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ボクシングニュース

元4階級制覇王者が死去 08年ボクシング殿堂入り

パーネル・ウィテカーさん(AP)

プロボクシング元4階級制覇王者パーネル・ウィテカーさん(米国)が14日夜、交通事故で亡くなったことが分かった。米メディアが報じたもので、バージニアビーチの交差点で自動車にはねられ、死亡したという。55歳だった。

ウィテカーさんはアマチュア時代の84年にロサンゼルス五輪で金メダルを獲得。84年にプロデビューし、89年2月にIBF世界ライト級王座を獲得。プロ18戦目で世界王者となった。その後、ライト級でWBA、WBC、IBFの3団体統一王者に就くと、階級を上げてスーパーライト級、ウエルター級、スーパーウエルター級の4階級でも世界王座を獲得していた。

97年には元6階級制覇王者オスカー・デラホーヤ(米国)、99年にはフェリックス・トリニダード(プエルトリコ)とも対戦して敗退。01年4月の再起戦を最後に現役を引退した。また08年には世界ボクシング殿堂の選手部門で殿堂入りしていた。

WBCのマウリシオ・スライマン会長は自らのツイッターで「ウィテカーさんが亡くなったという悲報を受け取りました。過去数十年でもっとも素晴らしいボクサーの1人であり、WBCの素晴らしい友人だった。深く悲しんでいます」とコメントした。

パーネル・ウィテカーさん(AP)(右)

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亀田和毅、敗戦も再起へ「どんな相手でも逃げない」

亀田和毅(2018年5月4日撮影)

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州カーソン

暫定王者亀田和毅(28=協栄)がプロ33戦無敗の正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に0-3の判定で敗れた。アマ時代に唯一敗れた因縁の相手に12年ぶりのリベンジはならなかったが、世界王者返り咲きへ前を向いた。

   ◇   ◇   ◇

追っても追っても逃げていく。亀田の拳はバルガスになかなか届かなかった。序盤から足を使って攻め込み、右フックやストレートをヒットさせるが、回を追うごとにリーチの長いバルガスに巧みに距離を取られた。最終12回には焦りからかブレーク中にパンチを打ち込み、痛恨の減点。決定打がないまま判定で敗れた。

手も足も出なかった12年前とは違い、手応えは残った。

試合直後のリングでは「バルガスをリスペクトしているが、今夜は自分が勝ったと思う。学び、練習して再び世界王者になる」とスペイン語で宣言した。

この一戦を踏み台に、2階級上のスーパーフェザー級まで制覇する夢も思い描いていたが、先行きは不透明となった。ただ、辞めるつもりはない。「ボクシング人生は1回。お兄ちゃんたちは世界王者になったし尊敬しているけど『強い選手と戦いたかった』とずっと言ってる。だから自分はどんな相手でも逃げない。もうやりたくない。そこまで追い込みたい」。悔いを残す2人の兄と同じ轍(てつ)は踏まない。強い心で、再起の道を探っていく。

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王者バルガス「私の方が」知的に亀田和毅を返り討ち

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日◇米カリフォルニア州カーソン

暫定王者亀田和毅(28=協栄)を下し、WBC王座統一に成功した正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)は頭脳的な勝利ができたことを強調した。

「パンチを数多く出し、すごく知的な戦いをすることが作戦だった」と満足げ。序盤から距離を詰める亀田に的確な左ジャブを打ち込んでペースをつかみ、チャンスには5連打も繰り出してアウトボクシングに徹した。

アマチュア時代に続き、プロのリングでも返り討ちにしたバルガスは「カメダは日本のファンもたくさん連れてきたが、私の方が非常にインテリジェンスな戦いをした」と自信に満ちた表情を浮かべた。

試合後にはリングサイドで観戦していた2団体統一(WBA、IBF)王者ダニエル・ローマン(米国)に向けて「ダニー、オレは準備ができている。3つのタイトルが欲しいんだ」と団体統一戦を呼びかけていた。

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亀田和毅が全勝の正規王者に判定負け/世界戦詳細

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦>◇13日(日本時間14日)◇米カリフォルニア州カーソン

WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27=協栄)が同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に0-3の判定で敗れ、王座統一に失敗した。亀田はリーチ長く、手数多いバルガスに対抗して、積極的に前に出続けたが有効打は奪えなかった

◆WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦

バルガス判定亀田和毅

【12回】 バルガスが距離をとって手数をだす。亀田はクリンチの離れ際にパンチを放ち、バルガスの顔面に当たる。減点1。場内から激しいブーイング。亀田はめげずに、バルガスをコーナーに追い込むなど、がむしゃらにパンチを放つ。父史郎氏の「追いかけろ」の指示通り、最後まで前に出て、パンチを放つが、有効打は奪えない。結局0-3の判定で敗れた。

【11回】 セコンドから史郎氏の大声のゲキがとぶ。だが、展開は変わらず。リーチのあるバルガスとの距離はなかなか縮まらない。近づくとクリンチ。もどかしい展開が続く。もっともバルガスの有効打も少ないだけに、亀田も大きなダメージはない。この回も最後まで積極的に前に出た。

【10回】 距離をとるバルガスに対して、亀田は懸命に距離を縮めようと前にでる。だが、バルガスのガードは堅く、近づいてもうまくクリンチでかわされる。

【9回】 開始から打ち合い。亀田は「来い」とアピール。ノーガードで挑発する場面も。バルガスは手数多い。亀田は離れ際などに単発にパンチを決めた。

【8回】 亀田は前に出て、パンチ放つが、バルガスにはクリンチなどでうまくかわされる。1分半すぎに亀田は連打で攻めたてる。バルガスは距離を取って手数を出して対抗。

【7回】 バルガスは手数多い。亀田は前に出続けるが、なかなかパンチが決まらない。バルガスも有効打は少ない。

【6回】 亀田は積極的に前に出る。何度かロープ、コーナーに追い込むが、有効打は少なく、バルガスに決定的なダメージは与えられない。

【5回】 手数多いバルガス。1分半すぎには右ストレートを顔面に決めた。カウンター狙いの亀田は慎重。セコンドの父史郎氏から「前にいけ」とのゲキが飛ぶ。

【4回】 亀田がコーナーにバルガスを追い込んで右ストレート、左フック。1分半には左フック決める。手数はバルガスも亀田は終始プレッシャーをかけ続けた。

【3回】 バルガスの右ストレートが決まる。亀田も踏み込んで右ストレート。手数はバルガスが上回る。

【2回】 亀田はプレッシャーをかけて前に出る。互いにパンチ放つもガードの上。1分半すぎに亀田がスリップダウン。相手のバッティングを訴える。終了間際に亀田が飛び跳ねるようにパンチ放つもかわされた。

【1回】 お互い距離をはかりながらジャブを放つ。亀田はリーチの長いバルガスにプレッシャーをかけるように前に出た。互いに有効打はなかった。 

◆試合前 亀田和毅は父史郎氏らとともに入場。緊張しながらも気合いみなぎった表情。会場から日本から来た応援団から和毅コールも。

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅。レイ・バルガスとのフェースオフではベロを出して挑発(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦前日計量のフェイスオフで関係者から引き離されるレイ・バルガス(左)と亀田和毅(協栄ジム提供)

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亀田和毅、3兄弟30戦目の世界戦で王座統一に失敗

13日の王座統一戦に向け、米ロサンゼルス郊外で記者会見に臨んだ亀田和毅。レイ・バルガスとのフェースオフではベロを出して挑発(協栄ジム提供)

<プロボクシング:WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦> ◇13日◇米カリフォルニア州カーソン

WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田和毅(28=協栄)がプロ33戦無敗の正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)に判定で敗れた。アマ時代に唯一敗れた因縁の相手に12年越しのリベンジはならなかった。

リーチで大きく上回り、手数の多いバルガスに苦しんだ。最後まで懸命に前に出続けたが、有効打は少なく、決定打は奪えなかった。

「ほんまに最高の相手」。12年間ずっと待ち望んでいた再戦だった。バルガスとはメキシコ修行中だった07年にアマチュアトーナメント大会の決勝で対戦。場所はメキシコシティの格闘技の聖地アレナ・メヒコ。ブーイングを浴びるアウェーの中、判定で敗れた。177センチの長身でリーチも上回る相手に「何も出来なかった」。この時の悔しさが、その後メキシコではい上がる燃料となった。

33戦無敗のバルガスは、亀田にとって過去最強の相手。勝てばスターへの道が開け、負ければ後がない。覚悟を胸にこの一戦に備えてきた。3月からはゴルフ松山英樹、ボクシング長谷川穂積ら数々のトップアスリートを指導してきた秀島正芳トレーナー(37)にフィジカルコーチを依頼。弱かった腸腰筋を鍛えることでパンチの力強さはアップ。また、胸椎のしなりを高めることで拳1つ分ほど、リーチを伸ばせるようになった。また筋量はトレーニング前より1・2キロ増加。「相手からすれば前にサンドバッグがある感じだと思う。打ってもびくてもせんから」。強靱(きょうじん)な肉体とともに「これだけやったから負けない」と揺るがぬ自信も身につけた。12回で「どこかでつかまえられるはず」と攻めたが、力及ばなかった。

メキシコでの苦労。「亀田家」の呪縛で試合がしたくてもできない時期。すべてを糧に28歳でやっとビッグマッチにたどり着いたが、不利の下馬評を覆せなかった。この一戦をステップに2階級上のスーパーフェザー級まで制覇する夢も思い描いていたが、先は不透明となった。

ただ、ボクサーとして決めていることがある。「練習したくない。もうやりたくない。そこまで追い込みたい。そこまでかけている」。兄2人は世界王者にはなったものの、引退後「強い相手とやりたかった」と後悔を漏らした。だからこそ、すべて出しきってボクシング人生を終わらせると自らに課す。「自分はトップにいける力があると思っている」。信じて、再起の道を探る。

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張本勲氏、王者村田諒太「精神力もすごい」あっぱれ

張本勲氏(2017年1月14日撮影)

張本勲氏が14日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演し、9カ月ぶりにWBA世界ミドル級王座に返り咲いた村田諒太(33=帝拳)に「天晴れ!」を出した。

張本は「負けたら辞めるという気持ちで臨んでいるからね。だいたい村田はロープに追い詰めて右ストレートで勝ってきているからね。初回から飛び出しているから。精神力もすごいですしね。次回は強い相手とやりたいから」と話した。

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村田諒太が次戦相手に超一流熱望、アルバレスら照準

一夜明けて会見し、ポーズをとる村田(右)と拳四朗

9カ月ぶりにボクシングWBA世界ミドル級王座に返り咲いた村田諒太(33=帝拳)がビッグネームとの対戦を希望した。

12日にエディオンアリーナ大阪でロブ・ブラント(28=米国)を2回TKOで撃破。リベンジ達成から一夜明けた13日、大阪府内のホテルで会見。年内にも予定される次戦に向け「高いモチベーションを保てる試合」と、ビッグマッチを望んでいることを明かした。

   ◇   ◇   ◇

ブラントへのリベンジと2度目の王座戴冠を果たした村田には、次へのイメージがあった。常に胸に秘めているビッグマッチを意識し「モチベーションを高く保てる試合が必要だと思うので、それを望みたい」と率直な言葉を並べた。

以前から村田の意向を知る米プロモート大手トップランク社のボブ・アラム氏は試合後、WBAスーパー、WBCフランチャイズ、IBF世界ミドル級王者アルバレス(メキシコ)の名を挙げ「いつか試合をさせたい」とマッチメークへの強い意欲を示した。当初、村田の再起戦相手は元3団体統一王者ゴロフキン(カザフスタン)が候補だった。相手都合による交渉断念後、6階級制覇王者パッキャオ(フィリピン)撃破で知られる元WBO世界ウエルター級王者で現WBAミドル級3位ホーン(オーストラリア)が候補になっていた。

試合後、帝拳ジムの本田会長は次戦について「ただの防衛戦はない。ミドル級に超一流が何人かいる。村田はやりたくてしようがない。この試合の評価次第。(超一流に)選んでもらえれば」と期待を寄せた。村田も、トップランク社と帝拳ジムのマッチメークに全幅の信頼を寄せ「プロ入りした時からすべて(帝拳ジムに)マッチメークはお任せしている。決めていただいた試合をやる気持ち」と朗報を待つ姿勢だ。

次戦は年内にも予定される。村田は「今までの17戦で一番良いパフォーマンス。気持ちの面でも、自分のプロキャリアで一番良い試合だった」と充実の時期を迎えていることを強調した。今やミドル級の中心にいるアルバレス、そして、そのライバルとなるゴロフキン。高額報酬を稼ぐ中量級ビッグネームとの対戦を見据えながら、まずは家族とのつかの間のオフを満喫することになる。【藤中栄二】

笑顔で会見した村田

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亀田和毅支える「シルセ飯」専門家と契約し食事改善

自宅キッチンで食事を作る亀田和毅(左)と妻シルセさん(シルセさん提供)

愛情たっぷり「シルセ飯」に報いる勝利を-。WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(28=協栄)が13日(日本時間14日)、米カーソンで同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)との統一戦に臨む。07年に敗れた因縁の相手にリベンジするため、今回は栄養士のアドバイスを受け、食事改善に着手。すべて手作りするメキシコ人の妻シルセさん(31)が、その秘密を明かした。【取材・構成=高場泉穂】

   ◇   ◇   ◇

300グラムアンダーの55・0キロで計量をクリアした亀田が口にしたのは、食べ慣れた愛妻シルセさんの料理だった。オーガニック食材で作ったスムージーやディップに生セロリ。体に優しいメニューで、リカバリーに務めた。「今回は完璧なコンディションに仕上がりました。最高の状態です」。確かな自信を胸に宿敵バルガスとの大一番を迎える。

この一戦に向け、体力強化とともに取り入れたのが自然な食材を摂取する食事法だった。米ロサンゼルス在住の専門家、小田島勢子さんと専属契約。シルセさんが毎食の写真を送り、その都度アドバイスをもらってきた。炭水化物は朝と昼兼用の1日1回。夜は野菜中心。「和毅の体を見たら何が必要か分かります」とシルセさん。日々の練習に合わせ食事メニューを組み立て、和、洋、時にメキシコ料理も組み合わせた見た目も美しい料理で、夫和毅の体を支えてきた。

「シルセ飯」のモットーはシンプルで、美しいこと。焼く場合は、素材を生かして味は塩のみ。よく食べるサラダはカロリーの高い市販のドレッシングは使わず、自家製だ。「一番作るのは“レモン、オリーブ、塩”。また“いちご、はちみつ、マスタード、バルサミコ”など野菜の内容に合わせて、毎回違うものを作ります」。少ない量で満足感を得られるよう見た目も重視。一つの皿にさまざまな色のが入るよう心がけているという。

妻の努力に亀田は「僕のことを24時間考えて、勉強してくれている」と感謝。以前はコンビニ食も食べていたが、食事を変えたことで「疲れた時に違いがわかる」。半年間厳しいトレーニングをこなせたのも、健康的な食事で、二人三脚で作り上げた元気な体があるから。「僕ができるのはリングの上で結果を出すこと」。愛する妻に最高の結果で恩返しする。

前日計量後、セロリ、オーガニック食材で作ったディップなどヘルシーな食事をとる亀田和毅(亀田シルセさん提供)
滞在先ホテルのキッチンを借りて料理するシルセさん(左)と専属の栄養スペシャリスト小田島勢子さん
ある日の夕食。手前はケールと紫キャベツのサラダ。味付けはレモン、オリーブオイルのみ(亀田シルセさん提供)

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亀田和毅「集大成」計量で16秒にらみ合い緊迫状態

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦前日計量のフェイスオフで関係者から引き離されるレイ・バルガス(左)と亀田和毅(協栄ジム提供)

WBC世界スーパーバンタム級王座統一戦の前日計量が12日、米カリフォルニア州ロサンゼルス郊外のホテルで行われ、暫定王者亀田和毅(28=協栄)、同級正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)ともに300グラムアンダーの55・0キロで一発クリアした。

フェースオフは16秒にもおよび、関係者が引き離しにかかるほどの緊迫状態となったが、この日は亀田の28歳の誕生日だけあり、祝福ムードにも包まれた。メキシコの伝統民謡楽団「マリアッチ」がサプライズで会場に訪れ、誕生日ソングを演奏。駆けつけた多くのファンからも和毅コールで祝福された。さらにWBCマウリシオ会長からは、名前とWBCのロゴが入った誕生日プレゼントを直々に贈られた。

亀田は「今回は完璧のコンディションに仕上がりました。最高の状態です。一番やりたかった相手と最高の舞台で試合ができることに関係者の皆様に感謝しています。明日の試合は自分の集大成の試合。最高の試合をして必ず勝ちます。日本の皆様、応援よろしくお願いします」と自信を口にした。

WBCスーパーバンタム級王座統一戦前日計量後、WBCのマウリシオ会長(右)から誕生日プレゼントをもらい、喜ぶ亀田和毅(協栄ジム提供)

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村田諒太、次戦は団体統一戦か大物との夢対決希望

WBA世界ミドル級王座を奪回した村田は一夜明けて笑顔で会見

約9カ月ぶりにWBA世界ミドル級王座を奪回した村田諒太(33=帝拳)が家族サービス優先を強調した。12日、エディオンアリーナ大阪で再戦したロブ・ブラント(28=米国)を2回TKOで撃破。一夜明けた13日、大阪市内のホテルで会見し「長くても7月いっぱいは休みたい。そげた体に肉がついたら気持ち悪くなって徐々に(トレーニングを)やると思います」とオフを満喫する考えを口にした。

試合後、初招待した長男晴道君(8)と再会した際、抱きつかれ「パパ、格好良かった」とほめてもらったという。さらに愛息から「明日、野球できるの? オレさあ、パパが座ってくれればコントロールがいい」と捕手役を頼まれたことを明かした。

村田は「捕手みたいに座れと。さすがに試合2日後に中腰はつらいなあと。でもやろうね、と約束しました」と親子キャッチボールでつかの間のオフを過ごすつもりだ。またブラント戦に向けた調整期間中、スパーリングでの集中力を高めるためにカフェインの摂取を控えていたことを明かし「家族の時間とコーヒーが今、渇望していること」と笑わせた。

また王座奪回した村田は次戦の相手について言及。「今回、すごくモチベーション高くできたのはやはり負けたというのはあるし。モチベーションが保てる試合というのがありますし、それを望みたいです」。他団体王者との統一戦、ビッグネームとのドリームマッチの実現を希望していた。

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拳四朗に「あげちん伝説」同日の日本選手の勝率9割

WBA世界ミドル級王者に返り咲いた村田(右)と6度目の防衛に成功したWBC世界ライトフライ級王者拳四朗が一夜明けて会見

WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(27=BMB)が6度目の防衛から一夜明けた13日、大阪市内で会見した。ダブル世界戦で4回TKO勝利を飾ったが、ロンドン五輪金メダリスト村田諒太は衝撃の2回TKO勝ちでWBAミドル級王座に返り咲いた。自身の7度の世界戦と同一興行の世界戦で、日本選手は10戦9勝8KO。しかも自分がKO勝ちなら、より早い回のKO劇が起こる。その“あげちん”は本物だ-。

◇   ◇

不思議だが、拳四朗は自分のパワーを痛感している。「ほんまにすごいでしょ?」。所属のBMBジムが興行を打たないため、過去7度の世界戦は全部、帝拳ジムなどの興行でダブルやトリプル世界戦として行われ、奇妙な“あげちん伝説”が生まれた。

その1 17年12月 V2戦でペドロサを4回TKO、WBOスーパーフライ級王者井上尚弥が3回TKOで防衛。

その2 18年5月 V3戦でロペスを2回KO、井上が1回TKOでWBAバンタム級王座を奪取。

その3 18年10月 V4戦でメリンドを7回TKO、WBAバンタム級王者井上が1回KO。

そして前夜はV6戦で4回KOしたら、村田が2回KOでWBAミドル級王座を奪取した。

拳四朗は「僕が早い回で勝っても(他の日本選手が)絶対もっと早い回で倒すんですよ」とこぼし、父の寺地永会長も「拳四朗は“呼び水”になるんです」と笑う。世界戦の4KO勝利が全部、村田、井上らビッグネームの劇的勝利と重なった。どうしても、インパクトが薄まる-。

拳四朗はこの日、元WBAライトフライ級王者具志堅用高氏の日本記録「13連続防衛」更新にあらためて意欲を見せた。「遠い道のりですが、それだけ大きな目標の方が頑張れる。達成してスターになりたい」。順調でも達成は30歳過ぎ。寺地会長は「いかに節制できるか。具体的には“食”です」とハッパをかけた。V7戦もダブルかトリプル世界戦興行が濃厚。誰よりも早い回の衝撃KO勝利を-。拳四朗のひそかな願いだ。【加藤裕一】

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減量後腹にキツい牛肉!拳四朗は鉄の胃袋/こんな人

前日計量を終え早速、高級焼き肉弁当をパクリと口に運ぶ拳四朗(2019年7月11日撮影)

<こんな人>

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

王者拳四朗(27=BMB)が、挑戦者の同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を4回TKOで下し6度目の防衛した。

◇  ◇  ◇

ニコニコ、パクパク。腹が減っていれば当然のようだが、考えてほしい。プロボクサーの減量は過酷で、たいてい10キロ前後は落とす。一般人と違い、やせた体をさらに絞る。絶食に近い日々が1カ月以上続く。計量直後はスープ系などで固形物を避けるボクサーは、少なくない。ところが、拳四朗はがっつく。それも鶏、豚ではない。確かにA5ランクの超高級品とはいえ、腹にこたえる牛肉だ。

少年のようなベビーフェースに不似合いな、鉄の胃袋。関係者が絶賛する左と距離感より、案外それが最大の武器かもしれない。【加藤裕一】

◆拳四朗(けん・しろう)本名寺地拳四朗で、漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウから命名。1992年(平4)1月6日、京都府城陽市生まれ。東城陽中3年時、高校のスポーツ推薦入学を狙い、ボクシングを開始。奈良朱雀高3年でインターハイ準優勝、関大4年で国体優勝。一時はボートレーサーを志すが、試験に2度失敗。14年8月にプロデビュー。趣味はオシャレ、食べ&飲み歩き。家族は両親、兄。右ボクサーファイター。164センチ。

拳四朗対タコリン 4回、右フックから左アッパーのコンビネーションでダウンを奪いTKO勝利した拳四朗(撮影・上田博志)

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村田諒太が初招待の息子に手紙 伝えたかったこと

村田はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて涙ぐむ(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

WBA世界ミドル級王座を奪回した村田諒太(33=帝拳)が初めて長男晴道くん(8)を自らの試合に招待した。アマチュア時代の11年5月に愛息が生まれると、同年10月の世界選手権で初めて銀メダルを獲得。長男の成長とともにオリンピック(五輪)金メダル、プロでの世界王者と快挙を成し遂げてきた。父親の生きざまを見せるため試合会場に呼んだ息子に、温かい手紙を送った。

<村田が送った手紙>

晴道へ

試合会場で初めてパパのボクシングを観戦して、どうだったかな?

また感想を聞かせてね。

最近、パパとよく会話するようになってきたよね。少し前に話したと思うけれど、新約聖書の話で「タラントのたとえ」の話は覚えているかな?

ある主人が、しもべたちの能力に応じて1人に5タラント、もう1人に2タラント、さらに3人目に1タラントのお金を託して、旅に出掛けた話だよ。

5タラントを受け取った者は、それを元手に一生懸命に商売して、さらに5タラントを増やした。2タラントを受け取った者も、頑張って商売に力を入れ、さらに2タラントを増やした。でも、1タラントを受け取った者は、失うことが怖くて地面を掘って1タラントを隠してしまった。一生懸命に働いて増やそうとしなかったんだね。

旅から戻ってきた主人はタラントを2倍にした2人を「忠実なしもべだ」とほめたたえた。でも、1タラントを活用しなかった者には「お前はなまけ者だ」とタラントを取り上げて、10タラントまで増やした者に託してしまった。神さまは与えられた「賜物」をそれぞれどのように使うのかを見ているという話だったよね。

タラントは、持って生まれた人の能力のことだと思うよ。晴道の爺には優しさのタラントがあるよね。やっぱりパパはボクシングになるかな。晴道のタラントは何だろう?

パパは今日、タラントをたくさん使ったと思う。これからもボクシングを頑張るから、これから晴道も自分のタラントを見つけていこうよ。

ずっと見守っているから。

パパより

 ◇  ◇  ◇

◆村田諒太(むらた・りょうた)1986年(昭61)1月12日、奈良市生まれ。伏見中1年で競技開始。南京都高(現京都広学館高)で高校5冠。東洋大で04年全日本選手権ミドル級で優勝など。11年世界選手権銀メダル、12年ロンドン五輪で日本人48年ぶりの金メダルを獲得。13年8月にプロデビューし、17年10月、WBA世界ミドル級王座を獲得し、日本人で初めて五輪金メダリストがプロ世界王者になった。家族は佳子夫人と1男1女。183センチの右ファイター。

村田はブラントに勝利し笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

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もう1回…村田諒太、愛息の言葉で現役続行を決断

村田はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて涙ぐむ(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

前王者の同級4位村田諒太(33=帝拳)が覚悟の猛ラッシュで王座を奪回した。

昨年10月に米ラスベガスで判定負けを喫した王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦し、2回2分34秒、TKO勝ちでリベンジを成し遂げた。序盤から攻勢に出た王者に対し、右の強打と連打で対抗。2回途中のラッシュでダウンを奪うと、再びロープ際に追い込んでの連打でレフェリーストップ勝ち。年内に組まれる見込みのビッグネームとのドリームマッチを待つ。

◇  ◇  ◇

怒濤(どとう)のラッシュだった。2回。村田がキバをむいた。左ボディーで動きを止め、強烈なワンツーからの左フックでダウンを奪うと、フラフラになりながらも立ち上がってきたブラントに容赦なかった。「もう1回ダウンを奪おうと」。右、左、右とめった打ち。防戦一方の王者をレフェリーストップに追い込んだ。「今日はボクの夜だったということです」。満足そうな笑みを浮かべた。

前回対戦と違い、序盤から出てきた王者に1回はポイントを奪われた。所属ジムの本田会長から「前で(相手パンチを)殺せ」と助言をもらい、覚悟を持って前に出た。昨年10月に味わった屈辱は払拭(ふっしょく)したかった。「前に行くしかない。同じミドル級。あそこで逃げたらチキン。もうこの試合が最後になるかもしれないと思って。後悔したくなかった」。ひそかに試合に招待し、自らの勇姿を見守ってくれた長男晴道君に向けリング上から「明日からパパと一緒に野球やろう」と叫んだ。

昨年10月に米ラスベガスで王座陥落後、村田は「98%ぐらいは、ほぼやめよう」と気持ちを固めつつあった。試合動画をチェックし「あのボクシングが集大成でいいのかと考えると『それはないな』と」。揺れる気持ちを後押ししたのは、何より愛息からもらった「もう1回負けたら辞めていいよ」の言葉だった。もう1回-。心が奮い立った。現役続行を決断した瞬間だった。「続けてよかった」と強調した。

国内所属ジムの世界王者による王座陥落後の即再戦で勝利した例は過去12戦で輪島功一の2度、徳山昌守の1度のみという勝率25%の「難関」だった。本田会長は「半歩前に出る勇気があった。村田は(運を)持っている」と褒めた。9カ月ぶりに手元に戻ってきたWBAベルトを見つめ「不安はあったので。結果はうれしい」と深呼吸した。年内にもビッグネームとのドリームマッチが実現する可能性がある。村田の世界王者ロードの第2章が幕を開けた。【藤中栄二】

村田はブラントに勝利し笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

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村田諒太、アルバレスと年内にドリームマッチ実現か

村田はブラントに勝利し笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

前王者の同級4位村田諒太(33=帝拳)が覚悟の猛ラッシュで王座を奪回した。昨年10月に米ラスベガスで判定負けを喫した王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦し、2回2分34秒、TKO勝ちでリベンジを成し遂げた。序盤から攻勢に出た王者に対し、右の強打と連打で対抗。2回途中のラッシュでダウンを奪うと、再びロープ際に追い込んでの連打でレフェリーストップ勝ち。年内に組まれる見込みのビッグネームとのドリームマッチを待つ。

村田と契約する米大手プロモート会社トップランク社の世界的プロモーター、ボブ・アラム氏(87)はWBAスーパー・WBCフランチャイズ・IBFミドル級王者サウル・アルバレス(28=メキシコ)との夢対決に言及した。会場で「いつかアルバレスと試合させたい。その才能を示した」と語った。

大差判定負けから一変、圧勝した村田の戦いを目の当たりにした。「前回負けた時、恥ずかしい思いを味わったはず。今回は本当の王者らしい試合をした。真剣に立ち向かい、自身のパンチ力をブラントに示した」。ゴロフキンを打ちのめし、ミドル級の主役に君臨するアルバレス。実現すればまさにビッグマッチだ。

帝拳ジムの本田会長も今後に関し「まだ全く何も考えてない」とした上で「ただの防衛戦はないよ。ミドル級には本当の超一流が何人かいるから(村田は)やりたくてしょうがないだろう」とビッグマッチ実現に意欲を示した。時期は年内が有力視される。

WBA世界ミドル級タイトルマッチ 村田諒太ーロブ・ブラント 村田諒太はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて賞金ボードを手にする(撮影・加藤哉)

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村田2回TKO勝ち「練習はウソつかない」一問一答

村田はブラントに勝利し笑顔を見せる(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

前王者の同級4位村田諒太(33=帝拳)が覚悟の猛ラッシュで王座を奪回した。昨年10月に米ラスベガスで判定負けを喫した王者ロブ・ブラント(28=米国)と再戦し、2回2分34秒、TKO勝ちでリベンジを成し遂げた。序盤から攻勢に出た王者に対し、右の強打と連打で対抗。2回途中のラッシュでダウンを奪うと、再びロープ際に追い込んでの連打でレフェリーストップ勝ちした。

試合後の村田との一問一答は次の通り。

-ストップの瞬間は

村田 はよ、止めてくれと。なかなか止めてくれなかったので。

-左フックでダウンさせた

村田 左フックは練習で出ていた。練習でできたことしか試合で出ない。スパーリングで出たことが試合で出れば勝てるし、プロ17戦して、練習はウソをつかないと思った。

-ダウン取った後の気持ち

村田 あと何秒なんだろうと。エンダム(第1)戦の時のレフェリーだったので、よぎりましたけど。

-ブラントの表情は

村田 1回ダウン奪った後、右アッパーからボディー打って相手が「うっ」とした時に(ブラント)心が折れたと思った。

2R、ダウンを奪った村田諒太(右)はロブ・ブラントを一気に責め立てる(撮影・加藤哉)
村田はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて涙ぐむ(撮影・加藤哉)

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村田のアルバレスやゴロフキン戦現実的に/大橋秀行

2回、ロブ・ブラントをコーナーに追い詰め右ストレートを見舞う村田諒太(撮影・上田博志)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

同級4位村田諒太(33=帝拳)が王座に返り咲いた。昨年10月、米ラスベガスで負けた王者ロブ・ブラント(28=米国)との再戦で2回TKO勝ちした。

◇  ◇  ◇

感動した。すごいものを見せてもらった。やっぱり村田は持っている。ミドル級で大差負けからの再戦に大方はブラント有利の予想。それに勝つだけでなく、2回で倒しきった。歴史に残る試合だ。

最初のゴングでブラントは走って出てきた。初防衛もして、より強くなり、自信も持って攻めてきた。これに対して、村田は腹をくくって前に出た。心意気、ハートが違った。

パンチをもらっても前に出た。前戦では、パンチをもらうと前に出られず後手に回った。しかし、この日は負けずに迎え撃ち、前に出てプレッシャーをかけた。打たれても距離をつぶし、追い足もあり、ボディーもよく、重戦車のよう。1回で勝てると思った。

この勝利でボクシング界は“半端ない”盛り上がりとなるはず。村田もまだまだいける。アルバレスやゴロフキン戦も、夢でなく現実的になった。

以前は世界戦といえば悲壮感があった。井上尚弥と村田の2人はそんなそぶりもなく、リングで集中して結果を出す。他競技で活躍する選手もそう。これからの日本を支え、変えていく存在といえる。ボクシングの魅力、すごみを存分に見せてくれ、お礼を言いたい。(元WBA、元WBC世界ミニマム級王者・大橋秀行)

村田諒太はロブ・ブラントに勝利し笑顔で会見する(撮影・加藤哉)

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33歳村田、次戦はビッグマッチか?本田会長が示唆

村田諒太はロブ・ブラントに勝利し笑顔で会見する(撮影・加藤哉)

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪

村田諒太の今後について、帝拳ジムの本田明彦会長は「まだ全く何も考えてない」とした上で、33歳という年齢も考慮し「ただの防衛戦はないよ」とビッグマッチを示唆した。「ミドル級には本当の超一流が何人かいるから、(村田は)やりたくてしょうがないだろう。(マッチメークで)いろいろもめてるし(村田を)選んでくれることを祈ってる。今日の試合がどう評価されるかだろうね」と話した。

村田はロブ・ブラントに勝利し、ベルトを巻いて涙ぐむ(撮影・加藤哉)

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拳四朗V6田口良一以来15人目 現役国内王者最長

ジョナサン・タコニン対拳四朗 1回、タコニン(左)に右ストレートを見舞う拳四朗(撮影・上田博志)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆6500人

王者拳四朗(27=BMB)が、挑戦者の同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を4回TKOで下し、6度目の防衛に成功した。

元WBA同級王者具志堅用高の持つ日本記録(13連続防衛)更新を夢見る男は、V5後「ボクサーになってきた」と自らの覚醒を認識。現役の国内ジム所属王者中最長の防衛数を更新した。

◆国内ジム所属世界王者の6連続防衛 WBA世界ライトフライ級王者田口良一(7連続防衛後の昨年5月20日に陥落)以来15人目で12位タイ。最長記録は元WBAライトフライ級王者具志堅用高の13連続で、2桁以上は12連続の元WBCバンタム級王者山中慎介、11連続のWBAスーパーフェザー級王者内山高志、WBCバンタム級王者長谷川穂積を含め4人だけ。

◆拳四朗(けん・しろう)本名寺地拳四朗で、漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウから命名。1992年(平4)1月6日、京都府城陽市生まれ。東城陽中3年時、高校のスポーツ推薦入学を狙い、ボクシングを開始。奈良朱雀高3年でインターハイ準優勝、関大4年で国体優勝。一時はボートレーサーを志すが、試験に2度失敗。14年8月にプロデビュー。趣味はオシャレ、食べ&飲み歩き。家族は両親、兄。右ボクサーファイター。164センチ。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ 拳四朗ージョナサン・タコリン 1R、ジョナサン・タコリン(左)と接近戦を行う拳四朗(撮影・加藤哉)

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拳四朗にTKO負けのタコニン「全然大丈夫だった」

拳四朗対タコリン 4回、右フックから左アッパーのコンビネーションでダウンを奪いTKO勝利した拳四朗(撮影・上田博志)

<プロボクシング:WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦>◇12日◇エディオンアリーナ大阪◇観衆6500人

王者拳四朗(27=BMB)が、挑戦者の同級1位ジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を4回1分0秒TKOで下し、6度目の防衛に成功した。

レフェリーストップで4回TKO負けしたタコニンは「もっと試合がしたかった。全然大丈夫だった」と振り返った。

拳四朗がフィリピン合宿した際、スパーリングした経験があり「スパーの時よりも早く動いていた。パンチも良かった。すごく良い選手だった」とV6防衛の王者に敬意を表していた。

ジョナサン・タコニン対拳四朗 4回、右フックから左アッパーのコンビネーションでダウンを奪いTKO勝利した拳四朗(撮影・上田博志)

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