米し、長期にわたり米国で成功を収めた。獲得タイトルはWWFタッグ王座、AWA世界ヘビー級王座など多数。得意技は自身で考案したひねりを入れたジャーマンスープレックス、監獄固め。

 ◆巌流島の戦い 87年10月、山口の「巌流島」で行われたアントニオ猪木との時間無制限ノーレフェリー、ノールール、無観客マッチ。2時間5分14秒の死闘の末、立会人裁定で敗れた。

 ◆発掘&指導 ビッグバン・ベイダー、スコット・ノートン、ドン・フライらを見いだす。05年に佐々木健介、北斗晶が立ち上げた団体では、全日本3冠ヘビー級王者宮原健斗、ノアのマサ北宮らを育成した。

 ◆逸話 熊と戦ったことがある。ホーガンとの抗争で人気が爆発し、米国で「ミスター サイトー」というカクテルができた。84年に同僚レスラーの警察官とのけんかに巻き込まれ、1年半、米国で収監された。2ダース以上ビールを飲み、特大サイズのピザを2枚食べるのが日課だった。

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マサ斎藤さん死去、猪木と「巌流島決戦」75歳

巌流島決戦 アントニオ猪木対マサ斎藤 マサ斎藤(右)はアントニオ猪木の右腕を決める(87年10月4日)


 日米プロレス界のレジェンドで、1964年東京五輪レスリングヘビー級代表としても活躍したマサ斎藤さんが14日に死去した。健介オフィスが16日、発表した。75歳だった。

 引退した99年ごろに難病のパーキンソン病を発症。懸命のリハビリと闘病生活を長く続けていた。

 87年10月、山口の「巌流島」で行われたアントニオ猪木との時間無制限ノーレフェリー、ノールール、無観客マッチ。2時間5分14秒の死闘の末、立会人裁定で敗れた「巌流島決戦」は今もプロレスファンの語り草となっている。

アントニオ猪木対マサ斎藤 マサ斎藤(左)はアントニオ猪木を締め上げる=1987年10月4日

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「巨獣」ストローマン試合は敗れるも圧倒し高笑い

ケビン・オーエンズ(左)との金網戦に臨んだブラウン・ストローマン(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 18年マネー・イン・ザ・バンク覇者の「巨獣」ブラウン・ストローマン(34)が、敗戦イメージもぶっとばすパワーで圧倒してみせた。

 ケビン・オーエンズと金網マッチで対戦。オーエンズに隙を突かれ、手錠でロープにしばり付けられた。さらにオーエンズから侮辱する言葉を浴びると「巨獣」は怒り心頭。パワー全開で強引に手錠を引きちぎると、逃げるオーエンズを金網最上部で捕獲した。そのまま5メートルの高さからチョークスラムでアナウンステーブルまで落とした。

 先に地面に足がつき、試合に勝利したオーエンズが担架で運ばれる姿を横目に、ストローマンは「勝者はケビン・オーエンズだ」と高笑いながらリングを立ち去った。

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アスカ王座逃す、下僕へ報復に夢中になり隙突かれる

ジェームス・エルズワース(手前)にキックを放つアスカ(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 「明日の女帝」と呼ばれるアスカ(36)が、スマックダウン女子王者カーメラの不意打ちで王座を逃した。

 偽アスカの変装やスプレー攻撃で試合妨害してきた王者の「下僕」ジェームス・エルズワースをシャークケージでリング上の天井につるす形式での王座戦となり、邪魔者がいない中で、アスカは1対1での戦いに挑んだ。

 スピンキックで先制攻撃を浴びせ、エルズワースが落とした凶器のチェーンや隠し持っていたスプレーでの反則攻撃を狙うカーメラを圧倒。ヒップアタックからアスカロックまで成功させた。ロープ回避されたが、場外でもバリケードにたたきつけた。優位に立っていたが、なぜかエルズワースがケージの鍵を開けてエスケープ。悪事の報いか、足周辺の衣服がケージに引っかかって宙づりとなった。サンドバッグのようになった王者の「下僕」に対し、アスカは報復とばかりにキックを連発。スタッフの介入でケージを下げ、試合も一時中断したが、アスカはスタッフを強制排除。攻撃を続けていると、背後からカーメラの襲撃を受けてケージにたたきつられ、そのままフォール負けを喫した。試合後、怒りのアスカはエルズワースに報復の攻撃を繰り返し、悔しさをにじませていた。

シャークケージに衣服が引っかかったエルズワース(中央)のためにスタッフが介入。アスカ(左端)とカーメラ(右端)の王座戦は一時中断(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

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WWEヘビー級王者AJが防衛 挑戦者セコンド誤爆

ルセフ(下)を下し、王座防衛に成功したWWEヘビー級王者AJスタイルズ(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 WWEヘビー級王者AJスタイルズ(41)が王座防衛に成功した。

 盟友エイデン・イングリッシュとセットで「ルセフ・デイ」と呼ばれて人気のあるルセフを迎撃。カーフクラッシャーで右足を攻め、ルセフのアコレードもロープエスケープで回避した。白熱の攻防を展開した直後、挑戦者セコンドとなるイングリッシュがカバーを外したむき出しのターンバックルにルセフが誤爆。このチャンスに王者がスワンダイブ式450度スプラッシュ、続いてフェノメナル・フォアアームをたたき込み、必殺技連発で鮮やかなフォール勝ちを飾った。

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レスナーWWE王座剥奪か 防衛戦せずGMうんざり

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 WWEユニバーサル王者ブロック・レスナーが同王座を剥奪される可能性が出てきた。ロウのカート・アングルGMがルネ・ヤングのインタビューで言及したもの。レスナーの代理人となるポール・ヘイマンとの交渉内容について一部明かし「ヘイマンと防衛戦に関して交渉を再開させたが、ヘイマンはレスナーが興味を示していないと言っているようだ。私もファンもうんざりしている。レスナーがロウに登場してユニバーサル王座の防衛戦を決めるか、そうでなければ王座剥奪だ」と強い口調で示唆した。

 17年4月に同王座を獲得したレスナーは今年4月のグレイテスト・ロイヤルランブル後から防衛戦をしていない。7月7日には米ラスベガスで開催されたUFC226大会に姿をみせ、UFCライトヘビー級、ヘビー級の2階級同時制覇王者となったダニエル・コーミエ(米国)と挑発合戦を展開。UFCデイナ・ホワイト社長がコーミエ-レスナー戦を実現する意向を示していた。

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US王者中邑真輔「毒蛇」オートンとの抗争勃発か

US王座を獲得した中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

<WWE:PPV大会エクストリーム・ルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ピッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 スマックダウンの中邑真輔(38)が、電光石火の秒殺フォール勝ちで第157代US王者となった。

 6月25日に警察犬にかまれ、その翌日に中止となっていたUS王者ジェフ・ハーディ(40)への挑戦が実現。WWEでグランドスラムを達成している実力者に対し、ゴング前にレフェリーの死角を突き、ローブロー(急所攻撃)を成功させた。試合開始のゴングと同時に大ダメージでうずくまるハーディに必殺技キンシャサをクリーンヒットさせ、そのまま3カウントを奪った。試合タイムは5秒ほどの秒殺劇だった。

 試合後のインタビューでローブローに関して問われた中邑は「ハードな試合だったが、最後はキンシャサをジェフに決めて3カウント。オレがUS王者になったよ」と自らのペースでコメント。早速、17日のスマックダウン大会でハーディとの防衛戦が発表され「何があっても目を離しちゃいけない。変化を見届けるため、十分な時間を空けて」と自らのツイッターにつづった。

 WWE傘下のNXT王座獲得以来、2本目のWWEでの王座獲得。昨年5月のスマックダウン昇格後では初めてとなるベルトだ。WCW時代の佐々木健介、TAJIRIに続く日本勢のUSベルトを掲げ、勝利をアピールしていると、5月に左ひざ内側半月板の手術を受けて長期離脱していた「バイパー(毒蛇)」ランディ・オートンの登場を許した。場外に出た中邑は距離を取りながらにらみ合いを展開。リングに倒れ込んだハーディの股間にストンピングし、リングを立ち去ったオートンとの関係も気になるところ。「毒蛇」の登場に中邑は「ナイスではない」と困惑の表情を浮かべた。

 スマックダウンではWWEヘビー級王座に続く、2番目のベルトとなるUS王座。新日本プロレス時代にIWGPインターコンチネンタル王者として輝いた時のように、新US王者中邑が躍動する時が来た。

US王座を獲得した中邑真輔(C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved

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アスカ“女王の下僕”めった打ちも…不覚3カウント

アスカ=2018年6月29日

<WWE:PPV大会エクストリームルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ポッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 「明日の女帝」アスカ(36)が、またもスマックダウン女子王座獲得を逃した。同王者カーメラの策略にはまり、不覚を取って3カウントを許した。

 いつも邪魔に入る王者の「下僕」ジェームス・エルズワースがシャークケージに入ってリング上に吊される形式の同王座戦。1対1となったアスカは打撃の連発、ヒップアタック、アスカロックなどでカーメラを圧倒した。なぜかケージから脱出し、衣服がケージに引っかかって逆さづりになったエルズワースをサンドバッグのように打撃技で攻め込んだ。ところか背後からカーメラに襲われ、シャークケージに激突。大きなダメージを受け、そのまま3カウントを奪われてしまった。

 ベルトを持って無邪気な笑顔で退場するカーメラを横目にアスカは怒りをエルズワースにぶつけ、キック、パンチを連発していた。

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中邑真輔がUS王座奪取 奇襲急所打ち秒殺フォール

US王座を獲得した中邑真輔 (C)2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPV大会エクストリームルールズ>◇15日(日本時間16日)◇米ペンシルベニア州ポッツバーグ・PPGペインツアリーナ


 中邑真輔(38)が電光石火の速攻で、US王座を奪取した。

 試合開始のゴング確認に入ったレフェリーの背後で、後方からUS王者ジェフ・ハーディを強襲。ローブロー(急所打ち)で大ダメージを与えると、動けないハーディにいきなり必殺のキンシャサをたたき込み、そのまま秒殺のフォール勝ちを収めた。不敵かつ余裕の笑みをみせ、ベルトを掲げてみせた。日本選手では佐々木健介、TAJIRIに続く日本勢3人目のUS王者となった。

 試合直後、中邑の目前に5月のPPV大会後、左ひざ内側半月板の手術を受けて長期離脱していたランディ・オートンがリングに登場。緊張感が走ったが、オートンは中邑ではなく、ハーディに対して急所攻撃。そのままリングを立ち去った。

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中邑真輔「プライドと栄光はぎとってUS王座奪う」

中邑真輔(C)2018WWE,Inc.All Rights Reserved.


 WWEスマックダウンの中邑真輔(38)が日本勢3人目のUS王座獲得を狙う。15日(日本時間16日)に米ピッツバーグで開催されるPPV大会で、US王者マット・ハーディに挑み、佐々木健介、TAJIRIに続く同ベルト奪取を目指す。

 先月25日の大会前に警察犬に左足をかまれ、全治2週間のケガを負い、同26日のUS王座挑戦が中止となっていた。今月9日の米オーガスタ大会で試合復帰、10日の米マンチェスター大会で1日2試合もこなし、復活をアピール。「王者のプライドと栄光をはぎとってUS王座を奪う」と照準を合わせている。(デーブ・レイブル通信員)

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桜庭「最軽量チーム」で優勝狙う QUINTET2

桜庭和志(右から2番目)率いるチーム・リーボック


 IQレスラー桜庭和志(49)が最軽量チームで頂点を目指す。15日に都内で、自ら主宰するグラップリング(打撃なし、関節と組み技)のみの5対5団体戦、QUINTET2大会(16日、東京・大田区総合体育館)の計量と会見に臨んだ。

 5人の総重量430キロ以内のルールで、桜庭のチーム・リーボックは414・1キロ。出場4チームで最軽量となった。14日に49歳の誕生日を迎えたばかりの桜庭は1回戦で4番目の副将として出番を待つ。「自分は4番目。4番桜庭、満塁ホームランを打ちます」と意欲をみせた。

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