上へ戻る

au版ニッカン★バトル

トップ

WWEの“巨人対決”でキャンパス抜けケインら落下

ストローマン(上)がケインにランニングパワースラムを仕掛け、そのままマットを突き破って落下 コピーライト 2017 WWE, Inc. All Rights Reserved

〈WWE:ロウ大会〉◇13日(日本時間14日)◇米ジョージア州アトランタ・フィリップスアリーナ

 メインとなった第6試合で、巨漢対決ならではの「ハプニング」が発生した。身長213センチ(公称)、体重147キロのケインと身長203センチ、体重175キロのブラウン・ストローマンが激突したヘビー級のカードだった。

 ストローマンがケインにランニングパワースラムを豪快に決めた瞬間、そのままリングのキャンパスが抜けて両者ともに落下した。突き破ったマットから戻ってきたストローマンのみ。フラフラになりながらも最後は両拳を突き上げて観客の声援に応じた。ところが、ケインは最後まで姿をみせなかった。

関連するニュースを読む

パッキャオ認めた那須川 宣言通り強さと面白さ表現

試合後の会見で笑顔を見せる那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、ボクシング界のスーパースターに力を見せつけた。59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回KOで19年RIZIN初戦を制した。

那須川が目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビエグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。憧れのパッキャオの前で「硬くなっちゃって」と反省も、「KOできてよかった。最大限一生懸命やれた」と晴れやかな表情をみせ、リングに上がったパッキャオと握手した。

実はパッキャオの影響を受けていた。空手からキックボクシングへ転向したころ、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んだ。昨年大みそかに特別ボクシングルールでメイウェザーと対戦し、KO負け。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、見てほしいのは強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、強さと面白さを表現した。

これでキックボクシング戦績は30戦無敗。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前から肉体改造に着手した。これまでやってこなかった筋肉トレーニングに加え、アスリート用の弁当を取り入れた。体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続けている。

那須川は「RIZINってすごい舞台だと思うんですよ。僕にキックや総合、ボクシングをやらせてくれる」と感謝し、「強い相手と戦って、世界最強を目指したい」とあらためて宣言した。誰も見たことのない異次元の格闘家を目指す。【高場泉穂】

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)
2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

元柔道五輪2連覇内柴が総合大会「REAL」出場へ

内柴正人(2017年11月26日撮影)

柔道で五輪2大会連続金メダルを獲得し、現在はキルギス柔道連盟総監督を務める内柴正人(40)が総合格闘技大会「REALファイトチャンピオンシップ」に参戦することが21日、発表された。

同日に横浜市内で会見した運営団体ファイティング・グローブ実行委員会の小林繁之取締役は「彼に前向きになってもらいたい。福岡は彼の地元。用意したステージで出てくれるということでした」と説明した。

同興行は金網で囲まれた円形ケージで開催されている。内柴が参戦するのは8~10月、福岡で開催される予定のREAL6大会となる。

小林取締役は「彼はMMA(総合格闘技)には興味がない。柔道、柔術など、いずれにしろジャケット(道着)マッチになると思います」と説明。対戦相手も未定で、今後ルールを含めて検討される。

内柴は13年2月に準強姦(ごうかん)で実刑判決を受け、17年11月に出所して柔術家に転向。過去に柔術大会への出場経験があるものの、総合格闘技大会への参戦は初めてとなる。

小林取締役を通じ、内柴は「地元の大会でやってみたい。練習でやってきた経験からルールは決めてほしい」などとコメントした。

関連するニュースを読む

那須川3回TKO勝ち パッキャオ御前でかめはめ波

2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、パッキャオの前で力を見せつけた。

59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回TKO勝利で、19年RIZIN初戦を制した。

目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビアグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。直後には、倒れているビアグタンに対し、前日計量でくらったドラゴンボール孫悟空の必殺技「かめはめ波」を発射。「やられたんで、やり返しました」とファンを楽しませることも忘れなかった。

試合後にはリングに上がったパッキャオと握手。「君、よかったね。強いね」と声をかけてもらった。「フィリピンの次期大統領になる(可能性のある)人。圧があった」とオーラを直で感じた。

実は、パッキャオから少なからぬ影響を受けてきた。空手からキックボクシングへ転向した小学6年生の頃、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んでいた。

昨年大みそかに特別ボクシングルールで、ボクシング元5階級王者のフロイド・メイウェザーと対戦。世界が注目する中、1回TKOで敗れた。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、今回見てほしかったのは、強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、目の前で強さを証明した。

これでキックボクシング戦績は30戦負けなし。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前からは肉体改造をスタートした。これまでやってこなかった筋力トレーニングに加え、食事改善にも着手。

「何食っても強い者は強いと思っていましたが、違った」

アスリート用に栄養バランスが考えられた弁当を摂取することで体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのパンチのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続ける。

他人が「考えられないことをどんどんやっていきたい」という那須川にとって、あらゆるジャンルの格闘技を受け入れるRIZINは理想の舞台だ。昨年大みそかのメイウェザー戦は、敗れたものの世界にその名が広まるきっかけとなった。この日も「RIZINのおかげで世界の人に知ってもらうことができた」と感謝した。

「すごいっすよね。パッキャオもメイウェザーも(コナー・)マクレガーも自分のことを知っている。いい人生送ってますよね。濃密な展開が早いマンガだな、と思います」

誰も見たことのないマンガのような格闘家人生を存分に楽しむつもりだ。

1回、ビアグタン(左)に左パンチを見舞う那須川(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

パッキャオ、試合前にリング上であいさつ歓声浴びる

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタンン(23=フィリピン)の推薦者であるボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が、試合前にリング上であいさつした。

スーツ姿で登場したパッキャオは「みなさん、こんばんは。RIZINのリングに来られてうれしいです。榊原さん、フィリピンの若い選手に光を与えてくれてありがとうございます。これからみなさんに見てもらうフリッツ・ビアグタン、那須川天心選手の試合は間違いなく素晴らしい試合になると思います」と話し、歓声を浴びた。

パッキャオは今後も日本とフィリピン両国の格闘技発展のため、RIZINに協力していく予定だ。

関連するニュースを読む

堀口恭司が連打1回KO勝利 MSG再戦提案に快諾

1回、ウィン(右)をTKOに沈める堀口(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

堀口恭司(28)が自分と同じ元UFC戦士のウィンを1回KOで倒した。距離を一気に詰め、パンチの連打で勝利。「全部打撃でいこうと思っていた。プラン通り」と笑顔で振り返った。

試合直後には榊原実行委員長から、昨年大みそかのRIZINで勝利したベラトール世界バンタム級王者コールドウェルと6月14日にマディソンスクエアガーデンで、ベラトールのベルトをかけた再戦を提案され、「絶対やります」と快諾した。

ウィンに勝利し笑顔を見せる堀口(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

RENA476日ぶり勝利 昨年減量失敗し絶望感も

減量失敗を経て476日ぶりに勝利し、目に涙を浮かべるRENA(撮影・河田真司)

<RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

女子格闘技の人気選手RENA(27)がRIZINマット476日ぶりの復活勝利を挙げた。サマンサ・ジャン・フランソワ(32=フランス)と総合ルール(ひじあり)51キロ契約5分3回で対戦。

自らの減量失敗で昨年大みそかの対戦が流れたフランソワとの仕切り直しの一戦。グラウンド技の攻防で上回り、3-0の判定勝ちを収めた。

17年大みそかのリベラ戦以来、476日ぶりの白星を挙げ「まず一言、みなさまをがっかりさせてしまったことをおわびします。申し訳ないです」と昨年大みそかの欠場を謝罪した。

アグレッシブに攻め続けた。2回にはマウントポジションに入って右拳をふり下ろし、好機には左腕を捕獲して腕がらみを狙うなど一本、KOにこだわり続けた15分間だった。「一本勝ちは難しかったですが、シュートボクサーからMMA(総合格闘技)ファイターに近づけているでしょうか。寝技で一本を取れるように、トータルファイターを目指したい」と声をはずませた。

「止まっていた時計の針を動かす」。それがこの試合のテーマだった。昨年大みそかの大会前の減量で失敗し、脱水症状と貧血で倒れ、ドクターストップにより欠場した。「プロとしてありえない。いやだったことを自分がしてしまったという絶望感」でしばらくは家に引きこもっていたが、ファンの励ましの声や、フレンチブルドッグの愛犬に癒やされ、1月中には練習を再開した。

今回は、大みそかに49キロ契約で戦うはずだったフランソワと、今回は51キロ契約で対峙(たいじ)した。減量苦への配慮もあるが、UFCやアジアのONEチャンピオンシップの女子最軽量級リミット52・2キロに近づけた狙いもある。

海外進出は「夢の1つでもある。今回でやめるつもりはない」。新元号令和に向け「RENAの時代を作り出せたら」と、女子ファイターのトップとして走り続ける意気込みだ。

関連するニュースを読む

渡辺華奈が美女対決制す 野獣松本薫の助言生きた

ハバに判定勝利し、トロフィーを手に笑顔を見せる渡辺(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

渡辺華奈(30)が、現役ポーランド軍人ヤスティナ・ハバ(28)との美女対決を3-0の判定勝ちで制した。

肘ありの5分3回総合ルール。2回、打撃で上回るハバに右フックをくらった。だが、最終3回には大外刈りを決め、得意のグラウンドに持ち込み、ハバに乗りながらパンチと肘打ちを連打。KOこそできなかったが、昨年大みそかに真珠・野沢オークレアをボコボコにした強敵を圧倒した。

プロデビューからの無敗記録を7に伸ばし、「(女子)フライ級を引っ張っていく存在になりたいので、ベルトを作っていただきたい」とRIZIN側にあらためてアピールした。

元全日本強化選手と柔道界のトップから総合格闘家に転身。17年12月にプロデビューした。約1年半の経験が経て「迷いがなくなった。やっと自分の柔道ベースを生かせるようになってきた」。

大会直前には柔道家時代の先輩で、ロンドンオリンピック(五輪)女子57キロ級金メダリストの「野獣」松本薫と対談。「第六感を呼び覚ませ」とアドバイスをもらっていた。その教え通り、最終回で「自分の本能、体が勝手に動きました」と技が見事に決まった。

「松本さんに自分の柔道技は強いと言っていただいていたので、自信を持っていけた」と現在アイスクリーム屋さんとして活躍する先輩に感謝した。

関連するニュースを読む

大雅2回TKO負け「隙が生まれた」ダウン奪い油断

2回、フェレイラ(手前)の右パンチでノックダウンする大雅(撮影・河田真司)

<総合格闘技:RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシングルール61キロ契約3分3回で、元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22=TRYHARD)が2回TKO負けを喫した。

タリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)に対し、1回に相手右脇腹への左ヒザ攻撃でダウンを奪取。勢いに乗ったように見えたが「1回が終わっていけると思ってしまった。隙が生まれてしまいました」と振り返るように、続く2回、相手の大振りな右を顔面に浴びてダウンを許した。立ち上がったものの、フェレイラの強引な攻撃に対応できずに左フック、左ストレートを浴びて2連続ダウン。同回2分34秒、TKOで敗れた。

17年にK-1スーパーフェザー級王者となった大雅は18年9月からRIZINに参戦し、原口健飛と引き分け。以後、中国での興行、RISEなどで連敗しており、大雅にとっては再起をかけたファイトだった。K-1離脱後の18年以降、これで4敗1分けと勝利から遠ざかる。

「勝っても負けても判定はないと思っていましたけれど…悔しいですね」と唇をかんだ。

また対戦を熱望するキックボクシング界の「神童」那須川天心とのファイトからまた後退した形となり「かなり遠のきましたね」と肩を落としていた。

1回、フェレイラ(奥)に膝蹴りを見舞い、ダウンを奪う大雅(撮影・河田真司)

関連するニュースを読む

UFC中村K太郎連勝ならず「まだ頑張ります」

中村K太郎

<UFC:ESPN+7大会>◇20日(日本時間21日)◇ロシア・サンクトペテルブルク・ユビレイニ・スポーツ・コンプレックス

ウエルター級の中村K太郎(34=和術慧舟會K太郎道場)が判定負けで連勝を逃した。地元出身のスルタン・アリエフ(34=ロシア)と同級5分3回で対戦したが、0-3(3者とも27-30)の判定負けを喫した。変則的な打撃で押され、テークダウンも許した。昨年12月のトゥアリ戦での判定勝ちに続く勝利はならなかった。これで15年のUFC復帰後、通算戦績4勝4敗となった。

UFC契約最後の試合で引退する意向も示したアリエフに負けてしまった中村は自らのツイッターで「気にかけてくれたみなさん応援してくれたみなさん申し訳ありませんでした。負けました。みっともなくても、まだ頑張ります」とつづった。

関連するニュースを読む

K-1が「紅白超え」テレビ史変えたサップvs曙

03年12月、ボブ・サップにKO負けした曙

<平成とは・バトル編(4)>

2003年(平15)12月31日午後11時。日本のテレビ史に新たな1ページが刻まれた。TBSの「K-1 Dynamite!!」で中継したボブ・サップ-曙の試合が「NHK紅白歌合戦」の視聴率を超えたのだ。頂点は曙がサップにKOされた11時2分。瞬間最高視聴率(ビデオリサーチ調べ)は43%に達し、NHKの35・5%を7・5%も上回った。

わずか4分間とはいえ裏番組が紅白を上回るのは初めて。平均視聴率19・5%も裏番組として史上最高だった。大会を運営したFEGのイベントプロデューサーだった谷川貞治は「絶頂を迎えたテレビ格闘技時代の象徴でした。格闘技というコンテンツは紅白を超えるほど強い。それを日本中にアピールできたことは大きな功績」と回想する。

K-1は93年(平5)に誕生した。フジテレビのスポーツイベントの一環として空手の正道会館の石井和義館長が、空手やキックボクシングなどの立ち技の格闘技世界一を決める大会を代々木第1体育館で開催した。「“賞金10万ドル世界最強決定戦”と銘打ち、まだK-1の文字は小さかった。空手やキックなど頭文字にKのつく格闘技の1番を決めるという意味で、ブームだったF1をまねた」と、マッチメークに携わった谷川は明かす。

決勝まで7試合のうち6試合がKOでの決着だった。ヘビー級のど迫力のパンチとキックに超満員の会場が熱狂した。実力者モーリス・スミスや日本のエース佐竹雅昭が、無名のアーネスト・ホーストやブランコ・シカティックに衝撃的なKO負けを喫したことで、逆にK-1のレベルの高さが際立ち、人気が急上昇した。

時代も味方した。ジャイアント馬場とアントニオ猪木の衰えとともにプロレス人気が下降し、新たな格闘技としてブームを起こしたUWFも90年を最後に分裂していた。そんな時代にK-1が注目を浴びた。昭和の時代に光の当たる舞台がなかった空手家やキックボクサーたちが、続々とK-1のリングを目指した。

極真空手で実績を残したアンディ・フグら世界的な空手家も参戦し、96年にはフジテレビがゴールデンタイムで放送開始。K-1の名前は全国区となって、平均視聴率も20%を超えた。97年12月の「K-1 GP決勝戦」は5万4500人の大観衆が東京ドームを埋めた。そして、02年に参戦した野獣ボブ・サップが国民的な人気者になった。

03年にK-1はTBSの「Dynamite!!」で、単独では初の大みそか興行に乗り出す。目標は打倒紅白。目をつけたのが曙だった。谷川が振り返る。「大みそかはみんなでお茶の間でテレビを見る。そのお茶の間で一番人気があるスポーツ選手はお相撲さん。だから元横綱の曙を口説いた」。サップと曙の対決は、谷川の予想通りお茶の間のテレビを紅白から奪った、

00年以降、フジテレビで「K-1 GP」、TBSで70キロ級の「K-1 MAX」、日本テレビで日本選手中心の「K-1 JAPAN」と3局で大会が放送されるようになった。93年の第1回大会で1人100万円だったファイトマネーは年々急騰し、億単位で稼ぐ選手も現れた。その一方でFEGの経営は次第に悪化。深刻な財政難に陥り、10年の「K-1 GP」が最後になった。

「経済的な破綻は自分たちの責任。いろんな問題があった」と谷川。ただ「経営状態が悪くなくても落ちていったと思う」とも話し、こう続けた「平成はテレビの時代だった。フグやサップが人気が出たのは強いからではなくて、テレビに乗ったから。でもこの10年でメディアを取り巻く状況はガラリと変わった。今は昔のようにテレビで視聴率を取る自信がない」。

現在、谷川は武道を軸に据えた新格闘技「巌流島」のイベントプロデューサーを務めているが、まだ目指す道が見つからないという。「20年前は地上波のゴールデンタイムという分かりやすい目標があった。コンテンツをつくる自信は今もある。でも、目指すメディアが見つからない。令和の時代はそれを見つけた人が勝つんだと思う」。谷川の悩みは、ネットの登場で斜陽となった既存メディアが抱えている悩みでもある。【首藤正徳】(敬称略)

03年12月、曙(左)にパンチを放つボブ・サップ

関連するニュースを読む

初防衛飯伏幸太、内藤の挑戦要求に「トランキーロ」

内藤哲也(右)と飯伏幸太(2019年3月8日撮影)

<新日本:愛知大会>◇20日◇愛知・愛知県体育館

IWGPインターコンチネンタル王者飯伏幸太(36)が、挑戦者ザックセイバーJr.を退け初防衛に成功した。

ザックの関節技に苦しむも、最後はカミゴェで勝利。試合後には前王者内藤哲也から次の防衛戦をもちかけられ、「トランキーロ、しゃべんなよ」と内藤の決めぜりふでおどけながらも「次の答えは…やりましょう」と快諾した。

2人は3月のニュージャパン杯1回戦で激突し、飯伏が勝利。さらに4月6日の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会ではインターコンチネンタルのベルトをかけて戦い、飯伏が王者内藤を破って、初戴冠を果たした。それからわずか2週間で再戦が決まった。

サプライズはそれだけで終わらなかった。飯伏はそのままリング上で「新日本プロレスに入団しました」と再入団を発表。大歓声を浴びた。DDT所属だった飯伏は13年から新日本とW所属となり、16年に両団体を退団。以来、フリーで活動していた。

関連するニュースを読む

パッキャオが前日計量に登場「MMA見るの初めて」

RIZIN前日計量に訪れたパッキャオ(左)と握手を交わす榊原実行委員長(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)は推薦者のボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(40)が見守る中、57・45キロでクリアした。

全計量後にパッキャオが登壇し「こうやってフリッツを応援する機会をくれてありがたい。MMA(総合格闘技)の試合を見るのは初めてです。ファイターのみなさんがんばってください。明日会場でお会いしましょう」とあいさつした。

RIZIN前日計量に訪れ壇上に登壇するパッキャオ(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

余裕の那須川天心、相手挑発にベジータ必殺技で拮抗

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとかめはめ波を披露する(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。キックボクシングルールで、ボクシング現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)推薦のフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦する那須川天心(20)は、58・95キロでクリアした。ビアグタンも57・45キロでクリアした。

壇上でビアグタンにドラゴンボールの悟空の技「かめはめ波」で挑発された那須川は、すかさずベジータの必殺技「ファイナルフラッシュ」で対抗。「いつも通りやるだけ。Just do it」と余裕の表情で計量を終えた。

昨年大みそかのRIZIN14では、ボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーと対戦。体重差や不利なルールで、力を出し切れず1回KO負けした。19年初陣となった3月のRISEでは、フェデリコ・ローマを3回1分35秒でKO。キックボクサーとしての力をあらためて見せつけた。徹底した食事管理や肉体改造に取り組み迎える19年RIZIN初戦で世界に衝撃を与える。

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとポーズを決める(撮影・足立雅史)

関連するニュースを読む

メイウェザーとパッキャオ対面実現せず 榊原氏ホッ

フロイド・メイウェザー(2019年4月9日撮影)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われた。

観戦に訪れると予告していたボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは来場せず、注目されていたパッキャオとメイウェザーの2ショットは実現しないことになった。榊原実行委員長は「ハラハラしていましたが、メイウェザー関係者の今日の情報によると、来ないらしいです。ほっとしています」と話した。

関連するニュースを読む

錦戸亮似のパッキャオ刺客が暴露「会ったことない」

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、那須川天心(20)の対戦相手、ボクシングWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオの刺客フリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)が衝撃の事実を明かした。

ボクシングで6階級制覇した自国スーパースター、パッキャオの推薦により今回のRIZIN初参戦が決まった。9日の対戦発表時には、パッキャオは「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター」と推薦文をよせていた。

“パッキャオお墨付きの格闘家”という最高の肩書を持っての来日だが、ビアグタンはパッキャオとは「1度も会ったことはありません」と暴露。さらに「なぜ推薦されたか正直分かりません」と思わずこぼした。

この日来日したパッキャオと初対面する予定で「これからアドバイスをもらいたいと思います」と関ジャニ錦戸亮似のまぶしい笑顔でうれしそうに話した。

ビアグタンにとってはこの対戦は神様のプレゼントだった。相手の那須川天心は「私のアイドル」。インスタグラムをフォローする憧れの対象だが、対戦するからには「サプライズにしたい」と番狂わせを狙う。

「私の家は貧しいのでこれは神様が与えてくれたチャンスだと思っている」。この一戦を成り上がりの一歩にするつもりだ。

ビアグタンの総合格闘技戦歴は4勝1敗。心もとない成績だが、キックボクサーの父を持つなどあなどれない部分もある。

迎える那須川は「フィリピンはレベルが高い」と警戒しつつも、「触らせないし、ダメージ負いたくない。すべてをコントロールして、全局面で圧倒する」と完勝宣言した。

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)
ファイティングポーズするフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

堀口恭司、格闘技界盛り上げへユーチューバーに

堀口恭司

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、初代RIZINバンタム級王者堀口恭司(28)がユーチューバーになった理由を明かした。

18日から自身のYou tubeチャンネルを開設。以前に所属していた故山本KID徳郁のジム「KRAZY BEE」でユーチューバーと出会ったのがきっかけ。以前から誘われていたが「格闘技界が盛り上がっていくなら」と、気持ちが高まったこの機にスタートさせた。まだ動画は自己紹介の1本のみだが、今後は練習や趣味のつりの様子などもアップしていく予定だ。

元UFCランカーのベン・ウィン(30=米国)戦に向けては「コンディションはばっちり」と余裕の表情。世界から注目されるトップファイターとして「しっかり決めて、盛り上げる試合をしたい」と自信を口にした。

関連するニュースを読む

KUSHIDAのNXTデビュー戦が5・2に配信

5月2日のWWEネットワーク配信でNXTデビュー戦が放送されることになったKUSHIDA(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEは17日(日本時間18日)、公式サイトWWE.comでKUSHIDAのNXTデビュー戦が日本時間5月2日、WWEネットワークで配信されることを発表した。

1月限りで新日本プロレスを退団したKUSHIDAは、4日にWWE加入を正式発表。同日に米ニューヨークで開催されたNXTテイクオーバー大会で、すぐにファンにも紹介された。KUSHIDAは「ライフ、国、トレーニング、すべてを変えていい状況だ。『KUSHIDAができる』ということをWWEユニバース(ファン)に証明したい」と新天地の活躍に自信を示していた。なおNXTデビュー戦は米フロリダ州ウインターパークで収録済み。WWEのCOOを務めるトリプルHは「彼がNXTに所属することに、とても興奮している。世界的スターの1人だ」と称賛している。

関連するニュースを読む

セイン王座返り咲きならず ベイズラーに反則負け

NXT女子王者ベイズラー(右)に右腕を攻められるセイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE傘下のNXT大会(米フロリダ州ウインターパーク)は18日、WWEネットワークで配信され、スマックダウン昇格が発表された「海賊姫」カイリ・セインが昇格前最後のNXT女子王座戦に挑んだ。王者シェイナ・ベイズラーに挑戦したものの、反則裁定で王座返り咲きはならなかった。

王者サイドから「最後の挑戦」を条件に組まれた王座戦。前王者の意地をみせたいセインは裏拳で先制し、スライディングD、クロスボディー、フライング・カブキ・エルボーと怒とうの攻撃をみせた。さらにイカリ(変形逆エビ固め)やセカンドロープからのインセイン・エルボーと得意技を連続で決めた。

試合を優位に進めていたが、エプロンサイドから放ったフライング・カブキ・エルボーが場外防護壁に誤爆して右腕を負傷するアクシデントに見舞われた。すると王者から右腕への集中攻撃を浴び、一時はレフェリーが止めてドクターチェックに入った。心配した盟友の紫雷イオもリングサイドに姿をみせて混沌(こんとん)とする中、セインはベイズラーに捕獲され、強制的に試合は続行。たまらず紫雷が王者を突き飛ばしたことで、反則負けとなった。

ベイズラーをにらみつけてにらみ合いする紫雷は、敵セコンドのマリナ・シェファーとジェサミン・デュークに捕まり、倒れ込んだセインは王者に右腕を踏みつけられて大きなダメージを負った。セインを抱きかかえながら紫雷は「ふざけるな!絶対に許さないぞ」と非道な行為に対するリベンジを誓った。

イカリ(変形逆エビ固め)でNXT女子王者ベイズラー(下)を攻めるセイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved
痛めつけられたカイリ・セイン(右)を抱きかかえる紫雷イオ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

関連するニュースを読む

RIZIN堀口恭司「KO1本で勝ちたい」

公開練習でファンからの質問に答える堀口恭司

昨年大みそかに初代RIZINバンタム級王者となった堀口恭司(28)が18日、RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)に向け、都内のジムで公開練習を行った。

16年から米フロリダに拠点を置き、この試合のため7日に帰国。群馬や栃木で試合に向け調整をしている。この日は軽くシャドーを見せるのみだったが、動きのキレは抜群。「仕上がりはばっちり」と元UFCランカーのベン・ウィン(30=米国)戦に向け、自信をのぞかせた。

堀口は、昨年大みそかのRIZIN14でベラトール世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに勝利。榊原実行委員長が「挑戦者が列になっている状態」と明かすように世界から注目を浴びている。今回はノンタイトル戦。それでも元テコンドー選手で独特の距離感を持つウィン対策のため空手道場で練習するなど、しっかり準備をしてきた。「(ウィンは)強い選手なのでUFCの舞台に立てたと思う」と相手の実力を認めた上で、「KO1本で勝ちたい」と圧倒的な勝利を求めた。

RIZIN15大会に向け、公開練習を行った堀口恭司

関連するニュースを読む

元王者レインズがスマックダウン移動「オレの庭だ」

WWEビンス・マクマホン会長(右)にスーパーマンパンチを見舞うレインズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間17日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

2ブランド(ロウ、スマックダウン、205Live、NXT)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、ロウのエースで元WWEユニバーサル王者のローマン・レインズがスマックダウンに移動することが発表された。

WWEを支配するビンス・マクマホン会長から「歴史的な獲得」と発表されて最初に登場したのは、まさかの「ギターマン」アライアス。ブーイングを浴びて「黙れ」と会場を挑発したアライアスのギターが始まると、今度はレインズがサプライズ登場した。そのままリングインすると、アライアスと同会長をスーパーマンパンチで蹴散らした。「今からスマックダウンはオレの庭だ」と言い放ち、早くも会場のファンに存在をアピールした。

なおスマックダウンに移動&加入した主な選手は次の通り。

○ローマン・レインズ

○フィン・ベイラー

○アライアス

○ベイリー

○エンバー・ムーン

○カイリ・セイン

○ラーズ・サリバン

○バディ・マーフィー

○リブ・モーガン

○バディ・マーフィー

○チャド・ゲイブル

○アポロ・クルーズ

○ミッキー・ジェームス

○ヘビー・マシナリー

関連するニュースを読む

中邑真輔またもタッグ戦で苦杯、キングストンに敗北

WWEヘビー級王者キングストン(右)にたぎり式踏みつけを繰り出す中邑(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間17日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

「仇敵タッグ」と呼ばれる中邑真輔、ルセフ組がまたもタッグ戦で苦杯をなめた。

セザーロを味方につけ、WWEヘビー級王者コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズ、ケビン・オーエンズ組と6人タッグで激突。中邑がスピンキックやハイキックなど蹴り技でウッズに攻め込み、セザーロもセザーロスイングからシャープ・シューターでキングストンを追い詰めたものの、新王者のいるチームの強さを抑えられなかった。最後はルセフが王者キングストンの必殺トラブル・イン・パラダイスでダメージを受けると、オーエンズのスタナーという連続技を食らい、3カウントを許してしまった。

関連するニュースを読む

海賊姫セインがスマックダウン昇格 アスカと初勝利

NXTからロウに昇格したカイリ・セイン(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

WWE各ブランド(ロウ、スマックダウン、NXT、205Live)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、前NXT女子王者カイリ・セインが、スマックダウンに昇格した。17年の女子トーナメント、第1回メイ・ヤング・クラシック初代女王、NXTで女子王座も獲得し、18年のNXT年間最優秀選手にも選出されるなど、十分な実績を積んでの昇格となった。

同日は元GMペイジ一押しのタッグチームとして元スマックダウン女子王者アスカ、セインの日本勢コンビを紹介。そのままロウからの移籍が決まったエンバー・ムーン、ベイリーと組み、WWE女子タッグ王者アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル組との8人タッグに挑んだ。

白熱の攻防を展開する中、アスカが裏拳からリバースDDTでマットに倒したロイスに向け、セインがインセインエルボーをさく裂させてフォール勝ち。アスカとの連係でスマックダウン昇格初勝利を挙げた。試合後のインタビューでセインは「尊敬するアスカさんとタッグを組んで出場できて本当にうれしいです。ベルト取りましょう」と意気込めば、アスカも「いろいろ教えつつ、刺激も受けつつタイトルに行きましょう」と女子タッグ王座に照準を合わせていた。

関連するニュースを読む

令和アルテマパワーズ初勝利 女子プロ歴史継承誓う

聖地で初勝利をおさめた令和アルテマパワーズのDASH・チサコ(前)と松本浩代

<センダイガールズ:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

DASH・チサコ(30)と松本浩代(32)の新タッグチーム「令和アルテマパワーズ」が後楽園で初勝利を挙げた。

この日は、AEW所属が決まったばかりの志田光(30)、初来日のキラー・ケリー(22=ポルトガル)組と対戦。力のある相手に制限時間いっぱいまで苦戦も、18分32秒にチサコが豪快なホルモン・スプラッシュで勝負を決めた。

同年代の2人は、3月11日の新宿FACE大会でタッグ結成を報告。米国・シカゴ遠征中だった4月1日、新元号の発表とともに、ツイッターで「令和アルテマパワーズ」のタッグ名を発表した。アルテマは「究極」の意味。松本は「次の時代を盛り上げていく、究極の力を持ったタッグチームということ」と説明した。

まだ結成1カ月足らずだが息はぴったり。それでもチサコは「タッグは難しい。私たちはもっと上を目指している」とさらなる高みを見据えた。松本は「いてほしいところにいてくれる。私のできないものを持っている」とチサコを絶賛。「私たちはすばらしいタッグチームの先輩方と触れあってきた世代。後輩にその経験をタッグとして見せていきたい」と、女子プロレスの歴史の継承を誓った。

関連するニュースを読む

仙女王者の橋本千紘V5 Sareee挑戦状に叫ぶ

5度目のワールド王座防衛を果たした橋本千紘(撮影・高場泉穂)

<センダイガールズ:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

センダイガールズワールド王者橋本千紘(26)が、巨体の刺客ジョーダン・グレース(23)を倒し、5度目の防衛を果たした。

予想以上の強敵だった。強靱(きょうじん)な体を持つグレースに、軽々と持ち上げられ、パワーボムを決められるなど一時は窮地に追い込まれが、最後は必殺のオブライトで勝利。「ベリーストロング」とつたない英語でグレースをたたえ、抱き合って互いの力を認め合った。「ぎりぎりの戦いだった。応援が背中を押してくれた」。駆けつけた母校のレスリング部の後輩から「いけいけ、千紘!」と熱いエールをもらい、薄氷の戦いを制した。

試合後には、直前のシングマッチで里村明衣子を破ったディアナのSareeeから挑戦状をたたきつけられた。橋本は「ちょっと顔がかわいいからって…。プロレスのレベルはこっちの方が上だ。出直してこい! 」とマイクで叫び、5月12日にディアナのタイトルWWWD世界シングルをアジャ・コングから奪還することを挑戦の条件とした。

天心が「いい条件だったら」メイウェザー協力検討

練習後、取材に応じる那須川

天心がメイウェザーに協力? キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が16日、RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)に向け、千葉・松戸市内の所属ジムで公開練習を行った。

元ボクシング5階級王者で、昨年大みそかに敗れたフロイド・メイウェザーが9日に都内で会見し、自身の格闘技イベントに那須川を呼ぶ話をしていたと聞くと「絶対出たくないですね」と苦笑。だが、「面白そうな相手、いい条件だったら考えてもいい」と条件次第で検討する考えを示した。

今回の試合にもメイウェザーが来場する可能性があり、那須川の相手リッツ・ビアグダン(23)を推薦したマニー・パッキャオとの2ショットが実現する可能性がある。那須川は、これにも「やめてほしいですね」と苦笑。2人のスーパースターに負けぬ試合内容で注目を集めるつもりだ。

この日の練習では、約1カ月間取り組んできた肉体改造の成果を披露した。今までやってこなかったという筋肉トレーニングと食事管理により、パンチ、キックはキレと威力が増した。肉体改造に取り組んだ理由は、外国人選手に押し負けない体を作り、より早く勝つため。「格闘家はだれでもそうだと思うんですけど、楽に勝ちたいんですよ。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。今回の相手ビアグダンを「あなどれない」と警戒しつつも、「集中して、一瞬で倒してもいい」と高速KOに自信をみせた。

ミット打ちで左ジャブを放つ那須川

関連するニュースを読む

ロウ加入エバンス、ナタリア敗り女子王座挑戦権獲得

ナタリア(下)に月面水爆を決めるレイシー・エバンス(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール

ロウ加入が正式に決まったレイシー・エバンスが、2冠王者ベッキー・リンチの保持するロウ女子王座の挑戦権をゲットした。

先にルビー・ライオットとノンタイトル戦に臨んだ王者リンチが敵セコンドのリブ・モーガン、サラ・ローガンの介入にてこずりながらも排除。最後は必殺ディスアーマーでライオットを仕留めると、まずナタリアがリングに登場し、ロウ女子王座挑戦を表明。するとリンチとの抗争を続けてきたエバンスが姿をみせて「正式にロウ所属となったのでロウ女子王座が欲しいわ」と要求し、同王座挑戦権を懸けてナタリアとシングル戦に挑んだ。

ナタリアの得意技シャープ・シューター(サソリ固め)で苦しめられながらも、何とかロープ回避したエバンス。難度も苦悩の表情をみせ、場外戦では強烈なビンタも浴びた。リングに戻されると隙を突いて顔面へのパンチ一撃でナタリアをマットに倒すと、コーナートップから豪快な月面水爆を決め、3カウントを奪い、ロウ女子王座挑戦権を獲得した。

関連するニュースを読む

元WWE王者AJスタイルズ、ロウ移籍初戦で勝利

フェノメナル・フォアアームをラシュリー(右)に狙うAJスタイルズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール

2ブランド(ロウ、スマックダウン)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、スマックダウン所属の元WWEヘビー級王者AJスタイルズがロウに移籍した。

メインカードとなった6人タッグ戦に出場。ローマン・レインズ、セス・ロリンズとタッグを組み、ドリュー・マッキンタイア、バロン・コービン、ボビー・ラシュリー組と激突した。

コービンにドロップキックを見舞って先制したAJスタイルズはペレキックでラシュリーとコービンを蹴散らすなど、ロウでも躍動。さらにロリンズとレインズの連続攻撃でマッキンタイアを排除。フォールに入ったラシュリーに対し、ロリンズがカーブ・ストンプ、続けてレインズもスピアーでダメージを与えると、最後はAJスタイルズがフェノメナル・フォアアームをたたき込み、3カウントを奪った。鮮やかな連係でAJスタイルズが自らのロウ移籍を祝う勝利を挙げた。

なおロウ移籍&加入が発表された主な選手は次の通り

・AJスタイルズ

・ザ・ミズ

・リコシェ

・アリスター・ブラック・バイキング・エクスペリエンス(ウォー・レイダース)

・アンドラデ

・ゼリーナ・ベガ

・レイ・ミステリオJr.

・ラース・サリバン

・ジ・ウーソズ(ジェイ、ジミー兄弟)

・ナオミ

・EC3

・レイシー・エバンス

・セドリック・アレクサンダー

・エリック・ヤング

ロウに加入が決まった選手たち。左からエバンス、ミズ、AJスタイルズ、リコシェ、ミステリオJr.(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

関連するニュースを読む

WWE退団のKENTA、米団体GCW大会来場

KENTA(2013年12月7日撮影)

今年1月限りでWWEを退団したヒデオ・イタミことKENTA(38)が米プロレス団体GCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング)の大会に来場することが15日(日本時間16日)、発表された。6月1日、米ニュージャージー州アトランティックシティーで開催される同団体のトーナメント・オブ・サバイバル4大会に姿を見せるという。

14年にノアを退団したKENTAはヒデオ・イタミのリングネームでWWEに登場したが、WWE傘下のNXT時代、肩や首の負傷で1年近く欠場。復帰後の17年11月からWWEクルーザー級ブランド、205Liveに加わった。クルーザー級王座にも挑戦していたものの、1月28日の米フェニックス大会後、WWEに退団を申し入れたと米メディアに報じられ、2月23日に退団が正式発表されていた。契約上、他団体に出場できないとされる90日間は、既に経過している。

関連するニュースを読む

UFCポワリエ暫定王座「オレのもの」統一戦視野

<UFC236大会>◇13日(日本時間14日)◇米ジョージア州アトランタ・ステート・ファーム・アリーナ

メインイベントで組まれたライト級暫定王座決定戦は同級3位ダスティン・ポワリエ(30)が、2階級同時制覇を狙った現フェザー級王者マックス・ホロウェイ(27=ともに米国)を判定で下し、暫定王者となった。

打撃センスの高いポワリエが左ストレート、連打を浴びせて中盤まで優位に立った。3回以降はホロウェイの意地の反撃にも見舞われ、ケージ際に追い込まれるシーンもあったが、3-0の判定で暫定王座を手に入れた。初めてUFCベルトを巻いたポワリエは「最後まで戦えたのは相手がホロウェイだったから」と敬意を表した上で「このベルトはオレのもの。絶対に守ってみせる」と正規王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)との王座統一戦を見据えた。

またセミファイナルのミドル級暫定王座決定戦は同級5位イズラエル・アデサニヤ(29=ナイジェリア)が同級4位ケルヴィン・ガステラム(27=米国)に判定勝利し、暫定王座を獲得。フルラウンドで激しい打撃の応酬の末、最終5回には7連打からの左フックでダウンを奪取するなど3-0の判定勝ちを収めた。アデサニヤは「人生を懸けようと思った」と安堵(あんど)の笑みを浮かべていた。

関連するニュースを読む

スターダム岩谷麻優「STARSは正統派」を宣言

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったSTARS。前列中央がリーダーの岩谷麻優(撮影・桝田朗)

<スターダム:新木場大会>◇14日◇新木場1st RING

スターダムの2019ドラフト会議が行われ、今年の各ユニットの陣容が決定した。

メインで行われたドラフト会議5WAYバトルで、STARSの岩谷麻優、クイーンズクエスト(QQ)の渡辺桃、JANのジャングル叫女、大江戸隊の花月、多国籍軍(仮名)の木村花の各リーダーによる指名順を決める戦いが行われた。

今回は、この試合で最後に負けたリーダーのユニットは自動的に解散という厳しいルールも設けられた。試合は、花月を場外に落とし最初に勝利した岩谷が指名順1位を獲得。2位渡辺、3位が花月と決まっていき、最後は木村と叫女が軍団の存続を掛けて戦い、木村が勝利。叫女が昨年立ち上げたJANは解散となってしまった。

続けて1位から順に指名するドラフト会議が始まった。各ユニットの指名選手は次の通り。

☆STARS <1>スターライト・キッド<2>星輝ありさ<3>中野たむ<4>鹿島沙希<5>羽南<6>ザイヤ・ブルックサイド<7>飯田沙耶

☆QQ <1>AZM<2>林下詩美<3>ビー・プレストリー<4>バイパー<5>シャーダネー<6>小野崎玲皇<7>妃南

☆大江戸隊 <1>葉月<2>アンドラス宮城<3>刀羅ナツコ<4>ジェイミー・ヘイター<5>“セッション・モス”マルティナ<6>夏すみれ

☆多国籍軍(仮名) <1>ジャングル叫女<2>小波<3>マリー・アパッチェ<4>ナツミ<5>レベル・ケル<6>ボビー・タイラー<7>ルアカ<8>吏南<9>米山香織

陣営が確定しSTARSの岩谷は「これからこのメンバーでSTARSは正統派をやっていく」と宣言。QQの渡辺は「このメンバーでベルト総取りをねらっていく」。大江戸隊の花月は「これまでのメンバーにナツコさんが加わった。ナツコさんが大江戸隊で変わることを期待してください」と新メンバーに期待を寄せた。多国籍軍の木村は「スターダム所属の選手はスターダムの飼い犬。その中で野良犬の素質をもっている人を選んだ。(ユニットの名前は)ベルトを取ったら決めようと思っている。革命を起こしてみせます」と宣言した。

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったクイーンズクエスト。前列中央がリーダーの渡辺桃(撮影・桝田朗)
スターダムドラフト会議2019で新メンバーが決まった大江戸隊。前列右がリーダーの花月(撮影・桝田朗)
スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まった多国籍軍。前列中央がリーダーの木村花(撮影・桝田朗)

関連するニュースを読む

内藤哲也「答えはもちろん」自身の今後に不敵な笑み

試合に勝利しマイクパフォーマンスする内藤哲也(撮影・鈴木正人)

<新日本:つくば大会>◇13日◇茨城・つくばカピオ

IWGPインターコンチネンタルの白いベルトを失った内藤はどこへ行くのか。メインの10人タッグ戦を制した内藤哲也(36)がのらりくらりと自身の今後について語った。

12日に人気声優三森すずこ(32)との結婚を発表した相手チームのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)に注目が集まる中、内藤はロッキー・ロメロをディスティーノで沈めて勝利。新シリーズ開幕戦をマイクで締めた。今はベルトを失い、次の行動が読めない状況。その中で「次のテーマが見つかっているかもしれないね。俺の次なるテーマは何なのか、みなさまでいろいろ想像しながら楽しんでください」と観客をあおり、「答えはもちろん、トランキーロ。あっせんなよ」と決めぜりふで盛り上げた。

しばらくは同じメンバーでの10人タッグ戦が続く。「その中でテーマがないのは俺とロッキー・ロメロ。ってことは、俺は、ロッキー・ロメロと…なんてことはないかな」と軽くジョークを飛ばした上で、「この状況を作ってしまったのはニューヨーク大会で飯伏(幸太)に敗れた俺自身なんでね。テーマがないこと、新日本プロレスに文句を言うつもりはないよ。むしろテーマのない状況を楽しみたいね。これは、もしかしたら今しかないことかもしれないから。リングでも言ったけど、もう目星はついているんだよね。俺がいったいどのような行動を起こすのか、みなさまの予想通りの行動を起こすか、それともみなさまが想像しえない行動を起こすのか。どちらになるか楽しみだね」。不敵な笑みを浮かべ、予測不能の展開をアピールした。

関連するニュースを読む

オカダ・カズチカにダブル祝福の雨「結婚しました」

試合中、雄たけびを上げるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)

<新日本:つくば大会>◇13日◇茨城・つくばカピオ

前日12日に人気声優三森すずこ(32)との結婚を発表したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会での王座奪還後初、さらに結婚後初となる試合に臨み、ダブルの祝福の雨を浴びた。

王座奪還と結婚のダブルのお祝いムードの中、オカダはメインの10人タッグ戦に出場した。SHO、YOH、ロッキー・ロメロ、石井智宏と組み、5月の初防衛戦の相手SANADAらロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。最後に入場すると、この日1番の声援が注がれた。「ベルトもそうですし、結婚することによって、声援を送ってもらった。一体どっちの歓声なんだ、と。(いつもの)倍の歓声だったんじゃないですか」。

チームが敗れたこともあり、リング上での生報告はしなかったが、バックステージでは堂々と結婚について口にした。「ベルト取りました。はい、おしまいです。結婚しました。はい、おしまいです。というわけではなく、結婚もしましたし、ベルトもとりましたし、新日本のオカダがあそこで変わったよね、と言ってもらえるようなプロレスラーになりたいと思います」。ダブルの喜びを進化のきっかけにすると宣言した。

約10カ月ぶり5度目の王者としての初陣。注目のSANADAとの対戦では、リバースネックブリーカーを決めるぐらいと様子見で終わった。オカダは「タイトル戦に向けた今回の開幕戦は、おしぼりだね。手をふいたような感じ」とぬるさを認めつつ、「まだまだSANADAとの戦いは濃くなっていくと思います」とここからの盛り上がりを予告した。

試合後には午前3時からのラジオ「オールナイトニッポン」生出演のため、すぐにつくばの会場から移動。喜びもつかの間、忙しく、充実したオカダ時代をスタートさせた。【高場泉穂】

場外で倒れるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)
入場しポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)

関連するニュースを読む

きっかけは「タイガーマスクW」オカダ、三森結婚

三森すずこ(左)とオカダ・カズチカ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、人気声優三森すずこと結婚したことを自身のツイッターで発表した。「レインメーカーとして“幸せの雨”を家庭に降らせることができるようお互いに協力し合いながら、プロレス界にも変わらずに“カネの雨”を降らせていきます」と報告した。三森もブログで「私の母のように、明るく楽しく温かく家族を支える女性になれるよう努めていきたい」などと喜びの声をつづった。三森は今後も芸能活動を続ける。

人気レスラーのオカダと、アニメ「ラブライブ!」などで活躍する三森は16年テレビアニメ「タイガーマスクW」で共演。三森がもともとプロレスファンだったこともあり、翌17年夏から交際がスタートした。交際が発覚した18年1月には、オカダが「将来のことを考えて真剣にお付き合いさせてもらってます」と堂々と交際宣言していた。

最近もオカダが三森のレコーディング現場に付き添い、4月6日に行われた新日本の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会に三森が同行するなど、仲むつまじい姿が目撃されていた。関係者によれば、三森が自身の妹らの幸せな夫婦の姿を見て、結婚への思いを募らせていたという。オカダが大舞台で10カ月ぶり5度目の王座に返り咲いた最高のタイミングで結婚に踏み切った。

オカダは13日、茨城・つくばカピオ大会に出場する。王者としての凱旋(がいせん)試合であると同時に結婚後初の公の場。公私ともに充実した姿をファンにみせる。

◆オカダ・カズチカ 本名・岡田和睦。1987年(昭62)11月8日、愛知県安城市生まれ。中学卒業後に闘竜門に入門し04年8月、16歳でメキシコでデビュー。07年8月に新日本入り。12年2月には棚橋を下し、初めてIWGPヘビー級王座を獲得。同年8月、初出場のG1クライマックスで史上最年少優勝。IWGPヘビー級は第57、59、63、65、69代王者。65代王者時には12度の最多防衛記録を達成。得意技はレインメーカー。191センチ、107キロ。

◆三森(みもり)すずこ 6月28日、東京都生まれ。10年にデビューし、15年には女性声優ユニットμ’s(ミューズ)の一員として、NHK紅白歌合戦出場。16年には武道館2DAYS公演を果たす。代表作は「探偵オペラ・ミルキィホームズ」「ラブライブ!」など。公式プロフィルには趣味「プロレス観戦」と記述。ほかに料理、観劇、歌。特技はダンス。ルーツのミュージカルも含め、幅広いフィールドで活躍中。かに座、血液型AB。

関連するニュースを読む

武尊欠場受け王者武居由樹「僕が背負う気持ちで」

K-1両国6月大会の主役を宣言した武居由樹(中央右)らトーナメント出場選手(撮影・吉池彰)

「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)が6月30日、東京・両国国技館で開催される。

主催のK-1実行委員会が、大会の目玉としてスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントを行うことを12日、都内で発表した。

同級王者の武居由樹(22)は、1回戦でアレックス・リーバス(18=スペイン)と対戦する。2人は3月に対戦予定だったが、リーバスが家族の事情で欠場。今回、仕切り直しが決まった。武居は「6月の両国は僕が背負う気持ちで頑張る」と気合を入れた。

この発言は、同実行委からK-1スーパー・フェザー級王者の武尊(27)のケガによる今大会欠場が発表されたことを受けてのもの。「みんな強そうだが、この階級は自分が主役」と優勝を約束した。

その他の1回戦は、玖村将史(20)-ペッパンガン・モーラタナバンディット(20=タイ)、晃貴(20)と隼也ウィラサクレック(21)の19日の勝者-サンベル・ババヤン(21=アルメニア)、玖村修平(22)-サデック・ハシミ(27=イラン)。内外の若手実力者がそろった。

武尊は3月、現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)と59キロ契約でKO勝ちしたものの、拳を痛めたため、当面は治療を優先する。

関連するニュースを読む

瑠輝也「ぶっつぶす」王者ゲーオの嘲笑に闘志点火

タイトル戦が決まった王者ゲーオ・ウィラサクレック(左)と安保瑠輝也(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレック(34)に安保瑠輝也(24)が挑むタイトル戦が6月30日、東京・両国国技館で行われる。「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)での開催が決まり、K-1実行委員会が12日、都内ホテルで発表した。

昨年11月の同級王座決定トーナメントに優勝し、王座に返り咲いたゲーオ。「最近、調子がとても良い。できるだけ長くベルトを防衛したい」と引退のうわさは封印し、笑顔を見せた。瑠輝也に「ゲーオ選手の背中を追いかけて東京に来た」とリスペクトされても”舌好調”。「彼はゴンナパーに倒された記憶がある。箕輪のジムにいるゴンナパーに勝ってから、来て欲しかった」と言って、会場を笑わせた。

これに瑠輝也は「あの時と比べ、今の自分はずっと強い。ぶっつぶす」と表情を変えた。昨年12月に実力者・山崎秀晃をハイキックでKOした勢いに乗り、「65キロの主役に日本人がいないので、自分がなって引っ張る」とタイトル奪取を誓った。

関連するニュースを読む

オカダ・カズチカ“ラブライブ!”三森すずこと結婚

三森すずこ(左)とオカダ・カズチカ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、ツイッターで「ラブライブ!」などで人気の声優三森すずこ(32)との結婚を報告した。

「私事ですが以前よりお付き合いさせて頂いていた三森すずこさんと入籍したことをご報告させて頂きます。レインメーカーとして”幸せの雨”を家庭に降らせることができるようお互いに協力し合いながら、プロレス界にも変わらずに”カネの雨”を降らせ続けていきますので、今後とも宜しくお願い致します」とつづった。2人は18年1月にそれぞれのツイッター上で真剣交際を明かしていた。

オカダは6日(日本時間7日)に米国の「聖地」マディソンスクエアガーデンで開催されたIWGPヘビー級選手権で王者ジェイ・ホワイトを破り、10カ月ぶり5度目の王者に返り咲いたばかりだった。5月4日に福岡国際センターで行う「レスリングどんたく2019」でSANADA(31)と初防衛戦を行う。世界へ進出する団体の顔として、再出発したばかりだった。公私ともに充実の時を迎え、さらに飛躍していく。

関連するニュースを読む

12年棚橋倒しIWGP初戴冠/オカダ・カズチカ略歴

オカダ・カズチカ(2018年5月4日撮影)

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、ツイッターで人気声優の三森すずことの結婚を報告した。

オカダの略歴は以下

◆オカダ・カズチカ 本名岡田和睦。1987年(昭62)11月8日、愛知県安城市生まれ。中学卒業後に闘竜門に入門し04年8月、16歳でメキシコでデビュー。07年8月に新日本入り。12年2月には棚橋を下し、IWGPヘビー級王座を初めて獲得。同年8月に初出場のG1クライマックスで史上最年少優勝。14年に2度目のG1制覇。IWGPヘビー級は第57、59、63、65代王者。得意技はレインメーカー。191センチ、107キロ。

関連するニュースを読む

渡辺華奈が現役軍人との美女対決でアガる試合予告

RIZIN15大会に向けて練習を公開した渡辺華奈。約70キロの男子選手を軽々と持ち上げ、スクワットした

4月21日のRIZIN15大会(横浜アリーナ)に出場する渡辺華奈(30)が11日、都内で練習を公開し、ポーランドの現役軍人ヤスティナ・ハバ(28)との美女対決へ順調な仕上がりをみせた。

強化した打撃に加え、約70キロの男子選手を軽々と担いでスクワットをする怪力ぶりも披露。「判定ではなく、KOでのフィニッシュで完全決着したい」と完勝でのプロ無敗記録更新へ気持ちを高めた。

相手のハバは昨年大みそかのRIZIN14大会で真珠・野沢オークレアと対戦。肘での攻撃で野沢の顔面をボコボコにし、最後は締めあげて、失神させるという衝撃のプロデビューを果たした。

渡辺は「美人な選手」と外見の良さは認めつつも、タフな軍人ファイターであることについては「だから何?という感じ。自分にも積み上げてきたものがあるし、負けるイメージはない」。

柔道のトップ選手として培ってきた経験、総合格闘家へ転身してからこの約1年半。「やっと自分の柔道ベースを生かせるようになった」と自信を胸にプロ7戦目に臨む。

会場の横浜アリーナは、2年前に「湘南乃風」のライブで訪れ、ノリノリでタオルを回した思い出の場所。「私もアガる試合をする」と激戦を制し、観客を熱狂させるつもりだ。

関連するニュースを読む

石井慧PFL初戦は18年王者「ウニヒピリが指名」

PFLの18年ヘビー級王者フィリップ・リンス(左)との初戦が決まった石井慧(PFL公式サイトより)

08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(32=チーム・クロコップ)が5月から参戦するプロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)デビュー戦で18年覇者と対戦することが11日までに決まった。

6月6日に予定される初戦が、18年PFLヘビー級年間王者フィリップ・リンス(33=ブラジル)との顔合わせとなったことを受け、11日には日刊スポーツの取材に応じて意気込みを口にした。

いきなり王者リンスとの対戦になった石井は冷静だった。昨年のPFLで4戦全勝で年間王者となった実力の持ち主。もちろん相手に不足はない。「ボクとウニヒピリ(内なる自分)が指名した。ウニヒピリとの疎通ですべて思い通りに事が進むのです」と不敵な笑みを浮かべた。加えてマッチメークにも携わるPFL幹部の1人で元K-1ファイターのレイ・セフォー氏の名を挙げ「レイセフォー、ウニヒピリ…」ともつぶやいた。

偶然にも今年4戦目もブラジル人が対戦相手となった。石井は「ブラジル人には全勝街道。しかし、ここまで多いとブラジル人に何かしたかな、と心配になる」とした上でリンスについて「実は、まだ何も知らない。名前もブラジル人ぽくない」と説明。PFL初戦に向けて徐々に対策を練っていく方針だ。総合格闘技の本場、米舞台でのファイトになるが、通常通りのトレーニングで調整を続けるつもりで「(拠点クロアチアにある)クロコップジムで調整するだけです。クロコップジムでみんなと過ごす毎日が特別さ! ウニヒピリ…」と集中力を研ぎ澄ませていた。

◆19年PFL日程 5月9日に開幕。フェザー級、ライト級、ウエルター級、ライトヘビー級、ヘビー級、女子ライト級の6階級で開催され、計68人の選手が参戦。5~8月でレギュラー(総当たりリーグ戦)、10月からプレーオフ(トーナメント形式)、大みそかに決勝戦開催という年間を通じた大会。王者は100万ドル(約1億1000万円)を獲得し、2年契約を結ぶESPN、ESPN+で全米中継される。18年に続き、今年は2回目。

関連するニュースを読む

ストロングマシーン・Jが鮮烈デビュー 親離れ安心

ドラゴンゲート後楽園大会でデビューしたストロングマシーン・J(右から2番目)。左からG、将軍KYワカマツ、F

<ドラゴンゲート:後楽園大会>◇10日◇東京・後楽園ホール

かつて新日本プロレスで活躍した覆面レスラー、スーパー・ストロング・マシンの息子、ストロングマシーン・Jが華々しいデビューを飾った。

同じマスクを被った同G、Fとの「マシーン軍団」で、堀口元気、横須賀ススム、Kzy組と対戦。顔が隠れているため精神状態は伺えなかったが、堂々とキレのある動きをみせ、観客を魅了した。最後はダイビングヘッドバッドから「魔神風車固め」につなげ、堀口から3カウントを奪った。父から継承した必殺技を見事に決めての鮮やかな勝利だった。

Jは「みなさんにとってはサクセスストーリーに見えるかもしれないけど自分なりに苦しみは経験してきた。その上で自信をもってリングに上がれた。やってやりました」と胸をはった。

父は来場しなかったが、父のマネジャーだった将軍KYワカマツがわざわざ北海道から出てきて、セコンドについた。ワカマツは「素晴らしかった。性能がいい」とJの出来を称賛。「令和はストロング・マシーンの時代になる」とまで豪語した。

Jにとっては「親離れ」の日でもあった。この日の朝、昨年1月に急逝した母マサミさんの墓前で「行ってくるよ」と報告した。「(亡くなったのが)突然のことだったので、ちゃんとお別れできなかった。でも、今日を機に親離れできた。どこかで安心して見てくれていると思う」。

1度は会社勤めをしたが、昨年6月の父の引退試合をきっかけに、プロレスの世界に飛び込んだ。Jは「機械になってよかった」と喜びをかみしめ、「愛され、夢を与えられる機械になっていきたい」と目標を掲げた。

関連するニュースを読む

浅倉カンナ「高校生以来」のスカート姿披露

神奈川県警の一日署長として、サギ撲滅運動を行った浅倉カンナ

総合格闘家の浅倉カンナ(21)が10日、戸部警察署の一日署長を務め、横浜駅周辺で「サギはいカンナ」と題したサギ撲滅運動を行った。高校卒業以来はいていないというスカートをはき「自分はサギにあったことがないけど、知識があれば被害は減ると思う」とリスク管理の大切さを説いた。

4月21日のRIZIN15大会(横浜アリーナ)で試合はなく、来場するのみ。昨年大みそかの大会では浜崎朱加に敗れてスーパーアトム級の座を逃し、再起戦となった3月のDEEP JEWELSでは判定勝利した。浅倉は「少しでもベルトに近づけるよう打撃を強化しているところ。寝技もやれることが増えてきた。強くなるために、ぶれずに自分のやれることを練習していく」とレベルアップを誓った。

神奈川県警の一日署長として、サギ撲滅運動を行った浅倉カンナ

関連するニュースを読む

新王者キングストン6人タッグも勝利、家族と祝う

家族をリングに上げ、WWEヘビー級ベルトを掲げる王者キングストン(左端)(C)2019WWE,Inc.All Rights Reserved

<WWE:スマックダウン大会>◇9日(日本時間10日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

愉快な3人組ユニット「ニュー・デイ」に所属するWWEヘビー級王者コフィ・キングストンが初の同王座獲得を祝った。

バルーンとパンケーキが飾り付けられたリングに立ち、ビックEから「今夜は特別重要な祝勝会だ」と盛り上げてもらうと、エグゼビア・ウッズには「みんなを代表して、愛してるぞ! おめでとう!」との祝福をもらった。 新王者キングストンは「言葉がない。信じられないような瞬間だったが、これも家族のおかげだ」と会場の妻と子供たちに感謝を告げると、8日のロウ大会でのユニバーサル王者セス・ロリンズとの王者対決を邪魔してきたザ・バー(シェイマス、セザーロ組)の登場を受けた。

ザ・バーから「昨日、オレたちが乱入しなければ、お前はWWE王座をセス・ロリンズに奪われていたぞ」との挑発を受けた上で要求された6人タッグ戦を受諾。ザ・バー、ドリュー・マッキンタイア組を相手に試合に臨むと激しい攻防を展開。ウッズが解説席にたたきつけられるなど苦戦を強いられたものの、キングストンがダイブ攻撃でセザーロを沈め、さらにシェイマスにトラブル・イン・パラダイスを成功させて3カウントを奪取。キングストンは自らの家族をリングに上げて、全員で勝利も祝っていた。

シェイマス(右)に延髄切りを狙うWWEヘビー級王者コフィ・キングストン(C)2019WWE,Inc.All Rights Reserved

関連するニュースを読む

王者リンチ、2夜連続でエバンスの襲撃を受ける

前日のロウに続き、スマックダウンにも登場した2冠王者リンチ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇9日(日本時間10日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

ロウ&スマックダウン両女子王者ベッキー・リンチが2夜連続でレイシー・エバンスの襲撃を受けた。

8日のロウ大会に続き、姿をみせて2冠王者に就いた報告を会場のファンに済ませたリンチは「レイシー・エバンスが襲撃してきたが、そうやって挑戦者がやってくる。誰でもかかってこい! 私は王座にたどり着くまで地獄を通ってきた。タイトルを奪うなら、この“赤毛の悪魔”を相手にすることになるぞ」と警告。自らを赤毛の悪魔と表現し、王座を狙うライバルたちを威圧した。会場の声援に応えながらリングを降りたリンチの背後から、再びエバンスが強襲。昨日に続きエバンスのパンチ一撃を顔面に浴びると怒り心頭。リンチとエバンスの遺恨がさらに激化した形となった。

エバンス(左)から連日の襲撃を受けた2冠王者リンチ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

関連するニュースを読む

中邑真輔、王座初挑戦も黒星と襲撃のダブルパンチ

6人タッグ戦で、アリ(左)を攻める中邑(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇9日(日本時間10日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

7日のレッスルマニア35大会でスマックダウン王座に初挑戦した中邑真輔(38)が「ダブルパンチ」に見舞われた。ルセフ、アンドラデと組み、リコシェ、アリスター・ブラック、アリ組と6人タッグ戦で激突した。

チームワークを発揮し、まずはリコシェを捕獲。中邑がスピンキック、ルセフがブレーンバスターで投げとばした。防護壁を使った月面水爆でルセフを攻めたリコシェに対し、中邑は隙を突くキンシャサをたたき込んで粉砕。しかし中邑もブラックから必殺のブラック・マスを食らってしまった。最後に残ったアンドラデがアリ必殺の450度スプラッシュを浴びてフォール負けを喫した。

さらに試合後、ランディ・オートンとケビン・オーエンズの襲撃も受けた。アンドラデはオートンのRKO、ルセフもオーエンズのスタナーで沈められる結末…。中邑組は黒星と襲撃のダブルパンチに見舞われた。

関連するニュースを読む

メイウェザー、村田諒太と対戦か「交渉中」一問一答

拳を握り、笑顔で写真撮影に応じるメイウェザー(撮影・大野祥一)

ボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザー(42)が9日、都内のホテルで取材に応じ、年内に日本で自身プロデュースによる格闘技イベントを初開催すると明かした。

日本で可能になったカジノビジネスで数百億の資金を集め、ビッグファイトの実現につなげるプラン。自身もエキシビションマッチをする予定で、関係者は元WBA世界ミドル級王者村田諒太に興味を示していると話した。

この日午後4時ごろ日本に到着したメイウェザーは赤いパンツに黒い革ジャン姿。ホテルの部屋のソファにゆったりと座り、日本での野望をうれしそうに語り始めた。

一問一答は次の通り。

-今回の来日の理由は

「日本でカジノができるようになり、チャンスがある。日本は次のラスベガスになる。もっと盛り上げたい。スーパーファイトをしたいし、日本でナンバーワンのプロモーターになりたい。さまざまな準備をし始めているところで、今回も交渉のために来た」

-どんなイベントになるか

「格闘技も、ボクシングも。ラスベガスのように、ファイトマネーの高い大きなイベントにする。マッチメークもするし、自身もエキシビションファイトもする」

-どんな相手と戦いたいか

「どういうカードにすれば盛り上がるか考えて、仕掛けている最中だ。交渉中なので、今はまだ名前は出さない」

-イベントの場所は

「どこで何をやっても盛り上がる興行になると思う」

-きょうのRIZINの会見で榊原実行委員長は、那須川天心とマニー・パッキャオ推薦のフィリピン人との対戦はメイウェザーの協力があって実現したと話していた。このカードについてどう思うか

「天心にはがんばってほしいと思っている。天心とやってた時に練習しなかったが、とても強いと思った。キックルールなら相手に勝つと思う」

-パッキャオがRIZINと協力していくこと、また参戦も視野に入れていることについてどう思うか

「選手の発掘やプロモートをやるなら日本の格闘技界のために頑張ってほしい。今はまだ現役プロボクサーだし、エキシビションマッチは引退してからやったらいいのでは」

-パッキャオとの再戦の可能性は

「1回やって、私が勝った。ファンは納得している人、していない人いると思うが私は引退しているし、やるつもりはない」

-エキシビションの相手はボクサーか、キックボクサーか、別の格闘家か

「なんでもいい」

今後RIZINと協力していく予定で、4月21日のRIZIN15大会に来場する予定もあると話した。

ホテルで取材に応じたメイウェザー(撮影・大野祥一)

関連するニュースを読む

「王者対決」乱入者の襲撃に見舞われノーコンテスト

ベルトを掲げてファンの声援に応えるユニバーサル王者ロリンズ(左)とWWEヘビー級王者キングスト(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇8日(日本時間9日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

WWEユニバーサル新王者セス・ロリンズとWWEヘビー級新王者コフィ・キングストンが「王者対決」に臨んだ。

7日のレッスルマニア35大会で新王者となった2人。まずロリンズは「オレはみんなが誇りに思う闘う王者になる」と会場をわかせると、そこに愉快な3人組ユニット「ニュー・デイ」が登場し、新王者となったコフィ・キングストンが「女子の勝者総取り戦はすばらしかった。オレたちも王者同士で対戦するのはどうだ?」と男子頂上決戦を提案。するとロリンズも承諾して王者同士の勝者総取り戦が決定した。

メイン戦となった王者同士の対決はお互いの大技を読み合う白熱の攻防を展開したが、突然、ザ・バー(シェイマス、セザーロ組)の襲撃に見舞われ、試合はノーコンテストに。その後、ロリンズの対戦要求で移行したタッグ戦では抜群のチームワークで攻め込んできたザ・バーに対し、最後はキングストンのトラブル・イン・パラダイス、ロリンズがカーブ・ストンプをセザーロに決めて勝負あり。ロリンズ、キングストンの新王者コンビがザ・バーを撃退し、タイトルを掲げて勝利をアピールした。

関連するニュースを読む

2冠王者リンチに新たな因縁 エバンスから突然襲撃

目の前に登場したエバンス(左)に必殺ディスアーマーを狙う2冠王者リンチ (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇8日(日本時間9日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

7日の祭典でロウ女子、スマックダウン女子の2冠王者となったベッキー・リンチに、新たな因縁が勃発した。

レッスルマニア35大会では、ロウ女子王者ロンダ・ラウジー、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーとの3WAY女子王座戦を制し、ベルトを総取りした。一夜明けたリングでリンチは「何も持たずに試合して、すべてを手にしてリングを降りたぞ」と2冠奪取をファンに報告した。

挑戦者は誰が相手でも準備ができていると主張し、リングを降りようとすると、目前にはレイシー・エバンスの姿が。いつもは登場した後、何もせずに立ち去っていくスタイルのエバンスからいきなり顔面へのパンチを浴びた。倒れ込んだリンチは、そのまま去ろうとするエバンスを捕獲。そのまま乱闘に発展し、激しく殴りかかる2冠王者が必殺ディスアーマーを仕掛けるなど、両者ともに1歩も引かなかった。

2冠王者リンチ(右)の前にエバンスが登場 (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

関連するニュースを読む

「地獄の墓堀人」鐘の音で降臨 歌うギターマン葬る

アライアス(左)を襲ったジ・アンダーテイカー (C) 2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇8日(日本時間9日)◇ニューヨーク市ブルックリン・バークレイズ・センター

「地獄の墓堀人」ジ・アンダーテイカーが、「歌うギターマン」アライアス襲撃のために降臨した。

7日のレッスルマニア35大会で自らの歌コーナーを妨害してきたジョン・シナを批判したアライアスの口から「次はデッドマンが妨害にくる」との予言が出されると、突然、鐘の音が鳴り響いた。

すると、ただならぬ威圧感を漂わせたアンダーテイカーが出現。劣勢ムードのアライアスに対し、ビックブーツからのチョークスラムを仕掛けた。さらに、首をかき切るポーズをした上で、ダメ押しの墓石式脳天くい打ちを決め、アライアスを葬ってしまった。祭典では出番のなかった「デッドマン」が、翌日のロウ大会で大きな存在感をみせつけた。

関連するニュースを読む

那須川天心 21日にパッキャオ推薦選手と対戦 

パッキャオ推薦のビアグタンとの対戦が決まった那須川

RIZINは9日、都内で会見を開き、4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会で、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオが推薦するフィリピン人選手、フリッツ・ビアグダン(23)と那須川天心(20)が対戦すると発表した。パッキャオお墨付きのビアグダンはもともとキックボクサーながら、ボクシングにも挑戦。現在総合格闘技でフィリピン国内で人気を誇る選手。那須川は「パッキャオ選手推薦ということで手ごわい選手だと思う。しっかり倒して、RIZINに帰ってきたというところを見せたい」と勝利宣言。相手のビアグダンも「思っているほど簡単にはいかないから覚悟をしてきてほしい」と挑発のメッセージを寄せた。

パッキャオのビデオメッセージも届いた。「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター フリッツ・ビアグダンが次のRIZINで試合します。フィリピンの選手はみなハングリーでとてもタフだ。今後もフィリピンの選手が日本で活躍できるようにしていきたい。天心はフロイド・メイウェザーと戦い、私はそのファイティングスピリットに敬意を表する。アジア人では天心と私しかメイウェザーと戦ったことはない。大いなるファイティングスピリットをもった者同士が互いに強い選手に立ち向かいあっていくことはどの国にとっても発展的なことになる。私はこの試合を見届けに横浜アリーナに行く。そしていつかRIZINのリングで戦えたら良いと思っている」。今回は20日の前日計量と大会に訪れる予定で、将来のRIZIN参戦も視野に入れていることも明かした。

前日8日、榊原信行実行委員長(55)は自身のツイッターで、フィリピンでパッキャオと会っていたことを報告。「メイウェザーに続き、RIZIN15ではこの男と新たな仕掛けを行います。帰国したらすぐに発表しますので、楽しみにしていてください」とつづっていた。榊原実行委員長はそのツイッターが国内外で話題になっていることに驚きつつも、「これが真実。世の中の人は(従来の格闘技と)違うものを求めている。足らないところを埋めないといけない。ちょっとはみだしていろんなことをするとみんな見たい。チャンスがある」と異色カード実現への意欲を新たにした様子だった。

パッキャオとは今後も日本とフィリピン両国の格闘技発展のために協力していく予定だが、榊原実行委員長は「近い将来戦ってもらいたい」と参戦も視野に入れて交渉していくとした。パッキャオの相手は体格や経験などを考えた上で「五味がいいんじゃないですか」と、かつてPRIDEで活躍した五味隆典(40)の名を挙げた。また、世界中のボクシング、格闘技ファンが熱望するパッキャオとメイウェザーの対決についても「何が起こるか分からない。エキシビションマッチでやるとか、ゼロではないと思う」と夢の実現プランも口にした。

「RIZIN.15」会見の会見に登壇した左から大雅、榊原実行委員長、那須川

関連するニュースを読む

パッキャオ「いつかリング」将来RIZIN参戦意欲

会見で流れたマニー・パッキャオのビデオメッセージ(撮影・大野祥一)

RIZINは9日、都内で会見を開き、4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会で、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオが推薦する選手が那須川天心と対戦すると発表した。

パッキャオお墨付きの現役ボクサーは、フライ級フィリピン王者のフリッツ・ビアグダンで、那須川とはキックボクシングルール(59キロ)で対戦する。

パッキャオはビデオメッセージで「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター フリッツ・ビアグダンが次のRIZINで試合します。フィリピンの選手はみなハングリーでとてもタフだ。今後もフィリピンの選手が日本で活躍できるようにしていきたい」と紹介。「この試合を見届けに横浜アリーナに行く。そしていつかRIZINのリングで戦えたら良いと思っている」とした。

18年12月、メイウェザー(右)のパンチを食らいダウンする那須川

関連するニュースを読む