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村田諒太V2なるか/WBAミドル級世界戦速報します

<プロボクシング:WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇20日◇ラスベガス・パークシアター

WBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が同級3位ロブ・ブラント(27=米国)と2度目の防衛戦。

村田は14勝(11KO)1敗、ブラントは23勝(16KO)1敗。足を使ってジャブを当ててくるだろうブラントに対し、村田は従来通り、ガードを固めて前進、プレッシャーをかけ続けてKOを狙う。

試合が始まり次第、速報します。

◆WBA世界ミドル級タイトルマッチ12回戦

村田諒太 ブラント

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最速3階級王者ロマチェンコ、リナレス再戦否定せず

笑顔で取材に応じたロマチェンコ

史上最速で3階級を制したWBA世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ)が20日(日本時間21日)、米ラスネガスのパークシアターで取材に応じた。

WBA世界ミドル級タイトルマッチが行われる会場で、前座に出場する選手の応援のために来場していた。WBO同級王者ホセ・ペドラザ(29=プエルトリコ)の統一戦が12月8日(日本時間9日)にニューヨーク州で開催される。

5月12日にWBA世界ライト級タイトルマッチで王者ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)に10回KO勝ちして、12試合目での3階級制覇を遂げた。「光速対決」と銘打たれた通り、無類のスピードと技術が交錯した一戦は、今年の年間最優秀試合候補に挙げられる。6回にはリナレスの近距離からの右ストレートを顔面に受けてプロ初ダウンを喫したが、「とても興味深い戦いで、興味深い選手だった。(ダウンも)大きな経験になった。楽しかったよ」と振り返った。再戦の可能性についても「問題ないよ」と否定しなかった。

試合で痛めた肩の調子は良く、12月に向けて「十分な休養も取ったし、スタイルのチェックと、気持ちの整理をしたい」と述べた。日本のファンへのメッセージを求められると、「いつも見てくれてありがとう。コンニチハ」と笑顔をみせた。

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村田諒太、作戦の一端披露「中盤以降にぶん殴って」

防衛戦を前に、笑顔で抱負を話す村田(撮影・菅敏)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が今日20日(日本時間21日)、当地のパークシアターで2度目の防衛戦のゴングを迎える。19日(同20日)、前日計量では同級3位ロブ・ブラント(28=米国)ともに一発パスした。

現地の見立てを見返せ-。村田の2度目の防衛戦のオッズでは、会場のパークシアターを管理するMGM社の賭けで判定決着優勢とした。

同級3位ブラントに対し、11回以降、判定まで含めたケースで試合が終わる倍率が1・62倍、10回までに試合が終わるケースが2・4倍となった。勝者は問わないオッズになるが、KO決着よりも判定まで含めた長期戦の方が有力視されている。勝利者予想では村田の勝利が1・62倍、ブラントの勝利が4・5倍と大きく差は開くが、日本人王者の快勝を予想する向きは少ないと言えそうだ。

村田は前日計量を終えると、作戦の一端を披露した。「(KOは)前半はない。前半はしっかりと相手のパンチを見切ることが大事。中盤以降、しっかりとプレッシャーをかけ、強いパンチを打ち込んで、ぶん殴ってやりたい」。勝負を仕掛けるのは5回から。技巧派でフットワーク巧みな相手を一気に追い込み、地元の予想を裏切ってみせる。

多くの報道陣に囲まれた村田は、笑顔で抱負を話す(撮影・菅敏)

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村田諒太は難敵の被写体「絶対王者」カメラマン語る

4月15日、村田対ブランダムラ戦でインパクトの瞬間を捉えた福田氏撮影の写真

「パンチを予見する男」が見たWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)とは-。01年に米ラスベガスに拠点を移し、世界一と称されるボクシングカメラマンとなった福田直樹氏(53)。世界の一流選手たちのパンチのインパクトの瞬間を見事に切り取る手腕に対し、それを容易にさせない村田との「戦い」から、2度目の防衛戦を前に日本が生んだミドル級王者のすごさに迫った。

ワンチャンスだった。それを逃さなかった。4月、村田の初防衛戦、8回。リングサイドからカメラをのぞいた福田氏が、シャッターボタンを押し始めた。「ブランダムラが無理な体勢から切り返そうとしたのが瞬間的に分かった」。村田がモーションに入る前に、1コマ目のシャッターは切られた。1つのパンチで切れるのは4コマほど。1コマ目を捨て、2、3コマ目。放たれた右拳が敵の顔面をとらえた。そのカウンターから攻勢に出て、直後に右ストレートでTKO勝ち。見事な「予見」だった。

「難しい」。村田のボクシングを撮り続けて、常に思う。「相手がプレッシャーを感じてガードを固めてしまい、顔が全く出ないので、写真としては打たれていてもガードの合間だったり、顔が隠れていて迫力がなくなる」。巧みなポジショニング、フェイントの複合で前進されると、相手が顔近くに両グローブを固めてしまう。「最終的に右を当てる時は1、2回しかチャンスがない。当たれば倒れてしまうので」。一瞬の勝負を常に強いられる。

福田氏の手法は「カウンター」だ。劣勢な選手に照準を合わせ、強引な動きが出た瞬間を狙う。選手がカウンターを合わせるがごとく、シャッターを押し始める。洞察力が求められるが、その無二の観察眼で数々の賞を受賞してきた。最も権威がある米国専門誌「リング誌」では、福田氏を紹介する「絶対王者」という特集まで組まれた。

その氏をもってして、難敵が村田だ。「ジャブも的確なタイミング。一番嫌なタイミングで打つので、相手が次に何してよいかわからなくなる」。カメラ越しに体力を消耗していくのが分かるという。そして強引さが顔を出す。そのワンチャンスを逃さないかどうか。撮られた村田は「悔しい」と言う。選手は予見されてはたまらない。

専門誌を経て、01年から米ラスベガスに移住し、写真家として歩み出した。16年6月に帰国するまで、トップファイターたちと「戦い」続けた。そして、現れたのが村田だった。「日本人であんな人が出てくると思わなかった。格好良いし、頭も良いし、面白いですし。すべてそろっている」。そして、撮り難い。ただ、その勝負が何より面白い。それはブラント戦でも。「1つ1つの動きが良い意味でも悪い意味でも大きいですね。少し顔がすかすか(開いている)と思いますが、プレッシャーを受けてどうなるか」。今日、また村田との対戦が始まる。【阿部健吾】

◆福田直樹(ふくだ・なおき)1965年(昭40)7月15日、東京都生まれ。小学生時に祖父の影響でボクシングに魅了される。大学在学中に専門誌で働き始め、01年に写真家を志して渡米。本場を飛び回り、年間400試合以上をカメラに収める。米リング誌の専属を8年間務め、全米ボクシング記者協会の最優秀賞を4度受賞。ボクシングマニアとして知られる俳優の香川照之は、小学校から12年間同級生。中1で隣の席になり、ボクシングにはまるきっかけを作った。以降、2人でラスベガスの世界戦に訪れるなど、今でも親交が厚い。

試合中にカメラを構える福田氏
左から香川照之、村田諒太、福田直樹氏

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タイソン「GOOD LUCK」村田V2戦にエール

ラスベガスで2度目の防衛戦を行う村田に「グッド・ラック!」とサムアップポーズでエールを送るタイソン氏(撮影・菅敏)

【ラスベガス(米ネバダ州)19日(日本時間20日)=阿部健吾】ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が今日20日(同21日)、当地のパークシアターで2度目の防衛戦のゴングを迎える。前日計量では同級3位ロブ・ブラント(28=米国)ともに一発パス。堂々とKO宣言した日本の至宝にエールを送ったのは、元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(52=米国)。同市内で直撃すると「グッドラック!」と勝利を祈った。

「コンニチハ!」「アリガト!」。日本でもいまだに人気と知名度を誇るボクシング界の顔は、笑顔で声を響かせた。ラスベガス市内で行われていたタイソン氏のサイン会を直撃。「MURATA」の名前は知らなかったが、ボクシングの聖地で防衛戦を迎えると聞くと「GOOD LUCK!(成功を祈る)」と親指を立てた。

ベガスのビッグマッチといえば、20世紀最強と言われた同氏が主役だった。キャリア50戦で16試合が同地開催、うち9試合が世界戦。86年11月にバービックに2回TKO勝ちし、WBC王座を獲得。史上最年少(20歳5カ月)で世界ヘビー級王座に就いた。翌87年にはWBA、IBF王座を統一。96年にWBC王座に返り咲き、97年にホリフィールド戦での「耳かみ事件」があったのも、全てベガスだった。自宅も構える。

聖地での心構えには「(選手ごとに違うから)分からないな」とした。村田自身が話すように、世界でも層が厚いミドル級で王者と言えど、本場でのアピールはこれから。この一戦を最高の形で終えてアピールに成功すれば、知らない存在では済まなくなる。

この日、会場のパークシアターで行われた前日計量で村田は、リミットを300グラム下回る72・2キロ。700グラム下回る71・8キロで同じく一発パスしたブラントと向き合うと「倒したいという気持ちが、目の前にして強くなりました」「強いパンチでぶん殴ってやりたい」と語気を強めた。日本での調整では狙いすぎを警戒し、KO宣言を自重してきたが、相手を面前にして気持ちが爆発した。計量に駆けつけた日本のファンにも「多くの方にきてもらえて感謝しています。絶対に倒しますので、楽しみにしていて下さい」と宣言した。

米国でインパクトを残せば、ビッグマッチにつながる。元3団体ミドル級王者ゴロフキンと来年1~3月、東京ドームかラスベガスを候補地に本格交渉に入る。東京ドームとなれば、タイソン氏がダグラスに衝撃の10回KO負けを喫した90年2月の興行以来。間違いなく国内最大規模のイベントとなる。

「白米があれば大丈夫。気の向くままに食べます」。減量を終え、日本人の血が騒ぐという。海を渡ってきた王者が、タイソン氏にも届く衝撃の結末をもたらす。

2度目の防衛戦を前に、挑戦者ブラント(右)をにらみ付ける村田(撮影・菅敏)

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村田V2戦堂々KO宣言も…オッズは長期戦を有力視

2度目の防衛戦を控え、挑戦者ブラント(中央右)の横で闘志を燃やしファイティグポーズをとる村田(18年10月19日撮影)

現地の見立ては判定決着が優勢!? ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が20日(日本時間21日)、同級3位ロブ・ブラント(28=米国)と2度目の防衛戦を米ラスベガスで行う。

19日(同20日)、前日計量が行われ、村田がリミットを300グラム下回る72・2キロ、ブラントは700グラム下回る71・8キロでともに一発パスし、決戦の準備が整った。

日本人では3人目となるボクシングの聖地での世界タイトル防衛なるか。現地の戦前予想を見ると、会場のパークシアターを管理するMGM社のオッズでは、村田の勝利が1・62倍、ブラントの勝利が4・5倍と大きく差が開き、村田優勢と見る。

一方で試合の決着方法では、11回以降、判定まで含めたケースで試合が終わる倍率が1・62倍、10回までに試合が終わるケースが2・4倍となった。勝者は問わないオッズになるが、KO決着よりも判定まで含めた長期戦の方が有力視されている。

村田は計量を終えると、「絶対に倒しますので、楽しみにしていて下さい」と堂々のKO宣言で会場を盛り上げた。今後のビッグマッチ実現のためにも内容が求められる一戦。果たして下馬評を覆して、KO決着できるか。

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井上尚弥が現地練習 準決相手「長く試合をみたい」

WBSS1回戦の視察で米オーランド入りしたWBA世界バンタム級王者井上尚弥は現地施設でトレーニング(大橋ジム提供)

20日(日本時間21日)に開催されるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦の視察で米オーランド入りしたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が19日、現地練習に臨んだ。長時間移動で動けなかったこともあり、宿泊先近くのトレーニング施設に足を運び、シャドーボクシング、マシンを使った筋トレーニングなどで汗を流した。練習後にはショッピングも楽しんだという。

今回の1回戦、IBF世界同級タイトルマッチの王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)戦の勝者が来年2月にも予定される準決勝の相手となる。

出発前には「視察するからには長く試合をみたいですよね。自分の時みたいな試合(70秒KO勝ち)だと参考にならないので」と苦笑いも浮かべつつ「どちらが上がってきても対戦したら…と考えながらみたいですね」と話していた。

米オーランドの現地施設でシャドーボクシングに臨むWBA世界バンタム級王者井上尚弥(大橋ジム提供)
WBSS1回戦視察のため、米オーランド入りしたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(右)と大橋秀行会長(大橋ジム提供)

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ロドリゲスWBSS計量で自信満々 勝てば井上戦

計量後、挑戦者マロニー(右)とにらみ合うIBF世界バンタム級王者ロドリゲス(大橋ジム提供)=2018年10月19日

ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決めたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の1回戦、IBF世界同級タイトルマッチは20日(日本時間21日)、米フロリダ州オーランドで開催される。同地で前日計量が開かれ、王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)は118ポンド(約53・5キロ)のリミットでパス。指名挑戦者となる同級3位ジェイソン・マロニー(27=オーストラリア)は再計量で100グラム少ない117・6ポンド(約53・4キロ)でクリアした。

この勝者が来年2月にも米国で開催見通しの準決勝で井上と激突する。戦前予想で優位に立つロドリゲスは「WBSSに参戦できて幸せ。オーランドでの試合もうれしいことだ」とあいさつした上で「12ラウンドを戦う準備はしてきた。しかし12ラウンドの前の試合は終わるだろう」と自信をのぞかせた。

一方のマロニーは約3週間前からオーランド入りし、調整してきた。「100%の準備をしてきた。ハードな練習もこなした。IBFベルトなしでリングを下りることはない。この仕事を成し遂げ、王座を家に持って帰る」と口調を強めていた。

計量後、挑戦者マロニーと向き合うIBF世界バンタム級王者ロドリゲス(大橋ジム提供)

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村田諒太、ラスベガスか東京ドームでゴロフキン戦へ

公式記者会見の写真撮影で悠然と立つ村田(左)。右はブラント、中央はアラム氏

【ラスベガス(米ネバダ州)18日(日本時間19日)=阿部健吾】KO勝利でビッグマッチの道を開く。ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、米ラスベガスで2度目の防衛戦の公式会見に出席。同級3位ロブ・ブラント(米国)と並び立った。

同席した米大手プロモーター、トップランク社のボブ・アラム氏(86)は、文句なくV2を成せば元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と本格的な交渉に入ると明言。来年春までに、ラスベガスか東京ドームで開催の可能性が高まった。

2日後、決戦の舞台となるパークシアター。ロビーに設けられた壇上で村田を横に置き、中央のアラム氏が最大限の賛辞を送った。「ボクサー以外を含めても、日本で最も有名なアスリート。信じられないくらい人気がある。米国でいうムハマド・アリのような存在だ」。村田は少し照れた様子でベルトを抱えていたが、次の言葉も刺激的だった。「(ゴロフキンのプロモーターを務める)トム・ロフラー、帝拳ジムとも話をする。(試合は)早くて来年の1月から3月くらいになる」と予告した。

日本人には未踏、ミドル級でのラスベガスでの防衛戦。それだけで偉業を既に遂げているが、さらに先がある。ゴロフキンは9月の王座戦でアルバレスに僅差で敗れ、WBAスーパー、WBC王座を手放したが、評価は下がっていない。ビッグマッチを希望する村田にとっても、魅力的なプランになる。場所はラスベガスか、東京ドームの二択となるという。

会見の席上、村田は「この試合に集中してこの試合の結果で全てが変わる。先のことはまったく考えてないですね」と言った。当然、皮算用はしない。ただ、「指名挑戦者に勝てば、何かを言う権利もでる」とも話す。聖地再びでビッグマッチか、マイク・タイソン以来の東京ドームでの大規模興行か。道は続く。アラム氏も「米国で試合をすることでスーパースターになろうとしている」と本場での出世に太鼓判を押す。

会見後、珍しく公開した計量前日の最後の練習では発汗多く、減量の順調さを物語った。「後は裸で寝て風邪をひかないようにするだけですね」。汗の水たまりの上、「日本のアリ」の最後の仕上げは本家ばりの得意のジョークだった。

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村田諒太「絶対に倒しますので楽しみに」計量パス

2度目の防衛戦を翌日に控え、挑戦者ブラント(右)をにらみ付ける村田(撮影・菅敏)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が19日(日本時間20日)、同級3位ロブ・ブラント(28=米国)と2度目の防衛戦を行う米ラスベガスのパークシアターで前日計量に臨んだ。

村田はリミットを300グラム下回る72・2キロ、ブラントは700グラム下回る71・8キロでともに一発パス。向かい合っての記念撮影を終えると、村田が「多くの方にきてもらえて感謝しています。絶対に倒しますので、楽しみにしていて下さい」と堂々のKO宣言で会場を盛り上げた。

結果としてKO勝利になれば…。日本での調整期間では、それが口癖だった。それがブラントと正面からにらみ合ったことで、抑えていた感情が爆発した。「倒したいという気持ちが、目の前にして強くなりました」「強いパンチでぶん殴ってやりたい」と語気を強めた。

2度目の防衛戦を翌日に控え、挑戦者ブラント(中央右)の横で闘志を燃やしファイティグポーズをとる村田(撮影・菅敏)
2度目の防衛戦を翌日に控え、計量をパスしファイティグポーズをとる村田(撮影・菅敏)

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村田「良い会場」と好印象 ガガらのライブも予定

練習後に汗をしたたらせながらジョークを飛ばす村田

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が18日(日本時間19日)、米ラスベガスで2度目の防衛戦の公式会見に出席。同級3位ロブ・ブラント(米国)と並び立った。

村田が会見後、パークシアターの内部を下見した。中心部の再開発エリアに新設された最新劇場。5200人収容でレディー・ガガ、エアロスミスのコンサートも予定されており「良い会場でしたね。シアター型であのサイズは日本にない。記念になる会場ですね」と好印象を抱いた。この日はリングがまだ設置されていなかったが、半円型のステージの前に設けられる予定。観客目線で「見やすいんじゃないですかね。(客席が)段々になっているので」。

リング設置前のパークシアター

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村田は「日本のムハマド・アリ」勝ってゴロフキン戦

公式記者会見でベルトを携える村田(左)。右は対戦相手のブラント(撮影・阿部健吾)

【ラスベガス(米ネバダ州)18日(日本時間19日)=阿部健吾】KO勝利でビッグマッチの道を開く。ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、米ラスベガスで2度目の防衛戦の公式会見に出席。同級3位ロブ・ブラント(米国)と並び立った。同席した米大手プロモーター、トップランク社のボブ・アラム氏(86)は、文句なくV2を成せば元3団体統一同級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と本格的な交渉に入ると明言。来年春までに、ラスベガスか東京ドームで開催の可能性が高まった。

2日後、決戦の舞台となるパークシアター。ロビーに設けられた壇上で村田を横に置き、中央のアラム氏が最大限の賛辞を贈った。「ボクサー以外を含めても、日本で最も有名なアスリート。信じられないくらい人気がある。米国でいうムハマド・アリのような存在だ」。村田は少し照れた様子でベルトを抱えていたが、次の言葉も刺激的だった。「(ゴロフキンのプロモーターを務める)トム・ロフラー、帝拳ジムとも話をする。(試合は)早くて来年の1月から3月くらいになる」と予告した。

日本人には未踏、ミドル級でのラスベガスでの防衛戦。それだけで偉業を既に遂げているが、さらに先がある。ゴロフキンは9月の王座戦でアルバレスに僅差で敗れ、WBAスーパー、WBC王座を手放したが、評価は下がっていない。ビッグマッチを希望する村田にとっても、魅力的なプランになる。場所はラスベガスか、東京ドームの二択となるという。

会見の席上、村田は「この試合に集中してこの試合の結果で全てが変わる。先のことはまったく考えてないですね」と言った。当然、皮算用はしない。ただ、「指名挑戦者に勝てば、何かを言う権利もでる」とも話す。聖地再びでビッグマッチか、マイク・タイソン以来の東京ドームでの大規模興行か。道は続く。アラム氏も「米国で試合をすることでスーパースターになろうとしている」と本場での出世に太鼓判を押す。

会見後、珍しく公開した計量前日の最後の練習では発汗が多く、減量の順調さを物語った。「後は裸で寝て風邪をひかないようにするだけですね」。汗の水たまりの上、「日本のアリ」の最後の仕上げは本家ばりの得意のジョークだった。

最後の練習でミット打ちを披露した村田(右)

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村田計量パス「倒したいという気持ちが強くなった」

世界ボクシング協会(WBA)ミドル級タイトルマッチの前日計量が19日、試合会場の米ネバダ州ラスベガスのパークシアターで行われ、2度目の防衛が懸かる王者の村田諒太(帝拳)は制限体重より300グラム軽い72・2キロ、挑戦者のロブ・ブラント(米国)は71・8キロで、ともに1度目でパスした。

村田は「絶対に倒す。(相手を)目の前にすると倒したいという気持ちが強くなった。どんどんプレッシャーをかけて中盤以降に倒せれば」とKOへの意欲を口にした。

会場には報道陣、ファンらが集まった。村田にとっては敵地での試合でブラントへ大きな声援が飛ぶ中、落ち着いた表情。計量後の食事については「白米があれば大丈夫」と笑顔を見せた。ブラントは「準備はできた」と語った。

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村田諒太、分岐点となる聖地マッチ/V2戦見どころ

公式記者会見でベルトを携える村田。右は対戦相手のブラント

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、分岐点となる聖地での世界戦を迎える。10月20日(日本時間21日)に同級3位ロブ・ブラント(27=米国)とボクシングのメッカである米ラスベガスのパークシアターで迎えるV2戦は、今後のビッグマッチにつなげるために明確な結果が求められる。13日に現地入り後、「非常に光栄なこと。良い試合をみなさんに見せたい。(ブラントは)良い選手だと思ってます。指名挑戦者ですし。その選手に勝つことに意味がある」と述べた。必要なのは判定勝ちではない。倒して勝つことが「意味」を持つ。

ブラントは17歳でボクシングを始め、アマチュアで全米王者となっている。ミドル級戦線では新鋭ながら、ハンドスピードの速さと手数の多さでKO勝利を重ねてきた。今回は初の世界戦に合わせて、拠点のテキサス州から2カ月前にラスベガスに入った。4カ月前からは元WBAライトヘビー級王者で世界王者も育ててきたエディ・ムスタファ氏(66)に師事し、向上を目指してきた。17日の練習公開では「判定までいって勝ちたい」とフルラウンドの作戦を口にしており、その必勝プランは明確だと言えそうだ。

村田は従来通り、ガードを固めて前進、プレッシャーをかけ続けてKOを狙うことになる。足を使ってジャブを当ててくるだろう相手に対し、勝負どころを見極めて倒しにいく。「非常にいいトレーニングを積めている。練習したことを出して、その結果が良いものになると信じている。自信を持ってリングに上がるだけです」と決意を述べる。

本場でのアピールに成功すれば、その先に明確なビッグマッチが待つ。契約する米大手プロモーターのトップランク社のボブ・アラム氏は「来年の1月から3月までにゴロフキンと試合をしたい」と青写真を描く。9月に王座陥落したが、いまだに評価は高い元3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)を標的に、ラスベガスか東京ドームでの一大イベントを視野に入れる。

ラスベガスで防衛に成功した日本人王者は過去2人(西岡利晃、亀田和毅)しかいない。村田は日本人としては初のミドル級での防衛を4月に成功させ、すでに前人未到の領域を歩んでいるが、また新たな金字塔に挑むことになる。しかも、求められるのは内容。選手層の厚さ随一のミドル級、しかも指名挑戦者相手という高いハードルをクリアすれば、また一段階上のステージでの戦いに進むことになる。

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井上「ロドリゲスが勝つと」WBSS次戦の相手予想

米国に出発したWBA世界バンタム級王者井上(左)と大橋会長

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が今週末、階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)準決勝の対戦相手と米リングで並び立つ意欲を示した。

20日(日本時間21日)に開催(米オーランド)されるWBSS1回戦でIBF同級タイトル戦の王者ロドリゲス(プエルトリコ)-同級3位マロニー(オーストラリア)戦視察のために18日、渡米した。この勝者と来年2月にも米国で予定される準決勝で激突することになる。

次は自身初の2団体統一戦になることが確実で「ついにです」と声を弾ませた井上はリングサイドで視察予定。WBSSの要請があれば「リングに上がって(準決勝の)相手と並んでもいいですよ」と歓迎した。両者の試合ダイジェスト映像をチェック済みで「動画を見る限り、ロドリゲスが勝つと思います」と予想した。

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リナレス、村田は「焦らないこと」7、8回にKOだ

中盤以降で村田のKO勝利を予想したリナレスは、愛車ポルシェの前でポーズ(撮影・阿部健吾)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が17日(日本時間18日)、2度目の防衛戦を20日(同21日)に控え、ラスベガスのトップランク社のジムで公開練習を行った。

村田の帝拳ジムの同門で元3階級制覇王者のホルヘ・リナレスは、試合の鍵に「バックステップ」を挙げた。ラスベガスに新装した個人ジムを持ち、村田も直前練習をそこで行ってきた。その動きで気付いたのは、「後ろに下がるのはすごくいいね」。ジャブをきっかけに踏み込んでくるブラント対策。距離感を保つためにバックステップを取り入れたことに目を見張ったという。

ブラントについては「素晴らしい選手。今までで村田さんはこの選手が一番やりにくい」と分析。判定まで考えてくる相手に、「焦らないことが大事」とし、本格的にプレッシャーをかけるのは5回以降でも良いと説いた。「初めは見た方が良い。相手は速いから、動くのもうまい。試合は5回以降に動く。村田さんの右はすごいから、7、8回にKOだね」と予想した。

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ブラント陣営「村田はよく知っている」不敵な自信

ブラント(右)はムスタファ・トレーナーと勝利を誓った(撮影・阿部健吾)

【ラスベガス(米ネバダ州)17日(日本時間18日)=阿部健吾】ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が2度目の防衛戦を20日(同21日)に控え、ラスベガスのトップランク社のジムで公開練習。一瞬の初対面を果たした対戦相手の同級3位ロブ・ブラント(米国)陣営は、村田を良く知ると豪語する元世界王者の参謀が攻略に自信を見せた。

村田より先に公開練習を終えたブラントは、初の世界戦への興奮を隠さず、冗舌だった。「判定までいって勝つことを考えている。1発当ててびっくりさせたいね」と目を輝かせた。

具体的に勝利を描くのは、参謀の存在が大きそうだ。4カ月前から師事するのは、元世界王者のエディ・ムスタファ氏(66)。ライトヘビー級を制した往年の名選手に、この日も細かい指示を受けた。同氏は村田がラスベガスで合宿をしていた際に、スパーリングパートナーを手配したこともあるという。「村田のことはよく知っている。土曜日に(作戦は)お見せしよう」と不敵に笑った。

ブラントは17歳から競技を始め、全米選手権優勝などの実績もあるが、まだ米国では無名に近い存在。キャリアが浅く、手数の多さ、速さは持ち合わすが、技術的には未成熟。この試合を念頭にラスベガスには2カ月前から入り、調整を進めており、新トレーナーの手腕でどう進化しているかが、展開を左右しそうだ。

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村田V2戦相手ブラントと一瞬の交錯「肩幅ない」

公開練習を先に終えたブラント(右)と一瞬だけ目を合わせた村田(左)(撮影・阿部健吾)

【ラスベガス(米ネバダ州)17日(日本時間18日)=阿部健吾】ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が「原点」に奮い立った。2度目の防衛戦を20日(同21日)に控え、ラスベガスのトップランク社のジムで公開練習。プロデビュー前後に単身合宿を繰り返し本場の壁も感じた場所で、気持ちを新たにした。一瞬の初対面を果たした対戦相手の同級3位ロブ・ブラント(米国)陣営は、村田を良く知ると豪語する元世界王者の参謀が攻略に自信を見せた。

米メディアの女性リポーターからインタビューを受けていた村田が視線を上げて、周囲を見渡した。

「感慨深いですね。ここでスパー(リングを)して…。いろいろ思い出しますね」

公開練習の会場は、契約する米プロモート大手社のトップランクが運営するジム。レンガ調の壁、名勝負のポスター、高い天井。「デビュー前にここで練習して、夢に描いていたことの1つが実現できていることをうれしく思う」。ベルトを携えての“凱旋(がいせん)”が、また心を高ぶらせた。

13年8月のデビュー前。12年ロンドン五輪金メダリストながら、まだプロの世界では無名だった頃。数々の世界王者を輩出した本場のジムで単身合宿しながら、「いつか自分も」と誓った。その後も度々訪れては、高い壁を感じ、試行錯誤に引退も考えた場所。艱難(かんなん)辛苦が頭を巡ったのだろう。そして、変わらぬその光景が、立場が変わった自分へのカンフル剤となった。

思いをぶつける相手、ブラントとは一瞬だけ目を合わせた。練習の入れ替わりで対面し、「思ったより肩幅もない」と体格差を感じた。交渉過程の非礼に珍しく怒りをみせてきたが、この日は柔らかな笑み。海外メディアからはWBAスーパー、WBC王者アルバレスと試合の可能性を問われたが、英語で「without mexican beef(メキシコの牛肉がなければ)」。禁止薬物陽性反応をメキシコで食べた牛肉のためと主張してきた対抗王者へ、だめ出しジョークで笑いも取った。

言動に漂うその自信と確信。「心身共に良い状態です」。原点から力をもらい、最後の仕上げに入った。

公開練習で体を動かす村田(撮影・阿部健吾)

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アルバレス402億円でDAZNと史上最高契約

DAZNと大型契約を結んだアルバレス(AP)

WBAスーパー、WBC統一ミドル級王者サウル・アルバレス(27=メキシコ)がDAZNと5年11試合で3億6500万ドル(約402億円)の大型契約を結んだことが17日、発表された。

3階級制覇を狙い、12月15日に米ニューヨーク・マディソンスクエアガーデンでWBAスーパーミドル級王者フィールディング(英国)に挑む試合が中継初戦で、日本DAZNでも放送予定。米メディアによるとスポーツ選手の契約ではMLBのジアンカルロ・スタントン(現ヤンキース)が14年にマーリンズと結んだ13年総額3億2500万ドルを抜いて史上最高額だという。

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村田諒太が会見「自信を持ってリングに上がるだけ」

公式記者会見でベルトを携える村田。右は対戦相手のブラント

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が17日(日本時間18日)、2度目の防衛戦の開催地となる米ラスベガスのパーク・シアターで公式記者会見に出席した。

ベルトを腰に当てて椅子に座った村田は、引き締まった表情を崩さない。「非常にいいトレーニングを詰めている。練習したことを出して、その結果が良いものになると信じている。自信を持ってリングに上がるだけです」と落ち着いた口調。元3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキンや、対抗王者サウル・アルバレスとの今後について問われると、「この試合に集中してこの試合の結果で全てが変わる。先のことはまったく考えてないですね」と述べた。

同席した米大手プロモーターのトップランク社のボブ・アラム氏は、今後について「土曜日の試合が終われば、ゴロフキンと来年の早い時期にできるように交渉を始めたい」と明言した。

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井上尚弥「楽しみたい」米でWBSSロドリゲス視察

ロドリゲス-マロニー戦の視察のため米国に出発したWBA世界バンタム級王者井上(左)と大橋会長

階級最強を決めるワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)で準決勝進出を決めたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が18日、渡米した。

20日(日本時間21日)に米オーランドで開催されるIBF世界同級タイトルマッチとなる王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級3位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)戦の視察のためで、この勝者が来年2月にも予定される準決勝の対戦相手となる。

下馬評では初防衛戦となるロドリゲスが優勢とされている。両者の試合ダイジェスト動画をチェックしている井上は「その動画だけをみればロドリゲスでしたね」と予想。フルラウンドの12回まで試合が続くことを期待し「視察するからには長くみたいですよね。自分の時みたいな試合だと参考にならないので」と苦笑いも浮かべつつ「どちらが上がってきても対戦したら…と考えながらみたいですね」と口にした。同行する所属ジムの大橋秀行会長も「動画を見る限り、ロドリゲスが強いと思います。生で見るのと動画とでは違いますから、しっかり視察したい」と強調した。

7日のWBSS1回戦で同級4位フアンカルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を70秒KO撃破した後、井上は家族で福岡や長崎など九州旅行を楽しんでいたという。減量から解放されたこともあり「焼き肉とラーメンを食べました」とリラックスできた様子。帰国はオーランドからラスベガスを経由する予定で「ベガスで少し時間があるので楽しみたい」とも話していた。

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王者アルバレス初MSG「3階級制覇で歴史を作る」

12月15日に予定されるWBAスーパー、WBC統一世界ミドル級王者サウル・アルバレス(27=メキシコ)がWBA世界スーパーミドル級正規王者ロッキー・フィールディング(31=英国)に挑む王座戦の会見は17日(日本時間18日)、試合会場となるニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で開催された。ミドル級王座を保持したまま、3階級制覇を狙うアルバレスは「階級を上げる一戦は自分にとって新たな挑戦になる。フィールディングは背が高く、パワーもあるように見えるが、リスク覚悟で挑む。勝つこと、王座を奪うことが目標になる」と意気込んだ。

ミドル級が主戦場であることも強調し「自分の階級は160ポンド(ミドル級)だ。ミドル級で防衛戦にも臨む可能性はある。ただ3階級制覇で歴史を作りたい」とキッパリ。初めて格闘技の殿堂となるMSGのリングに立つこともあり「今後も何回も、ここで試合がしたい」と意気込んだ。

また動画配信サービスDAZNと、11試合で3億6500万ドル(約401億5000万円円)という大型契約を結んだことも合わせて発表された。これまでアルバレスは、ゲンナジー・ゴロフキン(36=カザフスタン)との2度目の対決まで大手ケーブル局となるHBOと契約していたものの、HB0のボクシング中継撤退を受けて放送局との契約交渉も注目を集めていた。

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村田諒太21日V2戦は五輪メダリスト5人の大トリ

ミット打ちを行う村田(C)TEIKEN

【ラスベガス(米ネバダ州)16日(日本時間17日)=阿部健吾】ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、メダリストの共演で輝きを放つ。指名挑戦者に同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦は20日(日本時間21日)にゴングを待つ。この日はラスベガス市内の元3階級王者ホルヘ・リナレスのジムで2日連続の練習。同門の助けを借り「減量は予定通り。早く落ち過ぎないように注意するほどで、1日あればリミットに落とせる」と順調な最終調整を進めた。

ボクシングの聖地の中心部には、村田の試合が大画面の電光掲示板で告知されている。会場のパーク・シアターは新設会場で、レディー・ガガのコンサートなども行われる豪華な劇場だが、20日の興行も華々しい顔ぶれとなる。集うのはオリンピック(五輪)のメダリスト。12年ロンドン大会決勝で村田に敗れたファルカオ、フライ級銅メダルのコンラン、16年リオ大会からはライトウエルター級金メダルのガイブナザロフ、バンタム級銅メダルのニキーチンの出場が発表されている。

その中でメインを張る日本の至宝。「これからいろいろ行事が入ってくることで気持ちもより高まるかもしれませんが、いろいろな意味で頑張りたいと思います」と決意を新たにした。

村田のV2戦を告知するパーク・シアターの電光掲示板(撮影・阿部健吾)

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亀田和毅「生中継で見て」3兄弟2階級Vギネス狙う

会見を開いた、左から亀田京之介、興毅、和毅(撮影・村上幸将)

WBC世界スーパーバンタム級2位亀田和毅(27=協栄)がバンタム級に続く2階級制覇達成で、3度目のギネス登録を狙う。

来月12日、東京・後楽園ホールで臨む同級1位アビゲイル・メディナ(30=スペイン)との同暫定王座決定戦がAbema TVで生中継されることが17日、発表された。過去に長兄興毅、次兄大毅とともに「3兄弟世界王者」と「3兄弟同時世界王者」のギネス記録を保持する和毅。次は「3兄弟世界2階級制覇」の申請に備え、既に陣営も準備に入っている。和毅は「必ず2階級制覇する。生中継で多くの人に見てもらえてうれしいな」と歓迎していた。

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村田諒太、対戦相手のブラント「小さい」減量も順調

公開練習で体を動かす村田

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が17日(日本時間18日)、2度目の防衛戦の開催地となる米ラスベガス市内のトップ・ランクジムで公開練習を行った。

入れ替わりで先に練習していた対戦相手の同級3位ロブ・ブラント(米国)とは一瞬だけ目を合わせた。「僕よりもサイズは小さい。まあ、往々にしてプロフィルよりも小さいですから。肩幅もないかな」と印象を口にした。アマチュア出身の技巧派になるが、「技術的にまとまった選手。指名挑戦者なので、その選手に勝つことに意味があると思う」と海外メディアのインタビューで述べた。

前日までの2日間は、同門の3階級制覇王者ホルヘ・リナレスがオープンしたラスベガス市内のジムで練習を積んだ。「優しくて。暖房で(ジム内を)暖めてくれていたり。男でもほれる、気の利く男ですね」と感謝。減量も順調で、「明日計量でも大丈夫ですね」と自信の表情をみせていた。

公開練習で女性レポーターの質問に答える村田
公開練習を先に終えたブラント(右)と一瞬だけ目を合わせた村田(左)
ブラント(右)はムスタファ・トレーナーと勝利を誓った

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村田諒太と対戦ブラント「どこかで一発」判定も視野

ブラント(右)はムスタファ・トレーナーと勝利を誓った

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)の2度目の防衛戦の相手となる指名挑戦者で同級3位ロブ・ブラント(27=米国)が17日(日本時間18日)、開催地の米ラスベガス市内のトップ・ランクジムで公開練習を行った。

本拠地にしていたテキサス州から、2カ月前にラスベガスに移動して10月20日(同21日)の初の世界戦に備えてきた新鋭は、「世界王者になるのは夢。村田はグレートな右を持っているが、自分もベストを出して頑張りたい」と目を輝かせた。

アマチュア出身の技巧派で、優れたフットワークとハンドスピードが武器。試合の展望については「判定までいって勝ちたいけど、どこかで一発で驚かせたい。12回動ける自信はある」と判定勝利まで見据えた。

4カ月前からは元WBA世界ライトヘビー級世界王者のエディ・ムスタファ・ムハマド氏(66)に師事し、世界王者を輩出している手腕のもとで対策を練ってきた。同氏は村田がデビュー前後にラスベガス合宿をしていた際に練習を見たことがあり、「どんな事をやってきても準備はできている。土曜日にお見せする」と不敵な笑みを浮かべた。

公開練習で体を動かす村田

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村田は万全、ラスベガス電光板にも「MURATA」

村田のV2戦を告知するパーク・シアターの電光掲示板(撮影・阿部健吾)

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、米ラスベガスの中心地に現れた。20日(日本時間21日)に同地で行われる同級3位ロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦のために13日から現地入りしているが、いち早くお披露目されているのが、通称ストリップ通りの交差点に設けられた巨大な電光掲示板。開催週に入り、「MURATA」の名前と写真で通行人の耳目を引いている。

会場となるパーク・シアターは再開発された最新スポットに建ち、こちらも会場外の電光掲示板で試合の宣言がされている。村田の試合後には、クリントン夫妻のトークショーや、レディー・ガガ、エアロスミスのライブも控えるカジノ直結の劇場になる。

村田は16日(同17日)、ラスベガス市内の元3階級王者ホルヘ・リナレスのジムで2日連続の練習。同門の助けを借り、「減量は予定通り。早く落ち過ぎないように注意するほどで、1日あればリミットに落とせる」と順調な最終調整を進めた。

村田のV2戦を告知するラスベガス中心地の電光掲示板(撮影・阿部健吾)
ミット打ちを行う村田(C)TEIKEN

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リック吉村のジムがプロ加盟「いつか世界王者を」

プロ加盟したリック吉村ことフレデリック・ロバーツ会長

ボクシングのリック吉村ことフレデリック・ロバーツ会長(53)のリングサイド・フットネスジムがプロ加盟した。17日の都内での東日本協会理事会で承認された。日本王座最多22度防衛記録を持つ世界挑戦経験者。11年から東京・福生市でアマジムとして活動していたが、世界王者育成の夢へ踏み出した。

会長は故郷米ニューヨークで12歳からボクシングを始めた。米軍に入隊して青森・三沢基地勤務となり、八戸帝拳ジムに入門。87年に日本デビューし、90年に日本スーパーライト級王者となった。2度防衛して陥落後、92年に東京の横田基地に転勤で石川ジムに移籍した。

階級をライト級に上げて、2階級制覇を達成する。初防衛失敗にケガでブランクを作ったが、95年には王座へ返り咲いた。5年10カ月にわたって王座を守り、全階級を通じて今も最多となる22度防衛に成功した。

01年にはWBA同級王者だった畑山隆則に、待望の世界初挑戦が実現した。得意のジャブを突くアウトボクシングで接戦を演じたが、採点は三者三様で引き分けた。9回にホールディングで減点され、これがなければ2-1で王座奪取だった。

その後2度敗戦して03年に引退した。08年には米軍を退職し、11年から横田基地に近い福生市の自宅ガレージでアマジムをスタートさせた。13年にビルを借りて現在のジムで再出発。今年クラウドファンディングで、目標を100万円上回る400万円の支援金が集まった。この資金を元に念願のプロ化を実現した。

「プロのジムになれて本当にうれしい。いつか世界王者を育てたいと思っていた。やっぱりジャブが大切。ジャブを第一に教えている」と話す。練習生は現在約70人いて、プロを目指す選手は15人程度いるという。12月には初めてプロテストを受験し、合格すれば来年2月にデビュー戦を予定している。

最近は5歳の娘さんも「ちょっとだけボクシングしている」と目を細めた。自分と畑山の教え子が対戦し、今度こそ勝利の夢も持っている。

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亀田和毅アベマ生中継で2階級制覇しギネス3冠狙う

会見を開いた、左から亀田京之介、興毅、和毅(撮影・村上幸将)

ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級2位の亀田和毅(27=協栄)が、11月12日に東京・後楽園ホールで2階級制覇をかけて1位のアビゲイル・メディナ(30=ドミニカ共和国)と対戦するWBC世界同級暫定王座決定戦が、インターネットテレビ局AbemaTVで同日午後5時から独占生中継されることが17日、同局から発表された。

和毅と兄の興毅氏(31)はニッカンスポーツコムの単独取材に応じ、3階級制覇を達成した興毅氏、2階級制覇の大毅氏に続き、和毅が3兄弟での2階級制覇を達成した暁には、亀田家として3つ目のギネス世界記録を申請することに、強い意欲を見せた。

和毅は、王者レイ・バルガス(27=メキシコ)が肩の故障で手術するため、WBCが暫定王座戦を指令したことで決まった3年ぶりの世界戦が、AbemaTVで生中継されることを喜んだ。「今はネットでも見られる時代で、AbemaTVも視聴者はメチャ見てる。今回(AbemaTVが手がける生中継の)初の世界戦が俺の試合。うれしいし、良い試合をして視聴者に喜んでもらえたらいいと思います」と笑みを浮かべた。5月5日に開催された興毅氏の引退試合の前座で、ダニエル・ノリエガ(メキシコ)に判定勝ちした世界前哨戦もAbemaTVで生中継されたが「前回は、お兄ちゃんのアンダーカード。今回はメインを張れるんでうれしい。俺のチャンピオンになる姿をみんなに見て欲しい」と闘志を燃やした。

すると、隣にいた興毅氏が「今回も、ギネス記録や。3個目、いきますか? 認められたらいいですよね。ギネス3冠や!!」と切り出した。亀田家は、和毅が13年8月1日に興毅氏、次兄の大毅氏に続き、WBO世界バンタム級王座を獲得して世界王者になった際「世界ボクシングタイトルを獲得したもっとも多い兄弟」としてギネス世界記録に認定された。さらに同年9月には、大毅氏がIBF世界スーパーフライ級王座決定戦に勝ち、WBOバンタム王者の和毅、当時WBA同級王者だった興毅氏とともに世界王者となり「メジャー・ボクシング・タイトルを同時に獲得している最も多くの兄弟」として、2カ月連続でギネス世界記録に認定された。

和毅は、興毅氏の言葉を聞き「まだまだ、いくから」とギネス3冠達成に向け、気合を入れた。【村上幸将】

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村田がリナレスの個人ジムで調整「減量は予定通り」

ミット打ちを行う村田 (C) TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が16日(日本時間17日)、20日(同21日)に2度目の防衛戦を行う米ラスベガスで、2度目のジムワークを終えた。

同級3位ロブ・ブラント(米国)戦を控えて13日に現地入りして4日目。朝に宿泊ホテル近くの公園でロードワークを行い、夕方からは前日同様にラスベガス市内で、帝拳ジムの同門の元3階級制覇王者ホルヘ・リナレス(帝拳/ベネズエラ)のプライベート・ジムにて練習した。「ロードワークは今朝で終了とし、明日から同じ時間に散歩をするつもりです。今日も暖房の入ったジムで身体を動かし、汗もしっかりとかくことが出来ましたが減量は予定通りです、早く落ち過ぎないように注意するほどで、1日あればリミットに落とすことが出来そうです」と順調な調整をアピールした。

ミット打ちを行う村田 (C) TEIKEN
ロードワークを行う村田 (C) TEIKEN

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村田うれしい驚き、リナレスがプライベートジム提供

村田(左)は試合のポスターの前でリナレスに健闘を誓う(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が、3階級制覇王者からV2戦への“好アシスト”を受けた。15日(日本時間16日)、同級3位ロブ・ブラント(米国)戦へ、現地で初練習。夕方に訪れたのは、帝拳ジムの同門で同地に住居があるホルヘ・リナレスのプライベートジム。新装したばかりの建物に足を踏み入れると、うれしい驚きが待っていた。

「できたばかりとあって初めてジムに来ましたが、きれいで良いジムというだけでなく、暖房を入れて湿度も高くしておいてくれました」。湿度が低いため汗をかきにくいラスベガスを熟知するリナレスが、練習開始1時間前からジム内の暖房を入れ、湿度も高くキープしてくれていた。17歳でベネズエラから来日し、日本の心をよく知る仲間の“おもてなし”に、「汗もしっかりとかけてとても助かりました」と感謝した。

ボクシングの聖地ラスベガスでは過去に2度の試合経験がある。合宿も度々張ってきたが、「他のラスベガスにあるジムで練習する時は空いている時間だったり、他の選手と重なったりしないようになどいろいろ遠慮する時もある」という。今回はその必要がない、最高の支援態勢が整った。ビッグマッチにつなげるためにも、内容が求められる一戦。「このサポートにぜひ結果で返したいと思いました」と気持ちを高めた。

村田(左)はストレッチしながらリナレスと談笑(C)TEIKEN

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村田諒太、ラスベガスでのサポートに「結果で返す」

村田(左)は試合のポスターの前でリナレスに健闘を誓う(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が15日(日本時間16日)、2度目の防衛戦を戦う米ラスベガスで、“おもてなし”を受けた。同級3位ロブ・ブラント(米国)と相まみえるV2戦へ、この日が現地での初練習。夕方に訪れたのは、帝拳ジムの同門で元3階級制覇王者のホルヘ・リナレス(ベネズエラ)のプライベート・ジムだった。そこでうれしい気遣いを受けた。「まだ出来たばかりとあって初めてジムに来ましたが、きれいで良いジムというだけでなく、暖房を入れて湿度も高くしておいてくれました」。

湿度が低いため汗をかきにくいラスベガスを熟知するリナレスが、村田が練習を開始する1時間前からジム内の暖房を入れ、湿度も高くキープしてくれていた。これには「ラスベガスは汗が出にくいのが心配でしたが、汗もしっかりとかけてとても助かりました」と感謝。「他のラスベガスに在るジムで練習する時は開いている時間だったり、他の選手と重なったりしないようになどいろいろ遠慮する時もありますが今回は非常に有り難いです。このサポートに是非結果で返したいと思いました」と誓った。

村田(右)はストレッチしながらリナレスと談笑(C)TEIKEN

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村田諒太、V2戦前に単身合宿した思い出の地再訪

「レッド・ロック」を背景にする村田(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が14日(日本時間15日)、20日に迎える同級3位ロブ・ブラント(米国)とのV2戦開催地の米ラスベガスで、思い出の地を再訪した。

前日13日に現地入り。この日は減量が順調なため、朝はホテル近くの公園でロードワーク、夕方は散歩のみで過ごした。合間の時間で、近郊にある「レッド・ロック・キャニオン」へ。単身合宿などで走った道を眺め「改めてコースを見直すと、このような厳しい山道をよく走っていたな、と思います(笑い)」と感慨にふけった。

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伊藤雅雪、年末濃厚V1戦備え「競輪トレ」打ち上げ

静岡合宿を打ち上げた伊藤(中央)。左は吉田トレーナー、右は練習パートナーの久保氏

ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が15日、年末に国内開催濃厚の初防衛戦に備えた「競輪トレ」を打ち上げた。13日から静岡・清水区で肉体強化の合宿に入り、フィジカル面を指導する吉田達矢トレーナーのもと、低圧低酸素ルームで自転車をこぐなどの練習メニューを消化。伊藤は「動きがぶれなくなっている」と手応えを口にした。

競輪選手をはじめ、サッカーJ1清水の金子翔太、村田和哉らのフィジカル面も指導する同トレーナーは「競輪選手とボクサーの練習は似ている。体重を増やさずに最後まで出し切る力が必要。良い数字が出てくるようになった」と太鼓判を押した。今月下旬からスパーリングを開始予定。来月10日に渡米し、約1カ月間のロス合宿で最終調整する伊藤は「次戦が大事。アピールして良い新年を迎えたい」と意欲的だった。

低圧低酸素ルームで自転車トレに取り組む伊藤雅雪

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王者伊藤雅雪、好相性の静岡で肉体強化合宿打ち上げ

下半身強化の静岡合宿を打ち上げた伊藤(中央)。左は吉田トレーナー、右は練習パートナーの久保氏

年末に予定される初防衛戦に備え、ボクシングWBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪(27=伴流)が15日、静岡・清水区での肉体強化合宿を打ち上げた。

約5年前からフィジカル面の指導を受けている吉田達矢トレーナーのもと、13日から合宿開始。午前中は三保海岸でのロードワークや日本平の坂道を利用したダッシュ系のメニューで下半身を強化。午後には同区にある同トレーナー経営のフィジカルトレーニング施設に移動し、低圧低酸素ルームに入って自転車トレなどに取り組み、高圧高酸素ルームで疲労回復しながら調整してきた。

元プロボクサーで練習パートナーの久保宗義氏らと練習チームを組み、3日間の強化合宿に取り組んできた伊藤は「1人ではなく、チームで動いて楽しみながら練習するのもいいんですよ。今回の合宿は結構、疲れましたが、世界挑戦前もここで練習して結果が良かった。同じ流れでできて良かった」と口にした。

7月は米キシミーで開催された同王座決定戦で世界ベルトを手にしたため、初防衛戦は指名試合になることが既定路線。年末の初防衛戦は国内開催が濃厚となっており「次戦が大事になる。アピールして新年を迎えたいですね」と声を弾ませた。世界王座奪取後、ナイキ社からの物品提供も始まり「うれしいですね」と素直に喜ぶ伊藤は、今月下旬からスパーリングを開始する予定。来月10日には渡米し、約1カ月間のロサンゼルス合宿でスパーリングを本格化させる見通しだ。

低圧低酸素ルームで自転車トレに取り組む伊藤雅雪

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村田諒太「懐かしい」ラスベガスで思い出の地を再訪

「レッド・ロック」を背景にする村田(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が14日(日本時間15日)、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦(10月20日)開催地の米ラスベガスで、思い出の地を再訪した。前日13日に日本から現地入り。この日は通常休みとしている日曜だったこと、減量が順調な事を鑑みて、朝はホテル近くの公園でロードワーク、夕方は散歩のみで過ごした。

できた時間で向かったのは、まだ世界王者となる前に、単身ラスベガスで合宿生活を送っていた時期に駆けた、ラスベガス近郊にある「レッド・ロック・キャニオン」。車で上るのもきつい険しい坂を目の当たりにし、「当時のトレーニングキャンプをとても懐かしく感じましたが、こうして改めてコースを見直すと、このような厳しい山道をよく走っていたな、と思います(笑い)。また明日も頑張ります」と感慨にふけった。

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村田諒太ラスベガス到着、減量調整も「予定通りに」

ラスベガスに到着した村田(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が13日(日本時間14日)、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦(10月20日)開催地の米ラスベガスに到着した。

機内で長時間座っていたため、さっそく近隣のゴルフ場周辺を軽めに30分ほど走って調整。「体重も量りましたが、予定通りに落ちています。ここからコンディションを整えて、20日はしっかりと勝って世界にアピールできる試合にしたいと思います」と誓った。

13日、出発前に落ち着いた表情を見せる村田

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王者テテ判定V3で4強も敗者粘りに敬意 WBSS

<ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦:WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇13日(日本時間14日)◇ロシア・エカテリンブルク

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が判定勝ちで準決勝進出を決めた。挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)とのWBSS1回戦。1回にダウンを奪った後、自らの長身を生かし、長い距離からリズムよく強烈なパンチを放った。五輪メダリストでアマ経験豊富な相手の技術的な動きを見極めながら的確なパンチをヒットさせた。

終盤の10回にテテ、11回にはアロイアンにもホールディングの減点1があった。ジャッジ3人の採点はテテが3-0(114-111、114-111、114-110)で支持された。

3度目の防衛に成功したテテは「良いファイトだった。私と12回まで戦ったアロイヤンはベストの選手の1人だと証明した。頭のいい選手。彼が来年以降、世界王者になると信じている」と敬意を表した。準決勝は11月3日に予定されているWBAスーパー同級王者ライアン・バーネット(英国)-元5階級制覇王者ニノト・ドネア(フィリピン)の勝者となる。テテは「いつもバーネットと試合したいと思っている。彼がドネアを倒すだろうと信じているよ」と口にした。

なお別ブロックではWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決め、20日に予定されるIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の勝者と対戦することになっている。

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村田諒太「世界にアピール」決戦の地ラスベガス到着

ラスベガスに到着した村田(C)TEIKEN

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が13日(日本時間14日)、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦(10月20日)開催地の米ラスベガスに到着した。

機内で長時間座っていたため、体を動かす目的で、さっそく近隣のゴルフ場周辺を軽めに30分ほど走って調整を積んだ。過去に2度試合経験があり、合宿などでも度々訪れているボクシングのメッカ。勝手知ったる行動で現地での最終準備に入った。

「体重も計りましたが、予定通りに落ちています。ここから体重調整を中心にコンディションを整えて、20日はしっかりと勝って世界にアピールできる試合にしたいと思います」と誓った。

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村田諒太 未来志向でV2へ「俯瞰して見ている」

出発前に落ち着いた表情の村田

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が「未来志向」でV2を成す。同級3位ロブ・ブラント(米国)との2度目の防衛戦(20日)へ、13日に成田空港から開催地の米国ラスベガスへ出発した。過去2度の試合経験もある同地。王者としての渡米、心境の違いには、「ベルトのスペース作りが…。パッキングが大変で」と軽妙に返した。

泰然と余裕なのは、「いまも未来から見たら、たいしたことがない。俯瞰(ふかん)して見ている感じ」と心理を明かした。内容が求められる本場での防衛戦。相手が指名挑戦者という環境は常人ならば緊張感もあろうが、その「捉え方」に村田らしさが透けた。

米国では20日、ミドル級でもう1つのタイトル戦が行われる。ドーピング違反でサンダース(英国)が返上したWBO王座を、アンドラーデ(米国)とカウトンドクワ(ナミビア)が争う。このほど王座決定戦へ昇格され、米メディアには自身の試合内容と比較される状況だが、「大丈夫です」。この返答も気負いなく、平静さを感じさせた。

メンタルの強さ。報道陣に放った最後の一言も、それを感じさせるに十分だった。「すいません、羽田空港が良かったですね。近くて。あ、でも僕が謝ることじゃないか」。【阿部健吾】

空港内を悠然と歩く村田

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王者テテ判定勝ちで準決勝進出 WBSSバンタム級

<ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)1回戦:WBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦>◇13日(日本時間14日)◇ロシア・エカテリンブルク

王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)が判定勝ちで準決勝進出を決めた。挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)とのWBSS1回戦。1回にダウンを奪った後、自らの長身を生かし、長い距離からリズムよく強烈なパンチを放った。五輪メダリストでアマ経験豊富な相手の技術的な動きを見極めながら的確なパンチをヒットさせた。

終盤の10回にテテ、11回にはアロイアンにもホールディングの減点1があった。ジャッジ3人の採点はテテが3-0(114-111、114-111、114-110)で支持された。

3度目の防衛に成功したテテは「良いファイトだった。私と12回まで戦ったアロイヤンはベストの選手の1人だと証明した。頭のいい選手。彼が来年以降、世界王者になると信じている」と敬意を表した。準決勝は11月3日に予定されているWBAスーパー同級王者ライアン・バーネット(英国)-元5階級制覇王者ニノト・ドネア(フィリピン)の勝者となる。テテは「いつもバーネットと試合したいと思っている。彼がドネアを倒すだろうと信じているよ」と口にした。

なお別ブロックではWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決め、20日に予定されるIBF世界同級王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)-同級1位ジェイソン・マロニー(オーストラリア)の勝者と対戦することになっている。

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経験値豊富の村田V2戦へ「パッキング大変」米出発

出発前に落ち着いた表情を見せる村田

ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32=帝拳)が13日、同級3位ロブ・ブラント(米国)を迎える2度目の防衛戦のため、開催地の米国ラスベガスへ向かう成田空港で取材に応じた。

同地では過去2戦しており、合宿などでも多く訪れる土地。今回は王者という肩書を持って乗り込むが、「パッキングが大変でした。ベルトのスペース作りが」とリラックスした様子で切り出し、「(気持ち的には)そんなに差はないですね」と泰然とした。

現地は勝手知ったる場所で、「(食事も)気にするタイプじゃない。日本食レストランも知っているので。アゼルバイジャンでマトンばかりというのはさすがに、でしたが」とアマチュア歴も含めて、その経験値の多さを物語る。減量も残り2・5キロで、「機内でも水分をしっかり取りたい」と搭乗ゲートに向かった。

空港内を悠然と歩く村田

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王座陥落の岩佐亮佑「肩の荷は下りた」現役続行表明

岩佐亮佑

前IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(28=セレス)が、12日に千葉・柏のセレスジムで現役続行を表明した。8月のV2戦でドヘニー(アイルランド)に負けて陥落。「8割方引退のつもり」も周囲の勧めに「肩の荷は下りた。大好きなボクシングをのびのびやろう」と9月に再起を決断した。

昨年の世界王座獲得で後援者からフェラーリを贈られた。けじめと覚悟を示すために返却も「次はランボルギーニ」とおねだり。雪辱を目標に、再起戦で挑戦者決定戦浮上に「まだ運がある。全力疾走する」と決意を口にした。

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井上浩樹右肘痛め練習不足も12連勝「ホッとした」

井上浩樹

<ボクシング:チャンピオンカーニバル日本王座挑戦者決定戦スーパーライト級8回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーライト級1位井上浩樹(25=大橋)が12連勝で生き残った。

チャンピオンカーニバル挑戦者決定戦が12日に東京・後楽園ホールであり、同級2位スミス(平仲BS)に判定勝ちした。世界王者井上尚弥のいとこ。井上家3人目の王者へ王手も、右肘と左足裏を痛めてろくに練習していなかった。リングを下りる時から涙が止まらず「プロとして失格。生き残れてホッとした」。12月に王者細川(角海老宝石)がV2戦で、勝者に来春挑戦予定。大橋会長は「棄権も考えたぐらいだから100点」と話した。

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清水聡12・3V4戦は同門井上意識?「1回KO」

V4戦が決まった東洋太平洋フェザー級王者清水は8連続KOを狙う

東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(32=大橋)が12月3日、東京・後楽園ホールで4度目の防衛戦に臨むことが12日、発表された。16勝(10KO)の同級5位上原拓哉(22=アポロ)の挑戦を受ける。

同日に横浜市の所属ジムで会見した清水は、7日に同門のWBA世界バンタム級王者井上尚弥が70秒KO勝ちしたことに触れ「1回KO(を狙う)と言っちゃおうかな。ボクもいい勝ち方をして来年の世界戦につなげたい」と、無傷の8戦連続KO勝利に向けて意欲的だった。

4度目の防衛戦に向けて気合を入れる東洋太平洋フェザー級王者清水(中央)。右は大橋会長、左は松本トレーナー

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3階級制覇田中恒成V1戦は来春濃厚、地元岐阜候補

岐阜県の古田肇知事(左)に表彰された田中恒成(撮影・加藤裕一)

WBO世界フライ級王座奪取で世界最速タイ12戦目の世界3階級制覇を達成した田中恒成(23=畑中)の初防衛戦は来春が濃厚になった。

12日、故郷の岐阜県庁に古田肇知事を表敬訪問し、同行した畑中清詞会長が明かしたもの。開催地の候補に岐阜も挙がっている。1、2度の防衛を経て、来年中にスーパーフライ級で4階級制覇に挑む可能性が高い。田中は7日のWBA世界バンタム級王者井上尚弥の70秒KOを見て、大いに刺激を受けたといい「もっと強くなりたい」と話していた。

岐阜県の古田肇知事(左)に表彰された田中恒成。右は畑中ジムの畑中清詞会長(撮影・加藤裕一)

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井上尚弥と別ブロックのテテ豪語「王座手放さない」

WBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が準決勝進出を決めたワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)の別ブロック1回戦となるWBO世界同級タイトルマッチは13日(日本時間14日早朝)、ロシア・エカテリンブルクで開催される。

12日には同地で前日計量が開かれ、王者ゾラニ・テテ(30=南アフリカ)はリミット(53・5キロ)よりも700グラム軽い52・8キロでパス、挑戦者となる同級6位ミーシャ・アロイヤン(30=ロシア)も300グラム少ない53・2キロでクリアした。両者は軽く抱き合った後、10秒ほどにらみ合いを展開。最後はグータッチして健闘を誓い合った。

14年7月に来日したテテは神戸で帝里木下(千里馬神戸)とのIBF世界スーパーフライ級王座決定戦に勝利。英国を中心に防衛戦を重ねており、敵地のロシアであっても余裕の笑み。「王座を手放すことは決してない。常にタイトル保持だよ」と豪語する。

アロイアンはアマチュア時代、世界選手権優勝、ロンドン五輪胴メダルでなど経験豊富だが、王者は「確かに彼はアマ経験豊富だろうが、背が高く厄介な、動きの滑らかなサウスポーに直面することになるだろう」と風格さえ漂わせた。

一方のアロイヤンは「プロ5戦目だが、アマチュアでたくさんの経験をしてきた。WBSSの戦いは大きなチャンス。トロフィーをつかむことが私のゴール」と口にしていた。

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井上尚弥いとこ浩樹が涙12連勝「ホッとしている」

井上浩樹(2018年3月26日撮影)

<ボクシング:チャンピオンカーニバル日本王座挑戦者決定戦スーパーライト級8回戦>◇12日◇東京・後楽園ホール

日本スーパーライト級1位井上浩樹(25=大橋)が、デビュー12連勝で生き残った。同級2位マーカス・スミス(33=平仲BS)と無敗のサウスポー対決。7回にダウンを奪い、3-0の判定勝ちを収めた。

12月1日に王者細川バレンタイン(37=角海老宝石)が、V2戦で同級10位稲垣孝(33=フラッシュ赤羽)と対戦する。井上は来春にその勝者への挑戦権を得た。世界王者井上尚弥のいとこで、拓真に続く井上家3人目の王者へ王手をかけた。

試合が判定に持ち込まれると、場内からため息が漏れた。井上は6回に左ストレートでダウンを奪った。そこから詰め切れずに2度目の判定勝利に終わった。リングを下りる時から涙が止まらなかった。今年に入って右肘けんしょう炎となり、前回の試合前はスパーリングができなかった。今回も3回だけ。さらに右足裏の筋膜炎で走り込みもできなかった。

「足を使ってポイントを取るしかない」という作戦だったが、初回にガードを固めながらもスミスの強打を浴びた。「ブロックしただけで肘が痛かった」という。リング上では「原因は分かっている」と言ったが、控室では「言い訳にはしたくないが、プロとして失格。なんとか生き残れてホッとしている」と話した。

大橋会長は「棄権も考えたぐらい厳しい状況だった。おれならやらない。スタミナがもたないと思った。それがダウンをとって勝った。100点満点」と話した。初のタイトル挑戦へ、まずはケガの完治が最優先となる。

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3階級制覇の田中恒成、尚弥70秒KOで闘争心に火

WBO世界フライ級王座奪取で世界最速タイの3階級制覇を達成し、岐阜県の古田肇知事(左)に表彰された田中恒成。右は畑中ジムの畑中清詞会長(撮影・加藤裕一)

WBO世界フライ級王座奪取で世界最速タイ12戦目の世界3階級制覇を達成した田中恒成(23=畑中)が12日、故郷の岐阜県庁を訪問し、古田肇知事に報告した。田中は同知事から「岐阜の誇り」として「清流の国ぎふ栄誉賞」を受けた。表彰状は紙でなく「清流の国」らしくヒノキ製。「いいにおいがします。本当にすごくうれしいんですけど」と特別感いっぱいの品に感動した。

前王者木村翔に挑んだ同級タイトルマッチは9月24日に行われた。プロ12戦目で最も激しい打ち合いを演じたとあって、休養を優先、まだ練習を再開していない。しかし、今月7日に親交のあるWBA世界バンタム級王者井上尚弥が衝撃的な“70秒KO”をしたことで、闘争心に火がついたようだ。

「あんな、とんでもない試合を見せられたら…。レベルが違うので、どうこう言える感じじゃないですが、刺激は刺激です。僕はもっと強くなりたいですから」。当面はフライ級の防衛戦に専念する予定だが、近い将来には階級をスーパーフライ級に上げ、世界4階級制覇を狙う。最終目標は世界5階級だが「絶対にやります」とあらためて宣言した。

WBO世界フライ級王座奪取で世界最速タイの3階級制覇を達成し、岐阜県の古田肇知事(左)に表彰された田中恒成(撮影・加藤裕一)

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清水聡12・3にV4戦「狙う」尚弥70秒KO刺激

12月3日に4度目の防衛戦が決まった東洋太平洋フェザー級王者清水(中央)。右は大橋会長、左は松本トレーナー

12年ロンドン五輪ボクシング男子バンタム級銅メダリストの東洋太平洋フェザー級王者清水聡(32=大橋)が12月3日、東京・後楽園ホールで4度目の防衛戦に臨むことが12日、発表された。7勝(7KO)の清水が、16勝(10KO)の同級5位上原拓哉(22=アポロ)の挑戦を受ける全勝対決となる。

同日に横浜市の所属ジムで会見に臨んだ清水は、7日のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ1回戦で、同門のWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が70秒KO勝ちを収めたことを挙げ「格好良すぎて反則ですね。素晴らしい試合をしてくれて大橋ジムの勢いがついた。ボクもいい勝ち方をして次の世界戦につながるような試合をしたい」と意気込んだ。

7連続KOを継続中で、期待されるのはもちろんKO劇となる。ロンドン五輪で対戦した現WBO世界スーパーバンタム級王者アイザック・ドクボエ(ガーナ)も8月の大竹秀典戦で1回KO勝ちを飾っていることも刺激になっている。清水は「1回KO(を狙う)と言っちゃおうかな…」と苦笑いしながらも「どこかでKOを狙いたいと思います」と意識を高めた。

WBC5位、IBF4位と世界ランキング入りしている清水について、師匠の大橋秀行会長は「デビュー時と比べ、今は試合を重ねるごとに、ぐんぐん良くなっている。来年は世界戦になると思うので、絶対勝てる状態したい」と期待を寄せていた。

12月3日、東京・後楽園ホールでV4戦が決まった東洋太平洋フェザー級王者清水は8連続KOを狙う

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