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オカダ・カズチカ「クールですね」SANADA挑発

オカダ・カズチカ(右)はSANADAにチャンピオンベルトを見せつける(撮影・柴田隆二)

<新日本:後楽園大会>◇23日◇東京・後楽園ホール

IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が、SANADA(31)との5月4日の初防衛戦に向けた前哨戦で、初めてロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢を下した。

メインのスペシャルタッグでYOHと組み、SANADA、BUSHI組と対戦。一進一退の攻防の中、YOHとの連係もあり、コブラホールドからレインメーカーにつなげて、BUSHIを沈めた。

リングでマイクを持ったオカダはSANADAに向かって、「やっと熱を帯びてきたというのに、相変わらずクールですね」と挑発。「でも、まだまだ時間があるので、必ず熱くさせてやる」と言い放った。IWGPジュニアタッグ王者で26日広島大会での防衛戦を控えるYOHは「後楽園にいい風吹きましたー」と絶叫。「広島で防衛します!」とファンに約束した。

オカダ・カズチカ(右)はSANADAにエルボーを決める(撮影・柴田隆二)

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初代タイガーが期待 藤田和之リアルジャパン初参戦

藤田和之(2018年3月25日撮影)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を行い、初代タイガーマスク佐山サトル(61)プロデュースによる「ストロングスタイルvol.2」(6月20日、東京・後楽園ホール)のメインカードを発表した。

リアルジャパン初参戦の藤田和之がケンドー・カシンと組みスーパー・タイガー、船木誠勝組と対戦する。

佐山は初参戦の藤田について「タックルを生かしたプロレスで地味ですが、その速さにはびっくりすると思う。そこを見てほしい」と説明した。

暴走するような内容になるのでは、と質問を受けた佐山は「ガチガチの試合がストロングと思われていますが、そうではない。男と男が戦って何ができるか、というハラハラドキドキの展開がストロングスタイル。リミッターを超えるところに期待をしています」と想定外の展開を求めた。

また、この日4月23日は38年前に1981年(昭56)にタイガーマスクが対ダイナマイト・キッド戦でデビューした記念日。佐山は今でも新旧のファンがその試合を覚えてくれていることに感謝し、「新間(寿)さんが作った虚像であり、実像。責任を感じます。ありがたい人生です」と話した。

初代タイガーマスクの佐山サトル(2018年9月20日撮影)

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新日本ジュニア祭典「BOSJ」に初出場鷹木信悟ら

鷹木信悟

新日本は23日、5月13日に開幕するジュニアヘビー級最強決定戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」の出場選手を発表した。

田口隆祐(14年連続16度目、12年優勝)、タイガーマスク(18年連続18度目、04、05年優勝)、ロッキー・ロメロ(3年ぶり7度目)、SHO(2年連続2度目)、YOH(2年連続3度目)、ウィル・オスプレイ(4年連続4度目、16年優勝)、石森太二(2年連続3度目)、エル・デスペラード(3年連続4度目)、TAKAみちのく(2年ぶり7度目)、金丸義信(3年連続3度目)、BUSHI(4年連続7度目)、フリップ・ゴードン(2年連続2度目)、ティタン(6年ぶり2度目)、マーティー・スカル(3年連続3度目)、ドラゴン・リー(3年連続3度目)、ロビー・イーグルス(初)、ジョナサン・グレシャム(初)、バンディード(初)、鷹木信悟(初)、「X」の計20人。Xの正体は不明。会場で流された動画ではシルエットのみが映され、近日発表するとした。

2ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロック1位が6月5日に両国国技館で決勝を行う。

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佐山秘蔵っ子・舞海魅星、震災乗り越えデビューへ

握手をかわす初代タイガーマスクと東京女子プロレスからデビューする舞海魅星(みらい)

リアルジャパンプロレスが23日、都内で会見を開き、初代タイガーマスク、佐山サトル(61)の秘蔵っ子、舞海魅星(まいうみ・みらい=19)が5月3日の東京女子プロレス後楽園大会でデビューすると発表した。

岩手・宮古市生まれの舞海は、12年5月にリアルジャパンが行った巌流島大会に東日本大震災の被災者の1人として招待された。本州最東端の宮古市重茂地区、海のすぐ側にある実家は津波で流されなかったが、うに、あわび漁を営む父の船を失った。

「震災の悲しみはありましたが、試合を見る時だけは楽しくいられました」

佐山や新間寿氏とも交流を続けながら、いつしかプロレスラーになる夢を持つようになった。

「今度は自分が東北を始めとする方々に元気を届けたいです」

佐山は「プロレスをやりたい、と聞いたときはびっくりした。必ずチャンピオンになって、岩手の希望になってほしい」とエールを送り、「将来、指導してみたい」と直接指導を含め、舞海への支援を続けると誓った。

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王者リンチ戦闘不能、襲撃のエバンス満足げ WWE

5月19日のPPV大会でのロウ女子王座の防衛戦が決まった王者リンチ(左)と挑戦者エバンス(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇22日(日本時間23日)◇アイオワ州デモイン・ウェルズ・ファーゴ・アリーナ

2冠(ロウ女子、スマックダウン女子)王者ベッキー・リンチが5月19日のPPV大会マネー・イン・ザ・バンク(コネティカット州ハートフォード・XLセンター)で挑戦を受けるレイシー・エバンスに襲撃された。 

アリシア・フォックスとのシングル戦に臨む前に姿をみせたエバンスから「マネー・イン・ザ・バンクではレディーへのリスペクトを教えてあげるわ」と挑発を受けた。試合でフォックスを必殺のディスアーマーで絞め、ギブアップ勝利を挙げると、背後から次期挑戦者に不意打ちを食らった。強烈なウィメンズ・ライト2発を顔面にたたき込まれて戦闘不能になり、満足した様子で赤いハットをかぶり直してエレガントにリングを後にしたエバンスを追いかけることはできなかった。

エバンス(右端)に殴られた2冠王者ベッキーリンチ(中央)(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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AJスタイルズが王者ロリンズ挑戦権ゲット WWE

5月19日のPPV大会でユニバーサル王者ロリンズ(左)に挑戦することが決まったAJスタイルズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇22日(日本時間23日)◇アイオワ州デモイン・ウェルズ・ファーゴ・アリーナ

スマックダウンからロウに移籍したばかりの元WWEヘビー級王者AJスタイルズがユニバーサル王座挑戦権をゲットした。5月19日のPPV大会マネー・イン・ザ・バンク(コネティカット州ハートフォード・XLセンター)で同王者セス・ロリンズに挑戦する。

同王座を狙う6選手が2組に分かれて3WAY形式で対戦し、AJスタイルズはレイ・ミステリオJr.、現US王者サモア・ジョーと激突。ジョーのコキーナ・クラッチ、ミステリオJr.の619など必殺技の攻防が繰り広げられた。最後はAJスタイルズがマットに倒れ込んだジョーにめがけ、ミステリオJr.をスタイルズ・クラッシュでたたきつけて2人まとめて始末。ジョーから3カウントを奪ってみせた。

もう1組の3WAY戦でザ・ミズ、ドリュー・マッキンタイアを下したバロン・コービンと挑戦権を懸けてメインイベントで対決。AJスタイルズがスタイルズ・クラッシュやカーフ・クラッシャーと立て続けに狙い、回避され続けたが、何とかフェノメナール・フォアアームで倒し切った。勝利後、リングに出現した王者ロリンズと対峙(たいじ)したAJスタイルズは自信たっぷりの握手を交わしていた。

コービン(手前)にフェノメナル・フォアアームをたたき込んだAJスタイルズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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飯伏、新日に再入団 オカダとタッグに「良かった」

新日本プロレスへの入団を正式発表した飯伏幸太

新日本プロレスで活躍するフリーでIWGPインターコンチネンタル王者の飯伏幸太(36)が22日、後楽園大会の前に会見し、新日本への再入団を正式に発表した。

20日の愛知県大会の控室で契約書にサインし、試合後にファンに入団を報告していた。「自分のこれからのキャリアとして、ここからが多分ピークを迎えるだろうなと思い、自分の最後の場所としてここを選んだ」と話した。飯伏はDDT所属の13年10月に新日本とダブル所属を発表。16年2月にダブル所属を解除し退団、フリーとなっていた。契約期間については「ボクが終わるまで。最後までよろしくお願いします」と、同席した新日本の菅林直樹会長に頭を下げた。

正式入団後の最初の試合は10人タッグで、初めてIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカと組んだ。飯伏のインターコンチ王座獲得後、次期挑戦者に名乗りを上げた内藤とも激しく対決。「オカダさんと初めて組めて良かった。でも今は内藤。また、またですか」とベルトを取った相手とのリマッチを見据えていた。

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36歳飯伏幸太が新日再入団「気持ち的には本隊」

新日本プロレスへの入団を正式発表した飯伏幸太

新日本プロレスで活躍するフリーでIWGPインターコンチネンタル王者の飯伏幸太(36)が22日、後楽園大会試合前に会見し、新日本への再入団を正式に発表した。

飯伏は20日の愛知県大会試合前の控室で契約書にサインし、試合後にファンに入団を報告していた。「自分のこれからのキャリアとして、ここからが多分ピークを迎えるだろうなと思い、自分の最後の場所としてここを選んだ」と話した。

飯伏は04年7月に後楽園でDDTからプロデビュー。抜群の身体能力と甘いマスクで人気を博し、13年10月にはDDTと新日本とダブル所属を発表。16年2月にダブル所属を解除し退団、フリーとなっていた。

今後の活動について「これからはフル出場。出られるだけ、出たい」。所属ユニットについては「ボクはどのチームでも大丈夫ですよ。気持ち的には本隊なのかな」と希望を口にした。

契約期間について聞かれると「ボクが終わるまで。最後までよろしくお願いします」と、同席した新日本の菅林直樹会長に頭を下げていた。

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元柔道五輪2連覇内柴が総合大会「REAL」出場へ

内柴正人(2017年11月26日撮影)

柔道で五輪2大会連続金メダルを獲得し、現在はキルギス柔道連盟総監督を務める内柴正人(40)が総合格闘技大会「REALファイトチャンピオンシップ」に参戦することが21日、発表された。

同日に横浜市内で会見した運営団体ファイティング・グローブ実行委員会の小林繁之取締役は「彼に前向きになってもらいたい。用意したステージで出てくれるということでした」と説明した。

同興行は金網で囲まれた円形ケージで開催されている。内柴が参戦するのは8~10月、福岡で開催される予定のREAL6大会となる。

小林取締役は「彼はMMA(総合格闘技)には興味がない。柔道、柔術など、いずれにしろジャケット(道着)マッチになると思います」と説明。対戦相手も未定で、今後ルールを含めて検討される。

内柴は13年2月に準強姦(ごうかん)で実刑判決を受け、17年11月に出所して柔術家に転向。過去に柔術大会への出場経験があるものの、総合格闘技大会への参戦は初めてとなる。

小林取締役を通じ、内柴は「地元の大会でやってみたい。練習でやってきた経験からルールは決めてほしい」などとコメントした。

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長州引退試合 越中らとタッグで藤波、武藤らと激突

冨宅飛駈(左)にリキラリアットを決める長州力(2019年2月15日撮影)

プロレスラー長州力の引退試合「POWER HALL2019」(6月26日、東京・後楽園ホール)のメイン試合が22日、発表された。

6人タッグ戦で長州力は、越中詩郎、石井智宏と組み、藤波辰爾、武藤敬司、真壁刀義組と対戦する。

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30年続く「ドームプロレス」令和へ新たな進化も

89年4月、チョチョシビリに抑え込まれるアントニオ猪木

<平成とは・バトル編(5)>

昭和末期のプロレス界は新日本、全日本、国際の3団体だった。平成を迎えて団体の乱立、交流戦を通じた淘汰(とうた)、そしてK-1、PRIDEの隆盛による人気低下の時期を乗り越え、2010年(平22)以降から新日本が中心となって復活を遂げた。そんな激動続きの平成の時代に幕を開け、30年間続いたのは「ドームプロレス」だった。

平成元年の89年4月24日、アントニオ猪木がけん引した新日本が最初に東京ドームに進出した。前年にマイク・タイソンの世界戦が開かれていたこともあり、世界的規模を意識。「日ソ異種格闘技戦」と題し、旧ソ連VS新日本を演出した。メインではロープのない円形リングで、猪木が72年ミュンヘン五輪柔道金メダリストのチョチョシビリと対戦。裏投げ3連発でKOされる結末に大きなインパクトを与えた。

豪華かつ派手、話題性を加えるため、選手移籍などで緊張感のあった団体間の「壁」が崩れた。翌90年2月、2度目の新日本の東京ドーム大会で全日本勢が参戦。ジャンボ鶴田、谷津嘉章、2代目タイガーマスク、天龍源一郎がタッグ戦に出場。ビッグバン・ベイダーVSスタン・ハンセンという新日本と全日本のトップ外国人が激突した。同年4月には米WWF(現WWE)、新日本、による「日米レスリングサミット」も開催。ハルク・ホーガンらも参加し、ドームプロレスならではの夢対決が実現していった。

ドーム大会で実現させた新日本の交流戦は、特に注目度が高かった。高田延彦のUWFインターとの対抗戦では、闘魂三銃士の1人、武藤敬司が輝きを増した。95年10月9日の東京ドーム大会のメインで高田と対戦し、ドラゴンスクリューからの足4の字固めで勝利。翌96年1月の東京ドーム大会での再戦は5年ぶりに地上波で生中継され、当時の武藤は「史上最大のイベントなんだから派手にやらなきゃ」と豪語した。97年には大阪、ナゴヤ、福岡を含めた4大ドームツアーが行われ、98年4月に猪木引退試合も開催。プロレス参戦した小川直也VS橋本真也との抗争など注目興行は00年初頭まで続いた。

その同時期からわき上がってきたK-1とPRIDEの隆盛で、ドームプロレスはピンチを迎えた。当時について武藤は「三銃士時代はドームと同じ時代を生きてきた。三銃士の成長曲線は、ドームのそれと一致している。オレたちが本流から外れ、ドームが寂しがっているようにも感じる」(09年日刊スポーツのインタビュー)と00年初頭まで続いた第1次ドームプロレスの終結を分析した。年2、3回のドーム大会を続けてきた新日本は集客に苦しみ、サイモン猪木社長(当時)は06年限りの撤退まで示唆する事態となった。

しかし危機こその結束感が当時の新日本にあった。中邑真輔は「新しい時代をつくる。絶対に最後のドームにしない」と全選手の言葉を代弁。社内会議は揺れ動いたが、菅林直樹副社長(現会長)は開催に反対意見があったことを認めた上で「待っているだけでは追い風は吹かない。最後は全員一致でした」と存続を決めた経緯を明かしていた。

一転、開催された07年1月4日のドーム大会は新日本35周年記念興行だった。武藤率いる全日本の全面協力を得て大会名も「レッスルキングダム」へ。06年以降は1月4日の年1回のドーム大会となったものの、年間最大の祭典に据えたことで全体の展開も分かりやすくなった。12年に凱旋(がいせん)帰国したオカダ・カズチカの活躍も重なり、団体の人気が回復を遂げた。16年以降は新日本、海外招請選手のみでマッチメーク。平成最後のドーム大会でIWGP王者となった棚橋弘至は「東京ドーム大会を見れば全部分かる。1年間のゴールであり、スタート」と分かりやすさを強調。新規ファンを増やそうとする姿勢、環境も人気回復のポイントとなった。

令和初となる来年の「1・4」は、翌5日も続くドーム2連戦に決まった。フルサイズでのドーム連戦は初の試み。新日本が平成元年から30年間定期的に続け、死守してきたドーム大会。90~00年代の交流戦、対抗戦を通じた人気とは違い、新日本独自の世界観で演出する第2次ドームプロレスに変貌を遂げた。

ドームプロレスという「文化」は令和でも新たな進化を遂げていくに違いない。(敬称略)【藤中栄二】(この項おわり)

90年2月、スタン・ハンセン(左)にドロップキックを見舞うビッグ・バン・ベイダー
94年1月、アントニオ猪木(右)にパワーボムを見舞う天龍源一郎
95年10月、高田延彦にドラゴンスクリューを決める武藤敬司
99年10月、橋本真也(手前)を蹴り上げる小川直也
04年5月、アントニオ猪木は得意のパフォーマンスを見せる

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那須川3回KO勝利「圧あった」パッキャオと握手

1回、ビアグタン(左)に左パンチを見舞う那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、ボクシング界のスーパースターに力を見せつけた。59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回1分24秒、KOで19年RIZIN初戦を制した。

目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビアグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン選手のタフさに苦戦したが、3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。直後には倒れている相手に、前日計量でくらったドラゴンボール孫悟空の必殺技「かめはめ波」を発射。「やられたんでやり返しました」とファンを楽しませることも忘れなかった。

試合後にはリングに上がったパッキャオと握手。「君よかったね。強いね」と声をかけてもらった。「圧があった」とスーパースターのオーラを直で感じた。実はパッキャオから影響を受けていた。空手からキックボクシングへ転向した小学6年生の頃、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを吸収した。「キックボクシング面白いなと思わせたい」。そう宣言していた通り、パッキャオの前で強さと面白さを表現し、認めてもらった。

これでキックボクシング戦績は30戦無敗。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前から肉体改造に着手。筋力トレーニングに加え、アスリート用の弁当を摂取するようになり、より体のキレと力強さを得た。ボクシングジムでのトレーニングも欠かさず、強さは更新され続けている。

人が「考えられないことをやっていきたい」という那須川にとって、あらゆるジャンルの格闘技を受け入れるRIZINは理想の舞台だ。昨年大みそかにボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーに敗れた一戦は、世界に名が広まるきっかけとなった。「すごいっすよね。パッキャオもメイウェザーも(コナー・)マクレガーも自分を知っている。いい人生送ってますよね。濃密な、展開が早いマンガだなと思います」。誰も見たことのない、マンガのような格闘家人生を存分に楽しむつもりだ。【高場泉穂】

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)
ビアグタンにKOで勝利し、笑みを浮かべる那須川(撮影・河田真司)

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RENA「Rの時代を引っ張る」476日ぶり勝利

減量失敗を経て476日ぶりに勝利し、目に涙を浮かべるRENA(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

人気の女子格闘家RENA(27)が476日ぶりの勝利で復活を証明した。サマンサ・ジャン・フランソワ(フランス)と総合ルール51キロ契約5分3回で対戦。自らの減量失敗で昨年大みそかの対戦が流れた仕切り直しのカードは寝技の攻防で圧倒。3-0の判定勝ちを収め、17年大みそか以来の白星を挙げた。

相手のスタミナを削る粘りの寝技をみせ、関節技や、右拳の鉄ついをふり下ろし続けて快勝。減量失敗による欠場を「ガッカリさせてしまったことをおわびします」と謝罪し、17年大みそかのリベラ戦以来の白星に「自分のやれることはやれた」と及第点を出した。

今回はUFCなどの最軽量級リミット(52・2キロ)に近い、51キロ契約で試合に臨んだ。減量の配慮と「世界」を意識したウエート設定。海外進出へ「いつか米国で試合したい。レベルを上げていきたい」と意欲をみせた上で「次は令和。Rの時代なので私が引っ張っていく」と口にした。

2回、フランソワ(下)を攻めるRENA(撮影・河田真司)

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パッキャオ認めた那須川 宣言通り強さと面白さ表現

試合後の会見で笑顔を見せる那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、ボクシング界のスーパースターに力を見せつけた。59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回KOで19年RIZIN初戦を制した。

那須川が目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビエグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。憧れのパッキャオの前で「硬くなっちゃって」と反省も、「KOできてよかった。最大限一生懸命やれた」と晴れやかな表情をみせ、リングに上がったパッキャオと握手した。

実はパッキャオの影響を受けていた。空手からキックボクシングへ転向したころ、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んだ。昨年大みそかに特別ボクシングルールでメイウェザーと対戦し、KO負け。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、見てほしいのは強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、強さと面白さを表現した。

これでキックボクシング戦績は30戦無敗。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前から肉体改造に着手した。これまでやってこなかった筋肉トレーニングに加え、アスリート用の弁当を取り入れた。体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続けている。

那須川は「RIZINってすごい舞台だと思うんですよ。僕にキックや総合、ボクシングをやらせてくれる」と感謝し、「強い相手と戦って、世界最強を目指したい」とあらためて宣言した。誰も見たことのない異次元の格闘家を目指す。【高場泉穂】

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)
2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

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那須川3回TKO勝ち パッキャオ御前でかめはめ波

2回、フリッツ・ビアグタン(右)をTKOに沈め、かめはめ波のパフォーマンスをする那須川(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が、パッキャオの前で力を見せつけた。

59キロ契約のキックボクシングルールで、ボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が推薦したフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦。パッキャオが見守る中、3回TKO勝利で、19年RIZIN初戦を制した。

目の前で見ているパッキャオに「強い」と言わしめた。パッキャオ推薦のビアグタンは何度パンチを当てても倒れない。初めて戦うフィリピン人ファイターのタフさに苦戦したが、最終3回に左ストレートがさく裂。パンチのラッシュと膝蹴りでコーナーに追いつめ、勝負をつけた。直後には、倒れているビアグタンに対し、前日計量でくらったドラゴンボール孫悟空の必殺技「かめはめ波」を発射。「やられたんで、やり返しました」とファンを楽しませることも忘れなかった。

試合後にはリングに上がったパッキャオと握手。「君、よかったね。強いね」と声をかけてもらった。「フィリピンの次期大統領になる(可能性のある)人。圧があった」とオーラを直で感じた。

実は、パッキャオから少なからぬ影響を受けてきた。空手からキックボクシングへ転向した小学6年生の頃、ボクシングのトレーナーにパッキャオの動画を見るよう薦められ、そのステップを学んでいた。

昨年大みそかに特別ボクシングルールで、ボクシング元5階級王者のフロイド・メイウェザーと対戦。世界が注目する中、1回TKOで敗れた。パッキャオからは「そのファイティングスピリットに敬意を表する」とたたえられていたが、今回見てほしかったのは、強い姿。「パッキャオさんに、キックボクシング面白いなと思わせたい」。その宣言通り、目の前で強さを証明した。

これでキックボクシング戦績は30戦負けなし。それでもさらなる進化を求める。約1カ月前からは肉体改造をスタートした。これまでやってこなかった筋力トレーニングに加え、食事改善にも着手。

「何食っても強い者は強いと思っていましたが、違った」

アスリート用に栄養バランスが考えられた弁当を摂取することで体脂肪が自然と落ち、体のキレが増した。「外国人とは骨格が違う。格闘家は楽に勝ちたい。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。ボクシングジムでのパンチのトレーニングも欠かさず、無敵の強さを求め続ける。

他人が「考えられないことをどんどんやっていきたい」という那須川にとって、あらゆるジャンルの格闘技を受け入れるRIZINは理想の舞台だ。昨年大みそかのメイウェザー戦は、敗れたものの世界にその名が広まるきっかけとなった。この日も「RIZINのおかげで世界の人に知ってもらうことができた」と感謝した。

「すごいっすよね。パッキャオもメイウェザーも(コナー・)マクレガーも自分のことを知っている。いい人生送ってますよね。濃密な展開が早いマンガだな、と思います」

誰も見たことのないマンガのような格闘家人生を存分に楽しむつもりだ。

1回、ビアグタン(左)に左パンチを見舞う那須川(撮影・河田真司)

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パッキャオ、試合前にリング上であいさつ歓声浴びる

RIZINのリングに上がりあいさつするパッキャオ(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタンン(23=フィリピン)の推薦者であるボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)が、試合前にリング上であいさつした。

スーツ姿で登場したパッキャオは「みなさん、こんばんは。RIZINのリングに来られてうれしいです。榊原さん、フィリピンの若い選手に光を与えてくれてありがとうございます。これからみなさんに見てもらうフリッツ・ビアグタン、那須川天心選手の試合は間違いなく素晴らしい試合になると思います」と話し、歓声を浴びた。

パッキャオは今後も日本とフィリピン両国の格闘技発展のため、RIZINに協力していく予定だ。

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堀口恭司が連打1回KO勝利 MSG再戦提案に快諾

1回、ウィン(右)をTKOに沈める堀口(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

堀口恭司(28)が自分と同じ元UFC戦士のウィンを1回KOで倒した。距離を一気に詰め、パンチの連打で勝利。「全部打撃でいこうと思っていた。プラン通り」と笑顔で振り返った。

試合直後には榊原実行委員長から、昨年大みそかのRIZINで勝利したベラトール世界バンタム級王者コールドウェルと6月14日にマディソンスクエアガーデンで、ベラトールのベルトをかけた再戦を提案され、「絶対やります」と快諾した。

ウィンに勝利し笑顔を見せる堀口(撮影・河田真司)

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RENA476日ぶり勝利 昨年減量失敗し絶望感も

減量失敗を経て476日ぶりに勝利し、目に涙を浮かべるRENA(撮影・河田真司)

<RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

女子格闘技の人気選手RENA(27)がRIZINマット476日ぶりの復活勝利を挙げた。サマンサ・ジャン・フランソワ(32=フランス)と総合ルール(ひじあり)51キロ契約5分3回で対戦。

自らの減量失敗で昨年大みそかの対戦が流れたフランソワとの仕切り直しの一戦。グラウンド技の攻防で上回り、3-0の判定勝ちを収めた。

17年大みそかのリベラ戦以来、476日ぶりの白星を挙げ「まず一言、みなさまをがっかりさせてしまったことをおわびします。申し訳ないです」と昨年大みそかの欠場を謝罪した。

アグレッシブに攻め続けた。2回にはマウントポジションに入って右拳をふり下ろし、好機には左腕を捕獲して腕がらみを狙うなど一本、KOにこだわり続けた15分間だった。「一本勝ちは難しかったですが、シュートボクサーからMMA(総合格闘技)ファイターに近づけているでしょうか。寝技で一本を取れるように、トータルファイターを目指したい」と声をはずませた。

「止まっていた時計の針を動かす」。それがこの試合のテーマだった。昨年大みそかの大会前の減量で失敗し、脱水症状と貧血で倒れ、ドクターストップにより欠場した。「プロとしてありえない。いやだったことを自分がしてしまったという絶望感」でしばらくは家に引きこもっていたが、ファンの励ましの声や、フレンチブルドッグの愛犬に癒やされ、1月中には練習を再開した。

今回は、大みそかに49キロ契約で戦うはずだったフランソワと、今回は51キロ契約で対峙(たいじ)した。減量苦への配慮もあるが、UFCやアジアのONEチャンピオンシップの女子最軽量級リミット52・2キロに近づけた狙いもある。

海外進出は「夢の1つでもある。今回でやめるつもりはない」。新元号令和に向け「RENAの時代を作り出せたら」と、女子ファイターのトップとして走り続ける意気込みだ。

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渡辺華奈が美女対決制す 野獣松本薫の助言生きた

ハバに判定勝利し、トロフィーを手に笑顔を見せる渡辺(撮影・河田真司)

<RIZIN15>◇21日◇横浜アリーナ

渡辺華奈(30)が、現役ポーランド軍人ヤスティナ・ハバ(28)との美女対決を3-0の判定勝ちで制した。

肘ありの5分3回総合ルール。2回、打撃で上回るハバに右フックをくらった。だが、最終3回には大外刈りを決め、得意のグラウンドに持ち込み、ハバに乗りながらパンチと肘打ちを連打。KOこそできなかったが、昨年大みそかに真珠・野沢オークレアをボコボコにした強敵を圧倒した。

プロデビューからの無敗記録を7に伸ばし、「(女子)フライ級を引っ張っていく存在になりたいので、ベルトを作っていただきたい」とRIZIN側にあらためてアピールした。

元全日本強化選手と柔道界のトップから総合格闘家に転身。17年12月にプロデビューした。約1年半の経験が経て「迷いがなくなった。やっと自分の柔道ベースを生かせるようになってきた」。

大会直前には柔道家時代の先輩で、ロンドンオリンピック(五輪)女子57キロ級金メダリストの「野獣」松本薫と対談。「第六感を呼び覚ませ」とアドバイスをもらっていた。その教え通り、最終回で「自分の本能、体が勝手に動きました」と技が見事に決まった。

「松本さんに自分の柔道技は強いと言っていただいていたので、自信を持っていけた」と現在アイスクリーム屋さんとして活躍する先輩に感謝した。

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大雅2回TKO負け「隙が生まれた」ダウン奪い油断

2回、フェレイラ(手前)の右パンチでノックダウンする大雅(撮影・河田真司)

<総合格闘技:RIZIN15大会>◇21日◇横浜アリーナ

キックボクシングルール61キロ契約3分3回で、元K-1スーパーフェザー級王者大雅(22=TRYHARD)が2回TKO負けを喫した。

タリソン・ゴメス・フェレイラ(23=ブラジル)に対し、1回に相手右脇腹への左ヒザ攻撃でダウンを奪取。勢いに乗ったように見えたが「1回が終わっていけると思ってしまった。隙が生まれてしまいました」と振り返るように、続く2回、相手の大振りな右を顔面に浴びてダウンを許した。立ち上がったものの、フェレイラの強引な攻撃に対応できずに左フック、左ストレートを浴びて2連続ダウン。同回2分34秒、TKOで敗れた。

17年にK-1スーパーフェザー級王者となった大雅は18年9月からRIZINに参戦し、原口健飛と引き分け。以後、中国での興行、RISEなどで連敗しており、大雅にとっては再起をかけたファイトだった。K-1離脱後の18年以降、これで4敗1分けと勝利から遠ざかる。

「勝っても負けても判定はないと思っていましたけれど…悔しいですね」と唇をかんだ。

また対戦を熱望するキックボクシング界の「神童」那須川天心とのファイトからまた後退した形となり「かなり遠のきましたね」と肩を落としていた。

1回、フェレイラ(奥)に膝蹴りを見舞い、ダウンを奪う大雅(撮影・河田真司)

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UFC中村K太郎連勝ならず「まだ頑張ります」

中村K太郎

<UFC:ESPN+7大会>◇20日(日本時間21日)◇ロシア・サンクトペテルブルク・ユビレイニ・スポーツ・コンプレックス

ウエルター級の中村K太郎(34=和術慧舟會K太郎道場)が判定負けで連勝を逃した。地元出身のスルタン・アリエフ(34=ロシア)と同級5分3回で対戦したが、0-3(3者とも27-30)の判定負けを喫した。変則的な打撃で押され、テークダウンも許した。昨年12月のトゥアリ戦での判定勝ちに続く勝利はならなかった。これで15年のUFC復帰後、通算戦績4勝4敗となった。

UFC契約最後の試合で引退する意向も示したアリエフに負けてしまった中村は自らのツイッターで「気にかけてくれたみなさん応援してくれたみなさん申し訳ありませんでした。負けました。みっともなくても、まだ頑張ります」とつづった。

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K-1が「紅白超え」テレビ史変えたサップvs曙

03年12月、ボブ・サップにKO負けした曙

<平成とは・バトル編(4)>

2003年(平15)12月31日午後11時。日本のテレビ史に新たな1ページが刻まれた。TBSの「K-1 Dynamite!!」で中継したボブ・サップ-曙の試合が「NHK紅白歌合戦」の視聴率を超えたのだ。頂点は曙がサップにKOされた11時2分。瞬間最高視聴率(ビデオリサーチ調べ)は43%に達し、NHKの35・5%を7・5%も上回った。

わずか4分間とはいえ裏番組が紅白を上回るのは初めて。平均視聴率19・5%も裏番組として史上最高だった。大会を運営したFEGのイベントプロデューサーだった谷川貞治は「絶頂を迎えたテレビ格闘技時代の象徴でした。格闘技というコンテンツは紅白を超えるほど強い。それを日本中にアピールできたことは大きな功績」と回想する。

K-1は93年(平5)に誕生した。フジテレビのスポーツイベントの一環として空手の正道会館の石井和義館長が、空手やキックボクシングなどの立ち技の格闘技世界一を決める大会を代々木第1体育館で開催した。「“賞金10万ドル世界最強決定戦”と銘打ち、まだK-1の文字は小さかった。空手やキックなど頭文字にKのつく格闘技の1番を決めるという意味で、ブームだったF1をまねた」と、マッチメークに携わった谷川は明かす。

決勝まで7試合のうち6試合がKOでの決着だった。ヘビー級のど迫力のパンチとキックに超満員の会場が熱狂した。実力者モーリス・スミスや日本のエース佐竹雅昭が、無名のアーネスト・ホーストやブランコ・シカティックに衝撃的なKO負けを喫したことで、逆にK-1のレベルの高さが際立ち、人気が急上昇した。

時代も味方した。ジャイアント馬場とアントニオ猪木の衰えとともにプロレス人気が下降し、新たな格闘技としてブームを起こしたUWFも90年を最後に分裂していた。そんな時代にK-1が注目を浴びた。昭和の時代に光の当たる舞台がなかった空手家やキックボクサーたちが、続々とK-1のリングを目指した。

極真空手で実績を残したアンディ・フグら世界的な空手家も参戦し、96年にはフジテレビがゴールデンタイムで放送開始。K-1の名前は全国区となって、平均視聴率も20%を超えた。97年12月の「K-1 GP決勝戦」は5万4500人の大観衆が東京ドームを埋めた。そして、02年に参戦した野獣ボブ・サップが国民的な人気者になった。

03年にK-1はTBSの「Dynamite!!」で、単独では初の大みそか興行に乗り出す。目標は打倒紅白。目をつけたのが曙だった。谷川が振り返る。「大みそかはみんなでお茶の間でテレビを見る。そのお茶の間で一番人気があるスポーツ選手はお相撲さん。だから元横綱の曙を口説いた」。サップと曙の対決は、谷川の予想通りお茶の間のテレビを紅白から奪った、

00年以降、フジテレビで「K-1 GP」、TBSで70キロ級の「K-1 MAX」、日本テレビで日本選手中心の「K-1 JAPAN」と3局で大会が放送されるようになった。93年の第1回大会で1人100万円だったファイトマネーは年々急騰し、億単位で稼ぐ選手も現れた。その一方でFEGの経営は次第に悪化。深刻な財政難に陥り、10年の「K-1 GP」が最後になった。

「経済的な破綻は自分たちの責任。いろんな問題があった」と谷川。ただ「経営状態が悪くなくても落ちていったと思う」とも話し、こう続けた「平成はテレビの時代だった。フグやサップが人気が出たのは強いからではなくて、テレビに乗ったから。でもこの10年でメディアを取り巻く状況はガラリと変わった。今は昔のようにテレビで視聴率を取る自信がない」。

現在、谷川は武道を軸に据えた新格闘技「巌流島」のイベントプロデューサーを務めているが、まだ目指す道が見つからないという。「20年前は地上波のゴールデンタイムという分かりやすい目標があった。コンテンツをつくる自信は今もある。でも、目指すメディアが見つからない。令和の時代はそれを見つけた人が勝つんだと思う」。谷川の悩みは、ネットの登場で斜陽となった既存メディアが抱えている悩みでもある。【首藤正徳】(敬称略)

03年12月、曙(左)にパンチを放つボブ・サップ

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初防衛飯伏幸太、内藤の挑戦要求に「トランキーロ」

内藤哲也(右)と飯伏幸太(2019年3月8日撮影)

<新日本:愛知大会>◇20日◇愛知・愛知県体育館

IWGPインターコンチネンタル王者飯伏幸太(36)が、挑戦者ザックセイバーJr.を退け初防衛に成功した。

ザックの関節技に苦しむも、最後はカミゴェで勝利。試合後には前王者内藤哲也から次の防衛戦をもちかけられ、「トランキーロ、しゃべんなよ」と内藤の決めぜりふでおどけながらも「次の答えは…やりましょう」と快諾した。

2人は3月のニュージャパン杯1回戦で激突し、飯伏が勝利。さらに4月6日の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会ではインターコンチネンタルのベルトをかけて戦い、飯伏が王者内藤を破って、初戴冠を果たした。それからわずか2週間で再戦が決まった。

サプライズはそれだけで終わらなかった。飯伏はそのままリング上で「新日本プロレスに入団しました」と再入団を発表。大歓声を浴びた。DDT所属だった飯伏は13年から新日本とW所属となり、16年に両団体を退団。以来、フリーで活動していた。

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パッキャオが前日計量に登場「MMA見るの初めて」

RIZIN前日計量に訪れたパッキャオ(左)と握手を交わす榊原実行委員長(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。

那須川天心(20)とキックボクシングルールで対戦するフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)は推薦者のボクシング6階級制覇王者で現WBA世界ウエルター級王者のマニー・パッキャオ(40)が見守る中、57・45キロでクリアした。

全計量後にパッキャオが登壇し「こうやってフリッツを応援する機会をくれてありがたい。MMA(総合格闘技)の試合を見るのは初めてです。ファイターのみなさんがんばってください。明日会場でお会いしましょう」とあいさつした。

RIZIN前日計量に訪れ壇上に登壇するパッキャオ(撮影・足立雅史)

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余裕の那須川天心、相手挑発にベジータ必殺技で拮抗

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとかめはめ波を披露する(撮影・足立雅史)

4月21日に横浜アリーナで開催されるRIZIN15大会の前日計量が20日、都内で開かれた。キックボクシングルールで、ボクシング現WBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(40)推薦のフリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)と対戦する那須川天心(20)は、58・95キロでクリアした。ビアグタンも57・45キロでクリアした。

壇上でビアグタンにドラゴンボールの悟空の技「かめはめ波」で挑発された那須川は、すかさずベジータの必殺技「ファイナルフラッシュ」で対抗。「いつも通りやるだけ。Just do it」と余裕の表情で計量を終えた。

昨年大みそかのRIZIN14では、ボクシング元5階級王者フロイド・メイウェザーと対戦。体重差や不利なルールで、力を出し切れず1回KO負けした。19年初陣となった3月のRISEでは、フェデリコ・ローマを3回1分35秒でKO。キックボクサーとしての力をあらためて見せつけた。徹底した食事管理や肉体改造に取り組み迎える19年RIZIN初戦で世界に衝撃を与える。

那須川(左)は計量を終えパッキャオが推薦する対戦相手ビアグタンとポーズを決める(撮影・足立雅史)

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メイウェザーとパッキャオ対面実現せず 榊原氏ホッ

フロイド・メイウェザー(2019年4月9日撮影)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われた。

観戦に訪れると予告していたボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーは来場せず、注目されていたパッキャオとメイウェザーの2ショットは実現しないことになった。榊原実行委員長は「ハラハラしていましたが、メイウェザー関係者の今日の情報によると、来ないらしいです。ほっとしています」と話した。

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錦戸亮似のパッキャオ刺客が暴露「会ったことない」

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、那須川天心(20)の対戦相手、ボクシングWBA世界ウエルター級王者マニー・パッキャオの刺客フリッツ・ビアグタン(23=フィリピン)が衝撃の事実を明かした。

ボクシングで6階級制覇した自国スーパースター、パッキャオの推薦により今回のRIZIN初参戦が決まった。9日の対戦発表時には、パッキャオは「私が推薦するとてもタフなフィリピン人ファイター」と推薦文をよせていた。

“パッキャオお墨付きの格闘家”という最高の肩書を持っての来日だが、ビアグタンはパッキャオとは「1度も会ったことはありません」と暴露。さらに「なぜ推薦されたか正直分かりません」と思わずこぼした。

この日来日したパッキャオと初対面する予定で「これからアドバイスをもらいたいと思います」と関ジャニ錦戸亮似のまぶしい笑顔でうれしそうに話した。

ビアグタンにとってはこの対戦は神様のプレゼントだった。相手の那須川天心は「私のアイドル」。インスタグラムをフォローする憧れの対象だが、対戦するからには「サプライズにしたい」と番狂わせを狙う。

「私の家は貧しいのでこれは神様が与えてくれたチャンスだと思っている」。この一戦を成り上がりの一歩にするつもりだ。

ビアグタンの総合格闘技戦歴は4勝1敗。心もとない成績だが、キックボクサーの父を持つなどあなどれない部分もある。

迎える那須川は「フィリピンはレベルが高い」と警戒しつつも、「触らせないし、ダメージ負いたくない。すべてをコントロールして、全局面で圧倒する」と完勝宣言した。

報道陣の質問に答えるフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)
ファイティングポーズするフリッツ・ビアグタン(撮影・鈴木正人)

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堀口恭司、格闘技界盛り上げへユーチューバーに

堀口恭司

総合格闘技RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)の会見が19日、都内で行われ、初代RIZINバンタム級王者堀口恭司(28)がユーチューバーになった理由を明かした。

18日から自身のYou tubeチャンネルを開設。以前に所属していた故山本KID徳郁のジム「KRAZY BEE」でユーチューバーと出会ったのがきっかけ。以前から誘われていたが「格闘技界が盛り上がっていくなら」と、気持ちが高まったこの機にスタートさせた。まだ動画は自己紹介の1本のみだが、今後は練習や趣味のつりの様子などもアップしていく予定だ。

元UFCランカーのベン・ウィン(30=米国)戦に向けては「コンディションはばっちり」と余裕の表情。世界から注目されるトップファイターとして「しっかり決めて、盛り上げる試合をしたい」と自信を口にした。

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KUSHIDAのNXTデビュー戦が5・2に配信

5月2日のWWEネットワーク配信でNXTデビュー戦が放送されることになったKUSHIDA(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWEは17日(日本時間18日)、公式サイトWWE.comでKUSHIDAのNXTデビュー戦が日本時間5月2日、WWEネットワークで配信されることを発表した。

1月限りで新日本プロレスを退団したKUSHIDAは、4日にWWE加入を正式発表。同日に米ニューヨークで開催されたNXTテイクオーバー大会で、すぐにファンにも紹介された。KUSHIDAは「ライフ、国、トレーニング、すべてを変えていい状況だ。『KUSHIDAができる』ということをWWEユニバース(ファン)に証明したい」と新天地の活躍に自信を示していた。なおNXTデビュー戦は米フロリダ州ウインターパークで収録済み。WWEのCOOを務めるトリプルHは「彼がNXTに所属することに、とても興奮している。世界的スターの1人だ」と称賛している。

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セイン王座返り咲きならず ベイズラーに反則負け

NXT女子王者ベイズラー(右)に右腕を攻められるセイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

WWE傘下のNXT大会(米フロリダ州ウインターパーク)は18日、WWEネットワークで配信され、スマックダウン昇格が発表された「海賊姫」カイリ・セインが昇格前最後のNXT女子王座戦に挑んだ。王者シェイナ・ベイズラーに挑戦したものの、反則裁定で王座返り咲きはならなかった。

王者サイドから「最後の挑戦」を条件に組まれた王座戦。前王者の意地をみせたいセインは裏拳で先制し、スライディングD、クロスボディー、フライング・カブキ・エルボーと怒とうの攻撃をみせた。さらにイカリ(変形逆エビ固め)やセカンドロープからのインセイン・エルボーと得意技を連続で決めた。

試合を優位に進めていたが、エプロンサイドから放ったフライング・カブキ・エルボーが場外防護壁に誤爆して右腕を負傷するアクシデントに見舞われた。すると王者から右腕への集中攻撃を浴び、一時はレフェリーが止めてドクターチェックに入った。心配した盟友の紫雷イオもリングサイドに姿をみせて混沌(こんとん)とする中、セインはベイズラーに捕獲され、強制的に試合は続行。たまらず紫雷が王者を突き飛ばしたことで、反則負けとなった。

ベイズラーをにらみつけてにらみ合いする紫雷は、敵セコンドのマリナ・シェファーとジェサミン・デュークに捕まり、倒れ込んだセインは王者に右腕を踏みつけられて大きなダメージを負った。セインを抱きかかえながら紫雷は「ふざけるな!絶対に許さないぞ」と非道な行為に対するリベンジを誓った。

イカリ(変形逆エビ固め)でNXT女子王者ベイズラー(下)を攻めるセイン(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved
痛めつけられたカイリ・セイン(右)を抱きかかえる紫雷イオ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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RIZIN堀口恭司「KO1本で勝ちたい」

公開練習でファンからの質問に答える堀口恭司

昨年大みそかに初代RIZINバンタム級王者となった堀口恭司(28)が18日、RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)に向け、都内のジムで公開練習を行った。

16年から米フロリダに拠点を置き、この試合のため7日に帰国。群馬や栃木で試合に向け調整をしている。この日は軽くシャドーを見せるのみだったが、動きのキレは抜群。「仕上がりはばっちり」と元UFCランカーのベン・ウィン(30=米国)戦に向け、自信をのぞかせた。

堀口は、昨年大みそかのRIZIN14でベラトール世界バンタム級王者ダリオン・コールドウェルに勝利。榊原実行委員長が「挑戦者が列になっている状態」と明かすように世界から注目を浴びている。今回はノンタイトル戦。それでも元テコンドー選手で独特の距離感を持つウィン対策のため空手道場で練習するなど、しっかり準備をしてきた。「(ウィンは)強い選手なのでUFCの舞台に立てたと思う」と相手の実力を認めた上で、「KO1本で勝ちたい」と圧倒的な勝利を求めた。

RIZIN15大会に向け、公開練習を行った堀口恭司

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元王者レインズがスマックダウン移動「オレの庭だ」

WWEビンス・マクマホン会長(右)にスーパーマンパンチを見舞うレインズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間17日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

2ブランド(ロウ、スマックダウン、205Live、NXT)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、ロウのエースで元WWEユニバーサル王者のローマン・レインズがスマックダウンに移動することが発表された。

WWEを支配するビンス・マクマホン会長から「歴史的な獲得」と発表されて最初に登場したのは、まさかの「ギターマン」アライアス。ブーイングを浴びて「黙れ」と会場を挑発したアライアスのギターが始まると、今度はレインズがサプライズ登場した。そのままリングインすると、アライアスと同会長をスーパーマンパンチで蹴散らした。「今からスマックダウンはオレの庭だ」と言い放ち、早くも会場のファンに存在をアピールした。

なおスマックダウンに移動&加入した主な選手は次の通り。

○ローマン・レインズ

○フィン・ベイラー

○アライアス

○ベイリー

○エンバー・ムーン

○カイリ・セイン

○ラーズ・サリバン

○バディ・マーフィー

○リブ・モーガン

○バディ・マーフィー

○チャド・ゲイブル

○アポロ・クルーズ

○ミッキー・ジェームス

○ヘビー・マシナリー

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中邑真輔またもタッグ戦で苦杯、キングストンに敗北

WWEヘビー級王者キングストン(右)にたぎり式踏みつけを繰り出す中邑(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇16日(日本時間17日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

「仇敵タッグ」と呼ばれる中邑真輔、ルセフ組がまたもタッグ戦で苦杯をなめた。

セザーロを味方につけ、WWEヘビー級王者コフィ・キングストン、エグゼビア・ウッズ、ケビン・オーエンズ組と6人タッグで激突。中邑がスピンキックやハイキックなど蹴り技でウッズに攻め込み、セザーロもセザーロスイングからシャープ・シューターでキングストンを追い詰めたものの、新王者のいるチームの強さを抑えられなかった。最後はルセフが王者キングストンの必殺トラブル・イン・パラダイスでダメージを受けると、オーエンズのスタナーという連続技を食らい、3カウントを許してしまった。

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海賊姫セインがスマックダウン昇格 アスカと初勝利

NXTからロウに昇格したカイリ・セイン(C)2018WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:スマックダウン大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール・ベルセンター

WWE各ブランド(ロウ、スマックダウン、NXT、205Live)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、前NXT女子王者カイリ・セインが、スマックダウンに昇格した。17年の女子トーナメント、第1回メイ・ヤング・クラシック初代女王、NXTで女子王座も獲得し、18年のNXT年間最優秀選手にも選出されるなど、十分な実績を積んでの昇格となった。

同日は元GMペイジ一押しのタッグチームとして元スマックダウン女子王者アスカ、セインの日本勢コンビを紹介。そのままロウからの移籍が決まったエンバー・ムーン、ベイリーと組み、WWE女子タッグ王者アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル組との8人タッグに挑んだ。

白熱の攻防を展開する中、アスカが裏拳からリバースDDTでマットに倒したロイスに向け、セインがインセインエルボーをさく裂させてフォール勝ち。アスカとの連係でスマックダウン昇格初勝利を挙げた。試合後のインタビューでセインは「尊敬するアスカさんとタッグを組んで出場できて本当にうれしいです。ベルト取りましょう」と意気込めば、アスカも「いろいろ教えつつ、刺激も受けつつタイトルに行きましょう」と女子タッグ王座に照準を合わせていた。

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令和アルテマパワーズ初勝利 女子プロ歴史継承誓う

聖地で初勝利をおさめた令和アルテマパワーズのDASH・チサコ(前)と松本浩代

<センダイガールズ:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

DASH・チサコ(30)と松本浩代(32)の新タッグチーム「令和アルテマパワーズ」が後楽園で初勝利を挙げた。

この日は、AEW所属が決まったばかりの志田光(30)、初来日のキラー・ケリー(22=ポルトガル)組と対戦。力のある相手に制限時間いっぱいまで苦戦も、18分32秒にチサコが豪快なホルモン・スプラッシュで勝負を決めた。

同年代の2人は、3月11日の新宿FACE大会でタッグ結成を報告。米国・シカゴ遠征中だった4月1日、新元号の発表とともに、ツイッターで「令和アルテマパワーズ」のタッグ名を発表した。アルテマは「究極」の意味。松本は「次の時代を盛り上げていく、究極の力を持ったタッグチームということ」と説明した。

まだ結成1カ月足らずだが息はぴったり。それでもチサコは「タッグは難しい。私たちはもっと上を目指している」とさらなる高みを見据えた。松本は「いてほしいところにいてくれる。私のできないものを持っている」とチサコを絶賛。「私たちはすばらしいタッグチームの先輩方と触れあってきた世代。後輩にその経験をタッグとして見せていきたい」と、女子プロレスの歴史の継承を誓った。

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仙女王者の橋本千紘V5 Sareee挑戦状に叫ぶ

5度目のワールド王座防衛を果たした橋本千紘(撮影・高場泉穂)

<センダイガールズ:後楽園大会>◇16日◇東京・後楽園ホール

センダイガールズワールド王者橋本千紘(26)が、巨体の刺客ジョーダン・グレース(23)を倒し、5度目の防衛を果たした。

予想以上の強敵だった。強靱(きょうじん)な体を持つグレースに、軽々と持ち上げられ、パワーボムを決められるなど一時は窮地に追い込まれが、最後は必殺のオブライトで勝利。「ベリーストロング」とつたない英語でグレースをたたえ、抱き合って互いの力を認め合った。「ぎりぎりの戦いだった。応援が背中を押してくれた」。駆けつけた母校のレスリング部の後輩から「いけいけ、千紘!」と熱いエールをもらい、薄氷の戦いを制した。

試合後には、直前のシングマッチで里村明衣子を破ったディアナのSareeeから挑戦状をたたきつけられた。橋本は「ちょっと顔がかわいいからって…。プロレスのレベルはこっちの方が上だ。出直してこい! 」とマイクで叫び、5月12日にディアナのタイトルWWWD世界シングルをアジャ・コングから奪還することを挑戦の条件とした。

天心が「いい条件だったら」メイウェザー協力検討

練習後、取材に応じる那須川

天心がメイウェザーに協力? キックボクシング界の「神童」那須川天心(20)が16日、RIZIN15大会(21日、横浜アリーナ)に向け、千葉・松戸市内の所属ジムで公開練習を行った。

元ボクシング5階級王者で、昨年大みそかに敗れたフロイド・メイウェザーが9日に都内で会見し、自身の格闘技イベントに那須川を呼ぶ話をしていたと聞くと「絶対出たくないですね」と苦笑。だが、「面白そうな相手、いい条件だったら考えてもいい」と条件次第で検討する考えを示した。

今回の試合にもメイウェザーが来場する可能性があり、那須川の相手リッツ・ビアグダン(23)を推薦したマニー・パッキャオとの2ショットが実現する可能性がある。那須川は、これにも「やめてほしいですね」と苦笑。2人のスーパースターに負けぬ試合内容で注目を集めるつもりだ。

この日の練習では、約1カ月間取り組んできた肉体改造の成果を披露した。今までやってこなかったという筋肉トレーニングと食事管理により、パンチ、キックはキレと威力が増した。肉体改造に取り組んだ理由は、外国人選手に押し負けない体を作り、より早く勝つため。「格闘家はだれでもそうだと思うんですけど、楽に勝ちたいんですよ。体を作って、自分自身を高めていけば圧倒的な差を作れる」。今回の相手ビアグダンを「あなどれない」と警戒しつつも、「集中して、一瞬で倒してもいい」と高速KOに自信をみせた。

ミット打ちで左ジャブを放つ那須川

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ロウ加入エバンス、ナタリア敗り女子王座挑戦権獲得

ナタリア(下)に月面水爆を決めるレイシー・エバンス(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール

ロウ加入が正式に決まったレイシー・エバンスが、2冠王者ベッキー・リンチの保持するロウ女子王座の挑戦権をゲットした。

先にルビー・ライオットとノンタイトル戦に臨んだ王者リンチが敵セコンドのリブ・モーガン、サラ・ローガンの介入にてこずりながらも排除。最後は必殺ディスアーマーでライオットを仕留めると、まずナタリアがリングに登場し、ロウ女子王座挑戦を表明。するとリンチとの抗争を続けてきたエバンスが姿をみせて「正式にロウ所属となったのでロウ女子王座が欲しいわ」と要求し、同王座挑戦権を懸けてナタリアとシングル戦に挑んだ。

ナタリアの得意技シャープ・シューター(サソリ固め)で苦しめられながらも、何とかロープ回避したエバンス。難度も苦悩の表情をみせ、場外戦では強烈なビンタも浴びた。リングに戻されると隙を突いて顔面へのパンチ一撃でナタリアをマットに倒すと、コーナートップから豪快な月面水爆を決め、3カウントを奪い、ロウ女子王座挑戦権を獲得した。

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元WWE王者AJスタイルズ、ロウ移籍初戦で勝利

フェノメナル・フォアアームをラシュリー(右)に狙うAJスタイルズ(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

<WWE:ロウ大会>◇15日(日本時間16日)◇カナダ・ケベック州モントリオール

2ブランド(ロウ、スマックダウン)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、スマックダウン所属の元WWEヘビー級王者AJスタイルズがロウに移籍した。

メインカードとなった6人タッグ戦に出場。ローマン・レインズ、セス・ロリンズとタッグを組み、ドリュー・マッキンタイア、バロン・コービン、ボビー・ラシュリー組と激突した。

コービンにドロップキックを見舞って先制したAJスタイルズはペレキックでラシュリーとコービンを蹴散らすなど、ロウでも躍動。さらにロリンズとレインズの連続攻撃でマッキンタイアを排除。フォールに入ったラシュリーに対し、ロリンズがカーブ・ストンプ、続けてレインズもスピアーでダメージを与えると、最後はAJスタイルズがフェノメナル・フォアアームをたたき込み、3カウントを奪った。鮮やかな連係でAJスタイルズが自らのロウ移籍を祝う勝利を挙げた。

なおロウ移籍&加入が発表された主な選手は次の通り

・AJスタイルズ

・ザ・ミズ

・リコシェ

・アリスター・ブラック・バイキング・エクスペリエンス(ウォー・レイダース)

・アンドラデ

・ゼリーナ・ベガ

・レイ・ミステリオJr.

・ラース・サリバン

・ジ・ウーソズ(ジェイ、ジミー兄弟)

・ナオミ

・EC3

・レイシー・エバンス

・セドリック・アレクサンダー

・エリック・ヤング

ロウに加入が決まった選手たち。左からエバンス、ミズ、AJスタイルズ、リコシェ、ミステリオJr.(C)2019WWE,Inc.AllRightsReserved

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WWE退団のKENTA、米団体GCW大会来場

KENTA(2013年12月7日撮影)

今年1月限りでWWEを退団したヒデオ・イタミことKENTA(38)が米プロレス団体GCW(ゲーム・チェンジャー・レスリング)の大会に来場することが15日(日本時間16日)、発表された。6月1日、米ニュージャージー州アトランティックシティーで開催される同団体のトーナメント・オブ・サバイバル4大会に姿を見せるという。

14年にノアを退団したKENTAはヒデオ・イタミのリングネームでWWEに登場したが、WWE傘下のNXT時代、肩や首の負傷で1年近く欠場。復帰後の17年11月からWWEクルーザー級ブランド、205Liveに加わった。クルーザー級王座にも挑戦していたものの、1月28日の米フェニックス大会後、WWEに退団を申し入れたと米メディアに報じられ、2月23日に退団が正式発表されていた。契約上、他団体に出場できないとされる90日間は、既に経過している。

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UFCポワリエ暫定王座「オレのもの」統一戦視野

<UFC236大会>◇13日(日本時間14日)◇米ジョージア州アトランタ・ステート・ファーム・アリーナ

メインイベントで組まれたライト級暫定王座決定戦は同級3位ダスティン・ポワリエ(30)が、2階級同時制覇を狙った現フェザー級王者マックス・ホロウェイ(27=ともに米国)を判定で下し、暫定王者となった。

打撃センスの高いポワリエが左ストレート、連打を浴びせて中盤まで優位に立った。3回以降はホロウェイの意地の反撃にも見舞われ、ケージ際に追い込まれるシーンもあったが、3-0の判定で暫定王座を手に入れた。初めてUFCベルトを巻いたポワリエは「最後まで戦えたのは相手がホロウェイだったから」と敬意を表した上で「このベルトはオレのもの。絶対に守ってみせる」と正規王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(30=ロシア)との王座統一戦を見据えた。

またセミファイナルのミドル級暫定王座決定戦は同級5位イズラエル・アデサニヤ(29=ナイジェリア)が同級4位ケルヴィン・ガステラム(27=米国)に判定勝利し、暫定王座を獲得。フルラウンドで激しい打撃の応酬の末、最終5回には7連打からの左フックでダウンを奪取するなど3-0の判定勝ちを収めた。アデサニヤは「人生を懸けようと思った」と安堵(あんど)の笑みを浮かべていた。

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スターダム岩谷麻優「STARSは正統派」を宣言

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったSTARS。前列中央がリーダーの岩谷麻優(撮影・桝田朗)

<スターダム:新木場大会>◇14日◇新木場1st RING

スターダムの2019ドラフト会議が行われ、今年の各ユニットの陣容が決定した。

メインで行われたドラフト会議5WAYバトルで、STARSの岩谷麻優、クイーンズクエスト(QQ)の渡辺桃、JANのジャングル叫女、大江戸隊の花月、多国籍軍(仮名)の木村花の各リーダーによる指名順を決める戦いが行われた。

今回は、この試合で最後に負けたリーダーのユニットは自動的に解散という厳しいルールも設けられた。試合は、花月を場外に落とし最初に勝利した岩谷が指名順1位を獲得。2位渡辺、3位が花月と決まっていき、最後は木村と叫女が軍団の存続を掛けて戦い、木村が勝利。叫女が昨年立ち上げたJANは解散となってしまった。

続けて1位から順に指名するドラフト会議が始まった。各ユニットの指名選手は次の通り。

☆STARS <1>スターライト・キッド<2>星輝ありさ<3>中野たむ<4>鹿島沙希<5>羽南<6>ザイヤ・ブルックサイド<7>飯田沙耶

☆QQ <1>AZM<2>林下詩美<3>ビー・プレストリー<4>バイパー<5>シャーダネー<6>小野崎玲皇<7>妃南

☆大江戸隊 <1>葉月<2>アンドラス宮城<3>刀羅ナツコ<4>ジェイミー・ヘイター<5>“セッション・モス”マルティナ<6>夏すみれ

☆多国籍軍(仮名) <1>ジャングル叫女<2>小波<3>マリー・アパッチェ<4>ナツミ<5>レベル・ケル<6>ボビー・タイラー<7>ルアカ<8>吏南<9>米山香織

陣営が確定しSTARSの岩谷は「これからこのメンバーでSTARSは正統派をやっていく」と宣言。QQの渡辺は「このメンバーでベルト総取りをねらっていく」。大江戸隊の花月は「これまでのメンバーにナツコさんが加わった。ナツコさんが大江戸隊で変わることを期待してください」と新メンバーに期待を寄せた。多国籍軍の木村は「スターダム所属の選手はスターダムの飼い犬。その中で野良犬の素質をもっている人を選んだ。(ユニットの名前は)ベルトを取ったら決めようと思っている。革命を起こしてみせます」と宣言した。

スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まったクイーンズクエスト。前列中央がリーダーの渡辺桃(撮影・桝田朗)
スターダムドラフト会議2019で新メンバーが決まった大江戸隊。前列右がリーダーの花月(撮影・桝田朗)
スターダム2019ドラフト会議で新メンバーが決まった多国籍軍。前列中央がリーダーの木村花(撮影・桝田朗)

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内藤哲也「答えはもちろん」自身の今後に不敵な笑み

試合に勝利しマイクパフォーマンスする内藤哲也(撮影・鈴木正人)

<新日本:つくば大会>◇13日◇茨城・つくばカピオ

IWGPインターコンチネンタルの白いベルトを失った内藤はどこへ行くのか。メインの10人タッグ戦を制した内藤哲也(36)がのらりくらりと自身の今後について語った。

12日に人気声優三森すずこ(32)との結婚を発表した相手チームのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)に注目が集まる中、内藤はロッキー・ロメロをディスティーノで沈めて勝利。新シリーズ開幕戦をマイクで締めた。今はベルトを失い、次の行動が読めない状況。その中で「次のテーマが見つかっているかもしれないね。俺の次なるテーマは何なのか、みなさまでいろいろ想像しながら楽しんでください」と観客をあおり、「答えはもちろん、トランキーロ。あっせんなよ」と決めぜりふで盛り上げた。

しばらくは同じメンバーでの10人タッグ戦が続く。「その中でテーマがないのは俺とロッキー・ロメロ。ってことは、俺は、ロッキー・ロメロと…なんてことはないかな」と軽くジョークを飛ばした上で、「この状況を作ってしまったのはニューヨーク大会で飯伏(幸太)に敗れた俺自身なんでね。テーマがないこと、新日本プロレスに文句を言うつもりはないよ。むしろテーマのない状況を楽しみたいね。これは、もしかしたら今しかないことかもしれないから。リングでも言ったけど、もう目星はついているんだよね。俺がいったいどのような行動を起こすのか、みなさまの予想通りの行動を起こすか、それともみなさまが想像しえない行動を起こすのか。どちらになるか楽しみだね」。不敵な笑みを浮かべ、予測不能の展開をアピールした。

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オカダ・カズチカにダブル祝福の雨「結婚しました」

試合中、雄たけびを上げるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)

<新日本:つくば大会>◇13日◇茨城・つくばカピオ

前日12日に人気声優三森すずこ(32)との結婚を発表したIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会での王座奪還後初、さらに結婚後初となる試合に臨み、ダブルの祝福の雨を浴びた。

王座奪還と結婚のダブルのお祝いムードの中、オカダはメインの10人タッグ戦に出場した。SHO、YOH、ロッキー・ロメロ、石井智宏と組み、5月の初防衛戦の相手SANADAらロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン勢と対戦。最後に入場すると、この日1番の声援が注がれた。「ベルトもそうですし、結婚することによって、声援を送ってもらった。一体どっちの歓声なんだ、と。(いつもの)倍の歓声だったんじゃないですか」。

チームが敗れたこともあり、リング上での生報告はしなかったが、バックステージでは堂々と結婚について口にした。「ベルト取りました。はい、おしまいです。結婚しました。はい、おしまいです。というわけではなく、結婚もしましたし、ベルトもとりましたし、新日本のオカダがあそこで変わったよね、と言ってもらえるようなプロレスラーになりたいと思います」。ダブルの喜びを進化のきっかけにすると宣言した。

約10カ月ぶり5度目の王者としての初陣。注目のSANADAとの対戦では、リバースネックブリーカーを決めるぐらいと様子見で終わった。オカダは「タイトル戦に向けた今回の開幕戦は、おしぼりだね。手をふいたような感じ」とぬるさを認めつつ、「まだまだSANADAとの戦いは濃くなっていくと思います」とここからの盛り上がりを予告した。

試合後には午前3時からのラジオ「オールナイトニッポン」生出演のため、すぐにつくばの会場から移動。喜びもつかの間、忙しく、充実したオカダ時代をスタートさせた。【高場泉穂】

場外で倒れるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)
入場しポーズを決めるオカダ・カズチカ(撮影・鈴木正人)

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きっかけは「タイガーマスクW」オカダ、三森結婚

三森すずこ(左)とオカダ・カズチカ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、人気声優三森すずこと結婚したことを自身のツイッターで発表した。「レインメーカーとして“幸せの雨”を家庭に降らせることができるようお互いに協力し合いながら、プロレス界にも変わらずに“カネの雨”を降らせていきます」と報告した。三森もブログで「私の母のように、明るく楽しく温かく家族を支える女性になれるよう努めていきたい」などと喜びの声をつづった。三森は今後も芸能活動を続ける。

人気レスラーのオカダと、アニメ「ラブライブ!」などで活躍する三森は16年テレビアニメ「タイガーマスクW」で共演。三森がもともとプロレスファンだったこともあり、翌17年夏から交際がスタートした。交際が発覚した18年1月には、オカダが「将来のことを考えて真剣にお付き合いさせてもらってます」と堂々と交際宣言していた。

最近もオカダが三森のレコーディング現場に付き添い、4月6日に行われた新日本の米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデン大会に三森が同行するなど、仲むつまじい姿が目撃されていた。関係者によれば、三森が自身の妹らの幸せな夫婦の姿を見て、結婚への思いを募らせていたという。オカダが大舞台で10カ月ぶり5度目の王座に返り咲いた最高のタイミングで結婚に踏み切った。

オカダは13日、茨城・つくばカピオ大会に出場する。王者としての凱旋(がいせん)試合であると同時に結婚後初の公の場。公私ともに充実した姿をファンにみせる。

◆オカダ・カズチカ 本名・岡田和睦。1987年(昭62)11月8日、愛知県安城市生まれ。中学卒業後に闘竜門に入門し04年8月、16歳でメキシコでデビュー。07年8月に新日本入り。12年2月には棚橋を下し、初めてIWGPヘビー級王座を獲得。同年8月、初出場のG1クライマックスで史上最年少優勝。IWGPヘビー級は第57、59、63、65、69代王者。65代王者時には12度の最多防衛記録を達成。得意技はレインメーカー。191センチ、107キロ。

◆三森(みもり)すずこ 6月28日、東京都生まれ。10年にデビューし、15年には女性声優ユニットμ’s(ミューズ)の一員として、NHK紅白歌合戦出場。16年には武道館2DAYS公演を果たす。代表作は「探偵オペラ・ミルキィホームズ」「ラブライブ!」など。公式プロフィルには趣味「プロレス観戦」と記述。ほかに料理、観劇、歌。特技はダンス。ルーツのミュージカルも含め、幅広いフィールドで活躍中。かに座、血液型AB。

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武尊欠場受け王者武居由樹「僕が背負う気持ちで」

K-1両国6月大会の主役を宣言した武居由樹(中央右)らトーナメント出場選手(撮影・吉池彰)

「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)が6月30日、東京・両国国技館で開催される。

主催のK-1実行委員会が、大会の目玉としてスーパー・バンタム級世界最強決定トーナメントを行うことを12日、都内で発表した。

同級王者の武居由樹(22)は、1回戦でアレックス・リーバス(18=スペイン)と対戦する。2人は3月に対戦予定だったが、リーバスが家族の事情で欠場。今回、仕切り直しが決まった。武居は「6月の両国は僕が背負う気持ちで頑張る」と気合を入れた。

この発言は、同実行委からK-1スーパー・フェザー級王者の武尊(27)のケガによる今大会欠場が発表されたことを受けてのもの。「みんな強そうだが、この階級は自分が主役」と優勝を約束した。

その他の1回戦は、玖村将史(20)-ペッパンガン・モーラタナバンディット(20=タイ)、晃貴(20)と隼也ウィラサクレック(21)の19日の勝者-サンベル・ババヤン(21=アルメニア)、玖村修平(22)-サデック・ハシミ(27=イラン)。内外の若手実力者がそろった。

武尊は3月、現役ムエタイ王者ヨーキッサダー・ユッタチョンブリー(27=タイ)と59キロ契約でKO勝ちしたものの、拳を痛めたため、当面は治療を優先する。

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瑠輝也「ぶっつぶす」王者ゲーオの嘲笑に闘志点火

タイトル戦が決まった王者ゲーオ・ウィラサクレック(左)と安保瑠輝也(撮影・吉池彰)

K-1スーパー・ライト級王者ゲーオ・ウィラサクレック(34)に安保瑠輝也(24)が挑むタイトル戦が6月30日、東京・両国国技館で行われる。「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)での開催が決まり、K-1実行委員会が12日、都内ホテルで発表した。

昨年11月の同級王座決定トーナメントに優勝し、王座に返り咲いたゲーオ。「最近、調子がとても良い。できるだけ長くベルトを防衛したい」と引退のうわさは封印し、笑顔を見せた。瑠輝也に「ゲーオ選手の背中を追いかけて東京に来た」とリスペクトされても”舌好調”。「彼はゴンナパーに倒された記憶がある。箕輪のジムにいるゴンナパーに勝ってから、来て欲しかった」と言って、会場を笑わせた。

これに瑠輝也は「あの時と比べ、今の自分はずっと強い。ぶっつぶす」と表情を変えた。昨年12月に実力者・山崎秀晃をハイキックでKOした勢いに乗り、「65キロの主役に日本人がいないので、自分がなって引っ張る」とタイトル奪取を誓った。

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オカダ・カズチカ“ラブライブ!”三森すずこと結婚

三森すずこ(左)とオカダ・カズチカ

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、ツイッターで「ラブライブ!」などで人気の声優三森すずこ(32)との結婚を報告した。

「私事ですが以前よりお付き合いさせて頂いていた三森すずこさんと入籍したことをご報告させて頂きます。レインメーカーとして”幸せの雨”を家庭に降らせることができるようお互いに協力し合いながら、プロレス界にも変わらずに”カネの雨”を降らせ続けていきますので、今後とも宜しくお願い致します」とつづった。2人は18年1月にそれぞれのツイッター上で真剣交際を明かしていた。

オカダは6日(日本時間7日)に米国の「聖地」マディソンスクエアガーデンで開催されたIWGPヘビー級選手権で王者ジェイ・ホワイトを破り、10カ月ぶり5度目の王者に返り咲いたばかりだった。5月4日に福岡国際センターで行う「レスリングどんたく2019」でSANADA(31)と初防衛戦を行う。世界へ進出する団体の顔として、再出発したばかりだった。公私ともに充実の時を迎え、さらに飛躍していく。

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12年棚橋倒しIWGP初戴冠/オカダ・カズチカ略歴

オカダ・カズチカ(2018年5月4日撮影)

新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、ツイッターで人気声優の三森すずことの結婚を報告した。

オカダの略歴は以下

◆オカダ・カズチカ 本名岡田和睦。1987年(昭62)11月8日、愛知県安城市生まれ。中学卒業後に闘竜門に入門し04年8月、16歳でメキシコでデビュー。07年8月に新日本入り。12年2月には棚橋を下し、IWGPヘビー級王座を初めて獲得。同年8月に初出場のG1クライマックスで史上最年少優勝。14年に2度目のG1制覇。IWGPヘビー級は第57、59、63、65代王者。得意技はレインメーカー。191センチ、107キロ。

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渡辺華奈が現役軍人との美女対決でアガる試合予告

RIZIN15大会に向けて練習を公開した渡辺華奈。約70キロの男子選手を軽々と持ち上げ、スクワットした

4月21日のRIZIN15大会(横浜アリーナ)に出場する渡辺華奈(30)が11日、都内で練習を公開し、ポーランドの現役軍人ヤスティナ・ハバ(28)との美女対決へ順調な仕上がりをみせた。

強化した打撃に加え、約70キロの男子選手を軽々と担いでスクワットをする怪力ぶりも披露。「判定ではなく、KOでのフィニッシュで完全決着したい」と完勝でのプロ無敗記録更新へ気持ちを高めた。

相手のハバは昨年大みそかのRIZIN14大会で真珠・野沢オークレアと対戦。肘での攻撃で野沢の顔面をボコボコにし、最後は締めあげて、失神させるという衝撃のプロデビューを果たした。

渡辺は「美人な選手」と外見の良さは認めつつも、タフな軍人ファイターであることについては「だから何?という感じ。自分にも積み上げてきたものがあるし、負けるイメージはない」。

柔道のトップ選手として培ってきた経験、総合格闘家へ転身してからこの約1年半。「やっと自分の柔道ベースを生かせるようになった」と自信を胸にプロ7戦目に臨む。

会場の横浜アリーナは、2年前に「湘南乃風」のライブで訪れ、ノリノリでタオルを回した思い出の場所。「私もアガる試合をする」と激戦を制し、観客を熱狂させるつもりだ。

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