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プロレスニュース

「小悪魔」ブリスが故郷で屈辱黒星、人形リリーも引き裂かれ悲鳴

ロウ女子王者フレアー(後方)のバックブリーカーに苦悶の表情を浮かべるブリス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

故郷の米コロンバスに凱旋(がいせん)した「小悪魔」アレクサ・ブリス(30)が、ロウ女子王者シャーロット・フレアー(35)に屈辱の黒星を喫した。

完全ホームでロウ女子王座に挑戦したものの、ナチュラル・セレクションでマットにたたきつけられ、11分25秒、フォール負け。さらに友達の人形リリーまで引き裂かれてしまった。

体格的に劣るブリスだが、ハリケーン・ラナやドロップキックでフレアーと白熱の攻防を展開。フレアーの月面水爆、ブリスのサンセットボムからツイステッドブリスと両者の大技も飛び出した。フレアーにコーナーにいたリリーを放り投げられると動揺。王者のビッグブーツを浴びた後、ナチュラル・セレクションでマットにたたきつけられて撃沈した。

試合後、フレアーに「バカな人形」とののしられてリリーを引き裂かれたブリスは怒りに任せて襲いかかったが、解説席に投げつけられて大ダメージを負った。何とかリングに戻って引き裂かれたリリーのかけらを拾い集めると悲鳴をあげた。観衆から「ありがとう、リリー」のコールがわき起こる中、ボロボロになったリリーの残骸を抱きしめながらリングを立ち去っていた。

破壊された友達の人形リリーを抱いて悲しむブリス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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復帰の“女ボス”バンクスが王座戦ぶち壊した 乱入&バックスタバーで襲撃

ブレア(左)をビンタで蹴散らしたバンクス(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

約1カ月間、欠場していた「女ボス」サーシャ・バンクス(29)がスマックダウン女子王座戦をぶち壊した。

同王者ベッキー・リンチ(34)-挑戦者ビアンカ・ブレア(35)戦に乱入し、2人ともバックスタバーで襲撃し、優越感に浸った表情でリングを立ち去った。

終盤に挑戦者ブレアが王者リンチを強引に持ち上げ、キス・オブ・デス(KOD=変形フェイスバスター)を狙おうとしていた時だった。突如、リングに現れたバンクスが乱入。コーナーに突き飛ばしたブレアにダブル・ニー2連打を放った後、リンチ、ブレアの順番で次々とバックスタバーをたたき込んで背中に大きなダメージを与えた。

ステージに戻りながら「フライデー(金曜日)のスマックダウンで会いましょ!」と言い残し、リングを後にした。

当初、バンクスは8月22日の真夏の祭典PPVサマースラム大会(米ラスベガス)で当時のスマックダウン女子王者ブレアに挑戦すると発表されていたが、姿を見せなかった。バンクスの代わりに1年間以上産休を続けていたリンチがサプライズで登場し、ブレアに挑戦。秒殺でフォール勝ちしていた。

スマックダウン女子王座戦をぶち壊し、優越感に浸りながらステージに向かった(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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「悪魔の王」ベイラーがコーナーから落下アクシデント 王座返り咲き逃す

WWEユニバーサル王者レインズ(左)にフォールされるベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:PPVエクストリーム・ルールズ大会>◇26日(日本時間27日)◇米オハイオ州コロンバス・ネイションワイド・アリーナ

「悪魔の王」が予想外の落下アクシデントで約5年ぶりのWWEユニバーサル王座返り咲きを逃した。

デーモン・キングに変身したフィン・ベイラー(40)が、メインイベントで同王者ローマン・レインズ(36)に挑戦したが、コーナートップから想定外の落下劇。王者得意のスピアーを浴び、19分38秒、片エビ固めでフォール負けした。

1発目のクー・デ・グラを成功させ、フォールを狙うと王者のいとこウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)に場外へと引きずり出された。何とかウーソズを蹴散らした直後、蘇生したレインズのスピアーを浴びて防護壁ごと破壊されると急に試合会場が暗転し、赤く染まった「デーモン・タイム」へ。心臓の鼓動音ととともにベイラーが復活した。

ドロップキックで場外に設置されたテーブルにたたきつけた後、リングに戻ってコーナートップから2発目のクー・デ・グラを狙った。しかし突然、コーナーのターンバックルが壊れてロープもろともマットへ落下。右ひざなどを負傷すると、レインズの強烈なスピアーを浴び、3カウントを許してしまった。16年8月以来、5年ぶりのユニバーサル王座返り咲きを狙ったデーモン仕様のベイラーだったが、不運に見舞われてあと1歩でベルトを手にできなかった。

場外戦でWWEユニバーサル王者レインズ(手前)のスピアーを浴びたベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
コーナートップのバックルが壊れ、マットに落下するベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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矢野通が3勝目“セコンド”没収もタンガ・ロアの隙突いて丸め込む

タンガ・ロアに勝利した矢野通(右)(新日本プロレス提供)

<新日本:G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、矢野通(43)が“技あり”の一撃でタンガ・ロアを破り、3勝目で勝ち点6とした。

相手セコンド邪道が登場し、羽交い締めにされたが、相手の竹刀を奪って逆襲。ロアが動揺している隙に丸め込んで3カウントを奪った。「きつかったけど、勝った!」と納得の表情を見せた。

“セコンド”がいなくても大丈夫だった。入場時にテーピングや手錠を入れたセコンドと書かれた袋をレフェリーに没収された。4日のKOPW2021争奪戦や、これまでの2試合でも勝負どころで繰り出してきた“アイテム”をいきなり奪われた。劣勢の展開で始まったが、一瞬の隙を突いた。「マイ・セコンドのおかげ」と戻ってきた袋を手に笑顔を見せた。次戦は30日で飯伏と対戦する。正攻法の相手に対し、どう対抗するか。矢野の手腕が試される。

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新日本セイバーJr.が飯伏幸太破り3連勝「ベストを尽くしてG1を取る」

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太に勝利したザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

<新日本G1クライマックス31>26日◇神戸ワールド記念ホール◇観衆2250人

リーグ戦Aブロック3戦目が行われ、ザック・セイバーJr.(34)が、3連覇を狙う飯伏幸太(39)を破り、3連勝で勝ち点6とした。内藤、鷹木に続き、「昭和57年会」全員から異なる関節技でギブアップを奪うという離れ業で無敗を守った。

足、ヒジ、首と強烈な関節技で飯伏も沈めた。セイバーJr.は、2度のカミゴェの危機も軽快な身のこなしでかわすと、そのまま飛びつき、一気に絞め上げた。最後はクラーキーキャットで捕獲し、飯伏ギブアップに追い込んだ。「3人を片付けた。あと6人待ってろ。ベストを尽くしてG1を取る」とほえた。

現在タイチと所持するIWGPヘビー級タッグのベルトの印象が強く「シングルでも強いことを証明する」と語っていた。その言葉通り、実力者を次々と撃破し、Aブロックのトップをひた走る。次戦は30日、グレート・O・カーンとの無敗対決。内藤を欠場に追い込み、鷹木、飯伏をKOした“凶器”で初優勝に突き進む。

新日本プロレスG1クライマックス 飯伏幸太の腕を絞め上げるザック・セイバーJr.(新日本プロレス提供)

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拳王「ノアの未来を作っていくのは俺しかいない」”高齢化”に待った

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」準決勝に進出し、インタビューに応じる拳王(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア後楽園大会>26日◇後楽園ホール

「老人ホーム化」に待ったをかける。「N-1 VICTORY」Bブロックの拳王(36)が、望月成晃(51)を破り、10月3日の準決勝に進出した。勝利は絶対の状況下で、19年優勝時に唯一敗れていた望月を激戦の末に退けた。終盤まで殴り合いは続いたが、胴締めスリーパーホールドでギブアップを奪った。

望月をはじめ、武藤、藤田ら50歳以上の選手が多く参戦した今年のN-1。拳王は大会前から“高齢化”を懸念していた。「平均年齢が50歳近い。旬の過ぎたレスラーたちがいっぱい出て、ノアに未来が見えるのか。老人たち、オッサンたちを、ノアは小遣い稼ぎとかにしか思っていないんだろ」。初戦でケンドー・カシンにこそ不覚を取ったが、その後連勝。4強に進出したのは拳王の他に、準決勝で対戦する25歳の清宮と、33歳の中嶋、52歳の船木。「ノアの未来を作っていくのは俺しかいない」。36歳の拳王は、若手にもオジサンにもタイトルを渡さない。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 「N-1 VICTORY」準決勝に進出した拳王(撮影・松熊洋介)

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ノア清宮海斗が準決進出「勝てなかったが、負けなかった」武藤敬司とドロー

武藤(手前)を絞め上げる清宮(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア後楽園大会>26日◇後楽園ホール

「N-1 VICTORY」Aブロックの清宮海斗(25)が、武藤敬司(58)とのリーグ最終戦を引き分け、勝ち点5の1位で準決勝に進出した。残り10秒で武藤からシャイニングウイザードを食らい、押さえ込まれたが、執念で返した。昨年、今年と連敗していたレジェンドを終始攻め続け、勝ち点1をもぎ取った。3年ぶりの優勝をかけた準決勝は10月3日、Bブロック1位の拳王と対戦する。

「勝てなかったが、負けなかった」。武藤との一騎打ちで、清宮は復活を印象づけた。今大会の象徴ともいえる、怒濤のフェイスロック攻めで追い込み、意識朦朧となった武藤にジャーマンスープレックスホールド3連発。3カウントは奪えなかったが、最後の猛攻をしのぎ、突破を決めた。

どうしても倒したい相手だった。3月に武藤の持つGHCヘビー級のベルトに挑戦して敗れ、そこから苦悩の日々が始まった。5月の大会ではNOSAWA論外に椅子で殴打され顔面から大流血。場外20カウントでリングアウト負けした後も暴れ回るなど、自分を見失った。それでも今月3日のNOSAWA戦で完勝し、ようやく浮上のきっかけをつかんだ。「いつまでもくよくよしていられない。自分でつかんでいく」。再起をかけて臨んだN-1で結果を残した。

これで終わりではない。10月3日後楽園大会では準決勝、決勝を戦う。その先にはGHCヘビー級王者、丸藤への挑戦が待っている。「あと2つ。もう1度俺が勝ってみせる」。3年ぶりの優勝と、18年12月に初戴冠した最高峰のベルト奪取に向け、若きエースが、がむしゃらに突き進む。【松熊洋介】

プロレスリング・ノア 武藤敬司と引き分け、準決勝進出を決めた清宮海斗(撮影・松熊洋介)

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武藤敬司、4強逃す「落ち込んでるよ」清宮海斗の執拗な攻撃に防戦一方

武藤(手前)を絞め上げる清宮(撮影・松熊洋介)

<プロレスリング・ノア後楽園大会>26日◇後楽園ホール

「N-1 VICTORY」Aブロックの清宮海斗(25)が、武藤敬司(58)とのリーグ最終戦を引き分け、勝ち点5の1位で準決勝に進出した。残り10秒で武藤からシャイニングウイザードを食らい、押さえ込まれたが、執念で返した。昨年、今年と連敗していたレジェンドを終始攻め続け、勝ち点1をもぎ取った。

   ◇   ◇   ◇   

N-1初出場の武藤は、4強進出を逃し「落ち込んでるよ」と悔しがった。清宮の執拗(しつよう)なフェイスロックに苦しみ、終盤は意識を失いかけるなど、防戦一方だった。「(清宮は)しぶとくなっている。俺に対しては頑張って研究してきたと思うよ」とたたえた。リーグ戦3試合中2試合で引き分けと。全選手最長の試合時間となった。58歳は「今年取れなかったらだんだん条件が悪くなってくるからな」と力なく語った。

プロレスリング・ノア 武藤敬司と引き分け、準決勝進出を決めた清宮海斗(撮影・松熊洋介)

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元アイドルななみにこ「2・5次元女子プロレス」合格 半年後デビューへ

元アイドル・ななみにこ(左)はプロレスのオーディションに合格。右はスペル・デルフィン

人気覆面レスラーのスペル・デルフィン(54)が設立したYouTube専門の女子プロレス団体「2・5次元女子プロレス」(仮称)が26日、大阪市の心斎橋角座で入団オーディションを開き、9人の合格が発表された。

合格者の中には、過去にアイドルグループ「スカイループ」のセンターを務めた、ななみにこ(31)がいた。今夏放送の日本テレビ系ドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」に出演。女優、グラビアなどマルチタレントとして活動中だ。

ななみは「ボクシングもやっているので、その経験を生かしたい。体力には自信があります。キューティーハニーのようになりたい」と意気込んだ。かつてプロレスなどに進出した女優インリン・オブ・ジョイトイも目標の1人だ。

その他の合格者には、松竹芸能のお笑いコンビ「ドキドキ☆純情ガールズ」のぽっぽ、高知県在住のバーの店長、元柔道日本一の経験がある総合格闘家、3人の子どもを持つラジオパーソナリティーら個性派がそろった。10月から大阪市内で合同練習を始め、半年後のデビューを目指す。

「2・5次元女子プロレス」は、まだ旗揚げされていないが、松竹芸能所属のお笑いコンビ「シンデレラエキスプレス」渡辺裕薫(53)も参画し、当面はYouTube専門でバーチャルプロレスに特化し、映像に効果音や文字入れをし、演出面で勝負していく。将来的には観客を入れた興行も視野に入れる。

デルフィンは「まずは練習でけがをしない体力づくりが目標。みなさんでプロレスという、1つの作品を手がけていきたい」と満足そうだった。【横田和幸】

WWEイケメン二郎が必殺イケメンスラッシュでブレイド撃破 笑顔でポーズ

ブレイドにイケメンスラッシュを蹴りこむイケメン二郎(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:205Live大会>◇25日配信◇米フロリダ州オーランド

「スタイル・ストロング」を自称するイケメン二郎(28)がクルーザー級レスラーを中心としたブランド、205Live大会に登場し、マリック・ブレイドをイケメンスラッシュで撃破した。

会場から「イケメンチャント」が起こる中、フルーツ柄ジャケットを着用したイケメンはイケイケモード。ブレイドのドロップキックを浴びながらもジャケット掌底から相手の左腕を集中攻撃。雄たけびを上げ、気合を入れ直した。さらにイケメンはジャケット掌底からの腕ひしぎ逆十字固めでブレイドを追い込んだ。相手のクローズライン(ラリアット)などをしのぐと、飛び蹴り技の必殺イケメンスラッシュ(ピンポイントキック)を相手顔面にヒットさせ、フォール勝ち。コーナーでジャケットを広げながら笑顔でポーズを決めていた。

コーナーでブレイド(左)にジャケット掌底を打ち込むイケメン二郎(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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“悪魔の王”フィン・ベイラーが王者レインズ襲撃KO

ダウンしたWWEユニバーサル王者レインズ(右)の前で仁王立ちするデーモン仕様のベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇24日(日本時間25日)米ペンシルベニア州フィラデルフィア・ウェルズ・ファーゴ・センター

「悪魔の王」と化したフィン・ベイラー(40)が26日(日本時間27日)のPPVエクストリーム・ルールズ大会(米コロンバス)で挑戦するWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)を襲撃KOした。

レインズがモンテズ・フォードとのシングル戦に臨み、ギロチンチョーク(グランド式前方裸絞め)でつかまえてギブアップを奪った後だった。スポークスマンのポール・ヘイマンから「フォード、ベイラーらに何か起こるかわからせてやりましょう」との号令を受け、レインズは助っ人で登場したウーソズ(ジミー、ジェイ兄弟)とともにパイプいす攻撃でフォードに暴行を加えていると突然、会場が暗転した。

暗闇から登場したのはデーモン・キングのペイントを施したベイラーがコーナートップに現れた。3人もろともダイビング式ボディープレスをたたき込んだ。さらに竹刀でウーソズを蹴散らすと、標的はレインズへ。パイプいす攻撃からトペ・コンヒーロを放ってWWEユニバーサル王者を完全KOに追い込んだ。

レインズ(左端下)、ウーソズの計3人に向け、ダイビング式ボディープレスを狙うベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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中邑真輔がIC王座防衛死守、蹴り攻撃連発で因縁の前王者クルーズ返り討ち

挑戦者クルーズ(右)にダイビング・ニーを放ったインターコンチネンタル王者中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:スマックダウン大会>◇24日(日本時間25日)米ペンシルベニア州フィラデルフィア・ウェルズ・ファーゴ・センター

WWEインターコンチネンタル王者の「キング」中邑真輔(41)が王座防衛に成功した。7分46秒、腕ひしぎ逆十字固めからの丸め込みで、挑戦者の前王者アポロ・クルーズ(34)から3カウントを奪った。

仲間のリック・ブーグスのギター演奏の中で登場した中邑は、先週に襲撃を受けた因縁のクルーズに対して蹴り攻撃を連発。得意のキック技からけいれん式ストンピングで踏みつけた。スライディング式ジャーマン、コーナートップからのダイビング・ニーで追撃。挑戦者のサモアンドロップなどをしのぐと、ブーグスが介入する敵セコンドのコマンダー・アジーズを場外で投げ飛ばすアシストで主導権を握った。

中邑が飛びつき式腕ひしぎ逆十字固めでグラウンド勝負に出ると、そのままクルーズを丸め込み、3カウントを奪ってみせた。王座返り咲きを狙ったクルーズを返り討ちにし、ベルトを死守してみせた。

挑戦者クルーズ(右)に蹴りを入れるインターコンチネンタル王者中邑(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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ベイラーの暗黒面が臨界点突破、デーモン・キングとして王座奪回狙う

26日のエクストリーム・ルールズ大会でユニバーサル王者レインズ(左から2番目)に挑むデーモンキング・仕様のベイラー(右端)(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

新日本プロレスでIWGPジュニアヘビー級王者として活躍したプリンス・デヴィットことWWEのフィン・ベイラー(40)が今年初めて王座戦で「悪魔の王」と化す。

26日(日本時間27日)、米コロンバスで開催されるPPVエクストリーム・ルールズ大会でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)に挑戦。顔と上半身に恐ろしいペイントを施した怪奇系デーモン・キング仕様で挑む。第13回の「WWEの世界」は、大舞台で圧倒的な強さをみせるベイラーの悪魔スタイルにスポットを当てる。

   ◇   ◇   ◇

ベイラーのデーモン・キングはひと味誓う。武藤敬司によるグレート・ムタは化身。WWEでもミックフォーリーのマンカインドは多重人格の1つで、ブレイ・ワイアットのザ・フィーンド(悪霊)は憑依(ひょうい)とされる。レスラーとして別人格に扱われるが、デーモン・キングはベイラーと同一人物として認識される珍しいタイプの怪奇系レスラーだ。

ベイラーによると、デーモンは通常、深層心理の深いところに隠れているものの「臨界点を超えたところで現れる精神状態」と表現する。いつもは正義感あふれるレスラーとして振る舞っているが「暗い部分(ヒール)を引き出さなくてはいけない時がある」。怒り、憎しみ、恨み、リベンジ魂など“負”の部分のボルテージが頂点に達した時の姿なのだという。化身や別人格ではないため、入場曲も同じ、リングネームもベイラーとして紹介される。

デーモン・キングとWWEユニバーサル王座は浅からぬ縁がある。16年8月、真夏の祭典PPVサマースラム大会でセス・ロリンズとの王座決定戦で、ベイラーはデーモン・キングとして臨んで勝利、初代王者となった。しかし試合途中に右肩脱臼していたことが判明。翌日にベルトを返上した経緯がある。デーモン・キングとして同王座返り咲きを狙うことには大きな意味がある。

以後、17年8月サマースラム大会のブレイ・ワイアット戦、18年8月のサマースラム大会のバロン・コービン戦、そして19年4月のレッスルマニア35大会でインターコンチネンタル王者ボビー・ラシュリー挑戦時もデーモン仕様で出場し、すべて勝利。PPV大会での勝率は高い。

新日本時代、ヒールユニット「バレットクラブ」のボスとして活動していた時から大一番で怪奇系のボディーペイントでファンを驚かせ、WWEのNXTでデーモン・キングというスタイルにまで“昇華”させた。9月10日(日本時間11日)のスマックダウン大会で、ベイラーはデーモン・キングとして同王者レインズとリングで対峙(たいじ)した。「悪魔にでもなる。レインズはエクストリーム・ルールズでユニバーサル王者となったデーモンの顔を見ることになるだろう」と予告した。さらなる覚醒が期待されるデーモン・キングで、ベイラーが最高位王座に返り咲くことができるか。【藤中栄二】(ニッカンスポーツ・コム/連載「WWEの世界」)

デーモン・キングとなって登場したベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.
悪魔のようなドレッドヘアを装着し、ステージを歩くデーモン・キング仕様のベイラー(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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オカダ・カズチカがEVILに快勝「勢いを感じている」早々のV宣言

EVILに勝利し、ファンにアピールするオカダ・カズチ(撮影・阿部泰斉)

<新日本G1クライマックス>24日◇大田区総合体育館

Bブロックのオカダ・カズチカ(33)が初戦に続いて快勝し、金の雨を降らせた。EVILと対戦したオカダは途中、セコンドの東郷に乱入され、メッタ打ちに遭いリング上で倒れ込んだ。それでも「しっかりと気持ちが伝わっている」と観客の拍手に力をもらい、立ち上がると、ツームストンパイルドライバーから、豪快にレインメーカーをEVILの首にさく裂。21分の戦いに終止符を打った。

IWGPヘビー級防衛記録12回を持つ、強いオカダが戻ってきた。初戦の棚橋戦から2大会連続でメインを務め、ともに勝利。「俺しかいないでしょう。ずっとこれが当たり前の生活をしていた。まだちょっと慣れてない部分があるけどね」と語った。さらに「ここ何年かでないくらい勢いを感じている。まだまだ良くなるし、まだまだ強くなる。優勝するのはこのオカダカズチカだ」と早々と宣言した。

今大会から代名詞のレインメーカーを久しぶりに解禁。この日もダメージを負ったEVILを捕まえると、思いっきり右腕を振り抜き、KOした。連勝でさらなる自信を付けたオカダ。「かなり強い、いい波に乗っている」とまだまだ加速する。次戦は同門CHAOSのYOSHI-HASHIと対決する。NEVER無差別級6人タッグの最多防衛記録(9回)を持つ強敵だが「すごい成長しているが、俺の勢いの方が確実に上だと思っている」と自信満々に語った。オカダが降らせた金の雨は、優勝まで止むことはない。【松熊洋介】

EVIL(左)を攻めるオカダ・カズチカ(撮影・阿部泰斉)

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棚橋弘至が後藤洋央紀下し初勝利「希望を見せられる試合が出てくる」

後藤洋央紀(右)を攻める棚橋弘至(撮影・阿部泰斉)

<新日本G1クライマックス>24日◇大田区総合体育館

BブロックのIWGP USヘビー級王者棚橋弘至(44)が、後藤洋央紀(42)を下し、初勝利を挙げた。終盤の2度目のハイフライフローをかわされ、劣勢となったが、GTRを狙った後藤を切り返しての首固めで逆転の3カウントを奪った。後藤は開幕2連敗となった。

棚橋は逆転での初勝利に「よし、まず1勝」とホッとした表情で語った。後藤と対戦する時はいつも、07年11月のIWGPヘビー級選手権を思い出すという。当時の新日本は低迷の時代で、テキサスクローバーホールドで勝利した後藤との一戦は「復活ののろしを上げた試合だった」と語る。常に100%で試合に臨むエースは「この期間中もみんなに希望を見せられる試合が出てくると思う」と自らの今後に期待した。

次戦は29日、タマ・トンガと対戦する。初戦で敗れたオカダは、この日連勝を決めた。絶好調どころか、さらに調子を上げているオカダに引き離されるわけにはいかない。「追走するには1敗でしがみついて行くしかない」と気を引き締めた。エースの快進撃がここから始まる。【松熊洋介】

登場し、ポーズを決める棚橋弘至(撮影・阿部泰斉)

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カミゴェ2連発 史上初3連覇狙う飯伏幸太がG1初白星 新日本

石井(下)を攻める飯伏(撮影・阿部泰斉)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

新日本プロレスのG1クライマックス第3日は23日、東京・大田区総合体育館で行われ、史上初の大会3連覇を狙う飯伏幸太(39)が石井智宏(45)を下して今年のG1初白星を挙げた。意地がぶつかる激しい打撃戦の末、17分42秒、カミゴェ2連発で沈めた。

飯伏がエルボーや掌底を打てば、負けじと石井から強烈な張り手や頭突きを浴びた。雪崩式ブレーンバスターまで食らい、一時はダウン状態に。何とか気力で立ち上がって石井の垂直落下式ブレーンバスターを回避し、鋭くヒザをたたき込む1発目のカミゴェに成功。動けなくなった石井に対し、2発目のカミゴェで仕留め、何とか3カウントを奪った。G1での対石井戦は4連勝となった飯伏だが、激闘のダメージは大きかった。試合後はノーコメントだったものの、石井撃破は大会3連覇に勢いづく勝利となった。

石井(左)を攻める飯伏(撮影・阿部泰斉)
石井に勝利し、レフェリーに手を上げられる飯伏(撮影・阿部泰斉)
石井(左)を攻める飯伏(撮影・阿部泰斉)

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IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟が残り3分足らず屈辱タップ負け 新日本

鷹木信悟(2021年9月5日撮影)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

G1クライマックスAブロックで、IWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(38)が残り3分足らずで屈辱のタップ負けを喫した。ザック・セイバーJr.(34=英国)の関節技地獄に苦しみ、27分17秒、変形腕ひしぎ逆十字固めでギブアップに追い込まれた。

関節技で右腕に集中攻撃を浴びながらも、鷹木はパンピングボンバー、強引なMADE IN JAPANを成功させた。パワー殺法で局面打開を狙ったものの、決定打にならず。25分すぎ、セイバーJr.のグラウンド式卍(まんじ)固めで捕まって逃げようとすると、そのまま右腕を捕獲されて三角絞め。逃れようとセイバーJr.を持ち上げると、変形の腕ひしぎ逆十字固めで絞めされ、たまらずギブアップした。

痛々しく右腕をアイシングした鷹木は「悔しいね。素直に悔しいよ。(負傷欠場の)内藤(哲也)の分もオレがやってやるとか言っておいて、負けたら格好つかねえな。もう内藤のためとか関係ねえな。自分自身のために勝ち残らなきゃ意味がねえよ」と気持ちを切り替えていた。

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KENTAが同門対決制した 高橋裕二郎に大技たたき込み 新日本

高橋(左)にキックを浴びせるKENTA(撮影・阿部泰斉)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

新日本プロレスのG1クライマックス第3日は23日、東京・大田区総合体育館で開催され、Aブロック公式戦でKENTA(40)が同門対決を制した。同じユニット「バレットクラブ」の高橋裕二郎(40)と初シングル対決。相手のパワーを大技で封じ、15分48秒、GAME OVERで絞めあげ、今年のG1初白星を挙げた。

ユニットの絆を確認しながら拒否されたKENTAは非情に徹した。背中への強烈なキック、ダイビングラリアット、串刺しドロップキック、コーナートップからのフットスタンプと大技をたたき込んだ。逆転を狙う高橋のローブローの腕を捕獲。そのままGAME OVERに移行して絞め続け、ギブアップを奪った。KENTAは「違うわ、裕二郎は。勝てたのは良かった。今シリーズの裕二郎は楽しみ」と仲間の奮闘をたたえていた。

高橋に勝利し、手を上げるKENTA(撮影・阿部泰斉)
高橋(下)を攻めるKENTA(撮影・阿部泰斉)

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初出場グレート・O・カーン連勝発進、場外戦制し矢野通にリベンジ 新日本

矢野(下)に勝利し、観客にアピールするグレート-O-カーン(撮影・阿部泰斉)

<新日本:G1クライマックス31大会>◇23日◇東京・大田区総合体育館◇第3日

G1クライマックスAブロック公式戦で、初出場のグレート・O・カーンが連勝スタートを切った。

矢野通(43)との手錠を交えた場外戦を制し、大空スバル式羊殺しから顔面をわしづかみにして投げ落とすエリミネーターで沈め、11分30秒、片エビ固めでフォール勝ちを収めた。18日にタンガ・ロア戦に続き、連勝を飾った。

今年のニュージャパン杯2回戦以来2度目の矢野戦。前回は場外の鉄柵に自慢の弁髪を結びつけられる屈辱を味わって負けていただけに、リベンジ勝利となった。試合後には「ひれ伏せ、矢野! 靴をなめさせてやるよ」と矢野の後頭部を押さえつけたが、ローブローの急所攻撃を浴びてマットに倒れこんだ。怒りのおさまらないO・カーンはイスを手にバックステージまで追いかけ「(急所攻撃は)イタチの最後っ屁か!? 弱い貴様らしいな、オイ」と見下していた。

グレート・O・カーン(2021年3月4日撮影)

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イケメン二郎「イケメンショー」で悩殺ウインク 自身のクローゼット公開

「イケメンショー」として自己紹介し、ウインクしたイケメン二郎(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

<WWE:NXT大会>◇23日配信◇米フロリダ州オーランド

「ジャパニーズ・ハンサム・スタイル」と呼ばれるイケメン二郎(29)が、NXTの初企画「イケメンショー」で悩殺ウインクを披露した。映像で登場したイケメンは「オレはイケメン二郎。ようこそイケメンショーへ!」とPRし、試合着用ジャケット、「黒潮」を書かれたうちわ、コスチュームが詰まった自らのクローゼットを公開した。

さらに「日本人レスラーだと『ストロングスタイル』を連想するだろうが、イケメン二郎だと『スタイルストロング』だ」と自らのファイトスタイルを解説。その上で「みんな『イケメン』の意味を質問してくるが、『イケメン』とはハンサム男。ハンサム男にはジャケットが必要なんだ」と説明した。

さらにファッションショーばりにカラフルなジャケットを次々と披露し、最後には「イケメンショーを見てくれてありがとう。『スタイルストロング』を覚えてくれよな」と悩殺ウインクで締めくくっていた。日本人選手による企画コーナーは非常に珍しいが、今後もNXTで継続されるかどうかが注目される。

試合着用ジャケットのコレクションを紹介したイケメン二郎(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

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