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ボクシングニュース

寺地拳四朗3団体統一戦が急浮上 4月に東京開催で交渉「普通にやればはつぶせる」自信隠さず

地元京都での祝勝会に出席した王者寺地(撮影・実藤健一)

ボクシングのWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)の祝勝会が1月31日、地元の京都市内のホテルで行われた。

寺地は昨年11月1日、当時のWBA同級スーパー王者京口紘人(29=ワタナベ)との統一戦に臨み快勝した。次戦は当初、WBCから指示された同級1位ヘッキー・ブドラー(34=南アフリカ)との指名試合が最優先だった。しかし、WBO同級王者ジョナサン・ゴンザレス(31=プエルトリコ)との3団体統一戦が急浮上。4月に東京都内で開催の方向で、交渉が進められている。

寺地も統一戦に向けて調整を行っている。「統一戦となれば気持ちも入る。普通にやれば(ゴンザレスは)つぶせると思う。今は体の使い方とか、トレーニングで鍛えてます。2月に入れば、スパーリングも増えてくる。自分でも強くなってきたと思う」とあふれる自信を隠さなかった。

年明けの1月6日に31歳の誕生日を迎えた。30歳を超えた今が、最高の状態を感じているという。「例えれば細い木と太い木。今は多少、無理をしても耐えられる太い木になっている。(だれが相手でも)負ける気はしない。今が一番、強いんじゃないかと感じている」と言い放った。

元WBA世界ライトフライ級王者具志堅用高氏の連続防衛日本記録「13回」更新を果たせず、新たな夢はバンタム級で“モンスター”井上尚弥が成し遂げた主要4団体のベルト統一。「できれば年内に果たしたい。その後は階級を(フライ級に)上げるつもり」。大きな夢に向けた年明けとなった。【実藤健一】

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井上尚弥「ここからは勝ちに徹する試合をする」2団体統一王者フルトン戦実現なら/一問一答

2月に放送されるWOWOWエキサイトマッチSPの収録に参加し、2団体統一スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン戦について言及した井上尚弥

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が米スポーツ局ESPNで対戦合意と報じられたWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と交渉中であることを認めた。

31日、都内のWOWOWスタジオで、父真吾トレーナー(51)とともに「エキサイトマッチSP井上尚弥4団体王座統一戦」の収録に参加。WBO世界スーパーバンタム級1位にランクされる井上は収録後、今月18日(日本時間19日)にESPNで合意が報道されたフルトン戦について「交渉している」と口にした。フルトンに関する主な一問一答は次の通り

   ◇   ◇   ◇   ◇

-フルトン戦はイメージしているか

「早い段階から交渉しているというのは(聞いていた)。それが決まるか決まらないかは別にして、交渉しているという段階からイメージしますね。今年に入ってぐらいからです」

-WBC、IBF世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(カザフスタン)の映像は

「まだ見ていないですね」

-対戦イメージした場合のフルトンは

「気にしているのはフレームのところ。そこをどう感じるか。自分がスーパーバンタム級にあげたらどういう動きができるか。それはリングの上でどう感じるかが大事なところなので」

-フルトンのようなタイプと過去に対戦経験あるか

「プロアマを通じて初めてですね」

-すごい強敵と交渉していることになる

「その緊張感があるからこそ、すごいモチベーションで練習できるし、すごい試合が見せられるのではないかなと」

-現在のモチベーションは

「1番、高いんじゃないですか。今まで適正階級でやってきたのでそれなりの自信がありましたが、スーパーバンタム級は未知の世界ですし」

-1番強い2団体統一王者と初戦で激突する可能性が出てきたが

「どうですかね。決まった相手とやるだけなので」

-3カ月後あたりに肉体はスーパーバンタム仕様にできそうか

「バンタム級(リミット)に落とす過程でスーパーバンタム級の体重になり、すごく良い状態でできるなと感じるところがある」

-交渉前段階からフルトン戦は希望していたのか

「流れは覚えていないです。何人かの希望はありましたね。そこはまとまっている話ではないので」

-もしフルトンと対戦するなら、楽しみと不安のどちらが大きいか

「両方ありますよ。半々ぐらいですね。楽しみは楽しみ。自信はこれからトレーニングして自信に変えていくし、楽しみも不安も入り乱れながら過ごしていかないといけない」

-フルトンはクレバーな選手だが

「ここからは勝ちに徹する試合をする。もちろんフルトンと戦えば面白い試合になるけれど、会場(の雰囲気)とか考えずにとりあえず勝つ。何が何でも勝つという気持ち」

-前にフルトンは気が弱いと話していたが

「そんなこと言いました? いろいろ試合動画を見ているとそうではない。気が弱い感じはないし、そうは思っていない」

-無敗の2団体統一王者と日本で対戦できそうだが

「フルトンもメリットがあるから交渉に乗っているのだろうし、お互いにウィンウィンなのではないか。米国でやるよりもファイトマネーが高い、日本に来てやるメリットがあるということなのでは。地上波から配信サービスに変わりつつある今だから、呼べるのではないかと思う。そこは良いところもあるし、地上波でやらない分、多くの方の目に触れることがない部分もある。ただビッグマッチが日本で組めることもある。善し悪しはあると思う」(おわり)

WOWOWエキサイトマッチSPの収録に参加した前4団体統一バンタム級王者井上
2月放送のWOWOWエキサイトマッチSPの収録にゲストで参加し、スーパーバンタム級初戦について語った井上尚弥

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井上尚弥「第1交渉で進めているのでは」2団体統一王者フルトン戦言及 スーパーバンタム級初戦

WOWOWエキサイトマッチSPの収録に参加した前4団体統一バンタム級王者井上

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が米スポーツ局ESPNで対戦合意と報じられたWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)について言及した。

31日、都内のWOWOWで、父真吾トレーナー(51)とともに「エキサイトマッチSP井上尚弥4団体王座統一戦」の収録に参加。昨年12月13日、東京・有明アリーナで開催されたWBAスーパー、WBC、IBF、WBO世界バンタム級王座統一戦となるポール・バトラー(34=英国)戦をあらめて振り返った。

現在、WBO世界スーパーバンタム級1位にランクされる井上は今月18日(日本時間19日)、ESPNでフルトン戦合意が伝えられた。スーパーバンタム級の世界トップ選手を紹介され、井上は「誰でもモチベーションは上がります」と前置きした上でフルトンへの挑戦に触れ「第1交渉で進めているのではないですか」と推測を入れつつ、交渉の進行状況を口にした。

無敗の2団体統一王者フルトンとの対戦が実現した想定で「まずは距離感。自分がどう感じるか、ジャブが当たるか当たらないか。身長もリーチも足も長くて、その距離感が入ってどう感じるのか。準備はするが、当日どうなるかです」と口元を引き締めていた。

2月に放送されるWOWOWエキサイトマッチSPの収録に参加し、2団体統一スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン戦について言及した井上尚弥
2月放送のWOWOWエキサイトマッチSPの収録にゲストで参加し、スーパーバンタム級初戦について語った井上尚弥

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ロンドン五輪ボクシング銅の清水聡、東洋太平洋王座剥奪される 世界挑戦準備で防衛戦行わず

清水聡(2022年12月12日撮影)

12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストでプロボクシング東洋太平洋フェザー級王者清水聡(36=大橋)が、東洋太平洋同級王座を剥奪された。31日までに同団体の最新ランキングは発表され、同級王座は空位となった。一昨年5月、森武蔵との東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック同級王座統一戦で勝利し、6度目防衛と王座統一に成功した後、防衛戦をしていなかったことで王座剥奪となった。

清水は昨年12月、ランディ・クリスレオン(フィリピン)との58・0キロ級8回戦で2回終了TKO勝利を収めた。現在、WBCフェザー級13位にランク。23年の目標として「狙いは世界戦しかない」と設定しており、今年は世界挑戦に向けての準備に専念することになる。

OPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックフェザー級王座統一王者に輝いた清水(撮影・中島郁夫)

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谷口将隆に勝ったミニマム級新王者ジェルサエムに指名試合指令、2位コラーゾと2・14交渉期限

メルビン・ジェルサエム(2023年1月6日)

プロボクシングWBO世界ミニマム級王者メルビン・ジェルサエム(28=フィリピン)が同級2位オスカー・コラーゾ(26=米国)との指名試合を義務づけられた。30日(日本時間31日)に公式サイトで対戦指令の書面を公開され、両陣営に対して2月14日までに対戦交渉が成立を目指すよう指令。もし不成立ならば、最低金額8万ドル(約1040万円)からの入札となる。ジェルサムは1月6日、王者谷口将隆(29=ワタナベ)を2回KOで下し、新王者となっていた。

米メディアによると、ジェルサレム陣営は試合のオプション契約を持つ元世界3階級制覇王者亀田興毅氏のプロモート会社が交渉に参加予定。対戦指令の文書は王者ジェルサエム陣営、亀田プロモーション、ワタナベジム深町信治マネジャー宛てとなっている。

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矢吹正道、世界王座奪回後のフライ級転向を明言 チャコン戦TKO快勝から一夜明け決断語る

勝利から一夜明け包帯を巻いた拳が痛々しい矢吹を囲む長女夢月さん(左)と長男克羽くん(矢吹選手提供)

ボクシングのIBF世界ライトフライ級次期挑戦者決定戦にTKO勝ちした前WBC同級王者でIBF同級8位矢吹正道(30=緑)が試合から一夜明けた29日、同級で世界王座奪回後のフライ級転向を明言した。

矢吹は28日に名古屋国際会議場で行われた一戦で同7位ロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)から3度のダウンを奪い、11回2分35秒TKO勝ちした。激闘の代償は両拳。「打ちにいったら向こうが頭を下げてくる」と固い頭部を打ち続けた結果、両拳を痛めた。週明けにも病院で診察を受ける。「かなり腫れてる。折れていたりひびだったら時間がかかる。指は動くので折れていないとは思いますが」。過去にも拳を痛めた経験があり、厳しい事態も想定しつつ「3、4日したら動く。太るんで」と早期の再始動を明言した。

拳の不安はあるが、世界王座奪回への視界は開けた。今後は不透明だが、王者シベナティ・ノンティンガ(24=南アフリカ)への挑戦権を獲得した形。緑ジムの松尾敏郎会長(75)は「(王者は)2月にも防衛戦を予定しているらしい。向こうの動向を見ながら。今度は私が頑張らないといけない」と世界戦実現への意欲を示していた。

矢吹は「この階級でベルトをとりたい」と意欲を示す一方で「その後はすぐにでもフライ級に上げたい」と明かした。今回も、冬場の厳しい環境もあったが、減量に苦しんだという。「本当はこの試合が終わってフライ級に上げるつもりだった。ただ(次期)挑戦者決定戦がついたんで」。世界戦につながる道ができてとどまる決断をした。

ライトフライ級のリミットは48・9キロ、フライ級は50・8キロ。その差の約2キロが「とてつもなく大きい」と矢吹は言う。「ライトフライ級にこだわりはない。ただ、チャンピオンになるために頑張る」。まずは拳の治療を優先し、世界戦実現の朗報を待つ。【実藤健一】

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矢吹正道11回TKO勝ちで世界挑戦権獲得「向こうのトレーナーがうっとうしかった」怒りもパワーに

11回、チャコンをTKOで破った矢吹(撮影・前岡正明)

<ボクシング:IBF世界ライトフライ級次期挑戦者決定戦12回戦>◇28日◇名古屋国際会議場◇観衆1000人

前WBC同級王者でIBF同級8位矢吹正道(30=緑)が、同7位ロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)に両拳を痛めながら11回TKO勝ちした。

今後は不透明だが、王者シベナティ・ノンティンガ(24=南アフリカ)への挑戦権を獲得した形で、世界王者返り咲きに向けて前進した。

矢吹は7回2分30秒過ぎに右の打ち下ろしでダウンを奪う。さらに残り10秒でも連打で2度目のダウンを奪った。8回も開始直後からラッシュをかけて3度目のダウン。最後は11回、一気のラッシュを仕掛けて2分35秒TKO勝ちした。

8回に3度目のダウンを奪い、一気に仕留めるモードに突入したかに思えたがペースダウン。「疲れたんで休もうかなと思った」と話す。両拳を痛めたハプニングもあり、衰えない相手のパンチ力への警戒から慎重な試合運びにシフトした。

「思ったよりタフでパンチも落ちなかった。カウンターパンチャーは分かっていたし、狙っていたので無理にいって倒されたら何もならない。安全にいこうと思った」。12ラウンドを戦う覚悟も決めたが「チャンスやったんで」と最後にスイッチを入れてきっちり仕留めた。「いい形で終われてよかった」と言った。

相手陣営にいら立っていたという。「計量の時から向こうのトレーナーがうっとうしかった。何回も量れと言ってくるし、バンテージにもいちゃもんつけられて面倒くさかった。ハプニング続きで、倒したろうと思ってましたけど」。怒りもKOにつなげた。

今後はIBF王座への挑戦を最優先に進めるが、他にチャンスが生まれれば変更する可能性もある。ただ、過去2回戦ったWBAスーパー、WBC王者寺地拳四朗(BMB)との“決着戦”に関しては「拳四朗は敵なんで。敵に合わせる必要はないというのが自分の考え。そういう時(必然性)がきたら考えます。自分は自分の道を歩む」と言い切る。その道はこの日、間違いなく広がった。【実藤健一】

11回、チャコン(左)に左ボディーを放つ矢吹(撮影・前岡正明)
8回、チャコン(左)に右ストレートを放つ矢吹(撮影・前岡正明)
7回、チャコン(左)から左ボディーでダウンを奪う矢吹(撮影・前岡正明)
11回、チャコン(右)にストレートを放つ矢吹(撮影・前岡正明)
11回、ロナルド・チャコンをTKOで破った矢吹正道(右)。左は力石政法(撮影・前岡正明)

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亀田和毅の2月次戦に小柳ゆきが来場し歌唱「モチベーションもさらに上がりました」興奮隠せず

亀田和毅(22年12月)

ボクシングの元2階級制覇王者で「亀田3兄弟」の三男、WBA世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(31)が所属するTMKジムが28日、和毅の次戦会場に歌手の小柳ゆきが来場し、歌声を披露すると発表した。

和毅は2月25日に大阪市のATCホールでジム移籍初戦、WBA同級13位ルイス・カスティージョ(26=メキシコ)と契約56・0キロの10回戦に臨む。和毅が「ファン」の小柳ゆきが試合会場で歌唱するオファーを快諾したという。

小柳ゆきは「とても光栄に思います。間近で試合を拝見するのは初めてなので少々気が早いようですが、今からエキサイトしています。亀田和毅選手の闘志の炎をさらに熱く燃やせるよう、そして観戦される皆様にもより楽しんでいただけるよう、全力でパフォーマンスさせていただきます」とコメント。

和毅は「急なオファーにもかかわらず、歌唱を受けてくださり感謝しかないです。名曲『あなたのキスを数えましょう』などよく聴いていたので、こんなすごい方が来てくれることが決まり、モチベーションもさらに上がりました」と興奮を隠さなかった。

小柳ゆき(14年11月)

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井上尚弥ドキュメント番組がdTVで配信開始 貴重な舞台裏映像詰め込まれる

27日から配信開始となった井上尚弥のドキュメント番組「Undisputed Champion 井上尚弥が成し遂げた4団体統一」

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)のドキュメンタリー番組「Undisputed Champion 井上尚弥が成し遂げた4団体統一」が、映像配信サービスdTVで27日から配信開始された。井上の密着映像やインタビューなどを収めた映像と第2弾ドキュメントで、井上の幼少期からアマチュア時代、そしてプロデビュー、初の世界戦、世界3階級制覇、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ制覇、元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)との熱戦など、日々の練習から海外合宿まで密着した貴重な舞台裏映像が詰め込まれている。

さらに八重樫東、山中慎介、畑山隆則といった元世界王者らのインタビューや、4団体王座統一戦にたどり着くまでの道のりを追いかけており、見どころ十分のドキュメントになっている。

またdTVでは昨年12月13日、東京・有明アリーナで開催された4団体バンタム級王座統一戦となった井上尚弥-ポール・バトラー(英国)戦も見逃し配信している。

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【ボクシング】井上尚弥、今春のスーパーバンタム級初戦へ海外からスパーリング相手5人招へいへ

ボクシング興行フェニックスバトル大会で優勝賞金1000万円のバンタム級モンスタートーナメント開催を発表した大橋ジムの大橋秀行会長

プロボクシング前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が今春予定のスーパーバンタム級初戦に備え、海外から計5人のスパーリング相手を呼ぶ。27日、横浜市内で行われた会見後、所属ジムの大橋秀行会長(57)が明かした。

2月には、世界最速の3階級制覇を成し遂げた元3団体統一ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)のパートナーを務めたジャフェスリー・ラミド(米国)を19年9月に続き、約2年5カ月ぶりに招聘(しょうへい)。その後、3月には無敗のメキシコ人練習パートナー2人が来日する見通し。さらに大橋会長は「4月も2人ほど呼びたい」と海外勢から練習パートナーが合流すると明かした。

米スポーツ局ESPNでは、井上が5月開催を目標に日本でWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦することで合意したと報じられた。

スーパーバンタム級での最終目標は世界初となる2階級での4団体統一。2団体統一王者フルトンとの無敗対決が実現すれば、一気に2本の世界ベルトが獲得できるチャンスとなるが、大橋会長は対戦相手も含め、交渉状況などについて言及しなかった。

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【ボクシング】優勝賞金1000万円、井上尚弥4団体統一記念のバンタム級トーナメント開催

ボクシング興行フェニックスバトル大会で優勝賞金1000万円のバンタム級モンスタートーナメント開催を発表した大橋ジムの大橋秀行会長

大橋ボクシングジム興行フェニックスバトルで「井上尚弥4団体統一記念杯」となる優勝賞金1000万円のバンタム級モンスタートーナメントが開催されると27日、発表された。

8選手がエントリー。DANGANとの共催で5月20日に東京・墨田区総合体育館で1回戦を行う。8月30日に準決勝、12月26日に決勝(ともに東京・後楽園ホール)を開催し、優勝者を決める。

出場条件はA級(8回戦以上)ボクサーで、世界ランカー、日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィックの各王者やランカーらを幅広く募集し、3月下旬をメドに出場選手を決定する予定。「モンスター」と銘打つだけにファイトマネーも破格。優勝賞金とは別に決勝は、王者が500万円、世界ランカーが400万円、日本、東洋太平洋ランカーは300万円、ランキング外でも200万円が約束されている。

フェニックスバトル興行を運営する大橋ジムの大橋秀行会長(57)は同日、横浜市内で会見。約2年前から計画していた年間を通じたトーナメントの実現を喜び「もし日本王者が参戦した場合、このトーナメントの中で防衛戦を組んで大丈夫な形を取ります。大橋ジム勢は出場しません。他のジムの活性化につながればと思っています」と意図を説明した。

なお試合はひかりTV、dTVでライブ配信される見通し。

また大橋会長によれば、前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)がモンスタートーナメント開催について「喜んでいました」と歓迎していると明かした。日程とタイミングが合う場合には、優勝者へのプレゼンターを務める可能性もあるという。

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前WBC王者・矢吹正道が前日計量クリア、王座返り咲きへチャコン戦「何がなんでも勝つ」

IBF世界次期挑戦者決定戦に向けて計量をクリアした矢吹(右)と対戦相手チャコン(緑ジム提供)

ボクシングのIBF世界ライトフライ級次期挑戦者決定戦12回戦の前日計量が27日、名古屋市内の緑ジムで行われた。

前WBC世界ライトフライ級王者でIBF同級8位矢吹正道(30=緑)、対戦相手の同級7位ロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)ともリミット48・9キロでクリアした。

勝者がIBF同級王者シベナティ・ノンティンガ(24=南アフリカ)への挑戦権を得られる試合は、28日に名古屋国際会議場で行われる。

矢吹は王座陥落後、昨年9月10日に約6カ月ぶりとなる再起戦で24戦無敗(22KO)だったタノンサック・シムシー(タイ)と対戦。3度のダウンを奪って7回1分19秒TKO勝ちした。試合後に外腹斜筋損傷で全治4週間の負傷が判明も、順調に回復。世界王座返り咲きに向けた重要な一戦に臨む。

試合が決まった際に矢吹は「この試合に勝てば世界王者への具体的な道ができる。まず次の試合に勝たないことには何も生まれない。すべてをかけるつもりで、全力でいきます。何がなんでも勝ちます」と強く決意表明していた。

弟のWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者力石政法(28=緑)も年内の世界挑戦が計画されており、悲願の兄弟世界王者に向けて負けられない戦いとなる。

IBF次期世界挑戦者決定戦に向け計量をクリアした矢吹(緑ジム提供)

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東洋太平洋フライ級王者桑原拓3月14日ノンタイトル戦 フェニックスバトル98大会カード発表

桑原拓

プロボクシング東洋太平洋フライ級王者桑原拓(27=大橋)が3月14日、東京・後楽園ホールで開催されるフェニックスバトル98大会で、王座獲得後初試合に臨む。26日に所属ジムから同大会の主要カードが発表され、桑原はメキシコ同級王者ホセ・リバス(メキシコ)と同級8回戦で拳を交える。桑原にとって昨年10月、東洋太平洋同級王者ジーメル・マグラモ(フィリピン)に判定勝ちして以来、約5カ月ぶりのリングとなる。

セミファイナルでは、日本スーパーフライ級ユース王座決定8回戦が組まれ、アマ8冠ボクサー中垣龍汰朗(23=大橋)がアマ33戦の経験を持つ山口仁也(23=三迫)と対戦することが決定した。昨年9月に吉田京太郎(ワタナベ)を下して以来の試合となる。同級ユース王座決定戦出場は21年7月に花田歩夢(神拳阪神)と引き分けて以来、2度目の挑戦となる。

また昨年7月にプロデビューしたアマ戦績豊富な田中湧也(23=大橋)のプロ2戦目、22年全日本ミニマム級新人王の石井武志(23=大橋)の23年初戦も計画されている。

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元WBOフライ級王者木村翔は2戦連続ドロー WBAインターナショナル王座挑むも奪取ならず

木村翔(2022年5月撮影)

<プロボクシング:WBAインターナショナル・フライ級王座決定10回戦>◇25日◇タイ・バンコク

元WBO世界フライ級王者木村翔(34=花形)が国内未公認王座の決定戦に臨んだものの、2戦連続のドローとなった。WBAインターナショナル同級王座を懸け、前王者で東洋太平洋同級8位のウラン・トロハツ(29=中国)と拳を交え、0-1(93-97、95-95、95-95)で引き分けた。昨年5月、堀川龍(三迫)との同級8回戦で引き分けて以来のリングだったが、またもドローとなった。

トロハツは19年大みそかに当時のWBO世界フライ級王者田中恒成(畑中)にも挑戦した経験がある強敵。木村は手数多く積極的に攻めたものの、相手の右を被弾するなど競り合う展開となっていた。現在、世界ランキングから外れている木村にとっては世界再挑戦を見据えた大事な23年初戦だった。

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「悪童」ネリがホバニシアンとWBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦「世界最高をもう1度証明」

ルイス・ネリ(2018年3月1日撮影)

プロボクシング元世界2階級制覇王者で、現WBC世界スーパーバンタム級1位のルイス・ネリ(28=メキシコ)が2月18日、米カリフォルニア州ポモナのFOXシアターで同級2位アザト・ホバニシアン(34=アルメニア)とWBC世界同級挑戦者決定戦に臨むと25日(日本時間26日)、発表された。ネリは元WBC世界バンタム級王者山中慎介(帝拳)と2度対決し、ドーピング検査の陽性反応や体重超過するなど「悪童」と呼ばれている。

興行主を通じ、ネリは「私は次の挑戦の準備ができている。私が世界最高のスーパーバンタム級ボクサーであることをもう1度証明する。この試合に勝てば、(WBC、WBO王者)スティーブン・フルトン、(米国)または(WBA、IBF王者)ムロジョン・アフマダリエフに挑戦する準備ができる。彼らはもはや私を避けることができない。2月18日にお会いしよう。ルイス・ネリはここにいる」と意気込みを示した。

一方のホバシニアンは昨年9月、米ロサンゼルス合宿した際、前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)とスパーリングした間柄。現在、WBA同級1位、WBO4位にもランキングされている。「ルイスを尊敬している。元世界王者で才能あるファイター。勝つためにできる限りのことをしなければならない」と気を引き締めた。

井上も今月13日、同級への転向を発表したばかり。米スポーツ局ESPNでは、5月の日本開催を目標にWBC、WBO王者フルトンへの挑戦に向けて合意に達したと報じられている。井上の参戦とともに世界スーパーバンタム級戦線が活発化してきた。

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村田諒太、帝拳ジム浜田剛史代表がスポーツ学会大賞 ジム初代世界王者大場政夫さん命日に授賞式

第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、トロフィーを手に笑顔の村田(右)と帝拳ジムの浜田代表(撮影・鈴木みどり)

スポーツ界の発展に貢献した個人・団体を表彰する「第13回日本スポーツ学会大賞」授賞式が25日、都内で行われ、受賞者となるボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(37=帝拳)、受賞団体となる帝拳ジムの代表で元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏(62)が出席した。同ジムの初代世界王者となる元WBA世界フライ級王者大場政夫さんの50回目の命日という1月25日にボクシング界から初めての受賞となった。

村田は「普通の賞という華やかなものは、それでそれでうれしいけれど、(スポーツ学会大賞は)また違った喜びがある」と感慨深げ。浜田代表は「こんなに素晴らしい賞をいただき、本当にうれしく思います。この壇上に立つと、また来年ももらいたいなという風に思い続けてきます。選手育てるのは時間かかりますが、この壇上に立つために次から次と王者を育てていきたいと思います」と喜びを表現した。

22年は白井義男氏が日本人初の世界王者になった70年の節目で、プロボクシング統括組織の日本ボクシングコミッション(JBC)も70周年を迎えた。帝拳ジムは現存する日本で最も古いボクシングジムで、12人の世界王者をはじめ数々の名選手を育成・輩出するとともにボクシング興行「ダイナミックグローブ」を60年以上続けてきた。

また本田明彦会長は88年、90年と当時の世界ヘビー級王者マイク・タイソン(米国)の防衛戦を、米国以外で初となる日本での開催を2度も実現させるなど、海外での日本の評価・信頼を高めることに寄与したことも評価された。

同ジム所属の村田は12年ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級の金メダリストになり、プロでも17年にWBA世界ミドル級王座を獲得。日本で初めて五輪の金メダルとプロの世界タイトルを手にする偉業を成し遂げた。また、対戦相手に対する敬意に満ちた対応は、フェアプレー精神の象徴として、ボクシングというスポーツの価値を高めたことも評価の対象となった。

◆日本スポーツ学会 1998年(平10)1月、競技団体の垣根を越えて市民レベルでスポーツを文化として考えようと設立。会員は競技団体、元選手、大学教授、企業、メディアの関係者ら幅広く、300人以上。年に数回、ゲストを招いて「スポーツを語り合う会」を実施。10年に「日本スポーツ学会大賞」を創設し、スポーツの発展に貢献した人物を毎年表彰(20年のみ実施せず)している。

第13回日本スポーツ学会大賞受賞記念講演後、囲み取材に応じる村田(撮影・鈴木みどり)
第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、講演で話す村田(撮影・鈴木みどり)
第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、講演で話す村田(撮影・鈴木みどり)

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村田諒太、揺れる去就「自分から求めていくことはない」現時点の率直な心境を吐露

第13回日本スポーツ学会大賞受賞記念講演後、囲み取材に応じる村田(撮影・鈴木みどり)

スポーツ界の発展に貢献した個人・団体を表彰する「第13回日本スポーツ学会大賞」授賞式が25日、都内で行われ、受賞者となるボクシング前WBA世界ミドル級スーパー王者村田諒太(37=帝拳)、受賞団体となる帝拳ジムの代表で元WBC世界スーパーライト級王者浜田剛史氏(62)が出席した。ボクシング界からの受賞は初めて。

昨年4月、ミドル級最強と言われるゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)とのWBAスーパー、IBF世界同級王座統一戦に敗れてから9カ月が経過した村田。これまでロードワークやフィットネスジムなどで体は動かしているという状況で「ブランクもあるし、腹もたるんできた」とジョーク交じりにコンディションを口にした上でこう言った。

「現実的にこれから続けることは考えられない。これから先に『もう1度』とか。もっと強くなるというのはあるが、名声やお金以外に得られるものない。3回目の世界王者になればお金もついてくるが、そのメンタリティーでやって、そんないいものが作れるのかというとそうでもない。これ以上、求めることはできない」。

現時点の率直な心境を吐露した。

ただし引退決断に至ったわけではく「逆に言うと応えることはできる。必要としてくれるのであれば応えることはできる。ただ自分から求めていくことはない。ただ結論は自分だけでは出せない。求められれば、そこで働くだけで、レスポンスするだけ。求められたらうれしいですし」と自らの去就について揺れていることを口にした。

第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、トロフィーを手に笑顔の村田(右)と帝拳ジムの浜田代表(撮影・鈴木みどり)
第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、講演で話す村田(撮影・鈴木みどり)
第13回日本スポーツ学会大賞を受賞し、講演で話す村田(撮影・鈴木みどり)

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井上尚弥5年連続2冠!MVP6度目&ドネア戦で年間最高試合5度目/日刊バトル大賞

【イラスト】日刊バトル大賞・ボクシング年間優秀選手と年間最高試合

<日刊バトル大賞:ボクシング部門>

読者が選ぶ第27回日刊バトル大賞(対象は22年1月1日~12月31日)の集計結果がまとまり、22年ボクシング部門は、前4団体統一バンタム級王者井上尚弥(29=大橋)が5年連続6度目の最優秀選手に輝いた。

ニッカンスポーツコムで実施した投票(1月14~20日)では、80%近くの票を獲得する高い支持を得た。年間最高試合(6月7日、ノニト・ドネア戦)も5年連続5度目の受賞で、5年連続の2冠も獲得した。

     ◇     ◇     ◇

実に78・6パーセントという高い支持を得て、井上は5年連続の最優秀選手に選ばれた。同じく5年連続で選出された年間最高試合も1、2位を独占した。22年の日本ボクシング界は井上が成し遂げた史上9人目、日本初、アジア初、バンタム級初となる4団体統一で盛り上がったと言っていい。しかし井上本人は余韻に浸ることなく、新たな挑戦に向けて進んでいる。

昨年12月13日、ポール・バトラー(英国)を11回KO撃破した後、同27日にはジムワークを再開した。今年1月13日には、すべての王座返上とスーパーバンタム級への転向を表明。早速、WBO同級1位にランキングされた。井上は「自分の強さを追い求めていきたいという気持ちがあるから、階級を上げて挑戦したい」と、まず国内2人目の世界4階級制覇を目標に掲げた。4月10日には30歳を迎える。1階級上には体格的にも大きい強豪が多いものの「肉体的にも反応もまだまだ上がっている。もっと強い井上尚弥を見せていけると思う」と見据える。

米スポーツ局ESPNには、5月開催を目標に日本でWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)と対戦することで合意と報じられた。スーパーバンタム級での最終目標は世界初となる2階級での4団体統一。2団体統一王者フルトンとの無敗対決が実現すれば、一気に2本の世界ベルトが獲得できるチャンスだ。今春の世界戦を想定しながら、井上はフルトン戦決定の朗報を待っている。【藤中栄二】

22年6月、ドネアにTKO勝ちし叫ぶ井上尚弥
22年6月、ドネア(右)を倒す井上尚弥
【イラスト】日刊バトル大賞・過去のボクシング部門MVP

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メイウェザーが2・25に英国で英格闘家アーロン・チャーマーズと対戦発表「結果は同じ」

フロイド・メイウェザー(2022年9月25日)

プロボクシング元世界5階級制覇王者で50戦無敗のまま現役引退したフロイド・メイウェザー(45=米国)が2月25日、英ロンドンのO2アリーナで総合格闘家アーロン・チャーマーズ(35=英国)とエキシビション戦に臨むと23日(日本時間24日)、自らのSNSなどで発表した。昨年11月、UAEドバイでユーチューバーのデジと対戦して以来のリングとなる。

チャーマーズはリアリティー番組「ジョーディ・ショア」に出演して人気を博しており、18年からは米格闘技団体ベラトールにも参戦。20年2月に現役引退している。試合はボクシングに準じたルールで行われる見通し。メイウェザーはSNSを通じ「顔が違っても、名前が違っても結果は同じ」などと自信のコメントをつづった。

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100キロ超ボクサー複数人プロテスト受験へ「100キロ超2人、90キロ台2人」小林会長歓迎

笑顔を見せるセレス小林会長(2019年11月27日撮影)

2月10日に都内で開催されるプロボクシングの重量級を対象としたプロテストに100キロ超のボクサー複数人が受験する方向となった。

ジム会長らで構成される東日本ボクシング協会の理事会が24日に都内で行われ、受験するボクサーたちが報告された。来年5月19日の「ボクシングの日」に重量級の4階級トーナメント(スーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級、ヘビー級)で4回戦のトーナメントを組む予定。優勝者には「協会認定王者」とする見通し。

セレス小林会長は「100キロを超える選手が2人、90キロ台の2人いるとのこと。その他にも90キロ台でプロテストを受ける可能がある選手がいる」と歓迎していた。

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