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ボクシングニュース

久保隼悔し涙の勝利 介護職…村田諒太…復帰ロード

58キロ契約・久保対五十嵐 判定で勝利した久保はスピーチ中に涙ぐむ(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:58・0キロ契約8回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(30=真正)が、ほろ苦い復帰戦勝利に涙を流した。

3-0(78-74、79-73、79-73)の判定で、五十嵐嵩視(トコナメ)を圧倒。それでも「ボクシング人生の中で一番(準備が)良かった。そこから言うと、試合内容に結びつけられていない。自分が情けない」と厳しく自己評価した。観客の前でマイクを握り「今、こんな世の中の流れで時間もお金も割いて来ていただき、ありがとうございました」と口にすると、悔しさから涙があふれた。

17年4月にWBA世界スーパーバンタム級王座を獲得。9月に初防衛戦で敗れた。19年5月にはWBA世界フェザー級タイトルマッチで、王者の徐燦(中国)に6回TKO負け。「やめるつもりだった」という。

転機は2カ月後の7月だった。南京都高(現京都広学館)と東洋大の先輩、村田諒太(帝拳)が世界王座に返り咲いた。その戦いぶりに「やりたい気持ちが出てきた」が、30分後には「やっぱりやめよう」。その時、その時で心が揺れた。秋は介護の仕事に励み、ボクシングと無縁の世界に身を置いた。ある日、施設の職員に声をかけられた。

「久保さん、何でここにいるんですか?」

世界王者としてベルトを巻くことを夢見て、ボクシングに打ち込んでいた日々の価値に気付いた。ベルトを取り出し「犠牲を払ってなりたかったものの形が、これなんだな」と感じた。山下正人会長に思いを伝えると「来年(20年)の秋ぐらいに復帰戦をしよう」と声をかけられた。

1年4カ月ぶりの復帰戦。右のジャブでペースを握り、左のボディーやストレートを効果的に当てた。だが、久保は「もっと左ストレートを当てたかった」と振り返る。元世界3階級王者の長谷川穂積氏らを育ててきた山下会長が、隣でほほえみながら口を開いた。

「倒すと思わせて倒せへんのが、久保のええとこやな」

今後もフェザー級に身を置く久保は「まずは国内にやりたい選手がいる」と明かした。その上で「そこに勝ってからの話ですが、いずれは世界に行きたい」と青写真を描いた。

2階級制覇という目標へ、一段ずつ階段を上がっていく。【松本航】

58キロ契約・久保対五十嵐 判定で勝利した久保はスピーチ中に涙ぐみタオルで顔を覆う(撮影・上山淳一)
58キロ契約・久保対五十嵐 8回、久保(左)は五十嵐にパンチを浴びせる(撮影・上山淳一)

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岩川美花が初防衛「ヤバイ」クリンチ多い展開苦しむ

8回、岩川(左)は鈴木にパンチを放つ(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

王者岩川美花(37=高砂)が初防衛を飾った。挑戦者で女子東洋太平洋同級2位の鈴木菜々江(28=シュウ)に10回判定で2-1(96-94、93-97、97-93)。18年7月に王座を奪取した王者は2年越しの初防衛戦を制し「ヤバイと思った。勝てて良かった」と安堵(あんど)の表情だった。

クリンチが多い展開に苦しんだ。陣営からは「自分のボクシングをしろ」と指示を送られ、終盤に突入。37歳のベテランは体力的にも厳しい戦いの中で的確にワンツーなどをまぶし、最終10回には左ボディーをヒットさせた。「クリンチで体力を消耗して、流れを持っていかれた。ああいう相手にもきれいに勝てるように練習して、クリンチさせないボクシングをしたい」と多くの課題を得た。

高知県出身の岩川は10勝(3KO)5敗1分け、千葉県出身の鈴木は10勝(1KO)4敗1分けとなった。

岩川(中央)は初防衛し笑顔を見せる(撮影・上山淳一)

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パッキャオがUFC元王者マクレガーと対戦交渉中

マニー・パッキャオ(2019年4月21日撮影)

ボクシング6階級制覇王者でWBA世界ウエルター級スーパー王者のマニー・パッキャオ(41=フィリピン)が、米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)と対戦交渉中であることが分かった。26日に英紙サンが、CNNフィリピンの報道を引用しながら報じた。CNNフィリピンが「上院議員でボクシングの伝説的選手となるマニー・パッキャオはUFCのスーパースター、コナー・マクレガーと戦うだろうと彼の事務所が確認している」と報じたという。

試合は年内の12月か、来年1月に中東で開催する方向で交渉中。詳細は決まっていないとしながらもパッキャオが得る収益の大部分はフィリピンの新型コロナウイルス対策に活用される予定だとも報じられている。

一方、6月に3度目の現役引退を表明したばかりマクレガーだが、既にボクシングトレーニングを開始しており、25日には自らのツイッターを更新。「私は次に中東でマニー・パッキャオとのボクシングマッチをしている」と投稿した。17年8月には元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)とボクシングで対戦済みでもあるマクレガーは「戦いを恐れず、現代のもっとも偉大なボクサー2人と対戦することは名誉になるでしょう」とつづった。

なおメイウェザー-マクレガー戦では、ファイトマネーのみでメイウェザーは1億ドル(約110億円)、マクレガーは3000万ドル(約33億円)を稼いでいた。

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元世界王者の久保隼が再起戦飾る「日々後悔せず」

58キロ契約・久保隼対五十嵐嵩視 判定で勝利した久保隼はスピーチ中に涙ぐみタオルで顔を覆う(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:58・0キロ契約8回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

元WBA世界スーパーバンタム級王者の久保隼(30=真正)が3-0(78-74、79-73、79-73)の判定勝利で復帰戦を飾った。五十嵐嵩視(トコナメ)相手に右のジャブと左のボディーを中心に組み立て。7回には左ストレートをヒットさせるなど、終始試合を支配した。

19年5月には2階級制覇を目指したWBA世界フェザー級タイトルマッチで、王者の徐燦(中国)に6回TKO負け。そこから1年4カ月を経て、リングに立った。復帰戦を勝利で飾り「今、こんな世の中の流れで時間もお金も割いて来ていただき、ありがとうございました。試合内容としては自分が求められている内容には、はるかに及ばないことも理解しています。日々後悔せず、やっていきたいと思っています。応援よろしくお願いします」。言葉を詰まらせながら、感謝の思いを伝えた。

58キロ契約・久保隼対五十嵐嵩視 7回、久保隼(左)は五十嵐嵩視にパンチを浴びせる(撮影・上山淳一)

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王者岩川美花2年越し初防衛 女子ボクシング世界戦

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ・岩川美花対鈴木菜々江 岩川美花(右)は判定で勝利する(撮影・上山淳一)

<プロボクシング:WBO世界女子アトム級タイトルマッチ10回戦>◇26日◇神戸市立中央体育館

王者岩川美花(37=高砂)が初防衛を飾った。挑戦者で女子東洋太平洋同級2位の鈴木菜々江(28=シュウ)に10回判定で2-1(96-94、93-97、97-93)。18年7月に王座を奪取し、2年越しの初防衛戦を制した。

苦しみながらも、岩川が粘り勝った。陣営からは「自分のボクシングをしろ」と指示を送られ、終盤に突入。37歳のベテランは体力的にも厳しい戦いの中で的確にワンツーなどをまぶし、最終10回には左ボディーをヒットさせた。判定で勝利が決まると、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

高知県出身の岩川は10勝(3KO)5敗1分け、千葉県出身の鈴木は10勝(1KO)4敗1分けとなった。

WBO女子世界アトム級タイトルマッチ・岩川美花対鈴木菜々江 10回、岩川美花(左)は鈴木菜々江と打ち合う(撮影・上山淳一)

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マクレガー、王者パッキャオとの対戦プラン明かす

6月に3度目の現役引退を表明したばかりの米総合格闘技UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)が中東で現WBA世界ウエルター級スーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)と対戦するプランを自身のSNSで明かした。25日に自らのツイッターを更新し「私は次に中東でマニー・パッキャオとのボクシングマッチをしている」と投稿した。17年8月には元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(43)とボクシングで対戦しているマクレガーはさらに「戦いを恐れず、現代のもっとも偉大なボクサー2人と対戦することは名誉になるでしょう」とつづった。

さらにパッキャオ陣営もマクレガーとの対戦を検討しているとの報道もある。

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Sバンタムに上げて王座狙うネリ、計量一発クリア

ルイス・ネリ(18年3月撮影)

ボクシングWBC世界スーパーバンタム級1位ルイス・ネリ(25=メキシコ)が、前日計量を一発でクリアした。

26日に米コネティカット州アンキャスビルで、同級6位アーロン・アラメダ(27=同)と王座決定戦に出場する。25日に当地で前日計量があり、ネリはアラメダとともに55・1キロで、リミットを200グラム下回って1回でパスした。

ネリは17年にWBC世界バンタム級王者山中慎介から王座を奪ったが、18年の初防衛戦での再戦では体重超過で王座剥奪となった。WBCから6カ月資格停止処分後、19年の再起戦でも体重超過し、スーパーバンタム級に上げた。

ネリは30戦全勝(24KO)、アラメダは25戦全勝(13KO)。全勝のメキシコ人対決にも、ネリは「対戦相手のレベルが違う」と2階級制覇に自信満々。この興行ではWBA世界同級王者ブランドン・フィゲロア(米国)のV3戦もあり、「次はフィゲロアと戦いたい」と2団体統一を照準に置く。さらに「来年はフェザー級で3階級制覇に挑戦する」と宣言している。

他のカードでは世界バンタム級2冠王者井上尚弥と対戦予定だったWBO世界同級王者ジョリエル・カシメロ(フィリピン)、WBC世界ミドル級王者ジャモール・チャーロ(米国)の防衛戦、WBC世界スーパーウエルター級ジャーメル・チャーロ(同)とWBAジェイソン・ロサリオ(ドミニカ共和国)の王座統一戦などが開催される。

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平岡アンディーがラスベガスで次戦、井上尚弥の前座

米ラスベガスでの次戦が発表された平岡(大橋ジム提供)

大橋ボクシングジムは24日、IBF世界スーパーライト級15位の平岡アンディー(24)が、10月31日(日本時間11月1日)に米ラスベガスで次戦を行うと発表した。

WBA、IBF世界バンタム級王者井上尚弥(27=大橋)-WBO同級1位ジェイソン・モロニー(29=オーストラリア)戦の前座となる。対戦相手は未定。当初は、WBOアジア同級王座決定戦を行う予定だったが、対戦相手が見つからず、ラスベガスでの試合を決めた。

平岡は昨年11月、米プロモート大手トップランク社と契約。同月に米ラスベガスで米国デビュー戦を行い、2回KO勝ちを収めた。

◆平岡(ひらおか)アンディ 1996年(平8)8月8日、横浜市生まれ。元アマボクサーでガーナ人の父ジャスティス氏の勧めで4歳からボクシングを開始。中学から陸上中距離で活躍し、横浜高時代には国体出場の経験もある。高校時代の13年2月に花形ジムからプロデビューし、4回TKO勝ち。14年には東日本ライト級新人王を獲得。15年からは米国で修行した後、17年から大橋ジムに移籍し、同年11月には初代日本ユース・スーパーライト級王者に。身長180センチの左ボクサーファイター。

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寺地拳四郎ユーチューブ開始「モフ」愛猫とタッグ

愛猫モフとタッグを組み、公式Youtebeチャンネルを開設した寺地拳四朗

プロボクシングのWBC世界ライトフライ級王者寺地拳四郎(28=BMB)が22日、公式YouTubeチャンネルをスタートさせた。

テーマは「世界最強の男×最強の猫動画」。「パートナー」と語る、愛猫のノルウェージャンフォレストキャット「モフ」とタッグを組み、ボクシングに関する話題のほか、モフちゃんのかわいらしい姿にフォーカスしたコンテンツなども配信予定という。

▼寺地拳四朗 オフィシャルYouTubeチャンネル=https://www.youtube.com/channel/UCeZrbxPslema1WYb_gRVMSw?view_as=subscriber

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京都のボクシングジム一般会員が陽性 ホテル隔離中

日本ボクシングコミッション(JBC)は19日、京都府内の日本プロボクシング協会加盟ジムの一般会員(40歳代男性)が新型コロナウイルス感染症のPCR検査で陽性反応の判定を受けたことを発表した。

男性は14日に同ジムで練習。17日に無症状だが濃厚接触者としてPCR検査を受け、18日に陽性判定が出た。本人はホテルに隔離中で、ジムは保健所の指示待ちの状態となっている。

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村田諒太、ユーバンクJr.から統一戦のラブコール

村田諒太(19年12月撮影)

ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(34=帝拳)が、統一戦のラブコールを送られた。

WBA世界同級暫定王者クリス・ユーバンクJr.(31=英国)が17日、英メディアに明かした。世界4階級制覇でWBA世界同級スーパー王者のサウル・カネロ・アルバレス(30=メキシコ)と2人の名を挙げ、「WBAのベルトを統一するNO・1挑戦者である」と統一戦実現を熱望した。ユーバンクJr.は昨年12月に4年ぶりで王座に返り咲き。父ユーバンクは元世界2階級制覇王者。

村田に対しては、元世界2階級制覇王者も対戦に名乗りを上げている。8月21日に45歳で6年ぶり復帰した元世界WBC同級ダイヤモンド王者セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)。WBAで6位にランクインし、12月にも2戦目を予定。来年46歳になって4戦目で挑戦のプランを明かしている。

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田中兄弟・亮明&恒成が酒田合宿「金&4階級」誓う

日本海と青空を背に今後の飛躍を誓った田中恒(左)と田中亮(撮影・相沢孔志)

日本ボクシング界のプロアマをけん引する「田中兄弟」が9~11日の3日間、山形・酒田市内などで合宿を行った。世界3階級王者で、現在はWBO世界スーパーフライ級1位の弟田中恒成(25=愛知・畑中)と、東京五輪フライ級日本代表の兄田中亮明(26=岐阜・中京教員)がトレーニングを公開した。東北から本拠地に帰省した以降も、来る一戦に向けて調整中だ。

合宿最後の練習メニューは遊佐町・西浜海水浴場での砂浜ランニング。青空の下で日本海の潮風に当たりながら、2人は1歩ずつ前に進んだ。「走ることがボクシングの基本」と恒成。同合宿では徹底した走り込みを実施し、陸上競技場やゴルフ場、羽黒山の山頂を目指して2446段の石段も登った。走行距離は1日約30キロを目標に、3日で約100キロを走破した。恒成は「モチベーションは落ちていないけど、1度リフレッシュして、スタートしたい思いがあった。とてもいい合宿になった」と充実した日々を振り返った。

同合宿に至った経緯は、以前から交流があった酒田市内にある「だるま寿司」の店主が、同店の80周年記念イベントのゲストで恒成を招待。また南海キャンディーズの「しずちゃん」こと、山崎静代(41)のボクシングトレーナーを務め、13年に亡くなった酒田市出身の故梅津正彦さん(享年44)が、恒成が所属する畑中ジムと交流があったこともきっかけとなった。同合宿は昨年に続いて2回目だが、今年が初参加の亮明は「人も温かくて、海も山もすごくいいところ。ご飯もおいしくて、夜におすしを食べることが楽しみだった」と人生初の酒田を風土や食でも満喫した。

コロナ禍でプロは7月から興行が可能となったが、恒成は2月に現階級へ変更して以降、試合はできておらず、亮明も東京五輪の延期が決まった。それでも恒成は「今はチャンピオンではない。まずは4階級制覇をしたい」。亮明も「目標は金メダル。来年に(同五輪が)開催してくれるのであれば、モチベーションは下がらない」と意気消沈はしていない。「4階級制覇と金メダル」。港町の期待を背に、2人は夢への挑戦を止めない。【相沢孔志】

◆田中兄弟の近況 弟恒成は今年1月31日、WBO世界フライ級王者を返上し、階級を上げて4階級制覇の意向を明かした。対戦相手には日本人初の4階級王者、WBO世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(31)を希望。6月にはユーチューブ「たなちゃんねるKOsei tanaka」を開設した。兄亮明は3月20日、五輪開催国枠で出場する男子3選手の1人に選出された。

砂浜でランニングをする田中恒(左)と田中亮(撮影・相沢孔志)
砂浜でランニングをする田中恒(左)と田中亮(撮影・相沢孔志)

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メイウェザーが米人気ユーチューバーとエキシ対戦か

メイウェザー(2018年12月30日撮影)

ボクシング5階級制覇王者で50戦無敗で引退したフロイド・メイウェザー(43=米国)が、人気ユーチューバーとのエキシビションマッチを計画していると17日、複数の米英メディアが報じた。

米人気ユーチューバーで俳優のローガン・ポール(25=米国)と対戦するプランで、既にこのエキシビション戦の契約にサインしたとの報道もある。ポールは米カリフォルニア州でボクシングのプロライセンスを取得し、19年11月に同じユーチューバーでプロライセンスを取得したKSIとプロで1試合経験し、判定負けしている。

メイウェザーは18年大みそかのRIZIN14大会で那須川天心とエキシビション戦に臨んで以来、実戦形式ルールのリングに上がっていないが、同陣営はポールが米国を中心として人気と知名度があるところに目を付けたようだ。

KSIとの試合は中継担当した米DAZNが中継したボクシングで当時の歴代最高視聴者数をマーク。ユーチューバー同士の対戦だったものの、ファイトマネーだけで両者ともに90万ドル(約9900万円)だったとされており、メイウェザー側が興行的な収益につながると考え、今年中の“対戦”プランを立てているようだ。

ポールは17年に来日した際、山梨県富士河口湖町の青木ケ原樹海を散策し、男性の死体にモザイクをかけてユーチューブに投稿したことで物議を醸し、批判を浴びて謝罪している。

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六島ジムの枝川孝氏ら3人の会長にJBCが処分

枝川孝会長(18年12月撮影)

日本ボクシングコミッション(JBC)が16日、3人の会長に処分を下していたことを発表した。

六島ボクシングジム枝川孝会長は経営する不動産会社の法人税などを脱税し、法人税法違反などの罪で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。9月9日付で8月24日よりライセンス資格無期限停止処分とした。

ミツキボクシングジム春木博志会長代行は、昨年12月14日の大阪市内での興行開始前に元トレーナーを殴り、傷害罪で起訴された。9月9日付で昨年12月14日よりプロモーターライセンスを1年間停止処分を科した。

TEAM10COUNTジム鳥海純会長は、所属選手との間でJBC規定のマネジメント料(33・3%)を超えた額を長期にわたり選手より徴収していた。6月28日付で今年1月1日よりクラブオーナー及びマネジャーライセンスの6カ月停止処分を下していた。

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中嶋一輝3回TKOで9勝、タイトル挑戦へ前進

中嶋一輝(2017年5月31日撮影)

<プロボクシング:スーパーバンタム級8回戦ほか>◇16日◇東京・後楽園ホール

ボクシングの東洋太平洋バンタム級3位で、日本同級5位の中嶋一輝(27=大橋)が16日、東京・後楽園ホールで野村健太(23=仲里)とスーパーバンタム級8回戦を行い、3回2分39秒、TKO勝ちした。芦屋大4年で関西リーグMVPを獲得した中嶋は、戦績を9勝(8KO)1分けとし、タイトル挑戦に前進した。

中大出身の保田克也(大橋)はピッコロ・ヴォリバー(カシミ)との62キロ契約8回戦で、3-0の判定勝ちを収め、デビュー7連勝。昨年の全日本ミニマム級新人王の森且貴(大橋)は内田勇気(KG大和)を3-0の判定で下し、同じくデビュー7連勝とした。

中嶋一輝(2017年12月30日撮影)

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ボクシング渡辺治会長が死去 宇宙パンチなど指導

渡辺治会長(08年撮影)

オサムボクシングジムの渡辺治会長が死去していたことが16日、明らかになった。8月3日に82歳で亡くなった。

この日の東日本ボクシング協会理事会で、新たな会長に中富久トレーナーへの名義変更が承認された。新ジムは越ケ谷市内に移転する。

渡辺会長は64年に日本ウエルター級王者となり、東洋人として重量級で初の世界ランク入りした。引退後の74年にはさいたま市内にジムを開設した。

バンタム級で日本王者尾崎を育て、その後は日本人ヘビー級王者を目指して西島洋介山を育成。ジム内の床下を掘ったり、その地下室で練習させるユニークな指導や宇宙パンチ、手裏剣パンチなどの秘策を特訓させた。テンガロンハットがトレードマークだった。

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森且貴、初の6回戦「勝ちに徹したい」前日計量パス

ボクシングで昨年の全日本ミニマム級新人王に輝いた森且貴(19=大橋)が15日、都内で、内田勇気(KG大和)とのライトフライ級6回戦(16日、東京・後楽園ホール)の前日計量に臨み、リミットの48・9キロでパスした。

18年8月にプロデビューした森は、ここまで6戦全勝(1KO)のホープ。初の6ラウンドでの試合に向けてオンラインで取材対応すると、「しっかり6ラウンド戦うつもりで、勝ちに徹したい。スピードの強弱だったり、組み立てが大事になる。緩急をつけて戦いたい」と見据えた。

デビュー戦以降はKOから遠ざかっている。「倒したいという気持ちもあるが、6ラウンドあるので、削っていくうちに倒せると思っている。KOしたいが、こだわり過ぎずにいきたい」と落ち着いた口調で語った。

ジムの先輩で、元世界3階級制覇の八重樫東さんが今月1日に引退を発表した。森は「八重樫さんは言葉ではなく、背中で、こんなに練習しないといけないんだというのを見せて、学ばせてくれた。八重樫さんの引退を見て、それをさらに生かさないといけないなと思った」と話した。

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宮尾綾香の世界戦が延期 出入国制限などのため

宮尾綾香(2018年11月20日撮影)

ボクシング元女子世界王者宮尾綾香(36=ワタナベ)の世界戦が延期となった。ジムが15日に発表した。

27日にホーチミン市で、ティ・トゥ・ニ・グエン(23=ベトナム)とのWBO世界ミニマム級王座決定戦で、2階級制覇を狙う予定だった。出入国制限などのためで、国内開催を含めて協議しているという。

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京口紘人が合宿打ち上げ「濃密だった」心肺機能強化

砂浜の前でポーズをとる京口(撮影・上田悠太)

WBA世界ライトフライ級スーパー王者京口紘人(26=ワタナベ)が13日、2泊3日の静岡・熱海合宿を打ち上げた。

ビーチや坂道などを走り込み、体のバランスや心肺機能を強化。「めちゃめちゃ充実している。濃密だった」と振り返った。11月3日に予定される自身3度目の防衛戦は、新型コロナウイルスの影響でボクシングの興行も中止となった後、国内で初めて行われる男子の世界戦となる。「注目度も違ってくる。リングに立ち、ベストを尽くして勝つことが一番大事な仕事。いつもと変わらずやりたい」と力を込めた。

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元世界王者の比嘉大吾「KOで」10・26移籍初戦

比嘉大吾(2018年2月4日撮影)

ボクシング元WBC世界フライ級王者比嘉大吾(25=Ambition)が10日、オンライン会見で移籍初戦を発表した。10月26日に東京・後楽園ホールでのノンタイトルのバンタム級10回戦で、日本同級13位堤聖也(24=角海老宝石)と対戦する。

比嘉には2月に6回TKOで再起して以来の試合となる。3月に白井・具志堅ジムとの契約を解除し、6月に4階級制覇王者井岡一翔(31)と同じジムに移籍。野木トレーナーとのコンビを復活させて練習してきた。「試合が楽しみ。移籍初戦なのでしっかり倒して勝ちたい」と話した。

日本人とは14年のプロ3戦目以来2人目の対戦となるが、宮古工時代に九州学院だった堤には2敗した。WBC8位、WBA9位とすでに同級でも世界ランク入りし、プロでは格の違いを見せるつもりだ。「手数があり、いろいろやってくる。今度はKOで決着をつける」と自信を口にした。

18年4月に体重超過で世界王座を剥奪され、野木トレーナーはジムを退職した。3月からは比嘉が横浜に引っ越し、朝と夜にマンツーマンの2部練習で鍛え直してきた。

野木トレーナーは「2月とは別人。世界王者の時よりパワーがついている」。比嘉も「フライではコンビネーションだったが、バンタムでは1発でも大事」と手応えを得ている。来年世界挑戦を目標に据え、再スタートを切る一戦となる。

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